東芝の研究データ流出事件で懲役5年
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2015年03月09日 NEVADAブログ
東芝のデータ流出事件で、韓国企業に情報を売った罪で、不正競争防止法違反(営業秘密開示)で逮捕された社員に今日、懲役5年、罰金300万円(求刑・懲役6年、罰金300万円)の実刑判決が言い渡されています。
このような情報窃盗事件は多くの企業が経験していますが、警察が一つずつ証拠を固めて完全に証拠が集まった段階で逮捕、起訴されます。
日本の警察は優秀であり、一つ一つ痕跡をたどり証拠を固め逮捕・起訴に持ち込みます。
犯人は動けば動くほど痕跡を残し、網に掛かると言われており、今後いろいろな場面で逮捕される者が出てくるはずです。
アメリカでは10億通ものメールアドレス窃盗の罪で2人が逮捕・起訴されていますが、これも僅かな痕跡を残したことが逮捕された切っ掛けになっています。
上記の社員はまさか自分が逮捕されるとは思っても見なかったようですが、わずかな痕跡から起訴できる証拠をつかんだ日本の警察の能力はすごいと言えます。