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2014年12月25日01時51分 〜
記事 [政治・選挙・NHK176] 《これは酷い》 自民党の前川恵議員が酷すぎると話題に!記者「アベノミクス等ついて」前川氏「どうしよう。わかんな〜い。
【これは酷い】自民党の前川恵議員が酷すぎると話題に!記者「アベノミクス等ついて」前川氏「どうしよう。わかんな〜い。党の方針は?」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-4929.html
2014/12/25 Thu. 00:34:50 真実を探すブログ



衆議院総選挙で初当選した自民党の前川恵(まえかわ めぐみ)議員の発言がネット上で大炎上しています。前川議員は女性議員としてマスコミの取材を受けていたのですが、記者の「どちらに向かうのですか?」という質問に対して、前川議員がスタッフの方に「今から・・・なんて言えばいい?」と聞いてから受け応えしていました。


しかも、それだけではなく、アベノミクスや議員定数削減に関して質問をされると、前川議員は「どうしよう。分かんない」「あれ、自民党の方針ってどうでした?」等と困惑して、最終的には「ノーコメント」と返答しています。更には最後に「食の分野で精一杯出来れば良い」と発言し、有権者たちが現在進行形で大激怒中です。


これは動画を見たほうが良いですが、本当に何で議員になったのか不思議に感じますね。ここまで来ると、芸能人が番組の企画で議員の格好をして紛れているようにしか見えません(苦笑)。野々村元県議もそうですが、ちょっと議員の劣化が酷すぎです。


☆初当選議員ら特別国会に ※youtubeが削除されました。下記でURLでご覧ください。
動画⇒http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20141224-00000019-jnn-pol


*1分50秒から












☆東京比例 自由民主党
URL http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2014/profile/YTPSRLYC84001XXX026.html
引用:
前川 恵 (まえかわ めぐみ)
年齢 39
新旧 新
代表的肩書 料理研究家
:引用終了


以下、ネットの反応























http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/849.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 安倍首相会見要旨 「戦後以来の大改革、抵抗あっても邁進」[産経ニュース]
安倍首相会見要旨 「戦後以来の大改革、抵抗あっても邁進」
http://www.sankei.com/politics/news/141224/plt1412240038-n1.html

 【第3次安倍内閣】

 自民党と公明党の強固な基盤の上に立ち、政策を前に進めていく。なすべきことは明確だ。デフレ脱却、社会保障改革、外交安全保障の立て直し、どれも困難な道だ。私は全身全霊を傾けて、戦後以来の大改革を進めている。賛否は大きく分かれ、激しい抵抗もある。しかし総選挙で「この道をまっすぐに進んでいけ」と国民から力強く背中を押された。内閣一丸で政策実現に邁進(まいしん)していく。

 【アベノミクス】

 アベノミクスの成功を確かにすることが最大の課題だ。今週取りまとめる経済対策で、中小・小規模事業者への支援、子育て支援などを行う。賃上げの流れを継続させ、雇用の改善を図る「3本の矢」の経済対策を大胆にスピード感をもって実施する。規制について抜本的な改革を断行し、景気回復の実感を全国へ届ける。

 【憲法改正】

 憲法改正は自民党結党以来の大きな目標だ。今回の公約にも憲法改正を明記している。宿題であった国民投票の要件を18歳に引き下げた。歴史的なチャレンジだが、簡単なことではない。国民投票で過半数の支持を得なければならない。まさに正念場だ。どういう条文から国民投票を行うのか、必要性などについて国民的な理解をまずは深める努力をしていく。

 【安全保障法制整備】

 7月の閣議決定に基づき、切れ目のない安全保障法整備を進める。新たに就任した中谷元・安保法制担当相は、知識と経験に加え現場にも精通する。万全の法案準備を進め、国民理解を得る努力を続け、来年の通常国会での成立を図る。

 【外交】

 地球儀を俯瞰(ふかん)する外交を進め国益を確保する決意に揺らぎはない。中国とは、戦略的互恵関係の考えの下に、大局的な観点から対話を積み重ね、関係を発展させる。ロシアのプーチン大統領との信頼関係を基礎に協力の幅を広げながら、国益にかなう日露関係を進め、北方領土問題の解決と平和条約締結に向けて粘り強く交渉を続けていく。韓国へも、日本の対話のドアは常にオープンだ。

[産経ニュース 2014/12/24]
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/850.html

記事 [政治・選挙・NHK176] <朝日検証>北岡伸一委員「キャンペーン体質の過剰 政府対人民の図式 自らの主張のために、他者の言説を歪曲ないし貶める」
「いま日本では、軍国主義の復活に反対するさまざまな平和・反戦運動が盛んなようですが、私も自分に加えられた過去のアダを力のバネとして、日本の人民と同一線上に立って協力し、ともに軍国主義打倒を戦ってゆきたいと思います」
(本多勝一「中国の旅」P122)

南京大虐殺を捏造したことで有名な本多勝一「中国の旅」の一節
1981年出版。(朝日新聞出版)


☆彡
人民と政府の対立を煽り、政府の活動をがんじがらめに縛り、自らの主張のために、他者の言説を歪曲ないし貶める・・・・。

北岡さんの分析には笑いました。


☆彡
朝日新聞から
http://www.asahi.com/articles/DA3S11520795.html

■現代におけるジャーナリズムの責任 北岡伸一委員

 今回の従軍慰安婦報道問題の発端は、まず、粗雑な事実の把握である。

 吉田証言が怪しいということは、よく読めば分かることである。従軍慰安婦と挺身隊との混同も、両者が概念として違うことは千田氏の著書においてすら明らかだし、支度金等の額も全然違うから、ありえない間違いである。こうした初歩的な誤りを犯し、しかもそれを長く訂正しなかった責任は大きい。

 類似したケースはいわゆる「百人切り」問題である。戦争中の兵士が、勝手に行動できるのか、「審判」のいないゲームが可能なのか、少し考えれば疑わしい話なのに、そのまま報道され、相当広く信じられてしまった。

 第二の問題は、キャンペーン体質の過剰である。新聞が正しいと信じる目的のために、その方向で論陣をはることは、一概に否定はできない。従軍慰安婦問題を取り上げて、国民に知らしめたことは、それなりに評価できる。

 しかしそれも程度問題である。1971年9月に中国の林彪副主席が失脚したとき、世界のメディアの中で朝日新聞だけが林彪健在と言い続けた。そして半年後に、林彪の失脚は分かっていたが、日中関係の改善に有害なので報道しなかったと述べた。同様のおごりと独善が、今回の従軍慰安婦報道についても感じられる。

 第三に指摘したいのは、物事をもっぱら政府対人民の図式で考える傾向である。

 権力に対する監視は、メディアのもっとも重大な役割である。しかし権力は制約すればよいというものではない。権力の行使をがんじがらめにすれば、緊急事態における対応も不十分となる恐れがある。また政府をあまり批判すると、対立する他国を利して、国民が不利益を受けることもある。権力批判だけでは困るのである。

 第四に指摘したいのは、過剰な正義の追求である。

 従軍慰安婦問題において、朝日は「被害者に寄り添う」ことを重視してきた。これは重要な点である。

 しかし、被害者によりそい、徹底的な正義の実現を主張するだけでは不十分である。現在の日本国民の大部分は戦後生まれであって、こうした問題に直接責任を負うべき立場にない。日本に対する過剰な批判は、彼らの反発を招くことになる。またこうした言説は韓国の期待を膨らませた。その結果、韓国大統領が、世界の首脳に対し、日本の非を鳴らすという、異例の行動に出ることとなった。それは、さらに日本の一部の反発を招き、反韓、嫌韓の言説の横行を招いた。こうした偏狭なナショナリズムの台頭も、日韓の和解の困難化も、春秋の筆法を以てすれば、朝日新聞の慰安婦報道がもたらしたものである。

 かつてベルサイユ条約の過酷な対独賠償要求がナチスの台頭をもたらしたように、過剰な正義の追求は、ときに危険である。正義の追求と同時に、日韓の歴史和解を視野にいれたバランスのとれたアプローチが必要だった。

 第五に、現実的な解決策の提示の欠如である。

 アジア女性基金に対して当初取られた否定的な態度は残念なものだった。

 日韓基本条約によって、個人補償については解決済みであり、それ以後の個人補償については、韓国政府が対応すべきだというのが日本の立場である。この立場と、人道的見地を両立させるために、政府はアジア女性基金という民間と政府が共同で取り組む形をとり、国家責任ならぬ公的責任を取ることとしたのである。公的責任というのは、必ずしも悪い方式ではない。ドイツのシーメンス等もこの形であった。これを否定したことは、韓国の強硬派を勇気づけ、ますます和解を困難にしたのである。

 なお、国家補償が最善であるという立場には、疑問もある。すべてを国家の責任にすると、その間で違法行為に従事し、不当な利益を得ていたブローカー等の責任が見逃されることにつながらないだろうか。

 第六は論点のすりかえである。

 今年8月5日の報道で朝日新聞は強制連行の証拠はなかったが、慰安婦に対する強制はあり、彼女たちが悲惨な目にあったことが本質だと述べた。それには同感である。

 しかし、第1次安倍内閣当時、安倍首相が強制連行はなかったという立場を示したとき、これを強く批判したのは朝日新聞ではなかったか。今の立場と、安倍首相が首相として公的に発言した立場、そして河野談話継承という立場とどこが違うのだろうか。

 朝日新聞にはこの種の言い抜け、すり替えが少なくない。

 たとえば憲法9条について、改正論者の多数は、憲法9条1項の戦争放棄は支持するが、2項の戦力不保持は改正すべきだという人である。朝日新聞は、繰り返し、こうした人々に、「戦争を放棄した9条を改正しようとしている」とレッテルを張ってきた。9条2項改正論を、9条全体の改正論と誇張してきたのである。要するに、自らの主張のために、他者の言説を歪曲ないし貶める傾向である。

 安倍内閣の安全保障政策についても、世界中で戦争ができるようにする、という趣旨のレッテルが張られている。人命の価値がきわめて高く、財政状況がきわめて悪い日本で、戦争を好んでするリーダーがいるはずがない。これも他を歪曲する例である。

 これらは、議論の仕方として不適切であるのみならず、国論を分裂させ、中道でコンセンサスが出来ることを阻む結果になっていないだろうか。

 以上のような欠点は、朝日新聞だけにあるわけではない。また、このような指摘は、やや厳しすぎるかもしれない。しかし、新聞記者は特権集団なのである。名刺一枚で誰にでも会えるし、自分のメッセージを数百万部の新聞を通じて天下に発表することができる。しかも高給を得ている。自由な言論のために、そうした特権集団は必要だ。しかし特権には義務が伴う。自らの記事を絶えず点検する厳しい自己規律を求めたい。

http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/851.html

記事 [政治・選挙・NHK176] ダブスタ韓国政府に日本国民激怒?→米軍元慰安婦の初公判、韓国政府「違法行為を立証できてない」・・・
「政府側の弁護人は、「国家賠償の成立には、122人それぞれが、個別公務員担当者の具体的な行為などを立証する必要がある」とした上で、警察の黙認、ほう助などについて違法行為を証明できていないと主張した。これに対し、被害者側の弁護人は、「政府が管理して組織的に運用したものであることは明らかだ。その違法性を問うための訴訟であるため、個人の具体的な不法行為を立証する必要はない」と反論した・・・」


☆彡
前、朝日新聞の編集委員の北野さんに、朝日新聞は「米軍慰安婦」をどう考えているのか?と質問しましたが、調査しますと回答があっただけでした。

朝日新聞や韓国政府にとって「米軍元慰安婦」は存在してはいけない真実。
中国1千年の朝鮮支配は問題なく、インフラと教育を整備した日帝36年は大問題。

ダブルスタンダードって醜いですね。

中国人が笑いながら報道してます。

レコードチャイナから
http://www.recordchina.co.jp/a99445.html

米軍元慰安婦の初公判、韓国政府「違法行為を立証できてない」=韓国ネット「日本に強気だった韓国政府はどこへ?」「過去のことは騒ぎ立てるな」


2014年12月19日、韓国・聯合ニュースによると、基地村で売春に従事していた122人の女性が、「国が米軍相手の慰安婦制度を作った」として、韓国政府を相手に提起した裁判の初公判がソウル地裁で開かれた。

【そのほかの写真】

女性たちは今年6月、「私たちは外貨を稼ぐために夜通し働かされた。韓国政府はこうしたシステムを作ったことを認め、賠償してほしい」として、1人につき1万ドル(約118万円)の損害賠償を求める訴えを起こした。

政府側の弁護人は、「国家賠償の成立には、122人それぞれが、個別公務員担当者の具体的な行為などを立証する必要がある」とした上で、警察の黙認、ほう助などについて違法行為を証明できていないと主張した。これに対し、被害者側の弁護人は、「政府が管理して組織的に運用したものであることは明らかだ。その違法性を問うための訴訟であるため、個人の具体的な不法行為を立証する必要はない」と反論した。

これを受け、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「過去のことをこれ以上騒ぎ立てないでほしい。世界に『韓国=慰安婦』と思われる」

「間違いを犯したのは政府なのに、なんで国民が恥をかくの?政府は恥を知るべきだ」

「『今生きている元慰安婦のおばあさんたちが何よりの証拠だ!』と日本に強く言っていた韓国政府はどこへ?」

「日本軍の慰安婦問題も同じように、しっかりと責任を追及してほしい」

「韓国のおばあさんたちは本当にパワフルだから、誰もかなわないよ」

「当時の韓国政府はみんな親日派だったんだから、日本政府をまねしたのは明らかだ。当然、韓国政府は賠償するべき」(翻訳・編集/篠田)



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/852.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 自民党一の人気者、小泉進次郎 タブーは父親と原発再稼働問題〈週刊朝日〉
自民党一の人気者、小泉進次郎 タブーは父親と原発再稼働問題〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141225-00000004-sasahi-pol
週刊朝日  2015年1月2−9日号


 衆院選では選挙区で約16万9千票もの票を集め、全国トップの得票数だった小泉進次郎氏(33)。年末は地元の神奈川・横須賀で、選挙でのお礼も込めた、忘年会で忙しく過ごした。

「一日にいくつも分刻みでまわっているそうです」(後援会関係者)

 車で飛びまわることが多いため、選挙中に進次郎氏の車が変わったという。

「以前はエスティマに乗っていたんですが、オシャカになりました。3年くらいで16万キロも乗って、もう電池がだめになってしまったそうで、電池を入れ替えるには40万円かかるというから、車を変えることになった。今度はじじいが乗るみたいな白のクラウンのロイヤルサルーンハイブリッドになりました」(同)

 地元のホテルで進次郎氏が講演会をすると、詰めかけるのは、多くは女性。地元では、進次郎氏の花嫁探しについて、よく話に花が咲くという。

「あいつも女めっけないとマズイよね。いつまでも、進次郎本人が地元の集まりに顔を出してないで、秘書がいるんだから、秘書に出させたらいいのに。体は一つしかないから、このままじゃ、かあちゃんを探してる時間もないだろう。どうすんだという話がよく出ています」(後援会幹部)

 人気者の進次郎氏にもタブーがある。

「原発推進の安倍政権にとって脱原発を訴える父・純一郎元首相は目の上のタンコブ。その空気を読んで進次郎氏は原発再稼働などには一度も触れませんでした」(ジャーナリスト)

 佐賀県の候補の応援で地元特産のみかんを手にした進次郎氏に対し、「原発事故がまた起きれば、農業に打撃を与えます。再稼働はどうお考えですか」と記者が質問すると、こうキッパリと答えた。

「演説内容の優先順位を決めるのは政治家です。演説を聞いて後は何を書いていただいても結構です」

(本誌取材班)



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/853.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 田原総一朗「『戦後レジーム』を壊す安倍政権に民主党は対案を出せるのか」〈週刊朝日〉
田原総一朗「『戦後レジーム』を壊す安倍政権に民主党は対案を出せるのか」〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141225-00000002-sasahi-pol
週刊朝日  2015年1月2−9日号


 ジャーナリストの田原総一朗氏は、今後安倍首相が進める「戦後レジームからの脱却」に民主党は対案を出すべきとこう語る。

*  *  *
 民主党の海江田万里代表が辞任を表明した。野党第1党の党首が落選したというのは、今回の衆院選の野党のふがいなさを象徴している。

 野党もマスメディアも、安倍首相の作戦に見事に乗せられ、安倍首相の思惑どおりの選挙戦の展開となった。

 安倍首相は、「7〜9月のGDPの伸び率が年率にしてマイナス1.6%と予想外に落ち込み、2015年10月に予定していた消費税の2%増税が無理なので、18カ月先延ばしにしたい。そのことで国民の信を問うために衆議院を解散する」のだと表明した。そのために、アベノミクスの成果を問う選挙だということになり、民主党をはじめ野党各党は、それぞれにアベノミクス批判をぶち上げた。だが、突然の解散ということもあってか、どの党も批判が精いっぱいで、アベノミクスに代わる自党の対案を出すことはできなかった。

 もっとも、政権奪取を考えない野党は批判だけでもやむを得ないのだが、政権奪回を狙うべき民主党には具体的な対案が求められた。だが、残念ながら対案らしいものは示し得なかった。しかも、政権奪回を狙うと言いながら、候補者も定数の半数にも満たない198人しか擁立できなかった。

 突然の解散ではあったが、民主党は2年間何をしてきたのか。これでは政権奪回の意欲なしと受け取られても仕方がない。

 話がいささか脱線した。今回の総選挙の安倍首相の目的は、「戦後レジームからの脱却」を実現するため、さらに4年間首相として活動するという保証を取り付けることだった。

 繰り返し記すが、「戦後レジーム」とは、まず、東京裁判史観、つまり日本の昭和の戦争は侵略戦争だったという決め付けであり、2番目が占領下にGHQから押し付けられたとする現憲法である。3番目が対米従属、つまり安全保障や外交に関して米国の言うがままで主体性がないこと、4番目が、これもGHQに押し付けられたとする教育基本法である。

 だが、東京裁判史観からの脱却や憲法改正、日本独自の安全保障の強化などに対しては、国民は少なからぬ抵抗感を持っている。特に戦争を知る世代ほど、危険性ありと強く感じている。そこで安倍首相は、第2次政権からは「戦後レジームからの脱却」という言葉を使わなくなった。もっぱらアベノミクスの実現、経済最優先の姿勢を示し続けている。

 景気を良くし、失業率を低下させ、賃金を上げるという政策には、国民の誰もが警戒感を抱かず、神経をとがらせることなく賛成する。今回の選挙も、その作戦が成功したのだ。

 民主党は3桁の議席を狙いながら73議席にとどまった。だが、安倍自民党の「戦後レジームからの脱却」という大目標に対しては、民主党はアベノミクスに対応するよりも困難がつきまとうはずである。たとえば憲法問題にしても、改憲に賛成から護憲まで、民主党議員たちは、いわばばらばらである。集団的自衛権についても、党としての姿勢は固まっていない。東京裁判史観については論議さえ行われていない。

 野党がしっかりしていないと、自民党は暴走しかねない。その意味で民主党の責任は重大だ。「戦後レジームからの脱却」にどう対応するのか。政権を奪回するには、単に批判をするだけではなく、民主党としての「新レジーム」を構築すべきなのである。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/854.html

記事 [政治・選挙・NHK176] ワシントン・パレードが米政府に「辺野古断念」を決断させる 永田町の裏を読む/高野孟(日刊ゲンダイ)
ワシントン・パレードが米政府に「辺野古断念」を決断させる 永田町の裏を読む/高野孟
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155988
2014年12月25日 日刊ゲンダイ


 沖縄の翁長雄志県知事の誕生とそれに続く総選挙での同県全4区での「辺野古ノー!」統一候補の全勝という目覚ましい結果をもたらした下支えというか張本人は、今年7月に各界代表を幅広く集めて結成された「島ぐるみ会議」である(7月31日付本欄参照)。同会議の選挙後初の総会が那覇市内で23日に開かれるというので傍聴に行った。

 翁長知事が冒頭で挨拶に立ち「辺野古基地建設の撤回を実現する、これからの長期戦をみなさんと共に闘っていく」との決意を述べた後、オール沖縄の思いを全国に、米国に、国連を通じて世界に伝えていくための行動計画が提起され議論された。

 翁長知事は、来月に前知事の辺野古建設承認手続きについての検証チームを発足させ、その手続きに瑕疵がある場合は(あるに決まっているが)その承認を取り消しもしくは撤回し、国と法的に争う構えである。2〜3月県議会での予算審議を終えるまでには「ワシントン駐在員事務所」を開設して米政府・議会・メディアなどへの直接の働きかけを開始し、4月以降には知事が沖縄各界の代表を率いて訪米して県としての外交交渉を行う。

 それと並行して、島ぐるみ会議は、まずは全国46都府県に衆参議員はじめ同会議の発起人・共同代表などの有力者を送り込む。沖縄の基地問題の解決は日本全体の安全保障と民主主義の未来に関わることであることをアピールする集会やシンポジウムを開き、各地方議会の支持を求めるキャンペーンを展開する。そして、知事の訪米とタイミングを合わせて、沖縄だけでなく本土の支援者や在米沖縄出身者を大挙動員し、米国の平和団体・環境団体とも協力して、米議会・ホワイトハウス前で数百人、できれば数千人規模のデモを行う「ワシントン・パレード」を計画する。

 翁長知事誕生の発端となったのは、昨年1月28日、当時那覇市長だった翁長を先頭に全市町村長・議会議長・議員が「オスプレイ配備撤回、普天間基地閉鎖、辺野古移設断念」の「建白書」を掲げて東京で集会してデモ行進し、それを官邸に突き付けた「東京行動」にあった。それを今度は米国の首都で、もっと大きな規模で再現しようというわけである。これが実現すれば、米メディアも大きく取り上げて、米政府を「辺野古断念」に傾けさせる大きなきっかけとなるに違いない。

 23日の総会が終わった後、島ぐるみ会議の中心幹部と懇談する機会に恵まれ、その席上、私自身も年会費1000円で同会議の個人会員になると共に、ワシントン・パレードには必ず参加したい旨を表明した。

▽〈たかの・はじめ〉1944年生まれ。「インサイダー」「THEJOURNAL」などを主宰。「沖縄に海兵隊はいらない!」ほか著書多数。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/855.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 日本にサイバー戦争の“火の粉” 北朝鮮が2月狙う「次の作戦」(日刊ゲンダイ)
            あの男ならやりかねない…/(C)AP


日本にサイバー戦争の“火の粉” 北朝鮮が2月狙う「次の作戦」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155989
2014年12月25日 日刊ゲンダイ


 いきなりキナ臭くなってきた。北朝鮮が仕掛けたサイバー攻撃に、米国が応戦。北朝鮮の朝鮮中央通信や労働党新聞のウェブサイトが一時、ダウンした。米国は中国にも協力を呼び掛けて、北朝鮮の封じ込めに必死だ。

 コトの成り行き次第では、サイバー戦争では済まず、日本も巻き込まれかねない。それを読み解くキーワードのひとつが、「テロ支援国家の再指定」だ。

「オバマ大統領は、北朝鮮をテロ支援国家に再指定しようとしています。北への圧力を強め、経済制裁を強化するとみられますが、問題は対米追従路線を貫く安倍首相の対応です。安倍首相は、オバマ大統領から『北朝鮮外交での単独行動は慎むように』とクギを刺されているため、米国に同調せざるを得えません。その結果、すでに再調査が始まっている拉致問題がストップし、日本にも“火の粉”が飛んでくる可能性が高いのです」(外交関係者)

■日本が狙われるかは安倍首相の動き方次第

 北朝鮮の国防委員会政策局は「我々の超強硬対応戦は、ホワイトハウスやペンタゴン(米国防総省)、米本土全体を狙って果敢に展開されるだろう」と警告。北は、サイバー攻撃の次の作戦として、ミサイル発射などを狙っている。

「来年は朝鮮労働党創建70周年という記念すべき年で、2月には、米韓合同軍事演習が予定されています。金正恩第1書記にとっては、国民に力をアピールしなければいけない条件が揃っているのです。米国を射程にとらえるテポドンやムスダンなどのミサイル発射、核実験が行われる恐れがあります。今のところ、北朝鮮のターゲットは米国のみですが、安倍首相の動き方によっては、日本も狙われます。そのタイミングは2月です」(「コリア・レポート」編集長・辺真一氏)

 今年8月の合同軍事演習のときも、北は9月にミサイルを発射しただけに、来年2月も怖い。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/856.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 政府が“究極の庶民イジメ” 2015年は「年金減額」元年の危機(日刊ゲンダイ)
          年金生活者のほとんどがアベノミクスの恩恵を受けていない/(C)日刊ゲンダイ


政府が“究極の庶民イジメ” 2015年は「年金減額」元年の危機
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155993
2014年12月25日 日刊ゲンダイ


 いよいよ12月30日に「税制大綱」が決定し、年明けから予算編成が本格化する。2015年は庶民イジメの暴政を実感する年になりそうだ。衆院選で大勝した安倍政権が、「年金制度」に手を突っ込んでくることは確実だからだ。

 最大のポイントは、厚労省がもくろむ「マクロ経済スライド」の本格導入だ。これまでは、物価の上昇に連動して年金額が決まる「物価スライド」が使われてきたが、04年、物価の上昇よりも年金額の引き上げ幅を小さく抑える「マクロ経済スライド」が導入された。ただし、導入後もデフレ経済で物価の下落が続いたため、実際には一度も発動されたことがなかった。ところが、「アベノミクス」で物価は急上昇。いよいよ厚労省はここがチャンスとばかり、「マクロ経済スライド」を発動するとみられているのだ。実際、10月の厚労省の年金部会では「マクロ経済スライド」に関する議論が交わされた。

「発動すれば、アベノミクスのインフレ目標である2%の物価上昇でも、年金額は1%弱ほどしか上がらなくなります。その上、厚労省は物価が下落しても発動するつもりです。仮に再びデフレ経済になれば、物価は1%しか下がっていないのに、年金額は2%カットされる。手取りの年金額はどんどん減っていくことになります」(社会保険労務士)

■専業主婦は年間7万2000円の負担増

 年金改悪で苦しむのは受給者だけじゃない。安倍政権は「専業主婦」「パート主婦」も狙い撃ちする方針だ。

 現行では、厚生年金に加入している夫を持つ主婦(パート含む)は「第3号被保険者」となり、年収が130万円以上にならない限り、自分で保険料を納めなくても、老後に年金を受け取ることができる。

 しかし、安倍政権は「主婦」にも保険料を課す方針だ。自民党の有志議員でつくる「多様な働き方を支援する勉強会」は、第3号被保険者に月3000円の保険料の支払いと、健康保険料3000円を求める提言書を国に提出。採用されれば、専業主婦は年間7万2000円の負担増だ。

 ただでさえ受給開始年齢は上がり続け、保険料負担は増すばかりの年金制度。04年の自民党政権下で「100年安心」といわれた制度設計はたった10年で実質的に崩壊している。年金評論家の田中章二氏はこう言う。

「『マクロ経済スライド』はほぼ間違いなく発動されるでしょう。つまり、年金は減ることはあっても、上がらない時代が来る。年金生活者のほとんどはアベノミクスの恩恵を受けていません。モノの値段が上がって苦しんでいるだけです。安倍政権は、そういった人を、さらに追い込もうとしている。3号被保険者の議論も本格化するでしょう。大変な時代になります」

 安倍自民を大勝させたツケは本当に大きかった。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/857.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 「介護報酬引き下げ」が職員を地獄に落とす 安倍政権が招く「介護崩壊」の現場/中村淳彦(日刊ゲンダイ)
              写真はイメージ/(C)日刊ゲンダイ


「介護報酬引き下げ」が職員を地獄に落とす 安倍政権が招く「介護崩壊」の現場/中村淳彦
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/newsx/155994
2014年12月25日 日刊ゲンダイ


 私は6年ほど前に小さなデイサービスを立ち上げ、経営者兼スタッフとして介護施設の運営に携わった経験があります。あまりの過酷さに3年ほどでギブアップしましたが、少しでも業界をかじった人間からすると、安倍首相は介護の現状を少しも理解していないと思う。衆院選が終わった途端、介護報酬引き下げの方針を決めたことには驚きました。

 介護現場はただでさえ賃金が低く、全労連の調べによると平均年収は207万円。介護福祉士の資格を取得した正社員でさえ手取りは14万円ほどです。離職率は2割近くに達し、約6割の事業所が人手不足にあえいでいる。介護報酬を引き下げれば、働き手がますます逃げ出すのは歴然です。

 介護で働く人の勤務は、ざっと次のようなものです。早番、遅番、夜勤があり、施設によっては週1〜2回の泊まり勤務もあります。勤務時間が不規則なうえ基本的に、会話するのは高齢者と同僚だけ。ストレスのたまりやすい職場環境といえるでしょう。排泄や風呂の世話で腰痛を抱える職員も多い。

 この仕事内容で、平均年収207万円では離職率が高いのも当然です。仕事がハードなうえ、報酬が低いので正直、人材が集まりません。もちろん、スキルが高く、真面目に取り組む方もいるのですが、懸命に働くほど、体と神経を壊してしまいかねない。実際、トラブルを起こす職員もいます。「お泊まりデイサービス」を経営する知人からこんな悩みを聞きました。

「最近目立つのは、何十回注意しても新人職員をいじめる中年職員です。履歴書を見ると飲食、パチンコなど人手不足の職種を転々としているのが特徴です。休憩中に恋愛の話をしようものなら、ムキになって怒る、あるいはうつむいてしまう。ああ、この人は子供の頃から勉強でも恋愛でも成功体験がないまま中年になったのだなと思いました。老人虐待をする傾向もあります」

 女性職員の場合、生活が苦しいためか、売春する人が後を絶ちません。都内のグループホームに勤める20代の女性職員は「上司が売春していて現場が混乱している」とこう嘆く。

「利用者さんのお金を盗んだり、近所の男性を相手に体を売っているのです。本人はわからないと思っているけど、売春も窃盗現場も同僚に目撃されています」

 介護は本来、専門知識と経験を必要とします。ところが、リーマン・ショック後、政府は介護現場に大量の失業者を送り込んだ。その結果、社会性に問題がある職員が増えています。介護報酬を引き下げたら、さらに現場の環境が悪くなるのは確実です。

▽なかむら・あつひこ 1972年、東京生まれ。専修大学卒。ノンフィクションライター。著書に「ワタミ・渡邉美樹 日本崩壊させるブラックモンスター」(コア新書)。「崩壊する介護現場」(ベスト新書)。近著「日本の風俗嬢」(新潮新書)も話題。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/858.html

記事 [政治・選挙・NHK176] きょうの紙面ほどくだらない紙面はない  天木直人
きょうの紙面ほどくだらない紙面はない
http://www.amakiblog.com/archives/2014/12/25/#003054
2014年12月25日 天木直人のブログ


 新聞がつまらなくなったといわれて久しいが、きょう12月25日の新聞ほどつまらないものはない。

 なぜか。

 それは各紙とも安倍第三次内閣発足の記事で埋め尽くされているからである。

 なぜ安倍第三次内閣内閣の記事がつまらないのか。

 当り前だろう。

 何も変わっていないからだ。

 何も変わっていないのに記事にしなくてはならないからだ。

 目新しい情報は何もないから、その記事から得るものは皆無だ。

 しかし、それだけならまだ害は少ない。つまらないだけで済む。

 嘘を書かいているから、つまらない上に、くだらない。有害だ。

 なぜ嘘を書くのか。

 それは安倍首相が嘘をついているからだ。

 何ひとつまともな政策を実行できないままスキャンダルまみれで倒れる寸前の内閣だった。

 それをごまかすために解散・総選挙をしたのに、再び同じ顔ぶれで安倍第三次内閣は出発した。

 その間にも内外を取り巻く諸問題はますます深刻になっている。

 安倍第三次内閣が行き詰まるのは時間の問題だろう。

 それにもかからわず安倍首相は記者会見で同じことを繰り返した。

 自分の政策は正しく、それを続けて強い日本経済を取り戻すと言った。

 これほどの嘘はない。

 それにもかかわらず、各紙はその安倍首相の記者会見を垂れ流すしかない。

 安倍第三次内閣では問題は解決できないことを知っていながら、それを書かない。

 さすがに手放しで安倍第三次内閣の前途を祝うことはできないと見えて、読売新聞の橋本五郎特別編集委員が書いた(12月25日読売)。

 これまでの自民党政権の例を見てば、長期政権を目指して実現できた例はなく、選挙の大勝、圧勝の後には必ず危機がやってくるのが常だった、と。

 だから心耳を澄まして謙虚になれ、と。

 橋本氏だけではない。

 すべての新聞が大なり小なり同じようなことを書いている。

 しかしこれも大嘘だ。

 謙虚になったからといってうまくはずがない。

 間違った政策を改めない限り何も解決しないのだ。

 それをごまかすために安倍首相はこれまで以上に国民に嘘をつかなければいけない。

 安倍第三次政権に求められることは謙虚さではない。

 ごまかすな、ということである。

 その当たり前のことを知っていながら書かないきょうの各紙の紙面ほど、つまらないものはない。

 これ以上くだらない紙面はない(了)



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/859.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 12月25日(木) 安倍「大参事」(第3次)内閣を待ち受けるこれだけのジレンマと難問(五十嵐仁の転成仁語)
12月25日(木) 安倍「大参事」(第3次)内閣を待ち受けるこれだけのジレンマと難問
http://igajin.blog.so-net.ne.jp/2014-12-25
2014-12-25 05:43 五十嵐仁の転成仁語


 第2次安倍政権の第3次内閣が発足しました。国民にとっては、さらなる暴走によって大事故を引き起こす可能性の高い「大参事」内閣が出発したことになります。

 この内閣は、総選挙で確保した衆院での3分の2以上の与党勢力を持っています。選挙での洗礼を経て、首相の発言力はさらに高まることでしょう。
 「国民の信任」を得たと言い張って、さらなる暴走に出る危険性が高いと思われます。選挙でほとんど触れず隠し通した争点についても、「白紙委任」を得たかのような居直りに出ることでしょう。
 そもそも、不意打ちの奇襲攻撃によって票をかすめ取り、そうするための力と口実を手に入れることを狙っての「今のうち解散」でした。しかし、安倍首相の前途はそれほど容易なものではなく、多くのジレンマと難問が待ち受けています。

 これについては、すでに、12月20日付のブログ「総選挙後に安倍首相の表情が『終始険しかった』のはどうしてなのか」で、ある程度触れています。
 第1に、与党内で「隠れ野党」の公明党が増え、野党内で「隠れ与党」の次世代の党が壊滅したために改憲発議が困難になったこと、第2に、アベノミクスの前途に不安があるにもかかわらず景気回復を前提にして消費再増税を確約してしまったこと、第3に、沖縄の新基地建設をめぐる県民の反対世論がさらに明確に示されたこと、第4に、いまさらTPPから撤退もできず、かといって参加すれば農業をはじめとした国内産業に大打撃をあたえ、自民党の命取りになるかもしれないこと、第5に、原発を再稼働すれば世論や周辺自治体の反発を高めることは必至で、再生可能エネルギーによる持続可能な社会への芽を摘んでしまうこと、第6に、労働者派遣法の改定などの規制緩和によって非正規労働者を増やせば、労働力の質は低下し、消費不況と少子化はさらに深刻となって日本企業の国際競争力と経済の成長力は失われ、「成長戦略」などはとうてい実現できないことなどです。これらについて詳しくは、12月20日付のブログをご覧になってください。

 
 ここでは、これに加えて、以下のようなジレンマと難問を指摘しておきたいと思います。

 
 第1に、「政治とカネ」の問題です。今回の第3次安倍内閣でただ一人、江渡防衛相だけが再任されませんでした。
 江渡さんは閣僚の椅子の「防衛」に失敗したわけですが、それは「政治とカネ」の問題で野党から追及されていたからです。これから、集団的自衛権の行使容認など安保法制についての審議が行われますから、その妨げになってはいけないということで再任を辞退したそうです。
 しかし、他の閣僚には「政治とカネ」の問題がないのでしょうか。11月末に公表された政治資金収支報告書では問題のある使われ方や不実記載などが続々と判明していますから、今後、通常国会でもこれらの問題が追及されることは避けられません。

 第2に、安倍改造内閣が「目玉」としていた地方創生の問題です。すでに、TPP参加や労働者派遣法改定とも関連して指摘しましたが、これについて安倍政権がやろうとしていることはアクセルを踏みながら同時にブレーキを踏んでいるようなものです。
 地方を元気にするためには、地域社会を担っている農家や中小業者、労働者が希望をもって働け、安定した収入が得られるようにしなければなりません。しかし、TPPで農産物の関税が下がり、非関税障壁の撤廃ということで中小業者への保護がなくなり、非正規労働が拡大して収入が減れば、地方社会の活力は低下するばかりです。
 安倍首相が行おうとしている財政支出による補助金や公共事業では、地方再生にほとんど効果のないことはこの間の経験で証明済みです。農業の生き残りのためということで「農業改革」を打ち出し、「岩盤規制」に穴を開けようとしていますが、結局それは農地の集約による規模拡大と企業の進出によるビジネスチャンスの創出にすぎず、そのために邪魔になるJA全中と農業委員会を弱体化させ地方社会を実際に担っている農家経営の衰退をもたらし、農村の消滅を促進するだけでしょう。

 第3に、同じく、女性の活躍推進という問題です。これについても、安倍内閣が打ち出しているのは「エリート女性」の社会進出とキャリア・アップの支援にすぎません。
 社会の底辺で差別され、多くの困難を抱えている「ノン・エリート女性」は切り捨てられたままで、雇用改革による非正規労働の拡大はこのような女性の困難を解決するどころか、さらに増大させるだけです。ひとり親の女性や子育て支援などについても効果的な施策はなく、女性の家事労働時間を減らすためには男性の残業をなくすしかないのに、「残業代ゼロ」法案を準備してさらに労働時間を延ばせるようにしようなんて、まったく逆行していると言うしかありません。
 そもそも、安倍首相は「価値観外交」などと言っていますが、自由・民主主義・人権を守ろうとする意欲はなく、報道の自由や国民の知る権利、在日コリアンなどマイノリティの人権を守ろうとはせず、従軍慰安婦問題についての発言にもみられるように女性の人権についても無頓着です。女性活躍推進担当相についても、戦前の教育を再評価して伝統的な子育てに回帰することを推奨する「親学」の信奉者を据えるというチグハグさです。

 第4に、集団的自衛権の行使容認をめぐる問題があります。これから本格的な法案準備のプロセスに入るわけですが、公明党の「壁」、内閣法制局の「壁」、世論の「壁」という「3つの壁」を突破しなければなりません。
 集団的自衛権の行使容認をできるだけ限定しようとしている公明党との間では、適用範囲を日本周辺に限るのか、シーレーンの機雷封鎖解除にまで適用するのか、停戦以前でも可能とするのかなどの点についての合意ができていません。また、安保法制の改定という点では、内閣法制局が了承しなければ国会に法案を出せず、これまでの解釈をどこまで変えて、それをどのように条文に反映させるのかという点で法制局の対応が注目されます。
 もし、この2つの「壁」を突破することができても、最後の世論の「壁」を突破するのは容易ではないでしょう。共産党が勢力を増やした国会で本格的に審議されますから、その問題点や危険性はいっそう明らかになり、大きな大衆運動が盛り上がるにちがいありません。

 第5に、周辺諸国との関係をめぐる問題です。中国や韓国との関係改善は安倍首相には無理で、21世紀における友好関係確立のためには別の首相に代えるしかないということが明らかになってきました。
 問題は安倍首相が行っている個々の政策だけでなく、安倍晋三という個人が中国や韓国の首脳の信頼を全く得られていないという点にあります。これら両国との間がギクシャクしているのは日本の首相が安倍さんだからですから、正常な関係を確立するためには安倍さんに首相を辞めてもらうしかありません。
 それは日本の外交と国際的な評価にとっても、大いにプラスになります。安倍首相の最大の問題は、戦前の帝国主義と植民地主義を否定する立場になく、植民地支配と侵略戦争を反省していず、戦前の日本を肯定し美化することは戦後の日本を否定し貶め、戦後国際秩序への挑戦となるということを全く理解していない点にあるのですから……。

 
 この点とも関連しますが、第6に、戦後70年と安倍首相の歴史認識をめぐる問題です。来年は第二次世界大戦終結70周年に当たりますが、安倍首相は周辺諸国との新たな対立や摩擦を引き起こすことなく、この年を乗り切ることができるのでしょうか。
 「70周年」ですから新しい首相談話などを出して日本の立場を国際的に示すことが求められますが、かつての枢軸国の中で未だに周辺諸国との完全な和解が得られず、不和を引きずっているのは日本だけです。もし、その内容が侵略戦争や植民地支配の弁護、従軍慰安婦問題の否定など、少しでも戦前の「日本を取り戻す」ようなトーンを帯びていれば、たちどころに批判を浴びて外交問題に発展し日本の国際的な孤立を深めることでしょう。
 それは中国や韓国だけにとどまらず、他のアジア諸国やロシア、欧米諸国との関係にまで波及する可能性があります。再び靖国神社を参拝するのかという問題とも合わせて、安倍首相の言動が注目されるところです。

 
 これほどのジレンマと難問を抱えていながら「この道しかない」というのは、すでに安倍首相が解決能力を失っているからです。実際には「別の道」もあるのに、その道を見つけるだけの能力がないから「この道」しか見えないのです。
 見る力がなければ見つけることはできません。他の選択肢や別の解決策を見つけられないほどに統治の力や政策能力が衰えてしまったのが、今の自民党であり安倍首相なのです。
 この先、安倍首相の思い通りの政治運営がなされるとすれば、それは国民にとっての「大参事」をもたらすことは必至です。もし、安倍首相が世論と衝突して政権の座を引きずり下ろされれば、それは安倍さんにとっての「大参事」となることでしょう。

 しかし、これから難問に直面してどれほど追い込まれようと、安倍首相はもう逃げ出すことはできません。すでに、「伝家の宝刀」を抜いて解散してしまったのですから……。
 ぜひ、安倍暴走を阻止して政権の座から追い落とし、安倍さんにこう言わせたいものです。「やはり、第3次内閣は私にとっての『大参事』内閣だったのか」と……。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/860.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 「安倍晋三さんはバカだ。しかもただのバカではなく病気である。…しかし..」小出裕章
https://pbs.twimg.com/media/B1Cx89cCYAA_wjU.jpg:large


「安倍晋三さんはバカだ。しかもただのバカではなく病気である。…しかし..」小出裕章

http://ameblo.jp/dembo531/entry-11807716973.html

「愚かな国民には愚かな政府」小出裕章 2014年2月2日講演にて

 安倍晋三さんはバカだ。しかもただのバカではなく病気である。
 …しかし、彼が首相の座にいるのは、私たち自身が病気だからである。
 
 「病を退くる力なきものの半ばは
  その身もまた悪魔なればなり。」田中正造

おっしゃる通りでございます...

だが 憲法違反内閣なのだ...
いつまでたっても是正されない怠慢のまま
三権分立が無視されている 
これじゃ法治国家じゃなく放置国家だ




<憲法違反成立内閣> 「まんがアベノミクス入門 」より

http://stat001.ameba.jp/user_images/20140329/11/dembo531/e4/bd/j/o0700124612890610445.jpg

http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/861.html
記事 [政治・選挙・NHK176] 安倍晋三首相は、総選挙で「白紙委任」得て、原発再稼働を次々推進し、「第3の矢」に命運を決められる(板垣 英憲)
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/fd3fa65236b87af215be73b738f3ad58?fm=rss
2014年12月25日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆第3次安倍晋三内閣が12月24日夜発足した。衆院選を受けた第188特別国会(会期
3日間)が24日召集され、衆参両院は午後の本会議で安倍晋三首相(自民党総裁)を第97代首相に選出された。

 安倍晋三首相はただちに組閣し、政治資金問題を理由に再任を辞退した江渡聡徳防衛・安保法制相の後任に中谷元・元防衛庁長官を充てたほか、他の閣僚は再任し、夜に第3次安倍晋三内閣を発足させた。首相は記者会見で経済政策「アベノミクス」の推進を改めて表明した。

 安倍晋三首相は、2015年1月26日召集される次期通常国会で集団的自衛権の行使を認める関連法案の審議が控えているため、元自衛官で安全保障政策に通じ、集団的自衛権の行使容認に向けた与党協議のメンバーだった中谷元防衛相(元防衛庁長官)を誕生させた。中谷元防衛相は、「国防軍創設」(第9条)を明記した自民党の日本国憲法改正草案(2012年4月27日決定)の起草委員会委員長を務めている。

◆安倍晋三首相は、総選挙(12月2日公示、14日投開票)で自民、公明両党が合計326議席(自民291議席、公明35議席)を獲得し、3分の2(317)を超えていることから、安倍晋三首相の政策が、すべて「国民有権者から白紙委任された」と解釈していて、いまや飛ぶ鳥を落とす勢いだ。

 この強い自信を持って、全国のすべての原発の「再稼働」を次々に決定していく方針だという。また、「松の内開けから1月の通常国会召集前」の間に中東諸国・地域のうち「イスラエル、パレスチナ、エジプト、ヨルダンの4か国」を訪問する。目的の1つには、中東などの主要な産油国12カ国が加盟する「石油輸出国機構(Organization of the Petroleum Exporting Countries、OPEC)」が11月27日、オーストラリア・ウィーンの本部で総会を開き、原油生産を現行水準で維持することを決めたことから、原油価格が下落していることを受けて、「すでに契約していた原油価格の値引き交渉をすること」も含まれているという。海外に原発を「トップセールス」で売り込むなど、すっかり「セールスマン」になり切っている。かつて池田勇人元首相が、フランスを訪問したとき「トランジスターのセールスマン」と言われたのが思い出される。

◆しかし、安倍晋三首相は総選挙で、「この道しかないんです」と絶叫し、「アベノミクス
政策の信認」を求め続けたにもかかわらず、肝心の「第3の矢=民間投資を喚起する成長戦略」が、依然として明らかではない。「規制緩和を進めます」とは言うものの、一口に「規制緩和」と称しても、具体性に乏しく、抽象的で国民の意識を総動員するほどの「的」にはなり得ない。

 中曽根康弘元首相が、後に「バブル経済」と言われた政策を打ちだし、国民の意識を総動員できたのは、「国家ビジョン=@高度情報社会の建設A超高齢社会の建設」という具体的なイメージを打ち出し、「情報機器と制ガン剤の開始と普及」を明示したからであった。

 これに対して、安倍晋三首相の政策は、焦点ボケしている。中曽根康弘元首相が提示した「国家ビジョン」が、グレードアップして、いまでも生き続けているとすれば、「最先端IT機器と家庭用ロボット(介護ロボットを含む)」といったものを明示すべきだと考えられるのだが、どうだろう。この「第3の矢」が、第3次安倍晋三内閣の命運を決定づけるのは、間違いない。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/862.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 国民が許した安倍政権の暴走。(日々雑感)
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-4554.html
2014/12/25 06:12

 ついに安倍政権が牙をむき始めた。昨日第三次改造内閣を発足させるや、<安倍晋三首相は24日夜の記者会見で、集団的自衛権の行使容認に関し「通常国会に向けて切れ目のない安全保障法制の整備の準備を進めている」と述べ、関連法案の成立を急ぐ考えを示した>(以上『時事通信社』引用)という。

 集団的自衛権も先日の選挙で「勝利」したことから国民の信任を得たといわんばかりだ。しかし安倍氏は先の選挙で掲げた争点は「アベノミクス」という実態不明なマネーゲームだけだった。集団的自衛権も原発再稼働も、彼の口から語られることは殆どなかった。

 だが安倍氏は自分の首相としての存在そのものが信任を得たといわんばかりだ。自分の圧倒的多数の議席により「何をやっても良い」オールマイティの切り札を手に入れたと思っている。しかし、それはこの国の法律上、正しい「思い上がり」でもある。

 空恐ろしいことを国民は選択した。安倍氏は憲法改正手続きもなく、戦争放棄規定を骨抜きにして、米兵の弾除けに自衛隊員を使うことに躊躇なく踏み込もうとしている。なぜ国民に懇切丁寧な説明をして、軍事的暴走を止める「歯止め」の設置を明確にする議論に国民を総参加させる「憲法改正」手続きを選択しようとしないのだろうか。

 国民の過半数が反対している「閣議決定による集団的自衛権」が安倍政権により着々と進められようとしている。他国の軍と日本の自衛隊が協力して共通の敵と戦うことに反対ではないが、しかし米国の半植民地状態の日本の自衛隊が「集団的自衛権」を確立することは米軍と米国のために日本の自衛隊が駆り出されることを意味する。

 そうした日本の安全に決定的な影響を与える「法整備」を一内閣の首相に「全権委任」してはならない。戦争大好きな米国の1%の連中が、彼らの利益のためにあえて敵を作り、戦争を仕掛けて更なる憎悪の連鎖を世界的にキリスト対イスラムの宗教対立も絡めて繰り広げている。

 そうした愚かな行為がいつまでも世界人類の目先を誤魔化して成り立つはずがない。いつの日にか米国の1%の人たちの謀略が全人類の批判にさらされる日が来るだろう。その時に日本も共犯者として仕立てられないように用心しておかなければならない。

 世界は謀略の暗黒時代の只中にある。反日を唱えるのも中・韓による日本への謀略であり、米国が「悪の国だ」と批判したりするのも、謀略の一環に過ぎない。それが証拠に北朝鮮やキューバが世界に対していかなる関係改善をしたのか誰も知らないが、いつの間にか「悪の国」から外れているではないか。

 日本は仏教徒の国だ。キリスト的価値観は日本の精神性に必ずしも適さない。米国とは「友好国」として付き合うには良いが、「同盟国」の相手としてはいささか強引に過ぎる。

 日本は反日姿勢を崩さない中共政府とは相容れないが、中国民と争っているわけではない。中共政府は民主的な手続きにより中国民から選ばれた政府ではない。だから政府と国民と切り離して関係を持ったとしても何ら不都合ではない。中共政府が必ずしも中国民を代表しているとは限らないからだ。

 しかし米国は異なる。自由な選挙により1%の代表者もしくは小間使いが大統領に就任して、国家と国民を代表して政治を行う。日本もまさしくそうした普通選挙により安倍首相を実現させている。それだけに日本国民の責任は重い。

 選挙に棄権したから安倍政権が何をやろうと知らない、という理屈は国際的に全く通用しない。日本国民が安倍政権を支持したことになっている。その安倍政権がいよいよ本性を現して暴走し始めた。

 後期高齢者の自己負担は増やし、年金は削減し、個人への課税は厳しくマイナンバーにより監視し、そして法人減税を行い、放射能ダダ漏れの福一原発から目を背けて原発再稼働を促進し、政策的にはゼロに等しいアベノミクスという言葉を呪文のように唱えればデフレが克服できると信じ込んだ政治が無鉄砲に展開される。そうした安倍政権の暴走を可能にしたのも、国民の投票結果だ。すべての結果とその責任は国民に帰す。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/863.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 「美しい国」vs「泥くさい生活者の国」(生き生き箕面通信)
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/844866dcc210672741efea5ebf04a17b
2014-12-25 10:00:20

 第3次安倍内閣なるものが昨日12月24日夜、発足したようです。相変わらず、アベノミクスを成功させると力んでいます。

 アベノミクスを成功させ、集団的自衛権の法整備を進め、沖縄の辺野古に米軍用最新鋭軍事基地を日本国民の税金で造って差し上げ、学校の教育課程に「道徳」の科目を押し付けて、「これぞわが日本がめざすべき『美しい国』だ」なんだそうです。

 なぜ日本ではこんな指導者がいつまでものさばっていらっしゃるのでしょう。一番の理由は、これに代わるタマが意識できないところにあります。

 折柄、民主党の代表選が実質的にスタートしていますが、立候補の名乗りを上げた者も、取りざたされているタマも、どちらかといえばお利口さんタイプであり、その上なんだかくたびれてパッとしない。

 蓮舫とやらが、目立ちたがっていますが、これといった抱負経綸があるわけではありません。せいぜい「二番目の国ではダメなんですか」くらいでしょうか。ましてや、「生活者の思想」として打ち出せる内容が決定的に欠けています。

 もちろん、共産党にも政権を担おうとする迫力のあるタマはゼロ。委員長の志位和夫、書記局長の山下芳生という男たちも、今ではすっかり野党暮らしが身について居心地がよく、政権などというやっかいなものには見向きもしない。口先で、「自民と真っ向勝負」などとイキがってみせるだけです。

 「美しい国」を掲げる安倍晋三氏と対極にあるのは、新潟の泥くさい田舎から出てきた田中角栄氏あたりでしょうか。

 田中角栄氏が掲げた「日本列島改造論」は、日本列島をコンクリートで固めてしまうような土建国家=利権国家のイメージが付きまといますが、根っこには旧来からの庶民の生活システムの維持、例えば農村の保護、家族を維持する社会福祉制度の充実などがありました。「生活者が第一」だったのです。

 その系譜を引き継いでいるのが、小沢一郎というタマです。このタマは、今の日本でこそ役に立つタマだと、分かる人には分かっている。「小沢一郎待望論」もいまだに根強いものがあります。

 しかし、権力中枢部が官僚を含め目を皿のようにして監視し、警戒しており、ためにするウソの情報、プロパガンダをめぐらし続けています。

 日本丸は「泥くさい生活者の国」への針路へ舵を切るべき時ではないでしょうか。その日本丸の船長には、小沢一郎氏が適任です。しかし、日本の指導者選びのシステムは、一部の人間に操作されて、本当の民意が汲み上げられない形になっています。その壁を突破して、真のリーダーを選ぶのは私たちの務めのはずです。それは次世代の人々に対する責務を果たすことでもあるといえます。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/864.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 「ドリルで穴」証拠隠滅を図った小渕優子議員が墓穴(DMMニュース)
              禊はそう簡単には済まない(写真は公式ブログより)


「ドリルで穴」証拠隠滅を図った小渕優子議員が墓穴
http://dmm-news.com/article/904500/
2014.12.24 12:50 DMMニュース


 総選挙で大勝し、「禊は済んだ」といわんばかりだった小渕優子・前経産相に、とんでもない証拠隠しが発覚した。東京地検特捜部が2013年10月、後援会の小渕優子事務所などを家宅捜索した際、会計書類などが入ったパソコンのハードディスクが破壊されていたことが判明。手口は、ハードディスクにドリルで穴を開けるという乱暴なものだった。

■地方議員へ資金流出!? もっと危ない事件の証拠封じか

 読み取りを不能にしたという意味で証拠隠滅は明白だが、これほど特捜部をバカにした被疑者は聞いたことがない。

 小渕事務所では、観劇会の収支の不一致や不記載が発覚した際、

「責任は私にある」

 と、元秘書で前群馬県中之条町長の折田謙一郎氏が名乗り出て潔いところを見せ、小渕氏は「捜査には協力するように指示している」と述べていた。ところが、その対応は全てウソだったことになる。

 特捜部の捜査は、現在本格化しており、政治資金規正法違反容疑での立件が確実視されている。

 まず、任意の事情聴取の段階で、折田氏が“自白”していること。次に、不明朗収支や不記載の金額が大きく悪質なこと、などからだ。

 ただ、責任者の折田氏が否認に転じるようなことがなければ、既に町長は辞任して制裁を自らに下し、逃亡する恐れもないことから「在宅起訴」と見られていた。

 ところが、「ドリルで穴」は、いかにも挑戦的だ。特捜部の捜査に備えたもので、政治資金規正法違反以外の、例えば系列地方議員への資金支出など、もっと危ない別の事件につながるものが隠されていたのではないか。

 それだけに、ハードディスクに入っていたものは何か、それは誰の指示で壊されたのか、コピーはどこかに残されていないか――などが、今後、徹底的に調べられる。

■元秘書の逮捕は人身御供ではないのか

 当然、小渕氏自身へと捜査は及ぶ。

 現段階で、小渕氏の刑事事件を問うのは難しい。小渕氏は政治団体の代表だが、政治資金規正法は、

「会計責任者の選任と監督について相当の注意を怠った時」

 と、代表の刑事責任の範囲を定めているからだ。

 折田氏が、「私が責任者」と名乗り出たのは小渕氏を守るためであり、小渕氏も「任せていたので知らなかった」と述べている。

「折田逮捕」となっても、「知らなかった」というカベを突破するのは難しいが、政治家には倫理的社会的責任もある。

 ベビー服を購入、実姉の高級ブティックから高額商品を買いながら、「知らなかった」で通るのか。元秘書逮捕(起訴)は「人身御供」ではないのか。ハードディスクを破壊するほどのデータとは何か、といった批判は避けられず、説明責任を果たせないまま辞職に追い詰められる可能性は十分にある。

伊藤博敏
ジャーナリスト。1955年福岡県生まれ。東洋大学文学部哲学科卒業。編集プロダクション勤務を経て、1984年よりフリーに。経済事件などの圧倒的な取材力では定評がある。最新刊『黒幕: 巨大企業とマスコミがすがった「裏社会の案内人」』(小学館)が好評発売中。ほか、『「欲望資本主義」に憑かれた男たち 「モラルなき利益至上主義」に蝕まれる日本』(講談社)、『許永中「追跡15年」全データ』(小学館)、『鳩山一族 誰も書かなかったその内幕』(彩図社)など著書多数



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記事 [政治・選挙・NHK176] (論壇時評)選挙の後に 投票先は民主主義だ! 作家・高橋源一郎  朝日新聞
 投票日の数日前、ある授業の終わりに、別のクラスの学生が来て、訴えたいことがあるので時間をもらえるかと訊(き)いてきた。いいよ、とわたしは答えた。ここはきみたちの時間でもあるので3分あげよう、といった。その学生は、その3分を使って、投票に行こう、という話をした。なにかの受け売りではなく、自力で、深く考えた跡のあるスピーチだった。終わると、小さな拍手が起こった。短いけれど、大切な時間だった、と思えた。どちらの学生にとっても。

 総選挙が終わった。結局、与党で3分の2超えという事態は変わらなかったが、その前も、後も、「選べない」という声が多く聞こえたように思う。あるいは「選びたい人も党もない」という声が。事実、投票率は52%ほど。ほぼ半数が棄権した。その声にならない呻(うめ)きを、聞きとる政治家はいるのだろうか。

     *

 選挙前、ネット上には、「投票」の意義をめぐる議論があふれた。誰を(なにを)選ぶのか、の一歩手前で、まず、選ぶということの意味が問われた。代表は「ポリタス」〈1〉に載った、いくつもの文章。「投票に行く」という人、「行こう」と誘う人、「もう行かない」と嘆く人。みんな、その結論に単純に行き着いたわけではない。考え尽くされた様々な結論が並び、壮観だった。

 千木良悠子は「黙って行く」派〈2〉。あまり選挙に行かなかった若い頃を思い出し、年長者たちはなぜ「いいから黙って行け」といったのかを考えた。

 「『民主主義』というものには形も色も味もない。キラキラしたコインの輝きもない。ただの角ばった四つの漢字の連なりであるし、現行の制度に問題は山積みなのかもしれないが、それは過去に同じ地に生きた人々が、命を懸けて勝ち取ったかけがえのない遺産であるらしい。あまりに大切な物を前にしたときに人は口をつぐむ。自由とか人権とか憲法とかいう言葉を前に少し神聖な面持ちで黙っていたあの大人は、身近な人かあるいは数十年前、百年前、一千年前に死んでいった人たちのことを悼んでいたのかもしれない」

 それに対して森達也は「もう行かない」派〈3〉。選挙前から、与党の勝ちと結果はわかっている。おまけに、権力を監視する装置としてのメディアは「その機能を放棄しかけている。ほぼ現政権の広報機関だ」。どうしようもない。そして、悲しげに、こう書いた。

 「だからもう投票には行かなくていい。落ちるなら徹底して落ちたほうがいい。敗戦にしても原発事故にしても、この国は絶望が足りない。何度も同じことをくりかえしている。だからもっと絶望するために、史上最低の投票率で(それは要するに現状肯定の意思なのだから)、一党独裁を完成させてほしい。その主体は現政権ではない。この国の有権者だ」

 そして、しりあがり寿〈4〉。彼は「行く」派なのだが、ひどく困惑していた。なにしろ、選べないし選ぶ材料もないのだから。そして、彼は、必死の思いで、投票先を決めるのである。彼と同じ投票先を(同じ理由で)選んだ有権者も、多かったのではないか。

 「とにもかくにもなんだかなーの選挙のクソッタレな民主主義だけど、ほかにない以上、こいつをなんとかしていかなきゃいけない。人と人、地方と地方、野党と与党、有権者と候補者の間――スキマだらけでバラバラのこの国が全員参加のダイナミックで密なネットワークで皆が納得する適切な意思決定の仕組みを作り上げたい。それには一体どうしたらいいのか? うーん、今はわからない。全然わからない。ごめんなさい。

 とりあえず、選ぶ候補者には全く自信がないけど、『民主主義を諦めてないぞ』ってことだけで投票にいく。投票先は民主主義だ。クソ民主主義にバカの一票」

     *

 くもをつかむような無力感の中で、それでも、わたしたち有権者は考えようとしていた。投票したい先は、現実の何かではなく、もっと先にある理想の何か。だが、実際には、仕方なく、現実の政党か人で我慢する。それには限界がある。政治家たちには気づいてほしい。さもなければ、有権者たちは、さらに先に進むだろう。

 かつて、若い都市生活者の世界を描いた小説でデビューした田中康夫が、33年後、彼らの「いま」を描いた作品を書いた〈5〉。そこには、作者本人も登場する。その短くはない年月の中で、作者は練達の政治家になっている。33年前の作品には、当時の文化を象徴するブランドや店の膨大な注がついたが、新しい作品の注には、「政治」のことばが大量にみつかる。税、フランスの小さな基礎自治体、彼が長野県知事として行ったいくつかの、小さいけれど重大な施策、経済、この国のあり方、そして、作者の新しい政治のやり方(やことば)が、古い政治のシステム(やことば)とぶつかり、排斥されていった顛末(てんまつ)。

 作品の最後で、作者はこう呟(つぶや)く。

 「お金などにはとても換算出来ない、人間として生きて行くことの確かさを実感し合える営みなのだと思う。恋愛もヴォランティアも。そして、僕が足を踏み入れていた行政や政治も本来は」

 理想と現実の狭間で葛藤し、産み出された端正なことばを読みながら、わたしは思った。こういうことばを選べる政治家が多ければ、有権者も絶望しないですむのだけれど、と。

     *

 〈1〉「『総選挙』から考える日本の未来」(オンライン・政治メディア「ポリタス」、http://politas.jp/)

 〈2〉千木良悠子「輝かない宝物」(同、http://politas.jp/articles/299)

 〈3〉森達也「もう投票しなくていい」(同、http://politas.jp/articles/307)

 〈4〉しりあがり寿「クソ民主主義にバカの一票」(同、http://politas.jp/articles/283)

 〈5〉田中康夫『33年後のなんとなく、クリスタル』(今年11月刊)


http://digital.asahi.com/articles/DA3S11523468.html
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/866.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 民主党を解体して主権者の党樹立を急げ(植草一秀の『知られざる真実』)
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2014/12/post-6da3.html
2014年12月25日

民主党の海江田万里氏が総選挙で落選し、民主党代表を辞任した。

民主党は年明けに新しい代表を選出する。

しかし、この党に対する主権者の期待は冷め切っている。

2009年に政権交代を実現し、日本政治が変革するとの期待が日本中に広がった。

このとき、最大の警戒をもって状況を見つめたのが日本の既得権益である。

日本の既得権益とは、

米国・官僚・大資本

のトライアングルだ。

別名は、

ハゲタカ・シロアリ・ハイエナ

である。

攻撃の対象とされたのは、小沢一郎氏と鳩山由紀夫氏だった。

小沢一郎氏に対しては、西松事件、陸山会事件という、戦後最悪の政治謀略事件が捏造された。

鳩山由紀夫氏に対しては個人献金をめぐるスキャンダルが掘り起こされ、徹底的な人物破壊工作を展開された。

そして、もうひとつ見落とせないことは、政権交代の最大の功労者である小沢氏と鳩山氏が人為的に分断されたことだ。

鳩山政権は沖縄の普天間移設問題でトラップにかけられた。

鳩山首相が普天間問題で追い落とされる原因を創作したのは、民主党内の隠れ既得権益派勢力だった。

具体的には、沖縄基地問題を担当した、

岡田克也外相、前原誠司沖縄担当相、北澤俊美防衛相

の三名が、鳩山首相に対して忠誠を誓わず、横田政府=米国の僕(しもべ)として動いたのである。

このために、鳩山首相が追求した普天間基地の県外・国外移設方針が座礁した。

そして、もうひとつ、2009年の政権交代が破壊された最大の理由のひとつは、小沢一郎氏が謀略によって人物破壊されたことだ。

2009年3月3日に勃発した西松事件で、小沢一郎氏は不当な追及を受けた。

民主党は一致結束して、検察による小沢民主党攻撃に立ち向かう必要があったが、民主党の一部の人間は後ろから小沢一郎氏に対して弾を撃ったのである。

その悪徳民主党議員が、

岡田克也、前原誠司、玄葉光一郎、枝野幸男、安住淳

などのメンバーである。

そして、政権交代を実現した民主党の存立基盤が完全に粉砕される原因になったのが、公約破棄の消費税増税方針提示だった。

この背徳の政策運営が、民主党に対する期待を絶望と怒りに変えた。

その戦犯が、

渡部恒三、藤井裕久、仙谷由人、菅直人、岡田克也、野田佳彦、前原誠司、枝野幸男、安住淳、玄葉光一郎

の悪徳10人衆である。


民主党は

「シロアリを退治して天下り機関を排して天下りを根絶する。

そこから始めなければ、消費税を上げるのはおかしい」

ことを公約に掲げて2009年総選挙に臨んだ。

その民主党がシロアリを退治しないまま、消費税増税に突き進んだのである。

だから、民主党は主権者から見放された。

民主党を破壊した戦犯が民主党代表選に出馬するのだという。

要するに、権力亡者なのだ。

権力亡者をトップに据えて、民主党が一刻も早くに消滅することを念願する。

そのためには、悪徳10人衆が新代表に就任するのが望ましいのではないか。

メディアは、民主党が完全な対米隷属政党に変質することを望み、その方向に誘導しようとしている。

これが日本の支配者である米国の意向でもある。


日本政治再生のグランドデザインを描く際に、焦点になるのは民主党の今後である。

民主党が維新などと合流して、第二自民党を形成するなら、日本政治再生の可能性はほぼ消滅する。

いま求められていることは、自公政権に対峙する、本格的な主権者政党の樹立である。

原発、憲法、消費税、TPP、沖縄基地、格差

の問題について、安倍政権に対して真っ向勝負をする主権者政党を樹立することが必要なのだ。

日本政治を破壊した民主党悪徳10人衆は、民主党解体とともに消滅してもらいたいと思う。

民主と維新の一部、生活、社民などが連携して、主権者の党を創設するべきだ。

日本政治を破壊した民主党悪徳10人衆がいまだに大きな顔をして権力欲を剥き出しにしている民主党の現状に、未来はまったく存在しない。

日本の主権者は民主党代表選を褪めた目で見つめるべきである。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/867.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 渡辺氏の8億円借入問題、不起訴処分へ 東京地検特捜部 違法性の認定困難か(産経新聞)
14日夜、衆院選落選が決定し記者の質問に答える渡辺喜美氏=栃木県那須塩原市(宮川浩和撮影)(写真:産経新聞)


渡辺氏の8億円借入問題、不起訴処分へ 東京地検特捜部 違法性の認定困難か
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141225-00000501-san-soci
産経新聞 12月25日(木)8時10分配信


 化粧品会社会長からの8億円借入問題で政治資金規正法違反罪などで大学教授らから告発状が出されていたみんなの党(解党)元代表、渡辺喜美前衆院議員(62)について、東京地検特捜部が不起訴処分とする方向で検討していることが24日、関係者への取材で分かった。

 渡辺氏は平成22年と24年、化粧品会社ディーエイチシー(DHC)の吉田嘉明会長(73)から計8億円を借り入れていたことが今年3月に判明。党の調査によると、借入金の大半は党へ貸し付けられ、24年衆院選時の供託金などに使用されていた。

 しかし、渡辺氏の政治団体の政治資金収支報告書には貸借が記載されておらず、「借入金は報告書に記載義務がある政治資金に当たる」として、大学教授らが同法違反罪などで特捜部に告発状を提出していた。

 また今年10月には、渡辺氏が代表を務める政治団体「渡辺美智雄政治経済研究所」の関連口座から22年に9000万円を借り入れていたことも発覚。同団体の収支報告書にも支出の記載はなかった。

 渡辺氏側はこれらの資金について「8億円は個人的な借り入れ。9000万円は政治団体の会計から切り離された口座で、違法性はない」と説明。今月行われた特捜部による聴取でも、渡辺氏は同様の説明をしたとみられる。特捜部は証拠を検討した結果、収支報告書に記載義務がある政治資金と認定するのは困難との見方を強めているもようだ。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/868.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 安倍総理の発言にはウソが多すぎる。我が国のリーダーとして本当にこれで良いのか。
「安倍総理、舌は何枚、有るのやら」閻魔
1)一枚目舌:持って生まれた舌。
2)二枚目舌:安倍総理はブエノスアイレスでのIOC総会において福島原発事故について「状況はコントロールされている」、「汚染水の影響は福島第一原発の港湾内0.3平方キロメートルの範囲内に完全にブロックされている」と述べていたが、東電や規制委員会が公表している事実から、これらが嘘であることは明らかである。事実を無視する嘘つき舌。
3)三枚目舌:安倍総理は選挙公約になかった特定秘密保護法を、民意を無視し十分な国会審議をせずに強引に成立させた。さらに安倍総理は、特定秘密保護法の成立後に「私自身がもっともっと丁寧に時間をとって説明すべきであったと、反省している」と述べたが、特定秘密保護法案について世論の反対の声が日に日に増している時には、丁寧な説明をせずに、特定秘密保護法成立後という安全地帯に入ってから、このような反省をしたところで、みずから丁寧な説明を行う機会を設けることもしなかったのであるから、何の反省にもなっていない。これは政治家として卑怯であり、無責任というものであろう。自らの発言に責任を持たない嘘つき無責任舌。
4)四枚目舌:自民党は一昨年の衆議院議員選挙の公約において「原子力に依存しなくてもよい経済・社会構造の確立を目指します。」と述べていたが、安倍総理は原発を「重要なベースロード電源」とすることや核燃料サイクルを維持する「新エネルギー基本計画」を閣議決定し、原発の再稼働を進めている。原子力に依存しなくてもよい経済・社会構造の確立を目指す姿勢など全くない。公約違反の嘘つき舌。
5)五枚目舌:安倍総理や石破幹事長(当時)は集団的自衛権の行使容認について「衆院選と参院選の公約に掲げると党議決定し、国民の審判を経た」と言っていたが、公約でも選挙でも集団的自衛権の行使を憲法解釈の変更によって行うと言ったことはない。安倍総理は、歴代の内閣が維持してきた集団的自衛権の行使は認められないとする憲法解釈を、自らの意に沿う委員からなる単なる私的諮問機関の見解に基づいて、集団的自衛権が行使できるように憲法解釈の変更を閣議決定した。公約違反の嘘つき舌。
6)六枚目舌:安倍総理は、集団的自衛権の行使に関する事例説明において、「いまや海外に住む日本人は150万人。さらに年間1,800万人の日本人が海外に出かけていく時代です。その場所で突然紛争が起こることも考えられます。そこから逃げようとする日本人を、同盟国であり能力を有する米国が救助・輸送している時に、日本近海で攻撃があるかもしれない。このような場合でも、日本人自身が攻撃を受けていなければ、 日本人が乗っているこの米国の船を、日本の自衛隊は守ることができない。これが憲法の現在の解釈です。」と述べ、憲法解釈の変更による集団的自衛権行使を可能とする必要性を訴えた。しかし、武力紛争が起きた時に米国が米国艦船で日本人を救助・輸送することなどあり得ないことは軍事常識である。仮に米国が救助・輸送している時にその艦船が攻撃を受けた場合は、艦船に乗っている日本人自身も攻撃を受けることになるのであるから、個別的自衛権を発動して反撃することができる。これにより日本の自衛隊は日本人を守るために米国艦船を守ることができるのであって、憲法解釈の変更による集団的自衛権行使を可能とする必要性はない。
むしろ、安倍総理は、日本人が乗っていない米国艦船が攻撃されている場合に、近くに居る自衛隊が相手を攻撃して米国艦船を守るためには集団的自衛権の行使を認める必要があることをこそ国民に誠実に説明すべきである。米国艦船を守るために自衛隊が相手を攻撃した場合には、相手は日本のどこでも攻撃する可能性があり、国民に犠牲者が出る可能性はあるが、米国艦船を守るために集団的自衛権を行使しなかった場合には日本が他国から攻撃された場合に米国は犠牲を払ってまで日本を守ってくれるか心配であるから、集団的自衛権を行使して米国を守る戦いに参加する、ということを国民に誠実に説明すべきである。
 安倍総理の上記事例の説明は、国民に真意を隠して、自らの考えを達成しようとする不誠実な説明である。真意隠しのごまかし説明舌。
7)七枚目舌:安倍総理は積極的平和主義を唱えているが、現在世界で起きている紛争を解決し平和を達成するために、紛争当事国やその友好国、国連などに、どのように積極的に働きかけているのか。また韓国や中国など近隣諸国との友好関係を増進し平和な関係を築くために何を積極的に行っているのか。安倍総理は、集団的自衛権の行使容認など、自衛隊が海外で武力を行使する活動範囲を広げることばかりを行っている。安倍総理の積極的平和主義は、その実、積極的海外武力行使主義である。また安倍政権は従来の原則武器の輸出を禁止した武器輸出三原則を防衛装備移転三原則に変更した。防衛装備移転三原則の実態は武器輸出解禁三原則であることは明らかである。積極的平和主義も防衛装備移転三原則も、あえて実態を隠すために用いた用語法である。言葉の置き換えによる実態隠しのごまかし舌。
8)八枚目舌:安倍総理は外国訪問において、集団的自衛権の行使容認について閣議決定したと説明し、賛意を得ているようだが、集団的自衛権の行使に関する三要件について説明していない。すなわち、我が国が集団的自衛権を行使できるのは、「わが国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これによりわが国の存立が脅かされ、国民の生命、自由および幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある場合において、これを排除し、わが国の存立を全うし、国民を守るために他に適当な手段がないときに、必要最小限度の実力を行使する」場合であるが、安倍総理は外国訪問においてこのことを説明していない。外国政府がこれを知れば、安倍総理のごまかしの説明に驚くことであろう。ごまかし説明舌。
9) 九枚目舌:安倍総理は原発の規制基準について、我が国の規制基準は「世界で最も厳しい規制基準」であると言っていた。しかし、欧州では原子炉格納容器を守る二重防護壁が全ての原発に装備されており、また日本では装備の先送りも認められている「フィルターベント」を標準装備している。更に、欧州の原発には、核燃料が溶け出すメルトダウンが発生した時に備えて、溶けた核燃料を受け取る為の「コアキャッチャー」という特殊な受け皿が設置され、溶けた核燃料が直ぐに冷めるような構造となっている。日本の規制基準では「コアキャッチャー」の設置を求めていない。
また、アメリカでは原発事故が発生した際の避難計画を規制委員会が審査し、実効性のある安全な避難計画が確立していないと原発の稼働が認められないが、我が国の規制基準では避難計画を審査の対象としていない。我が国の規制基準は「世界で最も厳しい規制基準」ではない。現実を把握する能力の欠如した嘘つき舌。
10)十枚目舌:安倍総理は平成15年10月からの消費税10%増税を景気条項に基づき延期することを決定し、この決定について国民に信を問うために衆議院を解散した。しかし、国民は国会における立法により景気条項を認め、景気条項による判断を内閣に委ねたのであるから、景気条項に基づく消費税増税の延期について改めて国民に信を問う必要はない。安倍総理による今回の解散の決定は、野党の選挙準備が整わないうちに選挙を行うことにより、政権の延命を図ろうとするものであり、真意を隠す偽装解散である。さすがに消費税増税の延期について国民に信を問うということでは解散の大義がないと思ったのか、アベノミックスの継続について国民に信を問うということに変えた。そして、選挙が終わるや、アベノミックスの継続についてよりも、選挙公約に明示せず、また選挙期間中に安倍総理や自民党候補者の誰も国民に信を問うと明言しかった集団的自衛権の行使容認の閣議決定や憲法改正についての支持が得られたと主張し始めた。安倍総理得意の真意隠しのごまかし舌。
(十一枚目舌以下続く)

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記事 [政治・選挙・NHK176] 影の総理=日米合同委員なんて糞喰らえ!! | 岩下俊三のブログ
岩下俊三のブログ
影の総理=日米合同委員なんて糞喰らえ!!
2014年12月23日11:45


僕は陰謀論には、組しないというより組できないというのは、自分自身で見聞きし確かめたことでないと信じられないからであろう。

つまり疑り深く、想像発展の能力が著しく欠けていると自覚せざるとえない。

しかし

誰も言いたくないけれども信じたくない「事実」もある。その一つが「日米合同委員会」である。

これは内容が明かされることがない機密ではあるが、その日米の出席者が決めた「意思」はあらゆるものを超越した権威をもち、総理大臣であろうが、「憲法」であろうが、それに関与したりまして反対など絶対にできないものである。まさに戦前の「神聖にして侵すべからず」という不文律がこの国の根幹に存在しているのだ。

たとえば

実際に六本木のど真ん中にも米軍のヘリポートがあり、東京だけでなく日本の空を外国(アメリカ合衆国)の軍隊が自由に飛び回れることは周知の事実である。もとより事実上の制空権がアメリカにあるのだから旅客機といえども日本の上空を許可なく飛び回ることは禁じられているのは当然であろう。

そのことは

たとえ米兵が日本の少女を強姦しても、日本の大学にヘリが墜落しても一義的捜査権は米国にあり日本の警察が直ちに手を出してはいけなかったことからも言えるし、分かりやすい。つまり治外法権が認められているのだから日本は完全なる独立国でないというのも69年かわらぬ「事実」であるのだ。

かばかりか、

国内法や条例よりも国際法や条約、国際的な取り決めが優位にあるのは日米安保「条約」や日米地位「協定」をみても明らかであるが、その国の「憲法」をも超越できるというのは世界の独立国では珍しい。おそらく先進国では日本だけであろう。

かって起きた「砂川事件」で一審が「違憲」としたにもかかわらず最高裁が「日米安全保障条約のように高度な政治性をもつ条約については、一見してきわめて明白に違憲無効と認められない限り、その内容について違憲かどうかの法的判断を下すことはできない」としたものだから、それ以来、判例重視の日本の法曹会では「憲法も触れない」というのが長年の「常識」となってきたのである。

また

建前として総理大臣はすべての行政の権限を持ちかつ「軍」の最高司令官であるのにもかかわらす、「日米合同委員会」の意図も知らされず、たとえば鳩山由紀夫などは辺野古の問題で「国外移転」などといって総理を辞任させられたわけであり本人も「そうだったこと」を証言し認めている。

ことほど左様に

「日米合同委員会」はすべの上位に立ち、絶対的な権力を持ち、漫画などでよく散見する「影の総理」とは実は「彼ら」のことである。

しかし、だからといって

アメリカが「すべて」牛耳っているというのは間違いであって「対米従属」の姿勢を頑として変えたくないのはそのことで「神の声を」伝えることにできる日本側のメンバーであり、そのことで己の権益を高め逆らうものを退ける権限を持つのである。

具体的には

法務省のトップである事務次官のなかに、日米合同委員会の元メンバーが占める割合は、過去17人中12人。そのうち9人は、さらに次官より格上とされる検事総長になっており、言うまでもなく「それ」に逆らった政治家の政治生命を奪っているのである。東京地検と角栄、検察審査会と小沢など国家権力の恣意的行使のれいは枚挙にいとまないからこの構造も実に分かりやすいとおもわれる。

そこで

問題なのはアメリカが問題ではなくあくまで「対米従属」を堅持している日本の問題であるということだ。

しかも

政治家は積極的に従おうと(集団的自衛権「いのち」の安倍晋三とか)疑問を持とうと(国外移転を言い出した鳩山由紀夫とか)関係なくただ「日米合同委員会」の決定に従うしかないのである。

が、

これを覆せるのはやはり「政治家」でしかない。

そして

そういう政治家を醸成できるのはやはり「国民」でしかないのだ。


沖縄の「民意」が典型的保守政治家・翁長を辺野古基地反対に「追い込んだ」のであり、総選挙も争点は辺野古だけに絞って「民意」を貫いたのだ。いかに軍産複合体のつよいアメリカであっても「民意」を無視することはできないはずだ。

誤解しないでほしい。辺野古の是非を論じているのではない。

ただ、

日本を民主主義「国家」にしたい
                                 
                             、、、、、、、、、、、といっているだけである。

僕は陰謀論や左右のプロパガンダはきらいであるから、、、。


http://blog.livedoor.jp/shunzo480707/archives/4798523.html

http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/870.html
記事 [政治・選挙・NHK176] 自民党に求めるのは「国民の声に耳傾ける姿勢」 岡田克也のズバリ直球(ZAKZAK)
岡田克也(著)「外交をひらく−核軍縮・密約問題の現場で」(岩波書店)


http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20141225/plt1412250700002-n1.htm
2014.12.25


 衆院選は残念な結果に終わった。民主党は、次の政権交代に向けた「基礎固め」という位置付けで、精いっぱい戦ったが、前回選挙時から16議席増の73議席にとどまった。突然の解散とはいえ、政権を狙う政党としては100に近い議席がほしかった。民主党を応援していただいた方々にはお礼とともに、おわびを申し上げたい。

 維新の党との選挙区調整については、いろいろな意見があった。ただ、小選挙区で勝利した38人のなかで、維新と競合して打ち勝った民主党議員は2人しかいない。調整しなければ、民主党と維新が共倒れして、自民党にもっと漁夫の利を与えたことだろう。

 全国を応援で回って、自民党政治やアベノミクスへの懸念はかなりあったが、景気回復に期待して「もう少し待ってみよう」という声が多かった気がする。多忙な師走の選挙への関心が高まらないなか、自公与党に3分の2以上を与えてしまった。

 これまで民主党には「リベラル」と「改革政党」という2つの大きな柱があった。今回の選挙を見ると、有権者に「改革姿勢が弱くなっている」と受け止められているのではないか。

 民主党を再生させるには、分かりやすくエッジの効いた改革政策を掲げて、女性を含めた魅力ある候補者の擁立を進める必要がある。党内でも、亀裂を恐れて議論を避けるのではなく、徹底的に開かれた議論を行い、決まれば一致結束する強さを見せなければならない。

 野党再編も取り沙汰されている。

 まず、来年の通常国会で、維新と政策的な共通点を見いだし、どこまで連携できるかを探っていくべきだ。衆院選で戦ったばかりなのに、いきなり再編はあり得ない。「野合」といった批判を避けるためにも、政策で切磋琢磨(せっさたくま)し、信頼関係を築いてから進めるべきだろう。

 2015年は経済が心配だ。今年4月の消費税増税が日本経済に打撃を与えたという見方があるが、数字を見ると、13年の10−12月あたりから経済に変調が出てきたといえる。これをどう乗り越えるかが重要だ。

 圧倒的多数を得た自公与党が、今後どんな政権運営をしていくのかも注目される。多様な声に耳を傾ける謙虚さを見せるのか、これまでのような問答無用の政治を続けていくのか。前者であることを強く願っている。

 さて、衆院選の直前、私は外相時代の経験などをまとめた『外交をひらく−核軍縮・密約問題の現場で』(岩波書店)を上梓した。日米密約の調査・解明や、核軍縮・不拡散のための各国協議などについて、かなり踏み込んで書いたつもりだ。国民の理解と信頼があってこそ、力強い外交が展開できる。ぜひ、ご一読いただきたい。 (民主党代表代行)



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/871.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 《無駄遣い》 自民党沖縄支部が政治活動費でTBS社員のホテル宿泊代を負担!ネットでは怒りの声が相次ぐ!「ありえない」
【無駄遣い】自民党沖縄支部が政治活動費でTBS社員のホテル宿泊代を負担!ネットでは怒りの声が相次ぐ!「ありえない」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-4930.html
2014/12/25 Thu. 12:00:51 真実を探すブログ



*TBSの社員が宿泊したリゾート


自民党の島尻安伊子参院議員が代表を務める政治団体「自民党沖縄県参院選挙区第2支部」が、取材で訪問したTBSの社員のホテル宿泊代を政治活動費から支出していた事が判明しました。
報道記事によると、昨年6月に自民党沖縄県参院選挙区第2支部が「組織活動費」として、TBS社員の宿泊代1万5千円をカヌチャベイリゾート(同県名護市)に支払ったとのことです。 TBS広報部は「不適切と判断したので、代金を24日までに支部に支払った」と述べ、今後の再発防止に努めるとしています。


安倍首相が毎日のようにマスコミ関係者らと会食をしているのが当たり前になっているので、下の方達も同じ様な感覚になっているのでしょう。ネット上では「一切規制するべき」「あり得ない」というような批判の声一色で、多くの方が政治資金としてマスコミに使ったことに対して怒っています。
今回の件は氷山の一角にすぎないと見られ、明確な法規制をしなければ、今後も同じ事例が発生する可能性が高いです。


☆自民、TBS社員のホテル代負担 沖縄参院支部
URL http://www.47news.jp/CN/201412/CN2014122401001819.html
引用:
 元内閣府政務官の島尻安伊子参院議員(49)が代表を務める政治団体「自民党沖縄県参院選挙区第2支部」が、取材で出張していたTBS社員の昨年6月のホテル宿泊代を、政治活動費から支出していたことが24日、政治資金収支報告書や関係者への取材で分かった。


 同支部の政治活動費の項目にある「組織活動費」に、昨年6月24日付で「記者宿泊代」として1万5千円がカヌチャベイリゾート(同県名護市)に支払われたとの記載がある。
:引用終了


☆2014年カヌチャリゾート/施設・アクティビティ紹介ビデオ(ナレーション付)


以下、ネットの反応























http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/872.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 何で? 東京地検特捜部、渡辺喜美元代表の立件見送りへ!「認識していたと立証するのは困難」
【何で?】東京地検特捜部、渡辺喜美元代表の立件見送りへ!「認識していたと立証するのは困難」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-4931.html
2014/12/25 Thu. 10:00:00 真実を探すブログ



東京地検特捜部が衆議院総選挙で落選した渡辺喜美元代表について、立件を見送る方針を明らかにしました。報道記事によると、解党したみんなの党の渡辺喜美元代表の政治資金問題で、「渡辺氏が報告書に記載すべき政治団体の資金だと認識していたと立証するのは困難」と特捜部は判断し、立件を見送るとのことです。
渡辺氏側は「違反とは認識していなかった」と繰り返し主張しており、これで特捜部側も彼の主張を認めたと言えます。


まさか、家宅捜索だけで、そのまま見送りになるとはビックリです。まあ、よく考えると、野党側で安倍首相を熱心に応援している候補者は、後で色々と使えるということなのでしょうね。衆院総選挙ではみんなの党が丸ごと民主党と協力するのも渡辺氏は阻止したわけで、自民党側としては潰したくない候補者に見えると思います。個人的にはこのまま政治の舞台から居なくなって欲しいところですが・・・。


☆渡辺喜美氏の立件見送りへ 政治資金法違反、地検「立証困難」(12/25 02:12、12/25 02:14 更新)
URL http://www.hokkaido-np.co.jp/news/dogai/582434.html
引用:
 解党したみんなの党の渡辺喜美元代表(62)の政治団体「渡辺美智雄政治経済研究所」(宇都宮市)をめぐる政治資金規正法違反事件で、東京地検特捜部が規正法違反容疑での渡辺氏らの立件を見送る方向で検討を始めたことが24日、関係者への取材で分かった。上級庁と協議した上で最終判断する。


 特捜部は、政治団体関連口座の資金の出入りを政治資金収支報告書に記載していなかった規正法違反の疑いがあるとみて捜査していたが、渡辺氏や出納担当者が報告書に記載すべき政治団体の資金だと認識していたと立証するのは困難と判断したもようだ。
:引用終了


☆渡辺喜美氏 特捜部聴取に“違法性の有無意識せず”(14/12/20)


☆衆院選で落選の渡辺喜美氏事務所などを東京地検特捜部が家宅捜索(14/12/15)



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/873.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 『日本国民は安倍晋三氏を改めて信任した』(RFI)
(«Les Japonais renouvellent leur confiance en Shinzo Abe»: RFI)
http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20141214-japon-confiance-shinzo-abe-pld-elections-abenomics-recession-economie/


日本安倍晋三


発表2014年12月14日・更新2014年12月14日16:43


「日本国民は安倍晋三氏を改めて信任した」


記者 RFI


東京・自民党本部の安倍晋三氏、2014年12月14日。
REUTERS/Issei Kato



日本では投票による最初の結果から、安倍晋三首相の保守政党(LDP)の前倒し総選挙勝利が発表された。また、同盟政党を合わせると衆議院の改選475議席のうち327議席を獲得する見込みで、非常に大きな勝利だ。かくして、彼は3分の2の大多数を維持することになる。パリ・国立東洋言語文化研究所(Inalco)のギブール・ドラモット准教授がマリーヌ・ドゥ・ラ・モアソニエールの質問に答える。


RFI:最初の推計によれば、安倍晋三氏が議席の大多数をさらう見込みだ。投票の結果、彼は強固になるのか、それとも、それでもなお弱体化するのか?

ギブール・ドラモット:やはり彼は強固になる。この選挙は国民投票の意味を持つと言われているが、それは確かだ。投票結果により国民は今後も彼についていくと示されたが、国民は選択肢をあまり持っていなかったことも確かだ。なぜなら、結局のところ野党に自民党に立ち向かうだけの力量はないと、今回の選挙ではっきり分かったからだ。


自民党は参議院でも過半数を占めている。安倍晋三氏はフリーハンドを得て、政権を巧みに運営するための手法も強化されるのではないか?

彼の政治について言えば、彼は既に3分の2の大多数による政権の運営が可能だったが、それでも、いくつかの改革の実現に対しては自民党の内部にも反対があった。今回改めて正統性を得たという事実により、彼はいくつかの困難な改革をやり通す立場を得たのは確かなようだ。


例えば?

労働界、つまり、雇用の改革。特に女性の雇用。それだけでなく、労働界の内部にもう少しだけの柔軟性を持たせる。それと同時に、ある程度安心できるだけの必要な賃金と、企業に必要な合理化と、一定水準の社会的セーフティーネットとの間で、満足可能な均衡を見いだす。この均衡に向けてまるごと見直しが必要だ。

さらに女性の側からすると、彼は、企業の中や一般的な職業生活の中で女性の存在がもっと大きくなるようにしてみたい、との野心を持っている。これは女性の参加率が非常に低いからだ。そうすると非常に興味深いのは、これは年金と社会保障の会計を救済するという意味になり、女性たちを一層深く経済に参加させるという意味になるのだが、これを行うために、彼はその野心を満たすための手段を全く持っていない。


外交面では、日本が第2次世界大戦後に採用した平和主義を変える改革が行われるだろう。それは簡単に進められるのか?

いや。それを進めるのは難しいだろう。確かに一面として、憲法改正の試みは彼にとって興味をそそるプログラムだ。これに関して、事態はあまり進展していない。憲法の平和主義的条文である第9条は、現在の文面に対する国民の愛着がいまだ非常に強い。安倍晋三氏は国民の信任を得ているが、それはやはり、経済政策について委任を受けたという意味だ。

確かに憲法改正では、彼はあらゆる手段を使って国会の2つの議院の内部をまとめなければならず、さらにその後、国民投票の過半数を獲得しなければならない。除去困難な明らかな問題がいくつかあり、また、彼は条文の文面についてコンセンサスを得られるよう、自己の考えを理解して貰う必要がある。それでも、すでにこの数年間に行われてきたように、いくつかの物事はこれを抜きで、つまり、憲法改正をしなくても実施が可能なのも事実だ。そのため、こうしたやり方と並行しながら続けることは可能で、いずれにせよ、安倍晋三氏は初めのうちはおそらくそのように進めていくだろう。


問題が複雑化するおそれがあることは分かった。有権者は本当のところ、任期満了を2年残して投票所に召集された理由を理解していないのではないか?国民は彼についていくのか?勇気づけられる結果に係わらず、安倍晋三氏と日本国民は離別することにならないか?

離別はまさに始まっている。アベノミクスと呼ばれる彼が約束した経済政策は、大量の通貨緩和の一部が、確かに国民に果実をもたらしたとは言い難い。なぜなら、デフレからはほんのわずかに脱却したが、経済に効果を及ぼすほど十分でなかった。特に、賃金が上がらなかったか、一部の業種だけでわずかに上がったが、それも十分ではない。

さらに、消費税の引き上げは以前から計画されていて、しかも自民党が得票を得たために、安倍晋三氏はこの政策を開始し続けることにしたのだ。しかし、4月に実施した消費税引き上げによって、始めのうちはいささか人為的ではあったがプラスの成長が見られたものの、その後で景気後退に入った。こうなることはしばらく前から、つまり、安倍氏が政権に就任する以前の2012年から予想されていたが、有権者は満足しておらず、今回の消費税引き上げについて安倍氏に対して厳しい姿勢をとっている。

有権者は今回は驚きもし、驚きもしなかった。つまり、日本の慣習では議会の任期満了を待ってから選挙を行うということをしない。確かに、選挙を行ったからといって安倍氏が多数派である状況は変わらなかったが、自己の党に対して自己を強固にする行為にはなった。有権者は改めて自民党を信任することを容認したので、安倍氏は今約束していることを守らなければならないだろう。そうしないと、自民党は次回の選挙で罰を受けるだろう。今のところ野党が有権者を説得できないでいるので、安倍氏は幅広い手を使えることを知っている。しかし、自民党が信頼を失うことがあるなら野党は立ち直るだろう。


有権者は経済政策に全面的に納得しているわけではないならば、彼らは安倍氏が不人気な諸改革を行うつもりであることを知っているのか?彼らはなぜ満足度を表明するために今日の投票を利用しなかったのか?

何よりもまず、有権者は現在最も重要な人物を選択した。また今、安倍氏にリーダーとしての資質があることに異論はなく、この数年間このようなリーダーはいなかった。彼には今、ある形のカリスマ性がある。それを目の当たりにした有権者は心を動かされ、それに報いた。それは選挙民が求めたもので、現在の日本では比較的稀なものだ。特に自分の党に立ち向かい、行政に立ち向かい、選択を引き受けてくれる準備ができている誰かを総選挙で見つけ出したいと、選挙民たちは感じていた。だから、彼は選挙民は彼に改めて信任を与えた。

2つ目の理由として、選挙民には信任できる人が他にいなかった。その他の人には、2009年から2012年まで政権政党だった野党第1党の民主党がなれる可能性はあったかもしれない。民主党は不運にもいいスタートを切れなかった。民主党は2011年3月の3重災害に立ち向かったが、確かに時を得られず、1955年以降の近代史を変える最初の党になれなかった。その後この党は弱体化し、分裂の苦しみを味わった。民主党はこの穴を埋め、立ち直る必要がある。現在、野党は本当に弱体化しているのだ。


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(投稿者より)

RFIサイトに掲載された記事です。誤訳があるかも知れません。ご容赦下さい。

翻訳の精度にあまり自信はないのですが、海外の見方の1つということでご紹介しました。知っておくのも悪くないと思います。




http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/874.html
記事 [政治・選挙・NHK176] 税金700億円投じて…第3次安倍政権発足セレモニーの茶番(日刊ゲンダイ)
           変化ないないづくし/(C)日刊ゲンダイ


税金700億円投じて…第3次安倍政権発足セレモニーの茶番
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/156024
2014年12月25日 日刊ゲンダイ


 第3次安倍内閣が24日に発足したが、茶番劇というにもお粗末だ。会見した安倍首相は終始口元を緩ませながら、時折上目遣いで「アベノミクスの成功を確かなものにすることが最大の課題だ」と相変わらずのフレーズを繰り返し、勝利の余韻を反芻するかのようだった。師走の忙しい時期に解散・総選挙に突っ走り、閣僚の顔ぶれはほぼ同じ。政治資金問題を抱える江渡防衛相と入れ代わりに中谷元防衛庁長官が入閣しただけだ。

 皇居で首相任命式と閣僚認証式を終え、記念撮影用のひな壇に並んだ面々の表情も緩みっぱなし。麻生財務相と高市総務相にいたっては、歯をキラめかせて満面の笑み。男性閣僚は定番のモーニング姿だったが、女性陣はみな前回とは異なる装い。目立ちたがり屋の高市総務相は凝ったデザインのブルーのジャケットを羽織り、山谷国家公安委員長は着物からイブニングドレスにお召し替え。有村女性活躍相は仕立ての違う着物を身に着け、地味な印象の上川法相でさえ、襟元が華やかなジャケットでキメていた。

■国民には無意味でも安倍首相はフリーハンド

「総選挙を経て何が変わったのか。与野党の構図も変わらず、内閣支持率も変わらず、閣僚のメンツも変わらない。政策課題も先送りされ、国民にとって今回の選挙は意味がなかったといっていい。安倍首相にとっても第3次政権発足は単なる通過点。向こう4年間は解散の呪縛から逃れ、フリーハンドを得た。信念に掲げる憲法改正へ向け、政治スケジュールを逆算するだけ。悲願をかなえる環境作りにアベノミクス、つまり景気回復を利用しているだけです」(政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏)

 選挙に700億円もの血税が投じられた後のセレモニー。本当にやる意義はあったのか。前内閣の記念撮影では、安倍首相の両隣は高市総務相と小渕前経産相だったが、今回は女性閣僚は最前列から外された。前面に押し出していた「女性が輝く社会」も先送りのサインか。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/875.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 今年も安倍は、天皇、皇室の心を知らず&戦後平和の重要性を懸命に説く天皇家(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/22676334/
2014-12-25 12:32

☆ Merry Christmas! ☆

 Let's hope it's a good one
 Without any fear
 War is over, if you want it

【John Lennon -"Happy Xmas (War Is Over)" you-tubeコチラ】
https://www.youtube.com/watch?v=S84RLgnz7Rs
* * * * *

 そして、23日は今上天皇の81歳のお誕生日だった。(^^♪祝

 今上天皇ファンのmewは、天皇は日本で最も平和主義者&護憲派のひとりかもと。また自然災害などを含め、日本で最も国民の安全、安心な生活を願っている人のひとりかもと思っているのだけど・・・。
 
 昨年、『天皇の心、安倍・超保守知らず+安倍は欧米の自由民主圏のカヤの外にhttp://mewrun7.exblog.jp/21483368/』という記事を書いたのだが。
 80歳のお誕生日には、このようなコメントを発表されたことが印象深く残っている。(・・)

『80年の道のりを振り返って、最も印象に残っているのは先の戦争のことです。
 この戦争による日本人の犠牲者は約310万人と言われています。前途に様々な夢を持って生きていた多くの人々が、若くして命を失ったことを思うと、本当に痛ましい限りです。

 戦後,連合国軍の占領下にあった日本は、平和と民主主義を、守るべき大切なものとして、日本国憲法を作り、様々な改革を行って、今日の日本を築きました。戦争で荒廃した国土を立て直し、かつ、改善していくために当時の我が国の人々の払った努力に対し、深い感謝の気持ちを抱いています。』

<昨年、天皇は、皇室の政治利用に関する質問への回答も含め、何度か「憲法」「憲法の遵守」という言葉を語ったのだけど。NHKのニュースが、上の「日本国憲法」も含め、「憲法」という言葉を全てカットして放送したことがネットで話題になった。(現憲法を否定&NHKを支配する安倍首相&仲間たちへの配慮ではないかと。)>

* * * * *

 今年の天皇誕生日では、憲法については触れなかったのだが。<宮内庁の配慮かしらん?> でも、平和への思いはしっかりとアピールしていたです。(++) 

『先の戦争では300万を超す多くの人が亡くなりました。その人々の死を無にすることがないよう、常により良い日本をつくる努力を続けることが、残された私どもに課された義務であり、後に来る時代への責任であると思います。

 そして、これからの日本のつつがない発展を求めていくときに、日本が世界の中で安定した平和で健全な国として、近隣諸国はもとより、できるだけ多くの世界の国々と共に支え合って歩んでいけるよう、切に願っています。』

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 mewは勝手ながら、これは、安倍政権へのメッセージではないかと感じてしまうところがあった。(・・)

 戦争で亡くなった人の死をムダにせず、常によりよい日本をつくる努力が必要なのだと。日本の発展は重要だけど、近隣諸国や多くの国々と支え合って、安定した平和で健全な国を目指すべきなのだと・・・。

<政治的な発言ができない中、婉曲的ながらギリギリのところで懸命に、現憲法の平和主義を守ることの大切さ、近隣諸国も含め、平和外交を貫く必要性を訴えているのではないかと思うのよね〜。 (ノ_-。)>

 ところが、安倍首相や超保守仲間は、これを自分たちのいいように解釈してしまうようで。お国のために亡くなった人の思いに報いるために、靖国に参拝しよう&もう一度、富国強兵にまい進しようとか。やっぱ、積極平和主義の下に、他の国と手を結んで、武力を用いてでも平和を維持しようとか考えちゃうのかも知れず。

 安倍首相は、昨日の会見でも、集団的自衛権の法制化を進める決意を表明。憲法改正の実現にも「歴史的なチャレンジ」だとか言って、強い意欲を示していて、何だかな〜という感じが。(>_<)

 mewは、それは決して今上天皇が望んでいる「よりよい国」でも、「世界の中で安定した平和で健全な国」でも、「近隣諸国はもとより、できるだけ多くの世界の国々と共に支え合って歩んでいける国」でもないと思うし。
 どうして、安倍氏らの超保守派は、天皇は国体(国の根幹)だと言いながら、今上天皇の御心を理解、忖度しようとしないのか、本当に不思議に思っている。(~_~;)

* * * * * ☆

 ちなみに、来年は戦後70年を迎えることもあってか、皇室関係者が会見(書面含む)戦争や平和について語る機会が増えている。(・・)

 皇太子は、今年2月23日のお誕生日の会見で、皇室の政治利用に関する質問に対して、このように答えていた。

『日本国憲法には「天皇は,この憲法の定める国事に関する行為のみを行ひ,国政に関する権能を有しない。」と規定されております。
 今日の日本は,戦後,日本国憲法を基礎として築き上げられ,現在,我が国は,平和と繁栄を享受しております。今後とも,憲法を遵守する立場に立って,必要な助言を得ながら,事に当たっていくことが大切だと考えております。』

 ここで注目すべきは、単に「憲法の規定を遵守する」と述べるにとどまらず、わざわざ「今日の日本は,戦後,日本国憲法を基礎として築き上げられ,現在,我が国は,平和と繁栄を享受しております」と付言したことにある。

 皇太子は、現憲法に基づいて築いて来た&平和と繁栄の享受して来た日本の戦後体制を肯定、評価していることを、あえてアピールしたのである。(**)

<雅子妃も、今年12月9日のお誕生日のコメントで、戦後70年を迎えることに関して「我が国が享受している平和の尊さを改めて心に刻み、平和への思いを新たにする機会になることと思います」と語っている。>

 次の天皇になる皇太子が(しかも夫妻で)、現憲法の平和主義を尊重する思いを示してくれることは、mewにとって心強い限りだ。"^_^" 

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 もちろん美智子皇后も、と〜っても平和主義者なのである。(・・)

 今年10月20日のお誕生日の会見では、「皇后さまは天皇陛下とともに国内外で慰霊の旅を続けて来られました。戦争を知らない世代が増えているなかで,来年戦後70年を迎えることについて今のお気持ちをお聞かせ下さい」という質問に対し、自らの体験や思いも交えながら、戦争の恐ろしさ、平和の大切さを切々と唱えている。

 少し長いけど、回答全文をアップしておきたい。

『今年8月に欧州では第一次大戦開戦から100年の式典が行われました。第一次,第二次と2度の大戦を敵味方として戦った国々の首脳が同じ場所に集い,共に未来の平和構築への思いを分かち合っている姿には胸を打たれるものがありました。

 私は,今も終戦後のある日,ラジオを通し,A級戦犯に対する判決の言い渡しを聞いた時の強い恐怖を忘れることが出来ません。まだ中学生で,戦争から敗戦に至る事情や経緯につき知るところは少なく,従ってその時の感情は,戦犯個人個人への憎しみ等であろう筈はなく,恐らくは国と国民という,個人を越えた所のものに責任を負う立場があるということに対する,身の震うような怖れであったのだと思います。

 戦後の日々,私が常に戦争や平和につき考えていたとは申せませんが,戦中戦後の記憶は,消し去るには強く,たしか以前にもお話ししておりますが,私はその後,自分がある区切りの年齢に達する都度,戦時下をその同じ年齢で過ごした人々がどんなであったろうか,と思いを巡らすことがよくありました。

 まだ若い東宮妃であった頃,当時の東宮大夫から,著者が私にも目を通して欲しいと送って来られたという一冊の本を見せられました。長くシベリアに抑留されていた人の歌集で,中でも,帰国への期待をつのらせる中,今年も早蕨さわらびが羊歯しだになって春が過ぎていくという一首が特に悲しく,この時以来,抑留者や外地で終戦を迎えた開拓民のこと,その人たちの引き揚げ後も続いた苦労等に,心を向けるようになりました。

 最近新聞で,自らもハバロフスクで抑留生活を送った人が,十余年を費やしてシベリア抑留中の死者の名前,死亡場所等,出来る限り正確な名簿を作り終えて亡くなった記事を読み,心を打たれました。戦争を経験した人や遺族それぞれの上に,長い戦後の日々があったことを改めて思います。
 
 第二次大戦では,島々を含む日本本土でも100万に近い人が亡くなりました。又,信じられない数の民間の船が徴用され,6万に及ぶ民間人の船員が,軍人や軍属,物資を運ぶ途上で船を沈められ亡くなっていることを,昭和46年に観音崎で行われた慰霊祭で知り,その後陛下とご一緒に何度かその場所を訪ねました。戦後70年の来年は,大勢の人たちの戦中戦後に思いを致す年になろうと思います。

 世界のいさかいの多くが,何らかの報復という形をとってくり返し行われて来た中で,わが国の遺族会が,一貫して平和で戦争のない世界を願って活動を続けて来たことを尊く思っています。遺族の人たちの,自らの辛い体験を通して生まれた悲願を成就させるためにも,今,平和の恩恵に与っている私たち皆が,絶えず平和を志向し,国内外を問わず,争いや苦しみの芽となるものを摘み続ける努力を積み重ねていくことが大切ではないかと考えています。』
  
* * * * *
  
 こうしてみると尚更に、安倍首相や超保守派は、彼らが憲法に「元首」だと明記したいと考えている天皇や皇室の、戦後憲法の平和主義への評価、平和の維持を願う心を、も〜っと真摯に受け止めるべきではないかと思うmewなのだった。(・・)

                      THANKS     



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/876.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 生活の党・小沢代表、放射能被害問題に改めて警鐘(DAILY NOBORDER)
生活の党・小沢代表、放射能被害問題に改めて警鐘
http://no-border.co.jp/archives/30042/
2014年12月25日(木)【ノーボーダー編集部】


 生活の党の小沢一郎代表がTOKYO FMのニュース番組「TIME LINE」に出演した。これは、総選挙後初めてのメディア出演だった。

 小沢氏は、福島県での放射能被害の問題に関する発言がバッシングを受けていることについて、「前に出たラジオで『もう危険はない、放射能の影響はない』といわれたが、『無害であるという根拠は何か』と聞いたら、役所がいうからそうだという。それを鵜呑みにして、そうじゃないという警鐘の意見をおかしいと攻撃する」と述べたうえで、「実際にガンが見つかっている。そういうことをメディアは全然報じない。チェルノブイリだって3、4年後経ってからずっと増えてきている」として、根拠もなく放射能は問題ないとするメディアの姿勢を批判した。

 また、安倍首相については「個々の政策以上に、安倍さんの政治に対する思想が日本にとって危うい。戦前回帰的で戦後民主主義を否定するような考え方だ。アメリカ民主主義を否定していて、アメリカでも安倍内閣への不信感は大きくなっている」と強い危惧を示した。

(DAILY NOBORDER編集部)
写真:「生活の党HP」より



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/877.html

記事 [政治・選挙・NHK176] TV取材に「分かんない」連発…自民・料理研究家議員の経歴(日刊ゲンダイ)
           記章交付を受けてご満悦だが…/(C)日刊ゲンダイ


TV取材に「分かんない」連発…自民・料理研究家議員の経歴
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/156017
2014年12月25日 日刊ゲンダイ


――実質賃金が下がっているというデータがあるが?


「それもひとつの課題だと思いますが……どうしよう、分かんない」


――議員定数の削減については?


「私は、削減もアリだと思いますが……あれっ、自民党の方針ってどうでしたっけ?」


 24日夕方のTBSのニュース番組を見た人は、恐らく大半がズッコケたことだろう。この日は先の衆院選後の国会初登院。自民党の比例東京ブロックから初当選した前川恵議員(39)が、いきなり“やらかして”しまった。


 冒頭のように記者の質問に「分かんない」を連発。終始しどろもどろで、多くの視聴者は「こんな子が議員で大丈夫?」と思ったことだろう。


■幼稚園から学習院、中高時代は米国留学


 経歴は華麗だ。本人いわく「幼稚園から学習院で、小学校の途中から中・高は米国に留学していた」とか。慶大英米文学科を卒業後、MEGクッキング&フラワーアレンジメント教室を開講。美人料理研究家として話題になり、テレビや雑誌などで活躍していた。一般社団法人・日本フードバンク協会など食品関連3団体のトップを務め、「食の安全や食品ロス削減などに取り組んできた」(本人)という。


 本人は「TBSの番組は見ていない」とのこと。日刊ゲンダイ本紙記者が「番組のやりとりを見ると、前川議員が“おバカ”にしか見えなかった」と告げると、「放送を見て、バカと思われたなら、仕方ありません」とこう続けた。


「だって、まぎらわしい質問だったから<分かんない>と答えたまでです。今後は料理研究家の経験を生かし、心身ともに健康で元気な日本をつくっていきたい」


 これからは国民の税金でロクを食む以上、「実質賃金」くらいはしっかり勉強してもらいたい。


         ◇


初当選議員ら特別国会に :TBS
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2379822.html


 24日午前6時すぎ、まだ朝日が昇らない薄暗い国会前に姿を見せたのは・・・。


 「与党で1番若い国会議員の1人として、若さということで1番乗りを目指しました」(自民 石崎徹衆院議員)


 衆院選後、初の国会となる24日、1番乗りしたのは、今回の選挙で2回目の当選を果たした自民党の石崎徹議員でした。その一方で、新人議員にとっては初めての国会となります。しかし、今回の衆院選で新人議員の数は、前回2012年の衆院選の184人から激減、43人と戦後2番目の少なさとなりました。特に女性の新人議員は10人、そのうち5人が共産党でした。


 「戦いのときに役割を果たせるよう、しっかり勉強して力を蓄えて準備したい」(共産【初当選】 池内沙織衆院議員)


 一方、自民党の新人女性議員の一人。


 Q.これからどちらに向かう?
 「今から・・・なんと言えばいい?」(自民【比例・初当選】 前川恵衆院議員)
 「『初登院のため、中央玄関に向かいます』と・・・」(自民党スタッフ)


 記者の質問に対し、確認をとるのは、料理研究家の肩書きを持ち、比例東京ブロックで初当選した自民党の前川恵議員です。


 Q.正門を通った感想は?
 「初めて入ったので、広いなと」(自民【比例・初当選】 前川恵衆院議員)


 初登院した前川議員に今回の選挙で問われたアベノミクスについて聞くと・・・。


 「国民の皆さまからアベノミクスに評価を得たのだと思う」(自民【比例・初当選】 前川恵衆院議員)
 「その一方で実質賃金が下がっているというデータがあるが」(記者)
 「それもひとつの課題だと思いますが・・・。どうしよう、分かんない」(前川恵衆院議員)
 「思うことがあれば・・・」(記者)
 「コメントは控えます」(前川恵衆院議員)


 では、議員定数の削減については・・・。


 「(議員定数)削減は・・・。個人的なことですよね。私は削減も“あり”だと思います。あれ、自民党の方針ってどうでしたっけ」(自民【比例・初当選】 前川恵衆院議員)
 「議員定数が削減されると比例の議席も減るが・・・」(記者)
 「分かんない。それはノーコメントです。私は『食』という分野で、精いっぱい自分ができることをやっていけたらと思います」(前川恵衆院議員)


 与党が議席の3分の2以上を占める結果となりましたが、普天間問題を抱える沖縄では自民党候補を破った4人の議員がガッツポーズ、気勢を上げました。


 「政府がゴリ押しすればするほど、オール沖縄は逆に団結する」(無所属【沖縄4区・初当選】 仲里利信衆院議員)


 こうした中、来月行われる民主党の代表選挙に、新たに蓮舫参議院議員が名乗りをあげました。


 「民主党の代表選挙に挑戦したい。私が出ることによって、多様な議論ができると思う」(民主党 蓮舫参院議員)


 蓮舫氏は、立候補に必要な推薦人20人の確保に向けて努力したいと語りました。


 一方、安倍総理は自民党の両院議員総会で挨拶し、総選挙の大勝に気を緩めないよう呼びかけ、「強い経済を取り戻す」と強調しました。


 「勝利の喜びに浸るのは、きょうをもって過去のこととしなければならない」(安倍首相)


 午後1時からの衆議院本会議では、新しい衆議院議長に自民党の町村元官房長官、副議長に民主党の川端元総務大臣が選ばれました。そして・・・。


 「安倍晋三君を内閣総理大臣に指名することに決まりました」(町村信孝新衆院議長)


 指名選挙の結果、第97代の内閣総理大臣に指名された安倍総理は、組閣本部を設置し、菅官房長官が第3次安倍内閣の閣僚名簿を発表。新たな防衛大臣に中谷・元防衛庁長官が起用されました。


 「はい、承りました」(首相官邸から内定の連絡を受ける 中谷元新防衛相)
 (役職は?)
 「『官邸に来てください』と」(首相官邸から内定の連絡を受ける 中谷元新防衛相)


 中谷氏以外の17人は、様々な課題に継続して対処する狙いで再任されています。(24日17:30)



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/878.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 橋下氏「死んでも嫌」最高顧問就任を拒否 法律顧問で顧問料請求?(ZAKZAK)
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20141225/plt1412251532003-n1.htm
2014.12.25


 維新の党の共同代表を辞任した大阪市の橋下徹市長は24日、最高顧問に就任したという党の発表について、「僕の年で最高顧問なんてあり得ない」「了承した覚えはない。一番嫌な肩書。死んでも嫌」と話し、現在は党役員の肩書はなく一党員であると強調した。

 前日、都内で開かれた執行役員会で、出席者から顧問就任を要請されたが、橋下氏は「勘弁してください。やるなら法律顧問。事務所で契約して顧問料を請求する」と冗談交じりに断り、そのままうやむやに終わったという。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/879.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 民主代表選 本命・岡田氏と細野氏が激突 水面下で多数派工作(ZAKZAK)
             本命の岡田氏が動きはじめた


http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20141225/plt1412251534004-n1.htm
2014.12.25


 民主党の岡田克也代表代行(61)は25日午後、記者会見を開き、党代表選(来月18日投開票)への出馬を正式表明する。代表選には、すでに細野豪志元幹事長(43)が出馬を表明し、蓮舫元行政刷新担当相(47)や前原誠司元外相(52)も意欲を示している。事実上、岡田氏と細野氏の対決となりそうで、水面下で多数派工作も始まった。

 「今度の代表選は民主党を立て直す最後のチャンスだ。みなさんの気持ちをしっかり受け止め考えたい」

 岡田氏は24日、国会内で武正公一、近藤洋介両衆院議員ら中堅議員6人から出馬の要請を受け、前向きにこう語った。6人の多くは野田佳彦前首相のグループ「花斉会」幹部で、野田氏の意向を受けた行動とみられる。

 枝野幸男幹事長も同日、岡田氏支持を改めて明言し、「岡田・野田・枝野連合」の様相を呈している。労働組合との関係が深い参院や、リベラル勢力の一部でも岡田氏支持の動きが広まりつつある。

 岡田氏は、夕刊フジの連載「ズバリ直球」(24日発行)で、民主党再生について「分かりやすくエッジの効いた改革政策を掲げて、女性を含めた魅力ある候補者を擁立する」「(党内で)徹底的に開かれた議論を行い、決まれば一致結束する強さを見せる」と記した。

 野党再編については「来年の通常国会で、(維新の党などと)政策的な共通点を見いだし、どこまで連携できるかを探っていく」「衆院選で戦ったばかりなのに、いきなり再編はあり得ない」としている。

 一方、野党再編に前向きで、いち早く出馬を表明した細野氏は24日、側近議員らと支持拡大に向けて対応を協議した。

 今回の代表選は、国会議員だけでなく、党員やサポーターも投票に参加する本格的な選挙となる。誰が強いのか。

 政治評論家の浅川博忠氏は「本命は岡田氏だ。党内にも『民主党再建に適役。安倍晋三首相と同世代で、がっぷり四つの政策論争ができる。次の世代を育てる役割もこなせる』との期待感が強い。一方、細野氏に対しては『時期尚早』という意見が大半だ。代表選を盛り上げるため、蓮舫氏の立候補を希望する声も多い」と語っている。


http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/880.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 自民党の議員は、上から下まで精神に障害があるのばかり(カレイドスコープ)
自民党の議員は、上から下まで精神に障害があるのばかり
http://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-3250.html
2014.12.25 カレイドスコープ



自民党の新人議員に、強烈なキャラ登場!
さて、この人には、どんなあだなが付けられるのでしょう。


何を訊かれても、「わっかんなーい」。君はアイドル!


東京地検特捜部が2013年10月、後援会の小渕優子事務所などを家宅捜索した際、会計書類などが入ったパソコンのハードディスクが破壊されていたことが判明しました。


ドリルでHDD破壊…検察を本気にさせた小渕優子氏
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155941


以来、証拠隠滅の天然、“ドリル優子”という、大変、親しみのあるあだ名を付けられて、国民のアイドルとなっています。
父・恵三の“ブッチホン”以上の人気です。



父の急逝に伴って、突如、ジバン・カンバン・カバンを受け継いで初当選した小渕優子は、「何も分かりませんが、これから、一生懸命、勉強しますので、みなさん、応援をよろしくお願いいたします」と、報道のテレビカメラに向かってコメントしたとき、私は、思わずのけぞってしまったことを覚えています。


しかし、今回の衆院選で、“ドリル優子”を上回る天然ボケが初登院したことが分かったのです。比例東京ブロックで初当選した自民党の前川恵氏(39)が、その人。


公式サイトによると、前川恵氏は10代をアメリカ・カリフォルニア州で過ごし、慶応義塾大学を卒業。料理教室を開講して料理研究家として活動していた、と紹介されています。
http://www.megstyle.com/profile/index.html


このプロフィールが詐称でなければ、海外留学中、英語を勉強し過ぎて日本語を忘れてしまったのでしょう。


記者に、何を訊かれても、「なーんも、わっかんなーい」と、強烈なボケぶりを披露。小渕優子をはるかに凌ぐ“逸材”を発掘した坊やマスコミ君たちは、目を輝かせています。


「初登院だから緊張していたのでしょう、そんなにイジメなくても」と、最初は同情的だった私も、この動画を観て二重の襲撃を受けたのです。


この衝撃を、ぜひみなさんと共有したいと思います。
心臓の弱い方は「閲覧注意」です。自己責任でお願いします。



消えていた場合は、こちら
https://www.youtube.com/watch?v=8OxjuYFT65w


さらに、こちら。
https://www.youtube.com/watch?v=ep1Ie-Q_RNY


さらに、コチラとコチラも。



「マダム(回転)すし」から、「ドリル優子」まで、いやはや、自民党の女性議員は彩り豊かです。


「何も、初登院の新人女性議員に、そこまで厳しい視線を向けなくても・・・」
そうですよね。


でも、この人が、集団的自衛権の行使にかかるたくさんの法案に賛成し、福祉切り捨ての「姥捨て山」法案にイェーイス!と言い、遺伝子組み換え食品解禁のTPPに賛成するんです。


どんな料理研究家なんだろう、興味津々です。


自民党は、トップからして漢字の読めない老害議員ばかりだと思いきや、下っ端も、この体たらく。
さすが、IQ史上最低内閣の期待の星です。杉村太蔵など目じゃありません。


ネット右翼たちは、この女性議員によって中東に送り込まれ、下手をすればイスラム国の武装ゲリラに首をちょん切られるかもしれないのですから、もう吉本を超える喜劇です。




http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/881.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 改憲・軍国主義化露出の安倍会見<本澤二郎の「日本の風景」(1865) <自公で自衛隊参戦法制を強行>
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52090994.html
2014年12月25日 「ジャーナリスト同盟」通信

<自公で自衛隊参戦法制を強行>

 日本国民は総選挙で最悪の選択をしたと断じたが、いよいよ第三次安倍内閣発足後の首相会見で、それが鮮明となった。国民の信任を得たと強弁したナショナリスト首相、は予想通り、軍国主義化へのアクセルを強く踏んで見せた。「集団的自衛権行使に向けた法整備をする」と明言、その成立に自信をみせた。「アメリカの戦争に参戦する自衛隊」へと衣替えさせることで、一挙に平和憲法を形骸化させ、国民の平和主義を駆逐、国民を民族主義化させる野望をチラつかせた。

<対中緊張政策を悪用>

 憲法は戦争放棄を政府・議会・司法に命じている。それでいて「戦争する自衛隊」へと衣替えさせる。そのステップにアメリカの産軍体制を利用する。これが国家主義政権の、巧妙な策略である。
 米軍の手先になる自衛隊を印象付けて、ワシントン右派を懐柔する。そうして、列島に改憲軍拡の潮流を増幅させる策略とみたい。そのために経済・軍事面で急成長する中国を標的にする。尖閣問題はそうして浮上させたものだ。硬軟両様の外交を駆使しながら、その実、引き続き中国脅威論を悪用しようという魂胆が見え見えではないか。

<靖国・改憲断行に緊張政策>

 安倍は改憲問題で、本心をあからさまにさせた。「全身全霊を傾けて、戦後以来の大改革を推進する」と率直に述べた。国家主義開花宣言である。
 この発言に安倍・ナショナリストの野望が全て含まれている。「戦後レジームからの脱却」である。靖国参拝もこの中に入る。国家神道復活も。そして最大の標的は、戦争放棄の憲法9条の改悪である。

<衆参両院で過半数OK>

 安倍は改憲に向けて「衆参両院での3分の2確保」に自信を見せた。創価学会を絡めとった、との自信である。「戦争する日本」へと創価学会の票で、参院も3分の2を確保する、との意向をちらつかせたものだ。

<国民投票で過半数?>

 問題は「国民投票だ」と安倍は、今回初めて明らかにした。確かに安倍にとっての最大の鍵は、国民投票である。議会は創価学会の力で解決できる。しかし、国民投票は?そのための民族主義化が課題といいたいのであろう。
 本格的な危ない時代の到来である。

2014年12月25日記



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/882.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 橋下徹・維新の党共同代表、松井一郎・同党幹事長党役職辞任を発表:大阪ウィングの立て籠もりへ 古村治彦の酔生夢死日記
http://suinikki.blog.jp/archives/19285153.html

2014年12月25日

古村治彦です。

 本日、維新の党の新興役員会が開催され、橋下徹(大阪市長)・維新の党共同代表と松井一郎(大阪府知事)・同党幹事長が辞任する旨が発表されました。江田憲司衆議院議員が代表となり、幹事長には松野頼久衆議院議員が幹事長に就任することになりました。

 新聞報道によれば、国会議員団は両者の辞任を慰留し、統一地方選後への復帰という条件で、辞任を了承したということです。

 維新の党は先日の総選挙でも惨敗という程でなく、公示前の議席42議席を41議席と1議席減らしただけで(議員定数が5削減されたことも考えねばなりません)、選挙前の予想よりも善戦でした。近畿ブロックでは比例票で約200万票(全国で800万票)を獲得するなど、健闘していました。

 前回の選挙で戦った日本維新の会(大阪維新の会と石原慎太郎氏率いる太陽の党が合併)の時もそうでしたが、「維新」には、瀕死の政治家たちを蘇らせて、議席を得させる効果があるようです。その点では、維新のブランド力は侮ることができません。しかし、その求心力は落ちているといのが現状のようです。維新の党の国会議員団の顔ぶれを見てみると、元々は自民党だったり、民主党だったり、みんなの党だったりとデビューからずっと橋下氏と共に行動してきたという、大阪維新の会生え抜きという人は少ないのです。

 それでも橋下氏らオリジナルの大阪維新の会は危機感を持っているようです。大阪維新の会は地方選挙でも力に陰りが見え始めているようです。大阪市議会、大阪府議会、堺市議会などで大阪維新の会系の議員たちは過半数に届かず、大阪維新の会系対他の既存政党という構図になっているようです。大阪維新の会はいわば組織に喧嘩を売っていて、橋下氏の個人の魅力と発信力で選挙をやっていますから、橋下氏の神通力が落ちてしまえば、苦戦するのは当然です。

 今回の選挙でも維新の党は善戦しましたが、近畿圏で既存政党を大きく陵駕することができず、小選挙区での勝利も半減(前回が12→今回が5)となりました。これでは、橋下氏(バックにいる上山信一・竹中平蔵の慶應義塾大学SFCキャンパス教授陣と堺屋太一)が悲願としている大阪都構想を実現することは難しいと判断し、地元に専念するということになったようです。

 しかし、考えてみると、大阪都構想のような大きなアイディアを実現するためには、国のバックアップも必要です。維新の党の国会議員団は衆議院で41名、参議院で11名ですので、他党の協力がなければ難しい状況です。地元では自民党、公明党、民主党、共産党などが揃って反対という状況では、他党の執行部としても応援しにくいし、特に近畿圏出身の維新の党以外の国会議員たちは地元に配慮して応援できません。

 そうなると、大阪市議会、大阪府議会、他の地方自治体の議会や首長の圧倒的多数を大阪維新の会で押さえ、国(国会議員)に「民意」というプレッシャーを与えねばなりませんが、橋下氏の話題先行型の政治姿勢では今のところ、これも厳しいようです。

 橋下氏と松井氏が揃って党役職辞任となると、維新の党の3つのグループ(私は大阪ウィング、日本維新の会国会議員団系、結いの党系と呼んでいます)のうち、野党再編のキーマンである、江田憲司氏、松野頼久氏、柿沢未途といった人々が党の中心となります。実際に、江田氏が単独で代表、松野氏が幹事長、柿沢氏が政調会長、江田氏と出身が同じ(岡山県、東大法学部、官僚)の片山虎之助氏が総務会長と党の重要なポジションを大阪維新の会系以外が全て押さえることになります。

 私は、今回の総選挙に橋下氏が出馬できなかったこと、大阪維新の会系の力が落ちたことから、橋下氏と松井氏が「名誉ある撤退」を選び、大阪に立て籠もる戦略に出たのだと思います。それで大阪都構想が実現するのかとなると、それも難しいと思います。

 大阪都構想が頓挫した場合、橋下氏は大阪市長を辞任し、政界から去るのではないかと思います。一方の松井氏は国政にも関心を持っているようですから、2016年の参議院議員選挙に出馬するのではないかと思います。しかし、それもその時までに維新の党が残っていて、大阪維新の会系の力がまだ健在であったらの話です。

 こうして見ると、大阪維新の会は地方政党であるべきだったのだろうと思います。国政への色気を出したために、大阪維新の会の独自色が薄まってしまい、中途半端になってしまいました。そして、国政政治家たちにうまく利用されてしまったというところもあります。橋下氏はとても威勢が良く、歯切れもよくて、頭の回転も速い人ですが、国政政治家の老練さにはコロッと騙されてしまったのかもしれません。

(新聞記事転載貼り付けはじめ)

●「維新の党:橋下代表、松井幹事長が辞任 「都構想に専心」」

毎日新聞 2014年12月23日 20時29分(最終更新 12月23日 21時04分)

http://mainichi.jp/select/news/20141224k0000m010057000c.html

 維新の党の橋下徹共同代表(大阪市長)は23日、東京都内で開かれた同党の執行役員会で「大阪都構想実現に専心したいのでいったん職を退きたい」と述べて共同代表の辞任を表明し、了承された。松井一郎幹事長(大阪府知事)も辞任した。衆院選での伸び悩みを受け、都構想の実現がかかる来春の統一地方選での大阪府議選、同市議選に集中せざるを得なくなった。

 両氏は統一選後に復帰する見通し。橋下氏は最高顧問、松井氏は顧問に就任する。江田憲司共同代表が代表になる。松井氏の後任の幹事長には松野頼久代表代行が就任する。

 江田氏は慰留したが、橋下氏らの意志が固いため、辞任が一時的であることを前提に了承した。松井氏は役員会後、記者団に「大阪都構想は維新の一番中心の政策。最も大事な統一選に専念したい」と説明した。

 維新は大阪府議会、市議会ともに過半数を割っている。橋下氏らは都構想実現のため、来春の府市議選での過半数獲得を目指す考えだ。

 しかし先の衆院選で大阪の小選挙区で維新が勝利したのは5選挙区にとどまった。2012年衆院選での日本維新の会の12からは半減以下。府市議選での過半数獲得は容易ではないとの見方も強い。

 維新の看板である都構想が実現の見通しを失えば、橋下氏はもちろん、維新自体も求心力を失って解体に向かいかねない。橋下、松井両氏の辞任は、足元が崩れるなか、生き残りになりふりをかまっていられなくなったためだ。国政で影響力を発揮することで都構想実現につなげようとしたかつての戦略は破綻した。

 橋下氏が退くことで、江田氏の党内での影響力が増す可能性もある。政調会長には江田氏に近い柿沢未途氏が就任する。野党再編を巡っても、民主党の労組系議員を激しく攻撃してきた橋下氏に比べれば江田氏のほうが進めやすいとの見方もある。

 ただ、江田氏は記者団に対し「今後も橋下、松井両氏の意見を聞きながら党運営を進めることに変わりはない」と強調した。【葛西大博、熊谷豪】

●「維新、橋下共同代表が辞任 松井幹事長も、大阪都構想に専念」

東京新聞 2014年12月23日 18時22分

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014122301001681.html

 維新の党の橋下徹共同代表(大阪市長)と松井一郎幹事長(大阪府知事)は23日、東京都内で開かれた党執行役員会で役職を辞任する意向を伝え、了承された。「大阪都」構想の実現に向け、来年4月の統一地方選で行われる大阪府議・市議選への対応に専念する。

 橋下氏は最高顧問に、松井氏は顧問に就く。代表は江田憲司共同代表が単独で、幹事長は松野頼久代表代行がそれぞれ務めることも決まった。

 橋下氏は執行役員会で「当面の間、党の役職を離れたい」と述べた。国会議員団側は両氏に、統一地方選後に復職するよう強く要請した。

(新聞記事転載貼り付け終わり)
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/883.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 75%が「尖閣に関心」=中国船侵入で高水準維持―内閣府調査(時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141225-00000114-jij-pol
時事通信 12月25日(木)18時59分配信


 内閣府は25日、沖縄県・尖閣諸島と島根県・竹島に関する世論調査の結果を発表した。尖閣諸島に「関心がある」という回答は、昨年7月の前回調査と比べて0.8ポイント増の74.5%。中国公船の領海侵入が続いていることもあり、依然として国民の注目度が高いことが分かった。一方、竹島に「関心がある」と回答したのは、昨年6月の前回調査比4.2ポイント減の66.9%で、やや低下した。

 政府が尖閣諸島と竹島について調査するのは、いずれも昨年に続き2回目。尖閣は11月13〜23日、竹島は11月6〜16日、ともに全国の成人男女3000人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率はそれぞれ60.9%、60.0%だった。

 それによると、尖閣諸島と総称される島々を「知っていた」は前回比1.2ポイント増の92.3%。知っていた内容を複数回答で尋ねると、「中国政府が船舶を周辺海域に派遣し、領海侵入を繰り返している」が4.6ポイント増の79.6%で首位だった。「沖縄県に属している」は7.1ポイント減の58.6%、「日本が有効に支配しており、解決すべき領有権問題が存在しない」は0.2ポイント増の48.2%だった。

 一方、竹島への関心が下がった理由について、政府は「2012年の李明博韓国大統領(当時)の竹島上陸から時間もたち、テレビが竹島問題を取り上げる機会も減少した」(内閣官房領土・主権対策企画調整室)と分析している。 


http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/884.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 小沢一郎 生活の党代表 on TOKYO FM 「安倍さんの経済政策は失敗。政治的なスタンスは偏って非常に危険」
小沢一郎 生活の党代表 on TOKYO FM 2014/12/24【1/3】
http://4472752.at.webry.info/201412/article_26.html
2014/12/25 03:33 銅のはしご


TOKYO FM 2014年12月24日 生放送
TIME LINE 〜タイムライン〜 今日のニュースと考えるヒント
出演 19:10〜19:25

衆議院議員 小沢一郎・生活の党代表

❏ 首班指名では民主党の岡田克也さんに入れました。野党は団結して統一戦線を組まなくてはいけない,自民党に対する一方の受け皿を作るという私共の主張の延長線上のこと

❏ 大げさな言い方をすれば 天下の大事は,それぞれが自分の目先の利害あるいは自分自身を捨てて天下のために皆で協力する。 このままでは,何回選挙やっても野党は政権を獲れない。要するに「新55年体制」。たとえば明治維新は,まさに殺し合いの戦をした仲の薩摩と長州が同盟を組んで初めて,できた。幕藩体制を倒し新しい文明開化の世を創るため,その一点で協力した

❏ 橋下徹さんも,維新の党そのものに固執せず,野党の連帯・大合同に賛成だという形を取っておられるので,わたくしはむしろ,それを促進しろという気持ちを持って代表を辞めるということに決めたんじゃないかなあなんて,勝手に思ってるんです

【 12月24日 第188国会(特別会)開催 】
アナウンサー ; 小沢さんはもう16回当選ですが,初めて国会の門をくぐったときのお気持ちは覚えてらっしゃいますか。

小沢 一郎
 覚えてますよ。最初のときはやっぱり。月日もね,昭和44(1969)年12月27日(土)の選挙で。1回目だけは覚えてます。

アナウンサー ; へえ,そうなんですね。

上杉 隆 ; ということは,そのときの総理は,どなたですか。

小沢 一郎
 佐藤さん。佐藤栄作さん。で,幹事長が田中先生。田中角栄先生。

上杉 隆 ; 首班指名は,佐藤栄作と書いて...

小沢 一郎
 そうですね。はい。

上杉 隆 ; その話しを伺うだけで,小沢さんがどれだけ長い間,政治の中枢にいるか。40年以上前ということですよね。

小沢 一郎
 はははは。そうですね,45年か46年か。

上杉 隆 ; 少なくとも,その首班指名で書いた名前の数というのはもう何十人にもいらっしゃるわけですが。

小沢 一郎
 そうですね。

上杉 隆 ; 今日,実は安倍首相の首班指名で,本来であれば党の代表である小沢一郎という名前があるはずだったんですが,なかった。ということは,小沢さんはどなたの名前を書かれたんですか。

小沢 一郎
 僕は民主党の候補者に。まあ暫定的になってた,岡田克也さんに入れました。これは,私共の主張の延長線上のことで,やっぱり野党は団結して統一戦線を組まなくてはいけない,と。自民党に対する一方の受け皿を作るという,その延長線上で(野党)第1党の岡田さんに入れました。
 自由党のときも確か,菅さんだったかな,あのときは。皆,イヤだイヤだ言ったんだけど<笑いながら>菅さんに入れました。
 ですから私共のスタンスとしては,とにかく野党が結束していかなくちゃならないと。これが維新が第1党だったら多分,維新の代表っていうことになったでしょうけど,今回は岡田さんに入れました。皆で合意して。

上杉 隆 ; そういう意味では非常に柔軟でありますよね。

小沢 一郎
 そうです。

上杉 隆 ; 実際,今回の選挙の直前ですが,自分の党の所属議員に対して,自分の党から出馬しなくても良いと(小沢代表が)言って。
 私も長い間,永田町(取材して)20年になりますが,そういうような形で発信した代表というのを初めて見て,ビックリしたと言うか,若干武者震いしたんですけれども。

小沢 一郎
 はははは。 やっぱり,同じ思いを持った人に1人でも多く,この政治の世界に残ってもらいたい。そのためには,今回の選挙で実現すりゃあ良かったんですが(野党統一できず)バラバラでやることになったんですが,少数政党はどうしても不利ですから。君たちの政治生命を存(ながら)えて同じ目標に向かって頑張れるように,それぞれ好きな途を選択しろ,と。それで必ず政治生命を繋げ,と。

上杉 隆 ; 成程。その結果ではあるんですけど,今回,生活の党は 5(議席)に届かない。衆議院を含めて4(議席)ですか。

小沢 一郎
 そうそう。<残念そうに>5(議席)にだけは 絶対なると思ってたんですがね。

上杉 隆 ; 厳しいですよね,これは。政党要件も含めると...

小沢 一郎
 まあ,それはね。だけど(同じ志の)無所属の人もいっぱいいますし。やっぱり皆まとまんなきゃ勝てないという思いは,皆一緒ですからね。
 僕は直接関与してませんが,そういうようなものも,いろいろ,やってると思います,多分。うちの仲間で。

上杉 隆 ; 成程。小沢さんは,選挙前ですけど,やはり野党結集をするべきだと。政策もそうですけど,そういうものを乗り越えて選挙では一枚岩となって,巨大与党に当たるべきだというふうに主張されてましたよね。ただ結果から見ると,完全な野党結集というのはできなかった。

小沢 一郎
 できなかった。<残念そうに>

上杉 隆 ; (野党結集できなかった)理由はどこにあると思いますか。

小沢 一郎
 それぞれが自分の目先の利害あるいは自分自身を捨て切れなかったということでしょうね,やっぱり。大げさな言い方をすれば,天下の大事は,自分,自分ではダメなんですよね。  自分を捨てて天下のために皆で協力するという思いにならないと,できない。
 良く例にも出されますが,明治維新は,薩摩と長州が同盟を組んで初めてできたんですね。この薩摩と長州ちゅうのは,まさに殺し合いの戦をした仲なんですよね。それでもやっぱり幕藩体制を倒し新しい文明開化の世を創るためにと,その一点で協力したわけですね。

上杉 隆 ; ふうむ。

小沢 一郎
 ですから,わたくしはそういう歴史の事実も踏まえながら,やっぱり皆がね,自分を捨てて,その大義のために結集するという思いをぜひ持ってもらいたいと,今なお思ってます。

上杉 隆 ; 小沢さんの政治史を振り返ると,やはり口だけではなくて,それを実行してきましたよね。

小沢 一郎
 はい。<きっぱりと>

上杉 隆 ; 新進党もそうですし,自自公もそうですし,先ほどご自身仰った2003(平成15)年の民由合併。あと,結露はしませんでしたけど2008(平成20)年のいわゆる大連立というのもありましたよね。福田康夫首相との。

小沢 一郎
 あははは。ええ,ええ。

上杉 隆 ; 今回ももしかして,また小沢さん,何か着地させてくれるんじゃないかという期待はあったんですが,選挙では難しかったんですが,今後,第3次安倍政権の中で具体的にどこかと一緒になるという可能性はどうでしょうか。

小沢 一郎
 僕らがどっかと一緒になるということじゃなくて。やっぱり,このまんまですとね,何回選挙やっても,政権獲れないですよね。要するに「新55年体制」だって,僕言うんですが,このまんまだと,もうずうっと万年野党と。今度の結果でも,民主党と維新と僕らのような何人かずつの人間を足しても,ちょうど55年(体制)の社会党と同じぐらいの人数なんですよ。

上杉 隆 ; ああ,そうなんですか。

小沢 一郎
 うん。社会党は130の中選挙区で,ほぼ1人平均(議席を)獲ってましたから。130前後獲ってたんですよ。だけど,それに甘んじて万年野党だったわけですね。だから,その二の舞になっちゃうよと,このまんまじゃあ。それでは国民の期待に応えられないでしょうと。
 ですから僕は小さいあれ(=党)だから旗振りはできないですけど,まずは民主党。そして維新の皆さんも,お互いに手を握る,力を合わせる。そのためにぜひ自分のいろんなことは脇に置いてでも,結集を図ってもらいたい。そう思いますね。

上杉 隆 ; 維新なんですけど,今日,橋下徹共同代表が正式に辞任表明ということで(代表を)降りてしまった。

小沢 一郎
 はい。

上杉 隆 ; 以前,橋下代表と小沢さんは会談もされて,将来は一緒になるんではないかというような報道も流れましたが,現在,橋下さんとまたその維新との関係というのは,どういう感じなんでしょうか。

小沢 一郎
 最近では橋下さんとじっくりと話したことはありません。この前の選挙 <2012(平成24)年第46回総選挙>の前に,選挙になる直前に橋下さんと2度3度と会いまして。やっぱり橋下さんが国政に出るべきだと,そういう話しで一生懸命,僕,勧めたんですけど,橋下さんは「いやあ,自分は国政に出る気はない。向いてない」ということでした。ですから,相当長時間突っ込んで話したんですが,そういうことだったので,まあ多分今度の選挙も出馬されないだろうと僕は思ってました。結局出馬されずに,それで今回はもう(代表も)辞めると言うことで。そうするとやっぱり,橋下さんも維新そのものに固執しないと。野党の連帯に,大合同に賛成だという形を取っておられますんで。わたくしはむしろ,それを促進しろというような気持ちを持って橋下さんは辞めるということに決めたんじゃないかなあなんて<少し笑って>勝手に思ってるんです。

上杉 隆 ; 成程。もう1つ,民主党ですけど。元所属していた民主党。

小沢 一郎
 はい。

上杉 隆 ; 今日も首班指名で岡田克也代表代行の名前を書いたということですが。

小沢 一郎
 はい。

上杉 隆 ; 民主党代表選に,細野豪志さんが出馬を表明して,昨日ツイッターで蓮舫さんが出馬を表明したということなんですが。

小沢 一郎
 ほおお。

上杉 隆 ; 細野さんはずっと代表室として小沢さんを支える立場にいましたよね。橋下さんと同じ世代と言うか同じ歳の若い政治家なんですが,彼に対してどのような印象を持たれていますか。

小沢 一郎
 とても良い,ナイス・ガイでね。勉強も良くするし,とても良いと思います。ただ,あとは,今さっき薩長同盟の話しをしましたけども,本当に国民の期待に応える,そして大改革を断行する,そのためにはやっぱりそのぐらいの意志力と胆力を持たないと,大事業はできませんので。勉強のほうは,細かいいろいろな勉強のほうは,それはそれで良いんですけれど,やっぱり国民のために日本をどうするのか,どう導くのか,という視点で行動してもらいたいと思います。

上杉 隆 ; ふうむ。細野さんも2003(平成15)年のときの小沢さんのように自分の党を割ってバラバラになって解党して,もう一つの野党のほうに合流するというぐらいの考えがあると凄いかなと思うんですが,果たしてどうでしょうか。

[ 野党に対する街の声・TOKYO FM の取材 ]
街の声1(男声) ; 36歳。正直そんなに期待はしてないかな,というところはあります。過去に何度も野党には裏切られているので。そんなに期待はできないかな。

街の声2(男声) ; 今24歳です。今,与党を脅かす野党が,今,いないと思うので,対抗できる政策とかをちゃんと考えて,与党が胡坐をかけないような野党になったり,そういうのが,できてほしいなって思います。ちょっと税金が,給与明細見ると高いので,抑え目にしてほしいっなってのがありますし,あと,お年寄りに対して優遇し過ぎかなっていうのが。税金ちょっと下げてほしいですね。

街の声3(女声) ; 31歳。野党に期待すること。消費税のこととか,与党の思うようにさせないでほしい。接客業してるから,売る側としても,買う側としても,すごく生活の中では響いてきているので,できれば本当だったら,もうこれ以上,上がらないでほしい。

レポーター ; 実際,あなた自身は選挙に行かれましたか。

街の声3(女声) ; 行きました。入れる人がいなかった,与党じゃないと。野党の人じゃ,ちょっとなあという感じだった。ちゃんと,もっと頑張ってもらいたい。

 < 続く >

          ◇

小沢一郎生活の党代表 on TOKYO FM 2014/12/24【2/3】
http://4472752.at.webry.info/201412/article_27.html
2014/12/25 13:45 銅のはしご

TOKYO FM 12月24日 生放送
TIME LINE 〜タイムライン〜 今日のニュースと考えるヒント
出演 19:10〜19:25

衆議院議員 小沢一郎・生活の党代表

❏ 民主党政権が1回期待外れだったからって,じゃあずっと自民党でいいのか。国民の皆さんがもう少し勇気を持ってチャレンジして,もう一度政権を変える選択をしてもらいたい

❏ 自民党政権の経済政策も,外交政策も,安全保障政策も,ほとんどが反対なのに,みすみす自民党政権を続けさせるような行動を取るのは,おかしい。反対なら,そうでない人に入れるという積極的行動を取らないと,主権者としての主権を持っている意味がない

❏ 安倍さんの経済政策の失敗はもちろんだが,その政治的なスタンス,政治思想は非常に偏っている。安全保障でも何にしても権威主義的な,懐古主義的な戦前回帰的な権力志向の政治の方向をしている。国内では格差の拡大,あるいは個人の人権の侵害。アメリカ含めて対外的な安倍政権に対する不信感から国際社会で孤立するという非常に危険な道を歩み続けている

❏ それを国民が何の批判もなしに「まあ仕様がないよね。どうせ変わんないんだから」では,民主主義国家としてはますます危険だ

上杉 隆 ; 今,街の声が流れたんですが,最後の31歳のの女性の方,消費税のこと,かなり生活に影響していると言っていますが。もともと小沢さんが2009(平成21)年に政権を獲った民主党のときですが,消費税(増税に)反対だった党だったんですよね。

小沢 一郎
 そうです。

上杉 隆 ; その後,いつの間にか消費税の法案を作るほうに回ってしまったという。

小沢 一郎
 いつの間にか。<苦笑して>
 僕は,消費税の税制そのものに反対してたわけじゃなくて,国民に負担を強いる前にまずやるべきことがあるでしょうと。それは行政の大改革,財政の大改革。それで徹底的に無駄を省いてやりますよ,と。この任期中は,と。それでも,どうしても社会保障費やなんか足りなかったときには,次の選挙のときに消費税についてお願いしますということだったんですね。
 それがまあ何の改革もしないうちに消費増税だけ先行するという形になったので,これは国民の皆さんとの約束と違うんじゃないか,ということだったんですね,わたくしたちは。

上杉 隆 ; 実際 街の声もそうなんですが,今回の消費税については否定的な意見が多いとしながらも,結果を開けてみれば安倍政権。 つまり,消費税は結果として増税ですよね。18か月後<2017(平成29)年4月>に。こちらのほうが勝ってしまうと。 となると,野党が悪かったのか,あるいは与党が甘かったのかは別として,今後この巨大与党に対してどう野党が役割・責任を果たすべきかとお考えですか。

小沢 一郎
 今の消費税の話しですがね,あるいはその他の政策についても,経済政策全般についても,安倍さんの政策に賛成じゃないって人が,ほぼ大多数なんですね。
 何で,それなのに,総選挙で自民党を選ぶんだっちゅうことが,僕にはまったく分からないんですよ。それで多分,反対だという人たちはかなりの部分が棄権したんじゃないかと思うんですね。

上杉 隆 ; 棄権?

小沢 一郎
 ですから,2009 (平成21)年のときに比べると(投票率が) 17〜18%落ちてるんですね。1千7百〜1千8百万人ですよ。
 棄権するんじゃあ,何も変わらないんですね。結局,自民党政権が続くだけで。
 ですから,その意味で,政権を担当できる,変わる受け皿がないと。それは野党の我々の責任であることは間違いないんです。 だけれども,だからと言って,自民党政権の中身は,政策は反対なのに,みすみす自民党政権を続けさせるような行動を取る日本人ちゅうのは,わたくしはおかしいと思ってるんです。
 そんならば<少し笑って>我が党でもいいし,どの党でもいいですけれども,投票所に行って入れれば,自民党のほうに(政権は)行かないわけですから。
 どうしてそういう(行動を取るのか)。ベターの選択なんですよ,所詮,選挙なんてのは。ベストのものなんか,ないんですから。
 自民党の今の安倍内閣の政策は,経済政策も,あるいは外交政策も,安全保障政策も,もうほとんどが反対だっちゅうわけでしょ。
 反対なら,そうでない人に入れるという積極的行動を取んないと,主権者としての主権を持ってる意味がないですよね。
 僕はそういうことを,ちょっとね,苦言を呈したい。我々の責任はもちろん重大ですけれど。

上杉 隆 ; ううむ。投票率は52%代。戦後最低。その結果に,棄権と小沢さんが今仰ったんですが,実際,組織票が強いところ,つまり今回ですと 公明党,共産党が,新選挙制度になってから過去最高議席を獲りましたね。そうなると確かに(選挙に)行かなかった人,諦めた人が多いというふうにも見れるんですが,その一方でやっぱり政治は結果責任で,選挙も結果責任とした場合は,野党に足りなかったものがあるんじゃないかと。

小沢 一郎
 もちろん,そうです。野党が自公に変わり得る受け皿を作り切れなかったと。 それは最大の責任ですよね。今度の選挙でも,もし統一体を大同団結して作ったらね,もう完全にひっくり返ってますよ。 政権交代ですよ。だって,1千7百万〜1千8百万の人がね,その中では,多分野党に入れる人が多いと思うんですね。それで(票が)入ったら,それだけでもう政権は変わってますよ。

上杉 隆 ; そうすると 2009(平成21)年のときの政権交代のような構図になると。

小沢 一郎
 そうそう。 まあねえ,民主党政権が期待外れだったという思いは分かるんですけれど,1回期待外れだったからってね,じゃあ,ずっと自民党でいいのかって話しですね。それはやっぱり,もう少しね,国民の皆さんに勇気を持ってチャレンジしてもらって,もう一度政権を変えるという選択をしてもらいたいですね。

上杉 隆 ; もちろん政治はそうなんですけれど,今回選挙中の頭,新聞各紙が世論調査のようなものをやって「与党圧勝」と出ましたよね。ああなると,日本人の性格からすると,横並びが好きな日本社会からする,勝ち馬に乗るということで。 あともう1つは,今仰ったように(選挙に)行っても1票の価値がないだろうと思ってしまった人が出たと思うんですが,メディアのあり方が今回の(安倍)政権ということも含めて随分出たんじゃないかと。
 そして国境なき記者団の調査で,民主党政権の2009(平成21)年から比べると,安倍政権は,5年間で報道の自由度ランキング 11位から 59位まで転落してるんですね。

小沢 一郎
 はああ。

上杉 隆 ; こういう,表現の自由という観点から,どうですかね。今回の政治の結果,選挙の結果。

小沢 一郎
 ですからね,非常に僕は危険性を感じてるのは,安倍さんの経済政策のその失敗ももちろんですけれども,その政治的なスタンスあるいは政治思想,そういうものが 非常に偏(かたよ)ってますよね。
 安全保障にしても何にしてもそうですが,権威主義的な,時代で言えば懐古主義的な戦前回帰的な,そういう権力志向の政治の方向をしてると思うんです。
 ですから,その点の危険性がね,国内でのそういった格差の拡大,あるいは個人の人権の侵害というようなことと,それから対外的な政権に対する不信感,アメリカ含めて安倍政権に対する不信感。そういう国際社会での孤立。
 内外で,わたくしは非常に危険な道を歩み続けているんじゃないかと。 それを国民が何の批判もなしに「まあ仕様がないよね。どうせ変わんないんだから」ということはね,これは,民主主義国家としてはますます危険だと。そう思います。

  < 続く >

          ◇

小沢一郎生活の党代表 on TOKYO FM 2014/12/24【3/3】
http://4472752.at.webry.info/201412/article_28.html
2014/12/25 14:26 銅のはしご

TOKYO FM 12月24日 生放送
TIME LINE 〜タイムライン〜 今日のニュースと考えるヒント
出演 19:10〜19:25

衆議院議員 小沢一郎・生活の党代表

❏ マスコミから徹底攻撃されていながらも,国民は2009年に政権交代を望んだ。当時,政治活動が制約されていたことは悔しいし,その後メディアの謝罪や訂正はない

❏ 僕は本当に放射能の問題も大変だと思う。 しかし,健康被害に警鐘を鳴らす意見を言うと,役人の話しを鵜呑みにしている立場のメディアからは攻撃される

上杉 隆 ; オバマ大統領のソニー ・ ピクチャーズの話し <米のコメディー映画。北朝鮮の金正恩第1書記暗殺計画を描いた“ THE INTERVIEW ”>ではないんですが,やはり民主主義国家の根幹は,表現の自由だと思うんですが。

小沢 一郎
 はい。<きっぱりと>

上杉 隆 ; 表現の自由において,例えば,小沢さんが発言をすると,メディアを含めてブッ叩くじゃないですか。

小沢 一郎
 ふははははは。そうですね。はははは。

上杉 隆 ; これ,何でですかねえ。

小沢 一郎
 よっぽど嫌われてるんです。あははははは。

上杉 隆 ; フェアーじゃないのは,2009(平成21)年からの 一連の事件がありましたよね。事件と言われていたものが。 <「西松事件」「陸山会事件」と呼び名をつけられた,実際には存在しなかった捏造によって,小沢一郎代議士や石川 知裕元代議士などを刑事裁判にかけ,日本の民主主義を阻害してきた一連の「事件」>

小沢 一郎
 (メディアからは)犯罪人扱いでしたから,ずっと。

上杉 隆 ; 結局無罪になりましたけど,完全な無罪じゃないですか。もともと無罪(無実)と言うか,罪がなかったわけですから。

小沢 一郎
 事実がないんですから。

上杉 隆 ; これに対してメディアが,謝ってきたとか訂正したとか,ありますか。

小沢 一郎
 まったく,ないですよね。

上杉 隆 ; ええ...

小沢 一郎
 それで,ときどきね,あんたは,あのときに何で政治改革ちゅうか,民主党の主張した改革をやんなかったんですかって(聞かれる)。それは,皆さんが良くご存知でしょう,と。 検察の攻撃の前で,私は政治的な自由が奪われてたでしょうと言うと「ああ,成程」なんて 言うんですが,忘れちゃってるんですね,もう。<苦笑>

上杉 隆 ; 本来ならば,あれがなければ2009(平成21)年の9月には鳩山由紀夫政権ではなく,小沢一郎政権だったわけなんですけれど,そういうのは悔しいと思わないですか。

小沢 一郎
 いや。だけど,政権が堂々の対決で変えられたということは,非常に良かったと,僕は思ってます。

上杉 隆 ; ふうむ。

小沢 一郎
 うん。 ああいうふうにマスコミから徹底攻撃されていながらも,国民は政権交代を望んだ,と。その期待にね,応えきれなかったというのは,悔しいですね。それで自分が政治活動ができなかった,制約されてたというのが,悔しいですね。

上杉 隆 ; もう1つ,バッシングで言うと,最近ニューズ・オプ・エドにも出演していただいて,放射能の問題,福島県での被ばくの問題について触れましたよね。

小沢 一郎
 はい。

上杉 隆 ; これ事実としてありますが,これを言った途端にまたバッシングに遭われているようなんですが。(※1)どうしてこうなってしまうと思われますか。

小沢 一郎
 ううむ。何だかね,この前のラジオ<選挙期間中12月8日TBSラジオ「荻上チキ session 22」>のときにも 「それはもう,危険は ないんじゃないですか。あの放射能の影響はもう何にも現れてないですよ」と。 「がんになった人も,その影響じゃないって言ってますよ」と,こう言うんですよね。「あんたは何の根拠で言うんですか」って。
 あなた方は,それ,何の根拠で喋ってるんですか。全然無害だっていうことを証明できますか,と(聞くと)何ちゅうことはない,役所が言ってるからそうだっちゅう話しなんですよ。
 結局ね,役人の言う話しなんですよ。それを鵜呑みにして,そうじゃないと言う警鐘を鳴らす意見を「おかしい」と,こう攻撃するんですね。
 僕は本当に,この放射能の問題も大変だと思います。何かあれでしょ。がんが見つかったんでしょ。
<1巡目の検査で「異常なし」とされた4人が今年4月からの2巡目検査で「がんの疑い」と診断。1巡目でがんの診断が「確定」した子どもは8月公表時の57人から27人増え84人になった。2014年12月24日共同通信など各メディアも報じた>(※2)

上杉 隆 ; はい。小児甲状腺がんが少なくとも104人以上,子どもが,もう手術が終わっています。

小沢 一郎
 ああ...ですから,そういうことをね,メディアは全然大きく報道しないでしょ。それで,チェルノブイリだって(原発事故から)3〜4年経ってからずうっと増えてきてるんですよね。

上杉 隆 ; ええ。

小沢 一郎
 それは本当にもう,危険だと思いますね。

アナウンサー ; リスナーの方からも小沢さんへの質問をいただいているんですけれども。

小沢 一郎
 はい。

アナウンサー ; こちら小沢さんへの注文ということになるんでしょうか,野党に対する注文ということになるんでしょうか。
 「何々が世の中を作りたいから,野党は結集しなくちゃいけないというようなことをもっと示してほしい」
 ということなんですが,この点はいかがでしょうか。

小沢 一郎
 ですから僕は,安倍さんは,個々の政策以上に安倍さんの政治に対する思想・考え方,それが,非常に日本の将来にとって危ういっつってる,危ないつってるんですよ。そうでしょ。
 ですから,今さっきも言いましたけれども,経済政策ではもちろん格差をどんどん,どんどん広げていってますし,これは国内的・社会不安を大きくするだけですよ。
 そして戦前回帰的な考え方。それで戦後民主主義を否定するような考え方。要するに,彼は極東軍事裁判を否定しているわけですから。 ということはアメリカ民主主義を否定していると同じなんですよ。だからアメリカでも,非常に安倍内閣に対する不信感ちゅうのは大きくなってるんですね。

上杉 隆 ; はい。

小沢 一郎
 そういう安倍さんの国内での政治では,強者の論理。要するに強い者の味方。競争で勝った奴が生き延びれば良い。負けた奴はしゃあないんだと。 こういう考え方。

上杉 隆 ; はい。

小沢 一郎
 それから,政治思想的には戦前回帰的な,権威主義・権力主義的な考え方。 これが最大の問題点ですね。<強調して>

アナウンサー ; もう1つよろしいですか。 ヤマザキさんからメールいただきました。いろいろ経験されてる小沢さんに聞いてみたいということで。
 「昔の政治家にあって,今の政治家にないものは,何ですか」

小沢 一郎
 時代が違いますから,昔の政治家で,ああ良いなあと思う人が,今(の時代)に出てきたからって,必ずしもそのとおりは行かないですけれども。 しかし,昔っつうのは,いつの昔まで遡るかは別にして,政治家は 自分がこういう日本を作りたいというヴィジョンと,それを実現するための強烈な意志,そして自分の責任で行動すると。 こういうようなところが非常に欠けてますね。
 昔流の言葉で言えば天下国家のことよりも,何か目先の党内のことやら自分のことやらが先に立つ,と。これでは絶対大きなことはできない。
 今言ったように,安倍さんの政治というのは,非常に偏った方向へ進んでいますから。
 これを変えるためには,やっぱり野党が団結しないとダメなんですよ。
 そうすれば,国民の皆さんは「ああ,これで行こう」と必ず支持はくると僕は思うんですが,そのためには自分を捨てなきゃいけない。 目先の利益や自分の立場や,そういうものを捨てて,そして,その大義のために結集する,と。その意志と言うか,気持ちと言うか,それがちょっと欠けてんじゃないですかねえ。

アナウンサー ; そろそろお時間が来てしまいました。今日はクリスマス・イヴのお忙しい中...

小沢 一郎
 <クリスマス ・イヴのところで照れたように> あはははは。

アナウンサー ; お忙しい中を どうも有り難うございました。TOKYO FM タイムライン,今日は,生活の党 ・小沢一郎代表にお話しをうかがいました。有り難うございました。

小沢 一郎
 有り難うございました。

  < 了 >



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/885.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 日本終了! 愚かな総理大臣と馬鹿な国会議員(simatyan2のブログ)
日本終了! 愚かな総理大臣と馬鹿な国会議員
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-11968995080.html
2014-12-25 20:36:36NEW ! simatyan2のブログ


あまりにも酷すぎる人が自民党の数合わせのために国会議員と
してデビューしました。


24日、6時過ぎには続々と初当選議員が特別国会に姿を見せ
始めたそうです。


しかし、


「戦いのときに役割を果たせるよう、しっかり勉強して力を
蓄えて準備したい」


という共産党の新人議員に対して自民党の新人議員は、
アベノミクスについて聞かれ、



「どうしよう、わかんない」


と答える有様。


定数の削減についても、


「わかんない〜それについてはノーコメントです」


などと国会議員としてあるまじき恐るべき返答の仕方なのです。


「勉強不足なのでわかりません」


というならともかく、


「わかんな〜い」


なんて返答の仕方は社会人としても完全に失格でしょう?


企業の面接なら絶対に落とされます。


それでも、こんな議員でも今後毎年6000万円以上の税金が
投入されるんですね。


自民党議員恐るべしです。


ところで安倍総理のアベノミクスですが、総理は国民の信任を
得ることが出来たので今後も続行すると言ってますが、しかし
世界では「成長の恩恵がない」と否定しているのです。


経済協力開発機構(OECD、加盟=米欧日など34カ国)は
このほど発表した報告書で


「成長の恩恵が自動的に社会にトリクルダウン(したたり落ちる)
 することはない」


と指摘し、各国政府に対し格差是正の政策に力を入れるよう
呼びかけました。


報告書は、OECD加盟国で富裕層と貧困層の所得格差が過去
30年間最大に広がり、上位10%(人口比)の富裕層の所得が
下位10%の貧 困層の9・5倍に達していると分析しています。


そして、


「所得格差が拡大すると、経済成長は低下する」


とし、


「格差問題に取り組めば、社会を公 平化し、経済を強固にする
ことができる」


と提言しています。


各国政府に対しては、


「どうすれば下位40%の所得層がうまくやっていけるように
なるかに関心を持つ必要がある」と呼びかけ、教育や医療など
の公共サービスを充実させるよう求めています。


日本に対しても、格差の拡大が成長を押し下げていると指摘しました。


英紙ガーディアン9日付も


「OECD報告書がトリクルダウン経済を拒絶」


と報じました。


このブログでも前にアベノミクスの幻想を端的に表す下の絵を
紹介しましたが、



つまり世界はアベノミクスの「したたり落ち理論」を完全に否定
しているんですね。


それを安倍総理は総選挙で


「大企業が利益をあげれば賃金が上がり、雇用が増える」


と主張して勝利を得たわけです。


世界で否定されている理論を主張するなど詐欺もいいとこですが、
もし本気で信じているようなら愚かとしか言いようがないです。


やはり愚かな総理大臣の下には馬鹿な議員しか集まらないんですね。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/886.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 民主主義が試されている。 | 戦国カフェ
戦国カフェ
2014.12.25 Thursday 20:38
民主主義が試されている。




安倍政権の、沖縄県に対するこの傲慢さはなんなのだ。
12月14日の衆院選で、沖縄は全国で唯一自民全滅。
これが、普通である。真っ当な判断である。

国民の多くが支持しない安倍政権の政策、なのに選挙では自民党が大勝。
もはや、沖縄以外の日本では民主主義は死に体と言っても過言ではない。
今日本のメディアでは、アジア外交と言えば連日中国、韓国バッシングの記事が絶えない。
これは、内政への不満をそらすための政府とマスコミが用意したスケープゴートに過ぎない。
まんまと、だまされる思考停止した日本人がなんと多いことか。脳があるなら少しは使ったらどうだ。

中国はすでに、工業生産で米国を追い抜いた。
GDP世界1に躍り出る日はまもなくである。
このような状況で、どう中国と付き合っていけばいいか。
少なくとも、相手をバッシングして日本だけを賛美している場合ではない。

私は、中国の学生を幾人か知っている。
彼らは、かなり優秀な部類に属するがその卓越した語学力、思考力を、およそ日本のメディアは報道しない。
よって、日本人の多くが知らない。
知っているのは、領土問題や軍事的緊張のネガティヴイメージだけだろう。

そして今、日本は中国と1:10くらいの軍事格差がある。

嫌いか好きかなど、どうでもよい。
こんな国と、軍事的に対峙するのは”国益に反する”。
軍事的に勝てない場合、相手国の脅威からどう自国を守るか?
外交を駆使して、守るより他ないのである。
生活に不安がなければ、人は現状を把握し冷静に判断が下せる。
しかし、格差拡大で社会不安がつのれば、乱暴な判断、例えば軍事行動がかっこよく映る。
今、日本はこういう非常に危険な状態にある。

12/8朝日新聞インタビューで、元米国防次官補のジョセフ・ナイ教授が、中国の弾道ミサイルは既に沖縄を射程県内に入れ、日米軍基地7割超が沖縄に集中していることはリスクだと述べた。
また、ナイ氏は「沖縄の人々が辺野古への移設を支持するなら私も支持するが、支持しないなら我々は再考しなければならない」とも述べている。
これは、沖縄知事選後の言葉である。

民意に敏感な米国、日本とは反応が違う。
敵意に囲まれた基地が、機能しなくなることを敏感に捉えている。
一方、愚鈍を通り越して知性を疑うレベルの安倍政権。
民意に叛いてでも、基地を提供しなければと思い込んでいるのか。
私は、ナイ氏の著書を好んで読む。外交はどう展開しなければならないかの良い指針になる。

沖縄では、新聞がきちんと機能している。
安倍政権の政策に、目を光らし疑問を呈している。
比較的リベラル新聞であった朝日も、慰安婦問題や吉田調書問題以来、安倍政権追従の姿勢を見せている。
沖縄の新聞が、なぜ安倍政権に盲従する大マスコミと違う態度が取れるか。
沖縄以外の、日本各地域と何が違うのか。

民意がそうさせているからである。
民意が、しっかりしているからである。

沖縄では、今、民主主義が試されている。
民主主義とは何か、
その価値が試されている。


http://cafe.kenshingen.fem.jp/?eid=1416693

http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/887.html
記事 [政治・選挙・NHK176] 民主党の代表選挙は、凝り固まった民主を打破し野党再編に向かえ!(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201412/article_24.html
2014/12/25 22:12

昨日、安倍自民党は選挙で自公で3分の2の多数を取ったが、第3次安倍内閣の支持率は、ご祝儀相場の60、70%にはならないだろうと書いた。本来、これだけの圧勝なら、ご祝儀相場で必ず上がるものである。

その数字が出た。支持率が53%という。6%程度の上昇なのに、記事のタイトルは、支持率は上昇と書いているが、この程度では上がった内に入らない。むしろ、この程度の上昇では、今後の支持率低下は目に見えている。やはり、東京新聞に書かれていたが、これから国会で議論されることは、安保にしろ、原発再稼働にしろ、TPPにしろ、増税10%にしろ、国民の過半数が認めていない案件ばかりである。国会が始まると、あっという間に支持率が下がるだろう。今までの実績から支持率が30%台に入ると内閣が危ない。

それを横目に見ながら、民主党の中では、戦犯である岡田氏、細野氏で代表選挙を行う段取りである。岡田氏は、まず民主の中で立て直しを図るというニュアンスである。小沢氏をコケにして、後ろから鉄砲を撃ち、民主をここまでダメにした張本人の一人である。民主の中で、細野氏は他党、特に維新との連携を模索している。維新も橋下氏が居なくなってすっきりした。橋下氏は民主と組むのなら自民の方がマシと言っていた男である。石原氏と近い人間だ。

橋下氏も、沖縄の米軍に性暴力をしないようにソープランドを活用すべきという発言の時期から、すっかりメッキが剥がれてきた。今回の衆院選挙で出馬すると大見得を切ったが、結局出馬したら落ちるかもしれないと恐れをなしたのだろう。大阪都構想も何がいいのかよくわからない。維新には、今回民主から出たかつての国民の生活が第一の議員が入っている。いずれにしても、民主党ももう一度シャッフルした方がいい。少なくとも、最近の憲政史上、最悪な安倍政権に替わる野党勢力の結集が望まれる。


安倍内閣の支持率53%へ上昇 共同通信緊急世論調査
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014122501001366.html

 共同通信社が第3次安倍内閣の発足を受けて24、25両日に実施した全国緊急電話世論調査によると、内閣支持率は53・5%で、15、16両日の前回調査に比べて6・6ポイント上昇した。不支持率は10・4ポイント減の34・9%だった。集団的自衛権の行使容認を含む安全保障関連法案を来年1月召集の通常国会に提出する政府方針に関しては「時間をかけるべきだ」との回答が54・3%で過半数を占めた。 (共同)



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/888.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 「現在、凄まじい勢いで日本は後退し続けている。国のトップがいかに大切かを、一部の人は再確認している」 兵頭正俊氏
「現在、凄まじい勢いで日本は後退し続けている。国のトップがいかに大切かを、一部の人は再確認している」
http://sun.ap.teacup.com/souun/16187.html
2014/12/26 晴耕雨読


兵頭正俊氏のツイートより。https://twitter.com/hyodo_masatoshi

この国が良くなったら、自公に投票した人びとに拍手する。

もし良くならなかったら、自公に投票した人びとは責任をとるべきだ。

責任は、政治家だけがとるべきことではない。

自公に任せた不明も、また責任をとるべきなのだ。

その責任は、戦争の責任、つまり人殺しの責任と売国の責任が中心になるだろう。

今度の戦争は、「勝っても負けても、またやり直したらいいさ」にはならないだろう。

つまり、勝っても負けても複数の原発を破壊されて、亡国は必然である。

結果は、世界史に残る漂泊の民だ。

しかし、それは迫害の漂泊になるだろう。

なぜなら地球環境を壊したからだ。

昔から物書きは絶望しない。

もっとも絶望しているのは政治家だ。

とりわけ改革派の政治家だ。

物書きは言葉で絶望を語るが、本人に権力の攻撃はかからない。

政治家の絶望は、状況的でシリアスだ。

一挙手一投足がわが身に降りかかる。

この数年を見ても、小沢一郎以上にバッシングを受けた物書きはいない。

現在の状況にも民族性がよく出てきている。

長打を食らいそうだ、という場合、欧米は外野の守備を深くする。

日本の場合、外野は観客席に逃げ込む。

そして打者に声援を送る。

周りの観客を含めて、観客席はクズなのだ。

それを知っていて、プレーヤーは何もいわない。

民主党の代表選。

国民の関心が向かない理由は、民主党自体が反省していないからだ。

A級戦犯が復活してきたではないか。

菅直人・野田佳彦などは、まるで飯を食うために国会議員になっているようにさえ見える。

もう総理にもなったのだから、後進に道を譲るべきだ。

民主党にとってマイナスだけの存在だ。

民主党の代表選。

フランケンが出てきて、多くの支持を集めること自体が幻滅の最たるもの。

どこが自民党と違うのか、明確でない。

むしろ自民党の正統派のような政治家だ。

岡田代表選出こそ、米国の考える理想の二大政党制である。

ということは、そうなるのかもしれない。

外国の識者は、福島でユニークな人体実験をやっていると見ている。

これを知らないのは、大多数の日本人だけ。

かりに知っても、黙っているだろう。

知ってもパニックはおきない。

テレビが、逃げろ、といったら、大混乱になるだろう。

しかし、政府批判には向かわない。

徹底的に家畜化されている。

人口は減り、逆に政府の借金は増え続ける。

官僚も政治家も、自分の無能無策は棚に上げて、現在の自分さえよければいい、と考えている。

そこで失政を帳消しにするための、悪だくみがハイパーインフレだ。

これこそ究極の棄民策である。

食糧が高騰して買えなくなる。

債権者に死ねという御託宣が下る。

現在、凄まじい勢いで日本は後退し続けている。

国のトップがいかに大切かを、一部の人は再確認している。

政府は、国民から借りた借金を、もう払えないだろう。

米国債は、米国が国家破綻する前に売却すべきなのだが、植民地の上納金なので売却できない。

日本国債も米国債もいずれ紙切れになる。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/889.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 「「刃向う者は許さず」「証拠隠滅の恐れ」も「逃亡の恐れ」もない者を、長期拘束してまで起訴:鈴木 耕氏」
「「刃向う者は許さず」「証拠隠滅の恐れ」も「逃亡の恐れ」もない者を、長期拘束してまで起訴:鈴木 耕氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/16185.html
2014/12/26 晴耕雨読


https://twitter.com/kou_1970

「証拠隠滅の恐れ」も「逃亡の恐れ」もない者を、長期拘束してまで起訴する。

明らかに「刃向う者は許さず」という安倍政権の意を汲んだやりかた。

こういうところから自由が奪われていく…。

→東京地検:「ろくでなし子」容疑者を起訴 - 毎日新聞 http://t.co/RbOtdwJzRp

沖縄の「民意」がここにある。。

安倍の言う「民意」とは、いったい何のことだ?

→在日米軍再編:普天間移設 辺野古への移設、断念求める決議 沖縄県議会 - 毎日新聞 http://t.co/hDJFv7mPHQ

じっくりと1年を振り返ると、この国がどんどん劣化し疲弊していくのが見えてくる。

それでも、いや、だからこそ闘いはやめない…という雨宮さん。

→2014年を振り返る。の巻‐雨宮処凛がゆく!-第321回 | マガジン9 #maga9 http://t.co/PAhhnJ23bf

>山井和則 今朝の朝日新聞「民主『介護報酬増を』」(添付記事)。 昨日の介護、障害福祉報酬の引き下げ撤回と引き上げ申し入れ、の報道。1%の報酬引き上げに必要な財源は、年260億円。消費税8%引き上げで年5兆円の増収だから、財源はある。#fb http://t.co/e3KBGeItu7

民主党はこれをもっと大きく主張すべきです!↑

またも「有識者」が。

こうして茶坊主学者たちが、政府や経産省の言いなりの案を作って原発推進へ。

よっぽど美味しい餌がぶら下がっているんだろう。

→原子力政策:原発建て替え検討明記 中間整理案、新増設言及せず 経産省有識者会合 - 毎日新聞 http://t.co/DvyBZZCwy2

放射性物質除去装置として大々的に東京電力が推進してきたALPS(アルプス)は、やはり本格的稼働が今年中にはできないことになった。

これでまた汚染水が溢れる。

そこで規制委の田中俊一委員長はしきりに「汚染水の一部は海へ流すべき」と主張し始めた。

なんだかもう、破れかぶれって感じがする…。

石川県の志賀原発2号機(北陸電力)は規制委に安全(?)審査を申請しているが、今のままでは審査に適合しないとして、追加工事を行うと発表。

災害時対策所や指揮所用耐震施設などの追加建設。

これで、来年度中の再稼働は難しいということになりそう。

だが、それでも活断層対策は手つかずのまま?

経産省は「原発再稼働」へ向けて、立地自治体へ公布するカネをまたもばら撒く方針。

電源立地地域対策交付金を増やし、それを原資として再稼働に同意した自治体へ支給。

アメで釣る手法。

さらに「廃炉に見合う供給能力の取り扱い…」なる不思議な文言で原発建て替えも推進するというサイテーの姿勢。

さらに経産省は「発電コストの見直し(再試算)」に着手。

なにしろ、経産省の現在の試算ではあらゆる電源のうち、原発が8.9円/1キロワット時と最も安いとしてきたのだが、さすがにそのデタラメさに批判が集中、見直しを迫られた。

だが廃炉費用や事故賠償費用をどう算出するか、疑問は山積み。

東通原発(東北電力、青森)の敷地内の断層について、規制委の調査団は評価書を取りまとめ。

東北電力が「主要断層の活動性はない」と主張しているが、さすがに調査団はそれに疑問「活動性は否定できない。

東北電力のデータは不十分」とした。

それでも耐震性補強などで、東北電力は稼働を目指すという。


http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/890.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 「各政党はその政党の名に於いて候補者を立てる限り、議員としての最低限の資質は担保してくれないと困る」 松井計氏
「各政党はその政党の名に於いて候補者を立てる限り、議員としての最低限の資質は担保してくれないと困る」
http://sun.ap.teacup.com/souun/16186.html
2014/12/26 晴耕雨読


松井計氏のツイートより。https://twitter.com/matsuikei

んー、やはり、<誇りある日本>とか、<この道しかない><戦後以来の大改革>なんぞというキーワードが、どうしても気になるやねえ。

⇒Reading:政府 初閣議で内閣基本方針決定 NHKニュース http://nhk.jp/N4Gz5ywF

<戦後の大改革>てものは、考え方のコペルニクス的転換を伴ったわけですよね。

昨日までの白は黒、昨日までの烏は鷺、というほどの。

今の時代、今の日本社会、果たしてそこまでのものが求められているのかな?


これでもシンゾノミクスに1票、改憲に1票になるんだよなあ。

恐ろしい事だ。

各政党はその政党の名に於いて候補者を立てる限り、議員としての最低限の資質は担保してくれないと困る。

⇒自民党の新人前川恵議員「NEWS23」で「分からない」繰り返す http://t.co/2lqpCl9GaH

とはいえ、まあ、親分からして、その資質が怪しいからなあ。

困った時代ですよ。

わかんな〜いのおばさんの政策の一部 ↓

●憲法9条の改訂に賛成

●集団的自衛権の行使に賛成

●道徳を小中学校の授業で教える事に賛成

●原発は日本に必要 ●特定秘密保護法は必要

●年金の給付水準が下がるのはやむをえない

●ヘイトスピーチを法律で規制することに反対

第3次安倍内閣発足に対する米国の反応 「安倍晋三不誠実内閣だ」 #ldnews http://t.co/BBUev4R3Us

それにしてもSNSてのは面白いツールではあるね。

八百屋の店先で突然、立ち小便をするのにも似た行為が、毎日、毎日繰り返され、それが外見的には取りあえず、言論の衣を纏ってる、てところが実に画期的だ。

私、ずーっとね、困ってる人を見かけたら、

1)自分に何かできることがあれば力にならせてもらう。

2)自分では如何ともしがたい場合は、困ってる人がいることを他の人にも知らせて、知恵を借りる。

3)それでもダメなら、せめて困ってる人をねぎらう。

てのが普通だろうと考えてたんですよ。

ところがSNSの世界では、どうやら、困ってる人がいたら叩け、自業自得だと責めろ、てな考え方をする人が一定数、いるようですよね。

どれだけ社会がギスギスしてきてるんだろうと驚きますよ。

市民への締め付けが厳しくなりつつある今、それを担当する地方部署の所長は勤務時間に株の取引で私利を得ている、となると、なんか超管理社会を皮肉った映画にでも出てきそうな光景だね。

⇒公安調査庁所長、勤務中に株取引300回 停職処分 http://t.co/fPEnX1c69o

なるほど。

こういう視点も大切ですね。

⇒外国メディアから疑問の声“ろくでなし子事件は男女差別” | 東スポWeb ? 東京スポーツ新聞社 http://t.co/SWUfkYS64O

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http://t.co/2lqpCl9GaH


自民党の新人・前川恵議員、「NEWS23」で「分からない」繰り返す
2014年12月25日 10時39分
ざっくり言うと

24日の「NEWS23」で自民党の前川恵議員が質問に「わからない」と繰り返した
実質賃金の低下について問われ「どうしよう。分かんない」と漏らした
議員定数削減について「自民党の方針って何でしたっけ?」と逆質問していた

自民党新人・前川恵衆議院議員が「NEWS23」で、記者の質問に「分からない」を連発
2014年12月25日 10時39分

トピックニュース
24日放送の「NEWS23」(TBS系)で、自民党の新人・前川恵衆議院議員が、記者の質問に「分からない」と繰り返す場面があった。

番組では、衆院選を受けた特別国会に初登院した新人議員43人に今後の意気込みを記者がインタビューした。前川議員には「中にはこんな議員も…」というナレーションつきで選挙中の争点について、記者が尋ねるシーンがあった。

料理研究家だった前川議員は、衆院選で東京比例ブロックから出馬し、初当選した。前川議員は「今回の選挙の、この結果が全てだと思いますので。国民の皆さまからアベノミクスに対する評価を得たんだと思います」と語った。

しかし、記者が「実質賃金がすごく下がっているというデータも一方であるんですが、その点はいかがですか」と追及すると、前川議員は「それも一つの課題だと思いますが…」と数秒間口ごもり、「どうしよう。分かんない」と漏らした。

続けて、前川議員は「議員定数の削減」について意見を求められると、「私は削減もありだと思います」と明言すると、慌てて「あれ、自民党の方針って何でしたっけ?削減でしたっけ?」と逆に記者に確認した。

さらに、記者から「議員定数が削減されると、比例の議席も減っちゃいますよね」と水を向けられると、「分かんない。それはノーコメントです」と応じた。

そして、前川議員はインタビューの最後、「私は「食」という分野で、精いっぱい自分ができることをやっていけたらと思っているので」と自身の抱負を語った。
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http://t.co/BBUev4R3Us

第3次安倍内閣発足、アベノミクス推進「安倍晋三“不誠実”内閣だ」「日本は軍国主義になってしまう」―米国ネット
2014年12月25日 7時58分

Record China
24日、第188回特別国会が召集され、衆参両院本会議での首相指名選挙の結果、第三次安倍内閣が発足したことが米メディアでも報じられ、米国のネットユーザーがコメントを寄せている。

2014年12月24日、第188回特別国会が召集され、衆参両院本会議での首相指名選挙の結果、第3次安倍内閣が発足した。

安倍晋三首相は24日、同日召集された第188回特別国会の衆参両院本会議で第97代首相に指名され、第3次安倍内閣が発足した。防衛相に中谷元・元防衛長官を起用し、他の閣僚17人は再任となった。安倍首相は記者会見で、アベノミクスの推進、安全保障法制の準備などに全力を注ぐ方針を示した。米メディアでも報じられたこのニュースに、米国のネットユーザーがコメントを寄せている。

「安倍政権は国民の半分の声も聞いていない。日本の国民は選挙に行っても何も変わらないからと投票に行くのも諦めたというのに」

「安倍晋三“不誠実”内閣だ」

「また彼の登場か…」

「悲しいことに、日本を第二次世界大戦前のような軍国主義にしようという安倍首相の計画が始まった。危険な人物によって危険な一歩を進み始めた」

「誰がこんな偽の選挙なんて気にするんだ?」

「安倍政権の日本と付き合うには、戦争が唯一の選択肢になってしまう。彼のような帝国主義的な考え方の人間は、決して第二次世界大戦で日本軍が行った残虐行為によってもたらされた悲劇を決して認めない」(翻訳・編集/Yasuda)



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/891.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 「「第三次安倍内閣が発足しました」のナレーションを聞いて「大惨事安倍内閣」の文字が思い浮かんだ。」 m TAKANO氏
「「第三次安倍内閣が発足しました」のナレーションを聞いて「大惨事安倍内閣」の文字が思い浮かんだ。」
http://sun.ap.teacup.com/souun/16184.html
2014/12/25 晴耕雨読


m TAKANO氏のツイートより。https://twitter.com/mt3678mt

これでも放射線の影響なしとするのは科学者の態度ではあるまい。

=>1巡目の検査では「異常なし」とされた子ども4人が、4月から始まった2巡目の検査で甲状腺がんの疑いと診断された。

【福島で甲状腺がん増加か 子ども4人、放射線影響か確認】http://t.co/V7mY3Bu62b

福島原発事故の全体像も掴めていない状態での“再稼働に全力”宣言は、正常な理性に基づく発言とは思われない。

それを言わしめているのは狂気と言うしかない。

【電事連会長「2015年は原発再稼働に全力」 高浜再稼働の際はMOX燃料を装荷へ】 http://t.co/PcasEcr7S5

愚かと言うより、正気を失っている安倍政権!“@idonochawan: 侵略主義を反省せず、戦犯の名誉を讃える日本政府の姿を目の当たりにさせられるアジア各国【 歴史と真摯に向かい合う事が出来なくなった日本 】ワシントンポスト - http://t.co/f3KgOoRRS5

もはや明確に景気後退局面と表現すべき事態ではないのか。

=>四月の消費税増税後の消費の低迷や円安の進行に伴う物価の上昇で、今後の景気に対する企業の不安感が高まっていることが鮮明になった。

【景気見通し 大手・中小とも悪化 12月短観】 http://t.co/rO0fPjtoWZ

ネトウヨたちの賛美の声しか耳に入らない偏狭な精神の持ち主だから、後先顧みずまた靖国に行く可能性は高いかもしれない。

【安倍首相の靖国参拝継続「日本会議」が迫る/国際社会での孤立必至】 http://t.co/qnsAwPTIX9

御意。

政治家にしてはいけない人間たちを政治家にしている悲しい現実。

“@AmboTakashi: わが国の保守的政治リーダーたちの無節操、無責任、廉潔性の欠如は一体どこから来ているのであろうか。戦争責任追及の不徹底がもたらしたもの。http://t.co/aK0hXPXawv

NHKニュースウォッチ9、「第三次安倍内閣が発足しました」のナレーションを聞いて「大惨事安倍内閣」の文字が思い浮かんだ。

安倍首相会見「おやそくした政策。確かなもとすうため。可能な限り予定通り。こさえることにより。こそあての支援。しっかいと。ひきつうき。さあに。かなあずや。おとおけしてまいります。はたあけるかんきょう。らぎはありません。いたあきました。」

憲法改正について、安倍首相、「憲法改正。結党以来の大きな目標。二つの大きな目標。公約でも明記。第二次安倍政権で18歳。歴史的チャレンジ。3分の2。国民の過半数がポイント。国民的な理解を深める努力。」。

選挙中はひたすら目立たぬようにし続けたくせに、姑息なやり口だ。

ニュースウォッチ9、大越キャスター「ガソリン満タンの再出発」とこれ以上ないヨイショに吐き気を催す。

噴火による危険性を無視した川内原発再稼働は、あり得ない。

事故の危険性についての徹底した再検討が必要。

【川内原発の再稼働 書類遅れ3月以降に】NHKニュース http://nhk.jp/N4Gy5ymG

> 「雑誌が社会不安を煽っている」んじゃなくて、政府や東電が現実を公表しなかっただけで、現実はアエラの見出し通りになった。 http://togetter.com/li/284257

日本には3年9ヶ月前に宣言が出された原子力緊急事態が今も継続していることを原発推進派は忘れていないか。

原発事故は終わっていないのだ、このボケどもが。

【電事連会長「2015年は原発再稼働に全力」 高浜再稼働の際はMOX燃料を装荷へ】 http://t.co/PcasEcr7S5

安倍、お前のことだ!

“@hiro_mmmm: 今上天皇が、いつ

中国を攻めろ

核を持て

武器を売れ

朝鮮人なんか追い出せ と言ったんだよ。

答えてみろよバカウヨが。

貴様らの主張は、完全に日本の象徴である天皇陛下と正反対だ。

つまり、日本を汚しているわけだ。

早く出て行け。”


http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/892.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 慰安婦問題の“戦犯”朝日・植村記者が反論! 右派のデマ攻撃が明らかに(リテラ)
             『抵抗の拠点から 朝日新聞「慰安婦報道」の核心』(講談社)


慰安婦問題の“戦犯”朝日・植村記者が反論! 右派のデマ攻撃が明らかに
http://lite-ra.com/2014/12/post-736.html
2014.12.25. リテラ


 朝日新聞の誤報問題で第三者委員会による検証結果が発表され、右派メディアやネットでは、またぞろ激しい朝日批判が高まっている。

「身内で固めた委員会でアリバイ的な検証をしただけ」「どこまでいってもごまかしでしかない犯罪隠しだ」、そしてお決まりの「売国朝日は責任をとれ」「反日朝日は廃刊しろ」──。

 まあ、最初から朝日を叩きたいだけの中身のない批判なんてうっちゃっておけばいいだけの話だが、しかし、今回の検証結果は、ネトウヨたちががなりたてているのとはまったく逆の意味で、非常に不満が残るものだった。

 今回、朝日は「甘い検証」といった世論の批判を恐れてか、第三者委員会に岡本行夫や北岡伸一といった保守系識者を入れていた。そして、検証内容もひたすら「朝日の誤報」を指弾するものばかりで、問題の本質については一言も触れられなかった。

 これまで何度も指摘してきたことだが、一連の朝日問題で我々が本当に検証しなければならないのは、そもそも朝日の誤報はここまで叩かれ、社長が辞任しなければならないようなものだったのか、ということだ。朝日バッシングの背後には、明らかに安倍政権と右派メディアによる歴史修正主義の策謀があり、朝日はそのプロパガンダのためにスケープゴートにされた。その問題が検証されないまま、この一件が幕引きになるのは、日本のジャーナリズムにとっては大きな禍根を遺すことになるだろう。

 しかし、最近、その問題を真正面から検証した本が出版された。青木理による『抵抗の拠点から 朝日新聞「慰安婦報道」の核心』(講談社)だ。

 最近はワイドショーのコメンテーターも務めている青木だが、もともとは共同通信のソウル特派員で、リベラルなスタンスをもつ硬派ジャーナリスト。朝日問題でも一貫して、過剰なバッシングの動きに疑義を呈し、『朝まで生テレビ!』などでも孤軍奮闘してきた。

 同書はその青木が朝日問題をテーマに書いた雑誌コラムの再録と書き下ろしルポで構成されており、朝日バッシングの風潮に抵抗する、はじめてのまとまった書籍といえるだろう。

 ただし、そのアプローチの方法は最初に結論ありきではなく、かなり実証的なものだ。青木は書き下ろしルポの中でバッシングにさらされた当事者である朝日の記者たちを直撃し、それがいかにフレームアップだったかを丹念な取材で解き明かしているのだ。

 その証言者のひとりが、朝日OBの植村隆だ。朝日記者として1990年代の初頭、韓国で名乗り出た元慰安婦の証言を最初に伝えた植村は、「慰安婦問題に火をつけた張本人」として最大の“戦犯”だと罵られている。

 しかも妻が韓国人である上、妻の母が日本の戦争責任を追及する韓国の市民団体の幹部だったことから、ネットには「国賊」「反日工作員」「土下座しろ」「腹を切れ」といった罵詈雑言が溢れかえり、一般週刊誌にまで「捏造記者」「慰安婦火付け役」と名指しで攻撃された。

 攻撃はメディア上だけではなかった。2014年3月に朝日を早期退職した植村は、関西の女子大に教員として再就職することが内定していたのだが、同大には嫌がらせや抗議の電話、メールなどが殺到。大学側が内定を取り消してしまう。

 また植村氏は現在、札幌市の北星学園大学で非常勤講師を務めており、ここにも嫌がらせの電話やメールのほか、学生に危害を加えることを示唆する脅迫状まで送りつけられ、北海道警が捜査に乗り出す事態となった。

 そればかりか、ネット上での誹謗中傷は植村の家族にまで拡大し、娘の実名や写真までさらされ、「反日サラブレッド」「自殺するまで追い込む」などと書き込まれている。

 だが、植村記者はほんとうに「慰安婦問題に火をつけた張本人」だったのか。91年8月11日、たしかに、植村は韓国の元慰安婦としてはじめて名乗りをあげた金学順の証言を他メディアに先がけて報道したのは事実だ。

 しかし、青木の取材によって、それはまったくたいした記事でなく、当時、ほとんど話題になっていなかったことがわかってくる。植村記者は金学順にも会っておらず、韓国で匿名の元慰安婦が証言した内容を伝えただけ。記事も大阪社会面でトップになったものの、東京本社版では翌日朝刊の4段という扱いだった。その3日後、金学順が初めて実名で名乗りをあげ、共同会見を開いて正式に告発したが、掲載したのは北海道新聞のみ、植村の朝日も含め、大手マスコミはこの会見をまったく報道していない。

 植村自身も青木の取材にこう答えている。

「いまになってそういうことを言われてて、僕を批判する人たちはあの記事が『慰安婦問題に火をつける超重要なスクープだった』なんて言うんだけど、当時はスク―プとか、特ダネなんていう意識、全然ありませんでした。実際、ほとんど、関心を呼ばなかったから」
「慰安婦問題に火をつけたとか、歴史を変えたとか、そんなことだって思っていない。もしそうなら、当時のソウル支局員がもっとバタバタして記事を書いているはずでしょう」 
 
 しかも、植村が金学順についての記事を書いたのは、この少し後、もう一回だけなのである。植村が慰安婦問題について書いた記事は全部で19本だというが、この2本以外はほとんど発表記事だった。

 取材の経緯についても同様だ。前述したように、右派メディアは植村があたかも、妻や妻の母と結託して、意図的に慰安婦問題を仕掛けたかのように書き立てているが、事実はまったくちがっていた。

 当時、大阪社会部に所属していた植村は別段、慰安婦問題に強い関心があったわけではなく、デスクから「夏の平和企画」として慰安婦探しを命じられたことがきっかけだった。

 妻が韓国人で、妻の母・梁順任が慰安婦への補償を日本政府に求める裁判を起こした「太平洋戦争犠牲者遺族会」の会長だったというのは事実だが、彼女たちから植村記者に一切の情報提供がなかったことも同書で明らかになっている。

 というのも、金学順を聞き取り調査した挺対協と植村の義母が会長をつとめる遺族会は仲が悪く、義母は植村の記事が出る時点では金学順のことを知らなかったからだ。同書では、義母・梁順任の当時の日記が紹介されており、金学順が共同会見を開いた時、義母が彼女に対して冷ややかな感想を書き連ねていたことや、植村の記事が出て一ヶ月以上たった9月11日にはじめて金学順と会ったと記述されていたことが明かされている。

 さらに、植村が記事で従軍慰安婦を「女子挺身隊」と混同したことや、金学順が親に身売りされて「キーセン学校」に通っていたことを伏せていた問題でも、驚くべき事実が明らかにされている。

 これについては、読売新聞や産経新聞も激しい調子で朝日を糾弾していたが、実は読売新聞も金学順のことを伝えた紙面で「連行された約二十万人の女子挺身隊のうち「慰安婦」として戦地に送られたのは八万人から十万人」といった、誤用を犯していた。

 キーセン学校についても、91年12月6日に金学順が提訴した際、読売や産経も含めた全国紙5紙が夕刊でこれを伝えたが、1紙もキーセン学校には触れていないという。

 ところが、批判は朝日と植村だけに集中した。植村は同書の中でこう話している。

「僕は金さんのことを一度も『強制連行』とは書いていない。本文の中では『だまされて慰安婦に』って書いてある。それなのに、僕だけが攻撃され、他のメディアは攻撃されない。もちろん攻撃している人たちはほかを攻撃してもしようがなくて、朝日の植村を攻撃しなきゃしようがないんだろうけど」

 ようするに、植村はたまたま一番最初に慰安婦の証言を書いた、それだけなのである。記事はほとんど話題にならず、書いたのも20年前に2回きり。言葉の誤用や事実関係の掲載基準も他社とたいして変わらないレベルだった。そんな新聞記者がなぜこんな目にあわなければならないのか。

 しかし、この構造こそがこの朝日バッシングの本質なのだ。とにかく自分たちの誇りとやらを傷つける慰安婦の存在を否定したいがために、ほんのわずかな誤謬を探し出して、それを針小棒大に騒ぎ立て、「陰謀」「捏造」というデマを拡散し、スケープゴートを作り出して、「売国奴」という言葉で犯罪者のように血祭りに上げる。そのやり口は、それこそ関東大震災のときにデマをばらまいて朝鮮人を虐殺したやり口と同じだろう。

 しかし、当の植村はこんな目にあいながらも、慰安婦問題について冷静にこう語っている。

「結局、慰安婦問題を否定したがる人たちって、元慰安婦の人たちとほとんど向き合ったことがないと思うんです。おばあさんたちの声に直接向き合っていない。それで証言の食い違いみたいなところに固執して否定したがるのって、すごく残念な気がする。こんなことをいくらつづけても、世界から孤立しちゃうんじゃないかって気がしますね…」

 同書には、他にも、朝日で論説主幹や主筆まで務めながら「竹島を韓国にくれてやれといった国賊」と罵られている若宮啓文や、猛バッシングの渦中で東京本社報道局長を務めていた市川速水らへのスクープインタビューも掲載されている。

 世論におもねった第三者委員会の検証などではわからない、朝日問題の本質を知るためにも、ぜひ一読してみてほしい。

(エンジョウトオル)


http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/893.html

   

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