処理されない放射能汚染土、仮置き場 解消最低4年…環境省試算(2/19 読売新聞)
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Thursday, February 19, 2015 東京江戸川放射線
東京電力福島第一原発事故に伴う除染で出た汚染土などを一時保管する県内の仮置き場について、環境省の担当者は18日、解消までに最低4年はかかるとの試算を初めて示した。仮置き場は現場保管を含めて県内に7万か所以上あり、同省の推計では汚染土などは最大2800万立方メートル発生するが、輸送に使えるトラックの台数などから運び出せるのは年700万立方メートルにとどまるという。
川俣町の自治会長らに対する説明会で18日、同省福島環境再生事務所の鈴木清彦・除染対策第二課長が明らかにしたという。鈴木課長は説明会の終了後、読売新聞の取材に対し、「1〜2年では難しい。計算では4年かかる」と説明した。
仮置き場について同省は昨年、汚染土などを最長30年間保管する中間貯蔵施設の建設が遅れているとして、3年をメドとしていた借地契約の延長を関係自治体に要請している。
同省の説明に対し、同町原子力災害対策課の宮地勝志主幹は「汚染土が全て搬出されるまで、最低でも4年はかかると受け止めた」と述べ、「町としても受けざるをえないが、住民にはちゃんと説明してほしい」と困惑した様子で語った。
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