http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150114/k10014670001000.html
教員と生徒間のLINEなど禁止 埼玉
1月14日 14時45分
教員と生徒間のLINEなど禁止 埼玉
埼玉県教育委員会は、教員による生徒へのわいせつな行為が去年、相次いで発覚したことを受け、無料通話アプリのLINEやメールなどでのやり取りが不適切な関係のきっかけになっているとして、教員と生徒の間の私的な連絡を禁止する通知を各学校に出しました。
埼玉県では、生徒にわいせつな行為をしたとして去年12月、県立高校の教員4人が懲戒免職処分となりました。
これをきっかけに県教育委員会が、過去5年間で教員がわいせつな行為したとして懲戒処分となった22件を調べたところ、▽相手が同じ学校の生徒だったケースがおよそ6割の13件で、▽日頃の連絡手段が無料通話アプリのLINEやメールなどだったケースが14件ありました。
このため県教育委員会は、LINEやメールなどでの日頃からのやり取りが不適切な関係のきっかけになっているとして、教員と生徒の間の私的な連絡を禁止する通知を各学校に出しました。
そのうえで、生徒に連絡する場合は、原則として学校の電話を使うよう指示しています。
埼玉県教育委員会は「これまでの教員によるわいせつ行為を分析すると、私的に連絡を取り始めたことが、きっかけになっていたことが確認できた。再発防止のために気を引き締めて対応したい」と話しています。
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同じような状況は日本中であるはず。埼玉は特に入試不正の発祥地であるため、根が深い問題になっている。
「生徒に連絡する場合は、原則として学校の電話を使う」というのは、実質的にあまり有効ではない。そうではなくて、学校ごとの掲示板を作るべきなのだ。ある一つの学校の連絡は全てその掲示板を使って連絡することにして、生徒には一日一回はその掲示板をチェックするように義務付ければいい。緊急の時だけ電話をすれば済む。
今では教員がそもそも高校時代から入試不正で育った人たちが多くなっているはずで、こういった不祥事はそれこそ蔓延している。