安倍・自民党の放送局への聴取が波紋 !
野党の主張:「番組への政権党の干渉は違法」 !
安倍政権「海外メディア」にも圧力 !
安倍自民党が、テレビ局に“圧力文書”
T 政権党による番組チェックが報道機関を萎縮させる !
(headlines.yahoo.co.jp: 時事通信 4月15日より抜粋・転載)
☆政権党による番組チェックが報道機関を萎縮させ、言論の自由を侵す !
自民党が、テレビ朝日とNHKの番組内容を聴取するため、17日の党の会議にそれぞれの幹部を呼ぶことが波紋を広げている。
政権党による番組チェックが報道機関を萎縮させ、言論の自由を侵しかねないためだ。
野党内には「個別番組への干渉は、(番組編成の自由を保障する)放送法に違反する大問題」(民主党中堅)との声もある。
☆安倍自民党は、古賀氏が安倍官邸からのバッシングを受けてきた
発言への放送局の考えを聴取 !
放送局幹部から聴取するのは、自民党情報通信戦略調査会(会長・川崎二郎元厚生労働相)。
先月27日、テレビ朝日の「報道ステーション」に出演した元経済産業官僚の古賀茂明氏が、「菅義偉官房長官らからバッシングを受けてきた」と、自らの番組降板の背景として、官邸の圧力を示唆したことを問題視した。
古賀氏は、政権批判を繰り返しており、調査会関係者は「テレビ朝日としてどう考えているのか確認する必要がある」と話す。
☆共産党:「腹の底がよこしまだ。意図が透けて見える」と批判 !
月17日は、NHK幹部からも、報道番組「クローズアップ現代」の、やらせ疑惑について、説明を受ける。
自民党の動きの背景には、独立した立場で放送内容を審査する放送倫理・番組向上機構(BPO)が機能していないとの不満がある。
菅官房長官は、今回の聴取を「報道に圧力をかける趣旨ではない」と強調している。
ただ、自民党は昨年の衆院選前、在京各局に選挙期間中の公平性確保を文書で求め、テレビ朝日には別途、放送された内容を踏まえて「公平中立な番組作成」を文書で要求している。
民主党の枝野幸男幹事長は、4月15日の記者会見で、「報道内容に関して(放送局関係者を)呼ぶのは、抑制的であるべきだ」と強調した。
共産党の穀田恵二国対委員長は、会見で「腹の底がよこしまだ。意図が透けて見える」と批判した。
U 安倍政権「海外メディア」にも圧力 !
ドイツ紙記者が怒りの暴露 ! 政権批判自粛強要に、
(www.nikkan-gendai.com:2015年4月14日より抜粋・転載)
☆安倍政権による“圧力”が海外メディアにまで及んでいる、異常さ !
もはや、常軌を逸している。安倍政権による“圧力”が海外メディアにまで及んでいることがわかった。外国人ジャーナリストは、安倍政権のやり方にカンカンになっている。
つい最近までドイツの高級紙「フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング」で東京特派員を務めていたカールステン・ガーミス氏が、圧力の実態を明らかにしている。
ガーミス氏が暴露したのは、外国人特派員協会が発行する機関紙「ナンバー1新聞」4月号。日本での5年間の取材をふり返る形で、安倍政権の暴走を詳細に伝えている。内容は“国際問題”にも発展しかねないトンデモないものだ。
☆安倍政権になってから、海外メディアとの関係は悪化 !
「ナンバー1新聞」の記事によると、安倍政権になってから、海外メディアとの関係は悪化した。
エネルギー政策やアベノミクスの危険性について取材しようとしても、政権サイドはまともに対応しようとせず、日々、対立は深刻化しているという。
批判記事を書こうものなら、外務省を使って、本国の本社に直接“圧力”をかけるという行動にも出ている。
ガーミス氏が安倍政権の歴史修正主義について、批判的な記事を書いた時のことだ。在フランクフルトの日本総領事が、ドイツにある編集部に乗り込んできて猛抗議したという。
対応した編集者に向かって「(あの男は)金が絡んでいると疑わざるを得ない」と信じられない暴言を吐いた上、安倍批判の記事を書くのは、中国へのビザ申請を承認してもらうためではないか、と妄想としか思われない見解を示したという。
ガーミス氏は「私が?北京のために金で雇われたスパイ? 私は中国へ行ったこともないし、ビザ申請をしたこともない」と真っ向から否定。「私と、編集者と、本紙全体に対する侮辱だ」と激高している。
☆外務省によるメディアへの“攻撃”は、昨年からより一層激しくなった !
外務省による“攻撃”は、昨年からより一層激しくなり、
ガーミス氏は、記事を書くたびに呼び出しを受けたという。
☆安倍政権のあまりの下劣なやり方に、ドイツ国民は腰を抜かす !
元外交官の天木直人氏はこう言う。
「今まで聞いたことがない衝撃的な内容です。安倍政権のあまりの下劣なやり方に、ドイツ国民は腰を抜かすのではないでしょうか。
圧力をかけた点と外交官の暴言、二重の意味で権威を損ねている。
圧力を受けたのはドイツ紙だけとは思えません。
今後、世界各地で同じような話が出てくるのではないか。国際的に大問題になりますよ。
これを報じない日本のメディアも終わっています」
英語で書かれた今回の記事は、インターネットを通じて世界に拡散していくだろう。安倍政権のやっていることは、日本の恥でしかない。
V 安倍自民党が、テレビ局に“圧力文書”自民党に不利な放送をするなという恫喝だ !
(www.nikkan-gendai.com:2014年11月28日より抜粋・転載)
1)実態は、自民党に不利な放送をするなという恫喝 !
「公平中立な放送を心がけよ」――。自民党がこんな要望書をテレビ局に送りつけたことが大問題になっている。
文書は「選挙時期における報道の公平中立ならびに公正の確保についてのお願い」というタイトルで、11月20日付で在京のテレビキー局に送付された。差出人は、筆頭副幹事長の萩生田光一と報道局長の福井照の連名。その中身が、むちゃくちゃなのだ。
文中には「公平中立」「公平」が13回も繰り返されている。
要するに、自民党に不利な放送をするなという恫喝だ。
2)安倍首相は、有権者の率直なコメントに逆上 !
さらに4項目の要望を列記した。露骨なのは〈街角インタビュー、資料映像等で一方的な意見に偏る、あるいは特定の政治的立場が強調されることのないよう、公平中立、公正を期していただきたい〉という要求。
11月18日、TBSに出演した安倍首相は、街頭インタビューで一般国民が「景気がよくなったと思わない」「全然アベノミクスは感じてない」と答えると、「(テレビ局の)皆さん、(人を)選んでおられる」「おかしいじゃないですか!」とキレまくり、国民から批判を浴びたばかりだ。
安倍周辺は、有権者の率直なコメントに神経質になっているという。
テレビ関係者が言う。
「要求を丸のみしたら、安倍首相の経済政策に批判的な人は、排除するしかなくなる。街頭インタビューでは、景気停滞に苦しむ地方の不満や、右傾化路線を批判する声も放送できなくなります」
3)国家権力を背景に自民党による言論の封殺行動だ !
まさに言論の封殺だ。政治評論家の森田実氏が言う。
「自民党がこんな要望書を出したのは初めてでしょう。
萩生田氏は、党副幹事長のほかに、総裁特別補佐を務める政権の中心メンバー。
その幹部が、自民党には『自由』も『民主主義』も存在しないことを宣言した。
実に恥ずべき行為です。国民から言論の自由を奪うのは、明らかに「憲法違反」である。
彼は、今度の選挙で立候補する資格はありません。おそらく萩生田氏が、安倍首相にゴマをするために行ったのでしょうが、もし首相も了承しているなら、日本は世界から相手にされなくなります」
4)幹事長室に質問状を送ったら、「取材にはお答えできません」
11月26日、自民党幹事長室に要望書の真意を問いただしたところ、「質問を文書にして送れ」と要求した上、質問状を送ったら、「取材にはお答えできません」との回答だった。
このペテン政党に、国民は、正義の鉄槌を加えなきゃダメだ。
W 古賀氏の主張:官邸の皆さんには、ものすごいバッシングを受けてきた」
毎日新聞 4月6日(月)7時56分配信
古賀氏、テレビ朝日、首相官邸それぞれの言い分は真っ向から対立している。【青島顕】
◇古賀氏の主張:記者たちの前で、「官邸から古賀氏へ批判」
3月27日の番組に出演した古賀氏は、古舘伊知郎キャスターから中東情勢へのコメントを求められた際に、テレビ朝日の早河洋会長らの意向で降板に至ったと発言し、「菅(義偉)官房長官をはじめ官邸のみなさんにはものすごいバッシングを受けてきた」と語った。
古賀氏は1月23日の番組では、イスラム過激派組織「イスラム国」(IS)の日本人人質事件の政権の対応を批判し、「I am not ABE」と述べていた。
◇古賀氏の主張:官邸のみなさんには、ものすごいバッシングを受けてきた」
古賀氏は4月1日、毎日新聞の取材に約10分間応じた。「圧力」の内容について、菅官房長官が報道機関の記者らを相手に古賀氏らの番組での言動を批判していた、と主張したうえで「官邸の秘書官からテレビ朝日の幹部にメールが来たことがある」と語った。
また、昨年末の衆院選前、自民党が在京テレビ局各社に「公平中立」を求めた文書を配布したことについて「(テレビ朝日は)『圧力を受けていない』と言うけれど、局内にメールで回し周知徹底させていた」と批判した。