「現職の国会議員が匿名でネット罵倒というのもすごい:山崎 雅弘氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/16917.html
2015/3/20 晴耕雨読
https://twitter.com/mas__yamazaki
> ささきりょう 【速報】安倍総理が国会で「TwitterとFacebookに使用手数料を払っています」と発言←おい無料だぞ(笑) | http://t.co/vK1BGpfAJ6
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自民党のネット対策(NHKニュース9、2013年5月28日)http://bit.ly/1B2O1ka
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(NHK公式)http://bit.ly/1Ex20DD 首相がFBやツイッターを「有料だと思い込んでいた」背景を示している。
ガイアックスは2013年6月19日、ソーシャルメディア投稿監視サービスを自民党に納入したと発表した。
参議院候補者の公式アカウントについて、第三者のコメントによる誹謗中傷やデマ、荒らし行為などを監視する(日経コミュニケーション)http://nkbp.jp/1zr1B4x
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「Facebookについてはガイアックスが管理の委託も受け、必要に応じてコメントを消すなどの対応をする。Twitterはメンションを監視して、誹謗中傷やデマなどへの即時対応が必要な場合に自民党に連絡する」
自民党側がネットで行う「即時対応」の種類も対応要員もいろいろだろう。
中国では、当局がネット世論を操作・誘導するため、政府擁護の意見をネットに発表する匿名の「ネット評論員」を大量に雇っている。
民間で「五毛党(ウーマオダン)」と呼ばれるこの匿名集団について、米VOAはこのほど、詳細に報じた(大紀元)http://bit.ly/1yvBHru
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「彼らはインターネット上で、中共およびその政権への批判的意見を探って追跡したり、影響力のある異見者を監視したりしている。また、中共の宣伝機関がいわゆる『ネット評論員』を雇い、一般のウェブサイト利用者に扮して中共寄りの書き込みをさせる。一つの書き込みに対して、中共から5毛(約6円)の報酬が支給されるという」
「この名称には、『小銭のために自分の魂まで裏切っている』という軽蔑的な意味も含まれている」
「五毛党の多くは、フリーターの大卒生がアルバイト感覚で、または政府系団体の若手職員が副業としてやっている」
日本の官僚も前に同様の行為がバレていた。
首相に批判的な人間に対する罵倒の言葉を、日がな一日書き込んでいる匿名覆面アカウントを集めて眺めると、使う言葉や論理展開のパターン、好む画像などに共通点があるのが面白い。
教えられた言葉を繰り返すオウムのようで、個性も特色も新鮮味もない。
理由については、こちらでより詳しく書いています。
http://bit.ly/1AMsEDN 、http://bit.ly/1otwzpO 、http://bit.ly/1rytkfQ
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私は大正以前の伝統文化と戦後の民主化した日本を愛する、愛国的な日本人です。
「本当の『愛国』とはなにか」http://bit.ly/1B9uNdy でも書いたが、自国の負の歴史から目を背け、無謬性や他国との比較での優越性ばかりに目を向けることが、本物の「愛国」だとは思えない。
実際、昭和前期にはその路線を進めた結果、愛したはずの国を破滅寸前へ追い込んだ。
20世紀のわずか10数年間、この国を支配した国家神道体制は、建国神話や天皇の言葉などを巧みに援用して独自の精神世界を作り上げ、日本国民にその政治的な創作物語が「日本の伝統」であるかのように錯覚させることに成功した。
現在でも、当時の錯覚にとらわれたままの人は少なくないように見える。
> mold 参議院 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 6号 昭和26年10月30日 ○国務大臣(吉田茂君) 戰争中においても或いは戰争以前から、日本は八紘一宇とか、そういうようないわゆる独善の思想に捉われて、海外の情勢に余り耳を傾けないとか、
> mold 或いは聞き苦しい海外の批評は聞きたくないというような狹隘な考え方、日本だけが選ばれた天孫人種くらいに考えておつたという話を聞きました。 これが禍いをしたのではないか。 参議院 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 6号 昭和26年10月30日
> 田舎の広告屋 八紘一宇は「内実に入らせない為に神武天皇の御言葉をとつたと云へる。批評を許さないために御言葉をとつて来たと云へる」(海軍省調査課思想懇談会)
>岩越豊雄 村山談話の酷さに改めえ驚いた「国策を誤り、植民地支配と侵略への痛切な反省」とある。当時の人達は、「植民地支配の解放と独立の為に戦った」面がある事も事実である。戦後教育を受け、信じているあなたには分からないかもしれないが。
私は戦後教育でなく、戦史研究の過程で知った事実に基づいて、当時の日本政府は「アジアの植民地を日本の支配外で独立させる意志」はなく、石油等の資源獲得のために行った「他国の植民地強奪」を正当化する方便として「アジア植民地の解放」という大義名分を利用したと理解しています。
参考:「歴史修正主義」の政治家に国政を委ねるリスクについて http://bit.ly/1xe6QGf 、http://bit.ly/1F2CzfZ 、「大東亜戦争」とアジア植民地の解放について http://bit.ly/1FBdxDl
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「戦後教育の自虐的洗脳」など、戦後教育の影響力を変に過大評価する人はなぜか少なくないが、戦後教育は近現代史については具体的なことを何も教えてくれなかった。
戦後の日本人はみんな晴れ晴れとした顔で胸を張って、経済発展や文化的発展を実現したが、自虐や卑下などが存在しなかった証しだろう。
なんと、与党の「ネットメディア局長」が「匿名ネット罵倒」の斬り込み隊長ですか。
自分でやるとは。
@TOKYOMEGAFORCE 自民党だとその平井局長が匿名で、党首討論のネット中継で安倍を応援しながら、野党党首に罵声を浴びせていましたね。http://bit.ly/1BAzwUM
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安倍首相が4、5月の大型連休中の訪米で検討している米議会演説について、第2次大戦に従軍した米退役軍人らの有力団体が上下両院に書簡を送り、戦時中の日本の過ちを安倍氏が明確に認めることを演説の条件とするよう要求した(東京)http://bit.ly/1MMeBXe
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海外派遣、事前承認が基本=米軍以外にも自衛隊後方支援(時事)http://bit.ly/1MINuMP
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「『を基本とする』と明記」とは、「基本はこうだが後で例外をいくらでも設定できる」という意味でもある。
小さく縮めて狭い門を通らせ、後で際限なく拡げられる法案が次々と作られている。
法律の新設や修整がなされる時、民主主義国のジャーナリズムはそれが実現した際、最大でどのように悪用されうるかを「性悪説」で分析し警鐘を鳴らすが、日本の大手メディアは首相の「そのような使い方をすることは決してありえない」という言葉だけを「性善説」で右から左へと報じ、警鐘を鳴らさない。
岡田武史「集団的自衛権の行使を可能とする憲法解釈の変更を閣議決定したことを、ブラジルで知った。そんなことがあるわけはない、国会議員も国民もばかじゃない、まずは先送りだなと思っていたから心底、驚いた」(西日本新聞、2014年8月18日)http://bit.ly/1HZft85
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「帰国して、何事もなかったかのような空気に、また驚いた」
「大国間に生きる小国として、自衛隊の存在を含め、安全保障政策については憲法解釈で対応してきた。だが、集団的自衛権までは無理があるだろう。これでは立憲国家ではなくなる。国民投票をした上で改憲し、その上で集団的自衛権の行使を認めるのなら、納得せざるを得ないが」
「国民の側にも責任がある。単に選挙権だけを行使すればよいというものではない。民主党の失敗が引き金と思うが、誰が政権をとっても一緒と半ばあきらめが出ているように思う。民主主義では、国民一人一人が責任を分担する、ということを忘れている」
衆議院議員 自民党IT戦略特命委員長 平井たくや(自民党)http://bit.ly/1xAqVB3
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匿名での罵倒が発覚してもまだ「IT戦略特命委員長」というのがすごい。
というか、現職の国会議員が匿名でネット罵倒というのもすごい。