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2015年3月17日00時50分 〜
記事 [政治・選挙・NHK181] 鳩山元首相 クリミアは「友愛の世の中」 ネット動画で言いたい放題(産経新聞)

鳩山元首相 クリミアは「友愛の世の中」 ネット動画で言いたい放題
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150316-00000584-san-pol
産経新聞 3月16日(月)23時38分配信


 鳩山由紀夫元首相は16日夜、インターネットの動画番組に出演し、ロシアが併合したウクライナ南部のクリミア半島を訪問したことについて「ウクライナ人もロシア人もクリミアタタール人も編入を喜んでいる。まさに友愛の世の中をつくっている」と語り、ロシアによる併合を正当化した。

 ロシアに対する日本政府の経済制裁については「本当に必要なのか。日本が最初に経済制裁を外すという離れ業はできないのか」と主張した。

 鳩山氏は北方領土問題の解決はプーチン大統領の任期中にしかできないとの見方を示し、「日露関係を少しでも動かしたい思いは先方には伝わったが、日本側には伝わっていない。もどかしさがある」と日本政府や世論を批判した。

 同時に「私がクリミアを訪問したことを日本政府が批判すれば批判するほど、日露の対話が遠ざかっていくような気がする。非常にもったいない話だ」と述べた。

 鳩山氏はクリミア半島訪問に関して外務省から秘書に自粛要請があったことは認めたものの、「私には誰からも電話はなかった」とも語った。



http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/584.html

記事 [政治・選挙・NHK181] 企業・団体献金 「抜け道」の歴史:除外規定多く政治不信に 補助金問題で議論再び

 企業・団体や個人からの献金はともかく、国会議員とは違ってたんなる私的組織でしかない政党が、国庫から活動資金を得ているのは違憲である。

 政党助成金制度を廃止し、公的補助金受領や赤字決算などで法人に関する献金規制を残しつつも、出し手や金額を規制しない“自由献金”制にしたほうがすっきりする。
 そのためには、献金は受け取った政党や個人に対する贈与とみなし、歳費など他の所得と合算して課税する。そうすれば、税を負担した後のおカネについて、使途を明らかにするための政治資金報告書を作成する義務を負わせないですむ。

(もともとお金に色は付いていないのだから、献金者は、なにに使うかなど気にせず、政治的に応援したいひとにカネを渡せばいい)

 「政党は民主主義の基礎」だとか、「政治にはお金がかかる」といったような説明は、戯言か嘘八百である。
 同じないし近い思想信条や政策を持つ人々がそれらを実現するために同じ政党に集い活動することを認めるのが民主主義であり、そのような場でしかない政党に国家が助成金を供与するのは、同じ信仰を共有する人々が集う宗教組織に国家が助成金を供与するのとまったく変わらない。

 「政治にカネがかかる」という表現は、「私が議員に当選したり議員であり続けるためにはたいへんなおカネがかかる」という現実をもっともらしい言葉で言い換えたものにすぎない。

 「議員(さらには大臣)になるためにできるだけ多くのお金が欲しい」と思っているような人たちが国会で多数を占めている状況で、政治資金を規正する法律を作っても、選挙制度と同じで、「抜け道」やザルになるのは当然である。

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[永田町インサイド]企業・団体献金 「抜け道」の歴史
除外規定多く政治不信に 補助金問題で議論再び

 国会で企業・団体の政治献金を巡る議論が再燃している。きっかけは国の補助金を受領した企業からの献金問題。西川公也氏の農相辞任に発展し、安倍晋三首相やほかの閣僚、民主党の岡田克也代表にも飛び火した。疑惑が出るたびに国会で問題となり政治資金規正法改正などで制限を強めてきたが、個人献金がなかなか根付かない中で必要論も根強い。どういう献金は認められ、どこから違法になるのかを整理した。(学頭貴子)

 「もとから絶つという意味で企業・団体献金の全面禁止法案を出したのだ」。維新の党の江田憲司代表は12日の衆院予算委員会で、今国会に独自法案を出した理由を首相に訴えた。共産党も全面禁止法案を提出する方針。規制を強化してもすぐに新しい抜け道ができ、いたちごっこになるだけとの思いが強いからだ。
 1948年の政治資金規正法制定時は企業・団体献金にほとんど制限はなかった。疑獄や汚職事件のたびに与党が金額制限や公開基準拡大などその場しのぎの法改正で世論の批判をかわした。


政党支部が受け皿

 抜本改正はリクルート事件がきっかけとなった94年の政治改革だ。国民一人あたり年250円の税金で政党を支える助成制度を導入する一方、規正法改正で政治家個人への企業・団体献金を禁じた。2000年に政治家が代表の資金管理団体への献金も禁じ、事実上、政党や政党支部に限られた。業界団体の政治団体からのヤミ献金事件を契機に、05年に規制を設けた。これまで無制限だった政治団体から資金管理団体などへの献金に関し、同一相手は年間5000万円と上限をつくった。

 いまも企業・団体献金の「抜け道」といわれるのが政党支部だ。政党や政党が指定する政治資金団体、政党支部への献金は、企業の資本金などに応じて年間750万〜1億円の上限があるが、認められている。政党支部から政治家への資金移動は制限がなく、議員が自分の所属する政党の支部をつくれば、企業から事実上献金を受けられる。

 今回問題となった国の補助金を受けた企業の献金規制は、1975年の法改正で設けた「質的制限」の一つ。国から補助金交付の決定通知を受けて1年以内は献金できない。交付決定の経緯に疑念が抱かれるのを回避し、結果として補助金が政治資金に還流するのを防ぐ目的。国から出資などを受けている企業も禁止対象だ。議員側は外国人が過半の株を持つ企業からも献金を受けられない。

 違反すれば「3年以下の禁錮または50万円以下の罰金」の罰則があるが、多くの除外規定を設けている。国の委託した自治体や法人が交付決定する場合や、災害復旧、試験研究関連などは対象外だ。


「知らない」で適法

 なにより政治家側が知らなければ罪に問われない。農相を辞めた西川氏も、補助金を受けた木材加工会社などから、自らが代表の政党支部が献金を受けていた事実を「知らなかった」と違法性を否定した。外国人や「外国法人」からの献金は、受けた政治家側が違法性を問われる。

 企業・団体献金は政党などに制限されて以降、減少傾向が続いたが、自民党の政権復帰や景気回復による企業収益改善を受け下げ止まりを見せている。経団連が加盟社への献金呼びかけを再開したのも拍車をかける可能性がある。

 政党助成制度がある中で「税金と献金の二重取り」との批判は根強い。一方で個人献金が浸透しないまま「政治活動の費用を税金に頼ることになりかねない」との懸念もある。たとえば野党でも民主党の岡田氏の場合、収入のうち企業・団体献金は平均的に約2割を占める計算になる。政治献金に詳しい日本大の岩井奉信教授は「政治家が使途の透明性を高めるなどの努力をすべきだ」としている。

[日経新聞3月15日朝刊P.5]



http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/585.html

記事 [政治・選挙・NHK181] 「大戦、深く反省」 首相、70年談話にらみ演説:UN常任理事国の役割を引き受ける用意があるとも:中途半端な反省は国益毀損

 終戦記念日の首相談話が「日本は先の大戦に対する深い反省の上に」というような表現でとどまるのなら、中国や韓国さらには欧米諸国の理解も得られないだろう。

 というのは、日本が負けてしまったことも反省材料だし、軍部専横政治体制や同胞300万人超の犠牲も反省材料になることから、何をどう反省したのかきちんと示さなければ、諸外国の理解を得ることはできないからである。

 終戦記念日に談話を発するのなら、中途半端な反省の内容ではなく、国民や天皇のため、内閣総理大臣は、腹の中でどう思っているかにかかわらず、諸外国に向けきちんと謝罪しなければならない。(それができないのなら、村山談話を継承すると言うだけにとどめ新たな談話を発しないほうがまだまし)

 首相談話問題でちらほら聞こえてくるが、“未来志向”は、謝罪を受けた相手国が言うべきことであって、謝罪する日本国首相が言うべきことではない。
 また、戦後日本が平和主義に徹したことを説明すべきというひともいるが、主戦場であった中国大陸を統治している中華人民共和国との国交回復=平和条約締結に72年まで動かなかったことや、併合していた地域を統治している北朝鮮との国交回復を今なお実現していないことなどを考えると、あまり大きなことは言えない。

 日本政府は、国家総力戦の戦いに敗れたという事実がもたらす過酷な政治的現実から相当長期にわたって逃れることができないのである。


※ 願望だけで終わる話だが、憲法第9条に規定されている日本が、UN安全保障理事会の常任理事国になろうとなぞ考えないほうがいい。

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「大戦、深く反省」 首相、70年談話にらみ演説
国連シンポで
2015/3/16 20:52

 安倍晋三首相は16日、都内で開いた国連創設70周年記念シンポジウムで演説し「戦後、日本は先の大戦に対する深い反省の上に、自由で民主的で人権を守り、法の支配を尊ぶ国づくりに励んだ」と強調した。首相は夏に戦後70年を迎えるにあたって新たな談話を発表する方針。演説で第2次世界大戦の深い反省を明記する意向をにじませた。

 戦後70年談話をめぐっては、1995年に当時の村山富市首相が発表した戦後50年談話の表現を安倍首相がどこまで踏襲するのか、中国や韓国などが注目している。村山談話は「過去の植民地支配と侵略」に対する「痛切な反省と心からのおわび」を盛り込んでいる。

 首相は談話の下地にもなる16日の演説で「反省」に言及しつつ、国連を通じた国際貢献を今後さらに加速する方針を表明した。「日本にとって国連とともに歩んだ道のりを振り返り、未来に対して決意を新たにするときになる」とも語った。

 「国連に加わって60年目。2年間を具体的な行動の年と位置づける」と力説した。具体策として米国に次いで多い国連分担金による財政支援の継続や、アジアなどの紛争地域で平和構築を進める専門家育成、エイズやマラリアなどの撲滅をめざす感染症対策、核軍縮と不拡散などを挙げた。

 国連安全保障理事会の改革に向けて「もはや議論に時間を割くときではない」と主張。「日本は一つ一つ実績を積み上げてきた静かな誇りを胸に常任理事国の役割を引き受ける用意がある」と意欲を示した。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS16H5M_W5A310C1EA2000/?dg=1


http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/586.html

記事 [政治・選挙・NHK181] 4/6 部落解放同盟全国連合会の第22回大会に参加(杉並区議会議員の新城せつこです)
金正日信者が代表だった「聖公会」と連携して国内でデモする辺野古ヘリ基地反対協議会共同代表の安次富浩さんを招いて講演会する部落解放同盟全国連合会。

これに参加するいつもの「杉並」の区議。

なるほどね〜。

ところで「未来」って過激派の機関紙でしたっけ?


新城せつこのブログから
http://shinjo-s.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/46-22-4794.html

4/6 部落解放同盟全国連合会の第22回大会に参加
東大阪市で開催された部落解放同盟全国連合会第22回大会に参加をしました。今回は特別講演に、辺野古ヘリ基地反対協議会共同代表の安次富浩さんが招かれました。

今年は狭山事件で石川一雄さんが不当逮捕されてから50年。狭山再審にむけた全国連合会の熱意が強く伝わる大会になりました。再審を求めて行っている東京高裁への要請行動は、これまでに加えて、青年部や婦人部が独自の闘いとして取り組んでいることも報告されました。長野結婚差別問題や「週刊朝日」問題など、強まる部落差別に対して、これを許さない全国的な取り組みがますます重要になります。私も今年は婦人部の要請行動に、参加しようと思います。


<参考リンク>

■「サンゴ破壊」と防衛局長を告発した活動家安次富浩氏と従北キリスト教団との結びつき
http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/537.html


■未来・第171号
http://www.kakukyodo.jp/mirai15171.htm


■統一部長官を務めた李在禎の総毛立つ主体思想美化(統一日報)
http://news.onekoreanews.net/detail.php?number=70326

盧武鉉政権の統一部長官(2006.12〜2008.2)を務めた李在禎が‘民衆神学と主体思想(出処:統一と民族教会の神学、左表紙写真)’という題名で1990年書いた論文に下のような内容がある。

“(前略)こういう観点から見ると主体思想が結局戦後生存と発展のための避けられない政策でありその独特性を認めなければならない。民衆神学が1970年代の維新の経験と80年代の軍部独裁の経験から民族の希望と決断として表現された一つの信仰運動、あるいは、社会変革運動であるなら、主体思想は人民大衆の生存と自主性のための闘争の歴史の産物であると理解できるだろう。(p281)”

彼の論文には、“主体思想の中心をなす思想的基盤は、人間を階層的存在として捉えず自主性、創造性そして意識性を持つ‘人間’として把握しながら歴史の原理そのものも単純な階級闘争の歴史ではく‘人民の自主性の実現のための闘争の歴史’として理解している(p.275)”というふうな表現が繰り返し出る。

李在禎はこの論文で韓国の民衆神学と北韓の主体思想をそれぞれ“民族の希望と決断の信仰運動”、“人民大衆の生存と自主性闘争の産物”と言い類似性を比較する。主体思想とは、せいぜい金日成を神に持ち上げる暴政の論理、独裁の手段であるだけのものを大層な哲学であるかのように美化する。

1990年代にこう主張したくらいだから、その後行跡は見るまでのない。李在禎は、▲天安艦爆沈に関して“どのように誰にも感知されずこっそり北韓潜水艇がきて撃って帰られるのか(2010年5月22日、京畿放送の時事対談番組‘時事21’)”と話し、▲“NLLは基本的に決して領土の概念ではないと思う(2007年8月10日、国会外交通商委員会)”と明言し、▲“西海交戦の時、安保をどう護るのかということへの(われわれの対応)方法論に対して私たちが反省しなければならない(2007年8月18日、国会南北平和統一特別委)”と喋った。

こういう者らは北韓政権に対しては限りなく寛大で北韓住民に対してはこの上なく残忍だ。

彼は▲平壌で‘金正日花’を誕生日のプレゼントとしてもらっては“一生に忘れられないうれしい誕生日(2007年3月4日、デーリーアン報道)”と言い、▲北の先軍政治に対しては“金正日総書記推戴10年、金委員長が推進してきた強盛大国政策の一定の完成を以って金正日委員長の統治力量が北の内外に立証された面がある(2007年1月24日、文化日報、東北アジア未来フォーラムの講演)”と主張した。

反面、▲北韓人権問題に対しては、“民主化された国々も類似の経験がある。あの内容を検証できる方法がない。事実であるかを判断できない(2006年11月17日、統一部長官人事聴聞会)”とほざき、▲北韓の麻薬取引など不法行為に対しては“確定的に明らかにされた内容はないと思う(2006年11月17日、統一部長官人事聴聞会)”と喋った。

李在禎のような人間が統一部長官を務めても持ち堪えた祖国が偉く感じられる。しかし、従北が再び国家権力を彼らのものにする日、韓国はこれ以上韓国として存続できないだろう。


http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/587.html

記事 [政治・選挙・NHK181] 「菅直人」元首相、韓国で“脱原発”行脚へ…ソウル国会で講演、野党党首と対談も[産経ニュース]
「菅直人」元首相、韓国で“脱原発”行脚へ…ソウル国会で講演、野党党首と対談も
http://www.sankei.com/politics/news/150316/plt1503160027-n1.html

 民主党の菅直人元首相は17〜19日の日程で韓国を訪問し、東京電力福島第1原発事故や「脱原発」推進について、ソウルの国会など4カ所で講演する。現地の環境保護団体や最大野党で左派系の新政治民主連合などが招請した。菅氏の事務所が16日発表した。

 発表によると、講演は「福島原発事故4周忌、菅直人元総理招請−原発から安全な東アジアのための韓日交流」と題した企画の一環。19日には新政治民主連合の文在寅(ムン・ジェイン)代表との対談も予定されている。

[産経ニュース 2015/3/16]
http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/588.html

記事 [政治・選挙・NHK181] 民主の「格差」論争不発=安倍首相、春闘の成果誇示−参院予算委[時事通信/産経ニュース]
民主の「格差」論争不発=安倍首相、春闘の成果誇示−参院予算委
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015031600753

 2015年度予算案の参院審議の初日となった16日の予算委員会で、民主党はアベノミクスの下での賃金低下などに焦点を当て、政権に「格差」論争を挑んだ。しかし、安倍晋三首相は各種統計や進行中の春闘に触れ、賃金の「改善傾向」をアピール。下村博文文部科学相の政治資金問題も取り上げたが新事実は出ず、「政治とカネ」に関しても追及は不発気味だった。
 「実質賃金だけでなく、(雇用者数の増減も反映した)総雇用者所得も前年比で下がっている」。民主党の小川敏夫元法相は、首相が頻繁に用いる「総雇用者所得」の数字をあえて用い、「アベノミクスの破綻」(小川氏)を認めるよう迫った。
 これに対し首相は、「(昨年4月の)消費税増税の影響を除けば総雇用者所得はプラスが続いている。4月になればプラスになる可能性は十分ある」と反論。甘利明経済財政担当相も答弁に立ち、トヨタ自動車の労使がベースアップ月額4000円で合意したことに触れ、「史上最高のベアになる。どんどん良い傾向が出てくる」と首相を側面支援。首相もアベノミクスの成果を強調した。
 民主党は衆院に引き続き、下村氏の政党支部に対し地方の支援団体から不透明な資金の流れが指摘されている問題で同氏をただした。しかし、同氏は「会(支援団体)から直接政治資金としていただいたことは全くない」と否定、論戦は水掛け論に終わった。
 衆院段階で民主党は、自民党の同僚議員との不適切な交際が表面化した中川郁子農林水産政務官を予算委に繰り返し呼び、政権を揺さぶった。しかし、この日の不祥事追及は下村氏に限定。「中川氏の問題をこれ以上取り上げると、こちらの印象が悪くなる」(民主党幹部)との判断があったためだが、インパクト不足は否めなかった。
 自民党の谷垣禎一幹事長は記者会見で、参院予算委での質疑に関し、「九十数兆円の予算が審議されている。もう少し中身について、特に野党の見解の開陳があってしかるべきではないか」と語り、野党側にさらなる政策論争を促した。

[時事通信 2015/3/16]

 ◇

参院予算委 民主、下村&籾井両氏に照準絞るも…
http://www.sankei.com/politics/news/150317/plt1503170003-n1.html

 民主党は16日に本格審議がスタートした参院予算委員会でも、NHKの籾(もみ)井(い)勝人会長の資質や、任意団体をめぐる下村博文文部科学相の「政治とカネ」の問題に照準を絞って追及した。ただ、与野党攻防の主導権を握るまでに至らず、決め手不足に焦りもにじむ。

 「『政府が右ということを左というわけにはいかない』との個人的見解を持っていることが不適格だ」

 質問に立った民主党の小川敏夫参院議員は参院予算委で、籾井氏は政府との距離が近いと断じ、NHK会長としての資質に疑問を呈した。同時に、籾井氏が1月に私的なゴルフに出かけた際に使用したハイヤーの乗車代金がNHKに請求されていた問題も取り上げた。

 籾井氏は答弁で、9日にNHK秘書室経由で代金を支払ったことを明らかにし、「セキュリティー上、NHKで日頃使っているハイヤー会社に頼んだ。NHKで使っている中の一部として私の(代金)分も入っていた」と釈明した。

 小川氏は続いて下村氏の「政治とカネ」の問題に矛先を切り替えたが、下村氏は従来の主張を繰り返し、追い詰められなかった。下村氏の「政治とカネ」の問題は民主党にとって数少ない“標的”だけに、党中堅議員は「もう少し新たな追及材料がほしいところだが…」と焦りの色を隠さない。  

 「衆院での議論と本質的に違わない」。自民党の谷垣禎一幹事長は16日の記者会見で「失点稼ぎ」に躍起な参院民主党の姿勢をやんわりと批判した。その上で、「九十数兆円の予算が審議されている。野党からもう少し見解の開陳があってしかるべきだ」と注文をつける余裕もみせた。

[産経ニュース 2015/3/17]
http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/589.html

記事 [政治・選挙・NHK181] 鳩山由紀夫氏がニコ生出演「ロシアは『友愛』の世の中作ってる」[スポーツ報知]
鳩山由紀夫氏がニコ生出演「ロシアは『友愛』の世の中作ってる」
http://www.hochi.co.jp/topics/20150316-OHT1T50172.html

 外務省の中止要請を無視してロシア南部クリミア半島の訪問を強行した鳩山由紀夫元首相(68)が16日、批判を浴びたことについて「誰からも訪問を止められていない。ロシアは『友愛』の世の中を作っている」などと述べた。都内でインターネット番組「ニコニコ生放送」に出演して語った。政府はロシアによるクリミア併合を認めておらず、国際的な反発を招いている。

 鳩山氏は「クリミアに戦車はいないし、兵隊もいない。警察官もいない。日本にいるのと変わらない」などと持論を展開。「日露関係を良くしたい、という思いはロシアに伝わった。日本政府が私を批判すれば、日露の対話が遠ざかる」と述べた。

[スポーツ報知 2015/3/17]
http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/590.html

記事 [政治・選挙・NHK181] 「国民の生活が第一」の政治を実現しよう。(日々雑感)
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-4725.html
2015/03/17 06:16

<生活の党の小沢共同代表は16日、東京都内の講演で、「野党が連携して次の衆院選で政権を代えなければならない。
 比例選向けの統一名簿を作って野党が連携すれば、絶対勝てる」と語った。
 小沢氏は「自民党政権が5年10年続けば、間違いなく野党はなくなる」とした上で、政権交代が実現した場合には、「次の時代の皆さんにバトンをタッチしたい」とも述べた>(以上「読売新聞」引用)

 小沢一郎氏の願望は「政権交代可能な二大政党制」の実現だった。2009民主党政権が成立した際には「政権交代可能な二大政党制」ができたかのように見えたが、アッという間に民主党が第二自民党化した。

 菅、野田と続く代表の下でせっかく小沢氏が構築した国民の信頼を裏切って「消費増税10%」を打ち出し、自公と野合三党合意という取引までやって政権をなくしてしまった。国民がどれほど民主党に失望したか、民主党の議員たちはご存知ないのだろうか。

 そして今、政治は結果だと叫んで安倍自公政権は形振り構わず1%に奉仕する政策実現に邁進している。日本の価値を相対的に下落させた円安を異次元金融緩和により誘導し「日本売り」を本格化している。あまつさえ外国からの直接投資を呼び込む、と安倍氏は主張するが、外国資本に金融や各種産業が乗っ取られた国がいかに悲惨か、お隣の韓国を見れば明らかだ。

 韓国は銀行ですらほとんどが資本の過半数を外国投機家に握られ、資本取引の利益は外国に搾り取られている。海外から資本を呼び込むとはつまりそういうことなのだ。日本が未開な資本形成が未熟な国ならそうした手法も国の力をつけるのに有効かもしれない。しかし明治政府は、例えば明治四年に富岡製糸場を共同開発しようと仏国から資本提供を申し込まれた際に、日本の伊藤博文は即座に断っている。そして日本の独自資本で製糸場を造るから、技術者のみの派遣を仏国に要請した。

 安倍自公政権は目晦ましのように集団的自衛権を大々的に行っているが、それは最高裁が「違憲立法審査権」を発動してしかるべき憲法違反の「立法手続き」の前段階に過ぎない。そうした危険な児戯よりも、国会議員は自らの身分と選挙制度をいかにすべきかを議論すべきではないだろうか。

 そして「税と社会保障」の一体改革は消費増税が終われば静かに御旗を下ろして仕舞い込み、国民の関心が消え去るのを待っているかのようだ。マスメディアにも一切取り上げられないのもどうしてだろうか。この国のマスメディアは腐り切っている。自分たちが様々な「便益」を与えられているものだから『政権批判』出来ない仕組みになっている。そのことを黙ったまま、官僚に阿る姿勢はマスメディアの自殺行為ではないだろうか。

 マスメディアで働く彼らもまた年収1350万円を超える1%の側に属する人たちなのだろう。だから99%の国民がどうなろうと知ったことではないのだ。ただポーズとして「貧乏人の味方だよ」という顔をしているだけだ。

 もしそうではないというのなら、老後に現役時代の格差を持ち込む「年金格差」を解消してすべての年金を一元化し、一律支給にすべき、とのキャンペーンを張ったらどうだろうか。国が制度として現役時代の格差をそのまま老後に持ち込む年金格差は「社会保障」としての年金制度に決してそぐわないものだ。

 野党は小沢氏の旗印の下に結集すべきだ。小沢氏は過去の人だとかゴチャゴチャ述べ立てる人は自民党の補完勢力だと思って差し支えない。もちろん消費増税を決めた民主党も第二自民党に過ぎない。共産党以外の真の野党は小沢一郎氏の掲げる旗の下に結集すべきだ。そしい心の底から「国民の生活が第一」の政治を実現すべく全力を傾けるべきだ。


http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/591.html

記事 [政治・選挙・NHK181] 不用意な欧米化を戒めた西郷 西洋かぶれした長州の俗人(世相を斬る あいば達也)
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/63cf032ab8b70e78617a3b110bd76d68
2015年03月17日

本日は、傲慢と云う精神的病に冒されているお人の話から遠ざかろうと一大決心をして、清涼の一服なコラムを紹介する。たまには、生臭さから逃れたくなると云うものだ。魚住昭のコラムは、常に人間的で温かい。今回も、まもなく桜で賑わうであろう上野のお山話題だ。同氏がコラムの終わりの方で、西郷隆盛について言及し、≪それにしても、と私は思う。維新最大の功労者・西郷は自ら樹立した政府になぜ反旗を翻したのか。どんな日本を作りたかったのか。夕空に屹立する巨大な銅像が、近代史の謎の塊のように見えた。≫と締め括る。

今どきは書店の覗いても、吉田松陰本が矢鱈目につく。長州か、筆者は、ついつい傲慢な病に冒された宰相に思いが及ぶ。それにしても、幕末から維新にかけて、長州などは後からついてきた田舎侍の印象があるのに、なぜか何時の間にか、庇を貸して母屋を取られるように、「幕末の三舟」も「維新の三傑」も「維新の十傑」も、多くは影が薄く、洋行帰りの西洋かぶれなテロリスト集団に、明治政府は牛耳られることになっしまった。筆者はなぜか、そういう印象で明治維新を受けとめている。日本民族の魂を捨て、西洋かぶれに邁進する歴史の大転換だったのだろう。

維新の人々を評価するにしても、吉田松陰とか長州のテロ集団を美化しすぎた司馬遼太郎などは、産経の記者上がりそのもので、史実をこれ程捻じ曲げ、西洋かぶれの右翼思想を蔓延させた人物はいないだろう。おそらく、混乱の幕末から明治のことだから、あまりにも利害得失が入り乱れすぎて、真実にたどり着くのは困難なわけだが、松下村塾や長州人が、明治維新を成し遂げたように演出された日本と云う国には、歪みを抱え込んだまま、時代を唯々諾々と重ねてきた宿痾があるようで、どうもスッキリしない。スッキリするのは、「南洲翁遺訓」だろう。その幾つかを参考引用するが、この遺訓の中に、その維新によって「捨ててきたもの」が何であるかが偲ばれる。


遺訓4:萬民の上に位する者、己れを愼み、品行を正くし、驕奢を戒め、節儉を勉め、職事に勤勞して人民の標準となり、下民其の勤勞を氣の毒に思ふ樣ならでは、政令は行はれ難し。然るに草創の始に立ちながら、家屋を飾り、衣服を文り(かざり)、美妾を抱へ、蓄財を謀りなば、維新の功業は遂げられ間敷也。今と成りては、戊辰の義戰も偏へに私を營みたる姿に成り行き、天下に對し戰死者に對して面目無きぞとて、頻りに涙を催されける。
現代語訳:国民の上に立つ者(政治、行政の責任者)は、いつも心をつつしみ、品行を正しくし、偉そうな態度をしないで、贅沢をつつしみ節約をする事に努め、仕事に励んで一般国民の手本となり、一般国民がその仕事ぶりや、生活ぶりを気の毒に思う位にならなければ、政令はスムーズに行われないものである。ところが今、維新創業の初めというのに、立派な家を建て、立派な洋服を着て、きれいな妾をかこい、自分の財産を増やす事ばかりを考えるならば、維新の本当の目的を全うすることは出来ないであろう。今となって見ると戊辰(明治維新)の正義の戦いも、ひとえに私利私欲をこやす結果となり、国に対し、また戦死者に対して面目ない事だと言って、しきりに涙を流された。

遺訓8:廣く各國の制度を採り開明に進まんとならば、先づ我國の本體を居ゑ風教を張り、然して後徐かに彼の長所を斟酌するものぞ。否らずして猥りに彼れに倣ひなば、國體は衰頽し、風教は萎靡して匡救す可からず、終に彼の制を受くるに至らんとす。
現代語訳:広く諸外国の制度を取り入れ、文明開化を押し進もうと思うならば、まず我が国の本体を良くわきまえ、風俗教化を正しくして、そして後、ゆっくりと諸外国の長所を取り入れるべきである。そうではなく、ただみだりに諸外国の真似をして、これを見習うならば、 国体は弱体化して、風俗教化は乱れて、救いがたい状態になり、そしてついには外国に制せられる事になるであろう。

遺訓11:文明とは道の普く行はるゝを贊稱せる言にして、宮室の壯嚴、衣服の美麗、外觀の浮華を言ふには非ず。世人の唱ふる所、何が文明やら、何が野蠻やら些と も分らぬぞ。予嘗て或人と議論せしこと有り、西洋は野蠻ぢやと云ひしかば、否な文明ぞと爭ふ。否な野蠻ぢやと疊みかけしに、何とて夫れ程に申すにやと推せしゆゑ、實に文明ならば、未開の國に對しなば、慈愛を本とし、懇々説諭して開明に導く可きに、左は無くして未開矇昧の國に對する程むごく殘忍の事を致し己 れを利するは野蠻ぢやと申せしかば、其人口を莟めて言無かりきとて笑はれける。
現代語訳:文明というのは道義、道徳に基づいて事が広く行われることを称える言葉であって、宮殿が大きく立派であったり、身にまとう着物が綺麗あったり、見かけが華やかであるいうことではない。世の中の人の言うところを聞いていると、何が文明なのか、何が野蛮なのか少しも解らない。自分はかってある人と議論した事がある。自分が西洋は野蛮だと言ったところ、その人は いや西洋は文明だと言い争う。いや、いや、野蛮だとたたみかけて言ったところ、なぜそれほどまでに野蛮だと申されるのかと強く言うので、もし西洋が本当に文明であったら開発途上の国に対しては、いつくしみ愛する心を基として、よくよく説明説得して、文明開化へと導くべきであるのに、そうではなく、開発途上の国に対するほど、むごく残忍なことをして、自分達の利益のみをはかるのは明らかに野蛮であると言ったところ、その人もさすがに口をつぼめて返答出来な かったと笑って話された。

遺訓13:租税を薄くして民を裕(ゆたか)にするは、即ち國力を養成する也。故に國家多端にして財用の足らざるを苦むとも、租税の定制を確守し、上を損じて下を虐たげぬもの也。能く古今の事跡を見よ。道の明かならざる世にして、財用の不足を苦む時は、必ず曲知小慧の俗吏を用ひ巧みに聚斂して一時の缺乏に給するを、理財に長ぜる良臣となし、手段を以て苛酷に民を虐たげるゆゑ、人民は苦惱に堪へ兼ね、聚斂を逃んと、自然譎詐狡猾に趣き、上下互に欺き、官民敵讐と成り、終に分崩離析に至るにあらずや。
現代語訳:税金を少なくして国民生活を豊かにすることこそ国力を高めることになる。だから国の事業が多く、財政の不足で苦しむような事があっても決まった制度をしっかり守り、政府や上層の人達が損をしても、下層の人達を、苦しめてはならない。昔からの歴史をよく見るがよい。道理の明らかに行われない世の中にあって、財政の不足で苦しむときは、必ずこざかしい考えの小役人を用いて、その場しのぎをする人を財政が良く分かる立派な役人と認め、そういう小役人は手段を選ばず、無理やり国民から税金を取り立てるから、人々は苦しみ、堪えかねて税の不当な取りたてから逃れようと、自然に嘘いつわりを言って、お互いに騙し合い、役人と一般国民が敵対して、終には、国が分裂して崩壊するようになっているではないか。

遺訓17:正道を踏み國を以て斃るゝの精神無くば、外國交際は全かる可からず。彼の強大に畏縮し、圓滑を主として、曲げて彼の意に順從する時は、輕侮を招き、好親却て破れ、終に彼の制を受るに至らん。
現代語訳:正しい道を踏み、国を賭けて、倒れてもやるという精神が無いと外国との交際はこれを全うすることは出来ない。外国の強大なことに萎縮し、ただ円満にことを納める事を主として、自国の真意を曲げてまで、外国の言うままに従う事は、軽蔑を受け、親しい交わりをするつもりがかえって破れ、しまいには外国に制圧されるに至るであろう。

語録:「命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、始末に困るものなり。この始末に困る人ならでは、艱難をともにして国家の大業は成し得られぬなり」 注:ここで云う“命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人”とは、幕末の三舟の一人、山岡鉄舟のことである。

語録:人間がその知恵を働かせるということは、国家や社会のためである。だがそこには人間としての「道」がなければならない。電信を設け、鉄道を敷き、 蒸気仕掛けの機械を造る。こういうことは、たしかに耳目を驚かせる。しかし、なぜ電信や鉄道がなくてはならないのか、といった必要の根本を見極めておかなければ、いたずらに開発のための開発に追い込まされることになる。まして、みだりに外国の盛大を羨んで、利害損得を論じ、家屋の構造から玩具にいたるまで、いちいち外国の真似をして、贅沢の風潮を生じさせ、財産を浪費すれば、国力は疲弊してしまう。それのみならず、人の心も軽薄に流れ、結局は日本そのものが滅んでしまうだろう。 注:もう一言の説明もいらない。洋行帰りの西洋かぶれ共に実権を握られた、西郷の呵責も含まれるだろうが、明治大正昭和平成と、一層西郷の言う通りになってきている(笑)。

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≪ 近代の「謎」を秘めた山

 1月につづいてまた上野のお山に行った。取り立てて言うほどの目的があったわけではない。西荻のわが家の窓から白い富士の嶺を眺めるうち、上野公園をほっつき歩いてみたくなったのである。

 富士山と上野公園に何の関係があるかって? そんなことを訊かれても私にもよくわからない。しいて共通点を挙げるなら、どちらも畏敬の念をこめて“お山”と呼ばれることぐらいだろう。

 まだ風が寒い。でも午後の日差しは暖かかった。売店で買ったお握りで腹ごしらえをした後、広さ53haの上野公園を1時間、2時間、3時間と夢中で歩き回った。

 30分も歩けばへとへとになるはずなのになぜか平気だ。いつもの足腰の重さをまったく感じない。私はお山の混沌とした魅力に取り憑かれてしまったらしい。

 その魅力とは何だと訊かれると、これまた答えにくい。突きつめていくと、近代日本の勝者と敗者の明暗ということになるのだが、それではあまりに漠としている。もう少し具体的にご説明したい。

 上野公園にはモニュメントが数多ある。有名なものだけ挙げても西郷隆盛像、彰義隊墓碑、正岡子規記念球場、野口英世像、上野公園の生みの親と言われるオランダ人医師ボードワンの胸像・・・・・・。

  それだけではない。不忍池の中の弁天島には石碑がぎっしり並んでいる。ふぐ供養碑、スッポン感謝之塔、暦塚、庖丁塚、鳥塚、魚塚、幕末の剣豪碑、めがね之碑など数え上げると切りがない。

 たぶん上野公園は日本一モニュメントの多い場所だ。それだけ人々の思い入れが強いということだろう。その理由は公園の歴史を繙くとわかる。中世の上野の山は忍の岡や忍の森と呼ばれ、多くの歌に詠われた名勝の地だった。

 それが1603年の徳川幕府の成立後、江戸の聖地になる。江戸城の東北の鬼門を守り、天下太平を祈願する寛永寺(天台宗)が建立されたからだ。起工から74年後に落成した根本中堂は瑠璃殿と呼ばれる壮麗な大伽藍で、上野の山全域が寛永寺の境内になった。

 全山に桜の木が植えられたため花見の名所となり、酒宴を張る人々でごった返した。不忍池畔には今のラブホテルにあたる出合茶屋が軒を連ね、町人だけでなく身分を隠した武士も通った。こうして上野界隈は聖と俗が混在するサンクチュアリと化した。

 そのほとんどが幕末の戊辰戦争の最中に1日で灰燼に帰する。1868年、旧幕臣らの彰義隊が上野の山に立て籠もった。長州の大村益次郎が率いる官軍は、不忍池越しに砲弾をぶち込んで彰義隊を撃破、大伽藍を焼失させた。

 上野の山が日本初の公園の一つに指定されるのはそれから5年後のことだ。以来、内国勧業博覧会などの国家的行事がたびたび催される一方、関東大震災 では住民の避難場所、東京大空襲では焼死体の仮埋葬所になり、戦後は戦災者のバラックで埋まった。上野公園は戦火や震災とともに有為転変を重ねてきたのである。

 午後4時を過ぎ、園内の人影も少なくなりだしたころ、公園西側の東照宮境内に入ったら、意外なものが目に入った。鳩の彫像の中でちろちろと火が燃えている。

 被爆者の一人が広島の焼け跡から故郷に持ち帰った「広島の火」と長崎の「原爆瓦」から採火した火を合わせたものだった。壁面には「核兵器をなくし永遠に平和を誓う広島・長崎の火」とあった。

 東照宮を出てしばらく歩くと、初代林家三平の妻・海老名香葉子さんらが建てた「時忘れじの塔」にぶつかった。時計の下で遠くの空を見る母子3人の像が立っていた。東京大空襲で亡くなった海老名さんの家族がモデルらしい。

 「関東大震災(大正十二年)東京大空襲(昭和二十年) 東京にも、現在からは想像もできない悲しい歴史があります。今、緑美しい上野の山を行き交う 人々に、そのような出来事を思い起こしてもらうとともに、平和な時代へと時をつなげる心の目印として、この時計台を寄贈しました」と記されていた。

 上野は、戦争や震災で無念の死を遂げた人々の鎮魂の山だった。

  東照宮からここに来る途中のパゴダ(仏塔)の丘にはかつて上野大仏が鎮座していたそうだ。関東大震災でその首が転げ落ち、胴体は戦中の金属類回収令で供出させられた。顔だけは寛永寺の僧侶が境内の檜にくくりつけて隠したので鋳つぶされずにすみ、今もパゴダの脇に安置されている。

 このエピソードが語るのは官の統制においそれとは従わない寛永寺の性格だろう。上野の山には国家にまつろわぬ民や旧武士、僧侶らの精神が根付いている。それは、政府が消そうとしても消せなかった歴史の刻印にちがいない。

  あまり知られていない話だが、後に靖国神社と呼ばれる東京招魂社は当初、上野の山に創建される案が有力だった。長州閥の木戸孝允が寛永寺の焼け跡を通りかかった際、この「土地を清浄して招魂場と為さんと欲す」(『木戸孝允日記』)との意向を示したからだ。

  だが、大村益次郎が自ら指揮した彰義隊との戦の記憶が生々しい上野を「亡魂の地」と敬遠した。結局、幕府の歩兵調練場跡地だった九段坂上が選ばれ、1869(明治2)年6月、仮本殿が落成し、戊辰戦争の官軍戦没者約3600人が合祀された。

 それから5年後、上野公園には彰義隊の墓碑が建てられた。以降、旧幕臣の「亡魂の地」であると同時に国家的行事の場でもあるという複雑な性格を帯びながら都市公園として整備されていく。

 この日の散策の締めくくりは西郷サンである。彰義隊慰霊碑の前方に立つ高村光雲作の銅像は、身長3・7m、胸囲2・6m。実物(推定身長178p)の2倍も大きい。毛ずねの見える単衣に脇差し、愛犬ツンを従え、大きな目玉で虚空をにらんでいる。

 西郷ほど民衆の信望を集めた政治家はいない。彼が西南戦争に敗れて自死した後も、人々は夜空に輝く火星を「西郷星」と呼び、彼が中国やインドやシベリアで生きているという噂を信じた。

  伝説の英雄をいつまでも野に放っておくのは得策ではないと政府は判断したのだろう。1889(明治22)年の憲法発布にともなう明治天皇の特旨で西郷の賊名が解かれ、正三位が追贈された。

 それを契機に薩摩閥を中心に銅像建設に向けた動きが始まり、9年後に完成した。当初案は軍服姿だったが、「逆徒」の経歴ゆえに撤回され、設置場所も皇居前 から上野公園に変更された。上野公園は「逆徒」を無害化して「官」の側に取り込む格好の装置としても機能してきたのである。

  それにしても、と私は思う。維新最大の功労者・西郷は自ら樹立した政府になぜ反旗を翻したのか。どんな日本を作りたかったのか。夕空に屹立する巨大な銅像が、近代史の謎の塊のように見えた。

*参考:『靖国神社と幕末維新の祭神たち』(吉原康和著・吉川弘文館刊)、『上野公園』(小林安茂著・郷学舎刊)、『西南戦争』(小川原正道著・中公新書)、『地図と愉しむ東京歴史散歩』(竹内正浩著・中公新書) ≫(現代ビジネス:魚住昭の誌上デモ「わき道をゆく」第117回)



http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/592.html

記事 [政治・選挙・NHK181] 民主党 信頼を取り戻すには岡田氏が安倍氏と道連れ辞任せよ(週刊ポスト)
民主党 信頼を取り戻すには岡田氏が安倍氏と道連れ辞任せよ
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150317-00000004-pseven-soci
週刊ポスト2015年3月27日号


 自民党政権にスキャンダルが噴出し、国会の疑惑追及で野党が勢いづくと、大新聞は決まって「カネの追及ばかりで政策論争がない」と野党批判の論陣を張って政権を守ってきた。

 今回も補助金企業献金が問題化すると、〈民主、さらに疑惑追及 政策論争、準備整わず〉(産経新聞2月27日付)と攻め立てた。

 民主党議員の間には、「地元の有権者から“カネの話ばかり”といわれ、批判だけの政党というイメージになっている」と厭戦ムードさえ広がっているが、政権のプロパガンダに踊らされて野党の役割を見失ってはならない。

 国会で審議中の来年度予算案には数多くの補助金が盛り込まれている。補助金の還流を受けている大臣に政策を論じる資格などそもそもなく、政策論争というなら、まず“血税泥棒”の大臣を交代させるのが先だろう。

 民主党が一から国民の信頼を取り戻したいと思っているのであれば、やるべきことはひとつだ。

 補助金企業から献金を受けた岡田克也代表が、「違法ではない」と安倍晋三首相と同じ釈明を繰り返すのではなく、

「補助金を知っていたか、知らなかったかの釈明は国民に対して見苦しい。政治は結果責任だ。私は辞任するから、総理も辞任しましょう」

 と国会で迫ればいい。

 それでも安倍首相が権力の座にしがみつけば国民にはその見苦しさが際立つし、岡田氏1人が辞任することになっても、与党に「疑惑隠し」を持ちかけるような腰抜け野党の党首が交代すれば、国会も少しはましになるというものだ。


http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/593.html

記事 [政治・選挙・NHK181] 安倍官邸 「准組合員」を人質にゴリ押し農協改革〈週刊朝日〉
安倍官邸 「准組合員」を人質にゴリ押し農協改革〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150317-00000002-sasahi-pol
週刊朝日  2015年3月20日号より抜粋


 安倍首相は農協を農業分野の「岩盤規制」と位置づけ、2月12日の施政方針演説で「60年ぶりの農協改革を断行する」と宣言した。地域農協の自由度を高めるため、法律で位置づけられている全国農業協同組合中央会(JA全中)の一般社団法人化や、JA全中が持つ地域農協への監査・指導権をなくすことなどを目指している。

 だが、この改革案で安倍政権の目指す「農家の所得向上」にどれだけつながるのかは不明だ。政府の対応も、収拾がつかないほど迷走している。

 自民党内も一枚岩ではない。改革に疑問を感じる国会議員は多く、官邸への不信感は高まっている。

 同党は、1月20日から8回にわたって農協改革等法案検討プロジェクトチームの会合を開いた。出席者数は毎回100人を超え、急進的な改革案に慎重な対応を求める意見が続出した。その様子から、一時は農林議員が官邸の案を押し戻したかに見えた。

 それが2月1日に潮目が変わる。官邸はこの日、同党の農林議員幹部に次の提案を受け入れるように要求した。

[1]JA全中を一般社団法人化する
[2]監査は、民間の公認会計士との選択制に
[3]地域農協の理事の過半数を経営や農産物販売のプロにする

 いずれも政府の諮問機関である「規制改革会議」が提言した内容で、党内の議論で慎重な意見が出たものばかりだ。自民党の農林議員は「党の意見は無視された」と感じたという。

 当然、農林議員幹部が受け入れられる内容ではない。だが、官邸はそれを見越して、4つ目の提案を準備していた。

「3つの項目を受け入れたら『准組合員の利用規制は先送りにする』と言ってきたのです。准組合員の利用規制が法案に入れば、農協の経営は成り立たなくなる。JA全中を農協から外すのか、それとも准組合員規制を受け入れるかを迫られ、結局は各県の農協団体から『JA全中は妥協すべきだ』ということになってしまった」(前出の農林議員)

 農協の正組合員は、専業でも兼業でも、農業を営んでいる人がなれる。一方の准組合員は、農家でない人でも、出資金を払うことで農協が提供するサービスを利用できる仕組みだ。農協にとって准組合員制度は、組織維持のために必要であると同時に、農村地域のインフラを支える制度でもある。官邸はそれを“脅し”の道具に使ってきた。急所を握られた党の農林議員に、抵抗する術は残っていなかった。

 農協の准組合員数は一貫して増え続け、2012年度現在で正組合員の数を約75万人も上回っている。ただ、一般的に准組合員の数が多いのは都市部の農協だと思われがちだが、それは違う。JAグループの関係者は言う。

「東京では、准組合員の数は正組合員の3.5倍ですが、北海道では3.9倍。意外にも、日本一の農業地帯である北海道のほうが准組合員の比率は高いのです」

 規制改革会議は、准組合員の事業利用について、正組合員の2分の1を超えないことを求めている。仮にこの基準が法案で採用されれば、単純計算で北海道の准組合員の約87%、約24万人が農協のサービスを利用できなくなってしまう。

「北海道で准組合員の比率が高いのは、面積の広い町村内にJAバンクとゆうちょ銀行しか金融機関がない自治体もあり、准組合員にならないと生活に困る人が多いためです。そのほかにも、ガソリンスタンドやスーパー、病院なども経営しているので、准組合員でなくなることは、生活の基盤が崩されることになりかねません」(同)

 苦渋の決断を迫られたJA全中も、官邸からの要求を受け入れざるをえなかった。だが、これで農協改革が山場を越えたわけではない。自民党関係者は言う。

「妥協案がまとまって、落ち着いたと考えるのは間違い。官邸がいま農協改革で何を進めようとしているか。それを見極めなければ、日本の農村は壊されてしまう」


http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/594.html

記事 [政治・選挙・NHK181] やはり裁判所は権力の味方? <氷見冤罪事件>でも国への賠償請求は棄却の「異常」  江川紹子
                     柳原浩さん(写真右)


やはり裁判所は権力の味方? 【氷見冤罪事件】でも国への賠償請求は棄却の「異常」
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150317-00010000-bjournal-soci
Business Journal 3月17日(火)6時1分配信 江川紹子/ジャーナリスト


 富山県氷見市で2002年に起きた2件の強姦・同未遂事件で、誤って犯人とされて服役した男性が、不当な捜査や取り調べがあったなどとして、国、富山県などに約1億400万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、富山地裁は警察の捜査に違法性があったとして、県に約1966万円を支払うよう命じた。県側は控訴しない方針。冤罪で再審無罪が確定した事件でも賠償が行われるのは珍しく、画期的な判決といえる。ただ、判決では国への請求は退けており、警察の捜査をチェックすべき検察に対して甘い判断となった。

●冤罪賠償の高いハードル

 この事件では、タクシー運転手だった柳原浩さんが逮捕され、警察や検察で自白調書が作成された。富山地裁高岡支部では、懲役3年の実刑判決が言い渡された。服役を終えた後の07年1月、別の事件で逮捕されていた真犯人が犯行を自白。それを裏付ける証拠もあり、この年の10月、柳原さんは再審で無罪となった。

 その後、国から支払われた刑事補償金は約1000万円。刑事補償は、捜査などの不当性を認定して賠償を行うものではなく、身柄拘束されていたことによる不利益や精神的な苦痛などに応じ、1日当たり1000〜1万2500円と決まっている。

 一方、国家賠償訴訟では、冤罪被害を受けた側が捜査の違法性を明らかにする必要がある。このため、請求はなかなか認められない。郵便不正事件で冤罪の被害を受けた厚生労働省事務次官の村木厚子さんが起こした国賠訴訟では、検察官への証人尋問を回避したい国が、3770万円の賠償を払うことを認めて訴訟を終わらせたが、これは異例中の異例。警察による証拠捏造が明らかになって死刑確定から再審で無罪になった松山事件でさえ、国賠は認められなかった。そのため、冤罪被害者の斉藤幸夫さん(故人)は、死刑台からは生還したものの刑事補償金は裁判のための借金返済で消え、28年も拘束されていたために無年金状態に置かれ、生活保護を受けながら苦しい生活を送らなければならなかった。

 このように、賠償が認められるハードルの高いことに加え、裁判には長い時間や費用、エネルギーが必要なことから、多くの冤罪被害者は国賠請求をあきらめているのが現状だ。

 そんな中、果敢に国賠請求に挑んだ柳原さんに対し、判決は警察の捜査に「強い心理的圧迫を加える取り調べ」を行うなどの違法性があったことは認めた。現場の足跡痕が柳原さんの靴のサイズとは合わないなどの消極的な証拠もあり、柳原さんが具体的犯行状況を説明できずにいたのに、捜査員は「自分の意図する答えが被疑者から返ってくるまで、同じようなかたちの質問を続けて確認を求める手法」などで取り調べを続け、詳細な自白調書を作成した点が問題とされた。

●救われない冤罪被害者

 その一方で判決は、柳原さんが訴えていた「罵倒、恫喝、暴行、脅迫、偽計などの手段を用いて自白を強要した」という点は、認めなかった。

 暴行を受けた時の傷が残るなど、明らかな証拠がない限り、取り調べの状況を冤罪被害者が証明することは不可能に近い。捜査員が否定すれば、それが認定されないというのでは冤罪被害者は救われない。

 取り調べを録音・録画する「可視化」をしていれば、こうした問題は解決する。可視化は冤罪を防ぐためにも必要だが、いったん起きた冤罪の被害者を救済するためにも有効だ。現在、可視化の導入が検討されているのは、裁判員裁判対象事件など、ごく一部の事件に限定されていて、柳原さんが巻き込まれた強姦事件は対象にならない。全事件に広げていくべきだ。

 ビデオ録画には、それなりの設備が必要なので、すべての取調室に付けるまでには時間がかかるのはわかるが、実現するまでの間は音声の録音で補えばよい。全警察官にICレコーダーを配布し、取り調べや事情聴取の時には必ず録音を録るように義務づけてもらいたい。これは、警察の捜査に不当性がなかった場合、それを証明する手段にもなる。

 ところで、柳原さん事件の国賠の判決は、検察が警察で作られた調書を鵜呑みにして、その内容を確認するだけの取り調べをして調書を作成したことや、柳原さんの犯人性を弱める消極証拠を軽視して起訴したことなどについては違法性を認めなかった。

 被疑者が警察官から誘導的な取り調べを受けていることを検察官が見抜くのは容易ではないから、特段の事情がない限り適法な取り調べを受けていると信頼するのは不合理ではない、と判決は言う。

 しかし、警察の捜査をチェックする視点を持たず、単に警察を信頼して警察調書を引き写すだけでよいというなら、検察官による取り調べなど要らないのではないか。なんのために刑事裁判では検察官の調書が警察官調書より信頼できるものと扱われるのか、裁判所はもっと考えてみるべきだ。

 現場に残された足跡痕から靴の種類は特定されたが、そのサイズは28センチで24.5センチの柳原さんとは合わないだけでなく、柳原さんは同種の靴を持っていなかった。これだけでも、検察は警察にDNA検査を指示するなど、柳原さんが本当に犯人なのか慎重に吟味する必要があっただろう。

 警察は、柳原さん宅の捜索でも靴がみつからなかったことから、靴は柳原さんが処分したと断定した。柳原さんは捜査員に誘導され、「捨てた」と認める調書に応じたが、警察がその場所を捜索しても出てこなかった。すると、捜査員から「燃やしたんだろ」と言われて「はい」と答え、自宅で燃やしたとする調書に変わった。このように、警察官調書に不自然な変遷があるのに、検察官は自白に疑問を持たなかった。

 それにもかかわらず、検察官の判断は「客観的に合理的根拠に欠けることが明らかであるとはいえない」とした。これは、検察に甘すぎる。

 冤罪は、国家権力を使って生まれる被害だ。警察や検察の権力行使や裁判所の判断に問題があれば、被害者を積極的に救済するようにしていくべきではないか。

 5月には、鹿児島県警が選挙違反事件をでっち上げ、13人が冤罪に巻き込まれた志布志事件での国賠裁判の判決が出る。警察に違法な捜査があったことはすでに明らかだが、検察官の責任について鹿児島地裁がどのような判断をするのか、注目したい。


http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/595.html

記事 [政治・選挙・NHK181] 多国籍企業が買収? 農協の株式会社化に潜む危険性〈週刊朝日〉
多国籍企業が買収? 農協の株式会社化に潜む危険性〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150317-00000005-sasahi-pol
週刊朝日  2015年3月20日号より抜粋


 政府・与党は農協改革のポイントを「骨格」としてまとめている。そこには、農産物販売を担う全国農業協同組合連合会(全農)を株式会社化できる規定を関連法案に盛り込むことになっている。東京大学の鈴木宣弘教授(農業経済学)はこれに危機感を抱いている。

「オーストラリアのAWB(農協的な小麦輸出独占組織)は、農家が株主となって株式会社化しましたが、10年10月にカナダの肥料会社アグリウムに買収されました。すると、1カ月後の11月に、米国資本の穀物メジャーであるカーギルに売り払われてしまった。買収防止策を講じて株式会社化したのに、オーストラリアの小麦輸出は米国の多国籍企業に経営権を奪われてしまったのです」(同)

 そのための地ならしも、改革案に含まれている。

「農協の理事の過半数を経営や農産物販売のプロにしようとしていることに注意すべきです。農地や金銭的な利益を欲しがる企業の代表だけが、農協の理事として入ってくる可能性がある。そうなれば、全農を株式会社化しようとする圧力が、農協の内側から強まっていくでしょう」(同)

 関係者の間で懸念されている悪夢のシナリオもある。それは、全農の子会社である「全農グレイン」が、多国籍企業の傘下に入ることだ。全農グレインは、米国ニューオーリンズ州に世界最大の穀物船積み施設を保有していて、そこでは遺伝子組み換え(GM)作物を分別管理している。

「GM小麦の導入を目指している米国にとって、GM作物を混入しないように管理している全農グレインは不愉快な存在でしかない。AWBのように全農をまずは株式会社化して、その後に買収するというシナリオは十分にありえます」(同)

 今後の日本の農業政策を左右する農協改革関連の法案は、来年度予算が成立した後の5月以降に審議が始まる予定だ。そこには、4月に控えている統一地方選に悪影響が出ないように配慮したこともにじむ。だが、すでに自民党から心が離れつつある農家も出てきた。

「(全国農業協同組合中央会)JA全中や各都道府県の中央会は、長年の関係で自民・公明の与党から離れることはできない。それでも、全国に約700ある地域農協は別。農協は、各農協の組合員に決定権があるので、地域農協がそれに従うとは限らない。それぞれが地域に一番必要とされる政治家を推薦するだけです」(新潟県の農協幹部)

 安倍政権は農業を成長戦略の柱にしているが、国内総生産480兆円(13年)のうち、農業は4兆9千億円(同)しかない。率にしてわずか1%。

 政権の“上から目線改革”に悲鳴を上げる農家たち。農業就業人口239万人(13年)の平均年齢は66.2歳で、高齢化と担い手不足の悩みは、ここ20年ほど変わらぬ重い課題だ。いま本当に必要な改革とは何なのか。新潟県上越市の山間部で農業を営む天明伸浩さん(45)はこう話す。

「農協に求められているのは、農家の支援だけではなく、協同組合として地域の基盤を支える役割です。今回の改革案は、そういった協同組合の考え方を否定するもので、農村に住む人を支援するものではない」

 全国各地の農村を取材してきた農山漁村文化協会の編集局次長の甲斐良治氏も言う。

「米価暴落で1俵(60キロ)1万円を切るなか、宮城県大崎市の鳴子地区では、消費者やおむすびメーカーが1俵あたり2万4千円の価格でコメ農家を買い支えています。この国の食を守るためには、消費者と生産者の協力が不可欠。それなのに安倍政権は、農協や農家を既得権益を持つ悪者というレッテルを貼り、消費者と分断させている。こんな改革が成功するはずがない」

 農村が築いてきた歴史や伝統を無視し、改革を強制する“自称保守”の政治家たち。それを象徴するかのように、関東のある地域農協の幹部は農協改革の動きをこう見ている。

「国は農村を見捨てようとしている」


http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/596.html

記事 [政治・選挙・NHK181] 官邸が後任探し 受信料私物化でNHK籾井会長ついに更迭へ(日刊ゲンダイ)
         首スジが寒い(C)日刊ゲンダイ


官邸が後任探し 受信料私物化でNHK籾井会長ついに更迭へ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/158113
2015年3月17日 日刊ゲンダイ


 みなさまの受信料が、モミさまの遊びガネに消えていた──。失言と失態が続くNHKの籾井勝人会長(72)に決定的なスキャンダルだ。今年の正月、プライベートでゴルフの初打ちに出かけた際、わざわざNHKの公用ハイヤーを使い、往復料金を受信料で負担させていた。さすがに安倍官邸も公私混同の“厚顔会長”をかばい切れず、後任探しに動き出した。

 籾井会長の受信料の私物化は2月下旬、NHK関係者の内部通報で発覚した。現在、経営委員3人で構成する監査委員会が籾井会長らに事情を聴いているという。

 籾井会長は監査委に「あとで代金を払うつもりだった」と弁明。すでにNHKに代金を払ったとはいえ時期は監査委が調査を始めた後だ。安倍政権で相次ぐ補助金受給企業からの献金じゃあるまいし、カネを返せば済むと思ったら大間違いだ。

 発売中の「週刊現代」で、この疑惑を詳細にリポートしたジャーナリストの森功氏が言う。

「NHKではハイヤー代など外部発注の支払いは翌月払い。正月の使用料なら2月払いです。私の取材だと、内部通報者はNHKが籾井会長の私用料金をハイヤー会社に払ったのを確認してから告発に踏み切っています。料金は税込みで4万9585円。籾井会長は“あとで払う”つもりなら、なぜ1カ月以上も放置したのか。なにより、遊びのゴルフなら、個人でハイヤーを頼んでその場で支払えばいい。内部告発がなければ、払う気などなかったという疑念は拭えません」

 恐らく籾井会長にも後ろめたさがあったのだろう。不正がバレないように“小細工”を弄した疑いがある。プレー当日、東京・小金井市の名門ゴルフ場「小金井カントリー倶楽部」を往復する際、普段は「白のレクサス」のハイヤーに乗っているのに、「わざわざ別の車種を用意させた」(関係者)というのだ。「あとで払う気だった」なんて、子供じみた言い分は通用しない。

「政府が右と言うことに左とは言えない」

「政府のスタンスが見えないので、(慰安婦問題の)放送は慎重に考える」

 籾井会長は昨年1月の就任当初から「政治的中立」を定めた放送法に反して安倍政権ベッタリの失言・暴言を重ねてきた。そのたび「個人的見解だ」「アナウンス室で話術の勉強をする」などと言い逃れてきたが、今回の公金スキャンダルは「見解の相違」ではゴマカせない。

 18日に籾井会長は民主党の総務・内閣部門会議への出席を求められている。前回、2月に出席した時に参加議員から過去の暴言を糾弾され、「くだらん」と反発したアノ会議だ。出席すれば、今回のスキャンダルを激しく突っ込まれ、火ダルマとなるのは間違いない。

「いま国会はNHKの新年度予算案審議の真っただ中。国民から受信料を徴収して番組を制作・放送する公共性から、NHK予算は全会一致での年度内承認が大原則です。昨年は野党6党が籾井会長の資質を問題視し反対に回って、原則が8年ぶりに破れた。2年連続で全会一致が崩れれば、NHK史上初の異常事態です。さすがに経営委員会からも会長罷免の声があがるだろうし、後ろ盾の官邸サイドも籾井会長とは距離を置き始めているといいます」(森功氏)

 今回のスキャンダルを知り、安倍官邸が次期会長候補のリストアップを始めたという声も聞こえてくる。

 籾井会長には今が潮時。ボロボロになる前に潔く身を引くべきだ。


http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/597.html

記事 [政治・選挙・NHK181] 核兵器使用を口にしたプーチン大統領の衝撃  天木直人
核兵器使用を口にしたプーチン大統領の衝撃
http://www.amakiblog.com/archives/2015/03/17/#003184
2015年03月17日 天木直人のブログ


 私の長年の読者にはお分かりだろうが、私は一貫してプーチン大統領に批判的だ。

 しかし、それに賛同しない読者でも、さすがにプーチン大統領のこの発言を評価は出来ないだろう。

 プーチン大統領が15日に放映されたロシア国営放送のドキュメンタリー番組で、クリミアの状況がロシアに不利に展開した場合、核兵器使用の準備は出来ていたと発言したことだ。

 プーチン大統領のおごりもここに極まれりだ。

 いくら仮定の話とはいえ、核使用を口にするようではお終いだ。

 それにしても、反米で凝り固まる左翼の中には、対シリア政策でも、対ウクライナ政策でも、そのすべてにおいてプーチン大統領を評価する者がいる。

 いくら米国批判を繰り返す私でも、この見方には賛同できない。

 そう思っていたら、鳩山由紀夫元首相がウクライナを訪問し、ウクライナ危機は米国の陰謀だと言わんばかりのロシア寄り発言を繰り返している。

 鳩山氏には同情的な私も、この言動だけは鳩山氏を弁護するつもりはない。

 おそらく鳩山氏はこのプーチン大統領の核発言を知らなかったのだろう。

 この発言を知って、それでもなおプーチン大統領を評価するのだろうか。

 どうして孫崎氏は鳩山氏の暴走を止められなかったのだろう。

 それとも鳩山氏を振付けているのは孫崎氏なのだろうか。

 孫崎氏には鳩山氏と心中するような真似だけはして欲しくない(了)


関連記事
ロシア大統領 クリミア併合で核兵器準備を指示(NHK) 「軍の参謀本部の特殊部隊や海兵隊を派遣していた」とも
http://www.asyura2.com/15/warb15/msg/297.html



http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/598.html

記事 [政治・選挙・NHK181] メルケル首相は「慰安婦問題は過去を踏まえてきちんと解決を」と何度も言ったが、安倍は最後に「内政干渉だ」と怒り出した。
メディアは何も報じない。安倍も安倍だが、メディアもメディアだ。









http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/599.html
記事 [政治・選挙・NHK181] プーチン大統領の「核用意」と安倍政権の「原発推進」とどこが違うのか(生き生き箕面通信)
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/73fd128165af120c8e0bb7c323f70df1
2015-03-17 09:34:09

 ロシアのプーチン大統領が、「核戦力を臨戦態勢に置く用意ができていた」と明言したことが、世界的に大きな波紋を広げています。

 ロシア国営テレビのドキュメンタリー「クリミア、祖国への道」が一昨日3月15日に放映され、その中のインタビューで語ったものです。

 ロシアのクリミア併合が明日18日で1周年になるのを機に、改めて「クリミアはロシアの領土である」ことを西側に明確にする意図があった。そればかりでなく、ウクライナ東部での“一時的休戦”をにらみ、ここでも一歩も引かぬ姿勢を知らしめようとしたものでしょう。「西側がこれ以上ちょっかいを出すなら、こちらも覚悟があるぞ」という脅しです。

 西側は当然、猛反発。「そんな脅しに屈してなるものか」「ロシアの恐喝におびえるようでは、世も末じゃ」という気持ちでしょうか。

 日本の大手のマスメディアも、プーチン批判、ロシア批判一色です。

 朝日新聞は本日17日の社説で早速この発言を取り上げ、「ロシアの核発言 併合1年の無謀な言動」という見出しで、こっぴどく叩きました。「力による国境の変更に加え、核による挑発。プーチン氏の行動は、前時代的な大国意識の表れではないか。これ以上、国際秩序に挑むような言動は慎むべきだ。国際社会のロシアへの警戒心は極度に深まっている」と。

 しかし、今回のウクライナ問題の発端は、西側(欧米)が昨年2月、ウクライナでクーデターを実行したことです。ロシアは昨年2月にソチ・オリンピックで手が離せない時をねらって、西側は最初はデモの形を取り、続いてロシア寄りの政権つぶしのためにクーデターを起こし、まんまと成功させたのでした。 狙いは、ウクライナの天然ガスなど地下資源をはじめ豊富な資源です。

 プーチン氏にしてみれば、「やりやがったな」です。

 もともとウクライナはロシア領だったのを、フルシチョフ時代にウクライナに割譲した歴史的経緯があります。住民はロシア人が多い。

 さらにクリミアには、ロシアの死活的重要な不凍港の軍港があります。手放せるわけがない。「核を使ってでも守る」のは、西側のリーダーならとっくに分かっていることです。

 ところで、原発も同じ「核エネルギー」です。いったん過酷事故を起こしたら、核兵器と同じ被害をもたらします。現に、フクイチではいまだに放射能が高く、住民も戻れません。

  ご承知のように、原発のあとに出てくる核のゴミ(放射性廃棄物)の処理方法もまだ確立していません。

 結局、核はすべて廃棄する方向に進むほかないはずです。核兵器も、原発も即全廃すべきではないでしょうか。

 その運動が弱ければ、結局、権力者たちのいいようにされてしまいます。その結果、子どもたち、孫たち、そしてまだ生まれていない子孫もすべて、現在のわれわれの不作為のとがめにさらされます。



http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/600.html

記事 [政治・選挙・NHK181] 「八紘一宇」ねえ。言っていいこと悪いことってのがわかってないところは、さすがスケバン議員です。(くろねこの短語)
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/post-32d3.html
2015年3月17日


 国会中継を何気に観ていたら、イヌアッチイケー会長がエヘラエヘラと暖簾に腕押しの答弁しとりました。それを追及する民主党の議員の迫力のないことといったら、ほとんど気の抜けたビールです。不道徳な文部科学大臣の疑惑もあったりして、ここは一気に攻めなくちゃいけないところなのに、まったくやる気を感じません。だめだ、こりゃ。

 でもって、やたら言葉だけは勇ましいのが自民党の愛国武人会の皆さんです。昨日も、レレレのシンゾーの喜び組のひとりでもあるスケバン議員・三原じゅん子君が、「ご紹介したいのが、日本が建国以来、大切にしてきた価値観、八紘一宇であります」なんてことをかましてくれました。なんとまあ、不勉強なネーちゃんだろう。「八紘一宇」ってのは、そもそも日蓮宗の田中なんたらという宗教家による造語で、その語源が日本書紀にあるとはいえ、「建国以来の価値観」なんかではありません。それを戦前の軍部が利用して、アジア侵略を正当化するためのスローガンに使ったわけですね。

 ま、誰が吹き込んだのかは知らないけど、スケバン議員がひとりで考えついたものではありませんね。その言葉の持つ本来の意味、そしてその言葉がどう使われてきたか、さらにその言葉を不愉快に感じるひとたちもいるってことに思いがいたれば、「八紘一宇」なんて軽々しく口にするものではありません。そんなことより、子宮頸がん予防ワクチンの被害者への責任はどうとるんだ。

 スケバン議員のこんな質問に、ひょっとこ麻生は、「八紘一宇は戦前の歌の中でもいろいろあり、メーンストリーム(主流)の考え方の一つなんだと思う。こういった考え方をお持ちの方が、三原先生の世代におられるのに正直驚いた」ってんだが、本来ならこういう誤った歴史認識を諫めなくちゃいけない年代なのに、こちらもまた漢字が読めないときてるから話になりません。

・三原じゅん子氏「八紘一宇は大切な価値観」予算委で発言
 http://www.asahi.com/articles/ASH3J6R68H3JUTFK00N.html
 2015年3月16日21時09分

 自民党の三原じゅん子参院議員(比例区・党女性局長)は16日の参院予算委員会の質問で、「ご紹介したいのが、日本が建国以来、大切にしてきた価値観、八紘一宇(はっこういちう)であります」と述べた。八紘一宇は「世界を一つの家とする」という意味で、太平洋戦争中、日本の侵略を正当化するための標語として使われていた。

 三原氏は、企業の国際的な課税回避の問題を取り上げる中で「八紘一宇の理念のもとに、世界が一つの家族のようにむつみあい、助け合えるような経済、税の仕組みを運用することを確認する崇高な政治的合意文書のようなものを、安倍総理こそが世界中に提案していくべきだと思う」と語った。

 答弁した麻生太郎財務相は「八紘一宇は戦前の歌の中でもいろいろあり、メーンストリーム(主流)の考え方の一つなんだと思う。こういった考え方をお持ちの方が、三原先生の世代におられるのに正直驚いた」と述べた。


 それにしても、自民党の愛国婦人会のシェンセイたちのこうした極右体質ってのに、戦争を体験した長老たちはどんな思いでいるんだろうか。遺族会会長だった古賀誠君なんかには、是非ともご意見伺いたいもんなんだが、ひょっとしてこの世代が愛国婦人会使って戦争へのプロパガンダを仕掛けていたりして・・・って、妄想ですけどね。


http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/601.html

記事 [政治・選挙・NHK181] 三原じゅん子よ、次は「鬼畜米英」と叫びながら、辺野古に向かえ!
戦時中の日本人は、誰かが「畏れ多くも天皇陛下は」と言い出すと、途端に直立不動になり、頭を垂れて次の言葉を待った。日本人の考えていた「八紘一宇」がもし実現していたら、米国人もフランス人も、イスラム教徒も黒人も、みな一斉にそうすると考えられたのだから、これはもう狂気の世界。ほとんど「北朝鮮」状態だった。







http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/602.html
記事 [政治・選挙・NHK181] 「八紘一宇」とは何か?三原じゅんことかいう、いかにも最近の自民党の「無知・無学・蒙昧」を象徴する… 山崎行太郎
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20150317
2015-03-17 哲学者=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記』


「八紘一宇」とは何か?

三原じゅんことかいう、いかにも最近の自民党の「無知・無学・蒙昧」を象徴するよような議員が、「八紘一宇」という言葉を使って、意気揚々と国会質問か何かをやったそうである。

馬鹿も休み休みにしろ、とでも言いたいところだが、そもそも「八紘一宇」という言葉を、軽々しく口にすること自体が、不謹慎である。

「八紘一宇」という言葉には、日本国民の血と涙がこもっている言葉である。

三原じゅん子は、「八紘一宇は大切な価値観」(?)などと言ったらしいが、「大切な価値観」などというものではないだろう。

要するに、賛否は別としても、たかが芸能人崩れのネット右翼以下の馬鹿政治家などに軽々しく使って欲しくない言葉だ。


三原じゅん子氏「八紘一宇は大切な価値観」予算委で発言
朝日新聞デジタル 3月16日 21時9分(朝日新聞)

 自民党の三原じゅん子参院議員(比例区・党女性局長)は16日の参院予算委員会の質問で、「ご紹介したいのが、日本が建国以来、大切にしてきた価値観、八紘一宇(はっこういちう)であります」と述べた。八紘一宇は「世界を一つの家とする」という意味で、太平洋戦争中、日本の侵略を正当化するための標語として使われていた。

 三原氏は、企業の国際的な課税回避の問題を取り上げる中で「八紘一宇の理念のもとに、世界が一つの家族のようにむつみあい、助け合えるような経済、税の仕組みを運用することを確認する崇高な政治的合意文書のようなものを、安倍総理こそが世界中に提案していくべきだと思う」と語った。

 答弁した麻生太郎財務相は「八紘一宇は戦前の歌の中でもいろいろあり、メーンストリーム(主流)の考え方の一つなんだと思う。こういった考え方をお持ちの方が、三原先生の世代におられるのに正直驚いた」と述べた。
朝日新聞社



http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/603.html

記事 [政治・選挙・NHK181] 極悪非道!橋下徹を許すな!(simatyan2のブログ)

極悪非道!橋下徹を許すな!
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12002566577.html
2015-03-17 09:45:08NEW ! simatyan2のブログ


16日、大阪市は橋下徹大阪市長肝いりの藤本昌信交通局長(59)
を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分としました。
http://www.sankei.com/west/news/150316/wst1503160034-n1.html

市交通局のイベント計画で不適正な随意契約を結んで知人業者に
800万円を支出したり、事業を受注した会社の役員と会食をしたり
したということですが、しかし辞任は「全く考えていない」そうです。

また橋下市長も注意程度しかしていませんね。
http://www.sankei.com/west/news/150202/wst1502020085-n1.html

12日には中原徹教育長がパワハラで12日に辞職したばかりです。
http://togetter.com/li/793791

この教育長は橋下市長が縁故(友人)で採用した人物です。

この時も本人は辞めるつもりはないと言い張り、橋下市長も辞める
必要はないと突っぱねていました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150312-00000503-san-soci

が議会が許さなかったんですね。
http://www.iza.ne.jp/kiji/events/news/150309/evt15030916490041-n1.html

こうしたやり取りを見ていた陰山英男教育委員長は、

「今の状況は私の手に負える代物ではない」

と、13日に辞職会見を開いています。
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6152906

橋下肝いりの人事の失態はこれだけじゃないんです。

民間採用の公募区長や公募校長が犯罪レベルのパワハラ・セクハラ
・詐称を繰り返してきたのです。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150316-OYT1T50097.html

橋下市長が選んだ人材の半分以上が問題人物だったのです。
http://blog.livedoor.jp/gataroclone/archives/32313838.html

これは異常な事態です。

しかも全員、処分されるまでの往生際が悪いのです。

また採用した橋下市長自身も任命責任を認めない往生際の悪さです。

もうここまでくると、橋下徹の異常性が人事に現れているとしか
考えられませんね。

もっとも非を認める、ことは弁護士にとって負けを認める、ことになる
ので橋下は絶対自らの非を認めることはしないでしょう。

何しろ絶対負けないテクニックを自慢していたんですからね。


http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/604.html

記事 [政治・選挙・NHK181] 野党追及に安倍らがアタフタ?&超保守仲間の籾井もハイヤー代釈明で苦慮(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/22884668/
2015-03-17 11:11

 昨日から参院予算委員会が始まったのだが。民主党をはじめとして野党は、アベノミクスの問題点やNHKの籾井会長、下村文科大臣などの金銭問題などを次々と追及。
 mewは全部見ることはできなかったのだけど、かなり安倍内閣に対して攻勢をかけていたようだ。 (^ー^)

 小川氏は、次のように主張して、アベノミクスの失敗や問題点を指摘したのだけど・・・。

「アベノミクスは破たんしていて、国民の生活を苦しめてはいないか。勤労者の実質賃金が19カ月連続で下がっている。そういう結果が出ているのではないか」と小川議員が質問すると、安倍総理は「これから仕事を始めようとする時、また企業が雇い始める時はパートや短時間労働者が多いからだ。また総雇用者所得で見れば消費増税分を除けば8カ月連続でプラスだ」と答弁。
 小川議員は「国民の生活が豊かになったかどうかを聞いている。実質賃金はずっと下がり続けている。安倍総理は総雇用者所得などという言葉を昨年から持ち出してきて、消費増税分を除けば上がっていると言うが、国民は消費税を現に払っている。実質総雇用者所得は下がっているにも関わらず、『消費税を抜けば』などという言葉を付けて上がっているように国民をごまかしている」と厳しく批判した。(民主党HPより)」

 安倍首相らは時に対応に苦慮して、逆ギレ反論することも。(~_~;)
 たまたま検索していたら、2chの国会中継に関するトピのまとめ「安倍ちゃん、国会開始7分で金太郎飴とか言いながら発狂2」と遭遇することに。
 そこに出ていた午前のハイライトがめっちゃ面白かった(思わず吹き出しちゃった)ので、アップしておくです。

『 番組の途中ですが:2015/03/16(月) 12:41:10.47 ID:bHCKQxjk0.net

午前のハイライト
 
安倍晋三 「金太郎飴」 「名目では(給料は)上がっている。給料というのは名目の世界です」
甘利大臣 「アベノミクスは概念」
NHK籾井 「フルストーリー」

小川議員 「アベノミクスで景気回復は実感したかのアンケート 実感しない 34% あまり実感しない 32%
       これが国民の実感の現実なんですよ」
甘利    「民主の時代よりは改善してる! 我々が政権を取る前の過去が悪かったから 民主党がー」
小川議員  「先ほど甘利大臣は、『民主党時代の方が悪い』 と言いましたよね。その資料を出してください」
甘利     「くぁwせdrftgyふじこlp;@: え?(野党にガン飛ばし 」

安倍晋三
 「民主党政権との比較、でありますが
 鳩山政権の民主党化で6%も経済成長したのは、麻生政権末期の経済政策の効果のおかげであります!!
 その後の民主党政権の経済成長は、鳩山政権だけで、成長してない
 民主党がー 民主党がー!!」

小川議員 「民主党が民主党が、と言うのなら、数字で示してください!」
安倍晋三 「き、きゅ、きゅ… 急な質問ですから、事前に告知してくれないと答えられない…! 後で資料を出す…!」
小川議員 「総理が言ったから訊いているんですよ? 総理が(今)言ったじゃないですか」
安倍晋三 「くぁwせdrftgyふじこlp;@」 』
 
<マジでこんな感じだったんだよね。でも、小川くんの出した数字は甘杉。先月『日本経済新聞社とテレビ東京が20〜22日に実施した世論調査で、景気回復の実感を聞くと「実感していない」が81%に上り「実感している」は13%にとどまった』。TBS3月7〜8日の調査では「実感がある 87%、実感はない 87%」だったんだよ。(>_<)>

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 そして、昨日の『NHK籾井に不正経費問題&百田と共に消えてよし+海外も懸念する自粛ムードhttp://mewrun7.exblog.jp/22881560/』の続報を・・・。

 昨日から始まった参院予算委員会で、民主党が早速、NHKの籾井勝人会長らを参考人として招致。小川敏夫氏が私的ゴルフのハイヤー代や報道への経営関与の疑惑について質問を行なった。(@@)

 複数の報道をまとめると、NHKの籾井会長は、今年1月2日にプライベートでゴルフに行ったのだが。その際、さすがに公用車を使うことは考えなかったものの、本人いわく『セキュリティーを考えて」NHKが利用契約しているハイヤーを使うことにして、秘書に予約をとらせたとのこと。尚、籾井氏は、当初から自分で費用を払うと秘書に伝えていたと説明している。

 籾井氏は1月2日にゴルフでハイヤーを利用し、数万円の費用がかかった。ハイヤー会社は、NHKに費用を請求。NHKが他の代金と共に、籾井氏の代もいったん立替払いを行なった。そして、籾井氏いわく、同氏はNHKからハイヤー代金の請求を受けて、3月9日に秘書に支払ったという。

 ただ、ここで一つの疑惑が呈されている。籾井氏が私的なハイヤー代金をNHKに請求させていたことを知ったNHK職員が、そのことを疑問に思い、2月24日に監査委員会に通報。監査委員会がこれを問題視して、籾井会長らに事情聴取を行なったため、籾井氏があわてて3月9日に、NHK側にハイヤー代を支払った可能性が大きいというのである。(~_~;)

<つまり、最初から(or特に請求がなければ)NHKに払わせるつもりだったのだけど。監査委員会に通報され、NHKも請求せざるを得なくなったので、仕方なく払ったのではないかという疑念が出ているのだ。(また、以前も同じように私的なハイヤー代をNHKに支払わせていたのではないかという疑いも出ている。)> 

 籾井氏は「当初から自分でハイヤー代を払うつもりだった。NHKから請求が来てすぐ払った」「ハイヤー代については何の問題もない」と主張しているのだが。小川氏の「監査委員会から言われて、支払ったのではないか」との質問には、「監査委員会は独立の機関なので、私が話すことは控える」として、回答を避けたという。(~_~;)

* * * * *
 
『NHKの籾井勝人会長が私用のゴルフで使ったハイヤー代金がNHKに請求されていた問題で、籾井会長は16日、参考人として呼ばれた参議院予算委員会で、NHKを通して発注した車両を私用で使っていたことを認めた。民主党の小川敏夫議員の質問に答えた。
 籾井会長は1月2日、NHKが利用するハイヤー会社の車両を、「代金は自分で払う」として利用。NHKへの請求に籾井会長の私用分が含まれていて、会長のもとに請求書が来た3月9日、秘書室を通じて代金を支払ったという。ハイヤー代金を一時NHKが立て替えたかどうかは、「監査委員会が調査中。存じ上げない」とした。(朝日新聞15年3月16日)』

『NHKの籾井会長が今年1月、プライベートのゴルフに出かけた際、利用したハイヤーの料金を当日は支払わず、NHK側に請求されていた問題で、籾井会長は参議院予算委員会で、“ハイヤー代は今月9日に支払った”と釈明しました。
 「秘書に対して、公用車ではなくハイヤーの配車を依頼して、代金は自分で払うことを伝えておりました。私のところに代金の請求があり、金額が分かった時点で全額支払った」 (NHK 籾井勝人会長)
 籾井会長は、支払いがNHKの監査委員会による調査が始まった後だったかは、「申し上げる立場にない」と述べるにとどまりました。(TBS15年3月16日)』

『籾井会長は、役員の不正行為などをチェックするNHK監査委員会が調査を開始した後に、料金をNHKに支払った。
 関係者によると、籾井会長は1月2日、東京都内のゴルフ場を利用。公用車は使わなかったが、別途予約したハイヤーを使用し、数万円の料金をNHKに請求させた。その後、公私混同を疑う通報が局内から寄せられたため、監査委が籾井会長らから事情を聞いていた。
 監査委は24日の経営委員会で調査結果を報告する方針。関係者によると、籾井会長は「当初から自分で払うつもりだった」と話しているという。(読売新聞15年3月16日)』

* * * * * 

 この件に関しては、まずは、監査委員会が24日にしっかりと真実を報告してくれることを期待したいところ。
 そしてもし問題があれば、経営委員会が今度こそきちんと責任を追及すべきだと思うし。また、われわれNHKのスポンサーである視聴者も、籾井氏の諸問題に対する責任を積極的に問うて、辞任に追い込みたいと考えているmewなのである。(**)

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 実は、籾井会長に関しては、ハイヤー代のことなどより、就任以来、NHKで安倍カラー放送を行なおうとしていること(=公共放送として公正中立な報道を行なえるかどうかということ)の方が大きな問題なわけで。民主党の小川氏は、その点についても改めて追及した。(-"-)

 というのも、籾井氏は、安倍首相を支援する超保守系財界(TOPはJR東海の葛西会長)がNHK会長に選んた人で。就任会見で、安倍首相らと同様、慰安婦の強制連行を否定するなどの持論を述べたり、「政府が『右』と言っているのに我々が『左』と言うわけにはいかない」と発言して物議をかもすことに。
 今年にはいっても、先月には「(従軍慰安婦を番組で取り上げる可能性について)正式に政府のスタンスというのがよくまだ見えない。慎重に考えなければならない」と述べたことについては、「難しい問題なので慎重に検討しなければというのが真意。政府の方針に従って放送しますとか言うわけもない」と発言したり、「村山談話は今のところはいいと思います。将来のことはわかりません。(当時と)政権が代わってですね、その人が『村山談話はいらない』と言うかもしれない」などと発言したりして、歴史認識について安倍政権に配慮する姿勢を示しているからだ。(@@)

<しかも会長就任直後に、理事全員に辞表を自分に預けることを強要。その後の人事では、報道に関する部署を中心に、自分に従いそうな人を幹部に置いたりしたのよね。(-"-)>

* * * * *

 これらの件に関して、籾井会長自身は<何故か、私の持論は別としてと何度も断りを入れながら>「私が放送に関与したり影響を与えたことはない」と主張していたのだけど・・・。
 昨日の行なわれた衆院の総務委員会理事懇談会で、NHKの理事がこのような説明を行なったとという。

『NHKの籾井勝人会長が、慰安婦問題で旧日本軍の関与を認めた1993年の河野洋平官房長官談話は「国の方針ではない」と発言した問題について16日、板野裕爾・NHK専務理事は発言の事実を認めた上で、「籾井会長は、河野談話が閣議決定されていないこともあり、政府方針として判断するのは難しいという思いで発言した。今は正式な方針と認識している」と述べた。衆院総務委員会理事懇談会で説明した。

 NHK関係者によると、籾井会長は今年1月9日の国際放送番組審議会で「安倍(晋三)首相が安倍談話を出せばこれは国の政策だが、河野談話はそうではない」と発言した。
 2007年に政府が閣議決定した答弁書は、河野談話を「閣議決定はされていないが、歴代の内閣が継承している」としている。(中略)

 公共放送トップとしての資質が疑われる言動が相次ぎ、野党は籾井会長を厳しく追及する構え。NHKの15年度予算案が年度内に承認されない可能性が出てきた。承認されなかった場合、暫定予算の編成は35年ぶりとなる。(毎日新聞15年3月16日)』

* * * * *

 mewは、なんとなく今年にはいってから、「このまま安倍政権の好き勝手にさせておいたら、日本の民主主義、平和主義、国民の生活がアブナイ」という危機感を募らせている人が増えているように思うし。(・・)
 ほんの少しずつながら、安倍政権の暴走を阻止せんとする風が、吹き始めているような感じがしているのである。(++)

 今回、NHKの籾井会長のハイヤー代に関して内部でリークがあったのも、下村大臣の「博友会」に関する不正献金の問題や中川農水政務官の路チュー問題などでもリーク情報が出て来ているのも、そのあらわれではないかと思うところがある。
 そして、どうか野党やメディアがそれらの情報をしっかりと活かして、国民にどんどん伝える努力をして欲しいと。国民もそろそろ安保、経済の面で、自分たちの安全、安心な生活を保つために、アンテナの感度を高めて、安倍政権の暴走を阻止するために動いて欲しいと切に願っているmewなのだった。(@@)


                           THANKS


http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/605.html

記事 [政治・選挙・NHK181] 大阪都構想「市職員箝口令」内部文書でわかった橋下市長の焦り(DMMニュース)
          維新の党HPよりより


大阪都構想「市職員箝口令」内部文書でわかった橋下市長の焦り
http://dmm-news.com/article/927580/
DMMニュース 2015.03.17 07:50


 大阪都構想で大阪市が揺れている。共同通信社が3月14、15日に実施た世論調査では、都構想について賛成が43.1%、反対41.2%と真っ二つに割れたからだ。この結果に対し、橋下徹大阪市長は「賛成が多いとは思わない。いつでもひっくり返るような状況だ」と記者団の質問に答えた。


 一方、都構想に関しては橋下市長が市職員に向けて“言論統制”を行なったといわれている。ある市職員は「通達の形で降りてきたわけではない」としながらも市役所内では「もはや何も話せない」というピリピリしたムードに包まれているという。


 そんな状況下、本サイトでは大阪市役所内で出されたという内部文書を複数枚入手した。「大阪府・大阪市特別区設置協議会」の特別区設置協定書に関する『協定書の住民周知について』と題する文書を一読すると、確かに「橋下徹市長に逆らう市職員は許せない」という市長サイドの意気込みが伝わってくる。


■市長の意に逆らう者は処分対象とする厳しい通達


 内部文書は、「公務員としての注意」「(公務員の)政治的行為の制限」などからなっているのだが、なんと大阪市本庁、各区役所と配布された場所により微妙にその文言が異なっていることが筆者の取材により判明した。同じ文面でも「、」「,」などコンマや句読点の違いも見受けられた。文書が外部へ流出した場合の“犯人探し”のためのトラップ以外には考えられない。市長サイドは相当、疑心暗鬼になっているということか。



筆者が入手した内部文書(特定を避けるためモザイク処理をしています)


 主な内容は「市長の『協定書内容のわかりやすい説明』」「公務員としての注意」など数項目からなる。その挙げられた項目ひとつひとつに根拠法となる法律の条文も記載されている。例えば、先に挙げた「市長の『協定書内容のわかりやすい説明』」については、こういった具合だ。


<大都市地域における特別区の設置に関する法律第7条第2項 関係市町村の長は、前項の規定による投票に際し、選挙人の理解を促進するよう、特別区設置協定書の内容を説明しなければならない>


 もっとも「公務員としての注意」については根拠法が記載されていない。行政として協定書の内容を正しく説明する、地方公務員として中立性・公平性を保持し、「賛成・反対」に繋がる発言や、公務員個人の主観が含まれる発言は、「誘導行為」ととられる恐れがあるので決して行なってはならないとその注意事項が細かく書かれている。そしてその末尾には、「公務員という肩書きでの個人的な見解の表明は慎むように」と締めくくっている。


 大阪市関係者によると、「これに反することをすると法律違反になるという、市長側の市職員へのプレッシャーがありありと伝わってくる。なんとも弁護士らしい」とし、市職員の側でもその対応に苦慮しているという。


■大阪都実現で特別区の役所・議場建設をどこが請け負う?


 今回、取材に応じてくれた大阪市の課長代理(40代)は、あくまでも市役所で働く市民のひとりと前置きし、「降りてきた通達は、実質的な市職員への緘口令と理解しています。市職員は市長が右向けというと右を向く立場ではない。何とも困っています」とその苦しい胸の内を明かす。


「市長が個人的に“都構想”実現を目指すのはわかります。でもその目指すところは大阪府に比して財源が豊かな大阪市を解体、今の大阪市民の税金を引き上げ、府内他都市に分配することに尽きます。それは市長サイドは市民に説明していない。それに大阪都では特別区が設置されます。でも、その区役所や議会設置にも費用がかかります」(前出の大阪市課長代理)


 大阪都構想が実現した際、特別区の区役所、議会の建物建設に関し、公共事業発注が見込まれることになるが、それを「誰が」「どういった形で」請け負うのか、メディアにはしっかり監視してほしいという。


 こうした厳しい通達からは、裏を返せば橋下市長の焦りが見て取れる。世論調査で賛成と反対が拮抗したことで、今後、市職員へのさらなる締め付けが行われる可能性もある。ともあれ、大阪都構想の是非を問う住民投票は5月17日に行なわれる。橋下市長 vs 大阪市のバトルはまだまだ続きそうだ。その成り行きに市民は注目している。


(取材・文/川村洋)



http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/606.html

記事 [政治・選挙・NHK181] 米大使館に脅迫電話「ケネディ大使殺す」 警視庁が捜査(朝日新聞)
米大使館に脅迫電話「ケネディ大使殺す」 警視庁が捜査
http://www.asahi.com/articles/ASH3K42CXH3KUTIL00Y.html
2015年3月17日13時03分 朝日新聞


 東京都港区の在日米国大使館に2月、キャロライン・ケネディ駐日大使の殺害を予告する脅迫電話がかけられていたことが警視庁への取材でわかった。同庁は脅迫や威力業務妨害の疑いがあるとみて捜査している。

 捜査1課によると、電話は2月に複数回、男とみられる声でかかってきた。英語で「ケネディ大使を殺す」という内容だったという。米国大使館は「大使の安全や保安に関することは一切言えない」としている。


http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/607.html

記事 [政治・選挙・NHK181] NHKスペシャル「世界“牛肉”争奪戦」/ほとんどの日本人がまだ気づいていない「核心」に迫るドキュメンタリー(@動画)
NHKスペシャル「世界“牛肉”争奪戦」/ほとんどの日本人がまだ気づいていない「核心」に迫るドキュメンタリー(@動画)
http://www.at-douga.com/?p=13355


2015年3月14日に放送された、NHKスペシャル「世界“牛肉”争奪戦」を紹介します。


(所要時間:約49分)







動画の内容

日本に輸出していた牛肉は中国に向かうことになるでしょう


アメリカ、ブラジル、オーストラリア、ニュージーランド、ベトナム、中国、そして日本。取材班は、世界中の「穀物や肉の最前線」を追い続けている。


ほぼ完全にグローバル化した世界の「食」の市場。国境も大陸も、各国の事情も飛び越えてビジネスが加速。そこに巨額のマネーも、奔流となって流れ込んでいる。


多くの関係者が語る。「食の世界がここ数年で全くの別世界になった」。


それはどういうことか。世界で何が起きているのか。その激動は「日本の食」にどう影響していくということなのか。


ほとんどの日本人がまだ気づいていない「核心」に迫る。


引用元:NHKスペシャル



http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/608.html
記事 [政治・選挙・NHK181] 鳩山元首相のクリミア併合正当化「政府として看過できない」 菅官房長官が批判
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150317-00000514-san-pol
産経新聞 3月17日(火)11時1分配信


 菅義偉(すが・よしひで)官房長官は17日午前の記者会見で、鳩山由紀夫元首相がインターネットの動画番組でロシアによるクリミア併合を正当化したことについて「侵略や力による現状変更を肯定するような人の発言は、政府として絶対に看過できない」と強く批判した。鳩山氏に対するクリミア訪問の自粛要請に関しては「(本人に)十二分に伝わっている」と強調した。


http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/609.html

記事 [政治・選挙・NHK181] 9年制の義務教育学校創設へ=小中一貫制度化法案を決定―政府(時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150317-00000034-jij-pol
時事通信 3月17日(火)8時44分配信


 政府は17日の閣議で、2016年度から小中一貫教育を正式な制度に位置付けるための学校教育法などの改正案を決定した。小学校と中学校の9年間を一体的なカリキュラムで学ぶ新たな種類の学校として「義務教育学校」を創設するのが柱。自治体などが地域の実情に応じて設置できるようにする。

 小中一貫教育は、義務教育9年間を従来の「6・3」制だけでなく、「4・3・2」など柔軟に運用できるのが特徴。中学進学時の環境変化に対応できない「中1ギャップ」などの解消が期待されている。現在は正式な制度ではないが、14年5月時点で1130組(参加小中学校3421校)の国公立校が独自に実践している。


http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/610.html

記事 [政治・選挙・NHK181] 「美濃加茂市長無罪判決に検察控訴の方針」は、「妄想」か「狂気」か(郷原信郎が斬る)
「美濃加茂市長無罪判決に検察控訴の方針」は、「妄想」か「狂気」か
https://nobuogohara.wordpress.com/2015/03/17/%e3%80%8c%e7%be%8e%e6%bf%83%e5%8a%a0%e8%8c%82%e5%b8%82%e9%95%b7%e7%84%a1%e7%bd%aa%e5%88%a4%e6%b1%ba%e3%81%ab%e6%a4%9c%e5%af%9f%e6%8e%a7%e8%a8%b4%e3%81%ae%e6%96%b9%e9%87%9d%e3%80%8d%e3%81%af%e3%80%81/
2015年3月17日 郷原信郎が斬る


3月5日に名古屋地裁で言い渡された美濃加茂市長事件に対する無罪判決に対して、検察が控訴の方針を固めたと新聞、テレビ等で報じられている。

3月16日の中日新聞夕刊によると、「名古屋地検と名古屋高検が協議を重ね、同日午前に合意。近く手続きする。」とのことである。

検察が控訴の方針 美濃加茂市長の無罪判決
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2015031602000226.html

そもそも、今回の事件は、中林の贈賄供述以外には証拠らしい証拠は全くなく、その贈賄供述にも、捜査機関の関心を他の重大な事件に向けることによって自己の融資詐欺の捜査の進展を止めたいという虚偽の供述の動機があり、供述経過も本人の記憶に基づくものとは思えない不自然なものであり、信用性には重大な疑問がある。無罪判決は極めて当然であり、控訴などしても、無罪判決が覆ることはあり得ないし、全く無意味であることは、無罪判決後の記者会見で述べたとおりである。

「現職市長を逮捕・起訴した事件で、一審が無罪判決となった場合に控訴しないことは、検察の対応としてあり得ない」というのは、検察の常識からするとそのとおりだが、本件には、その「常識」は通用しない。名古屋地検・名古屋高検・最高検で、今回の事件の証拠関係を、組織として冷静に判断すれば、「控訴」という結論が出てくる余地はないと思っていた。

ところが、この中日新聞等の記事によると、何と!検察は「控訴する方針を固めた」とのことである。しかも、「検察関係者の主張」によると、「二人のメールのやりとりや、授受を聞いたとする関係者証言などについて判決が評価していない点が不服だ」というのがその理由だそうだ。

確かに、検察官は、論告で藤井市長(当時は市議)と中林とのメールのやり取りや、中林から「渡すもんは渡している」という話を聞いたとする知人のHの証言を、「現金の授受を裏付ける証拠」として主張したが、判決では、いずれも、簡潔な判示で、あっさりと切り捨てられている。

しかし、それが「不服」だというのは全くの的外れである。そもそも、このような、証拠にもならないものを、贈収賄事件の論告で真顔で主張する検察官の神経が信じ難いものであり、裁判所の判示が短いのは、「あまりに当然なので、詳しく述べるまでもない」ということなのである。

常識をわきまえた賢明なブログ読者に理解して頂くため、上記の2点についての判決文の内容と証拠関係を、少し詳しく紹介しておこう。

■二人のメールのやりとり

検察官は、論告で、中林の供述を裏付ける証拠として、二人の間で交わされた以下のメールを指摘している。

[4月2日ガスト美濃加茂店での現金10万円の授受に関連すると検察官が主張するメール]
◾午前8時25分 中林⇒藤井


 おはようございます。朝から申し訳ございません。御相談とお渡ししたい資料がございます。どの時間でも結構ですので、少しお時間頂けませんでしょうか。美濃加茂に伺わせて頂きますので、宜しくお願い致します。
◾午後5時40分 中林⇒藤井


 本日はお忙しい中、突然申し訳ございませんでした。議員のお力になれるよう、精一杯頑張りますので宜しくお願いします。

[4月25日山家住吉店での現金20万円の授受に関連すると検察官が主張するメール]
◾26日午前8時49分 中林⇒藤井


昨晩はありがとうございました。市長選頑張ってください。お手伝いや、ご協力、そして・・・。何でも遠慮なくご相談ください。
◾26日午後0時31分 藤井⇒中林


昨晩はありがとうございました!本当にいつもすいません。

判決では、@について、「検察官は、同日午前中に被告人と中林との間でやり取りされたメールの文言は、被告人に対して現金を渡そうと考えた中林の行動を裏付けるものであると主張するが、同文言は、その内容に照らしても何ら第1現金授受の裏付けになり得るものではない。」、Aについて、「検察官は、ガストでの会合後に中林から被告人に送信された同日のメールの文言について、現金授受を前提とする更なる中林からの資金援助の意図を含むものと解釈できる旨主張するが、同メールの文言は多義的に解釈しうる上、現金授受がなかった木曽路での会合後に中林から被告人に対して同旨のメールが送信されている事実に照らしても、中林の上記意図を裏付ける証左であるとの検察官の主張は根拠に乏しい推測というほかない。」と述べて、メールに関する検察官の主張を、簡単に切り捨てている。

B、Cについても、「検察官は、4月26日に被告人と中林との間でやり取りされたメールの文言は、中林による資金援助を意味する思わせぶりな内容と2度にわたる現金供与を受けたことに対する被告人の感謝の言葉と解釈できる旨主張するが、同メールの文言もまた多義的に解釈し得るところであり、中林から被告人に対して将来的に現金供与を行う気持ちがあることを暗に伝えようとしたものと解釈する余地はあるとしても、第2現金授受があったことを裏付ける証左であるとの検察官の主張は根拠に乏しい推測というほかない。」と判示している。

判決が、このような比較的短い判示で、検察官のメールに関する主張が「およそ中林供述の信用性の裏付けになり得ない」と排斥しているのは、弁護人が弁論で指摘したことを踏まえてのものだと考えられる。弁論を併せて読めば、検察官の主張が凡そ「論外」であることは明らかだ(弁論については、【美濃加茂市長事件結審、揺るがぬ潔白への確信http://urx.nu/iuMk】から全文参照できる)。

まず、@のメールについて、検察官は、論告で、「中林が現金と一緒に被告人に渡したと証言しているこれら資料は、何ら利用された形跡がないことから、中林から被告人に会って相談しなければならないことはなく、早急に直接手渡さなければならない資料もなかったとして、上記@のメールが、『会いたい理由は現金を渡すことであったが・・・口実として相談と渡したい資料があると記載して呼び出した』という中林の証言と正に合致している」と主張した。

つまり、この@メールで、中林が「御相談とお渡ししたい資料がある」と書いているのに実際には渡す意味のない資料を渡しているのだから、「お金を渡したかっただけだった」との中林証言が裏付けられていると主張していたのである。

しかし、この検察官の主張は、弁護人が弁論などで以下のように指摘したことで、完全に崩れている。

4月2日に中林が被告人(藤井市議)に渡したと検察官が主張している資料は、【防災安全課打合せ報告書】と題するワープロ打ちメモと、浄水プラントの設置が計画されていた中学校の航空写真である。

同メモは、4月1日に中林が美濃加茂市の防災安全課で浄水プラントの導入について課長らと打合せをした結果を記載したもので、それまでは飲料水としての利用で水道代が大幅に削減できることを前提に提案していたが、それに対して、防災安全課側から、「学校側から飲料水としての使用に対して異論が出ているので、本格的な浄水プラントではなく、生活用水だけのための濾過機だけを購入できないか」という話が持ち出されたことが記載されている。

これに対して中林が、「弊社見解」として、防災安全課側の異論が全く論外であることを、具体的な根拠とともに詳細に書いているのが、同メモである。

つまり、前日の打合せの結果、そのままでは、浄水プラントを導入してもらえそうにないと危機感を強めた中林が、早急に藤井市議にそれを伝え、美濃加茂市当局への対応をしてもらうために作成したのが同メモなのである。

検察官は、このメモについて「利用された形跡がない(ので重要な資料ではない)」と述べているが、この時の資料は、上記内容からして、藤井市議に読んでもらうために作成したものなので、他の資料のように藤井市議から防災安全課に渡したりする必要がなかったのは当然である。

 しかも、同資料に含まれる航空写真は、赤いボールペンで、校舎とか体育館の屋根から雨水をプールに集めるという集水経路を書き込んだもので、浄水プラントを中学校へ設置した場合、雨水をどのようにプールに集めるかについて説明するための資料である。メモだけであればメールで送信することも簡単であるが、ボールペンでの書き込みのある写真をメールで送るのはやや手間がかかる。そのうえ、それらの資料については、見てもらうだけでは藤井市議に中林の危機感や意図が理解されないかもしれず、直接会って口頭で説明をして、それ以降の動きについても相談する必要があったものと考えられる。

「4月2日午前に急遽被告人を呼び出したのは、現金を渡すことが目的であったと」の中林証言が、同日朝に送信された@のメールで裏付けられているという検察官の主張は、渡した資料が早急に渡す必要性のないものだということを根拠にしているが、検察官が4月2日に被告人に渡ったとして証拠提出している資料の内容からは、逆に、「早急に渡す必要がある資料」であることが明らかになっているのである。

検察官は、この主張を、論告の他の箇所で3回も繰り返している。要するに、検察官は証拠の中身を全く見ていないか、あるいは無視して「中林供述の裏付け証拠」だと繰り返し主張しているのである。

このような弁論での指摘を踏まえ、判決は、@のメールについて「同文言は、その内容に照らしても何ら第1現金授受の裏付けになり得るものではない。」と検察官の主張を、簡潔な言葉で切り捨てているのである。

また、Bのメールについて、中林は、「そして・・・」という部分は、「お金とか資金という意味である」と証言し、検察官は、論告で、この記載について、「美濃加茂市民ではなく投票権もない中林が市長選挙で被告人に協力できることは、個人的に手伝うことのほか、資金援助と考えることは常識的である」と述べている。

しかし、もし仮に、「そして・・・」という部分が「お金とか資金という意味」であったとしても、それは、「その時点以降に、市長選挙への応援としての資金援助を行う意思がある」という意味であり、その前日に、中林が被告人に現金を渡したか否かとは直接関係しない、というのは、常識で考えても明らかであろう。

また、検察官は、Bのメールへの返信のCのメールで「『本当にいつもすいません。』と記載しているのは、複数回の現金授受に対する感謝の言葉と解するのが合理的である」などと主張したが、常識で考えても凡そ通らない主張であり、弁論では、以下のように指摘した。

藤井市議が会話やメールで「すいません」を使うのは珍しいことではない。「すいません」「ありがとうございます」は口ぐせであり、日常的に多用していて、それらの言葉に大きな意味はない。例えば、中林と出会うころから山家での会食直後までの間に(平成25年3月5日〜同年4月26日)、藤井−同席者の間、又は藤井−中林の間で送受信されたメールの中から、藤井市議が「すいません」又は「ありがとうございます(ありがとうございました)」をメール内で使用したものだけを抽出したが、30回もある。それに、「いつも」がついているからといって、特に意味があると考えるのはこじつけである。藤井市議は、4月25日以前にも中林と食事したことがあるので、そのことに関して「いつも」と言ったにすぎない。

「いつもすいません」については、検察官もこだわりがあるのか、このメールの記載が現金への礼だと認めさせようと執拗に藤井氏に質問する検察官に対して、裁判長が「もういいでしょう」というような辟易した表情を見せていたことが記憶に残っている(【「空振り」被告人質問に象徴される検察官立証の惨状http://urx.nu/iuMt】)。

■H証言の内容

中林から「渡すもんは渡している」と聞いた、というHの証言について、判決では、「Hの公判供述における中林の発言内容は曖昧な内容であることからすると、Hの公判供述によっても中林の公判供述に関する前記判断は左右されるものではない」と述べているだけで、Hの公判供述の内容には具体的には触れていない。

それは、弁護人の弁論でHの公判供述について、以下のように述べていることを踏まえ、「Hの供述が凡そ補強証拠になり得ないことは明らか」と判断したということであろう。

Hが、中林から聞いたというのは「接待はしているし、食事も何回もしてるし、渡すもんは渡してる」という発言のみであり、同発言は、誰に対して何をどれだけ渡した、という最も重要な部分が欠落している。渡した相手方が、藤井市議であるのか、美濃加茂市役所の役人であるのか、学校関係者であるのか、それとも、藤井市議を介した役人や学校関係者であるのか、といった点が全く明らかではなく、この点に関するHの供述は、その内容からして、中林の現金供与という供述内容の信用性を補強する関係にはない。

また、Hが証言するところの中林発言の前半部分の「接待はしているし」に関して、反対尋問で弁護人がHに尋ねたところ、Hは、「中林から、キャバクラやクラブといった夜の店に行って接待していると聞いていた」と答えた。実際には、中林は藤井市議とファミリーレストランなどで3回昼食を一緒にし、一回、居酒屋で45分程度会った程度であり、キャバクラやクラブで接待したことなど一切ないことは争いのない事実である。Hの証言は、中林の現金供与の供述の信用性の補強等には全くなり得ないのである。

しかも、このHの証言の元になる検察官調書は、昨年7月の藤井市長の起訴の直後に急遽作成されたものだ。私が、ブログ【「責任先送りのための起訴」という暴挙http://urx.nu/iuMC】で、

藤井市長が、現金の授受を一貫して全面否定し、会食の場にいた同席者も、席をはずしたことはなく、現金の授受は見ていないと供述している以上、賄賂の授受の立証が到底無理だということは、常識で考えればわかるはずなのに、なぜ起訴という暴挙に出たのか。それは、現職市長を逮捕した事件だからこそ、処分保留・不起訴にすることは、警察幹部、そして、その逮捕を了承し、勾留請求をした検察にとって、重大な責任問題になるからだ。いくら公判立証が困難であっても、無罪の可能性が高いと思っても、現時点で、現職市長逮捕が見込み違いであったこと、間違いであったことを認めるよりは、ましだからだ。

等と痛烈に批判したことを受けて、検察官が、急遽苦し紛れで仕立て上げてきたものであろう。

このようなHを証人尋問したいという検察官の請求に対して、弁護人は「関連性なし」として強く反対したが、裁判所は、敢えて検察官の請求を認めて証人尋問を行うという丁寧な審理を行った。その結果、Hが法廷で証言した内容は、前記のような、およそ中林証言の補強とはなりえないものだったのである。判決が、Hの証言を「曖昧な内容」の一言で切り捨てているのは当然と言うべきであろう。

@〜Cのメールが、藤井市長に現金を渡したとする中林の供述の信用性を裏付けるものだという検察官の主張も、Hの供述で中林供述が補強されるとの主張も、「常識的に考えて凡そ論外」というレベルのものであり、裁判所が、簡単な判示で切り捨てたのは誠に当然なのである。

控訴審議に関わっている検察関係者が、上記の2点についての名古屋地裁の判断に納得できないから控訴すると本気で言っているのだとすれば、名古屋地検・高検で、控訴の可否についてまともな審議が行われているか否かすら疑問だと言わざるを得ない。担当検察官が都合のよい証拠だけ取り上げて説明するのを鵜呑みにし、弁護人の弁論も読まず、証拠全体も見ていないのではないかと思える。

■美濃加茂に本当の春を

「検察控訴の方針」と報じる中日新聞の上記記事は、一部の検察関係者の「妄想」を真に受けた誤報であってほしい。それは、検察組織に「最後の良識」が残っていることを信じる私の切なる願いだ。

記事にも書かれているように、美濃加茂市議会は11日、市政への影響が長期化することを懸念する声明を発表。市長の支援者は、12日に声明文を地検に手渡して控訴断念を求めている。

5万5000人余の美濃加茂市民は、春を待っている。

名古屋地裁の「極めて当然の無罪判決」が確定して藤井市長の潔白が明らかになり、市長の不当逮捕の影響で延期されていた市政60周年記念式典等の行事が晴れて行えるようになる時、美濃加茂市民にとっての本当の春が訪れる。

もし、検察が、「いまさら後には引けない」「控訴断念では検察組織の面子が潰れる」という理由で控訴を行うとすれば、それは、もはや、権力の亡者による「狂気」そのものである。



http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/611.html

記事 [政治・選挙・NHK181] 「安倍首相/消費税増税10%まで」(EJ第3995号) Electronic Journal :経済板リンク
「安倍首相/消費税増税10%まで」(EJ第3995号) Electronic Journal

http://www.asyura2.com/15/hasan94/msg/451.html



http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/612.html

記事 [政治・選挙・NHK181] 「違法献金」幕引きの舞台裏を書いた週刊ポストは国民必読だ  天木直人
「違法献金」幕引きの舞台裏を書いた週刊ポストは国民必読だ
http://www.amakiblog.com/archives/2015/03/17/#003185
2015年03月17日 天木直人のブログ


 発売中の週刊ポスト3月27日号に、違法献金疑惑幕引きの舞台裏を書いた秀逸なレポート記事がある。

 「与党のモラルハザードはもう限界に達しているが、それを追及できない野党第一党もひどい・・・」

 こういう見出しで始まるその記事は、自民・民主が水面下で「追及は打ち止め」と談合を図り、政権を監視するメディアが、それを知っても書かない、この国の醜い、絶望的な姿を見事に暴いている。

 その詳細については、週刊ポストに敬意を表して、是非購読してその記事をお読みいただきたい、その価値は十分にあると書いておくにとどめたいが、私がここで強調したいことは、「岡田サン、『私も辞めるから総理も辞めましょう』と言ってはどうですか」とその記事をしめくくっているところである。

 それこそが、安倍政権を退陣に追い込み、民主党が国民の信頼を取り戻す事の出来る唯一の道だと書いている。

 これは、私が3月6日のメルマガ第204号「下村疑惑で安倍政権を倒せないなら岡田民主党はおわりだ」で書いた助言とまったく同じだ。

 すなわち私はこう書いた。

 下村大臣の首を取らなければいけない。それはそのまま安倍政権の崩壊につながる。勝ち目はある。文部官僚が反旗をひるがえしている。文科省の官僚だけではない。安倍・菅政権の暴走に、政府部内で静かな反乱が起きつつある。献金疑惑だけではない。安倍・菅政権の暴政に、政府内外の良識派が、さすがにこれではいけないと思い始めているのだ。このチャンスを見逃してはいけない。このままでは死んでも死にきれないと言って民主党代表になった岡田克也氏だ。この降って湧いた千載一遇のチャンスを活かすのだ。安倍首相と刺し違えることにこそ、民主党代表になった唯一、最大の天命だったと、いまこそ岡田代表は気づくべきである、と。

 残念ながら岡田氏はそのチャンスを逸しようとしている。

 網膜剥離で戦闘不能となった岡田氏は辞任せざるを得ないだろう。

 その上、メルケル独大統領が安倍首相に歴史認識で注文をつけたという岡田氏の発言が第二の永田メール事件だと自民党から攻撃されている。

 岡田発言は正しいが、メルケル発言に衝撃を受けた安倍・菅コンビがこれを機会に岡田潰しを仕掛けている。

 これでは岡田首相は続投出来ない。

 自らの原因で辞めざるを得なくなれば最悪の事態だ。

 おまけに違法献金幕引きの張本人である枝野官房長官が後任になろうとしているというこれまた最悪のシナリオが言われ始めた。

 もっとはやく週刊ポストの特集記事が出ていればよかったと悔やまれる(了)


関連記事
違法献金追及中止を示唆した枝野幸男氏 珍妙発言に至る経緯(週刊ポスト)
http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/540.html

民主党 信頼を取り戻すには岡田氏が安倍氏と道連れ辞任せよ(週刊ポスト)
http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/593.html

5月に3度目手術…民主・岡田代表に急浮上する「4月辞任説」(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/562.html



http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/613.html

記事 [政治・選挙・NHK181] ロイター企業調査:春闘ベア「ゼロ」4割、増税分補えない企業7割超:消費税は基本的に「給与支払い税」だから当然

※「小魚骨」は「あっしら」の別名です。一時的投稿禁止処分を受けているためこのようなかたちの投稿にさせていただきました。
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 日本では、消費税について、消費に課された税という“誤解”ないし“錯覚”ないし“宣伝”がはびこっているため、消費税やその増税が経済社会に及ぼす影響があまり理解されていないように思える。

 消費税は「付加価値税」であり、付加価値の60%が雇用者報酬(賃金)として配分されていることを考えれば、消費税の主要な性格は「給与支払い税」と言える。

(その他は「債務履行(借金返済)税」であり「利益税」である)

 それでも、消費税が素直な「付加価値税」であるならそれほどの問題はない。
 課税対象を何にするのか?どこから徴税するのか?という問題であり、所得税や法人税の税率や徴税方法と整合を付ければ済むからである。
 税負担転嫁に伴う低所得者対策も給付でできる。

 しかし、消費税(付加価値税)は、多くの事業者の付加価値に課税する一方(消費者はその転嫁を受け入れられる可能性がある)、特定の事業者については、稼いだ付加価値に課税しないだけでなく、他の事業者が稼いだ付加価値の一部が「消費税還付」として譲渡される仕組みになっている。(さらに言えば、還付を受ける企業は国内市場でも競争力が高いので、負担をしない消費税を取引先や消費者に“転嫁”できるのでそれでも利益増になる)

 トヨタ自動車、新日鉄住金、パナソニックといったグローバル企業は、日本国内で稼いだ付加価値から1円も消費税を納付していない。それどころか、国家詐欺ともいうべき“インチキ論理”に基づく、他の事業者が納税した消費税の一部を「輸出戻し税」(消費税還付)のかたちでゆえなく手に入れているのである。

 昨年を上回るようなベースアップができる企業は、そのような国家詐欺による“消費税利益”を受けているところである。

 公務員の給与引き上げはわかりやすいが、グローバル企業のベースアップも、その原資は税金なのである。

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ロイター企業調査:春闘ベア「ゼロ」4割、増税分補えない企業7割超[ロイター]
2015年 03月 17日 09:07 JST

[東京 17日 ロイター] - 3月ロイター企業調査によると、今年の大企業・中堅企業の賃上げは、トヨタなど一部の好収益企業を除き、昨年を超える勢いが広がっているとは必ずしも言えない結果となった。

昨年を上回る賃上げ率を予定しているのは全体の14%。ベースアップ(ベア)を予定していないと回答した企業も39%に達した。4月の賃金改定後のベースで、昨年の3%の消費増税前と比較した賃金上昇幅は76%が「2%以下」となり、増税分をカバーできていない。

この調査はロイター短観と同じ期間・対象企業で実施。資本金10億円以上の中堅・大企業が対象。3月3日─16日に400社を対象に行い、うち回答社数230社程度。


<利益横ばい、賃上げ環境整わず>

この春の賃上げが昨年春を上回るとの回答は輸出型産業に目立つ。輸送用機器で31%、化学、精密機器で20%超に当たる企業が昨年の賃上げ率を上回る引き上げが可能と答えた。「業界全体として昨年を上回る見込みであり、それを下回らないよう引き上げを実施」(輸送用機器)といった声がある。他の業種で昨年を上回る賃金が可能としているのは、10%程度の割合となっている。

他方、全体の55%が昨年並みと回答。昨年を下回る(12%)あるいは引き上げは実施できない(19%)との回答も合計で31%を占めた。

企業からは「業績がほぼ横ばい」、「昨年ほど業績が伸びていない」などの回答が多く、「大手のような大幅ベアは無理」(小売)、「先行きの不透明感がある」(輸送用機器)といった声があがっている。また「利益増加は一時金で支給する」(機械)といった企業も目立つ。
実際に「法人企業景気予測調査」で確認すると、14年度の大企業の経常利益見込みは3.1%の小幅増益。13年度は3割の増益幅だった。2桁増益は輸出型の化学・機械・電機といった業種に限定されている。


<ベースアップゼロ4割、業種による偏り大きく>

全世代にわたって賃金の底上げとなるベースアップを実施する見込みの企業は6割程度となった。残り4割はベアはゼロとなりそうだ。
特に半数以上が「ベアはゼロ」と回答したのは、石油・窯業、鉄鋼・非鉄といった素材産業や、情報サービス、運輸、サービスといった業種。
他方で、最も多かったのは「0.5─1%未満」で全体の23%を占めた。昨年春闘では、ベースアップの平均は0.4%(連合調べ)だったが、これを上回る水準だ。さらに、1%を超えるベースアップが可能との回答も、製造業で20%弱を占めたほか、非製造業では人手不足による人材確保も反映して20%を超えている。

全体として、ベースアップ率の動向は、上げられる企業とそうでない企業とで二極化している状況だ。

製造業では、「経営環境よりも、賃上げが必要という考えで実施」(精密機械)などといった従来になかった前向きの考え方も見受けられる。ただ、中には、政労使会議などによる賃上げ要請で好循環を実現しようとする安倍政権に対し、「企業の格差が開きつつあり、全ての企業に賃上げ要求はできないはず」(繊維)といった指摘もある。

昨年春の消費増税3%分の価格転嫁により、ほぼ2%程度物価が上昇しているとみられるが、家計にとって、増税分を上回る賃金上昇がなければ消費を抑制せざるを得ない。増税前と比較した賃金増加幅を聞いたところ、この春の賃金改定後でも「1─2%程度」との回答が40%と最も多くなった。それ以下を合わせると、全体の76%が増税分をしっかりと取り戻せないままとなりそうだ。

(中川泉 梶本哲史 編集:石田仁志)

© Thomson Reuters 2015 All rights reserved.

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0MD00320150317?rpc=188&sp=true


http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/614.html

記事 [政治・選挙・NHK181] 「安倍総理と金正恩氏の会談実現も」ロシア政府首脳(ANN)
「安倍総理と金正恩氏の会談実現も」ロシア政府首脳
http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000046492.html
03/17 11:52 ANN



 ロシア政府の首脳は、プーチン大統領の日本訪問について、ウクライナ情勢を巡って日本がロシアに科している制裁は「障害にならない」と指摘しました。


 プーチン大統領は16日、11日ぶりに公に姿を見せ、報道されていた健康不安説を打ち消しました。そのプーチン大統領の日本訪問について、ロシア政府の首脳はANNの取材に対し、日本側の招待を受けて「訪問の意向を伝えたものの、日本側から具体的日時について返事がない」と明らかにしました。また、ウクライナ情勢を巡って日本がロシアに科している制裁の影響については「関係ない」とも述べ、訪日の実現は日本次第だと説明しました。一方、5月にモスクワで開催される戦勝記念式典に安倍総理大臣と北朝鮮の金正恩第1書記が2人とも出席すれば、「双方の会談が実現するかもしれない」と述べました。




http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/615.html

記事 [政治・選挙・NHK181] オバマ氏側近 辻元清美氏と面会し安倍首相の歴史認識を牽制(週刊ポスト)
オバマ氏側近 辻元清美氏と面会し安倍首相の歴史認識を牽制
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150317-00000020-pseven-soci
週刊ポスト2015年3月27日号


 戦後70年の節目を迎え、安倍晋三首相による首相談話が注目を集める。国内のタカ派からは、自虐史観を翻す談話になると期待されているが、中韓両国は批判的な上、新旧の同盟国であるアメリカ、ドイツからも深い憂慮が示されている。

 来日したメルケル首相が、ドイツの戦後処理を引き合いに出しながら融和路線を説く講演内容には、安倍政権から反発の声もあがった。

 現同盟国の米国も安倍政権に警告のメッセージを送ってきた。メルケル首相に続いて、3月18日にはミシェル・オバマ大統領夫人が来日し、東京、京都を訪問する。日本側は安倍昭恵・首相夫人がホステス役を務める予定だ。
 
 このミシェル夫人来日の日程調整のため、オバマ大統領は国家安全保障担当の次席補佐官を務めた側近中の側近、ブリンケン国務副長官を中国、韓国経由で日本に派遣した(2月12〜14日)。大統領と主義主張を同じくする「オバミアン」と呼ばれ、ホワイトハウスの外交戦略に大きな影響を持つとされるブリンケン氏が日本滞在中に取った行動は官邸、外務省に衝撃を与えた。外務省筋の話だ。
 
「ブリンケン副長官は来日中、民主党の辻元清美・代議士や学識経験者と面会し、辻本元氏の国会質問の議事録まで取り寄せて慰安婦問題についてヒアリングしている。オバマ大統領が安倍談話に重大な関心を持って情報収集させていることはわかるが、これほど露骨なやり方をするとは」
 
 いうまでもなく、辻元氏といえば国会で慰安婦問題を追及し、国際問題へと発展させた中心人物の1人だ。昨年6月には、衆議院議員会館に韓国、フィリピン、インドネシアなどの元慰安婦を呼んで開かれた「日本軍『慰安婦』問題アジア連帯会議」にも参加した。保守派からは、その主張に対し、「史実をねじ曲げている」と批判も強い人物だ。
 
 辻元事務所は、「辻元はお招きいただいた各界の方々とともにブリンケン国務副長官とお会いして、女性の活躍の現状と課題について意見交換しました」と会談の事実を認めたが、大統領側近の国務副長官が安倍首相と正反対の歴史認識を持つ辻元氏をこれみよがしに招いたこと自体が痛烈な牽制であり、圧力だったとみるのが自然だろう。



http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/616.html

記事 [政治・選挙・NHK181] 路チュー「中川郁子」追及から逃げた「細野豪志」〈週刊新潮〉
路チュー「中川郁子」追及から逃げた「細野豪志」〈週刊新潮〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150317-00010003-shincho-pol
「週刊新潮」2015年3月26日花見月増大号


 自らに冠せられた仇名を「笑い」に変えるなんて、彼には出来ない芸当だった。

 3月12日、衆院予算委員会で質問に立った「モナ男」こと民主党の細野豪志政調会長は、とうとう中川郁子農水政務官の「不倫路チュー」に触れなかった。

「細野さんは、山本モナさんとの“路チュー”を蒸し返されたくなかったのでしょう。年金積立金の運用問題や憲法改正について安倍晋三総理を問い質したものの、逆にやり込められて終わった。で、次の大西健介さんが中川さんの追及をはじめると、逃げるようにして委員会室から出て行ったんですよ」(委員の一人)

 これに民主党関係者は苦笑する。

「細野さんが自ら中川さんを追及して、山本さんとの一件をネタにでもしていたら、一皮むけた姿を見せられたんですけどね。彼にとっては、浪人と並ぶ人生の蹉跌だったそうですから、思い出したくもないのでしょう」

 その点、大阪をお膝元とする維新の党の馬場伸幸国対委員長は、「笑い」を取るのがお上手で、

「細野と(中川政務官の不倫相手の)門(かど)(博文代議士)で、『路チュー議連』でもつくればいいんちゃう? それやったら、俺も入りたいわ〜」

 と、記者に冗談を飛ばしたという。党関係者の話。

「仲間内では、馬場ちゃんを中心に『朝チュー議連』をつくろう、なんて話で盛り上がってますよ。というのも、馬場ちゃんは前々から朝出かける時に奥さんにチューをして、夫婦円満を保っているんですけど、これに賛同する同僚議員が結構いる。そこで、いっそ議連をつくって、細野さんと門さんにも入って貰ったらどうか、と。もちろん、本気じゃありませんよ」

 結局、他人の「ネタ」にされているのだから、細野サン、形無しなのである。



http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/617.html

記事 [政治・選挙・NHK181] 八紘一宇を辞書で調べてご覧なさい!〜三原じゅん子さん。(wantonのブログ)
八紘一宇を辞書で調べてご覧なさい!〜三原じゅん子さん。
http://ameblo.jp/64152966/entry-12002510730.html
2015-03-17 07:56:09 wantonのブログ


三原じゅん子氏
「八紘一宇は大切な価値観」予算委で発言
http://www.asahi.com/articles/ASH3J6R68H3JUTFK00N.html


 自民党の三原じゅん子参院議員(比例区・党女性局長)は
16日の参院予算委員会の質問で、
「ご紹介したいのが、日本が建国以来、大切にしてきた価値観、
八紘一宇(はっこういちう)であります」と述べた。


八紘一宇は「世界を一つの家とする」という意味で、
太平洋戦争中、日本の侵略を正当化するための標語として使われていた。
 三原氏は、企業の国際的な課税回避の問題を取り上げる中で
「八紘一宇の理念のもとに、世界が一つの家族のようにむつみあい、
助け合えるような経済、税の仕組みを運用することを確認する
崇高な政治的合意文書のようなものを、安倍総理こそが世界中に
提案していくべきだと思う」と語った。


 答弁した麻生太郎財務相は
「八紘一宇は戦前の歌の中でもいろいろあり、
メーンストリーム(主流)の考え方の一つなんだと思う。
こういった考え方をお持ちの方が、三原先生の世代におられるのに
正直驚いた」と述べた。


<引用終わり>
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三原じゅん子議員が予算委員会で
「“八紘一宇”は日本が建国以来大切にしてきた価値観」
https://www.youtube.com/watch?v=TCtwwOw-ByI&feature=youtu.be&t=24s







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管理人


笑えるではないか。
歴史の常識も知らない三原議員が「八紘一宇」を礼賛し、
漢字も読めない麻生財務相が感心する。
安倍首相は、どこに行ってもコピペしか読まない。
まさに、漫画レベル 。



「八紘一宇」の先にあったものは!?


   ↓





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三原じゅん子参院議員で思い出されるのが、
2012年衆院選当時のあの発言!


「不正選挙」
出口調査に「自民党厳しいです」と自民参院議員の悲痛な声
http://ameblo.jp/64152966/entry-11431061589.html


 ↑


この記事の最下部を是非、見て下さい。
拡散されないように、”フェイスブック”、や ”なう” の
拡散ツールが全て消去されています。
コメント欄まで消されています。
不正選挙の犯人グループに工作されたものと考えられます。


以下、一部引用 ↓



Thot Diaryさんの記事より一部引用
三原じゅん子参議院議員のブログ記事
http://thot-diary.cocolog-nifty.com/gukumatz/2012/12/post-9fbe.html


投票に行ってきましたが、長蛇の列でビックリ!
しかも、若い家族連れが目立ちました。
投票率、、、悪くは思えませんでしたがね、、、、。
みなさ〜〜ん、まだ間に合いますよ。
必ず行ってくださいね。


出口調査の結果があちこちから流れてきます。
自民党、、、厳しいです。
マスコミの流した情報はなんだったのでしょう、、、、
というくらい。
全然違う(;゜0゜)
まだ、あと30分。
どんな結果が出るのでしょうか。


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ところが・・・
三原じゅん子参議院議員も自らブログ記事を削除しています。
証拠隠滅ってことで・・・
都合の悪いものは、み〜んな、消しちゃうんですね。


そして、問題の選挙は・・・
あっと驚く為五郎、ならぬ玉手箱!?


 マジック!?







http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/618.html

記事 [政治・選挙・NHK181] 民主・細野氏「東京大空襲は米軍による残虐行為」 記者から問われて言及[産経ニュース]
民主・細野氏「東京大空襲は米軍による残虐行為」 記者から問われて言及
http://www.sankei.com/politics/news/150317/plt1503170032-n1.html

 民主党の細野豪志政調会長は17日の記者会見で、東京大空襲について「10万人以上が短い期間で命を落としたことは、米軍による非常に残虐な行為だと考えている」と述べた。細野氏は10日の記者会見で、東京大空襲が非戦闘員の殺戮(さつりく)を目的とした米軍の無差別爆撃であることには一切言及していなかった。

 17日の記者会見で、無差別爆撃である事実に言及しなかった理由について質問されると、細野氏は「それは当然のことだ」と語った。

 その上で当時の状況について「日本は制空権、制海権も完全に失っていた。いかんともし難い状況になっていても戦争を終結できなかった。政府の国策の誤りであることは明らかだ」と指摘した。

 細野氏は10日の記者会見で東京大空襲について「国策の誤りを反映した結果だ」と述べていた。

[産経ニュース 2015/3/17]
http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/619.html

記事 [政治・選挙・NHK181] 「安倍首相のオトモダチはカネに汚い極右ばかりです:金子勝氏」
「安倍首相のオトモダチはカネに汚い極右ばかりです:金子勝氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/16894.html
2015/3/17 晴耕雨読


https://twitter.com/masaru_kaneko

電機大手6社のベースアップが3000円で決着した。

過去最高だというが、10年以上にわたり、ひたすら雇用流動化と賃下げを繰り返してきたので過去最高になるのは当然。

むしろ、これでも輸入物価上昇に追いつかず、しかも中小企業に波及しない。 http://goo.gl/1JI4W8

異常な経済政策は原発でも。

重大事故を起こした日本では原子力村が原発再稼働を推進する一方で、日本から原発を輸出される台湾で、14日、80以上の市民団体が主催して「原発ゼロ」の集会に数万人が集まった。

この国に欠けているのは責任と反省です。 http://goo.gl/YXr6FH

台湾の脱原発デモは5万人規模。

動画で見れるニュースです。

災いを輸出する国になってはいけません。

まず、率先して危険な原発を止めなければいけません。

そして未来を見て再エネ・省エネを軸に分散ネットワーク型の新しい経済を築かないといけません。 http://goo.gl/6vrJIX

【ブームの落とし穴】新幹線はかつてと違って、すべての地域を潤すわけではない。

週末の報道は北陸新幹線ブーム一色だったが、はくたか廃止を惜しむ鉄道ファンの報道はあったが、新幹線停車駅への人口集中と過疎化の進行、北越急行のローカル線化と経営悪化の懸念等を伝える中央メディアはなかった。

上越新幹線開通は、新潟、長岡、燕三条への人口集中をもたらし、高崎以北の上越線利用者を減らした。

新潟県は1600億円も負担させられたが、ほくほく線はローカル線化、「かがやき」は東京―金沢間の新潟県の停車駅はない。http://goo.gl/PcJ61f

東京との時間短縮を競う新幹線整備は、消滅市町村リストをあげ地方中核拠点都市への集約を主張する増田寛也レポートと「思考」が共通している。

農林水産業を切り捨て、公共事業中心で地域は衰退を重ねてきたのに、この中央官僚的思考の路線を根底から問うメディアはない。

統一地方選に際し、投票所の集約によって、地方の投票所が4年前から1200カ所も減少する。

投票権も制約される。

地方の衰退は癒しでは止まらない。

生きて行ける産業政策が不可欠です。

地域分散ネットワーク型への転換を。 http://goo.gl/rLqFZq

薩摩川内市の甑島が57カ所目の国定公園に指定された。

対岸は川内原発で島の一部は30キロ圏に入る。

川内原発が重大事故を起こせば、島では避難手段が限られる。

せっかく国定公園に指定されたのだ。

環境破壊の川内原発を再稼働したら台無し。 http://goo.gl/XfKEw5

籾井NHK会長が、1月2日のゴルフでハイヤーを使用したが、代金をNHKに立て替え払いさせていた。

3月にバレて、慌てて支払った疑いが濃い。

安倍首相のオトモダチはカネに汚い極右ばかりです。

これほどNHK会長にふさわしくない人も珍しい。 http://goo.gl/ASoJAD

安倍首相が、閣僚在任中は企業団体献金を受けないとの「柔軟」な民主党提案にも、大臣規範は守られていると拒否。

下村文科相も望月環境相も上川法務相も利益相反。

大臣もうかりまっせが大臣規範?

安倍首相のいう「法の支配」は「ザル法の支配」です。

http://goo.gl/dFJ03W


http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/620.html

記事 [政治・選挙・NHK181] 「八紘一宇」持ち出した三原じゅん子氏に沈黙する国会の異常(日刊ゲンダイ)

         一昔前なら大問題(C)日刊ゲンダイ


「八紘一宇」持ち出した三原じゅん子氏に沈黙する国会の異常
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/158149
2015年3月17日 日刊ゲンダイ


 まさか、21世紀の国会で、この言葉を聞くとは思わなかった。16日の参院予算委で、質問に立った自民党の三原じゅん子議員(50)が「八紘一宇」という戦前・戦中のスローガンを唐突に持ち出し、「日本が建国以来、大切にしてきた価値観」とまで言ってのけた。

 八紘一宇とは「全世界を天皇の下にひとつの家のようにする」という意味が込められている。先の大戦中には朝鮮半島・台湾の植民地化、中国・東南アジアへの侵略を正当化するためのスローガンとして喧伝された。

 三原議員の発言は企業の国際的な租税回避問題を取り上げる中で飛び出した。「八紘一宇の理念の下に、税の仕組みを運用していくことを安倍総理こそが世界に提案すべきだ」と語ったが、この時代がかったセンス、戦前日本の侵略行為への無反省、戦前回帰の発想にはホント、目まいがしてくる。

 敗戦を12歳で迎えた筑波大名誉教授の小林弥六氏はこう嘆く。
「これが戦争を劇画的にしか知らない世代の恐ろしさなのでしょう。戦時下の『八紘一宇』の背後には、世界を日本を中心とした“ひとつの家”にするという思い上がった発想がありました。それこそが日本が道を誤った大きな理由で、その反省の上に現在の平和がある。日本の軍国化を進める安倍首相の下、国会は今、この言葉が出てきても不思議じゃない状況になってしまった。国会の戦前回帰も極まれりですが、国民まで黙認してしまえば、国際社会から“日本人は再び戦争をしたいのか”と誤解されるだけです」

 一昔前なら大問題となったはずの暴言だが、16日の参院予算委で三原議員の発言をとがめる議員はゼロ。共産党も社民党も黙って聞き流していた。この国はもはや行き着くところまで来てしまったのか。



http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/621.html

記事 [政治・選挙・NHK181] 三原じゅん子氏の「八紘一宇」発言でネットに風刺画が登場
 自民党参議院議員の三原じゅん子氏が、16日の参議院予算委員会で、「八紘一宇」が日本のあるべき姿だと主張したことで、波紋を呼んでいる。「八紘一宇」が持つ意味は「世界を一つの家にする」となっているが、これは太平洋戦争における日本のアジア侵略を正当化したことばとされている。

 これを三原氏は「建国以来、大切にしてきた価値観」と説明し、現在の世界の弱肉強食の中、日本がどう振る舞うべきかを解説した。

 だが、これが一部からは「戦争称賛」とも解釈され、三原氏への疑問が噴出。ネット上でも「何故誤解を招く言葉をあえて使うのか理解できない」といった声が出た。

 これを受け、ツイッターユーザー「工場長(乱造中)」氏が「とりあえず描いてみました(^^ゞ 三原じゅん子総長と暴政族」とツイートし、今回の件に関連した風刺画を公開した。

 三原氏は元々「ヤンキー」や「姐さん」などと称されることもあり、これを受けてこの風刺画では特攻服を着た三原氏が背中を見せて笑っている。特攻服の背中には「八紘一宇」の文字が書かれている。その下には自民党の3人がウンコすわりをしてこちらを振り返っている。下村博文文科相は「学校いぢる」で、安倍晋三首相は「発砲一途」で、菅義偉官房長官は「脱法一味」と書かれている。

 背景には「愛羅武 暴政族 夜露死苦」と書かれてある。この画像が約40のRTをされている。民主党のマスコットキャラ・民主くんもこれをRTしている。


http://yukan-news.ameba.jp/20150317-150/
http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/622.html

記事 [政治・選挙・NHK181] <全文>鳩山由紀夫元首相「世界平和のため、行かずにはいられなかった」 ニコ生でクリミア訪問の真相を語る(ログミー)

【全文】鳩山由紀夫元首相「世界平和のため、行かずにはいられなかった」 ニコ生でクリミア訪問の真相を語る
http://logmi.jp/43986
2015.03.17 ログミー


鳩山由紀夫元首相がウクライナ南部のクリミアを訪れたことで、激しいバッシングを受けている。なぜ鳩山氏はクリミア半島を訪問したのか? 鳩山氏と同行したジャーナリスト・高野孟氏も同席し、マスコミ報道では伝えられないクリミア訪問までの経緯、さらにはクリミア半島の現状について語りました。(ニコニコ生放送より/この動画は2015年3月16日に公開されたものです)

【スピーカー】
元首相 鳩山由紀夫 氏
ジャーナリスト 高野孟 氏
元外務省国際情報局長/作家 孫崎享 氏

【動画もぜひご覧ください!】
【鳩山由紀夫氏生出演】クリミア訪問の真相 鳩山由紀夫×孫崎享×高野孟
 http://live.nicovideo.jp/watch/lv214143882

■クリミア半島訪問の理由

高野孟氏(以下、高野):こんばんは、友愛チャンネルの時間です。今回は、鳩山由紀夫さん、そして私が先週クリミア半島に行ってまいりました。すでにご存知かもしれませんがそれを巡って今大騒動が起きているわけですが。その目的は何だったのか、行ったらどうだったのかをお伝えしたいと思います。そしてその背景にある国際情勢の複雑怪奇な構造を孫崎先生を交えて分析をしてまいりたいと思います。

まずは、鳩山さん。今回のクリミア訪問はある意味で外務省の制止を押し切っていってしまったわけなんですが、その目的は何だったのか、その辺りからお聞かせください。

鳩山由紀夫氏(以下、鳩山):これだけ問題になっているところに今の、日本の問題の本質があるような気がしています。ただ、外務大臣が鳩山さんには行ってほしくないんで必死に止めてるんです、みたいな話があったんですが、私には誰からも電話の1本もありませんでした。

秘書官のほうには「できれば慎重にお願いしたい」というような話があったそうですが、私のほうに直接に何か連絡があったというわけではありません。

私がなぜクリミアを見たかったのかというのは、正直に言えば昨年の段階から行きませんかという声があって、本当のクリミアの状態を知りたかった。どうしてかというと、私は日ロ関係を非常に心配しているんです。

ロシアにクリミアが編入されたということによって、欧米が経済制裁をした。それに対して、日本がアメリカから言われたからでしょう、本当は安倍さんとすればプーチン大統領との間で北方領土問題を何とかしたいと思っていたのに、アメリカからポンと言われたらアメリカの言う通り、緩やかとはいえ経済政策に応じざるを得なかった。

孫崎享氏(以下、孫崎):そのこと自体が、一番軽率でしてよね。

鳩山:そうだと思うんですよね。その経済制裁が本当に必要なのかどうか、それが正しかったのかどうかということを一番見たかったということですね。

■経済制裁は戦争の前段階

鳩山:経済制裁って簡単に言いますけど、これはかつて日本が戦争に突入したのも制裁やいろんな封鎖が原因にあったわけです。戦争の前段階が経済封鎖なんですよね。そういう制裁が正しかったのか……。

確かに日本の制裁は形だけで、非常に緩やかではあるんですが、相手からしたら「制裁に加わった」という見方をされますから。日ロ関係がせっかく順調にいっていたのが今はおかしくなって、プーチン大統領も本当は昨年来日するはずが、今まったくいつ来られるか目途が立たっていない。

これは、本来岸田外務大臣が、ロシアの外務大臣とモスクワで会談し、いつ来日するかを話し合うべきなんですがそれができない段階が続いている。

私は領土問題を解決する最後のチャンスが、プーチン大統領の在任中だと思っているので。その目途が全く立たないという……。

そもそも、今クリミアではどんな状況なのか、確かに外務省とすれば行ってほしくなかったと思いますよ。でも、実体を見るというのは政治家をやった人間として、世界平和をつくっていかなければならないと思うなかで、どうしても行ってみたいという気持ちになって、高見さんを誘って行かしていただきました。行って良かったと思っています。

■ジャーナリストの使命に従っただけ

高野:私はジャーナリストですから、少々危ないところでも行って自分で見てやろうということで今回行ってきました。それが、記者の基本ですから。日本政府の立場というのは、要するにロシアが事実上の軍事侵攻をして、クリミア半島を武力で制圧したと。その制圧したもとで住民投票をやらせて、90何パーセントの投票でロシアへの編入を決めたと。そのことすべてが不当であるという立場なんですね。

だから依然として、クリミアはウクライナの一部であるという主張。だから、我々が「ロシア側から入って、クリミアに入る」というのが制裁の前提となっている基本認識を傷つけると。ロシアのクリミアに対する実効支配を認めることになるじゃないか、こういう話なんですね。

それは一種の法形式論みたいな話であって、―例えば北方領土へ行くのが制限されているみたいな―我々が北方領土へ行ったこと自体がロシアの領土であることを認めることになるのかというのはそんなわけではなくてですね。それは行くなと言われても、実際に見てみないと分からないじゃないかということがあるわけですよ。

■外交政策はあらゆる可能性を模索すべき

孫崎:ウクライナ問題へ行く前に、ひとつ重要なことを話したいんですが、それは外交政策は常にひとつの流れだけではなく、いろんな可能性があるわけですよね。そのなかで、どのような対応をとるべきかということを考えてみたいと思うんです。

今日本にとって重要なのは領土問題をどう解決するか。そのなかでプーチンは指導者として領土問題にもっとも前向きな指導者であると思っています。

鳩山:私もそう思います。

孫崎:それはなぜかとプーチンは右から出てきているにもかかわらず、―右というのは本来国粋主義者になって、領土問題に厳しくなるんですが―プーチンは異例で領土問題に非常に前向きであると。

もしも右の人ではない、例えばメドベージェフであったりとか、そういう人たちが出てくると右に対する配慮がありますからすごい弱腰なんですよね。領土問題が解決する可能性を大きく持っているのは、私はプーチンの時代だと思っているわけです。

そうだとすると、プーチン大統領との関係を良好にしておかなくてはいけない。ところが、ウクライナ問題が出てきたから、日本政府はアメリカの手前なかなかプーチンと仲良くできないということが現実として出てきている。

しかしながら、日本の国全体としては、アメリカから言われようがプーチンとのパイプを持っておくべきなんです。こういうときにアメリカがよく使う手は、表立ってはこういうけれど、別のチェネルで自分たちと違うラインを形成しているわけです。有名なところでいうとカーター元大統領だとか。

カーター元大統領は、現職を終えた後の活動ではもっとも優れていると言われている。なぜ、優れているかというと、アメリカ外交に幅を持たせたわけです。一番いい例は北朝鮮ですよね。北朝鮮との関係が緊張した場合に人を派遣するという仕事をカーターがやっているわけです。

今、西側とロシアの間で大変な緊張がでてきている。そういう時に、政府側の指導者が表立って話せないときに相手側が話してもよいというステータスのある人のパイプをもつということが非常に重要になってくる。

だから今、日本で起こっているバッシングのように「政府の言われた通りにやらなければおかしい」というこの視点は実は違っていて、アメリカだったら「外交うまくやっているな」という評価になるわけです。ここをちょっと申し上げておきたいと思いました。

※続きは近日公開!


http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/623.html

記事 [政治・選挙・NHK181] 「いかんともし難い状況になっていても、戦争終結ができなかった」 民主・細野氏の東京大空襲発言詳報[産経ニュース]
「いかんともし難い状況になっていても、戦争終結ができなかった」 民主・細野氏の東京大空襲発言詳報
http://www.sankei.com/politics/news/150317/plt1503170038-n1.html

 民主党の細野豪志政調会長の東京大空襲をめぐる発言の詳報は以下の通り。

【17日の定例記者会見】

 −−先週の東京大空襲についての発言で「国策の誤りの反映」といわれたが、なぜ無差別爆撃という点に触れなかったのか、改めて認識を聞きたい

 「東京大空襲は10万人以上の方が本当に短い期間であれだけ命を落とした。それ自体は、米軍による非常に残虐な行為だと私は考えている。ただ、それは当然のことであって、日本としてはそういう認識だ」

 「もう一ついえることは制空権、制海権も完全に失っていた。もはや、いかんともし難い状況になっていても、戦争終結ができなかったことも含めて、わが国の政府の国策の誤りということは明らかだと。この間(先週は)そういう説明をした」

【10日の定例記者会見】

 (冒頭発言)

 「今日は東京大空襲からちょうど70年だ。10万人の方々が命を落としたといわれる。やはり、あれだけの犠牲を出したこと自体、わが国としてしっかりと胸に刻まなければならないし、国策の誤りを反映した結果だと思っている」

[産経ニュース 2015/3/17]
http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/624.html

記事 [政治・選挙・NHK181] 「八紘一宇」礼賛はヤバいのか 侵略と家族と三原発言の関係(J-CASTニュース)
「八紘一宇」礼賛はヤバいのか 侵略と家族と三原発言の関係
http://www.j-cast.com/2015/03/17230619.html?p=all
2015/3/17 19:14 J-CASTニュース


自民党の三原じゅん子参院議員が、国会質疑で「八紘一宇」というスローガンを「日本が建国以来大切にしてきた価値観」として紹介し、波紋が広がっている。この言葉は、元々は「世界を一つの家とすること」という意味で登場する。だが、それが派生する形で「侵略を正当化するために使われたスローガン」だと受け止められることも多い。


早くも韓国では、「侵略戦争のスローガンを礼賛」などと批判が出ている。



三原じゅん子参院議員はブログで「八紘一宇」の意味を改めて説明した


■元々の意味は「全世界を一つの家にする」


三原氏は2015年3月16日の参院予算委員会で、アマゾンをはじめとする多国籍企業の課税回避の問題について質問する中で、


“「そもそも、この租税回避問題というのは、その背景にあるグローバル資本主義の光と影の、影の部分に、もう私たちは目を背け続けることはできないのではないか」


と問題提起。その後、「八紘一宇」という単語を持ち出した。


“「そこで、今日、皆様方にご紹介したいのが、日本が建国以来大切にしてきた価値観『八紘一宇』」


「八紘一宇」とは、日本書紀の文言をもとに戦前の宗教家、田中智学が1913年に使い出した言葉だ。「八紘=8つの方角=全世界」「宇=家」を意味し、「全世界を一つの家にする」という意味だが、三原氏は「昭和13(1938)年に書かれた『建国』という書物」から引用しながら、こう説明した。


“「八紘一宇とは、世界が一家族のように睦(むつ)み合うこと。一宇、すなわち一家の秩序は一番強い家長が弱い家族を搾取するのではない。一番強い者が弱い者のために働いてやる制度が家である。これは国際秩序の根本原理をお示しになったものであろう。現在までの国際秩序は弱肉強食である。強い国が弱い国を搾取する。力によって無理を通す。強い国はびこって弱い民族を虐げている。世界中で一番強い国が、弱い国、弱い民族のために働いてやる制度が出来た時、初めて世界は平和になる」


■「麻生大臣!この考えに対して、いかがお考えになるか」


国会図書館のデータベースによると、この「建国」という書物は、国家主義思想団体「創生会」を結成し、後に九州日報社(現・西日本新聞社)の社長を務めた清水芳太郎が1938年に出版した『建国』のことを指しているようだ。


引用部分を読み終わると、三原氏は麻生太郎財務相に、こう賛同を求めた。


“「これは戦前に書かれたものだが、八紘一宇という根本原理の中に、現在のグローバル資本主義の中で、日本がどう立ち振る舞うべきかというのが示されているのだと、私は思えてならない。麻生大臣!この考えに対して、いかがお考えになるか」


これに対して麻生氏は、


“「日本中から各県の石を集めましてね、その石を集めて『八紘一宇の塔』ってのが宮崎県に建っていると思いますが、これは戦前の中で出た歌の中でも、『往(い)け、八紘を宇(いえ)となし』とか、いろいろ歌もありますけれども、そういったものにあってひとつの、メインストリーム(主流)の考え方のひとつなんだと、私はそう思う」
「こういった考え方をお持ちの方が、三原先生みたいな世代におられるのに、ちょっと正直驚いたのが実感」


などと話し、「八紘一宇」の考え方を現代にどう反映されるかについては答弁を避けた。


■「八紘一宇」の文字はGHQの指示で一度は削られた


三原氏や麻生氏は言及しなかったが、この「八紘一宇」という単語は1940年の閣議決定では大東亜共栄圏の建設とあわせて言及され、その後もたびたび大日本帝国の戦争遂行のスローガンとして用いられてきた。


麻生氏が言及した「八紘一宇の塔」は、正式には「八紘之基柱(あめつちのもとはしら)」といい、太平洋戦争開戦直前の1940年に完成。敗戦後の1946年に連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)の指示で「八紘一宇」の文字が削られ(1965年に復元)、塔の名前も「平和の塔」に変更されたという経緯がある。


広辞苑の第6版を見ても、「八紘一宇」は


“「世界を一つの家とすること。太平洋戦争期、日本の海外進出を正当化するために用いた標語」


と説明されており、今では戦争と切り離して考えることは難しい言葉だとも言える。


そのため、韓国では早くも発言が


“「過去の日本の侵略戦争を正当化するスローガンとして使用された『八紘一宇』を礼賛するような発言をして問題になっている」(YTNテレビ)


などと否定的に報じられつつある。


菅義偉官房長官は3月17日午後の会見で、


“「(三原氏の発言を委員会の現場で)最初から聞いてれば、租税回避の発言の中で引用されたと思っていたので、従来の意味合いとかニュアンスとは違う意味で使われたと思っている」


と述べ、三原氏に戦時のスローガンを擁護する意図はなかったとの見方を示した。


三原氏は同日朝にブログを更新し、国会で読み上げた『建国』の一節を掲載。「侵略のスローガン」といった指摘に対し、直接の反論はしていない。




http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/625.html

記事 [政治・選挙・NHK181] 参院予算委員会 共産党の山下書記局長が沖縄新基地問題で追及 新基地は危険性除去などにはなり得ない 中止せよ
中谷防衛大臣は一時答弁不能に追い込まれる。



















http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/626.html
記事 [政治・選挙・NHK181] 「安倍政権の危うさ象徴」 独首相発言で小沢共同代表(産経新聞)


握手を交わす「生活の党と山本太郎となかまたち」の小沢一郎代表(右)と山本太郎代表=1月27日午後、参院議員会館(酒巻俊介撮影)


「安倍政権の危うさ象徴」 独首相発言で小沢共同代表
http://www.sankei.com/politics/news/150317/plt1503170042-n1.html
2015.3.17 19:54 産経新聞


 生活の党の小沢一郎共同代表は17日の記者会見で、ドイツのメルケル首相が来日した際、歴史認識問題に言及したことについて「異例だ。欧米各国が、今の安倍政権に危うさを感じているというシンボリック(象徴的)なことだ」と強調した。


           ◇


独首相 過去の総括 和解の前提 日中韓、関係改善促す
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015031002000128.html
2015年3月10日 東京新聞


 ドイツのメルケル首相が九日来日し、首相官邸で安倍晋三首相と会談した。メルケル首相は共同記者会見で戦後七十年に関し、ドイツが周辺国と和解した経緯に触れ「過去の総括は和解のための前提だ」と指摘した。日本と中国、韓国との歴史認識問題に関する具体的な言及はなかったが、日本と中韓両国との関係改善に期待した発言とみられる。


 メルケル首相は会談で、戦後の周辺国との和解に関し「ナチス時代の行為について透明性を持って検証してきた経緯がある」と述べたが、安倍首相と突っ込んだやりとりは行われなかった。


 会談で安倍首相は、与党が協議を進めている安全保障法制の整備に触れ「(実現すれば)国連平和維持活動(PKO)、後方支援など国際社会の平和と安定に一層の貢献が可能となる」と意義を強調した。


 両首脳は会談で、ウクライナの平和と安定のために、両国が積極的な役割を果たしていくことで一致。両国の国連安全保障理事会常任理事国入りに向けて、インド、ブラジル両国を含めた四カ国で協力を強化していくことも確認した。安倍首相は東日本大震災から四年を迎えることにも触れ、福島県産品の輸入制限を撤廃・緩和するよう協力を求めた。


 メルケル首相の来日は、二〇〇八年の主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)以来七年ぶり。


◆「あらゆる努力を」


 ドイツのメルケル首相は九日午前、日本と中国、韓国との間で歴史問題をめぐり緊張が続いていることについて「あらゆる努力を惜しまず、平和的解決策を見いだすべきだ」と述べ、和解に向けた取り組みを促した。東京都内で講演した後の質疑応答で語った。


 東京電力福島第一原発事故後、ドイツが二〇二二年までの「脱原発」を決めた理由については、技術水準の高い日本でも予期しない事故が起こり得ると分かったからだと述べた。


 女性の社会進出にも触れ自身が〇五年にドイツ初の女性首相に就任した当時を振り返り「国内には戸惑いもあっただろうが、一歩踏み出すとそれが当たり前になる」と指摘した。(共同)


           ◇


2015.3.17 生活の党と山本太郎となかまたち 定例記者会見




http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/627.html

記事 [政治・選挙・NHK181] 中川政務官以外にも路チュー目撃多数! 国会議員同士のキモすぎる恋愛事件簿(リテラ)

           農林水産省ホームページより


中川政務官以外にも路チュー目撃多数! 国会議員同士のキモすぎる恋愛事件簿
http://lite-ra.com/2015/03/post-952.html
2015.03.17. リテラ


「週刊新潮」(新潮社)3月12日号に、中川郁子農林水産政務官と門博文衆院議員の路上での“不倫キス写真”が掲載された。中川は2009年に急逝した中川昭一元財務・金融相の未亡人で、12年には夫の地盤を継ぎ衆院議員に初当選、現在2期目を務める。

 今回の一件では当事者二人がともに酒席での軽率な行動だと認めているにもかかわらず、批判のほとんどは妻子持ちの門ではなく、未亡人の中川に集中している。政務官のポストにある中川に対して門はヒラ議員ということもあるのだろうが、それ以上に“女”を主役にしたほうがニュースバリューがあるというメディア側の判断が働いているものと思われる。

 政治家をめぐる恋愛スキャンダルは昔から何度となく繰り返されてきたが、最近ではその様相も変わりつつあるようだ。この記事では、スキャンダルのうち国会議員同士の色恋沙汰に絞って、過去の事例を振り返りながらその変化を見てみたい。


■泥酔大臣が起こした“国会内キス事件”

 じつはいまから67年前にも、“政治家と酒とキス”をめぐり騒動が起きている。しかもこのときの主役は大蔵大臣(いまの財務大臣)という内閣の重職で、現場が路上どころか国会内というから、中川と門の一件がかわいく思えるほどだ。

 騒動が起こったのは終戦直後の1948年12月。ときの首相は、その10月に約1年半ぶりに政権に返り咲いた民主自由党(民自党)の吉田茂だ。吉田は第2次内閣を組むにあたり、蔵相に泉山三六を起用した。泉山は三井銀行の出身で、前年に衆院議員になったばかりの無名の新人だった。しかも吉田がそれまで泉山に会ったことは皆無に等しく、その素性もほとんど知らなかったらしい。いざフタを開けてみれば、泉山は肝心の財政・経済には疎く、答弁も下手で「泉山節」と揶揄される始末だった。民自党内では早くから「泉山は吉田の試行錯誤人事だ」との声もあがっていたという(戸川猪佐武『昭和の宰相(第4巻) 吉田茂と復興への選択』講談社)。そこへ来て騒動が持ち上がった。

 衆議院本会議の行なわれていた12月13日午後、泉山は答弁を終えたのちGHQに赴いた。彼が国会に戻ったのは午後6時すぎ。このとき本会議は休憩中で、閣僚たちは予算案をめぐる与野党間の折衝がほぼかたをついて大臣食堂で祝杯をあげていたという。いまでは考えられないが、当時は国会内の食堂で酒が出ることがあったのだ。泉山も帰るなり飲んでいると、秘書官がやって来て、大蔵委員会の宴会が始まっていると伝えられた。そこで会場の参議院食堂に移動する。

 大蔵委員会の宴会で、泉山は野党・民主党(現在の民主党とは別の党)所属の山下春江と隣り合わせになる。山下は女性に参政権が認められて初めての総選挙(46年)で当選した女性議員のひとりだった。泉山ののちの回想によれば、山下とは初対面ながら打ち解けて盃を交わしているうちに、二人きりで連れ立って席を立ったという。その後の自分の行動を、泉山は次のように書いている。

《どうして私が山下さんと一緒に出かけるようになったか、その点はどうも月と尾花で、無粋には割り切れない。兎も角、議長室の前を通って、広い廊下をアベックして、階段のところまで行き、そこから引返したには相違ない。山下さんは戻ってから別席で誰かと話しているようであった。私は間もなく立って、[引用者注――大臣室の]大臣席へ帰った》(泉山三六『トラ大臣になるまで 余が半生の想ひ出』新紀元社/原文の旧漢字、促音の「つ」表記は改めた)

 引用文中に出てくる「月と尾花」とは、「月は尾花と寝たと言う、尾花は月と寝ぬと言う」という小唄の一節からとったものらしいが(尾花とはススキのこと)、それほど両者の事後の言い分は異なった。というか、泉山が「大臣室へ帰ってから、私には朦朧として記憶がない」と書いていることから察するに、彼はこのとき自分が何をしたのかほとんど覚えていないと言ったほうが正しい。

 翌日の泉山に対する衆院の懲罰委員会での山下の発言に従えば、このとき両者のあいだでは以下のようなできごとがあったという。宴会で酔いの回った泉山は、初めは食堂で働く女性にちょっかいをかけていたが、やがて山下に対し「こんなところはつまらないから、ほかに行こう」などと言って、力づくで食堂の外に連れ出す。そこで山下は泉山から抱きつかれたうえキスを迫られ、首を振って必死に抵抗するうち左あごを噛みつかれた。たまらず彼女は泉山を殴りつけると、相手の手がゆるんだ瞬間に逃げ出したという。

 このあとも泉山は、廊下ですれ違った別の女性議員の手をしばらく握ったまま離さなかったりと狼藉を働いたらしい。先述のとおり泉山はいったん大臣室に戻り、広川弘禅らに無理矢理に起こされたが、すっかり酔いつぶれて目を覚まさなかったという。午後9時前には本会議が再開され、泉山は農林大臣の周東英雄に抱きかかえられながら廊下に出た。それでも意識は朦朧としたまま、議場脇の廊下のソファで眠り込んでしまう。

 本会議では、出席しているべき蔵相がいないことに野党議員らが気づき騒ぎ始める。なかなか騒ぎが収まらないので2度ほど休憩がとられたのち、あらためて会議が再開された。このとき、社会党の女性議員と被害を受けた山下があいついで登壇して泉山の所業を告発、閉会の前には翌14日に泉山に対し懲罰委員会を行なうことが議決される。

 この間、泉山は一向に酔いの覚める気配がないので、やむをえない要件でGHQに行くと称して国会の外に連れ出された。車で皇居の濠端を3周し、さらに首相官邸、自宅と転々としたが、泉山があまりに怒るので、やむなく国会に引き返したという。国会に戻るとすぐ医務室に担ぎ込まれ、注射をして寝かしつけられる。それでも気が咎めたのか、こうしてはいられないと怒鳴って大臣室に帰ったらしい。泉山が正気に戻ったのはその日深夜のことで、ついに本会議に出ることはなかった。

 泉山は翌日の懲罰委員会にも出席せず、結局蔵相、議員ともに辞任している。本来なら首相である吉田の任命責任が問われてもおかしくないところだが、そうした声はほとんど上がらなかったようだ。泉山の騒動の10日後に吉田は衆院を解散、翌49年1月に行なわれた総選挙で民自党は単独で衆院の議席の絶対多数を獲得し、以後、吉田政権は5年以上続くことになる。

 一方、泉山はこの一件で「トラ大臣」としてすっかり知名度を上げ、このあと50年の参院選挙に出馬し当選、2期務めている。近年、女優の浅香光代が過去に某大物政治家と不倫関係にあったことを告白した際、浅香にその政治家を紹介した人物として泉山の名があげられた。そもそもは例の騒動のあと、浅香が「男がキスしたってどうってことないじゃないか」と泉山を擁護したのがきっかけだったという。セクハラという言葉がまだなかった時代、酒の上でのことだし大目に見てやろうという人は浅香にかぎらずけっして少なくなかったのだろう。

■“だまされた”女性議員のほうが叩かれた政界不倫スキャンダル

 泉山三六に対する衆院の懲罰委員会に出席した議員のなかには、民主党の新人議員・園田直の姿もあった。園田が労働農民党の議員・松谷天光光と大恋愛の末に結婚し、国会議事堂にちなんで「白亜の恋」とスキャンダラスに騒がれたのはその翌年、49年のことである。

 松谷は先の山下春江と同じく46年の総選挙で初当選した女性議員のひとりだ。園田が初当選したのはその翌年の総選挙であり、まもなくして参加した青年議員連盟で松谷と出会った。陸軍軍人時代の戦友たちがほとんど田舎の貧乏人であった園田は、政治はこういう人たちのためにこそあるべきだと考えていた。松谷はそんな信条を持つ園田に惹かれていく。

 やがて二人のあいだで結婚しようという話になったとき、園田は、じつは一度結婚したことがあり男の子が一人いると打ち明けた。それでも男の子一人ぐらいだったら何とかなるだろうと、松谷は父に話をするも反対される。松谷家には男子がおらず、彼女が跡取りと決められていたため、園田が養子に入るのでなければ認められないというのだ。彼も長男なのでそれは無理な話だった。

 父はまた、園田に子供がいると知って、そのあたりをちゃんと調べてみると言い出した。これを松谷から聞いた園田は慌て出し、結婚を急いだ。できれば父の許しを待ちたかった松谷だが、49年12月10日の早朝、駆け落ち同然に出奔した。二人はまず松谷の母親の墓参りをするため多磨霊園を訪れる。そこにはなぜか新聞記者が待ち受けており、写真に撮られてしまう。その後、場所を移り、園田の同志的存在だった中曽根康弘(のちの首相)らを立会人に神前式の結婚式を行なった。

 それにしても園田はなぜ結婚を急いだのか。その理由に松谷は、群馬・伊香保への新婚旅行から東京に戻り、新居となる議員会館に赴いたとき気づくことになる。そこには友人の女性記者が待っており、園田にはじつは子供が5人いると教えてくれた。松谷はさっそく園田を問い詰める。ここでようやく彼はすべてを明かした。先に聞いていた男の子は、軍隊に入る前に結婚した最初の妻との子供で、じつはその後再婚してさらに4人の子供を儲けていたのだ。その2番目の妻は、園田が戦争末期に特攻隊として出撃する前に籍を抜いたものの、まだ彼の熊本の実家で子供たちとともに暮らしているという。彼女の父からきちんと調べると言われたとき、園田が慌てたのはそのためだ。母の墓前に新聞記者がいたのも、園田が事前に知らせておいたからで、そこには結婚を世間に公表して既成事実にしてしまおうという思惑があった。

 園田はすっかり白状すると、5人も子供がいると知れば君は自分のところに来なかっただろうと開き直ってしまった。これに松谷は《もう園田を責めてもしかたがない。自分がしでかしたことなのだから、自分で責任を取るよりしょうがない。決して引き返すまい。自分に負けるものか》と覚悟を決める(園田天光光『生きがい上手』たちばな出版)。不倫の末の結婚だっただけにマスコミや世間ではスキャンダラスに騒がれ、すでに松谷が妊娠していたこともあり、園田より彼女のほうが強く批判された。同じ女性議員の市川房枝や作家・平林たい子も「無節操だ」と攻撃し、社会党の堤ツルヨは松谷の妊娠を「厳粛なる事実」と言って流行語となった。

 松谷の父も結婚を認めておらず、彼女は戸籍上はまだ松谷家の人間だった。それが転機を迎えるのは、彼女が政治活動のための金策と育児、それに園田の性懲りもない女性問題に憔悴して実家に戻ったときだった。別居は長引き、園田の親分格だった衆院議員の河野一郎など政財界の大物たちが心配して松谷家を訪ね、父親に対し彼女に帰るよう言ってくれと説得する。これを受けて父は松谷に、自分が後悔しないで済む道をとりなさいと告げた。色々と考えた末に、彼女は夫のもとに帰ることに決める。すると父は初めて戸籍謄本を渡し、園田の籍に入ることを認めてくれたのだった。

 これと前後して松谷は52年・53年・55年・58年と立て続けに総選挙で落選していた。半年ぶりに帰宅した彼女は夫を支えることに徹しようと決意し、「松谷天光光」の名刺を全部捨てたという。園田は所属政党の離合集散にともない複数の党を渡り歩き、最終的に自民党に合流する。67年には第2次佐藤栄作内閣の厚生大臣となり、水俣病とイタイイタイ病を公害病に認定した。78年には福田赳夫内閣の外相として日中平和友好条約交渉を妥結している。

 この間、選挙中は、全国を応援に飛びまわる夫に代わって天光光が地元・熊本での選挙運動を取り仕切った。その手腕を買って、園田が亡くなって2年後、86年の総選挙では一部の支援者らは当然のように彼女を後継者に担ぎ出した。一方で園田の前妻の息子である博之を担ぐグループもあったため、天光光はもともとの選挙区である東京に戻ることも考えたが、熊本の支援者らはそれを許してくれなかった。結局、義理の親子が同じ選挙区で争い、トップ当選した博之に対し天光光は落選する。このあと彼女が議員となることはなかったが、政治とはさまざまな団体の役員を務めながらかかわり続けた。エッセイや歌集など著書も多く、晩年にはその波瀾の人生があらためて注目されながら、今年1月29日、96歳で亡くなった。

■スクープがあいつぐ女性議員のスキャンダル

 日本の大手新聞をはじめ正統メディアでは長らく「政治家の臍から下のことは書かない」が不文律となっていた。だが、それも時代の流れのなかで変化していく。大きなエポックとなったのは、89年6月に週刊誌の「サンデー毎日」(毎日新聞社)が、時の首相・宇野宗佑と愛人関係にあったという元芸者へのインタビュー記事を掲載し、大々的にキャンペーン記事を張ったときだ。折しも翌月には参議院選挙が実施され、自民党は議席の過半数を大きく割る大敗北を喫した。宇野はその責任をとって首相を辞任している。ちなみに性的嫌がらせを意味するセクシャル・ハラスメント(セクハラ)の語が一般に広まり、新語・流行語大賞に選ばれたのもこの年のことである。

 それ以来、政治家にとって不倫やセクハラなど異性をめぐるスキャンダルは大きなダメージとなった。96年には衆院議員・船田元に元NHKアナウンサーで当時参院議員だった畑恵(いずれも当時新進党に所属、まもなくして自民党に移る)との不倫疑惑が持ち上がる。疑惑はやがて事実と判明し、当時のベストセラー小説のタイトルからとって「政界失楽園」などと騒がれた。99年に二人は結婚するが、妻子を捨てた船田への風当たりは強く、翌年の総選挙では落選している。なお、このとき同選挙区で当選したのは民主党の新人女性候補・水島広子だった。

 船田は92年に宮澤改造内閣に経済企画庁長官として戦後最年少(当時)の39歳で入閣したこともあり、将来の首相候補との呼び声も高かった。だが、2009年の総選挙で2度目の落選を経験(その後12年の総選挙で復活)、権力の座からは遠のいた。皮肉というべきか、船田が自民党復帰後にその派閥の結成に奔走した山崎拓もまた、一時は首相の座に近づきながら女性スキャンダルが仇となって失墜している。

 これらはいずれも男性大物政治家のスキャンダルで、船田をのぞけばその相手は政治家ではない。このあと2000年代半ば以降になると、女性政治家の政界内での恋愛ネタが週刊誌を中心に騒がれることが増えていく。なかでも野田聖子と佐藤ゆかりにはたびたびスキャンダルが持ち上がっている。周知のとおり両者には、小泉政権下の05年の郵政解散選挙で野田が郵政民営化反対を訴えたのに対し、佐藤はその選挙区に“刺客”として送りこまれて争ったという因縁がある。

 酒豪で知られる野田はかつて若手国会議員との“泥酔チュー”を写真週刊誌にすっぱ抜かれたことがある。また鶴保庸介参院議員との事実婚(07年に解消し現在は別の男性と婚姻)や不妊治療なども話題を呼んだ。一方で佐藤も05年の総選挙のさなかに過去の不倫疑惑が報じられたほか、当選後も「週刊新潮」に江崎洋一郎衆院議員との「不倫デート」という体でスクープ記事が掲載され騒動に発展している。

 不倫ではないが、自民党の参院議員の丸川珠代も08年に同じ党の衆院議員・大塚拓との交際を「週刊文春」(文藝春秋)に報じられている。健全な恋愛関係だったにもかかわらずこのケースがスクープとして扱われたのは、やはり局アナ出身の丸川が“美人”として知名度があったからだろう。

 もっとも、女性議員の場合、利権をめぐる癒着や金銭スキャンダルが少ない分、選挙時には対立候補の陣営から根も葉もない男女関係のスキャンダルを流されることも珍しくはなかったらしい。92年の参院選に無所属で出馬して落選、翌年の衆院選で初当選した高市早苗(その後自民党に入り現在は総務相)も、選挙終盤ともなると地元の有力者や大物国会議員の愛人であるとの怪文書が選挙区にばら撒かれたという。当選してからも、中年の国会議員から「オッパイでかいね」などとセクハラ発言をされるのは日常茶飯事、新人時代には野田聖子と一緒に国会のエレベーターに乗っていたとき、男性議員から「国会はおまえらみたいなチンコロ姐ちゃんが来るところじゃないんだ」と暴言を吐かれたこともあったとか(「婦人公論」97年3月号/中央公論社)。

 女性議員をめぐる状況はその後どれだけ改まったのだろうか。今回の中川郁子と門博文の一件にせよ、政治家同士の恋愛スキャンダルで女性に批判が集まりがちなところを見ると、園田直と松谷天光光の「白亜の恋」の時代からほとんど変わっていないようにも思える。他方、“酔った勢いのキス”でも、自民党所属の参院議員で日本スケート連盟会長の橋本聖子が昨年のソチ五輪後、フィギュアスケート代表だった高橋大輔(彼は政治家ではないが)にキスを迫ったという一件などは、かつての泉山三六の事件とは男女の立場が完全に逆転しており、橋本によるセクハラ・パワハラだという批判の声も上がった。いや、ひょっとするとこの一件は、政界で女性が出世するには、男並みにセクハラでもやれるぐらいでないと無理だという事実を示唆しているにすぎないのではないか。

 前出の高市早苗は政治家として売り出し中の頃、“オヤジ殺し”として知られた。最初の選挙で落選した直後には、雑誌で対談相手のタレント・山城新伍に、高市からその世間的なイメージにふさわしからぬハートマーク入りの手紙をもらったことを暴露されている。高市はそれを受けて「でもね、誰にでもハートのマークを書くというわけじゃないの」と言ってのけた(「週刊現代」92年9月19日号/講談社)。彼女のこの言葉からは、日本ではときには女であることを武器にしつつオヤジに媚びないことには権力などつかめない、という厳粛たる事実がうかがえまいか。オヤジに取り入りながら出世してきた女性政治家たちが、セクハラにおよばないまでも精神的にオヤジ化するのは当然のことなのかもしれない。

(近藤正高)


http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/628.html

記事 [政治・選挙・NHK181] 「仮に党がね、観測気球を上げたいと考えた時なんかでも、莫迦議員は使いやすいからね:松井計氏」
「仮に党がね、観測気球を上げたいと考えた時なんかでも、莫迦議員は使いやすいからね:松井計氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/16891.html
2015/3/17 晴耕雨読


https://twitter.com/matsuikei

<各閣僚は法にのっとり、政治資金に適正に対処している>と言うけど、現況は、<法の穴を狙い、法の網をかいくぐり>のほうが正確なのでは?

⇒"@47news: 首相、大臣規範の改正不要 参院予算委、論戦開始 http://bit.ly/1Eine5m "

> Shizuyo.H 三原じゅん子、八紘一宇は世界に誇るべき日本の考え方(ついにこんな発言が国会で出てくるとは、、世も末 ( #国会を見よう 参議院予算委員会 http://moi.st/90624c8 )

大変なことになっちゃってますね、国会……唖然とする。

八紘一宇てのは、この言葉の元になった文章こそ日本書紀にあるものの、結局のところは、東亜新秩序実現=侵略政策のスローガンまたはキャッチフレーズだからなあ。

それを与党議員が<日本の心>なんぞと言ってしまうことによって外交関係がどうなるか、そのくらいの事は考えてもよさそうに思うがなあ。

というかまあ、<八紘一宇>の意味、それが使われた時代相、その結果、日本がどうなったか……みたいなことに全く無知かつ、無関心な人を議員にしてはいけない、てことですよね。

どう考えても。

<八紘>てのは天地の八方の隅のこと、そこから地の果てまでを意味するわけですね。

だから、ま、全世界の意になる。

<宇>は家のことだから、<八紘一宇>は<世界を1つの家にする>て考え方ですね。

東亜新秩序運動の頃は、むろん、それを<日本の指導の元に>行うべし、としたわけだよね。

<八紘一宇>にしても、<五族協和>にしても、それだけ聞くと、『素晴らしい考え方じゃないか』と感じる方もあるかも知れない。

ですがね、これらの言葉は常に、<日本の指導の元に>という言葉とセットだったことを忘れてはいけないですよね。

>そのうち、<天壌無窮>とか<万古不易>とか言い出しますって…寒っ!もう何が出てきてもおかしくない空気になりましたよね。

> 三宅雪子 このままだと、国会議員になればお金の問題では罪に問われないという恐ろしい事態になりそうだ。

しかも、それが適用されるのが、特定の政党の議員だけだったら恐ろしい。

大使館であるまいし、国会の外のことまで治外法権になりかねない時代が来ようとは。

> 盛田隆二 特攻鉢巻きをした暴走族のあいだで「八紘一宇」と染め抜いたTシャツが一時流行りましたが、その姿に憧れたことがあるのかもしれませんね、若かりし頃に。

RT @ryosenoh: 意味もよく知らないで喋っているのだろう。

山田麗子議員、違うか、三原じゅん子議員の質問。

租税回避の話の中で八紘一宇を出したて事は、世界は一家と考えれば、租税回避なんてありえない、て話なのかしら? とすれば、おそらくこれは、<富裕層に国際協調で累進課税を>というピケティの論のつまみ食いだろうな。

その保守かつヤンキー的解釈。

今ごろ、アメリカのメディアがTBSに金八先生の画像の使用許諾を求めてるんじゃないの? 対ファシズム戦勝70年の年に、日本の国会で八紘一宇を肯定する議論が出てきたんじゃ、アメリカは黙ってられないだろうからね。

発言した議員が、日本のギャングスターだてのも、いい話題だろうからさ。

だけどね、右派の皆さんはよく、<国を貶める>と仰るが、今回みたいなことを<国辱>というのですぜ。

>まさかこの七十年に、侵略思想の骨幹を主張する議員が院内出てくるとは努努にもおもわなかった。各国特派員は至急報を本国に打電んしておるでしょう。ちょっとここまで来たか、と。狂っていると。

だってさ、ドイツの議会で<Die Endlösung der Judenfrage>て言葉を使ってさ、いや、真の意味はそうじゃないんだ、て強弁したって仕方がないじゃない。

似たような話だよ。

三原議員。

彼女に多額の公費が支出されている事には目を瞑る。

同胞で彼女に投票した人がいる、という歴史的誤謬の民族的責任は、私も日本人として取る必要があるからな。

だから銭を持ってっていいから、もう黙っててくれ。

いかに同胞が選んだとはいえ、知性の死を容認するほどの民族的義務はないぞ。

まあ、あんまり理屈を言っても仕方がないか。

相手が相手だからね。

ま、さ、はっきり一言でいやあ、<莫迦にも限度があるだろう>て事なんだろうと思いますね。

辛い話だなあ。
<国権の最高機関>での出来事だからねー。

これね、やっぱり莫迦を議員にすることの怖さなんですよ。

仮に党がね、観測気球を上げたいと考えた時なんかでも、莫迦議員は使いやすいからね。

今回がそれだとしたら、恐ろしい話なんだけどね。

⇒三原じゅん子氏「八紘一宇は大切な価値観」予算委で発言 http://t.co/QB2XafKxrN

> 藤岡真  ♫八紘一宇に颯爽と、蒼天翔ける日輪の♪、というレベルのノリね。



http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/629.html

記事 [政治・選挙・NHK181] 中川昭一を草葉の陰で泣かせる妻、中川郁子政務官の不倫(カナダde日本語)
中川昭一を草葉の陰で泣かせる妻、中川郁子政務官の不倫
http://minnie111.blog40.fc2.com/blog-entry-3853.html
2015.03.17 カナダde日本語


【日本崩壊】政界失楽園!中川昭一・元財務相未亡人「中川郁子」農水政務官が年下代議士と「ディープキス」した夜。税金使って不倫デートですか。


病院に隠れていたけど、喫煙したことがばれて、病院にもいられなくなり、やむなく、国会で謝罪した中川政務官だけど、
3月10日の衆院農水委員会での謝罪は、ニヤニヤしながら語っており、全く反省の色がみられなかった。さすがに、病院で喫煙を報じられた際の謝罪をした13日の衆院予算委員会では、じっと下を見ながら原稿を読んでおり、少しは反省したような気配だったが・・・・。


このところの自民党を見ていると、まるで第一次安倍政権が崩壊したときを再現しているようだ。西川農相、下村文科相、望月環境相、上川法相――と、閣僚の「政治とカネ」問題が続々とあぶりだされている。第一次のときも、最後は、中川昭一が国際舞台で醜態を晒してトドメをさしたんだけど、今回も中川郁子がかなり安倍政権に打撃を与えたと思われる。夫婦してなかなかやるよね。


           ◇


中川郁子農水政務官が国会で謝罪も反省の色なし
http://canadadenihongo.blogspot.ca/2015/03/blog-post.html
2015.03.16 カナダde日本語


中川郁子政務官は、国会で謝罪するも、にやけながら全く反省の色なし。


【国会】話題の中川郁子政務官が登場『心からお詫び申し上げます』 平成27年3月10日


さすがに、中川氏、入院中に喫煙が禁じられている病院でタバコを吸っていたことを追及された後は、少し反省の色が見えた。


中川政務官にヤジと怒号!2015/3/12「国会中継」安倍総理vs大西健介(民主党) 下村文科大臣に執拗な追及!顔もひきつりマジでブチギレ!大荒れの国会


それにしても、国会での質疑応答を避けるために病気でもないのに入院し、入院先で他の患者に迷惑がかかることも考えずに喫煙するとは、国会議員の資格なし。早く、辞めて欲しい。


上の動画で、民主党の大西健介議員は、とてもしつこく下村文科相を追及していた。これからも、真実を追究して不正を暴いていって欲しい。




http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/630.html

記事 [政治・選挙・NHK181] 「今の日本に「八紘一宇」をともに形成する「ブラザーたち」がどこにいるのでしょう?:内田樹氏」
「今の日本に「八紘一宇」をともに形成する「ブラザーたち」がどこにいるのでしょう?:内田樹氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/16895.html
2015/3/18 晴耕雨読


https://twitter.com/levinassien

AERAげんこだん。

大阪都構想について書くつもりでしたけれど、止めて「報道の自由度ランキング」と新聞の部数激減の話にしました。

朝日新聞はこの1年で48万部減(讀賣は66万部)。

このペースで減らし続けると15年後には朝日も讀賣も部数ゼロになる勘定です。

すぐですね。


「八紘一宇」でTLが賑わっています。

丸山眞男が東京裁判について書いた文章を思い出しました。

「こうした言葉の魔術によって主体的な責任意識はいよいよボカされてしまう。『大アジア主義』の語義が問題になったとき判事側が『われわれは行動というものに関心を持っているのであって、「しかし、こうした戦犯者たちは単に言葉で誤魔かしてその場を言い逃れていたとばかりはいえない。

被告を含めた支配層一般が今度の戦争において主体的責任意識に希薄だということは、恥知らずの狡猾とか浅ましい保身術とかいった個人的道徳に帰すべくあまりに根深い原因を持っている。

三原じゅん子は「八紘一宇」とはUniversal Brotherhoodの意であると言い抜けて、侵略の事実を否定しようとしたことで東京裁判が紛糾したという歴史的事実を知っていたのでしょうか。

知っていたとしたら確信犯、知らなければ誰かの「操り人形」でしょう。

それでも「八紘一宇」や「大東亜共栄圏」に全く政治的実質がなかったわけではありません。

アジアには大日本帝国の友邦として中華民国南京政府、満洲国、自由インド仮政府、ビルマ国、フィリピン共和国、ベトナム帝国、カンボジア王国、ラオス王国などの枢軸国が(実体はともかく)存在しましたから。

翻って今の日本に「八紘一宇」をともに形成する「ブラザーたち」がどこにいるのでしょう?

安倍晋三が日本を「盟主」として頂く「大東亜会議」を呼集したとき、求めに応じる国(政治組織でも可)がいったいいくつあるのか?

『中央公論』取材だん。

お題は「少年犯罪と少年法」。

今日の発見は、日本社会に「いい年なのに中身は中二」な連中が増えたのは少子化趨勢に対する補正の自然過程ではないかという仮説。

ほら、社会には一定比率で「こども」がいないと寂しいじゃないですか。

ーーーーーーーーーーーー
橋本麻里https://twitter.com/hashimoto_tokyo

例の八紘一宇をめぐるやりとりの全文を読んだんだけど http://t.co/NqbCNtUv1Z 麻生財務大臣は「5世紀から少なくとも『日本書紀』という外交文書を持ち、『古事記』という和文の文書を持ってきちんとしている国ってそうないんで」と言ってるんだよね。

ではここで、現存する『古事記』写本として最古の真福寺本(14世紀、国宝)を見てみましょう。http://t.co/TUjsJg78Vn

@

もう成立年代についてのツッコミはなしの方向で。

#日本書紀の完成は720年 争点はそこじゃないけど日本万歳するなら基本的な事実くらいは(以下略


http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/631.html

記事 [政治・選挙・NHK181] 「日本の言説の底が抜けたことを最も雄弁に物語る事例はどれ?:toriiyoshiki氏」
「日本の言説の底が抜けたことを最も雄弁に物語る事例はどれ?:toriiyoshiki氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/16897.html
2015/3/18 晴耕雨読


https://twitter.com/toriiyoshiki

こういうのを一々あげつらう報道は、揚げ足取りみたいで、あまりいい印象はない。

しかし、それはそれとして、つくづく尊敬できない人ではあるな。http://bit.ly/1wPq1Wr

”籾井・NHK会長:監査委の調査後、ハイヤー代払う NHKの籾井勝人会長が、私用のハイヤー代の請求をNHKに回した問題で、籾井会長が代金を自己負担したのはNHKが支払いを済ませ、監査委員会がこの問題について調査開始後の9日だったことが16日分かった。”

” 関係者によると、籾井会長は1月2日に私用でゴルフに出かけた際に、NHKの契約先のハイヤーを利用した。代金は数万円。16日の参院予算委員会で籾井会長が小川敏夫氏(民主党)の質問に「請求が来て金額がわかった時点で支払った」と答弁した。”

仕事でよく行くいわき市。

定宿の近所に「八紘一宇」という居酒屋がある。

窓には内側からマンガ雑誌(?)がびっちり貼ってあり、目隠しになっている。

一度入って、たぶん若い人だろう主にどういうつもりでこんな店名を名乗っているのか聞いてみたい気がしなくもないが、まだその勇気を持てないでいる。

上杉隆、池田信夫の両氏にそれぞれ名誉毀損を認める(東京地裁)…

裁判官もほとほとうんざりしたのではないかと同情する朝w

事実に基づかない記事を書く上杉隆氏が「ジャーナリスト」として寓されること、

牽強付会の原発擁護を繰り返す池田信夫氏が「識者」扱いされること、

「八紘一宇」こそ理想だと口走る国会議員が現れること…

日本の言説の底が抜けたことを最も雄弁に物語る事例はどれ?

立憲主義の本義が権力を縛ることにあることを忘れて(始めから知らない?)、権力者の「言論の自由」を主張する首相もいるようだけど。



http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/632.html

記事 [政治・選挙・NHK181] 国民のお金で養ってもらっているNHKの正しい報道は、籾井氏が居座る限り無理。(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201503/article_15.html
2015/03/17 23:41

維新がNHK籾井氏の適格性を、今頃問題視している。今頃言い出すのは、少し遅すぎるのではないか? こんなことは初めからわかっている。

国会で、民主党の小川参議院議員が籾井氏を追及していた。TBSの番組で、「アベノミクスの結果、生活が良くなったか」との問いに、ほとんどの人が向上の実感がない言っている映像を見た安倍首相が、こんな一方的なTVの取り上げ方はおかしいと述べ問題となった。

これを踏まえて、小川議員が籾井氏の考えを聞いた。10人の内7人が政府のやり方にNOと言えば、そのように報道するのが公共の報道であるはずである。それを1;1のように報道するのでは、公共報道とは言えないのではないかと質問した。これに対して籾井氏は、決してその通りだとは言わなかった。1:1という報道をし、後は国民の判断に任せるべきと述べた。この男、自分が何を話しているのか全く分かっていない。安倍内閣が、よくぞ選んでNHK会長に推薦したものだ。

読売新聞が政府ご用達新聞であっても、私新聞社である限り、公平、中立にしろと言っても強制力はない。しかし、少なくとも国民から料金を巻きあげているNHKが、政府のロボットのような人物に乗っ取られているようでは、政治的公平性は担保されない。

今沖縄の大多数の意見である辺野古埋め立ての反対の声が全く黙殺されている。NHKは海外の紛争の報道はするが、決して沖縄の辺野古埋め立てへの抗議紛争については報道しない。NHKが沖縄のほとんどの気持ち、意見に寄り添うなら、自ずと抗議活動、海保の横暴、危険な行動を放映するはずである。それが無いことは、公平で正確な報道機関とは言えない。


NHK籾井氏の適格性問題視 維新・松野幹事長
http://www.47news.jp/CN/201503/CN2015031701001602.html

 維新の党の松野頼久幹事長は17日の記者会見で、NHKの籾井勝人会長に関し「公共放送のトップとして疑問符を付けざるを得ない」と適格性を問題視した。今後の国会審議で資質を問いただす考えも示した。
 受信料の支払い義務化を歓迎する籾井氏の発言などを例に挙げ「なぜ公共放送という微妙な立ち位置になっているかを全く理解していない安易な発言が目立つ」と批判した。
(共同)


http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/633.html

記事 [政治・選挙・NHK181] <特定秘密>指定管理簿の一部公開 拉致情報など対象(毎日新聞)

開示された「特定秘密指定管理簿」。指定された秘密には「計画」や「方法」といった具体的でないものもみられる=小出洋平撮影


<特定秘密>指定管理簿の一部公開 拉致情報など対象
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150317-00000133-mai-soci
毎日新聞 3月17日(火)21時57分配信


 昨年12月の特定秘密保護法施行を受けて、指定された特定秘密の概要をリストにした「指定管理簿」の一部が開示された。警察の特殊部隊、北朝鮮による日本人拉致情報などが対象になった。一方で「能力」「計画」など省庁の裁量が広い抽象的情報も指定され、識者から「秘密にすべきでない情報が特定秘密にされる余地が残る」との指摘が出ている。

 特定秘密指定管理簿は、民主党の後藤祐一衆院議員が内閣官房など10省庁に資料請求し、17日までに防衛省を除く9省庁が応じた。今年1月1日までに指定された387件のうち、140件の概要が判明した。

 内閣官房などは情報収集衛星の画像情報や暗号を指定した。警察庁は「特殊部隊の戦術や運用」、外務省は「東シナ海の領域保全、海洋・上空の権益確保情報」「北朝鮮による核・ミサイル開発情報」、公安調査庁などは「人的情報源」(省庁への情報提供者)を指定した。

 一方で「警察が収集・分析したテロリズムの実行の意思・能力に関する情報」(警察庁)、「外国政府と行う安全保障に関する情報協力業務の計画および方法」(公安調査庁)など抽象的で、広く解釈可能な秘密も指定された。

 指定管理簿は、政府や国会の監視機関が閲覧して、不正な指定をチェックする端緒に使われる。NPO法人・情報公開クリアリングハウスの三木由希子理事長は「衛星画像や暗号などを除けば具体的な情報が少なく、この管理簿を見て監視するのは難しい。『計画』『方法』は広い概念で、指定する省庁の担当者の解釈に任される余地が大きい」と批判する。

 指定管理簿の「件数」は「一つの情報」を1件と数えたもの。1件に数百の文書が含まれるものもあり、文書数では40万件前後になるとみられる。【青島顕】


http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/634.html

   

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