「神戸国際フロンティアメディカルセンターで生体肝移植の半数が1ヶ月以内に死亡:金子勝氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/17140.html
2015/4/18 晴耕雨読
https://twitter.com/masaru_kaneko
【成長戦略の破綻】理研CDBの隣の神戸国際フロンティアメディカルセンターで生体肝移植の半数が1ヶ月以内に死亡している事実が明るみに。
これは単なる医療過誤問題ではない。
アベノミクスの成長戦略の下で、先端医療構想が破綻している事が本質です。http://goo.gl/Xp65pZ
友人の肝臓病の内科医でもある児玉龍彦氏に聞くと、一般に16時間にも及ぶ生体肝移植手術では、ドナーとレシピエントの2名に3名1チームずつの6名の専門医が最低限必要だが、この病院では移植医が3名だけ、しかも73歳で過去にも死亡を起こした田中紘一医師が「執刀医」でした。
検証が必要です。
神戸は「医療特区」で、小保方氏の理研CDB、その隣に生体肝移植で医療ツーリズムをめざす先端医療フロンティアセンターを作った。
先端医療技術はアベノミクスの「第3の矢」の成長戦略の柱であるが、成果主義を強制すればするほど、次々と破綻をもたらしているのです。
理研の国際的詐欺は日本の科学技術の信用を失墜させたが、今度の生体間移植でのドナーの死亡というのは健康な人にメスをいれて死亡させる殺人だ。
華々しい成功宣伝を求めるアベノミクスは、失敗例に厳密という日本の生体肝移植の生み出してきた伝統を正面から破壊しつつある。
なぜ神戸フロンティアメディカルセンターは危険な手術を強行せざるをえないのか?
市場原理による医療ツーリズムを成長戦略とするために、センターは事業収益会社になっているからだ。
地域医療とは無縁の儲け主義が医療を破壊する。http://goo.gl/5Ogdcq
田中医師は生体肝移植の開発に成功したが、2003年に京大で健康なはずの肝臓提供者を死亡させた。http://goo.gl/5VzDGr
2007年には立ち上げを支援した東京医大で52例中23例が1年以内に死亡。http://goo.gl/b5Ct7w
医療ツーリズムの先進例であるはずの神戸国際フロンティアメディカルセンターで生体肝移植の半数が1ヶ月以内死亡。
理研の小保方問題につぐ神戸の医療特区の失態です。
理研は誰も責任をとらず、改革提言もうやむやに。
今回は過去も含めて検証の必要があります。