再度急落した原油価格と隠密行動
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4840491.html
2015年03月14日 NEVADAブログ
ニューヨークの原油先物市場で再度原油価格が急落し、先の安値まであと39セントという水準にまで下落しています。
−4.7%
1バーレル$44.84で終わっているのです。
先の安値が$44.45ですからもう後がない状況にまで下落してきているのがわかります。
この原油価格下落ですが、1バーレル30ドル台は避けられませんが、問題はどこまで下がるかということになります。
サウジは1バーレル20ドル台でも大丈夫と述べたようですが、果たしてそうでしょうか?
今の原油価格が続けば膨大な財政赤字になり、この赤字を埋めるために手持ちの株や国債を売ることになります。
既に4兆円にも上る赤字が見込まれており更に原油価格が下がれば更に赤字が増えます。
UAE、サウジ、クウェート、カタールで総額で10兆円近い売りが赤字を埋めるために出てくることもありえるのです。
ロシア、ベネズエラ、インドネシアを含め、新興国が一斉に金融資産換金売りを出してきた場合、今は活況にわく株式市場ですが、一気に冷水を被ることにもなりかねないのです。
今週のニューヨークダウの動きをみれば如何に相場が荒れているかわかります。
+139
−333
− 27
+260
−146
二桁の動きは一回だけで後は100ドル台が2回、200ドル台が一回、300ドル台が一回となっており、まさに大変動しているのがわかります。
為替相場をみれば、ユーロのドルに対するプレミアムは4.89%にまで縮小してきており、来週にも《パー(対等)》となるでしょうが、それで止まる筈もなく、ユーロは弱小通貨に転落することもあり得ます。
今、プーチン大統領が隠密行動をとっていますが、¨中華料理¨を食べにいっているのかも知れません。
そしてメドベージェフ首相は?
.ピロシキ¨を振る舞っているかも知れません。
ロシア、中国の動きは首脳たちの動静が消えて健康不安説が流された時、本当の政治、外交をやっているものなのです。
どんな¨爆弾¨を用意し始めたのでしょうか?