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2014年12月26日00時38分 〜
記事 [政治・選挙・NHK176] 自公に対峙する第二勢力は民・新でなく主権者党(植草一秀の『知られざる真実』)
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2014/12/post-f19b.html
2014年12月26日

不幸の原因、失敗の原因は

「矛盾」

にあるという。

「矛盾」

がものごとを歪める原因になる。

ものごとを正しい方向に向かわせるには「矛盾」を解消することが大事だ。

いまの日本で最大の矛盾は、

「民意」と「国会」がねじれていることである。


具体的に言えば、主権者の24.7%の得票しか得ていない安倍政権与党が68%の議席を占有したことだ。

4分の1の民意で7割の議席。

これを「矛盾」と呼ばずして何と言うことができるか。

安倍首相はこの部分を謙虚に考えた方がよいだろう。

「衆参のねじれ」など、「民意と国会のねじれ」に比べれば、些少な問題だ。

むしろ、「衆参のねじれ」があることにより、民意に支えられていない政権の暴走は防がれることになる。

「衆参ねじれ」には立派な効用がある。

「民意と国会のねじれ」

が生まれている最大の理由は、衆議院議員総選挙における295の選挙区で、自公が候補者を一人に絞ったのに、非自公が候補者を一人に絞れなかったことにある。


共産党と民主・維新の間には、大きな隔たりがあり、共産党と民主・維新が候補者を一本化することは、現実の問題として難しい。

この事情が自公を圧勝させる原因になった。

つまり、自公が勝ったというより、非自公が負けたというのが正しい。

しかし、この結果として、不幸を突き付けられるのは国民だ。

全有権者のなかで自公に投票した者は24.7%

4分の1に過ぎない。


私は2012年以降の国政選挙について、このことを指摘し続けてきた。

国民の半分しか選挙に行かない。

選挙に行った国民の半分が自公に投票する。

すると、国民の4分の1の民意によって政治が支配されてしまう。

この「矛盾」を解消することが必要であると。

この問題を解くカギを握っているのは、なぜ、有権者の半分が選挙に行かなかったのかにある。

最大の理由は、非自公陣営の求心力の低下である。

自公陣営は、盤石の体制で選挙に挑んでいる。

つまり、自公支持者の大半は投票所に足を運んだと考えられるのだ。

ところが、自公政権を支持しない有権者の大半が投票所に足を運ばなかった可能性が高い。

その理由は、自分が投票したい候補者が立候補していないという点にある。

この推論の正しさは、各種世論調査の結果が示している。

選挙直前の世論調査では、安倍内閣不支持率が支持率を上回った。

有権者が全員投票所に足を運び、安倍政権の支持・不支持で投票するなら、安倍政権には不信任が突き付けられる可能性が高いのだ。


安倍政権が推進する、

原発再稼働、集団的自衛権行使容認、消費税再増税、

TPP参加、辺野古米軍基地建設強行、格差拡大推進

の重要問題について、有権者全員が賛否を示すなら、安倍政権が推進する政策方針は否定される可能性が高いのである。

ところが、現実には、この民意が生かされず、民意に反する政治が横行することになる。

これを「矛盾」と言わずして、何と言うことができるか。


問題は、小選挙区制度にどう対応するのかである。

小選挙区制度には長所も短所もある。

ものごとは皆そうだ。

長所の反面が短所であることが多い。

だから、一概に良いとか悪いとかの判定はできない。

ものごとの「陽」と「陰」を総体として捉えることが必要だ。

いま必要なことは、現行の小選挙区制度の存在を前提に、戦術を構築することだ。

小選挙区制度が実施されているのだから、この制度のなかで「矛盾」を解消する方策を考えるのが、「賢明」な対応というものだ。

それは何か。

答えは決して難しくない。

安倍政権の政策路線に対峙する主張を提示する政治勢力が結束して、295の小選挙区に一人ずつ候補者を擁立する状況を生み出すことである。

こう考えると、現在の状況での民主や維新は、その核にはなり得ない。

なぜなら、現在の民主や維新は、自民亜流に過ぎないからだ。

私たちの生命、自由、幸福を追求する権利に直結する。

原発、憲法、消費税、TPP、基地、格差

の各問題についての民主や維新の政策方針は、自民と大差がない。

これでは、自公政治を支持しない主権者の意思を汲み取る政治勢力にはなり得ない。

今回の選挙では、共産党がこの考えを持つ主権者の最大の受け皿になったが、共産党は支持しないという主権者も多数存在する。

だから、非自公の政策を明確に提示する

「主権者党」

の樹立が求められるのだ。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/894.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 拉致再調査報告、年内は困難 官房長官が見通し:事実は12年前から既知、安倍首相が腹をくくることでのみ前進可能

※関連投稿

「国民の理解も得られず憲法違反の不必要な解散を行ってまで政権の4年間延命を図ろうとする安倍首相が隠したほんとうの目的」
http://www.asyura2.com/14/senkyo174/msg/835.html

==================================================================================
拉致再調査報告、年内は困難 官房長官が見通し[日経新聞]
2014/12/25 19:05

 菅義偉官房長官は25日の記者会見で、北朝鮮による日本人拉致被害者らの再調査の初回報告時期について「日程はまだ決まっていない」と述べ、年内は難しいとの見方を示した。北朝鮮側に「結果を速やかに正直に日本に報告するよう強く求めていく」と語った。「拉致問題は安倍政権の最重要課題だ。全ての拉致被害者が帰国できるよう全力で取り組んでいる」と強調した。

 日本政府は10月下旬に平壌で開いた日朝協議以降、中国・北京の大使館ルートで報告を呼びかけ、初回報告の時期を「常識的には年内」(菅長官)とみていた。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS25H1M_V21C14A2PP8000/?dg=1


http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/895.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 内閣支持率、横ばい49%…読売世論調査 安倍内閣の経済政策「評価しない」46%
内閣支持率、横ばい49%…読売世論調査
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141225-00050172-yom-pol
読売新聞 12月25日(木)22時0分配信


 読売新聞社は第3次安倍内閣の発足を受けて、24日夕から25日にかけて、緊急全国世論調査を実施した。

 内閣支持率は49%で衆院選直後の前回調査(15〜16日)の51%から横ばいだった。不支持率は41%(前回41%)だった。第3次内閣では防衛相を除く17閣僚を再任したこともあり、支持率に変化は見られなかった。

 安倍内閣が、あとどのくらい続いてほしいか聞くと、「4年後の衆院議員の任期満了まで」が36%で最も多く、「それ以上」の8%を合わせると、あと4年以上を望む人が4割を超えた。ほかは、「来年9月の自民党総裁選まで」が26%、「1年半後の参院選まで」が21%だった。

 ただ、安倍内閣の経済政策については「評価しない」が46%で、「評価する」の40%を上回った。また、景気の回復を実感していない人は79%に上っており、経済政策「アベノミクス」に対する見方は厳しい。優先して取り組んでほしい政策は「景気や雇用」が33%でトップとなり、今後の景気動向が、内閣の支持率に大きく影響しそうだ。

 沖縄県の米軍普天間飛行場を同県名護市に移設する安倍内閣の方針を「評価する」は43%で、「評価しない」は40%だった。安全性を確認した原子力発電所を再稼働する安倍内閣の方針については、「反対」58%、「賛成」35%だった。

 政党支持率は、自民党36%、民主党11%、維新の党と共産党がそれぞれ6%などの順だった。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/896.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 賢人支配より民主主義改善を:消費税増税延期で経済学者に増える安倍首相も真っ青の強権支配論

[大機小機]賢人支配より民主主義改善を

 消費増税先送りと前後して、論壇では民主主義批判が散見される。

 確かに小峰隆夫・法政大教授が18日付の本紙経済教室で論じたように、高齢化社会では若年層の声が無視されがちだ。小塩隆士・一橋大教授も、著書『効率と公平を問う』で、高齢化社会で民主主義が硬直化する危険性を指摘している。

 だが民主主義批判の先にエリート支配の正当化があるとしたら、これはかなり危うい。憲法を停止して、賢人政治による財政危機の打開という議論まで出ている。
 いわゆる賢人支配に期待すると歴史的には悲劇に終わる。最大の問題はエリートが賢人ではないことだ。日本の場合、20年以上に及ぶ経済停滞の間に、無数の政策的失敗が繰り返されてきた。

 最近の消費増税の議論が好例だ。増税前に多くの経済学者やエコノミストは、影響はまったくないか軽微だと言っていた。彼らが7〜9月期の国内総生産(GDP)成長率を大きく外したのは予測が難しかったからだとしても、統計数字が出るたびに成長率の予測値を下方修正してきた。

 増税で社会保障財源が安定・充実するから国民は安心して消費を増やし、景気はむしろ良くなるという議論すらあった。消費動向を示す各種の指数をみる限り、そういった国民は居たとしてもごく少数だろう。

 一方でエコノミストの多くは消費増税が先送りされると株価が急落し、長期金利が急騰すると予想した。しかし先送り決定後に株価は下落せず長期金利は急落している。日本のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)保証料率は確かに一時上昇したが、直近の数字は約0.68%だ。この数値から逆算すると市場は日本が財政破綻する確率が147年に1回と見ていることになる。

 若年層に発言力を与えるべきだという提案には全面的に賛成だ。だが、きちんと発言権を与えられた若年層は現在のような不公平な年金制度と、それを前提にした消費増税を支持するだろうか。

 次世代のことを考えると、少子高齢化で現役世代の負担がますます重くなることを懸念せざるをえない。もし若年層がそう考えれば、年金制度の改革が可能になる。やはり民主主義は素晴らしい。必要なのは賢人支配ではなく、民主主義を改善させ、機能させることだろう。
(カトー)

[日経新聞12月25日朝刊P.17]


http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/897.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 朝日新聞社の慰安婦報道に関する第三者委員会検証が面白すぎる!!!
朝日新聞社の慰安婦報道に関する第三者委員会検証が面白すぎる!!!

朝日新聞に請求するとパンフレットもくれるようですが、全文をダウンロードすることも可能です。
(リンクはこちら→http://www.asahi.com/shimbun/3rd/3rd.html
(お申し込みは03・5540・7616へ(日祝日、30日から1月2日は休み。23日は17時まで))

115ページありますが、面白すぎます。

「お友達委員会」の検証だと、バカにしていましたが、検証委員の「意地」があったようですね。

ちょっとさわりだけ見せちゃいます。
しばらくいじって見ようと思います。

http://www.asahi.com/shimbun/3rd/2014122201.pdf

「6 1997年特集について
(1)特集紙面の内容
朝日新聞は、1997年3月31日付朝刊1、16、17面の特集記事(1997
年特集)において、「従軍慰安婦 消せない事実」、「政府や軍の深い関与、明白」との
見出しで、慰安婦問題を大きく取り上げた。
記事は、慰安婦問題の論理・データ解説を中心としたうえで、河野談話全文と河野
洋平氏へのインタビュー、各国の慰安婦の証言と補償の状況、中学歴史教科書の「慰
安婦」に関する記述の紹介で構成された。
このうち、中心となる慰安婦問題の論理・データ解説の部分は、「経緯」として慰安
婦問題が社会に認知されるようになった過程を説明し、「強制性」と題する部分で慰安
婦問題の「強制性」に関する定義づけを行い、「徴集(募集)」、「輸送・移動」、「設置・管理」の各局面についての事実と、これを裏付ける資料などの解説をする。
吉田証言は、上記の「経緯」の文中に、次のように取り上げられている。
「吉田清治氏は八三年に、『軍の命令により朝鮮・済州島で慰安婦狩りを行い、
女性二百五人を無理やり連行した』とする本を出版していた。慰安婦訴訟をき
っかけに再び注目を集め、朝日新聞などいくつかのメディアに登場したが、ま
もなく、この証言を疑問視する声が上がった。済州島の人たちからも、氏の著
述を裏付ける証言は出ておらず、真偽は確認できない。吉田氏は『自分の体験
をそのまま書いた』と話すが、『反論するつもりはない』として、関係者の氏名
などデータの提供を拒んでいる」
吉田証言に関する過去の朝日新聞の報道について、これを訂正したり、取り消した
りする記載はない。
紙面の核となるのは「強制性」の部分であり、「強制」の定義に関して、軍や官憲に
よる「強制連行」に限定する議論を批判し、
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「『よい仕事がある』とだまされて応募した女性が強姦され、本人の意思に反し
て慰安所で働かされたり、慰安所にとどまることを物理的、心理的に強いられ
ていたりした場合は強制があったといえる。」
としている。
この特集紙面掲載紙の5面には、「歴史から目をそらすまい」と題する社説が掲載さ
れ、特集紙面と論調を合わせ、次のように記載されている。
「日本軍が直接に強制連行をしたか否か、という狭い視点で問題をとらえよう
とする傾向」は、「問題の本質を見誤るもの」で、「慰安婦の募集や移送、管理
などを通して、全体として強制と呼ぶべき実態があったのは明らかである」
「戦後の国家間の賠償は、確かに終わっている。しかし、それで解決ずみと片
付けられるものではない」
(2)特集紙面が組まれた経緯
前記のとおり、1992年に、済州島や本人などに当たって吉田証言の一部が極め
て疑わしいと指摘した秦氏の調査結果が発表され、これに基づく他紙や週刊誌などの
報道がされるようになって以降、朝日新聞においても、吉田氏の証言は信用できない
との認識は、日韓関係について記事を書くなど知識経験のある記者の間に広まってい
た。しかし、朝日新聞社内において、1997年特集が出るまでの間、吉田証言の真
偽について改めて紙面で検証しようとする動きは一切なかった。
1997年特集が掲載されることとなった主要なきっかけは、その前年に、いわゆ
る「歴史教科書問題」が問題として広く取り上げられることとなったことにある。1
996年6月、翌年度から使用される予定の中学校用歴史教科書に、第二次世界大戦
中における我が国による朝鮮人の強制連行(徴用)や慰安婦問題について、「朝鮮など
の若い女性たちを慰安婦として戦場に連行しています」(大阪書籍)等の記述が掲載さ
れることが明らかとなり、その掲載に反対する多様な論者・団体が、種々のメディア
を通じて掲載阻止の運動を繰り広げるようになった。
このように、歴史教科書問題に関する議論が盛んに行われるのに伴い、吉田証言の
信ぴょう性に関する論争が再燃し、朝日新聞の、吉田証言に関する一連の記事に強い
非難が集中した。とりわけ、1992年1月23日付、3月3日付コラム「窓」欄の
「従軍慰安婦」、「歴史のために」が特に問題とされた。
このような情勢を受け、1996年12月ころ、慰安婦問題の特集記事を掲載する
ことが朝日新聞の編集部門において決定された。この種の特集記事は、通常は編集局
長と局次長、関係部長らの協議で決まり、局長が、複数いる局次長の中から担当局次
長を決めて進めていくことになる。特集の発案をする者は事案により様々で、本件の
場合は、論説委員室の発案であったと述べる関係者もいるが、これを否定する者もあ
り、明らかではない。いずれにしても、社として、社会部・政治部・外報部合同での
特集記事を掲載することとされた。
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(3)1997年特集の取材班の構成・役割分担等
ア 取材班の構成
1997年特集は、編集局長、担当局次長のもとに、政治部・社会部・外報部の
3部の合同取材チームを組む態勢で進められた。3部の部長も関与はするものの、
実質的に記事の方向性を決め、取材や原稿の作成を差配するのはデスクの職位にあ
るものであり、この3部から各1名と、総括役として社会部から1名、計4名のデ
スクが担当となった。
この4名のデスクは、通常業務と並行して特集を担当しており、専従ではなかっ
た。各デスクのもとに、実際の取材や原稿を書く記者が数名専従で配置され、10
名程度の取材班となった。また、論説委員室も随時関与した。
イ 担当者の選定方法
担当者は、各部の部長がそれぞれ選び、対象者に声をかけて担当するよう命じた。
記事の主要部分を担当したのは、東京社会部の記者である。同記者は、当初は取
材班に入っていなかったが、97年1月、鈴木から、「社会部のまとめ役として担当
してほしい」と声をかけられ、途中からキャップ格で参加した。鈴木は、当時は名
古屋社会部長で、1997年特集が出た直後の4月1日に東京の社会部長となって
おり、97年1月には、直接に特集を担当していたわけではない。しかし、特集が
組まれる場合に、社内でその問題に詳しい者の話を聞いたり、意見交換をするとい
うことは通常あり得ることで、社会部内で、人権問題、慰安婦問題に詳しい鈴木が
人選に関わったものと考えられる。
ウ 役割分担の決定、ミーティング等の状況
担当局次長の秋山耿太郎とデスクは、大まかな方針の決定、進捗状況の確認、記
事組み込み時期について、不定期に会議を行った。これとは別に、デスクと取材記
者らは、2週間に1回程度、計5〜6回ミーティングを行った。
1996年12月24日に取材班の初ミーティングが開かれた。4名のデスクと、
各部から集められた取材記者ら及び論説委員1〜2名が集まった。
その後のミーティングは、デスクとその下の取材記者らが中心で、取材の状況な
どにより、出席者は一定ではなかった。
翌97年1月21日、吉見氏を社に招き、デスクと取材記者が参加して、慰安婦
問題・教科書問題に関するレクチャーを受けた。
合同のミーティングとは別に、各部では、随時デスクと取材記者らとで打ち合わ
せなどが行われていた。
大まかな各部の役割分担は、遅くとも2月上旬までには、社会部が慰安婦問題の
整理とデータのまとめ、各国の元慰安婦たちの主張と教科書の記載内容を担当し、
政治部が河野氏インタビューを担当する、という大枠が決められた。外報部は、済
州島での確認取材を担当することとなった。
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2月の後半には、紙面構成や全体像、基本的な考え方などが取材班の間で議論さ
れ、3月上旬にはより具体的な検討に入った。3月上旬、上述のキャップ格の記者
が吉田氏への接触を試み、しばしば電話をしたが、雑談はするものの吉田証言につ
いては応答を拒まれ、自宅も訪問したが留守で、結局会うことも、吉田証言につい
て会話することもできなかった。なお、政治部・外報部の役割について、「サポート」、
「支援」等と述べる者が複数おり、「あれは社会部の記事」と認識している者もいる。
形のうえでは複数の部で取材班が組まれていても、実質は特定の部が中心になるこ
ともあり、本件は社会部が中心であった。
1997年3月19日、最終的に取材班の意思統一を図るためのミーティングが
あり、デスク以下で議論がなされ、3月26日に吉見氏にも確認してもらったうえ
で、完成原稿となった。
エ 論説委員の関与態様
1997年特集の掲載された日の紙面に、この問題について論じた「歴史から目
をそらすまい」との社説が掲載された。
編集局が担当する記事と、論説委員室が担当する社説については、互いに関与し
ないのが通常であるが、編集部門と論説委員室の協議で同日掲載を決める場合もあ
る。
本件の場合、誰が同日掲載の話を出したのかは明らかではないが、1996年1
2月24日の初回ミーティングに論説委員室から1名ないし2名の論説委員も参加
していたようである。ただ、この段階では、同日に社説を出すことは確定しておら
ず、取材班のメモなどによると、3月上旬〜中旬ころには、社説と連動しないこと
になっていた。しかし、結果的には同日付で社説が出ており、いずれかの段階で、
社説も連動するという話が決まったようである。
担当した論説委員は、初回のミーティングを含め、数回の会議に参加し、3月下
旬に取材班のゲラが出てから、これをふまえて社説の原稿を書いた。
オ 植村の関与態様
外報部の担当デスクが、当時ソウル特派員だった植村に「吉田証言の真偽を調査
するように」と指示を出し、植村が短期間済州島に赴いて吉田証言に出てくる事実
の裏付けとなる証人の有無などの調査を実施した。
調査に先立ち、植村は東京での取材班ミーティングにも一度顔を出し、慰安婦問
題に関する見解などを説明した。
実際の調査の態様は、済州新聞の記事を書いた許(ホ)氏に会って聞き取りをし
たほか、現地調査も行われたようであるが、徹底的な調査ではなかったようである。
植村は、本社に、「いわゆる人狩りのような行為があったという証言は出てこなかっ
た」とのメモを提出した。
(4)吉田証言の取扱いについて
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ア 吉田証言の位置づけ
1997年特集において吉田証言の真偽問題及びこれに関する過去の朝日の記事
をどう取り扱うかについて、今回ヒアリングをした関係者の見解は異なる。吉田証
言の真偽問題は教科書問題に付随する一項目にすぎない、と述べる者、教科書問題
と並ぶ重大な懸案事項であったとする者及び、そもそも「吉田証言の処理」のため
の特集だったという者までに分かれる。
2月末ころの社会部記者作成のミーティング時のワープロ打ちのメモには、「ここ
での『吉田証言』の取扱については、社会部内でも論議があり、検討したい」との
記載があり、資料への書き込みにも、吉田証言についての記載が複数みられる。
また、3月上旬に政治部記者が作成したメモには、「吉田証言についてどう触れる
か」という項目があり、「この企画を逃せば、吉田証言について訂正する機会を失う」、
「吉田証言は論点整理の中でできるだけコンパクトに触れる」と記載されている。
このような資料があるだけでなく、実際に、吉田氏本人への取材を行うべく何度
も電話や手紙などで接触の努力がなされ、済州島での調査も実施されている。
また、92年以降、吉田証言の信ぴょう性を揺るがす論文や他紙の記事が出て、
教科書問題を端緒に吉田証言を取り上げた朝日新聞のコラムなどが批判されている
という状況もあり、そもそも吉田証言は教科書問題を取り上げるための付随項目に
過ぎないとする証言は、信を置き難い。
メモの内容や記事自体から、教科書問題を端緒とする慰安婦問題の整理が主要な
目的であったことは明らかであるので、「吉田証言の処理」が第1のミッションであ
った、とまでは言い切れない。
以上からすると、個々人の受け止め方の軽重はあるが、本特集記事において、吉
田証言の扱いは、慰安婦問題の整理と並ぶ重要課題であったと認められる。
イ 吉田証言の取扱いについての検討状況
上述のとおり、そもそも吉田証言の位置づけについて、関係者の語る内容に齟齬
がある。
しかし、2〜3月の取材班のメモによると、2月末までは、取材班の中で、「そも
そも取り上げるべきか」というレベルで議論されていた。一時期は、取り上げない
方向になったが、3月上旬に取り上げることになり、「取り上げ方」について議論さ
れた。
この間の事情について、「“上”が『この問題をやるのに吉田証言を避けてとおる
わけにいかない。これだけ問題になっているのだから』と判断し、取り上げること
になった」と述べる者があり、実際に、上位職の者になればなるほど、「吉田証言は
避けてとおれない」という認識を示している。デスク・担当記者よりも上位の者が、
吉田証言を「取り上げない」から「取り上げる」へと軌道修正をしたものと考えら
れる。
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そのため、吉田氏への取材は3月に入ってから試みられたが、前記のとおり、取
材は打ち切りとなった。
このような状況を踏まえ、吉田証言について、「全く触れない」、「特集面では触れ
ないが、秦氏に寄稿欄である「論壇」などで吉田証言の疑問点を書いてもらう」、「特
集面の歴史的経緯の中で簡単に触れる」、「さらに踏み込んで書く」などの案が提案
されて再度議論された結果、吉田証言を取り上げたうえで、「真偽は確認できない」
と表現することに落ち着いた。この議論が、いつ、どのような会議でなされたのか、
という点について、関係者の見解は一致していない。しかし、社会部が中心となっ
て議論を主導していたこと、取材班の中で大きな意見対立はなかったことは、関係
者らの認めているところである。
一部の者、特に政治部は、最終的な論調には不満があり、もっと踏み込んだ訂正
なり謝罪なりをするべきであると考えていたようであるが、その点を決める検討会
議や、それ以前にもあった議論の機会においても、この点が中心として議論される
ことはなかった。
ウ 訂正等に関する議論
吉田証言については、前記のとおり、当初そもそも特集に取り上げるか否か、と
いう点で議論がされた。
取り上げることになってから、さらに進んで、訂正・取消し・謝罪を要するか、
という議論の存否に関し、聴取した記者には「取り消すなどといった議論は全くな
かった」とする者と、「訂正・おわびをするべき、との主張があった」とする者があ
る。後者には、より具体的に、「1面でおわびするか、ないし論説委員室で書くべき
だと主張した」と述べる者もいる。
社会部の担当者の中には、このような証言は、本年の検証後の世論の批判的な論
調に迎合した後付けである、と言う者もいた。しかし、客観的にみれば、当時の状
況下で、訂正・おわびすべしという意見が全く出ないということは、考えられない
ことである。実際に、当時の資料中には、前述のとおり、「この企画を逃せば、吉田
証言について訂正する機会を失う」との記載もあるし、日付の異なる複数のメモに
おいて、吉田証言の取扱いが論じられている。
92年以降、吉田証言の信ぴょう性に関する様々な議論があり、朝日新聞社内の
関係者の吉田氏に対する心証も悉く「黒」ないし「グレー」という状況において、
吉田証言について議論するなかで、「訂正」の意見が出ないということは到底あり得
ない。
以上から、「訂正」という意見も含めて、様々な観点で、複数回にわたって議論が
なされたと認めるべきである。
(5)吉田証言を訂正・取消ししなかったことの評価
関係者には、1997年特集の記載は、吉田証言の訂正と評価できる、と述べる者
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もいるが、世間一般の感覚からすれば、この記事を「訂正」と見ることはできない。
このような論調となったことに対する関係者の評価は、「現在から振り返ってみても、
当時の判断には全く問題はなかった」とする者と、「悔いや心残りがある」とする者と
に二分されている。
全く問題はない、という考え方の論拠として、次のようなものが挙げられている。
@完全に嘘であるとは立証できない。
A吉田氏が存命で、その証言を虚偽であるとすると訴訟リスクがある。
B歴史証言は訂正ではなく新たな証言の積み重ねで修正されていくべきである。
C他社も訂正していない。
しかし、自社の記事を「訂正・取消し」することと、吉田証言を虚偽であるとする
こととは直結しない。訂正などのやり方によって、訴訟リスクは回避できるので、@
Aは理由にならない。特に、Aに関しては、92年に「正論」や産経新聞が吉田証言
に疑義を呈する記事を掲載しているが、これらに対して吉田氏から訴訟が提起された
との情報はなく、97年の段階では「訴訟リスク」は大きな懸念材料とは言えない。
朝日新聞は、92年の秦氏の調査結果の発表までの間、吉田証言を論拠とする「強制
連行」を複数回にわたり、大きな扱いで報道してきたのであり、BCのような理由で
訂正などを行わないということは、読者に対して不誠実である。
なお、Cの他社の問題については、2014年検証でも大きな紙面を割いて説明が
なされている。しかし、1997年特集と同日の社説「歴史から目をそらすまい」に
おいて、「ほかの国は謝っていないからと、済まされる問題でもない」とあるように、
他社の訂正の状況は、考慮されるべき問題ではない。
現時点から評価すれば、1997年特集が、その時点での慰安婦問題を総括してそ
の後の議論の土台とする、という意図のもとに作成されたのであれば、吉田証言に依
拠して、徴募の場面において日本軍などが物理的な強制力により直接強制連行をした
といういわゆる「狭義の強制性」があったことを前提に作成された記事について、訂
正又は取消しをすべきであった。さらに、必要な謝罪もされるべきであった。199
7年特集において、訂正・取消しをせず、謝罪もしなかったことは、致命的な誤りで
あった。
(6)「強制性」について
1997年特集は、吉田証言については上記のような扱いにとどめ、「強制性」、「人
権の観点が必要 本人意思に反し自由侵害」との見出しの部分におけるいわゆる「広
義の強制性」論の説明が主となっている。
「強制性」という用語はかなりあいまいな、広義な意味内容を有するものであり、
この報告書において「強制性」について定義付けをしたり、慰安婦の制度の「強制性」
を論ずることは、当委員会の任務の範囲を超えるものである。ただし、朝日新聞は当
初から一貫していわゆる「広義の強制性」を問題としてきたとはいえない。80年代
26
以降、92年に吉田証言に対する信ぴょう性に疑問が呈されるまで、前記のような意
味での「狭義の強制性」を大々的に、かつ率先して報道してきたのは、他ならぬ朝日
新聞である。1997年の特集紙面が、「狭義の強制性」を大々的に報じてきたことに
ついて認めることなく、「強制性」について「狭義の強制性」に限定する考え方を他人
事のように批判し、河野談話に依拠して「広義の強制性」の存在を強調する論調は、
のちの批判にもあるとおり、「議論のすりかえ」である。」
・・・

http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/898.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 安倍首相、円安メリットある企業に賃上げや下請け配慮要請(ロイター)
ロイターから
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0K304720141225

[東京 25日 ロイター] - 安倍晋三首相は25日正午過ぎ、都内で開かれた日本経団連審議員会であいさつし、円安メリットのある企業は「賃上げや設備投資に加え、下請け企業への配慮をお願いしたい」と述べた。

安倍首相は「安倍内閣になり、企業の経常収益は過去最高」などアベノミクスの成果を披露した一方で、「景気回復を実感できない大きな理由は4月の消費増税」と指摘。ボーナスなどの賃上げが「消費税の引き上げに追いついていないのが事実」と述べた。

このため「政労使合意に基づいた動きを、目に見えるかたちで作り出してほしい」と経団連企業による来春以降の賃上げに強い期待を表明した。また「地方での仕事づくりに積極的に行動してほしい」とも述べ、地方での雇用創造でも経団連企業の協力を求めた。


<参考リンク>

日本経済団体連合会 審議員会-平成26年12月25日
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg11039.html

http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/899.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 安倍政権最大の不安材料は菅官房長官とのズレ?〈週刊朝日〉
安倍政権最大の不安材料は菅官房長官とのズレ?〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141226-00000004-sasahi-pol
週刊朝日  2015年1月2−9日号より抜粋


 自民党の圧勝で幕を閉じた今回の衆議院総選挙。東大教授(社会経済学)の松原隆一郎氏と放送大教授(政治学)の御厨(みくりや)貴氏の論客2人による本誌恒例「国会通信簿」。次世代の党、生活の党と「評価なし」が続くなか、社民党は? そして、今後の安倍政権の最大の不安材料とは?

*  *  *
御厨:当選は重鎮2人(平沼赳夫氏、園田博之氏)だけの次世代の党。

松原:田母神俊雄さんも東京12区から満を持して出馬しましたが、4万票も取れず最下位でした。

御厨:それを言ったらおしまいよ、みたいな政策がズラリ並んでいましたから。安倍さんは右といってもソフトで、まともに見える。

松原:石原慎太郎さんも引退。比例で一人も当選させられず、政界への影響力も失ったようですね。次世代は評価なし。

御厨:社民党は、党が消滅するかが大きな焦点でしたね。90年衆院選の獲得議席数は136。隔世の感があるけど、最後の砦は守った。

松原:でも票が出ているのは大分や沖縄。もはや地域政党です。

御厨:長年の歴史も踏まえて、殊勲賞のD評価です。

松原:続いて生活の党。小沢一郎代表は何とか16選を果たしました。

御厨:最後は自分の生活をしっかり守りましたね。岩手に張り付きで。さすがに今期で引退されるでしょう。おそらく。

松原:小沢さんは周りが勝手におびえることでパワーを維持してきましたが、野党統一も空振り。もう力尽きたという気がします。生活も、評価なしで。

御厨:15年、安倍政権の最大の不安材料は「人事」だと思っています。

松原:第3次安倍内閣で、通常国会を乗り切った後の人事ということですか?

御厨:総理に返り咲いて2年間、安倍さんはずっと「お友達人事」を抑制してきた。さすがにそろそろ、好き勝手にやりたいという思いがあるはずなんです。

松原:お友達以外の人と、あまり付き合いたくない方ですからね。できればお友達と改憲に向かいたい。

御厨:今回、解散の決定から消費増税先送りまで自分で決めた。選挙も大勝だった。今後4年間は自分のしたいことをしたい。そこで、菅義偉官房長官と目指す方向にズレが出てくる。安倍さんの有終の美を飾る4年間に、菅さんがどこまで付き合いますか、という話。

松原:菅さんは安倍政権の屋台骨ですが。

御厨:今の安倍1強は外からは壊れない。壊れていくとすれば内側。通常国会では原発再稼働や集団的自衛権が注目されているけど、閉会後の人事が最大のヤマ場だと思う。お友達を入閣させれば“待機組”の怒りを買う、菅さんが離れれば官邸は機能しなくなる。

松原:今の安倍自民党は決して盤石ではないと。

御厨:集団的自衛権だって、国会での議論はこれから。安倍さんは触れたがらないが、集団的自衛権が認められる場所に自衛隊が行って、隊員が亡くなることもあり得る。その場合だれが責任を取るのか。靖国に祀るのかという問題も出てくる。

松原:「イスラム国」空爆に参加するオーストラリアで、人質が死亡する立てこもり事件も発生した。集団的自衛権の行使で報復を受ける、「巻き込まれる」危険性も覚悟しなければならない。

御厨:米国に、集団的自衛権あるからどうだ?と言われてね。安倍自民党も順風満帆ではないです。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/900.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 進次郎vs細野で次世代対立軸示せれば旧世代安倍氏の政治終焉(週刊ポスト)
進次郎vs細野で次世代対立軸示せれば旧世代安倍氏の政治終焉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141226-00000010-pseven-soci
週刊ポスト2015年1月1・9日号


 民主党では1月18日に「世代交代」を賭けた代表選が行なわれる。海江田万里・代表が落選、菅直人・元首相も小選挙区で敗れ、「旧世代」の政治家が影響力を失う中で、党員投票で行なわれる代表選挙は旧世代の岡田克也氏と新世代の細野豪志氏の争いになると見られている。

 その代表選で細野氏が自民党の小泉進次郎氏に対抗する新たな社会モデルを掲げることができれば、今回の総選挙で棄権した1700万人のサイレント・マジョリティが再び政治に戻ってくる可能性はある。そうなれば、たった1800万票しか持たない自民党は変わらざるを得なくなる。

 ここでいう「1800万票」とは何か。「自民党圧勝」とはいわれるものの、実際の票数はそこまで圧倒的に多いわけではない。今回の総選挙で、自民党の小選挙区の総得票は約2546万票だったが、選挙協力した公明党の基礎票(比例代表の731万票)を差し引くと1815万票にとどまる。自民党の比例の得票(1766万票)とほぼ一致し、これが本当の「自民党票」と見ていいからだ。

「進次郎vs細野」で従来とは全く違う次世代の対立軸を示せれば、それが「旧世代最後の総理」である安倍首相の政治が完全に終わるときだ。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/901.html

記事 [政治・選挙・NHK176] そもそも2015年は沖縄から日本が動くかもしれない/そもそも総研(@動画)
そもそも2015年は沖縄から日本が動くかもしれない/そもそも総研

http://www.at-douga.com/?p=12782

2014年12月25日に放送された、そもそも総研「そもそも2015年は沖縄から日本が動くかもしれない」を紹介します。



(所要時間:約19分)








動画の内容



http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/36518.png



http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/36519.png


テーマは「そもそも2015年は沖縄から日本が動くかもしれない」


沖縄国際大学・前泊博盛教授に話を聞く。


国家の権力は住民を抑え込んで一生懸命基地を造ろうとしてる。


外国の軍隊の基地を造るために日本人同士が血を流しあう」 これはどういうことだろうという疑問に、なぜ誰も気が付かないんだろう? と前泊教授。


辺野古移設の問題について、少数、あるいは地方を犠牲にして全体が利益を得るという形はよいのか?


辺野古移設をしてしまうと次は原発問題、次は集団的自衛権の問題、最後は憲法の問題で反対の声はすべて封じ込まれて、今回の政権は強行していくかもしれない。


沖縄は日本の民主主義の質を問うための試金石になると思う。


引用元:JCC





http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/902.html
記事 [政治・選挙・NHK176] 森永卓郎氏が提言「ルーブル暴落は領土返還の最大好機だ」(日刊ゲンダイ)
          2年で危機を脱すると明言したが…/(C)AP


森永卓郎氏が提言「ルーブル暴落は領土返還の最大好機だ」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/156023
2014年12月26日 日刊ゲンダイ


 ロシア・ルーブル安で“好機”到来か。

 ロシアの通貨ルーブルの対ドル相場は25日現在、1ドル=52ルーブル。今年初頭から約4割も暴落した。その引き金は世界的な原油安で、ロシアは原油が輸出額全体の3割を占める産油国。原油暴落は、ロシア財政をキリキリと締めつけている。

 この状況を「日本の対ロ外交にとって最大のチャンス」とみているのが、経済アナリストで独協大教授の森永卓郎氏だ。一部メディアで、「こっそり(ロシアに)行って『助けてやるから4島全部一気に返せ』っていうのを(日本)政府が今やるべき」と提言していた。改めて森永氏に真意を聞いた。

■1年続けばロシア経済はパンク

「今の原油安の状況が1年も続けば、ロシアの財政は早晩、窮地に追い詰められるでしょう。日本は無利子融資など、ヒモのついていない“カネ”を送るべきです。うまくいけば『まず、歯舞、色丹の2島返還』という返答を得られるかもしれない。ただし、援助の実態を上手にオブラートに包む必要があります。あまりにロコツに“カネで解決”という姿勢を見せると、日本国内での反対が大きくなるうえ、プーチンのメンツを潰すことになる。札束で頬を叩くようなことをしてはいけません。日本政府は原油が再び値上がりする前に即座に動くべきです」

 安倍首相は今年5月、ウクライナ問題で経済制裁を科していることに関し、プーチン大統領から「日本は北方領土問題の話し合いも中断するのだろうか」と恫喝されていた。

 国内の景気対策で手いっぱいの安倍政権。対ロ外交の「最大のチャンス」をみすみす見過ごす手はない。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/903.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 安倍首相は世襲に寛大な日本国民に感謝しなくてはいけない  天木直人
安倍首相は世襲に寛大な日本国民に感謝しなくてはいけない 
http://www.amakiblog.com/archives/2014/12/26/#003055
2014年12月26日 天木直人のブログ


ナッツ事件に見る大韓航空副社長の傲慢さは、確かに許しがたいことだと思う。

 しかし、なぜここまで韓国世論は激しく、執拗に副社長を責めたてるのか。

 十分反省しているように見える。

 心優しい私などは、そこまでしなくてもいいではないかと思う。

 ここまで韓国世論の反発が激しい背景には、財閥世襲に対する強い反発があるという。

 そこまで韓国国民は世襲制というものに厳格なのか。民主、平等主義なのか。

 そこで思うのが日本国民の世襲制に対する寛大さだ。

 世襲制と言えば日本の政治家が真っ先に思い浮かぶ。

 歴代の日本の総理を思い起こせばいい。

 世襲議員がほとんどだ。

 日本を支配している政治家、官僚、財界人を考えて見ると、圧倒的に政治家が強い。

 特にいまの安倍首相はそうだ。

 人事権を最大に振りかざした安倍首相に官僚は絶対服従だ。

 安倍首相に任命してもらった榊原経団連会長の財界は、安倍首相の命じる通り動いている。

 何かにつけて祖父を自慢する安倍首相は世襲政治家の中でも、もっとも世襲制の恩恵を受けた政治家である。

 この程度の人物でも日本の最高権力者になれるのは、世襲でなければありえない。

 そんな人物が最高権力者になってやりたい放題の政治をしている。

 それに対して国民の多くは黙って許している。

 そうなのだ。

 世襲制に対する韓国国民の反発の強さを考えれば、安倍首相はなんと恵まれた首相であるかがわかる。

 安倍首相は日本国民に感謝しなければいけない。

 それなのに、安倍首相はここまで国民をいじめる政策に狂奔している。

 そしてそれを日本国民は許している。

 日本国民は、世界一寛大な国民に違いない。

 裏返せば間抜けだということだ(了)



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/904.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 国富300兆円献上 郵政3社上場は売国政策のトドメになる(日刊ゲンダイ)
          オバマ大統領と日本郵政の西室社長/(C)AP


国富300兆円献上 郵政3社上場は売国政策のトドメになる
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/156022/1
2014年12月26日  日刊ゲンダイ


 日本郵政グループが、持ち株会社の日本郵政と傘下の金融2社(ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険)の株式を来年9月をメドに同時上場する方針を固めた。大マスコミは「上場時の時価総額が7兆円を超えた98年のNTTドコモに匹敵する大型上場」と歓迎ムードだが、冗談じゃない。同時上場は安倍政権の「売国政策」の一環で、300兆円近い日本の富を米国に献上するも同然である。

 ゆうちょは貯金残高177兆円を誇る日本最大の金融機関だ。かんぽの総資産85兆8000億円も日本の保険業界でトップである。2社の上場が実現すれば、総額300兆円近い「郵政マネー」が、丸ごと外資の手に渡ってもおかしくない。

 なぜなら持ち株会社の日本郵政の株式は、日本政府が最後まで3分の1強を保有することを法律で義務づけられているが、傘下の金融2社の株式は法の縛りから外れる。民主党政権が法改正するまで、郵政民営化法は〈17年9月末までに金融2社の株式をすべて売却する〉と定めていたほど。米国系の投資ファンドなどが一挙に株式を買い占め、金融2社を手中に収めることは十分に可能である。

「93年ごろから米国は郵政マネーを自国のために利用するプランを立て、虎視眈々と“収奪”を狙ってきました。日本への『年次改革要望書』にも記載し、それを具体化したのが、小泉政権の郵政民営化です。郵政マネーを米国に差し出すことは、日米間の既定路線。安倍政権は先の総選挙での自民大勝の勢いを駆って、民主党政権下で遅れた郵政マネーの米国献上を一気に片づける気でしょう」(経済アナリスト・菊池英博氏)

■ゆうちょとかんぽが抱える大量の国債

 実は今年10月1日に、財務省は日本郵政株を上場する際の主幹事証券会社をとっくに決めていた。海外市場にも株を放出する方針で、そのメーン主幹事はゴールドマン・サックスとJPモルガンが担うことも決まっている。

 問題は、ゆうちょとかんぽが、巨額の日本国債を抱えていることである。今年9月末時点での両社の国債保有額は計約202兆円を超え、その規模は日銀に次ぐ。

「両社の株式が3割強ほど外資に握られたら、どうするつもりなのか。株主提案で『国債の運用比率を見直せ』と迫られたら、従わざるを得ません。両社が大量保有する国債の買い替えを渋るようになれば、日本の国債調達に一挙に穴があき、価格は暴落、長期金利が急騰する事態を招きかねません。両社の株が米国に渡れば、日本国債は常に暴落リスクにさらされることになるのです」(菊池英博氏)

 自衛隊を米国に差し出す集団的自衛権行使容認や日米ガイドラインの再改定、BSEが懸念される米国産牛の輸入規制緩和、米国が目の敵にする軽自動車の優遇税制の見直し――。発足2年で安倍政権は対米隷属路線を加速。日本郵政は米保険会社アフラックとの業務提携を強化し、全国2万カ所の郵便局をがん保険の販売網として進呈した。郵政3社の同時上場は売国政策のトドメとなるのではないか。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/905.html

記事 [政治・選挙・NHK176] ホリエモン「亀井さんって本当に強い政治家だよね」〈週刊朝日〉
ホリエモン「亀井さんって本当に強い政治家だよね」〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141226-00000003-sasahi-pol
週刊朝日  2015年1月2−9日号


 堀江貴文氏は、今回の衆議院総選挙を振り返り、政治家にとって何が大切かをこう言う。

*  *  *
 今回の衆議院選挙は戦後最低の投票率だったそうだ。まあ、争点も特にないし、安倍自公連立政権がそれほど支持されていないわけでもなく、野党は突然の解散に準備がまるで追い付いていない様子で、私の知人の立候補者もかなり慌てて選挙準備をしたそうだ。

 著名人ならばそれでも追いつけるだろうけど、あまり知名度がない議員候補者はそうはいかない。常に選挙に備えて地元回りが欠かせない。選挙が近づいてきたら冠婚葬祭などの訪問も欠かさない。とはいえ、お金がかかるので常に回り続けるわけにはいかない。

 新聞・テレビなどが報じていたように自公の圧勝というわけではなかったようだ。民主は議員数が増えたし、維新も健闘したといえるだろう。共産党は昨今の格差社会問題の喧伝により躍進したようだ。そして勢いのなくなった次世代の党と生活の党が惨敗となった。

 個人的に興味があったのは、私が以前出た選挙区で無所属の亀井静香氏が当選していたことだ。相変わらずどんな状況になっても負けない政治家というのは政治力が強い。彼は無所属ながら、今後もずっと政治力を持ち続けるだろう。

 対照的に民主党代表だった海江田万里氏は選挙に弱い政治家だろう。弱い政治家はなかなか政治力を持つことができない。政策立案能力があろうが、民主主義における政治家は選挙に強いのが一番大事なのである。

 女性や子供にやさしい政策を提案する公明党は、創価学会がバックアップしているのは公然の秘密(?)であるが、彼らの動員能力はすさまじい。私も以前の選挙の時に業務提携(比例は公明党に)をしたが、その30分後の街頭演説会には公明党支持者が大挙して押し寄せていたものだ。

 一説には小選挙区の20%の得票を公明党支持者が稼ぐらしく、小選挙区で候補者を擁立していない限りは、連立を組んでいる自民党候補者を応援することになるため、今回のように投票率が低い場合はさらに公明党の票が重要となってくる。この規模で選挙に動員できる日本最大の団体になっていることが公明党、そして創価学会の一番の強みになっているのだ。

 創価学会の活動はそれ以外にも年末の第九大合唱に代表される音楽イベントや毎週行われる宗教的な集会などあるが、選挙はその中でも重要なイベントらしく信者には選挙だけ参加する人もいるそうだ。

 自民党が公明党と連立を組んでいるのはこれが最大の理由だ。だからこそ消費増税とセットで軽減税率を受け入れざるを得ないわけだ。現在の自民党は守旧派勢力と大胆な改革をしたい勢力がごちゃまぜになっている。だから予算規模はずっと膨れ上がる。

 この選挙で一応勝利したことで安倍政権は長期政権となる。おそらく予算規模は減らせない、消費増税は先送り、軽減税率の適用もあるし、プライマリーバランスの黒字化は達成できないのではないか。結局、実質的に円の価値が下がって円建て資産をもっている人たちが損をするような形になるのだろう。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/906.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 朝日新聞はまもなく3度死ぬのか!?  2014年私の3大ニュースの今後を読む(現代ビジネス)
      1年半以内に景気回復へ、ハードルは高い photo Getty Images


朝日新聞はまもなく3度死ぬのか!? 2014年私の3大ニュースの今後を読むhttp://gendai.ismedia.jp/articles/-/41554
2014年12月26日(金) 長谷川 幸洋「ニュースの深層」 現代ビジネス


年末を迎え、ことし最後のコラムである。そこで、私の2014年重大ニュースを振り返ってみよう。政治分野では、なんといっても最大のトピックスは抜き打ちの解散総選挙と安倍晋三政権の圧勝だ。

■消費税を5%に戻すのがよいが・・・

とはいえ、それで話は終わらない。先週のコラムで指摘したように、実は安倍政権はこれからが正念場である。というのは景気が思わしくない中、どう景気を回復するかといえば、正直言ってこれがなかなか難しいからだ。

安倍首相は解散に当たって2017年4月に消費税を10%に上げると約束した。ということは準備期間を考えると、遅くとも増税1年前の16年春ごろには、景気を回復していなければならない。いまからわずか1年半後である。

そんな短い期間に景気を良くしようと思ったら、経済政策の常識では財政金融政策を発動する以外にない。ところがご承知のように、安倍政権は第1の矢(金融緩和)と第2の矢(機動的な財政政策)として、財政金融政策はとっくに発動済みである。

だから、いま以上に財政金融政策を上積みするとなると、まず余地があまり残っていないうえ、政策効果も限定的になる。それから世間的には「もう十分やったじゃないか」という批判を覚悟しなければならない。

具体的に言えば、金融政策は10月末に追加緩和に踏み切ったばかりだ。すると残るは財政出動だが、いま盛んに報じられているのは3.5兆円程度の補正予算編成である。これで十分かといえば、私はまったく十分とは言えないと思う。

というのは、4月に消費税を3%引き上げた結果、何が起きたか。1%が2.5兆円と考えると、単純計算で7.5兆円の民間所得を国と地方が吸い上げた形になっている。それを3.5兆円程度の補正予算で埋め合わせできるかといえば、足りないのはあきらかではないか。

しかも、よく知られているように、補正の規模というのは事業規模であって、本当の財政支出を伴う部分、いわゆる真水の支出はもっと少ない。となると、4月増税の7.5兆円の所得吸い上げを3.5兆円程度の補正予算で埋め合わせるには、まったく力不足なのだ。

では、どうすべきか。

もっとも経済政策の道理に合っていて即効薬になるのは、4月増税をチャラにする、つまり消費税を5%に戻す政策である。だが、将来の再増税を約束したくらいだから、税率を5%に戻すなどというのは、とても政治的に不可能だろう。だからこそ残された選択肢が少なく、打つ手に乏しい状態なのだ。

そんな中で、試金石は来年4月の賃上げである。安倍政権は総選挙結果が出た翌々日の12月16日、政労使会議を開いて賃上げに向けて「最大限の努力」を促す合意文書をまとめた。賃上げがはかばかしい結果にならないと、その後の政権運営に響くという危機感の表れである。

4月の賃上げで目に見える成果を上げ、その後の夏のボーナス、冬のボーナスに続ける。そして16年春を迎える。そういうシナリオが実現しないと、増税の約束を果たすのが難しくなる。一言で言えば、安倍政権はこれから3回、賃金ハードルを越えなければならない。このハードルはけっして低くない。

■民主党は分裂すべき

さて以上を確認したうえで、では野党が攻勢をかけられるかといえば、こちらも別の意味で正念場を迎えている。野党第1党である民主党の行く末が決まらないのだ。年明け1月18日に代表選を実施して、新しい代表を決める予定だが、早くも党内は分裂の気配を漂わせている。

細野豪志元幹事長は代表選出馬を表明したが、枝野幸男幹事長は不支持を明言している。両者はいま激しい批判の応酬を繰り返し、亀裂は深まる一方だ。岡田克也元代表や蓮舫元行政刷新相らも出馬する見通しだが、この調子だと、だれが代表になっても、もはや民主党が1つにまとまるのは難しいのではないか。

私はかねて民主党は分裂すべきだ、と唱えてきた。それは肝心の経済政策と外交安保政策をめぐって左右両派の対立が解消しそうにないからだ。2012年衆院選、13年参院選と負け続けているのに、いまだに党の基本政策がはっきりしない。

今回の総選挙結果は3度めの正直である。細野氏は完全な敗北と総括しているが、左派が「負けたわけではない」と思っているなら、左派だけでまとまってもらったほうが、有権者にも支持者にもはるかに合理的ではないか。

来年が路線論争に決着をつける最後のチャンスだ。民主党が左右で分裂すれば、維新の党は右派と一緒になる可能性が出てくる。野党再編はそこから動き出す。

■中国の冒険的行動に準備が不可欠

次に国際関係だ。ウクライナに侵攻したロシアは苦境が鮮明になってきた。ルーブルは半年で5割も下落した。ロシアの輸出の7割は原油と天然ガスだ。もともと世界に売れる工業製品がほとんどないうえ、ルーブル安で外国商品は割高になった。

プーチンは最近の会見で「クマは決して許しを求めない」と強気を装った。だが苦境はあきらかだから、日本にとってはチャンスである。日本は米欧の隊列から一歩後ろに下がった位置を続けるべきだ。そうすれば日ロ関係は来年、大きく動く可能性がある。

中国の習近平は、いよいよ権力闘争にとりつかれてきた。周永康・前政治局常務委員の摘発に続いて、胡錦濤・前国家主席の側近だった令計画・党中央統一戦線工作部長も「重大な規律違反」で摘発された。

習近平は「反腐敗」の御旗を掲げてライバルの幹部を次々と摘発しているが、本質は権力闘争である。「習近平が腐敗していない」などと信じる中国人はいない。米国の通信社、ブルームバーグが習近平の親族の巨額蓄財を報じたが、圧力がかかったのか、中断してしまった。ニューヨーク・タイムズは温家宝元首相の巨額蓄財も報じている。

中国の共産党幹部はだれもかれもが腐敗しているのだ。そんな中で習近平が権力闘争に勝利すると、東アジアや日本にどんな影響があるか。いいとか悪いとか言っても始まらない。日本は中国が冒険的行動に出ても対抗できるように、十分な準備が必要だ。集団的自衛権の法制化はその一環である。

■朝日新聞の第三者委員会報告には驚いた

それからマスコミである。2014年は朝日新聞問題に火がついた1年だった。朝日は12月23日の紙面で、慰安婦報道や池上彰氏のコラム掲載見送り問題について第三者委員会の報告と提言を大々的に報じた。これをどうみるか。

私は、新聞が自分の問題点を検証する仕事を第三者委員会に丸投げしたこと自体が、報道機関の責務を放棄している、と考える。「報道と論評の独立・自立」を売り物にする報道機関が紙面の検証を第三者に丸投げして、ご意見を拝聴しているようでは独立も何もない。これは原理原則の問題である。

そういう視点から、私は『月刊Voice』11月号で「朝日は有識者による第三者委員会で『2度死ぬ』羽目になる」と書いた。今回の報告と提言を見て「やっぱり2度死んだ」と思った。謝るだけで、自分たちの考えはないに等しかったからだ。

本来なら、第三者に指摘される前に自ら検証し「ここが問題だった」と分析して、改善策を講じなければならなかった。そういう努力の形跡がない。自分の仕事を他人に丸投げしたからだ。

第三者委員会報告の要約版を掲載した紙面を見ても「どうなっているのか」と思う部分があった。委員の1人、田原総一朗氏は「謝罪することで朝日の批判勢力をエスカレートさせてしまう恐れがある、と報告書が書いている」と紙面で指摘していた。

「どういうことか」と思って、私は紙面を探してみたが、要約版にそんな箇所はない。そこで朝日のサイトにある報告書全文(http://www.asahi.com/shimbun/3rd/2014122201.pdf)をチェックしてみると、たしかに次のように書いていた。

ーーーーー
謝罪することで朝日新聞の記事について「ねつ造」と批判している勢力を「やはり慰安婦報道全体がねつ造だった」とエスカレートさせてしまう恐れがある、朝日新聞を信じて読んでくれている読者の信用を失うといった意見から、謝罪文言を入れないゲラ刷りも作成された。

(中略)経営上の危機管理の観点から、謝罪した場合、朝日新聞を信じてきた読者に必要以上に不信感を与える恐れがあること、朝日新聞を攻撃する勢力に更に攻撃する材料を与えること、「反省」という言葉で表現することで謝罪の意を汲んでもらえるとする意見などにより、結局、謝罪はせず、他方、吉田氏にまつわる16本の記事については記事そのものを取り消すという対応をすることとした。
ーーーーー

この部分には本当に驚いた。報告書は池上コラムの不掲載を決めたのは、実質的に辞任した木村伊量社長の判断だったと認めたが、批判を受け入れない姿勢はここでも一貫している。朝日は自分の批判勢力を利さないかどうか、を紙面作成の判断基準にしていたのだ。

■朝日新聞は3度死にかねない

そうだとすれば、自分の意見、主義主張が第1で、客観的事実は2の次という話である。これは報道機関がすべき判断ではない。主義主張を唱えるプロパガンダ機関の判断である。

ここを読んでしまったら、あとの部分はすっかり読む気が失せた。とっくに朝日は死んでいたのだ。間違った報道で1度死んだが、そもそも紙面掲載の判断基準が間違っていたのだから、初めから死んでいたのである。つまり2度死んでいた。

この先、これから「自分たちはこうする」という話をしないと、朝日は生き返らないだろう。再生策が示せない限り、朝日は2度どころか3度死ぬはめになる。12月26日に記者会見を開くそうだから、いまはそこに注目したい。

もうひと言。この話は実は朝日だけの話ではない。私は自分が所属する東京新聞について、このコラムやテレビやラジオでも言いたい放題、言ってきた。ただ残念ながら、東京新聞紙上で言った覚えはあまりない(もしかしたら1回くらいはあった)。

だが、本来は新聞紙面で言うべきなのだ。私は自由な異論を唱えられる新聞こそが自由で独立した新聞なのだ、と信じている。私自身の来年の課題である。


http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/907.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 安倍晋三首相は、自主憲法制定に意欲満々、2016年7月の参院選挙で一発勝負に挑む構えだ(板垣 英憲)
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/a14ccedd80122cb36a109bc36e7724a5
2014年12月26日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆安倍晋三首相が12月24日、第3次安倍晋三内閣を発足させた後、同日夜、首相官邸で記者会見し、冒頭発言の後、記者団の質問に答えた。このなかで、憲法改正について記者が「今回の衆院選の勝利によって長期政権への足場を固めたという見方もかなりありますが、こうした中で、総理が政治家としての歴史的使命と位置付けられている憲法改正について、今後どう取り組まれるのでしょうか。とくに、2016年の参院選と同時に国民投票を目指す動きもありますが、こうしたスケジュール感も含めてどうお考えか、お聞かせください」と質問したのに対して、次のように述べた。

 「憲法改正でありますが、憲法改正については、そもそも自由民主党の結党以来の大きな目標と言ってもいいと思います。自民党を結党した際、しっかりとした経済的な基盤をつくって国民生活を豊かにするということと同時に憲法を改正していく、これが2つの大きな目標であったわけであります。その意味においては、今回の公約においても憲法改正に取り組んでいくことを明記しているところであります。

 私自身にとっては、幹事長の際に憲法改正草案をつくっていく、その作業をスタートしました。そして、第1次安倍政権において国民投票法を成立させ、第2次安倍政権がスタートし、改正し、投票の要件を18歳に引き下げました。いわば宿題であった投票の年齢について、決定することができました。これから憲法改正、これは歴史的なチャレンジと言ってもいいと思います。しかし、それはそう簡単なことではありません。先ず3分の2の多数を衆議院、参議院でそれぞれ構成していく必要があります。その努力を進めていくこと。同時に、大切なことは、発議された後、国民投票を行うわけであって、国民投票において過半数の支持を得なければいけません。ここが正に正念場であり、これこそが憲法改正の一番の大切なポイント、舞台と言ってもいいと思います。つまり、そこで国民的な支持を得なければいけません。どういう条文から国民投票を行うのかどうか、また、その必要性等について、国民的な理解を先ずは深める努力をしていきたいと考えています」

 自主憲法の制定は、自民党が1955年11月15日に結党して以来の党是であり、結党に携わった祖父・岸信介元首相の悲願でもあっただけに、安倍晋三首相の自主憲法制定、とくに大日本帝国陸海軍の再建は、是非とも実現しなければならない宿願でもある。これを果たさない限り、「日本を、取り戻す。」という大目標は、達成されない。

◆安倍晋三首相は、自主憲法改正作業を以下のように進めてきたと説明している。

@自民党幹事長(2003年9月〜2004年9月)時代に、「憲法改正草案をつくっていく、その作業をスタート」

A第1次安倍晋三政権(2006年9月26日〜 2007年9月26日)のとき、国民投票法を成立させた。

B第2次安倍政権(2012年12月26日〜2014年12月24日)がスタートし、国民投票法を改正し、投票の要件を18歳に引き下げた。

◆歴史的なチャレンジとなる憲法改正のこれからのスケジュールは、次の通りである。

@2015年4月の統一地方選挙で大勝利し、9月の自民党総裁選挙で再選を目指す。
自民党総裁任期は、1期3年で2期までの6年。安倍晋三首相は2012年9月26日の自民党総裁選挙で総裁に就任したことから、再選されない最長可能な在任期間は2018年までとなる。これは同時に、首相でいられる期間も最長2018年9月26日までであることを意味している。

A2016年7月の参院議員選挙で、242議席のうち、「3分の2(162議席)以上獲得」を目指す。その次の参院議員選挙は、2019年7月なので、安倍晋三首相は、2016年7月の参院議員選挙1回切りで勝負しなくてはならない。

【安倍内閣総理大臣記者会見 平成26年12月24日】
http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/statement/2014/1224kaiken.html


http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/908.html

記事 [政治・選挙・NHK176] ダブル選挙に対し、また「準備が間に合わなかった」と言い訳するのですか(生き生き箕面通信)
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/d70f6f977c1906c19898406c06f9b8f6
2014-12-26 08:54:28

 次のダブル選挙まであとわずか1年半しか残されていない。といって、もちろんダブル選挙が本決まりになったわけではありません。しかし、ダブル選挙があっても、今度こそ「想定外に早かった。だから、準備が間に合わなかった」と、言い訳しないことが肝心です。

 再来年(2016年)夏の参院選は確定しています。安倍晋三という男にとっては、衆院選をぶつけた方が得かどうか、だけの判断です。

 憲法改定に並々ならぬ意欲を秘める安倍氏は、国会の衆参両院で発議に必要な三分の二の議席を取るべく“秘策”を練り、タイミングをはかっています。“秘策”とは、みんなが知っている衆参ダブル選挙です。民主党のお歴々だけはご存じないかのようです。

 改憲勢力は着々と周到な準備を進めています。その動きの中には、野党勢力に対する分断策も含まれています。これに対する野党勢力の結集力はどうか。

 民主党が代表選レースを始めましたが、相変わらず大局感を欠いた内輪の論理で右往左往しています。最有力候補の一人にノミネートされている岡田克也氏は、「野党結集より、まず民主党自身が立ち直ることが先決」と主張しています。野党結集論には、見向きもしない。

 しかし、民主党の立て直しなどといっておれば、百年河清を待つがごとし。黄河に澄んだ水が流れるようになるまで待たなければなりません。世界を見る大局感も、ことを進めるスピード感もない。情けない限りです。

 細野豪志氏にしても、代表選の間は「野党結集論」を封印するとか。一体民主党の連中は何を考えているのでしょうね。いまこそ、「野党結集」の旗を高く掲げ、世論に懸命に訴えなければならないのに、封印?

 そんなスピード感では、時代の進展に置いてきぼりを食い、結局、「事態のスピードが思ったより早かった。準備が間に合わなかった」となるに決まっています。

 要するに、民主党には時代の危機に対する緊張感がありません。危機感の欠如です。

 野党勢力が結集できなければ、原発再稼働阻止はムリ。TPP(環太平洋経済連携協定)交渉からの離脱もできない。集団的自衛権の行使に必要な国内法の整備も楽々と進められる。辺野古での基地建設も、野党勢力が有効な手立てを欠いたまま完工するということにならざるを得ない。

 来年は、たびたび触れますように戦後70年の節目の年です。戦後、占領軍にたなぼた式に与えられた「民主主義や平和憲法、労働法」などは、「戦後レジームからの脱却」を唱える安倍晋三という男たちの勢力に完全に取り戻されています。見事に、彼らのいう「日本を取り戻す」です。

 こうした事態を招く本当の責任は、私たち国民にあります。国民がしっかりしていないから、しっかりした野党が育たない。

 もっといえば、安倍政権を支えているのは、実は国民の相当大きな部分なのです。ヘイトスピーチなどをやってみせる右翼をはじめ、大企業のエリート社員たち、その妻たち、そして選挙に行かない若者たちが、安倍政権を支えています。そして、右往左往するばかりで結集することができない野党勢力も、結果的には安倍政権に力を貸していることになります。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/909.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 鳩山検審に裏金づくりの疑惑、同じ請求書が2枚あったことが情報公開資料の精査で判明( MEDIA KOKUSYO)
鳩山検審に裏金づくりの疑惑、同じ請求書が2枚あったことが情報公開資料の精査で判明
http://www.kokusyo.jp/%E9%B3%A9%E5%B1%B1%E6%A4%9C%E5%AF%A9%E3%81%AB%E8%A3%8F%E9%87%91%E3%81%A5%E3%81%8F%E3%82%8A%E3%81%AE%E7%96%91%E6%83%91%E3%80%81%E5%90%8C%E3%81%98%E8%AB%8B%E6%B1%82%E6%9B%B8%E3%81%8C%EF%BC%92%E6%9E%9A/
2014年12月26日  MEDIA KOKUSYO


2010年9月14日に検察審査会(以下、小沢検審)が小沢一郎議員に対して下した起訴相当議決は、最高裁事務総局による架空議決だったのではないかという疑惑があることはすでに周知となっている。

しかし、同じ時期に平行しておこなわれていた鳩山由紀夫元首相に対する検察審査会(鳩山検審)に関する疑惑についてはほとんど知られていない。

鳩山検審疑惑が浮上したのは、今年の8月だった。『最高裁の罠』の著者・志岐武彦氏が疑惑の裏付けを解明したのである。

先日、わたしはMEDIA KOKUSYOに「『最高裁をただす市民の会』(志岐武彦代表)が小沢検審の架空議決疑惑で、会計検査院に調査を要請http://urx2.nu/fCys」と題する記事を書いた。

「最高裁をただす市民の会」が、会計監査院に対して調査を依頼したという内容だ。が、この記事では、読者の混乱を避けるために、あえて書かなかったことがある。それが鳩山検審疑惑である。

実は、鳩山検審疑惑についても、「市民の会」は、同じ日に会計検査院に対して調査を要請する文書を提出した。

【注】検察審査会というのは、検察の組織ではなくて、検察による不起訴事件を検証して、被疑者を法廷に立たせる法的権限を持っている最高裁事務総局の組織である。審査員は、有権者から抽選で選ばれる。

鳩山検審疑惑とは、最高裁事務総局、あるいは裁判所にかかっている疑惑なのだ。その疑惑とは、ずばり裏金づくりである。にわかに信じがたい事であるが、「市民の会」は、裁判所による裏金づくりを示す決定的な証拠を握ったのである。

ちなみに鳩山事件とは、鳩山元首相が母親から資産譲渡を受け、秘書がこれを支援者120人からの献金として政治資金収支報告書に記載した事件である。鳩山氏は不起訴になったが、これを不服とした市民により、東京検察審査会への申し立てがあり、鳩山検審が開かれたのである。その鳩山検審で、裏金づくりが行われた決定的な裏付け証拠があるのだ。

◇裏金づくりの方法
この疑惑を理解するために、読者はまず、自分が検察審査会の事務局員という立場で、裏金ずくりをするには、どのような方法を取るかを、たとえば次のような設定で、考えてほしい。

【設定】
1、検察審査会の審査員名簿に、Aさん、Bさん2人の架空審査員を加える。

2、審査会を開催するたびに、Aさん、Bさんの日当と交通費を「裏口座」に振り込む。

これはもっともオーソドックスな裏金づくりの方法である。

【請求手続き】
しかし、検察審査会の事務局に日当と旅費を請求する場合に不可欠になるのは、請求書である。経理処理をする上で、架空人物であるAさん、Bさんが作成した請求書が不可欠になる。

ところがAさん、Bさんは架空人物であるから、検察審査会の事務局員が架空の請求書を作成せざるを得ない。その際、たとえばBさんの請求書に、間違ってAさんに関する記載事項(シリアルナンバー、身分)を記載すれば、同じ内容のAさんの請求書が2枚できてしまう。

◇裏金づくりの足跡

Aさんの請求書が2枚存在していることに気づいた時点で、1枚を破棄して、最初からBさんの請求書を作成しなおしていれば、内部告発がない限り、裏金づくりは発覚しない。が、鳩山検審のケースでは、同じ審査員(A)の請求書が2枚あることに気づいた職員が、請求書上で訂正作業を行ったようだ。そして、別の人物(B)の請求書としてお金を支出したのである。

その足跡が情報公開資料を精査した結果、明らかになったのだ。

Bさんが実在する人物であれば、自分で作成する請求書の記入事項(シリアルナンバー、身分など)を間違うはずがない。たとえば間違ったとしても、最初から請求書をつっくりなおすだろう。後から職員がとんでもない間違いに気づいたから、請求書上で訂正作業をせざるを得なかったのだ。

次に示すのは、鳩山検審の関係者による訂正作業の跡を示す書面である。

■請求書上の訂正作業の跡を示す書面

繰り返しになるが、本人が請求書を作成して提出していれば、自分に該当しない身分やシリアルナンバーを記入するはずがない。職員が作成したから間違ったのである。

以上の点を踏まえて、11月19日付けの次の記事を読むと、鳩山検審疑惑とは何かが見えてくる。

  鳩山検審に架空審査会の疑惑、いわくつきの請求書で浮上した裏金づくりの舞台裏、志岐武彦氏が新事実を指摘

ちなみに東京地裁の事務局は、この問題についての説明を延々と引き延ばしている。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/910.html

記事 [政治・選挙・NHK176] オバマさん、そりゃあおかしいぜ、表現の自由にも限度がある!
「まさおっちの眼」http://blog.goo.ne.jp/masao19481より転載。

北朝鮮の金正恩第1書記の暗殺を題材にした、ソニー製作によるコメディー映画『ジ・インタビュー(原題) / The Interview』が北朝鮮の怒りと脅しで公開中止になった。ところがオバマ大統領が「表現の自由を冒す会社の対応は残念」とコメントを発表したところ、一転上映となった。たぶん米政府から会社側に上映の圧力がかかったのだろう。
確かに北朝鮮は核開発やミサイル開発などで、テロ国家と烙印を押されている。
しかし、政治と表現の自由とは別問題である。
仮に「天皇陛下暗殺」を題材にした映画を上映すれば、日本人はそりゃあ怒るだろし、「オバマ暗殺」を作ればアメリカ人だって怒るだろう。
これは北朝鮮だって同じことだ。
表現の自由があるから何を表現してもいいというのではない。
ヘイトスピーチのように国家や人を誹謗するようなことは自由の範囲を超えている。
北朝鮮は未だ他国に戦争をしかけたわけではない。
米国が国際警察を標ぼうするなら、北朝鮮を仲良く取り込むぐらいの度量を持って政治対応をするべきである。
ところが「表現の自由」に名をかりて、金正恩第1書記の暗殺映画に賛同するとは、相手にツバを掛けるような品のない行為である。
これでまた北朝鮮は一層かたくなになるだろう。
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/911.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 政局の核心・創価学会<本澤二郎の「日本の風景」(1866) <平和主義から改憲軍拡へ>
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52091071.html
2014年12月26日 「ジャーナリスト同盟」通信

<どこへゆく信濃町>

 創価学会の信仰を拒否するものでも、平和運動体としての創価学会を評価する平和市民は少なくなかった。それは隣国から国際社会にも。だが、今の創価学会は180度方向転換して、人々に不安を掻き立てている。ずばり政局の核心は、安倍政治というよりも、創価学会という集票教団も行方なのである。

<国家主義に魅入られた集票教団>

 多少の日本政治と選挙を理解できるものであれば、外国の日本研究者でも2年前も、今回の総選挙も、創価学会がてこ入れしたための自民党・自公の圧勝だったことがわかる。それ以外の要素は小さい。
 創価学会あっての安倍・自公内閣なのである。ここが理解できないと、日本政治は見えてこない。問題の深刻さは、平和を吹聴してきた創価学会が、国家主義の安倍・自民党を強力に支援していることである。
 従来の安倍支援教団である反共宗教の神社本庁や統一教会では、自民党を勝利させる力はぜんぜんない。国家主義に魅入られた創価学会のかくかくたる戦果なのである。創価学会の動向が日本政局の核心なのである。

 安倍が公然と戦後体制に挑戦する原動力は、創価学会を国家主義の配下に置いた点にある。これが日本の針路に重大な影響を与えている。

<国家主義に弾圧された創価学会>

 思えば不思議なことである。戦前の治安維持法・国家神道によって弾圧され
た苦い経験を有している創価学会である。
 学会創立者はそれによって獄死している。2代目会長も入獄させられている。国家主義による被害宗教団体なのである。3代会長の平和主義は、国家主義の復活を阻止する運動でもあったのだが。
 それなのに、創価学会が創立した公明党が、あろうことか平成の治安維持法成立に突進した。そして見事実現してしまった。さらに、戦争放棄の平和憲法を無視して、自衛隊参戦のための法制整備にも必死という。驚くべき変身と国民と人類への背信行為を強行している。
 ここに大義はない。

<平和主義から改憲軍拡へ>

 安倍の政治目標は明らかである。戦前の国家主義を復活させようとしている。
日本国憲法が否定する政治制度である。ゆえに、安倍の政治目標は憲法改悪にある。戦後体制の崩壊が、彼の悪しき政治目標である。靖国参拝や歴史の捏造を強行する理由だ。
 その実現のための隣国との摩擦・緊張政策の推進なのである。
 隣国や国際社会が警戒して当然だろう。安倍路線は、一言で言えば、改憲軍拡・軍国主義化である。それに歩調を合わせている公明党に、羊のように引きずられている創価学会なのだ。
 悲しいかなこのカルト教団には、思考するという価値観がない。思考停止人間が少なくない。安倍支援が自己否定であることに気付かない。愚民集団と決め付ける向きもある。

<池田路線を封じ込めた公明党>

 3代会長が一線から身を引いて数年以上経つ。高齢と健康に問題が生じていることは、誰も予想できる。突出するカリスマ指導者がいなくなると、組織に異変が起きる。今その過程にあるとみていい。
 悪しきリーダーが登場することになる。
 かつて公明党は、創価学会の指導の下に活動してきた。学会支援の政党だからである。それがここ数年変化している。公明党が主導、それに学会が従っているのである。
 結果は、池田路線封じといえる政治活動の表面化である。創価学会が公明党にコントロールされている。逆転してしまっている。

 これに違和感を抱く学会員も少なくない。目下、池田親衛隊とも呼べるグループの巻き返しが開始されている、とも聞く。池田親衛隊の源流は都議会議員経験者だ。彼らは池田信者である。
 彼らが創価大学出身の若手を糾合して、公明党と学会幹部を封じ込める動きが浮上する、との見方も出ている。これに期待したい。国家主義に屈するなかれ、である。
 13億人の中国の希望だけではない。平和を願う人類の期待でもある。戦争を嫌う、拒否する人々の悲願でもある。
2014年12月26日記



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/912.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 有効求人倍率、11月は1.12倍に改善 22年半ぶり高水準 (日経) : 仕事余りの状況  安倍政権の経済政策の成果続々

最初に私のコメント、次に記事本文を記載します。


[コメント]


■ 有効求人倍率、11月は1.12倍に改善 22年半ぶり高水準  仕事余りの状況

> 厚生労働省が26日発表した11月の有効求人倍率(季節調整値)は前月比0.02ポイント上昇の1.12倍と、1992年5月(1.13倍)以来22年6カ月ぶりの高い水準だった。


以上の通りアベノミクスにより、仕事余りの状況にまで景気は回復してきています。
GDPはまだ良くないものの、これはGDPの6割が個人消費であり、消費税増税の影響で一時的に個人消費が停滞しているため。
日本経済自体は仕事余りの状態にまで回復しており、個人消費も今後回復し、GDPも改善されるでしょう。


■ 正規雇用も人手不足の状態  国民は選挙で安倍政権選択という賢明な判断をした

さらに重要なのは、非正規雇用だけではなく正社員についても人手不足の状況であること。(下記参照)

『正社員・パートの人手不足感続く 11月厚労省調査』
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/258.html


このように安倍政権の経済政策は着実に成果を出しています。

先の衆院選は与党の圧勝で国民は安倍政権を強く支持、後押しした。
国民のその選択は正しかったわけです。


[記事本文]

 厚生労働省が26日発表した11月の有効求人倍率(季節調整値)は前月比0.02ポイント上昇の1.12倍と、1992年5月(1.13倍)以来22年6カ月ぶりの高い水準だった。医療・福祉や宿泊・飲食サービス業などでの求人が増え、月間有効求人数を押し上げた。

 改善は2カ月連続で、QUICKがまとめた市場予想(1.10倍)を上回った。1倍台を維持するのは13カ月連続で、米リーマン・ショック前の景気拡大期の2005年12月〜07年10月の23カ月間に次ぐ長さとなった。一方、雇用の先行指標となる新規求人倍率は0.03ポイント低下の1.66倍と3カ月ぶりに悪化した。

 前年同月と比べた新規求人数(原数値)は4.4%減少した。業種別では情報通信業が14.1%減、職業紹介や労働者派遣業を含む「サービス業(他に分類されないもの)」が13.6%減、建設業が12.3%減少。半面、宿泊・飲食サービス業は5.9%増、医療・福祉は4.9%増だった。

 都道府県別で最も有効求人倍率が高かったのは東京都の1.64倍、最も低かったのは沖縄県の0.77倍だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL25HKN_V21C14A2000000/



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/913.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 《年の瀬記者ノート》 政治一時代「小沢王国」の落日? 岩手(産経新聞)
【年の瀬記者ノート】政治一時代「小沢王国」の落日? 岩手
http://www.sankei.com/region/news/141225/rgn1412250080-n1.html
2014.12.25 07:07 産経新聞


 ■広がる有権者との距離感

 政治の一時代の終わりを強く感じる師走の総選挙だった。「一時代」とは、生活の党代表の小沢一郎氏(72)が、岩手県に築いた「小沢王国」のことだ。小沢氏は今回の第47回衆院選・岩手4区で、自民の藤原崇氏(31)に約1万7千票差で16回連続当選を果たした。ただ、有権者と小沢氏の距離が確実に広がっていると感じたのだ。

 平成4年2月から3年間、小沢氏のお膝元の旧水沢市(奥州市水沢区)にあった水沢通信部に勤務したことがある。

 剛腕と称された小沢氏は5年に羽田孜氏らと自民党を飛び出し、新生党を作って政権交代を実現させた。王国の隆盛期である。お膝元の旧水沢市から一時的に自民党の支部が消滅したほどだ。

 当時、総選挙で小沢氏が地元に戻ったことはなく、候補者の横顔取材は東京まで出張した。5年の総選挙は最後の中選挙区。小沢氏は県南部の岩手2区で戦後最多の約14万2千票を獲得し、圧勝した。

 選挙事務所では、連日の握手で腱鞘炎(けんしょうえん)になった右手首に包帯を巻いた和子夫人の姿があった。小沢氏のお国入りには、指定場所に1千人を超える支持者が集まった。首相を待望する地元の熱気に圧倒された記憶がある。民主党として政権交代を実現した21年の総選挙では、県内4選挙区で民主が当選し、全県制覇とともに名実ともに「小沢王国」となった。

 ところが今回の解散総選挙では、小沢氏は選挙中盤の今月6、7日に選挙区の30カ所で街頭演説し、最終日も花巻市、北上市、奥州市でマイクを握り、「もう一度、国政で働かせてください」と必死に訴えた。ここ30年なかったことだ。隆盛期を知る者には信じられない光景だった。

 奥州市水沢区の選挙事務所前の最後の街頭演説に、耳を傾けていた30代の男性会社員の言葉が脳裏に強く残った。「小沢さんも72歳。生活も先がない。将来を考えると若い層は入れない。長年のしがらみで小沢さんに投票するのはこれが最後という人が多いよ」

 60代の男性タクシー運転手は、次のようにつぶやいた。「業界も首長も風向きを変えているみたいだし、一郎さんもこれが最後かもしれないね」

 こんな有権者の声に、公明党県本部の幹部は「小沢さんは徳俵で残った」と評した。今回の当選は有権者からの最後のご祝儀と言いたいのだろう。

 14日、当選確実の報道から1時間以上たった午後9時過ぎ。選挙事務所で、選対本部長の小笠原直敏後援会連合会長(69)は、厳しい戦いをこう振り返った。「(選挙区に)来なかったら勝負にならなかった。自民党が本気になって親分つぶしにかかってきたからね。3日間入った、あれが勝因だ」

 岩手4区の地盤の変動は明らかだ。前回の総選挙では次点に約3万票差。今回は、次点の藤原氏とは、約1万7千票差だ。

 後援会の高齢化も進んでいる。小笠原後援会連合会長が、こんな本音を漏らした。「15ある後援会のうち、ここ1年で2人の会長が亡くなり、私が最年少だもの…」(石田征広)



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/914.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 米軍機訓練 これが「超低空」 香美市の女性が動画撮影/あまりに酷さに子ども泣き出す







米軍機訓練 これが「超低空」 香美市の女性が動画撮影

高知新聞 2014年12月23日08時08分
http://www.kochinews.co.jp/?&nwSrl=330948&nwIW=1&nwVt=knd
 
ネット再生8万回

 高知県香美市物部町大西の女性が12月15日、自宅から低空飛行する米軍機の訓練を動画で撮影し、インターネットで公開したところ、間近を飛ぶ訓練の実態に「ひどすぎる!!」などと反響が広がっている。ごう音を上げ、稜線(りょうせん)をなめるように旋回して飛び去る戦闘機と、恐怖に泣きだす3歳の男の子。22日までの8日間で動画の再生回数は8万回を超えた。撮影した女性は、静かな山の暮らしを切り裂く低空飛行に憤り、「動画で現状を広めたい」と訴えている。 



 この女性は藤田希民子さん(46)。15日午前10時半ごろ、スマートフォンで撮影し、直後に交流サイト「フェイスブック」に投稿した。

 畑の間に干された洗濯物が揺れ、その向こうにV字形に重なった稜線が映る。

 「あの谷(から)来るよ…」

 藤田さんがつぶやいてすぐ、「ゴーッ」という低い音が響き始める。5秒ほどで戦闘機が現れ、目の前で旋回しながら爆音とともに画面右手に飛び去る。その間、約7秒。次男の竜道ちゃん(3)は恐怖で泣き、その表情も映し出される。



  ■  ■ 

 

 藤田さんは2000年に奈良県から香美市に移住し、10年ほど前から大西地区で暮らし始めた。

 香美市に来て以来、米軍機に悩まされている。爆音で家が震え、電話中なら相手の声も聞こえないほど。今年5月に集落全体が見渡せる高台に引っ越すと、「真横を飛ぶような感じになった」。12月に入り、飛行回数が急増したため撮影を思い立ったという。

 米軍の訓練空域のうち、高知県と同じ「オレンジルート」下にある徳島県の友人と連携。動画を撮影した15日は県境の徳島県那賀町から、西の方向へ戦闘機が飛んだとの情報が伝わり、庭で待ち構えていた。

 米軍機の飛行を記録している長岡郡本山町の沢田和広総務課長は映像を見て、「これだけ鮮明な飛行が撮れているのは珍しい。かなりインパクトがある」と驚く。

 米軍岩国基地(山口県岩国市)を監視している戸村良人さん(68)も「めったにない映像。音が聞こえてからカメラを準備しても間に合わない」。

 この動画が撮影された15日も、戸村さんは岩国基地で戦闘機を監視していた。午前10時半ごろから午後4時ごろの間、戦闘攻撃機FA18ホーネット▽戦闘攻撃機FA18スーパーホーネット▽電子戦機EA18Gグラウラー―の3機種が少なくとも25回着陸したという。

 ただ、「3種類のどれかは、この映像では特定できない。飛行コースも断定はできない」と話す。



  ■  ■  



 藤田さんの動画が一気に広がったのは「フェイスブック」の効果が大きい。15日午前の投稿後、「戦争を見てるみたい」「ほんとひどい」といった反応が相次いだ。さらに、投稿した記事を共有する「シェア」機能で動画が広がった。

 藤田さんは「高知市内の人が(低空飛行の現状を)知らなかったのには驚いた。高知県内の人はみんな知っていると思っていた」と話し、今後も動画を広く公開していくという。



爆音で「子ども泣く」 撮影女性が高知県に中止申し入れ要請



 米軍機の低空飛行訓練を間近で撮影した香美市物部町大西の藤田希民子さんは22日、高知県庁を訪れ、米軍機の飛行中止を国に申し入れるよう要請した。高知県危機管理部は「低空飛行が長く続くなら、正式に(低空飛行の中止を)申し入れる」と応じた。

 藤田さんは夫の竜也さん(34)、次男の竜道ちゃんと一緒に出向いた。

 応対した野々村毅・危機管理部長に対し、藤田さんは「低空飛行が始まると、そればっかり(繰り返す)。パイロットが楽しんでいるように見える」「13歳になった上の子も赤ちゃんのころから(ごう音で)泣いている」などと訴えた。

 パソコン画面で映像を見た野々村部長は「う〜ん、これは…」と見入った後、「低空飛行の情報があれば中四国防衛局に伝え、確認している」と答え、申し入れを検討する方針を伝えた。

 藤田さんは、動画に映った機体の高度について「(1999年に日米両国が合意した高度基準の)150メートル以下だと思う」と指摘。野々村部長は「映像では正確な高さが分からない。推測するしかない」とした。

 高知県が把握している米軍機の今年1月以降の飛行回数は計35回。うち21回が12月に集中している。長岡郡本山町役場などによると、米空母が横須賀基地(神奈川県)に帰港する冬から春にかけて集中する傾向にある。

 高知県によると、高知県はこれまで94年の早明浦ダム湖墜落事故のほか、昨年5月の4日連続の低空飛行後など、91年から計13回にわたって外務省などを通じ、低空飛行訓練の中止を米側に要請しているという。





動画はこちらから

http://www.kochinews.co.jp/NewsImages?&ss=&nwSrl=330948&nwIF=3

http://www.kochinews.co.jp/NewsImages?&ss=&nwSrl=330948&nwIF=1
米軍機の低空飛行の動画を切り抜いた連続写真

http://www.kochinews.co.jp/NewsImages?&ss=&nwSrl=330948&nwIF=2
米軍機の低空飛行訓練中止を求めた藤田希民子さん=左=ら家族(高知県庁)




http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/915.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 自民党、衆院選勝利の陰に思わぬ落とし穴 統一地方選のジンクス 鈴木哲夫の核心リポート(ZAKZAK)
第3次安倍内閣発足。衆院選で圧勝したが、油断は禁物だ=24日午後、首相官邸


http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20141226/plt1412261140002-n1.htm
2014.12.26


★鈴木哲夫の核心リポート

 安倍晋三首相は24日、第3次安倍内閣を発足させた。先の衆院選で、自民、公明両党が衆院で3分の2を上回る勢力を確保し、デフレ脱却に向けて経済再生に全力を挙げるとともに、集団的自衛権行使を認める安全保障法制の整備なども進める。長期政権の可能性も指摘されているが、油断は禁物だ。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が自民党内に漂う「緩み」に切り込んだ。

 衆院選から2日後の16日夜、都内のホテルで自民党東京都連のパーティーが開かれた。以前から、来年春の統一地方選挙に向けた決起大会として設定されていたが、衆院選で圧勝した直後だけに当選議員全員が壇上に上がり、お礼のあいさつをすることになった。

 このため、主役の統一選挙候補者らの紹介と応援は後回しとなり、1時間以上が過ぎてしまった。あいさつが終わった当選議員や参加者たちも途中でゾロゾロと帰り始めた。この空気に危機を感じ、都連顧問の深谷隆司元総務会長が壇上で次のように一喝した。

 「衆院選で勝ったと浮かれてはいないか。選挙は必ず揺り戻しがある。いい気になっていては必ずやられる!」

 別の都議OBも「緩んでいる。これから大事な(統一地方)選挙とは思えない。これまでの(決起大会の)中で、人数は多いが、こんなに緊張感ゼロというのは初めてだ」と話した。

 実は、自民党には警戒しなければならない「統一地方選挙のジンクス」がある。同党選対幹部がいう。

 「統一地方選挙と同じ年に行われた国政選挙で、与党が勝ったというのは、過去にはほとんどない。自民党のような組織選挙は、末端の地方議員と後援会がエンジンとなるが、近い時期に2回も選挙が続けば、どうしても疲弊して動きは鈍くなる」

 地方議員は来年春に向けて、年明けから街頭活動や集会など本格化させるが、12月に衆院選があった今回、後援会の選挙活動が11月から始まり、それがそのまま来年春まで続くことになるのだ。

 「自民党は衆院選で組織をフル回転させた。支援者の間にも『また選挙か…』という徒労感がある。加えて、『衆院選で圧勝したから次も勝つだろう』という、緩んだ空気が広がったらまずい」(同幹部)

 こうしたなか、野党の地方議員らが勢いづいているという。

 民主党の選対幹部は「衆院選の終盤で『自民党の独り勝ちは良くない』という逆バネが働き、北海道や愛知、東京などで追い上げたり、逆転した選挙区が結構あった。そうした地域の地方議員や候補らから、選挙カーや応援の問い合わせが次々きている。来年春を見据えて、『これはいけるぞ』と続々と活動を始めている」と明かす。

 衆院選圧勝という余韻に浸っていては足元をすくわれかねない。

 ■鈴木哲夫(すずき・てつお) 1958年、福岡県生まれ。早大卒。テレビ西日本報道部、フジテレビ政治部、日本BS放送報道局長などを経て、現在、フリージャーナリスト。著書に『最後の小沢一郎』(オークラ出版)、『政治報道のカラクリ』(イースト&プレス)、『ブレる日本政治』(ベスト新書)など多数。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/916.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 沖縄知事と面会せず。振興予算の削減も示唆して、辺野古移設容認に追い込む安倍官邸(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/22678901/
2014-12-26 13:53

 沖縄では、先月の県知事選で、辺野古基地の移設反対を訴えた翁長雄志氏(元那覇市長)が、自民党推薦で現職知事だった仲井真弘多氏に10万票もの大差をつけて勝利。(・・)

(関連記事・『沖縄知事選&那覇市長選、自民候補にWで圧勝。全国でも、国民軽視の「安倍政権にNO!」をhttp://mewrun7.exblog.jp/22575760/』)

 さらに今月14日の衆院選では、4つある小選挙区全てで、やはり辺野古移設反対を訴えた非自民党の候補が、自民党の現職議員などを破り、当選を果たすことになった。(*1)

 24日には沖縄県議会で、翁長新知事を迎えたのを機に、改めて「辺野古への県内移設を断念し、普天間飛行場の閉鎖・撤去を交渉するよう日米両政府に求める意見書案と決議案」を賛成多数で可決したとのこと。<ちなみに公明党(沖縄県本)は、賛成していたです。(++)>

『沖縄県議会は24日、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設を断念し、普天間飛行場の閉鎖・撤去を交渉するよう日米両政府に求める意見書案と決議案を賛成多数で可決した。翁長雄志(おなが・たけし)知事就任後、辺野古移設を巡る意見書・決議案の可決は初めて。

 意見書と決議は、辺野古移設反対を訴えた翁長氏が移設推進を主張した現職に約10万票の差をつけて当選した11月の知事選に触れ「沖縄県民の圧倒的多数の民意が揺るぎないものであることが示された」と指摘。そのうえで「県民大多数の民意を押しつぶすようでは民主主義国家としての根本が問われる」として辺野古移設断念を求めた。(毎日新聞14年12月24日)』

 沖縄は、また「オール沖縄」体制で「辺野古移設反対」モードにはいっている。(**)

* * * * *

 そして新たに沖縄県知事になった翁長氏は、今週、上京して、安倍首相や菅官房長官(&沖縄県基地負担担当大臣)らと面会して、知事就任の挨拶と基地移設に関する話をするつもりでいたのだが・・・。<新知事が官邸に就任の挨拶に行くのは、慣例みたいになっている。>

 ところが、県の事務方が以前から面会を要請していたにもかかわらず、安倍首相も菅官房長官も、翁長氏には会おうとせず。 (゚Д゚)
 しかも、政府は、安倍首相が仲井真知事との間で合意していた沖縄の振興費用増額も、減額or打ち切りを行なうことを示唆して(脅しをかけて来て)、早くも札束で頬を叩く露骨なアメムチ作戦を展開し始めているという。(@@)

『沖縄の基地問題を巡って、就任後、初めて上京しました。普天間基地の辺野古移設を容認してきた仲井真前知事が先月の知事選で敗れ、移設に反対する翁長知事が就任しました。翁長知事は24日から東京を訪れ、安倍総理大臣らとの面会を求めていますが、見通しは立っていない状況です。

 (政治部・吉野真太郎記者報告)
 翁長知事側は関係閣僚らに面会要請をしているとしていますが、25日午前の記者会見で菅官房長官は「聞いていない」と話しました。
 菅官房長官:「ありません。今も確認してきましたが、ないと思います」

 官邸内には「総理や官房長官が会う必要はない」という強硬な意見があるほか、内閣発足直後で時間調整が困難ななかでの訪問に対し、困惑の声も上がっています。まずは、面会要請を受けた沖縄振興担当の山口大臣が対応する方向で調整しています。

 翁長沖縄県知事:「新人知事のこれから場を踏んで、来年、再来年には直接、電話が掛けられればありがたい」(ANN14年12月25日)』

『翁長氏は今月10日に知事就任後、首相や基地負担軽減担当相を兼務する菅氏と会談する意向を表明。24日には県庁で記者団に「粛々と県民の要望を伝えたい」と述べていた。同日中に上京し、25日は沖縄選出の国会議員などと面会した。沖縄振興策を担当する山口俊一沖縄・北方担当相とは近く会談する見通しだ。

 翁長氏は既に菅氏との会談を首相官邸へ要請しているが、官邸側は応じる姿勢を見せていない。菅氏は24日の記者会見で「(翁長氏から)どのような考え方かを聞くのは必要だ。まず山口氏の所に来られるので、その報告を聞きたい」と述べるにとどめ、25日の会見でも会談を明言しなかった。

 政府関係者は同日、「(菅氏、翁長氏は)会わない。杉田和博官房副長官も会う必要はないだろう」と述べ、当面、官邸側は翁長氏との接触を避ける意向を示した。

 菅氏は、辺野古移設に向けた政府の埋め立て申請を承認した仲井真氏とは頻繁に会談を繰り返していただけに、今回の対応との違いは際立つ。沖縄県関係者は「これまでは知事と官邸でホットラインがあったが、今回はそれがない段階でのスタートだ」と漏らす。(毎日新聞14年12月25日)』

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 菅官房長官は、翁長知事の面会要請の話はきいていないと言っているが、それはウソだろう。(・・)

 翁長氏は10日に正式に県知事に就任したのだが。mewは、翁長知事が年内にも上京する予定だという話を早い段階から報道記事で見ているし。遅くとも先週18日より前には、県側は官邸に面会の要請を行なっていたはずなのである。^^;

『翁長雄志知事が22日に上京し、安倍晋三首相と会談する方向で調整に入った。就任あいさつのための訪問で、米軍普天間飛行場の返還に伴う辺野古新基地建設に反対する民意を受けて当選したことを強調し、辺野古埋め立ての反対を訴えるとみられる。17日時点で官邸側から安倍首相との面談日程が確保できたとの返答はなく、面会できるかは流動的。菅義偉官房長官らが対応する可能性もある。
 翁長知事は17日の県議会一般質問で「可能な限り早期に上京し、公約の実現に向けて全力で取り組む私の考えを政府に説明したい」と述べていた。(琉球新報14年12月18日)』

『翁長氏は15年度の予算要望のため週内に上京し、安倍晋三首相や、菅義偉官房長官ら関係閣僚と会談したい考え。しかし、菅氏は19日の記者会見で、正式な面会要請は届いていないと説明し、「会う予定はない」とも語った。政府関係者は沖縄振興費について「(14年度からの)減額もあり得る」と話している。(時事通信14年12月21日)』 

 確かに翁長氏の状況が組閣の時期とぶつかったことから、時間的な余裕はなかったかも知れないのだけど。でも、新閣僚はひとりしかいないのだし。挨拶を受ける数分の時間もとれないほど忙しい状況にはないし。
 おそらく安倍官邸に刷り寄って行った仲井真知事がまた当選して挨拶に来たとしたなら、積極的に歓迎モードで会っていたと思うのだけど・・・。
 要は上掲した記事にもあるように、安倍首相も菅官房長官も、自分たちの方針に従わない辺野古移設反対派の翁長新知事とは、最初から会う気がなかったのである。(-"-)

* * * * *

 しかも、安倍内閣は、早速、仲井真前知事と約束していた沖縄の振興予算を削減することを示唆して、翁長新知事にも圧力(脅し)をかけて、方針転換を迫ろうとしているのである。(@@)

『政府は、沖縄県の翁長雄志知事が米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対していることを踏まえ、沖縄政策を見直す検討に入った。翁長氏に方針転換を促す狙いがある。増やし続けてきた沖縄振興費について、2015年度予算案での減額も視野に入れている。

 政府はこれまで、沖縄振興策を呼び水に普天間移設の進展を図る手法を取ってきた。カネと権限を盾に露骨に圧力をかけるような姿勢に出れば、沖縄県側が反発するのは確実で、移設問題の先行きを一段と不透明にする可能性がある。

 沖縄振興費をめぐり、安倍政権は13年度予算で3001億円、14年度予算で3501億円を計上した。11月の知事選で3選を目指した仲井真弘多前知事を後押しするため、15年度の概算要求では3794億円に上積みした。

 しかし、知事選では普天間飛行場の県外移設を訴えた翁長氏が勝利。同氏は16日の県議会で「辺野古に新基地を造らせないことを県政運営の柱にする」と表明し、仲井真氏による辺野古埋め立て承認の取り消し・撤回を目指す方針を改めて示した。(時事通信14年12月21日)』

『政府が平成27年度予算案で沖縄振興予算の削減方針を固め、(1)大幅削減(2)小幅削減(3)小幅削減と執行停止の組み合わせ−の3案を検討していることが25日、分かった。沖縄県の翁長雄志(おなが・たけし)知事が米軍普天間飛行場(同県宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古移設の阻止を主張していることを踏まえた措置だ。山口俊一沖縄北方担当相は26日、上京中の翁長氏と初めて会談し、振興策に関する認識を確認した上で政府内の調整に入る。

 政府は沖縄振興と辺野古移設は直接的に「リンクしていない」(山口氏)との見解を示しているが、振興と辺野古移設などの安全保障上の施策は「車の両輪」で「間接的にリンクしている」(政府高官)と位置づける。移設が妨げられれば振興予算の減額に踏み切らざるを得ないという。

 23年度に約2300億円だった沖縄振興予算は、26年度に約3500億円まで増額し、27年度概算要求では3794億円を計上している。大幅削減の場合、概算要求額から1割程度減らす可能性がある。

 翁長氏が強硬策を取るか見極めるため、辺野古埋め立て承認の取り消し・撤回などに踏み込んだ段階で、振興予算の一部の執行を見送ることも検討する。(産経新聞14年12月26日)』

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 思えば、仲井真前知事が官邸で安倍首相に会い、県民との公約を裏切って、辺野古移設を容認する(埋立て工事を承認する)意向を示したのは、ちょうど1年前の12月25日のことだった。(`´)

 この時のことは、当時の記事『カネで沖縄を買った安倍&仲井真は、県民の思いを売って、いい正月を迎えるのか?http://mewrun7.exblog.jp/21495475/』に書いたのだけど。
 mewは、官邸から出て来た仲井真氏が、喜びに満ちた感じで、やたらにハイ(High)になっていて、「有史以来の予算だ」「これは、いい正月になるなというのが、わたしの実感です」などと語った上に、車の窓から「Have a nice vacation. (いい休暇を)」と記者に手を振りながら、去って行った姿を、決して忘れることはないだろう。(~_~;)

* * * * *

 仲井真氏は10年の2回目の知事選の時に、自公推薦であるにもかかわらず、「県外移設」を公約にして当選。
 また、仲井真氏と共に与党として県政に携わって来た自民党の沖縄県連も、13年までは「県外移設」を公約に掲げて、国政選挙や地方選を戦い、県民の共感を得て当選していたのである。^^;
<12年末の衆院選でも、自民党の候補は「県外移設」を主張して戦い、4つある小選挙区のうち3つで当選したのよね。>

 ところが、安倍首相が13年2月に訪米した際に、オバマ大統領と「1年内に辺野古移設の計画を具体的に進める」と約束したことから、状況が急展開することに。
 菅官房長官を中心にした安倍陣営や国防系議員が、仲井真知事&関係者を多額の振興資金+αのアメムチ作戦で説得。また自民党県連の国会議員、地方議員に「県外移設」の方針を撤回するように指示(命令)をして、知事の周辺を固め、最終的に知事に「辺野古移設」を容認させたのである。(~_~;)

<でもって、今年の衆院選では、12年末の前回の選挙で「県外移設」を公約にして当選しながら、安倍首相の指示で翻意した(地元の有権者を)裏切った現職の国会議員はみんな、小選挙区で落選したんだよね。(・・)(比例復活しちゃったけど。(>_<))>

* * * * * 
 
 そんな中、元自民党県連の幹事長だった翁長氏や、県連に所属していた一部の地方議員は、ひとりの沖縄県民として「辺野古に限らず、沖縄に新たな基地を作るべきではない」「辺野古移設反対」という考えを曲げることはできないと主張。
 地方議員の中には、自民党を除名されながらも、その意思を貫き、県知事選では社民、共産党などの議員や支持者と共に翁長氏を支援した人も。

 今月行なわれた衆院選でも、4つの選挙区で、元自民党県連の議員や支持者が共産、社民、生活などの野党勢力と協力して、選挙活動を展開。
 その結果、沖縄1区では共産党、2区では社民党、3区では生活、4区では元自民の辺野古移設反対派の候補が自民党の候補を破って当選し、まさに保革一体で民意を結集する選挙を行なうことに成功したのだ。(^^)

 しかし、安倍首相や菅官房長官らにすれば、自分たちが決めた「辺野古移設推進」の方針に従わない自民党系の議員や首長は、(ある意味では、野党系の人以上に?)かわいくない存在になるわけで。そんなやつが挨拶に来ても「会う必要はない」ということになるのだろう。(~_~;)

 そして、安倍官邸は、そうやって翁長知事に冷たく当たったり、沖縄振興予算の削減を示唆することで、沖縄県の役人や議員、ひいては国民に「辺野古移設反対の主張は認めない」という強い姿勢を示すと共に、翁長知事らに早く翻意するように強引に促そうと(&追い込もうと)しているのである。(-"-)

* * * * *

 24日には沖縄選出の4人の非自民党議員が、衆院本会議に出席するために国会を訪れたのだが。(4人で議事堂前で手を携えて写真を撮っていたです。)
 共産党候補として、全国の小選挙区で18年ぶりに当選した沖縄1区の選出の赤嶺政賢氏は、『選挙結果に関係なく移設を推進する構えの安倍政権について「民意に反して強引に進めるやり方は必ず頓挫する」と批判。沖縄の全小選挙区で自民候補が敗北したことに触れ「沖縄には民主主義的な力が付いてきている。その奥深さを安倍内閣は知るべきだ」と述べた』という。(東京新聞14年12月25日・全文*2)

 安倍首相は、今回の衆院選で圧勝した選挙結果を受けて、国民からアベノミクスへの支持が得られたと(しかも、集団的自衛権の行使を含む安保法制への理解を得られたとまで)豪語しているのであるが。そうであるなら、沖縄県知事選でも、衆院選の小選挙区全てでも「辺野古移設反対派」が勝利した選挙結果も考慮すべきことは言うまでもないわけで。
 しつこく書いているように、安倍晋三氏がいかに自分に都合の悪い国民の声には耳を傾けない首相であるかということは、こういうとこにもよ〜くあらわれているように思うのだけど。
 
 どうか翁長知事には、安倍官邸に札束を目の前にぶら下げられても、沖縄県民としての思いを通して、翁長氏や非自民党系の候補に投票した人たちがバックに控えていることを忘れずに、勇気と覚悟をもって、安倍官邸の嫌がらせや脅しに負けずに挑んで行って欲しいと思うし。
 これも毎度ながら書くことだけど。どうか全国各地のより多くの国民も、翁長知事や沖縄県民を後押しして欲しいと切に願っているmewなのだった。(@@)
 
                           THANKS



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/917.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 完全に破綻…愚策アベノミクスを続けるほど景気は悪化する(日刊ゲンダイ)
           日本を貶める元凶/(C)日刊ゲンダイ


完全に破綻…愚策アベノミクスを続けるほど景気は悪化する
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/156059
2014年12月26日 日刊ゲンダイ


「すがすがしい気持ちで今日を迎えた」――25日に官邸入りした安倍晋三首相は記者団の問いかけに、そう答えていた。いつもは無言で素通りするくせに、よほど上機嫌だったんだろう。「俺は勝った」と言わんばかりの得意げな顔。違和感を覚えた国民は多かったはずだ。

 24日の第3次安倍内閣発足の会見の時もそうだった。
「アベノミクスの成功を確かなものにするのが最大の課題だ。さらに進化させていく」「強い経済を取り戻す必要がある」と大見得を切ったが、自信に満ちた表情を見ていると、ムナしいというかバカバカしくなる。

 そりゃそうだろう。アベノミクスは進化させるどころか、すでに破綻しているのだ。

 一昨日に発表された帝国データバンク大阪支社の意識調査によると、今年が景気の「悪化」局面だったと答えた企業は約29%と、前年の8%から3.6倍も増えている。一方「回復」は7%で、前年の4分の1だ。来年の景気の見通しも、「悪化」(26%)が「回復」(14%)を大きく上回っている。

 さらに、景気の懸念材料は「円安」の55%が最多。次いで「原油・素材価格高」の46%と、まさにアベノミクスの悪影響を懸念する企業が半数を占めた。

「黒田バズーカだ何だと今まで2年もやってきた結果が、これです。いくら続けても景気を悪くするだけというのが、大多数の中小企業の本心ですよ」(経済ジャーナリスト・岩波拓哉氏)

 慶応大の井手英策教授(財政社会学)も25日付の毎日新聞で<小手先の延命策はだめ>と、こんなことを言っていた。
<アベノミクスは表面上うまくいっているように見えるが、実体は怪しい。望ましい物価上昇とは、雇用が増えて賃金が上がり、消費が拡大することから生まれる。だが、安倍政権では非正規雇用だけが増えた>

 前出の帝国データの調査でも、景気回復に必要な政策の上位3つは「個人消費拡大」「所得増加」「個人向け減税」だった。それなのに安倍首相は増税で消費を冷え込ませ、円安で実質賃金を減らし、法人税減税を進める。真逆のことをやって得意げな顔をしている。間抜けと言うほかない。

■御用メディアは日銀副総裁のヨイショ記事掲載

 ところが、御用マスコミはどうだ。この期に及んで安倍首相をヨイショしている。25日付の日経新聞は「『レジーム転換』が効果発揮」と題した岩田規久男・日銀副総裁のアベノミクス礼賛原稿を、デカデカと掲載。その中にこんな一節があった。

<「非正規雇用が増加しただけで、正社員は増えていない」という批判がある。しかし、たとえ非正規雇用であっても、多くの不就労者が職に就き、賃金収入を得られるようになったことは高く評価されるべきである>

 何たる上から目線。年収2700万円超の日銀副総裁には、その10分の1ももらえず、絶望している非正規労働者の実態が理解できないらしい。それどころか安倍政権は労働者派遣法改正で、派遣期間の上限の撤廃を画策。派遣社員は派遣のままにして、非正規雇用を増やそうとしている。

「地方経済を疲弊させ、弱者を貧困の泥沼に追い込んでいく。アベノミクスが失敗だったことは明白ですが、選挙に勝ったからと浮かれていられる安倍首相は、貧者の苦しみに考えが及ばないのでしょう。妙に高揚した会見の姿は、彼の傲慢な性格が表れていると思います」(政治評論家・森田実氏)

 アベノミクスのペテンは来年以降、さらにハッキリする。こんな愚策が続いたら、庶民生活はメタメタだ。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/918.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 安倍首相、上京した沖縄県の翁長雄志知事と会談せず!会談を首相官邸へ要請するも官邸側は応じず!
安倍首相、上京した沖縄県の翁長雄志知事と会談せず!会談を首相官邸へ要請するも官邸側は応じず!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-4946.html
2014/12/26 Fri. 14:51:21 真実を探すブログ



安倍首相が沖縄県の翁長知事との会談を拒んでいる事が判明しました。翁長氏側は何度か首相官邸の菅氏等との会談を希望したようですが、首相官邸側はそれを拒否。官邸側は翁長氏とは会わない方針のようで、菅氏も「(翁長氏から)どのような考え方かを聞くのは必要だ。まず山口氏の所に来られるので、その報告を聞きたい」と述べるにとどめています。


翁長氏は山口俊一沖縄・北方担当相と近い内に会うようですが、アメリカ軍基地移設という大きなテーマの課題があるだけに、下っ端の方に対応させるのはあまり良くないです。下手をすると、お互いに勘違いをしてしまい、とんでも無い方向に事態が動いてしまうかもしれません。
安倍首相は沖縄で全く勝てないことから毛嫌いしているようですが、選挙結果に関係なく、ちゃんと会うべきだと私は思います。


☆<沖縄県知事>初上京も首相らと会談設定が難航
URL http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20141226k0000m010120000c.html
引用:
 翁長氏は今月10日に知事就任後、首相や基地負担軽減担当相を兼務する菅氏と会談する意向を表明。24日には県庁で記者団に「粛々と県民の要望を伝えたい」と述べていた。同日中に上京し、25日は沖縄選出の国会議員などと面会した。沖縄振興策を担当する山口俊一沖縄・北方担当相とは近く会談する見通しだ。


 翁長氏は既に菅氏との会談を首相官邸へ要請しているが、官邸側は応じる姿勢を見せていない。菅氏は24日の記者会見で「(翁長氏から)どのような考え方かを聞くのは必要だ。まず山口氏の所に来られるので、その報告を聞きたい」と述べるにとどめ、25日の会見でも会談を明言しなかった。


 政府関係者は同日、「(菅氏、翁長氏は)会わない。杉田和博官房副長官も会う必要はないだろう」と述べ、当面、官邸側は翁長氏との接触を避ける意向を示した。
:引用終了


☆翁長沖縄県知事が初上京 「辺野古反対」に総理は・・・(14/12/25)


☆沖縄県知事 翁長雄志さん 共産党本部を表敬訪問!


☆RBC THE NEWS「翁長知事が稲嶺名護市長と連携確認」2014/12/19



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/919.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 翁長沖縄知事、閣僚と面会ならず 初当選あいさつで上京  (朝日新聞) : アポも取らずにのこのこ上京  間抜けな翁長知事

最初に私のコメント、次に記事本文を記載します。


[コメント]


■ 内閣発足直後の多忙な年末にアポも取らずに上京して会えとゴネる間抜けな翁長知事 これでは県民が気の毒

> 一方の菅氏は、25日の記者会見で「私に会いたいということ(要請)は全くない」と会談要請自体を否定した。」


小学生じゃあるまいし、内閣発足直後の忙しい年末にアポも取らずにのこのこ上京して、挙句会えないと愚痴るのでは間抜けすぎます。

これでは現在の沖縄県政が無能であることを公言したようなもの。

こんな人間を知事に選んだことを沖縄県民は後悔していることでしょう。


[記事本文]

11月の沖縄県知事選で初当選し10日就任した翁長雄志(おながたけし)知事が25日、就任あいさつのため東京・永田町を回ったが、沖縄関係の閣僚とは会えず、すれ違いに終わった。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設に反対する考えを安倍政権に直接伝える狙いだった。

 翁長氏は、沖縄基地負担軽減担当を兼ねる菅義偉官房長官、山口俊一沖縄北方相らとの会談を希望していたが、調整がつかなかった。翁長氏は25日、「組閣含め色々ある。明日までいるのでお会いできればありがたい」と記者団に語った。一方の菅氏は、25日の記者会見で「私に会いたいということ(要請)は全くない」と会談要請自体を否定した。

 沖縄県東京事務所は「官邸や内閣府などに要請中」としているが、移設に協力的だった仲井真弘多(なかいまひろかず)前知事がたびたび菅氏と会っていたのと比べ、政府と沖縄の「遠さ」が目立っている。(山岸一生)

http://www.asahi.com/articles/ASGDT4S78GDTUTFK00S.html?iref=com_alist_6_02



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/920.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 未来展望から「不機嫌」「不都合」「不可解」な21世紀(1)(世相を斬る あいば達也)
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/d2b605204f19377d781b291844c5bd58
2014年12月26日

 以下はロイターに掲載された寺島実郎氏のコラムである。同氏らしく、歴史、地政学、経済に目配りをした、それ相当の内容あるコラムだ。部分的に疑義を挟みたくなる面もあるが、同氏が親米的ポジションにいる識者である限り、この辺はディスカウントして読めば良いだけのことである。ただ、親米だが、出来るだけ“感情の劣化”や“教養の劣化”に配慮したコラムであるにも関わらず、このコラムに示したような事を安倍自民党が行うとか、行えるかについて、議論することは無意味でもある。ざっくばらんに言えば、馬の耳に念仏のようなもので、同氏が考える方向に向かうことはないだろう。

 年末年始は、この寺島氏のコラムを契機に、「不機嫌」「不都合」「不可解」「多極化」「混沌」などを視点として、我が国の総体的位置づけと、その未来展望を考えてみようと思っている。無論、愚鈍な筆者の頭脳で考えることだから、学術的ではないし、論証を掲げて書くわけでもない。市井に棲む一個人の肌感覚によるコラムになることは当然だ。まあ、お暇な方は、泡沫候補の演説だとでも思って読んでいただければ幸いだ。最終的には、資本主義の終焉と民主主義の終焉と云う、大規模パラダイムシフトの到来を予測することになるのだと思う。


≪ 視点:「不機嫌な時代」の到来と正念場のアベノミクス=寺島実郎氏

寺島実郎 一般財団法人日本総合研究所(JRI)理事長

[東京 26日] - 日米中のトライアングル関係において、日本はどのような立ち位置を模索すべきか。日本がアジアでリーダーシップを発揮するためには何が必要か。そして、アベノミクスは幻想なのか。日本総合研究所の寺島実郎理事長が、2015年の世界と日本を見通す。 同氏の発言は、以下の通り。

<不機嫌な時代>

世界は、冷戦後の米国による一国支配から「多極化」という時代を経て、もはや極という言葉では説明できない状況にまできている。つまり、「無極化」した全員参加型の秩序形成が問われ始めるのが2015年だと言えるだろう。

そのような全員参加型の秩序、つまり真にグローバル化する世界において、2015年はすべての当事者にとって「不機嫌な時代」が訪れる。例えば、ウクライナ問題で世界を手玉にとったかのように思われたロシアも、国際社会からの信頼が低下し、また足元の原油安で経済も悪化しており、2015年はマイナス成長に陥るとみられる。

一方、米国のオバマ政権はレームダック化し、議会が上下院ともに共和党に支配される中、ますます厳しい政権運営を強いられる。中国でも経済成長が減速するにつれ、国内で内部対立が噴出。中国政府のいら立ちは近隣諸国にも波及するだろう。

こうした世界状況において、日本は、特に米国と中国とのトライアングル関係の中で、どのように立ち振る舞うべきか。

もし日本政府にこう問いかけるならば、米国との連携を深め、中国の脅威に立ち向かいたいという答えが返ってくるだろう。しかし、そのようなパラダイムこそ考え直すべきだと私は思う。日米で連携して中国と戦おうというゲームは、極めて偏狭な思い入れであり、米国に対する日本の「片思い」にすぎない。

米国にとって最も大事なのは、アジアにおける影響力の最大化だ。日中両国に対して米国の影響力を最大化し、ぎりぎりまで双方の期待をつなぎとめながら、アジアにおける米国のプレゼンスを最大化するというのが米国のゲームである。

未来に向けた日米中関係において、日本は欧州における英国に近い役割を担うべきだと考える。英国は欧州から米国を孤立させない一方、米国に過大に依存する構造から抜け出している。日本もアジアで影響力を最大化しつつ、日本自身がアジアで孤立することも、米国が孤立する ことも避けるというストーリーを構築する局面にきている。

そのためには、日本はまず感情的な「プチ・ナショナリズム症候群」に陥っている現状から脱却し、一次元高いレベルから中国や韓国などの近隣諸国と向き合うことが大きなポイントとなる。これは、東南アジア諸国連合(ASEAN)の人たちと話して痛感したことだ。

日本は領有権問題で連携するという発想でベトナムやフィリピンを見がちだが、実際にはこうした国々はそのような連携は期待しておらず、日本には高みから中国と向き合っていてもらいたいと考えている。彼らは、成熟した民主主義国家としての戦後日本の歴史を見つめている。戦前の日本のように、間違っても軍事的プレゼンスを高めてアジアの脅威となるような国を目指しているという誤解を与えてはならない。

では、日本がアジアでリーダーシップを発揮するには何が必要か。その鍵は経済力よりも、むしろ理念性にある。全員参加型秩序の世界で国益を貫きつつ発言力を高めていくために必要なのは、筋が通っていることだ。主張を貫く理念がなければ、このような時代でリーダーにはなれない。果たして日本がそれに耐えうるだけの理念をもっているかどうかが問題だ。

<つり天井の経済>

一方、経済・金融政策においては、相変わらず米国型モデルが世界の主流であり続けている。米国は量的金融緩和第3弾 (QE3)を2014年10月末で終了し、2015年には利上げが開始される見通しだ。このように米金融緩和が出口戦略に向かう中、2015年はリフレ経済学に基づくアベノミクスの正当性が問われることとなるだろう。

20年来苦しんできたデフレからの脱却を目指し、安倍晋三政権が掲げるアベノミクスは、 異次元緩和(第1の矢)と財政出動(第2の矢)に続き成長戦略(第3の矢)を実行することで日本経済の成長率を底上げするという再生シナリオを描いている。だが、税収の倍近い歳出を賄うために、借金を重ねる日本政府は、まるで自分の身の丈の2倍の生活を送る愚か者のようだ。 異次元緩和を実施して株高・円安にしたものの、「第3の矢」はいつ飛ぶのか。今の日本経済はいわば「つり天井の経済」で、株価がつり上げられ景気が良くなっていると錯覚を起こすが、実は実体経済の柱や土台がない。株価をつり上げているのは海外の投資家であり、世界経済の動向次第でこの天井はすぐにつぶれかねない。

「第3の矢」が急がれるゆえんだが、結局放たれないまま「第1の矢」と「第2の矢」に戻って追加金融緩和と追加財政出動を繰り返す恐れがある。実際、日銀は10月31日に追加緩和に乗り出した。こうした景気刺激的な政策への過度な依存は、傷口を広げ、次の世代に問題を先送りにするだけだ。

実体を伴わない株価先行の今の日本経済は、かつての米国経済をほうふつさせる。米国では、2001年に電力デリバ ティブなどを手掛けていたエネルギー大手エンロンが倒産してから7年後となる2008年、サブプライムローンが引き金となりリーマンショックが発生。そして2015年はそれからまた7年後に当たり、リーマンショック・パート2が起きる可能性がある。

その背景には、アルゴリズムを取り入れた株式の超高速取引などでマネーゲームが高度化したことや、複雑化した金融派生商品がある。英フィナンシャル・タイムズが2014年8月に指摘したところによれば、複雑に手の込んだ新種の金融派生商品が開発され、運用力のない金融機関に静かに浸透しており、再び金融危機の芽になりかねないという。

翻って日本に目を向けると、金融機関の間で資金運用力の差が極端に開いてきている。以前は国債に逃げるという手があったが、大量発行にもかかわらず日銀の大規模購入によって金利が抑え込まれたことで現在10年物の利回りは0.3%近辺の低水準にある。実力のない金融機関にとって運用は悩みの種となっており、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ではないが、不可解な金融派生商品投資への甘い誘いに再び乗せられないとも限らないだろう。

一方、米経済が再浮上した2つの要因は、日本にとっても非常に示唆的だ。1つはシェールガス・オイル革命で、米国はすでに石油と天然ガスの合計生産量において、サウジアラビアとロシアを抜いて世界1位になっている。原油価格下落の主な要因でもあるが、これは米国の産業競争力にもつながり、経常・財政収支のいわゆる「双子の赤字」問題も改善するという好循環となっている。日本も天然ガスの一種であるメタンハイドレートの産出などエネルギー戦略強化に向け、今のうちに手を打っておくべきだ。

2つ目に次世代ICT(情報通信技術)革命、ビッグデータ時代の到来が挙げられる。例えば、米ゼネラル・エレクトリック(GE)は現在、ビッグデータを活用して産業の効率性を飛躍的に高めるプロジェクトを主導している。日本においても、国力の底上げにつながる類似のプロジェクトを先導する企業がもっと現れて然るべきだ。

これら米経済の「光と影」は、正念場を迎えることになる2015年のアベノミクスへの教訓として大いに生かされるべきだろう。

*寺島実郎氏は一般財団法人日本総合研究所理事長、多摩大学学長、三井物産戦略研究所会長。経済産業省・資源エネルギー庁総合資源エネルギー調査会基本政策分科会の委員として、国のエネルギー政策議論にも参加している。 *本稿は、寺島実郎氏へのインタビューをもとに、同氏の個人的見解に基づいて書かれています。 ≫(ロイター)



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/921.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 民主代表選出馬の岡田氏が手術・入院 網膜剥離で約1週間(産経新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141226-00000539-san-pol
産経新聞 12月26日(金)18時2分配信


 来年1月の民主党代表選への立候補を表明している岡田克也代表代行が26日、網膜剥離のため手術、入院することになった。陣営幹部が記者団に明らかにした。1週間程度の安静が必要だが、代表選への立候補はとりやめないという。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/922.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 《アベノミクスの成果》 非正規雇用が初の2000万人超え!労働者の3分の1以上が非正規に!医療・福祉の分野で増加!
【アベノミクスの成果】非正規雇用が初の2000万人超え!労働者の3分の1以上が非正規に!医療・福祉の分野で増加!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-4948.html
2014/12/26 Fri. 17:00:57 真実を探すブログ



非正規労働者の数が2000万人を突破したことが分かりました。総務省が12月26日発表した11月の完全失業率(季節調整値)によると、失業率は前回から横ばいの3.5%となりましたが、非正規労働者数(原数値)は前年同月比48万人増の2012万人になったとのことです。


非正規労働者の数が2000万人を超えたのは、統計を取り始めた1984年以降で初めてとなります。11月は特に医療・福祉の分野で非正規の就業者数が増えており、安倍政権になってから加速した規制緩和の影響が出ていると言えるでしょう。


正規と非正規の割合は正規が62.0%、非正規が38.0%となっています。非正規が3分の1を超えるのはかつて無い事態で、日本全体の賃金を更に引き下げる要因になる可能性が高いです。
しかも、ここに外国人労働者も流れこんでくるわけで、本格的に日本が滅茶苦茶になって来たと見ることが出来ます。


自民党の支持者たちは「定年退職で非正規に人が流れただけ」と言っていますが、最近の非正規雇用の増加率は定年退職では説明が出来ないほど急激です。小泉政権時に加速した非正規雇用ですが、いい加減にどうにかしなければ、日本の賃金だけではなく、自殺者や犯罪なども増えることになります。


☆11月の完全失業率、前月比横ばいの3.5% 非正規雇用は初の2000万人超え
URL http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL26HCP_W4A221C1000000/
引用:
一方、非正規労働者数(原数値)は前年同月比48万人増の2012万人となり、統計を取り始めた1984年以降で初めて2000万人を超えた。正規と非正規の雇用形態別割合は正規が62.0%、非正規が38.0%だった。非正規の38.0%は、月別の調査を開始した2013年1月以降で2番目に高い水準。最も高かったのはことし2月の38.2%だった。


 11月は医療・福祉の分野で非正規の就業者数が増えたことが影響した。総務省は、長期的に非正規が伸びている要因として「子育てが一段落した女性の就業や退職した男性の再雇用が進んでいるため」とみている。
:引用終了


☆私たちの争点「雇用」 不本意非正規の現実を取材しました。(14/12/12)


☆非正規が増える中...追い詰められる若者たち


☆深堀!! 働きたい若者世代の"悩み"と"本音"


☆大学にも非正規雇用の波 "雇い止め"も



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/923.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 共産党は不正の恩恵を受けていた〜徳島の事例より(先住民族末裔の反乱)
共産党は不正の恩恵を受けていた〜徳島の事例より
http://blogs.yahoo.co.jp/nothigcat2000/26807773.html
2014/12/26(金) 午前 5:06 先住民族末裔の反乱


 選挙終了後、ツイキャスで投票箱追跡現場に見入ったことはお伝えしブログでもその内容を紹介した。ここで追跡された服部さんに感化され、本現場であった徳島県の選挙結果データに目を通すことにした。すると今回非自公票を集め躍進したと報道されている共産党の得票にある顕著な傾向が見られた。ここでは共産票を中心に、徳島県を巡る不正疑惑へのヒアリング結果も併せて述べたいと思う。

 まず徳島県の小選挙区及び比例区の結果を見てみよう。
 「徳島県・投・開票速報」
http://www.pref.tokushima.jp/docs/2014120500041/

○最終公表結果
[小選挙区]

(1区)
後藤田正純(自) 92,166 
仁木 博文(民) 69,188 
古田 元則(共) 15,776

合計・・・・・・177,130

(2区)
山口俊一(自)・・85,979(74.1%)
久保たかゆき(共)29,996(25.9%)

合計・・・・・・115,975 
  
[比例区]
自民党・・・98,142
公明党・・・50,167
民主党・・・62,376
維新の党・・41,299
共産党・・・30,152
次世代の党/・5,582
社民党/・・・3,441
幸福実現党/・3,463

合計/・・・294,522

 小選挙区のうち徳島市の開票に関してに関して、ネットで次のような指摘があった。

小選挙区(徳島市)
有効投票数:90,192
無効投票数: 2,325(無効票率:2.5%)
投票総数 :92,517(持ち帰り9票)
投票者数 :92,526

比例(徳島市)
有効投票数:90,353
無効投票数: 2,141(無効票率:2.3%)
投票総数 :92,494(持ち帰り6票)
投票者数 :92,500

国民審査(徳島市)
有効投票数:85,360
無効投票数: 3,684(無効率:4.1%)
投票総数 :89,044(持ち帰り82票)
総投票者数:89,126

 このデータに基づき、次の点を問題視している。

○小選挙区と比例の投票者数が一致しておらず、26人の差がある。

○国民審査総投票者数が小選挙区および比例の投票者う数よりも3,400人ほども少ない。
「この差はどうして生じるのか、問題である。これは、投票箱の票を不正にいじった可能性がある。」

 これについて、徳島選挙管理委員会に酔い合わせてみた。その内容は次のとおりである。

選管「投票所で小選挙区、比例区の一方の用紙受け取りを拒否して帰られる方が偶にいるんです。強制はできないので仕方なく・・」
当方「そんなことが現実にあるはずがない。」
選管「そう言われましても、事実は事実ですので・・・」
当方「ならば、国民審査も同様だというのか。」
選管「そうです。」
当方「馬鹿か。徳島市内には国民審査を拒否して帰る人間が3000人もいるのか。他ではこんな例はみたこともない。」
選管「それが現実ですので納得していただくしか・・」

余りにナンセンスな浮世離れした回答に怒り、途中で電話を切った。
最初に小選挙区の投票があるのに、それを拒否し用紙を受けとらず比例だけ投票するなどありえない。仮に小選挙区に投票先が見つからないのであれば白票を投じればよいだけのこと。
加えて国民審査の3000人は回答になっていない。このような子供騙しの手口で国民を納得させられるはずもない。公務員とは非常識極まりない戯言を吐き平気で白を切る。
 私はこの26枚の差については、用紙摩り替えの際の不手際だと考える。今回の選挙で全国でトラブルが発生しているのは、開票所で読み取り機または計数機のトラブルとも考えられなくはないが、今回に限ってそれが露呈するのは不自然である。想像するに当初予定していた数字に急に変更が生じ混乱を招いたのではないだろうか。マスコミ大本営の数字と結果に相違があった点を見落としてはならない。国民投票用紙の件は慌てた挙句に、国民投票を継ぎ足すのを怠ったか若しくは用紙自体を失念したと考えれば辻褄が合う。

 では徳島県内の投票結果に話を移そう。
 まず投票者数について、東京都同様に、見事に細工されている。全市町村における今回の投票数は前回の80%、前々回の65.7%に全市町村近似するよう設定されている。
 次に小選挙区について、1区は自民、共産ともに有権者数をベースに乱数つき比率配分されている。2区に関し、自民票数はH24自民票数をベースに同様処理、共産票は不確定だがH21民主党票数の3割を乱数配分している。
 最後に比例区に関して、H26内の政党間比較では、自民党は公明党と近似、維新は共産党と次世代と近似、とくに次世代とは同値レベルである。ではここで共産党の得票数に注目してみよう。

共産党の比例区得票数を市町村別に図示したのが下のグラフである。形状をみれば一目瞭然、作為的に県内に配分設定された跡が容易に窺い知ることができる。つまり得票数が特段伸びたわけではなく、平成21年度とほぼ同じである。

https://docs.google.com/spreadsheets/d/1qyErRgAGP-9uTVXkXSEP7HVhgXDz2VUlkuoxv4orSQs/edit?usp=sharing

 では何故、3倍まで議席数を伸ばすことができたか。それは全国ベースで、選挙区での得票が比例でほぼ確保できているからに他ならない。報道では、比例で野党の受け皿になったと小賢しい御託を並べているが、これは誤りで、徳島に限っては前回同様に小選挙区得票数の3分の1が他党に流出している。前回衆議院選では民主・未来とともに大幅に比例区票を奪われ、維新やみんなに配分されたことをご存知の方も多いであろう。
因みに徳島県を例にして、それを総数で比較してみよう。

共産党 得票総数
・・・・・・H26・・・・・・H24・・・・・H25(参議院)・・・・H21 
比例区・・・30,152・・・・・・19,466・・・・・25,085・・・・・・・・・29,618
小選挙区・・45,772・・・・・・28,364・・・・・29,733・・・・・・・・・10,297(候補1名のみ)

 こと徳島に関しては比例の流出は前回並み、得票数も平成21年なみだが、投票率が低い分、相対的優位に立てたことを意味する。私はここに極めて政局絡みの取引が、自公と共産党の間になされたと感じている。その潮目が変わったのは昨年の参議院選挙である。民主・生活が大幅な比例区票流出の憂き目を他所に、ここで共産党は流出が止まっている。
 最終的には徳島県において、投票率が52%に恣意的に抑えられた投票総数の中、投票率が70%にまで上がった平成21年度の得票数を確保し、劇的躍進を遂げたことになる。なお小選挙区で獲得した1.5万票は前回衆議院選と同じ比率で維新等に奪取されるものの、躍進に貢献した、というシナリオとなろう。そして小選挙区、比例区ともに統計学的に人為的操作が疑われる数字で、十分にその恩恵に与ったといえよう。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/924.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 関電と裏社会をつないだ豊田一夫とは(永田町異聞)
関電と裏社会をつないだ豊田一夫とは
http://ameblo.jp/aratakyo/entry-11969249925.html
2014年12月26日 永田町異聞


最終処分場のあてもなく核のゴミを出し続け、自然災害の多いこの国で国民の生命財産を脅かす原子力発電所。

一歩間違えれば国が滅ぶほどの危機を経験したというのに、いまだこの電源を中心としたエネルギー政策がまかり通っているのは、政官業の欲得と、国民騙しの手先に使われるメディア、有識者のせいであることは言うまでもない。

官僚の天下りや政治家への献金を維持するためには、電力会社の経営を守らねばならない。原発の廃止を決めるようなことになれば、その瞬間、原子炉は巨額不良資産に変わってしまう。

それを避けるためには原発再稼働を進めねばならず、核のゴミが増え続けても、「そのうちなんとかなるだろう」と、安倍首相は“無責任男”さながらの能天気を決め込んでいる。

さて、政治家やメディアをカネで動かしてきた電力会社は、経営が悪化すれば国のお墨付きで国民に電力料金の値上げをむりやり受け入れさせる特権をもっている。

悪名高き総括原価方式というやつだが、このほど関西電力は社員の高給を維持したまま、昨年5月に続いて電力料金再値上げを申請した。

カネがなくなったら、国民からむしり取ればいい。まるで、暴力団だ。経営力を生む土壌づくりをしてきたとは思えない。

そういえば、関電と裏社会の関係は関西電力元副社長、内藤千百里が朝日新聞に告白したことで、あらためて浮き彫りになった。

内藤は元関西電力会長、芦原義重の側近として、盆暮れにともに歴代総理や自民党幹事長ら有力政治家のもとへ足を運び、総理には一回1000万円、その他には1回200万〜700万円の献金を長年にわたって続けてきた。

その男が、91歳になって「原子力はセキュリティーにかこつけて隠し事が多すぎる」とようやく本音をもらし、右翼の大物、豊田一夫(故人)と関電の関係についても語った。

「暴力団などの裏社会に顔が利くので、表に出せないトラブルを解決してもらったこともある。電力は立地や送電線下の補償費でしよっちゅうトラブルをかかえていますから」

大正期、原敬内閣の内相、床次竹二郎が社会主義運動に対抗するため、ヤクザの右翼的再編を画策し、親分たちの連合体「大日本国粋会」が発足して以来、この国ではヤクザに顔のきく大物右翼といわれる連中が、政財界を裏で動かす黒幕として存在してきた。

だが、豊田とはどんな男なのか。大物と言われながら豊田に関する資料は少ない。

三浦義一と高橋輝男。豊田への手がかりはこの二人に関する資料のなかにあった。三人が出会う舞台は終戦直後の銀座だ。

三浦は北原白秋に詩を学び、頭山秀三に右翼思想をたたきこまれたヤクザ詩人。

「戦勝国民」と称する不良外国人と対決して銀座の街をトラブルから守ろうとし、新聞に「銀座警察」と命名された愚連隊一味のリーダーが、高橋輝男。

その高橋の舎弟となったのが豊田一夫だが、高橋は豊田をたんなるヤクザで終わらすのはもったいないと、三浦に頼んで、三浦の師である頭山秀三に預けた。

豊田は高橋と一線を画し、右翼思想家として頭角をあらわす。殉国青年隊を結成して、はじめてその存在が知られるのは、世にいう「外務省殴り込み事件」によってである。

北京で開催されるアジア太平洋地域平和会議に参加を希望する30人ほどが旅券を求めて外務省の一室を占拠したのに対し、「共産党を利する連中を放置しておくとは何ごとか」と10人ほどの同志とともにその場に出向き、座り込んでいる人々を追い出したのである。

それから殉国青年隊は規模を拡大し、昭和29年11月には日比谷公会堂に約5000人が集まって全国総決起大会を開くほどになった。

三浦と豊田はその後、ヤクザ組織に顔のきく大物右翼として政財界のフィクサーを演じる。

豊田が大物といわれるようになっていったのは、三浦という後ろ盾があり、その人脈を受け継いだことが大きい。

三浦は、日本の右旋回をはかろうとするGHQ参謀第2部(G2)にも食い込み、民主化路線を進めていたGHQ民政局(GS)のチャールズ・ケーディスをスキャンダル暴露で追い落とすのに協力したといわれる。

G2との深い関係から吉田内閣の黒幕的存在となった三浦は、財閥解体にからむ暗躍で三井に恩を売り、そのつながりで日本橋室町の三井ビル内にかまえた事務所には、頼みごとをする訪問客が絶えなかったようだ。

豊田が関西電力とつながりを持つようになったのも、三浦が日本発送電の分割問題で暗躍したことと無関係ではあるまい。

日本発送電が全国9地域の電力会社に分割されるさい、裏の反対勢力として剛腕ぶりを発揮し、電力業界への影響力をたくわえた。

三浦の信頼が厚かった豊田は電力会社に食い込み、とくに関西電力との関係を深めた。

関西電力の芦原義重は1942年の配電統制にともない阪急電鉄から関西配電に移り、1951年の電力再編成(日発分割)で発足した関西電力の常務となり、その後、太田垣士郎から社長ポストを受け継いだ。

おそらく、三浦義一や豊田一夫とは日発と配電会社を9つの電力会社に分割する過程でなんらかの接触があっただろう。

ただ朝日の「原発利権を追う」で内藤は、芦原ではなく太田垣から豊田を紹介された趣旨の発言をしている。太田垣が社長に在任していたのは1959年までであり、かなり早い時期から、裏社会がらみのクレームやトラブルに関電は豊田を使っていたと推測される。

豊田への「お礼」はもちろんのことだが、さまざま、豊田の関連会社に便宜をはかっていたことを内藤は次のように話した。

「芦原の指示で、豊田さんの関係会社にビルの警備を頼んだことがある。関電の関連会社が豊田さんの土地を買収する際にもめた時も私がガタガタ言うなと言い値で買わせた」

有名な「馬毛島疑惑」(1983年)に関連した話もある。その一件より前に、当時平和相銀を牛耳っていた監査役で元検事の伊坂重昭が豊田を通じて関電に接触し、「馬毛島を240億〜250億円で買わないか」と持ちかけていた。

その話が立ち消えになったため、政界に顔のきく豊田一夫に工作資金20億円を託し、自民党の大物議員20人ほどの手に渡ったとされるのが「馬毛島疑惑」だ。

豊田と関電の腐れ縁はその死とともに切れたが、電力業界にフィクサー的な動きをする人物が絶滅したわけではない。

東電に代わって原発の地元対策を担い「東電の影」と呼ばれた白川司郎なる人物の関連会社には、東電から破格の条件で仕事を受注したという噂が絶えない。似たようなことは他にもあるだろう。ただ、スケールは昔より小粒になったかもしれない。

石油や原子力などを使った大規模発電所による集中的な電力システムは環境、コスト、安全保障、持続可能性からいっても、もはや古い仕組みになってしまった。

これからは、無尽蔵にある自然エネルギーをいかに人間の生活に取り込み、利用していくかが肝心であり、そのためには再エネを中心とした新しい電力システムに変えていかねばならない。

関電をはじめ大電力会社は新しい仕組みを構築する努力を怠り、カネや既得権、ときには裏社会の力を頼んで、会社を守ろうという、消極的かつ近視眼的な思考に陥っている。

 新 恭  (ツイッターアカウント:aratakyo)



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/925.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 生活に山本太郎氏入党 再び「政党」に 交付金も支給へ
生活に山本太郎氏入党 再び「政党」に 交付金も支給へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141226-00000554-san-pol
産経新聞 12月26日(金)19時40分配信


 先の衆院選で政党要件を失った生活の党は26日、新たに無所属の山本太郎参院議員を加え5人となった。総務省に同日、政治資金規正法に基づく政治団体の届け出を行い、再び「国会議員5人以上」の政党要件を満たし、来年の政党交付金を受け取ることができるようになった。

 党の正式名称は「生活の党と山本太郎となかまたち」に変更した。代表は小沢一郎氏が引き続き務める。生活は衆院選の当選者が小沢氏ら2人にとどまり、「比例代表の得票率2%以上」の条件も満たせずに政党要件を失っていた。


http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/926.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 大阪都住民投票、公明賛成へ…府市議会で過半数(読売新聞)
大阪都住民投票、公明賛成へ…府市議会で過半数
読売新聞 2014年12月26日 13時27分
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20141226-OYT1T50045.html


 橋下徹・大阪市長率いる大阪維新の会の看板政策・大阪都構想を巡り、公明党が都構想の制度設計を行う法定協議会の再開を条件に、都構想の是非を問う住民投票の実施に賛成する方針を固めたことが分かった。


 関係者によると、路線転換は、公明党本部などの意向という。衆院選で、維新の党が関西の公明党候補のいる6選挙区に対抗馬を擁立しなかったことなどを考慮したとみられる。


 25日夜、公明党の大阪府・市両議会の幹部と、橋下氏、松井一郎知事(大阪維新幹事長)らが会談。公明党はこの席で、各党の府議・市議らでつくる法定協の再開を条件に、住民投票まで認める方針を伝えたという。公明党府本部幹部は26日、党本部などから維新への協力の指示があったとしたうえで、「都構想への賛成、反対は別として、住民投票の実施までは認めればいいということだ」と語った。


 公明党は、維新が単独で作成した都構想の制度案(協定書)について、10月の府市両議会で反対し同案は否決された。両議会で維新は少数与党だが、公明党が賛成すれば過半数となる。

http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/927.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 衆院選で存在しない1000票を集計 仙台(NHK)
衆院選で存在しない1000票を集計 仙台
動画⇒http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141226/t10014316081000.html
12月26日 18時35分 NHK


今月行われた衆議院選挙の仙台市青葉区の開票所で、区の選挙管理委員会の職員が、開票作業のミスで生じた矛盾を取り繕うため、実際には存在しない1000票近くの票を白票として集計していたことが分かり、26日仙台市が記者会見をして陳謝しました。

仙台市選挙管理委員会によりますと、今月14日に投票が行われた衆議院選挙で、仙台市青葉区の開票所で投票者数の入力に当たっていた区の担当者が、不在者投票をした人数を誤ってパソコンに2重に入力し、その結果、区全体の投票者数が実際より1000人近く増える結果になりました。

その後、開票が進んだ際、別の職員が発表した確定投票者数と、票数が合わないことに気付きましたが、この職員は、実際には存在しない968票の白票があったように見せかけて集計し、上司に当たる課長に報告したということです。

担当課長もこうした対応を了承したということで、仙台市は、この課長と報告した職員の合わせて2人が公職選挙法に反する行為をした疑いがあるとしています。

警察は、仙台市からの報告を受け、今後、捜査を始めることにしています。

選挙管理委員会の調査に対し集計を担当していた職員は、「原因がつかめず確定させるには投票者数に合わせなければならないと思った」と話しているということです。

また、仙台市選挙管理委員会は「あってはならないことで実態把握を進め再発防止に努めたい」と述べ、陳謝しました。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/928.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 《知ってた》 小泉進次郎「アベノミクスは時間稼ぎに過ぎない。構造的な課題がある」
【知ってた】小泉進次郎「アベノミクスは時間稼ぎに過ぎない。構造的な課題がある」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-4949.html
2014/12/26 Fri. 19:00:11 真実を探すブログ



自民党の小泉進次郎議員がアベノミクスについて、「時間稼ぎに過ぎません」と指摘していたことが分かりました。小泉進次郎氏は雑誌PRESIDENTのインタビューで、 「アベノミクスは時間稼ぎに過ぎません。取り組まなければならない構造的な課題がある。アベノミクスはゴールではない」と述べ、アベノミクスだけでは日本を変える事が出来ないと指摘。
小泉進次郎氏は今月に行われた衆議院総選挙に関しても、「今の時期に選挙をやるのはどうかと思う」と批判していました。


安倍首相は自民党内で一番の政敵として小泉進次郎氏の事を警戒しているようです。確かに彼は世論の流れを読む力がすごく、それ合わせて皆が納得することが出来るような言葉を上手く使っています。私も総選挙の時に彼の演説を見てみましたが、非常に分かりやすくハッキリと言っていることに好感を持ちました。


自民党や安倍政権を一方的に持ちあげるのではなく、党に対する批判も交えており、ルックスの良さも合わさって幅広い方から支持を獲得しています。


私はTPPや道州制に断固反対なので、これらの政策を推し進めている小泉進次郎氏は応援していませんが、それでも彼に人気があるのは納得です。まだ、30代なので総理になることは無いでしょうが、10〜20年後には日本の上に立っているかもしれません・・・・。


☆白熱90分!小泉進次郎×瀧本哲史 −アベノミクスの死角、道州制、世襲批判……すべてに答えた!
URL http://president.jp/articles/-/12638?page=3
引用:
【小泉】このままで何とかなるという勘違いをしている人は多いですね。アベノミクスで株価は上がり、円高から円安となり、失業率は3.6%まで下がり、有効求人倍率はリーマンショック後の0.42倍から1.07倍まで上がりました。そうしたデータを見れば、間違いなく経済は回復しています。しかしアベノミクスは時間稼ぎに過ぎません。どの政党が政権をとっても、誰が総理になっても、取り組まなければならない構造的な課題がある。アベノミクスはゴールではない。


〜省略〜


【小泉】困難な課題と直面せざるをえない時代に、政治に求められることは論理だけではないと思います。「この人が言うならやってみよう」という無形の説得や納得感、信頼が必要になる。それらを取り戻し、育める政治家を増やさなくてはいけません。最終的には、その人が本気かどうか、全力で走り続けているかどうか。そこに尽きると思います。


僕は本物の仲間についてきてほしい。自分一人の力では何もできない。それが政治家ですから。
:引用終了


☆ZERO×選挙2014(12/14)1部 小泉進次郎×櫻井翔対談


☆小泉進次郎「当選して万歳する政治家はバカ」と先輩議員をブッタ切り


☆26.11.23 小泉進次郎さんと伊東良孝さん(釧路で)


☆「小泉進次郎大っ嫌い」  マツコデラックス



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/929.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 山本太郎氏、生活の党に入党 党名は「生活の党と山本太郎となかまたち」[UPDATE] |ハフィントンポスト

山本太郎氏、生活の党に入党 党名は「生活の党と山本太郎となかまたち」【UPDATE】
The Huffington Post
投稿日: 2014年12月26日 20時17分 JST




無所属で活動していた参議院議員の山本太郎氏が12月26日、生活の党に入党したことが明らかになった。山本氏の参加で生活の党は衆参両院合わせて「国会議員5人以上」の政党要件を満たすことになり、2015年の政党交付金を受け取ることができるようになった。産経ニュースなどが報じた。

党の正式名称は「生活の党と山本太郎となかまたち」に変更した。代表は小沢一郎氏が引き続き務める。生活は衆院選の当選者が小沢氏ら2人にとどまり、「比例代表の得票率2%以上」の条件も満たせずに政党要件を失っていた。
 
生活に山本太郎氏入党 再び「政党」に 交付金も支給へ - 産経ニュースより 2014/12/26 19:38)


山本氏は自身のブログに「今日、永田町で山本太郎、と言う野良犬が保護されました。いつ殺処分にされるか判らない状態の野良犬を保護したのは、小沢一郎さん(72歳)」と書き込んだ。

一人でやれる事、やれない事、この1年半の議員生活でよく理解しました。

政党要件を満たした自由度の高い新党を作り、普段、委員会で質問している様な内容をNHKの国会中継や討論番組、政党に属する事で手に入る内閣委員会以外への参加、などでもぶつけていきたい。圧倒的に活動の場が広がるチャンスです。

悪政を止める為には、議席を入れ替えるしかない、その為には市民政党が必要だ、と言ってきました。

僕が議員になる前から接してきた既存の政党は、結局のところプライドが高く、最終的には市民側にまで降りて来る事はなかった。今までの政党の持つイメージを変えていきたい。

誰の為の政治を行うのか。政策も、行動もシンプルで判りやすいパーティーを目指します。

国会内の活動はもちろんの事、この先、弾圧されて行くであろう市民運動の見守りにもフットワーク軽く出掛けて行く集団でありたい。全国の市民の力を結集できるような政党を作れるよう、新党の先輩方から、魑魅魍魎だらけの永田町での泳ぎ方を学ばせて戴きながら、全国を飛び廻ります。



(山本太郎氏公式ブログ「野良犬を保護」より 2014/12/26 20:29)


山本太郎氏の事務所スタッフには、元参議院議員で生活の党を離党した、はたともこ氏が参画している。山本氏は、14日の衆院選でも、東京12区に生活の党から立候補した青木愛候補などの応援演説を行っていた。



http://www.huffingtonpost.jp/2014/12/26/taro-yamamoto-seikatsu-party_n_6381646.html?utm_hp_ref=japan-politics

http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/930.html
記事 [政治・選挙・NHK176] 「生活の党と山本太郎となかまたち」 山本太郎氏が「生活」に入党(ZAKZAK)
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20141226/plt1412262018004-n1.htm
2014.12.26


 生活の党関係者は26日、無所属の山本太郎参院議員が入党したと明らかにした。同党は名称を「生活の党と山本太郎となかまたち」に変更すると総務省に届け出た。衆参両院議員が計5人となったため、先の衆院選で失った政党要件を満たすことになった。

 代表は引き続き小沢一郎氏が務める。関係者によると、山本氏の加入は新党結成のためで、他の議員にも参加を働き掛ける。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/931.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 「中東和平を働きかける」という安倍中東外遊の嘘だけは許せない  天木直人
「中東和平を働きかける」という安倍中東外遊の嘘だけは許せない
http://www.amakiblog.com/archives/2014/12/26/#003056
2014年12月26日 天木直人のブログ


 年が改まっても外遊を繰り返す安倍首相には、あきれ果てるが、そんな事しかする事がないのだろうと思えばまだ許せる。

 安倍首相がウソを重ねるのは、病気みたいなものだと思ってやり過ごせばいい。

 しかし、このタイミングで中東諸国を外遊し、その意義について、言うに困って「中東和平を働きかける」と嘘をつくことだけは許せない。

 きのう12月25日の毎日新聞が書いていた。

 安倍首相は来年1月16日から21日にかけて、イスラエル、パレスチナ自治区、ヨルダン、エジプトを訪問すると。

 中東和平交渉に積極的に関与する姿勢を示し、この地域での日本の存在感を高める狙いだと。

 よくもこんなウソを平気でつけるものだ。

 毎日新聞の鈴木美穂、福岡静哉という記者たちは、よくもこのような御用記事を書けるものだ。

 オバマ米大統領の言う事さえ聞かないネタニヤフ首相と会談して何を働きかけるというのか。

 ガザを攻撃し続けるイスラエルに対し、何も影響力のない日本の首相が口先だけでどうして止めろといえるのか。

 命がけで抵抗しているパレスチアに暴力を止めてイスラエルと話し合えというつもりか。

 対イスラム国戦争の有志連合に加わって軍用機を撃墜されたヨルダンくんだりに出かけて行って、て、アブドラ国王に何を話すというのか。

 中東を甘く見るな。

 常在戦争の地域である。

 命がいくらあっても足らない地域だ。

 ウソ一つで命を失う覚悟をして外遊するがいい。

 それにしてもこんな外遊をこのタイミングでお膳立てする外務官僚の茶坊主ぶりはどうだ。

 先輩に対して恥ずかしくて名乗り出られないだろう(了) 



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/932.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 野良犬を保護|山本太郎オフィシャルブログ
山本太郎オフィシャルブログ
「山本 太郎の小中高生に読んでもらいたいコト」
2014-12-26 20:29:48
野良犬を保護


今日、永田町で山本太郎、と言う野良犬が保護されました。

いつ殺処分にされるか判らない状態の野良犬を保護したのは、小沢一郎さん(72歳)

来年早くにも、新党結成と言う新しいお家を作り、党議拘束など、

制限が掛けられる事無く、大家族を目指してゆく、

との事です。

この件に関しての記者会見は、次期通常国会開会前に行います。

詳細はその時までお待ち下さい。


☆☆☆☆☆☆

新党を結成する事になった。

無所属だから応援していたのに、と言う方。

ごめんなさい。

一人でやれる事、やれない事、この1年半の議員生活でよく理解しました。

政党要件を満たした自由度の高い新党を作り、普段、

委員会で質問している様な内容をNHKの国会中継や討論番組、

政党に属する事で手に入る内閣委員会以外への参加、

などでもぶつけていきたい。

圧倒的に活動の場が広がるチャンスです。


悪政を止める為には、議席を入れ替えるしかない、その為には市民政党が必要だ、と言ってきました。

僕が議員になる前から接してきた既存の政党は、

結局のところプライドが高く、最終的には市民側にまで降りて来る事はなかった。


今までの政党の持つイメージを変えていきたい。

誰の為の政治を行うのか。

政策も、行動もシンプルで判りやすいパーティーを目指します。

国会内の活動はもちろんの事、この先、弾圧されて行くであろう

市民運動の見守りにもフットワーク軽く出掛けて行く集団でありたい。

全国の市民の力を結集できるような政党を作れるよう、

新党の先輩方から、魑魅魍魎だらけの永田町での泳ぎ方を

学ばせて戴きながら、全国を飛び廻ります。


まずは、お知らせまで。

詳細は、通常国会開会前の記者会見をご覧下さい。

http://ameblo.jp/yamamototaro1124/entry-11969400655.html

http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/933.html
記事 [政治・選挙・NHK176] 小沢一郎議員、総務省に党名変更の届け出を提出へ!党名が「生活の党と山本太郎となかまたち」に!山本太郎議員もブログで報告!
小沢一郎議員、総務省に党名変更の届け出を提出へ!党名が「生活の党と山本太郎となかまたち」に!山本太郎議員もブログで報告!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-4951.html
2014/12/26 Fri. 21:37:13 真実を探すブログ



山本太郎議員が生活の党と合流すると発表しましたが、12月26日付で小沢一郎議員の方も総務省に党名変更の届け出を提出していたことが分かりました。党の正式名称は「生活の党と山本太郎となかまたち」で、来年に改めて正式な記者会見を通常国会開会前に行う予定となっています。


山本太郎議員は自身のブログ上で「永田町で山本太郎、と言う野良犬が保護されました。圧倒的に活動の場が広がるチャンスです」と述べ、生活の党と合流することを表明しました。また、続けて山本太郎議員は「無所属だから応援していたのに、と言う方。ごめんなさい」と有権者に謝罪もしています。


詳しいことは記者会見で明らかになるでしょうが、これは本当に面白い展開ですね。小沢一郎議員がこの名前を了承したということは、地方統一選挙で山本太郎議員の影響力を調べるという狙いもあるのでしょう。尚且つ、更に別の勢力と合流して、将来的には名前を変える計画があるのだと思われます。
民主党離党時に設立した「国民の生活が第一」も半年程度で変更しましたし、今後も小沢一郎議員や山本太郎議員の活躍に期待です。


☆総務省 政治資金規正法に基づく政治団体の届出
URL http://www.soumu.go.jp/main_content/000329768.pdf



☆野良犬を保護
URL http://ameblo.jp/yamamototaro1124/
引用:
今日、永田町で山本太郎、と言う野良犬が保護されました。


いつ殺処分にされるか判らない状態の野良犬を保護したのは、小沢一郎さん(72歳)


来年早くにも、新党結成と言う新しいお家を作り、党議拘束など、


制限が掛けられる事無く、大家族を目指してゆく、


との事です。


この件に関しての記者会見は、次期通常国会開会前に行います。


詳細はその時までお待ち下さい。


☆☆☆☆☆☆


新党を結成する事になった。


無所属だから応援していたのに、と言う方。


ごめんなさい。


一人でやれる事、やれない事、この1年半の議員生活でよく理解しました。


政党要件を満たした自由度の高い新党を作り、普段、


委員会で質問している様な内容をNHKの国会中継や討論番組、


政党に属する事で手に入る内閣委員会以外への参加、


などでもぶつけていきたい。


圧倒的に活動の場が広がるチャンスです。


悪政を止める為には、議席を入れ替えるしかない、その為には市民政党が必要だ、と言ってきました。


僕が議員になる前から接してきた既存の政党は、


結局のところプライドが高く、最終的には市民側にまで降りて来る事はなかった。


今までの政党の持つイメージを変えていきたい。


誰の為の政治を行うのか。


政策も、行動もシンプルで判りやすいパーティーを目指します。


国会内の活動はもちろんの事、この先、弾圧されて行くであろう


市民運動の見守りにもフットワーク軽く出掛けて行く集団でありたい。


全国の市民の力を結集できるような政党を作れるよう、


新党の先輩方から、魑魅魍魎だらけの永田町での泳ぎ方を


学ばせて戴きながら、全国を飛び廻ります。


まずは、お知らせまで。


詳細は、通常国会開会前の記者会見をご覧下さい。
:引用終了


☆小沢一郎・生活の党代表の街頭演説【アベノミクスは強者の論理】2014.12.10


☆東京12区 青木愛・山本太郎応援演説(JR王子駅)



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/934.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 失業か、共産党入りか、“ブラック議員”の下へ就職か……衆院選で路頭に迷う「議員秘書残酷物語」 | 日刊サイゾー

日刊サイゾー
2014.12.26 金
失業か、共産党入りか、“ブラック議員”の下へ就職か……衆院選で路頭に迷う「議員秘書残酷物語」


「また一段と厳しくなりました。困りましたよ。なんであんな時期に解散なんてするんですかね」

 こう語るのは、11月まで、ある野党衆院議員の公設秘書をしていた男性だ。衆議院は11月21日に解散し、総選挙となったが、解散と同時に議員は失職。秘書も同様に失職し、議員が当選しなければ、新たに“就職先”を見つけなければならない。この秘書の“上司”、つまり議員は落選した。年の瀬、真っ暗闇をさ迷っているという。

 12月17日、共産党の機関紙「しんぶん赤旗」に「国会秘書を緊急募集」の告知が掲載された。共産党は公示前の8議席から21議席の大幅増で秘書が不足し、急きょ募集となったわけだが、規定は「党員であること」。他党の秘書で失職した者にとっては、“就職先”が狭まったことを意味するのだ。

 秘書は、政策、公設第1、第2の3人が公費、つまり税金で雇うことができる「公務員特別職」で、そのほかに私設秘書は議員が独自に雇うこととなる。つまり、これまで議員だった人が10人落選して新人が10人増えれば、最低30人の秘書が入れ替えになる。公設は一定の給与基準があるが、私設はバラバラ。また、公設であっても議員によって職場待遇はまったく変わる。

 この半年ほど再就職先を探していた元衆院議員秘書は語る。

「小選挙区制度によって、ガラガラと議員が入れ替わる選挙が続きました。いわゆる小泉チルドレン、小沢ガールズ、安倍チルドレンたちの多くは、秘書の評判も悪かった。とりわけ、安倍チルドレンは最悪で、1カ月ごとに秘書が辞めて、常時秘書不足の議員もいました。そういうリストは永田町に出回っていて、“ブラック議員”と呼ばれでいます」

 そんなブラック議員が軒並み当選し、安心できる議員が何人も落選。数こそ少ないものの、また新人議員も入ってきている。

「給料が安かったり、早朝から夜遅くまで働かされたり、カネ集めばかりやらされたり……。それでいて、自分はラクばかりしようとするのがブラック議員です。そんな連中ばかり増えるようだと、秘書家業からの転職を考えなければいけないのかもしれません」(同)

 しかし、年齢が上がれば、なかなか再就職は難しい。秘書受難の時代は続く……。

http://www.cyzo.com/2014/12/post_20011.html

http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/935.html
記事 [政治・選挙・NHK176] 追いやられる命 渋谷区が公園から野宿者締め出す(田中龍作ジャーナル)
追いやられる命 渋谷区が公園から野宿者締め出す
http://tanakaryusaku.jp/2014/12/00010497
2014年12月26日 21:50 田中龍作ジャーナル



かんぬき が掛けられた神宮通公園。昨年末、宮下公園から追いやられた野宿者たちはここで越年した。=26日、渋谷区 写真:筆者=


 渋谷区が野宿者を締め出すねらいで26日朝から公園に施錠した。公園は1月3日まで9日間、一般の人も利用できなくなる。


 施錠したのは宮下公園、神宮通公園、美竹公園。


 年末年始、生活保護の窓口は閉まり、炊き出しにも事欠く。この期間中、野宿者たちは宮下公園で炊き出しをする予定だった。命をつなぐためだ。


 宮下公園は分かりやすい場所にあるため、渋谷区外からも迷わずに たどり着く ことができる。食うや食わずの野宿者にとっては持ってこいの場所だ。


 渋谷区はそこを使用禁止にするのだから、命の重みなど頭の片隅にもないのだろう。
 
 渋谷区の桑原敏武区長は、新庁舎説明会(11月12日)の際、「公園は炊き出しをする場所ではない」と明言した。桑原区長の意向を受けた「水と緑・公園課」が強行策をとった。



吉武公園課長(正面)は公園の使用禁止をひたすら炊き出しのせいにした。=26日、渋谷区役所 写真:筆者=


 野宿者と支援団体から抗議を受けた「水と緑・公園課」の吉武成寛課長は、野宿者締め出しの最大の理由を「炊き出しに火を使うため」と説明した。


 吉武課長はイベントでのガスコンロ使用については「区が責任を持てるから」と答えた。野宿者は炊き出しで一度も火の不始末をしでかしたことはない。明らかに偏見である。


 渋谷区は昨年末、宮下公園から野宿者を追いやった。野宿者たちは北隣の「神宮通公園」に移って食いつなぎ夜露をしのいだ。


 今年は宮下公園に加えて、神宮通公園も美竹公園も野宿者が使えないようにしたのである。


 年の瀬に弱者を締め出すとは人間の所業ではない。生活に困った者に救いの手を差し伸べるのが行政の仕事のはずだ。


 世間にとって26日(金)はまだ平日だ。年末年始でもない。御用納めの日、役所の都合で施錠したのである。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/936.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 衆院選後上京した、翁長雄志沖縄県知事の面談申し入れに会わなかったお子ちゃま安倍晋三w 2014.12.26幻視行日記
衆院選後上京した、翁長雄志沖縄県知事の面談申し入れに会わなかったお子ちゃま安倍晋三w 2014.12.26幻視行日記

2014.12.26
岡留安則の「東京――沖縄――アジア」幻視行日記
http://okadome.cocolog-nifty.com/blog/2014/12/post-4311-3.html

■12月某日 日本列島の東北、北海道は連日のように寒波に襲われ、豪雪と冷温で交通も乱れ、事故も多発した。ここ沖縄は寒さじたいはそうでもないが、気温も下がり、風雨が強いと体感温度は一気に低く感じてしまう。やはり、日本列島の天候は多種多様である。国際情勢も様々だ。米国とキューバが半世紀の対立を乗り越えて国交正常化へと方向転換した。その一方で、北朝鮮のキムジョンウン第一総書記暗殺を描いた映画が公開中止になり、その後限定的な公開が決まるなど二転三転。その裏では米国や北朝鮮のサイバーテロ問題も発覚。中国でも周近平国家主席の権力闘争が勃発の兆しを見せている。ロシアではルーブルの価値が大暴落した。気候同様に国際政治も揺れ動いている、
 国会が開会され、首班指名で安倍総理が再選された。第三次安倍内閣の閣僚人事は江渡聡徳防衛大臣一人が再任を拒否して、中谷元氏が防衛大臣に就任した。安倍政権の解散のきっかけともなった「金と政治」にまつわるスキャンダルの主人公たちはそろって留任となった。解散総選挙で禊は済んだと判断したのだとすれば甘すぎる。野党は徹底追及すべきである。
 その追求する側の民主党は、海江田代表の落選と代表辞任で新代表を選ぶ選挙になる。今のところ、細野豪志、岡田克也氏らによって代表選が争われる予定だ。維新の会は、橋下徹共同代表が来年の統一地方選挙に専念するという事で、最高顧問に就任。松井幹事長は顧問に就任した。一強多弱の安倍政権は最近の世論調査でも支持率を上昇させている。一体、どういうことだ。渡辺善美の起訴も見送られるようだ。政治は完全に緩んで機能麻痺状態だ。
 沖縄県知事選と衆議院解散総選挙で勝利した翁長雄志県知事が就任後初の上京。安倍総理や菅義偉官房長官や防衛、外務大臣などとの面談を申し入れたにもかかわらず、応じたのは山口沖縄・北方担当大臣一人。仲井真前知事の時代には特別待遇で迎え入れたが、辺野古新基地に反対するオール沖縄の県民党が勝利した途端の掌返しである。沖縄県民に対する配慮は見られない。安倍政権がそういう対応をすれば、沖縄の反政府の姿勢は強まるばかりだろう。今年はいい正月を迎えられるだろうと思っていたが、安倍政権の姿勢を見ていると、そう楽観視はできないだろう。相変わらず、口先三寸でアベノミクスを捲し上げる安倍総理を見ていると、先行きの不安感は増すばかりである。新年早々から安倍政権と沖縄の攻防の方も予断を許さない状況だ。
 年末年始用の新刊を数冊紹介しておこう。辺見庸氏と佐高信氏の対談本「絶望という抵抗」(金曜日)が一押しだ。二冊目は朝日新聞誤報問題を取り上げた青木理氏の「抵抗の拠点から」(講談社)もおススメだ。朝日バッシングは朝日じたいにも問題はあるにせよ、安倍政権のタカ派路線とも呼応しているという状況こそが、今という時代を象徴しているという視点が重要だ。もう一冊、共同通信外信部の編集委員・石山永一郎氏の「アジア・ルポルタージュ紀行」(柘植書房新社)も副題に平城からバクダッドまでとあるように、石山氏が海外取材の体験をもとにまとめた紀行文で構成されている。以上、おススメの三冊だ。
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/937.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 「民主党の再生・復活のためには、民主党政権を自滅させた時代の指導部を一掃する必要があります:森田実氏」
「民主党の再生・復活のためには、民主党政権を自滅させた時代の指導部を一掃する必要があります:森田実氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/16194.html
2014/12/27 晴耕雨読


https://twitter.com/minorumorita

民主党が再生・復活するためには菅内閣・野田内閣という忌まわしい過去をと決別しなければなりません。

菅時代、野田時代に党・内閣の指導部にいた幹部をトップリーダーに登用してはなりません。

民主党は新しい指導者のもとで再建をはかるべきです。

民主党再生の出発点は世代交代です。

世代交代が民主党を救います。

玉木雄一郎衆議院議員がやってくれます。

民主党は鳩山、菅、野田の三代内閣時代に大きな過ちを重ねました。

鳩山内閣時代の過ちは指導部の分裂でした。

鳩山時代が鳩山首相(代表)と小沢幹事長が差し違える形で共倒れしたことによって終焉したことは大失敗でした。

この失敗を繰り返さないためには、指導部は団結しなければなりません。

わがままは抑えるべきです。

菅時代の失敗は、選挙公約になかった消費税増税に軽々に突っ走ったことです。

総選挙で国民の審判を仰ごうともせずに、菅首相自らが思いつき的に主張して2010年夏の参院選で敗北したことです。

さらに、前原外相の中国との対立を深めるハネ上がり外交を許したことです。

ついで東日本大震災時に菅首相が乱れたことでした

この三つの失敗は野田内閣に引き継がれました。

原発事故処理でも躓きました。

野田首相は、選挙で公約していない消費税引き上げに踏み切り、民主党を公約違反政党にしてしまいました。

その上、尖閣国有化閣議決定によって中国との対立を決定的なものにしてしまいました。

その上、自民党にとって最も有利な時期に衆院を解散し、自殺的な手段をとって民主党を自滅させてしまったのです。

この三つの重大な過ちによって民主党政権を潰し、二大政党制を破壊してしまいました。

民主党の再生・復活のためには、民主党政権を自滅させた時代の指導部を一掃する必要があります。

菅・野田内閣時代に内閣と党の要職にあった幹部を、これからの民主党のトップリーダーにしてはならないのです。

菅・野田時代と訣別することなくして民主党の再生はありえないのです。

新聞報道には、何人かの代表候補の名が挙がっていますが、多くはあの忌まわしい過ちだらけの菅・野田内閣時代の幹部です。

みんな汚れてしまっています。

代表候補として名が出ている者の中で汚れていないのは玉木雄一郎衆議院議員のみです

民主党は、玉木雄一郎衆議院議員を党の代表にして、2016年夏の参院選での党勢の復活をめざして前進すべきです。

次の勝負は2016年夏の参院選です。

この参院選で民主党が復活する体制を、2015年1月の代表選で確立しなければなりません。

民主党が今なすべきは玉木雄一郎衆議院議員を新代表に選出することです。

その上で、オールドボーイたちは玉木雄一郎体制を支える下働き役割を担うべきです。

菅・野田時代の旧い幹部たちは一歩引き下がるべきです。

脱皮できない蛇は滅びるのです。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/938.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 「若い人たちへ。自公が、あなたたちに何をしてくれましたか。就職先もろくにないじゃないか。:兵頭正俊氏」
「若い人たちへ。自公が、あなたたちに何をしてくれましたか。就職先もろくにないじゃないか。:兵頭正俊氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/16195.html
2014/12/27 晴耕雨読


https://twitter.com/hyodo_masatoshi

若い人たちは、今度正月に家族に会ったら、集団的自衛権から改憲・徴兵制の状況を語るべきだ。

結論は、「自分は戦争にいって、金持ちのために人を殺す気も、殺されるつもりもないから」と、これでいいんだ。

本気で反対しないと、ほんとうに自公に殺されますよ。

若い人たちへ。

自公が、あなたたちに何をしてくれましたか。

就職先もろくにないじゃないか。

奨学金の借金がたくさんあるでしょ。

結婚もなかなかできませんよ。

それで命まで自公にくれてやる必要はありません。

あなたの命はあなたのためのもの。

国家でも自公のためのものでもない。

これから日本は、次第にイスラエル型の国家になりそうだ。

イスラエルと日本の近似性は、

(1)もともと両国とも平和主義の国家であったこと。

(2) 両国とも米国に利用されて軍事国家になったこと。

(3) 地域の帝国として、米国の地域利権確保に利用されていることである。

(4) 内部に異民族を抱え込み、格差社会を形成していること。

(5) 周辺との領土問題を抱え込んでいること。

(6) 近隣に友達がいないこと、である。

これは米国の、必ず周辺国から孤立させ、米国に頼らせる戦略からきている。

日本とイスラエルとの近似性で、さしあたって気になるのは、イスラエル女性の徴兵制だ。

日本も人口減が進むから、女性の徴兵制は必然である。

しかし、この愚かな政策は、さらなる人口減に結果する。

若者たちが、将来を案じて子どもを作らなくなるからだ。

政治家がおバカなので、国民に幸せはこない。

東京の大手メディアが、この国の厄災の中心にいる。

この国ではメディアの問題は、情報の問題ではなく、政治の問題だ。

この認識にネットは深化した。

これは逆にいえば、それだけかれらの力が強大でもあるということだ。

本当は、東京の大手メディアこそ太平洋戦争のA級戦犯だった。

戦争に反対しよう。

これからの戦争には必然性も必要性もない。

ある日、でっち上げられた「事件」をマスメディアが流す。

小沢一郎へのバッシングのように、連日にわたって。

しかし、中国にも北朝鮮にも、日本と戦争するプラスはない。

マイナスだけだ。

それは米国の専門家もいっている。

考えることだ。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/939.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 「「生活の党と山本太郎となかまたち」、これを野合と言うのは当たらない:きむらとも氏」
「「生活の党と山本太郎となかまたち」、これを野合と言うのは当たらない:きむらとも氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/16196.html
2014/12/27 晴耕雨読


https://twitter.com/kimuratomo

> 山本太郎 ブログ更新しました。 「野良犬の保護」⇒⇒⇒http://t.co/Qt8xn0qViB

「生活の党と山本太郎となかまたち」、これを野合と言うのは当たらない。

格差問題、原発被ばく問題などへの主張を見れば極めて自然な合流だ。

名前がふざけている?

否、この名称こそが「真剣勝負」の証しだ。

内閣委員会での最後の質問に、その答えがある。http://t.co/DRKvMS7EBU

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http://t.co/Qt8xn0qViB

2014-12-26 20:29:48
野良犬を保護
テーマ:ブログ
今日、永田町で山本太郎、と言う野良犬が保護されました。

いつ殺処分にされるか判らない状態の野良犬を保護したのは、小沢一郎さん(72歳)

来年早くにも、新党結成と言う新しいお家を作り、党議拘束など、

制限が掛けられる事無く、大家族を目指してゆく、

との事です。

この件に関しての記者会見は、次期通常国会開会前に行います。

詳細はその時までお待ち下さい。


☆☆☆☆☆☆

新党を結成する事になった。

無所属だから応援していたのに、と言う方。

ごめんなさい。

一人でやれる事、やれない事、この1年半の議員生活でよく理解しました。

政党要件を満たした自由度の高い新党を作り、普段、

委員会で質問している様な内容をNHKの国会中継や討論番組、

政党に属する事で手に入る内閣委員会以外への参加、

などでもぶつけていきたい。

圧倒的に活動の場が広がるチャンスです。


悪政を止める為には、議席を入れ替えるしかない、その為には市民政党が必要だ、と言ってきました。

僕が議員になる前から接してきた既存の政党は、

結局のところプライドが高く、最終的には市民側にまで降りて来る事はなかった。


今までの政党の持つイメージを変えていきたい。

誰の為の政治を行うのか。

政策も、行動もシンプルで判りやすいパーティーを目指します。

国会内の活動はもちろんの事、この先、弾圧されて行くであろう

市民運動の見守りにもフットワーク軽く出掛けて行く集団でありたい。

全国の市民の力を結集できるような政党を作れるよう、

新党の先輩方から、魑魅魍魎だらけの永田町での泳ぎ方を

学ばせて戴きながら、全国を飛び廻ります。


まずは、お知らせまで。

詳細は、通常国会開会前の記者会見をご覧下さい。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/940.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 「地元の意志を無視し金目で「言うことを聞け」です。安倍の辞書には「反省」がない:金子勝氏」
「地元の意志を無視し金目で「言うことを聞け」です。安倍の辞書には「反省」がない:金子勝氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/16174.html
2014/12/26 晴耕雨読


https://twitter.com/masaru_kaneko

【バラマキ】政府は、特産品や地域限定旅行券を割安に販売できる助成制度、介護施設やバス利用などに使えるサービス購入券、子どもが多い世帯への支援など、4200億円規模の交付金を経済対策として閣議決定。

統一地方選対策のバラマキの間違いです。 http://goo.gl/IGgxHn

地域医療・介護総合確保推進法案で、介護は家族任せにし、要支援の訪問介護や通所介護を市町村任せにしておいて、あるいは介護報酬引き下げておきながら、介護施設やバス利用などに使えるサービス購入券バラマキで、介護サービス切り下げをしないかのような錯覚を作り出す。

まるで詐欺みたいです。

【金目のバラマキ】福島県内の除染土などを保管する中間貯蔵施設に抵抗が強いので、地域振興を目的に、福島県や県内自治体に配付する総額3000億円余りの交付金のうち、2500億円を今年度の補正予算案に計上。

安上がりで破綻が見えているのに、金目で「解決」する。

福島をバカにしています。

【家族の助け合い?】自民党税制調査会は来年度の税制改正で、少子化対策の一環として、親や祖父母が結婚や出産、子育ての費用を一括して援助した場合、子や孫1人当たり1000万円を上限に贈与税を非課税にする制度を4年間創設する。

露骨です。 http://goo.gl/f9iFpL

すでに祖父母が孫の教育資金を1千万円贈与しても贈与税の非課税制度がある。

また相続税の抜け道を作って、金のある家に生まれた子は、出産から教育まで豊かになっていく一方で、低所得や貧困な家庭に生まれた子、親のいない家はどこまでも貧しくなる。

金持ち優先の自民党です。

【金目の政治】一方で安倍政権は、地元で辺野古移設反対が強まる中、沖縄振興費を減額したり国家戦略特区指定を見直したりする兵糧攻めで、翁長知事に政策転換を促す。

地元の意志を無視し金目で「言うことを聞け」です。

安倍の辞書には「反省」がない。 http://goo.gl/Wr6tLu

【25%の政治】安倍政権発足後の政策を見ていると、国民の大多数から徴収した税金と将来の世代を先食いする借金で調達した公金を、25%の支持者のために使う政治のやりたい放題になっています。

自分の金と勘違いしている。

投票しなかった人たちに、自分の金がどう使われているか凝視してほしい。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/941.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 山本太郎氏を迎え、生活の党が再び政党に蘇った。相互にプラスの効果を期待したい。(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201412/article_25.html
2014/12/26 23:20


生活の党の党員が4名となり、小沢氏も何か模索していると思っていたが、無所属の山本太郎氏(参院)が生活の党に入党したという。


以下が、総務省に出した届出書である。



代表は小沢氏のままで、ただ政党名が「生活の党と山本太郎となかまたち」ということである。当然、略称を使うのだろうが、銀行の「三井住友」、「東京三菱UFJ」のようなものであるが、「なかまたち」まで入れたのには事情があったのだろう。山本太郎氏の公設秘書は「はたともこ」氏で、国民の生活が第一の議員だった人であり、山本氏は森ゆうこ氏の選挙応援もやっているので、生活の党とは共通点は多いと思う。特に原発を無くしていくことは同じである。


これを受けて、山本太郎氏は自身のブログで以下のように書いている。自分が一人で国会で活動する姿を「野良犬」と称して、小沢氏に保護されたと形容している。山本氏にとってもプラスになり、生活に取ってもプラスの相乗効果が出てくれればいい。



野良犬を保護
2014-12-26 20:29:48
http://ameblo.jp/yamamototaro1124/


テーマ:ブログ


今日、永田町で山本太郎、と言う野良犬が保護されました。
いつ殺処分にされるか判らない状態の野良犬を保護したのは、小沢一郎さん(72歳)
来年早くにも、新党結成と言う新しいお家を作り、党議拘束など、制限が掛けられる事無く、大家族を目指してゆく、との事です。この件に関しての記者会見は、次期通常国会開会前に行います。詳細はその時までお待ち下さい。
☆☆☆☆☆☆
新党を結成する事になった。無所属だから応援していたのに、と言う方。ごめんなさい。一人でやれる事、やれない事、この1年半の議員生活でよく理解しました。政党要件を満たした自由度の高い新党を作り、普段、委員会で質問している様な内容をNHKの国会中継や討論番組、政党に属する事で手に入る内閣委員会以外への参加、などでもぶつけていきたい。圧倒的に活動の場が広がるチャンスです。
悪政を止める為には、議席を入れ替えるしかない、その為には市民政党が必要だ、と言ってきました。僕が議員になる前から接してきた既存の政党は、結局のところプライドが高く、最終的には市民側にまで降りて来る事はなかった。今までの政党の持つイメージを変えていきたい。誰の為の政治を行うのか。政策も、行動もシンプルで判りやすいパーティーを目指します。国会内の活動はもちろんの事、この先、弾圧されて行くであろう市民運動の見守りにもフットワーク軽く出掛けて行く集団でありたい。全国の市民の力を結集できるような政党を作れるよう、新党の先輩方から、魑魅魍魎だらけの永田町での泳ぎ方を学ばせて戴きながら、全国を飛び廻ります。まずは、お知らせまで。詳細は、通常国会開会前の記者会見をご覧下さい。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/942.html

   

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