独政府、ギリシャのユーロ離脱も 容認方針と報道
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015010401000765.html
2015年1月4日 16時25分 東京新聞
【ベルリン共同】ドイツ有力誌シュピーゲル(電子版)は3日、債務危機に陥り政治的混乱が続くギリシャについて、必要な場合はユーロ圏からの離脱をドイツ政府が容認する方針だと報じた。ドイツ政府筋の話として伝えた。
ギリシャは欧州連合(EU)主導の緊縮策継続の可否を争点にした総選挙を25日に行う。世論調査では、緊縮路線の見直しを唱える最大野党の急進左派連合が首位に立ち、欧州市場への影響が懸念されている。ドイツはギリシャの有力支援国。
報道によると、ギリシャの離脱によるユーロ圏への影響については、メルケル首相とショイブレ財務相が限定的との見方で一致しているという。