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2015年1月19日00時03分 〜
記事 [政治・選挙・NHK178] 岡田氏に代表は代わっても、瓦解の坂道を転げ落ちる民主党は何も変わらない。(日々雑感)
岡田氏に代表は代わっても、瓦解の坂道を転げ落ちる民主党は何も変わらない。
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-4605.html
2015/01/18 16:36 日々雑感


 民主党の新代表に岡田氏がなったようだ。まるで関心の湧かない代表戦だったが、岡田氏が民主党代表になったと知って、つくづく民主党は滅びるしかない政党だと思った。

 なぜなら岡田氏は鳩山政権で「最低でも県外」と発言した鳩山首相の足元を掬った閣僚の一人だった。辺野古沖移設に反対している沖縄県民に対して「私は安易に辺野古沖移設に反対できない。日米合意もあるから慎重を期したい」とエラッソーにテレビで発言していたからだ。

 民主主義というのは主権在民であって、政治家に主権があるのではない。沖縄に関しては前回の県知事選挙も前々回の県知事選挙も「辺野古沖移設」反対の遅々が当選していた。ただ前任者が途中で変節して「移設容認」に転じただけの話だ。

 もちろん衆議院議員選挙でも小選挙区の自民党議員は全滅した。比例区で復活当選したが、沖縄県民の意思は「辺野古沖移設」反対で終始一貫している。その民意に反して「辺野古沖移設」を強行する安倍政権に「マッタ」をかけない野党とは一体なんだろうか。

 日米合意はそれなりに重いのだろう。しかし米国政府も「辺野古沖移設」にそれほど拘泥していない。何よりも防衛ラインをハワイ・グアムラインまで下げることに米国は決めている。今更辺野古沖に新基地を築いても、米軍は撤退する方向にある。

 むしろ野党なら「主権在民」を政府に迫るべきではないだろうか。日米同盟が日本を守っている、という幻想にいつまでしがみ付いているつもりなのだろうか。日米同盟は冷戦時代に米国防衛の最前線に過ぎなかった。それが証拠に当時の中曽根首相は「不沈空母」だと日本を譬えてレーガン大統領の歓心を買ったではないか。日本列島を米国に差し出して、米国のために日本は働くと宣言したのだ。その列島に暮らす国民は、不沈空母で暮らしているわけだから、米国の最前線として運命を供にせざるを得ないという世界覇権構造に追い立てられていたのだ。

 冷戦時代とは飛んでもない時代だった。米ソの対立に日本は関係ないにも拘らず、ソ連と対峙する同盟国として攻撃目標にされていたのだ。

 西側諸国の一員と日本のマスメディアと知識層は認識しているようだが、飛んでもない。日本は白色人種でもなければキリスト教徒の国でもない。日本はアジア人種の一員で、真の平和を愛する仏教徒の国だ。少なくとも宗教を口実にして他国民や他国地域を侵略したことはない。

 長期的には日本国内からすべての米軍基地は撤退させなければならない。日本の独立と防衛は日本国民が当たるべきで、米国との同盟関係はかつての日英同盟のように「駐留なき」軍事同盟にすべきだ。

 そのための準備期間として、現在を捉えなければならない。日本政府は日本国民と日本の領土防衛のために全責任を負うべきだ。米軍への配慮をする前に、日本国民の主権を守るべきだ。そうした基本的なことすら明快に打ち出せない政党が日本国民から選出され、日本国民の負託を受けた政党だといえるのだろうか。

 岡田氏の民主党は第二自民党だ。これからも民主党は何も変わらずに瓦解の坂道を転がり落ちるだけだ。、



http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/245.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 気分悪くなるニュースばかり。民主党代表に民主党破壊一筋のイオンオカダ決定、沖縄県民完全無視の権力の暴力…
気分悪くなるニュースばかり。民主党代表に民主党破壊一筋のイオンオカダ決定、沖縄県民完全無視の権力の暴力、ネットウヨに意味不明な情けない限りの謝罪のサザン桑田。そして極め付きは阪神・淡路大震災20年追悼式典出席せずに中東に豪華旅行でまたまた莫大な税金ばらまきのアベシンゾー
http://onsen-kabumasa.cocolog-nifty.com/okirakunikki/2015/01/post-1e0e.html
2015年1月18日 憂き世の日々に埋もれて、たまには温泉へ


気分悪くなるニュースばかり。民主党代表に民主党破壊一筋のイオンオカダ決定、沖縄県民完全無視の権力の暴力、ネットウヨに意味不明な情けない限りの謝罪のサザン桑田。そして極め付きは阪神・淡路大震災20年追悼式典出席せずに中東に豪華旅行でまたまた莫大な税金ばらまきのアベシンゾー


あのフランスの風刺紙襲撃事件で西側諸国は「表現の自由を守れ」とかで、「Je suis CHARLIE」ってまるで珍糞漢なプラカード掲げて抗議デモなんかしていたんだが、時間経過とともにますます胡散臭さいっぱいになってきているようで。だいたい、政治風刺にしても「表現の自由」にしても本来的には権力を握る政権に対してのもんだよな。それがフランス政権サイドなんか(ましてや日本国内のメディアをカネで締め上げ、秘密保護法なんて時代錯誤的法律で権力と官僚に都合のいい表現規制やっているアホのアベシンゾーまでが)が表現の自由なんて言ったアホクサさだものね。

で、もともと究極の警察・官僚国家でフランス至上主義のフランスらしくイスラム擁護的なものは逮捕とか弾圧して、その手の側には一切表現の自由を認めていないんだからさすが差別大好きフランス人らしいってことだね。去年のニュースに世界で「もっともフレンドリーな都市、フレンドリーでない都市」(ランキングだけ保存していたんだが、どこの社の記事かがわからない)ってのがあって、フレンドリーでない都市ベストテンにフランスの都市が2位カンヌ、4位パリ、5位マルセイユと3つも入っていたぐらいだ。

まあ、どうでもいいけどね。それにしても気分悪くなるニュースばかりだね。そのトップは、すでに何の興味もない民主党だが、その代表に頭ガチガチ馬鹿岡田克也が決定だってさ。だいたい、小沢魔女狩りに率先するようなクズで、基本的に国民が求めていた民主党を破壊した元凶の一人だろ。しかも、あのフランケン野郎が責任者的立場で主導した選挙で勝ったことがないんだぜ。民主党の政権樹立の立役者である小沢を陥れ、民主党をどんどん縮小化させたクズをまた代表に選ぶってもう民主党に何の意味もないや。まずはこのイオンオカダや野田、前原、ペンギンマンなどの民主党破壊の責任者を追放しない限り民主党の再生なんてあり得ないわ。まあ今回の代表選挙も、イオンオカダ、細野モナマンコスキー、年金だけだがそれもヘタレだった長妻ともどいつもこいつも状態だったしね。

気分悪いのでは、沖縄県民が選挙で示した沖縄の民意も完全無視(まあアベ政権が沖縄県民をコケにしてるけどね)しての辺野古での権力の暴力だね。完全に米軍の犬状態だ。サザンの桑田とプロダクションが紅白歌合戦でのパフォーマンスをクズのネットウヨあたりにアホな抗議された程度で謝罪(しかもその謝罪があまりにも勘違い方向の謝罪で意味不明。褒章の扱いを謝罪してんだが、あんなもの役人が適当に選んでる国民懐柔用おもちゃだろが)したなんてあまりのアホらしさにゲンナリ。元からサザンなんて興味もないし、どこから見てもロックのロの字もない歌謡バンドだから、反権力の気概なんてあるわけないし、Youtubeで見たあの紅白でのパフォーマンスも一種の単なる芸人ノリだったんだろうね。なにしろあの極右自称作家の原作映画「永遠の0」の主題歌唄ってんだよ。

あと極め付きの気分悪さはやはりアベシンゾーだ。天皇皇后両陛下が高齢で寒い中、 阪神・淡路大震災20年の追悼式典に出席する中、「我こそが最高権力者」と自画自賛するアホのアベシンゾーは出席もせずに、贅沢三昧な海外遊びでまたまた外遊で中東へ。まあ日本国憲法破壊して戦争やって国民殺しやりたい奴だから大地震で亡くなった国民のことなど基本的にどうでも良いんだろう。なにしろこの追悼式典は事前に十分判っていること。その中で外遊日程を入れるこのクズ野郎のクズらしいところだろう。まあ、沖縄に対する冷淡な民意無視を見ればこいつの売国クズぶりは明白だけどね。

しかもその上に、日本国民に対しては消費税増税や社会福祉関係削減、福島原発でのキチガイ対応など国民にはカネを出し惜しみするくせに、海外に遊びに行っては莫大なカネをばらまきで、今回も何の必要性もない数千億円をばらまき、エジプトには「活力に満ちた、安定した中東のためにはエジプトが繁栄し、中東の希望の星となるべきだ」と25億ドルを支援。よほどこいつは日本人が嫌いなんだろう。そんな売国クズを首相にするような投票した馬鹿国民がいっぱいなんだから自業自得だが。



http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/246.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 上丸洋一朝日新聞編集委員「書店をのぞくと、隣国に侮蔑的な言葉を投げつける本」←朝日の記者も出していた




http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/247.html
記事 [政治・選挙・NHK178] 自己利益の追求が国益という安倍の傲慢!(ハイヒール女の痛快日記)
自己利益の追求が国益という安倍の傲慢!
http://tokyolumix.blog60.fc2.com/blog-entry-1387.html
2015.01/19 ハイヒール女の痛快日記



はじめまして!東京ルミックスです。
ハイヒールはゴーマン女の強い武器だ!?


安倍の行動を見ていたら、沖縄基地問題のように権力を背景に有無を言わさず反対運動の人たちを排除したり、真逆に財界には顔色を窺い彼らの都合のいい法案を通したりと、政治家というよりまるで手垢にまみれた実業家のようだ。そんな安倍に「政治とは何か?」と問うてみたい。当然国民が納得する答えなど出ては来ないだろう?彼は高尚な政治哲学なぞ持ち合わせていない。


吃音矯正後遺症の滑舌の悪い舌っ足らずな声で「自己利益の追求が国民の利益である」と答えるだろう。


安倍は自分の思ってることを実現すれば、それが国民の利益につながると、思っているのよね。ボンクラ頭のくせに傲慢さだけはしっかりと身に付けているのよ。バカ坊ちゃんだがチヤホヤされて育っているだけに始末に負えない。未だに自分を本気で叱ってくれる人がいないという憐れこの上ない男だわね。


私なら「政治とは民衆の幸せだ」と答えたい。エッヘン!


今問題になっているサザンの件も安倍筋からの圧力で謝罪をしたのかも?桑田佳祐は唯一NHK紅白などに出演しても、体制に媚びない男と評価していただけに、あっさり謝罪したのには正直ガッカリした。彼が何の考えもなく単純に演出上だけでオークションやチョビ髭を付けたりするはずはない。何か意図するものがあったはずだ。


桑田は堂々と「右翼化する安倍首相をヒトラー風と風刺した」と言えばいい。


右翼に街宣をかけられた程度で謝罪するのであれば、最初からそんなパフォーマンスをするな!と、言いたい。フランスのテロのように右翼に襲撃されると思ったのかしら?ビビったわね!マァ、いい意味に解釈すると、所属事務所アミューズの意向に従ったのかも知れないわ。桑田には謝らないで反体制男の道を貫いて欲しかった。菅原文太にはなれなかったわね。


ソーいえば、東京新聞に山口二郎氏の面白いコラムがあった。


国益を振りかざせば為政者は何でも出来ると思い込む。そして安易に定義した国益は、むしろ国民に大きな犠牲と損失をおよぼす。年末に総選挙で勝利した安倍政権は、自分と国益を同一視するという権力者の陥りがちな落とし穴にはまろうとしている。自分の方針を全体の利益とみなせば、それに反対する部分の声はすべて雑音となる。為政者がいきがって国益に突進する時、特定の地方はそれを邪魔する障害になる。今はまさに沖縄が安倍政権の足に食らいついている。しかし政権は力ずくで沖縄を振り払い、国益を追求しよとする。国益を背負う連中は当然自分を正義の味方と思い込む。



安倍はさらに調子に乗って「日本の正しい姿」を世界に知らせるために、外国に拠点を設けて広報活動を進めるという。これに対しても山口は自己中な国益追求は恥を晒すだけと断言している。ツーか、この戦略の出所は間違いなく公私混同で起用しているお友達の元NTT広報出身の世耕弘成の猿知恵以外にないでしょう。


さすが東京新聞だけあって安倍の追求が激しい。しかもトドメを刺すように以下の言葉で結んでいる。


「こんな下品で無知な連中が国益を決めることこそ、最も国民の利益を損なう。皆が自分の考える国益をぶつけ合うところから、本当の国益が見つかる。」


やっぱり、誰から見ても安倍は終わってるわ!




http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/248.html

記事 [政治・選挙・NHK178] <本社世論調査>「村山談話継承を」50% アベノミクス「地方に浸透」…6% 安倍内閣支持率44% 毎日新聞
<本社世論調査>「村山談話継承を」50%
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150118-00000058-mai-pol
毎日新聞 1月18日(日)21時21分配信


 毎日新聞は17、18両日に全国世論調査を実施した。過去の植民地支配と侵略を反省し謝罪した村山富市首相談話(1995年)の立場を引き継ぐとする安倍晋三首相の姿勢について尋ねたところ、「引き継ぐべきだ」と答えた人が50%に上り、「引き継がなくてよい」の34%を上回った。首相が今年発表する戦後70年の談話でも、村山談話や小泉純一郎首相談話(2005年)の方向性を踏襲するよう求める声が強いことがうかがえる。

 安倍首相は5日の年頭記者会見で、「村山談話を含め、歴史認識に関する歴代内閣の立場を全体として引き継ぐ」と表明。戦後70年談話に(1)先の大戦への反省(2)戦後の平和国家としての歩み(3)今後のアジア太平洋地域や世界への貢献−−を盛り込む考えを示していた。

 憲法改正については、国民の理解が深まっていると「思わない」との回答が76%と大勢を占め、「思う」は17%にとどまった。首相は改憲に必要な衆参両院の3分の2の賛成に加え、国民投票で過半数の賛成を得ることが「一番の大切なポイントだ」と指摘しているが、改憲を急務だと考える人が少ない現状が浮かんでいる。

 安倍首相は、昨年7月の閣議決定に基づく安全保障関連法案を通常国会に提出する方針。集団的自衛権の行使容認には「反対」が50%に上り、「賛成」は37%。また、今春にも実施される九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働には「反対」が54%で、「賛成」は36%。安倍政権の当面の重要課題に対し、世論の支持は高まっていない。

 安倍内閣の支持率は昨年12月の前回調査から1ポイント増の44%。不支持率は2ポイント増の36%だった。【松尾良】


          ◇

<本社世論調査>アベノミクス「地方に浸透」…6%
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150118-00000059-mai-pol
毎日新聞 1月18日(日)21時24分配信

 毎日新聞の17、18日の世論調査で、安倍政権の経済政策「アベノミクス」の効果が地方に十分「浸透している」との回答は6%にとどまり、「浸透していない」が86%に上った。内閣不支持層では96%が「浸透していない」と答え、支持層でも79%が「浸透していない」とみている。

 安倍晋三首相は5日の年頭記者会見で「全国津々浦々、一人でも多くアベノミクスの果実を味わっていただきたい」と強調した。アベノミクスの地方への波及が課題であることは政権も認めており、統一地方選を控え、地方の不満にどう応えていくかが問われる。これに関連して、日本社会の格差は広がっていると感じるかとの問いには70%が「感じる」と答え、「感じない」は23%だった。

 民主党代表選でテーマになった野党再編のあり方については「野党全体の再編」が61%で最も多く、「民主党中心の再編」は12%。民主党を核にした再編への支持は高まっていない。「再編する必要はない」も16%あった。野党第1党としての今後の民主党に「期待しない」は56%で「期待する」の38%を上回った。

 イスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を掲載した仏週刊紙「シャルリーエブド」へのテロ事件では、「掲載は問題なかった」が33%、「掲載しない方がよかった」は52%だった。



http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/249.html

記事 [政治・選挙・NHK178] <スパイ天国日本>自衛隊 今も国民監視 違法な個人情報収集 情報保全隊の内部資料(赤旗)
この掲示板でも、もう中国には勝てない、琉球独立、外国人に二重国籍を認めろみたいな書き込みが増えました。

そんな書き込みを誰がしてると思います?

まずはこの動画を見ましょう。

★【魔都見聞録】懲りない中国のスパイ工作[桜H25/4/22]
https://www.youtube.com/watch?v=nLSp_YLU_lM

赤旗から
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-09-04/2012090401_01_1.html

陸海空自衛隊の情報保全隊を統合して2009年に新設された自衛隊情報保全隊のもとで、違法な国民監視活動とその記録化が続けられていることが3日、同隊の内部資料などで判明しました。陸上自衛隊の情報保全隊による国民監視は07年、日本共産党の志位和夫委員長が告発して明るみに出ましたが、その後も継続していたことが裏付けられました。監視された市民らが訴えた国民監視差し止め訴訟仙台地裁判決(今年3月26日)では「人格権を侵害した違法な情報収集」だとして国に賠償が命じられています。

平和運動参加者、イスラム教徒、自治体幹部…


 本紙が入手したのは「注意 特に厳重な取り扱いを要する」と指定し、「週報」と表題がついた自衛隊情報保全隊の内部文書。作成部署を記したとみられる欄には「情報保全課」と記載されています。同課は、部隊発足時の大臣訓令によると情報保全隊本部に置かれた部署。「情報の収集整理及び配布」などが任務です。

 「週報」は、10年11月25日から12月21日までの期間のもの。同隊が収集した国民監視情報が、1週間ごとに詳細に記録されています。

 市民団体や日本共産党などの監視対象ごとに項目分けし、活動内容、参加者数、日付などを記述。文書形式は、07年に表面化した陸自文書とほぼ同様です。

 監視対象者は、平和運動に参加する市民、日本共産党や社会民主党の議員、労働組合員、自治体幹部、新聞記者など広範囲です。

 「地方自治体等の動向」の項目も設け、基地のある自治体の動きや自治体幹部の発言などを監視。さらに沖縄県知事選での候補者の発言もチェックしています。

 イスラム教徒にたいしては「イスラム勢力・国際テロ組織関連動向」という項目を設け、テロ勢力扱いをしています。

 日本共産党や民主団体は「日共系」とした項目に記録。1人での行動まで記述し、規模を問わず監視していることがうかがえます。

 記述には、新聞などで報道されていない内容も含まれています。たとえば、10年12月12日に宮崎県えびの市内で行われた霧島演習場日米共同訓練抗議集会での前屋敷恵美党県議の発言は、報道されていません。しかし「週報」には発言が詳述されており、同隊が集会に潜入して情報収集したことを裏付けています。

 さらに07年の内部文書で監視対象とされた市民らによる「自衛隊の国民監視訴訟を支援するみやぎの会」が、仙台市内で開いた集会も参加人数まで把握して記録しています。

 仙台地裁判決では、「氏名、職業に加え、所属政党など思想信条に直結する個人情報」の収集を違法と断じました。今回の「週報」でも共産党議員らの名前を特定して発言や行動を監視するなど、違法性は明白です。

 本紙は、「週報」に記載された内容の裏付け調査を行い、実際に実施されたものであることを確認しました。

 防衛省広報課は、本紙の取材に対して「(内部文書の存在は)仙台高裁で係争中なので答えられない」としました。

 自衛隊情報保全隊 防衛相直轄の情報部隊。表向きは、防衛秘密の保護と漏えい防止を目的としていますが、実際には国民監視が主任務。陸海空3自衛隊に分かれていた情報保全隊は2009年に「自衛隊情報保全隊」に統合・新編。10年には民主党政権のもとで増員され、定員は約1000人。国民監視差し止め訴訟の仙台地裁判決は、差し止め請求は却下しましたが、「違法な情報収集」だと認め原告のうち5人に賠償支払いを国に命令。原告・被告双方が仙台高裁に控訴しました。

http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/250.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 民主党を野党に転落させた「戦犯6人組」から岡田克也代表が選出され、小沢一郎代表の復党の道が消えた(板垣 英憲)
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/f98d2bd45ef339e83ba035dcb56ee0d2
2015年01月19日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆代表選挙の運動期間中、国民有権者から「町内会の会長選挙」「ホームルームの議論」などと陰口を立てられてきた野党民主党が1月18日午後、東京都内のホテルで代表選挙を行い、決戦投票の結果、「原理主義者」と言われる岡田克也元副総理を、新代表に選出した。

 第1回投票では、長妻昭候補168ポイント、細野豪志候補298票ポイント、岡田克也候補294ポイントで、過半数381ポイントを上回る候補がいなかったため、決選投票となった。決戦投票は、岡田克也候補133ポイント、細野豪志候補120ポイントだった。

 岡田克也代表は、民主党を野党に転落されたいわゆる「戦犯6人組」(岡田克也元副総理、玄葉光一郎元外相、野田佳彦前首相、前原誠司元代表、枝野幸男元経済産業相、安住淳元財務相)の1人であり、今回の代表選挙では、これらの「戦犯6人組」が結束して戦い、岡田克也代表を誕生させた。岡田克也代表は「代表になれなければ、何のために民主党で戦ってきたかわからなくなる」と悲壮な決意を示し、「戦犯6人組」復活による政権奪取の足掛かりを得た。

◆民主党は、衆院議員が、小選挙区で生き残りを賭けて逃げ込んできた元々「シェルター」政党として結党されただったので、左右のイデオロギー、政策などの持ち主が混在した「ごった煮」のような政党だった。それがたまたま自民党政治に飽きた国民有権者の気まぐれで政権を奪取できた。にもかかわらず、「ごった煮」のなかで、権力欲を剥き出しにした俗物たちが、財務官僚などに手玉に取られて、国民有権者との約束を破って「マニフェスト違反」を犯して裏切り、信用信頼を失い、政権を失ってしまった。

 岡田克也代表は、安倍晋三首相が、日本国憲法改正への歩を急ピッチで進めているので、これと真正面から対決する姿勢を示している。維新の党最高顧問の橋下徹・大阪市長か1月15日の定例会見で、安倍晋三首相が前日のテレビ番組で憲法改正に維新の協力を求めたことについて「憲法改正は絶対必要。できることがあれば何でもしたい」と述べ、応じる意向を示しているので、岡田克也代表が、維新の党と連携するのは、極めて難しい。

◆しかし、「戦犯6人組」は、野田佳彦前首相が推進していた「消費税増税(5%→8%へアップ)に反対したため、民主党から小沢一郎代表を排除・追放した経緯がある。従って、小沢一郎代表が提唱していた「野党統一戦線(オリーブの木)」が実現するのは困難である。岡田克也代表自身、「民主党再生のラストチャンス、独自で再生を図る」として維新の党などと連携する政界再編には慎重なので、小沢一郎代表との連携はもとより、民主党への復党の道が消えた。

 このため、小沢一郎代表は、先般の総選挙前から「自民党への復党」が取り沙汰されていたように、4月の統一地方選挙後に正式に自民党復党する道を歩むことになる。

【参考引用】毎日新聞が1月15日午後8時46分、「<維新の党>橋下市長「憲法改正必要・・・住民投票で予行練習」という見出しをつけて、以下のように配信した。

 「維新の党最高顧問の橋下徹・大阪市長は15日の定例会見で、安倍晋三首相が前日のテレビ番組で憲法改正に維新の協力を求めたことについて「憲法改正は絶対必要。できることがあれば何でもしたい」と述べ、応じる意向を示した。5月に住民投票で実現の是非を問う見通しがついた大阪都構想について「(憲法改正の)予行練習ですよ」と述べた。橋下市長は改憲で必要になる国民投票を引き合いに「大阪は同じような形でこれから住民投票をやる」などと話した。安倍首相は14日の関西テレビの番組で、憲法改正について「与党だけではできるものではない」などと維新に協力を呼びかけた。都構想についても「一般論的には二重行政をなくす意義はある。論評は差し控えた方がいいが、住民投票で賛成多数となれば必要な手続きは粛々と行っていきたい」と述べた。【重石岳史】


http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/251.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 日本をあきらめない&リベンジを果たすために〜民主党再建と政界再編を(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/22739305/
2015-01-19 05:22

 18日、民主党の代表選が行なわれて、岡田克也氏が新代表に選出された。(・・)

 この記事では、とりあえず、ざざっとの感想を・・・。

 mewとしては、今回は、岡田氏が代表になるといいと思っていたので、やれやれというところ。<長妻昭氏も演説がよかったせいか、1回目の投票で37人分も議員票をとれたしね。>

 また、岡田氏が決選投票で長妻支持票をとるために、安倍政権下での改憲議論や集団的自衛権の行使が絡む保守派提案の安保基本法案を否定する演説を行なった上で、選挙に勝利したのも、mew的には大きかった。<公約だからね。(++)> 
 

 ただ、実は、mewは決選投票になったら、岡田氏はもう少し細野豪志氏に差をつけて勝つのではないかと予想していた&スムーズに党運営を進めるためにも、そうなって欲しいと思っていたのだけど。
 獲得票数が議員の数で言うと、岡田氏66人、細野氏60人と大接戦になった(6人も棄権or無効が出た)ことには、「う〜ん、ちょっとマズイかな〜」とプチ不安を抱えている。(~_~;)

 これで岡田氏が圧勝したとなれば、細野氏のバックにいる保守派も実権奪還をあきらめて、少しは大人しくしているか、外に出ることを考えるかも知れないけど。<安倍陣営も橋下維新+保守勢力に期待しているようだし。>
 党内に非岡田派が半分もいるとなると、党運営がしにくいし。保守派がまた何かにつけて反発や抵抗を示したり、水面下で他党とアレコレ協議や勉強会を行なったりして、党再建にまともに協力せず、岡田体制の足を引っ張るのではないかと。
 要は、これまでの民主党と変わりばえのないような日々が続くのではないかと懸念してしまうところがあるからだ。(-_-)

* * * * * 

 岡田氏が代表を務めるのは、何と04年以来11年ぶり。党幹事長、副総理など要職を務める機会が多いので、新鮮味に欠けるところはあると思うし。もともと面白みに欠ける人でもあるし。<演説で「わたしは原理主義者というニックネームがある」と言うだけで、笑いがとれるぐらいだから。^^;>

 ただ、安倍首相が、06〜7年の前政権のリベンジを果たすために、もう一度、自民党総裁にチャレンジしたように、岡田氏も04〜05年の前代表時のリベンジに燃えていて。まさに政治生命を賭けて、今回の代表選に臨んで来たのではないかと察する。(++)
 というのも、岡田氏は自分が代表として戦った05年の小泉郵政総選挙で惨敗。選挙後、全国各地の落選者を訪ねて行脚するつらい日々を送っていたことがあるからだ。 (ノ_-。)

 このブログは、まさにその小泉郵政総選挙の最中に立ち上げたのだけど。当時も、新自由主義的な政策をとる小泉政権下で格差社会が深刻化。また、インド洋、イラクへの自衛隊派遣、憲法改正草案の準備が進むなど、このままでは「日本がアブナイ!」という雰囲気に。

 その小泉自民党に対して、岡田民主党は「日本をあきらめない」とキャッチフレーズで戦ったのだけど。このフレーズが「マイナス志向で暗い」と不評で、尚更、民主党にとって負の要素になってしまった感じがあるのだけど。
 でも、mewは、安倍首相の前政権でも、今政権でも、時として「日本をあきらめそうになる」ことがあって。そんな時に、この岡田民主党の「日本をあきらめない」という言葉が思い浮かぶのである。(**)

 岡田氏はまた、今回の代表選の中で何回か、「民主党がこのまま再生できずに終わったら、死んでも死に切れない」と強調することがあったのだけど。<mewも、もしこのまま安倍政権の暴走を許して、日本が戦争に参加するようなことにでもなれば、死んでも死に切れないぐらいの心境になるかも。^^;>

 まあ、多少大げさな表現であるものの、岡田氏にとっては、これが代表になるラスト・チャンスだと思うので、本当に政治生命を賭けて党再生に取り組んでくれる&安倍政権に対峙してくれるのではないかな〜と強く期待しているし。
 mewに&多くの国民に、日本をあきらめさせないように「最後のご奉公」をして欲しいと願っている。(++)

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 また実は、mewは岡田氏が演説の中で、何度も「私も変わらなくてはいけない」と語るのをきいて、ついつい06年の代表選の小沢一郎氏の演説を思い出してしまうところがあった。(・・)
 
 民主党は、05年の衆院選で惨敗した上に、06年初めに起きた前原代表下で起きた永田メール事件によって、支持率が1桁にまで激減。もう自民党の思うがままかと絶望的になった気分になった時に、いよいよオモテに登場したのが、03年に自由党ごと民主党への合流を果たした小沢一郎氏だった。(@@)

 そして、小沢氏は党内に小沢アレルギーが強い議員が多いことを意識して、代表選のスピーチで、映画「山猫」のセリフを引用して、「党も自分も変わらなくてはいけない」と強くアピール。それが議員たちやメディアの注目や期待を集めたところがあったのだ。(++)

(関連記事・『キャッチフレーズは、「変わらなくちゃ」?! 小沢民主党がスタートhttp://mewrun7.exblog.jp/3172778/』『党の理念、政策を守ってさえくれれば、小沢代表を否定しないhttp://mewrun7.exblog.jp/3186607/』)

 果たして、小沢氏は06年4月に民主党の代表になって、同年秋から始まった&数の力でイケイケ・モードだった安倍政権をものの見事に攻略したのだ。<03年に小沢氏の合流に反対していたmewも脱帽って感じ。>

 まず、当時、民主党の保守派は、安倍自民党と協力して、改憲の国民投票法案作りを行なっていたのであるが、小沢代表は「今は憲法改正より生活が重要だ」として、法案への協力を中止させることに。
 また、安倍政権の経済政策、とりわけ格差拡大の問題、消えた年金の問題、閣僚の失言問題などなどを、様々な形でどんどんと世間に知らしめて、国民に安倍政権への疑問や不信感を植えつけて行き、07年7月の参院選で、安倍自民党に圧勝することに成功。(^^) 安倍首相はそれを機に追い込まれ、同年9月に辞任したのである。^^;

* * * * *

 岡田氏は、もともと自民党で小沢氏の下におり、共に93年に離党。新進党までは一緒に活動していたものの、98年に小沢氏が新進党を解体した際に袂を分かつことになったのだけど。03年にはまた同じ民主党に所属することになって。小沢氏とは、どちらかと言えば、縁が(確執も?)ある議員だ。^^;
 
 それもあって尚更に、mewにはその岡田氏が、小沢氏と同じように何度も「変わらなくては」と語っていたのが、妙に印象に残ったとこがあったのだけど。
 両者は政治家としてのタイプ、手法などがかなり異なるのだけど。岡田氏にも、本人もわかっているように、是非、柔軟になって欲しいとこがあるし。

 また、今の安倍政権の問題点、格差拡大や安保軍事の問題は、まさに07年の同じような感じのものなので、岡田新代表&周辺には、07年に小沢代表が、安倍政権を追いつめて行ったやり方をよ〜く研究して、国会対策や選挙活動に活かして欲しいとも思っている。(・・) 
 
* * * * *

 今回、最初の投票では、細野氏が1位になったのには、ちょっと驚いた。^^;
 しかも、mewは、細野氏は党員・サポーター票では岡田氏より上、議員票では岡田氏に負けるかと予測していたのだけど。実際の数字はその逆だったのは、意外だった。(・・)

 決選投票では、細野陣営は、長妻支持派から大畠Gを取り込んだことで、かなりの僅差まで持ち込んだわけで。「侮れないな〜」という思いを抱いたりもした。(~_~;)

<鈴木宗男氏の娘・貴子氏など、小沢一郎氏に関わりのある議員の多くは、細野氏についたような感じがあるのよね。小沢氏は、以前、細野氏を担いで野党再編を進めることも考えていたこともあったらしい。>

 細野氏はまだ43歳で、これからいくらでもチャンスがあるし。とりあえず、執行部の要職につけば、しばらくは民主党の再建のために、力を尽くしてくれるのではないかと期待したいのだけど。
 ただ、最初にも書いたように、岡田代表が公約通り、改憲議論や安保基本法案を封じる立場をとった場合、保守派がじっとしているとは思えず。その点が悩ましいところ。<とっとと出て行ってくれればいいのにね〜。(-_-)>

 mewは20年以上前から、早く「保守vs.リベラル」の政界再編ガラガラポンを願っているのに、いまだに実現できず、めっちゃ残念な気持でいるのだけど・・・。

<さっき上にリンクした06年4月の記事を読んでいたら、そこにも『民主党がきちんとその理念や政策をもとに、二つの大きな政党の一つに成長してくれることを望んでいるが、正直を言うと、もう一回ぐらいガラガラポンの政界再編成があるのではないかと思っている。その時に自民党の中で平和主義や社会政策を重視する人を迎え入れられるようなしっかりとした政党になっていて欲しい』って書いてあったです。>

 今回の民主党の代表交代を機に、何とか国民の思いも巻き込んで、大きな政界再編につなげられないものかとひそかに願っていたりもするmewなのだった。(@@)

                      THANKS          


http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/252.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 『ジャパン・アズ・ナンバーワン』著者 日本の現状を分析(NEWS ポストセブン)
『ジャパン・アズ・ナンバーワン』著者 日本の現状を分析
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150119-00000006-pseven-soci
NEWS ポストセブン 1月19日(月)7時6分配信


 高度成長期の日本の勢いを描いた世界的名著『ジャパン・アズ・ナンバーワン』から36年を経たいま、著者であるエズラ・ボーゲル氏は日本の現状をどう見ているのか、在米ジャーナリストの高濱賛氏がインタビューした。(括弧内はボーゲル氏)

 日本は2010年に中国にGDPで抜かれ、現在は約2倍近い差が付くことになった。ジャパン・アズ・ナンバー3の時代、日本は今後、世界でどうプレゼンスを発揮すべきなのか。ボーゲル氏が強調したのは日本が戦後70年、その指針としてきた米国との同盟再構築ではなく、中国との友好関係を建設することだった。

「日本は今後も中国との経済的、文化的、社会的交流促進を続けるべきです。このことこそが日本が直面しうる偶発的な事態に備える防衛政策を形成するはずでしょう。日本が対中、そして対韓関係を改善させる上で必要なことは、日本が1894年(日清戦争)から1945年(第二次世界大戦)にかけて中国に与えた損害・毀損について国民レベルでの、より幅広い議論をすることだと思います」

 ボーゲル氏は中国との関係改善に関し、昨年4月に朝日新聞のインタビューに応じた際にも「日米の同盟関係は世界中の難問を解決するという役割を担ってきた。と同時にどういう国と話す必要があるかといえば中国だ。軍事力、経済力を増す中国は国際問題で日米と異なった意見をもつことが多く、中国が賛成しないと問題は解決しない」と答えている。さらに、日本の政治家は中国のことを敵視するばかりで現実的な選択肢を失っている、と指摘している。その代表格が安倍首相だ。

「2012年末に政権に返り咲いた安倍首相は、就任直後は中国には強硬な姿勢をとることで、中国がより強力な軍事的圧力を日本にかけても目的を達成することは出来ないということを示そうとしました。ところが2013年末に自らが靖国神社を参拝したことが対米、対中、対韓関係に支障を生じたのに気づき、(結果的に)慎重になりました」

 日本が世界における存在感を失うにつれ、日本の政治家は長期的なビジョンを失ったとボーゲル氏は考える。

「(安倍首相とは異なり)福田赳夫、中曽根康弘、福田康夫といった歴代首相は中国との良好な関係を築き、それを維持していくための重要な方向づけをしてきました」

 その言葉は手厳しいが日本社会、そして日本人への期待の裏返しともいえよう。ボーゲル氏は同書で日本経済だけに着目したわけではなかった。

〈過剰な人口を抱えた日本が、経済、教育、保健、治安などの各方面に成果をおさめていることは他の国の追随を許さない〉。

 さらに、その要因を外国人研究者にありがちな日本人の伝統的国民性にみるのではなく、日本独特の組織力や長期的視座にたった計画・政策に求めた。そうした組織力の再構築やビジョンの見直しこそ現代の日本に再び求められるのではないか。

「日本は、これまでに市民が高い生活水準をエンジョイしつつ、長生き出来る高学歴社会を創造することに成功しました。それだけに日本はその国民が生きがいを持って生きる質の高いクオリティ・オブ・ライフを享受できる平和的な政策を追求できると信じています。そうした中で日本国民は、教育や技術、さらには全人類的公益の追求といったグローバルな分野でも活躍することを期待しています」

 この言葉をわれわれ日本人はどう受け止めるべきか。

※SAPIO2015年2月号



http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/253.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 昼ワイドへ異動の安藤優子 政界転出の可能性も高いとの指摘(週刊ポスト)
昼ワイドへ異動の安藤優子 政界転出の可能性も高いとの指摘
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150119-00000003-pseven-ent
週刊ポスト2015年1月30日号


 15年間『スーパーニュース』(月〜金・夕方4時50分〜。フジテレビ系)でメインキャスターをつとめた安藤優子(56)が、4月から午後の2時間番組を担当することになった。

 この異動には様々な憶測がとんでいるなかに、安藤がいずれは政治ジャーナリストとして本格復帰することを望んでいるのでは、との見方もある。ある自民党関係者は、ジャーナリストとして政治に関われば、その後は「政界転出」の可能性も高いと指摘する。

「国政選挙や都知事選のたびに出馬が取り沙汰されるように、彼女の知名度は永田町で重宝される。実績から考えても、(元テレ朝アナウンサーの)丸川珠代(参議院議員)あたりより票は集められる。

 舛添要一都知事がそうであったように、介護問題に強いというアピールは老人票、主婦票を獲得する上でもプラス。彼女ほどいいタマ(候補)は他に考えられない。今後も各党からアプローチはあるはずだ」

 60歳という「節目」まであと4年。華麗なる転身を決断するかはわからないが、どんな道にせよキャリアアップのために、この春から負けられない戦いが始まる。



http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/254.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 今の安倍政権はソ連共産党崩壊前と似ている! 鈴木宗男×佐藤優の東京大地塾レポート(週プレNEWS)
「安倍政権はプーチン大統領の訪日を早く実現して、日ロの安定的な発展の方向性を示すべき」と指摘する佐藤優氏(右)と鈴木宗男氏


今の安倍政権はソ連共産党崩壊前と似ている! 鈴木宗男×佐藤優の東京大地塾レポート
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150119-00042128-playboyz-pol
週プレNEWS 1月19日(月)6時0分配信


鈴木宗男・新党大地代表と、元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏による対談講演会「東京大地塾」。今回のテーマは、昨年12月14日に行なわれた衆議院選挙の結果、“今後の日本はどうなるか”だ。

改選前と同様、与党が衆院の3分の2を超える議席を得たため、安倍政権は悲願の憲法改正、集団的自衛権の行使に踏み切る?かと思いきや、連立を支える公明党が足かせとなり、なかなか思惑どおりにいかない実情を前回は伝えたが…(前編⇒ http://wpb.shueisha.co.jp/2015/01/12/41817/)。

* * *

佐藤 ところで、今の日本政治の最大の問題は、私はポピュリズムと反知性主義にあると思ってるんです。

反知性主義とは、私の暫定的な定義では「実証性、客観性を軽視もしくは無視して、自分が望む形で世界を理解する」というものですが、この反知性主義とポピュリズムが合わさると、ナルシストな政治家が出てくる。フランスのサルコジ政権もそうだった。だから世界で普遍的に起きている流れなんです。

ただ、日本が特殊なのは、いろんな政策が安倍さんの「心の動き」で決まるところです。靖国参拝も集団的自衛権も憲法改正も、心の啓示で動いてる。でも、そういう人とセンスの合う指導者が世界にはいるんです。

例えば、北朝鮮の金正恩。安倍政権になって日朝関係が動き始めたのもそのせいです。それからロシア、イスラエルとも関係が良くなっている。安倍さんはどうやら、世界の中で国際水準と少し違う発想で動く国とすごく波長が合うんですね。

そのロシアは、ウクライナ危機以降のアメリカ、EUのロシア封じ込め策に対して、ユーラシア共栄圏をつくり、そこで経済を回していこうとしている。
今、日本の新聞が「ルーブルが下落してロシアは大変だ」とか騒いでいますが、これは輸入品依存から脱却し、国産品重視政策に転換するための為替ダンピングなんです。その方向転換をプーチンが11月26日に発表したんですが、これは日本ではまったく報道されていません…。

幸いなことに、安倍政権はぼんやりしていて、アメリカやEUの対ロシア強硬政策と一線を画しているので、日本はまだロシアから敵視されていません。だから日本は、プーチン大統領の訪日を2015年の早い時期に実現して、共同文書で「日ロはお互いを敵視することはない」という条項を入れておくことが大事です。

それによって日ロの安定的な発展の方向性を示せば、その文脈の中で北方領土交渉を動かすことも可能になる。この機会にシベリアから北海道までパイプラインを敷いて、天然ガスの安価な供給契約をロシアと結ぶべきですね。そうやって、したたかにやらないといけません。

鈴木 そこだけは、安倍政権はうまくやってほしいですね。

佐藤 はい。ただ、今回の選挙で安倍さんが言ってた「この道しかない」で思い出したんですが、1988年8月にモスクワに行ったときにも、国中に「イノーヴォ・ニ・ダノ(この道しかない)」という共産党のスローガンが溢(あふ)れていました。当時、ペレストロイカがうまくいかず、国民が文句を言い始めていたため、共産党がラジオでもテレビでも「この道しかない」とわめき始めたんです。

結局、このキャンペーンは1年くらいで終わり、3年後にはソ連が崩壊しました。政治家が「この道しかない」と言い始めたら、もう終わりに近く、政権は長続きしないんですけどね。

(取材・文/小峯隆生 撮影/五十嵐和博)

■「東京大地塾」とは?
毎月1回、衆議院第二議員会館の会議室を使って行なわれる新党大地主催の国政・国際情勢などの分析・講演会。鈴木・佐藤両氏の鋭い解説が無料で聞けるとあって、毎回100人ほどの人が集まる大盛況ぶりを見せる。次回の開催は1月29日(木)。詳しくは新党大地のホームページへ。

●鈴木宗男(すずき・むねお)
1948年生まれ、北海道出身。新党大地代表。2002年に国策捜査で逮捕・起訴、2010 年に収監される。現在は201 7年4月公民権停止満了後の立候補、議員復活に向け、全国行脚中!

●佐藤優(さとう・まさる)
1960 年生まれ、埼玉県出身。外務省時代に鈴木宗男氏と知り合い、鈴木氏同様、国策捜査で逮捕・起訴される。外務省退職後は大宅壮一ノンフィクション賞を受賞するなど、作家・評論家として活躍


http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/255.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 矛盾に満ちた安倍首相の中東訪問が続く  天木直人
矛盾に満ちた安倍首相の中東訪問が続く
http://www.amakiblog.com/archives/2015/01/19/#003091
2015年01月19日 天木直人のブログ


 中東のことを何も知らない日本国民をいいことに、そしてもはや外務官僚の代弁者に成り下がった同行記者の御用報道ぶりをいいことに、矛盾に満ちた安倍首相の厚顔な中東訪問が何のおとがめなしに続けられている。

 たとえばエジプトで行った演説をみよ。

 寛容、中庸、中東の伴走者だと。

 どの面さげてそう言えるのか。いくら嘘でも嘘が過ぎる。

 たとえば各国でばらまく援助を見よ。

 テロ対策や人道援助という名目の下で、財政支援の大盤振る舞いだ。

 かつて私が援助を担当していた時、財政援助は最悪の形態の援助とされてきた。

 大蔵省(財務省)は決して認めなかった。

 援助資金がどのように使われるか管理できないからだ。

 我々が汗水垂らして収めた税金がムダ金になる。

 腐敗した為政者の懐に入る可能性がある。

 それどころか戦争に使われ、テロに回るおそれさえある。

 こんなことならいっそ日本企業支援のプロジェクト援助に徹したほうがましだ。

 たとえば中東和平の橋渡しだ。

 まもなくイスラエル入りしてネタニヤフ首相と話し合うという。

 世界の潮流は今、国際刑事裁判所へのパレスチナ加盟を支持する方向に傾いている。

 そんな中で、かたくなに反対しているのがイスラエルと米国だ。

 国際刑事裁判所は今いま、昨年夏のイスラエルのガザ侵攻で見られた攻撃の応酬について、パレスチナ(ハマス)とイスラエルの双方の戦争犯罪を訴追しようとしている。

 パレスチナ(ハマス)はこれに応じ、刺し違えてでもイスラエルを訴追しようとしている。

 ところがネタニヤフ首相は、国際法を最高水準で従ってきたイスラエルを訴追しようなどとは、ばかげている、などと、ふざけたことを言って、一蹴している。

 中東和平実現に積極的外交をすると公言した安倍首相だ。

 ネタニヤフ首相との会談で、国際刑事裁判所に従え、「法と支配」を守れと、世界の前で言えるのか。

 これ以上の矛盾に満ちた厚顔な安倍首相の中東外遊はない(了)


http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/256.html

記事 [政治・選挙・NHK178] あせるシンゾウに警戒警報!<本澤二郎の「日本の風景」(1879) <原因は重くなった病状> 
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52093331.html
2015年01月19日 「ジャーナリスト同盟」通信

<原因は重くなった病状>

 外遊で内外の目をごまかしているシンゾウである。外遊先には、厳しい環境の国々を避けていることがわかろう。彼の持病の悪化が噂されているが、それは「テレビの映像からも見て取れる」との話も伝わってきている。「病状悪化」は本当のようだ。これが政局に影響を与えることに気付かなくてはならない。改憲軍拡という恐怖の悪政の進行が速度アップするからである。

<主治医交代説は事実?>

 遂に週刊誌ガシンゾウ主治医の交代を取り上げたという。潰瘍性大腸炎の専門家から、腫瘍・がんの専門家に交代したというのである。
 父親は確かすい臓がんだった。シンゾウの持病については、今から30年以上前に聞かされていた。安倍晋太郎のライバル・田中龍夫の側近からの特別情報である。
 長期間の持病によって腫瘍が出来る、ということは珍しくないらしい。そこで主治医交代というのだ。偽りの情報とはいえないのではないか。当然、政局に重大な影響を与えることになる。内外の国々や人々の生活に深刻な悪影響を与えかねない。シンゾウの病状は内外の注目を集めることになる。
 比例して、これまでよりも、暴走・独裁が表面化する。

<戦後70年の今年がSOS>

 ことし2015年は、戦後体制が構築されて70年の節目の年である。たとえば、日本政府の2015年予算に「国連関係費が急増した」というニュースが内外関係者に注目を与えている。
 戦勝5カ国主導の国連機関に割り込もうと名乗りを上げて久しい日本だが、そのための工作資金を大きく増やした。常任理事国入りもしかし、中国敵視政策を強行している関係から、中国政府はNOである。無駄なことだが、それでもあきらめない。ここにこの内閣の不可解なシンゾウ予算執行を見て取れる。
 「歴史に学ぶ好機」と訴える天皇とは、眞逆のシンゾウ路線に監視が求められるだろう。平和を求める国々や市民も、ナショナリスト政権の動向をしっかりと警戒しなければなるまい。SOSの70周年は、2015年問題の日本ということになろうか。

<4月統一選挙は創価学会支援で楽勝>

 日本右翼化にもかかわらず、新聞テレビによる批判がないため、4月の統一地方選挙は自公の楽勝に終わるだろう。総選挙に続く低投票率と低得票による自公圧勝に終わる。
 勝因は、創価学会が挙げてナショナリスト体制を支援するからである。同会の内部分裂という事態が起きれば、多少の変化も起きようが、果たして信濃町の行方がどうなるのか。誰も読めない。
 宗教を名乗る巨大な集票組織が、今後とも同じような活動と影響力を行使できるのか、筆者もわからない。

<自衛隊参戦法制も>

 統一選勝利の後に自衛隊参戦法制が、衆院の3分の2勢力で強行されるだろう。これによって平和憲法が形骸化へと大きく踏み出す。
 シンゾウの健康が、これに拍車をかけることになる。東アジアに深刻な荒波を巻き起こすことになろう。
 歴史認識・領土問題と新たな不安定要素が加わることで、これは中国や南北朝鮮だけでなく、ロシアにも、さらに中東にも悪影響を及ぼすことになろう。子弟を自衛隊に送り込んでいる家族の不安は、頂点に達することになる。

<岡田民主党ではリベラル結集困難>

 これにブレーキをかけられる野党が存在していない。新聞テレビと野党が、恐ろしいことに民族主義の波間に漂っている有様である。
 昨日発足した岡田民主党に期待するものは、まず何も無いと言っていいだろう。「岡田の義兄・村上誠一郎を自民党から引き抜かないと手も足も出ない」との冗談も聞こえてくる。
 岡田の背後には、自公を操る財閥が糸を引いている。あるいは松下政経塾がぶら下がっている。とてもシンゾウに対抗できるリベラルの結集は困難である。

<戦争放棄の9条憲法にノーベル平和賞を受賞させる>

 唯一の改憲軍拡路線を封じ込める決め手は、戦後70年の間、平和を維持してくれた憲法9条にノーベル平和賞を受賞させることに尽きる。
 これを国際社会あげて受賞させるのである。そうして、自公のナショナリスト体制を封じ込めるのである。この闘いに国際世論を巻き込む。これしかシンゾウの野望、財閥の野望を崩壊させる手段はない。

 まずは、日本の平和を愛する市民が立ち上がるのである。原発再稼動反対派もこの輪に加えたい。平和を愛する市民の国籍・民族を問わない。インターネットを駆使することで、これを勝利することが出来るだろう。
 この希望の平和戦線に参加しよう。誰も彼も。

2015年1月19日記



http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/257.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 1月19日(月) 「戦後70年談話」の最大の障害は安倍首相自身(五十嵐仁の転成仁語)
1月19日(月) 「戦後70年談話」の最大の障害は安倍首相自身
http://igajin.blog.so-net.ne.jp/2015-01-19
2015-01-19 05:30 五十嵐仁の転成仁語


 今年は、1945年の敗戦から70年になります。この年に当たって安倍首相が戦後70年の談話を出すかどうか、出すとすればどのような内容にするかが注目されています。

 戦後50年は1995年でした。この時には村山首相による次のような部分を含む談話が出されました。

 わが国は、遠くない過去の一時期、国策を誤り、戦争への道を歩んで国民を存亡の危機に陥れ、植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました。私は、未来に誤ち無からしめんとするが故に、疑うべくもないこの歴史の事実を謙虚に受け止め、ここにあらためて、痛切な反省の意を表し、、心からのお詫びの気持ちを表明いたします。また、この歴史がもたらした内外すべての犠牲者に深い哀悼の念を捧げます。

 その10年後の2005年は戦後60年に当たっていました。この時も、以下のような内容を含む談話が、小泉首相によって出されています。

 また、我が国は、かつて、植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました。こうした歴史の事実を謙虚に受け止め、改めて、痛切な反省と、心からのお詫びの気持ちを表明するとともに、先の大戦における内外のすべての犠牲者に謹んで哀悼の意を表します。悲惨な戦争の教訓を風化させず、二度と戦火を交えることなく世界の平和と繁栄に貢献していく決意です。

 下線で示したように、両者ともに「植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与え」たことを認め、「痛切な反省」と「心からのお詫びの気持ちを表明」しています。この部分について、二つの談話は文章も全く同じで一字一句変わっていません。

 今年は小泉談話から10年後に当たります。すでに、安倍首相は戦後70年に当たっての首相談話を出すことを表明し、そのために有識者会議を設けて内容を検討してもらうとの意向を示しています。

 その談話は、村山談話と小泉談話を引き継ぐものとなるのでしょうか。とりわけ、両者に共通する「植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与え」たことを認め、「痛切な反省」と「心からのお詫びの気持ちを表明」した部分を踏襲したものになるのでしょうか。

 この談話について、菅官房長官は「安倍内閣としては村山談話を含めて歴史認識に関する歴代内閣の立場を全体的に引き継ぐと言ってきている。日本の歴史認識は米国にも説明し、米国も十分理解しているだろう」と述べていますが、「全体的に」と言っているところが気になります。「部分的に」は引き継がないところもあると言いたいのかもしれません。

 また、萩生田光一首相特別補佐は「70年という大きな節目の年を日本の名誉回復元年にすべきだ」と主張し、いわゆる従軍慰安婦問題に関する「河野談話」についても、「政府として見直しをしないと公言している」とした上で、「もはや役割は終わったと思っている。戦後70年に合わせた新たな談話を出すことによって、結果として(河野談話は)骨抜きになる」との見通しを述べていました。

 戦後70年に際しての新しい談話を出して「上書きする」ことで、「日本の名誉回復」を図り、「河野談話」を葬り去ろうということのようです。両者ともに、村山談話と河野談話を否定して「骨抜き」にしたいという安倍首相の「本音」を示しているように見えます。

 そう感じているのは、私だけではありません。日本の同盟国であるアメリカも同様です。

 米政府のサキ報道官は1月5日の記者会見で「村山談話、河野談話が示した謝罪は、日本が近隣諸国との関係改善に努力をする中で重要な一章を刻んだというのがわれわれの見方だ」と強調しました。これに対して安倍首相は同日、「先の大戦への反省、戦後の平和国家としての歩み、アジア太平洋地域や世界にどのような貢献を果たしていくか、英知を結集して書き込みたい」と述べています。

 この表明を受けて、サキ報道官は6日「(安倍氏の発言は)歴史問題と戦後日本の平和への貢献に前向きなメッセージを含んでおり、歓迎する」と述べました。 前日の自らの発言をめぐって米政府が日本政府に圧力をかけたとの見方が出たため、「(圧力は)意図していなかった。言い直させてほしい」と前言を修正したわけです。

 ここで重要なことは、安倍首相が「先の大戦への反省」を口にしたことであり、それについては「前向きなメッセージを含んでおり、歓迎する」としていることです。もし、「反省」や「謝罪」が不明瞭であれば、「近隣諸国との関係改善に努力」しているとはみなされないと釘をさしていることに変わりありません。

 この点で安倍首相に懸念と警戒感を抱いているのは、米議会も同様です。1月15日までに発表された米議会調査局による日米関係の報告書は、安倍政権について「経済成長を積極的に加速しようとしてきた」と評価する一方で、歴史問題について「周辺国との関係を悪化させ、米国の国益を損なわせたかもしれない」との懸念を示し、戦後70年を迎える今年、安倍首相の対応に「世界が注視している」と指摘しています。

 報告書は安倍首相について「ナショナリストとして知られる」と紹介し、過去の発言について「日本帝国の他のアジアの国々への侵略や虐待を否定する歴史修正主義的視点を持っていることを示唆している」との見方も示しています。また、昨年の衆院選で自民党が勝利したことから「安倍首相が日米関係にプラスにも、マイナスにも影響を与え続ける」とも強調しているそうです。

 このような懸念や警戒感を払しょくし、なおかつ安倍首相の支持基盤である極右勢力の意図をも満足させられるような首相談話が出せるのでしょうか。それは安倍首相にとっても至難の業であり、有識者会議での検討という手続きは、それをクリアして自らの責任を回避するためのものかもしれません。

 かつての枢軸国の中で未だに周辺諸国との完全な和解が得られず、不和を引きずっているのは日本だけです。有識者会議での検討を踏まえたとはいえ、最終的に安倍首相の名で談話が出されることに変わりはなく、その内容が侵略戦争や植民地支配にたいする反省に言及していなかったり、責任逃れや弁護、従軍慰安婦問題の否定など、少しでも戦前の「日本を取り戻す」ようなトーンを帯びたりしていれば、たちどころに批判を浴びて外交問題に発展し、日本の国際的な孤立を深めることになるでしょう。

 すでに、それについては前例があります。一昨年末の安倍首相による靖国神社参拝については米政府も「失望」を表明し、アジアのみならずEU諸国やロシアまで批判的な態度表明を行い、日本は完全に国際社会で孤立しました。

 首相談話の内容いかんでは、同じことが繰り返されるにちがいありません。それは、談話を出すのが、「ナショナリストとして知られ」、その発言によって「日本帝国の他のアジアの国々への侵略や虐待を否定する歴史修正主義的視点を持っている」ことが海外にまで広く知れ渡っている安倍首相だからです。

 「安倍談話」がすでに今から警戒感をもって「注視」されているのは、安倍首相本人の「身から出た錆」によるものです。その意味では、戦後70年談話の最大の障害は安倍首相自身であるということになるでしょう。


http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/258.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 介護報酬を削って、中東にわれらの血税3000億円をばらまく安倍首相:それでも国民は沈黙、彼の暴走を止められるのは…
介護報酬を削って、中東にわれらの血税3000億円をばらまく安倍首相:それでも国民は沈黙、彼の暴走を止められるのはもはや天皇のみ
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/34566207.html
新ベンチャー革命2015年1月18日 No.1045


1.安倍首相、われらの血税3000億円を中東にばらまくと宣言させられる

 本日2015年1月18日の報道によれば、安倍首相は訪問先のエジプトで、中東に3000億円をばらまくと発表しています(注1)。案の定、本ブログ(注2)で指摘した通りの展開となっています。

 このような報道があっても、テレビ局は19歳の少年のイタズラ事件を大きく報道、国民の目をそらしています。

 民主党も代表選で血道を上げていないで、安倍首相による血税3000億円のばらまきをなぜ、糾弾しないのでしょうか。

 今朝のTBSの時事放談ではゲストが、日本政府・安倍自民党は弱肉強食政策を推進していると批判していました。日本政府は介護報酬の引き下げをやるようですが(注3)、その一方では、中東に3000億円ばらまくし、防衛予算は増額しています。

 なぜ、マスコミも野党もこの問題を国民に知らしめる努力をしないのか、ほんとうに腹が立ちます。

2.安倍氏の中東訪問は、米国戦争屋によるシリア包囲網の形成に加担するためか

 パリ・テロ事件に連動すると疑われる安倍氏の今回の唐突な中東訪問の相手国は、エジプト、ヨルダン、イスラエル、パレスチナです。これらは、シリアを南側から包囲する国家群です。一方、シリアの北側にはトルコがありますが、安倍氏は一昨年、昨年と、トルコに何回か行っています(注4)。そのとき、トルコにもさまざまな経済支援を約束させられています(注5)。

 つまり、安倍氏はイラクを除くシリア周辺国を立て続けに訪問しています。イラクに関しては、治安状態が悪く、安倍氏の安全が保障されないので行けないのでしょう。

 本ブログでは、安倍氏は米国戦争屋の傀儡とみていますが、今年、米戦争屋CIAネオコンが企んでいると疑われるシリア侵攻の後方支援をカネとヒトの両面からサポートさせられるということです(注2)。

なお、上記、米国戦争屋(世界的寡頭勢力の主要構成メンバー)およびそのロボット・悪徳ペンタゴンまたは悪徳ヘキサゴンを構成する日本人勢力の定義は本ブログNo.816http://urx2.nu/glgzの注記をご覧ください。

3.安倍自民党も防衛省も2013年のアルジェリアでの日揮社員殺害テロに震え上がったのか

 安倍氏が総理になってすぐの2013年1月、アルジェリアで日揮社員殺害テロ事件が発生しています(注6)。これは、安倍政権下の日本政府に対する恫喝第一弾だったのではないでしょうか。

 この事件は、シリアとイスラエル・パレスチナの国境地帯のゴラン高原に派遣されていた自衛隊員を撤収させた翌日に起きています(注7)。本ブログではこのテロ事件も偽旗テロであり、9.11事件やパリ・テロ事件同様に、背後に米戦争屋CIAネオコンが控えていると読んでいます。

 当時の防衛省は日本を属国支配する米戦争屋ジャパンハンドラーの日米安保マフィアに脅かされて、渋々、危険なゴラン高原に自衛隊員を派遣させられていましたが、約束期限が来たため、2013年1月15日に完全撤収したのですが、その翌日、報復テロが行われたということです(注7)。

 おそらく、米戦争屋は、自衛隊のゴラン高原駐留の延長を要求していたのでしょうが、自衛隊幹部の誰かが、強引に撤収させたのでしょう、だから、米戦争屋は怒り狂って、報復したと疑われます。これで、安倍政権も日本政府も震え上がったはずです。

 これ以降、安倍政権は米戦争屋の言いなりに動き始めています。

4.米戦争屋のシリア侵攻時、自衛隊は間違いなく動員されるはず

今年、米戦争屋が企んでいるシリア侵攻作戦展開の際、自衛隊はトルコとゴラン高原(イスラエル)に駐留させられるでしょう。安倍氏のトルコ経済支援もシリア周辺国支援も、自衛隊駐留を安全に行うための種まきと位置づけられます。

 上記、われらの血税3000億円は、エジプト、イスラエル、パレスチナ、ヨルダンにばらまかれます。エジプト支援に関しては、今、エジプトは親・米戦争屋政権(シシ政権)となっていますから、安倍氏はまさに、米戦争屋のATM役そのものでしょう。

 パレスチナ・ガザ地区はこれまで、エジプトからの支援を受けていたのですが、現エジプト政権はモルシ政権が強引に倒されて親・米戦争屋政権になったので、もうガザ地区を支援しないはずです。

5.天皇とオバマ米大統領がどう動くかが、今後のシリア情勢を左右するだろう

 上記のように、米戦争屋はシリア包囲網を固めるため、彼らの傀儡・安倍氏をATM役に利用して、シリア周辺国を手なずけています。

 しかしながら、米戦争屋が米軍による本格的シリア侵攻を実行するには、オバマの承認が必要です。オバマは渋々、米軍によるシリア空爆のみを認めていますが、米地上軍の派遣はまだ認めてはいません。したがって、依然、シリア情勢は不透明です。

 また、安倍氏は米戦争屋の命令で、自衛隊の中東派遣(戦闘行為を含む)を実行させられそうですが、これは、現段階では憲法違反行為です。われら国民にとって最後の頼みは天皇です。安倍氏の暴走を止められるのは今や、天皇のみです。

注1:産経ニュース“安倍首相、中東政策スピーチ 安定化に3000億円支援表明 イスラム国対策も”2015年1月18日
http://www.sankei.com/politics/news/150117/plt1501170014-n1.html

注2:本ブログNo.1043『パリ・テロ事件の後、安倍首相が唐突に中東訪問:米国某勢力の企むシリア侵攻に安倍首相・日本政府はわれらの血税と自衛隊員を湯水のように提供する気か』2015年1月15日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/34556463.html

注3:日刊ゲンダイ“「介護報酬引き下げ」が職員を地獄に落とす”2014年12月25日
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/newsx/155994

注4:本ブログNo.859『ウクライナ・デモ、サウジ皇太子訪日、安倍総理のトルコ訪問頻発、そして、安倍総理取り巻き連中の米オバマ政権批判は全部つながっている?』2014年2月20日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/33289726.html

注5:外務省 日・トルコ首脳会談(概要)2014年1月7日
http://www.mofa.go.jp/mofaj/kaidan/page3_000616.html

注6:アルジェリア人質事件
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%AA%E3%82%A2%E4%BA%BA%E8%B3%AA%E4%BA%8B%E4%BB%B6

注7:本ブログNo.713『無念!アフリカの砂漠に散った日本人:アルジェリア政府のテロ戦略の犠牲か、それとも、自衛隊を中東で傭兵化するための犠牲か』2013年1月22日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/31307683.html

ベンチャー革命投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm

テックベンチャー投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/8285/column-top.html



http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/259.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 産経新聞大阪本社の『人権考』(1994年5月)というのは本当に良い本で、「従軍慰安婦」「強制連行」についてもきちんと解説













http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/260.html
記事 [政治・選挙・NHK178] 民主代表に岡田氏 リベラル・赤松系取り込む 安保・憲法、左旋回へ(産経新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150119-00000057-san-pol
産経新聞 1月19日(月)7時55分配信


 民主党代表選の雌雄を決したのはリベラル系だった。岡田克也、細野豪志両氏の決選投票の国会議員票の差はわずか6票。1回目の投票で3位だった長妻昭元厚生労働相を支持する旧社会党の赤松広隆前衆院副議長グループの十数人が岡田氏に流れた。赤松氏らは集団的自衛権行使や原発再稼働に反対の姿勢で、岡田氏は“左旋回”せざるを得ない構図になった。保守系とのバラバラ感の払拭の道のりは前途多難だ。

 ◆「長妻さんにお礼」

 「まず、長妻さんにお礼を申し上げたい。代表選での発言には説得力があり、勉強させてもらった」

 岡田氏は決選投票直前の演説でこう切り出し、長妻陣営に猛烈にアピール。演説文を事前に用意していた岡田氏は「安倍晋三首相は憲法観を撤回しなければならない」とも語り、憲法改正を嫌う赤松氏らに最大限の配慮を示した。

 これには伏線があった。岡田氏と赤松氏は17日夜、都内のホテルでひそかに会談した。「オレの処遇はいいから若いヤツを頼む」。赤松氏は近藤昭一元環境副大臣らを念頭に、決選投票の岡田氏応援の見返りとして人事での処遇を求めた。岡田氏は明確な回答は避けたが、この演説で人事や政策の方向性が大きく縛られた格好となった。

 ◆大畠系は細野氏

 決選投票では、長妻氏を支援したリベラル系の間で対応が割れた。赤松グループとは別に、大畠章宏前幹事長のグループ(素交会)10人前後は細野氏に投票した。

 細野氏は17日夜、都内で素交会幹部と会談し、支援を求めた。岡田氏との決選投票になると踏んでいた細野氏は、リベラル系の中でも保守に近い素交会を切り崩すため、ギリギリまで粘った。

 そのかいもあって、岡田陣営からも説得工作を受けていた大畠氏は決選投票の直前、素交会の議員に携帯電話のメールで「細野氏支持」を指示した。

 細野陣営は赤松グループに影響力を持つ輿石東参院副議長への働きかけも行っていた。ただ輿石氏の動向は最後までつかめず、「岡田陣営の水面下での働きかけが激しかった。向こうが上手だった」(細野陣営)とほぞをかんだ。

 岡田氏は決選投票前の演説で、細野陣営が積極的だった集団的自衛権の行使を容認する安全保障基本法案に言及し、「自民党の考え方とあまり大きな差がない。現在の案では賛成することはできない」と明確に否定し、くさびをうった。

 しかし、細野陣営は「再提出する。リベラル色が強まることはあってはならない」と鼻息が荒い。細野氏も代表選後、「岡田代表のもとで私もしっかり頑張りたい」としながらも、安保基本法案については「互いにまとまれる案をつくればいい」と、なおこだわりをみせる。

 通常国会でメーンテーマとなる安全保障法制などをめぐり火種は残ったままだが、岡田氏は党をまとめる手立てとなると「丁寧に議論したい」と語るのみだった。(楠城泰介)



http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/261.html

記事 [政治・選挙・NHK178] フランケン岡田再登板で、レレレのシンゾーはさぞやほくそ笑んでいることでしょう。(くろねこの短語)
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2015/01/post-1599.html
2015年1月19日


 『8マン』の原作者で、『狼男だよ』の平井和正逝く。う〜ン、残念。安らかに。

 でもって、安らかとはいかなかったのが民主党の党首選です。誰がなっても同じとはいえ、よりにもよってフランケン岡田とはねえ。じゃあ、モナ細野、年金・長妻がよかったのかと言えば、そこは「う〜ん」と唸らざるを得ないのだが、フランケン岡田は民主党崩壊の主犯格のひとりですからね。しかも、党首選の最中に、TV朝日『報道ステーション』で辺野古について「現時点でそれ以外の答えはない」ってほざいちゃうんだから、何の反省もしていません。

 そもそも、自治官僚上がりで、元自民党だもん。ようするに、自民党の党外派閥みたいなもんです。集団的自衛権だって、原発再稼働だって、おそらくそのスタンスは自民党と変わらない。レレレのシンゾーなんかほくそ笑んでるに決まってる。モナ細野の若さや長妻の理屈には圧倒されても、意固地だけが取り柄のフランケン岡田なら、得意の「すりかえ論法」であしらえると思ってますよ、きっと。

 郵政民営化選挙の時に党首だったフランケン岡田が掲げたスローガンが「日本をあきらめない」ってやつだったが、今回の党首選の最悪の結果に、国民は「民主党をあきらめた」ことは間違いありません。小説のフランケンシュタインの怪物は、その優れた知性ゆえに人間に絶望し、最期は自らの死を求めて北極海へと消えていくのだが、フランケン岡田は権力にしがみつくために仲間を裏切るただのポリティカル・モンスターだからね。

 もっとも、フランケン岡田のおかげで最終的に民主党が消滅して、自民党と対峙する政策をシッカリ打ち立てることのできる政党再編成につながれば、それはそれでいいのだけれど・・・。

・民主代表に岡田氏 国民の失望 どう解消
 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015011990070304.html
 2015年1月19日 07時03分

 民主党は十八日午後の臨時党大会で、新代表に岡田克也代表代行(61)を選出した。地方票を合わせた一回目の投票では細野豪志元幹事長(43)がトップに立ったが、国会議員らによる決選投票で逆転した。低迷する党の再建を目指し、通常国会では安全保障法制などをめぐり、安倍政権に論戦を挑む。四月の統一地方選や来夏の参院選に向け準備を急ぐ。

 代表選には、岡田、細野両氏と長妻昭元厚生労働相(54)が立候補した。国会議員、地方議員、党員・サポーターらによる一回目の投票では、細野氏が二百九十八ポイント、岡田氏が二百九十四ポイント、長妻氏が百六十八ポイントをそれぞれ獲得した。一位の細野氏は過半数に届かず、二位の岡田氏との決選投票にもつれ込んだ。

 国会議員らによる決選投票では、岡田氏が百三十三ポイント(六十七票)で、細野氏は百二十ポイント(六十票)だった。棄権・無効は十二ポイント(六票)だった。岡田氏の代表任期は二〇一七年九月末まで。

 岡田氏は代表就任後のあいさつで「安倍自民党としっかり戦っていきたい」と強調。「民主党が目指す政権交代は容易ではない。苦しい道を共に乗り越えていこう」と呼び掛けた。

 続く記者会見では、新執行部人事について「オール民主を考え、しっかりした人事を行う」と述べた。通常国会での論戦では、経済政策、戦後七十年談話、安保法制を焦点に挙げ、「国会審議の先頭に立ちたい」と意欲を示した。

◆多様な意見 集約を

 <解説> 民主党の岡田克也新代表は、党内の多様な意見を個別政策ごとに集約できる体制づくりに取り組む。そのためには、岡田氏はじめ候補者三人がそろって指摘したように、党内議論を踏まえた代表の決断を所属議員が支える政党文化の確立が必要だ。

 岡田氏は国民の信頼を回復し、二大政党の一翼を担う政党に再生する道は険しいことを自ら認める。二〇〇九年夏から三年余の民主党政権は、課題が重要になるほど党内の議論をまとめられず、最後は消費税増税をめぐり党分裂に至った。国民の期待が大きかった分、失望は今も尾を引く。

 今回の代表選でも、三氏の主張は党内の政策の幅や人材の多様性を裏付けた。岡田氏は中道路線を掲げ、自身の立ち位置を自民党でハト派とされてきた「宏池会」(現・岸田派)に近いとした。細野豪志元幹事長は保守を自任し、長妻昭元厚生労働相はリベラルの旗を掲げた。

 その中で、岡田氏が接戦を制したのは、多くの政策で党内の「真ん中」の立場を取り、安定感や要職を歴任した経験が評価されたためだ。熱烈に支持されたのではなく、候補者三人の中で拒否度が最も低かった。

 ただ、リベラルから保守の平均値では新味のある政策は出てこない。政権運営の失敗を中枢で経験した岡田氏は、実現の目算が立っていない改革を唱える危うさも熟知する。反省に基づく政策は現実的ではあっても、自民党との違いが分かりにくくなる。所属議員や党員はそのことに不満を残しつつ党再建を託した。

 代表選の三候補の論戦では、安倍政権に対抗し、働く人の立場から格差是正に取り組み、安全保障では平和主義を堅持する大きな方向性は明確になった。岡田氏は個別政策でも自民党との対立軸を明確にしながら党の結束を保つという難題を抱え、党再生に挑むことになる。 (竹内洋一)

(東京新聞)


http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/262.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 岡田民主となり、安倍自民は高笑い、アメリカも「筋書き通り。よし!」(生き生き箕面通信)
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/0f84b61d2ad3eab3d5294b4b17682371
2015-01-19 10:00:35

 民主党の代表が岡田克也という男に決まり、安倍自民党は「組みしやすし」と大笑い、高笑い。アメリカも「シナリオ通りに運んでいる。心配することは何もない。めでたし、めでたし」。

 何しろ、岡田という男は、「安全性が確認された原発の再稼働は認める」といい、「日本の安全保障のためには辺野古基地は必要」を持論とするご仁です。

 野田政権時代には、副総理という立場で、消費税の増税を率先して決めました。

 代表選でのスピーチで、「私には”原理主義者”との評がある」と話しましたが、これは「自分はぶれない人間だ」と、宣伝したかったようです。

 ところが、政権獲得以前は、「一般会計と特別会計を合計すると208兆円ある。この中から9兆円を捻出することは可能だ。つまり、消費増税を上げなくても大丈夫なのだ」と大きな声で強調していました。

 しかし今は、「次世代のために消費税を上げないと、財政が持たない」と、コロリ。

 代表選では一回目の投票で、細野豪志氏の後塵を拝しました。決選投票で勝利したのは、3位だった長妻昭陣営の票を取り込んだ結果です。これは、長妻陣営の「リベラルの旗」のインチキさ加減を端的に表しているといえます。

 「リベラル」が、原発再稼働を容認する? 辺野古基地を推進する? 消費税を増税する? 憲法9条の実質廃止を認める?

 岡田氏は、集団的自衛権の行使を容認し、それが使えるようにするための諸法制改定に賛成の立場です。根っこがこうだから、党首討論で、安倍なにがしから「岡田さんも、本音では賛成なのでしょう」と畳みかけられたら、「イエス」と言わざるを得ない。決定的な場面でブレるのは目に見えています。

 いずれにしても、誰が代表になっても変わり映えもせず、「第2自民党」ができただけだから、何の期待もできずシラケ切るばかり。

 昨日も書きましたが、こんな政党が居座れば居座るだけ、時間の無駄。それどころか、その間に日本の破壊が進みます。

 それを容認しているのは、日本の多数の有権者です。「みんなで手をつないで、落ちるところまで落ちましょう」なのですかね。


http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/263.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 「石破茂の安倍晋三潰し」200日プラン(日刊大衆)


「石破茂の安倍晋三潰し」200日プラン
http://dmm-news.com/article/910297/
2015.01.19 07:00 日刊大衆


もはや敵なしにさえ見える総理に待ったをかけるのはやはりこの男――。復讐の極秘計画を独占キャッチ!


年が明けたばかりの2015年1月1日に、石破茂地方創生担当相が発した言葉が、永田町に大きな波乱を呼んでいる――。
「総裁選出馬など、そんな争いをしている余裕は日本にない。"俺が、俺が"という気持ちは、今の私にはありません」(石破氏)

今年9月の自民党総裁選が、石破氏にとって政治家人生最大の勝負時だと大方の永田町関係者は見ていた。
「目下、安倍晋三首相の最大のライバルと言える石破氏が、年頭所感でいきなりの白旗宣言ですからね。安倍政権の盤石ぶりを象徴する発言と言えます」(全国紙政治部デスク)

こうした石破氏の心境を自民党中堅議員がこう語る。
「安倍首相がよほどの大失態をやらかさない限り、9月の総裁選での勝ち目はないと、石破さんは判断したわけです。ハナから勝ち目のない戦に打って出て負けてしまえば、その後は冷や飯食い。ならば、今は首相を支えて力を蓄えるべき時期だと判断したんでしょう」

ただ、自民党は結党以来、良かれ悪しかれライバル同士が切磋琢磨してきた政党であり、それが党の活力を生んできた側面もある。
「それゆえに、石破さんの白旗宣言は多くの気骨ある自民党議員の落胆を誘っていますね」(前同)

石破氏までも怖じ気づかせる安倍首相の覇道は、すさまじいのひと言だ。
「昨年12月の大勝負、総選挙で歴史的大勝利を手にしたかと思えば、その余韻も醒めやらぬまま、最大のライバル・石破氏までも軍門に降したわけですからね。もはや安倍首相にとって、恐いものは何もありません」(自民党番記者)

まさに、"天下人"たらんとする安倍首相。己の地位をより盤石なものにするべく、さらなる野望を剥き出しにしているという。
「自民党総裁の任期を現行の連続2期6年から3期9年まで延長しようと画策しているそうです。現行の自民党総裁選規程に従えば、安倍総裁(=首相)の任期は、今年9月に再選した場合、18年9月までです。それを3期まで任期を延長すれば、最大21年9月まで総理を務められることになる。この野望が成れば、首相自身が招致に尽力した東京五輪を仕切る栄誉を手にし、名実ともに名宰相の名をほしいままにできます」(ベテラン政治記者)

準備は着々と進んでいる。
「まずは派閥の"乗っ取り"です。安倍首相は清和研(町村派)所属。領袖は町村信孝氏でしたが、彼は首相と折り合いが悪かった。それで、昨年末の衆院選後に町村氏を衆院議長に就任(=慣例により党籍離脱)させ、後任に首相に近い細田博之氏を据えた。これで清和研は事実上の"安倍親衛隊"になった」(前同)

それと同時に、先の総選挙で初当選した新人議員15人中5人、つまり3分の1の囲い込みにも成功。

「さらに、鳩山邦夫・元総務相が率いる『きさらぎ会』の籠絡にも着手。すでに同会は安倍首相の傘下に入ったと、もっぱらです。実際、鳩山会長は"同会を党内最大の親・安倍勢力にする"と、周囲に吹聴しています。恥ずかしげもなく、オベンチャラを振りまいていますね」(同)
今の永田町は自民党1強体制のみならず、"安倍1強"体制にあると言っても過言ではない。

しかし、盤石に見える安倍政権にも弁慶の泣き所はある。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏がこう言う。
「9月の総裁選まで、政権の運営において山場を幾度となく迎えますよ。たとえば急激な円安です。円安の影響で、3月の決算期に中小企業の倒産が続出する事態も予測されます」

4月には、統一地方選が控えている。不況にあえぐ地方票の大反発も、これまた十二分に考えられる情勢なのだという。
「5月に入れば、首相悲願の集団的自衛権の審議と法整備といった難関も待ち構えています。昨年、同法案の審議で国会が紛糾した際、安倍政権の支持率は最大10ポイントも急落。同様の事態となれば、政権の土台も大きく揺れ動くでしょう」(前同)
閣僚辞任も辞さずに喧嘩状!

なるほど、難所の連続である。さらに、7月には、北朝鮮の拉致問題の調査結果が判明する。ここで国民が望む回答が得られなければ、これまた安倍政権の能力が疑われる事態となる。
「実際、9月の党総裁選まで何がどう転ぶか、まったく読めない状況です。昨秋の内閣改造で小渕優子経産相(当時)、松島みどり法相(当時)の問題が取り沙汰されたとき、誰が衆院解散・総選挙にまで騒動が拡大すると予想したでしょうか? 政治の世界は一寸先は闇です」(鈴木氏)

難攻不落に見える安倍政権も一つ采配を誤ると、一瞬にして乱世到来となる。
"日本を取り戻す"どころではないのだ。

「その瞬間を、石破氏は息を潜めて待っているに違いありません。確かに石破氏は元日に、"総裁選には出ない"というニュアンスの発言をしました。しかし、今の段階で出馬を明言する政治家は永田町広しといえど誰もいない。自民党の抗争史を見ればわかるように、即座に潰されますから」(自民党幹部)

発する言葉の一つ一つを厳格に吟味する石破氏の性格を考慮しても、冒頭の不出馬宣言も、"死んだふり"と見るムキも多い。政治評論家の浅川博忠氏が、石破氏の策略をこう解説する。
「不出馬発言は、通常国会で予算が通るまでは内閣の一員として協力する、という意味だと思います。しかし、国会で重要法案が審議に入り、紛糾の事態となれば、好機とばかり、石破氏は首相と距離を置く挙に出てくる可能性は高いですね」
閣僚辞任も辞さずの姿勢で喧嘩状を叩き付ける――と、浅川氏は見ているのだ。

「石破氏は、今が政治家として旬なんです。言葉を変えれば、この時期に立ち上がらなければ、あとは立ち枯れていくのみ。それはご本人も十分に承知のはずでし、今は決起のタイミングを虎視眈々と見計らっていると思います」(前同)

では、石破氏が反逆の狼煙を上げる最良のタイミングは、いつだろうか。
「安倍首相にとって悲願の集団的自衛権が国会審議に入る5月が濃厚ですね。ここで、石破氏は安倍首相との対立軸である安全保障政策での相違点を明確にして閣僚辞任。野に下り、それまでの地方創生担当相としての実績を生かして、本格的な地方票固めに入るのでは」(同)

安倍首相と石破地方創生担当相は、安全保障に関しては真逆の立場である。
「安倍首相は集団的自衛権容認という形式を重視している。それに対し、石破氏は集団的自衛権よりも、現実に尖閣諸島で起こりうる脅威に対応する法整備を重視すべきとする現実主義者。両者とも、一歩も譲りません」(防衛省関係者)
早晩、激突の日が訪れるは避けられそうにもない。

加えて、石破氏は来る決戦の時に備え、密かに準備に東奔西走しているという。
「これまで疎遠だった自民党の長老連中と接触し、支援の取り付けに成功したと見られています。古賀誠・元幹事長や野中広務・元官房長官、それに青木幹雄・元参院議員会長や森喜朗・元首相らです。すでに議員を引退した彼らですが、いまだに永田町では隠然たる力を誇っています」(政界ロビイスト)

青木氏は"参院のドン"と言われた実力者。言わずと知れた森元首相は、安倍首相の出身派閥である清和研が森派と言われていた時代に、領袖を務めていた御大だ。
「これまで長老の面々は、"石破は出戻り組。小沢一郎らとともに新進党結成に参加するために離党して、自民党が下野する要因を作った"とし、石破氏を決して許しませんでした。しかし、青木氏をして"彼の執行猶予期間は終わった"と言わしめ、森元首相に至っては"説得力のある人"と絶賛するまでになっています」(前同)
反安倍勢力が強固なスクラム

さらに、森元首相と安倍首相の間には看過できない"因縁"がある。ポスト小泉の後任人事の際に、森氏は福田康夫氏を推し、同派幹部で出馬を表明していた安倍氏に翻意を迫ったのだ。

また、12年の総裁選時も、町村派分裂回避のためとして、安倍氏に出馬を断念するよう迫った。
「ところが、森さんの要請を安倍さんはことごとく拒否してきました。森さんにとっては、安倍さんはかわいくない存在そのものです。ですので、安倍さんのライバルである石破さんが自分に歩み寄ってきた今、森さんは"敵の敵は味方"という戦場の論理をそのままに、石破氏支持で蠢き出したんです」(自民党番記者)

すでに、水面下では石破氏と長老派はガッチリ握手。一方の安倍首相は"恩人"からも見放されつつある。
「前回の総裁選で、結果的に総裁を決めるキーマンになったのが石原派を率いる石原伸晃氏。同派は石原氏の指示で、最終決戦で安倍氏に投票しました。これが安倍政権誕生の決め手となったのは周知の事実。この恩義も忘れ、13年9月の内閣改造で安倍さんは石原派を徹底的に排除。この恨みもあり、現在、石原派の半数以上は反安倍勢力です。石破さんが反旗を翻した場合、石原派の面々がどちらにつくかは火を見るより明らかですね」(前同)

このように反安倍の機運が高まってくると、石破氏の勝算も十分に見えてくる。前出の鈴木氏が、渦中の石破氏の心中を解説する。
「昨年9月の内閣改造直後に、石破氏とお会いしたとき、彼は100%首相を目指す腹でいると直感しました。現在、音なしの構えに見える石破氏ですが、9月決起の決意だけは微塵も揺らいでいないと思います」

石破氏は、昨年末の総選挙の際、安倍首相の掲げる"景気回復、この道しかない"というキャッチフレーズを無視して、石破氏自身が命名した"地方創生選挙"一点張りの選挙応援演説に終始していたという。
「安倍首相への対抗心が剥き出しでしたね。同時に、いつの日か、国のトップとして地方再生に全力を尽くすとの決意もありありと感じられました」(前同)

9月の総裁選までの200日間――安倍政権に激震が走るやもしれない。



http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/264.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 安倍首相は「アメリカの国益を損なわせたかもしれない」 米議会、報告書で懸念示す(Huffington Post)
Shinzo Abe, Japan's prime minister, gestures as he speaks during a new year's gathering for business leaders in Tokyo, Japan, on Tuesday, Jan. 6, 2015. Japan's Topix index fell by the most in three months as a deepening bear market in oil and renewed concern over European stability sparked the largest global equity sell-off since June 2013. Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg via Getty Images | Bloomberg via Getty Images


安倍首相は「アメリカの国益を損なわせたかもしれない」 米議会、報告書で懸念示す
http://www.huffingtonpost.jp/2015/01/16/abe-regime-japan-us-relation-us-congress_n_6490944.html
朝日新聞デジタル | 執筆者: ワシントン=佐藤武嗣
投稿日: 2015年01月17日 13時02分 JST 更新: 2015年01月17日 13時02分 JST


安倍首相は「歴史修正主義的」 米議会が報告書で懸念

米議会調査局は15日までに日米関係の報告書を発表し、安倍政権について「経済成長を積極的に加速しようとしてきた」と評価する一方、歴史問題では「周辺国との関係を悪化させ、米国の国益を損なわせたかもしれない」との懸念を示し、戦後70年を迎える今年、安倍晋三首相の対応に「世界が注視している」と指摘した。

報告書では、安倍首相を「ナショナリストとして知られる」と紹介。首相の過去の発言について、「日本帝国の他のアジアの国々への侵略や虐待を否定する歴史修正主義的視点を持っていることを示唆している」との見方を示した。

昨年の衆院選で自民党が勝利したことから「安倍首相が日米関係にプラスにも、マイナスにも影響を与え続ける」とも強調した。

(朝日新聞デジタル 2015年1月17日11時02分)


            ◇

アメリカ議会調査局報告書(安倍総理)
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4812285.html
2015年01月19日 NEVADAブログ

アメリカ議会調査局は安倍総理を¨ナショナリスト¨という表現を使い、解説を行っていますが、戦後70年を迎え、戦勝国側が色々なイベントを行う中にあり、このナショナリストという表現が他国、とりわけ中国、韓国を刺激し利することになるのは間違いありません。

南京問題、慰安婦問題を世界的問題にしてきている両国ですが、また新しいハリウッド映画で日本叩きも始まっており、アメリカ中心に日本バッシングが始まるかも知れません。

この新しい映画はよくここまで残忍性を取り上げるという位、日本人を残忍な民族として表現しており、安倍総理はじめ閣僚は世界中の首脳がこの映画を見ているという前提で首脳外交をした方がよいと言えます。

ナショナリストという表現は良いとらえられ方をするよりは悪くとらえられることの方が多く、アメリカ議会調査局は日本を悪くみる方向に舵をきったと見て間違いありません。
*因みにプーチン大統領は自らナショナリストと標榜しています。

日米関係は今はアベノミクスでアメリカと日本の金融村は恩恵を受けていますので危機的にはなりませんが、一旦金融崩壊が起こればアメリカは責任を日本に擦り付けてくるのは目に見えており、今回のナショナリストという表現を多用してくるはずです。

危険な報告書が出来上がったと言えます。



http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/265.html

記事 [政治・選挙・NHK178] [山田厚俊] 民主党再建の道程は長く険しい 〜一般世論と党内世論の乖離が浮き彫りに〜(Japan In-depth)
[山田厚俊]【民主党再建の道程は長く険しい】〜一般世論と党内世論の乖離が浮き彫りに〜
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150119-00010005-jindepth-pol
Japan In-depth 1月19日(月)11時3分配信


1月18日、都内のホテルで行われた臨時党大会で代表選が行われ、国会議員と地方議員、党員・サポーターらによる1回目の投票では、
細野豪志元幹事長が298ポイント、岡田氏が294ポイント、長妻昭元厚生労働相が168ポイント。各氏とも過半数に達しなかったため、上位2人による決選投票となった。決選投票は、国会議員と来年の参院選公認内定者によるもので、岡田氏が133ポイント、細野氏が120ポイントと逆転で岡田氏が代表に選ばれた。

戦前の予想通りの結果だった。「決選投票になって、岡田氏が勝つよ」。ある民主党衆院議員は落ち着いた表情でこう語っていた。その根拠は、国会議員だけでなく、民主党支持者、地方議員からも急激な変化を求める声が多くないからだという。

「過去との決別」ーー。立候補表明した当初は、党名を変えることさえ辞さない覚悟を見せた細野氏。その後、少しずつ軌道修正したものの、“過去との決別”は一貫した主張だった。過去との決別は、ドラスティックな改革であり、世代交代による刷新を意味するもの。また、いずれは野党再編をも視野に入れたものだと受け取れる。

一方、「未来志向の改革政党として立て直す先頭に立ちたい」と語った岡田氏は、原点回帰を掲げ、自民党との対立軸を示す政策ビジョンを打ち出す形式で、長妻氏との共通点を常に意識し、決選投票を最初から視野に入れた戦いだったように見える。

この結果をどう総括するかといえば、一般世論と党内世論の乖離が浮き彫りになったと言えるのではないか。つまり、世間一般では細野氏で改革を進めた方がいいと見ていたのに対し、党員・サポーターを含めた党内の半数以上は岡田氏で緩やかに立て直しを行ってほしいと願ったのである。

決選投票前に行われた岡田氏と細野氏の演説を、NHKで見ていた一般視聴者はどう感じたのだろうか。「これなら、岡田さんに任せたいわね」、そんな声が多数を占めていればいいが、そうは思えない。これから着手する人事を見ないと容易に言えないが、民主党再建の道程はまだまだ長く険しいのではないだろうか。

山田厚俊(ジャーナリスト)


http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/266.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 石原慎太郎氏 エゴにあふれる橋下徹氏を評価も危うさも指摘(週刊ポスト)
石原慎太郎氏 エゴにあふれる橋下徹氏を評価も危うさも指摘
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150119-00000010-pseven-soci
週刊ポスト2015年1月30日号


 昨年の総選挙後、石原慎太郎氏が政界引退を表明した。引退会見では「死ぬまで言いたいことを言って、人から憎まれて死にたい」と語った石原氏だが、彼の目には、かつて共同代表を務めた橋下徹・大阪市長はどのように映っているのだろうか。石原氏はこう語る。

 * * *
 組織を動かすリーダーにとってエゴは必要不可欠なものです。私は若くして世に出たので多くの優秀な経営者に出会う機会があったが、松下幸之助や本田宗一郎、盛田昭夫といった人物はいずれも個性が強く、創意があった。

 高校の時に親父を亡くした後、「君ら兄弟の親代わりになってやる」と言ってくれた水野成夫さん(フジテレビ初代社長)の事務所には、桜田武(元日清紡績社長・日経連会長)とか今里広記(元経団連常任理事)といった錚々たる人たちが集まって来て、世界情勢や国家を語っていた。話のスケールがとにかく大きかった。

 今の経団連幹部なんかとはまるで比較にならない。口を開けば「我が社、我が業界」で、思いを馳せる対象が小さい。それでは独創的な発想も出てこない。だからこそエゴに溢れる若いリーダーが求められているんです。

 政治の世界でいえば橋下徹君(大阪市長)は個性的だし、演説もうまい。若い頃のヒットラーにそっくりだ。彼はそう言うと嫌がるんだけど(笑い)。ただ、その橋下君にしても危ういところがある。それは「多数決ですべて決める」という考え方だ。

 日本維新の会で一緒にやっていた時のことだが、小さな政治イシューまで両院議員総会にかけて多数決で決めようとしていた。そんなバカな話はない。部下の意見を問うのは結構だけど、多数決がすべてになれば、それは単なるポピュリズムだ。強いリーダーのやることではない。責任ある立場にある者には、重要な局面でエゴの力が求められる。

 東京都知事になったばかりの頃、イギリス大使館から招待を受け、晩餐会で日本を訪れていたマーガレット・サッチャー元首相の隣に座ったことがあった。その時、彼女は「政治家は時に、周りの誰がなんと言おうと自分一人で大きな決断をしなくてはならない場面がある」と語っていた。

 そこで彼女に1982年のフォークランド戦争について聞くと、周囲で開戦を支持したのは参謀総長だけだったという。しかし彼女には、イギリスの威信を取り戻すためにわずかな領土であっても絶対に手放してはいけないという信念、確信があった。そして自分一人の責任で決断し、結果を残した。


http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/267.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 民主党代表に岡田克也氏:「最悪の」2、3位連合 (古村治彦の酔生夢死日記)
http://suinikki.blog.jp/archives/20902683.html

2015年01月18日

 古村治彦です。

 本日、2015年1月18日、海江田万里氏の辞任に伴う、民主党代表選挙の投開票が実施されました。立候補したのは、長妻昭元厚生労働大臣、細野豪志元民主党幹事長、岡田克也元民主党代表でした。1回目の投開票(党員・サポーター・地方議員票と国会議員・国政選挙立候補予定者票;国会議員のみ2ポイント)では過半数(ポイント制で760ポイントの過半数である381ポイント)を獲得した候補者はおらず、上位2名に入った細野氏と岡田氏の決選投票(国会議員132名+国政選挙立候補予定者1名)が行われ、岡田氏が逆転で代表に選ばれました。結果は以下の通りです。

 ●第1回目の投開票

・長妻昭氏:党員サポーター・地方議員票:94ポイント+国会議員・立候補予定者:74ポイント(37名)⇒168ポイント

・細野豪志氏:202ポイント+96ポイント(48名)⇒298ポイント

・岡田克也氏:199ポイント+95ポイント(47名+1名:立候補予定者は1ポイント)⇒294ポイント

●決選投票

・細野豪志氏:120ポイント(60名)

・岡田克也氏:133ポイント(66名+1名)

・無効票:6票

 決選投票は国会議員と国政選挙立候補予定者1名の133名のうち、6名が無効票を投じ、立候補予定者が岡田氏に投票しました。細野氏は1回目よりも12名伸ばし、岡田氏は19名伸ばしました。無効票+両者が伸ばした分を足すとちょうど37となり、長妻氏に投票した国会議員票数と一致します。そして、以下の記事にあるように、赤松広隆前衆議院副議長が率いる旧社会党出身者グループである「サンクチュアリ」は岡田氏へと投票したことが明らかになっています。ここから、岡田氏へ投票した旧社会党出身者は19名ということが分かります。となると、残り18名に、大畠章宏前民主党幹事長が率いる旧鹿野道彦グループである「素交会」と棄権した6名が含まれるということになります。Wikipediaで調べてみると、素交会の所属の現役国会議員は12名です。となると、旧社会党系からの脱落者が6名出たということになります。下の記事によると、赤松氏は、「岡田氏の陣営とは事前に、決選投票となった場合には互いが連携することを決めていたとも明らかにした。その上で、長妻氏を支援していた国会議員のうち決選投票で岡田氏に投じたのは『最低でも25人』と語った」とあります。長妻氏を支持すると決めた「サンクチュアリ」と「素交会」では、「サンクチュアリ」は岡田氏陣営と、「素交会」は細野陣営と決選投票になった場合の取引ができていたのだろうと思います。

 ここで良く分からないのが、「サンクチュアリ」と「素交会」の動きです。選挙では勝ち馬に乗るのが常道です。そこからすると、「2・3連合」を組む場合には、3位の勢力は全て2位を支援しなければいけません。3位につけた長妻氏の勢力が全て岡田氏支援に回れば、決選投票はもっと大差がついたでしょう。しかし、今回の代表選では、股裂き状態になりました。この股裂き状態がどうして起きたのかが疑問です。

 今回の代表選の大きな争点の一つは、野党再編になると私は思っていました。しかし、岡田氏が公開討論の場で、細野氏が昨年の総選挙での維新の党との連携の話を持ってきたことを暴露しました。野党再編に消極的な岡田氏は禁じ手を使ってまで自民党に対抗できる野党の結集を「邪魔」した格好になります。また、野党再編に消極的な、現状維持、「野党第一党でありさえすればよい」とする勢力が結集して岡田氏を代表に据えた訳ですが、この人たちの民主党に参加する前の所属政党が、奇しくも自民党、社会党(サンクチュアリ)、新党さきがけ(野田佳彦グループ:花斉会;前原誠司グループ:凌雲会;玄葉光一郎グループ:日本のグランド・デザイン」研究会)となりました。今回の代表選で勝利したのは、「現状維持を志向する、“民主党内55年体制”維持を目論む“自社さ政権”」的な勢力です。

 そして、この「城内平和」志向の勢力は結局、現在の巨大与党である自民党と公明党に対して、脅威を与えることはありません。そうなることで、かえって自公を利することになります。政治史的に言えば、55年体制下で、自民党と裏取引をして野党第一党の座を守っていた、社会党のようになってしまうでしょう。自公から社会保障などで多少の妥協を引き出して大喜びしてそれを喧伝するアホ野党に堕することになるでしょう。

 日本の不幸はまだしばらく続くことになりそうです。しかし、それでも私たちは、「よりましな」選択をしながら、粘り強く生き抜いていかねばなりません。

(新聞記事転載貼り付けはじめ)

●「<民主代表選>新代表に岡田氏選出 決選投票で細野氏制す」

毎日新聞 2015年1月18日

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150118-00000030-mai-pol

 海江田万里代表の後任を選ぶ民主党代表選は18日、東京都内のホテルで開かれた臨時党大会で投開票され、岡田克也代表代行(61)が細野豪志元幹事長(43)と長妻昭元厚生労働相(54)を破って新代表に選出された。

 事前に行われた党員・サポーターと地方議員の投票結果は細野氏202ポイント、岡田氏199ポイント、長妻氏94ポイント。党所属の衆参両院議員と次期参院選の公認内定者の投票結果は細野氏96ポイント、岡田氏95ポイント、長妻氏74ポイント。合計で298ポイントを獲得した細野氏が1位、294ポイントの岡田氏が2位、168ポイントの長妻氏が3位となり、過半数を獲得した候補者がいなかったため、上位2氏が決選投票に進んだ。

 決選投票は国会議員と公認内定者によって行われ、岡田氏が133ポイントを獲得し、細野氏の120ポイントを上回った。

●「民主代表選 赤松氏らのグループは決選投票で岡田氏」

産経新聞 2015年1月18日

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150118-00000551-san-pol

 民主党の赤松広隆前衆院副議長は18日、党代表選の決選投票で赤松氏らの旧社会党系グループは岡田克也氏に入れたことを明らかにした。赤松氏らのグループは長妻昭・元厚生労働相を支援していた。

 赤松氏は臨時党大会が開かれた都内のホテルで記者団に対し、集団的自衛権や原発再稼働という政策面や党運営のあり方で岡田氏に決めたとした。

 また、岡田氏の陣営とは事前に、決選投票となった場合には互いが連携することを決めていたとも明らかにした。その上で、長妻氏を支援していた国会議員のうち決選投票で岡田氏に投じたのは「最低でも25人」と語った。

(新聞記事転載貼り付け終わり)

(終わり)
http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/268.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 「今のままなら安倍政権支持」橋下氏、民主・岡田新代表を牽制 松井氏も酷評(産経新聞)
               維新の党最高顧問の橋下徹大阪市長(写真:産経新聞)


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150119-00000524-san-pol
産経新聞 1月19日(月)12時34分配信


 民主党の岡田克也新代表が野党再編をめぐり、「維新の党が変わればいろんな可能性がある」と発言したことについて、維新の党最高顧問の橋下徹大阪市長は19日、「日本のために二大政党制が必要というなら、民主党にも抜本的に変わってもらいたい」と注文をつけた。大阪市役所で記者団の取材に答えた。

 橋下氏は「今の民主党のままなら、僕は安倍(晋三)政権を支持する」とも明言。岡田氏に対しては「今までの民主党の体質で野党再編をしたところで、国民の期待を集めることはできない」と牽制(けんせい)し、維新と民主がそれぞれ変わりながら自民党に対抗できる野党をつくる必要があるとの認識を示した。

 橋下氏はこれまで、民主を支持する官公労を批判し、民主と対立を深めてきた。この日も、天下り規制など公務員改革の必要性を強調した上で「公務員の労働組合に選挙で頼り切ったら、改革はできない」と持論を展開した。

 民主党の新体制をめぐっては、維新の党顧問の松井一郎大阪府知事も19日、期待感は「ない」と断言し、「柱になる政策が右から左までバラバラ。どうやってあれが一つの政党でまとまれるのか不思議でしようがない」と酷評した。


http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/269.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 誰も知らない選挙のウラ側、教えます 内閣参与(特命担当) 飯島 勲(プレジデント)
誰も知らない選挙のウラ側、教えます
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150119-00014383-president-bus_all
プレジデント 1月19日(月)12時15分配信 内閣参与(特命担当) 飯島 勲 写真=時事通信フォト


■総理の地元で私が話したこと



写真=時事通信フォト


 私は、選挙期間中の12月9日に、安倍晋三総理大臣の名代として、安倍総理の地元である山口県下関市での演説会に呼ばれた。安倍総理は他候補の応援に入るため、選挙期間中に一度も地元入りができない。そこで私に白羽の矢が立ったのだ。身に余る重責であったが、私は次のような話をさせていただいた。


 「みなさん、今回の総選挙の投票日である12月14日は、忠臣蔵の赤穂浪士が討ち入りを果たした日と日本国民は認識しているかもしれませんが、ここ山口県(旧長州藩)では違うはずです。


 そうです。高杉晋作が長州藩俗論派打倒のために功山寺(下関市長府)で起こしたクーデターにより決起しようとした日です。翌15日には功山寺で挙兵し、一連の戦いによって長州藩は倒幕派に統一されたのです」


 今回、争点がない、大義がないと野党から散々な批判があったが、勝利をおさめたことについて、まずは喜びたい。野党候補は演説の冒頭で大義や争点がないと批判しつつ、最後には「政治の流れを変える」「消費税増税を止めるラストチャンス」と争点があるかのような訴えをしていた。自らの矛盾に気づいていないのだとすればどうかしている。


 民主党をめぐる動きについて労働組合が以前のような強さを発揮できなくなっているという指摘があるが、それは組織の高齢化や弱体化というよりも、私は民主党政権のときに給与が下がり、安倍政権が給与を必死になって上げているのが原因だと思う。特に民主党政権時には、年金も含めて公務員給与を大幅カットした。それを安倍政権が元に戻したわけだが、本来の保守と革新の構図とは逆のことが起きた。


 維新の勢力をほぼ維持できた江田憲司氏は、橋下徹氏の自滅待ちというスタンスになるだろう。野合でしかない選挙協力でも効果があったことは間違いなく、民主・維新連合は今後大きな力となりうるが、民主と維新が選挙協力した選挙区で、民主党の支持母体である「自治労・官公労」批判を、橋下氏が延々と繰り広げたことを考えても、野党再編で橋下氏は邪魔になる。


 前回と比して、大阪小選挙区で維新の当選者は半減以下。維新全体として議席が1議席しか減らなかったのは、大阪以外の地域での奮闘のおかげだ。普通の感覚なら、橋下共同代表か松井一郎幹事長が、党職を辞任すべきだが、辞任しないとしても求心力はどんどん低下するだろう。江田氏は笑いが止まらないだろう。今後、維新の党は分裂含みで政局が推移するだろうが、今度ばかりは橋下氏が窮地に立たされることになる。


■内閣改造をしない理由



毎日新聞、大手週刊誌の選挙予測


 「解散の有無」「公示日」「投票日」「(選挙序盤での)当落情勢」「選挙後の内閣改造なし」について明らかにしたところ、ものすごい反響をいただいた。評論家、メディアが指摘できなかったからだ。


 「解散の有無」「公示日」「投票日」については http://president.jp/articles/-/14082 ですでに詳細を述べた。


 「(選挙序盤での)当落情勢」では、私以外のあらゆるメディアが自公苦戦を予測し、私だけが自公圧勝を伝えていた。途中、野党の選挙区調整が進んだこと、さらにGDPの下方修正という予想外の指標が発表されたものの大勢に影響はなかった。極端な投票率低下が、想像以上に公明党、共産党の躍進を支えたのも言うまでもない。ただし、私にしてみれば、序盤情勢において、結果よりも優勢だった自民党が押し戻されたものとなっており、選挙戦での油断があったと考えるのが妥当だろう。


 週刊誌の選挙予測は、編集部の意図を汲んだ誘導的なものになりがちで、今回もその方法論に変わりはなかった。毎日新聞や大手週刊誌が、安倍政権に負けてほしいという気持ちを持っていることが今回もよくわかった。政治ジャーナリストも日々の生活が大変なのはわかるが、ジャーナリストを名乗る以上、もう少し精度を上げるなり、矜持を持ってほしい。


 「選挙後の内閣改造なし」も政権として当然の判断だ。もし、選挙という一番大きな禊が済んで、有権者からの信任を得ることができたにもかかわらず、選挙前の問題で大臣を更迭したとなれば、その人たちの政治生命はそこで終わってしまう。そうではなくて、問題が起きたにもかかわらず、総理大臣からさらなる信頼を寄せられたとあれば、その大臣たちは命がけで、安倍政権を守ろうとするだろう。「選挙後の内閣改造なし」は、人の道でもあると同時に、安倍政権をさらに強化する手段でもある。


 選挙中に、「いまは歯を食いしばって生き残りますから、当選の暁にはぜひご指導ご鞭撻ください」という、ある意味、「当選したら、大臣にご推挙ください」という言葉の裏返しのようなお願いを、安倍総理以下、政権幹部が全国各地で受けていたと思うが、残念な結果になってしまったようだ(笑)。


■安倍総理で東京オリンピック! 


 開票翌日の新聞各紙は、自公政権による「一強他弱」が続くとあったが、それは「ポスト安倍」についても言えることだ。国政選挙で勝ち続けたことで、超長期政権が視野に入った。これまでポスト安倍と考えられていた人も求心力が相対的に弱まっている。2年後の参議院選挙の結果いかんによっては、自民党総裁の規定を変更し、安倍政権でオリンピックを迎えることも十分にありえる。もし安倍総理にその意思がなく後進に道を譲るとすれば、安倍総理に一番近い人間がその次の総理のイスに座ることになる。その人は……。


 とにもかくにも、この結果で外交面では強気の交渉に臨むことができるのは間違いない。これまでの2年間以上の外交成果が得られるのは楽しみだ。内政面では消費税増税に向けて難しい舵取りを迫られるが、野党による意味のない批判に耳を傾ける必要がなくなるのだけはメリットだろう。国民の生活、国家の行く末にのみ集中してアベノミクスを断行できるからだ。選挙戦最終日、私は秋葉原で安倍総理の最後の演説を聴いていたが、聴衆の20%は動員で、80%が無党派と思われる若い人(本文冒頭の写真)たちだった。彼らのような草の根の支持がある限り、アベノミクスは永久に不滅だ。




http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/270.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 中国から離れると日本はうまくいく― 日中離反の歴史学(1)/石 平(拓殖大学客員教授) (衆知)
中国から離れると日本はうまくいく― 日中離反の歴史学(1)/石 平(拓殖大学客員教授)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150119-00000001-voice-pol
PHP Biz Online 衆知(Voice) 1月19日(月)9時29分配信


■中国経済転落の道連れにされた韓国の二の舞になるな
『なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか』山本七平賞受賞・記念論考

◆「反日」一色の恐ろしい年に◆

 去る2014年の年末、日本国内と中国国内の両方において、今後の日中関係の行方を予兆するような注目の出来事があった。

 まず日本においては、いままで中国と是々非々で対峙してきた安倍首相の率いる自民党が総選挙において大勝を収め、安倍政権はよりいっそう盤石となり、長期政権への地歩を固めた。国民からの多大な信任を得て再出発した安倍首相は、おそらく今後も一貫して日本の主権と領土を守り抜こうとする姿勢を堅持し、いわゆる歴史認識問題において自らの信念を貫こうとするのであろう。

 その一方、中国の習近平政権は2015年における不動産バブルの崩壊と経済のさらなる沈没を見据えて、今後広がるだろうと予想される国内の動揺と混乱の拡大への対策として、「反日」という必殺の剣を抜いたようである。去年12月13日、習近平国家主席は自ら南京へ赴き、中国の国家元首として初めて、いわば「南京大虐殺記念日」の国家的記念行事に参加して熱のこもった反日大演説を行なった。習主席は演説のなかでは一応「日中友好」にも言及してみせたのだが、それは本心からの思いであるとはとてもいえない。国家規模の記念式典の開催をもって根拠の乏しい「大虐殺」を国民に再認識させようとするこの行動自体、まさに「日中友好」を台無しにしてしまうものである。

 もちろん12月の式典はたんなる序の口、終戦70周年にあたる今年においてこそ、中国は7月7日の「盧溝橋事件記念日」、8月15日の日本敗戦の日、そして9月3日という中国が決めた「抗日戦争勝利の日」などの記念日を最大限に利用して、全国規模の反日キャンペーンを徹底的に盛り上げていく予定である。

 それらの記念日に合わせたキャンペーンの展開以外にも、中国政府はこの1年を通して、学界や芸能界や教育界などを総動員して、反日の学術討論会やシンポジウムをやたらに開催させたり、日本への憎しみを煽り立てるようなドラマや映画を大量乱造させたり、子供たちに「日本軍の残虐さ」に関する特別講義を受けさせたりして、昔の江沢民政権顔負けの国民的反日運動を展開していくのであろう。2015年の中国は、まさに「反日」一色に染められていく恐ろしい年となろう。

 その結果、2015年の日中関係は、相変わらずの領土問題での対立に加えて、いわゆる歴史問題をめぐる両国間の国民感情の対立と離反はさらに増幅され、「関係改善」とは程遠い冷えきった関係が継続されるのではないかと予測される。そういう意味で今年は、厄介な隣国である中国にいったいどう対処すべきなのか、という日本にとっての大問題が再び提起される1年となろうが、じつはこの問題に関しては、去年の11月に第23回山本七平賞を受賞した拙著の『なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか』(PHP新書)で、自分なりの一つの明快な答えを出しているのではないかと思う。


◆平安時代が「平穏」だった理由◆

 日本は中国にどう対処すべきなのか。それは、2000年以上の日中関係史を見ればすぐにわかることなのである。

 世界のどこの国の歴史にも、いわば「治世」と「乱世」との周期的交代がある。日本の場合、たとえば内乱の戦国時代が終われば安定した江戸時代となり、黒船の来航によって「徳川300年」の夢が破れると、日本列島は一気に「幕末維新」の動乱期に突入するという具合である。

 この「治」と「乱」の交代サイクルに何らかの法則性がないのか。それこそが歴史学の永遠なる研究課題の一つであるが、日本の歴史に限って「治」と「乱」の交代サイクルに注目すると、一つ、じつに不思議な傾向が浮かび上がってくるのである。
 それはすなわち、日本国内の「治」と「乱」の交代は、日本と中国大陸との関わり方に深い関係をもっているかのように見える、ということである。つまり、日本が中国大陸に深入りしたとき、あるいは中国の王朝に接近して深いつながりをもったとき、日本国内は往々にして動乱の時代に突入してしまう。逆に、中国大陸から遠ざかって緊密な関係をもたないとき、あるいは中国の王朝との交渉を中断した時期、日本の国内はむしろ安定していて長期的な繁栄を享受できた、ということである。

 日本の政治権力との関係からいえば、日本の歴史上、中国と濃密な関係をもち中国に深入りした政権は往々にして短命に終わっているのに対し、中国と一定の距離を保った政権は逆に長持ちする、という不思議な現象にもなる。

 この傾向が強く表れてきたのはやはり、日本がすでに中華秩序からの脱出を果たした平安時代からである。この時代、日本は政治体制の面においては中国から導入した律令制を骨抜きにして、日本独特の封建制へと移行しつつある。平安時代初期の百年間こそ、日本はそれまでの習慣に従って中国への遣唐使派遣を断続的に行なっていたが、894年に遣唐使派遣が正式に廃止されると、以後200年間、日本は中国大陸とはほとんど没交渉の時代となった。ある意味では、平安時代というのは、日本がそれまでの歴史のなかで中国大陸からもっとも遠ざかった時代なのである。

 そしてこの平安時代こそ、日本の歴史のなかでもっとも長い「平穏の時代」が続いた幸せの歳月であった。300年近くにわたるこの時代において、「平将門の乱」などの局部的な地方反乱がたまに起きた以外には、国内は至って平穏にしてまさに「天下泰平の世」であった。中国大陸と没交渉になってから、『古今和歌集』や『源氏物語』の誕生に象徴されるような国風文化の開花が見られて、絢爛優雅な王朝文化が生まれたのである。いまの日本人にとっても、平安時代はまさに憧れの素晴らしい時代であろう。

 平安時代の「平安」を破ったのは「保元・平治の乱」だったが、内乱の平定に活躍した平清盛は、平安朝を乗っ取ったかたちで自前の武家政権をつくった。だが、天下を取ったあとに清盛は気を大きくしたせいか、とてつもない大事業に着手した。彼は音戸の瀬戸や大輪田泊などの港を整備して中国・南宋との日宋貿易を盛んにした。清盛の手によって、遣唐使の停止以来中断していた中国への通航ルートが再開され、日本は中国に再び近づいた。

 しかしこの平家政権はやはり、一代の繁栄で滅びることとなった。中国との貿易などとは無関係な東国の「田舎武士」たちが立ち上がると、「国際派」の平家政権はたちまちにして崩壊してしまった。


◆中国に平身低頭した武家政権の末路◆

 平家政権のあとの鎌倉幕府は、最初から中国大陸と関係の薄い政権であった。幕府の執権たちはたびたび中国から禅僧を招いて禅寺を開いた以外に、中国の王朝とはほとんど接点がなかった。そして、平家とは同じ武家政権でありながら、鎌倉幕府は短命に終わらずにして、140年以上の長期政権を維持することができた。

 だがたいへん不運なことに、鎌倉幕府が自ら進んで大陸との交渉を求めなかったにもかかわらず、今度は向こうから無理やりに押し寄せてきた。中国大陸を征服したフビライの元寇であった。そのとき、武士たちが一丸となって団結してそれを撃退したのは日本の歴史の幸いである。もし日本がモンゴル軍によって占領されて、いわば「蒙古版中華秩序」のなかに組み込まれていったら、日本はどれほど惨めな国となっただろうか。

 しかし日本側の勝利には大きなコストも伴った。幕府が無理をして祖国防衛の大戦争を遂行したことは結局、御家人たちの不満を招き幕府体制の弱体化をもたらして、やがて鎌倉幕府の崩壊につながったことは歴史学上の定説ともなっている。考えてみれば、鎌倉幕府の崩壊を招いたのはやはり、大陸のほうからやって来た「祟り神」なのである。

 鎌倉幕府に取って代わって日本を支配した室町幕府は、史上2番目の正式な武家政権である。だが、最初の鎌倉幕府と3番目の江戸幕府を比べれば、室町時代における天下泰平の時期はもっとも短く、むしろ動乱の時期が長かった。足利尊氏が将軍職に就いてからも約60年にわたって「南北朝争乱」の時代が続いた。三代将軍義満の手によって南北合一が実現されてやっと平和の時代が訪れたと思いきや、わずか六十数年後には「応仁の乱」が起き、日本全国が大乱世の「戦国時代」へと突入していく。考えてみれば、室町幕府の治世というのは結局、史上最大の戦乱期である戦国時代の「準備期間」にすぎなかったのである。

 この室町幕府の統治体制を完成させた足利義満は、中国との「勘合貿易」を確立したことで有名である。勘合貿易は、中国の王朝(当時は明王朝)に貢物を差し出す「朝貢貿易」の形をとっているから、そのために義満は自ら進んで明王朝の冊封体制に入り、明の皇帝の臣下としての「日本国王」の立場に甘んじた。それはまさに、日本と中国との関係が推古朝の聖徳太子以前に逆戻りしたような時代への逆行である。考えてみれば、武士としての誇りも日本の政治リーダーとしての主権意識も捨てて、金儲けのために中国に平身低頭して接近したこの武家政権がそう長く続かなかったのは、むしろ当然のことである。

(『Voice』2015年2月号より/〔2〕江戸・昭和・そしてこれから につづく)


             ◇

中国から離れると日本はうまくいく― 日中離反の歴史学(2)/石 平(拓殖大学客員教授)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150119-00000002-voice-pol
PHP Biz Online 衆知(Voice) 1月19日(月)12時0分配信

■中国経済転落の道連れにされた韓国の二の舞になるな
『なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか』山本七平賞受賞・記念論考(つづき)

◆秀吉の失敗に懲りた徳川政権◆

 室町幕府が崩壊したあとの戦国時代、大いに活躍して天下統一の偉業を成し遂げていったのは織田・豊臣・徳川の三人の武将であったが、この三人のなかでは唯一、中国大陸に多大な関心をもったのが豊臣秀吉である。織田信長の死後、一応の天下統一を果たした秀吉は、中国大陸に攻め込んで明王朝を倒して、自ら中国の寧波に移り住んで中国と日本の両方に号令するという途方もない野望に燃えたのである。そのために彼は、全国の大名たちを総動員して朝鮮半島経由の大陸征服戦争を仕掛けた。だがその結果は、周知のとおりの大失敗である。秀吉の日本軍は中国の入り口である朝鮮半島で二度の敗退を喫した。

 まさにこの征服戦争の失敗によって、その後の豊臣政権は一気に衰退の道をたどる。朝鮮出兵に対し配下の大名たちが賛成派と反対派に分かれたため政権内部に亀裂が生じ、戦争の遂行によって豊臣家の蓄えた富もかなりの部分を遣い果たした。秀吉の死後には天下の実権が徳川家康に移り、豊臣家はやがて破滅の結末を迎える。考えてみれば、強大な豊臣政権を破滅へと導いたその出発点は、まさに秀吉自身の抱いた中国大陸へのしょうもない野望だったのであろう。

 豊臣家を滅ぼして天下を取った徳川政権は、秀吉の失敗に懲りたのか、「島原の乱」のあとは一貫して「鎖国政策」をとることとなった。徳川幕府の時代、対中国関係に限っていえば、幕府は中国と国交を結んだことは一度もなく、貿易関係も長崎の「唐人屋敷」だけを窓口とする限定的なものであった。総じていえば、江戸時代の日本は、中国大陸との関係が非常に希薄なのである。

 そしてこの江戸時代の260年間こそ、まさに「平和と安定」の名にふさわしい天下泰平の時代であり、経済と文化が空前の繁栄を極めた時代でもあった。

 このようにして、平安時代から江戸時代に至るまでの、日本の「治」と「乱」の歴史の変遷を見てみると、それはやはり、その都度の日中関係の持ち方と深い関係があるように見えるのである。平家政権、室町幕府政権、そして豊臣政権、中国に接近して関係をもった政権はことごとく短期間で崩壊したのに対し、中国と没交渉か関係の薄い平安時代や江戸時代においてこそ、日本史上もっとも安定した繁栄の時代が出現した。

 やはり、日本が遣唐使の派遣を断って自らの文明文化をつくり上げた平安時代以来、できるだけ中国大陸から離れること、できるだけ中国の政権と一定の距離をもつことは、日本にとっての唯一の正しい道であり、日本人にとってのもっとも賢明な選択なのである。そしてその逆はむしろ、日本にとっての災い以外の何ものでもないのだ。


◆中国大陸に深入りした昭和時代◆

 じつは近・現代史になってから、このような不思議な法則性がよりいっそう明確なかたちで現れてくる。たとえば昭和時代を概観してみると、昭和6年から20年までの14年間、日本は「満洲事変」を引き起こして中国大陸に本格進出して、やがて中国との全面戦争に突入した。有史以来、日本がそれほどまでに中国大陸に深入りしたときはほかにはないが、まさにこの14年間、日本はもっとも苦難に満ちた激動の時代を経験し、太平洋戦争の敗戦による外国軍の本土占領という、日本史上最悪の結末を迎えたのである。

 昭和20年の終戦から昭和47年の日中国交回復までの27年間、日本は再び中国大陸と隔離された関係となった。しかしこの期間中、日本は驚異的な高度成長を成し遂げて戦後の繁栄と発展を築き上げることができた。中国とは没交渉のこの27年間こそ、日本の戦後の「黄金時代」だったのではないか。

 いつの時代でも、歴史はつねに、「中国と距離をもったほうがいいぞ」との不変な法則を、まさに「天の声」をもってわれわれに教えているような気がする。

 そして日本の歴史上、指導者階層がこのような「天の声」に耳を傾けて、中国という「災いの元」からできるだけ遠ざかる戦略を進めたときに日本はつねに成功して繁栄できた。だが、それとは反対の方向性へと指導者たちが走っていったときには、日本は往々にして深刻な危機を迎えることとなる。


◆日本独自の道を歩もう◆

 以上、拙著の『なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか』の論考において導かれた日中関係史の「法則性」というものであるが、このような視点からすれば、中国が反日という「伝家の宝刀」を抜こうとするこの2015年と今後において、われわれはこの隣の大国といったいどう付き合うべきかは、もはや明確になっているのではないかと思う。

 そう、先人の成功と失敗の両方を学び、その知恵と教訓からわれわれの引き出す唯一の正しい答えは要するに、できるだけ、かの国と距離をおいて日本独自の道を歩もう、との一言に尽きる。

 中国という国と感情的・心理的距離をできるだけ置くことによってこそ、われわれはかの国のなかで行なわれている一方的な反日キャンペーンを遠くから冷めた目で眺めるような余裕ができ、それに対する過剰な反応を避けることもできるのである。

 彼らがヒステリーな反日に走っていても、われわれは彼らと同じレベルで感情的反応を起こさずにつねに冷静な態度で日中問題を処理すれば、それが逆に日中関係の安定化にも繋がるのである。

 国際政治のグレートゲームにおいても中国とできるだけ距離を置くことによってこそ、日本はより大きな展望に立ってスケールの大きな地球儀外交を展開できるのである。単独で見れば中国という国のサイズはとてつもなく大きく見えるのだが、より広い視点で見れば必ずしもそうではない。アジアは中国だけではない。インドもあればベトナムもあり、インドネシアもあればフィリピンもある。そして中国大陸の北のほうには広大なロシアの大地が広がっており、南シナ海の向こうにはオーストラリアというもう一つの大陸国家がある。そういう国々は全員、日本にとっての潜在的あるいは顕在的友好国であり、日本が今後大いに連携していくべきパートナーなのである。

 日本は経済と国際政治の両面においてそれらの国々とより緊密な関係を築くことができれば、中国はべつに怖くはないし、中国との関係のギクシャクが日本の国際的地位と安全保障の基盤を揺るがすこともない。そして逆に、国際的立場が強化された日本はもっと余裕をもって中国と是々非々で渡り合うことができ、日中関係はむしろより安定した健全なものとなるであろう。

 そして最後、今後において中国経済は史上最大のバブルの崩壊にともなってとどまるところなく転落していくなかで、日本の経済界が「バラ色の中国市場」に対する熱い幻想をあっさりと捨て去り、中国と距離を置くような方針に転じるのであれば、それは将来の日本経済にとってもむしろ吉であろう。距離を置くことによって日本経済は、中国経済転落の道連れにされた韓国の二の舞にならずに済むし、より大きな視野での国際戦略を展開することによって日本の未来の繁栄を保持することができるのであろう。

 とにかく、心理的な面においても、国際政治と経済の両面において、中国と距離を置いてより広い視野での国際戦略を展開していくことこそ、われわれの歩むべき正しい道であり、日本の未来にとっての保障となろう。それはすなわち、かつては中国人だった筆者が、この2015年の冒頭に、日本と日本人に呈したいささやかな助言なのである。

(『Voice』2015年2月号より)


■石 平(せき・へい)拓殖大学客員教授
1962年、中国四川省生まれ。北京大学哲学部卒。1988年来日、神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。民間研究機関を経て、評論活動に入る。著書『なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか』(PHP新書)が第23回山本七平賞を受賞。


http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/271.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 世界に逆行…サザン桑田も爆笑問題も謝罪するこの国の息苦しさ(日刊現代)

元記事 ⇒  http://blog.goo.ne.jp/kochi53goo/e/521c12dc1d16a8b863e77db0c764ed7e

国内のニュースでは、NHK会長の隠然とした力を思い知らされる日刊現代ニュースが目を引く(後段に転載しました)。芸能人は山本太郎氏のように、芸能界での活動を諦めるほどの決意をもっていなければ、継続した政権批判は困難な様子だ。

桑田氏は、所属事務所とサザンのメンバーの生活を考えて謝罪したのだろう。彼の態度を変節と捉えることは出来ない。多くの人間を食わせて行かなければならない桑田氏の責任感の顕れと受け取るべきだ。

穿った見方かもしれないが、今年は年末のNHK紅白の人選にも影響が出てくるように感じられる。。。今後、サザン桑田のNHK出場があったとしても昨年末のように、スカッと胸のすくパフォーマンスは期待出来ないだろう。

いやはや何ともな自由民主主義国・先進国・経済大国日本である。。。痛めた腰の具合が大分良くなった。


さて、日曜日の今日は高知県内で所属する40歳以上のラグビーチーム「鯨惑倶楽部」の試合見学に行ってくる。。。4月の県議会議員選挙出馬に向けて挨拶廻りをしなければならない。

身体の調子を整えながらペースUPを図りたい。。。今日は天気がいい。ラグビー日和だ。自民党の中谷元さんもチームメイトだが、彼は現職の防衛大臣なので今日は来ていないだろう。

野党の時は試合にも張り切って出ていたが・・・


高知白バイ事件の続き記事は夜に書きます。

では、春野ラグビーサッカー競技場に行ってきます。。。

 

世界に逆行…サザン桑田も爆笑問題も謝罪するこの国の息苦しさ

爆笑問題は軌道修正/(C)日刊ゲンダイ 

 世界中が言論の自由のために結束しているのに、この国だけが逆行している。そう思わざるを得なかったのが、サザンオールスターズの桑田佳祐と爆笑問題の謝罪である。 

 桑田と所属事務所のアミューズは15日、昨年末のライブやNHK紅白歌合戦での中継で見せたパフォーマンスについて、「配慮が足りなかった」「不備があった」などと謝罪した。 

 爆笑問題は年明けにNHKのお笑い番組に出た際、「政治家ネタは全部ダメと言われた」ことをラジオのレギュラー番組で暴露、NHKの圧力として、大きな話題になったが14日、「政治ネタを言うなというのは、打ち合わせの段階で僕らは了承しているし、NHKでなくても民放でもある」(太田光)などと弁明。「言論統制なんてない」(同)と、軌道修正した。

  桑田のパフォーマンスなんて、目くじら立てることではないのに、謝罪に追い込まれたのはネトウヨを中心に批判が集中したからだろう。 

 爆笑問題についてはNHKの籾井会長が会見で「個人名を挙げてネタにするのは品がない。しゃべる人も品性や常識があってしかるべき」と語ったことも無関係ではないはずだ。 

 2人とも芸能界では大物なのに、こうした“圧力”にすぐに反応する風潮って何なのか。言論の自由も何もないじゃないか、と思ったら、NHKは今月1日から15日までオンデマンドで紅白を配信した際、桑田の場面をカットしていた。NHKに理由を聞くと、「権利の関係などにより、部分的に配信しないことがあります」と答えたが、NHKが期間限定で「配信させてくれ」と頼んで、断る事務所があるだろうか。 

 桑田が紅白で歌った「ピースとハイライト」は明らかに安倍政権の近隣外交に警鐘を鳴らしたメッセージソングだ。ネトウヨは「サザンの電波ジャックだ」と騒いでいた。それだけに配信カットは見過ごせない。ジャーナリストの鳥越俊太郎氏はこう言った。 

「彼らが謝罪したのは本人の意向なのか、事務所が“わずらわしいから”とやらせたのかは知りません。とはいえ、枠からちょっとでも外れたことを言うと、突出してしまい、こうした事態に追い込まれるのは実にイヤな風潮です。フランスの風刺画については、ちょっとやりすぎと思ったが、日本は自主規制なのだから、もっとヒドイ」 

 日本は今や、言論の自由において、北朝鮮以下である。 



http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/272.html
記事 [政治・選挙・NHK178] 小沢に望むのは酷か? 「21世紀の資本」以降のビジョン(世相を斬る あいば達也)
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/3155afe9fd17599157c827446ad971de
2015年01月19日

 どうでもイイ政党、民主党の代表が票の分散を上手に駆使した、岡田陣営を勝利に導いたようである。現在の民主党が、小沢一郎を排除するために、創設者である鳩山由紀夫をも放逐する事態になった事で、この政党が連合と云う官公労中心の既存の枠組みから一歩も抜け出せない政党だと云う事が自明になった証拠固めをしているようなもので、今さらどうでも良いのだろう。

 おそらく、大方の見識ぶった言説は、霞が関や既存勢力に親和的な岡田克也が代表になった事で、野党再編は遠のいたと云う目先の課題に集中するだろう。小生の見方からすると、現時点で、政治に出来ることは、非常に小さなレンジの再分配・負の分配の差配であって、政治の根本的変革に至ることは、与野党の何処を見ても見当たらない。共産党が、国民政党になると云う方向転換をすれば別だろうが、あの頑迷政党が21世紀以降を見つめ、国民政党への脱皮を企てるとは思えない。やはり、最終兵器的に、政治を動かすのは、国民の気づきだろう。そして、その気づきが、マスメディアや官僚組織に、自己改革を余儀なくされることから始まるのだと思う。

 古賀茂明氏は真面目であり、且つ評論家として生きる選択をした以上、穏当な改革派官僚としての意見を語るのは当然だ。彼の、国内政治の対立軸は「改革はしないが、戦争はする」と「改革はするが、戦争はしない」と云う二項図式を示しているが、彼が、本当にそのように思っているかは、幾分懐疑的にみている小生だ。なぜなら、世界の地政学的眺望や経済学的眺望から行くと、国内問題の立ち位置だけで論じることが、ほぼ無意味な時代に突入している事は知っている筈だからである。

 彼が示す二項図式においてさえも、与党野党と云う枠組みは成立せず、ガラガラポンが起きないことには、二進も三進も行かないと言及している。その上に、イスラム対西側、西側対ユーラシア、グローバリズム世界政府対ナショナリズム。その上、グローバル化による富みの偏在問題、地球温暖化問題‥等。そして、地球上のあらゆる資源の奪い合いは、石油や鉱物資源、水、食料と限りなく争いが頻発することを暗示している。

 まあ、ここ5年に限定すれば「改革はしないが、戦争はする」と「改革はするが、戦争はしない」と云う二項図式も成立するだろうが、それすらも実現出来そうもないのが、今の日本の劣化度なのである。国民一人一人が悪いと云うよりも、為政者、そのバックボーンである官僚組織などの経年劣化が、国体を根腐れさせてきたのだが、これを直す方策は尽きているようだ。つまり、座して国体の崩壊を目の当たりにする方が、最も現実的な解決策だと云う考えが、賢明な国民の中で育っているような気がする。

 小沢一郎にしても、日本に民主主義を根づかせようと、国民の視線を一時は集中させる試みに成功したかに見えたが、想像以上に見せかけだった日本のデモクラシーの重大な欠点に気づかされると云う皮肉な結末を迎えている。このような現象は、小沢の責任ではなく、歴史的世界の流れ(民主主義と資本主義のセットシステムが破壊されていた)には抗うことが出来なかったのだと思う。早い話、戦後60年時点では、まだシステムは有効に作用しているように見えたのだが、日本においては、民主主義が根づく前に、そのセットシステムそのものが、世界的に壊れ始めていたと云う皮肉に翻弄されたと解釈しても良いだろう。

 小沢一郎には、もう一花咲いて欲しい願望はあるが、民主主義と資本主義の歪みと云うか、溶解状況に対応し得るビジョンを期待したいのだが、どうも、そのような考えを発露する気配はないのが残念だ。彼の口から、アメリカとの親和性や中国との協調などの言葉は聞かれるが、民主主義の劣化や資本主義の崩壊への言及は、あくまで変化と云う捉え方である点では食い足りない。安倍とか橋下とか民主党など、小沢一郎と比較するのも無理筋だが、小沢一郎にも21世紀以降のビジョンを期待したいわけだが、幾分ゴリ押し的期待でもある。

 最近、幾つかの書店を覗いて見たが、ピケティの「21世紀の資本」(税込み5940円)が品切れになってモックが展示されていたのには吃驚した。小生のアフィリエイトでもかなり売れていたが、極めて硬派で高価な書物が売れていると云う事は、
≪経済的格差は長期的にどのように変化してきたのか? 資本の蓄積と分配は何によって決定づけられているのか? 所得の分配と経済成長は、今後どうなるの か? 決定的に重要なこれらの諸問題を、18世紀にまでさかのぼる詳細なデータと、明晰な理論によって解き明かす。格差についての議論に大変革をもたらし つつある、世界的ベストセラー。≫

≪本文より 「本書の答えは、これまでの研究者が使えたものよりもはるかに広範な、長期的で比較可能なデータに基づいた答えとなっている…格差の根底にある仕組みについて、もっと深い理解を与えてくれるような、新しい理論的な枠組みに基づいたものでもある」 「1970年代以来、所得格差は富裕国で大幅に増大した。特にこれは米国に顕著だった。米国では、2000年代における所得の集中は、1910年代の水準に戻ってしまった――それどころか、少し上回るほどになっている」 「私の理論における格差拡大の主要な力は、市場の不完全性とは何ら関係ない…その正反対だ。資本市場が完全になればなるほど、資本収益率 r が経済成長率 g を上回る可能性も高まる」 「格差の問題を経済分析の核心に戻して、19世紀に提起された問題を考え始める時期はとうに来ているのだ」 「あらゆる市民たちは、お金やその計測、それを取り巻く事実とその歴史に、真剣な興味を抱くべきだと思える…数字との取り組みを拒絶したところで、それが最も恵まれない人の利益にかなうことなど、まずあり得ないのだ」≫

*この本が売れると云う事は、かなりの部分で資本主義の変調が顕著になってきていると感じる人々が増えてきていることを示唆している。単に、世界のベストセラーだからと云って、5940円の本が売り切れるほど売れるには、それ相当の根拠があるわけで、日本人もまだまだ捨てたものではないと心強くも思うのだが、なにせ、民主主義はマスの最大公約要求を具現化するだけに、果たして、そのシステムの溶解と時間競争している場合、人間の頭脳の方が歴史の流れに負けるのではないかと、他人事のように気にしている今日この頃だ。


http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/273.html

記事 [政治・選挙・NHK178] <不正> 仙台市青葉区選管が昨年の選挙で票を水増し!市が票の不正操作に関わった職員を刑事告発!
【不正】仙台市青葉区選管が昨年の選挙で票を水増し!市が票の不正操作に関わった職員を刑事告発!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-5219.html
2015/01/19 Mon. 13:30:11 真実を探すブログ



当ブログでは何度か過去に取り上げた宮城県の仙台市青葉区選管で行われた票の水増し問題ですが、市などは刑事告発する方針を固めました。報道記事によると、1月16日に仙台市と市選管は不正操作に関わった職員を、週明けにも刑事告発するとのことです。
区選管の後藤秀一事務局長は不正を早い段階に把握していたのにも関わらず、その時期をちゃんと報告しなかったり、嘘の時期を発表したりしていました。水増しされた票の数は1005票で、最高裁国民審査の票も水増しされたと報道されています。


この1000票があっても選挙の結果には影響は無いみたいですが、今まで放置状態になっていたのは非常に大きな問題だと言えるでしょう。議会では仙台市長が謝罪し、市議会議員からは追求が相次ぎました。
これからは司法の場で裁かれることになりますが、過去には甘い判決が出た事例もあるので、終わるまでは油断禁物です。


↓議会の様子






☆<票水増し>事務局長うその説明 刑事告発へ
URL http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201501/20150117_13012.html
引用: 
 昨年12月14日投票の衆院選の開票作業で仙台市青葉区選管が票を水増しした問題で、市と市選管は16日、区選管の後藤秀一事務局長が、従来の説明より約1週間早い段階で不正を把握していたと発表した。事務局長は事実を隠したまま聞き取り調査に携わり、記者会見や議会で虚偽の説明をしていた。市は票の不正操作に関わった職員を、週明けにも刑事告発する方針を示した。
:引用終了


☆最高裁国民審査も水増しか…仙台市青葉区選管
URL http://www.yomiuri.co.jp/national/20150106-OYT1T50121.html
引用:
 昨年12月の衆院選を巡り、白票の水増し処理が発覚した仙台市青葉区選挙管理委員会は6日、同時に行われた最高裁裁判官の国民審査でも、実際には存在しない500票を有効投票に加えるなどの不正が行われた可能性が高いと発表した。区選管は、最高裁判所裁判官国民審査法に抵触する可能性があるとして、刑事告発を検討する。
:引用終了


☆<票水増し>身内調査、とんだ茶番
URL http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201501/20150117_13018.html
引用:
 昨年12月の衆院選開票作業で仙台市青葉区選管が票を水増しした問題は16日、区選管の後藤秀一事務局長が虚偽の説明を続けてきたことが明らかになった。身内による調査は、区選挙課長に続き、事務方トップまでもが水増しを知りつつ、うそを重ねて主導。とんだ茶番劇に市の選挙事務だけでなく、職員と組織への不信が一気に増幅した。
:引用終了


☆票水増し問題 選管事務局長、当初説明より1週間前に把握(宮城15/01/16)


☆仙台市選管による票水増し問題 奥山市長、市議会で謝罪(宮城15/01/08)


☆青葉区の開票所で、国民審査でも1,005票が架空計上(宮城15/01/06)



http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/274.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 緊急事態。今こそ、小沢一郎は立つべきだ。介護保険で日本が危ない。「ばばこ」の実例から、真相を解明。これが官僚の手口だ。
【タイトル:介護保険が緊急事態です。】
『今こそ、小沢一郎は立つべきです。』これは、国民の総意です。
政府(厚労省)が発表している介護保険事業の公開データは、『これぞ、官僚の手口なのだ』と言える代物(まやかし)でした。
家(うち)の「ばばこ(母のことです)」の実例から、真相を解明しました。

<厚労省データ>
平成24年度 介護保険事業状況報告(年報)
http://www.mhlw.go.jp/topics/kaigo/osirase/jigyo/12/index.html
・ポイント ・概要 ・全国計
「ポイント⇒4.サービス受給者数⇒施設サービス 87万人⇒0.87百万人」
「⇒5.保険給付_(参考2)_ 施設サービス 2,309億円⇒230,900百万円」
∴1ヶ月平均の1人当たり受給額 265,402円
(比較参考)「6.第1号被保険者1人当たり給付費 263,000円」

∴1人当たり年額 265,402円×12月÷0.9≒354万円

<「ばばこ」の実例>
・施設利用(ショートステイ)明細20日分を30日分に換算
費用総額 331,710円(内訳:自己負担額 33,171円 給付額 298,539円)
保険適用外(室料、食費、雑費他) 6万円

<年額の比較>
・厚労省 354万円+6万円×12=426万円
・「ばばこ」実例 391,710×12≒470万円

<「ばばこ」が、施設に入所した場合>
・入所金 200万円
・月額 20万円(内訳:自己負担額 33,171円+保険外 6万円+106,829円)
・年間費用 20万円×12+給付額 298,539円×12≒598万円
・その他糖尿病他の治療費年額 613,330円(内、自己負担額 61,333円)

∴「ばばこ」1人当たり年間費用総額 約660万円(入所金除く)
・厚労省データには、1人当たり「660万円−354万円=306万円」の存在が欠落しておりました。(それと、月額の「106,829円」って、国が9割負担?⇒要調査)

<2017年度から特例廃止(3割負担)の場合>
(33,171×3+166,829)×12+61,333×3≒338万円
⇒これが、「ばばこ」の年間負担額です。(年寄りを、皆殺しにするつもりか?)

続きは、「陸山会事件の真相布教」で検索して必ずご覧ください。

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以上が、小沢HPの「政策・情報」に投稿した内容です。

かくして、「ばばこ」は、有り金全部をむしりとられ、お金が尽きると丸裸で施設を追い出され、「みとり介護」を息子の私にやれと政府は言うのです。(シクシク)

さて、「ばばこ」1人に、年間660万円ものお金が動いていることに驚かれましたか?
しかしながら、厚労省は、その実態を把握しておりません。
それは、一番肝心な「ばばこ」モデルケース、「じじこ」モデルケース、・・・、と言ったモデルケース毎の統計情報が欠如しているからです。

それから、1人当たり「306万円」が利益率に影響していないということは、その金額相当額を収益に計上せずに済む”カラクリ”があるということになります。

ちなみに、「4.サービス受給者数 458万人」ですから、これに、306万円を乗じた約14兆円が全介護保険事業者の”秘密の収益(既得権益) ”となっているのです。

『さて、それは、どんな”カラクリ”が隠されているというのでしょう?』
後で、【誰も知らない闇の世界のお話をします】ので、お楽しみにね。

話を元に戻します。
しかしながら、どの新聞・TV局でも、一切この真相を追及していません。
それどころか、事業者の利益率が8.7%と高い為、介護事業者に支払われる介護報酬は2.27%(1%で約1000億円)減額するということについて、コメンテーター達は『そんなことをしたら、サービスの低下を招く、とか、赤字になる事業者が出る』てな発言しか聞こえてきません。

『じゃあ、計算してみようじゃありませんか。』
<現状:定員100名の事業者>
・総収益 入所金 200万円×10名(※1)+598万円×100名=6億1,800万円
・総費用 (354万円×原価率(1−8.7%))×100名=3億2,320万円
・未処分利益(役員・出資者等で山分け後、内部留保) 2億9,480万円
∴本当の実際の嘘偽りの無いところの真実の利益率 47.7%

(※1)一応10年で入居者が入れ替わるものとして計算しました。しかしながら、実際には入居待ち200人とか平気である現状なので、入居できる順番が廻ってくる頃には、とっくに自分が死んでいるというのが現状であります。

(所感)
総費用が3億2,320万円もかかるとは、私には到底考えられません。
最大の費用は人件費ですが、ケアマネージャーに聞いた所、『定年後の人や主婦等の非正規社員がほとんどですから、時間数も少なく、とても安い給料というのが実態です』とのことでした。
政府は、1人12,000円の賃金アップを事業者に求めるとのことですが、とりあえず1人20万円(もちろん、もっと安いと思いますが)として計算してみましょう。
「職員1名20万円×職員数55名(100名÷標準係数1.8) ×12月=1億3,200万円」程度です。
食費は、「原価1日1人1,500円×100名×365日=5,475万円」程度です。
一般管理費等も「月200万円×12月=2,400万円」程度ではないでしょうか?
残り1億1,245万円は、役員・天下り官僚らのご褒美なのかな?

<2.27%減額&3割負担後:定員100名の事業者>
(総収益)
・入所金 200万円×10名=2,000万円
・自己負担額 33,171円×3×(1−0.0227)×100名=9,725,405円
・給付額 331,710円×0.7×(1−0.0227)×100名=22,692,612円
・保険適用外 166,829円×100名=16,682,900円
・月額合計 49,100,917円
・年間総収益 2,000万円+49,100,917円×12≒6億921万円
・総費用 (354万円×(1−8.7%))×100名=3億2,320万円
・未処分利益(役員等で山分け後、内部留保) 2億8,601万円
∴本当の実際の嘘偽りの無いところの真実の予想利益率 46.9%

『結論:内部留保(内緒の隠し金)の繰入れが879万円(1.42%)減っただけでした。』

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【ここからは、誰も知らない闇の世界のお話をします。】
・(前提知識)
そもそも、介護保険事業者は、社会福祉法人でありまして公益法人に該当し、営利を目的としない法人であります。
ですから、「利益率が高すぎるので・・・」と言う言葉自体が間違っているのです。
正しくは、『介護保険事業者には、利益が存在してはならない』ということです。

ですから、もし多額の利益を出そうものなら、それは国に返納しなければならないのです。それどころか、翌年の運営費交付金等の予算を大幅に削られることとなります。
それ故、損益計算書上では、絶対に多額の利益は出しませんよ〜だッ(私なら)。

また、例えば、大規模施設を新規に建てたならば、初年度入居者がゼロであっても減価償却費は大幅に増加しますから利益率は大幅に減少してしまいます。
このように、実際の現金の増減と利益率とは、まったく関係の無いものであり、『介護保険事業者の損益計算書は、何の意味も無い代物』なのです。

・さて、長らくお待たせしました。それでは、いよいよ、
『誰も知らない闇の世界の”本当にあった怖〜い物語”をお話ししましょう。』

大規模施設を新規に建てるような場合には、当然国から交付金がありますよね。
でも、その厚労省管轄外のお金は、『直ちに収益計上するな』と、当時総務大臣だった麻生太郎君が言ったものですから、さあ大変。
しまいには、企業会計の定率法による減価償却費の計算方法まで改定するという大参事になりました。とさ。

(詳しい”いきさつ”は、私のブログのトップページの「天下りの“おいしさ”の詳細」のURLをクリックしてご覧ください。)
ブログ名:陸山会事件の真相布教
http://ajari-rikuzankai.at.webry.info/

と言っても、解りませんよね。少し、リアルな物語をお話しします。
麻生君の言い分は、『国から貰ったお金を、直ちに儲けたとするのは、おかしくないか?』との普通に素朴な疑問を官僚に問いかけただけなのだろうと憶測します。

その時、『おかしいのは、お前の頭だよ』と素直に言って差し上げれば、こんな大参事にはならなかったのですが、そこは、それ、官僚は頭が良いので、これを利用することを思いつきました。とさ。

そして、こんなことを考え出したのです。
『国等からの交付金の内、固定資産に使用した分は、その年の収益として計上しないこととしよう。うん。それがいい。』
同時に、減価償却費に相当する金額だけ毎年収益に計上させることとしましたが、残存価額5%のままでは、「見返り勘定」に残高が残ってしまうので、企業会計の定率法による減価償却費の計算方法までも改定するハメになってしまいました。とさ。

隠れたお話がもうひとつ。実は、当該「見返り勘定」は、負債性引当金(秘密の未払金)に該当し、これは、商法において禁止された勘定科目であることは百も承知の上で、公認会計士協会は「見返り勘定」の計上を認めてしまいました。とさ。

その認めた理由(言い訳)が、これまた、洒落ているではありませんか。
『独立行政法人(公益法人も)は、商人では無いから。』ですってさ。とさ。

【解説】
従来は、交付金等も全額収入計上していましたから、その年にいくら国等から交付金等を入金したのかは、収支報告書等に明確に記載されていました。

ここが官僚のずる賢い所です。
損益計算書では、「その年にいくら国等から交付金を入金したのか分らない」のですから、極端なことを言えば、翌年以降に全額横領しても誰にも解らないのですよ。

その手口は、「国等からの交付金の内、固定資産に使用した分の金額」は、誰もチェックすることはないのですから、利益率8.7%前後になるように適当に収益勘定から「見返り勘定」に振り替えておけば、『細工は流々、仕上げをごろうじろ』です。

要するに、役員や天下り官僚等への秘密の出金(名目は、賞与、報酬、手数料等何でも良い)が、経費勘定を立てることなく、いくらでもできてしまうということです。
(利益留保性の「見返り勘定」は、そんなこともできてしまうから商法で禁止したんだろうがッ。公認会計士協会は、何考えているんだい。ったく。)

その横領等している金額を炙り出すのは、実は、いたって簡単なんですよ。
「その年の収益として計上しないこととした金額」と同額が「見返り勘定(例えば、運営費交付金の場合は、見返り運営費交付金という勘定科目)」に計上されています。
従って、仕訳帳ファイル若しくは仕訳伝票ファイルから、「見返り勘定」が借方である場合の相手勘定が収益勘定(例:運営費交付金)でないものを洗い出せば良いのです。
(ファイルって分りますか?TBL:テーブルのことです。オフコン育ちなもので。えへ。)

もっと、簡単に言えば、仕訳データから「見返り勘定」の相手勘定が、当該対応する収益勘定でない勘定(例:未払金、現金等)の仕訳伝票を抽出するだけです。

もし、抽出されたら、『それ、全部、不正出金(犯罪行為)ですから』。よろしくねッ♡。

『もしかして、日本中の全法人等の抽出額は、14兆円どころじゃないかも?』
・(官僚・天下り・おだいさまの声):『い〜じゃあ、ないのぉ。』
・(庶民・受給者・貧乏人らの声):『ダメよ〜〜。ダメ。ダメ。』

『でもさ。これ知ってるのって、世界中で”わっち”だけって、おかしくなくなくない??』

http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/275.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 暮らしで折に触れる政治経済情報に対する雑感。(日々雑感)
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-4606.html
2015/01/19 05:45

 イスラム急進派による悲惨なテロがあってから、フランスではイスラム教徒への抗議と差別が高まっているという。そのため昨日はパリでイスラム教徒移民の人たちが「私たちはテロリストではないし、フランスから出て行かない」とデモを行った。

 ドイツでもイスラム系移民が二世も含めると人口の20%に達していて、社会的な問題として表面化している。フランスほどの排斥運動はないものの、モスクなどへの抗議が相次いで、ドイツ国民とイスラム系移民との間に深い溝があると改めて認識されているという。

 日本でも安倍首相が外国労働移民を積極的に受け入れようとしているが、安価な労働力として東アジアや東南アジアから労働移民を大量に受け容れるのは新たな社会的問題を引き起こしかねない。

 現在、日本で暮らす外国人は約230万人で、一割を超えるフランスやスウェーデン、さらに2割近いドイツなどと比較すれば移民問題はそれほど顕在化していない。しかし日本で暮らす外国人による犯罪率は日本国民の数倍に達して、その乱暴な手口や犯罪集団化した動きなどから治安問題化している。さらに日本国民と外国人とが役割分担して「なりすまし詐欺」などを行っていることなども把握されている。

 スウェーデンの人口単位当たり殺人事件は日本の数倍にも達して、手厚い社会保障を受けられるスウェーデン国民と社会保障のライフネットから漏れた外国移民の人たちとの生活格差が社会問題となっている。決してスウェーデンは手厚い社会保障の行き渡った楽園ではないようだ。

 外国人労働移民の受け入れに補助を与えるのなら、その補助金を「子ども手当」の増額に回すべきだ。日本国民の少子化を放置して、外国労働者を受け入れるのは未来に大きな禍根を残すものでしかない。まずは日本国民の労働生産人口の回復策に全力を注ぐべきだ。

 さらに、労働生産人口の回復と同時に産業の労働生産性の向上に各企業も努力すべきで、政府も生産性向上のための投資に対して「固定資産税控除」などの促進策を講じるべきだ。法人減税などの効果が判然としない減税に財源を消費すべきではなく、日本の経済成長という目的に沿った企業活動に対して税の軽減を行うべきだ。

 外国人労働者の雇用に支出する予定の財源を日本国民の新規雇用に対して支出すべきだ。そして新規雇用に過去の経歴を記載させることなく、60万人といわれるヒキコモリやニートなども積極的に受け入れる社会にすべきだ。彼らを「外国人労働者」とみなすなら、外国人労働者に施すとしている「日本語教育」や「コミュニケーション力の涵養」等の施策を彼らヒキコモリやニートたちに実施すべきだ。既にヒキコモリたちも中年から初老へと年齢幅を広げていて、深刻な社会問題化するのは時間の問題だ。個々の家庭問題として放置するのではなく、行政も家庭内に閉じこもっている国民を日本社会の一員として社会で受け入れる積極策を講じるべきだ。



http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/276.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 安倍自民党は大喜び…「岡田新代表」選出で民主党は分裂加速(日刊ゲンダイ)
      民主党の終わりの始まり(左から、細野、岡田新代表、長妻の3氏)/(C)日刊ゲンダイ


安倍自民党は大喜び…「岡田新代表」選出で民主党は分裂加速
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/156512
2015年1月19日 日刊ゲンダイ


 民主党の代表選は、予想通り、岡田克也氏(61)が新代表に選ばれた。熱気なし、ドラマなし、サプライズなしのドッチラケの代表選だった。波乱が起きるエネルギーも残っていなかった。もはや、民主党が浮上することは絶望的。早くも“分裂”が囁かれる始末だ。

 この結果に安倍自民党はニンマリしている。

「自民党幹部は、口を揃えて“岡田克也氏に代表になってもらいたい”と期待していました。手の内が分かっているし、“安倍政権とは是々非々”と話している岡田さんは、くみしやすいからです。自民党が一番、嫌がっていたのが長妻昭氏(54)でした。安倍政権の政策に反対しているリベラルの長妻さんが代表に就いたら、自民党との対立軸が鮮明になり、反自民の“受け皿”になりかねないからです。と同時に、43歳と若い細野豪志氏が代表になることも警戒していた。野党第1党は、政権が嫌がることをしなくてはいけないのに、結果的に自民党を喜ばせている格好です」(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)

■細野氏は離党して「維新」と合流も

 もともと、バラバラの民主党。4月の統一地方選で大敗したら、岡田執行部への批判が噴出し、分裂しかねない。

「代表選によって党内にしこりが残ったのは間違いありません。昨年の解散直前、細野が維新との合併話を持ちかけてきたことを、岡田さんが討論会で暴露してしまった。さすがに細野さんは“政治家同士がクローズで話したことを公開で発言するのは残念だ”とカンカン。統一地方選までは内紛はないでしょうが、統一地方選の後は分からない。とくに危ないのは、大阪都構想の結果が出る5月以降です。“維新の党”は5月以降、政界再編に動きだす予定です。細野グループやシンパの約30人が党を飛び出し、維新と一緒になる可能性があります」(政界関係者)

 岡田克也代表の選出は、民主党の終わりの始まりなのではないか。


http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/277.html

記事 [政治・選挙・NHK178] バラマキの安倍外交…中東4カ国歴訪で2940億円をポン(日刊ゲンダイ)
           エジプトには430億円をポン/(C)AP


バラマキの安倍外交…中東4カ国歴訪で2940億円をポン
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/156513
2015年1月19日 日刊ゲンダイ


 先週16日から20日までエジプト、ヨルダン、イスラエル、パレスチナの中東4カ国を歴訪している安倍首相。いつものことだが、また訪問する国々で景気よくカネをばらまいている。

 エジプトに430億円、ヨルダンに147億円……と、中東に総額25億ドル(約2940億円)ものカネを援助すると表明した。もちろん、すべて国民の税金である。

 しかし、いま中東に行く緊急性はなにもないはずだ。

「安倍首相は、イスラエルとパレスチナに“和平交渉”の再開を呼びかける予定ですが、アメリカが働きかけても進まないのに、日本が呼びかけて和平交渉が進むはずがない。日本は中東4カ国と切羽詰まった外交案件を抱えているわけでもない。外交が大好きな安倍首相が、外務省をせっついて日程を組ませたのが実態です」(外務省事情通)

 安倍首相は「地球儀を俯瞰する外交」を掲げ、これまで50カ国以上を訪問しては、気前よく国民の税金を大盤振る舞いしているが、果たしてその成果があったのか。外国にカネをばらまき、チヤホヤされたいだけではないのか。

 政治評論家の山口朝雄氏が言う。

「結局、安倍首相の外交は、財界人を引き連れてのトップセールスや、ODAのばらまきなど、カネの話ばかりです。中東4カ国の訪問にもゼネコンや商社など日本から46社の幹部を同行させています。なぜ、教養や哲学を武器にした外交をしないのか。地球儀俯瞰外交を掲げながら、パリで行われた“反テロ大行進”にも参加しなかった。あまりにもチグハグです」

 阪神大震災から20年の節目に国内を留守にしながら、外国でポンポンと税金を渡しているのだから、とんでもない話だ。



http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/278.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 怒れ国民!、安倍内閣は国民監視に670億を費やすそうだ(simatyan2のブログ)
怒れ国民!、安倍内閣は国民監視に670億を費やすそうだ
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-11979088094.html
2015-01-19 15:48:26NEW ! simatyan2のブログ


またまたやってくれましたね、安倍内閣は。


今年から「国民家畜化計画」の一端として、国民一人ひとりに
マイナンバーが割り当てられるわけですが、まだ実施もされて
いないのに、さらに活用範囲を広げるために新たな予算を計上
しています。



全国民に付ける番号を通知するカードの送付(15年10月)と、
氏名や住所、生年月日、性別、顔写真の入った個人番号カード
(申請者のみ)の発行(16年1月)に503億円を投じる計画
なんですね。


こうしてITベンダー(ネットワークシステムなどの提案・開発
・コンサルティングを行う企業)を儲けさせるのです。


もちろん実施すれば、成功すれば国民の監視と言論統制が出来て
一石二鳥です。


しかもシステムの成功如何に関わらず政治家や官僚に見返りは
必ずありますからね。


こういうのを別名、税金泥棒とも言います。


先日は、約130兆円の年金資産を運用するGPIF(年金積立
金管理運用独立行政法人)が運用比率の見直しを決めましたが、


民主党の長妻昭衆院議員が、運用見直しで想定される今後の損失額
を質問したところ、


仮に「リーマン・ショック」が起きた2008年度に当てはめた
場合、 損失(想定)額は約26・2兆円で、当時の損失額
(約9・3兆円)の3倍近くになる。という答弁書が帰ってきた
そうです。
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/156399


自分たちの腹が痛むことの無い国民の税金だから、やりたい放題
やるという、全く酷い話です。


国民の生命と財産を守るために税金を徴収して軍隊に金かける。


今、安倍首相はイスラエルを訪問し、


「テロとの戦いで協力表明  イスラエル首相はアジア重視強調」



http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150119/k10014779621000.html


国際社会と緊密に協力しながらテロとの闘いに取り組みたいという
考えを伝えました。


テロより酷い国家イスラエルに行って何を言ってるんですか。


世界中でテロ犯罪を起こしているユダヤ人と握手して、アメポチ
にもほどがありますね。


テロとの戦いにはまた金が必要です。


国民から搾り取った金の使い道を相談に行ってるのに、いかにも外交
をやってると有り難がる国民もいます。


国民から税金は取るけど社会福祉は削減するので、あなた方国民
の生命と財産は自己責任の下、勝手に守れと政府は言うのです。


安倍晋三と政府の役人たちの声が聞こえてきます。


「だって、私たち政府が約束なんて守らなくても、あなた方国民
は票くれたじゃないですか? そうでしょ?」




http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/279.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 岡田代表を選出 (菅直人)
2015-01-19NEW !
テーマ:ブログ
http://ameblo.jp/n-kan-blog/entry-11978960961.html


  昨日の民主党代表選で岡田新代表が決まる。


  民主党の再生にはある程度時間がかかるので、ここは安定感と信頼感のある岡田氏が代表に適任と考えて応援した。


  2009年の二大政党による政権交代は、日本にとって戦後初めての経験。民主党にとっても、もちろん初めての政権体験だった。失敗も多く、反省すべきことは多々あるが、実現できたことも多い。それに多くの民主党政治家が政権を体験したことは何物にも代えがたい。一度の失敗でくじけることなく、それを乗り越えて、民主党としてもう一度国民の信頼を取り戻せるかにかかっている。


  格差拡大を助長するアベノミクスと、極端に右傾化した安倍自民党に対し、国民の中央に位置する民主党の姿を国民に示すことが岡田新代表に期待される。

http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/280.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 民主党人事、細野氏処遇も焦点 リベラル系への優遇不可避(ZAKZAK)


http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150119/plt1501191528002-n1.htm
2015.01.19


 民主党の岡田克也新代表は役員人事の検討に着手したが、代表選の決選投票でキャスチングボートを握ったリベラル系への配慮は避けられない情勢だ。「挙党態勢」構築に向け、僅差で敗れた細野豪志元幹事長をどう処遇するかも焦点となる。

 細野氏は別表の通り、地方議員票では岡田氏を上回っている。このため、党内には「統一地方選に向け、代表代行などに就かせれば据わりがいい」(岡田氏支持の中堅)との声がある。

 幹事長については「岡田氏と関係がよく、失点も少ない」(同)とされる枝野幸男氏の続投や、岡田、枝野両氏とともに「民主党6人衆」と呼ばれる安住淳元財務相らの起用が検討されそうだ。

 決選投票で勝敗を決めたのは、長妻昭元厚労相陣営から岡田氏支持に回った旧社会党系の赤松広隆前衆院副議長グループ(約15人)だ。赤松氏は代表選の前夜に岡田氏と会談し、近藤昭一元環境副大臣らの処遇を求めており、リベラル系への目配りも迫られる。

 女性では、代表選出馬を断念して岡田氏を支持した蓮舫参院議員の政調会長起用も取り沙汰されている。



http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/281.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 民主幹事長、枝野氏続投=岡田代表「適任と判断」(時事通信)
民主幹事長、枝野氏続投=岡田代表「適任と判断」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150119-00000080-jij-pol
時事通信 1月19日(月)15時41分配信


 民主党の岡田克也代表は19日、執行部人事で焦点の幹事長について、海江田万里前代表の下でも幹事長を務めた枝野幸男氏を続投させる方針を記者団に明らかにした。岡田氏はこの後、枝野氏を党本部に呼び、正式に就任を要請。枝野氏とともに、政調会長や国対委員長などの人事を詰め、21日にも新体制を発足させる意向だ。

 岡田氏は、枝野氏について「力量のある方で期待している。信頼しており適任と判断した」と記者団に説明した。 


http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/282.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 「原発ゼロ」の菅元首相は岡田氏支持「安定感と信頼感で適任」 長妻氏支援せず(産経新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150119-00000537-san-pol
産経新聞 1月19日(月)14時58分配信


 民主党の菅直人元首相は19日付のブログで、18日に行われた民主党代表選で岡田克也代表に投票したことを明らかにした。「民主党の再生にはある程度時間がかかるので、ここは安定感と信頼感のある岡田氏が代表に適任と考えて応援した」と記した。

 菅氏は民主党政権時代を振り返り「失敗も多く、反省すべきことは多々あるが、実現できたことも多い」と指摘。「一度の失敗でくじけることなく、それを乗り越えて、民主党としてもう一度国民の信頼を取り戻せるかにかかっている」として岡田体制による党再生に期待を寄せた。

 菅氏は首相退任後も「原発ゼロ」を掲げて独自の運動を展開しているが、岡田氏は原発再稼働を容認する方針。代表選の候補で最も再稼働に慎重だったのは長妻昭元厚生労働相だった



http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/283.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 民主・枝野幹事長続投 岡田代表が表明

産経新聞 1月19日(月)15時51分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150119-00000539-san-pol


 民主党の岡田克也代表は19日、党本部で記者団に枝野幸男幹事長を続投させると表明した。「国会も迫っているので信頼する人で判断した」と語った。枝野氏は代表選で岡田氏を支援した。

http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/284.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 日本国民を殺すのが趣味のようなアベシンゾーの政治嗜好だが、イスラム世界の不倶戴天の敵イスラエルの首相と「テロ根絶へ連携」
日本国民を殺すのが趣味のようなアベシンゾーの政治嗜好だが、イスラム世界の不倶戴天の敵イスラエルの首相となんと「テロ根絶へ連携」と不必要極まる約束。これで日本はイスラム世界の敵確定で、過激派のテロの危険性増大。やはり究極の馬鹿だ
http://onsen-kabumasa.cocolog-nifty.com/okirakunikki/2015/01/post-ecab.html
2015年1月19日 憂き世の日々に埋もれて、たまには温泉へ


日本国民を殺すのが目的としか思えないアホのアベシンゾーの政治嗜好だが、 阪神・淡路大震災20年の追悼式典出席をスルーして天皇・皇后はじめ、地震で被災した人々その関係者を思い切りコケにして、テメエの税金で海外贅沢旅行趣味を優先して、それほど行く意味もない中東遊山中なんだが、必要がないどころか不必要なことまでやって日本を現実的なテロの標的にしてしまったようだ。

時事通信の記事で、

・・・・・・・

テロとの戦いで連携=投資協定も−日・イスラエル首脳
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015011900103

 【エルサレム時事】安倍晋三首相は18日午後(日本時間19日未明)、イスラエルのネタニヤフ首相とエルサレム市内のホテルで会談し、フランスでの連続テロ事件に関し「卑劣なテロはいかなる理由でも許されず、断固として非難したい」と述べ、テロ根絶に向け連携していく考えを強調した。また、事件でユダヤ人犠牲者が出たことについて弔意を伝えた。

 これに対し、ネタニヤフ首相は「現下のテロの動きは世界に広がり、日本も巻き込まれる可能性がある。グローバルなテロを止めなければならない」と指摘、両国がテロ対策で協力していくことを確認した。

 日本も重視する中東和平については、安倍首相が「昨年夏以降の暴力と不信の連鎖について懸念している。和平実現の偉業をぜひ成し遂げてほしい」と述べ、パレスチナと早期に和平交渉を再開するよう働き掛けた。これに対し、ネタニヤフ首相は「当然進めていかなければいけない」と応じた。

 安倍首相は会談で、中東地域の安定のためシナイ半島に展開している多国籍軍・監視団支援に104万ドルを拠出することも表明した。

 一方、ネタニヤフ首相は両国の経済関係について、「投資協定や自由貿易協定(FTA)締結に向けた動きを進めたい」と提案。両首脳は投資協定締結に向けた予備協議を開催することで合意した。 (2015/01/19-09:54)

・・・・・・・

パレスチナ人を殺しまくり、世界最大の軍事的危険国家であり、イスラム世界が敵視するイスラエルとテロ絶滅で連携するってこの馬鹿はその意味することがわかっているんだろうか。イスラム世界と敵対するってことだぜ。シオニスト集団の国家であり、自分たちだけが唯一正しい存在であり、イスラム世界の人間など人とも思っていないゴロツキ国家だ。その国とテロ根絶で連携とはね。根絶、つまりはテロリスト(それはあくまでもユダヤ・キリストサイドから見たモノであり、イスラム世界から見れば正義の抵抗戦士だ)を殲滅するって言ったことだ。

イスラム世界(わりに親日的な国家が多い)から見れば、イスラエルと組んだ国だから当然に敵対国家になるね。わざわざアホのアベシンゾーは、無意味なテロを日本国内で惹起させる恐れを生み出してしまったことになる。年金問題、原発等々の問題でも偉そうに「最高権力者の私が責任をとる」まがいのコイツらしい口からでまかせを吐きまくってきたが、もし日本国内で過激派のテロでも発生した場合、どう責任を取るつもりだろうか。まあ、この馬鹿が首相辞めてもそんなもの責任を取ったことにもならない。腹搔き切るぐらいの覚悟がコイツにあるだろうか。ある訳もない。コイツほど日本、日本国民の命・安全に無頓着な馬鹿はいないね。



http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/285.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 安倍首相が食べて叩かれた「高級カツカレー」 民主議員も同じものを、で起きた「勘違い騒動」 
高級カツカレーがまたもや話題に(画像は藤末議員ツイッターのスクリーンショット)

2015/1/19 15:11
http://www.j-cast.com/2015/01/19225565.html

民主党の新代表が岡田克也代表代行に決まった2015年1月18日、インターネット上では「カツカレー」を巡るちょっとした騒動が起きていた。

きっかけは、民主党の藤末健三議員が同日昼にツイッターに投稿した画像だった。

「同じもので安倍さん叩きませんでしたっけ」

写っているのは、おいしそうなカツカレー。「民主党代表選挙、長妻昭陣営の決起集会。お昼は『勝つカレー』です」との説明があり、代表選に立候補した長妻昭元厚労相を応援するため「勝つ」のげんかつぎで食べたようだ。使用されている食器やソースポットからは高級感が漂う。

すると、この投稿にツイッターユーザーらが目をつけた。安倍晋三首相の「カツカレー騒動」を思い起こしたためだ。2012年の自民党総裁選の際、安倍首相が決起集会の昼食で「高級カツカレー」を食べていたことが情報番組「ちちんぷいぷい」(毎日放送)に報じられ、話題となった。

当時、首相が食べたのはホテルニューオータニ(東京千代田区)のカツカレーだった。「ちちんぷいぷい」ではこの値段について「通常のカレーだけで3500円、カツを乗せると特別オーダーでもっと高くなるそうです」などと紹介。インターネット上の一部で「庶民感覚がない」などと批判が出ると、他メディアも騒ぎを報じた。

今回の選挙も同じホテルで行われていて、画像を見る限り藤末議員が食べたカツカレーも同じものだ。そのことから藤末議員のツイッターには「高そうなカレーだね」「わぁ!おしそうなカツカレーですね!!」といった皮肉めいたコメントが寄せられることに。加えて、

「これが『総理のカツカレー』を批判した方々のお昼ねぇ...」
「同じもので安倍さん叩きませんでしたっけ」
「かつて自分たちが何を批判したかも忘れたのか?(笑)」

といった声もあがり、これを一部まとめサイトなどが「ブーメラン」として取り上げ、ちょっとした騒ぎになった。

「民主党が批判した」とする根拠は見当たらず...

だが「ブーメラン」という見方には疑問の声も多々出ている。安倍首相の「高級カツカレー」を批判していたのは一部ネットユーザーだ。話を大きくしたのも騒動を取り上げたスポーツ紙や情報番組など一部マスコミが中心で、民主党が批判していたという根拠はこれといって見当たらない。誤解に基づき批判している可能性が高そうだ。なお、一部まとめサイトはその後「勘違いだった」として訂正し、謝罪している。

一方でネット上では、安倍首相の高級カレーを批判的に取り上げたマスコミの動きに注目が集まっているようだ。


http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/286.html

記事 [政治・選挙・NHK178] サザンの桑田氏が「反日」批判に反論!「日本人じゃあないと言い出す方が居るのは残念。私は日本を愛する者です」
サザンの桑田氏が「反日」批判に反論!「日本人じゃあないと言い出す方が居るのは残念。私は日本を愛する者です」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-5221.html
2015/01/19 Mon. 17:00:08 真実を探すブログ



サザンオールスターズの桑田佳祐さんが「TOKYO FM」のラジオ番組で、年末年始のパフォーマンス騒動にコメントを発表しました。
年末年始の紅白歌合戦で行った「ちょび髭」を付けて歌った「ピースとハイライト」は平和を願う歌であり、特定の政権などを批判しているわけではないと強調。そして、紫綬褒章に件に関しても「段取りを間違えてあのような状況になった」と述べ、天皇陛下ら対して悪意が有るわけではないと語っています。


一方で、ネットなどで「反日」「日本人じゃあない」等と批判されていることについては、「言い出す方がいるのは本当に残念ですし、明確に否定させていただきます」と話しました。


ラジオ番組の最後に、「私は日本を愛するものですし、平和を願うものとして、お伝えしたいなと思っていますし、今後も時折、こういうメッセージを発信していきたいと思っています」と桑田さんは今後も平和を願って歌うとメッセージを残してくれています。


今回の桑田さんの言葉を聞くと、予想以上にインターネット等の情報を丁寧に見ていることを強く感じました。ちょび髭や紫綬褒章だけではなく、日の丸にバッテンをした映像等もちゃんと細かく説明しています。
いずれもネット上では一番叩かれている部分で、情報を分析してかなり言葉を考えてから、ラジオ番組で話してくれたのでしょう。
私は前からサザンオールスターズの曲は聞いていましたが、このコメントで更に「中々凄い人だな」と感じました。


☆サザン桑田、「反日」批判に反論「それこそ都合のいい解釈」
URL http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20150119/enn1501191136012-n1.htm
引用:
さらに「ピースとハイライト」の「都合のいい大義名分(かいしゃく)で」などの歌詞がクローズアップされ、“政権批判”“反日”と批判されたことについては、「それこそ都合のいい解釈」と反論。


 「ネットで私の意図とは違う解釈をされていることに驚いている。二度と戦争が起きないように仲良くやっていこうよという思いを込めたつもりなんですが」と歌詞の意味を強調した。


 そして「たかが歌なのでたいした力はないかもしれませんが、私は日本を愛する者ですし、平和を願う者として、“希望の苗を植えていこうよ、地上に愛を植えていこうよ”というメッセージをお伝えしたい」と思いを語った。
:引用終了


☆「政府批判の指摘こそ都合いい解釈」 桑田さん発言要旨
URL http://www.asahi.com/articles/ASH1L0JL9H1KUCVL01M.html
引用:
■「ピースとハイライト」は平和を願う曲
 それから一昨年のサザンのライブで「ピースとハイライト」を演奏した時にバックに使用した映像がある。日の丸にバッテンをした映像だとか、領土問題に対するデモ映像だとか、それが全部サザンの主張であるかのようにね……、とにかく「ピースとハイライト」は平和を願う曲ですから、一昨年当時世界で起こっていたデモなんかのニュース映像を使いまして、「世界ではこういうのが起こっているよ」「このままじゃまずいんじゃないの」という意味で使用させていただきました。それを「反日だ」「お前は日本人じゃない」と言い出す方がいるのは本当に残念ですし、明確に否定させていただきます。
:引用終了


☆【HD】紅白歌合戦 サザンオールスターズ ピースとハイライト 東京VICTORY 2014年12月31日


☆アベーロードA


以下、ネットの反応































http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/287.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 民主党新代表の岡田克也氏の党員・サポーター票と原発立地県
http://blogs.yahoo.co.jp/taked4700/12455246.html
民主党新代表の岡田克也氏の党員・サポーター票と原発立地県

 民主党新代表に岡田克也氏が決まりました。得票総数を見ると、細野氏が41583、長妻氏が21348、岡田氏が41079であり、得票総数自体は細野氏が一位ですし、長妻氏は岡田氏の得票数の50%以上を得ています。ところが、代表選で考慮されるポイントに換算した結果は、細野氏139、長妻氏67、岡田氏148です。こういった結果になるのは、各県別にドント方式でポイント換算をしているからです。国政選挙との関係もあるのでしょうが、政権交代を目指そうという、つまり、国全体のかじ取りをしようという政党の代表選びで、県別にポイント配分するか、国全体での得票数で行うかは議論の余地があると思います。

 もう一点、気になることがあります。それは、原発立地県のポイントが誰に行っているかです。以下に、原発立地県ごとの三氏の獲得ポイントの表を示します。

岡田氏   細野氏   長妻氏
北海道:  4     3     8
青 森 :   2     2     0
福 島 :   4     1     1
新 潟 :   4     2     2
福 井 :   1     1     0
静 岡 :   1     9     0
島 根 :   1     0     1
愛 媛 :   4     1     0
佐 賀 :   2     0     0
鹿児島:    3     1     1
 合計: 26    20    13

 静岡県は細野氏の地元であり、静岡県を除くと、岡田氏25、細野氏11、長妻氏13となり、圧倒的に岡田氏にポイントが行っていることが分かります。このことは、静岡県を含めて原発立地県のポイントを除外した、つまり、原発が立地しない県の合計ポイントが岡田氏122、細野氏119、長妻氏54となっていて、ほとんど岡田氏と細野氏の差がないことからも分かります。

 よって、岡田氏には原発関係企業の組合のバックアップがあるように思えます。実際、311の原発事故が起こった年、大間原発の工事再開を最初に明言をされました政権幹部は岡田氏であったはずです。大間原発は世界初の全量MOX燃料の軽水炉であり、しかも出力140万キロワットという国内最大級のものです。普通のウラン燃料の場合、原子炉で燃やした後、5年程度プールで冷却すれば乾式キャスクへ移動が可能な程度に中性子線などが減少するのですが、使用済みMOX燃料の場合、中性子線の発生がなかなか減少せず、一節によると500年のプールでの保管が必要とされています。このことについて、MOX燃料の使用が検討された北海道や愛媛県のサイトでどう述べられているかを調べると、なんと、どこもどの程度の期間水冷が必要なのかは検討された跡がないのです。

 新生岡田民主党が原発再稼働、または原発廃炉について、どういった政策を取るか、注意して見ていきたいと思います。

2015年1月19日18時10分 武田信弘 
http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/288.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 元兵庫県議野々村氏を書類送検 政活費報告書にうその記載

神戸新聞NEXT 1月19日(月)16時57分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150119-00000006-kobenext-soci


 元兵庫県議の野々村竜太郎氏(48)による政務活動費(政活費)の不自然な支出問題で、兵庫県警捜査2課は19日、詐欺と虚偽有印公文書作成・同行使の疑いで、野々村氏を神戸地検に書類送検した。

 送検容疑は、2011〜13年度の政活費の支出報告書にうその使い道を記載したり、改ざんした領収証を添付したりして県議会に提出し、政活費を詐取した疑い。捜査関係者によると、野々村氏は容疑を認めている。

http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/289.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 安倍こそ過激。中庸が最善+岡田がど真ん中の中道路線&安倍と対峙宣言(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/22740684/
2015-01-19 18:06

 先週から中東外遊をしている安倍首相が、エジプトをはじめ各地で「過激主義」を批判し、「中庸こそ最善」と訴えるスピーチを行なっているという。(@@)

『安倍晋三首相は17日午前(日本時間同日午後)、カイロの大統領府でエジプトのシシ大統領と会談した。首相はフランスの連続テロ事件や過激組織「イスラム国」の台頭に関し、「今、世界で起きている過激主義の流れを止めなければならない。『中庸は最善』の哲学を大統領と共有し進めていきたい」と述べ、エジプトと協力してテロ対策に取り組む決意を表明した。(時事通信15年1月17日)』

『首相は、過激組織「イスラム国」の台頭などを念頭に「地域を取り巻く情勢は近代史上、最も大きなチャレンジにさらされている」と危機感を表明。過激主義を封じ込めるため「中庸が最善」と訴えるとともに、人道支援、インフラ整備など非軍事の分野で25億ドル(約3000億円)相当の支援を新たに実施する意向を明らかにした。(同上)』

* * * * *

 そうなのである。宗教でも思想でも何でも、極端で過激な方向に走ることは危険なわけで。両者のバランスをとった「中庸」こそが、最善の道なのだ。(・・)
 
 ってことは、日本の政治で言えば、右にも左にも偏り過ぎることなく、中道路線を行けばいいということになるのではないかと思うのだけど・・・。

 でも、実際のところ、安倍首相こそが過激な超保守思想、戦前志向の国家主義思想を唱えて、日本をアブナイ方向に導こうとしているわけだし。
 安倍政権の過激な思想によって、東アジア地域を取り巻く情勢は近代史上、最も大きなチャレンジにさらされていたりもするわけで。mewは、そこに大きな矛盾をおぼえずにはいられないのである。(-"-)

 首相は「日本は自由と民主主義、人権と法の支配を重んじる国をつくり、ひたすら平和国家としての道を歩み、今日に至る」と、戦後日本の歩みを語ることも忘れなかったそうだが。
「戦後レジームからの脱却」とか言って、日本が懸命に築いて来た戦後体制、平和主義、民主主義をぶち壊そうとしているのも、安倍首相なのだ。(`´)

 しかも、安倍首相は、今回も「対中包囲網」や「積極的平和主義」(という名の軍事拡張)の味方づくりをしたくて、お金をばら撒きまくっているわけで。ますます「何だかな〜」とぼやいてしまいたくなるmewなのだ。(>_<)

* * * * *
 
『安倍晋三首相は、17日の中東政策スピーチで、「中庸が最善」と5回も繰り返した。「中庸」とは正反対の立場にある過激派を批判し、穏健勢力への支援や中間層の育成を通じて平和と安定に貢献する考えだ。自身が掲げる「積極的平和主義」を世界に発信する狙いもある。

 「国際協調に基づく積極的平和主義を掲げる日本は経験、知恵、能力を世界の平和と安定のため進んで掲げる覚悟だ。中東安定への意欲をくみ取ってほしい」

 首相はスピーチでこう述べ、中東和平への貢献姿勢を強調した。さらに「日本は自由と民主主義、人権と法の支配を重んじる国をつくり、ひたすら平和国家としての道を歩み、今日に至る」と、戦後日本の歩みを語ることも忘れなかった。(中略)

 首相は今回の中東歴訪で「アラブの春」を経験したエジプト、「イスラム国」対策の最前線にあるヨルダン、紛争当事者であるイスラエルとパレスチナを訪ね、日本流の非軍事分野での協力を表明。スピーチでは「伝統を大切にし、中庸を重んじる点で、日本と中東には生き方の根本に脈々と通じるものがある」と語り、非キリスト教、非欧米国家としての日本の存在感を示すことに力を注いだ。

 その背景には、戦後70年の首相談話や集団的自衛権の行使容認に国際社会の理解を得ていくねらいもあるようだ。(産経新聞15年1月17日)』

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 このような過激主義の安倍政権の暴走を食い止めるためには、ともかく野党第一党である民主党が、決して一緒に右に傾くことなく、真ん中でぐっと踏みとどまっていることが大切だと思うのだけど。

 昨日、民主党の新代表に選ばれた岡田克也氏が記者会見で、「私の立ち位置はだいたい真ん中。自民党は随分右にシフトしている。ど真ん中が空いている」と発言。いわば、中道宣言を行なったという。(・・)

 岡田氏はまた、国会で、経済政策だけでなく「戦後70年、安全保障法制。これらを中心にしっかりした議論が必要だ」と主張。党内保守派が提案していた安保基本法案にも疑問を示し、安倍自民党と対峙して行く姿勢をあらわにした。(++)

『岡田克也新代表の記者会見要旨


 民主党新代表に選出された岡田克也氏の18日の就任記者会見の要旨は次の通り。

 【人事】

 現時点では全く白紙だ。「オール民主」を考えしっかりした人事をやりたい。

 【党運営】

 幅広く皆さんの意見を聞いて合意形成していきたい。私の立ち位置はだいたい真ん中。自民党は随分右にシフトしている。ど真ん中が空いている。民主党はしっかり対応できるよう政策転換が必要だ。

 【国会論戦】

 国会審議の先頭に立ちたい。どこでどういうふうに出るかはよく考える。今年一年ということでみると(中心的テーマは)やはりひとつは経済。もうひとつは戦後70年だ。(安倍晋三首相は)談話も出すといっている。3番目は安全保障法制。これらを中心にしっかりした議論が必要だ。

 【安全保障法制】

 (細野豪志元幹事長ら)有志による安全保障基本法案は受け入れられない。政府の閣議決定の中身と変わらず、読み方によってはむしろ広い。集団的自衛権を制限的に認めるという考え方だろうが、本当に制限できているのか。あれでは政府の新3要件に対して、イエスと言わざるを得なくなる。形式はどうであれ、党としての考えをきちんと整理したい。

 私も長妻昭元厚生労働相も今のままでは対応できない事態というものがあるかもしれないという認識は持っている。日本として自衛権を行使する事態はどういう事態かということを議論していけばおのずと合意形成はできるだろう。

 【野党との協力】

 国会での協力は非常に重要だ。そのために政策のすりあわせも必要で、可能な限りやっていく責任が(野党)第一党にある。

 【維新の党との関係】

 維新の橋下徹前共同代表の話は民主党の分裂を前提としたような言い方で受け入れられない。現時点で維新と同じ党になるというのは、到底考えられない。維新が変わればいろんな可能性があるかもしれない。

 【政権交代の道筋】

 まず次の総選挙だ。衆参ダブル選挙になるかどうか分からないが、参院選挙の時期は決まっている。民主党だけでは難しいが、与野党逆転を目指す。

 【選挙態勢】

 統一地方選の候補はほぼ固まっている。女性候補は追加して出したいが限界はある。参院選や衆院選では、理想は全選挙区で候補を立てることだが、現実を考えるとそう簡単ではない。候補者調整が必要な場面も出てくる。(産経新聞15年1月18日)』

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 岡田氏が最後にぐっと立ち位置をど真ん中に持って来たのは、決選投票で、長妻氏を擁立した社民系グループの支持を得るためだったのだけど。
 経緯はどうあれ、mewとしては、結果オーライだったりもする。(・・)

『民主党は新たなかじ取り役に岡田克也氏を選んだ。代表選では、集団的自衛権行使などの重要政策で候補者の主張の開きが目立ち、岡田氏は細野豪志元幹事長と批判合戦も繰り広げた。まずは執行部人事で党の結束を固めることができるかが焦点となる。
 「安倍晋三首相の下で憲法改正議論をすることに慎重でなければならない」。決選投票直前の演説で岡田氏は「リベラル色」を鮮明にした。決選に残れなかった長妻昭元厚生労働相の支持者を意識した発言で、細野陣営の保守系議員が昨年作った集団的自衛権行使を容認する安全保障基本法案にも言及。「自民党の考え方とあまり大きな差がない」と強調した。

 決選投票の結果は、岡田氏133ポイントに対し細野氏120ポイント。差はわずか13ポイントで、岡田氏にとっては薄氷の勝利だった。細野陣営は「あの演説が効いた」と悔やんだ。
 勝負を左右したのは、長妻氏を支持した旧社会党系の赤松広隆前衆院副議長のグループだ。岡田氏は17日夜、赤松氏と会談。集団的自衛権行使について「限定的であれ認めることはできない」と主張した赤松氏に、岡田氏は「わかりました」と語ったという。(時事通信15年1月18日)』

 代表選で敗れた長妻氏も、岡田新代表がリベラルの価値観を重視することを要望&念押ししていた。

『民主党の長妻昭・元厚生労働相は18日、党代表選の結果について「私の力不足だ」と語った。

 岡田克也新代表の下では「(岡田氏は)党内融和を言っているので、どんな役割でもやらせていただく。ただ、いろいろ相談しながら決めていく。選挙戦で掲げたリベラルという価値観を党運営で持っていただければありがたい」と述べた。(産経新聞15年1月18日)』

* * * * *

 決選投票で敗れた細野氏は、岡田新代表を支えて政権奪還に向けて頑張りたいと語っていたとのこと。<細野くんは、総理大臣を目指しているのね。 (・o・)>

『民主党の細野豪志元幹事長は代表選終了後、自身の陣営の集会であいさつし、「私の力不足。ここまで戦えたことを生涯の財産にしたい。岡田克也新代表を支えて政権奪還に向けて頑張りたい」とノーサイドを強調した。
 その後、細野氏は報道陣に「党員・サポーターと地方議員の票でできるだけ勝つという一つの戦略が実現できた。ただ、岡田氏はキャリアも人脈もある。それに比べて経験不足だった」と選挙戦を振り返った。
 本県の党員・サポーター票で各都道府県別最多の5407票を獲得した点に、細野氏は「静岡の県民の思いを無駄にしない。私も再生しないといけないし、民主党も元気にならないといけない。地元に恩返しをしたい」と決意を述べた。
 さらに、「静岡県は石橋湛山元首相以降、総理が出ていない。それを目指して、ここからスタートを切っていく」と再チャレンジへの強い意気込みを見せた。(静岡新聞15年1月18日)』

* * * * *

 ただ、細野氏を支持していた保守派の中には、民主党の中道化を快く思っていない人たちもいるようだ。(~_~;)

『岡田氏は決選投票前の演説で、細野陣営が積極的だった集団的自衛権の行使を容認する安全保障基本法案に言及し、「自民党の考え方とあまり大きな差がない。現在の案では賛成することはできない」と明確に否定し、くさびをうった。
 しかし、細野陣営は「再提出する。リベラル色が強まることはあってはならない」と鼻息が荒い。細野氏も代表選後、「岡田代表のもとで私もしっかり頑張りたい」としながらも、安保基本法案については「互いにまとまれる案をつくればいい」と、なおこだわりをみせる。(産経新聞15年1月18日)』

『安倍政権が春以降提出する安全保障関連法案への対応で、党が一枚岩になれるかが試される。保守系議員は、岡田新体制について「一握りのリベラル系に党の政策が左右されないか」と懸念する。(時事通信15年1月18日)』<今は、保守タカ派の方が少ないんじゃん?^^;>

 おそらくここから安倍内閣&自民党や、維新の保守派が、民主党に揺さぶりをかけて、また党内対立を煽ろうとするのではないかと思うのだけど。
 何とか岡田氏が保守派の反発を抑えて、ど真ん中の中道路線を貫けるように、めいっぱい応援して行きたいと思っているmewなのだった。(@@)
 
                           THANKS


http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/290.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 「世界のゆくえ」と題する鼎談に招待されて出演します 1月19日午後8時より放映  天木直人
「世界のゆくえ」と題する鼎談に招待されて出演します
http://www.amakiblog.com/archives/2015/01/18/#003090
2015年01月18日 天木直人のブログ


 「世界のゆくえ」と題して、私と鳩山由紀夫元首相、孫崎享元外務省国際情報局長との鼎談に招待され、出演します。

 その模様は以下のサイトできょう1月19日の午後8時より放映されます。

 どのような話に発展するかは私にもわかりません。

 乞うご期待


http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/291.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 「「底知れない程度の低さ、どぶからうまれでた何か、およそ深さなどまったくない何かが...」:m TAKANO氏」

「「底知れない程度の低さ、どぶからうまれでた何か、およそ深さなどまったくない何かが...」:m TAKANO氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/16409.html
2015/1/19 晴耕雨読


https://twitter.com/mt3678mt

「官邸崩壊」、結構なことだ。

1日も早く実現してほしい。

安倍政権が長引けば「日本が崩壊」してしまいかねないのだから。

【日刊ゲンダイ|安倍首相と菅官房長官に“軋轢”…8年前の「官邸崩壊」再現か】 http://t.co/Ogx84Iya1w

おいおい、「過激主義」はあんただろう!さっさとやめてくれ。

【安倍首相「過激主義止める」】 - Y!ニュース (2015年1月18日(日)掲載) http://t.co/IZsc638721 #安倍晋三内閣 

足尾鉱毒事件、水俣病、イタイイタイ病等々。

日本の公害病に対して日本の政府がどのような態度を取ってきたかを省みれば、中国を笑うことはできない。

【東京新聞:中国、カドミウム汚染半世紀隠す イタイイタイ病似た症状も】 http://t.co/itieLojiyo

この政治記者へのアンケートは痛快でした。

5項目見た途端に安倍の顔が浮かんで…。

“@akhila7: 安倍は確信のないこと、やるつもりなどさらさら無いことは一層断言口調で言い切る。ウソを言うことに全く良心の呵責のない口だけのペテン師。 ”

http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/37878.jpg

国民には財源不足を理由に我慢を強いる一方で、海外に行くと大金持ちの如く大判振る舞い。

安倍首相は、海外専用の打ち出の小槌でも持っているのだろうか。

【首相、中東に2900億円超支援 過激派、テロ対策で貢献も】 47NEWS http://t.co/mMuSXjbcqs

ハンナ・アーレントの言葉から安倍政権を想起する。

『底知れない程度の低さ、どぶからうまれでた何か、およそ深さなどまったくない何かが、ほとんどすべての人びとを支配する力を獲得する。それこそが、全体主義のおそるべき性質である』【視点・論点】 http://t.co/AvwlqWnaKG

安倍首相はネタニヤフ首相と首脳会談を行い、テロ対策の強化に連携して取り組む方針を確認するという。

その際、イスラエルによるパレスチナに対する国家テロも議題にすべきではないのか。

【首相 イスラエルに到着 首脳会談へ】NHKニュース http://t.co/CShhqzx2lX

『それは特定秘密保護法の「性質」というべきもので、つまるところ日本国政府は、国民が余分なことを言うのが嫌いなのだ。「政治のことは私たち専門家に任せて、国民は余分な口出しをせずに黙っていればいいのです」という考え方が、特定秘密保護法を提出する人たちの中にあるのだ』。橋本治氏

原発の再稼働についての賛否を決めるのは、この映画を見てからにしましょう。

まず、事実を知ることです。

【河合弘之弁護士初監督 映画『日本と原発』公式サイト】 http://www.nihontogenpatsu.com

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http://t.co/AvwlqWnaKG
視点・論点 「ハンナ・アーレントと"悪の凡庸さ"」2014年06月25日 (水) 

フェリス女学院大学教授 矢野久美子
 
 今から50年ほど前の1960年代前半、ナチスの犯罪をめぐる裁判レポートが、大きな論争を引き起しました。これからお話しするのは、その裁判レポートの著者が何を語ろうとしたのか、ということについてです。

著者の名前はハンナ・アーレント。昨年、映画でも話題になったその人です。
1906年にドイツに生まれたユダヤ人女性で、政治哲学者です。彼女は、ヒトラーの反ユダヤ主義政策によって、ドイツから脱出せざるをえなくなり、1933年にパリに亡命しました。しかし、第二次世界大戦によってフランスで生きることも危うくなり、アメリカ合衆国へと避難し、そこで1945年の終戦を迎えます。

 ナチスの全体主義政権下では、ユダヤ人をはじめとする大量の人間が、強制収容所やガス室をともなう絶滅収容所で、生きる価値を奪われ意味なく殺戮されるという事態が起こりました。人間を無用のものとするような言語道断の国家犯罪がなぜ起こったのか、どのようにして起こったのか。こうした問いが戦後のアーレントの思想の出発点でした。
彼女はこの「絶対の悪」と向き合い、1951年には『全体主義の起原』という大著を公刊しました。 

 アーレントは、戦後ドイツには戻らず、アメリカの大学で教えながらニューヨークで暮らしていました。1960年、あるニュースが彼女の心を揺さぶります。ナチスの官僚で、アルゼンチンに逃亡していたアドルフ・アイヒマンが、イスラエルの諜報機関によって逮捕されたというニュースでした。

アイヒマンは、ヨーロッパの各国から、ドイツ東部やポーランドにある収容所へと、ユダヤ人を移送する業務を統括していた、重要人物でした。前代未聞の犯罪を担った人間を、この目で見なければならないと強く感じたアーレントは、雑誌『ニューヨーカー』の特派員として、アイヒマン裁判を傍聴します。そして、裁判レポートを発表するのです。

 裁判レポートは、一九六三年二月から三月にかけて『ニューヨーカー』に連載され、五月には本として出版されました。タイトルは、「イェルサレムのアイヒマン―悪の陳腐さについての報告」というものでした。アーレントは、一人の報告者として、裁判が自分の目にはどう見えたかを語りました。しかし、彼女の見解は許されざるものとして、イスラエルやニューヨークのユダヤ人社会から、激しい非難と攻撃をうけることになりました。彼女は本を書いただけでしたが、猛烈な批判をうけ、それまで親しかったユダヤ人の友人をほとんど失いました。

 なぜそれほどの非難の嵐が起こったのか、主な論点をあげてみましょう。
問題の一つは、アーレントがユダヤ人組織のナチスへの協力にふれたことでした。アイヒマンが統括したユダヤ人移送業務において、効率的な移送のために必要な、一覧表の作成などを、ユダヤ人リーダーたちが行っていたということがありました。これはすでに他の歴史家によって指摘されていたことではありましたが、アーレントは総攻撃を浴びました。この問題は彼女の裁判レポートのテーマではまったくなく、ほんの数行しか言及されていない事柄でした。ところが、彼女の言葉は、ナチスの犯罪の共同責任をユダヤ人に負わせるものとして受け止められました。イスラエル国家では、そのユダヤ人リーダーたちが、主要なポストについていたということもありました。

 そして最大の、今でも論争が続いている論点は、「悪の陳腐さ」「悪の凡庸さ」という言葉にありました。裁判でアーレントが見たアイヒマンは、怪物的な悪の権化ではけっしてなく、思考の欠如した官僚でした。アイヒマンは、その答弁において、紋切り型の決まり文句や官僚用語をくりかえしていました。アイヒマンの話す能力の不足は、考える能力、「誰か他の人の立場に立って考える能力」の不足、と結びついている、とアーレントは指摘しました。無思考の紋切り型の文句は、現実から身を守ることに役立った、と彼女は述べています。ナチスによって行われた巨悪な犯罪が、悪魔のような人物ではなく、思考の欠如した人間によって担われた、と彼女は考えました。しかしユダヤ人社会では、大量殺戮が凡庸なものだったというのか、ナチの犯罪を軽視し、アイヒマンを擁護するのか、といった憤激と非難の嵐が起こりました。

 アーレントにとって、人間の無用化をはかったナチスの犯罪は、ユダヤ人に対する犯罪というよりも、「人類に対する犯罪」でした。政治によって生きる価値のない人種が定められ、官僚によって行政的に大量の人々が殺戮されるという現代の悪は、アーレントにとって許されざるものであり、なぜそのようなことが起こったのか、徹底的に向き合い、考えなければならない問題でした。しかし、それは被害者たちにとっては普遍的すぎる視点であり、アーレントはユダヤ人同胞から、ユダヤ人への愛はないのか、と批判されます。論争のなかでアーレントを擁護した社会学者のダニエル・ベルさえ、「彼女が要求する普遍的な正義は、世界を判断する物差としては厳しすぎる」と述べました。

 アーレントは、「悪の陳腐さ」という言葉で何を言おうとしていたのでしょうか。批判への応答のなかで、彼女は、「悪の表層性」を強調しています。悪は「根源的」ではなく、深いものでも悪魔的なものでもなく、菌のように表面にはびこりわたるからこそ、全世界を廃墟にしうるのだ、と述べています。アーレントは、20世紀に起こった現代的な悪が、表層の現象であることの恐ろしさを、述べようとしたといえるでしょう。「悪の凡庸さ」という言葉で「今世紀最大の災いを矮小化することほど、自分の気持ちからかけ離れたものはない」と、アーレントは語りました。「底知れない程度の低さ、どぶからうまれでた何か、およそ深さなどまったくない何か」が、ほとんどすべての人びとを支配する力を獲得する。それこそが、全体主義のおそるべき性質である、とアーレントは考えました。

 アーレントにとって「思考の欠如」とは、表層性しかないということでもありました。
怪物的なものでも悪魔的なものでもない、表層の悪が、人類にたいする犯罪、人間をほろぼしうるような犯罪をもたらすという、前代未聞の現代の悪のありよう。それが、彼女の導き出した結論でした。

 アーレントはそうした悪に抵抗しうる可能性として、思考すること、考えることを追究します。「ものごとの表面に心を奪われないで、立ち止まり、考え始める」ことを彼女は重視しました。アイヒマン論争においては、アーレント自身が、そうした、自立的な思考をつらぬきましたが、彼女の事例は、表層的になった社会のなかで自立した思考が孤立するとき、生きることはどれほど過酷で、思考はどれほど勇気を必要とするか、を表しています。こうした思考が孤立したり、攻撃されたりしないような世界のあり方を、アーレントに学びつつ、考えたいものです。


http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/292.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 朝日「記者有志」が「敵役」文春から「暴露本」 情報が社外へダダ漏れ、「組織としてもはや崩壊」
このほど出版された「朝日新聞 日本型組織の崩壊」(文春新書)。著者は「朝日新聞記者有志」だとされている

2015/1/19 19:50
http://www.j-cast.com/2015/01/19225608.html


いわゆる従軍慰安婦に関連する「吉田証言」や、東京電力福島第1原発をめぐる「吉田調書」の誤報で、朝日新聞を批判していた週刊誌の有力な「ネタ元」が朝日新聞社内からの情報提供だ。過去にも朝日新聞ではトラブルが起きると内情が外部に漏れるという事態を繰り返してきたが、今回の事件では「記者有志」が内情を書籍にまとめて出版するに至った。版元は、朝日新聞批判の急先鋒、週刊文春を発行している文芸春秋だ。

著書では皮肉にも「情報漏洩は、通常、崩壊しつつある組織で起こる」と指摘しており、朝日新聞が「崩壊しつつある組織」だということをここでも裏付けている。

朝日の病巣は「イデオロギーではなく、官僚的な企業構造にこそ隠されている」


書籍のタイトルは、「朝日新聞 日本型組織の崩壊」(文春新書)。2015年1月中旬に発売され、著者は「朝日新聞記者有志」だとされている。現役の朝日新聞社員複数名を中心に構成されているといい、著者プロフィールの欄には、

「社内での経歴、所属部署、『カースト』、政治的スタンスなどのバックグラウンドは全く異なるが、『朝日新聞社の病巣はイデオロギーではなく、官僚的な企業構造にこそ隠されている』という点では一致した意見をもつ」

とある。

書籍では、朝日新聞の官僚的体質や権力闘争の解説に加え、吉田調書や吉田証言の誤報が生まれた経緯にも焦点を当てている。その内容は、大筋では14年11月に報道と人権委員会(PRC)が出した見解や14年12月に第三者委員会がまとめた報告とほぼ同じだが、書籍に盛り込まれた現場の声が生々しい。

一連の問題では、14年5月20日に「吉田調書」の初報が掲載され、直後に批判が噴出。

この問題が片付かないままに8月上旬に「吉田証言」が「虚偽」だったとする検証記事が掲載されたが、謝罪がなかったことで「火に油」となった。この検証記事は、「吉田調書」のチームにも相当な衝撃を与えたようだ。

「この記事が出ることは、社員のほとんどは事前に知らされておらず、驚愕した。吉田調書記事の取材班は、もっと驚いた。彼らの同僚によると、『なんでこんなタイミングでやるんだ!』と憤慨していたという」

特報部部長「おわび」方針にデスクと担当記者猛反発


9月初旬には、検証記事に謝罪がなかったことを批判した池上彰氏のコラムの掲載を見合わせていたことが発覚。状況は厳しさを増した。「吉田調書」原稿を出稿した特別報道部(特報部)は続報で反論を試みたが、追加取材しても「命令違反」を裏付ける現場の声を盛り込むことができなかったことが響き、9月2日に行われた筆頭デスクの会議でも掲載は認められなかった。

この「現場の声」抜きに記事が書かれたことについては、書籍でも「新聞記者がもっともやってはならないことだった」と厳しく批判している。

これを受け、特報部の市川誠一部長(当時)は担当デスクと担当記者2人を呼び、「『吉田調書記事の誤報を認めておわびする』と伝えた」という。この判断は、3人にとっては到底受け入れられないものだった。PRCは3人にも聞き取りをしているが、「見解」にはこの言い分は反映されていなかった。

「だが3人は猛反発した、3人にとって担当の部長が自ら白旗をあげるのは『裏切り』以外の何ものでもなかった。3人は『誤報など認める必要はない』と繰り返し訴えた」

9月に入ると社内のさまざまな部から人を集めた「検証班」が結成され、記事の内容を改めて点検したところ、「まるで足元の床が抜けるような事実」も明らかになった。9月11日に記者会見して取り消すことになった5月20日の第1報のほかに「特ダネ」として出稿した吉田調書関連の2本の記事は、すでに他紙が報じていたというのだ。

この本の通りなら、吉田調書報道は「誤報」と「既報」の組み合わせだったことになり、その価値に改めて疑問符が付くことになりそうだ。

「20、30の会議の中身が全部漏れている。相当な屈辱感」

著書では、社内の情報が他社に漏れることについてもかなりのスペースを割いて論じている。例えばこんな具合だ。

「市川速水GMは14年10月、大阪本社で行われた『社員集会』で、集まった社員たちを前にして、こんな衝撃的な事実を吐露した。
『今回は私の身の回りでも、20、30の会議の中身が全部漏れている。相当な屈辱感を感じている』
なぜこのような情報漏洩が絶えないのか?それは敵対的なメディアを使ってでも社内のライバルを叩き、自分の立場を有利にしたい幹部がいつも現れるからである」

一連の事件で特に問題視されているのが、池上コラム問題が朝日新聞側から週刊誌にリークされたことだ。

作家の佐藤優氏は14年9月16日に産経新聞のウェブサイトで、01年に一部の外務官僚が田中真紀子外相(当時)攻撃のために秘密情報をリークしたことを引き合いに、

「秘密を守ることができない組織に、リスクを冒して機微に触れる情報を伝える人はいない」
「池上事件で露呈したように編集サイドから、書き手との間で信頼関係に基づいて秘密裏に打ち合わせている事柄が外部に流出する状態では、朝日新聞と本気で仕事をする書き手がいなくなる」

と指摘している。

書籍ではこれを受ける形で、朝日新聞についても「組織としてもはや崩壊していると認めざるを得ない」と結論付けた。

「こうした形の情報漏洩は、通常、崩壊しつつある組織で起こる。組織内の秩序と統治が失われ、モラルハザードが蔓延しているからだ。それはわれわれ朝日新聞記者たちが、スキャンダルに揺れる政党や企業などを取材する現場で嫌というほど見てきた真実だ。佐藤氏が指摘する01年頃の外務省も、いわゆる田中真紀子問題と機密費問題で崩壊しつつあった。ということは、朝日新聞も組織としてもはや崩壊していると認めざるを得ない」


http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/293.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 『おまえが言うか大賞』〜グランプリ獲得は安倍か東電か?〜アンケート実施中(wantonのブログ)
『おまえが言うか大賞』〜グランプリ獲得は安倍か東電か?〜アンケート実施中
http://ameblo.jp/64152966/entry-11978685520.html
2015-01-18 18:12:07 wantonのブログ


2014年「お前が言うな大賞」エントリーナンバー1
東京電力様


推薦人⇒ 石破茂内閣府特命担当大臣
声:俺の娘は東電社員だから当然だろう!



2015年「お前が言うな大賞」エントリーナンバー2
安倍晋三総理様


推薦人⇒ 麻生太郎副総理、財務大臣
声:安倍君もそうだが、まともに漢字が読めないと
  叩かれた、まあ、ある意味、盟友だからな。



読めなかった漢字 


1.踏襲→ふしゅう→(正)とうしゅう 


2.措置→しょち→(正)そち


3.有無→ゆうむ→(正)うむ


4.詳細→?→ (正)しょうさい


5.前場→まえば→(正)ぜんば


6.未曽有→みぞゆう→(正)みぞう


7.頻繁→はんざつ→(正)ひんぱん


8.実体経済→?→(正)じったいけいざい


9.思惑→おもわく→(正)しわく


10.低迷→ていまい→(正)ていめい


11.順風満帆→じゅんふうまんぽ→(正)じゅんぷうまんぽ


12.破綻→はさん→(正)はたん


13.焦眉→?→(正)しゅうび


14.完遂→かんつい→(正)かんすい


15.詰めて→? →(正)つめて


16.怪我→? →(正)けが


17.参画→さんが→(正)さんかく


18.偽装請負→? →(正)ぎそううけおい


19.御祈り→?→(正)おいのり


20.我が国→わがこく→(正)わがくに


<引用終わり>
---------------------------------------------


管理人


アンケート実施中です。
記事の最下部にあるコメント欄に、
東電 か 安倍 のどちらかのお名前を
記入していただくだけで結構です。
皆さん、どしどし参加して下さい。
お待ちしております。


う〜ん、難しい・・・
どちらが、グランプリに選ばれるのか!?
迷うわ、ホント。


※トップURLでお願いいたします。
http://ameblo.jp/64152966/entry-11978685520.html


【爆笑動画】『総統閣下がアソウ発言にお怒りのようです』




http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/294.html

記事 [政治・選挙・NHK178] アカン マイナンバー(国民総背番号制)に640億円の予算!番号カードが健康保険証代わりに!奨学金制度にまで利用範囲を拡大
【アカン】マイナンバー(国民総背番号制)に640億円の予算!番号カードが健康保険証代わりに!奨学金制度にまで利用範囲を拡大!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-5225.html
2015/01/19 Mon. 21:00:10 真実を探すブログ



政府が2016年1月からの導入を目指している「マイナンバー(国民総背番号制)制度」に640億円の予算を計上しました。報道記事によると、個人番号カード等を発行するために約640億円の予算を決定し、同時に使用が認められていない奨学金制度にまで利用範囲を広げることも盛り込んだとのことです。
全国民に番号を割り振ったカードを配る予定で、これは健康保険証と同じ様に使えます。マイナンバーは年金や税金等の個人情報を93項目も管理しており、政府は更にクレジットカード機能を搭載することも検討中です。


ちなみに、管理される個人情報の93項目には家族構成はもちろんのこと、給料や所有している不動産などの資産情報、今まで受けた医療情報、持っている病気、失業保険など雇用関係の情報、公営住宅を借りた記録、児童扶養手当などの各種手当、生命保険、住宅ローンなどの重要な情報が含まれています。
大手マスコミはあまり大々的に取り上げていないことから、導入後に混乱する方も多数出て来ることになるかもしれません。


☆マイナンバーに640億円 徴税強化、給付抑制に利用
URL http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2015-01-18/2015011802_03_1.html
引用:
 安倍内閣は2015年度総務省予算案で、税・社会保障の「共通番号(マイナンバー)制」の2016年1月からの運用開始に向け、個人番号カードの発行など前年度の倍近い640億円を計上しました。まだ実施されてもいないのに、使用が認められていない奨学金制度にまで利用範囲を広げることも盛り込みました。


 全国民に付ける番号を通知するカードの送付(15年10月)と、氏名や住所、生年月日、性別、顔写真の入った個人番号カード(申請者のみ)の発行(16年1月)に503億円を投じる計画です。国が税や社会保障の個人情報を一元管理し、徴税強化や社会保障の給付抑制に使うもので、個人情報の漏えいを防止できない欠陥制度です。
:引用終了


☆マイナンバー、番号カードが健康保険証代わりに
URL http://www.yomiuri.co.jp/national/20150119-OYT1T50001.html
引用:
 共通番号(マイナンバー)制度で2016年から個人への配布が始まる個人番号カードが、健康保険証代わりに使えることが分かった。
 早ければ17年7月から運用開始となる。03年に始まった住民基本台帳カードは、他の機能が少なかったことから取得者は5・4%にとどまっており、番号カードが新たな国民共通の身分証として定着する可能性がある。
:引用終了


☆共通番号法が成立 個人情報93項目、政府が一元管理
URL http://kanagawa-ds.org/wp-content/uploads/38308d149475a2984e5274097880534c.pdf
引用:
■「共通番号」で管理される個人情報の例
【収入や資産】
・給料や家族の状況など
・保有する不動産やその評価額など
【医療・年金・福祉など】
・かかった医療機関や医療費の金額
・医薬品による副作用の救済
・新型インフルエンザなど感染力が強い病気での入院
・年金の保険料や年金額
・確定拠出年金(日本版401k)の記録
・介護保険の保険料やサービスの利用
・身体障害者手帳の交付
・障害者支援施設などへの入所など
・障害者に対する自立支援給付
・公営住宅を借りた記録
・生活福祉資金貸し付け


・生活保護に関する記録
・被災者生活再建支援金の支給
・石綿による健康被害救済のための遺族給付
・中国残留孤児への支援給付
・心神喪失の状態で重大な他害行為を行った人の診断や治療
【雇用】
・雇用保険の失業給付
・労災保険の給付
・未払い賃金の立て替え払い
・職業訓練を受ける人への訓練給付金
【子育て・教育】
・母子健康手帳の交付など
・受けた予防接種の時期や種類
・児童手当の支給
・高校の就学支援金
・日本学生支援機構からの奨学金
・学校でのケガなどに支給される日本スポーツ振興センターからの給付金
・里親の認定
:引用終了


☆マイナンバー 15年導入へ


☆個人番号カードに健康保険証も一元化を 2014年6月3日


☆マイナンバー法案が成立・・・2016年1月から運用開始へ(13/05/24)






http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/295.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 小物の犯罪には厳しく、権力に近い犯罪には甘いのが今の検察。(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201501/article_18.html
2015/01/19 21:40

嘘泣き(?)で、全世界に有名になった野々村前県議が、政務活動費を220万円だまし取ったとして、神戸地検に書類送検されたと報道があった。詐欺、虚偽有印公文書作成・行使の疑いという。この罪自体は、許せるものではない。一般人が数万円を盗めば、逮捕され地検に送られる。しかし、きっと同じ県議の中には、野々村氏の比ではないくらい不正を働いている議員もいると思われる。

小物の野々村氏は捜査しても、東京地検特捜部は渡辺喜美氏の8億円について、政治資金規正法違反を問おうとしない。

このブログでも何度も書いているが、ドリル・小渕氏の政治資金規正法の容疑は、報道だけの話で1億円を超え、実際は何億円以上あるかもわからない。その捜査を行っているのが東京地検特捜部である。この特捜部長が斉藤氏ということである。この斉藤氏は、小沢氏の陸山会事件の時には特捜副部長で、強制起訴される基となった捜査資料について、部下の田代検事に虚偽報告書を書くように指示した人ということで、ネット社会では有名人物である。
日刊ゲンダイ紙は、そんな特捜部長だから汚名を返上するために、ドリル・小渕事件を立件すべきだと書いていた。しかし、そういう男だから権力には甘く、不起訴処分の結論が出るのではないかと思っている。

今の検察は、小物の野々村氏のような弱者、もしくは権力に好ましくない者には、強く厳しく罪を問う。しかし、権力に近い渡辺氏やドリル・小渕氏のような政治家には甘い。これが民主党の議員が同じようなことをやっていれば、もうとっくの昔に起訴されているだろう。

人間の人生を決定づける法の執行は、何人にも平等でなければならない。しかし、特に政治に絡む案件では、検察ばかりでなく裁判所の判決までが公平でなくなって来ている。この社会は必ず歪が出てくる。


野々村前県議:政活費220万円詐取容疑で書類送検
http://mainichi.jp/select/news/m20150119k0000e040214000c.html

 兵庫県の野々村竜太郎前県議(48)=同県西宮市=の政務活動費を巡る問題で、県警は19日、収支報告書にうそを記載するなどして政活費計約220万円をだまし取ったとして、野々村前県議を詐欺と虚偽有印公文書作成・同行使の疑いで神戸地検に書類送検した。


http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/296.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 爆笑問題のボツ事件だけじゃない! NHKで今、何が起きているのか!?(リテラ)
右上の「どーもくん」も心なしか不安顔?(「NHKオンライン/NHK経営委員会 経営委員紹介」より)


爆笑問題のボツ事件だけじゃない! NHKで今、何が起きているのか!?
http://lite-ra.com/2015/01/post-800.html
2015.01.19. リテラ


 今月7日、爆笑問題がNHKの正月お笑い番組での「政治家ネタ」を事前にボツにされていたことをレギュラーラジオ番組で暴露。「NHKの内部圧力か?!」と騒ぎになったことは記憶に新しい。翌日8日に開かれたNHKの定例会見では、籾井勝人会長が同件の関与を否定しつつ「お笑いで、個人を打撃するのは品性がない」などと語り、爆笑問題も翌週 13日のラジオ番組で「事前の打ち合わせで了承済みのことで、NHKに限ったことでもないし、言論統制ではない」と発言。何とも歯切れの悪いオチがついた。

「またNHKか」。正直、この手のニュースにもう今さら驚かなくなっている人も多いだろう。昨年1月に籾井氏が会長に就任して以来、毎月、いや毎週のようにNHKの不祥事ニュースが飛び込んでくる。会長就任会見で、「政府が右と言っているものを左と言うわけにはいかない」と語り、特定秘密保護法に関する報道の極端な少なさを指摘されれば「一応(法律が)通っちゃったんで、言ってもしょうがないんじゃないか」と悪びれず言ってのけた籾井氏。公共放送の基本理念を真っ向から否定する会長のもとでは、ネタの自粛規制など日常茶飯事であることは容易に想像がつく。

 昨年末に出版された『NHK新版 危機に立つ公共放送』(松田浩/岩波新書)は、NHK研究の第一人者である著者が、戦後70年におけるNHKと政治介入の歴史、その構造を明確に指摘した重要な一冊だ。2005年に出版したものを大幅に加筆修正、「緊急出版」した。 戦時中、「国営放送」として政府のプロパガンダ放送を行ってきたことの深い反省から、不偏不党、自主自律の「公共放送」として生まれ変わったはずのNHK。だがその戦後史を紐解けば、戦後も政治権力と無縁でなかったことがよくわかる。

 1981年、ロッキード事件関連番組で政治関連部分の一部が圧力によってカットされた「ロッキード・三木発言カット事件」や、まだ記憶に新しい、2005年発覚の「ETV 問われる戦時性暴力」(放送は01年)に対する「番組改変」事件など。常に政治権力に翻弄されてしまうNHKの「体質」をていねいに分析しながらも、「現在のような露骨な状況は戦後の歴史始まって以来」と強く警鐘を鳴らしている。その発端として指摘されているのが、会長人事に先立って行われた、一昨年10月のNHK経営委員の選任人事だ。

 毎週のように歴史修正主義発言とヘイトスピーチをツイッターで量産する作家の百田尚樹氏、保守系団体「日本会議」の代表委員で埼玉大名誉教授の長谷川三千子氏は、2012年に立ち上げられた「安倍晋三総理大臣を求める民間人有志の会」のメンバー。その他にも、安倍総理の元家庭教師だった、日本たばこ産業顧問の本田勝彦氏など、首相と極めて近い立場にいる人物たちの経営委員任命は「総理のお友だち人事」と批判された。だがこれは、単なる「仲良し」をNHKに送り込んだというだけの話ではない。

 経営委員会は、会長の任命・罷免権ほか重要な権限を持つNHKの最高意志決定機関で、その審議決定は経営委員12名のうち9名以上の承認を必要とする。つまり、総理の「お友だち」4人がいれば、総理の意にそぐわない決定は簡単に阻止できるということだ。

 経営委員によって「民主的」に選ばれた会長には、副会長や理事、放送総局長などの任命権がある。籾井会長は就任直後に、まず理事10名に日付を空白にした辞表の提出を要求し大きく批判されたが、その後も着々と新人事に着手。局内の全番組を統括する放送総局長や、放送の指針を決める経営企画統括、海外に向けて国策や政策をアピールする場でもある国際放送の統括など、重要ポストの人事を、極めて安倍政権に近しい人物で固めている。

 NHKのホームページには過去の経営会議の議事録が公開されているが、会長就任直後の人事采配に関する、4月22日の議事録はさながらドラマのような「炎上」ぶりだ。退任する理事が会長就任以来のNHKの「異常事態」を涙ながらに訴え、事前の報告なしに人事采配の決定事項を報告する会長を強く批判。だが、籾井氏はどこ吹く風で、その決定を「会長の専権事項」と押し切っている。

 さらに昨年6月には、通例として年に1度だった局内一般職の人事を、「今後は必要に応じて随時行う」と職員向けのサイトで報告。これは実質的には「気に入らなければいつでも飛ばすぞ」宣言に等しく、職員をますます萎縮させる効果を生んでいる。冒頭の爆笑問題の一件も、春の人事異動を前にした現場の「自粛」もあったのではないかという声もある。

「番組改変なんて危険な橋を渡る必要なんてもうないですよ。人事を押さえてしまえば、あとはNHKの伝統芸である〈忖度〉気質が作用して、いとも簡単に安倍放送局の一丁上がり」。ある職員は自嘲的にこう語る。

 実際、第二次安倍政権後のNHKの報道姿勢は、目に見えるかたちで急激に変化している。特に顕著なのが、「ニュースウォッチ9」に代表されるニュース報道だ。NHKのOBを中心とする市民団体「放送を語る会」が昨夏行った調査によれば、7月1日の集団的自衛権閣議決定までの1ヶ月半の間に、同番組が集団的自衛権を扱った総放送時間は167分。その7割が、与党協議や首相・政府関係の動きを伝えたもので、反対の立場の意見はわずか33秒。抗議デモの映像は総計44秒のみだったという。大越健介キャスターのコメントも「自衛隊の活動は(アメリカへの)協力だけではなく、日本への脅威を抑止する性格が強まる」と、まるで政府見解のような解説ぶりだった。他のニュース番組でも、安倍総理の演説などの動向や、インタビューなどが目に見えるかたちで増え、つい先日も、フランスでの新聞社襲撃テロや沖縄・辺野古での基地工事強行など、国内外で重大事件が勃発するなか、静養中の安倍総理が岸信介の墓参りをする映像を放映。「さすが安倍さまの犬HK」とネットでも揶揄されていた。

 政権による公共放送の「乗っ取り」という「戦後最大の危機」に際して何ができるのか。本書の最終章では、現在世界で多数の公共放送が行っている、電波・放送行政の政府からの独立、政権の影響を受けやすい会長や経営委員の選任システムの改革など、具体的な提案が述べられているが、同時に、職員の内部的自由の確立が「知る権利」や「表現・報道の自由」にとって非常に重要であると強く指摘する。

 たとえば、与党政権の影響を受けやすい政治部・経済部と対照的なのが、現場主義がまだ残る制作部主導のニュースやドキュメンタリーだ。特にETV特集やNHKスペシャルなどのドキュメンタリー枠では、原発や差別・貧困問題、戦争・平和・近現代史に関する気骨ある番組が粘り強く作られている。だがそれらの番組に関しても、最近では「反日的だ」「左に偏った偏向報道で国益を損じる」などの声が以前より確実に多く寄せられるようになっているという。籾井会長は昨年4月の理事会で、放送法が定める公平性の原則について、放送全体ではなく「個々の番組を通して公平性を追求すべき」と発言した。それはつまり、番組内での両論併記、つまり「市民の言い分だけではなく政府の言い分も公平に報道せよ」という身勝手で恣意的な誘導であり、対象に深く取材するタイプのドキュメンタリーの制作手法を根本から否定するものだ。そのような安直な「公平」観が、最近急増しているという“反日”報道批判の「声」に支えられていることは無視できない現実だ。
 
 もはや「NHKは叩いておけばいい」という時代は終わったのではないだろうか。抗議方法としての受信料不払いや、政権に媚びる報道に批判のメールを送るのも良いが、今最も必要とされているのは、粘り強く優れた番組を発信しようとする現場の職員たちへの激励と応援だ。

「制作スタッフにとって何よりの援護射撃となるのは、視聴者からの再放送希望や、感想、評価などを伝える声です。どんなに“上”がつぶしたい番組でも、視聴者からの支持があれば制作は継続できるし新たな放映のチャンスにもなる」(制作部ディレクター)

 視聴者からの応援は、現場で闘う心ある職員たちの自信にもつながる。最も事実に近い場所にいる現場の人間が尊重されることなしに、健全なジャーナリズムはありえない。忖度の卑屈さを捨て、自信を取りもどし、責任を自覚してはじめて、圧力に抵抗し立ち上がる力も生まれるのだから。

(山崎舞野)


http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/297.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 維新の党:橋下氏「今の民主党なら僕は安倍政権支持」
毎日新聞 2015年01月19日 19時57分
http://mainichi.jp/select/news/20150120k0000m010058000c.html


 維新の党最高顧問の橋下徹・大阪市長は19日、民主党の代表選の結果を受け、「今の民主党のままなら、僕は安倍政権を支持する。2大政党が必要なら、民主党も抜本的に変わってほしい」と述べた。市役所で報道陣の質問に答えた。


 橋下市長は「公務員の労組に選挙で頼り切ったら改革はできない」と持論を展開した。さらに「今までの民主党の体質で野党再編をしたところで国民の期待を集められない。維新の党も問題点があるなら変えていかないといけない」と述べ、野党再編にあたって両党が変わることが必要との認識を示した。【重石岳史】

http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/298.html

記事 [政治・選挙・NHK178] <民主党>再結束へ…枝野幹事長、細野政調会長の方針(毎日新聞)
<民主党>再結束へ…枝野幹事長、細野政調会長の方針
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150119-00000125-mai-pol
毎日新聞 1月19日(月)21時52分配信


 民主党の岡田克也代表(61)は19日、幹事長に枝野幸男氏(50)を続投させ、政調会長に細野豪志元幹事長(43)を充てる方針を決めた。岡田氏が枝野、細野両氏にそれぞれ打診、両氏とも受け入れる考えを示した。細野氏とは代表選で決選投票まで競り合っており、党三役で起用することで挙党態勢を構築する狙いがある。21日にも両院議員総会を開いて両氏を含めた党三役人事を決定し、新体制を発足させる。

 岡田氏は18日の臨時党大会で選出された後、党人事に着手した。19日には党本部で枝野氏に幹事長を打診し、枝野氏は「やらせていただきます」と引き受けた。また、細野氏は毎日新聞の取材に、岡田氏から政調会長を打診され、了承したことを明らかにした。

 枝野氏は代表選で岡田氏を支持した。岡田氏は枝野氏起用の理由について「非常に信頼しており、力量があり、バランスも取れている」と記者団に説明した。官房長官や経済産業相を歴任した政治経験の豊富さに加え、党内の保守系、リベラル系双方から支持されていることなどから適任と判断したと見られる。

 一方、岡田氏は、26日に召集される通常国会で、政調会長が経済政策や安全保障法制など自民党との対立軸作りの責任者となることから政調会長人事を重視しており、今回の人事を通じて党結束をアピールする考えと見られる。【福岡静哉、村尾哲】


http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/299.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 「「特定の民族を差別し憎悪の対象とすることが人間をどれほど残酷にするのかを学ぶことができた」と安倍首相」
「「特定の民族を差別し憎悪の対象とすることが人間をどれほど残酷にするのかを学ぶことができた」と安倍首相」
http://sun.ap.teacup.com/souun/16411.html
2015/1/20 晴耕雨読


m TAKANO 氏のツイートより。https://twitter.com/mt3678mt


安倍晋三は、日本の総理大臣ではないのでしょう。


“@Satan_02: この人は本当に日本のことを考えているのだろうか。介護報酬を削りながら、海外にはポンと25億ドル(3000億円)の支援。支援するのは国内の貧困層が先ではないのか? ”


『安倍首相の曖昧さは、二0十四年末の衆議院解散でもっとひどくなったようです。「消費税を一〇%に上げるのを先送りする」ということと「衆議院の解散」がどう関係あるのか、まったく分かりません。…それに関する説明は、言い訳の連続のようで、「それであんたはなにをしたいの?」と』橋本治氏


『憲法改正というと、第九条の問題だと思っていた。しかし、自民党の改憲草案を知って、そういう問題ではなかったんだと気がついた。憲法改正というのは、日本国憲法を大日本帝国憲法に近づけようという動きだったんだと、改憲草案の第一条にある「天皇は日本国の元首」という条文で思った』。橋本治氏


『現行憲法は国民ではなく政府を縛るものだし、そもそも憲法とはそういうものだ。自民党草案には「自分達が憲法を変えて、その憲法に国民を従わせる」という姿勢が明確にあって、だからこそ「国民の基本的人権」を保障する現行憲法の第九十七条が、自民党草案に では丸ごと削除されている』。橋本治氏


東京新聞、本音のコラム。


山口二郎氏が国益の危険性を語っている。


政府の言う国益は、往々にして政府益でしかない。


とりわけ安倍政権のように視野の狭い偏った考え方の政治家が多い政府では、その傾向が顕著に表れやすい。


国益には注意が必要だ。



「表現の不自由展」が始まりました。


日本では本当に表現の自由が保障されているのか?表現の自由の今を伝える貴重なイベントです。


【息苦しい社会でいいのか〜「表現の不自由展」を開催します】1月18日〜2月1日(日)  詳細はこちら


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「表現の不自由な国」、安倍JAPAN!民主主義後進国に転落だ。


【日刊ゲンダイ|世界に逆行…サザン桑田も爆問も謝罪するこの国の息苦しさ】 http://t.co/deSPyIYQ2y


辺野古は沖縄だけの問題ではない。


25日の「国会包囲ヒューマンチェーン」に一人でも多くの国民が参加し、“辺野古NO”の意思を横暴な安倍政権に突きつけたい。


辺野古の海を表す青色の布を広げて! 【東京新聞:辺野古「NO」 25日は青い鎖】 http://t.co/cLgD1Ac5oU


「中庸」とは最も遠いところに位置する極右政治家が「中庸が最善」と言って“過激派”を批判!もう笑うしかない。


【安倍首相、中東には「中庸が最善」と過激派を批判 積極的平和主義をアピール 政策スピーチのねらい】 - 産経ニュース http://t.co/VqXD1nQVYZ


「特定の民族を差別し、憎悪の対象とすることが人間をどれほど残酷にするのかを学ぶことができた」と安倍首相。


本心からそう思ったならば、国内の差別主義者のお友達とも手を切らねばなるまい。


【首相 悲劇繰り返さぬため世界平和に貢献を】 http://nhk.jp/N4HO6D37



http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/300.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 政権交代実現民主党を破壊し尽した岡田克也氏(植草一秀の『知られざる真実』)
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2015/01/post-74fa.html
2015年1月19日

日本の政治が歪んでいる最大の象徴は、安倍政権の基盤が脆弱であること。

なにしろ、総選挙の比例代表選挙での得票率(全有権者に対する得票の比率=絶対得票率)が25%にも満たない自公の連立与党が衆議院議席全体の68%を占有した。

議会が民意を正しく反映していないのだ。

理由の一つは、小選挙区制の特性で、政党の側が小選挙区制の特性を踏まえた選挙戦術を採らないと、有権者の投票の多くが死票になる。

もともと、小選挙区制は選挙区での当選者を一人とする制度であるから、多くの死票を生み出す宿命を背負っている。

だが、その一方で、政権交代を引き起こしやすいという特性も備える。

当選者が一人しか出ないのだから、多党が候補者を乱立させれば、当選は覚束ない。

選挙をやる前から、死票になることを前提に選挙活動を展開する政党さえ登場しかねない。

死票を減らし、かつ、政権交代を目指すなら、ときの政権与党に対峙する政治勢力が徹底的に候補者を絞り込むことが必要になる

この点への対応が極めて遅れている。


もう一つの理由は、多数の主権者の意思をくみ取る政党が不在になっていることだ。

投票率が著しく低下してしまっているのは、このためである。

政治に関心がなくて選挙に行かないのではない。

自分の考えをしっかりと受け止める、信頼を置ける政党が不在になってしまっていることが、低投票率の最大の原因である。


私たちは2009年の政権交代実現の原点に回帰する必要がある。

2009年の政権交代とは、敗戦から65年の時間が経過するなかで、日本政治の基本構造を根本から変革しようとするものだった。

米官業の既得権勢力が支配する日本政治を

主権者が支配する日本政治に変革する。

これが政権交代に託された意味であった。

この政権交代の偉業を成就させた二人のリーダーが小沢一郎氏と鳩山由紀夫氏だった

米官業による日本政治支配の構造を転換するための具体策も明示された。

1.官僚天下りを根絶すること

2.普天間移設先を県外、国外とすること

3.企業団体献金を全面禁止すること

まさに画期的な方針が示された。

この基本方針が確実に実行されていたなら、日本の歴史はまったく新しい次元に移行していたはずである。


2006年に小沢一郎氏が民主党代表に就任した瞬間から民主党の大躍進が始まった。

小沢代表の下で民主党は2007年参院選に大勝した。この参院選の結果、参院では民主党が第一党の地位に躍り出たのである。

そして、2009年の総選挙で民主党が大勝し、政権交代の偉業を成就した。

この選挙での民主党の比例代表選挙絶対得票率は29.1%だった。

今回総選挙での自民党得票率17.4%の2倍近い得票だったのである。

そして、2010年の参院選で民主党が勝利を重ねていれば、この時点で衆参ねじれは解消し、民主党を軸とする政権による日本政治刷新が本格的に進展したと考えられる。

ところが、民主党は、あと一歩のところで状況を転覆された。

日本の既得権勢力が、目的のためには手段を問わない猛攻撃を展開したからである。

その既得権益勢力の手先は、民主党内にも潜んでいた。

その中心人物の一人が岡田克也氏である。

民主党を破壊した張本人が、民主党代表に返り咲いたのであるから、これは悲喜劇である。


岡田克也氏は、鳩山首相が推進しようとした普天間の県外・国外移設の方針を徹底的に妨害した。

外相に起用された岡田氏は鳩山首相のために仕事をしたのではなく、米国と密通して、普天間の国外・県外移設を阻止するために力を注いだのである。

そして、「シロアリ退治なく消費税増税を認めない」とした鳩山元首相の方針を全面的に攻撃したのが岡田克也氏である。

岡田氏は、官僚が所管業界企業幹部に天下りすることを、憲法が保障した職業選択の自由だとうそぶいて、官僚天下り利権を徹底擁護し続けている。

そして、企業団体献金の全面禁止に背を向け続けているのも、岡田克也氏である。

この岡田克也氏が民主党代表に就任した以上、民主党は確実に臨終に向かう。

2015年1月18日は、民主党の実質的な終末の始動日として、後世に記憶されることになるのだろう。


http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/301.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 「「言論が統制されている」と言えるのは、言論の自由がある国の特徴だが:山崎 雅弘氏」
「「言論が統制されている」と言えるのは、言論の自由がある国の特徴だが:山崎 雅弘氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/16410.html
2015/1/20 晴耕雨読


https://twitter.com/mas__yamazaki

自分の受けた勲章をオークションにかけるかのような表現をした人物が批判されているが、今の日本国民は、「民主主義」をオークションにかけているようにも見える。

できるだけ高く買ってくれる相手に売ろうとしている。

そして、売ったお金は将来世代には残さず、自分の贅沢に全部使い切るつもりでいる。

世界に逆行…サザン桑田も爆問も謝罪するこの国の息苦しさ(日刊ゲンダイ)http://bit.ly/1uhnLWN

「世界中が言論の自由のために結束しているのに、この国だけが逆行している。そう思わざるを得なかったのが、サザンオールスターズの桑田佳祐と爆笑問題の謝罪である」

「NHKは今月1日から15日までオンデマンドで紅白を配信した際、桑田の場面をカットしていた。NHKに理由を聞くと、『権利の関係などにより、部分的に配信しないことがあります』と答えたが、NHKが期間限定で『配信させてくれ』と頼んで、断る事務所があるだろうか」

言論の自由が無い国の特徴は、政治家や市民が公の場やテレビ・ラジオなどで発言する際には必ず「自国には言論統制が無い」かのように振る舞う。

「言論が統制されている」と言えるのは、言論の自由がある国の特徴だが、それが無い国では「統制は無い」という暗黙の了解への服従が、全国民に強制される。

首相であれ一般人であれ、間違うときは間違う。

組織の指導者の方針が間違っているのではないか、と思った時に「間違っているのでは」と言える社会は健全だと思う。

旧ソ連のような「指導者は間違わない」との前提に立つ国では、そのような疑問は「指導者への挑戦」と捉え、呈した者は厳しく弾圧される。

ロックバンドのリーダーが、ヒトラー風の付けひげをステージで付けた行為について「付けひげは、特定の誰かを揶揄・風刺するものではございません」と、それが「自国の権力者批判でない」ことをわざわざ釈明させられる。

現在の日本は実質的に、あの程度の首相風刺すら「許されない社会」になっている。


http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/302.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 民主党代表選が終わって、いよいよ「一国一党」の流れが加速していく (ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報)
http://blog.livedoor.jp/bilderberg54/archives/42966820.html

2015年01月19日

 2015年1月19日です。

 このところの寒さは特にお腹と頭にズキズキと響いてきます。早く雪が降ってほしい。皆様いかがお過ごしでしょうか。私は民主党代表選挙の投開票を音声だけ聞きながら、ある本を読んでいました。それは、歴史家の故・鳥居民(とりいたみ)氏の大著【『昭和20年』(草思社文庫)】(【】内は原文太字;転載投稿者)の第一巻です。この大著は昭和20年の時点であの十五年戦争のキーマンの動きを振り返るという歴史本で、鳥居氏の語り口がわかりやすいこともあって、非常に読みやすい本です。

 冒頭で鳥居氏は近衛文麿を中心にした重臣政治家の動きを描き、そこから近衛の持つ人脈や外交思想について語っていくのですが、その中で大きく鳥居氏が取り上げていたのが、「爾後国民政府を相手にせず」という近衛内閣の蒋介石の国民政府否認策について。

 支那事変を巡っては現地の参謀本部のほうが政府よりもハト派で柔軟であり、近衛内閣の閣僚は陸相の杉山元、海相の米内光政も強硬派だったということが詳しくかかれているのですが、重要なのは近衛声明を誰が書いたかという点で、そのことを追求して行く中で、鳥居民氏が中溝多摩吉という三多摩の壮士について語っているところで、当時、この中溝を中心にした青年団を率いていたような壮士(要するに院外団、ゴロツキ)たちが、民政党と政友会の議員たちに向けて、「政党解消運動」の署名活動をしていた、という話に触れているところです。本筋よりも私がオッと思ったのはその部分です。(というか本は未だ読んでいる最中)

 この政党解消運動の背景には、一国一党論があり、それは共産主義に対抗する「防共護国団」という団体と連動していたのですが、この壮士たちが、財界からカネを引っ張って、二大政党の議員たちの家に押しかけて、強い挙国一致体制を作るために、政党解消運動への賛同をなかば脅しつけて署名させた、というふうに書いてありました。

 さて、民主党の代表選挙では、一般大衆受けのする細野豪志が敗れ、前に代表を務めていた岡田克也元外相が二度目の代表当選となりました。民主党代表選挙はもともと国民一般は有権者ではないうちわの選挙で、党員サポーターもほとんどが労働組合などの組織のメンバーではないかと思います。そういう選挙ですから、労組の団結を重視する岡田氏が勝ってしまうのは当然といえばそうなのですが、よりにもよって、自民党から「やりやすい」と言われていた岡田氏が選ばれるというのは、この民主党というのは何処を向いているのだろうと思わない訳にはいかない。

 もともと、この代表選挙は衆院選で海江田代表が落選して辞任しなければ、今年の9月に行われる予定でした。ところが海江田落選により、急遽行われることになり、その結果、岡田氏の任期は岡田氏の任期は「就任3年目の9月末」とする党規約に基づき、2017年9月末までとなっています。

 衆院選のあと学ばなければならない反省は、野党がまとまらなければ選挙では大きな失点を犯していない自民党・公明党が必ず勝つというものでした。ところが、岡田氏は代表戦の冒頭で、細野豪志元幹事長が「維新と組もうとしている」ということを暴露し、党内の組織を揺さぶりました。長妻氏を支持していたのは左派系の自治労や日教組でしたから、これらの勢力を代表する赤松グループや輿石東参議院議員らは、最終的に岡田支持に回ったようです。

 細野氏が受けていたのは、小沢グループの後継である階猛らをメンバーとする自分のグループ「自誓会」、それから党内最右翼の長島昭久元防衛副大臣の「国軸の会」といったグループでした。岡田代表は決選投票の前の演説では露骨に長妻氏の支持層へのリップサービスも忘れなかった。演説を聞いてみて、どっちが一般有権者の前を向いていたかと問われれば、それは細野氏でしたが、組織内選挙では岡田氏の方が上だったのでしょう。この岡田氏の根回しは投票直前に終わっていたのでしょう。

 細野氏が、代表戦の一回目の投票の前に行った演説は「私には夢があります」というフルーズを使ったものでした。その夢とは「2020年のオリンピックを東京だけではなく被災地での開催とし、その時に民主党が政権を奪還している」というものだったのですが、それはともかく、このフレーズは2010年の代表選挙で、小沢一郎元代表が使ったスローガンと同じです。岡田氏が細野氏を破って勝利したということは、小沢氏を追放した「民主党6人衆」らが、「まだ小沢の息がかかっているから細野はダメだ」という判断をしたということなのでしょう。細野氏を支持した中には長島昭久のような保守系もいましたが、同時に小沢系もいた、ということで、民主党は小沢系と保守系には主導権を与えない、ということかもしれません。

それにしても、民主党代表で飛び交った言葉でわからないのは「中道」はまだいいとして、「リベラル」という言葉です。民主党議員たちはリベラルという言葉をきちんと定義しているとは思えません。自民党が保守だから自分たちはリベラルという程度の気分でしょうし、細野陣営の馬淵澄夫氏などは「リベラル保守」というわけのわからない言葉をメルマガで使っていました。

 「リベラルなのか、保守なのか、リバータリアンなのかはっきりせいよ」と言いたい。保守であるがリベラル寄りなのか、リベラルであるが保守派の良い点は学ぶのか、どっちかによって「座標軸」が正反対になる。リベラル保守を待望している人たちは、保守のどのあたりが良いと思っているのかも明確にしていない。アメリカでも「リベラル・リアリスト」と言うふうな造語もあるのでリベラル保守という言葉もあってもいいとは思いますが、日本人は保守とリベラルを定義するのが先でしょう。【「国民の生活が第一」というスローガンには「リベラル保守」は勝てない。おそらく民主党のいうリベラルというのは、「護憲派」というイミなのでしょうけど。】(【】内は原文太字;転載投稿者)

 この結果を受けて、維新の党の松井一郎前幹事長は、同じ日に首相官邸で菅義偉官房長官に面会した後で、「バラバラ感だけが伝わってきた」と酷評しています。大阪維新の会は、何度も書いていますが、自民党維新の会というもともとは大阪の自民党議員団の一派です。それが橋下徹という小泉純一郎首相を真似た政治家によって、「抵抗勢力に屈しない新しい自民党」として生まれ変わっただけです。野党のフリをしていますが、実際は大阪の維新は自民党そのものです。

 しかし、内向きに党を固める路線の岡田氏が勝利したことで、もともとあとで合流しようとしていた細野氏と親しい維新の党の松野頼久幹事長らははしごを外されてしまいました。浮動票を狙う国民大衆の人気で言えば、細野氏や松野氏のような若手を中心とした民主党・維新の新党が望ましいですが、一方で組織票を持ち、運動員をボランティアで派遣できるのは労組です。同時に、民主党細野系が離党して松野維新系が合流しても、それこそが自民党の菅官房長官の思う壺です。国会の間では、さまざまな野党が存在しても、法案の採決では反対にまとまることができますが、選挙のときは敵同士になるからです。それに、そもそも今の議席数では野党は自公にまったく歯がたたない。

 【自民党と「官邸」でつながっている橋下・松井がいるうちは維新の党は野党再編に乗ってくることはないでしょう。維新の橋下と松井は自民党が野党勢力に送り込んだエージェントです。】(【】内は原文太字;転載投稿者)

 こういう風に野党の一角が与党と談合しており、一方で共産党もまた、暗黙の自民党支持勢力となっている、そしてリベラル勢力は小沢グループが山本太郎と合流してしまい、「お笑い要員」化してしまっている、という絶望的な状況です。

 結局、強力な官邸と官僚機構が一体化して一党独裁体制を作っているのが今の政治の現状です。政治主導というのが政治家主導、つまり議会における活発な意見のやりとりを通じた政治ではなく、官邸主導になってしまっている。政党というものが官僚機構に大きく負けている、という状況です。

 そんなふうな政局を見ていくと、昭和の戦前と違って今の日本では、政党解散運動などしなくても、自然に自民党の一党独裁体制が形成されているように感じられます。【二大政党制は完全な失敗でした。今からでも中選挙区制度に戻したほうがいいと思いますが、自民党と公明党が絶対に乗ってこないでしょう。】(【】内は原文太字;転載投稿者)

 今の野党はしいて言えば、反対意見だけを唱えるが実際には影響を与えない、中国の政治協商会議のような存在です。実権を奪われた「野党」ということです。【佐藤優氏によると今の世界は帝国主義に再び向かいつつあるということで、ロシアのプーチン大統領、トルコのエルドアン大統領のような、「右派ナショナリスト」の安倍晋三首相が登場してきているのもその現れなのでしょう。足を国内で引っ張る野党に強い指導者は不要だという空気が生まれつつあるのだと思います。】(【】内は原文太字;転載投稿者)

 そういう時代の空気に支配された民主党代表選挙でした。

 私は、細野、長島、馬淵の3人のいずれかが、次の総理になると思っていたのですが、そういう平成前期のポスト冷戦時代の考えを引きずる思考法はいよいよ通用しないのかもしれない、と考えを新たにしました。

<参考記事>

維新・松井顧問、民主を酷評「期待ない。柱の政策バラバラ」(産経)
http://www.sankei.com/politics/news/150119/plt1501190011-n1.html

 維新の党顧問の松井一郎大阪府知事は19日午前、岡田克也新代表の就任が決まった民主党への期待感について「ない。代表選を見てよく分かった。柱になる政策も右から左までのバラバラ感だけが伝わってきた」と述べた。首相官邸で菅義偉官房長官と面会後、記者団に答えた。

 松井氏は「外交や防衛の話も聞いたが、どうやってあれが一つの政党でまとまれるのか不思議でしようがない」と語り、民主党を酷評した。

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新代表に岡田氏 決選投票で細野氏を逆転(産経)

http://www.sankei.com/politics/news/150118/plt1501180011-n1.html

  民主党代表選は18日、国会議員らによる決選投票に持ち込まれた結果、岡田克也代表代行が133ポイントを獲得し、1回目の投票でトップだった細野豪志元 幹事長の120ポイントを抑え、新代表に選出された。岡田氏の任期は平成29年9月まで。4月の統一地方選や来年夏の参院選を控え、党再生や安倍晋三首相 が率いる自民党に対抗する野党勢力の結集に向けた手腕が問われることになる。

 岡田氏は、新代表選出直後のあいさつで「政権交代は容易な ことではない。全員の力が必要だ。私と一緒に苦しい道を乗り越えていこう」と呼びかけた。また「政権を担える政党と思ってもらえるよう、安倍自民党としっ かり戦っていきたい」と表明した。岡田氏は幹事長人事など党役員人事に着手する。

 代表選は、長妻昭・元厚生労働相と細野、岡田両氏の3 人で争われた。党員・サポーターや地方議員も参加した1回目の投票は、トップが細野氏で202ポイント、2位が岡田氏で199ポイント、3位が長妻氏で 94ポイントとなり、どの候補も過半数(381ポイント)に達しなかった。このうち国会議員と次期参院選公認予定者の結果は細野氏96ポイント、岡田氏 95ポイントだった。

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輿石副議長「細野氏は八方美人、信念分からぬ」
読売新聞 2015年01月19日 10時31分
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150119-OYT1T50006.html

 民主党代表選に初挑戦した細野豪志元幹事長は、決選投票で敗れた。

 党内からは、若さなど細野氏の長所を訴え切れなかったことが敗因との見方が出ている。

 ◆発言に揺れ

 「1回目で勝たないとダメだ。決選投票に持ち込まれたら負ける」

 細野陣営は、こう発破をかけ続けてきた。代表選告示日の決起集会では最も多くの国会議員を集めた細野陣営だったが、決選投票になれば、岡田克也代表代行と長妻昭・元厚生労働相の両陣営が「2位3位連合」を組むとみていた。政策的に岡田、長妻両氏が近いためだ。

 1回目の投票で過半数を獲得するためには、党員・サポーター票や地方議員票が焦点だ。

 「4月の統一地方選のポスターはどの代表と撮りたいですか」

 細野氏や陣営幹部だけでなく、細野氏の夫人までも地方議員に電話攻勢をかけたという。43歳と最も若い細野氏の方が、統一地方選でアピールできると「若さ」を売り込んだのだ。

 だが、代表選では、若さや清新さを前面に出すという細野陣営の戦略に狂いが生じた。

 細野氏は持論だった野党再編の主張を封印し、「維新の党との合併は現実的に難しい」と明言した。陣営幹部は「参院側から再編論を抑えるようくぎを刺されていた」と打ち明ける。

 岡田氏は細野氏の発言の揺れを見逃さなかった。8日の討論会で、岡田氏は「衆院だけでも、みんな(の党)と民主と維新が合併すべきだ」と衆院選前に細野氏から提案されたことを暴露したのだ。

 慌てた細野氏は発言が二転三転。若さは「危うさ」のイメージにつながった。輿石東参院副議長は周囲に「細野氏は八方美人で、どこに信念があるのか分からない」と漏らしたという。

 細野氏が当初、盛んに訴えた「世代交代」も途中から影を潜めた。党内から幅広い支持を得るためだった。

 「勝ちたい気持ちが先に立ち、『細野カラー』を出せなかった。守りに入ってしまった」。細野陣営幹部はそう肩を落とした。

 細野氏は決選投票後の陣営報告会で「岡田新代表をしっかり支えて、民主党で政権奪還を目指して共に頑張りたい」とあいさつした。

 岡田陣営の玄葉光一郎前外相は18日、細野陣営の羽田雄一郎参院幹事長からの電話に対し、「党を再生する上で、細野氏の力を借りないといけない」と協力を呼びかけた。

 ◆存在感大きく

 決選投票で岡田氏を支持した長妻陣営は、新執行部の党運営では大きな存在感を示すことになりそうだ。長妻氏の党幹部起用も取りざたされている。

 陣営幹部は「長妻氏の出馬を後押ししたのは、リベラル勢力がキャスチングボートを握るためだった」と明かす。

 旧社会党系議員からは、「労組を敵視する維新の党との再編の動きを打ち消したことも、大きな成果だ」との声が出ている。
2015年01月19日 10時31分
 続いて、トップの細野氏と2位の岡田氏の間で、国会議員らによる決選投票が行われ、長妻氏を支援した議員らが岡田氏に投票し、細野氏を逆転した。


http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/303.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 民主党代表選 「安倍首相がさらに有利に」英紙が論評「機会逸した」(産経新聞)
民主党代表選 「安倍首相がさらに有利に」英紙が論評「機会逸した」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150119-00000576-san-pol
産経新聞 1月19日(月)22時27分配信


 【ロンドン=内藤泰朗】英紙フィナンシャル・タイムズは19日、日本の野党、民主党が先に実施した代表選について論評し、岡田克也代表を選出した同党が「指導力を再活性化する機会を逸した」として「安倍晋三首相がさらに有利になる」との見方を示した。

 同紙は、民主党政権で副首相を務めた61歳の岡田氏が18日の決選投票で、変化を訴えた細野豪志元幹事長(43)を僅差の得票で下したと報道。

 安倍政権が進める経済政策の結果については評価が分かれているにもかかわらず、「民主党はアベノミクスとは別の政策を提示できていない」と指摘し、安倍政権は、野党からの強い抵抗を受けないものとみられると結論づけた。


http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/304.html

記事 [政治・選挙・NHK178] 自民170億円、民主76億円=15年政党交付金(時事通信)
自民170億円、民主76億円=15年政党交付金
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150119-00000135-jij-pol
時事通信 1月19日(月)19時31分配信


 総務省は19日、政党助成法に基づき、10党が2015年分の政党交付金の受給を申請したと発表した。交付金総額は320億1400万円(100万円未満切り捨て、以下同じ)。時事通信の試算によると、自民党は170億4900万円(前年比8.0%増)、民主党は76億6800万円(同14.6%増)となる見込み。

 昨年の衆院選後に政党要件を失っていた生活の党は、参院議員1人の合流で「生活の党と山本太郎となかまたち」となり要件を回復、3億3100万円を受け取る。旧みんなの党所属議員らが結成した「日本を元気にする会」には1億1900万円、「太陽の党」には9300万円がそれぞれ支給される。

 政党交付金は、1月1日時点の所属国会議員数や前回衆院選と直近2回の参院選の得票率に応じて配分され、年4回に分けて支給される。共産党は受給を申請していない。他の政党への交付見込み額は次の通り。

 公明党29億5200万円▽維新の党26億6400万円▽次世代の党5億6100万円▽社民党4億7000万円▽新党改革1億400万円。 



http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/305.html

記事 [政治・選挙・NHK178] そもそも私たちの大事な「年金積立金」は本当に大丈夫なのか?/そもそも総研
そもそも私たちの大事な「年金積立金」は本当に大丈夫なのか?/そもそも総研
http://no-nukes.blog.jp/archives/8023211.html


2015年1月15日に放送された、そもそも総研「そもそも私たちの大事な年金積立金は本当に大丈夫なのか?」を紹介します。



公務員の年金は賢い運用だけど…一般庶民の年金は大... 投稿者 soranomukou



テーマは「そもそも私たちの大事な年金積立金は本当に大丈夫なのか?」


▶ 元GPIF運用委員・慶應義塾大学・小幡績 准教授の解説


株式運用の比率を上げる事で高まるリスクだけではなく「国民不在で議論が進んでいる」ところに問題があると指摘する。


通常、運用は出資者(国民)から頼まれて運用者が運用する。出資者が納得した上でその運用を委託するか?ということが重要だが、国民の意向がどっちにあるかという議論を全くせずに、あるいは聞きもせずに、勝手に政府の方で「ハイリスク・ハイリターン」の運用方針に変えてしまったというのが一番の問題だと話す。


さらに小幡氏は、今回の経緯に懸念を持っている。それは“政治の介入”。


昨年(※2014年)安倍首相はロンドンの投資家を集めて「これからGPIFが動くからみなさんも日本に期待してくれ」というような演説をしている。「今後GPIFは日本株買いに動くだろう」という期待感から投資家の買いが膨らみ、結果として日本株が上がった。


トップがGPIFに対して“圧力”をかけたかどうかは分からないが、そう疑われても仕方がない条件は揃っている。
そもそも国民の望んだ範囲内でベストを尽くすことがGPIFの役割で、それに対して政治が介入しないようにということで、わざわざ2006年にしっかり独立した組織として立ち上げたものなのに、“政治が圧力をかけた”とほとんどの投資家に思われているということは、今後のGPIFの信頼性にとっても非常に悪いことだと話す。


▶ 民主党・長妻議員の質問主意書に対する政府の答弁書を紹介


質問内容は、「もし運用が上手くいかなかった場合、どれぐらいの損が出ると政府は考えているのか?」というもの。
これに対する答弁として、直近で株式相場が大きく下落した平成20年度(リーマンショックが起きた年)の様な状況があった場合は、収益額は約マイナス26.2兆円になる可能性があることを政府も認めている。




http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/306.html

   

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