小学生並みの屁理屈!? 〜首相の「わが軍」使わない答弁 成瀬裕史
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2015年4月1日 JanJanの復活を待つ〜市民記者のページ
一国の首相としての“資質”に疑問符を付けざるを得ない、最近の安倍氏の「言動」。
2月19日の衆院予算委では、民主党 玉木議員の、
西川農水相側への砂糖業界からの献金を巡る質問の際、
座って聞いていた安倍氏がいきなり「日教組!」「日教組どうすんだ!日教組!」とヤジを飛ばし、
困惑した自民党の大島予算委委員長にたしなめられた一件があった。
3月20日の参院予算委では、維新の党 真山議員が自衛隊と他国との訓練の目的を質問した際、「我が軍の透明性を上げていく…」と、自衛隊を「我が軍」と述べた。
そして、30日の衆院予算委。維新の党 井坂議員が首相の「わが軍」発言を不適切と追及した際、
「全く問題ないと今でも思っているが、大切な予算委の時間が、
こんなやりとりに使われるのならば(今後は)そういう言葉は使わない」
と開き直る始末…。
ネットのコラムなどでは、首相の「日教組!」ヤジに関し、
安倍氏の言動が、カタカナ四文字で略称されるネット民の偏った情報源・思考パターンとそっくりであり、
「官邸」の首相に対する情報提供能力に対しても、「国家の運営」という観点からの“危機感”を表明していた。
また、上記ネット民の行動パターンとして、
首相の言動に対するメディアやネットでの「批判的」言説に対しても、
「揚げ足とり」的だと、逆に“非難する”パターンを指摘していた。
奇しくも30日の首相の「『わが軍』使わない」答弁は、
野党からの「『わが軍』発言」追求は「揚げ足とり」的であり、
「大切な予算委員会の時間」がもったいないと、逆に非難しているかのようだ。
あたかも級友に自分の“非”を指摘された小学生が、
自分の非は決して認めずに「皆から言われてうるさいから止める」と
“屁理屈”をこねているように…。
こんな首相の言動・態度を見るに付け、余りにもバカらしく、非難する気にもならなくなってしまいそうだが、
最後に、現在ネット上で話題沸騰中の、件の某番組での古賀氏が取り上げた、“インド独立の父”ガンジーの言葉を載せておきたい。
「あなたがすることのほとんどは無意味であるが、
それでもしなくてはならない。
そうしたことをするのは世界を変えるためではなく、
世界によって自分が変えられないようにするためである」