東京株、午前の下げ幅350円超に拡大 円相場は1カ月ぶり117円台
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SankeiBiz 2015/1/13 10:20
連休明け13日午前の東京株式市場は大幅反落している。日経平均株価は午前10時近くに350円を超える下げ幅となり、1万6800円前半まで値下がりしている。これと連動して、円相場は昨年12月中旬以来の水準である1ドル=117円台後半まで上昇している。
円相場は前日夜は119円台前半をつけていたが、午前10時ごろは117円80銭付近まで上昇している。半日で1円半ほどと値上がり幅としては大きい。
日経平均株価の寄り付きは、前日比226円安の1万6970円。午前9時半ごろには1万6900円後半まで戻したが、その後は再び下落ペースが加速している。午前10時現在は、353円安の1万6843円。
前日のニューヨーク原油先物相場が大幅続落し、指標となる米国産標準油種が一時、5年9カ月ぶりとなる1バレル=45ドル台をつけた。この影響でニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均が終値で100ドル近く下落した流れを受けて、東京市場も下げている。円相場も上昇に振れるなど、マイナス要素が多い。
午前10時ごろの東証1部銘柄の騰落は、8割強の1500ほどが値下がりしている。業種別騰落は、海運を除きすべて値下がりしている。鉱業が3.9%安で最大。