破たん寸前にまで格下げされたギリシャ銀行株
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4824103.html
2015年02月10日 NEVADAブログ
ムーディーズはギリシャ主要5行を破たん寸前の格付けにまで格下げしており、ギリシャの金融破たんが現実味を帯びてきています。
「Caa2」(トリプルCに相当)へ格下げ
ピレウス銀行(株価:−14.1%)、
ナショナル銀行(−9.8%)、
アルファ銀行(−6.1%)
「Caa3」
ユーロバンク(−9.6%)
これから月末に向けて色々な動きもあるのでしょうが、ドイツが最終的にどのような判断をするのかにかかっています。
今回の格下げの理由にはギリシャ中銀が独自に供給する緊急流動性支援(ELA)が現在の10倍の500億ユーロに膨らむと予想していることもありますが、果たして個人が銀行を信用するかどうかにかかっています。
個人・企業が一斉に預金引き出しを行えば、銀行は数日で資金ショートを起こし閉鎖されるからです。