消費増税の使い道、何を希望する?
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150103-00010003-dime-soci
@DIME 1月3日(土)13時10分配信
共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営する株式会社ロイヤリティ マーケティングは、消費者の意識とポイントの利用意向を把握するため、「第8回 Ponta消費意識調査2014年12月」を実施したところ、消費者が消費増税の使い道として希望するのは、1位が「年金制度の改善・安定財源」、2位が「医療費の軽減」、3位が「国民健康保険料の軽減」など、年金・社会保障関連の項目が上位を占める結果となった。
■消費税率引き上げに関する実感、消費増税の実感は約9割と横ばいに
消費増税を実感する人は10月に引き続き、87.7%とほぼ横ばいの結果となった。「非常に実感している」人は28.2%(4月)、39.9%(6月)、42.9%(8月)、48.3%(10月)、49.7%(12月)と増税以降、時を追うごとに高まっている。また「節約したい」派で、消費増税を実感している人は92.3%と、引き続き高い水準で推移していることが判明した。
また、希望する消費増税の使い道、1位は「年金制度の改善・安定財源」(36.7%)となり、年金・社会保障関連が上位を占める結果に。2位は「医療費の軽減」、3位は「国民健康保険料の軽減」など、年金・社会保障関連の項目が上位を占める結果となった。
■消費者の節約志向、「節約したい」派が8月以降、6割を超える水準が続く。節約志向の定着化がうかがえる
「節約したい」派が58.3%(6月)、63.8%(8月)、64.7%(10月)、64.5%(12月)と、8月以降6割を超える水準で推移し、節約志向が定着してきたことがうかがえる。また、どのくらい節約したいかを聞くと、節約したい平均額は、調査開始以来最高の16,598.4円に。4月に11,028.3円だった節約したい平均額は、15,324.9円(6月)、16,192.5円(8月)、15,015.1円(10月)と6月以降15,000円越えで推移。12月には16,598.4円と調査開始以来、最高の金額となった。
■節約することでストレスを感じるか?62.3%がストレスを感じると回答
「節約したい」派では、「節約したくない」派より高い、70.9%がストレスを感じる結果になり、62.3%が「節約することでストレスを感じる」と回答。「節約したくない」派では、46.4%しかストレスを感じないのに対して、「節約したい」派は、70.9%がストレスを感じると回答している。節約志向の有無によって、節約をすることによるストレスの感じ方に違いが出る結果となった。
<調査概要>
・調査方法 : インターネット調査
・調査期間 : 2014年12月4日〜12月7日
・パネル : 「Pontaリサーチ」会員(Ponta会員で「Pontaリサーチ」への会員登録をしている人)
・回答者数 : 3,000人男性、女性×年代別(20・30・40・50・60代以上)の各10セルで300サンプル
@DIME編集部