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2015年4月15日03時16分 〜
記事 [政治・選挙・NHK183] 原発の安全、立場の違い浮き彫り 高浜再稼働差し止め:司法を使って脱原発の動きを見せた安倍政権

 司法は、建前は別として、政府の意向を考えながら判断を下す国家機関である。
担当裁判官を誰にするのかということから始まり、担当裁判官は、どういう判決が求められているのかを思慮しながら判決文を書く。(だから、刑事裁判では冤罪となる判決も平気で出す)

 「司法を使って脱原発の動きを見せた安倍政権」と書いたからといって、別に、安倍政権や自民党を支持してほしいというわけではない。
 安倍首相がどう考えていようと、建前の政策は「安全な原発は再稼働する」なのだから、それに断固として反対していく必要がある。
 阿修羅はたいして影響力があるわけではないので、政治の裏側をさらしただけの話。


※ 参照投稿

「首相、再生エネ「最大限導入」 参院予算委で 「TPP、着地点探る」:「原子力発電の依存度を可能な限り低減」→ゼロも可能」
http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/160.html

「原発再稼働 遅れに遅れ:安倍首相は“隠れ”脱原発派であり再稼働を急がせる気はない 」
http://www.asyura2.com/14/senkyo161/msg/753.html

「脱原発派の安倍首相が脱原発を宣言できないワケ:細川氏への期待は安倍首相の“脱原発依存”意識サポート」
http://www.asyura2.com/14/senkyo161/msg/191.html

「脱原発依存派の安倍首相が脱原発を政策化できないワケの一つは宗主国米国の原発継続要求」
http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/616.html

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原発の安全、立場の違い浮き彫り 高浜再稼働差し止め
2015/4/15 2:00

 関西電力高浜原子力発電所3、4号機(福井県)の運転を認めないとする福井地裁の決定は、原発の再稼働をめぐるリスクについて政府や電力会社との立場の違いを浮き彫りにした。東京電力福島第1原発事故の反省を踏まえて刷新した原発への規制とは相いれない内容だ。原発の再稼働が滞れば、電気料金の上昇などを通じて経済への打撃が広がりかねない。

 政府は福島第1原発事故後に規制委を設置し、原発の運転に厳しい地震・津波対策や過酷事故への備えを求める新規制基準を2013年7月に施行した。電力供給や電気料金の安定のために原発を活用する方針を維持しつつ、高い安全性を求めて対応できない原発をふるいにかける狙いだ。

 実際に選別するのが事故対策や自然災害の専門家で構成する規制委の安全審査だ。高浜3、4号機は規制委から厳しい指摘を受けつつも九州電力の川内原発(鹿児島県)に続いて審査に合格し、再稼働に近づきつつあった。

 そこに待ったをかけたのが福井地裁の決定だ。新規制基準は万が一の事故を防ぐには甘いとして「合理性を欠く」と断じ、審査に合格しても「安全性は確保されていない」と指摘した。関電が最大規模の地震を考慮して見積もった揺れの想定も、ほかの原発で想定を上回る地震があったことを引き合いに「信頼に値しない」と否定した。

 福井地裁の判断は根本的な耐震工事などでリスクを事実上ゼロにすることを求めた。現時点では国内で最も安全対策が進む原発の一つである高浜3、4号機でさえ「運転してはならない」と結論づけた。「この判断に基づけば、国内の原発はどこも動かない」と政府関係者はもらす。

 現行の規制はリスクを減らすために何重もの対策を課すが、規制委の田中俊一委員長はかねて「100%の安全はない」と述べている。

 それでも政府が原発を動かそうとするのは、停止が続けば別のリスクが生じるからだ。福島原発の事故以降、全国で停止した原発の代わりに石油や液化天然ガス(LNG)などを海外で調達することが増え、家庭向け電気料金は震災前から2割、企業向けは3割ほど上昇した。

 北海道大学の奈良林直教授は「電気料金がさらに上がれば、中小企業や生活弱者には大きな打撃になる」と指摘する。

 司法が原発の再稼働を止める動きが続けば、政府が検討中の30年時点の望ましい電源構成(ベストミックス)などエネルギー政策の議論にも影響しそうだ。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASGG14H2A_U5A410C1EA2000/?dg=1


http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/249.html

記事 [政治・選挙・NHK183] アメリカは中国に追い越されたか:AIIB参加問題

 
 実力差が歴然であり、「アメリカは中国に追い越されたか」という問いは端から論外だが、アメリカも承知の上(それどころか勧めた可能性も)の欧州“同盟”各国のAIIB参加なのだから(記事にあるような対中国お目付役として)、「メンツは丸つぶれ」だとか「これまでで最悪の外交的失態」といった見立てもお門違いである。

 それはともかく、創設メンバーとしてAIIBに参加しなかった日本政府も、「イソップの狐」のような説明ではなく、転載する記事にある次のような問いに答えなければならない。

 「では、アメリカはどう振る舞うべきだったのか。AIIBに参加しないよう各国に根回しするのではなく、自ら参加の意思を示し、友好国にも同調するよう呼び掛けるべきだった。環境問題に懸念があるなら、AIIBに加わって発言力を行使したほうがよほど好ましい結果を生み出せただろう。
 中国がソフトパワーを拡大する道具になると心配なら、なおのこと友好国と共に乗り込んで、AIIBを徹底的に「国際化」すべきだ。アメリカの主導でアメリカ寄りの国々がごっそり加われば、中国はこの組織を自国の外交の道具にすることが難しくなる。アメリカは、中国に責任ある行動を取らせ、大国としての義務を果たさせることを目指すべきだった。
 AIIBが使命を果たせないようであれば、そのときは脱退してもいい。」

※ 関連投稿

「AIIB外交戦から見える「日中分離」政策とアジア経済牽引二頭立て馬車方式:日本はイソップの狐意識から脱却を」
http://www.asyura2.com/15/kokusai10/msg/359.html

「中国 AIIBで日米と意思疎通続けたい:福田元首相が見せた鳩山元首相的役回り:46ヶ国が参加表明」
http://www.asyura2.com/15/kokusai10/msg/389.html

「AIIB不参加の日本はインフラ輸出が不利に? 日本国内でも懸念:AIIBは経済ではなく政治の問題」
http://www.asyura2.com/15/hasan95/msg/229.html

「アジア投資銀の衝撃:幻の日本人副総裁」
http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/230.html

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『ニューズウィーク日本版』2015−4・14
P.24〜25

「アメリカは中国に追い越されたか

AIIB:同盟国に不参加を働き掛けたが「造反」続出でメンツは丸つぶれ
国際社会で孤立する結果に

ウィリアム・ドブソン(本誌コラムニスト)


大国として扱ってほしければ、国際社会に対し大国にふさわしい貢献を果たすべきだ!アメリカは20年近くも中国にそう言い続けてきた。
 例えば05年、当時のロバート・ゼーリック国務副長官は中国に対し、世界の「責任あるステークホルダー(利害関係者)」になるよう促した。この立場は長年、アメリカの対中外交の基盤になっていた考え方だった。要するに、アメリカは台東する中国を既存の体制の枠内に組み入れようとしていたのだ。

 しかし中国は多くの場合、不満を口にするだけで世界第2位の経済大国に見合う国際的役割を引き受けることに消極的だった。「彼らは30年間、(国際社会のシステムに)ただ乗りを続け、たっぷり恩恵を享受してきた」と、バラク・オバマ米大兢領は昨年語った。

 だが、この指摘が的を射ていたのは1年半前までだ。中国は13年10月、アジアインフラ投資銀行(AIIB)の設立を提唱した。この構想の背景には、世界の成長センターとなったアジアの深刻なインフラ資金不足があった。米ドルに換算すると、資金鎗額は20年までに8兆jに達するとみられる。
 アジア地域の需要と中国の資金供給力を考えれば、AIIBの設立はいいアイデアだ。中国は豊富な外貨準備を積み上げており、急速な経済発展を成し遂げた自国の経験から巨大インフラ事業のあらゆる面を知り尽くしている。
 ついに中国が国際社会への責献を打ち出したのだから、アメリカはAIIBを歓迎するかと思いきや、さにあらず。オバマ政権はその足を引っ張ろうとした。アジアやヨーロッパなどの同盟国に対し、AIIBを無視するよう水面下で働き掛けたのだ。

 アメリカの政策担当者はこの新組織を、自国と同盟国が主導権を握る世界銀行、IMF(国際通貨基金)、アジア開発銀行(ADB)を中心とする既存の国際金融体制に対する挑戦と受け止めた。同時に非軍事的な「ソフトパワー」を使ってアジアの同盟国をアメリカから引き離そうとする中国の工作ではないかという疑念もあった。

 米当局者は、AIIBに反対する表向きの理由として環境基準や運営の透明性に対する懸念を挙げた。だが多くの関係者や観測筋は、アメリカのアジア覇権を脅かそうとする試みをつぶしたいのが本音だろうと考えている。

 いずれにせよ、アメリカの反AIIB工作は失敗に終わった。オバマ政権にとって、これまでで最悪の外交的失態と呼べるかもしれない。

 AIIB創設メンバーの資格が得られる3月未の申請期限までに、参加を申請またはその意向を表明したのは51カ国。オーストラリアや韓国は、ためらった末に参加を決めた。
 アメリカの最も重要な同盟国の1つであるイギリスが参加に踏み切ると、フランス、イタリア、ドイツを含む他のヨーロッパ諸国も雪崩を打ってAIIBへの参加を表明した。
 日本だけはアメリカに同調する姿勢を維持しているが、AIIBへの出資期限の6月未までに参加を決断する可能性もあるようだ。オバマ政権は中国を孤立させる代わりに、自分たちがのけ者にされる結果を招いた。


米政府がすべきだったこと

 オバマ政権は、無礼で不誠実で時代遅れに見える。かつて、落日の大国が過去の栄光にしがみつこうと躍起になっていた婆とだぶって見える。
 しかし、過剰反応はすべきでない。アメリカの外交がお粗末だったことは明らかだし、アメリカが昔のような影響力を持てなくなったことも事実だが、アメリカを中心とする国際秩序の終焉をうんぬんするのは大げさすぎる。
アメリカの国防支出は今も世界1位で、2〜11位の国の合計よりも多い。世界のどこへでも直ちに軍隊を送り込める国は、ほかにない。
 軍事力だけではない。アメリカは、世界の経済大国の上位20カ国のうち15カ国と同盟関係にある。歴史上、世界最強の国がほかの豊かな国々の支持をこれほど取り付けられた例はない。
 要するに、今回の一件でアメリカの時代が終わるわけではない。ただし、メンツを失ったことは確かだ。

 では、アメリカはどう振る舞うべきだったのか。AIIBに参加しないよう各国に根回しするのではなく、自ら参加の意思を示し、友好国にも同調するよう呼び掛けるべきだった。環境問題に懸念があるなら、AIIBに加わって発言力を行使したほうがよほど好ましい結果を生み出せただろう。
 中国がソフトパワーを拡大する道具になると心配なら、なおのこと友好国と共に乗り込んで、AIIBを徹底的に「国際化」すべきだ。アメリカの主導でアメリカ寄りの国々がごっそり加われば、中国はこの組織を自国の外交の道具にすることが難しくなる。アメリカは、中国に責任ある行動を取らせ、大国としての義務を果たさせることを目指すべきだった。

 AIIBが使命を果たせないようであれば、そのときは脱退してもいい。しかし、AIIBの設立がアメリカの影響力の弱体化につながるなどと考えるべきでなかった。アメリカが中国に国際的な役割を果たすよう促し続けた未に、ようやく中国が重い腰を上げたのだ。むしろオバマ政権は、これを逆手に取って自国の手柄と宣伝してもよかったくらいだ。


中国経済崩壊なら状況一変

 オバマ政権がもっと建設的な取り組みを推進したければ、自国が強い影響力を振るえる世界観行とADBに目を向ければいい。この2つの機問には改善すべき点が多い。両機関で中国にもっと大きな役割を与えていれば、AIIBは設立されなかったかもしれない。

 それに、世界銀行とADBは官僚主義に毒されていて、何事にも時間がかかり過ぎる。ADBのプロジェクトが完了するまでには、平均して7年を要する。世界銀行も、AIIBが扱うようなプロジェクトの多くを手掛ける余力がない。AIIBとの競争により、こうした問題が改善するなら、それは結構なことだ。アメリカはAIIBの足を引っ張ることより、世界銀行とADBの改革に取り組むべきだ。

 AIIBが成功するかどうかは、現時点では誰にも分からない。官僚的で旧態依然の世界銀行とIMFを中心とする国際金融体制に取って代わり、目覚ましい成功を収める可能性もあるが、無残な失敗に終わる可能性もある。

 中国は、どの国をAIIBに迎え入れるかをかなり選別している。近代的な金融システムを持たない北朝鮮は締め出され、歴史的に対立関係にある台湾の申請は受け入れられた。

 しかし、中国経済がつまずいたとき、AIIBの参加国が結束を保てるかは定かでない。創設メンバーの多くは、明らかにビジネスチャンスを期待して参加している。中国経済が崩壊したり、資金が底を突いたりしたら、中国の政治的・文化的意思だけではメンバーをつなぎ留めておけないだろう。気が付けば、再び中国は独りぼっちになっていないとも限らない。

 とはいえ、オバマ政権の対応が望ましくないものだったことは事実だ。新しい現実を直視せず、チャンスを生かすどころか、友好国を気まずい立場に追いやってしまった。
 致命的な事態ではないが、メンツはつぶれた。アメリカは、この手痛い経験を貴重な教訓とすべきだ。」


http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/250.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 自民、NHKとテレ朝から聴取へ 「やらせ」など指摘の報道めぐり[共同通信/時事通信]
自民、NHKとテレ朝から聴取へ 「やらせ」など指摘の報道めぐり
http://www.47news.jp/CN/201504/CN2015041401002232.html

 自民党が17日に開催する情報通信戦略調査会(会長・川崎二郎元厚生労働相)に、報道番組で「やらせ」などが指摘されたNHKと、テレビ朝日の関係者を呼び、事情を聴くことが分かった。党幹部が14日、明らかにした。番組内容をめぐり、与党がテレビ局に直接説明を求めるのは異例で、報道機関への圧力と受け取られる可能性がある。

 NHKは「クローズアップ現代」でやらせがあったとの指摘があり、同局の調査委員会は「裏付けが不十分だった」とする中間報告を発表した。

 自民党幹部は関係者を呼ぶことについて「報道機関に圧力をかけるつもりはない」と語った。

[共同通信 2015/4/14]

 ◇

テレ朝・NHK幹部から聴取へ=「報ステ」など問題視−自民
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015041400906

 自民党は17日の情報通信戦略調査会(会長・川崎二郎元厚生労働相)の会合にテレビ朝日とNHKの幹部を呼び、最近問題となったそれぞれの報道番組の内容や経緯などについて事情を聴く。複数の同党関係者が14日、明らかにした。
 問題とされているのは、テレビ朝日は先月27日放送の「報道ステーション」で、番組に出演した元経済産業官僚の古賀茂明氏が菅義偉官房長官らに「バッシングを受けてきた」などと発言。NHKは「クローズアップ現代」で制作側による「やらせ」の疑惑が指摘されている。
 自民党は、政権の経済政策「アベノミクス」を取り上げた昨年11月の「報道ステーション」の内容が偏っているとして、文書で「中立」を求めたことが明らかになり、報道への圧力だと批判を浴びた経緯がある。 

[時事通信 2015/4/14]
http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/251.html

記事 [政治・選挙・NHK183] (速報)自民党、NHKとテレ朝の幹部を呼び、事情聴取へ(保守速報)

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik2/2003-10-25/02_04.html
2003年10月25日(土)「しんぶん赤旗」 公正な選挙報道を 報道各社に日本共産党が要請

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-04-13/2006041302_05_0.html
2006年4月13日(木)「しんぶん赤旗」 衆院千葉補選 公正報道求める 共産党 新聞各社に要請

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-02-28/2007022804_03_0.html
2007年2月28日(水)「しんぶん赤旗」 都知事選報道 公正に 革新都政の会 各社に申し入れ

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-09-09/2008090901_02_0.html
2008年9月9日(火)「しんぶん赤旗」 政党報道 公正・公平に 共産党がテレビ各局に要請

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-07-03/2009070301_03_1.html
2009年7月3日(金)「しんぶん赤旗」 「公正・公平」な報道を 共産党 新聞・TV各社に要請

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-11-27/2012112702_01_1.html
2012年11月27日(火) 公平・公正な報道を 共産党 TV各局に申し入れ

・・・

野党のマスコミへの圧力はきれいな圧力。

保守速報から
http://hosyusokuhou.jp/archives/43623227.html

1:野良ハムスター ★:2015/04/14(火) 19:48:50.28 ID:???*.net
自民党が17日にNHKとテレビ朝日の経営幹部を呼び、最近問題となっている
報道番組の内容をめぐって、直接、事情を聞くことが分かった。

複数の関係者によると、自民党の情報通信戦略調査会は、NHKからは
「クローズアップ現代」でヤラセが指摘されている問題について、
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また、テレビ朝日からは「報道ステーション」でコメンテーターの古賀茂明氏が
一方的に政権批判したことについて、話を聞く方針。特に「報道ステーション」をめぐっては、
古賀氏が菅官房長官を名指しして「バッシングを受けた」と一方的に述べる展開となった点
などについて、第三者も加えた検証の必要性などをただすものとみられる。
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政治とメディアの関係に詳しい上智大学の音好宏教授は、こうした自民党の異例の対応について、「政権・
与党側がメディアを呼びつけるのは、成熟した民主主義の中では、相当注意しなくてはいけない」と述べた。

また、「政治的なパフォーマンスと考えているかもしれないが、国民からは支持されないだろう」
と指摘している。


http://www.news24.jp/articles/2015/04/14/04272980.html


7:名無しさん@1周年:2015/04/14(火) 19:51:06.79 ID:k9dNUNsK0.net
よかったね古賀さん


9:名無しさん@1周年:2015/04/14(火) 19:51:38.49 ID:7OzQjoBu0.net
これは民主党も呼んでるだろw


16:名無しさん@1周年:2015/04/14(火) 19:52:59.11 ID:LX2XdhZT0.net
日本のマスコミはやりたい放題すぎた


46:名無しさん@1周年:2015/04/14(火) 19:56:14.42 ID:GOjoztMY0.net
今までが放置し過ぎ
マスゴミのやりたい放題だったからね


17:名無しさん@1周年:2015/04/14(火) 19:52:59.55 ID:0Uej3yaE0.net
NHKのはよくわからんが、古賀の件は抗議されて当然だろ。
古賀は何を根拠に言ってるんだ?

「俺がそう思う」は根拠にならないぞ。
根拠がないなら、完全に名誉毀損じゃないか。


23:名無しさん@1周年:2015/04/14(火) 19:53:58.25 ID:EIVaU57e0.net
民主党が、籾井を、何回も何回も
執拗に繰り返し吊し上げてるんだから、
自民が一回か二回、事情をきくのもいいんじゃないの?

「放送法違反の確信犯はもう許さん!」、ということなら
それは法治国家としては望ましいことだよ


25:名無しさん@1周年:2015/04/14(火) 19:54:02.38 ID:7qR7+OJe0.net
政治とメディアの関係に詳しい?。馬鹿げたことを言う教授だ。
ヤラセと偏見放送を追及するのは当然である。


36:名無しさん@1周年:2015/04/14(火) 19:55:27.79 ID:H6MMwz2J0.net
民主党と癒着していたマスコミの方が異常だろ


50:名無しさん@1周年:2015/04/14(火) 19:56:46.59 ID:ujwn97KH0.net
いいぞnhkを徹底的にこらしめろ


55:名無しさん@1周年:2015/04/14(火) 19:57:09.03 ID:oRlnV1j00.net
国民はクソゴミの味方なんてしませんよ
何様気取りなんだか


57:名無しさん@1周年:2015/04/14(火) 19:57:29.17 ID:PX9MD9xO0.net
朝日は早く潰れればいいのに。


59:名無しさん@1周年:2015/04/14(火) 19:57:37.36 ID:bjWgUszE0.net
支持する マスコミはいい気になり過ぎた


64:名無しさん@1周年:2015/04/14(火) 19:58:10.67 ID:klPUcezw0.net
お、おう

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik2/2003-10-25/02_04.html
2003年10月25日(土)「しんぶん赤旗」 公正な選挙報道を 報道各社に日本共産党が要請

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-04-13/2006041302_05_0.html
2006年4月13日(木)「しんぶん赤旗」 衆院千葉補選 公正報道求める 共産党 新聞各社に要請

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-02-28/2007022804_03_0.html
2007年2月28日(水)「しんぶん赤旗」 都知事選報道 公正に 革新都政の会 各社に申し入れ

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-09-09/2008090901_02_0.html
2008年9月9日(火)「しんぶん赤旗」 政党報道 公正・公平に 共産党がテレビ各局に要請

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-07-03/2009070301_03_1.html
2009年7月3日(金)「しんぶん赤旗」 「公正・公平」な報道を 共産党 新聞・TV各社に要請

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-11-27/2012112702_01_1.html
2012年11月27日(火) 公平・公正な報道を 共産党 TV各局に申し入れ


300:名無しさん@1周年:2015/04/14(火) 20:17:15.07 ID:xOmmjJrR0.net
>>64
ワロタw
・・・

<参考リンク>

■人民革命の輸出を目指す本多勝一「中国の旅」のものすごい中身!!! 中国との情報戦争に破れた日本
http://www.asyura2.com/14/senkyo160/msg/136.html


■今井一「古賀茂明さん、香山リカさん、野間易通さんらと、東西南北縦横斜め、いろいろと、4時間にわたって話し込みました。 」
http://www.asyura2.com/15/senkyo180/msg/355.html


■毎日新聞に関西テレビも?日本を攻撃する在日、同和、メディアの驚愕の反政権のネットワーク!?
http://www.asyura2.com/14/senkyo177/msg/168.html

http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/252.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 現代日本の良心福井地裁樋口英明裁判長を守れ(植草一秀の『知られざる真実』)
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2015/04/post-0865.html
2015年4月15日

原発

憲法

TPP

消費税

基地

格差

これが日本の未来を決める六大問題だ。

安倍政権が衆参両院を支配して、強引な政策運営を示しているが、自民党を積極支持している主権者は17.4%、公明党を合わせても24.7%だ(2014年12月総選挙比例代表絶対得票率)。

主権者のなかでの最大勢力は選挙権を放棄した人々で47.3%に達する。

選挙に行って自公以外の政党に投票した主権者が28.0%だった。

つまり、安倍政権与党を積極支持していない主権者が全体の75.3%に達するのだ。

国会は国権の最高機関だから、衆参両院の多数議席を占有している安倍政権与党が政策運営の主導権を握ることは避けられないのだが、その結果として、主権者多数の意思に反する政治運営が現実化することは、日本の主権者にとっての不幸である。

47.3%もの主権者が投票権を放棄した最大の理由は、野党第一党が崩壊しているからだ。

いまの民主党こそ、日本政治を破壊したA級戦犯であり、早期に解党の手続きを取るべきである。

統一地方選後半戦で、主権者は、はっきりと民主党に退場を命するべきだ。

民主党をせん滅することにより、日本政治は「甦(よみがえ)り」に波動に移行することができるのだ。


日本国憲法第13条は、

「生命、自由、及び幸福追求に対する国民の権利について、国が立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする」

ことを定めている。

この

「生命、自由、及び幸福追求に対する国民の権利」

にもっとも重大な影響を与えるのが、

原発と戦争

である。

この原発について、福井地方裁判所の樋口英明裁判長は、昨年5月21日に、画期的な判決を言い渡した。

福井県に所在する関西電力大飯原発3、4号機運転差止請求事件に対する判決で、

「大飯発電所3号機及び4号機の原子炉を運転してはならない」

とする判決を言い渡したのである。

個人の生命、身体、精神及び生活に関する利益は、各人の人格に本質的なものであって、その総体が人格権であるとしたうえで、

人格権は、憲法上の権利である(13条、25条)

とした。

判決は、大飯原発の耐震性能が1260ガル以下の地震動に対応するものでしかないことについて、2008年に発生した岩手宮城内陸地震で4022ガルの地震動を観測したことを指摘して、

基準地震動を超える地震が、大飯原発に到来しないというのは、根拠のない楽観的見通しにしかすぎないと断じた。

そのうえで、

本件原発に係る安全技術及び設備は、万全ではないのではないかという疑いが残る

として、大飯原発3、4号機の運転差止命令を示したのである。

この樋口英明裁判長が、本日4月14日、2016年早期にも再稼働が予定されている、同じ関西電力の高浜原発3、4号機について、再稼働の即時差し止めを命ずる仮処分決定を示したのである。

同じ裁判長が二度、画期的な判決を示したのである。


今回の判決でさらに画期的であるのは、原子力規制委員会が設定した新規制基準そのものについて、

「緩やかにすぎ、これに適合しても本件原発の安全性は確保されていない」

「新規制基準は合理性を欠く」

と断じたことだ。


私は本ブログ、メルマガで、

「原子力規制委員会の規制基準が原発の安全性を確保するものになっていないことから、原発の再稼働を認めるべきではない」

と主張してきたが、日本の裁判所が正式にこの判断を示したのである。

適正、かつ、正当な判断であり、日本の主権者は、原発再稼働を体を張ってでも阻止しなければならない。


http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/253.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 立ち止まって相手の考えを受け容れようとしない政治家たち。(日々雑感)
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-4782.html
2015/04/15 06:18

<関西電力高浜原子力発電所3、4号機(高浜町)の再稼働を認めないとした14日の地裁の決定は、国内最多の原発が立地する県内に大きな波紋を広げた。申し立てた住民側は「最高の内容」と喜んだが、再稼働の遅れなどの影響を懸念する声も上がった。

 福島第一原発事故後、福島県田村市から金沢市に避難した無職の浅田正文さん(73)は「これまでの生活が報われる決定だ。福島で生きる人にも、広域避難中の人にも『原発事故の悲劇を繰り返さない』との希望の光が見えたと思う。決定の瞬間に立ち会えて本当に良かった」とした。

 弁護団は、再稼働が認められた原発に対し、新たに仮処分の申し立てを行う考えも示しており、県内のほかの原発にも影響が広がる可能性がある。

 一方、高浜町役場で取材に応じた野瀬豊町長は「相当な時間をかけて新規制基準に適合したと決定された。(再稼働の同意という)次の段階に入る矢先に、こういう司法判断が出て住民は困惑しているのでは」と懸念を示した。

 ただ、同意判断については「司法判断が変わらない限り再稼働は無理だが、あくまで仮処分。私は司法とは別の視点で同意の判断を粛々と進める」と強調した。

 3月に再稼働に同意した町議会の的場輝夫議長は「原子力規制委員会の存在そのものに疑義を挟む決定ではないか」と指摘。議会の結論に関しては「継承されると思う」とした。

 関電大飯原発3、4号機が立地するおおい町の中塚寛町長は談話を発表し、「今回の決定は、今後の原子力政策に多大な影響を及ぼす可能性が危惧され、専門的知見に基づき、慎重かつ十分な審理が尽くされたのか疑問を感じる」と批判した。

 原発関連の定期検査などを請け負う同町内の会社の男性経営者(60)は「裁判所の独断で簡単に覆すのは、納得がいかない」と憤り、「いまは安全審査で新たに必要になった耐震補強工事などを請け負うことで、しのげているが、工事がすべて終わっても、再稼働できないとなれば経営が行き詰まる」と不安を口にした。

 自民党の稲田政調会長(衆院福井1区選出)は「党の公約として『安全性を最優先し、規制委によって新規制基準に適合すると認められた場合、判断を尊重し原発の再稼働を進める』としており、引き続き、これに沿って政策対応を行いたい」とコメントした>(以上『読売新聞』引用)

 法治国家として法律に基づいて手続きを踏んで物事を進めるのは当たり前だが、自分たちが議会などで多数派を占めるから「正しい」と、多数原則に基づいているに過ぎない手続きを絶対視する世の中の風潮に一石を投じた判決に現地自治体や政府は戸惑っているようだ。

 しかし、だからといって地裁判決を批判して「従来通り再稼働に向けて政策対応していく」という政府関係者のコメントには唖然とする。彼女の所属する自民党は国会で多数派を占めているが、原発問題に限ってみれば国民世論は再稼働に反対の方が多数だ。国会の多数意見が必ずしも国民の多数意見でないことに政権政党と政府は謙虚に政策見直しをすべきではないだろうか。

 同様に、安保法制も日本国憲法をいかに拡大解釈しようと、自衛隊を「原則として」国会承認があれば世界の何処へでも何時でも出掛けて行って、他国軍の後方支援としているが前線のない現代戦で他国軍と集団として軍事行動することは憲法違反だ。そのことに国民の過半数も反対している。

 しかし自公政権は立ち止まることなく、今月27日に安倍氏が渡米してオバマ大統領と会うまでに安保法制を与党協議で合意しておこうと協議を加速する、という。これほど立憲主義を蔑にし、国民の生命と国家を危険に晒す法制を早急に圧倒的多数を国会で占める与党で「決めて」オバマ大統領に国会議決前に報告するのは議会制民主主義にも反することだ。

 なぜ政治家諸氏は一度立ち止まって国民の声を聞こうとしないのだろうか。既に選挙で信任を得たから何をしても良いと考えているのだろうか。だが振り返って頂きたい、選挙の時に原発再稼働を訴えて自公与党は国民に信を問うただろうか。自公与党は自衛隊を「後方支援」なら世界の何処へでも何時でも派遣して、どの国とで集団として軍事行動を出来るようにする、と選挙民に訴えて選挙の洗礼を経ただろうか。

 そうしたことはなく、ただただ「日本を取り戻す」「まっすぐに景気」などと意味不明なスローガンで国民を誤魔化したではないか。そして腐り切ったマスメディアもアベノミクスが日銀の節操なき金融緩和だけだということを知って知り抜いたうえで「株が上がった、政治は成果がすべてだ」と株高が「投機相場」でしかないことも承知の上で、安倍政権を持ち上げ続けたではないか。

 経済成長なき異次元金融緩和が何を国民生活にもたらすか、は過去の歴史が示している。それは貨幣価値の下落と国民生活のさらなる窮乏化だ。ただ株高の果実を手にした一握りの株主や投機家たちは濡れ手に粟で莫大な富を手に入れただろう。そうした貧困層の拡大と格差拡大をもたらすだけのアベノミクスの正体をこの国のマスメディアは伝えようとしない。

 多数が必ずしも正しくないことは戦前の戦争へと歩んだ当時の国民の暗愚さに表れている。そうした鼠が群れて海へと行進して溺死するだけだという状況に警鐘を鳴らすべきが言論界の使命だ。政治家は時々の利権集団に籠絡されている場合が多い。国会で多数を占めたとしても彼らの判断が必ずしも立たしくない。ことに安保法制に関しては最高裁判所が違憲立法判断を下すべきだ。

 足早に先を急ぎ、立ち止まらないのはなぜか。原発の再稼働なくして日本は滅ぶのか、自衛隊がいつでも自由に世界で戦争出来なければ日本は滅ぶのか。事実は反対ではないか。原発事故が新潟や福井などで起これば日本は滅ぶし、自衛隊が米国の尻馬に乗って中東で米国の戦争に加われば、日本は長年の中東諸国との信頼関係を失うだろう。

 日本の国益とは何かを日本国民は真剣に考えよう。そして政治家諸氏は「国民の生活が第一」の政治とはいかなるものかを真摯に追求すべきだ。そして戦争大好き国家・米国の尻馬に乗ることのみが日米関係ではない、という観点を持つべきだ。



http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/254.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 「サイレント・マジョリティ」を具現化することは可能か?(世相を斬る あいば達也)
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/8cd741becfc2612292317e9b4a39ae9f
2015年04月15日

先の統一地方選前半の総括をNHKの解説コラムが以下のように分析している。今どきNHKの解説コラムなど引き合いに出すのはどうかと思うが(笑)、特に嘘などは含まれていないので、抜粋だが、参考引用する。

≪時論公論 「統一地方選挙 深刻化する"政治離れ"」

  統一地方選挙は、前半戦の知事や道府県議会などの選挙が終わりました。自民党が余勢を駆って勢力を伸ばした一方で、知事選挙などの投票率は、いずれも先の衆議院選挙同様、過去最低にとどまりました。今夜の時論公論は、統一地方選挙・前半戦の結果を振り返りながら、そこで見えてきた問題点などについて考えます。
……
道府県議会選挙でも、自民党は、24年ぶりに定員の過半数を獲得しました。一方、民主党は、前回の当選者数を下回る数の候補者しか擁立できず、議席を減らしました。候補擁立に苦しんだ先の衆議院選挙と同じパターンで、党再生への厳しさを改めて印象づける結果となりました。
……
今回、改めて深刻な問題として浮かび上がったのが、投票率の低下、そして、候補者不足による無投票の多さです。
……
全国をあわせた投票率は、知事選挙、道府県議会選挙ともに前回を下回り、初めて50%を割り込んで、いずれも過去最低となりました。 また、道府県議会選挙では、あわせて960選挙区のうち、3分の1にあたる321選挙区で定員を超える立候補者がなく、501人が無投票で当選しました。
……
背景として、▼各党の勢力が固定化して、いわば『両にらみ』の形となり、新しい人が割り込みにくい政治状況になっている、▼県議会の存在感が薄れ、有権者の関心が低いことなどをあげています。
……
そこからは、▼政治勢力が固定化し、選挙の構図が変わらないので有権者の関心が高まらない。▼関心が高まらないので新しい人がチャレンジしにくい。▼新しい人がチャレンジしないので選挙の構図が変わらないという『負の連鎖』が見えてきます。これを断ち切らない限り、『政治離れ』が進むのは避けられません。
……
今回の選挙では、知事選挙などで、各党が現職に『相乗り』するケースも目立ちました。▼争点の明確化や、▼候補者の発掘など、有権者の選択肢を確保することは政治の大きな責任です。
……
統一地方選挙・前半戦の結果について、安倍総理大臣は、「全体として与党に力強い応援の声を頂いた」とした上で、後半国会で、重要法案の1日も早い成立を 目指す考えを示しました。しかし、民主主義の正統性が『多くの人が参加する選挙で、多くの信任を得て選ばれた』ことにあるとすれば、低投票率のもとでの勝利に手放しに喜んでもいられないでしょう。一方の野党も巨大与党の勢力に押され、明確な対立軸を打ち出すことができないようであれば、今回の選挙同様、幅広い国民の支持を得ることはできません。 今回の選挙でより明確になった『政治離れ』への懸念。国民の目を政治に向けてもらうためには何が必要か、与党双方に突き付けられている重い課題です。 ≫(NHK解説委員室:太田真嗣 解説委員―抜粋)


以上の解説は、現在の日本の政治シーンを固定化したものに前提した上で書かれている。無論、厳しく詮議されているNHKの解説だから、まだ存在しないものを前提に、物事を解説することが困難なのは当然だ。しかし、平場のブロガーには、それが許される。筆者が09年以来、グタグタとコラムを書きつづけていられるのも、制約がないからである。謂わば、言いっ放しが許される環境ゆえに書いていられるという事だ(笑)。

そこでだ、NHKの解説に不足しているものを補充する必要があるな、と思って、今日のコラムは書いている。筆者の勝手な達観から見ると、早晩、安倍政権が為政した政策や協定などと云うものは、影も形も亡くしてしまうだろうと思っている。ゆえに、個別の政策一つ一つに、大声をあげて反対もしない。なぜなら、日本人のマジョリティな考えに対立的な為政を行っているのが明らかなのだから、早晩抹消される。

問題は、その日本人のマジョリティが極めてサイレントであり、且つ、各論其々にバラバラなマジョリティがあると云う難題だ。正直、こう云うものを最大公約的にまとめることが、想像以上に難しいと云うことと、日本人が民主主義に参加するとか、現行の選挙制度の中で、自分の考えを実現するとか、論理的に考えると不可能だな、と知的に考え参加を拒否する面もある。また、時流を持ってしか、行動できない人々も、3割程度存在するのが、劣化した国の不都合な事実である。

筆者のように、考えるにいいだけ考えたが、どうやっても、「滅びの美学」に到達しておいた方が、自己防衛的だと認識する人々もいるだろう。つまり、自分の殻に閉じ籠もるわけだが、無論、30キロ圏くらいでは、大いに働き、意見し、唯我独尊的であっても、納税の義務だけは果たしておく。そういう生き方までもが浮かぶほど、日本、否、世界は滅びに向かってリニア新幹線並みに爆走している。

まあ、こんな風に書いてしまうと身も蓋もないので、幾分だけ明るい話題を提供しておこう。それが、以下の古賀茂明氏の存在である。以下は、古賀氏について書かれた週刊プレイボーイのサイトの記事だが、彼が立ち上げた、「フォーラム4」には、見るべきものがある。
URL: http://forum4.jp/

古賀氏の『改革はするが、戦争はしない』を旗幟とする「フォーラム4」のサイトを見ると、筆者は、一つだけ、“そこが無理なんだよ”と云う所がある。それが、政治家にとって「常套句」となっている「経済成長」すると云うお題目だ。大雑把な言い方だが、“日本を改革することで経済成長する”この目標は、如何にも実現するように思えるが、絶対に無理である。古賀氏が経産省出身である事から、具体的に事例を持って、改革さえすれば、中央集権の無駄を省けば…になる気持ちもわかるが、先進諸国の経済成長は構造的に無理なのだ。

まあ、この部分は、サイレントマジョリティの中に、経済成長神話が強く未だに根づいているのであれば、政治的には標榜せざるを得ないのだが、為政的には、本当は経済成長はないだろうと云う思想の下で、国家の仕組みを考えれば良いことかもしれない。筆者は、個人的に、遠い昔に封じ込まれている縄文的日本人のアイデンティティと言える「価値観」を再構築するまで、経済的に豊かになれるくらいの嘘は方便として、目を瞑っても良いかな(笑)、と思っている。古賀氏の動きに国民が連動するかどうか、それは判らないが、新味あるうねりになる可能性が幾分あるような感じだ。もう民主党、維新と云うのは終わっている。早く、次なる政党の軸づくりが必要だが、野党再編はダメだ。イデオロギーが必須なのだから、古賀の「フォーラム4」も動きとして歓迎できる。


≪ 日本は猛烈な勢いで劣化している! 古賀茂明「ドン・キホーテみたいとバカにされてもやる」改革とは?

3月27日の出演をもって『報道ステーション』(以下、報ステ)のコメンテーターを降板することになった古賀茂明氏。 メディアの仕事が減る中、彼はそれでも改革を訴え続けようとしている。その古賀氏が今、危惧していることがある。

「それは日本国が猛烈なスピードで劣化しているということです。このままだと経済力も落ち、年金や保険などの福祉システムも崩壊しかねません。だからこそ、改革をして成長力を取り戻す必要がある。

ところが、安倍政権はアリバイ作りのチマチマした改革しか実行せず、『戦争できる国づくり』に熱中している。原発再稼働に前のめりになっていることにも危機感を覚えます」

そんな中、古賀氏が取り組もうとしていることがある。それが「フォーラム4」の立ち上げである。これは古賀氏が主張する「第四象限の政治勢力」の結集を目指す、ネット空間に開いた市民型プラットフォームだ。

「第四象限の政治勢力」を説明しよう。まず戦争する、しないを縦軸に、改革する、しないを横軸にとる。すると右上の第一象限は「改革はするが、戦争もする」政治勢力ということになる。現状では維新の党や民主党タカ派のポジションだ。

続く第二象限は左上のゾーン。ここは「改革はしないが、戦争はする」。集団的自衛権行使を容認し、列強を目指す安倍・自民の定位置だ。

左下の第三象限は「改革はしないが、戦争もしない」。共産党や社民党、さらにはバラマキ政策をとる民主党の労組系がこのゾーンに重なる。

「今の日本には第四象限、つまり『改革はするが、戦争はしない』という政治勢力がいないんです。僕はこの第四象限の党こそ、安倍・自民に対抗し得る政治勢力になると考えています。

ただ、いきなり党を立ち上げても、たぶんダメでしょう。国民は安易な新党作りには飽き飽きしている。政治家から見ても、そこにニーズがあるかどうか明確にわかるまでは、リスクをとってそこを目指す動きはしにくい。そこでまず、第四象限の基本理念を実現するために様々な人々が集まって活動しているということを見せるのが大事と考え、『フォーラム4』を立ち上げました」

古賀氏は「フォーラム4」は政党ではないとくぎを刺す。

「あくまでも第四象限の基本理念を共有する人々が集まるプラットフォームです。そこでの議論から様々な活動が生まれ、そのひとつの表れとして『フォーラム4』を唱えてひとり、ふたりと選挙に出馬する。気がつくと、第四象限の政治勢力が厳然と存在することがわかる、というのが理想。

音楽でいえば、ストリートパフォーマンスから始め、その動画がネットで拡散され、評判になってCD発売、メジャーデビューにこぎつけるという感じですね」

ほとんど宣伝もしていないのに「フォーラム4」にはすでに300人以上の賛同者が本名で名を連ねた。その中には故・菅原文太夫人の文子氏や川内博史前衆院議員らの名も見える。

「次の参院選が来年夏ということを考えると、今年中に『第四象限の党』が生まれてほしい。僕はそれを陰で支える黒子役を務めたいと思うのですが、その党が立ち上がる時に誰も音頭をとる人がいなければ、僕が一時的にその役目を引き受けて、その後、若い層にバトンタッチすることも考えないといけないかもしれませんね」

官僚を辞職してから約3年半。古賀氏は政権の“外側”から改革を叫び続けた。しかし、今や日本の政治は「自民一強」。外側からいくら働きかけても、権力は変わらないのではないだろうか?

「そうは思いません。権力の内部にいないと、改革はできないという声があるけど、むしろ、内部にいるからよけいなしがらみが生まれて改革ができないのでは?

僕も30年間も官僚として国家に関わったけど、大きくは変えられなかった。だからこそ、ドン・キホーテみたいとばかにされるかもしれないけど、外部から誰かが何かをやんなきゃ、何も動きませんよ」

古賀氏に手帳を見せてもらった。3月まで予定がびっしり埋まっているのに4月は白いところが半分、5月以降はほとんど真っ白だった。報ステでの発言が原因なのか、政府の無言の圧力を感じて番組出演や講演依頼自粛の動きが広がっているのか。古賀氏も「どうしてかな」と首をかしげるが、その顔に暗い影はない。

「僕は、最後のひとりになっても自分の考えを貫くつもりです。それをやめたら自分が自分じゃなくなっちゃいますから。

『あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。そうしたことをするのは、世界を変えるためではなく、世界によって自分が変えられないようにするためである』

これは僕が一番好きな、ガンジーの言葉です」

≫(週プレNEWS)



http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/255.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 辺野古基地 日本政府がアメリカの言葉を印象操作!勝手に「唯一」という言葉を加えて日米合意に見せる!小沢氏は米誌に基地不要
【辺野古基地】日本政府がアメリカの言葉を印象操作!勝手に「唯一」という言葉を加えて日米合意に見せる!小沢氏は米誌に基地不要論!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-6164.html
2015/04/15 Wed. 06:00:40 真実を探すブログ



日本政府が沖縄の辺野古基地建設問題で、アメリカのカーター米国防長官の言葉に勝手に「唯一」と付け加えて発表していることが判明しました。琉球新報によると、4月に行われた中谷元・防衛相とカーター米国防長官の会談後に、中谷氏が「(名護市辺野古への移設が)唯一の解決策だと確認した」と述べたとのことです。


カーター氏の発言は「日米同盟のために非常に重要な措置だ」という物に過ぎず、日本政府は「唯一」という言葉を付け加えることで日米合意であるかのように宣伝した可能性が高いと報じられています。アメリカ側は沖縄の基地問題について「地元の民意を尊重する」としており、先日もアメリカ政府高官が基地問題見直しを示唆する発言をしていました。


☆<社説>日米防衛相会談 悪質な印象操作はやめよ
URL http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-241595-storytopic-11.html
引用:
中谷元・防衛相がカーター米国防長官と会談した。記者会見で中谷氏は米軍普天間飛行場に関し、名護市辺野古への移設が「唯一の解決策だと確認した」と述べた。
 注意したいのは、誰がどんな発言をしたのかだ。日本政府は「確認した」という言葉を使い、さも日米両政府の一致した見解だと思わせようとしている。だがカーター氏は「日米同盟のために非常に重要な措置だ」と述べたにすぎず、「唯一」とは言っていない。辺野古であろうとどこだろうと、米軍が自由に使える最新の基地ができるのは望ましい、という程度の意味であろう。
:引用終了


☆生活・小沢氏が米誌に辺野古新基地不要論
URL http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=111409
引用:
小沢氏は、辺野古沖で反対活動を展開する住民らに海上保安庁が過剰対応を繰り返し、緊張が高まる沖縄の現状に警鐘を鳴らした。


 在沖海兵隊のグアム移転計画について、「米国はアジアだけではなく欧州の前線からも部隊を撤退させている。これは米国が恒久駐留から即応部隊の配備により緊急事態に対応する戦略へ転じたことを示したものであり、在沖海兵隊のグアムや他地域への移転はこうした米軍事戦略の一環であり、日本や沖縄を考慮したものではない」と指摘。こうした変化に逆行する新基地建設は不必要と論じた。


 また、安倍政権が辺野古移設計画を堅持するならば、まず沖縄と対話すべきだとし、意見の相違を理由に翁長知事との会談を拒否する安倍首相は「非常に幼稚」と批判。
:引用終了


☆安倍総理 辺野古移設「確固たる決意で進める」(15/04/09)


以下、ネットの反応
















沖縄の基地問題を巡る動きを見ると、アメリカは下手なことをして反米運動が盛り上がるリスクなどを警戒しているようで、民意を無視した強引な移設には反対しています。それに対して日本政府は安倍首相も言っているように、「唯一の解決策」という言葉を繰り返して、何としてでも基地の建設を推し進めようとしていました。


小沢一郎議員が米国紙に投稿した文章には、「在沖海兵隊のグアムや他地域への移転はこうした米軍事戦略の一環であり、日本や沖縄を考慮したものではない」と書いてありますが、正にその通りです。民意というリスクと同時に、アメリカはオバマ政権が誕生した時から軍事的な撤退を決めていました。


沖縄の基地もグアム方面に移転する案が浮上していたように、それを無視して基地建設を強行しているのは安倍政権なのです。勝手に「唯一」と言葉を入れた件もそうですが、辺野古基地建設の裏には隠された利権とかがあるのでしょう。




http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/256.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 「メディア規制を強化する安倍政権」(EJ第4015号) Electronic Journal
「メディア規制を強化する安倍政権」(EJ第4015号)
http://electronic-journal.seesaa.net/article/417212845.html
2015年04月14日 Electronic Journal


 「萩生田文書」なるものがあります。安倍首相は、2014年
11月21日に消費税10%引き上げ延期を表明し、衆議院を解
散しています。その2日前の11月18日、安倍首相はTBSの
「NEWS23」に出演したのです。
 番組がアベノミクスに関する街頭インタビュー映像を流すと、
首相はみるみる不機嫌になったといいます。「景気がよくなった
とはあんまり思わない」とか「アベノミクスは感じていない」と
いう批判的な意見が多かったからです。そして、安倍首相は次の
ように抗議したのです。
―――――――――――――――――――――――――――――
 6割の企業が賃上げしているのですよ。これ、ぜんぜん声が反
映されてませんが、おかしいじゃないですか。
     ─2015年11月18日付、「NEWS23」より
―――――――――――――――――――――――――――――
 街頭インタビューですから、公平に多くの声を集めることは困
難です。局としては、街頭でできる限り集めた声を編集して流し
ただけなのです。これをもってすべての実態をあらわしていると
はいえませんが、多くの国民はそう感じており、国民の声を代弁
しているといえます。それを安倍首相は「公平じゃない」と憤慨
したのです。一国の首相の対応とは思えない幼児性です。
 それから1日後のことです。安倍首相の側近の萩生田光一自民
党総裁特別補佐は、在京キー局の自民党記者クラブを個別に呼び
出し、自民党筆頭副幹事長名で各局の編成局長、報道局長に宛て
た文書を手渡し、実施を迫ったのです。なお、自民党筆頭副幹事
長は、萩生田氏が兼務していています。
 問題のその文書ですが、多くのサイトがURLを掲載していま
すが、現在ではすべて削除されています。官邸にはメディアを監
視するチームがあり、不都合なコンテンツはすべて削除を命令し
ているようです。やましいことがなければ、そんなことはしない
はずです。しかし、やっとその文書を入手したので、次に一部を
示しておきます。
―――――――――――――――――――――――――――――
 衆議院選挙は短期間であり、報道の内容が選挙の帰趨に大きく
影響しかねないことは、皆様もご理解いただけるところと存じま
す。また、過去においては、具体名は差し控えますが、あるテレ
ビ局は偏向報道を行い、それを事実として認めて誇り、大きな社
会問題になった事例も現実にあったところです。
 したがって、私どもとしては、
 ・出演者の発言回数及び時間等についても公平を期していただ
  きたいこと
 ・ゲスト出演者の選定についても公平中立、公正を期していた
  だきたいこと
 ・テーマについて特定の立場から特定政党出演者への意見の集
  中などがないよう公平中立、公正を期していただきたいこと
 ・街角インタビュー、資料映像等で一方的な意見に偏る、ある
  いは特定の政治的立場が強調されることがないよう、公平中
  立、公正を期していただきたいこと
──等について特段のご配慮をいただきたく、お願い申し上げま
す。以上、ご無礼の段、ご容赦賜り、何とぞよろしくお願い申し
上げます。              http://bit.ly/1HhcxW0
―――――――――――――――――――――――――――――
 これをよく読むと、テレビ局はほとんど何もできないことにな
ります。その一方において、安倍首相は信じられないほど多くの
回数にわたって、メディアのトップと親しく会食を重ねているの
です。まさに「アメとムチ」の両方を使い分けて、やりたい放題
です。これでは、テレビ局としては対応に苦慮するはずです。
 それでもテレビ局は毅然として局として考える公平中立の立場
に立って、報道すべきです。それがジャーナリズムの精神だから
です。それでは、テレビ局は実際にどう対応したのでしょうか。
 日本のテレビ局は、「あとで自民党に文句をいわれるのは面倒
である。トップの立場もある。選挙報道は最小必要限度に縮小し
よう」と考えて、実施したのです。
 数字で根拠を示します。「SAPIO/サピオ」2015年5
月号は次のように書いています。
―――――――――――――――――――――――――――――
 テレビ番組の調査・分析会社の集計によると、衆院解散当日か
ら、1週間(11月21日〜27日)の間にNHKと在京民放5
局が取り上げた選挙関連の放送時間は合計26時間16分で、前
回総選挙(12年)の約3分の1に減った(朝日新聞/2014
年12月10日付)。テレビ局は「報道の中立」に配慮して番組
をつくるのではなく、「あとで自民党に文句をいわれるなら、や
めてしまえ」とばかりに選挙報道そのものを減らしたのである。
        ──「SAPIO/サピオ」2015年5月号
―――――――――――――――――――――――――――――
 この萩生田文書に続いて、今回の古賀氏のクーデター発言によ
り、メディア、とくにテレビ朝日は政治番組のメインの時間帯で
ある日曜日の午前中から「報道ステーションサンデー」を夕方に
移動させ、その後にお笑い番組を配置するという愚かな変更を行
い、安倍政権にシオを贈っています。
 さらに、月曜日〜金曜日の朝のワイドショー「モーニングバー
ド」では、キャスターを大幅に減らし、まともなコメントをする
コメンテーターを慎重に外しています。これによって番組の魅力
は大幅ダウン。ことさら、安倍政権を刺激しないようメディアが
政権に全面協力しているのです。誠に嘆かわしい事態です。日本
のジャーナリズムの死ともいえます。
 このようにメディアが政権批判を自主規制し、政治との緊張関
係が失われると、政治のモラルハザードは一段と進んでしまいま
す。現に違法献金疑惑を追及されている真っ黒の下村博文文科相
もメディアの追及がないので、ゆうゆうと逃げ切れてしまいそう
です。          ── [検証!アベノミクス/97]


≪画像および関連情報≫
 ●古賀茂明氏のコラム/週刊現代「官々愕々」より
  ―――――――――――――――――――――――――――
  自民党の今回の文書発出は、どう見ても政権与党として禁じ
  手だ。明らかに憲法が保障している表現の自由への直接的侵
  害行為であり、報道の自由への重大な挑戦である。これが他
  の先進国で起きたら、単なる政権批判だけではすまない。政
  権そのものが揺らぐ大問題になるはずだ。しかし、私が今回
  の事件でもっと驚いたのは、この文書を受け取ったテレビ局
  やそれを知った他の報道機関の多くが、本件を重大な問題だ
  と受け止めなかったことだ。自民党の「暴挙」を知りながら
  ほぼ1週間放置した日本の報道機関。テレビ局は報道したら
  安倍総理に睨まれるからということでおとなしくしていた。
  政府を監視するというマスコミの役割を果たす気力も能力も
  持っていないということになる。官邸詰めの記者クラブにい
  たテレビ局以外の新聞社の記者たちもうすうす知っていたら
  しい。しかし、どの新聞も通信社もこれを報道しなかった。
  最初に報道したのは、インターネットテレビ「ニューズオプ
  エド」だったが、その後もテレビ局はニュース番組でこれを
  取り上げていない。これは結果的に在京キー局が選挙に際し
  て自民擁護の役割を果たすことになる。偏向以外の何物でも
  ない。これこそ放送免許剥奪につながる問題ではないのか。
  「国境なき記者団」が発表している「報道の自由度」世界ラ
  ンキングというものがある。それによれば、日本はG7の中
  ではダントツのビリ。先進国中でも異例の下位にあり、14
  年は何と59位である。民主党政権時代は、10位台か悪く
  て20位台だった。        http://bit.ly/1qH3M1A
  ―――――――――――――――――――――――――――





http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/257.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 翁長沖縄知事だけでなく経済界も「沖縄が日本を見限る日」〈週刊朝日〉
翁長沖縄知事だけでなく経済界も「沖縄が日本を見限る日」〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150415-00000013-sasahi-pol
週刊朝日 2015年4月24日号より抜粋


 官房長官が知事にここまでコケにされたことはないだろう。安倍晋三政権に沖縄が反旗を翻した。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の辺野古移設問題で翁長雄志(おながたけし)知事(64)は菅義偉官房長官(66)と会談し、積年の怒りをぶつけたのだ。

 菅長官は、翁長知事との面会を拒否し続けて「翁長スルー」と陰口をたたかれていた。それが、会談後に立場は逆転。いまや沖縄が安倍政権を突き放している。翁長知事の側近は言う。

「基地問題の解決には米国に直接沖縄の問題を訴える必要がある。知事も就任後にケネディ駐日米大使に面会を求めていた。ただ、米国からは『知事が日本の政府高官と会う前に会うことはできない』と言われていた。菅長官と会談を終えたことで、これからは米国要人と交渉ができる」

 その後の動きも速かった。7日には、アルフレッド・マグルビー在沖縄米総領事と在沖縄米軍トップのジョン・ウィスラー四軍調整官と3者会談した。内容は非公開だが、ケネディ大使との会談や5月中に目指している訪米について日程調整したものと思われる。

 さらには、米国内での情報収集と、沖縄問題を米国高官に直接伝えるロビイングのために県はワシントン事務所を開設。駐在員として、在沖縄米総領事館に長く勤めた平安山(へんざん)英雄氏に4月1日付で辞令を交付した。

「外交は政府の専権事項だが、安倍政権は沖縄の考えを米国に伝える気がない。だから、『辺野古移設は不可能』ということを米国に直接働きかけるのです」(前出の知事側近)

 日本政府との交渉を見限った翁長知事は、県民から高い評価を受けている。3〜5日に行われた沖縄タイムスの県民世論調査では、翁長知事の姿勢を83.0%が支持し、辺野古移設にも76.1%が反対しているとの結果が出た。

 沖縄経済界も、翁長知事に歩調を合わせている。

 9日には、新基地建設阻止を目的とする「辺野古基金」が創設された。企業や市民からの寄付で集める基金は数千万円から数億円にのぼる見通し。米国の有力新聞などに意見広告を載せ、日米両国での世論喚起に使われるという。国連の人権理事会にも出向き、基地問題を人権問題として取り扱うようアピールする。基金の共同代表には、建設・小売り大手の金秀(かねひで)グループの呉屋守将(ごやもりまさ)会長や県内ホテル経営大手のかりゆしグループCEOの平良朝敬氏のほか、元外務省主任分析官の佐藤優氏、俳優の故菅原文太さんの妻文子さんらが就任した。平良氏は言う。

「これまで沖縄県民は基地を挟んで右(保守)と左(革新)にわかれてきました。今は、基地問題をこえて県民の心が一つになった」

 平良氏は、自他ともに認める沖縄の保守政治家を支えてきた経済人の一人で、沖縄経済界の重鎮だ。


http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/258.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 粛々とではなく黙々と作業強行? 沖縄は日本の植民地なのか〈週刊朝日〉
粛々とではなく黙々と作業強行? 沖縄は日本の植民地なのか〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150415-00000012-sasahi-pol
週刊朝日 2015年4月24日号より抜粋


 米軍普天間飛行場(宜野湾市)の辺野古移設問題を巡る翁長雄志(おながたけし)知事(64)と菅義偉官房長官(66)と会談がようやく実現した。しかし、翁長知事は「上から目線の『粛々』という言葉を使えば使うほど県民の心は離れ、怒りは増幅していく」と日本政府の意向を一蹴。さらに9日には、沖縄経済界も新基地建設阻止を目的とする「辺野古基金」を創設した。

 精神的に、経済的に、沖縄は日本から自立しようとしている。菅長官は、沖縄から戻った翌日の会見で、「粛々と」という表現について「不快な思いを与えたということであれば、使うべきじゃない」と表明せざるをえなくなった。

 だが、言葉を慎んだからといって、現実が変わるわけでもない。

 7日夜、移設反対派市民の座り込み抗議活動が続く米軍キャンプ・シュワブゲート前(名護市辺野古地区)で、突如として国道の歩道がふさがれ、車道にせり出す形で白いフェンスが設置された。市民によるゲート内の監視を防ぐ措置だと思われる。

 警備にあたった県警機動隊や警備員は約60人。ゲート内にも数十人が待機していた。説明なく公道で作業が始まったことで、市民と一触即発の状態になった。反対派市民は、

「『粛々と』という言葉は使わないから、『黙々と』やるということか!」

 と怒りの声をあげた。

 抗議行動に参加しながらも、その光景を遠巻きに眺めていた那覇市在住の20代女性がいた。彼女は、この光景に「沖縄は植民地なんです」と話す。

「あそこに並んでいる機動隊に、私の友達がいるんです。本土の人間はいつもそう。自分たちはゲート内の安全な場所にいて、反対派の制圧は沖縄の人にやらせる。彼らだってこんな仕事はやりたくない。3月には、沖縄の監視員を監督するために、東京からわざわざ人を派遣してきた。基地問題を使って、沖縄の人同士を対立させる。どうして私たちが引き裂かれないといけないんですか」

 政府は強行突破を“粛々と”進めているが、翁長知事は「辺野古に新基地はできない」と断言している。その根拠は何か。辺野古で抗議活動を続ける沖縄平和運動センターの山城博治議長は「勝利は見えている」と言う。

「埋め立て工事を始めるには、埋め立て予定地に流れている美謝(みじゃ)川の水路を変更しないといけない。それには名護市の許可が必要ですが、環境の負荷が大きく、承認されることはない」

 稲嶺名護市長も移設反対で、現在は沖縄防衛局は申請書類すら出せていない。さらには工事の継続も難しい。

「埋め立てが始まると、土を運び入れるために、1日500台以上のダンプが4年間もゲートを通過する。本土から運ばれた土には外来生物がいるので、ジュゴンの住む辺野古の海に重大な影響を与える」(県幹部)

 キャンプ・シュワブゲート前の抗議活動には、那覇市から毎日貸し切りバスが運行されている。ダンプが走るようになれば、反対派市民が集結し、体を張って土砂の搬入を阻止する可能性が高い。

「あの場所には、これまで反基地運動に縁のなかったおじい、おばあや普通の母親がたくさん参加している。命がけで抗議活動をしていて、頭が下がる。流血の事態になって犠牲者が出る前に、あらゆる方法を使って埋め立てを阻止しないといけない」(知事周辺)


http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/259.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 当選後に恫喝…高橋はるみ知事スタッフは“チンピラ”顔負け(日刊ゲンダイ)
         高橋知事と恫喝したスタッフ(撮影=横田一氏)


当選後に恫喝…高橋はるみ知事スタッフは“チンピラ”顔負け
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/158977
2015年4月15日 日刊ゲンダイ


 脱原発派の野党共闘候補との一騎打ちとなり、35万票差で4選を果たした北海道の高橋はるみ知事(61)。13日、知事公邸で報道陣に囲まれると「今まで以上に気を引き締めて道政運営に当たりたい」と笑顔を浮かべていたが、激戦のウラでチョットした騒動が起きていた。

 道知事選を取材していたジャーナリストの横田一氏がこう憤る。

「告示日には札幌市内の高橋陣営の選挙事務所で取材できたのに、私が高橋知事に質問したり批判的な記事を書いたためか顔を覚えられ、投開票日に事務所で当確が出るのを待っている時にスタッフに取り囲まれて追い出されました。選挙取材でこんな扱いを受けたのは初めてです。理由を聞くため、一夜明けた13日、あらためて事務所を訪ねると、今度は『住居侵入、不退去。警察を呼べ』と言われ、エレベーターの中では『コラ! いい加減にせい! この野郎!』と恫喝され、ヤクザ事務所のようでした」

 横田氏が撮影した映像にも詳細に記録されている。

 高橋事務所に対応の経緯を聞くと、担当者は「取材するなら申し込みをして下さいとお願いしたが、従っていただけなかったので注意した。事務所には国会議員などのVIPもおり、警備上の問題もある。ルールにのっとってほしいということです」と回答。

 だが、やりとりを見る限り、とても冷静な対応とは思えない。報道陣を「オルァ」と恫喝し、批判が続出した国会サボリ疑惑の上西小百合衆院議員の“チンピラ秘書”も顔負けだ。

 選挙前と期間中はヘーコラし、勝った途端、本性をムキ出し。スタッフから、道政史上初の4選知事の「本当」の正体が分かるというものではないか。



http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/260.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 統一選で惨敗…民主党に迫る岡田克也代表の「辞任」と「解党」(日刊ゲンダイ)
        器じゃない!(C)日刊ゲンダイ


統一選で惨敗…民主党に迫る岡田克也代表の「辞任」と「解党」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/158976
2015年4月15日 日刊ゲンダイ


「1強多弱」の政治情勢を変える足掛かりではなかったのか。12日に投開票された統一地方選の前半戦。フタを開ければ、発奮した野党は41道府県全てで議席を得た共産党だけ。あとは大惨敗というふがいなさだ。とりわけ許せないのは、野党第1党である民主党だ。

「厳しい傾向に歯止めがかかっていない。2大政党の資格を失う」――。民主党の細野豪志政調会長は13日、選挙結果に大慌てだったが、そりゃあそうだ。民主党は今回、41道府県議選で264議席を獲得したが、前回(11年、346議席)から、82議席も減らした。300議席に届かなかったのは03年以来で、17政令市議選でも前回の147議席から126議席に減った。大阪市議選は候補者11人が全員落選し、大阪府議選も候補者9人のうち、当選したのは1人だけだ。

 これではキワモノ候補の寄せ集めの泡沫新党と変わらない。よく「野党第1党」の看板を掲げていられるものだが、民主党の枝野幸男幹事長は談話で、「民主党が公認・推薦し、あるいは支援した多くの候補者が当選を果たすことができました。(略)与野党対決となった札幌市長選挙を制したことは大きな成果であり、党再生に向けた足がかりを得たと受け止めています」なんて言っている。オメデタイというのか、何も考えていないのか。本気で言ってるのか? と突っ込みたくなる支持者も多いだろう。

 それもこれも、岡田克也代表の責任が大きい。1月の代表就任直後から、統一地方選を「党再生の足掛かりにしたい」と訴えていたにもかかわらず、すぐに体調不良で“戦線離脱”。統一地方選で陣頭指揮を執るどころか、国会でも存在感を示せなかったからだ。

 数少ない与野党のガチンコ選挙となった北海道知事選でも、対応を地元の民主道連に任せきりで何もしない。岡田代表は「応援要請がなかった」なんて言っているようだが、親分がこんな状況では勝てる戦も勝てない。民主党は昨年末の衆院選でも複数の選挙区で候補者を擁立できずに惨敗。候補者選定を急ぐべし――と指摘されていたにもかかわらず、いまだに動きナシ。一体何のために国から約77億円(15年分)もの政党交付金を受け取っているのか。ひたすら、カネを貯金しているだけではないか。

 政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏はこう言う。

「民主党が来夏の参院選を見据えるなら、全ての選挙区に候補者を立て、野党共闘体制をつくるべきでした。強引に調整すれば、地元から反発も出てくるだろうが、無理にでも候補者を立てる努力をすることが重要なのです。汗をかくことで、どう共闘体制をつくるのか、選挙運動をどう展開するべきかが見えてくる。参院選の“予行演習”をするには最高のチャンスなのです。岡田代表には、地元をまとめるだけの力もなければ、党の将来に関するビジョンも欠けています」

 後半戦も大敗なら、リーダーシップも人望もない岡田代表の辞任を求める声が続出するのはもちろん、民主党「解党」も現実味を帯びてくる。


http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/261.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 独占スクープ!何があったか全部話す 古賀茂明はなぜ怒ったのか「腰抜け」古舘伊知郎に告ぐ!(上) 週刊現代
       古賀氏は月1回出演の準レギュラーだった


独占スクープ!何があったか全部話す 古賀茂明はなぜ怒ったのか「腰抜け」古舘伊知郎に告ぐ!(上)
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/42900
2015年04月15日(水) 週刊現代 :現代ビジネス


官邸から『報道ステーション』に「古賀は万死に値する」とメールが……

「放送事故」「電波ジャック」と後から言うことはたやすい。しかしあの夜、古賀氏は深い失望と重い決意を胸に、古舘氏の横に座った。本人がはじめて明かした、人気番組と国家権力の異常な関係とは。

■「官邸にとって最高の展開」

この番組は、もう終わりじゃないか—。

そう絶望するスタッフも出ていると明かすのは、テレビ朝日の看板ニュース番組『報道ステーション』関係者だ。

「今、局にはマスコミ各社から大量の質問状が送られてきていて、そこには『何でこんなことまで知ってるの?』ということがいっぱい書いてある。その情報漏洩の犯人探しが、番組内部で始まっているんです。『仕事にならないから、もうスポーツと天気のコーナーを延ばして、とにかくニュースを短くしよう』という話まで出ています。報ステは『崩壊』ですよ」

報ステに準レギュラーコメンテーターとして出演していた、元経産官僚の古賀茂明氏。3月いっぱいで番組を降板することとなった彼が、3月27日に放送された最後の出演中、突然こう言って大きな波紋を呼んでいる。

「テレビ朝日の早河会長、古舘プロジェクトの佐藤会長の意向で、私は今日が最後です」

メインキャスターの古舘伊知郎氏は、古賀氏の言葉に「承服できません」と即座に反論。番組中に激しい口論となった。

あの前後、局の内部でいったい何が起きていたのか。なぜ古舘氏は、古賀氏の発言に色を失い、ムキになって反論したのか。本誌の取材に古賀氏が答えた。

—騒動に関する報道をどう見ていますか。

「『古賀茂明vs.古舘伊知郎のバトル』というできの悪いストーリーが、週刊誌などにはあふれていますね。これは、安倍官邸からすれば最高の展開ですよ。『報ステの内紛だ』ということになれば、官邸は追及を免れますから」

—今回の件を「古賀が政治活動のために番組を利用した」「私怨を晴らすために放送テロを起こした」と言う人までいるようです。

「私が月に一回報ステに出るかどうかなんて小さな話ですよ。問題の本質は、今、政治権力が容赦ない圧力と懐柔でマスコミ各社のトップを押さえ、その結果、現場の記者たちが戦うことを避けて自粛してしまっていること。こうした状況が続いて、いつしか圧力にさらされているのを自覚することさえできなくなった。その結果、マスコミが、国民にとって極めて重大であるはずの真実を報じられなくなっていると訴えたかったのです。

そして、そのカギとなる人物が、官邸にいる政権幹部と、テレビ朝日・古舘プロジェクトのトップなんです」

■「古舘さんは変わった」

—27日の放送で、古舘さんが遮ったために、1枚だけ映されなかったフリップがありましたが。

「そのフリップには『かつて行政改革で政策金融機関のトップを民間出身者に替えたのに、安倍政権下では、また官僚OBが次々に天下りで返り咲いている』ということが書いてありました。

視聴者が見たら、『そんなことが起きているのか』と驚きますよね。『昔なら一面トップで報じたような事実を、なぜ今のマスコミは大きく報じないのか』という疑問も持つでしょう。それによって、日本のマスコミは大事なことを伝えていないんだな、と実感してもらいたかった」

—最後に出したフリップには、マハトマ・ガンジーの言葉が記されていましたが、その狙いは?

「『あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。そうしたことをするのは、世界を変えるためではなく、世界によって自分が変えられないようにするためである』というガンジーの言葉は、私の座右の銘です。お話ししたように、日本のマスコミは権力に対して何もせず、戦わないでいる。そのうちに、いつのまにか彼ら自身が権力によって変えられてしまっている。これに警鐘を鳴らそうとしたのです」

—番組のチーフプロデューサー(CP)と、コメンテーターの恵村順一郎・朝日新聞論説委員の交代について「更迭だ」と古賀さんが発言したら、古舘さんは否定して、言い争いになりましたね。

「正直言って、驚きました。古舘さんを批判するつもりは全くなかったのに、私をいきなり攻撃してきたので、こちらも本当のことを言わざるを得ませんでした。古舘さんが『圧力なんか受けていない、自分の力で立派な報道をしている』という趣旨のことを言ったので、『それはウソでしょう』と応じざるを得なくなったのです。

報ステのVTRは、様々な圧力がある中で、非常によい内容に仕上がっています。視聴者は、報ステの報道を主導しているのは古舘さんだと勘違いしていますが、実態はぜんぜん違います」

—具体的にはどういうことですか。

「最初に言ったとおり、今回の件を古舘vs.古賀という構図にするのは、官邸の思う壺。だから、私は避けたいんですよ。

ただ、このままだと私がウソつきだと思われてしまうので、少しだけ話しましょう。

古舘さんは、今回の一連の人事について私に真剣に謝ってくれました。

古舘さんは、自分の発言に影響力があると分かっている。周りから『CPや恵村さんが更迭され、古賀さんが出演できなくなる』という声が聞こえてきたら、普通なら早河洋会長や篠塚浩報道局長に『人事の話を聞いたんですが、どうなってるんですか?』と聞くのが当たり前。しかし、自分はわざと知らないふりをしたと。みんなを一切守ろうとしなかった、逃げたんだと、そう告白してくれました。

また、今回は自分が何か言ってひっくり返るものじゃないと思った、とも話していました。本当に申し訳ない、と。それほど古舘さんも、人事に関する圧力を感じていたんでしょう。

それなのに、27日の放送では『これは更迭じゃない』と言ったんです。ご自分の立場があるのは分かりますが、そう言われたら、こっちも反論せざるを得ませんよね」

—その発言にはかなり驚かれたでしょうね。

「古舘さんは、一昨年の3月には『この番組がなくなろうとも、原発のことをしっかり報道します』と明言していました。

それが、昨年の夏ごろからガラリと態度が変わり、政権に批判的なVTRに対して文句をつけることが増えて、スタッフは不満の声を漏らすようになっていました。政権が怒りそうなVTRが流れると、逃げるようなコメントをすることも頻繁になりました。

彼は、自分や古舘プロダクションの地位を守りたいと考えたのでしょうね。正直に謝ってくれただけまだマシかなと思って、もう私は諦めました。でも、古舘さんが権力に立ち向かわず、戦う相手として最後に選んだのが私だったというのは、何とも残念ですね」

■発言はすべて事前にチェック

—1月23日の報ステで古賀さんが「I am not Abe」と発言した直後、官房長官秘書官から番組スタッフにメールが届いた(後述)と聞いています。また、菅官房長官が複数の番記者に、古賀さんのこととは明言しないながらも、「頭にきた」「オレなら放送法違反だと言ってやったのに」などと発言したという内容のオフレコメモの存在も一部で報じられています。このメモは、古賀さんも持っていますか。

「菅さんは、わざと複数社の記者に話しているんです。そういう時は、各社とも情報管理が緩くなるんですね。だから、そういうメモがいろんなルートで私のところに回って来るのは、菅さんだって百も承知のはずですよ。

つまりそれは、テレビ局への脅しでもあり、私への脅しでもある。ならば私は、それに屈していないということを示す必要がある。『I am not Abe』と書いたフリップをカメラの前でかざして見せた……


「週刊現代」2015年4月18日号より


           ◇

独占スクープ!何があったか全部話す 古賀茂明はなぜ怒ったのか「腰抜け」古舘伊知郎に告ぐ!(下)
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/42901
2015年04月15日(水) 週刊現代 :現代ビジネス

■発言はすべて事前にチェック

— 1月23日の報ステで古賀さんが「I am not Abe」と発言した直後、官房長官秘書官から番組スタッフにメールが届いた(後述)と聞いています。また、菅官房長官が複数の番記者に、古賀さんのことと は明言しないながらも、「頭にきた」「オレなら放送法違反だと言ってやったのに」などと発言したという内容のオフレコメモの存在も一部で報じられていま す。このメモは、古賀さんも持っていますか。

「菅さんは、わざと複数社の記者に話しているんです。そういう時は、各社とも情報管理が緩くなるんですね。だから、そういうメモがいろんなルートで私のところに回って来るのは、菅さんだって百も承知のはずですよ。

つまりそれは、テレビ局への脅しでもあり、私への脅しでもある。ならば私は、それに屈していないということを示す必要がある。『I am not Abe』と書いたフリップをカメラの前でかざして見せたのは、そのためだったんです」

古賀氏の回答は以上である。テレビ朝日の中堅幹部がこう語る。

「あの日の放送後、全国の視聴者から電話が殺到しました。集計してみると、7割方が古賀氏を称賛する声だった。そればかりか、報道局の若手中堅スタッフたちも、『古賀さん、よくやった』と、密かに喝采しています」

一方、古舘氏を古くから知る人物は、次のように証言する。

「古舘伊知郎の性格を一言で言えば、繊細、気弱、クソ真面目。本来の彼は、政治にも経済にも関心がなく、無趣味な人です。硬派の報道番組など似合わないのに、無理を重ねて、還暦を迎えた現在まで報ステに出続けてきた。

それがいつしか、自分が国を動かしていると勘違いしてしまったのかもしれません。今回の古賀氏とのバトルは、図らずもそんな古舘の本来の姿を露呈させてしまった」

ある番組スタッフによれば、安倍官邸からの圧力が強まったのは、昨年末の総選挙からだという。

「安倍首相は衆議院を解散した晩、報ステの出演だけ拒否。自民党からは、『選挙時期に一層の公平中立な報道を求める』という文書を渡されました。総選挙で自民 党が圧勝すると、官邸はさらに強気になった。こうした中で、局の上層部が過敏に反応したのです。選挙直後から、『報ステ』の出演者にはすべて事前にコメン トする内容を聞き、そのメモを上層部に見せてお伺いを立てるという悪しき習慣が始まりました」

そして、今年1月23日、古賀氏との一問一答にもあったあの「官邸メール事件」が起きたのだ。

■「テレ朝は死んだ」

この日、報ステに出演した古賀氏は、後藤健二さんと湯川遥菜さん人質事件に関して安倍首相の責任を追及した。前出の番組スタッフが続ける。

「番組の放送中、菅官房長官の秘書官から報ステの中村直樹編集長に抗議の電話がかかって来た。彼がたまたま電話を取り損ねたら、ショートメールが入った。そこには『古賀は万死に値する』といった激烈な内容が書いてあったそうです。

篠塚局長と藤岡(信夫)政治部長は、直ちにCPを呼びつけ、『今日の放送はまずい』と厳重注意しました。毎日の番組終了後に行っている反省会では、古舘さんまで『これからどんどん官邸から抗議が来るようになるな』と漏らしていました」

一方、官邸サイドでは何が起きていたのか。当日の様子を、ある官邸スタッフはこう話した。

「あ の夜は、ある秘書官が菅さんと一緒に官邸で報ステを見ていた。すると、菅さんが古賀さんの発言に怒り始めたそうです。横にいた秘書官は、すぐに抗議しな きゃいけない。関係者に片っ端から連絡したけれど、つながらない。とにかく放送中に菅さんの目の前で連絡しようとして、最後は編集長にショートメールを 送ったんでしょう。

おそらく菅さんは秘書官のまどろっこしいやり方を横で見ていたから、後日、番記者とのオフレコ懇談で『オレなら放送法違反だと言ってやった』と威勢のいいことを語ったのではないか」

古舘氏と古賀氏という、政権に刃向う「最強タッグ」に亀裂が走った—今や安倍官邸は、鬼の首を取ったようなはしゃぎぶりだという。

「早 河会長は3月31日の会見で『菅官房長官にお詫びしないといけない心境です』と語った。つまり、白旗を揚げたのです。官邸はこれまで、『敵は朝日新聞と報 道ステーション』と思っていましたが、昨年夏には朝日新聞が自壊し、続いて報ステが倒れた。これで大手を振って安倍独裁体制に突っ走れるというわけです」 (官邸担当記者)

かつてプロデューサーとして『ニュースステーション』『朝まで生テレビ』に携わり、「政権の監視機関」たるテレ朝を牽引したのは、他ならぬ早河会長だった。それが、この体たらく。前出と別の番組スタッフが言う。

「新しいCPは『上の意向』を窺うばかりで、まるでNHKのような無難なニュース放送を目指しています。もうテレ朝は死んだも同然です」

古賀氏と古舘氏の対立が深まって、ほくそ笑むのは官邸である。だがもとはと言えば、古舘氏とテレ朝の腰抜け対応が、この「テレビ報道の死」の引き金を引いたのだ。


「週刊現代」2015年4月18日号より


http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/262.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 樋口判決は第二の伊達判決だ。いや、それ以上だ。  天木直人
樋口判決は第二の伊達判決だ。いや、それ以上だ。
http://www.amakiblog.com/archives/2015/04/15/#003233
2015年04月15日 天木直人のブログ


 きのう4月14日、福井地裁は関西電力高浜原発3、4号機の運転禁止を求める仮処分の判決を下した。

 これは物凄い、勇気ある判決だ。

 これを見たとき、私はすぐに1959年に東京地裁で下された、米軍基地は違憲であるという判決を思い出した。

 当時の東京地裁裁判長である伊達秋雄氏の名を冠して、後々まで語り継がれる、いわゆる伊達判決である。

 しかし、今度の判決を下したのは福井地裁の樋口英明裁判官の勇気は、当時の伊達秋雄裁判官の勇気を上回るかもしれない。

 伊達判決は、岸内閣が安保条約改定を強行しようとしていた中で、米軍基地は憲法違反であると断じた。

 勇気ある判決だ。

 だからこそ、日米両政府は慌て、田中耕太郎最高裁長官は、米国の手先となり、高裁を通り越して一気に最高裁で差し戻し判決を下して、結果的に伊達判決を葬ってしまった。

 今度の樋口判決は、日米安保条約改定に待ったをかけるような、大きな外交的影響力を持つ判決ではないかもしれない。

 しかし、原発再稼働に待ったをかけることは、国政を左右する大問題であり、日米関係にも影響を与える。

 その意味で、その衝撃は伊達判決に引けをとらない。

 しかも当時と今では政治状況が異なる。

 当時はまだ終戦から十年余りしかたっておらず、反基地闘争には野党や労働組合や世論の後押しがあった。

 しかし、いまは安倍政権の一強多弱の政治状況だ。

 しかも岸信介首相の孫である安倍晋三首相は、祖父を超えんとばかり、ますます暴走し、いまややりたい放題だ。

 少しでも反対するものを容赦なく弾圧している。

 メディアがその安倍政権に屈服し、反安倍政権を一緒になってつぶしにかかっている。

 そんな時に、安倍政権が事実上決め、その方向で突っ走っている原発再稼働に、正面からストップをかけたのだ。

 この樋口裁判長の勇気は物凄い。

 私が伊達判決を超えたという理由がそこにある。

 差し止め判決を喜ぶ原告や弁護士たちは、自分の手柄のように喜んでいる時ではない。

 勘違いしてはいけない。

 主役は樋口裁判官である。

 そして安倍政権はその樋口裁判官の判決に激怒してただでは済ませないと鬼のような形相だろう。

 自治体も財界もメディアもそんな安倍政権に味方している。

 住民の受け止め方は複雑で揺れている。

 世論は原発再稼働はやむを得ないと思い始めている。

 四面楚歌の中の戦いはこれからだ。

 原告や弁護士たちは、勇気ある樋口判決を見殺しにしないことだ。

 そしてそれは決して容易なことではない(了)


http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/263.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 安倍政権のテレビ局への圧力は「放送法」の拡大解釈だった! メディア法の専門家に聞く(リテラ)
「放送法」を盾にメディアへの圧力を強める権力者たち(左・自由民主党公式サイトより/右・橋下徹公式オフィシャルウェブサイトより)


安倍政権のテレビ局への圧力は「放送法」の拡大解釈だった! メディア法の専門家に聞く
http://lite-ra.com/2015/04/post-1027.html
2015.04.15. リテラ


 安倍政権によるテレビへの圧力がエスカレートしている。


 『NEWS23』(TBS系)内で安倍晋三首相がアベノミクスに懐疑的な声をあげる街頭インタビューを「意見を意図的に選んでいる」と批判したのは昨年11月のこと。直後には、衆議院解散にあわせて自民党から各テレビ局に公正・中立報道を求める文書が送られた。総選挙後は『NEWS23』に続き、『報道ステーション』(テレビ朝日系)のアベノミクスに関する放送への注意文書送付。今年2月から3月にかけては『報道ステーション』古賀茂明氏の「I am not Abe」発言に対する圧力問題もあった。


 そして、4月17日には自民党の情報通信戦略調査会がNHKとテレビ朝日の経営幹部を呼びつけ、事情聴取することも決まった。NHKからは『クローズアップ現代』のヤラセ問題、テレビ朝日からは『報道ステーション』での古賀茂明氏による政権批判を聴取するという。


 こうして書き出すだけでも頭がクラクラしてくるが、政府や政治家がテレビ局にクレームをつける際、根拠として頻繁に持ち出されるのが「放送法」だ。


 今年3月には菅義偉官房長官が、『報道ステーション』での古賀茂明氏の「(官邸に)バッシングを受けた」という発言に対し、4条3項をもとに「放送法がある以上、事実に反する放送をしちゃいけない」と批判した。また2月には橋下徹大阪市長が、自身の掲げる大阪都構想への批判をエッセーに記した京都大学大学院教授・藤井聡氏について「藤井氏が、各メディアに出演することは、放送法四条における放送の中立・公平性に反する」などとテレビ各局への出演取りやめを要請していることが明らかとなっている。


 放送法の条文を見ると、たしかにそのなかでは「不偏不党」や「公正さ」が要請されている。
・(一条二項)放送の不偏不党、真実及び自律を保障することによって、放送による表現の自由を確保すること
・(四条二項)政治的に公平であること
・(四条三項)報道は事実をまげないですること
・(四条四項)意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること


 しかし、番組のなかで政権批判が行われれば、それははたして「放送法違反」となるのだろうか? 言論法を専門とする専修大学・山田健太教授に話を聞きに行った。



専修大学教授・山田健太氏


──現在、とりわけテレビという媒体に対して政権からの圧力が集中しているように思いますが、なぜですか?


「『免許制』というしくみに大きな関わりがあります。国内の放送局は原則として、ライセンス(免許)を得なければ放送を行うことができません。出版など他媒体との大きな違いもそこにあります。
 免許制にかかわる法律は国内に2つあります。1つ目は、無線局への電波割り当てなど技術面を定めた電波法。もう1つが、放送事業体や番組内容のありかたを定めた放送法。両者は言わば表裏一体の関係になっています。
 車の免許だと、1回取ってしまえばあとは更新制になる。でもテレビは違う。5年おきに、一から審査を受け直さないといけないんです。そこで審査をするのは総務省(※2001年まで郵政省)。未だかつてそこで免許取り消しの事態が生じたことはないんですけど、総務省にとってはいつでも『お宅の放送はアウト』と言える状況にあります。
 恣意的な濫用を防ぐためにも、本来は規制監督を行う第三の機関(独立行政機関)が必要です。けれども日本にはそれがありません。世界的に見ても非常に珍しい国なんです」


──菅官房長官、橋下大阪市長などが放送法を持ち出して放送局や出演者を攻撃する状況も続いています。これらは理に適ったことといえるのでしょうか?


「法の大前提として、放送法ではどのような番組を流すかを放送局自身が判断するよう定めています。菅さんや橋下さんが『あの発言は公正でない』と個人として思うのはいいと思いますよ。でも、政治家として放送局にそれを持ち出すのは避けなきゃいけない。橋下さんは政党の代表で、当然ながら行政に対する影響力がある。ましてや、菅さんは大臣ですからね。筆頭大臣がそういうことを言うなんて、普通ありえないです」


──では、放送法の本来の目的とはどのようなものですか?


「大きな特徴は、法が『民主主義のためのもの』と定められていることです。つまりいったんライセンスを受ければ、誰からも制約を受けず放送ができるように、国は邪魔をしないということです。
 これは法が第二次世界大戦後、憲法で定められた〈表現の自由〉を電波の分野でも体現するため制定されたことと関係しています。免許を与えるのが国なので、放っておけば放送内容への介入が起きやすくなってしまう。その防止を保障するための法律なんです」


──第1条の「放送の不偏不党」、それから4条の「政治的公平」は一見似た言葉に思えます。2つの言葉の意味はどう違うのでしょうか?


「1条の『不偏不党』は文字通り『偏らないでちゃんと放送しなさい』ということです。ただ1条の狙いは放送内容の制限ではなく『自由な放送』を保障すること。数的に制約があるなかで、言わば選ばれて免許を受けた放送局ですから何を言ってもいいわけではないということで『不偏不党』という言葉をかぶせていますが、重点は後半の『真実及び自立の保障』にあります。
 これに対して4条の『政治的公平』はその1条を受けて放送局自身が公正さをどのように実現するかについて考えるためのものです。ポイントはあくまで『放送局から視聴者への約束』という意味合いであること。例えばある政治的な出来事に対して、AとBという意見で賛否が分かれるなら、あまり極端な取扱いはせず、両者の言い分を紹介する。こうしたことを視聴者に約束しているんです」


──局の自律性や、本来の意味での「公平さ」が守られていれば、最近のような事態は続いていなかったはずです。いつから状況が変わってしまったんですか?


「ターニングポイントは1993年の通称『椿事件』です。当時、テレビ朝日の報道局長であった椿貞良氏が、民間放送連盟(民放連)の内輪の勉強会で『非自民政権が生まれるよう報道せよと指示した』と発言をしたと産経新聞が報道し、『政治的公正さが守られていない』と国会で騒ぎを呼ぶ事態へと発展した。
 それまで放送法4条はあくまでも放送局の自律の問題だと解釈されていました。にもかかわらず93年に郵政省(※2001年1月、総務省に統合)の江川晃正放送行政局長が『政治的公正は最終的には郵政省が判断をする』(衆院逓信委員会、1993年10月27日)と初めて答弁をする。歴史的な大転換が起こったんです。椿事件以降、国が放送内容に口出しをする割合が明らかに上昇しました。1985〜2009年の間の指導件数は合計31件ですが、1999年までは年1〜2件程度だったものが、2004年以降は毎年3〜6件もの数に及んでいます」


──2004年から指導件数が上昇しているのはなぜなんでしょう?


「2004年は安倍さんの時代なんですよ。厳密には小泉第三次政権ですけど、この期間に行政指導が急増したのは、安倍さん(自民党幹事長を経て2005〜06年まで内閣官房長官、2006〜07年まで内閣総理大臣)が主導していたからです。第一次安倍内閣のときには、総務大臣が菅さんだった。安倍&菅コンビで行政指導を多発させて、放送局をいじめ抜いたんです。今起こっているのはその再来。彼らの存在は、放送局にしてみると恐怖なんですよ。菅さんはこうしたことを全部わかった上で発言をしているから、放送局もこれに従わざるを得ないという状況が生まれているんです」


──「行政指導」は、実際にはどのくらいの効力を持っているんでしょうか?


「指導では決して『免許を取り消します』とは言いません。一番多いのは『事実に反する』という言い方です。例えばある番組で政府に批判的な意見が見られた場合、政府の側はあくまで『政治的公平に反していますよ』と指摘する。でもそれは、実質的には国が『この内容は法律違反だ』と決めることです。そう言われれば当然番組は変えざるを得ず、場合によっては打ち切りにもなりかねません。反論なんかしたら免許を取り消されちゃうから、局側は『すいません』と謝るしかないんです」


 ここまでの話を踏まえれば『NEWS23』『報道ステーション』への介入からはじまって古賀・藤井批判に至るまで、現在起こっていることは放送法の理念に180度反している現象であることが明らかになる。進行しているのはむしろ、「中立・公平さ」という言葉を逆手に取った権力者による暴走なのだ。これはむしろ「放送法ファシズム」とでも呼ぶべき事態ではないだろうか。


 中立・公平さとは本来どうあるべきなのかを尋ねてみたところ、山田教授は「『中立』とか『政治的公平』って、あるかどうかは誰もわからない幻想みたいなもの。チャンネル数が限られていた当時の歴史的遺産みたいなもので、現在の放送法4条を今後も死守する必要はないと思っています」と断ったうえで「ただ自分たちの自主的な決まりとしての『公正さ』はあった方がいい。少数者の意見に耳を傾けて番組を作っているか、あるいは特定の事件に対して、一方的に対象を断罪するのではなく反論の機会を与えているか──むしろそういう形で放送局は自らを律する番組基準として『公正さ』を保つべきだと思います」と語った。


 現在の状況が続いた結果、本当に恐れるべきは、政治家に言われずともマスコミが自ら進んで政府の意に沿わない報道を「自粛」する空気が醸成されてしまうことだ。4月に刊行された藤井聡氏の新書『大阪都構想が日本を破壊する』(文春新書)のあとがきで、藤井氏は橋下市長との一連の出来事を元に、以下のような危機感を訴えている。


〈(エッセーが)ある種の騒動にまで発展したのは、「都構想」にわずかでも疑問を差し挟むことを「タブー」と見なす空気がメディア、言論空間に濃厚に存在していたからに他なりません。(略)「都構想」をめぐる著しく硬直化した空間は、それ自体が「都構想」の中身に勝るとも劣らぬほどの巨大な問題なのです。〉


「放送法」はあくまで大マスコミと官僚にだけ関係するお話、一般市民に言われてもピンと来ない──そう考える読者がいたとしても無理はない(筆者も最近までその一人だった)。しかし、ここまでの状況を知るとそうも気楽なことは言っていられない。市民にもできることはあるのか、最後に山田教授へ訊ねてみた。


「例えば、放送局の番組に対していい番組だったら褒める、悪い番組だったら叱るということ。それを国ではなくて僕らがしていくことが重要です。番組の良し悪しを判断するのは国じゃなく僕ら。公的な権力者が個別の番組や人事に口を出すのは『よくないこと』だと知っておく必要がある。そうしたときには、放送局同様、国に対しても僕らは怒らないといけない」
 
「中立・公正」というタテマエの裏側で、得をするのは一体誰なのか? とりわけ権力を持つ人間がこうした言葉を金科玉条のごとく振りかざすときには、まずそう疑ってかかりたい。そうした監視の目が、健全なメディアの姿を取り戻す第一歩になるはずだ。


(松岡瑛理)





http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/264.html

記事 [政治・選挙・NHK183] <三権分立>司法無視して「粛々と進める」のは単なる犯罪。民主国家じゃないよ。→菅長官「粛々と進めたい」 高浜原発の再稼働










http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/265.html
記事 [政治・選挙・NHK183] 福井県知事選挙で争点にもならなかった「高浜原発3・4号再稼働」、福井地裁が差し止めの仮処分を決定した(板垣 英憲)
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/bee18fd782db1709a905a6aa8b9c8fc1
2015年04月15日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆福井県知事選挙(告示日3月26日)は、4月12日投開票され、現職の西川一誠候補(70)(無所属、自民、民主、公明の各県組織や、県農政連、連合福井などの推薦)が、新人の金元幸枝候補(57)(共産)を破り、4選を果たした。西川一誠候補28787票、金元幸枝候補7357票(当日有権者65039人、投票者37235人、投票率57.25%)。西川一誠候補は、選挙戦で北陸新幹線県内延伸の3年前倒し実現などの実績を強調。人口減対策や、国内最多の原子力発電所14基が立地する県のトップとして「責任ある原子力行政に取り組む」などと訴え、広く支持を集めた。これに対して、金元幸枝候補は、原発再稼働阻止などを訴えたけれど、名前を浸透できず、及ばなかった。

 要するに、若狭湾岸に「原発銀座」を擁していながら、「原発ゼロ」「脱原発」「原発再稼働」という重要問題が、争点にならなかったのである。自民党と対決すべき野党第1党の民主党が、文明史に挑戦する「原発ゼロ」「脱原発」「原発再稼働」を争点にできなかったのは、実に情けない話であった。

◆ところが、福井県知事選挙・県議選挙が選挙への影響を回避していた福井地裁は、選挙が終わってから2日目の4月14日、関西電力が「11月再稼働」を予定している高浜原発3・4号(福井県高浜町)をめぐり、福井県や関西の住民9人が再稼働の差し止めを求めた仮処分申請で、福井地裁(樋口英明裁判長)は14日、住民側の請求を認め、両機を「運転してはならない」と関電に命じた。原子力規制委員会が策定した新規制基準に適合しても「安全性は確保できない」と断じたのである。住民側の「大勝利」であった。裁判所が仮処分で原発の運転禁止を命じる決定を出したのは、日本国内で初めてのことであり、この仮処分は直ちに効力が生じるため、再稼働は当分の間、できなくなるという。

◆福井地裁は、「新規制基準は緩やかすぎて、これに適合しても安全性は確保できない」と断定、原発の安全審査における最大のポイントとなる基準地震動(地震の揺れの想定)について「2005年から過去10年間で想定を超える揺れが4原発で5回あった」と述べて、「基準地震動は信頼性を失っている」「高浜で想定する700ガル未満の地震の場合でも、「冷却機能喪失による炉心損傷に至る危険が認められる」としている。はっきり言えば、「原子力規制委員会が策定した新規制基準そのものが甘く、万が一地震が発生すれば、危ない」ということだ。

 菅義偉官房長官は4月14日の記者会見で、福井地裁が高浜原発3、4号機の再稼働を認めない仮処分を決定したことについて「国は当事者ではない。あくまでも仮処分であり、事業者の対応を注視したい」と述べるとともに、「粛々と(再稼働を)進めていきたい」と原発再稼働方針に変更はないとの考えを強調した。

菅義偉官房長官は4月6日の記者会見で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の辺野古移設問題で繰り返していた「粛々と工事を進めていく」との発言について、「今後は使わない」方針を示したのに、福井地裁が高浜原発3、4号機の再稼働を認めない仮処分を決定したことに、相当頭にきたのか、「粛々と」という強権主義丸出しの強硬姿勢を示した。菅義偉官房長官は余程、「原発が好き」らしい。

【参考引用】 
 ロイターは4月14日午後5時27分、「福井地裁、高浜原発再稼働禁止の仮処分 新規制基準『安全確保せず』」という見出しをつけて、以下のように配信した。

 [福井市 14日 ロイター] - 関西電力(9503.T: 株価, ニュース, レポート)高浜原発3・4号(福井県高浜町)をめぐり、福井県や関西の住民9人が再稼働の差し止めを求めた仮処分申請で、福井地裁(樋口英明裁判長)は14日、住民側の請求を認め、両機を「運転してはならない」と関電に命じた。また、原子力規制委員会が策定した新規制基準に適合しても「安全性は確保できない」と断じた。住民側代理人の弁護士によると、同仮処分は直ちに効力が生じるため、再稼働は当分の間、できなくなる。裁判所が仮処分で原発の運転禁止を命じる決定を出すのは日本国内で初めて。

<基準地震動、信頼性ない>

 高浜3、4号は今年2月、原子力規制委員会から新規性基準に「適合している」と合格判定を受けた。しかし、福井地裁は仮処分の決定文要旨で、「新規制基準は緩やかすぎて、これに適合しても安全性は確保できない」と断定した。原発の安全審査における最大のポイントとなる基準地震動(地震の揺れの想定)について、地裁は、2005年から過去10年間で想定を超える揺れが4原発で5回あったことに触れながら、「基準地震動は信頼性を失っている」と指摘した。その上で、高浜で想定する700ガル未満の地震の場合でも、「冷却機能喪失による炉心損傷に至る危険が認められる」とした。今回の仮処分申請の代理人で、脱原発弁護団全国連絡会の共同代表を務める河合弘之弁護士は仮処分決定後の記者会見で、「司法が原発再稼働を止めた今日は日本の脱原発を前進させる歴史的な一歩」と強調した。

関電は同日、高浜3・4号の運転禁止を命じる福井地裁の決定に対して、「速やかに不服申し立ての手続きを行う」とのコメントを発表した。仮処分の決定に不服があれば、訴えられた側は同地裁に改めて審理を求める「保全異議」を出すことができる。再審理の結果、関電の申し立てが認められれば今回の仮処分の効力が消え、再稼動の可能性が復活する。

河合弁護士は、保全異議があった場合の審理の期間について「半年から1年くらいだろう」との見通しを述べた。今回裁判長を務めた樋口氏は4月1日付で名古屋家裁に異動しており、別の裁判官が審理を担当するとみられる。(浜田健太郎)


http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/266.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 「裁判なんか知ったこっちゃないやい」と高浜原発差し止めを敵視する政治家、財界人、御用経済評論家の厚顔と傲岸&自民党が…
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2015/04/post-ace2.html
2015年4月15日 くろねこの短語


「裁判なんか知ったこっちゃないやい」と高浜原発差し止めを敵視する政治家、財界人、御用経済評論家の厚顔と傲岸&自民党がNHKとテレビ朝日を事情聴取って、ようするに白昼公然と「脅し」かけてるんだね。暴力団より始末が悪い


T’SLOVE プロ野球にtotoみたいなくじを導入しようって動きがあるんだってね。なんでも、八百長阻止のためにコンピューターが勝手に選ぶ非予想型ってんだが、これを画策している超党派スポーツ議連の連中ってのはどいつもこいつも頭が筋肉でできているらしい。コンピューターまかせで一攫千金狙おうなんて、ギャンブラーの片隅にも置けません。こいつら、よっぽど暇なのか。それとも、新たな利権で踊ろうってのか・・・アホかいなです。

 アホかいなと言えば、今朝の文化放送『おはよう寺ちゃん』で、毎度の御用経済評論家が、高浜原発再稼働差し止めについて、バカ丸出しの与太飛ばしてました。たとえば、判決で原子力規制委員会の新規制基準は「緩やかにすぎ、合理性がない」って指摘してることについて、「合理的な規制基準をあなたが決められますか、ってことです」なんて意味のことを口走っとりました。

 おいおい、裁判長はあくまでも差し止め申し立てについて審理したんだね。で、最終的に「新基準は合理的ではない」って言ってるわけで、それを受けてより合理的な規制基準を考えるのは原子力規制委員会の務めであり義務なんだよね。こういう言い草って、お子ちゃま市長の橋↓君がよく使う、「だったら対案を出せ」ってのとそっくりです。そもそも、この男、仮処分決定要旨すらちゃんと読んでませんね。読んでりゃ、裁判長および陪席の判事が極めて「合理的」「常識的」な判断してるのがわかろうってもんだ。

 さらに、こんなことも口走ってました。「弁護団は脱原発の裁判長の時を狙って申し立てしている。科学的根拠はまったくない。単に、裁判長で決めている」。凄いですね。ほとんど、ヒステリックな言いがかりです。貧相顔の官房長官も「世界で最も厳しいと言われる規制の結果、大丈夫だと判断された。(再稼働は)粛々と進めていきたい」とのたまい、「残業代ゼロ」の推進者である経済同友会幹事の長谷川某にいたっては「裁判所の判断にこうしたテーマがふさわしいかどうか疑問」と喚いてます。

 ようするに、「裁判なんか知ったこっちゃないやい」ってことです。三権分立なんてのはこの国には存在しないかのようです。こういう輩が「法治国家」だなんて自分たちに都合のいい時だけ持ち出してくるんだから笑止千万なのだ。それにしても、裁判の結果をこれほど敵視するってのは、もうそれだけで政治家としても財界人としても失格でしょう。

 ちなみに、この裁判長はすでに家庭裁判所への異動が決まっているようなんだね。な〜んでか、つまりそういうことです。

・「新基準、合理性欠く」高浜原発差し止め仮処分決定要旨
 http://www.asahi.com/articles/ASH4G5DGYH4GPTIL02C.html

 めちゃくちゃでござりますがな、ってのはこういう輩のことを言うんだろうけど、もうひとつとんでもない乱暴狼藉を自民党がやってます。なんとまあ、NHKとテレビ朝日に対して、自民党が事情聴取するんだとか。NHKは「やらせ問題」、テレビ朝日は「古賀の反乱」がテーマであることは間違いない。しかしながら、政権与党とは言え、一介の政党が報道機関に事情聴取するなんて、頭がクラクラしてきます。

・自民党 NHKとテレ朝の幹部を呼び聴取へ
 http://www.news24.jp/articles/2015/04/14/04272980.html

 これはもう脅迫以外の何物でもなくて、NHKもテレビ朝日も断固拒否すべきで、それどころか特番組んででも徹底的に戦うべきなんだね。果たして、どんな対応するんだろうか。「へへ〜、おでーかん様、平にご容赦を」なんてことになったら、それこそこの国の「言論の自由」は風前の灯ってことになりますよ。


http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/267.html

記事 [政治・選挙・NHK183] ここまで米国に相手にされていない安倍首相はピエロだ  天木直人
ここまで米国に相手にされていない安倍首相はピエロだ
http://www.amakiblog.com/archives/2015/04/15/#003234
2015年04月15日 天木直人のブログ


 安倍首相の訪米が近づく中で、奇しくも二つの雑誌が、米国は安倍首相を相手にしていない、という衝撃的な記事を掲載した。

 ひとつはリベラルタイム5月号に掲載されている日高義樹の「ブッシュ陣営が懸念する『安倍外交』」という記事だ。

 その中で日高氏は、次期大統領選挙の有力候補者であるジェフ・ブッシュ陣営の大物政治家が安倍首相を自分の前で次のように批判したのを聞いてびっくりしたと暴露している。

 「安倍首相は、アベノミクスなどで経済的には評価されているが、外交戦略を持っているようには見えない。アジアをどうしたらよいのか、中国、韓国、ロシア、北朝鮮と言っ国々の指導者たちとどう渡り合うか、わかっていないようです。」

 そして日高氏は、この政治家だけではなく、米国で新政権をつくろうとしている共和党ブッシュ派の政治家や評論家たちは、みな安倍首相の戦略のなさを嘆いているとして、その記事を次のように日高氏は結んでいる。

 「このところの安倍首相の人気は、『日本が世界で一番素晴らしい』という日本のマスコミの自己陶酔がつくりだした、日本国内だけのもののようだ」と。

 もっと驚いたのは、選択4月号の巻頭の掲載されているダグラス・パール・カーネギー国際平和財団副所長の「日米同盟『形骸化』は止まらない」という記事だ。

 パール氏は、米国務省、CIA、を経てレーガン大統領特別補佐官、国家安全保障会議アジア部長を歴任した人物だ。

 その彼のインタビュー記事の冒頭は、次のような言葉で始まっている。

 「今回の安倍晋三首相の訪米について米国では誰も関心を払っていないし、興味もない。私自身は、安倍首相が米議会で演説することについて戸惑っている。戦後70年間の平和の歩みについて語り、日米同盟の果たした役割を強調するというが、そんなことに一体どんな価値があるのか。少なくとも米国のメディアはなんらニュース価値を見いだせないだろう・・・」

 パール氏はさらに続ける。

 「現状、日米のトップの関係は完全に行き詰っている。互いの信頼関係が醸成されていないので、このまま改善することはないだろう・・・オバマと安倍がいくら口先だけで日米安保の重要性を説いても意味はない。そうした意味で日米同盟はどんどん形骸化している」

 そのピエロを支持する5割ほどの日本国民は、何と形容すればいいのか(了)


http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/268.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 公明、再び「抵抗」演出の猿芝居 安保法制与党協議/憲法改正を抜きにして日本を「戦争ができる国」につくり変える壮大な仕掛け











http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/269.html
記事 [政治・選挙・NHK183] テレ朝とNHKの“失態”につけこむ安倍政権とほくそえむ籾井会長(リテラ)
             籾井勝人NHK会長(NHK公式HP「NHKについて 会長あいさつ」より)


テレ朝とNHKの“失態”につけこむ安倍政権とほくそえむ籾井会長
http://lite-ra.com/2015/04/post-1029.html
2015.04.15. 水島宏明の「政治からテレビを守れ!」@ リテラ


■政権批判を封じるのが狙いのテレビ局への事情聴取

 自民党が17日にNHKとテレ朝の幹部を情報通信戦略調査会に呼んで、最近話題になっている報道番組について、直接、事情を聞くという。

 これは14日夕方の日本テレビのニュースが伝えたものだが、どちらも「報道番組」に対する“牽制”であることは間違いない。やらせの疑いが濃厚になってきたり、あるいは、生番組でのコメンテーターの爆弾発言が波紋を広げたりした「報道番組」が相次いでいることは事実だが、それぞれの局内で独自の検証や責任者の処分などが検討されている。そうしたなかで、政治がわざわざ口を出し、制作した放送局の幹部を呼びつけ、詰問するのは、政権与党や彼らが進める政策への批判を封じ込めるのが本当の狙いだと考えた方がいい。

 要は、テレビ局が犯した“失態”につけこんで、テレビ報道に介入し、報道の力を弱体化させることを目論んでいるのだろう。


■NHKへは「調査報道」への牽制

 籾井勝人会長の下で起きたNHK『クローズアップ現代』の“やらせ”疑惑。昨年5月放送の「追跡“出家詐欺”〜狙われる宗教法人〜」で、ビルの一室を詐欺の「活動拠点」として報道したがその場所でそうした実態がなかったこと、この場所に相談に訪れたとして報道された「多重債務者」の男性が実は取材したNHK記者とは8、9年来の知人でこの場所での撮影を主導していたこと、「ブローカー」として放送された男性が、自分はブローカーではなく記者に演じるように依頼されたと主張していることなどが指摘されている。

 筆者のように、長年、テレビ報道の一線でやってきた人間からすれば「やらせ」は明らかだ。「ブローカー」と「多重債務者」との相談風景を別のビルから隠し撮りするような撮影をしておきながら、実は相談が行なわれていた部屋にはNHK記者も身を潜ませ、二人の会話に注文をつけていた事実をNHK側も認めている。まだ調査委員会が調べている最中ではあるものの、国谷裕子キャスターも「取材が不十分だった」と謝罪している。

『クローズアップ現代』の「やらせ」や放送倫理違反はもはや揺るがないものになっているが、注意しなければならないのが、これによって『クローズアップ現代』が今後も続くのか、という問題だ。局内ではすでに「打ち切り」も検討されているという。

 確かに、今回の「やらせ」はテレビ報道への信頼を揺るがせた行為だということができるが、他方で、『クロ現』はNHK、民放を含めて数少ない、良質な「調査報道」を行なってきた報道番組である。「無国籍児」、「女性の貧困」など、同番組の調査報道が発端で世間が注目するようになった社会問題は数多い。また、生放送であることから、国谷裕子キャスターが政治家などに鋭い質問を浴びせることでも定評がある。昨年7月に集団的自衛権の行使容認をめぐる閣議決定が行なわれた直後にも、菅義偉官房長官をスタジオに招いて質問攻めにし、不快な表情にさせた。放送を見た官邸スタッフがNHKに対して激怒したと伝えられている。

『クロ現』を始めとするNHKの調査報道番組は、たとえば、福島第一原発の事故発生のメカニズム、原発から出るゴミ(使用済み核燃料)や廃炉に向けた取り組みの困難さなどの問題でも、他の報道機関の追随を許さない圧倒的な取材力を発揮している。

 こうした調査報道の報道番組に対して、安倍首相の周辺が「偏っている」などと批判してきた経緯がある。今回の『クロ現』やらせ問題は、NHKがこれまでの「踏み込む調査報道」から手を引くきっかけになりかねない。

『クロ現』のやらせ問題を伝える週刊誌記事などでは、この問題で籾井会長も「無傷ではすまされない」などと書いているが、筆者は実は他ならぬ籾井氏自身が、ほくそえんでいるのではないかと想像している。籾井氏も、これまで特に原発問題での局内の調査報道を苦々しく感じていたからである。籾井氏が調査報道に慎重になり、むしろ「局内のコンプライアンス」を徹底させる方向で報道番組の制作現場に手を突っ込んでくる可能性は高い。

 NHKの「やらせ問題」を奇貨としたのは安倍自民党という構図が見える。


■テレビ朝日へは「政権批判」報道への威嚇

 もう一つ、政府・自民党が問題視し、局幹部を自民党・情報通信戦略調査会に呼び出すことにしたのは、テレビ朝日だ。問いただす番組は『報道ステーション』で、3月27日のコメンテーター古賀茂明氏(元経産官僚)の爆弾コメントについてである。この夜の出演がレギュラーコメンテーターとしては最後の出演になった古賀氏は、「菅官房長官ら官邸からバッシングを受けている」「テレビ朝日会長や古館プロジェクトの会長の意向で今日が最後」「番組プロデューサーも更迭された」などと制作サイドや古舘伊知郎キャスターが想定していなかった発言を繰り返し、「I am not ABE」という手作りフリップを掲げるなど、政権批判も展開した。

 確かにこれは不体裁な放送であった。ニュース番組の中で、直接、ニュースとは関係ない話を展開したのは「電波ジャック」と批判されても仕方ない。だが、ことあるごとに首相官邸の幹部たちが『報道ステーション』の放送について、特に、古賀氏の発言などについて目くじらを立てていたのは事実であるし、筆者も官邸に詰めている記者から、官邸幹部が『報道ステーション』など特定の報道番組について不満を述べることは頻繁にあった、と聞いている。こうしたことを古賀氏は「バッシング」と表現したのだろう。

 これに対して、官邸の責任者である菅官房長官は、記者会見で「全く事実無根であって、言論の自由、表現の自由は、これは極めて大事だという風に思っていますけれども、事実に全く反するコメントをですね、まさに公共の電波を使った行動として、極めて不適切だというふうに思っています」と述べた。

 さらに今後の対応に関して質問されて次の通り述べた。
「放送法という法律がありますので、まず、テレビ局がどのような対応をされるかということを、しばらく見守っていきたい」

 菅氏は第一次安倍政権当時の総務相。放送局を監督する総務省のトップとして、行政が放送局の放送内容をより強く行政指導できるようにする放送法改正をもくろんだが、この時は果たせなかった。

 この人が「放送法」に言及する時は、放送局の報道・制作姿勢への介入を意識した時である。

 古賀氏の不規則発言騒動の後で、自民党がテレビ朝日に対して、個別の報道について批判する文書を送っていたことが判明した。昨年11月24日に放送された『報道ステーション』でのアベノミクスをめぐる報道が、「アベノミクスの効果が、大企業や富裕層のみに及び、それ以外の国民には及んでいないかのごとく、特定の富裕層のライフスタイルを強調して紹介する内容」だったと問題視し、「意見が対立している問題は、できるだけ多くの角度から論点を明らかにしなければならないとされている放送法4条4号の規定に照らし、特殊な事例をいたずらに強調した編集及び解説は十分な意を尽くしているとは言えない」と「公平中立な番組作成に取り組むよう、特段の配慮を」求めた。この番組の中身を見てみると、実は『報ステ』側も相当に配慮したのか、アベノミクスで効果があったとする人々の声ばかり紹介している。他方で、スタジオで朝日新聞の恵村順一郎論説委員が「一部の富裕層に恩恵は及んでいるが中小企業の中所得層、低所得層は恩恵を受けていない」とコメントした。自民党が問題視しているのはこの恵村氏のコメントが中心であるかのようだ。

■自民党の調査会での威しの効果は?

 こうした流れを受けて、17日に自民党の情報通信戦略調査会にテレビ朝日の幹部が呼ばれる。おそらく「放送法違反」をちらつかせながら、テレビ朝日が第三者もくわえた検証委員会を立ち上げて検証することを求めるものと思われる。

 それだけでも効果十分だ。テレビ朝日は萎縮し、ますます、政権の政策に対する報道姿勢は「慎重」なものになっていく可能性がある。再発防止の体制づくりや検証番組の放送まで求められるかもしれない。

 特定秘密保護法や集団的自衛権、原発の再稼働問題などで政府自民党が進めようとする政策を疑問視する報道を繰り返してきたテレビ朝日。それが次第にできなくなっていく可能性が高い。

  NHKも同様だ。政治の前で再発防止などを約束させられ、政府批判につながりかねない報道はまず局内でチェックされるような体制づくりが行なわれる可能性がある。その前に社会の闇を暴いていくような調査報道には慎重になっていくだろう。危ないものには手を出さないという事なかれ体質が広がる一方かもしれない。

 そうなった時に、一番、不利益を被るのは誰か。いうまでもなく国民である。

 調査報道の牙を抜かれ、報道機関が政権を批判できなくなったら、独裁国家と大差ない。「3歳で射撃」「5歳で戦車を操縦」などと自国に指導者の天才ぶりを報道するだけの北朝鮮のテレビを笑えなくなってしまうのだ。
(水島宏明)


■水島宏明プロフィール
1957年生まれ。ジャーナリスト。法政大学社会学部教授。札幌テレビで生活保護の矛盾を突くドキュメンタリー『母さんが死んだ』や准看護婦制度の問題点を問う『天使の矛盾』を制作。ロンドン、ベルリン特派員を歴任後、日本テレビに入社。『NNNドキュメント』ディレクターや同局解説委員などを務め、“ネットカフェ難民”の名づけ親として貧困問題や環境・原子力のドキュメンタリーを制作。近著に『内側から見たテレビ やらせ・捏造・情報操作の構造』(朝日新書)がある。



http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/270.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 「オレは消えない…」渡辺喜美氏が統一選“勝利”で大ハシャギ(日刊ゲンダイ)
    ご満悦の渡辺喜美氏(左)と石崎英幸市議、右はプリティ長嶋(石崎英幸市議のブログから)


「オレは消えない…」渡辺喜美氏が統一選“勝利”で大ハシャギ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/159021
2015年4月15日 日刊ゲンダイ


 みんなの党の代表だった渡辺喜美氏(63)が大ハシャギしている。今月12日の統一地方選の前半戦で、地元の栃木県議選(定数50)に甥の妻、渡辺幸子氏など子飼いの7人が無所属で挑み、4人が当選したからだ。この結果に大喜びだという。

 渡辺氏といえば昨年4月、「8億円のウラ金問題」が発覚してみんなの党代表を辞任。昨年11月には解党し、衆院選は無所属で出馬したが、自民候補に約1万1000票の大差で敗れ落選した。すっかり姿を見せなくなったが、現在はどうしているのか。

「当初こそ落ち込んでいましたが、最近は『渡辺は消えない』と周囲に話すほど元気になっています。一時は奥さんとの不仲説を報道されていましたが、今回の統一選は夫婦そろって戦っていました」(元みんなの党関係者)

 渡辺氏はみんなの党の解党後、千葉県の石崎英幸市川市議が立ち上げた「闘う改革の会」の顧問に就任。本人は本気で再起できると思っているらしい。

「統一選では渡辺派の議員が全国で30人以上立候補し、勝率は6割近い。“闘う改革の会”が支援したプリティ長嶋さんも千葉県議選で当選しています。その一方、みんなの党を解党して喜美さんと対立した浅尾慶一郎氏は、地元の神奈川県議選で1人しか当選させられなかった。機嫌がいい要因かもしれません」(前出の元みんなの党関係者)

 ハシャぐのは勝手だが、8億円の借り入れ問題の説明など、まだやるべきことがあるのではないか。


http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/271.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 安倍政権「輝く女性応援内閣」 疑惑まみれの看板女性議員達(週刊ポスト)
           選挙区民に『ともみの酒』贈呈疑惑の稲田朋美政調会長
       

安倍政権「輝く女性応援内閣」 疑惑まみれの看板女性議員達
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150415-00000023-pseven-soci
週刊ポスト2015年4月24日号


「輝く女性応援内閣」を掲げる安倍政権の看板女性議員たちが、国会で春の嵐を起こしている。

 トップバッターは高市早苗・総務相だ。本誌・週刊ポストが報じた「消えた公庫の1億円」疑惑の緊急記者会見を開いて「ひどいねつ造記事」と全面否定したが、会見には当事者である実弟の秘書官の姿はなく、「被害者は秘書」などと弟をかばう発言を続けた。

 続いては、稲田朋美・自民党政調会長。『ともみの酒』という自分の名前をつけた酒を選挙区で配っていた疑惑を報じられ、「全くの虚偽であり、断固抗議する」と反論会見を開いた。

 遅刻というお粗末な理由で謝罪したのは片山さつき・参院外交防衛委員長。平謝りも「十分反省している」と思われないのは委員長の強権で政府側の答弁要領を事前に入手したり、御嶽山噴火で事実誤認のツイートをしたりと“武勇伝”に事欠かないからだろう。

 共通するのは姐御肌で強気一辺倒な姿勢。疑惑が浮上しても「法的に問題はない」と踏みつぶしていく、安倍政権の看板だからこその強気といえるかもしれない。

撮影■小倉雄一郎



http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/272.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 高浜原発の再稼働差し止めについて自民党「規制委が認めれば再稼働を進める」 関西電力も不服申立てを示唆!
高浜原発の再稼働差し止めについて自民党「規制委が認めれば再稼働を進める」 関西電力も不服申立てを示唆!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-6166.html
2015/04/15 Wed. 12:00:38 真実を探すブログ



先日に福井地裁が高浜原発の再稼働の差し止めを命じた問題で、自民党の稲田朋美政調会長は「わが党は先の衆院選の政権公約で『安全性を最優先し、原子力規制委員会によって新規制基準に適合すると認められた場合には、その判断を尊重し、原発の再稼働を進める』と明記しており、引き続き、これに沿って政策対応を行う」とコメントを発表しました。


また、菅官房長官も「原子力規制委員会が専門的見地から十分に時間をかけて基準に適合すると判断した。その判断を尊重して再稼働を進める方針に変わりはない。国は当事者ではないので、当事者である事業者の今後の対応を注視したい」と述べ、福井地裁の判断を考慮せずに再稼働を推進すると表明しています。


関西電力は「誠に遺憾。到底承服できるものではない」と発表し、不服申立てを示唆しました。政府や電力会社側はいずれも原発再稼働の方針を変更せず、このまま原発を動かすとしています。







☆「規制委が認めれば再稼働を進める」高浜原発仮処分決定で自民・稲田氏
URL  http://www.sankei.com/politics/news/150414/plt1504140041-n1.html
引用:
 自民党の稲田朋美政調会長は14日、福井地裁が関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の再稼働差し止めを命じる仮処分決定を出したことに関し、「わが党は先の衆院選の政権公約で『安全性を最優先し、原子力規制委員会によって新規制基準に適合すると認められた場合には、その判断を尊重し、原発の再稼働を進める』と明記しており、引き続き、これに沿って政策対応を行う」とのコメントを出した。
:引用終了


☆菅官房長官「再稼働を進める方針に変わりない」 高浜原発、再稼働認めない仮処分で
URL http://www.sankei.com/politics/news/150414/plt1504140039-n1.html
引用:
菅(すが)義偉(よしひで)官房長官は14日の記者会見で、福井地裁が高浜原発3、4号機の再稼働を認めない決定をしたことについて「原子力規制委員会が専門的見地から十分に時間をかけて基準に適合すると判断した。その判断を尊重して再稼働を進める方針に変わりはない。国は当事者ではないので、当事者である事業者の今後の対応を注視したい」と述べた。
:引用終了


☆菅官房長官「再稼働を進めていく方針に変わりない」


☆高浜町住民は複雑な心境、関西電力は「承服できない」


☆高浜原発3・4号機の再稼働認めず、仮処分決定


☆山本太郎 安全神話「第二幕」を開けさせない4/14 【全】福井地裁前


政府の方々のコメントを見ると、間接的ながら司法の判断を否定しているように感じられました。司法がこのような判断をしたのだから、安全対策の見直しや強化を考えるべきだと普通は思います。関西電力もこのまま不服申立てをするみたいですし、多くの方の命を預かっている立場としてはあまり良くない対応です。





http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/273.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 首相「ご苦労さま」 産経新聞前ソウル支局長をねぎらう[産経ニュース]
【本紙前ソウル支局長出国禁止解除】
首相「ご苦労さま」 産経新聞前ソウル支局長をねぎらう
http://www.sankei.com/politics/news/150415/plt1504150008-n1.html

 安倍晋三首相は15日午前、韓国政府による出国禁止措置が約8カ月ぶりに解除され、14日夜に帰国した産経新聞の加藤達也前ソウル支局長と官邸で面会した。帰国を報告した加藤前支局長に対し、首相は「ご苦労さまでした。裁判が続くので今後も身体に気をつけてください」と慰労した。「(8カ月間をどういう心境で過ごしたのか」とも尋ね、加藤前支局長の家族を気遣った。

 加藤前支局長は面会後、記者団に「(首相には)時宜を得て韓国、国際社会に発信して私を励ましてくださったことにお礼を申し上げた」と述べた。

[産経ニュース 2015/4/15]
http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/274.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 韓国で監禁状態だった産経前支局長、出国禁止解除へ!朴槿恵大統領を名誉毀損した問題で!帰国後に安倍総理大臣と面会!
韓国で監禁状態だった産経前支局長、出国禁止解除へ!朴槿恵大統領を名誉毀損した問題で!帰国後に安倍総理大臣と面会!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-6174.html
2015/04/15 Wed. 20:00:49 真実を探すブログ



韓国で朴槿恵(パク・クネ)大統領の名誉を毀損(きそん)したとして在宅起訴され、出国禁止となっていた産経新聞の加藤達也前ソウル支局長が8ヶ月ぶりに帰国しました。
日本に帰国後、加藤氏は総理官邸で安倍首相にこれまでの政府の対応に謝意を伝えました。それに対して安倍首相は「ご苦労さまでした。まだ裁判が続くようなので、これからも体に気をつけてください」と述べ、加藤氏にエールを送っています。


加藤氏は記者会見で、「さまざまな発信を、韓国に対し、あるいは国際社会に対して行っていただき、私を励ましていただいたことにお礼を申し上げた」とコメントしました。韓国の外務省報道官は出国禁止措置の解除について、「日韓関係とは無関係な事案だ」との見解を表明しています。






☆帰国の産経新聞前支局長が首相と面会
URL http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150415/k10010049051000.html
引用: 
4月15日 11時56分
帰国の産経新聞前支局長が首相と面会
韓国政府による出国禁止措置の解除を受けて、14日帰国した、産経新聞の加藤達也前ソウル支局長が、総理大臣官邸を訪れて安倍総理大臣と面会し、これまでの政府の対応に謝意を伝えました。
:引用終了


☆産経前支局長出国禁止解除 「韓国が関係改善のシグナル送った」韓国紙が1面報道
URL http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150415-00000522-san-kr
引用:
 【ソウル=藤本欣也】産経新聞の加藤達也前ソウル支局長が韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の名誉を毀損(きそん)したとして在宅起訴された問題で、加藤前支局長の出国禁止措置が14日に解除されたことについて、韓国大手紙、朝鮮日報は15日、「韓国政府が日本に対し関係改善に向けたシグナルを送った」との外交筋の見方を伝えた。


 同紙は1面で、加藤前支局長が出国禁止措置の解除を受けて帰国した事実関係を報じるとともに、総合面に解説記事を掲載した。
:引用終了


☆産経前ソウル支局長が首相と面会、政府の対応に感謝


☆産経前ソウル支局長と面会 総理「体に気をつけて」(15/04/15)


まずは無事に帰国することが出来て、とても良かったですね。ただ、沖縄県の翁長知事には一度も会わなかった安倍首相が、産経新聞の前支局長と会っている事にやや違和感を感じました。政府要人よりもマスコミの方が重要ということなのでしょうか?
別にこの件での安倍首相の対応は間違っていませんが、他の問題と合わせると発言や行動に矛盾がありました。




http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/275.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 安倍首相「大戦の反省」表明へ 22日からのバンドン会議で 「おわび」には言及しない見通し(共同通信)
安倍首相「大戦の反省」表明へ 22日からのバンドン会議で
http://www.47news.jp/CN/201504/CN2015041501001649.html
2015/04/15 18:42 共同通信


 安倍晋三首相は今月22日からインドネシアで開かれるアジア・アフリカ会議(バンドン会議)60周年記念首脳会議の際の演説で、先の大戦への「反省」を表明する方針を固めた。政府筋が15日、明らかにした。戦後日本の平和国家としての歩みや、今後の世界とアジア太平洋地域への国際貢献への意欲を強調しつつ、「おわび」には言及しない見通しだ。


 旧日本軍が占領したアジア各国の首脳らの評価を得て、夏に発表する戦後70年談話へ環境を整えたい思惑とみられる。ただ、歴史認識などをめぐり対決姿勢を示す中国や韓国の理解獲得は困難な情勢だ。中国は習近平国家主席がバンドン会議に出席する。
























http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/276.html

記事 [政治・選挙・NHK183] <正論>民主党が自民党のNHKやテレ朝幹部ら呼び出しを批判!安住氏「特定の番組に政治は口出しすべきではない」
【正論】民主党が自民党のNHKやテレ朝幹部ら呼び出しを批判!安住氏「特定の番組に政治は口出しすべきではない」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-6173.html
2015/04/15 Wed. 21:00:23 真実を探すブログ



自民党がNHKやテレビ朝日の幹部らを会議に呼び出した問題で、民主党の安住淳国対委員長代理は15日の記者会見で自民党の対応を強く批判しました。
安住氏は「言論の自由、民主主義で守らねばならない領域に触れる恐れがある。特定の番組に政治は口出しすべきではない」と述べ、民主主義の基本を脅かす恐れがある行為だと指摘。自民党に呼び出し行為の自粛などを求めました。


自民党は4月17日に情報通信戦略調査会でNHKのクローズアップ現代のやらせ問題と、報道ステーションに出演した元官僚の古賀氏の発言を追求する方針です。






☆民主・安住氏、NHK聴取の自民を批判「口出すべきでない」
URL http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150415-00000539-san-pol
引用:
産経新聞 4月15日(水)15時49分配信
 民主党の安住淳国対委員長代理は15日の記者会見で、自民党が報道番組で「やらせ」が指摘されたNHKと、テレビ朝日の関係者から17日に事情を聴くことについて「言論の自由、民主主義で守らねばならない領域に触れる恐れがある。特定の番組に政治は口出しすべきではない」と批判した。
:引用終了


☆情報通信戦略調査会 第一次提言
URL https://www.jimin.jp/policy/policy_topics/pdf/pdf111_2.pdf




☆自民、NHKとテレ朝の幹部を呼び聴取へ


☆自民党調査会、NHKとテレ朝を聴取へ 民主・安住氏が対応を批判(15/04/15)


☆自民党、報道番組めぐりNHKとテレビ朝日から聴取へ(15/04/15)


自民党の行為は言論の自由を潰す行為であると同時に、彼らの仕事とは関係無い分野まで手を出そうとしていると言えるでしょう。


番組の問題は放送倫理・番組向上機構などが対応するべき案件で、政党が意見するべき事ではありません。法律でも特定政党に肩入れしないことが定められていますし、今回の呼び出し行為は常軌を逸していると私は思います。


関連過去記事
☆【脅迫】自民党がNHKとテレ朝の幹部を呼び、事情聴取へ!ネット上では「報道規制だ」「常軌を逸している」との声も!
URL  http://saigaijyouhou.com/blog-entry-6165.html




http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/277.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 再稼働を認めないという司法判断を無視した行政の長の発言。沖縄の「粛々」発言と根は同じだ。(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201504/article_14.html
2015/04/15 21:20

福井地裁が、高浜原発の再稼働を認めない仮処分をしたことに、行政官僚のトップである官房長官の菅氏が、原発再稼働の方針は「変わらず」と言い切った。この言葉は、沖縄の知事や県民が何と言おうとも、政府が決めたことは「粛々」と工事を進めると言っていることに通じている。イヤ、憲法をまるで知らない強権的言動である。

憲法は3権分立を定めている。仮処分と言えども、一つの司法判断が出たのである。司法判断は、行政を縛る。それを全く無視して、再稼働は変わらずと言い切る。それは、司法判断をバカにしたと言わざる得ない発言である。行政の長として、驕り以外の何ものでもない。
仮にも司法判断が出た訳で、感想を言うのなら「行政としては、司法判断を重く受け止める。今後の推移を見守る」ぐらい言うのが、礼儀である。

ここまで、傲慢な言い方は、高等裁判所、さらに最高裁判所まで行けば自分たちが選んだ判事がいるので、確実に再稼働は出来ると踏んでいるのであろう。

しかし、この傲慢な態度は沖縄の発言と同じで、余りに図に乗った発言であり、国民ももうそろそろ安倍政権をお終いにした方がいい。


原発再稼働の方針「変わらず」、事業者の対応注視=菅官房長官
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E5%8E%9F%E7%99%BA%E5%86%8D%E7%A8%BC%E5%83%8D%E3%81%AE%E6%96%B9%E9%87%9D%E3%80%8C%E5%A4%89%E3%82%8F%E3%82%89%E3%81%9A%E3%80%8D%E3%80%81%E4%BA%8B%E6%A5%AD%E8%80%85%E3%81%AE%E5%AF%BE%E5%BF%9C%E6%B3%A8%E8%A6%96%EF%BC%9D%E8%8F%85%E5%AE%98%E6%88%BF%E9%95%B7%E5%AE%98/ar-AAaYzkp?ocid=UP97DHP

© REUTERS 原発再稼働の方針「変わらず」、事業者の対応注視=菅官房長官
[東京 14日 ロイター] - 菅義偉官房長官は14日の記者会見で、関西電力(9503.T)高浜原子力発電所3、4号機(福井県高浜町)の再稼働を認めない仮処分決定に関し、政府として原発再稼働を進める方針に変わりない、との認識を示した。
菅官房長官は会見で、高浜原発3、4号機の再稼働差し止めを命じた福井地裁の仮処分決定は「承知している」と語った。その上で「専門的見地から新規制基準に適合しているとの判断がなされ、政府はそれを尊重している。再稼働をすすめる方針に変わりない」と述べた。
菅氏はまた、「あくまで仮処分。当事者である事業者の今後の対応を、国として注視したい」と語った。
(山口貴也)


http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/278.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 高浜原発の再稼働を禁じる仮処分の一方、福島第一原発事故の深刻さや核兵器開発も世界は注視(櫻井ジャーナル)
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201504150000/

2015.04.15

 関西電力高浜原発の3号機と4号機の再稼働を禁じる仮処分決定を福井地裁が出したという。原発再稼働の可否を決める新規制基準が「穏やかにすぎ、合理性に欠く」ことは広く知られていることだが、その常識に基づく決定を裁判所が出したことに少なからぬ人が驚いている。それが日本の現状。この決定が出る前、外国で東電福島第一原発の現状に関する厳しい内容の報道が出ていたが、そういうことを隠しきれなくなったのか、何らかの深刻な事態が判明した、あるいは生じたと考えるのはうがちすぎだろうか?

 例えば、イギリスのタイムズ紙http://www.thetimes.co.uk/tto/news/world/asia/article4394978.eceが福島第一原発に関し、廃炉まで200年はかかるという話を伝えていた。その中で2051年までに廃炉させることは、飛躍的な技術の進歩がない限り、不可能かもしれないという同発電所の小野明所長のコメントを紹介している。勿論、台風や地震などで原発が倒壊しなければ、の話だが。

 また、東電は放射能レベルに関する全てのデータを公表する意向を示しはじめたというが、事故直後から政府や東電は情報を隠し、嘘をつき、そうした偽情報をマスコミは垂れ流し、その一方で事実に迫ろうとする人びとは攻撃されてきた。特定秘密保護法も情報の隠蔽に利用されているだろうが、それでも隠しきれない事態になっている可能性がある。

 日本は「商業用原発」を運転しているだけでなく、核兵器の開発も続けてきたと見る人は世界的に少なくない。原発を中心とした巨大な利権構造が日本の核政策を推進させる大きな要因であることは事実だが、それだけで動いているわけではなく、核兵器の開発を抜きに語ることはできない。

 日本が最初の核兵器の開発を行ったのは1940年代の前半、第2次世界大戦で敗れるまでのこと。理化学研究所の仁科芳雄を中心とする「ニ号研究」には東京帝大、大阪帝大、東北帝大の研究者が集まり、海軍は京都帝大と「F研究」を進めていた。

 最初の開発計画が終了した20年後、1965年1月に佐藤栄作首相はアメリカを訪問してリンドン・ジョンソン大統領に会い、アメリカが核攻撃に対する日本の安全を保障しないなら、日本は核兵器システムを開発すると伝えたとされている。

 この日米首脳会談でジョンソンは佐藤に対して思いとどまるように説得したというが、核兵器開発は動き始める。1967年には「動力炉・核燃料開発事業団(動燃)」が設立され、69年になると政府内で核武装を本格的に話し合い、西ドイツ政府と秘密協議をしている。西ドイツとの協議に参加した日本側のメンバーは、外務省の鈴木孝国際資材部長、岡崎久彦分析課長、村田良平調査課長だった。

 このとき、西ドイツは日本に同調しなかったというが、その一方で1961年からイスラエルの核兵器開発に必要な資金の一部を提供しているとする情報がある。1960年3月に西ドイツのコンラッド・アデナウアー首相がニューヨークでダビッド・ベングリオン首相と会談したところから始まる。そこで、核開発のため、10年間に合計5億マルク(後に20億マルク以上)を融資することになったという。

 しかし、イスラエルの核兵器開発で最大の資金提供者はエドモンド・アドルフ・ド・ロスチャイルドだとされている。その祖父にあたるエドモンド・ジェームズ・ド・ロスチャイルドは1882年にユダヤ教徒のパレスチナ入植に資金を提供した人物。もっとも、大半のユダヤ教徒は住み慣れた土地を離れてパレスチナへ移住する意思はなく、この移住計画はロスチャイルド側の事情から出た話だろう。

 イスラエルの核兵器開発をフランスが支援していたことも広く知られているが、その背後にはフランス在住のエドモンド・アドルフ・ド・ロスチャイルドがいたということ。西側の場合、表の権力者と真の支配者は一致しない。

 1956年にシモン・ペレスがフランスでシャルル・ド・ゴールと会談、フランスは24メガワットの原子炉を提供している。イスラエルの科学者は1960年2月、サハラ砂漠で行われたフランスの核実験に参加、その直後にはイスラエル自身が長崎に落とされた原爆と同程度の核兵器を所有している。西ドイツが資金を提供し始めた頃だ。1963年にはイスラエルとフランス、共同の核実験が南西太平洋、ニュー・カレドニア島沖で実施された。

 日本における核武装に関する調査は内閣調査室の主幹だった志垣民郎を中心にして行われ、調査項目には核爆弾製造、核分裂性物質製造、ロケット技術開発、誘導装置開発などが含まれていた。技術的には容易に実現できるという結論に達している。日本原子力発電所の東海発電所でプルトニウムを生産することになる。志垣らの調査では、高純度のプルトニウムを1年に100キログラム余りは作れると見積もっていた。

 また、1969年から71年まで海上自衛隊幕僚長を務めた内田一臣は毎日新聞の取材に対し、「日本の防衛のために核兵器がぜひ必要だと思って、それなりの研究も(個人的に)していた」と語ったという。

 その後、ジミー・カーター政権(1977年から81年)は日本の核兵器開発にブレーキをかけたが、ロナルド・レーガンが大統領になると状況は一変して協力し始める。ジャーナリストのジョセフ・トレントによると、アメリカで核兵器用のプルトニウムを量産してきたサバンナ・リバー・サイトにあるプルトニウム分離装置からプルトニウムをアルゴンヌ国立研究所経由で日本にあるRETF(リサイクル機器試験施設)へ送られたという。このRETFはプルトニウムを分離/抽出するための特殊再処理工場だ。

 また、1971年から81年までSIPRI(ストックホルム国際平和研究所)の所長だったフランク・バーナビーは、イギリスのセラフィールドで生産され、日本へ輸送されたプルトニウムは核兵器レベルの高純度だと語っているようだ。この話が正確なら、イギリスはアメリカと同様、日本の核武装に協力していることになる。

 アメリカのバラク・オバマ政権はウクライナに対する軍事支援では一致しているが、中東/北アフリカの政策では対立が生じているようだ。日本の核兵器問題に対しても、アメリカ支配層には推進派だけでなく、懸念する声はある。CIAなど情報機関にもそうしたグループは存在、監視を続けてきた。福島第一原発の事故後、日本政府が外部の人による調査を強く拒み、協力を拒否したことに疑惑の目を向ける人が少なくなかったのは、そうした事情があるからだ。日本の核兵器開発に批判的な人の声が強まると、日本の核政策も変更せざるをえなくなるだろう。
http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/279.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 「Japan Times の記事から「日本の厄介な歴史修正主義者たち」:内田樹氏」
「Japan Times の記事から「日本の厄介な歴史修正主義者たち」:内田樹氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/17127.html
2015/4/16 晴耕雨読


https://twitter.com/levinassien

おうちなう。ふう。

福島さんとの対談本はあと2回くらいセッションしてから岩波書店から刊行予定です。

次回は安保法制(福島さんによれば「戦争法案」)の国会審議、大阪の住民投票の後くらいでしょうか。

日本の戦後システムがどんどん壊れてゆく2015年の春です。

> 山口二郎 自民、NHKとテレ朝から聴取へ http://t.co/BdUTAcWYwp放送事業の免許を与える総務省が聴取するなら、まだありうる話。自民党は何の権限があってこんなことをするのか。党と国家の区別が融解し、党がそれ自体として国家の持つ権限を動かすのは、ソ連や中国の共産党と同じ

> 本阿弥 光悦 安倍政権の「居直り」に対して決定的な打撃を野党もメディアも国民も与えられないこれまでの流れを考えると、日本人に「居直った者への対処法」という文化がそもそもないのではないか、という仮説を立てています。あまりの居直りにどう扱っていいのかわからない日本人。

> 石川康宏 「アジア投資銀、幻の日本人副総裁」。「中国は世界銀行に約30年勤めた米国人の法律専門家をAIIBの顧問に迎え入れる方針だ。『米英が推薦した』(外交筋)とされ、両大国は水面下で歩み寄りを探る」。日本は「『慎重に判断する』と繰り返すだけ」。http://s.nikkei.com/1O7J7tj

起きてまずJapan timesの英国人元駐日外交官の記事を翻訳。

外国人の書いた日本関連記事をまず読むというのがこのところの朝の日課になりました。

日本のメディアが「書かないこと、書けないこと」がふつうに書いてあるからです。

日本のメディアは異常です。

おや、もう京都です。

AERAのげんこ書き直しました。

高浜原発の差し止め仮処分の決定について書きました。

久しぶりに(ほんとうに久しぶりに)「まっとうなロジック」に基づく「まっとうな文章」を読みました。

それについての官房長官の反論はまったく没論理でした。

原子力規制委員会が定めた基準地震動(原発周辺に発生した場合に耐えうる揺れの上限)は700ガルです。

でも、高浜原発の建築時点での基準地震動は370ガルでした。

それが「安全余裕」があるという理由で途中で550ガルに引き上げられ、規制委の基準に合わせて700ガルになった。

もしあなたが「この机は上に370キロまで荷物のせられます」という惹句で机を買ったあとに工業規格が変わって「700キロの負荷に耐えられないと机とは言わない」となったら、「実はこの机、700キロまでの負荷に耐えられるんですよ、ははは」とメーカーが言い出したら「嘘つけ」と思うでしょ。

だったら最初から「700キロまで載せられます」と仕様にうたえばいいじゃないですか。

それによって机の価値は上がりこそすれ下がるいわれはないんだから。

それをなぜせず、「実力以下」の仕様で申請したのか?誰か納得のゆく理由を思いつける人がいたら教えてください。

でも、決定文は「700キロって嘘だろ」というような下世話な話をしているわけじゃなくて、過去に国内の4原発で5回にわたって700ガルを超えている地震が起きているにもかかわらず高浜原発「だけ」には700ガルを超える地震は起きませんという推論には無理があると言っているのです。

こんな「ふつうの理屈」が通らない国なんです。

日本て。

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http://blog.tatsuru.com/2015/04/15_1013.php
2015.04.15
Japan Times の記事から「日本の厄介な歴史修正主義者たち」

海外メディアは連日安倍政権の歴史修正主義と国際的孤立について報道している。

ドイツの新聞に対してフランクフルト総領事が「親中国プロパガンダン」と抗議したことが、世界のジャーナリストたちに与えた衝撃を日本の外務省も日本のメディアも過小評価しているのではないか。

日本では「政治的主人たち」(political masters)に外交官もジャーナリストも学者も無批判に屈従しているのが、外から見るとどれほど異様な風景なのか、気づいていないのは日本人だけである。

日本の厄介な歴史修正主義者たち(Japan Times, 14 April)
by Hugh Cortazzi(1980-84 英国駐日大使館勤務)

日本の右翼政治家たちは海外メディアの報道を意に介さないでいる。彼らが外国人の感情に対する配慮に乏しいのは、外国人を蔑んでいるからである。

右翼政治家たちは日本をすべての面で称讃しない外国人、日本の歴史の中に暗黒面が存在することを指摘する外国人を「反日」(Japan basher)、日本の敵とみなしている。このような態度は日本の国益と評価を損なうものである。

Frankfuter Allgemaine Zeitungの特派員が東京を離れる際に寄稿した記事を海外特派員協会のジャーナルの最近刊で読んで、私はつよいショックを受けた。この新聞は職業上私も知っているが、センセーショナルな物語を掲載したことはないし、つねに事実の裏付けを取っていることでドイツでは高い評価を受けているまっとうな新聞である。

この新聞の特派員が以前安倍政権の歴史修正主義に対して批判的な記事を書いたときに、フランクフルトの日本総領事が、おそらくは東京からの指示に従って、同紙の外信部のシニア・エディターを訪れ、記事に対する抗議を行った。

日本総領事は特派員の書いた記事が事実に反する証拠を示すことなく、この記事には金が「絡んでおり」、レポーターは中国行きのビザを手に入れるためにプロ中国的なプロパガンダを書いたとして記者と新聞を侮辱した。このような発言は単に不当であるのみならず、許すことのできないものである。

残念ながら、このケースは単独ではない。1月にはニューヨークの日本総領事がアメリカの評価の高い教育出版社であるMcGraw-Hillに対して、ふたりのアメリカ人学者が書いた「慰安婦」についての記述を削除するように要請した。出版社はこの要請を拒絶して、日本政府当局者に対して執筆者たちは事実を適切に確認していると答えた。

具体的に何人の「慰安婦」が日本帝国軍兵士のために奉仕することを強制されたのか数字を確定することは不可能だろう。だが、この忌まわしい営みが広く行われていたことについては無数の証言が存在する。売春を強要されたのは韓国人女性だけに限られない。

日本の歴史修正主義者たちは南京虐殺についても事実を受け入れることを拒絶している。この場合も、現段階では被害者の数を確定することはできない。しかし、日本人自身を含むさまざまなソースからの証言は日本軍兵士によって南京のみならず中国各地において無数の残虐な行為が行われたことを確証している。この事実を指摘する者はただ事実をそのまま述べているだけで、中国のプロパガンダに与しているわけではない。

私自身数ヶ月前に尖閣列島については論争が存在するという記事を書いた。北京の反民主主義的態度に対する私の反感は周知のはずだが、にもかかわらず、私もまた中国のプロパガンダを繰り返し、中国を利しているとしてはげしい罵倒を浴びた。

日本の学校の歴史教科書について、英国メディアはそれが南京虐殺と「慰安婦」問題を控えめに記述しているという事実を伝えるに止めた。イギリス人戦時捕虜と強制労働者が泰緬鉄道建設において何千人死んだか、シンガポールと香港で、日本人がジュネーブ協定にも日本人自身の道徳律にも違背して、どんなふるまいをしたのかについて日本の歴史教科書に何が書いてあるか(あるいは何が書かれていないか)について、われわれイギリス人はこれまでコメントしたことがない。怨恨の思いを甦らせることで戦後の日英関係を損なうこと望まなかったからである。だが、もし日本人が歴史的事実を希釈したり記録から削除したりしようとするなら、それは両国の関係を傷つけることにしかならない。

日本の歴史修正主義者によって標的とされた学者やジャーナリストたちは、当然ながら歴史修正主義者たちが歴史資料から消し去ろうとしている事実をさらに掘り下げ、そこに耳目を集めるように努めるだろう。日本の歴史修正主義者たちのふるまいは私にはナチやソ連のコミュニストが駆使したオーウェル的な「ダブルスピーク」や「二重思考」を思い起こさせる。

英国の知日派の人々は「アベノミクス」と国防問題に見通しについては意見がそれぞれ違うが、日本の歴史修正主義者を擁護する人はひとりもいない。

最近の曽野綾子によるアパルトヘイト擁護の論の愚劣さは英国の日本観察者に衝撃を与えた。日本ではこのような見解が真剣に受け止められ、活字になるということがわれわれにはほとんど信じがたいのである。安倍晋三首相がどうしてこのような意見の持ち主を教育政策のアドバイザーに任命することができたのか私たちには理解できない。

また、日本人の知的で教育もある人たちが『日本人論』家たちによって提出されている日本の独自性についての思想を流布しているのも、われわれ非日本人には理解しがたいことのひとつである。日本はたしかに独自な国だが、それを言えば世界中どこの国だってそれぞれに独自である。日本人は1億2千万人以上いる。全員が別の人間である。日本と日本人の性格についての一般化はせいぜい近似的なものにしかならない。

日本人論家たちは、歴史修正主義者と同じく、現実世界の外側にある泡の中で暮らしているように私には見える。明治時代の彼らの父祖たちと違って、彼らは日本の外にある世界をほんとうは知らない。彼らには現実の海外の友人がいない。彼らこそ経済的にも政治的にも急激にグローバル化している世界において日本がおのれの正当な地位を獲得するための努力を妨害しているのである。

バブル期において、ロンドンにはたくさんの日本人が行き来していた。だが、今では日本人の影は薄い。英国当局の学生に対する規制の厳しさも一因かもしれないが、やはり主な理由は日本人が海外に出かける気力を失っていることだろう。ロンドンに来る日本人たちはもう妻子を連れてこなくなった。子どもの教育や老いた親の介護が彼らに「単身赴任」を余儀なくさせているのだ。日本人ビジネスマンや外交官の中にはロンドン滞在を一種の一時的な苦役と見なしている人たちさえいる。

日本の外交官たちは彼らの政治的主人の要望を実行しなければならない。それゆえフランクフルトやニューヨークの総領事が本国からの指令に従って行動したということを私は理解している。しかし、それでも日本の外務省は外交官に指示を出す前に、まず彼らの政治的主人に対して、歴史的事実は恣意的に変更することはできないこと、ジャーナリストや学者に対する検閲は反対の効果をもたらしがちであることを理解させるべく努めることを私は希望するのである。


http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/280.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 「戦争や危険をわざわざ「平和」とか「安全」と言うのは詐欺師の特徴です。:金子勝氏」
「戦争や危険をわざわざ「平和」とか「安全」と言うのは詐欺師の特徴です。:金子勝氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/17126.html
2015/4/15 晴耕雨読


https://twitter.com/masaru_kaneko

民主党は地方議員を減らしたが、地方組織強化が総括では駄目。

自民党化した政権時代の過ちを総括すること。

電力総連などに縛られず、大胆なエネルギー転換を突破口に、地域に雇用を創出する地域分散ネットワーク型の産業戦略を打ち出すことが大事です。http://goo.gl/PLoZ3m

政府は、2030年までの温室効果ガス削減目標を30%台でなく20%台に落とす。

だが、また刷り込みを横行させる再エネは安全だが発電コストが高く、原発はコスト安だが危険だって?原発は危険かつ高コストで、再エネは安全でコスト低下が急速です。http://goo.gl/56gAjH

安倍政権は、外国軍隊への後方支援の新恒久法を「国際平和支援法」と名付ける。

戦争する国作りを「積極的平和主義」と呼ぶ。

そのうち原発も「安全発電施設」と名に変えかねない。

戦争や危険をわざわざ「平和」とか「安全」と言うのは詐欺師の特徴です。http://goo.gl/dxeqAG

地元の稲嶺名護市長の声に静かに耳を傾けよう。

「菅官房長官が、辺野古の問題は過去の問題だから知事選挙の結果は関係ない」と言うが、「私達にとっては50年先、100年先の未来を決する問題なんです。過去の問題で片づけられたのではたまりません」。http://goo.gl/6gKggT

50年、100年後の地域の未来を見据えながら、首長が住民の支持を支えに不退転の決意で地域の切実な問題に取り組む。

そして日本政府の向こうの世界に向かっても発信して国際世論をも味方につけようとする。

戦争体制作りとアベノミクスの下でのインチキな「地方創生」の対極にある地域民主主義です。

福井地裁(樋口英明裁判長)が、大飯原発3、4号機に続いて、人格権を損ねるとして高浜原発3,4号機の運転差し止め判決を出した。

世界一でもない規制基準を「世界一」と嘘をつく「安全神話」の復活が進んでいたが、やはり嘘つきは事故の始まりです。http://goo.gl/IZU0pr

台湾が日本からの食品輸入を規制強化。

菅官房長官が「今般規制を強化することは極めて遺憾だ」「科学的根拠に基づいた適切な対応を」と言っても開き直りだ。

台湾に検査費用を負えと言うに等しい。

原発事故後、情報隠しと手抜きを続けて信用を失ったツケ。http://goo.gl/MVfv5F

今年の4月10日でも、なお原発事故に伴う食品の出荷制限はこれだけある。

福島は米の全量検査を実施し、いま魚に取り組む。

政府がなすべきは台湾を批判することではなく、東電救済優先を改め、事故処理や環境回復に全力を挙げて地元を支援することだ。http://goo.gl/EUWRe

【売国政府】安倍政権は、年金運用法人GPIFの理事長専決体制を維持し、年金運用を米国のファンド(タイヨウ・パシフィック・パートナーズ)の手に渡し、日本株買いをさせる。

「わが軍」とともに平和も、日本国民の財産も、米国に売り払う。http://goo.gl/mmlKw1

【鞭声粛粛】福井地裁の高浜原発の運転差し止め判決にも、菅悪代官はまた「(再稼働を)粛々と進めていく」と発言。

「鞭声粛粛夜河を渡る」は、「批判の鞭の声は大きいが、言論の夜を作って、粛粛とルビコン川を渡る」です。

破滅に向かう日本です。http://goo.gl/C4oPMn

英BBCは、福井地裁の判決が安倍首相にとって痛手と報道。

だが、この人は「アンダーコントロール」「世界一の安全基準」「アベノミクスは道半ば」と平然と嘘を言う人で、「法の支配」と言いながら裁判所の決定も無視する無法者らしい。http://goo.gl/CeKwgy


http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/281.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 「翁長氏「沖縄にすべて押しつけておいて、一人前の顔をするなと言いたい。」:ネコには都合が多い氏」
「翁長氏「沖縄にすべて押しつけておいて、一人前の顔をするなと言いたい。」:ネコには都合が多い氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/17122.html
2015/4/15 晴耕雨読


https://twitter.com/TryToFollowMe

>雇用のヨーコ 戦争するための法案に限って、「平和」って言葉を入れてくるから注意!Reading:政府「恒久法を国際平和支援法」と説明 NHKニュース http://nhk.jp/N4Il4DNu

川内原発再稼働についての田中俊一・原子力規制委員長の発言「基準への適合は審査したが、安全だとは私は言わない」は、この福井地裁判決を予見してのことかと一瞬思った。

⇒福井地裁、高浜原発再稼働認めず 仮処分決定、規制委合格事実上否定 http://t.co/NgXpa2vxsi

> 泉田裕彦 高浜原発運転差止め仮処分決定についての知事コメントです。 → http://bit.ly/1JFM3gg

翁長・沖縄県知事「ぼくは自民党県連の幹事長もやった人間です(中略)ただ、自民党でない国民は、沖縄の基地問題に理解があると思っていたんですよ。ところが政権交代して民主党になったら、何のことはない、民主党も全く同じことをする」⇒http://t.co/4rUjjsjYRM

翁長氏「もう折れてしまったんです。何だ、本土の人はみんな一緒じゃないの、と。沖縄の声と合わせるように、鳩山さんが『県外』と言っても一顧だにしない。沖縄で自民党とか民主党とか言っている場合じゃないなという区切りが、鳩山内閣でつきました」⇒http://t.co/4rUjjsjYRM

翁長氏「振興策を利益誘導だというなら、お互い覚悟を決めましょうよ。沖縄に経済援助なんかいらない。税制の優遇措置もなくしてください。そのかわり、基地は返してください(中略)沖縄で在日米軍基地の74%を引き受ける必要は、さらさらない」⇒http://t.co/4rUjjsjYRM

翁長氏「よく聞かれるよ。自民党政権になっても辺野古移設に反対ですかって。反対に決まっている。オール日本が示す基地政策に、オール沖縄が最大公約数の部分でまとまり、対抗していく。これは自民政権だろうが何だろうが変わりませんね」⇒http://t.co/4rUjjsjYRM

翁長氏「沖縄にすべて押しつけておいて、一人前の顔をするなと言いたい。これはもうイデオロギーではなく、民族の問題じゃないかな(中略)ぼくは分かった。ヤマトンチュになろうとしても、本土が寄せ付けないんだ」⇒http://t.co/4rUjjsjYRM

翁長氏「寄せ付けないのに、自分たちの枠から外れると『中国のスパイだ』とかレッテルを貼る(中略)日本の47分の1として認めないんだったら、日本というくびきから外してちょうだいという気持ちだよね」⇒http://t.co/4rUjjsjYRM

> フジヤマガイチ この件は何度でも触れておく。この事件で焼け太りしているのが今の公安だという事を忘れちゃいけない。公安警察による重大な人権侵害事案ですよ、これは/時事ドットコム:二審も都に賠償命令=国の責任は認めず−テロ捜査情報流出・東京高裁 http://t.co/UNBxzY4MLJ



http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/282.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 「これから、おそらく専門家面した(馬鹿)者どもが裁判所の決定にいちゃもんつけると思う:大島堅一氏」
「これから、おそらく専門家面した(馬鹿)者どもが裁判所の決定にいちゃもんつけると思う:大島堅一氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/17129.html
2015/4/16 晴耕雨読


https://twitter.com/kenichioshima

> Hideyuki Hirakawa 民意(沖縄)に続いて司法判断(再稼働差止)も無視して粛々か。どんなに矛盾や問題があっても「問題ない」「粛々と」と物事が進められていく。「戦争」も「平和」と言い換えられる。何度も書いてるが、安倍政権は憲法秩序・法秩序だけでなく言語秩序・言語作用までをも脱臼させていく。

政府関係者の「粛々と」という言葉の使い方は変な気がする。

なにかことが起こっても、それに動じずやるっていう厳かな意味で官房長官とか首相とかは言ってるつもりになってるようだが、実態は「何があろうが異論は認めず無視してやる」っていうことになってる。

なので、とても傲慢な感じがする。

今度、官房長官とか首相が「粛々と」って使ったら、この人たちは馬鹿だと思ってよい。

なぜなら誤用だから。

司法が一定の判断しても、行政がこれを尊重せず、無視するっていうのはあまりにも傲慢なんではないだろうか。

> Hideyuki Hirakawa 憲法秩序・言語秩序・民主主義を次々と脱臼させながら安倍政権は、アパシーが社会を覆い、われわれが日本をあきらめ、未来を考えることを手放すのを待っているかのようだ。

> 古賀茂明 福井の仮処分決定
新規制基準は、緩やかにすぎ、合理性を欠く
➡「規制基準に適合している」ということが何の意味も持たないということ
➡規制基準そのものを作り直せということになる
川内原発も他の全ての原発も動かせないという意味にもなる。

BBC News - Japan court bars restart of Takahama nuclear reactors http://t.co/zLSIzEqgzk

これから、おそらく専門家面した(馬鹿)者どもが裁判所の決定にいちゃもんつけると思う。

裁判所の出す決定は科学論文ではない。

法的に何処が論点になっており、何が判断されているのか、ということを読み取らないと意味が無い。

社会科学にうとい技術者にはそれはできないだろう(、と予想)。

あかん。

飲むと滑るのでやめとこ。でわ。

> LN BB-45 あの、世界でももっとも甘い基準を厳しすぎると言い放つところにPAドグマがある。

日本弁護士連合会│Japan Federation of Bar Associations:高浜原発差止仮処分福井地裁決定に対する会長声明 http://t.co/7xUlYQcx3H @jfba_snsさんから

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http://t.co/7xUlYQcx3H

高浜原発差止仮処分福井地裁決定に対する会長声明


福井地方裁判所(以下「福井地裁」という。)は、2015年4月14日、関西電力株式会社に対し、高浜原子力発電所(以下「高浜原発」という。)3、4号機の原子炉について、運転の差止めを命じる仮処分決定を言い渡した。


福井地裁では、2014年5月に大飯原子力発電所3、4号機の運転差止めを命じる判決が言い渡されたが、仮処分決定において請求が認容されたのは初めてであり、その意義は大きい。


当連合会は、2013年に広島市で開催された第56回人権擁護大会において、原発の再稼働を認めず、できる限り速やかに廃止すること等を内容とする決議を採択した。また、当連合会は、2014年に福井地裁が上記判決を言い渡した際、これを評価する会長声明を公表し、同年、函館市で開催された第57回人権擁護大会においても、行政庁が前提としない科学的・経験的見解をも司法判断の前提とすること等を求める宣言を採択した。


今回の福井地裁決定は、高浜原発から250キロメートル圏内の居住者の請求を認めたものであり、とりわけ、「新規制基準に求められるべき合理性とは、原発の設備が基準に適合すれば深刻な災害を引き起こす恐れが万が一にもないといえるような厳格な内容を備えていることであると解すべきことになる。しかるに、新規制基準は緩やかに過ぎ、これに適合しても本件原発の安全性は確保されていない。」としたものであり、安全審査の前提となる新規制基準が合理性を欠くと断言した意義は大きい。


当連合会は、政府に対して、本決定を受けて従来のエネルギー政策を改め、できる限り速やかに原発を廃止し、再生可能エネルギーを飛躍的に普及させるとともに、これまで原発が立地してきた地域が原発に依存することなく自律的発展ができるよう、必要な支援を行うことを強く求めるものである。

  

  2015年(平成27年)4月14日

日本弁護士連合会      

 会長 村 越   進


http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/283.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 沖縄入り、昨秋から布石 菅官房長官、時機計る 負担軽減策詰め3月決断:普天間先行停止が鍵:辺野古建設は出前の蕎麦

[真相深層]沖縄入り、昨秋から布石
菅官房長官、時機計る 負担軽減策詰め3月決断

 菅義偉官房長官が4、5両日に沖縄県を訪れ、翁長雄志知事と初めて会談した。知事が3月23日に米軍普天間基地の移設工事の中止を要求したことで慌てて動いたとの印象だが、周辺によれば沖縄入りを決めたのは3月半ば。昨年秋からさまざまな布石を打っていた。
 昨年9月の内閣改造で菅長官は新設した沖縄基地負担軽減担当相を兼務した。安倍政権の要として以前から普天間問題に目配りしていたが、自ら移設推進の重責を担う決意の表れだった。

 直後に沖縄入りすると普天間基地の運用は2019年に停止すると明言し、退路を断った。

 当時の沖縄県知事は仲井真弘多氏だったが、13年12月に名護市辺野古への移設受け入れを表明して以来、支持率は急落。昨年11月の知事選での敗北は必至の情勢だった。

 敗北で移設が否定されたといわれないように、菅長官は仲井真氏に出馬を断念させ、不戦敗にする選択肢も検討した。

 結局、仲井真氏は出馬したが、敗れる場合でもいかに票差を小さくするか。菅長官は選挙戦のさなか、米映画テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」という具体名を出して「誘致活動を応援したい」とぶち上げた。

 このほか(1)普天間に配備されていた空中給油機KC130の岩国基地(山口県)への移駐(2)米軍の垂直離着陸輸送機オスプレイの訓練の本土での実施――などを例示し、沖縄の負担軽減への政府の努力を強調した。


誤算で動けず

 知事選後すぐに翁長新知事の説得に動くはずが、誤算が二つ生じた。安倍晋三首相が衆院解散を決め、その対応で手いっぱいとなったのだ。

 しかも知事選の10万票差での大敗の余韻が残る翌12月に衆院選をもってきた結果、沖縄の4小選挙区すべてで与党候補が敗北した。

 ここで翁長知事に秋波を送ると、敗れた4候補は立場を失う。普天間移設が長期にわたる課題であることを考えれば、次の知事選、衆院選での雪辱の芽を摘むわけにはいかない。年明けの15年度予算編成の過程で、知事と接触しなかったのはそのためだ。

 もう一つが、1月の佐賀県知事選での与党候補の敗北だ。古川康前知事が内々に同意していたオスプレイ訓練の受け入れは白紙に戻った。政府は2月に左藤章防衛副大臣を派遣し、山口祥義新知事に改めて要請しなければならなかった。

 政府は自衛隊が近く導入するオスプレイの拠点を佐賀空港に設け、在沖米軍のオスプレイの訓練を円滑に受け入れられるようにする方針だ。

 騒音被害を心配する佐賀空港周辺の住民の不安を和らげるため、今月下旬に騒音測定のための自衛隊ヘリのデモ飛行を実施するめどが立った。時間はかかっても佐賀県の同意を得られそうだ。そう判断したことで、菅長官の沖縄入りの環境がようやく整った。

 それだけではない。沖縄県内の移設賛成派と連携を深めるため、4月1日付で川上好久前副知事を沖縄振興開発金融公庫の理事に起用。同じく仲井真県政を支えた又吉進前知事公室長は同日付で外務省参与に任じた。


一度では難しく

 県民に負担軽減が目に見える形で示せる機会に沖縄入りしたい。菅長官はそう考えてきた。駐留軍用地跡地利用推進特別措置法が初適用される西普天間住宅地区の返還式典はその格好の場。1日の記者会見で、満を持して式典出席を発表した。
 とはいえ、こじれにこじれた政府と沖縄の関係が一度の会談で好転するのは難しい。

 翁長知事は菅長官を県庁でなく、近くのANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービューで迎えた。米統治時代に米国人と親米派の琉球政府幹部だけが入れる社交クラブがあった場所だ。

 52年前、沖縄の最高権力者だったキャラウェイ高等弁務官はそのクラブでの講演で「自治とは現代では神話であり、存在しない」と言い放ち、住民の自治権拡大の要望を一蹴した。

 キャラウェイ発言はこう続く。「琉球が再び独立国にならないかぎり不可能だ」。そこまで意図して舞台設定したのか。翁長知事は11日から琉球王朝時代に交流が深かった中国を訪れる。

(編集委員 大石格)

[日経新聞4月10日朝刊P.2]


http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/284.html

記事 [政治・選挙・NHK183] <悲報>沖縄県の浦添市長、公約を破って那覇軍港受け入れへ!月内に正式表明か!?松本市長は軍港に反対して当選
【悲報】沖縄県の浦添市長、公約を破って那覇軍港受け入れへ!月内に正式表明か!?松本市長は軍港に反対して当選
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-6176.html
2015/04/15 Wed. 22:00:32 真実を探すブログ



沖縄県浦添市(うらそえし)の松本哲治市長が4月14日に那覇港湾施設(那覇軍港)の受け入れを検討していることが判明しました。松本市長は軍港反対を公約に掲げて当選した方で、4月15日にも浦添市議会の与党議員に説明するとしています。


また、公約破りとなった問題などを含めて、浦添市てだこ小ホールで21日に市政報告会を開き、市民に説明する方針です。15日に市議会与党や市商工会議所と面談をしてから、4月下旬の国主催の移設協議会までに結論を出すと見られています。






☆浦添市長、那覇軍港受け入れへ調整 月内にも結論
URL http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-241813-storytopic-108.html
引用: 
 【浦添】那覇軍港の浦添移設をめぐり、松本哲治浦添市長は14日までに、軍港の受け入れ表明に向けた環境整備として市議会与党や市商工会議所と調整に入ることを決めた。浦添市は軍港の浦添移設を認めた上で、移設位置を那覇港浦添ふ頭の南側に変更するよう政府などに求める方向で内部の検討を進めていた。
 松本市長は15日から市議会与党や市商工会議所と面談を始め、意見を踏まえた上で、4月下旬に予定される国主催の移設協議会までに結論を示す見通しだ。松本市長は軍港の浦添移設に反対して当選しており、反発が広がることは必至だ。
:引用終了


☆浦添市長、那覇軍港受け入れへ 選挙公約を転換
URL http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=111689
引用:
那覇港湾施設(那覇軍港)の浦添移設について、松本哲治浦添市長が受け入れを表明する方向で調整していることが14日、分かった。15日に浦添市議会の与党議員に説明する予定。松本氏は軍港移設に反対の立場で当選しており、受け入れを表明すれば公約を転換することになる。浦添市てだこ小ホールで21日に市政報告会を開き、市民に説明するとみられる。複数の関係者が明らかにした。


 市長は2013年2月の市長選告示直前、美しい海を埋め立てる必要はないとして移設容認から反対へ転じた。沖縄タイムスのアンケートにも「明確に反対」と明記。だが就任後、「基本的に反対」「現在は是非について判断しない。しかるべき時期に責任を持って判断したい」と態度をあいまいにしてきた。
:引用終了


☆RBC THE NEWS「那覇軍港 松本浦添市長が受け入れ表明へ」2015/04/15


☆【vol.1】KAZUYA×松本哲治(浦添市長)緊急対談「沖縄の未来にはなかいまさんが必要です」


以下、ネットの反応




















私は汚職とかよりも政治家が一番してはダメなことは「公約破り」だと思っています。松本哲治市長はハッキリと軍港反対を掲げていたのにも関わらず、当選後は「基本的に反対」「現在は是非について判断しない」等と怪しいことばかりを言っていました。


安倍首相もTPPとかで反対っぽいパフォーマンスをしていたのに、当選後には参加表明をしましたがそれと同じです。このような行為は法律で罰則などを定めても良いと私は思っています。公約破りは放置しておくとキリが無いですし、第三者委員会が公約をシッカリと把握して、違反があったら議員活動停止にするべきです。





http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/285.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 原子力規制委員長 「(司法には)事実誤認がある」(田中龍作ジャーナル)
原子力規制委員長 「(司法には)事実誤認がある」
http://tanakaryusaku.jp/2015/04/00011003
2015年4月15日 21:59 田中龍作ジャーナル



「こんな議論をいくらやってもしょうがない」「裁判の世界に任せたい」… 田中委員長は福井地裁の決定について突っ込まれるのを嫌がった。 =15日、 原子力規制庁 写真:筆者=


 「緩やかに過ぎ、合理性を欠く」。福井地裁から真っ向否定された原子力規制委員会の規制基準。


 一夜明けたきょう、田中俊一委員長は定例記者会見に臨み、「規制基準を見直す考えはない」「(裁判所の決定には)事実誤認がある」と話した。


 『週刊金曜日』が「ユルユルな基準でドンドン再稼働が止められる事態になっても(基準を)見直さないのか?」と質問した。


 田中委員長は「見直す考えはない。かりにそうなった場合(あちこちの裁判所で再稼働を止める判決、決定が出た場合)、社会的に考えることはあるかもしれないが、今ただちに変えようとは思わない」と答えた。


 筆者は「規制委員会の基準は(福井地裁の決定によって)科学的に否定されていますよね」と尋ねた。


 田中委員長は「(福井地裁の決定には)事実誤認がある」と答えた。


 フリーランスの上出義樹記者が「事実誤認とはどの箇所か?」と畳みかけると、田中委員長は「給水施設、外部電源・・・」と幾つか挙げた。



福井地裁は「本件原発の安全性は確保されていない」と判断し、再稼働を差し止めた。=14日、福井地裁前 写真:筆者=


 厳しく追及したのは『週刊金曜日』とフリーランスくらいだった。


 某テレビ局の記者は業界の立場を慮る質問をした―


 「規制基準を一生懸命守ってクリアした事業者、関西電力の立場に立ってみれば再稼働のスイッチを押せないことになった」「ハシゴが外されてしまうと、業界としては今後何を守っても再稼働できないとすれば、彼ら(業界)はどうすればよいのか?」と。


 きょうの記者会見で、田中委員長はいつものように「世界最高レベルの安全基準」と自信を示した。


 「(福井地裁の決定は)行政やその他の手続きに差し障りがあるものではない」「粛々と進める」などとも述べた。


 監視役のトップである原子力規制委員長がユルユルの規制に満足しているようでは、「安全神話・第二幕」が開きそうだ。


 




http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/286.html

記事 [政治・選挙・NHK183] おごりたかぶる政府、悲しい現実の日本国民(simatyan2のブログ)
おごりたかぶる政府、悲しい現実の日本国民
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12014724713.html
2015-04-15 20:29:13NEW ! simatyan2のブログ


14日、ディスカウントストアや量販店などでの、酒類の過剰な
廉売を規制する酒税法改正案が、今国会に議員立法で提出される
ことが明らかになったそうです。


酒などの過剰な安売り規制 自民党が酒税法改正議員立法を了承(15/04/14)


安売りから一般の酒販店を守るためだとか、なんだかんだと理由
つけてますが、結局は税金を取れるところからむしり取ることに
代わりありませんね。


関連法に取引基準などを新たに定め、違反すれば業務改善命令や
酒類販売の免許を取り消す処分ができるようにするそうです。


せっかく企業努力で開発した安い酒も水の泡ですね。


選挙が終わってこういうことを言い出すのは非常に姑息なように
思います。


まさに勝ってしまえば手のひら返しの自民党。


もう一つ、選挙が終わってから公表したことに、安倍首相の靖国
参拝があります。


今月21日〜23日の靖国神社春季例大祭に合わせた参拝を見送
る意向を固めたことを13日に明らかにしています。
http://www.47news.jp/CN/201504/CN2015041301002028.html

参拝すれば、東アジアの安定を求める米国の批判を受け、26日
からの公式訪米に影を落としかねないと判断した。


中国との関係改善が停滞することも懸念したとみられる。


私費で「真榊」と呼ばれる供物を奉納する方向だ。


参拝すると言ってネトウヨ予備軍を喜ばせながらアメリカの手前、


「やぱりちょっとね、エヘヘ」と言ってます。



これも正当なネトウヨ(チーム世耕の金で雇われた人)を別として、
一般ネトウヨ予備軍への裏切り行為だと思います。


とにかく、ズル賢くて、セコくて、ちょっとした恩の押し売りだけ
は一人前なんですから。


下の写真は、学校で配布される教科書の一番目に付くところに書い
てある注意書きです。



「この教科書は税金によって無償で配布されています」


ってちゃんと書いて有りますね。


まあ確かにそうには違いないですけど、昔は学校の教科書にこんな
こと書いて無かったですね。


国民の金をちょっと国民のために使うときには仰々しく恩に着せる
ことが良くわかりました。


一方、国民、特に若者は、正社員になるためにはナリフリ構って
いられないようです。


下の新入社員たち、どこの新入社員風景だかわかりますか?



あれだけ叩かれたのに、今年もワタミは盛大に新入社員を迎え
入れています。



はじめ見たときは性懲りも無くワタミに入社するとは救い様のない
人たちだな、と思いましたが、しかしここにしか行けない人たち
かもしれないんですね。


普通、ブラック企業に進んで入社する人はないと思いますが、
しかし、きついブラック企業であるとわかっていても、他企業で
正社員になるのは難しいから選んだかもしれません。


あるいはワタミの会長が安倍自民党の一員であることを承知の
上で入社したのかもしれませんが。


表情を見ると、嬉しそうでもあり、哀しそうでもあります。




http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/287.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 「日米同盟『形骸化』は止まらない」って大いに結構なことじゃないの、天木さん。

「ここまで米国に相手にされていない安倍首相はピエロだ  天木直人」
http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/268.html

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 分裂症的な内容が飛び交う天木直人氏が心底でどういう日米関係を望んでいるのか不明だが、日本の対米従属状態にノンであるなら、ほかの国々とそれなりの関係性が維持され支障がない限り、「米国に相手にされない」ことや「日米同盟『形骸化』は止まらない」状況は別段悪くないはずだ。

 米国支配層からウェルカムの日本国首相のほうが、自立をめざす一部の国民にとってはより危険である。

 日高義樹氏の伝聞である「安倍首相は、アベノミクスなどで経済的には評価されているが、外交戦略を持っているようには見えない。アジアをどうしたらよいのか、中国、韓国、ロシア、北朝鮮と言っ(ママ)国々の指導者たちとどう渡り合うか、わかっていないようです」という米国支配層一部の見立ても、お門違いだと言いたい。

 アジアの有力国日本として、歴史的経緯に縛られた関係性として、対中国・対韓国・対ロシア・対北朝鮮とうまく外交を進めていると判断できる。

 問題をあげるとしたら、どれもが、水面下ないし裏工作的な外交手法で進められ、国民多数派が政府の外交の方向性を理解できない状況に置かれていることである。
 それゆえ、安倍政権の外交政策を支持している人たちは、安倍首相がめざしている方向とは違う外交政策を安倍首相が行っていると勝手に信じ込み、安倍反対派も、支持派と同じように安倍首相の外交政策を判断しているが故に反対するという構図になっている。

 対アジア諸国外交とは手法が異なるが、対米外交も、ドンキホーテ的鳩山由紀夫氏とは違いそれしか方法がないと判断しているのだろうが、面従腹背ないし時間稼ぎというわかりにくいものになっている。(米国側がそれを読み取れば批判する)

 日本の政治的指導層にとっては、米国の対アジア外交の方が真意や戦略が見えないと言いたいものだろう。

 中国に対して口先では対立的様相を見せているが、米国自身が本気で中国と渡り合う覚悟も気持ちもないことは自明だ。
 ざっくり言えば、米国が後ろで控えているからと、日本・フィリピン・ベトナムなど係争案件を持つ国々が中国と渡り合うようそそのかしているという状況である。

 朝鮮半島統一のために韓国を中国の影響圏に引き渡すことを決めた米国は、経済的に“居心地がいい”こともあり、これからも、日本をアジアにおける軍事的プレゼンスの中心に置きたいと考えている。
 そういう意味で、米国側から「日米同盟はどんどん形骸化」させることない。

 一方、日本の政治的指導層は、表だって米国支配層に弓を引く(日米安保条約終了)ことはできないようだから、ぐずらぐずらとことを進め日米同盟を徐々に形骸化していくしかない。

 哀しいことでもあるが、辺野古移転問題や脱原発問題がその象徴だが、それができるかどうかが安倍首相に課された最大の外交テーマだと思っている。


http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/288.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 雑感。高浜原発差し止め訴訟(在野のアナリスト)
雑感。高浜原発差し止め訴訟
http://blog.livedoor.jp/analyst_zaiya777/archives/52690387.html
2015年04月15日 在野のアナリスト


昨日、東電福島第一原発1号機の格納容器内に投入されたロボットが、3時間で停止した件。東電の説明は、グレーチングの隙間にはまった、とのことですが、これには違和感があります。機器はキャタピラー方式に見えるので、かなり大きな隙間となりますが、それだと地震の際、すでに外れていたか、水素爆発の際に格納容器内に大きな圧力がかかったことになります。前者だと地震で炉心が損傷していた可能性まであり、事故の原因が地震となるため、これまでの東電の説明とは異なります。後者だと他のグレーチングまで影響している可能性があり、2機目を安易に投入してしまって大丈夫か? という東電の判断に疑問符がつきます。

英紙で、高放射線の影響とするものがありますが、可能性としては耐放射線性能の低い部品がつかわれていた、といったことが考えられます。その場合は、投入された2機目が答えを出してくれるのでしょう。いずれにしろ、想定不足により壮大なムダになったばかりか、一つの侵入経路を不意にしたことにもなります。最初からグレーチングの上を走らすのではなく、まず内部の状況をファイバースコープのようなもので確認していたら、こうした事態は回避できていたかもしれない。つくづく想定の甘さ、技術者の能力不足を感じさせる事例といえます。

福井地裁が高浜原発3、4号機の再稼動を差し止める仮処分を決定しました。基準地震動は地震における最大の揺れを意味せず、それを上限として設計されること自体、意味がないこと。また耐震補強もなく、基準地震動だけが引き上げられたこと。多重防護の考え方も1重目が貧弱であると指摘したこと。高浜原発のみ、基準地震動を超える地震がこないとはいえないこと。使用済み核燃料の保管については耐震クラスBであること。重要免震棟の設置に猶予期間があること。そして新規制基準が、緩やか過ぎて合理性を欠く、とまで言及し、住民の人格権が侵害される恐れ、被保全債権の存在をみとめ、原発再稼動は認められないという判断にいたっています。

原規制委も反発していますが、そもそも原規制委は「安全」を約束していないので、安全上の問題を争った公判に言及することはできません。「この新規制基準で安全だ」というなら反論に意味もあります。原規制委の新規制基準と、真っ向反対の判断だからです。しかしこれは対立しない、平行線の議論であって、新規制基準とは今ある原発を動かすための基準です。政府も原規制委も、「国際的にもっとも厳しい基準」という言い方のみをして、絶対に「事故を起こさない」、「安全」とは言わない。そんな逃げ口上しかしないのなら、絶対に再稼動すべきではありません。

「国際的にもっとも厳しい基準」だろうと、国際的にみてもっとも地震の多い国である日本の基準が厳しいのは当然で、逆にいうとこれまでそうでなかった方が問題です。またそれを金科玉条の如く連呼されても、安全は担保されないのですから、尚のこと規制基準とは名ばかりで、ことのほか悪いものです。それにこの判決は一石を投じた。その意味は大きいのでしょう。

関電は大飯原発の運転差し止めを決めた樋口裁判長が、今回の公判も担当したことで交代を求めるなど、かなり露骨な行動に出ましたが、新規制基準自体を否定されたことで反論も難しくなりました。基準地震動など、それこそグレーチングを支える梁に支持があり、もし福島原発で、地震でグレーチングがずれたのなら、根本から設計を見直さない限り、福島原発の二の舞が起こりかねない、ということでもあります。福島原発がどのようにして事故を起こしたのか? それすら分からずつくられた新設計基準に頼ることは、限界があります。少なくとも、政治家や原規制委が「安全」と言わないような施設を動かしてはいけない、ということだけは確かなのでしょうね。



http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/289.html

記事 [政治・選挙・NHK183] 韓国、米“圧力”に「対日強硬路線」修正に追い込まれる 前支局長出国禁止解除(ZAKZAK)
安倍首相との面会を終え、記者団の質問に答える産経新聞の加藤達也前ソウル支局長=15日午前、首相官邸


http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20150415/frn1504151830007-n1.htm
2015.04.15


 韓国の朴槿恵(パク・クネ)政権が追い込まれた。産経新聞の加藤達也前ソウル支局長に対する出国禁止措置を突然解除したが、背後には「日米韓の結束」や「自由主義陣営の普遍的価値」を重視する米国の“圧力”もあったようだ。これまで朴政権は、米国と中国を両てんびんにかける「二股・コウモリ外交」を続けてきたが、国内では外交政策や経済政策、側近への巨額裏金疑惑への批判も高まっており、対日強硬路線を修正せざるを得なくなったといえる。

 「今、東京・大手町の会社にいますが、通勤電車に乗って、聞こえてくる声が日本語なのでホッとした。(出国禁止措置解除の兆しは)まったくなかった。13日午前、ソウル地検から確約書の提出を要求されて、『おやっ?』と思った。韓国は、私の新聞記者としての認識に新しく大きな経験を付け加えてくれた、『衝撃的な国』だと改めて確認できた」

 加藤前支局長は15日朝、ニッポン放送「高嶋ひでたけのあさラジ!」に電話出演し、約8カ月ぶりとなる帰国の喜びや、突然の措置解除への驚きを語った。

 その後、加藤前支局長は官邸を訪れ、安倍晋三首相に面会した。

 日本政府による一連の対応に加藤前支局長が感謝を伝えると、安倍首相は「ご苦労さま。ご家族は大丈夫ですか」とねぎらいの言葉をかけ、「裁判が続くようなので、今後も体に気をつけて」と励ましたという。

 韓国外務省報道官は14日、今回の措置について「検察当局が法と原則による事件処理の基準に従い、捜査を進めて下した処置だ。韓日関係とは無関係」と記者会見で語ったが、とても言葉通りには受け取れない。

 安倍首相は26日から訪米し、オバマ米大統領と日米首脳会談を行い、米議会上下両院合同会議で日本の首相として初めて演説する。アジア地域や世界の平和と安定のため、「強固な日米同盟」をアピールする方針だが、「反日」で凝り固まった韓国側は、慰安婦問題などを持ち出して、安倍首相の米議会演説阻止に向けたロビー活動を展開していた。

 こうした動きは、中国や北朝鮮の脅威を前に「日米韓の結束」や、言論の自由など「自由主義陣営の普遍的価値」を重視しているオバマ政権をいら立たせていた。

 米国務省ナンバー3であるシャーマン次官は2月末の講演で、「政治指導者が過去の敵を非難することによって、安っぽい喝采を浴びるのは難しいことではない。しかし、このような挑発は進展ではなく機能停止をもたらす」と語り、「反日」で突き進む朴大統領に暗に自制を求めた。カーター米国防長官は今月初め、日本と韓国を訪問し、日米韓の同盟強化を訴えることで、事実上の圧力をかけていた。

 加藤前支局長への出国禁止についても、米国は「検察の捜査に当初から関心を持ってきた。米政府は言論の自由、表現の自由を支持し、韓国の法律に懸念を示してきた」(国務省のサキ報道官)などと、苦言を呈してきた。

 米政府高官の痛烈な言動は、安全保障では米国に依存する一方、経済では中国に傾斜する朴政権の「二股・コウモリ外交」への懸念表明といえ、「日米関係の“蜜月”に対する韓国の危機感」(外交筋)を煽ったといえそうだ。

 韓国には負い目もあった。韓国人活動家によるリッパート駐韓米国大使襲撃事件を簡単に許し、中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)に米国の懸念を振り切って参加表明した。朴大統領側近らへの巨額裏金疑惑が直撃したことも、政権を追い込んだ。

 ワシントンでは16日、日米韓外務次官級会談が行われるが、韓国としては「加藤前支局長の出国禁止措置解除」によって、「日米韓の結束重視」「言論の自由尊重」の姿勢を示す、ギリギリのタイミングだったといえそうだ。

 朝鮮半島情勢に詳しい筑波大学大学院の古田博司教授は「加藤前支局長への対応は、国内世論を意識した『見せしめ』の意味合いもあったが、日に日に高まる国際社会の非難に抗し切れなくなった。何よりも米国から反発を食らったのが大きい」と指摘し、続けた。

 「巨額裏金疑惑では、司法当局と連動して前政権のスキャンダルを暴こうとして、前政権側から反撃を食らった。加藤前支局長の問題とともに、国民の政権批判をそらすために利用しようとして、逆にダメージを受けた格好だ。朴政権は経済政策や年金改革にも失敗した。あと3年の任期が残っているが、政権基盤はとても持たない」



http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/290.html

   

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