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2015年1月11日08時36分 〜
記事 [政治・選挙・NHK177] パリの新聞社襲撃事件をプロパガンダに利用するすべてのゴミどもへの警告(togetter)
在特会のヘイトスピーチは、国内で政治工作する工作員への批判を封じるための「自作自演」。俳優の今井雅之さんも指摘してました。

さて朝日新聞の元記者が朝日方式で自分は訴訟をチラつかせ、「言論の自由」を弾圧しながら、パリでの新聞社襲撃事件を引き合いに出して、「言論の自由」のために戦うみたいな記者会見をしていましたが、「お笑い草」です。

「右」も「左」もこのパリでの新聞社襲撃事件を利用するのは醜いですね。


さて、パリでの新聞社襲撃事件は、イスラム過激派ではなくて「イスラエル工作機関」のしわざだで、「中東戦争」の準備だという「噂」もありますが、真相は・・・・・。


togetterから
http://togetter.com/li/767845


パリの新聞社襲撃事件をプロパガンダに利用するすべてのゴミどもへの警告

人の死をネタにし、社会、政治、歴史、宗教までをもプロパガンダに利用するすべてのゴミザルどもへの警告
JimAsada1


ロイター.co.jp @Reuters_co_jp 2015-01-08 12:30:37
パリ中心部の仏紙本社で発生した銃撃事件で少なくとも12人が死亡したことを受け、フランス各地では数万人規模の犠牲者追悼と表現の自由を訴える集会が開かれた bit.ly/1yCVTgG pic.twitter.com/w0JaaBEb7p
 
 
ロイター.co.jp @Reuters_co_jp 2015-01-08 10:14:55
スライドショー:パリ銃撃事件受け各地で犠牲者の追悼集会、「私はシャルリー」のメッセージも bit.ly/14r6vCg pic.twitter.com/CDtHx4Fxan
 
 
渡部陽一 @yoichiomar 2015-01-08 23:07:22
こんにちは、戦場カメラマンの渡部陽一です。フランス・パリにある風刺週刊紙の編集部がイスラム思想に傾倒する若者3人の襲撃を受け、12人もの犠牲者がでています。この編集部はイスラム教の預言者であるムハンマドを風刺したことで、イスラム教国から抗議の声があがっていました。
 

Jim Asada @JimAsada1 2015-01-09 13:02:42
まず亡くなられた全ての犠牲者の方たちのご冥福をお祈り申し上げたい。
Jim Asada @JimAsada1 2015-01-09 12:24:14
この問題は日本は他人事じゃないだって?
日本人と在日、韓国の問題に当てはまるだって?
在特会としばき隊の問題に似てるだって?

ふざけんじゃねえ!!
猿同士の喧嘩に西洋人とイスラム教の問題を利用すんじゃねえ!

人の命が失われてんだよ
ガキ猿の喧嘩に利用すんな
 
 
Jim Asada @JimAsada1 2015-01-09 12:27:40
人の命をてめえらの糞プロパガンダに利用してんじゃねえよ。

ネトウヨはザイトクの本を正当化する為にこの事件を利用すんな。

左翼と在日は「犯人が悪いけど先にヘイト表現した新聞社も悪い」なんてたわけた事抜かすな
 
 

Jim Asada @JimAsada1 2015-01-09 12:33:17
まず在特会支持者どもへ告ぐ

お前らのプロパガンダの狙いは分かってるよ
この事件をきっかけにして
表現の自由と言論の自由の名のもとに
ザイトクの本を正当化する狙いだろ?

ふ ざ け ろ

てめえらのしょうもない本と西洋の風刺画を一緒にするな
 
 

Jim Asada @JimAsada1 2015-01-09 12:38:49
左翼に次ぐ

「シャルリー・エブドの風刺画はヘイト」だ?
「犯人も悪いけど先にヘイトかました新聞社も悪い」だ?

ほ ざ け

テメエらの低俗な文化水準で西洋のブラックコメディ文化を語るな
てめえらが在特の本潰すのは自由だが、
その為に低俗な知識で犠牲者の方々を愚弄するな
 
 

Jim Asada @JimAsada1 2015-01-09 12:30:37
テメエらの自己中糞オナニープロパガンダに利用される為に

犠牲者の方々は亡くなられた訳じゃねえんだよ

移民による大規模暴動も起こらない
排外主義者による外人狩りの殺人も起こらない
平和ボケした日本で安全に暮らしやがって

いっちょ前に語ってんじゃねえ!!
 
 

Jim Asada @JimAsada1 2015-01-09 12:41:04
ブラックコメディという西洋の高度な風刺文化が理解できないお猿さん達が、ドヤ顔で風刺がどうたら言ってんのが滑稽。「だめよ〜だめだめ〜」とかいう糞低レベルなコメディ文化しかない日本人には西洋のブラックコメディや風刺文化など理解できようもない
 
 

Jim Asada @JimAsada1 2015-01-09 13:09:42
在特会の本はただの差別本。
シャルリー・エブドの風刺漫画とは全く別物である シャルリー・エブドの風刺漫画は 西洋の高度なブラックコメディーの詰まった知的かつ芸術的な創造物である。 一方在特会の本は低レベルなデマと悪質な扇動に満ちた本であり 両者の作品には天と地ほどの差がある
 
 

Jim Asada @JimAsada1 2015-01-09 12:50:37
何故極東の島国に住む日本人たちが

今回の事件に首を突っ込みたがるのか?

その原因は西洋文明や白人に対する潜在的な憧れと劣等感である
当事者気取りで西洋とイスラムの問題に首を突っ込むことで
まるで「自分が白人の立場になれた」かのような
高揚感を味わう事が出来るからである
 
 

Jim Asada @JimAsada1 2015-01-09 12:53:34
本来は自分が風刺される立場にも関わらず

何を勘違いしたのか
自分たちが白人やイスラムの人々の上に立ったつもりで
彼らを風刺しているかのような自己満足の感情を得るのである
ロイター.co.jp @Reuters_co_jp 2015-01-08 10:14:55
スライドショー:パリ銃撃事件受け各地で犠牲者の追悼集会、「私はシャルリー」のメッセージも bit.ly/14r6vCg pic.twitter.com/CDtHx4Fxan

Loretta Scott @KemushiJP 2015-01-09 09:30:56
パリの銃撃テロ イスラム教が悪くない、その名を悪用する人間が悪い 【1月9日】: youtu.be/yeZrN-7YkTI


<参考リンク>

神原元弁護士「次々と裁判を起こし、名誉回復を図っていく」
http://blog.livedoor.jp/aassdd22222/archives/20295573.html


神原元弁護士「次々と裁判を起こし、名誉回復を図っていく」

弁護団の方より若干補足させていただきます。

植村さんの訴状は、本日東京地方裁判所に提出されました。被告は株式会社文藝春秋および東京基督教大学の西岡力さん、ということになります。 植村隆

裁判で植村さんは3つのことを求めていきます。インターネットからの西岡さんの論文の削除です。ふたつめは謝罪広告の掲載です、そして、損害賠償として1650万円の請求です。根拠は、捏造という記載が不法行為に該当します。現在170人の弁護士が代理人として植村さんを支援しております。 植村隆

他方、植村さんを攻撃している歴史修正主義者は他にもたくさんおります。私たち弁護士はこれからも次々と裁判を起こし、植村さんの名誉回復を図っていきたいと思います。 植村隆

■弁護士神原元
‏@kambara7
キリスト教10団体、日本キリスト教会館に対するヘイトスピーチに抗議声明 http://www.christiantoday.co.jp/articles/13703/20140718/statement-hate-speech.htm

■弁護士神原元
‏@kambara7
@bcxxx そうです。その朝鮮の独立運動家の弁護をしていたのが布施辰治弁護士です。布施も治安維持法で捕まりましたが、戦後、韓国から勲章を受けました。私も所属している自由法曹団の創設者です。


■【サヨク速報】弁護士の神原先生「『男組』釈放のために、10人の弁護士が手弁当に近い形で動いています。」
http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/news/1405991401/


■弁護士神原元
‏@kambara7
心から応援します。"@gaganjp: 【拡散を】宇都宮健児氏を推す市民グループ「私が東京を変える」と文化人グループ「人にやさしい東京をつくる会」は、11日の反原発集会後、19時より、YMCAアジア青少年センター305号室にて、合同会議を開催します"

http://www.asyura2.com/14/senkyo177/msg/728.html

記事 [政治・選挙・NHK177] 《手の平返し》 子育て給付金、政府が中止から一転して支給へ!批判が殺到したことから方針転換!ただし、支給額は3000円!
【手の平返し】子育て給付金、政府が中止から一転して支給へ!批判が殺到したことから方針転換!ただし、支給額は3000円!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-5128.html
2015/01/11 Sun. 00:07:40 真実を探すブログ



当初、安倍政権は中止の方針を表明していた子育て世帯臨時特例給付金ですが、あまりにも批判の声が多かったことから急遽方針を変更しました。
報道記事によると、政府与党は1月10日に子育て世帯臨時特例給付金を2015年も継続すると発表したとのことです。ただし、支給額は昨年の子供1人あたり1万円から3000円に大幅減となっています。


この子育て世帯臨時特例給付金は所得などの様々な制限があり、申請してから受け取るまで一ヶ月ほどの時間が掛かるみたいです。今回は支給額も大幅に減らされていますし、これでは行政の手続き関連で無駄に出費を増やすだけとなるでしょう。
ネット上でも「はした金だ!」「やるならちゃんとやるべき」という声が多く、国民にも政府の適当な対応が見抜かれてしまっています。


☆子育て給付金、一転支給へ=1人3000円程度―政府・与党
URL http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150110-00000100-jij-pol
引用:
政府・与党は10日、昨年4月の消費税増税に伴う経済対策として、子ども1人当たり1万円を配った子育て世帯臨時特例給付金について、2015年度も支給を続ける方針を固めた。財源確保のめどが立たず、支給しない方向だったが、与党内の要望の声を踏まえ、継続する方針に転じた。
 ただ、支給額は減らし、中学生以下の子ども1人につき3000円程度とする方向で最終調整。14日に閣議決定する15年度予算案に盛り込む。 
:引用終了


☆子育て世帯臨時特例給付金
URL http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kodomo/kodomo_kosodate/rinjitokurei/
引用:
子育て世帯臨時特例給付金とは
 平成26年4月から消費税率が8%へ引き上げられますが、子育て世帯の影響を緩和し、子育て世帯の消費の下支えを図る観点から、臨時的な給付措置として行うものです。
 また、児童手当の上乗せではなく、臨時福祉給付金(簡素な給付措置)と類似の給付金として、これと併給調整をして支給するものです。
 (平成25年度一般会計補正予算(第1号)(平成26年2月6日成立))
:引用終了


以下、ネットの反応























http://www.asyura2.com/14/senkyo177/msg/729.html

記事 [政治・選挙・NHK177] 深夜の辺野古基地で反対派と警察が衝突!辺野古騒動で初の強制逮捕!警備員への暴行容疑で!
深夜の辺野古基地で反対派と警察が衝突!辺野古騒動で初の強制逮捕!警備員への暴行容疑で!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-5130.html
2015/01/11 Sun. 03:49:50 真実を探すブログ



沖縄県の辺野古基地で1月10日深夜に建設作業が強硬されました。現地住民の報告によると、1月10日(土曜)夜25時頃にミキサー車など15台が基地に入ろうとしたため、それを阻止しょうとした住民らが警察によって強制排除されたとのことです。
その時に反対派の男性一人が警備員への暴行容疑で現行犯逮捕されました。昨年7月から始まった辺野古基地反対運動で逮捕者が出たのはこれが初めてです。


深夜1時に車両を続々と搬入した政府側はセコいとしか言い様がありません。基地反対派の翁長氏が圧倒的な票を得て当選したのに、それを無視する行為はどうかと思います。
初の逮捕者が出たということで、明日からの沖縄はちょっとした騒ぎになるでしょう。この調子で民意を無視し続ければ、本当に沖縄県が独立することになってしまいます。


↓衝突する警官隊と反対派住民






☆辺野古新基地:初の逮捕者 警備員への暴行容疑
URL http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=98143
引用:
【名護】米軍普天間飛行場の返還に伴う名護市辺野古への新基地建設に向けた作業再開を前に、米軍キャンプ・シュワブに10日夜から11日未明にかけ、ミキサー車など15台以上が入った。反対する市民ら十数人が午後10時すぎから駆けつけたが、名護署や機動隊に強制排除された。11日午前1時すぎ、反対する男性1人が警備員への暴行容疑で名護署に現行犯逮捕された。昨年7月に始まった辺野古での反対運動で、逮捕者が出るのは初めて。
:引用終了


☆辺野古1/11 真夜中に 辺野古埋め立て生コン車ぞくぞくと 機動隊バス3台


☆辺野古1/11 真夜中に 辺野古埋め立て生コン車2 機動隊バス3台


☆【辺野古新基地】緊迫!警察と市民が衝突…深夜の沖縄にミキサー車15台















http://www.asyura2.com/14/senkyo177/msg/730.html

記事 [政治・選挙・NHK177] <在日と政治の源流>大学時代の留学同活動と「洗脳合宿」を通じて、「金日成」はぼくの心の中にしっかりと地歩を築いていった。
「中韓のスパイが〜」
(4153番は「パギやん」の呪文を唱えた!」)
・・・・

正しくは、北朝鮮の在日組織が、カネに困ってチャイナマネーに取り込まれ、反安倍政権活動をしているというのが正解でしょうか?

以下の「平壌まであと一歩!」を書いた金武義氏はアパートの自室で不審死しています・・・・。

日本の中の在日問題の「闇」は深い。


★平壌まであと一歩!
http://nippon-senmon.tripod.com/hantou/kimu_mui/km_pyonyan.html

(宝島30 1994年9月号)

ぼくの中の「金日成」に落とし前をつける日。大学時代の留学同活動と「洗脳合宿」を通じて、「金日成」はぼくの心の中にしっかりと地歩を築いていった。ぼくたち在日コリアンは、誰もが「金日成」の甘い嘘に騙されていたかったのだ!

金武義(きむ・むい)

ここ数年来、ぼくの中で、日を追うごとに平壌へ行きたいとの思いが募ってきている。

朝鮮民主主義人民共和国(以下、便宜上"北朝鮮"と表記する)。在日三世であるぼくの、まだ見たことのない祖国である。

しかし、行きたいとは思うが、現実にはまず行けることはないだろうとも思っていた。韓国ならば、現在、在日コリアンが訪問することはさして難しくはなくなった。しかし北朝鮮の場合、日本との国交がないこともあり、条件は格段に厳しくなる。

北朝鮮訪問のためには、大使館の代わりとなる朝鮮総聯(在日本朝鮮人総聯合会)を窓口にさまざまな手続きを踏まねばならず、また踏んだところで、許可されるかどうかはまったくの別問題である。とくに九一年以降、北朝鮮政府・朝鮮総聯に対して批判的な文章を雑誌や新聞に書くようになってからは、申請自体が受け付けられないだろうと思い、ほとんどあきらめていた。

さて、金日成(キム・イルソン)が死んだ。平壌では、三十年の歳月をかけて進められてきた「金正日(キム・ジョンイル)後継」が、いよいよ名実ともに完成しようとしている。

現在、ぼくは何の根拠もないのだが、

「今こそ北朝鮮を訪問できそうだ」

との予感がしている。もちろん、金正日政権に期待しているわけではない。それどころか、これで祖国の食糧事情や人権状況その他はますます悪化するだろうと思っているくらいである。

だが、"行くなら今だ"との感覚がしきりに感じられるのだ。非科学的と言われようと、内から強くわきあがってくるのだ。この眼で平壌を見て、ぼくの中の『金日成』に、落とし前をつけたいのだ。

“金日成”との出会い

伊豆半島の田舎で高校卒業まで過ごしたぼくは、自分が在日コリアンであることはわかっていたものの、およそ民族に関することはほとんど何も知らないで育った。ぼくの身辺にあった民族的なものと言えば、盆や正月に行なわれるチェサ(朝鮮の伝統的な法事)だけである。あとは、文化というにはあまりに日常的で、あまりに土俗的な、一世たちの立居振る舞いがあるだけだった。

ぼくの生活は、級友たち−−つまり、日本人の少年たちとともにあった。彼らと同じような通名(日本名)を名乗り、文部省のカリキュラムに沿って学校教育を受けた。だが、今にして思うと、すでに金日成の影は、のんきな田舎の男の子の毎日にも出没していた。

ぼくの母方の叔父・叔母は、全員、北朝鮮に帰国している。数カ月に一度、母宛に、親族からの手紙が届く。母はさして嬉しそうな表情も見せず、いやむしろ憂鬱そうな顔色になって眼を通し、何も言わずに片付けてしまう。

たまに内容を読ませてもらうと、細々した記述の後に、決まって、金品を乞う数行が書かれてあった。

「○○くんは病気がひどくなって、困っています。姉さんが、たとえ五万円でも送ってくれればいいクスリも買えるのですが、どうにかしてもらうことはできないでしょうか……」

一方、定期的に『朝鮮画報』というグラフ誌が、地域の朝鮮総聯支部から送られてきていた。それを見ると、毎号毎号、「教育も医療も一切無料の、人類の史上初めて搾取のない社会を実現した」という触れ込みで、「北朝鮮の幸福な市民生活」が紹介されている。

両者のギャップには、子供ながら苦しんだ。まったくの無知とは言いながら、朝鮮人であることは恥ずかしいことではないという程度の認識は当時のぼくにもあって、できることなら、祖国の実情が『朝鮮画報』の記事のようであってほしいと願っていたのだろう。

だが、そう思うぼくの前で、母は、苦虫を噛みつぶしたような顔をしている。大げさな言い方だが、そこに一種の不条理を感じざるを得なかった。いわばそれが、"金日成的なるもの"との最初の出会いだった。

留学に参加して

大学に入ってからは、朝鮮総聯の傘下団体である「在日本朝鮮留学生同盟」(略称・留学同)の活動家として過ごした。

そこは、不思議な団体だった。

母国語学習、朝鮮歴史学習、同胞学生との出会いの場など、留学同は少しでも祖国に近づきたいという気持ちを持つ学生が必要とするもの一切合財を次から次へと無償で提供してくれ、希望すれば償還義務のない奨学金まで支給してくれる。専従活動家(チョニム・イルクンと呼ばれた)たちは、なぜこんなに優しくしてくれるのだろうと戸惑ってしまうくらいに、献身的だった。

もちろんそうした活動は、どれも「金日成」の名と結びついている。愛情も知識も金銭も、「民族の偉大な首領様」からの恩寵として与えられる。在日コリアンとして生まれ、いくらかでも留学同に参加する意義を認めていたなら、少なくとも組織内での金日成批判などできはしない。

とどまるか、出て行くか、二つに一つだ。スパッと出て行って、二度と姿を見せないヤツもいた。逆にとどまると決めた以上、本人の意思にかかわらず、金日成の神格化に積極的に関わるようになってゆく。ぼくはその時、とどまることを決意した。

概して、日校出身者(ぼくのような、普通の日本の学校の卒業者)のほうが、いざ活動に参加しだしたら、朝鮮学校出身者よりも熱心だったと記憶している。言い換えれば、朝校OBたちは、若くしてこの世界での"処世術"を身につけていたのだ。

活動に参加して最初の二、三カ月は、思想的な内容にはあまりタッチしない。初級朝鮮語教室、レクリェーションなどで、まず相互の親睦を深めながら、ゆっくりと民族的・思想的な内容に入ってゆく。ぼくはもともと、権威の押しつけは生理的に肌にあわないほうである。

「なんかこう、全部が全部、金日成元帥様(ウォンスニム)ばかりで、ひっかかるものがありますね。これって、個人崇拝じゃないんですか?」

「個人崇拝って言うんは、言わば宗教的な、何の科学的な根拠もないものを一言うんやろ?同務(トンム)らが今、勉強していることはどうや?日本に侵略されていた祖国を解放したのは誰やった?」

「元帥様の、抗日パルチザン部隊だって習いましたけれど」

「そうやろ。チョソン・サラム(朝鮮人)ならばよく理解できる歴史的な根拠があるんや。尊敬するのも当然やろ?」そんな間答が何回も繰り返された(実はすでに周知のと渚り、抗日パルチザンでの金日成の活動についてはかなり疑わしい部分があるのだが、それについては、ここではとりあえず置いておく)。

朝鮮人なら……。祖国の統一を目ざすなら……。まったく、何と逆らい難い、魅惑的な言葉であったことだろう。

朝鮮人であることにコンプレックスはないと言いながら、一人で勝手にそう思っているのと、多くの仲間と共に行動し、成果があがってゆくのとでは、得られる喜びに格段の違いがあった。

そうしていつの間にか、金日成は、ぼくの心の中にもしっかりと地歩を築きあげつつあった。組織の内部では抵抗しても、外の日本人社会で語す時には、知らず知らずのうちに、金日成擁護を始めてしまう。組織のプロパガンダを一〇〇パーセント信用していたわけではないが、"日本人であるお前らに言われたくない!"との思いがかきたてられてしまうのだ。

金日成は、ぼくたちに日本人への、"逆差別"を教えてくれた。だからこそ金日成は、在日のぼくたちにとっても"カリスマ"であり得たのだ。

「洗脳」合宿

ともあれ、留学同・盟員時代のぼくは、さまざまな矛盾に悩みながらも、それでも充実していた。何よりそこには、似たような体験と立場を共有できる同胞たちがいた。

留学同活動の白眉は、同盟員になって二年目以上の者が参加する「一カ月間講習会」である。

これは夏休みの一カ月を丸々使って合宿生活を送り、その過程で徹底的な思想教育を受けるという、一種の「洗脳」合宿だった。

朝六時に起床、朝礼、日中の「授業」、そして夕刻からは金日成を誉め讃えた映画の鑑賞、班にわかれての「討論」……。毎日、睡眠時間は二、三時間しかとれない。

体のキツサは何とかなる。だが、精神的なつらさはその比ではない。ぼくがいちばん耐えられなかったのは、討論の時間だった。

それは「認識討論」と呼ばれ、その日の講義や映画を「いかに正しく認織したか」のみが問われる。それまで優しかったチョニム・イルクンたちも、この合宿では容赦しない。ガンガンと責め立ててくる。

見せられた金日成礼賛映画があまりに馬鹿馬鹿しかったので、オズオズとそう申し上げる。すると、まず、

「金武義(きむ・むい)同務は、民族虚無的だ!」と一喝される。続いて、女同務(ヨドンム 女性メンバーのこと)が、

「疑おう、疑おうとする神経がわからへんなあ。祖国を統一するのには、金日成元帥様の主体(チュチェ)思想しかないと思うけどなあ」

と追い討ちをかける。

合宿の最初の頃は、まだこちらにもガッツが残っていたから、

「でも、嘘は嘘だ。ぼくたちは正しいことをやっているのだから、疑問にだって正直であるべきだと思う」

と、さらなる抵抗を試みる。

「ならば、同務、批判ばかりしていないで対案を出してくれ。批判するだけならどんなヤッでもできる。いいか、政治に中立などというものはないのだ。主体的な立場を持たねばならない。元帥様の教示よりも素晴らしい対案が出せるなら、ぜひ出してくれ」

これで、勝負は決まりである。この状況下で、そんな立派なものが出せるものか。これが、北朝鮮的な尺度で言う"言論の自由"の正体だった。

建物の部屋という部屋のすべてに金日成の肖像画が掲げられ、組織のお偉いさんたちは発言する前に必ずその肖像画に最敬礼し、それは自然にぼくたちへの強制にもなり、窒息しそうになった。ぼくと考え方が似ていて、"民族虚無主義者コンビ"と言われていた友人は、

「これが社会主義だとしたら、在日でこんなに息苦しいんだもん、ワタシとっても祖国では暮らせましぇーん!」

と悲嶋をあげた。組織にとっては皮肉なことに、この合宿への参加が、ぼくの金日成体制への不信を決定づけるきっかけとなった。

だが、やはりスパッと割り切れるようなことではなかったことも事実である。

留学同の盟員であれば同胞学生とつながっていられるし、在日社会でのネットワークも広がる。ぼくは不勉強な学生だったからカタコト程度しかマスターできなかったが、朝鮮語を学ぶこともできる。

留学同がぼくに与えてくれるものは、確かにあった。だがその核には、いつも金日成がいる。

結局ぼくは、三回生から四回生まで自分の大学の支部長をつとめることになり、そのために気持ちはいつも混乱していた。

三年間、留学同に在籍して、ぼくは通名を捨て本名を用いるようになり、田舎ののんきな男の子から、多少なりとも民族的な自覚と知識を持つ人間へと変わった。

その意味では、留学同経験は、ぼくにとって間違いなく大切な体験だった。だが問題なのは、そこでぼくが知った朝鮮が、実は金日成の恣意でつくられた人工的な朝鮮であったことである。そして金日成の名は、ぼくの心の中にまだ、確実に刻印されている。

今、そのことに決着をつけなくてはならない。

平壌市民の“悔し泣き”

金日成。

朝鮮民主主義人民共和国国家主席、朝鮮労働党中央常任委員会総書記、元・朝鮮人民軍最高司令官、国家の三権を一手に掌握していた男。

「民族の指導者」を自称し、自らと、その血族の荒唐無稽な神格化・偶像化に血道を挙げて来た人物。

無数の政敵・庶民を粛清し、祖国の北半部に四十六年の長きにわたって君臨してきた政治家。

死去から数日して、テレビは、平壌の金日成広場で号泣する何万という市民の姿を映しだしていた。アナウンサーにマイクを向けられると、彼ら彼女らは、異口同音に語る。

「信じられません。いったい、この世にこんなことがあっていいのでしょうか」

「夢であってほしい。首領様のいない世界なんて考えられない……。首領様、眼を開けて下さい!起き上がって下さい!」

日本人たちは、あの映像をどのように見ていたのだろう。理解できないと思ったのか、それとも"こいつらアホか"と思いつつ、あたかも新種のホラー映画でも見るように、いつもどおりのお茶の間のショーとして楽しんでいたのか。

ぼくには、平壌市民の心情が理解できるような気がする。もちろん平壌市民に代表される北朝鮮国民には、金日成の死に対して内心ざまあみやがれと思っていても、表面上は懸命に嘆き哀しんで見せないと、反動分子と規定され、その場で逮捕されてしまうという事情がある。この国の政治警察は、反政府的意見のみならず、国民の感情までも取締りの対象としているのだ。」

生き延びたければ、泣くしかない−−。そういう国家であることは、いくらでも強調しておきたい。日本の尺度で、気軽に考えてほしくない。

だが、それだけではないだろうとも思う。あれは(本人たちは自覚していないだろうが)、一種のくやし泣きなのではないか。

彼ら北の同胞たちは、すべてが金日成の名を通じて語られる社会で育った。在日の留学同出身者などは足元にも及ばないくらいに、産まれた時から、徹底的に金日成漬けにされてきた。より正確に言うならば、あの国にはそれ以外に何もないのだ。

国民一人一人の喜びも憎しみも、すべての人間的な感情が金日成に骨がらみにされてしまっている。彼に抱いている感情が、敬愛だろうが憎悪だろうが、各人の骨の髄まで入りこんでいる。いわば、マインド・コントロール国家である。

そのマインド・コントロールを施していた張本人が、何の責任もとらないまま勝手に死にやがったのである。貴重な人生を金日成に強制的に付き合わされてきた国民としては、「いったいどうしてくれるんだ!」と、涙の一つも流すしかないじゃないか。

ぼくたちは騙されていたかった

カリスマは、それをカリスマと認め、讃える人間がいて、初めてカリスマになれる。言い換えれば、金日成をあのような怪物たらしめてしまったのは、在日コリアンである我々をも含む、朝鮮民族一人一人であったはずだ。とくに、ぼくたち在日コリアンの責任は重い。

祖国・北朝鮮の同胞たちは、金日成に対して少しでも批判めいたことを口にすれば、強制収容所行きの運命に見舞われる。だから、彼らは従順を装うしかない。だが、在日コリアンは違う。少なくとも、直接、命の危機に見舞われることはない(と思う、たぶん)。

朝鮮総聯の組織から離れたら食っていけない、帰国者の親族を人質にとられている、不満な点は多々あるが在日同胞に貢献したいから、いや私は熱烈な金日成主義者だ、いやいや俺はそこまでは思わないけれどこれはこれで大切だと思うから……。朝鮮総聯の活動に(消極的にであれ)参加する理由は、人それぞれだろう。しかし祖国の大衆とは異なり、在日コリアンは基本的には、「自発的に」金日成の言いなりになってきた。

ぼくだって、留学同をやめようと思えば、やめるチャンスはいくらでもあった。自らのミステークは棚にあげて、

「金日成が悪いんです。全部アイツが悪いんです。そして金正日が、今、どんどん祖国を悪くしているんです」

と、被害者面ばかりをするのなら、それは再び、また別の真実を隠蔽することになりはしまいか。

懺悔しろと言っているのではない。なぜ金日成に騙されたのかを、彼が死んだ今こそ、冷静に問い直そうと言っているのだ。

朝日新聞七月十八日付け朝刊によると、十七日、朝鮮総聯中央委員会主催の金日成追悼式が挙行され、そこで李珍珪(リチンギュ)第一副議長が、次のような弔辞を読んだという。

「主席がおられたからこそ、在日同胞は植民地亡国の民から、誇りある祖国の海外公民としての栄誉を担うことができた」

この発言は、在日に対する金日成の影響力の秘密を解くうえで、あるヒントにはなると思う。

ぼくたち在日三世・四世にはピンとこない話だが、祖国との結びつきが強かった一世・二世たちには、過剰なまでの民族心があった。下手をしたら、本国の人間より強く意識していたのかもしれない。そんな彼らにとって、金日成が唱える各種のテーゼやスローガン・活動内容は、実に魅力的だっただろう。

祖国と在日の一体化を謳い、常に統一を最大の目標と言い続け、民族性がいかに重要であるかを訴える。韓国の歴代指導者が自分たちから在日を切り離そうとする政策を取ってきたのと、それは好一対をなしていた。

情報社会・日本で暮らしていれば、金日成が塗り重ねてきた嘘は、やがては見抜かざるを得なくなる。だが一方でその嘘は、在日側が「かくあってほしい」と願う点を巧妙に突いてくる、いわば甘い嘘なのだ。

「祖国は地上の楽園である」

「祖国はますます発展し、社全主義の主導による統一は近い」

「祖国の全人民は、何不自由することなく幸福に暮らしている」

いっそ思考停止して、騙され続けたほうがどれだけ気が楽だろう。

語らぬ人と語る人

もちろん、金日成の嘘に対して、さすがにイヤになる人も増えてくる。だがそういう人たちは、組織を離脱し、概ね沈黙してしまうことになる。正直な感想を口にして、不要のトラブルが身辺に生じるのを避けたいからである。実際、批判を開始した人間への攻撃や嫌がらせには眼に余るものがある。

親族に会うための祖国訪問が許可されなくなる。朝鮮信用組合など民族金融機関の融資が受けにくくなる。多少なりとも目立つ人間はすぐ機関紙で"韓国のスパイ"と書き立てられる……。これらの行為は、狭い在日社会では、見せしめとして充分に機能する。

こうして、「韓国の批判はできるけれど、北朝鮮の批判はできない」という奇妙な構図が、いつの間にかできあがってしまったのだ。この原稿を書くために、何人かの同胞に取材を申し込んでみたのだが、一人を除いてのきなみ断わられた。誰もが、

「個人的に話すんだったらいいけれど、雑誌に出るのはちょっと……」

と、口を濁す。そのうえで、朝鮮総聯系の人を含め、

「金日成の功罪で言えば、罪のほうが圧倒的に多かった」

と断言するのである。

みんなわかっているけど、公には発言したくない−−ぼく自身、留学同を離脱後十年たって、ようやく冷静に自己と金日成の関係を捉え直そうと考え姶めたのだから、そうしたメンタリティはとてもよく理解できる。

また逆に、朝鮮総聯を離脱したものの、感情的なだけで説得力に乏しいことばかりを書いたり話したりしている人も珍しくない。ご本人は「憂国の士」を気取っているつもりらしいのだが、おそらく自分の中の"金日成"をちゃんと総括していないのだ。

どちらにしろ、哀しいほどに不毛だ。

金日成個人は死んだ。

だが、白を黒と言いくるめ、白は白であると当たり前のこと言うには唇寒い"金日成的な風土"は、まだまだ健在であるらしい。

闘いは、これからなのかもしれない。

*

平壌に行きたい。

もしぼくの書いている内容が北朝鮮政府や朝鮮総聯のお気に召さないのだったら、なおのこと、取材訪問を受け入れるべきだ。

見せてくれたらいい。今さら何を隠そうと言うのか。それでこちらの考えが改まるのなら、その時は素直に改めよう。だいたい、誰が好き好んで祖国の批判など書きたいものか。

ぼく個人の中にも、在日社全にも、金日成が残した心理的な呪縛は、意識していた以上に大きい。ならば、北朝鮮の同胞たちはどうなのだろう。

仮に訪問が実現したところで、自由な会話など望むべくもないだろう。それでもぼくは、彼ら彼女らに会ってみたいと思う。公式見解しか聞けなくてもいい。彼ら自身に会って、顔を突きあわせて、彼らの口からじかに聞きたいのだ。

よりよき将来のため、互いの中の「金日成」像を検証するため、今、ぼくは平壌に行きたいのだ。

朝鮮半島(韓国民団と韓国・朝鮮総連と北朝鮮)金武義(きむ・むい)


<参考リンク>

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%A8%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E4%BA%BA%E7%B7%8F%E8%81%AF%E5%90%88%E4%BC%9A
2007年(平成19年)4月25日、警視庁公安部は、上福岡市の事件に関して、国外移送目的拐取容疑で、事件に関与した疑いの強い工作員らが一時期、活動に参加していた「在日本朝鮮留学生同盟中央本部」(留学同)など、朝鮮総聯傘下の団体や関連先など4か所を家宅捜索した[9]。

捜索の際に在日朝鮮人の男性が“公務執行妨害”で逮捕され富坂警察署に連行された(この際容疑事実の告知はされなかった)ものの、5月末に不起訴処分・釈放となっている[10]。これに関し、家宅捜索の際に、捜査員が中に入るのを妨害した人間が複数いたのが、TVでも報道されていた。

また、公安部は東京都内の貿易会社に、多数の工作員が入社した経緯などを知る立場にあった可能性があるとして、朝鮮総聯の徐萬述議長、許宗萬責任副議長、南昇祐副議長を参考人として事情を聞く方針で、同日に書面で出頭を求めたが聴取要請を拒否する旨を、高徳羽副議長は同年4月26日にマスメディア向け記者会見で述べた[11]。

http://www.asyura2.com/14/senkyo177/msg/731.html

記事 [政治・選挙・NHK177] 「カネで釣る」しか能のない安倍政権――翁長知事に「会わない」という恥ずかしい幼児性(生き生き箕面通信)
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/6047364f63d9cbc2ba9c9418d137b478
2015-01-11 08:25:43

 安倍政権は、「沖縄の振興予算を減額する」のだそうです。安倍政権は沖縄知事選を前に、「仲井間知事(を当選させるなら)には、沖縄振興予算をつけます」と、露骨な利益誘導をしました。明らかに選挙違反です。

 これに対し沖縄県民は、「カネで釣られる」ことを拒否して仲井間氏を落選させ、辺野古基地に反対している翁長氏を当選させました。その後の衆院総選挙でも、小選挙区では自民党候補を全員落選させました。この二つの選挙で、「カネでは釣られない」という沖縄県民の固い意思が明確にされたのでした。

 それに対して安倍政権は、「振興予算を削る」と兵糧攻めにするという形でキバをむきました。辺野古での工事発注にあたっても、翁長候補を支持した業者は排除する。相変わらず、カネ、カネ、カネ。

 国の予算は、安倍政権のポケットマネーではありませんよね。国民の税金です。それの使い方は、公平でなければならない。それをあたかもポケットマネーであるかのように、出すと言ってみたり、引っ込めたり。

 沖縄の人々は、安倍政権のやり口を見て、「やっぱりそうか。私たちをカネで動かそうとするのか」と改めて思ったことでしょう。基地を押し付ける。沖縄の少女たちが米兵に冒されても、日米地位協定にはばまれてほとんど手が出せない。いつ落ちるかわからないオスプレイがブンブン上空を飛びまわる。小学校の軒をかすめるように爆音を響かせる軍用機。そうしたさまざまな負担を押しつけておいて、さらに新しい辺野古基地を押し付けようとする安倍政権。

 自分の気に入る知事を選ばなかったと、予算を減額しようとする安倍政権。まともな大人のすることではありませんよね。恥ずかしくないのでしょうか。ふざけるな!

 安倍政権は、沖縄の振興予算を減額し、そこで浮いたカネは基地建設に回すという。しかもそのカネで発注するのは、味方の業者だけ。漢字もろくに読めない安倍晋三という男の頭脳と感性は、この程度です。評論しようがないほどの幼児性です。

 そんな情けない幼児男を支持しているのは、多くの国民です。世論調査では、いまだにかなりの支持率が出る。安倍という男を支持する多くの情けない国民。自分の頭できちんと考えない国民。「まあ、ええじゃないか」と流される国民。「今さえ、カネだけ、自分だけ」の国民。次の時代に生きる人たちのことに思いやりのない国民。

 その情けない国柄の代表とされる安倍という男は、沖縄の翁長知事には「会わない」という。それでも、「沖縄に寄り添って、沖縄の負担を軽減する」ともいう。幼稚なうえに、支離滅裂。安倍という男の頭の中は、おそらく配線がこんがらがっているのでしょうか。



http://www.asyura2.com/14/senkyo177/msg/732.html

記事 [政治・選挙・NHK177] 安倍自民の露骨な沖縄冷遇が続く〜振興予算は削減も、移設工事と防衛予算はアップ(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/22718972/
2015-01-11 06:51

 何か自分の国の首相が、こんな子供じみた嫌がらせ、仕打ちをしているのを見ると、本当に情けない気持ちになってしまうのだけど・・・。 (ノ_-。)

昨年12月下旬。11月に沖縄県知事選に当選した翁長雄志氏が東京に来て、安倍首相や菅官房長官、関係閣僚に衆院の挨拶をしようとしていたのだが。
 事務方サイドが以前から申し込んでいたにもかかわらず、日程が合わないと拒まれて、首相にも重要閣僚にも会えないまま沖縄に帰るという事態が起きた。_(。。)_

 しかも、安倍内閣&自民党内では、前知事の時に増額を約束していた沖縄への振興予算を減らす意向を示しているなんて話も。(-"-)

(関連記事・『沖縄知事と面会せず。振興予算の削減も示唆して、辺野古移設容認に追い込む安倍官邸http://mewrun7.exblog.jp/22678901/』)

 安倍首相らが、このような対応を行なったのは、翁長新知事が、安倍内閣&自民党がどんどん工事を進めようとしている辺野古移設に強く反対している立場であって。しかも、自民党が推薦した移設容認派の仲井真前知事を破って当選した人だからだ。(・・)
<おまけに昨年12月の衆院選でも、沖縄の4つの選挙区全てで自民党公認候補が負けて、辺野古反対派の野党or無所属の候補が当選したです。(++)>
 
 そして選挙結果を見れば、明らかに沖縄の県民の多くは、安倍内閣の進める辺野古移設に反対or慎重な意思を示しているわけで。安倍首相らは、その県民たちの代表である知事に会って、県民たちの考えにも耳を傾けながら、移設問題に対応して行く必要があるのではないかと思うのだけど・・・。 

 でも、もはや「わがよの春」気分になりつつある安倍首相&官邸は、すっかり国の政治も財政も自分のものだと思っているようで。「オレさまに逆らうような知事には会ってやるものか」「そんな県or県民にカネなどやるものか」「それがイヤなら、オレさまに従って、辺野古移設に協力しろ」という感じになっているのである。(~_~;)

* * * * *

 そして、安倍官邸の翁長知事&沖縄県への冷たい仕打ちは、新年が始まってからも続いているという。(-"-)

 翁長知事は、今月6日に改めて上京。当初は7日にサトウキビ関連の団体と一緒に農水大臣に面会して陳情を行なったり、8日には自民党の沖縄関連の予算を議論する会合に出席したりするつもりでいたのだが。事前に要望してあったにもかかわらず、農水大臣にも自民党にも面会や会合出席を拒まれたとのこと。(>_<)

 また、事務方は今回も、首相や重要閣僚との面会&挨拶を打診したようだが。今回もまた受け入れてはもらえず。菅官房長官はTV番組で、沖縄県知事とは「会う必要がない」と突っぱねたという。(~_~;)

* * * * *

『上京中の翁長雄志知事は7日、サトウキビ関連交付金の要請のため面会を求めていた西川公也農相とは会えなかった。農林水産省が日程を理由に県に断った。一方、西川農相は同日、県さとうきび対策本部長の新崎弘光JA沖縄中央会長や西銘恒三郎衆院議員ら地元自民党議員らの要請には応じた。例年行われる要請ではこれまで仲井真弘多前知事が同席しており、米軍普天間飛行場の辺野古移設に反対する翁長氏との対話を事実上拒否した形だ。翁長知事に対する安倍政権の冷遇が際立っている。

 翁長氏は昨年末に就任後初めて上京した際、山口俊一沖縄担当相と会談した以外は閣僚に会えていない。県によると昨年12月に農相との面会を依頼し、JAの要請に同席を求めていたが、農水省は「大臣の日程が取れない」と回答した。
 県は農相がJAや西銘氏らと会ったことを受け、東京事務所を通して7日も日程調整を依頼したが、実現しなかった。また自民党県連を通して同党本部の野菜・花卉(かき)・畑作物等対策小委員長らとの知事面会も求めていたが、県連が断った。

 翁長氏は7日、西川農相と面会できなかったことについて「今の状況を県民や本土の方々にご覧になっていただき、それぞれ考えていただければいいのではないか」と語った。
 一方、西銘氏は記者団に対し「私たちは衆院選で(翁長氏と)激しく戦いつぶされた側だ。政党との関係をしっかりしてもらわないと勝手に動くわけにはいかない」と述べ、自民党本部や県連との関係を翁長県政が修復しない限り、協力は難しいとの考えを強調した。(琉球新報15年1月8日)』

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

『8日、東京・永田町の自民党本部で沖縄関連の予算を議論する会議が開かれた。仲井真弘多・前知事時代には、知事や県職員が顔を出したが、今回出席を望んだ翁長氏は招かれなかった。
 ある党幹部は「呼ばないのは仲井真知事じゃないから」と話す。会議では「今後、県の要望は自民党県連を通して受ける」との発言も出た。(朝日新聞15年1月9日)』

『自民党は8日朝、15年度の振興予算などを議論する沖縄振興調査会を開催。翁長知事は招待されず、猪口邦子調査会長は記者団に「出席の希望があれば正式に言ってきてほしい」と述べるにとどめた。昨年11月の知事選で、かつて自民党県連幹事長も務めた翁長氏に敗れた自民党内の空気は冷ややかで、「裏切り者」(沖縄県連幹部)と厳しい声が上がっている。

 自民党はその後、山口俊一沖縄・北方担当相に予算の確保などを要請したが、政府関係者は「党には『どかんと減らせ』と強硬論もある」と明かした。

 予算減額について、政府側は消費再増税の先送りなどで財源確保が難しいと説明する。だが仲井真氏の在任中に決定した14年度予算は、概算要求から約50億円上乗せされた。繰越金が発生しても、15年度概算要求では14年度からさらに300億円積み増しており、移設反対の県政誕生で手のひらを返した印象は否めない。(毎日新聞15年1月9日)』

『沖縄県が地元の自民党衆院議員は「知事はまず党県連との関係を何とかしないといけない」と指摘。政権幹部は「立場をわきまえろという話だ」と述べた。
 翁長氏は八日、都内で記者団に「例年(知事が党会合に出席)しているので、沖縄の実情を聞いてもらえればありがたい」と述べた。(東京新聞15年1月9日)』

〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜

 安倍内閣は、仲井真氏が知事を務めていた時代には、仲井真氏や県民(特に沖縄の財界)に辺野古移設に同調してもらうために、札束で頬を叩くアメムチ作戦で、どんどんと沖縄関連の予算を増額。
 特に13年12月に、仲井真氏が安倍官邸に説得に応じて「県外移設」の公約を翻し、辺野古の埋立てを承認すると安倍首相に伝えた時には、もう大盤振る舞いで「何でもあり」みたいな感じになっていたので、仲井真氏も官邸から帰る時に、思わず「有史以来の予算だ。いい正月になるというのが実感だ」と語ったぐらいなのだけど。(~_~;)

 ところが、安倍内閣は、沖縄県知事選で仲井真氏が負けて、辺野古移設反対派の翁長氏に交代した途端、手のひらを返すことに。沖縄の振興予算に関しても、早速、減額する方針を決めたという。(~_~;)

『平成27年度の沖縄振興予算をめぐり、政府・自民党と、沖縄県の翁長雄志(おなが・たけし)知事が神経戦を繰り広げている。翁長氏は概算要求(3794億円)の満額回答を求めているが、政府側は概算要求を大幅に下回り、26年度(3460億円)比で約1割減の3100億円前後に抑える方向で調整。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する翁長氏を牽制(けんせい)する狙いがちらつく。

 8日に党本部で行われた自民党沖縄振興調査会などの合同会議。細田博之幹事長代行は思わず本音を漏らした。
 「(沖縄)県民1人あたりの国の助成はいくらなのか。別に減らせという議論ではなく、そこを見せないと評価されない。(細田氏の地元の)島根の10倍以上あるんじゃないか」

 翁長氏に限らず、沖縄選出議員らも概算要求通りの予算枠を求めているが、内閣府の事務方は「各省庁の概算要求額を積み上げれば予算総額は100兆円を超える。実質の『要求』は9掛けと思ってほしい」と減額に理解を求めた。
 山口俊一沖縄北方担当相も会議の冒頭、消費税率10%への引き上げ延期などを理由に、概算要求通りの予算獲得は厳しいとの認識を示した。(産経新聞15年1月10日)』

『沖縄関係者が強気なのは、26年度の振興予算が概算要求を52億円上回った実績があるからだ。政府は沖縄振興と辺野古移設は「直接的にリンクしない」との立場だが、仲井真弘多(なかいま・ひろかず)前知事が辺野古移設を受け入れる「代償」だった側面は否めない。
 26年度の3460億円に上る振興予算額が決定したのは、25年12月20日。4日後には、33年度まで沖縄振興費を各年度予算で3千億円以上とすることも決めた。仲井真氏が辺野古移設に向けた政府の埋め立て申請を承認したのは、さらに3日後の27日だ。

 ただ、昨年11月の知事選で翁長氏が仲井真氏を破ったことで、政府と沖縄県との関係は一変。自民党幹部は「国家財政は厳しい。振興予算も遠慮なく査定すればいい」と突き放す。
 最終的に安倍晋三首相や菅義偉(すが・よしひで)官房長官の判断に委ねられる。もっとも、政府は27年度予算で普天間移設経費として今年度の倍となる約1500億円を計上する方針だ。「移設計画が揺るぎないことをアピールしつつ、翁長氏の出方を見極める」(自民党幹部)戦略のようだ。(同上)』

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 政府は、安倍首相が消費税率10%引き上げを見送ったことなどを口実にして、予算削減を行なうつもりでいるようなのだけど・・・。
 もし本当に財源の不足が深刻であるなら、mewは、辺野古移設工事の予算も、防衛予算も含めて、全ての予算をカットする必要があるのではないかと思うのである。(・・)

 ところが、何と沖縄の辺野古移設工事に関わる予算は2倍増になるとのこと。 (・o・)
 また、沖縄の離党防衛策の強化なども含め、防衛予算も過去最高額にアップさせる予定だというのである。(@@)

『政府が14日に閣議決定する2015年度当初予算案で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古沖への移設経費として、今年度の2倍に当たる約1500億円を計上する方針を固めたことが6日分かった。昨年11月の同県知事選では移設反対を掲げた翁長雄志知事が初当選したが、政府は「県内移設は既定路線」として工事を加速する構えだ。一方、15年度概算要求で計上した沖縄振興予算3794億円については減額を検討しており、政府の強硬姿勢に沖縄側の反発も予想される。

 政府は今年度当初予算で、移設関連経費としてまず53億円を計上。昨年7月1日の閣議決定で普天間代替施設の建設事業予算に予備費から142億円、国庫債務負担行為などで545億円の追加支出を決め、今年度の移設予算は計740億円に拡大していた。
 さらに昨年11月の知事選後の来年度予算編成で、防衛省が倍額の約1500億円の計上を要求し、認められる方向になった。同省関係者は「沖縄関連の予算は今後、振興から基地関連にシフトする」と説明。移設に関する政府調達では「安全保障に関わる調達の品質を確保するため」として、知事選で翁長氏を支援した県内業者を排除する可能性にも言及している。(毎日新聞15年1月7日)』

* * * * *

『防衛省は6日、2015年度予算案に盛り込む防衛費について、14年度比で約2%増の約4兆9800億円とする方向で最終調整に入ったことを自民党国防部会幹部会に伝えた。防衛費は3年連続のプラスで、過去最高額となる。海洋進出を活発化させる中国を念頭に、南西諸島の防衛力整備に力を入れる。
 防衛費は02年度の4兆9557億円をピークに減少傾向が続いていたが、12年の第2次安倍政権発足を受け、13年度から増加に転じた。(時事通信15年1月6日)』 

『政府が中国の軍備増強などをにらんで計画している南西地域の防衛力強化(南西シフト)が2015年度から本格化する。島しょ防衛のため陸上自衛隊に新設される水陸機動団の核となる水陸両用車両部隊を長崎県佐世保市に配備する方向で調整。航空自衛隊那覇基地(那覇市)は戦闘機倍増などで最大450人増えることが見込まれる。南西シフトに伴う自衛官の増員は少なくとも4000人規模となり、九州・沖縄が国土防衛の最前線となる。(中略)

 南西シフトは政府の中期防衛力整備計画(2014年度から5年間)に位置付けられている。目玉の一つ、18年度までに新設する水陸機動団は米海兵隊がモデルとされ、敵国に占拠された離島を奪還するのが主任務となる。陸自相浦(あいのうら)駐屯地(佐世保市)の西部方面普通科連隊(700人)を母体に3000人規模を想定する。

 このうち、移動手段となる水陸両用車両部隊は佐世保市・崎辺(さきべ)地区に配備する方向で調整している。機動団司令部の設置も同市が有力候補地となっている。佐賀空港(佐賀市)への配備を計画している飛行部隊(700〜800人)の新型輸送機オスプレイ(17機)と一体運用する狙い。
 南西諸島も強化される。中国軍機への緊急発進(スクランブル)などに対応している空自那覇基地は15年度中、F15戦闘機の飛行隊が1個から2個に増強され、機数も倍の約40機になる。14年春には早期警戒機「E2C」数機による新部隊も発足しており、併せて隊員は250〜450人程度の増となりそうだ。(毎日新聞15年1月4日)』

* * * * *

 沖縄は、太平洋戦争の時にも、本土を守るための要塞の役割を背負わされて。唯一の上陸戦が繰り広げられることとなり、約20万人の死者を出すことに。しかも、そのうち半数は沖縄の民間人だと見られている。
 さらに沖縄は戦後も72年まで米国に占領されていた上、今も尚、いくつもの米軍基地が残っていて、危険や騒音に満ちた生活を強いられているのが実情だ。(-"-)

 ところが、以前から繰り返し書いているように、安倍首相&仲間たちは、沖縄の基地負担を軽減しようという気などほとんどなくて。今度は沖縄を、自分たちの天敵である中国と戦う際に、本土を守るための要塞にしたいと考えて、辺野古基地の建設によって米軍(特に海兵隊)の基地を強化しようと。さらには、自衛隊の基地も強化&自衛隊を増員しようとしているわけで。
 そのための予算は、たとえ財政難の中でも、沖縄の振興予算は削っても、どんどん増やしていいと思っているのだ。(>_<)

 でも、このように沖縄を日米軍の軍事拠点&要塞にすれば、万一、中国と戦争になった際には、また沖縄は真っ先に戦火に見舞われることになるわけで。<しかも、今度は恐ろしい威力を持ったミサイルの嵐が来るかも知れない。>
 安倍政権が続く限りは、沖縄は、結局、様々な面で冷たい仕打ちを受けることになるのではないかと思うmewなのだった。(@@)
                        THANKS


http://www.asyura2.com/14/senkyo177/msg/733.html

記事 [政治・選挙・NHK177] 書く前に菅官房長官に先に言われてしまった。しかし大歓迎だ  天木直人
書く前に菅官房長官に先に言われてしまった。しかし大歓迎だ
http://www.amakiblog.com/archives/2015/01/11/#003076
2015年01月11日 天木直人のブログ


 少なくとも外交問題については、菅官房長官に言われる前に先に書こうと私は努めてきた。

 私の言うことに従えと、よく言えば安倍政権を思っての助言をするためだ。

 悪く言えば、いい加減に馬鹿な安倍外交を止めろと命令するためだ。

 しかし、今度ばかりは、書こうとしていた矢先に、先に言われてしまった。

 はじめてのことだ。

 残念だ。一歩遅れた。

 しかし私はその菅官房長官の発言を歓迎する。

 何のことを私は言っているのか。

 それは、菅官房長官が1月9日のBS番組で、安倍談話は村山談話と同じ表現にはならないと述べたことだ。

 その菅発言を私はきょう1月11日の東京新聞の一段の小さな記事で知った。

 すなわち菅官房長官は安倍談話について、「おわびの気持ちや、植民地支配と侵略に対する反省という言葉は残すのか」、と聞かれて、次のように述べたという。

  「同じものをやるなら、新たに談話を出す必要はない。安倍首相は戦後のおわびも含めて、全体としては(談話を)引き継ぐと明言している」と。

 この言葉の中に安倍首相のジレンマが見事に凝縮されている。

 実はこのジレンマを、1月10日早朝のTBS土曜朝チャンで、御用政治評論家の田崎史郎がいみじくも口走った。

 すなわち、引き継ぐと言ってもどういう表現をするかが大問題だと。

 村山談話は明確に日本の侵略責任を認め、謝罪している。そのような表現を使うと中国や韓国は歓迎するだろうが、安倍首相の支持基盤である右翼が承知しないだろうと。

 いうまでもなく田崎氏は安倍首相と宴会政治を繰り返す最筆頭の御用評論家だ。

 安倍政権の考えていることの代弁者だ。

 この発言を聞くまでもなく、私は書こうと思っていた。

 村山、河野談話を引き継ぐと安倍首相は繰り返すが、それはごまかしだ。

 ごまかしでは逆効果だ。

 同じ表現を使わないと後退することになる。

 たちどころに中国や韓国から批判される。
 
 米国を再び失望させる。

 そんな談話なら、むしろ出さないほうがいい。

 こう書いて、安倍・菅政権に対し、よく言えば建設的助言、悪く言えば命令するつもりだった。

 その前に、菅官房長官に言われてしまったというわけだ。

 しかし、先を越されたことは悔しいが、私はこの菅官房長官の発言を歓迎する。

 なぜならば正体を見たからだ。

 自らの言葉で戦争責任や侵略を認めることなく、そして慰安婦問題に言及することなく、ただ歴代内閣が示した談話を引き継ぐとだけ言って、後はわけのわからないことを不必要に並べ立ててゴマかす。

 積極的平和外交や法と支配の重要性や、過去ではなく未来志向が重要だ、などと言って歴史認識をごまかすことになる。

 これから8月15日の談話発表まで、その表現をめぐって、有識者会議の連中が頭を悩ますことだろう。

 それを菅官房長官は早々と白状したということだ。

 しかし、こんなに早く正体をバラしてはおしまいだ。

 中国や韓国は外堀を埋めて安倍首相を羽交い絞めにしてくるだろう。

 せっかく安倍首相の新年のあいさつを評価してくれた米国も、一転して疑念を抱くことになる。

 安倍・菅政権は安倍談話で身動きがとれなくなる。

 自らの言葉で日本軍部の侵略を認め、謝罪せざるを得なくなる。

 どうせ追い込まれてそうなるなら、自らの判断でそうすべきだ。

 それができなければ安倍首相は日本の首相を辞めるべきだ。

 私が菅官房長官の発言を歓迎するといったのは、私にその助言(命令)の機会を与えてくれたからである(了)



http://www.asyura2.com/14/senkyo177/msg/734.html

記事 [政治・選挙・NHK177] 民主党の危機<本澤二郎の「日本の風景」(1873) <リベラル結集できる代表を選べるか>
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52092657.html
2015年01月11日 「ジャーナリスト同盟」通信

<リベラル結集できる代表を選べるか>

 民主党の代表選挙が、1月18日の投開票に向けて繰り広げられている。長妻昭・細野豪志・岡田克也の3人の争いだ。ポイントは、自公の国家主義与党に勝てる代表を選ぶことが出来るか、である。すなわち、国家主義に対抗できるリベラル勢力を結集できる代表を選べるかどうか、に尽きる。自公の国家主義与党は、来秋にも改憲を強行・実現する構えである。これを阻止できる代表は、リベラルに徹した人物でないと、日本は本当に戦争国家へと変質することになる。東アジアに緊張と経済不況を持ち込んでしまうだろう。

<岡田では無理>

 最有力候補の岡田は、財閥と関係の深い経済官僚OBである。一時、彼に期待したこともあったが、リベラル色が薄すぎる、同時に保守色も強すぎて、国家主義との対決に勝利することは無理だろう。
 彼は、自民党きってのリベラル派の村上誠一郎の義弟である。彼の妻は村上の妹である。村上のようなリベラリストであれば、今の日本の危機を救えるかもしれないが、残念ながら岡田は村上のレベルに程遠い。
 岡田の民主党になれば、政局は一気に改憲軍拡の嵐に巻き込まれるだろう。日本もアジアも深刻な外交・経済の危機に追い込まれて、とどのつまりは財閥が期待する軍国主義の日本が復活する可能性が大きい。
 単なる杞憂に終わらない。あえて指摘しておきたい。

<長妻なら可能性>

 リベラル結集に期待できる人物は、長沼ということになる。彼がどれほどの信念と勇気があるか不明だが、3人の候補の中では、リベラル結集に最有力といえる。
 果たして民主党は、長妻体制を実現できるのであろうか。出来なければ、もはや民主党は現在の公明党・創価学会のような、国民を裏切る政党として消滅することになろう。

<連合の罪と罰>

 民主党を堕落させている要因は、連合という巨大労組の存在である。かつての総評とは、似て非なる資本と癒着した労働組合に変質してしまっている。
 かつて「連合の罪と罰」(データハウス)を上梓したことがあるが、およそ健全な労働組合連合とはいえない。武器弾薬に手を出している財閥企業労組が、主導権を握ってしまっているからである。
 信念のない無節操な出世意欲の高い怪しげな人物が、労働組合を牛耳っている。財閥資本の走狗のような労働指導者ばかりなのだ。そのために戦争放棄の9条認識がまるでない。
 かつての社会党と総評のような関係ではない。ここに民主党の凋落原因があるのである。

<来年の衆参同日選挙で9条憲法SOS>

 創価学会の威力を2度も経験したナショナリストは、議会の改憲勢力3分の2確保を、より確実にするため、2016年夏に衆参同日選挙を強行する構えと言う。
 十分ありうる政治日程である。このために祖父の遺言のまま政権を担当した孫である。「祖父のあだ討ち」とは、このことなのである。財閥主導の軍事国家・戦争する日本への大改造こそが、安倍の恐ろしい野望なのだ。
 そのための秘策が、創価学会とNHKの活用なのだ。池田大作健在であれば、NHK労組が健在であれば、断じて具体化しない恐怖の戦略である。
 このままの政情が推移すれば、ほぼ100%ナショナリストの野望は実現することになる。

<ノーベル平和賞を戦争放棄の平和憲法に>

 阻止する方法は、日本にもアメリカにもない。既に、自衛隊参戦法制に自公は、国民をだますための秘策を練っている。集団的自衛権の行使のためのものである。
 原発放射能にも屈してしまったような市民運動の日本である。原発再稼動に対抗できる政党もいない。街頭に出て抵抗する市民は、まだ少ない。何よりもこの深刻な事態を報道できない新聞テレビの日本である。

 だが、幸いにも秘策があった。ノーベル平和賞を今秋、戦争放棄の憲法9条に受賞させるのである。この市民運動に賛同する市民は多い。反対するものは少ないだろう。
 先ずは列島から半島へ、大陸へと拡大して、遂には欧米の市民にも訴えて行けばいい。この偉大な平和戦略に、非暴力抵抗運動に、人類を巻き込めばいいのである。
 国際世論で国家主義・ファシズムの台頭を阻止する。これが人間の使命というものだろう。一人でも多く、この運動に立ち上がろう。断じて戦前の復活を許してはならない。

2015年1月11日記



http://www.asyura2.com/14/senkyo177/msg/735.html

記事 [政治・選挙・NHK177] 新党結成のアントニオ猪木は政界再編の台風の目になるか(DMMニュース)
           アントニオ猪木オフィシャルブログより


新党結成のアントニオ猪木は政界再編の台風の目になるか
http://dmm-news.com/article/908265/
2015.01.11 07:50 DMMニュース


 1月7日、アントニオ猪木参議院議員が新党を設立することを発表した。アントニオ猪木は有権者の人気も高く街頭演説では多くのギャラリーを集めるが、人気ばかりではなくプロレスラー時代に築いた縁で政治家に転身してからも太いパイプを活かして、北朝鮮と対等に口がきける数少ない国会議員としても活躍している。永田町では拉致問題の解決にもアントニオ猪木の力は欠かせないと言われている。

 アントニオ猪木は、1995年の参議院選挙で落選して以降は政界と距離を置いていた。そんなアントニオ猪木議員を永田町に再び呼び戻したのが、維新の会の共同代表だった石原慎太郎だ。

■“闘魂注入”が毛嫌いされることも

 2013年の参議院議員選挙で日本維新の会から出馬して国政に復帰したものの、維新の会の共同代表である橋下徹大阪市長とは仲が悪いことは周知の事実として知られていた。週刊誌記者はこう話す。

「2013年の参院選で橋下徹市長は東京にも何度も足を運んでいます。橋下市長の人気は東京でもそれなりに高いのですが、大阪の熱狂ぶりと比べるとやはり差があります。なので、当時は東京での演説では石原慎太郎と一緒に演説することが多かった。猪木さんは石原さんを慕っているので応援演説には駆けつけるのですが、猪木さんが来ると橋下さんは口もきかず目も合わせない。すぐに帰ってしまうのです。どうやら、猪木さんの“闘魂注入”のパフォーマンスがスポ魂っぽくて嫌いみたいです」

 橋下市長に毛嫌いされていることもあって、維新と次世代の党が分離すると、アントニオ猪木は次世代の党に移籍。特段、考え方が次世代にマッチしていたわけではない。敬慕していた石原慎太郎がいたから次世代に入党したに過ぎない。だから、石原が引退を表明した選挙戦は投開票前に離党している。

「橋下さんは中央政界の進出を急ぐあまりに、江田憲司と手を組んだ。江田さんと石原さんは政治思想が相容れない。これで石原さんが橋下さんから離れてしまった。なんだかんだ言っても石原さんはスターですからね。江田さんは政策には明るいし、地盤も強固でも選挙は負けません。しかし、党の顔としては一般的知名度が低く、華がない。石原さんを失ったことが、維新にとっては大きなマイナスだったと思います」(大手新聞紙記者)

 石原は引退こそしたものの、いまだ隠然たる力を持つ。アントニオ猪木は委員会で質問に立ったとき冒頭で「元気ですかー」と絶叫して委員長から注意を受け、政府が許可しないのに北朝鮮に渡航するなど、政治家としては決して行儀がいいわけではない。

 やんちゃ坊主なのに、石原をはじめ永田町の長老議員から可愛がられているという不思議な魅力を持つ。今回、旧みんなの党の参議院議員4人と新党「日本を元気にする会」を立ち上げたが、アントニオ猪木が参加したのは不思議なカリスマ性のなせる業だろう。

 新党は昨年中に宣誓書と承諾書をまとめていたことから、約1億2000万円の政党助成金を受け取ることに成功した。これらは山本太郎議員を引き入れた小沢一郎議員の手法と重なる。今後の風向き次第では、アントニオ猪木が政界再編の軸になる可能性が高まっている。

 現在、民主党代表選がおこなわれている。民主党は自民党一強に歯止めをかけるべく、再建を進めている。代表選立候補者の中には政界再編を目論んでいる議員もいる。民主党以外にも橋下市長、小沢一郎議員などが政界再編を叫んでいるが、党派性や政治思想の違いを考えると実現性は乏しい。

 もし政界再編に大きく動き出すとしたら、アントニオ猪木が台風の目になるかもしれない。

(文/小川裕夫)



http://www.asyura2.com/14/senkyo177/msg/736.html

記事 [政治・選挙・NHK177] 安倍の御庭番、御用マスゴミは消え去るのみ!(ハイヒール女の痛快日記)
安倍の御庭番、御用マスゴミは消え去るのみ!
http://tokyolumix.blog60.fc2.com/blog-entry-1384.html
2015.01/11 ハイヒール女の痛快日記



はじめまして!東京ルミックスです。
ゴールドの15cmハイヒールを新年用にゲット!?


安倍が総理大臣に就任してから日本の民度が一段と低くなったわね。明らかに酷いのがマスコミの劣化だ。よく「マスゴミ」と言われるが、最早「社会のクズ」になってしまってるわね。特に阿部の子分の籾井勝人が会長のNHKは絶対に潰すべきだわね。他の民放も同様に政府の言いなり御用報道機関化してしまっており、この世の中にテレビは一切必要なし!


残るとすれば、バカ国民相手の芸能バラエティ番組専門テレビ局としてだろう。


そんな、クズの頂点を務めているNHKの籾井会長が、お笑いコンビ「爆笑問題」の政治家ネタをボツにし、批判されている件について幼稚な反論をした。「自分は全く関与していない」と話し、一般論として「個人名を挙げてネタにするのは品がない。しゃべる人も品性や常識があってしかるべきだ」と言い放ったのである。


もはや、報道の自由って言葉は日本には存在しないわ。


これがNHKの会長の言葉なのだ。自分の品性や常識こそ問われるべきでしょ。なんたるアホでバカで何も勉強してない男だ。こんな男をよくぞ会長に据えたものだと、呆れるのを通り越して感心したわね。政治家は批判されて然るべきであり、批判あってナンボのモノでもあるのよ。批判と書くと謂れなき悪口や罵詈雑言のように勘違いするが、


建設的な政治批判は風刺と呼ばれ、リベラル度が高い国では当然、バンバン行われているわ。


NHKは「類は類を以って集まる」ということわざ通りだわね。安倍の強引な言論封殺、籾井の腰巾着運営、百田の盗作と、完璧に三馬鹿トリオだわ。実力もなく偶然手に入れたポジションを武器に、権力に驕ったり、自分より上には傅いたりと。あなたたち恥を知りなさい!ちなみに、2014年報道の自由度ランキングで日本は堂々の世界59位!韓国も台湾も日本より上位なのよ。だけど大丈夫?中国と北朝鮮よりは上だからね。


自由な国で民度が高いなどと宣っているが、日本の本当の評価はその程度なのだ。


ソーいえば、御用報道機関が亡くなった菅原文太氏の人生を紹介していた。俳優業の功績は当然だが、後年は俳優というより、市民運動に精力的に取り組んでいた。むしろライフワークに近かったのではないか?しかも、安倍政権批判の急先鋒に立っていた人だ。


死の1ヶ月前にも沖縄県知事選の翁長候補の総決起集会にかけつけ、戦争反対の演説をしたという。


女優の吉永小百合さんのように、ブレることなく、反戦、憲法改正阻止、集団的自衛権や特定秘密保護法、原発再稼働にも反対していた。右左というより生粋のリベラリストで平和主義者だったわ。安倍に圧力をかけられて腑抜け化している御用報道機関は、そんな、後年の活動を殆ど報道しないままスルーしていた。


これを見ても、報道の自由度ランキングで、日本が堂々世界59位を獲得したのが納得できるわ。あー恥ずかしいニッポン!


最後に、菅原文太が語った痛烈なメッセージを紹介する。「まさに戦争を知らない安倍、麻生、石破の内閣トリオは異様な顔ぶれだね。この異様さに、国民も、マスコミも、もっと敏感になってほしいよ」と語っている。実際に日本は高齢化で戦争を体験してない人たちが圧倒的だが、この三人は戦争の悲惨さを追体験でもいいから学ぼうともしていない!真逆に、本音は太平洋戦争を正当化しているわね。


それもそのはず、安倍の祖父はA級戦争犯罪人だったが辛くも逃げ切ったあの岸信介だ。その孫だから当然かもね!




http://www.asyura2.com/14/senkyo177/msg/737.html

記事 [政治・選挙・NHK177] 「たった1年前の「公約反故」の指摘も理由の追及も一切しなかった大手メディア:山崎 雅弘氏」
「たった1年前の「公約反故」の指摘も理由の追及も一切しなかった大手メディア:山崎 雅弘氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/16332.html
2015/1/11 晴耕雨読


https://twitter.com/mas__yamazaki


私の名前を許可なく載せたら訴える。


地元政治家に圧力をかけられた米東部メリーランド州の地方紙が、逆にこの政治家の名前を二十八回繰り返す社説を掲載するなど報道の自由を盾に抗戦し、全面降伏に追いこんだ(東京)http://bit.ly/1xNXui5


プロの報道人らしい対応だと思う。


「デローター氏は選挙で選ばれた公人。同紙は『前代未聞』と反発、六日には名前を伏せて同氏をどう表現するかを真剣に考える社説を掲載した。ユーモアと皮肉が詰まった記事には『カービー・デローター』と連呼する表題を含め、フルネームを二十八回織り込んだ」


「両者の対立はソーシャルメディアを通じて全米の関心を集め、デローター氏への批判が高まった。同氏は七日、報道の自由を侵害し『不適切で間違っていた』と謝罪、白旗を揚げた」


プロの報道人・言論人は、自分が「お上に逆らえない弱い存在」だとは考えず、理不尽には「言葉の力」で抵抗する。


問題の記事。http://bit.ly/1w6McQJ


「我々がカービー・デローターとして知る人物から、カービー・デローターの許可無く『カービー・デローター』の名を新聞に載せたという理由で恫喝されたのだが、ではカービー・デローターの名前を何と言い換えるのが適切だろうか?」 傑作。


「歴史感覚」の薄い人は、日々起こる出来事をバラバラの「点」でしか捉えず、過去に起こった別の点々との関係や繋がりで考えるという習慣を持たない。


バラバラの「点」にその場その場で対処し、それ以前の「点々」は水に流して忘れてしまう。


点の軌跡に目を向けないので、変化もその方向も知覚しない。


昔は新聞記事を読んで、記者の「歴史感覚」を感じることがたびたびあったが、最近はそういう記事を目にすることがあまり無い。


昨年末の総選挙に関する報道でも、そのさらに一つ前の総選挙で現与党が有権者に対してどんなことをしたのか、読者に思い起こさせた新聞は、大手紙の中では皆無だったと思う。


2013年の参院選において、自民党は「TPP断固反対」を公約に掲げて大勝したが、政権に返り咲いた途端、正反対の政策に舵を切った。


だが大手メディアは昨年の衆院選の選挙報道で、たった1年前の「公約反故」の指摘も理由の追及も一切しなかった。




一つ前の総選挙で掲げた「公約」を、完全に反故にして正反対の政策をとった与党が、公約違反の責任を一切問われず、新たな「公約」を平然と出す。


有権者への「裏切り」は、それが「点」として起こった時点では怒るが、次の「点」が打たれると、与党が選挙で嘘をついたという前の「点」は忘れてしまう。


河野太郎「金曜日の5時にパブコメを締め切って、3連休明けに省令改正をやりますというのは、経産省はパブコメは無視しますというのに等しい」「改正するという内容も支離滅裂だが、改正のための手続きも法律違反だ」http://huff.to/1wFgEmf


市民の意見をゴミ箱に捨てている。


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http://huff.to/1wFgEmf
形骸化するパブコメ
投稿日: 2015年01月10日 13時03分 JST 更新: 2015年01月10日 13時05分 JST
TARO KONO


昨日、自民党の行革推進本部からパブコメに関する行政手続法違反の横行について各省庁に報告を求めたばかりだが、昨日の今日でパブコメの形骸化を表すような出来事が起きた。


電力会社による再生可能エネルギーの接続保留問題を受けて、経産省が固定価格買い取り制度に関する省令改正のためのパブコメをやっている。


そのパブコメの締め切りが1月9日午後5時。そして今日の自民党の再生可能エネルギーに関する委員会の席上で、省令改正を1月13日にやると経産省がのたもうた。


金曜日の5時にパブコメを締め切って、3連休明けに省令改正をやりますというのは、経産省はパブコメは無視しますというのに等しい。


改正するという内容も支離滅裂だが、改正のための手続きも法律違反だ。行革推進本部として、こういう日程は受け入れられないと強く主張する。


夕方、省令改正を延期するという連絡が入る。


しかし、今度は1月15日の朝、党の委員会にパブコメの結果を報告するという。なんちゃって結果報告でなければよいが。


パブコメに関しては、まず、横行している手続き違反をしっかり咎めるが、パブコメの内容がルール改正に反映されているかどうかという質のチェックも必要になってくる。


有識者委員会を立ち上げるなどチェック方法を検討する。


(2015年1月9日「河野太郎公式ブログ ごまめの歯ぎしり」より転載)



http://www.asyura2.com/14/senkyo177/msg/738.html

記事 [政治・選挙・NHK177] 岡田克也氏の「小さな」自己利益追求が「大きな」利敵行為となってしまった (古村治彦の酔生夢死日記)
http://suinikki.blog.jp/archives/20397517.html

2015年01月11日

 古村治彦です。

 2015年1月18日に民主党代表選が行われます。岡田克也元代表、細野豪志元幹事長、長妻昭元厚生労働相の3氏が立候補しています。岡田氏と細野氏が激しく競り合い、長妻氏が追いかける展開となっています。全員が民主党の再建を掲げていますが、岡田氏は野党再編には消極的、細野氏は逆に積極的(維新の党の江田憲司代表と松野頼久幹事長と連携)とされ、長妻氏はリベラル派の結集と立憲主義を訴えています。

(図:http://livedoor.blogimg.jp/hfurumura/imgs/8/7/87d28162.jpg

 私は長妻昭氏が自民党との相違を最も明らかにできる候補者であると考えていますが、あの党内のお荷物である鹿野グループ(素交会)の支援を受けているという点でマイナスです。彼らが今頃になって「リベラルでござい」などという顔をして表舞台に出てくるのは滑稽で憐れですらあります。財務省に騙された野田佳彦氏に騙された二重のアホたちが選挙で大量落選したのに今回の選挙でまた復活してきているのを見ると虫唾が走ります。しかし、選挙は数であり、勢力ですから長妻氏を立てて、2位・3位連合を狙うか、勝ち馬に乗るかして復権を狙うというのは合理的な判断だと思います。

 現実的には岡田氏と細野氏の一騎打ちで、事前の調査では岡田氏がやや優勢ではないかという結果も出ているようですが、それも一部であって、激しく競い合っているようです。そのせいなのでしょうか、岡田氏は大きな利敵行為を働いてしまいました。3氏が集まっての公開討論会の席上、細野氏が今回の総選挙に関して失敗であったと述べたところ、総選挙時、国政選挙担当の代表代行であった岡田氏は、細野氏との会話の内容を明らかにして、維新の党との連携話があったことを暴露してしまったのです。

 代表選挙はたしかに選挙であって、勝ち負けがあることですから様々なやり方で相手をやっつけることは必要です。しかし、同じ党内でのことであり、選挙後も仲間としてやっていく訳ですから、そこまでのことはしないのが暗黙のルールであり、常識です。そんなことは政治家ではなくても分かることです。暴露合戦、批判合戦になってしまえば、党内、党外に「内輪もめをしている」という印象を与え、マイナスになってしまいます。政策論争で丁々発止ならまだしも、今回の岡田氏の発言はいただけません。世代交代(下からの突き上げ)に相当焦りがあったのだろうとは推察しますが、このセンスのなさと余裕のなさはそれだけでリーダー失格です。

 岡田氏は優秀であり、人格も立派で、1990年に初当選した自民党に残っていたら、今頃は総理総裁候補であったかもしれない人物です。民主党代表や外務大臣も歴任した政治家です。しかし、どうもセンスと余裕、人間味を感じさせないところがリーダーに不適格な感じがします。あまり欲をかかずに淡々としていればチャンスは巡ってくると思いますが、下からの突き上げにもう党内最古参となってしまっていて焦っているのでしょう。

 これは私の推測ですが、細野氏と維新の党の江田代表の連携も気に入らないのではないかと思います。岡田氏と江田氏は東京大学法学部と通産省の先輩後輩にあたりますし、ハーヴァード大学派遣も経験しているところまで一緒です。下に二人の経歴をまとめてみましたが、よく似ています。

岡田克也氏は1953年生まれ。1976年に東京大学法学部を卒業し、通商産業省(現経済産業省)に入省しました。1985年から1986年にかけてハーヴァード大学国際問題研究所研究員を務めました。ハーヴァード大学時代には『ジャパン・アズ・ナンバーワン』の著者エズラ・F・ヴォーゲル教授の薫陶を受けたそうです。1990年から衆議院9期連続当選をしています。

江田憲司氏は1956年生まれ。1979年に東京大学法学部を卒業し、通商産業省(現経済産業省)に入省しました。1987年から1988年にかけてハーヴァード大学国際問題研究所研究員を務めました。ルームメイトがオバマ政権野マイケル・フロマン米国通商代表部代表です。フロマンはロースクールの学生で、ロースクールの雑誌編集でバラク・オバマ大統領と知り合いました。2000年に衆院選に出馬し落選してしまいました。2001年に初当選したが、2003年に再び落選してしまいました。2005年から連続当選で衆議院通算5期当選しています。

 岡田氏は江田氏が自分ではなく、細野氏と連携を構築しているのが気に入らないのではないかと思われます。これは私の勝手な推測ですが、岡田氏が政治家のセンスとは全く真逆の党内をぎくしゃくさせるような暴露を公の場でしてしまったのは、焦りと個人的な怒りがあり、判断を狂わせてしまったのではないかと私は推察しています。

 新代表を迎え撃つ自民党の幹部たちは「岡田氏の方がやりやすい」と話していると複数の関係者の方々から聞きました。岡田氏は想定外の手法を取ることはないので、行動を予想しやすく、対処しやすいと考えているのだということでした。その点で岡田氏は骨の髄まで官僚的な人なのだろうと思います。そして、彼が暴露合戦を行うことで、民主党のイメージが更に悪くなってしまいます。岡田氏が代表になろうとして禁じ手を行うことで、自民党を利することになるのです。

 そのようなことも気付けないような人が、自分の小さな利益実現のために大きな利敵行為をしてしまう人がリーダーになるようでは、日本の政界はまだまだ一強多弱時代が続いていくことになるでしょう。

(新聞記事転載貼り付けはじめ)

●「岡田氏また細野氏批判…代表選、泥仕合の様相」

読売新聞 2015年01月10日 10時11分

http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150110-OYT1T50021.html

 民主党代表選(18日投開票)に立候補している岡田克也代表代行、細野豪志元幹事長、長妻昭元厚生労働相の3氏は9日、BSフジの番組に出演した。

 岡田氏が8日に続き、細野氏の言動を批判するなど、泥仕合の様相も呈してきた。

 岡田氏はこの中で、細野氏のグループ結成について、「自民党の派閥政治のようにならないことを祈りたい。私が代表になれば、どういう形で(グループ活動を)やるべきか、党の中の機関で議論していただきたい」と述べた。細野氏がグループのメンバーに対して財政的な支援を施す一方、他グループとの掛け持ちを認めないなど、自民党の派閥に倣った運営を行っていることを批判したものだ。

 岡田氏は8日の公開討論会に続き、細野氏が衆院選前に維新の党との合併を提案したとし、「説明すべきだ」と追及もした。

 これに対し、細野氏は、「排他的なグループではない。(維新との合流は)少しでも仲間をたくさん通すためにいろんな方法があるのではないかと話した」などと反論した。

 長妻氏は「コメントしづらい」と述べるにとどめたが、陣営幹部は「内輪もめをしていたら民主党にとって命取りになる。融和の象徴という立場でやっていく」と語った。

●「「細野氏は維新との合併主張」 民主・岡田氏が会話暴露」


朝日新聞デジタル 1月8日(木)23時28分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150108-00000049-asahi-pol

 8日にあった民主党代表選の討論会で、岡田克也代表代行が、衆院解散直前の昨年11月、細野豪志元幹事長が「衆院だけでも、みんなの党や維新の党と合併するべきだ」と主張していたと明かした。細野氏が代表選で、維新との合流に否定的な立場をとることの矛盾点を突くために、やりとりを暴露した。

 岡田氏は「あの話はいったい何だったのか。政治家は自分の言葉に責任を持つべきだ」と追及。これに対し、細野氏は「残念だ。政治家同士のクローズの話だ」と語り、岡田氏の姿勢を批判した。

 さらに細野氏は「維新側から、関西(の候補者)を切り離すというサインがきていた」と述べ、維新との交渉まで踏み込んで打ち明けてしまった。結局、細野氏は同日夜、岐阜市内で「訂正したい。維新側から提案があったのではない。様々なやりとりの中でアイデアとして浮かんできた」と軌道修正した。

(新聞記事転載貼り付け終わり)

(終わり)
http://www.asyura2.com/14/senkyo177/msg/739.html

記事 [政治・選挙・NHK177] 下村文科相代表支部に/暴力団親密企業が献金/警察が認定した10年にも計18万円



「しんぶん赤旗」 2015年1月10日(土)

下村文科相代表支部に/暴力団親密企業が献金/警察が認定した10年にも計18万円

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2015-01-10/2015011015_01_1.html

下村博文文部科学相が代表の自民党支部が、暴力団と親密交際する建設会社から2年間で計18万円の献金を受け取っていたことが9日、本紙の調べでわかりました。この会社は、大阪府と大阪市の公共事業から排除されており、同社の献金を受けた下村文科相の責任が問われます。


http://www.asyura2.com/14/senkyo177/msg/740.html
記事 [政治・選挙・NHK177] 安倍政権 女性活躍支援に127億円、フリーター支援に95億円(週刊ポスト)
安倍政権 女性活躍支援に127億円、フリーター支援に95億円
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150111-00000009-pseven-soci
週刊ポスト2015年1月16・23日号


 安倍首相は選挙が終わるまでは増税による国民生活の逼迫を心配している口ぶりだったが、その舌の根も乾かぬうちに有権者を裏切る行為に走っている。国民に負担は押し付けられ、集められたカネは、政治を牛耳るシロアリ官僚と政治家利権に消える。看板政策の「女性活用」「雇用創出」「東京五輪」「地球儀外交」にしてもこの通りだ。

●女性活躍支援(127億円)/「マザーズハローワーク」(「キッズコーナー」という子供を遊ばせるスペースがある職安のこと)事業の拡充などを行なう。自治体による職業紹介との重複で二重行政批判のあるハローワークの延命策。

●フリーター・ニート支援(95億円)/ハローワークの延命策であると同時に、天下り組織が運営指導する地域若者サポートステーションの役割も拡充。

●競技力向上推進(178億円)/ナショナルトレーニングセンターの拡充などハコモノ整備にあてられる。国立競技場の改築にも139億円が要求された。

●首相外遊関連経費(9億円)/首相の外遊増加で今年度予算が不足したため、概算要求では倍増。

●在外公館強化(59億円)/アルバニア、マケドニア、モルドバ、タジキスタン、リベリア、ソロモンなど9か国に大使館、6か国に総領事館の新設を要求。厚遇ポストが一気に増える。

*括弧内の金額は来年度予算の概算要求の数字。



http://www.asyura2.com/14/senkyo177/msg/741.html

記事 [政治・選挙・NHK177] 安田浩一氏 ヘイトスピーチする理由で納得回答得たことなし(SAPIO2015年2月号)
安田浩一氏 ヘイトスピーチする理由で納得回答得たことなし
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150111-00000015-pseven-soci
SAPIO2015年2月号


 活動初期から「在日特権を許さない市民の会」(在特会)を追い続け、言動の危うさを伝えているのがジャーナリスト・安田浩一氏だ。ヘイトスピーチ批判の高まりとともに一般に認知されるようになった自称・保守系市民団体の特徴について、安田氏が解説する。

 * * *
 プロレスのマイクパフォーマンスを連想した人も多かったはずだ。

「オマエみたいなのはな、許せねえって言ってんだよ!差別主義者!」「だったらやってみろよ!」

 昨年10月20日におこなわれた橋下徹大阪市長と桜井誠在特会会長(当時)の「公開討論」。フタを開けてみれば罵倒の応酬に終始した。

 この会談によって在特会は俄かに世間の注目を集めることとなった。これまで取材を重ねてきた私もまた、同会について尋ねられる機会が増えたが、内実が「差別主義者」の集まりであることに関しては、橋下市長に同意している。

 在特会は「在日コリアンなど外国人が日本で優越的、あるいは不当な権利を得て日本社会を脅かしている」と主張することで勢力を広げてきた自称・保守系市民団体だ。

 ネットの掲示板などで“同志”を募り、日韓断交、外国籍住民への生活保護支給反対、不法入国者追放などの排外主義的なメッセージを掲げ、全国各地で連日デモや街宣活動を展開している。いわゆる「ネット右翼」という“業界”にあっては、シンボリックな存在だ。

 日章旗や旭日旗、ときにはハーケンクロイツの旗まで掲げ「朝鮮人を日本から叩き出せ!」「殺せ!」と聞くに堪えないヘイトスピーチを叫びながら週末の繁華街を練り歩く集団と遭遇した経験を持つ人も少なくないだろう。こうした差別デモの多くが、在特会やその関係者によるものだと考えて間違いない。

 なぜそこまで醜悪な言葉を連呼しなければならないのか私はこれまでに何度もデモ参加者に問うてきたが、納得できる答えが返ってきたことはなかった。

「世間の注目を集めるため」
「ストレートな怒りをぶつけた方が説得力がある」

 デモ参加者の多くはそのように口をそろえるが、要するにネット掲示板などにみられる“言いっ放し”の言語感覚を、そのまま路上へ持ち込んだに過ぎない。

 彼ら彼女らにとって、デモや街宣はネットにおける“炎上”や“祭り”と同じである。他者の痛みを想像することなく平気で「殺戮」さえ示唆する在特会の「軽さ」は、しかしそれゆえに広い間口をもって多くの人間を引き込んできたこともまた事実だ。



http://www.asyura2.com/14/senkyo177/msg/742.html

記事 [政治・選挙・NHK177] テロリストがユダヤ系食料点に立てこもった衝撃  天木直人
テロリストがユダヤ系食料点に立てこもった衝撃
http://www.amakiblog.com/archives/2015/01/11/#003077
2015年01月11日 天木直人のブログ


 フランスで起きた今度の事件で私がもっとも注目した点は、仏週刊紙銃撃事件とあわせて同時に起きたもうひとつの銃撃事件の犯人が、ユダヤ系食料品店を襲撃し人質をとって立てこもったことだ。

 これは偶然か、それとも意図した反ユダヤ主義の攻撃だったのか。

 その答えを、きょう1月11日の朝日新聞が書いてくれた。

 ユダヤ系食料品店に立てこもったアムディ・クリバリという容疑者がテレビの電話インタビューで次のように語っていたというのだ。

 すなわち、「この食料品店を狙った理由はあるのか」という問いに対し、次のように語ったという。

 「ある。ユダヤ人だからだ。彼らは、イスラムの領土を、特に『イスラム国』の領土を抑圧しているからだ。世界中のイスラム教徒が抑圧されている。パレスチナもそうだ・・・」

 これほど見事に「テロ」の反イスラエル性を語った言葉はない。

 しかもパレスチナという言葉を発したところが注目点だ。

 あのオサマ・ビン・ラデンが繰り返していた言葉も、パレスチナに対する差別、虐殺への怒りだった。

 この朝日の記事は、スクープでも何でもない。

 仏のテレビ局が明らかにした公開情報だ。

 世界が知っている。

 この事件が、物事がわかっている者たちに激震を与えたかを。

 なによりもユダヤ社会に衝撃を与えたことを。

 日本のメディアは今度の事件で反イスラムの動きが高まったとしか書かないが、実はきょう1月11日の毎日新聞が大治朋子エルサレム支局長の記事として書いている。

 欧州では、昨年夏のイスラエルのガザ攻撃にともなって各地で反ユダヤ主義が高まり、ユダヤ人を迫害したナチス・ドイツを称賛する極右勢力が台頭していると。

 今度の事件でユダヤ人のイスラエル「脱出」が加速するかもしれない、と。 

 あの大治朋子エルサレム支局長だから書ける記事だ。

 反イスラム主義著反ユダヤ主義。

 この正反対の敵対意識のどちらが強く、大きい拡がりを持つか。

 言うまでもない。

 「テロとの戦い」は、パレスチナ問題の解決なくしては終わらない。

 そのことに触れる日本の有識者は一人もいない。

 日本は「テロとの戦い」にもっとも無知、無縁な国だ。」

 それは「恵まれた」国であるということだ。

 しかし、安倍外交のせいで、これからはどうなるかわからない(了)



http://www.asyura2.com/14/senkyo177/msg/743.html

記事 [政治・選挙・NHK177] 《悲報》 残業代ゼロ法案、政府が営業職への拡大を検討!対象業務の拡大を成長戦略に盛り込む!労働組合などは反対!
【悲報】残業代ゼロ法案、政府が営業職への拡大を検討!対象業務の拡大を成長戦略に盛り込む!労働組合などは反対!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-5132.html
2015/01/11 Sun. 17:00:31 真実を探すブログ



政府が導入の方針を固めた「残業代ゼロ法案」ですが、新たに残業代ゼロの対象として「営業職」も範囲に入れることを検討していることが判明しました。報道記事によると、厚生労働省が対象の一部営業職への拡大を検討しているとのことです。安倍政権は今月の通常国会に残業代ゼロ法案を提出し、春までには成立させるとしています。
ただ、労働組合は「長時間労働を助長しかねず、安易に対象を拡大するべきではない」と慎重な姿勢しており、反対の声も増加中です。


やっぱり、安倍政権は残業代ゼロの範囲を拡大しましたね!前の残業代ゼロの記事で「対象が年収1000万円以上だから残業代ゼロは大丈夫」とか言っている連中が居ましたが、ハッキリ言って頭の悪い考え方です。
法案は成立させるのは難しいですが、改正させるのはそれよりも簡単な仕組みになっています。つまり、最初に限定的な法案を作って、後から一気に範囲を拡大させることが出来てしまうということなのです!


派遣労働者だって、法案が出来た当初は極一部の職種だけに限定されていました。残業代ゼロが派遣と同じように拡大するのはほぼ間違いなく、今の内に私達が立ち上がらないと、このまま全ての職種が残業代ゼロになってしまう恐れがあります。


☆「残業代ゼロ」営業職にも 厚労省検討
URL http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2015010902000127.html
引用:
あらかじめ設定した時間だけ働いたとみなして賃金が支払われる裁量労働制について、厚生労働省が対象の一部営業職への拡大を検討していることが分かった。一月に始まる通常国会に労働基準法の改正案を提出する方針。
 安倍政権は労働分野での規制緩和を進めており、一定要件を満たす労働者を労働時間規制から除外する新制度の導入とともに、裁量労働制の対象業務の拡大を成長戦略に盛り込んでいた。
 ただ、労働組合は「制度を導入しながら、実際には裁量のない働き方をさせている企業も多い。長時間労働を助長しかねず、安易に対象を拡大するべきではない」と慎重な姿勢だ。
:引用終了


☆「残業代ゼロ」制度盛り込む 新成長戦略の素案決定


☆【三橋貴明】残業代ゼロ法案ついに導入 奴らのヤリ口はいつもこうだ!


☆三橋貴明×堤未果 「労働時間の長さにかかわらず賃金が一定になる...いわゆる『残業代ゼロ法案』について」2014.05.28


以下、ネットの反応























http://www.asyura2.com/14/senkyo177/msg/744.html

記事 [政治・選挙・NHK177] 「不敬か、表現の自由か」 サザン桑田氏(田中龍作ジャーナル)
「不敬か、表現の自由か」 サザン桑田氏
http://tanakaryusaku.jp/2015/01/00010560
2015年1月11日 17:58 田中龍作ジャーナル



桑田氏を「反日」と決めつけるプラカードも登場した。=11日、渋谷区 写真:筆者=


 昨年末、横浜アリーナで行われたサザンオールスターズのコンサートが波紋を広げている。


 「(リーダーの)桑田佳祐氏が紫綬褒章をオークションにかける真似をしたのは不敬にあたる」などとして、日章旗を掲げたグループが、きょう、抗議活動をした。


 グループはサザンオールスターズの所属事務所が入る渋谷区のビルを訪れた。敷地内には入れなかったため、路上からの抗議となった。


 現場には在特会界隈のヘイトデモに参加しているメンバーの姿もあった。


 トラメガのボリュームをあげ彼らは叫んだ―
 
 「在特会が不敬罪の復活に取り組んでいるが、不敬罪は日本人の中に脈々と息づいている・・・」


 「ピースとハイライトの歌詞の問題ではない。紫綬褒章を賜ったような人間が天皇陛下を揶揄する、そのような言動はおかしい。陛下に対する不敬、日の丸バッテン、魚釣島の表記は国体破壊である」



サザンが所属する事務所が入るビルの前に日章旗がひるがえった。=11日、渋谷区 写真:筆者=


 天皇陛下は新年にあたって「満州事変に始まるこの戦争の歴史を十分に学び、今後の日本のあり方を考えていくことが、今、極めて大切なことだと思っています」とのお言葉を述べられている。


 桑田氏も話題曲「ピースとハイライト」の中で「20世紀で懲りたはず」として、先の戦争の教訓に学ぶべきだと唄っている。


 むしろ桑田氏は天皇陛下の歴史認識に近いのではないだろうか。


 日章旗を持ったグループが強調したのは―
「桑田氏の行為は表現の自由ではなく、国家の基本的理念、歴史、伝統、文化を著しく傷つけた国体破壊である」という点だった。


 国体という概念自体が戦後憲法のもとでは存在しない。「不敬罪」も存在しない。彼らは「国体」「不敬」というアナクロな言葉に かこつけて 非難を浴びせた。


 非難を浴びたアーチストは次回から自由な表現がしにくくなるだろう。日本はこうして重苦しい社会になってゆく。


            ◇


「桑田佳祐は国民に対して謝罪しろ!」サザン所属事務所・アミューズ前で抗議行動

2015/01/10 に公開
大晦日に放送されたNHK紅白歌合戦でサザンオールスターズが演奏した「ピースとハイ­ライト」(発売は2013年8月7日)。この曲の歌詞を巡り、ネット上では「政権批判­」等の解釈がなされ、話題を呼んでいる。


また、桑田佳祐さんがライブ中に自らが受章した紫綬褒章を持ってパフォーマンスを行っ­たとされることも相まって、「反日」「在日」といった書き込みまで飛び出す騒動になっ­ている。


そんな中、11日、東京・渋谷にあるサザンの所属事務所「アミューズ」が入居するビル­の前で抗議行動が行われ、「ライブで不敬な言動」「猛省せよ」と書かれた横断幕や国旗­を持って集まった人々が「桑田佳祐の不敬発言を糾すぞ!アミューズは出てきて釈明しろ­!」等、謝罪を求めるシュプレヒコールを上げた。


サザン桑田に喧嘩を売った在特会 反日パフォーマンスに激怒


【紅白歌合戦 2014】 サザンオールスターズ 「ピースとハイライト」「東京VICTORY」 第65回NHK紅白歌合戦 2014



http://www.asyura2.com/14/senkyo177/msg/745.html

記事 [政治・選挙・NHK177] 「桑田佳祐は国民に対して謝罪しろ!」サザン所属事務所・アミューズ前で抗議行動


BLOGOS編集部
2015年01月11日 14:16
http://blogos.com/article/103243/


大晦日に放送されたNHK紅白歌合戦でサザンオールスターズが演奏した「ピースとハイライト」(発売は2013年8月7日)。この曲の歌詞を巡り、ネット上では「政権批判」等の解釈がなされ、話題を呼んでいる。


また、桑田佳祐さんがライブ中に自らが受章した紫綬褒章を持ってパフォーマンスを行ったとされることも相まって、「反日」「在日」といった書き込みまで飛び出す騒動になっている。


そんな中、11日、東京・渋谷にあるサザンの所属事務所「アミューズ」が入居するビルの前で抗議行動が行われ、「ライブで不敬な言動」「猛省せよ」と書かれた横断幕や国旗を持って集まった人々が「桑田佳祐の不敬発言を糾すぞ!アミューズは出てきて釈明しろ!」等、謝罪を求めるシュプレヒコールを上げた。

http://www.asyura2.com/14/senkyo177/msg/746.html

記事 [政治・選挙・NHK177] 防衛費、過去最大5兆円近く…3年連続で増額へ(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150111-00050001-yom-pol
読売新聞 1月11日(日)16時48分配信


 政府は、2015年度予算の防衛関係費を3年連続で増額し、過去最大の5兆円近くとする方針を固めた。

 活発な海洋進出を続ける中国を念頭に、南西諸島の防衛や警戒監視の体制を強化する。

 最終的な予算額は、麻生財務相と中谷防衛相が11日に協議し、正式決定する。

 米軍再編関連経費を含む防衛予算は、02年度当初予算の4兆9560億円が最大だった。15年度予算はこれを上回るが、5兆円には達しない見通しだ。

 15年度予算では、〈1〉米国製の輸送機「MV22オスプレイ」5機〈2〉離島への上陸が可能な水陸両用車「AAV7」30両〈3〉早期警戒機「E2D」1機〈4〉後継の政府専用機2機――を新たに購入する。このほか、無人偵察機「グローバルホーク」導入に向けた関連システムや、次期主力戦闘機「F35」6機分の追加購入費なども盛り込む。



http://www.asyura2.com/14/senkyo177/msg/747.html

記事 [政治・選挙・NHK177] 官邸プロパガンダの請負人 長谷川幸洋が持つ「二つの顔」(世相を斬る あいば達也)
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/a7696bb8c9d9508bc3cadd996ed1ecd2
2015年01月11日

 安倍官邸に身も心も売り払ったジャーナリスト紛いを探すのはいとも容易い。テレビの顔面に石を投げれば、誰かに当たるし、週刊誌に投げつけても、誰かに当たる。しかし、ニュートラルな持論を投げ捨てて、政治保守権力のメッセンジャーに変節したジャーナリスト紛いは、そうそう居ない。その希少なジャーナリストこそ、長谷川幸洋だ。彼の書いているコラムは、右派陣営が常々言っていることをトレースしているだけなので、どうでも良いのだが、この人が、多くの人々が未だにニュートラルな論を張れるジャーナリストだと思っていることが問題なのだ。講談社も、或る意味で騙されているか、敢えて使い続けているか、その辺は定かではない。

 長谷川のコラムは、直近の一面的現象を鷲づかみにして、それがあたかも普遍な事実関係と云う前提で語る手法を取っている。世界観や世界レベルの歴史認識を共有していない安倍晋三政権にとって、プラスかマイナスかと、極めてテレビ屋的、トップ屋的モノの見方に読者を引き摺り込む。直近のギリシャ不安は左派政権が誕生する可能性は、一因に過ぎない。EU圏全体を覆っている経済成長不足による恒常的経済不況とロシア経済制裁がボディーブローのように効きはじめている背景が、ギリシャ不安を必要以上に増幅させているのだ。単に、ギリシャ一国が、政情不安が故に、国際的不安を与えているわけではない。一番、不安を感じているのは、マネー勢力の陣営の連中だ。つまり、長谷川は、マネー世界の「使いパシリ」なのである。

 長谷川の論は、常に欧州中央銀行(ECB)と欧州金融安定化基金(EFSF)、国際通貨基金(IMF)、時に世界銀行も加わった、「IT金融主義」と云う、アメリカの経済戦略に則った形で話を展開する。つまり、実体の伴う資本主義に変わって登場した「IT金融主義」の広報マン的論に常に乗って発言しているに過ぎない。長谷川は、殆どに人間が気づくわけがないだろうと、高をくくって、ギリシャのユーロ離脱とロシア接近に言及しているが、EUはアメリカからの指示待ちで、みすみすギリシャを中露印トルコを中心とする「ユーラシア共同体構想」の枠組み入りを後押しする器量は持っていない。

 長谷川は、長々とギリシャ危機に言及しながら、唐突にロシアの動きに話を飛躍させた。その飛躍の根拠がふるっている、≪ウクライナに侵攻したロシアは欧州と厳しく対立している。苦境の元はといえば、ロシアがウクライナに侵攻したのがきっかけだった。≫と、動かし難い事実の如くプロパガンダを言説を潜り込ませ、嘘八百の世界に読者を引き摺り込む。中国習近平の政治的行動パターンを読み解くような顔をして、情報源が産経新聞と石平氏だと書き込む辺りで、長谷川が、中国の何ごとも知らないな?と云う事実が露呈している。

 中国が経済成長7%云々と評論家面するくせに、日本の経済成長のマイナスは、さて置いてなのだから、自陣の欠点には目を瞑り、反目する相手方の欠点に執着して、話を進める。まさにこれが大本営的な発想なのである。その上、プーチンが、安倍に泣きを入れてきて、経済的支援を求めてくると妄想する。それを長谷川は「戦略的」だとほざくのだから酷い(笑)。そして、とどのつまりに、アメリカはイザとなったら一枚岩の国、これからもアメリカよいしょで行きましょうと締めくくる。屑だね、ボケ滓ジャーナリストの典型だ。この人物は、百田尚樹並みの安倍傀儡論者である。ただ、彼は二重スパイ的体質も持ち合わせ、CIA的な臭いも漂う。このような事前知識の上で、長谷川のコラムを読むのも一興だ(笑)。彼が20世紀的化石化した思考の中で右往左往詭弁を駆使しているのが良く理解出来るコラムだと言える。


≪ ギリシャ不安、ロシア苦境、中国権力闘争・・・不透明な国際情勢は 安倍政権にプラスとなる

 日本を取り巻く国際環境の不透明感が強まっている。ロシアは原油安とルーブル安で苦境に立たされ、中国は景気が減速する中、習近平主席が権力闘争に突入した。そして、欧州ではギリシャ不安が再燃している。これらは安倍晋三政権にとってプラスなのか、マイナスなのか。

■ギリシャのユーロ脱退で、第2のリーマンショック?

 まずギリシャ情勢だ。最初に危機が起きたのは2009年10月の政権交代がきっかけだった。中道左派が政権を握ると、財政赤字のごまかしが発覚し、それまで4%程度とされた国内総生産(GDP)に比べた財政赤字は13.6%と3倍以上に膨らんだ。  

 緊縮財政策に反対する市民のデモが広がり、12年5月の総選挙では左翼政党が躍進したが、連立政権の樹立に失敗。翌6月の再選挙でようやく緊縮策を実行する政党が勝利して連立政権を作り、事態は落ち着いたかにみえた。

 ところが昨年末、議会が大統領を選任できず、1月25日に総選挙の実施が決まった。事前の予想では、緊縮策に反対する急進左派連合(アレクシス・ツィプラス党首)が勝利する見通しが強まっている。

 もしも左派が勝利すると、新政権はギリシャ債務の75%超を保有する欧州中央銀行(ECB)と欧州金融安定化基金(EFSF)、国際通貨基金(IMF)の「トロイカ体制」に対して大幅な債務減免を求めるとみられ、交渉の難航見通しが国際金融不安をかりたてているのだ。

 ギリシャは欧州共通通貨、ユーロのメンバー国である。ツィプラス党首はかつてユーロ圏からの離脱をほのめかしながら、欧州連合(EU)やIMFに妥協を 迫っていた。今回はユーロに残留する意向を表明している。とはいえEUの主導的地位を占め、ECBとEFSFの最大出資国でもあるドイツはギリシャがユー ロを離脱する可能性を視野に入れている。

 これまではギリシャの危機がイタリアやスペインなど他のユーロメンバー国にも波及する可能性があった。今回はEUの安全網が整い、ギリシャ以外の国債価格はいまのところ安定している。だからドイツには「ギリシャが出て行くなら勝手にどうぞ」という強気の姿勢がにじみ出ているのだ。

 ギリシャが本当にユーロを脱退した場合、どうなるか。いまのところ「危機は他国に拡大しない」という楽観論と「第2のリーマン・ショックになる」という悲観論が交錯している。いまや19カ国に拡大したユーロ圏から脱退した前例はないだけに、金融市場も今後の展開を読み切れていないのが実情だ。

 ユーロ脱退なら、ギリシャは旧通貨であるドラクマを復活する。その場合、ドラクマはユーロに比べて大幅に価値が下落するのは避けられない。そうなると当然、国内経済はいまより一層、困窮する。混乱がギリシャだけにとどまればいいが、ギリシャ国債の暴落が他国の金融機関にダメージを与える可能性は残っている。

■ギリシャとロシア。欧州の枠組みにかかわる政治問題

 一方、交渉がまとまってユーロに残留する場合でも、そこで話は終わらない。急進左派連合の強腰路線が成功すると「ゴリ押しが通る」実例になって、他国でも同じような急進政党が躍進するきっかけになるかもしれない。どちらに転んでも、EUの政治的安定性と一体感を損ないかねないのだ。  

 もともとギリシャは東西両陣営が火花を散らした冷戦の発祥地だった。私が90年代半ばに欧州の特派員をしていたころ、アテネの空港に降り立つと、旅行鞄を携えた大勢のロシア人の一団がいたことを思い出す。ギリシャはロシア人にとって親しみやすい欧州の保養地だった。

 ギリシャがユーロを脱退すれば、欧州と距離を置くだけではない。その反動でロシアに接近するかもしれない。ウクライナに侵攻したロシアは欧州と厳しく対立している。つまり、ギリシャ危機の本質は債務問題というより、欧州全体の枠組みに関わる政治問題なのだ。

 そのロシアはいま、かつてない苦境にある。ロシアの輸出の7割は原油と天然ガスだ。欧米の経済制裁も効いている。ルーブルに加えて原油価格の急落で外貨不足に陥り、物価は急上昇中だ。経済発展相は年末までにインフレ率は10%に達する、と語っている。

 プーチン大統領は高い支持率を保っているが、生活苦が高まって本格的な経済危機になれば、どうなるか。政権維持のために一段の対外強硬策に踏み切る可能性は捨て切れない。苦境の元はといえば、ロシアがウクライナに侵攻したのがきっかけだった。ここでも問題は政治的である。

■毛沢東の再来目指し始めた習近平主席

 それから中国だ。習近平主席は昨年7月に上海閥(江沢民派)の大物である周永康・元中央政治局常務委員を摘発した。これだけでも世界を驚かせるのに十分だったが、昨年末には突如として、共産主義青年団(共青団)派(胡錦濤派)の大物である令計画・党中央統一戦線工作部長も「重大な規律違反」で摘発した。これをどう読むか。

 中国ウオッチャーの石平氏によれば、習近平は当初、胡錦濤派と「連携して共通の敵である江沢民派の一掃を図った」が、江沢民派という「共通の敵」が一掃されてしまうと、今度は「『腐敗摘発』の矛先を胡錦濤前主席の率いる共青団派に向けてきた」と分析している(http://wedge.ismedia.jp/articles/-/4590)。

 中国の権力構造が「上海閥」と「共青団派」、それに元高級幹部子弟の集まりである「太子党」の3大派閥で構成されているのは、よく知られている。習近平自身は太子党の出身だ。そういう枠組みで理解すれば、ここまでの展開は太子党の有力者である習近平が上海閥だけでなく、一時は共闘していた共青団派にも攻撃の手を広げた、という話になる。

 それにとどまらない。

 新年5日付けの産経新聞によれば、習近平は最近、自分の子飼いの部下たちを続々と要職に就けて「新しい習派」「習近平親衛隊」とも呼ぶべき自分の派閥作りに取り組み始めたという。

 そうだとすると、習近平はまさに「新しい独裁者」として前例のない熾烈な権力闘争を始めたといえる。石平氏が繰り返し指摘してきたように、習近平は毛沢東の再来を目指しているかのようだ。

 中国経済はどうかといえば、不動産バブルはとっくに弾けてしまった。国家的闇金融であるシャドーバンキングが高利回りを生み出す源は不動産投資だった。手品の種である不動産バブルが弾けたのだから、シャドーバンキングの破綻はもはや避けられない。

 中国政府は成長率の目標を7.5%としてきたが、中国人民銀行は昨年12月、2014年は7.4%にとどまり、15年は7.1%に減速するという見通しをあきらかにした。当局自身が景気減速を認めた形である。金融市場では「実際はもっと低い」という見方が一般的だ。

 中国は景気後退下で権力闘争が深刻化しつつある。景気がいいときなら、国民は政治に無関心でいられるかもしれない。だが、景気が悪いと「おれの暮らしが悪いのは政治が悪いからだ」と考えやすい。

 習近平が国民の不満をそらすために、外に敵を作ろうとするのは自然である。昨年末には、中国の軍艦2隻が尖閣諸島沖合70キロまで最接近し、沖合200キロ前後の海域に常駐していることも報じられた。尖閣の緊張は収まるどころか、険しさを増すばかりだ。

■政治的には安倍政権に好機到来

 こうしてみると、日本を取り巻く国際環境は経済もさることながら、すぐれて政治的な激動の渦中にあるとみるべきだ。言い換えれば、単に経済的な損得勘定だけで、日本にプラスかマイナスかを判断すべきではない。もっと戦略的な視点が必要だ。

 たとえば、欧州が混乱してデフレやマイナス成長に陥れば、経済的には日本にもマイナスだ。ロシアや中国の景気後退、経済危機も同じである。だが政治的にどうかといえば、必ずしもマイナスとは言い切れない。日本の存在感が相対的に高まるからだ。

 苦境に陥ったプーチンが安倍に助けを求めるとすれば、日本にとっては、まさに好機到来になるだろう。国内政治をみても、中国の脅威が増せば、安倍政権の政治的求心力は逆に高まる。ロシアの脅威についても同様だ。

 ギリシャ、ロシア、中国とまるで申し合わせたように昨年末、先行き不透明感が高まった。まさにその直前、安倍政権は解散総選挙に圧勝して政権基盤を固めた。それは、いまとなっては幸運だったとしか言いようがない。総選挙の後、これほど海外から暗雲が垂れ込めてくるとは思いもよらなかっただろう。

 米国は危機が起きると、国内が一致団結して政権の求心力が高まる。同じメカニズムは日本にもあてはまるのではないか。(一部敬称略) ≫(現代ビジネス:ニュースの深層・長谷川幸洋)


http://www.asyura2.com/14/senkyo177/msg/748.html

記事 [政治・選挙・NHK177] 「困ったことですなあ。頭がくらくらしてきますよ。⇒自民党の公認ネットサポーターの正体は:松井計氏」
「困ったことですなあ。頭がくらくらしてきますよ。⇒自民党の公認ネットサポーターの正体は:松井計氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/16334.html
2015/1/11 晴耕雨読


https://twitter.com/matsuikei

圧力に対してのメディアの極めて真っ当な反撃だと思いますね。

日本でも、奇妙な圧力にはこういう対処法が必要だと思うなあ。

今、逆に萎縮する傾向だからね。

それはマズいに決まってるんだから。

⇒「名前載せるな」政治家が圧力 反撃社説に名前を28回 http://t.co/OF8lSdkgWp

最近、<●●は日本の伝統!>とか、<●●するような文化は日本の伝統にはない!>なんぞと声高に叫ぶ人が増えたけど、その多くは単なる無知によるものだったり、願望に基づく思い込みだったりするのも不思議なことだね。

そんなレベルで怒られても、ちょっと困るべ。

<これが日本人の感性!><日本人ならみんなこう感じる!>なんて叫び声をよくよく検討してみると、ま、日本人の特質というより、ヤンキーの特質だったりするケースも多いわな。

これ、とんでもない話だけど、逆から眺めれば経済政策の失敗を示すエピソードなんじゃないの?

⇒東京新聞:円安進行、税で穴埋め 14年度予算は「1ドル=97円」:政治(TOKYO Web) http://t.co/j3xxAHgRhh最近、不思議に思う事が。

> 2015/01/09 「出ていけこの日本から、売国奴」 “捏造記者”のレッテルを貼られた朝日新聞・植村隆元記者が反撃開始! 1650万円の損害賠償を求め提訴 〜日本外国特派員協会で会見 http://t.co/yLEF8y6zAA @iwakamiyasumiさんから

お嬢さんについて、<反日活動で稼いだカネで贅沢三昧に育ったのだろう。自殺するまで追い込むしかない>と反応するところなどに、所謂、<売国奴批判>に勤しむ人たちの本音が隠されてるように感じますなあ。

困ったことですなあ。

頭がくらくらしてきますよ。

⇒"@litera_web: ステマ工作を指示!自民党の公認ネットサポーターの正体はネトウヨだった!? http://t.co/U9xJ2VzXn6"

地方の首長選で、総理のテープによる投票依頼の電話がかかってきてるというけど、そんな手法、効果的かな?

うちにも前に、選挙運動ではないけど、テープでの電話がかかってきたことがありましてね。

そのときは、テープと分かった瞬間に切ったし、切った後、『ふざけやがって』と感じたものですがね。

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http://t.co/yLEF8y6zAA
リテラ > カルチャー > ネット・SNS > 自民党公認ネトサポの正体はヘイト!?

ヘイトを利用する自民党のネット戦略(上)
他党の選挙妨害も!自民党の公認ネットサポーターの正体はネトウヨだった!?
2015.01.10

 総選挙から1カ月。すっかり国民の信任を得た気になって自信満々の安倍首相と、盛り上がらない民主党の代表選挙を見ていると、このままずっと安倍政権が続きそうな気がして、頭がくらくらしてくる。

 いや、冗談ではなく、このままでは民主党はいくら代表のクビをすげかえても自民党に勝てないかもしれない。それは自民党に”奴ら”がついているからだ。

 先の総選挙。東京・JR池袋駅前で、民主党候補者の応援演説に駆けつけた枝野幸男幹事長に対して、こんな大声が投げつけられていた。

「マンセー! マンセー!」
「わしらに参政権よこさんかーい!」
「韓国の味方、民主党頑張れー!」
「わしら民団のために枝野センセイお願いしまーす!」
「蓮舫によろしくー!」

 彼らの手には太極旗や北朝鮮の国旗。胸に「民団」と書かれたプラカードをぶら下げている者もいる。だが、明らかに様子がおかしい。民主党を応援しているようで、絶叫の合間には「日本を破壊しろ?」「わしらと一緒に地獄に落ちよう」なる声も聞こえるのである。

 そう、これは韓国・朝鮮人になりすまして、民主党の演説を妨害するネガティブキャンペーンだったのだ。ヘイトデモへのカウンターなど反レイシスト活動を行う、C.R.A.C.野間易通氏はこう話す。

「私も確認しましたが、彼らのなかに、在特会系デモの常連メンバーがいることは間違いありません。在特会の創始者・桜井誠自身も、12年の衆院選で同じように太極旗を振りながら民主党の演説に押し掛けていた写真がネットに出回っています。目的は、民主党が韓国や北朝鮮、在日コリアンの人たちから強烈に支持されていると、通行人に誤認させるためでしょう。つまり、彼らの考える“民主党=『反日国家』の支持政党”であるという印象づけ、ネガティブキャンペーンの一種です」

 信じがたいような卑劣なやり口だが、こうしたなりすまし選挙妨害チームは枝野幹事長の演説だけでなく、さまざまな民主党候補の街頭演説に出没。結果的に民主党はネット上で演説スケジュールを事前公開することを一部中止せざるをえない状況に追い込まれた。たしかにこれでは、まともな選挙運動などできるはずもないだろう。

 しかも、露骨なネガティブキャンペーンを張っていたのは彼ら「行動する保守」だけではなかった。自民党にもまた、ネット上のネガティブキャンペーンを仕掛ける部隊が存在していたのだ。

 それは自民党の「公認」組織であるJ-NSCだ。J-NSCとは、自民党が2009年頃からネット上の支持者に呼びかけて設立したボランティア組織「自民党ネットサポーターズクラブ」、通称ネトサポ。自民党公式サイトによれば、会員資格は「日本国籍を有する18歳以上の方(自民党籍の有無は問いません) 本会の目的に同意し、規約、プライバシーポリシーに同意できる方」とされている。会員数は1万7000人以上で、自民党は彼らの活動を「公認」しているという関係だ。

 J-NSCの活動内容は、ビラなどのポスティングや「インターネット等を活用した各種広報活動・情報収集活動・会員相互の交流活動」。自民党の政策や方針などをネットに日々書き込むこととされている。

 いわば、ネットで自民党に有利な書き込みを行うステマ部隊なのだが、彼らの活動はたんに自民党を称賛するだけでない。ネット上で対立候補や他党に対するネガティブキャンペーンを張る中心的存在となっているという。

「週刊現代」(講談社)14年11月22日号には、自民党関係者によるこんな談話が掲載されている。

「J-NSCの会員専用サイト内にある掲示板に、例えば『△△党の××候補が、こんなことを言っている』と書き込むんです。すると、『有志』の会員が勝手にその候補者に対してネット上で匿名の批判を浴びせたり、ネガティブキャンペーンを展開してくれるというわけです」(「週刊現代」)

 つまり、自民党自体が彼らを使って、他党への批判・悪口を誘導しているというのだ。

 選挙期間中も、ネトサポの“活動”は日夜行われていた。実際、12月13日のTBS『報道特集』では、「地方から見た衆院選」と題して、アベノミクスの是非などが放送されたのだが、ツイッターでは、これに反応した複数のJ-NSC会員を公言するアカウントが、以下のようなツイートをしていたのである。

〈調査したら自民党が大勝しそうだったから、数少ない例外の選挙区を取材して長々と投票前日に放送するってのも、すがすがしいくらい露骨だよなwww悔しいんだろうなあwww〉
〈これだけ『大義』に溢れる選挙はないけどね。政策論争報道より反対のための反対に徹した @tbsらメディアの偽善か…。〉

 しかもこのJ-NSC会員はかなりの部分で、いわゆるヘイト勢力やネトウヨともかぶっているようだ。たとえば、J-NSCのツイッターアカウントをチェックしてみたところ、アイコンに日章旗や旭日旗を飾っている者が少なくない。プロフィール欄にも、「反日」や「嫌韓嫌中」など、ネトウヨの決まり文句が並んでいる。具体的には以下のような感じだ。

〈左翼撲滅。憲法第9条廃止。自衛隊を国軍へ。原潜と核抑止力保有。交戦権明記。自主憲法制定。日教組解体。外国人参政権(帰化人親子4代参政権)反対。夫婦別姓反対。共同親権と面接交渉の法制化。国家と君が代への忠誠。愛国心教育。打倒中国韓国北朝鮮&左翼労組&民主党。北朝鮮は拉致被害者を返せ!通名禁止。在日特権廃止。J-NSC会員〉
〈嫌中韓。安倍政権絶対支持! *パチンコ廃止を求める会会員/J-NSC会員/在特会支持 ジンケン派や放射脳・サベツ主義者は嫌い。国の安全・平和は強力な軍事力がバックボーンにあってこそ。自衛隊を国軍に、憲法九条は改正必要!〉

 他にも「日韓断交希望!嫌韓嫌中」「今、日本は売国奴の手によって切り売りされようとしています」「保守支持!日本大好き、韓流嫌い!」「特亜、マスゴミ、放射脳、地球市民、反日似非日本人は大嫌い」「ネトウヨ上等! 国士上等!!」といった自己紹介をしているJ-NSC会員がやたら多く、しかも「在特会支持」や「在日特権廃止」を堂々と公言するなど、ヘイト勢力との親和性も非常に高い。

 こうしたネトサポは、ツイート内容に関しても、反吐がでそうな文言を書き散らしている。民主党や社民党、共産党の候補者を「キチガイ」「反日売国」と呼んで落選運動をするのは序の口。もっともよく見られるパターンは、ニュース記事のURLを貼りつつ、韓国や在日コリアンの人びとにヘイトの言葉を連ねるというものだ。引用するのもためらわれるが、こんな調子である。

〈金があろうが無かろうがチョンは全員狂ってるだろうがw〉
〈全国民が精神病のキチガイ民族に言われてもねえw #在日 #韓国〉

 この状況のなか、一昨年、自民党の河野太郎衆議院議員は、ツイッターで、一般ユーザーから〈Twitterなどで人種・民族差別を煽り政治家などへの誹謗中傷を繰り返す人々のプロフィールを見ると自民党ネットサポーターズクラブ会員を名乗るケースが目立ちます。自民党として人種・民族差別、排外主義を許さない姿勢を示してください〉という指摘を受け、〈広報本部が断固たる対応をとっていきます〉とツイートした。

 つまり、ネトサポたちが「人種・民族差別を煽り政治家などへの誹謗中傷を繰り返」している事実を認めているわけだが、この河野氏の呼びかけにも関わらず、現在でもネトサポの一部が民族差別的なツイートをしているのは上述のとおりである。

 ネットニュース編集者の中川淳一郎氏は『安倍政権のネット戦略』(創出版)のなかで、こうした嫌韓的ネットユーザーの暴言が積み重なり、「自民党=愛国政党で日本を良い方向に導く政党」「民主党=売国政党で日本を中韓に売り渡し、崩壊させようとする闇の勢力」という「共通概念」が生まれたとしている。その上で、自民党は、ネトウヨがネガキャンをやり続けてくれるがゆえに、「彼らを自らの利益のために放置してきた」と記す。つまり、自民党はネトウヨと“共犯関係”にあるというのである。

 ネトサポの“活動の場”はツイッターだけではない。その出自がネット右翼であるとするならば、より匿名性の高い2ちゃんねるでも誹謗中傷を行っていることは自明だろう。さらに、「宝島」(宝島社)13年10月号によれば、彼らが“活躍”する最たる場所は、動画共有サイト「ニコニコ動画」(以下、ニコ動)であるという。

 ニコ動といえば、在特会らのヘイトデモの模様や、グロテスクな嫌韓・嫌中キャンペーン動画が多数投稿される“2ちゃんねるの動画版”。近年では政治関連のイベントも多く、党首討論会も生放送で行われており、保守的ネットユーザーやネトウヨらの罵詈雑言が飛び交う場所としても周知の通りだ。

 2010年頃には、保守タカ派系の衛星放送専門番組だった「日本文化チャンネル桜」の公式チャンネルが開設。時間帯視聴数ランキングの上位が嫌韓的ないしは右翼的な動画で埋まることもままあった。なお、昨年12月には、有料チャンネルで「在特会公式チャンネル」をスタートし、在特会による放送やブログを配信している。つまり、差別的言論さえも事実上黙認しているような動画サイトなのである。

 そして、このニコ動での工作活動には、もうひとつ、自民党による“メディア掌握戦略”という背景がある。次回は、そのあたりを検証してみたい。
(梶田陽介)



http://www.asyura2.com/14/senkyo177/msg/749.html

記事 [政治・選挙・NHK177] 埋立申請承認取消重要性を世界識者が知っている(植草一秀の『知られざる真実』)
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2015/01/post-4764.html
2015年1月11日

昨年11月16日の沖縄県知事選で翁長雄志氏が新沖縄県知事に選出された。

翁長氏は「辺野古に基地を造らせない」ことを公約に掲げたが、仲井真前知事による埋立申請承認の撤回または取消については選挙公約としては確約しなかった。

私は、「辺野古に基地を造らせない」ことを担保するために、翁長氏は埋立申請承認の撤回または取消を公約として明示するべきであることを主張したが、結局、翁長氏はこれを明示しなかった。

この点に曖昧さが残される選挙戦になったが、辺野古基地建設を阻止しようとする沖縄県民は、翁長氏を選出し、

「辺野古に基地を造らせない」

という公約を順守することを求めた。

翁長氏はこの公約を順守する責務を負っている。

しかし、その道は決して平たんなものではない。

安倍政権は仲井真前知事による埋立申請承認をもって、辺野古問題は「過去の問題」であるとして、辺野古基地建設を強行する姿勢を崩していない。

沖縄県の新知事が辺野古基地建設阻止を公約に掲げて選出されたことを踏まえて、予算措置などを通じて沖縄県の対抗措置を封じ込めようとする姿勢を強めることが予想される。

翁長氏を支持した陣営の一部には、辺野古基地建設阻止よりも沖縄振興予算確保の方が重要であると判断する勢力が存在しているとも考えられる。

この勢力は、予算措置で締め付けを受けるなら、辺野古基地建設を黙認してしまうことも選択肢のひとつであるとの判断を隠し持っている可能性もある。

選挙の公約で、埋立申請承認の撤回または取消を公約化することは、選挙後のこうした揺り戻しを排除するために必要不可欠と思われたのである。


翁長氏が上京して首相を含む安倍政権要人との接触を求めたが、安倍政権は極めて冷淡な対応を示した。

沖縄県では政府の対応を批判する声が上がっている。、

批判はまったく正当であるが、しかしながら、こうした政府の対応は完全に想定の範囲内のものである。

さらに、沖縄県が安倍政権の方針に対峙して、辺野古基地建設阻止の方針を明示する以上、安倍政権が国家予算の裁量措置によって、沖縄県を締め付ける行動に進むことも、完全に想定の範囲内のものである。

この対応が不正で歪んだものであることは事実だが、安倍政権そのものが不正で歪んだ部分を内包している存在である以上、こうした対応は不正で歪んでいるものであっても、現実には顕在化するものであることは、予め想定しておくべきものである。

つまり、辺野古に基地を造る方針を明示している安倍政権が存在するなかで、

「辺野古に基地を造らせない」

という選挙公約を実現するには、強い覚悟と、毅然とした行動力が不可欠になる。

そして、「毅然とした行動力」というのは、具体的に言えば、

「埋立申請承認の撤回または取消」

でしか、依然としてないのである。

他に有効な方法があるなら、その方法を採用すればよいが、少なくとも、現段階では、この方策を実行に移すこと以外に、実効性のある方策は示されていない。

だからこそ、私は選挙の際に、その実効性のある具体的方策を公約として明示することが重要であることを主張したのである。


Peace Philosophy Centreの昨年11月15日付記事

http://goo.gl/9EFakw

に、

「オリバー・ストーンとピーター・カズニックから沖縄の人々へのメッセージ」

が掲載された。

このなかで両氏は、

「日曜の選挙で翁長氏が勝ったら、彼は県知事としての権限を使い仲井眞氏の埋め立て承認を取り消す必要があります。それより少しでも後退するようなことであればそれは沖縄への再びの裏切りとなるでしょう。」

と指摘した。

また、吉川秀樹氏は、沖縄タイムズ紙に

「承認撤回と米国への要請」

と題する論考を2回にわたって寄稿した。

http://goo.gl/L4i3nY

このなかで、吉川氏は

「民意実現の鍵は、翁長県政が

1.埋め立て承認を取り消しまたは撤回し、

2.民意を柱として米国政府に積極的に訴えていく

ことだろう」

と指摘した。

いずれの論考も、「辺野古に基地を造らせない」ことを実現するための具体的方策の鍵として、

「埋立申請承認の撤回または取消」

の実行をあげているのである。


知事選は「辺野古に基地を造らせない」ための出発点であって終着点ではない。

安倍政権が予算措置などを悪用して圧力をかけてくることはもとより想定の範囲のものである。

これに対峙して「辺野古に基地を造らせない」という公約を順守するには、翁長県政が毅然とした行動を貫く以外に方法はない。

「辺野古に基地を造らせない」ために翁長氏を支持した勢力は、翁長氏の毅然とした対応を強く求める必要がある。



http://www.asyura2.com/14/senkyo177/msg/750.html

記事 [政治・選挙・NHK177] ネトウヨの温床「ニコ動」と自民党の関係 麻生太郎の親族も取締役に(リテラ)
           ニコニコ動画「自民党チャンネル」より


ネトウヨの温床「ニコ動」と自民党の関係 麻生太郎の親族も取締役に
http://lite-ra.com/2015/01/post-778.html
2015.01.11. リテラ


前回記事
http://lite-ra.com/2015/01/post-776.html


前回、J-NSC(自民党ネットサポーターズクラブ、通称ネトサポ)を利用した、自民党による他党へのバッシング工作疑惑について紹介した。加えて、ネトサポのなかには少なからぬ数のネトウヨが存在しており、ツイッターなどでヘイトスピーチをまき散らしていることについても言及した。そこで今回はあらためて、自民党がいかにしてネット右翼をとりこんできたかについて詳述したい。

 現在のネットと自民党の“蜜月関係”は、2000年代後半の “ローゼン麻生閣下”人気をぬきには語れないだろう。

 麻生太郎がオタク界隈で人気を博すきっかけになったのは、安倍晋三、谷垣禎一と争った06年の総裁戦でのこと。「AERA」(朝日新聞出版)08年9月29日号によれば、弱小派閥だった麻生派の井上信治議員が麻生に「ぜひお得意のマンガの話をしてください」と進言したという。06年総裁選の初演説で、麻生は秋葉原駅前を強く希望した。そして演説の際、こう切り出した。

「自称オタクのみなさん、『キャプテン翼』、知ってる?」

 この“庶民派サブカル路線”が大いに受け、その後ネット界隈で話題になったのは周知の事実。2ちゃんねるでは、「麻生が空港で『ローゼンメイデン』を読んでいた」という情報が出回った。強面の麻生と少女マンガ的絵柄のミスマッチが生み出す諧謔味は瞬く間に広まり、07年には『現代用語の基礎知識』(自由国民社)に「ローゼン麻生」の項目まで登場した。このネット・ムーブメントが自民党にあらたな“草狩り場”の存在を示唆したと推測される。事実08年、自民党はニコニコ動画(以下、ニコ動)内に「麻生自民党チャンネル」を設立している。

「宝島」(宝島社)13年10月号の記事にはこうある。麻生自民党が惨敗し、政権交代となった09年衆院選の前、ニコ動ユーザー85万人を対象とした世論調査では、自公で337議席の予想が出ていた。つまり“ニコ動世論”では麻生自民の圧勝だったわけである。これはネット世論と世間とが乖離している証明としてよく語られる逸話だが、裏を返せば、少なくともニコ動は自民党の独壇場であると言うことができる。

 ここで注目すべきなのが、麻生一族とニコ動との関係だ。麻生の長男はニコ動の会社であるドワンゴの会長・川上量生氏の遊び仲間で、ニコ動立ち上げプロジェクトの初期に携わっていた。そして、現在もニコ動の親会社であるKADOKAWA・DWANGOの社外取締役には、麻生の甥が名を連ねているのである。

 これを最初に報じた「FLASH」(光文社)08年12年16日号の取材に対して、麻生甥は「役員の立場において偏ったコンテンツ内容を指示、依頼したこともありません」と答えている。だが、今や巨大メディアとなったニコ動に、財界・政界の雄である麻生一族が関わっているという事実は“それ以上でもそれ以下でもない”と果たして断言できるだろうか?

 ニコ動はその性質上、意見が偏りやすいメディアだ。ご存知のとおり、このサイトにはリアルタイムコメント機能というものがあり、ときに画面は罵詈雑言で溢れんばかりになる。そして、この“コメントの嵐”が作り出す空気を拒絶するユーザーは、その動画にあえて肯定的なコメントを残すことなくスクリーンを閉じる。ゆえに、実際にはコメントをしている人数は少数でも、あるコンテンツが多数の否定的なコメントで埋め尽くされれば、その動画に触れる一般の視聴者にも、露骨にネガティブなイメージをあたえるのである。

 そして、前回説明したとおり、このコメント投稿を担っているのが自民党のネット別動部隊・J-NSCなのだ。実際、ネトサポによる“暴言工作”を自民党議員自らが先導していたことも判明している。東京新聞が報じたところによると、13年6月28日にニコ動で中継された党首討論で、当時社民党党首だった福島瑞穂が発言した際に「黙れ、ばばあ!」とスマートフォンで書き込んだ議員がいたという。

 その人物とは平井卓也衆議院議員。自民党ネットメディア局長であり、他ならぬJ-NSCの代表である。平井議員は日本維新の会(当時)共同代表・橋下徹の討論会欠席が伝えられたときにも「橋下、逃亡か?」と書き込み、安倍首相の発言に際しては「あべぴょん、がんばれ」とコメントを残したとされている。

 J-NSC代表がじきじきにこのようなカキコミをしているのだから、ネトサポの真の目的が何かは想像するまでもない。

 もっとも、ネトサポがいくら暴言やヘイトスピーチを垂れ流そうが、自民党はあくまで「一部のボランティアが暴走しているだけで、党は抑止を勧告している」というポーズを崩さないだろう。だが、ネトサポの活動は、ニコ動での国会中継や政治系の動画でも発揮され、印象操作に一役買っている。ゆえにニコ動での自民党人気は極端なものとなっているというのが通説だ。安倍首相がニコ動内で党首討論会を望むのには理由があったのである。今や在特会の公式チャンネルまでもスタートさせたニコ動は、“安倍ちゃん人気”を継続させようとする意図から、ヘイトスピーチを野放しにしていると受け取られてもしかたがないだろう。

 また、同じく13年参院選の直前には、自民党はネット上の有権者の声などを分析するチームを設立し、国内IT企業と契約して、誹謗中傷やデマ、あらし行為などを監視する「ソーシャルメディア投稿監視サービス」を導入している。これは、ツイッターやブログのカキコミを常に監視下に置き、不都合ならば削除を要請しているということを意味する。すなわち、ネット世論工作と平行して、ネット言論の監視・統制まで行われているのである。

 整理するとこうなる。自民党は“ローゼン閣下”の人気をみて、ネット民に目をつけた。そして、ネット右翼の嫌韓・反マスメディア感情を現実の政治へと注ぎ込む漏斗として、麻生一族が関わるニコニコ動画を活用した。さらに、他党へのネガティブキャンペーンを行う別動部隊としてJ-NSCを組織化し、ネトウヨを動員した。

 前回の冒頭で民主党の選挙運動を妨害する“マンセー隊”について紹介したが、その正体は在特会関係のデモに参加する者たちであり、彼らの一部は、ネット上で醸成されてきた嫌韓言論やヘイトデマによって成長し、路上に進出してきたネット民である。これと自民党によるネット世論工作はひとつの線で結ばれているように見える。ネットの排外主義・人種差別を制するどころか、政治に利用した結果、自民党は“ヘイトの増幅器”と化してしまったと言っていいだろう。

 そして、ネトウヨによる他党攻撃に、与党自民党が間接的に加担しているということは、日本の政治が地に落ちてしまったことを意味している。つまり実際には、この国の与党は“ネトウヨなしではまわらない”のである。

 現在、安倍政権はヘイトスピーチに対して表向きは「日本人の誇りを傷つける。しっかり対処しなければならない」「極めて残念で、あってはならない」などといった見解を示している。だが、これは明らかに建前にすぎない。「河野談話や村山談話を継承する」としている従軍慰安婦問題や侵略戦争問題でもそうだが、安倍首相は表向き、国際社会に配慮した発言をしつつ、実際にはまったく逆のことをやっている。穏健リベラル派の議員を冷遇し、歴史修正主義的発言を連発する極右・ヘイト系の議員を重用。さらに、ヘイトまがいの若手候補者を次々に公認する……。

 おそらく、こういうダブルスタンダードを使い分けながら、じわりじわりと、国のかたちを変えていこうというのが安倍首相のもくろみなのだろう。その最終形は憲法改正、国防軍創設、そして国民の人権を制限する国家主義の構築。そのためには、ネトウヨを使って近隣諸国への憎悪を煽ることは不可欠な手段なのである。

(梶田陽介)


http://www.asyura2.com/14/senkyo177/msg/751.html

記事 [政治・選挙・NHK177] 《これは酷い》 右翼団体がサザンオールスターズの事務所で抗議デモ!「桑田佳祐は国民に対して謝罪しろ!」
【これは酷い】右翼団体がサザンオールスターズの事務所で抗議デモ!「桑田佳祐は国民に対して謝罪しろ!」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-5133.html
2015/01/11 Sun. 19:00:50 真実を探すブログ



1月11日にサザンオールスターズの事務所があるビル前で抗議運動が行われた事が分かりました。主催したのは右翼系の団体で、日本国旗を掲げながら、「桑田佳祐の不敬発言を糾すぞ!アミューズは出てきて釈明しろ!」等と叫んでいた様子が撮影されています。


これは年末年始の紅白対抗歌合戦等で安倍首相を批判するパフォーマンスをサザンオールスターズの桑田佳祐氏が行ったからで、先週にも在特会の櫻井元会長が「(桑田氏を)日本人とは認めません」というようなコメントを投稿していました。
ネット上の反応を見てみると、大半の方が呆れているような感じになっています。意外と「右翼や国旗のイメージ悪くなる」という意見が保守系の方達からも多く出ていました。


右翼系のまとめブログやSNSが物凄いサザンバッシングをしていたので、「近い内にデモや抗議運動をやりそうだな〜」と思っていましたが、本当にやってしまうとは苦笑するしか無いです。
フランスなどでは「言論の自由を守れ!」と言って愛国系の団体が抗議運動をしているのに、日本では「音楽は政治に口を出すな!」と言ってデモをしているのはどうかと思います。海外と比べると、日本の右翼団体はあまりにも幼稚すぎです。


☆【動画】「桑田佳祐は国民に対して謝罪しろ!」サザン所属事務所・アミューズ前で抗議行動
URL http://blogos.com/article/103243/
引用:
そんな中、11日、東京・渋谷にあるサザンの所属事務所「アミューズ」が入居するビルの前で抗議行動が行われ、「ライブで不敬な言動」「猛省せよ」と書かれた横断幕や国旗を持って集まった人々が「桑田佳祐の不敬発言を糾すぞ!アミューズは出てきて釈明しろ!」等、謝罪を求めるシュプレヒコールを上げた。
:引用終了


☆「桑田佳祐は国民に対して謝罪しろ!」サザン所属事務所・アミューズ前で抗議行動


以下、デモの様子








以下、ネットの反応

















http://www.asyura2.com/14/senkyo177/msg/752.html

記事 [政治・選挙・NHK177] 佐賀県知事選 元総務室長 山口 祥義氏当選確実 開票速報100,074 票  樋渡 啓祐氏83,015 票 開票 80%
佐賀県知事選 新人の山口氏当選確実
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150111/j67864410000.html
1月11日 22時24分


前の知事の辞職に伴う佐賀県知事選挙は11日に投票が行われ、無所属の新人で元総務省過疎対策室長の山口祥義氏が、自民党と公明党が推薦する新人などを破り、初めての当選を確実にしました。


佐賀県知事選 1月11日 22:16 更新
http://www.nhk.or.jp/saga2/senkyo/


当選確実

山口 祥義
無 新 49歳
145,574 票
得票率 49.3%



樋渡 啓祐
無 新 45歳
119,015 票
得票率 40.3%



島谷 幸宏
無 新 59歳
25,243 票
得票率 8.6%



飯盛 良隆
無 新 44歳
5,312 票
得票率 1.8%


        ◇


佐賀県知事選 出口調査 山口氏と樋渡氏競り合う
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150111/t10014606611000.html
1月11日 20時51分


佐賀県知事選挙は11日に投票が行われ、午後8時に締め切られました。
NHKが投票を済ませた有権者を対象に行った出口調査によりますと、元総務省過疎対策室長の山口祥義氏と、自民党と公明党が推薦する前の佐賀県武雄市長の樋渡啓祐氏が、競り合っています。


前の知事の辞職に伴う佐賀県知事選挙に立候補しているのは、届け出順に、いずれも無所属の新人で、▽農業の飯盛良隆氏、▽自民党と公明党が推薦する前の佐賀県武雄市長の樋渡啓祐氏、▽元総務省過疎対策室長の山口祥義氏、▽九州大学大学院教授の島谷幸宏氏の4人です。
投票は午後8時に締め切られ、早いところでは開票作業が始まっています。


NHKは、有権者の投票行動や政治意識を探るため、投票日の11日、佐賀県内32か所の投票所で、投票を済ませた有権者およそ3500人を対象に出口調査を行い、76%に当たる2600人余りから回答を得ました。


一方、10日までに有権者のおよそ14%に当たる9万5000人余りが期日前投票を済ませていますが、これらの有権者は調査の対象になっていません。


それによりますと、農協の政治団体「佐賀県農政協議会」など一部の自民党の支持団体や地方議員が支援する山口氏と、自民党と公明党が推薦する樋渡氏が、競り合っています。


投票した人の支持政党を見てみますと、最も多かったのは自民党で52%、次いで民主党が15%でした。


支持政党を持たない、いわゆる無党派層は25%でした。


山口氏は、自民党支持層の40%台半ば、民主党支持層の50%台後半から支持を集めたほか、無党派層からは最も多いおよそ50%の支持を得ました。


一方、樋渡氏は、自民党支持層のおよそ50%、公明党支持層のおよそ60%から支持を得たほか、無党派層の30%台半ばの支持を集めました。


佐賀県選挙管理委員会によりますと、午後7時半現在の投票率は36.65%で、4年前の統一地方選挙で行われた前回の選挙に比べて11.18ポイント低くなっています。



http://www.asyura2.com/14/senkyo177/msg/753.html

記事 [政治・選挙・NHK177] カネで票を買う安倍政権の地方創生バラマキ予算(DAILY NOBORDER)
カネで票を買う安倍政権の地方創生バラマキ予算
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150111-00010000-noborder-pol
DAILY NOBORDER 1月11日(日)22時19分配信


「日本経済を必ず再生する。そのためにはこれまでにない大胆な改革を進めていかねければなりません」

 仕事始めとなる5日、三重県の伊勢神宮を参拝した安倍晋三首相は年頭会見でこう述べ、次期通常国会を「改革断行国会」と名付けた。

 さらに「私たちがまいたアベノミクスという種は、この2年間で大きな木へと成長し、今、実りの季節を迎えようとしています。しかし、いまだ成長途上であります。今年も経済最優先で取り組み、全国津々浦々、1人でも多くの皆さんにアベノミクスの果実の味を味わっていただきたいと考えています」とも述べている。はたして「3年目の正直」となるかどうか。

 まずは通常国会冒頭に処理する総額3.5兆円規模の経済対策を盛り込んだ今年度補正予算案が試金石となろう。

 目玉となるのは地域経済を下支えするための総額約4200億円に上る「生活緊急支援」交付金だ。具体的には商品券、旅行券の発行や灯油購入の補助、子育て支援などから自治体が使途を選択する総額約2500億円の「消費喚起・生活支援型」交付金と人口減対策に使う「地方創生型」交付金の2種類がある。

 春の統一地方選に向けて地域重視を強調した内容だが、商品券の発行については過去、小渕政権下に総額6000億円の地域振興券を発行、麻生政権下では2兆円が現金給付されたが、消費効果はいずれも支給額の3割程度に止まっており、いわば砂浜に水を撒くような惨憺たるもの。それでもなんだか得したような気分になるのが“大衆心理”というものだが、詰まるところ景気対策に名を借り、税金を使って有権者を合法的に買収するに等しい。

 とりわけ先の総選挙で公約の目玉に消費税率10%引き上げに伴う「軽減税率の導入」を掲げて議席を増やした公明党は露骨である。同じ日に行われた同党の新春幹部会で山口那津男代表は「(今春の)統一地方選がわが党にとって最も重要な戦いだ。昨年の総選挙では貴重な議席を増やしていただいたが、今年は国民の期待に恩返しする年だ」と述べて恥じるところがない。アベノミクスの成果が厳しく問われる一年である。

藤本 順一



http://www.asyura2.com/14/senkyo177/msg/754.html

記事 [政治・選挙・NHK177] 「私が守りたいのは外国における言論の自由だけですと注を付けるべき:山口二郎氏」
「私が守りたいのは外国における言論の自由だけですと注を付けるべき:山口二郎氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/16338.html
2015/1/12 晴耕雨読


https://twitter.com/260yamaguchi


政権による沖縄いじめの件。


NHKニュースは、知事が面会を求めても農水省の側で調整がつかなかったと報じた。


これなど、言葉の腐食の典型例である。


どんなに忙しい政治家でも、15分やそこらの会見時間を捻出することはできる。


調整がつかないのではなくて、調整したくない、会いたくないということ


ジョージ・オーウェルがエッセーで行っていたが、受動態を使う、主語のない文章を書くということは、読者に事実や主張を伝えるのではなく、読者を惑わせるための文章を書くことになる。


日本の新聞、テレビにも、この病理は横溢している。


政治家が言論の自由を守ると主張することは、自分に対する批判を行う言論を常に擁護することを伴わなければ、無意味である。


安倍晋三は慰安婦報道に関連して、朝日新聞が日本の名誉を傷つけたと再三主張しているが、彼はその主張について挙証責任を果たしていない。


つまり、安倍は根拠なしにメディアを誹謗し、委縮させているわけである。


そんな権力者に、言論の自由を守るなどと言われると、ほとんど悪い冗談にしか聞こえない。


私が守りたいのは外国における言論の自由だけですと注を付けるべき。


> 安倍さんの「成」もヤンキーと同レベルじゃん、と思ってちゃんと比較してみたら「、」がある分ヤンキーのほうが正解に近かった。



NHKニュースは、パリで間もなく行われる表現の自由を擁護するデモに、駐仏日本大使も参加すると報じていた。


特定秘密保護法に反対するデモをテロといった与党幹部に、是非感想を尋ねてほしい。


岸田外務大臣は、フランス大使館でテロの犠牲者を悼むための記帳をして、言論の自由に対するテロを許さないと述べたとNHKニュースは報じている。


では、在特会による在日コリアンに対するテロについて、今まで日本政府は何をしてきたのですかと、ぜひ尋ねてほしい。


NHKニュースは、静養中の安倍首相が祖父と父の墓に参ったと、本人の談話入りで伝えていた。


もはやNHKニュースは、安倍家のprivate affairsを伝える安倍ファンクラブの会報かい。


受信料を払っている視聴者を馬鹿にするな。



http://www.asyura2.com/14/senkyo177/msg/755.html

記事 [政治・選挙・NHK177] 「共生社会」と自己の確立  高橋敏男
「共生社会」と自己の確立
http://3620065.at.webry.info/201501/article_9.html
2015/01/11 22:58 高橋敏男のブログ


ファシズム体制になっていると危惧されていますが、本当に今、批判の声を上げずにいていいのでしょうか?

このまま何もせずに黙っていると政府が白紙委任を受けたと勘違いして、安倍首相の暴走発言が飛び出すかも知れないのです。そしてそれを認めたことになってしまう恐れが多分にあります。

昨日届いたメールにも、そのような危険性があると指摘しています。そして、お互いに助け合って生きていく共生社会が必要だと訴えています。

(転載)
市民社会が崩壊し、シラケ時代の間隙をぬって、ファシズム体制が形成されている。

70年代、アメリカではウォ―タ―ゲ―ト事件に象徴されるシラケと不信の時代に、ドイツ生まれのユダヤ人、ナチズムやスタ―リンニズムを生みだした社会的原因を追及し、現代社会の危機に対抗しようとした思想家ア―レント。国家と市民の関係についてのカントの考えから、「悪い人間でもよい国家においては善い市民でありうる」という鮮やかな解釈を引き出しました。

逆に言えば、国家が悪ければ「善い市民」でも悪を犯しうるということです。これは「市民」への「国家」の責任の重さを再確認させました。

「道徳性から良き国家体制が期待されるのではなく、かえって、良き国家体制によってはじめて民族の良き道徳的教養が期待されるのである」(カント「永遠平和のために」カント全集14巻)強圧的な政治の中で、孤立と空虚の中に陥ろうとしている現代人に対して、ア―レントは熱い励ましの言葉を投げかけています。

特に日本のシラケと不信、孤立と空虚の時代に、もう一度国家と個人、市民の関係を見つめなおす必要があります。

教育が目標とするのは「品位のある善意の人間」を育てることにあり、教育が共育になることです。異なるものは異なるままに、助け合って生きることが大切。

この地球上で人間が生きていくために必要な知恵で痛みを共有し、世界市民として「共通感覚」をもつことが大切です。

「他者の視点」から自己を「反省」することができる能力をもつことです。

抑制T細胞を発見するなど免疫学者として優れた業績のある多田富雄さんは、能の脚本家としても有名です。多田さんの『望恨歌』という「能」は、大戦中に九州へ強制連行され、過酷な労働のために病死した韓国の男性の未亡人を主人公にした、現代をテ―マにした能です。

朝鮮の人たちも引き裂かれた家族の深い悲しみ、痛みを持った家族が多数あるのです。日本のマスコミは「こちら側だけの悲しみ」拉致された被害者の苦しみのみを語ります。

しかし戦争中に日本軍により強制連行され、強制労働のために日本につれてこられた朝鮮の人たち、中国の人たちの家族の苦しみ悲しみ痛みを通して拉致問題も考える能力が私たちにあるのかどうかが問われています。

悲しみと痛みの共通感覚を持ちうることが大切です。都教委には全くそうした共通感覚が欠如しています。他者をくぐり抜けて自己の在り方を反省的に自覚しうる能力が「共通感覚」ということです。

「カント自身の言葉で言うと、私は自分のためだけの特例として嘘をつきたいと思うことはできても、『嘘をつくことを普遍的法則にしたいとは思いもよらないことだ。

というのは、そのような法則に従うとなると、そもそも約束というものが存在しなくなるからである』あるいは、私は盗みをしたいと思うことはできるが、盗みをすることを普遍的法則にしたいとは思いもよらない。

・・・カントにとって、悪い人間とは、自分自身のための例外を設定する者のことである」(ア―レント「完訳カント政治哲学講義録」)「自分の確立が普遍的法則となるべきことを、自分でも意欲できる、という以外の仕方で、私は決して行為すべきでない」ということです。

すべてのものが、他のすべてのものと相互にむすびついています。人と人、人と自然、相互に響き合う関係にあります。

生きとし生けるものすべてが尊い存在です。相互に響き合う関係を失った時に人間破壊が生じ、自然破壊が生じ、公害も生じ「沈黙の春」になります。

取り返しのつかないことになります。

私たちは「価値としての共生社会」に向けて努力することが大切です。お互いに助け合って生きていく社会を作りましょう。すべての人は人格として等しく尊重されるべきです。



http://www.asyura2.com/14/senkyo177/msg/756.html

記事 [政治・選挙・NHK177] 雑感。表現の自由について(在野のアナリスト)
雑感。表現の自由について
http://blog.livedoor.jp/analyst_zaiya777/archives/52682053.html
2015年01月11日 在野のアナリスト


保守分裂となった佐賀県知事選、相当に激しい選挙戦となっているようです。当記事を書いているときは、まだ結果がでていません。自公推薦の前武雄市長、樋渡氏が敗れれば地方選にも影響するとして、自民は異例の応援となりましたが、しかし逆にみればこれだけの力をかけても勝てないと、安倍政権の力不足と断じられることにもなります。ここまでもまったく地方選では冴えない安倍政権ですが、組織票の動きが鈍い地方選、ということを含めても弱すぎる点が、安倍政権のスネになりそうです。

サザンオールスターズが大晦日の紅白歌合戦に出場し、ちょびヒゲをつけて安倍政権をヒトラーに見立てて揶揄した、として所属事務所にデモが行われたようです。最近、気になるのがネットの動きが、以前とは変わってきている点です。以前は例えば問題ある行動を投稿した人物を特定し、晒すといった正義感の行動が目立ちましたが、今は根拠なき誹謗、中傷といった形をとるケースが散見されます。特に、芸能人に対するものは苛烈で、根拠の疑わしいもの、虚言に該当するものなど、正常な判断が働けばすぐ見抜けるはずなのに、そうなっていません。

以前、スマイリーキクチ氏も同様の被害に遭い、一斉摘発という事件もありましたが、モラルの欠如というより、信じたことに疑いをもたない。情報過多の時代にあって、他の情報を排除し、自分の信じる情報だけを受け入れてしまう。まるで宗教の、過激派のようです。翻って今回のサザンのケースでも、そう断定するに足る根拠は不明です。本人がそう断言しているわけでもありませんし、あくまで受けとり方、という面もあります。疑わしい、というだけで行動に移してしまう。それこそ仏国の事件との類似性を感じてしまうところでもあります。

日本でも表現の自由があるのですから、自分と意見の違う人がいることも受け入れざるを得ません。それを排除し、暴力的、過激な行動で言論を封じてしまうなら、その国の表現の自由は著しく害されている、と言えます。ヘイトスピーチも表現の自由、ということも言われますが、生存権の方が強い以上、他者を排除する論理も決して野放図につかえるものでもありません。

非常に偏った見方、思いこみで行動しても、それは自身の偏狂さ、偏屈さを露呈するばかりで、決して一つも得になることはありません。それでもそうした行動に投じる、ネットで募られると乗ってしまう、という人が以前に比べて増えているように感じます。特に安倍政権を応援する人に多い、という点が世界からも危険視されています。ユーラシア・グループの十大リスクの番外として、アジアのナショナリズムが挙げられますが、来年にはトップ項目にくるのかもしれません。

先ほど、佐賀県知事選で山口氏に当確がでたようです。これで自公推薦候補が3連続で敗れました。少数であると、行動が過激になるのはどこの国、民族間の対立でも同様です。安倍政権を応援するのが少数、ということが安倍氏にとっても悩みの種でしょう。しかも行動が過激化していけば、それに追従して安倍氏も容認せざるを得なくなりますし、その意に沿うように行動してしまうことも考えられます。地方に弱い安倍政権と、安倍政権を応援するために一部で過激化する集団と。日本の中でも二極化がすすむこと、しかもそれが安易に行動してしまうこと、しかも目立つ相手、主義・主張を通しやすい相手にむかってそれをしてしまう。新年からこの国でもきな臭い動きが増えてきた、ということなのかもしれませんね。



http://www.asyura2.com/14/senkyo177/msg/757.html

記事 [政治・選挙・NHK177] 「見つけられないんだ。新聞の記事を。辺野古の事を書いた、新聞の記事を。 震撼する。:毬谷友子氏」
「見つけられないんだ。新聞の記事を。辺野古の事を書いた、新聞の記事を。 震撼する。:毬谷友子氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/16340.html
2015/1/12 晴耕雨読


https://twitter.com/mariyatomoko


> きっこ 安倍政権てマジで気が狂ってるな!こんな土曜日から日曜日にかけての深夜1時に、辺野古にトレーラー40台分もの生コンや埋め立て資材を強行搬入して、反対派の地元の人たちを暴行してるよ!→




> Sandar そして23時50分。 またオスプレイの音が聞こえる。 深夜だよ。 辺野古も今まさにトラックが埋め立てて資材を搬入中。 海も陸も、蹂躙され続けている。


> まっちゃまる 何故夜中に辺野古を工事するのか。それは本土な海外メディアや、急いで駆け付け様とする心ある人々を排除する為。沖縄を孤立させる為。明日は三連休の中日。沖縄は日本政府のテロ行為にさらされている。


> 文鳥さん 沖縄を犠牲にして何が愛国だ。 何が美しい国だ。 恥を知れ。


> まっちゃまる 後数時間で夜が明ける。沖縄の長く辛い夜が。何度も繰り返された辛い夜も、必ず明ける。沖縄は、お天道様に顔向け出来ない事は、何一つない。顔向け出来ないのは、日本政府の方。そんな真っ当な日本人の心を忘れた人間を、日本のトップにしていていいのか。ヤマトンチュはそれでいいのか。


> Thoton News Headline 辺野古に関する沖縄の民意は選挙でハッキリと示されたのだから、米軍基地建設は中止するのがスジ。闇に紛れて工事を進めるのは卑怯。今回、反対派1人が逮捕されたようだが、日本政府に民意を無視された県民が必死に抵抗するのは当たり前。


> fusae 号外出すような骨のある新聞社はないのか?「辺野古へ闇討ち資材搬入。説明責任果たさず。


」> Hirokun 「市民らは沖縄防衛局名護防衛事務所の西幸一次長に「深夜作業の必要があるのか」「非常識だ」などと激しく詰め寄り約30分間、車の前で抗議」/沖縄タイムス:辺野古新基地:初の逮捕者 http://bit.ly/1sinlO



> kosumosu207 自然豊かな辺野古の美しい海にコンクリートがそそがれる。想像しただけでも涙がとまらない!@yoyuyan 生コン車が入っていく。機動隊も多い / @sunshinemiyagi Henoko Protest http://moi.st/7e45e3b


おはようございます!辺野古の海が、大変な事になっている事を、 今頃になってしか、知る事が出来ない、おそろしさ。


> さなえ 辺野古に注目が集まってる間に、高江も大変なんです。映画『標的の村』の舞台であり、ヘリパッドがいくつもあるところです。住民の皆さんががんばっておられますが、沖縄の中でもご存知ない方も多いようです。http://takae.ti-da.net


連休中の深夜。


一番、何もかもが手薄な時に、辺野古が動き出した。


恐ろしすぎる。


国民やメデイアの対応を、観察しているかもしれない。


これから先、いつかの連休中の深夜、突然の緊急声明とかで、戦争が始まったりするのだろうか。


そんな事を考えながらマルと散歩。


平凡な日常の幸せを噛み締める


> yukari happiness いま起きている辺野古の出来事は、遠い土地の出来事ではない。どんなに民意の大多数が反対の意志表示をしても、この安倍政権は聞く耳を持たずに、予め行いたかった事を強引に推し進める連中なのだ。決して他人事ではない。その事態がいつ我々の身に降りかかるのか分からない。戦争に行かされるかもな 


> DJ Karaage粉 「沖縄がんばれ」じゃなくて「おれらがんばろう」だからそこんとこよろしく。沖縄はもうだいぶ前から超がんばってふんばってくれてるから。


今日、新聞で伝えている沖縄のニュースが、これだっていう事が。。


本当に本当に。


報道って なんなのだろう。。。


沖縄で新成人ら8人逮捕…式向かう途中暴走など : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE) http://t.co/IVUlqQcURN


「国」 っていう大きな船に乗っている、大多数の私達は、不安でいっぱいだ。


いつ沈没してしまうのか。


どこに向かっているのか。


船が傾いた時、ごく一部の人間だけが、ヘリコプターに乗って、 遠くへ行ってしまうのではないか。


何もわからない。


こんな事、今迄、感じた事はなかった。


見つけられないんだ。


新聞の記事を。


辺野古の事を書いた、新聞の記事を。


震撼する。




http://www.asyura2.com/14/senkyo177/msg/758.html

   

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