北朝鮮は全体が大きな監獄・・脱北女性、ネズミ食べて生き延びる収容所生活を語る―香港メディア
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150208-00000004-xinhua-cn
FOCUS-ASIA.COM 2月8日(日)7時27分配信
香港メディア・東網は6日、現在は英国で暮らす脱北者の女性、朴池賢さんが先ごろ、国際人権団体、アムネスティ・インターナショナルが撮影するドキュメンタリー作品で語った、北朝鮮の強制収容所での過酷な生活について紹介した。
朴さんは1990年代末、北朝鮮が大飢饉に襲われた時期に生きのびるため、中国に脱出。しかしじきに見つかって送還され、咸鏡北道清津市にある強制収容所に1年間入れられた。
収容所での生活は朝4時過ぎから夜暗くなるまで働き、その後は夜中まで朝鮮労働党の党規を覚えさせられるというもので、「家畜よりつらかった」という。収容された人々はいつもお腹を空かせていて、犬や牛の餌、また動物の糞の中にある植物の種などを探して食べる人、ネズミやヘビなどを食べて命をつなごうとする人もいたという。朴さんは「言葉では表せないほど劣悪な暮らし」と振り返り、「北朝鮮は全体が大きな監獄のようなものだ」と語った。
(編集翻訳 恩田有紀)