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2014年12月24日00時02分 〜
記事 [政治・選挙・NHK176] <民主党>蓮舫氏、ツイッターに「私は代表選に挑戦します」
             民主党の蓮舫元行政刷新担当相=石井尚撮影


<民主党>蓮舫氏、ツイッターに「私は代表選に挑戦します」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141223-00000070-mai-pol
毎日新聞 12月23日(火)22時43分配信


 民主党の蓮舫元行政刷新担当相は23日、来年1月の党代表選に立候補する意向を明らかにした。自らのツイッターに「私は代表選に挑戦します。ハードルは高いが向き合いたい」と書き込んだ。


 代表選には、細野豪志元幹事長が既に立候補を表明しているほか、岡田克也代表代行らの名前が挙がっている。党内には「女性が党の顔になり、党の変化を示すべきだ」などとして蓮舫氏を推す声もある。







http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/811.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 江渡防衛相、交代へ=後任は中谷氏軸―第3次安倍内閣(時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141223-00000096-jij-pol
時事通信 12月23日(火)23時50分配信


 安倍晋三首相は23日、先の衆院選を受けて24日に発足させる第3次安倍内閣の組閣人事で江渡聡徳防衛相兼安全保障法制担当相(59)を交代させる方針を固めた。後任は中谷元・元防衛庁長官(57)を軸に調整している。他の第2次安倍改造内閣の閣僚は全員再任させる方針だ。

 先の臨時国会では、江渡氏の資金管理団体が350万円を同氏に寄付したと政治資金収支報告書に記載し、その後に人件費だったと訂正した問題を野党が繰り返し追及していた。このため江渡氏は内閣に迷惑を掛けられないと判断し、首相に辞任の意向を伝達。首相は慰留していたが、江渡氏の辞意は固いと判断した。

 中谷氏は元自衛隊員。7月の集団的自衛権の行使を可能にするための憲法解釈変更の閣議決定をめぐっては、これに先立つ与党協議会のメンバーを務めた。 



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/812.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 「事実に角度をつけるのは解釈の違い」 火付け役、辰濃元朝日新聞記者(続・慰安婦騒動を考える)

「続・慰安婦騒動を考える」から
http://ianfukangaeru.blogspot.jp/2014/12/blog-post_12.html?spref=tw

「事実に角度をつけるのは解釈の違い」 火付け役、辰濃元朝日新聞記者

http://2.bp.blogspot.com/-G3vysSpIwZs/VIragdcV-7I/AAAAAAAAK-U/pyk3DNnweEU/s1600/bl.jpg
「事実に角度をつけることは解釈の違いに過ぎない」
ジャーナリストにしてはいけないタイプか

「軍関与の証拠」「政府見解揺らぐ」。1992年1月、宮沢首相訪韓直前の朝日新聞のこの報道で、日韓関係は坂を転がり落ちるように壊れて行く(この時点では、その変化も目立たなかっただろうが・・・)。政府は軍の関与など否定していなかったにも関わらず、世間を混乱させたこの報道。資料を発見したと主張する吉見義明(実際には公開済みの資料だった)に朝日新聞が単純に乗せられたのかと思っていたが、朝日新聞側も主体的に動いていたらしい。この誤報を仕掛けた(?)記者が、辰濃哲郎であった。本人は宮沢訪韓は頭になかったと主張しているが、果たして。

政府は国会で「民間業者が連れて歩いた」という答弁をしていた。私たちが防衛庁の資料等で確認したところ、慰安婦を戦地まで輸送する際、軍が便宜を図ったという内容だった。それで「関与をしていた」と記事にした。

政府は、民間業者が連れ歩いているような状態で国家総動員法業務に関係する省庁には資料がないと言っていただけ。それを辰濃らが、軍が便宜を図っていたからという理由で「政府見解揺らぐ(日本政府のウソ発覚)」と報じたのである。「事実に『角度』をつけることは『解釈の違い』に過ぎない」と言い張る辰濃。こういう人たちがこの騒動を作り出した。

http://3.bp.blogspot.com/-bseHZyyCIZQ/U_7cAVMsIkI/AAAAAAAAKrE/zgBZ97b7el8/s1600/asa.png
持ち込んだのは吉見義明、記事にしたのは辰野


元朝日新聞記者の証言

辰濃哲郎さんは元朝日新聞記者として慰安婦報道に関わった。「われわれのようなプロが訓練を積んでも事実を見極めることは難しい。これは朝日だけでなく、すべてのマスコミに言える。今の状況は天に唾している」と語り始めた。

軍関与を示す資料の提示が吉見義明さん(中央大教授)からあったが、政府は国会で「民間業者が連れて歩いた」という答弁をしていた。私たちが防衛庁の資料等で確認したところ、慰安婦を戦地まで輸送する際、軍が便宜を図ったという内容だった。それで「関与をしていた」と記事にした。「吉田証言」が偽りであることは、当時は分からなかった。史実と感情論やイデオロギーを結びつけると複雑になる。補償の問題となるとさらに難しくなる。

朝日は「福島原発吉田調書」でも謝罪すべきだったのか。命令違反ではないが、「退避」は事実だった。事実に「角度」をつけることは「解釈の違い」に過ぎない。社長会見は情けない。社員は何をしているのか。上に反骨できないのなら、社内の言論の危機だ。

かけはし(一部) 2014.11.17[2]

「命令違反ではないが、退避は事実だった」・・・こういう事を言う人だから始末に悪い。


コメント
日本談児2014年12月13日 14:05
「強制連行はなかったが女性の人権を傷つけたのは事実」・・・と、なるのでしょうなぁ…。

Hazama Hisatake2014年12月14日 8:15
こういう人たちの強弁でどれだけ多くの人が迷惑したことか・・・。


Eiji Nakano2014年12月13日 20:52
>本人は宮沢訪韓は頭になかったと主張しているが、果たして。
対向車が来ているとは思わなかったので、正面衝突したのは私のせいではないという理論。


Hazama Hisatake2014年12月14日 8:19
政府や外交の動きが頭に入っていなかったとすれば、新聞記者として無能ということに・・・。対向車の動きを見ない人が運転するようなものですね。

http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/813.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 記事に「角度」をつけ過ぎるな 岡本行夫委員(朝日新聞社慰安婦報道 第三者委員会報告書(要約版)〈6〉)
「朝日新聞社への入社は難関だ。エリートである社員は独善的とならないか。「物事の価値と意味は自分が決める」という思いが強すぎないか。ここでは控えるが、ほかにも「角度」をつけ過ぎて事実を正確に伝えない多くの記事がある。再出発のために深く考え直してもらいたい。新聞社は運動体ではない。」
 
 

朝日新聞から
http://www.asahi.com/articles/DA3S11520795.html

■記事に「角度」をつけ過ぎるな 岡本行夫委員

 我々の今回の検証作業に対して、朝日新聞社はまことに誠実に対応した。新しい方向へレールが敷かれた時の朝日の実行力と効率には並々ならぬものがある。しかしレールが敷かれていない時には、いかなる指摘を受けても自己正当化を続ける。その保守性にも並々ならぬものがある。

 吉田清治証言を使い続けた責任は重い。しかし、同様に国際的に大きなインパクトを与えたのは、1992年1月11日の「慰安所 軍関与示す資料」と題して6本の見出しをつけたセンセーショナルなトップ記事だ。数日後の日韓首脳会談にぶつけたこの報道は、結果としてその後の韓国側の対日非難を一挙に誘うことになった。(同記事の問題点については本報告書をお読みいただきたい)。

 当委員会のヒアリングを含め、何人もの朝日社員から「角度をつける」という言葉を聞いた。「事実を伝えるだけでは報道にならない、朝日新聞としての方向性をつけて、初めて見出しがつく」と。事実だけでは記事にならないという認識に驚いた。

 だから、出来事には朝日新聞の方向性に沿うように「角度」がつけられて報道される。慰安婦問題だけではない。原発、防衛・日米安保、集団的自衛権、秘密保護、増税、等々。

 方向性に合わせるためにはつまみ食いも行われる。(例えば、福島第一原発吉田調書の報道のように)。なんの問題もない事案でも、あたかも大問題であるように書かれたりもする。(例えば、私が担当した案件なので偶々記憶しているのだが、かつてインド洋に派遣された自衛艦が外国港に寄港した際、建造した造船会社の技術者が契約どおり船の修理に赴いた。至極あたりまえのことだ。それを、朝日は1面トップに「派遣自衛艦修理に民間人」と白抜き見出しを打ち、「政府が、戦闘支援中の自衛隊に民間協力をさせる戦後初のケースとなった」とやった。読者はたじろぐ)。

 新聞社に不偏不党になれと説くつもりはない。しかし、根拠薄弱な記事や、「火のないところに煙を立てる」行為は許されまい。

 朝日新聞社への入社は難関だ。エリートである社員は独善的とならないか。「物事の価値と意味は自分が決める」という思いが強すぎないか。ここでは控えるが、ほかにも「角度」をつけ過ぎて事実を正確に伝えない多くの記事がある。再出発のために深く考え直してもらいたい。新聞社は運動体ではない。

 一方で重要なことがある。不正確でない限り、多様な見方を伝える報道の存在は民主主義を強いものにする。朝日新聞の凋落は誰の利益にも適わない。朝日の後退は全ての新聞の後退につながる。

http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/814.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 第三次安倍内閣閣僚人事に見るメディアの安倍政権に対する従属ぶり  天木直人
第三次安倍内閣閣僚人事に見るメディアの安倍政権に対する従属ぶり 
http://www.amakiblog.com/archives/2014/12/24/#003053
2014年12月24日 天木直人のブログ


安倍第三次内閣がきょう発表される前にどうしても書いておきたい事がある。

 組閣人事は政治記事の中でも特別の重要性を持つ。

 だからいつも内閣改造の時は、各紙が競って閣僚人事を取材して書き立てる。

 ところが今度の内閣改造に際してはまったくそれがなかった。

 第三次内閣は同じメンバーで行う、という安倍首相の鶴の一声があったからだ。

 それを各紙が当然のように受け止め、一切の疑いもなく受け止めた。

 だからきょうまで一切の閣僚人事を占う記事が見られなかった。

 こんな馬鹿な事はない。

 ただでさえ在庫一掃の必要性がある。

 一人でも多くの子分を大臣にさせてやり、政治家を掌握する。

 これが組閣人事だ、と散々書き立ててきたメディアだというのにである。

 スキャンダル閣僚を更迭して山積する問題に取り組むはずなのに、同じメンバーなら何のための解散・総選挙か、とメディアは批判しなければならないのに、である。

 メディアがいかに安倍首相に従順で、安倍首相の言う事を疑わないかの証拠である。

 ところ組閣の当日である今朝になって、読売と産経が一面スクープを掲載して、江渡防衛大臣が中谷前防衛大臣に代わるという人事を掲載した。

 安倍首相に従順なトップ二紙だけが、日ごろのご褒美として、安倍首相に近い側近から情報を教えてもらってスクープさせてもらったというわけだ。

 情報欲しさのために、かくしてメディアはどんどん安倍首相に従属的になる。

 それにしても今度の人事はお笑いだ。

 交代を申し出たのは江渡防衛大臣だったというのだ。

 おそらくその通りだろう。

 だから安倍首相が閣僚全員を留任させるというのは本当だった。

 ところが国会答弁に自信が持てないと言って江渡大臣が辞退したという。

 その気持ちはよく理解できる。

 自らのスキャンダルを追及されて困るからではない。

 そんな事を言えば困る大臣はほかにも多くいるはずなのに、留任している。

 集団的自衛権をめぐる安全保障法制の答弁に自信がないからだ。

 日米新ガイドラインをめぐる国会答弁に自信がないからだ。

 それほどひどい安保法制であり日米同盟関係の実態であるということだ。

 実は私がこの配信で一番言いたかったのはその事である(了)



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/815.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 安倍首相「小泉進次郎が邪魔だな」。誰が敵か、はっきりわかった。総選挙内幕レポート「291議席圧勝」の全舞台裏(週刊現代)
安倍首相「小泉進次郎が邪魔だな」。誰が敵か、はっきりわかった。総選挙内幕レポート「291議席圧勝」の全舞台裏
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/41525
2014年12月24日(水) 週刊現代 現代ビジネス


目立ちすぎる、人気がありすぎる、しっかりしすぎる

進次郎が喋れば喋るほど、国民の注目が集まり、自民党の好感度は上がる。しかし、安倍総理はどんどん霞んでゆく。このジレンマをどうするべきか—今回の選挙で、総理はひそかに決意した。

■アイツは「両刃の剣」

「国民から信任を頂いた」

衆院選の開票が進み、大勢が判明した14日深夜。安倍総理は自民党本部に詰めかけた記者たちの前で、こう述べて満面の笑みを浮かべた。すべて、総理の目論見通りに事は進んだのだ。

開票が始まるやいなや打たれた「自公で3分の2に迫る勢い」のテロップに、自民党本部は沸いた。

多くの有権者には、今回の総選挙は「なぜ今実施されるのか」さえもはっきりとわからない、意味不明の選挙と映ったはずだ。安倍総理にとっては、それこそが狙いだった。選挙の目的は、消費税増税先送りでも、アベノミクスの審判でもなく、「勝つこと」そのもの、そして総理の任期を延ばすことだったのだ。

投票日直前、自民党が内々に行った議席予測の値は274議席。一時は新聞各紙で「自民党単独で300議席超え」と報じられたが、自民党選対は実際には「20議席減」をも覚悟していた。

それがフタを開けてみれば、海江田万里民主党代表や渡辺喜美元みんなの党代表ら、野党の大物が次々と消えていく。議席は291とわずかに減らしても、その戦果はなお、自民党の「圧勝」と言うにふさわしいものだった。

しかし開票の夜、党本部の開票センターで安倍総理や谷垣禎一幹事長が当選者の名前にバラをつける傍らで、安倍総理に近いある自民党ベテラン議員は、こうつぶやいていた。

「これは、総理にとっては難しくなるな—」

選挙に勝ったとはいえ、これから待ち受ける「政局」で勝てるとは限らないのだ。

とりわけ、党内の「安倍派」が危機感を強めたのが、各局の選挙特番に文字通り「出ずっぱり」だった、小泉進次郎復興政務官の発言の数々だった。

「すでにやってきたことを声高に言い続けるよりも、むしろ(アベノミクスの恩恵の)実感がないという人たちに、何を訴えるのか。アベノミクスの先にあるものは、いったい何なのか」

「福島県内の原発は、全基廃炉にする。これは忘れちゃいけない」

アベノミクスの「功績」ではなく、「その先」を問いかける。安倍総理が、選挙戦の中で決して触れることがなかった原発の問題について、堂々と「廃炉」を口にする—。改めて力を見せつけた安倍総理の意向を、一切関知しない歯切れの良さ。多くの視聴者は、「自民党をぶっ壊す」と叫んだ彼の父・小泉純一郎元総理の面影を重ねたはずだ。

安倍総理にとって、進次郎氏はいわば「両刃の剣」である。安倍総理はもちろん、他の自民党議員を引き離して圧倒的な人気を誇る進次郎氏は、強力な集票マシーンになる。だが裏を返せば、彼の露出が増えれば増えるほど、国民の期待は安倍総理ではなく、進次郎氏へと傾いてゆくのだ。

織田信長しかり。ユリウス・カエサルしかり。外敵を打ち負かし、強大な力を手にした途端、「身内」に暗殺された権力者は数知れない。警戒すべきは、「遠くの敵」ではなく「近くの味方」であるというのが、古今東西の権力者たちが教訓としてきた真理である。

「進次郎が、邪魔になるかもしれない」

あの満面の笑みの裏で、安倍総理の脳裏を過ったのは、そんな思いだったに違いない。

大過がなければ、'18年までの向こう4年間、粛々と安倍政権が続く。それを最も苦々しく思うのは、野党議員ではなく、むしろ自民党幹部である。

■安倍総理の「デジャヴ」

前回、'12年の自民党総裁選で安倍総理と接戦を繰り広げた、総理の「最大のライバル」石破茂地方創生相。進次郎氏は当時、安倍総理ではなく石破氏に票を投じたといわれる。

石破氏は今回の選挙戦の間、穏やかならぬ思いを抱いて地方遊説に回っていた。

「この総選挙は、地方創生選挙なのです」

投票日の直前には、一日10ヵ所近くを回ることもあった石破氏。安倍総理が「アベノミクスの是非を問う選挙です」と連日繰り返しているにもかかわらず、彼は行く先々で総理の言葉を無視し、こう断言してはばからなかった。

前回'12年秋の総裁選で安倍総理に惜敗し、それからというもの、安倍総理は石破氏の「牙」を徹底的に叩き折り、ひっこ抜き、反乱の芽を摘んできた。今年9月の内閣改造で閣内に取り込まれると「もう石破は終わった」という声さえ永田町では聞かれるようになった。しかし、

「石破さんは、地方党員からの支持が相変わらず高い。今回も、『次の総裁選は期待してるよ』と声をかける人が時折いました。そのたびに、石破さんは黙ってゆっくりとうなずいていた」(自民党選対関係者)

自民党総裁選は、来年9月末に行われる見通しだ。安倍総理としては、何としてもそこで再選され、残り3年間の総裁の地位を手に入れたい。できれば、無投票で再選されるのがベストだ。ただ、それに黙っていない人物は石破氏だけにとどまらない。政治評論家の浅川博忠氏が言う。

「対抗馬の候補として、石破氏のほかに谷垣幹事長、岸田文雄外相、そして古賀誠氏らいわゆる『長老』が後押ししている野田聖子氏の名前も挙がっています。

来年1月から始まる通常国会では、集団的自衛権行使容認に関する法整備について議論しなければなりません。世論の反発が強まれば、党内のリベラル派が反主流派勢力に転じる可能性があります。その状態で総裁選を迎えるというのは、安倍総理にとっては苦しいシナリオです」

もし、石破氏らが次の総裁選に出馬を決め、自民党を割るような事態になれば、安倍総理は集団的自衛権の問題を先送りし、秋の臨時国会で継続審議することにして、総裁選を乗り切る戦略に出るだろう。

だが、今の石破氏らが、単独で安倍総理に対抗できるとは考えづらいのも事実だ。浅川氏が続ける。

「石破氏は地方で人気があるといっても、やはり安倍総理が幹事長や地方創生相のポストに封じ込めたこともあり、十分に力を蓄えられていない。岸田氏は外相を務めて知名度は上がりましたが、次の総理にはまだ早い」

■安倍政権の「次のサプライズ」

だからこそ、「ポスト安倍」をめぐる政局の軸は進次郎氏になる。

安倍総理と小泉親子には、浅からぬ因縁がある。小泉純一郎元総理は、'03年にまだ49歳の安倍総理を幹事長に大抜擢し、その後の総理への道筋をつけた張本人だ。安倍総理にとっては、小泉元総理こそが政界における「父親」であり、その路線を受け継ぐ「師匠」だった。

「しかし安倍総理は、小泉元総理が'05年の『郵政解散』で刺客をぶつけた造反議員を、第一次安倍政権で復党させました。このことに、元総理は激怒した。『脱原発』路線は、安倍総理への意趣返しだという見方もあるほどです」(全国紙政治部デスク)

今年2月の東京都知事選挙に、小泉元総理は同じく総理経験者の細川護煕氏を擁立し、「脱原発」を掲げて安倍政権に異を唱えた。

今回の総選挙で、自民党が争点としなかった原発を語る進次郎氏に、安倍総理は「嫌な予感」を抱いたはずだ。シンプルで堂々としたその語り口は、父親にそっくりだった。

前回の総裁選では、決選投票で安倍総理が108票、石破氏が89票を得た。このとき、キャスティングボートを握ったのは石原派だった。しかし、今年9月の内閣改造で安倍総理は徹底的に石原派を排除し、同派閥からは一人も閣僚として登用しなかった。失言続きだった領袖、石原伸晃元環境相の「連帯責任」を取らせたというわけだ。

「前回、石原派の票は安倍・石破で割れた。次の内閣でも石原派が冷遇されるようなら、半数以上が『反安倍』に回ってもおかしくはない」(自民党幹部議員)

次回の総裁選でカギを握る人物は、やはり進次郎氏をおいて他にない。確かに彼の父・小泉純一郎元総理は、ヒトにもカネにも無頓着な政治家だった。今の進次郎氏個人にも、まだ本格的に派閥を仕切れるほどの動員力、資金力が備わっているわけではない。政治評論家の有馬晴海氏は、「進次郎氏は、現時点ではあくまで『自民党の進次郎』にすぎない」と評する。

その一方で、今回の総選挙でも全国70ヵ所を応援演説で飛び回った進次郎氏は、今回の総選挙における自民党最大の功労者となった。当然、来年9月の総裁選でも、彼の動きは最も注目を集めるだろう。

前回の総裁選で石破氏に票を投じた進次郎氏が、「反安倍」に回る可能性は極めて高い。そうなれば、安倍総理はまさに「四面楚歌」と言うほかない状況まで、一気に追いつめられてしまう。前出の浅川氏が言う。

「そうした事態を防ぐために、安倍総理は何とかして進次郎氏を取り込もうとするでしょう。これから焦点となるのは、進次郎氏の入閣のタイミングです」

安倍総理としては、「できすぎる男」進次郎氏に行く手を阻まれるわけにはいかない。「憲法改正」という、祖父・岸信介元総理もなしえなかった偉業を実現するためにも。

この選挙の圧勝で、安倍総理は「向こう4年間の白紙委任を得た」と言われる。だが当の総理には、与えられた4年の任期をフルに使うつもりはないし、その必要もない。なぜなら、「勝負はあと2年以内に決まる」と確信しているからだ。いったい、どういうことか。

安倍総理は全議員、全国民の裏をかき、解散総選挙で291議席を手にした。誰もが「バカバカしい」と思うことを不意打ちで実行し、確実に勝つ。そんな総理の「サプライズ」が、あと二つ残っている。

一つ目が「2016年7月、衆参ダブル選挙」である。知っての通り、憲法改正発議には、衆参両院の3分の2以上の同意が必要だ。前出の有馬氏が言う。

「参議院で議席を増やすには、単独選挙では限界があります。参院議員には確固たる支持基盤がなく、有権者は『なんとなく』投票することになる。衆参ダブル選挙にすることで党組織と後援会をフル稼働させなければ、定数の3分の2を超えることは難しい。来年4月の統一地方選挙が、この衆参ダブル選の足場を固める前哨戦となるでしょう」

現在、参院で自民党が占める議席は114。再来年の参院選で、昨年7月に実施された選挙と同程度の票を得れば、130前後まで増える。それでも3分の2にあたる162議席までは、およそ30議席足りない。

「問題は公明党です。おそらく安倍政権が提示する憲法改正案は、自民党の作った草案にまるごと交換しましょう、という形になる。必要に応じて最小限加筆する、『加憲』を掲げる公明党の方針とは相容れません。

そこで『憲法改正の是非を問う』総選挙に打って出れば、公明党のみならず、与野党の全員が踏み絵を踏まされ、憲法改正を軸にした政界再編が起こります。

現状でも民主党の半数近く、維新の党、次世代の党が改憲賛成派。これらが自民党に合流すれば、たとえ公明党が連立を離れても、衆参両院で3分の2は確保できる」(前出・全国紙政治部デスク)

もちろん安倍政権には、国内外からこれまでとは比較にならない激しい批判が浴びせられるだろう。だが、毎日ひたすらアベノミクスと唱え、株価上昇に力を注ぎ続けるのも、すべてはこの瞬間のためだ。総理にとって経済政策は目的ではなく、手段にすぎない。

■潰し合いが始まる

憲法改正を問う衆参ダブル選は、戦後日本最大のバクチになる。それを乗り切れば、安倍総理はすぐさま第二のサプライズ「電撃国民投票」を発動するだろう。

国民投票を行い、過半数が賛成すれば憲法は変わる。あと1年半で国民的議論が進むとは考えづらいが、「外圧」があれば世論は黙る。文化学園大学助教で、著書に『永続敗戦論』がある白井聡氏が言う。

「今回の自民党の獲得議席数では、すぐ憲法改正に進むのは難しい。ただし、例えばアメリカが、イスラム国に地上部隊を投入することを決めたらどうなるか。アメリカの『知日派』が期待するのは『自衛隊のフル活用』です。集団的自衛権の行使容認は、その期待に応えるための手続きだった。

安倍政権は、解釈改憲で自衛隊を戦場に送り込む可能性がある。そうなれば、改憲のチャンスが訪れるのです。なぜなら、『現に戦争している』という状態ができれば、改憲といっても『現状の追認』にすぎなくなりますから」

あと2年耐えれば、使命は終わる。9月の総裁選さえ乗り切れば、いける—。だからこそ安倍総理は、今回の「圧勝」を表面上は喜んでいても、内心では不安に苛まれているのだ。

「総理が描いていたのは、今回の総選挙では議席数を維持した上で任期を延ばし、次の衆参ダブル選で一気に両院3分の2を取りに行くという計画です。しかし、選挙前の293議席から減らしたことで、党内からも批判が出るのは必至です」(前出・自民党幹部議員)

選挙戦が始まる直前、進次郎氏は「有権者は冷めている」「なぜ解散なのか分からない」と繰り返した。もし今後、安倍総理が強引に憲法改正を進めようとするなら、間違いなく進次郎氏は総理に異を唱え、政権に反対する人々の拠り所になるだろう。総裁選、衆参ダブル選の双方で進次郎氏を抑えられなければ、総理の野望は崩れる。

この総選挙が、安倍政権の「終わりの始まり」なのか。結論が出るのは、遠い先のことではない。

「週刊現代」2014年12月27日号より



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/816.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 安倍首相はすぐキレる? その理由は被害妄想…〈週刊朝日〉
安倍首相はすぐキレる? その理由は被害妄想…〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141224-00000003-sasahi-pol
週刊朝日 2015年1月2‐9日号より抜粋


 案の定、自民党の大勝だった衆院選挙。安倍晋三首相(60)は今後、掲げた政策は「全て信認された」と強気にアクセルを踏み込む。安倍1強体制は2015年も盤石なのか? 野党各党に選挙戦略はあったのか? 東大大学院教授(社会経済学)の松原隆一郎氏と放送大教授(政治学)の御厨(みくりや)貴氏が、鋭く迫った。

*  *  *
松原:選挙戦を振り返ると、今回は「アベノミクス選挙」と呼ばれて、小泉純一郎元首相のときの郵政選挙と比較されました。でも、この二つは似ているようで違う。小泉さんは、郵政改革という短期的な一つの政治課題だけに絞って選挙を仕掛けて、圧勝しました。一方の安倍さんは、「この道しかない」と言って2年やったアベノミクスの継続を訴えましたが、原発や社会保障政策など、個別の政策はほとんど争点になりませんでした。

御厨:アベノミクスで「景気が良くなっている」と繰り返して、でもそれが「実感として見えていない」と話す。だから「これを継続しよう」。有権者にうまく期待感を持たせることに成功しました。

松原:アベノミクスの成果として「雇用が100万人増えた」など、数字を次々に出していました。

御厨:それに対する野党の反論は情けない。「行きすぎた円安はよくない」とか反論しても、有権者には伝わりませんよ。民主党は、下野してから2年間、何もしていなかったということです。

松原:雇用、賃金、女性政策など、投票日までに次々にテーマを変えて、争点をずらしていった。国民に深く考える時間を与えなかった。選挙戦略としては成功でしたね。

御厨:安倍さんは自民党内に対しても、増税延期反対派をものすごいスピードで切り崩した。谷垣禎一幹事長なんか、消費増税の合意を民主党とまとめた当事者なのに、コロッと転がってしまった。野田毅党税調会長も、選挙での公認を外すと脅かされると、黙ってしまった。織田信長が今川義元を破った「桶狭間の戦い」のように、奇襲作戦で相手が反撃の態勢を整える時間を与えなかった。

松原:それにしても、安倍さんは選挙戦では何度もキレてましたね。開票日の選挙特番では、日テレのキャスターからの質問にイヤホンを外して、持論をまくしたてていました。一国の首相が公の場所でキレることはよくないと思うけど、安倍さんはすぐに怒りますね。

御厨:安倍さんは、自分が正しいと考えていることをメディアに上手に説明できない人なんですよ。私が第1次安倍政権のときにしたインタビューでも、「自分は小泉さんのようにはしゃべれない」と話していた。被害妄想、コンプレックスがあるんでしょうね。

松原:小泉さんはテレビ向けの政治家だったけど、安倍さんはツイッターやフェイスブックで訴えるインターネットの人と感じます。

御厨:感情的になればなるほど、盛り上がる。

松原:感情を表に出して好きなことを言って、賛否両論が入り乱れて“炎上”しても気にしない。キレ芸。その割には支持率が下がることもない。橋下徹大阪市長と同じタイプです。

御厨:安倍さんにとって今回の解散は、自分のやってきたことの自己確認だった。選挙結果がよかったから、正しいことをしてきたと思っているのでしょう。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/817.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 共産党が名前を変えない理由 専門家「フツーの人が入ってくると困るから」〈週刊朝日〉
共産党が名前を変えない理由 専門家「フツーの人が入ってくると困るから」〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141224-00000001-sasahi-pol
週刊朝日 2015年1月2‐9日号より抜粋


 自民党の圧勝で幕を閉じた今回の衆議院総選挙。東大教授(社会経済学)の松原隆一郎氏と放送大教授(政治学)の御厨(みくりや)貴氏の論客2人が本誌恒例「国会通信簿」を行った。

*  *  *
松原:恒例の通信簿にいきましょうか。まずは自民党から。

御厨:まあ、党首力はAでしょうね。

松原:異論のはさみようがないですね。ただ、経済に関しては、まだまだよくない状態。株価も乱高下を繰り返している。いまの日本経済の問題は、いわゆる金融資産などのストックばかり積み上がって、実体経済で大事なフローのお金が流れない。このフローの部分につなぐ必要があるのですが、それがうまくいっていない。

御厨:選挙では憲法改正も集団的自衛権もほとんど語られていません。だけど、選挙で勝利したことを受けて、アベノミクス以外の政策も「全権委任された」と言いかねません。そこが課題です。

松原:一方の野党は、政権に戻る準備が何もできていなかった。戦後最低の投票率も、国民からすれば、あと4年ぐらいは政権を安定させたいという気持ちの表れではないでしょうか。

御厨:政策の中身よりも、戦略が優れていたということ。そこを評価して、今回は珍しく自民はAに。続いて連立与党の公明党です。

松原:議席は増えたけど、低投票率のおかげ。山口那津男代表に人気やカリスマ性があるかというとそうでもない。街頭での主張は軽減税率ばかりだった。

御厨:自民党の集団的自衛権も含めて危ない政策に歯止めをかけていると主張するけど、必ずしも歯止めがかかっていない。

松原:安倍さんが今後、集団的自衛権や憲法改正に踏み込んだら、公明は重大な決断を迫られる。ついていくのか、連立離脱するのか。

御厨:昔の公明党には竹入義勝とか矢野絢也とか怪物のような委員長がいたけど、今は怖さがなくなったね。

松原:自公は盤石というけど、ひょっとしたらすぐに決戦が来るかもしれない。

御厨:かなり、分水嶺(ぶんすいれい)まできている感じです。今回の評価はCで。

松原:変わって野党第1党の民主党。海江田万里代表は敗北し、議席も11しか増えませんでした。

御厨:3ケタには届かないと。そこまでいけば次の展望も開けた。

松原:1月に代表選があるので、海江田さんの呪縛からようやく抜けられるけど、憲法改正、集団的自衛権でまとまれるかは疑問。

御厨:代表選は岡田克也前副総理や細野豪志元幹事長の名前が挙がっている。岡田さんはプラスアルファが全然ない。またか、という感じ。それに暗すぎる。

松原:小泉さんの郵政選挙のときに、民主党代表で大敗したイメージが強いですよね。細野さんは軽すぎて、みんなを統治していく力があるか疑問です。

御厨:相変わらずそういう人たちしか出てこないというのが民主の悲しさ。評価はD。よっぽど頑張らないと、今後は評価すらできなくなる。

松原:続いて維新。健闘して1議席減でとどまった。

御厨:「自民300議席超」という報道で、これはマズイと維新に投票した人が多かったと思う。自民はイヤ、民主にも入れたくない。ならば消去法で維新と。

松原:小笠原諸島に押しかける中国船が9月下旬から急増しました。あれは維新にもプラスだったと思います。中国にモノを言える強いリーダーが必要とされる機運があった。今回でいえば安倍さんと橋下さん。

御厨:橋下さんへの期待はそれなりにあるんだと思う。

松原:評価はBマイナス。

御厨:続いて8議席から21議席に躍進した共産党。他の野党がだらしないことと、政策が徹底していることが評価されたと思う。「消費税10%中止」「集団的自衛権の閣議決定の撤廃」。とにかくブレない。

松原:経済政策では大企業の内部留保を賃上げに回すべきだと主張していた。実際、内部留保は問題になっている。投資しないことが日本経済の足を引っ張ってますから。

御厨:9年ぶりに不破哲三前議長(84)も街頭演説に立った。うれしそうでしたよ。共産は名前さえ変えたら、もっと躍進すると進言しているんだけど、志位和夫委員長はかたくなに「変えません」だって(笑)。名前を変えてフツーの人が入ってくると困るんですよ。

松原:政策力を含めて今回はB評価です。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/818.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 「痛みなき改革ない」との進次郎氏 若者の思い理解と期待も(週刊ポスト)
「痛みなき改革ない」との進次郎氏 若者の思い理解と期待も
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141224-00000004-pseven-soci
週刊ポスト2015年1月1・9日号


 総選挙の“大勝利”に沸く自民党にあって、迫りくる危機を感じ取ったそぶりを見せたのが小泉進次郎氏だ。

「消費税を上げる2年半後までに経済を立て直さなければすべて自民党の責任。それを考えれば笑っている場合ではない」と苦言を呈した。

 そして、選挙戦で若手議員の応援に回った際も、有権者にこう呼びかけた。

「アベノミクスの先を考えなければいけない。人口減でも活力と豊かさを引き継げる国づくりには、どの国もやったことがない成長モデルが必要だ。社会保障も若者にツケを残さないようにしなくてはならない」

 進次郎氏はアベノミクスのその場しのぎの限界と失敗を近くで見て感じたのだろう。きっかけは東日本大震災の被災者の声を聞いたことだったかもしれない。

 震災復興担当政務官の進次郎氏は、震災直後の自民党青年局長時代から被災地に何度も足を運んだ。叔父で小泉純一郎・元首相の秘書を務めた小泉正也氏によると、「被災地では、『安倍さんは口ばっかりで何もやらない』と、きつい言葉をしょっちゅう浴びせられたそうだ。進次郎はそれを黙って聞いて回った」という。

 そうした体験をもとに、中央公論2014年7月号の鼎談でこう語っている。

〈戦後と「災後」の最大の違いは、人口増加・経済成長を前提にできるか否か。それができない中で日本がこれからも繁栄を築いていこうとしたら、国全体のモデルチェンジが避けられません〉

 かつての成功体験を前提とするアベノミクスでは日本は立て直せないと断じた言い方である。

 進次郎氏本人に今後の課題を直撃すると、「ありすぎ。いっぱい」とだけ答えたが、地方都市ではすでに進次郎世代の政治家たちが安倍首相とは別の困難な道を切り開こうと戦っている。

 震災後の人口流出が止まらない宮城県女川町では、42歳の須田善明・町長が将来世代の負担を減らすために、高齢者を説得してインフラを大幅に縮小し、再建を図っている。

 北海道夕張市も「別の道」を選んだ。炭鉱廃止後の無謀な観光開発で市の財政は破綻し、人口は激減、いまや65歳以上が住民の46%を占める。

「課題先進地域」と呼ばれるこの都市では、33歳の鈴木直道・市長を先頭に、地域再生に取り組んでいる。市長の月給は手取り19万円、役所の職員の数も給料も半減させ、資金もマンパワーも限られた中で、公営住宅を集約するなど人口減少社会に対応させて財政赤字を減らし、病院がないから高齢者は健康づくりに励んで医療費も大きく減らした。

 困難に直面した若い政治家が進んでいるのは、賃上げ幻想を振りまくだけのアベノミクスとは違う厳しい道だ。それでも夕張市の青年会議所理事長に23歳で就任した橋場明日香氏は「鈴木市長には期待する。自分の信念を貫いてもらいたい」とアベノミクスへの不信とは対照的な意見を口にした。若い世代は「アベノ解散」にはそっぽを向いたが、本当に日本の厳しさと未来に目を向ける者の下には集まってくる。

 35歳の社会起業家として注目される病児保育のNPO法人フローレンス代表の駒崎弘樹氏が語る。

「人口減少で社会が縮んでいくこの国で、増税や社会保障給付削減等の痛みなくして、財政の持続可能性なんてあり得ない。小泉進次郎氏は若者の思いをわかっていて、痛みなき改革などない、痛みを感じながらわれわれでやっていこうとはっきりメッセージを送っている。そこが期待できる」



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/819.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 自公圧勝で、報道の自由度がますます失われていく…メディアは安倍政権に足元を見透かされている!(週プレNEWS)
自公圧勝で、報道の自由度がますます失われていく…メディアは安倍政権に足元を見透かされている!
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141224-00040773-playboyz-pol
週プレNEWS 12月24日(水)6時0分配信


先の総選挙では、自民党が「公平中立な放送を」とテレビ局に要望した文書が話題になった。これを“権力による圧力”と見る向きもあるが、安倍自民が大勝した今、行く末の報道の自由はどうなっていくのか? ジャーナリストの青木理氏が語る。

* * *

この大勝で、自民の歪(ゆが)んだ変質に、さらに拍車がかかるであろう。以前の自民党は、もっと多様だった。憲法改正や再軍備を主張する中曽根康弘のようなタカ派もいれば、後藤田正晴、野中広務ら先の戦争への反省から軍事力強化などに慎重な政治家も、ハト派もいた。

しかし、いまや戦後日本が築いてきた平和主義や専守防衛といった価値を根本からひっくり返し、レジュームチェンジしたいという安倍的な歴史修正主義が自民党を覆い尽くしている。

それはすでに、解釈改憲による集団的自衛権の行使容認や特定秘密保護法、武器輸出3原則の緩和、憲法改正を目指す動きとなって現れている。

かつての自民党には、再軍備などを目指す動きがある一方、かつての戦争と隣国への反省の念が通奏低音のように鳴り響いていた。しかし、安倍政権はその音色を聞こうとしないどころか、それを消音して、自分が聞きたいメロディだけを党内に響かせようとしているように思える。

そんな安倍政権の異質性はメディア対応にも見られる。ここまで露骨にメディアをコントロールしようという政権は過去になかった。

その典型例が、選挙前に自民党が各テレビキー局に渡した文書である。選挙期間中の報道について「公平中立」を求めたもので、出演者やテーマの選定、街頭インタビューの扱いまで細かく注文をつけている。メディアの大きな役割が権力の監視にあることを考えれば明らかに行きすぎた干渉であり、恫喝(どうかつ)だ。首相自身のメディア露出も異様だ。これまでの歴代首相は特定の1社だけのインタビューや出演に応じないのがメディア側との暗黙の了解だった。ところが安倍首相はこれを蹴破り、単独インタビューや番組出演などに積極的に打って出ている。重要な政局情報などに関しても、安倍政権に近いメディアなどを選別して情報が流されている。

こうした対応が続くと、マスコミ内で「うちの社だけ首相や与党の幹部が出演や取材に応じてくれない事態は困る。だから政権批判はなるべく穏便に」というムードが蔓延(まんえん)する。安倍政権はそれを狙ってメディアコントロールを仕掛けているフシがある。

本来なら、メディアは政権側のこうした対応を毅然とはねつけるべきだろう。各社が結束して首相のメディア出演を拒否するくらいの矜持(きょうじ)を発揮してもよい。だが残念なことにそのような動きは見えない。いまやメディアは安倍政権に、その足元を見透かされている。

加えて12月10日からは特定秘密保護法が施行された。そのため、メディアは安倍政権が成立させたこの極悪法への対応にも神経を尖らせないといけなくなってしまった。

実際、ある新聞社は今、秘密保護法への対応マニュアル作りに追われている。情報提供者が逮捕されたり、自社が家宅捜索されたり、取材方法が適切だったか捜査されることだってあり得る。報道機関として、準備はどうしても必要となってくる。

こうした安倍政権のメディアへの圧力によって、報道が萎縮(いしゅく)することを私は心配しているし、メディアに情報を提供しようとする側が萎縮するのは間違いないだろう。いくらネットでニュースが読める時代になったとはいえ、日本では1次情報を取材し、発信するのは依然として新聞社やテレビ、雑誌の占める割合が圧倒的に多い。その報道機関が萎縮すれば、国民の知るべき情報もまたどんどん細ってしまうだろう。

安倍政権になって報道の自由度は急速に低下している。見る、聞く、話す、書くという行為にこれほど覚悟のいる時代がこんなに早くやって来るとは正直、思ってもみなかった。ひとりの表現者として、安倍自民の圧勝に暗い予兆を感じている。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/820.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 日本政府・政権政党の嘘と詐欺行為 村野瀬玲奈の秘書課広報室
もはや、日本政府、政権政党(自民党)には倫理も道徳も恥も誠実さも何もないということを示すいくつかの事実をメモ。








日本政府、政権政党(自民党)がこんなことを続ける限り、日本に詐欺師、詐欺業者があらわれることを防ぎようもありません。


日本政府・政権政党の嘘と詐欺行為 村野瀬玲奈の秘書課広報室
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-6214.html

http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/821.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 「みんな」は消えても消えぬ責任/渡辺元代表に操作のメス/他党転出議員にもDHCマネー恩恵(しんぶん赤旗)
 「みんな」は消えても消えぬ責任/渡辺元代表に操作のメス
「しんぶん赤旗」 2014年12月24日(水) 日刊紙15面

 衆院選で落選した元「みんなの党」代表の渡辺幸美氏(62)が化粧品会社「ディーエイチシー(DHC)」会長から8億円の借り入れをしていた問題にからみ、東京地検特捜部の事情聴取を受けたことで、事態は刑事責任の有無へと発展しました。“DHCマネー”は、2009年8月に結党したばかりの同党が、10年の参院選、12年の衆院選をたたかう“原資”となったとみられるだけに、関係政治家の説明責任が問われています。   (藤沢忠明)

つづきはこちらで ⇒

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http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/822.html
記事 [政治・選挙・NHK176] 防相交代で禊にミソがついた第三次安倍内閣〜江渡が再任固辞で、完全リセットならず。(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/22673366/
2014-12-24 10:31

今日24日、特別国会が開かれて、自民党の安倍晋三氏が衆参両院本会議での首相指名選挙で第97代首相に選出される予定。
 安倍首相は、総選挙大勝の結果を受け、9月に改造を行なったばかりの党内役員人事に加えて、第二次内閣の閣僚を全て留任させる意向を示しており、今日中に閣僚名簿の発表、皇居で首相親任式、閣僚認証式を済ませて、第三次安倍内閣を発足させるつもりでいた。(@@)

 しかし、昨日になって、江渡防衛大臣が再任を固辞しているとの報道が出ることに。 (・o・)
 江渡氏は、臨時国会でも追及を受けていた政治資金の問題で、来年の国会で審議入りが予定されている集団的自衛権の法制化に支障が出ることを懸念して、(17日に?)首相に会い、再任を辞したとのこと。<もしかして、決定的な証拠or新たな問題がオモテに出るおそれがあるのかも。^^;>
 
 安倍首相は慰留し続けていたようなのだが、江渡氏の辞意がかなり固いことから、他の議員を後任に充てる方針を決めたという。(・・)(どうやら元防衛大臣の中谷元氏が有力候補らしい。)

* * * * *

 先週、安倍首相が、選挙後すぐに閣僚をひとりも変えない意向を示したという報道を見て、mew知人は「あいつ、国民をナメてんのか。」「閣僚も変わらず、政策も変わらずじゃ、何のために700億もかけて選挙をしたのか。単に禊を済ますためなのか」とかなり怒っていたのだけど・・・。^^;

 でも、実際のところ、安倍首相&仲間たちは、今回の選挙を「アベノミクスだけでなく、集団的自衛権の行使なども含め、安倍政権の諸政策に信任を得る」ことに加えて、「閣僚の諸問題をクリアする&禊を済ます」という目的にも利用したいと考えていたわけで。
 自民党が大勝した上に、問題が指摘されていた閣僚が全て当選したことから、「安倍内閣の政策も閣僚も国民に信任された」「安倍政治(この道)も閣僚も、全て問題はない」として、堂々と全閣僚を再任するという方針をとろうとしていたのであるが。

 でも、ここで江渡防衛大臣が、自ら辞任を申し出たことは、安倍首相の思惑や「禊」にミソがつくことになって、実に痛いのではないかと思われる。(・・)

<安倍政権にとって、来年の国政&国会で最も重要なのが、集団的自衛権の法制化と日米ガイドライン(防衛指針)の改定。江渡氏は、一次内閣から防衛副大臣として、集団的自衛権行使の閣議決定や法制化、日米ガイドラインの策定などに関わっており、首相は同氏に期待して防衛大臣兼安保法制担当大臣に任命していただけに尚更にね。(~_~;)>

*****

『江渡聡徳防衛相(59)は24日に発足する第3次安倍内閣で防衛相への再任を固辞する意向を固め、安倍晋三首相や自民党幹部に伝えた。首相は慰留したが、江渡氏は秋の臨時国会で自身の「政治とカネ」を巡る問題が追及されたことを踏まえ「来年の通常国会での安全保障関連法案の整備に万全を期すべきだ」として、第3次安倍政権の発足を機に退任する考えだ。後任には同党の中谷元・元防衛庁長官(57)をあてる方向で調整している。

 複数の政府・与党関係者が明らかにした。首相は当初、第3次内閣で閣僚18人全員を再任する考えだった。しかし江渡氏が固辞する意向を示したため、軌道修正することになった。

 安倍政権は7月、集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈変更を閣議決定。首相は来年4月の統一地方選以降に関連法案を国会に提出し、成立を図る方針だ。ただ、世論調査などでは集団的自衛権の行使容認に慎重論が根強く、国会審議は難航も予想される。

 一方、9月の内閣改造で初入閣した江渡氏を巡っては、自身の資金管理団体からの違法な寄付が発覚。江渡氏は「秘書らの人件費として一時的に団体側から預かり、現金で渡した」として事務的なミスと説明したが、野党は臨時国会で追及。防衛省関係の法案審議が遅れるなど影響が出た。

 このため江渡氏は首相や党幹部に対し、来春以降の安全保障関連法案の審議が長期化する事態を避けるため、新たな防衛相が担当すべきだとの考えを伝えた。後任には、閣議決定を巡る与党協議に参加した中谷氏が適任との声が政府・与党内で出ている。ただ、政治とカネの問題を指摘されている他の閣僚を首相が再任した場合、野党からの批判が強まる可能性もある。(毎日新聞14年12月23日)』

『関係者によると、安保法制担当相を兼任する江渡氏は17日に首相と面会し、「自分の収支報告の問題で安保法制論議に遅滞があってはならない」と伝えた。第3次内閣で全閣僚を続投させる方針だった首相は、このときは慰留したが、その後も江渡氏の意思は変わらず、最終的に尊重した。

 江渡氏は9月に発足した第2次安倍改造内閣で初入閣した。直後に自身の資金管理団体が平成21年と24年に江渡氏に計350万円を寄付したと政治資金収支報告書に記載していたことが発覚した。江渡氏は「人件費と間違えた」と訂正したが、野党は先の臨時国会で、資金管理団体から議員個人への金銭の寄付を禁じた政治資金規正法違反だと追及していた。(産経新聞14年12月23日)』

* * * * * ☆
 
 首相は来年度の予算や政策(経済対策含む)を決める上で重要な時期である11〜12月に、解散総選挙を行なってしまったため、政府の仕事が停滞していることから、また新たな閣僚を任命してやり直している余裕もないし。<新たな閣僚を検討するのも、大変で面倒だし?^^;>
 問題のある閣僚が全員当選したので、(比例復活の西川農水大臣以外は、みんな小選挙区で当選)堂々と「禊が済んだ」と言えると考えたからだろう。(~_~;)

『安倍晋三首相は14日、年内に発足する第3次安倍内閣で閣僚全員を留任させる方針を固めた。補正予算や来年度予算の編成作業など景気対策を最優先するため、内閣改造や党役員人事で政治空白をつくるべきではないと判断した。
 首相は今年9月に内閣改造に踏み切ったが、10月に政治資金問題などで2閣僚が辞任に追い込まれた。その後も閣僚に「政治とカネ」の問題が浮上していたが、自民・公明両党で公示前勢力を上回る大勝を果たし、全閣僚が当選したことで「有権者の理解は得られた」(政権幹部)と判断した。首相はすでに経済対策を年内にまとめるよう党幹部らに指示。来年度予算案の前提となる2015年度与党税制改正大綱も速やかにまとめるよう、自民党税調幹部に指示した。(朝日新聞14年12月15日)』

* * * * *

 9月にスタートした第二次安倍内閣では、閣僚の「政治とカネ」+αの問題が次々と発覚することに。^^;
 安倍首相は、政治資金収支報告書の虚偽記載が問題となった小渕優子経産大臣と、うちわ問題(公職選挙法違反)が指摘された松島みどり法務大臣を辞任させて、何とか閣僚の諸問題を封じようとしたのであるが。
 山谷少子化担当大臣、高市総務大臣らの在特会+αの右翼系団体との接触、交流に関する問題は、うやむやにされたままだし。(有村大臣も何か出てたな。)
 また、その後も、江渡防衛大臣、西川農水大臣、宮沢経産大臣らの政治資金に関する不正問題や、塩崎厚労大臣の口きき問題などが判明し、野党の追及や一部メディアの暴露報道攻撃を受けていた。^^;

 江渡防衛大臣をはじめ他の閣僚が呈されている疑惑の中には、辞任した松島法務大臣よりも重大な問題だと思われるものがあるのだが。<一部の閣僚は、辞任の相談をしていたという話も。>
 安倍首相は、前政権のように「辞任ドミノ」が続いて、支持率や求心力が低下することを懸念。閣僚問題をリセットする意図もあって、解散総選挙を決意したと言われている。<一部の識者は「リセット解散」って呼んでたぐらいで。(~_~;)>

 でも、mewは果たして、江渡防衛大臣が交代することで、安倍首相の「完全リセット」の思惑が崩れたのではないかと思うし。<安倍首相が慰留に努めたのも、ひとりでも交代者が出ると、「完全リセット」にならないからだろうしね。>
 mewは、これをいわばアリの一穴にして、安倍首相の虫のいい思惑や戦略を突き崩して行って欲しいと願っているところがある。(・・)

〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜

 これは、以前からこのブログで何度も主張していることなのだが・・・。

 民主主義の国においては、主権者である国民こそがそれぞれの政治家(候補)の資質を見極めて、当選させるか否かを決めなければならないわけで。様々な問題(法違反、モラル違反、失言など)を指摘されている閣僚や議員がいても、選挙で当選すれば、「有権者は問題ないと判断した」「禊が済んだ」とみなされることになる。^^;
<禊=身に罪や穢(けが)れのある者、また神事に従事しようとする者が、川や海の水でからだを洗い清めること>

 でもって、もともと日本では、地元の議員(特に与党候補や当選回数の多い人、閣僚、世襲系議員など)には甘いとこがあるので、よ〜っぽどのことでもない限り、なかなか落選しないケースが多いのだけど。
<何故か選挙の時だけは、地元民は「疑わしきは罰せず」になっていて。昔から犯罪の嫌疑が濃厚で起訴されてても、当選しちゃう人が結構いるし。今回も小渕優子氏は、しっかり公認されて、圧勝で当選してるしね〜。^^; しかも、当選してから、小渕事務所が検察が捜索にはいる前に、ドリルでPCのHDを破壊していたことが報道されたりして。(>_<)> 

 それでは、閣僚や議員たちは、地元の票を得れば(地元にプラスをもたらしさえすれば)、いくら法やモラルに違反しようと、問題発言をしようと構わないと、国民をナメるようになるし。いつまで立っても、日本の民主主義や政治家の資質は成熟しないわけで。
 今回の選挙結果を見て、日本の民主主義は、閣僚問題の点でも(他にも様々な点で)、また後退してしまったな〜と、ガッカリさせられたところがあったのだ。(-"-)

* * * * * ☆

 でもって、mewとしては、せめて全国の国民の多くが、これを安倍内閣の問題としてとらえて、政権評価の判断材料にして欲しいと思っていたのだけど。
 そして、国民が政権評価の判断材料にするためには、メディアや野党が、問題のある閣僚や議員に関する情報を国民に伝えるべく、色々と報道したり、国会で追及したりする必要があったのだけど。(・・)

 しつこく書くように、12年末安倍政権が始まってから、メディア(特にTV)は完全に安倍官邸の監視・支配下にあるため、国民への情報提供機能が失われていて。
 上述したような何人もの閣僚の諸問題に関しても、9月〜10月中旬頃までは少し積極的に報じていたものの、それ以降はどんどん尻すぼみに。(~_~;)

<小渕、松島大臣のことや、宮沢大臣のSMバー問題は興味本位もあってか、一時期、かなり扱っていたのだけど。でも、客観的に見て重大性の高い江渡大臣の政治資金問題はTVではあまり取り上げていなかったし。山谷大臣らの女性閣僚と右翼団体の関係や塩崎大臣の口きき疑惑とかは、TVでは皆無に近いぐらい扱っていなかったかも。^^;>

 しかも、途中から、官邸や自民党幹部が、野党が国会で閣僚の問題追及にこだわっているから、大事な法案や政策が進められないとナンクセをつけ始めて、それに一部のメディアやコメンテーターが乗るような感じになったため、逆に野党批判の風潮が出て来たりもしたし。
<結局、安倍首相が早々に解散を発表して、自ら国会審議をストップさせたため、重要法案を成立させられなかったくせに。そういうことは、何故かほとんど批判されないんだよね。^^;>

 おそらく全国の有権者は、投票日の頃には、安倍内閣に閣僚の諸問題があったことなんて、ほとんど忘れていたor意識していなかったか、メディアがあまり取り上げないので、たいした問題ではないと思っていた可能性が大きいように察する。_(。。)_

〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 

 ただ、安倍陣営にしてみれば、自民党は圧勝したし、全閣僚も無事に当選したことから、まさに「してやったり」なわけで。

 来年1月下旬頃に始まる通常国会では、もう野党の閣僚問題への追及もあまり受けることなく、自分たちの思うような形で、予算や経済対策を中心にした国会運営が進められるとタカをくくっているのではないかと思うのだけど・・・。

 mewは、来年の通常国会でも、野党は明らかに法違反や著しいモラルに違反をしていると思われる閣僚の諸問題を追及し続けていいと思うのだ。
 いくら甘い地元民による選挙の禊が済んだからって、法違反やモラル違反が消えてなくなるわけではないのだし。内閣の何人もの閣僚に問題があっても、選挙で勝てば何でもOKという悪しき前例、風潮を作るべきではないかと考えるからだ。(・・)

 維新や民主党辺りは(誰が代表になるか、主導権をとるかにもよるけど)、もしかしたら、これ以上、閣僚の問題を追及すると&政策論議をメインにしないと世間の批判を浴びるかもと警戒して、追及の手を緩めちゃう可能性もあるのだが。

<前国会だって、政策論議もしていたのだけど。メディアはそういう部分は報じないし。自民党のイメージ戦略もあって、野党は国会審議にまともに応じないみたいなことにされちゃったんだよね。自民党の野党時代なんて、すぐにナンクセをつけては審議拒否で、本当にヒドかったくせにね。(`´)>
 
 でも、たぶん今回の総選挙で大きく議席を伸ばした共産党が、しっかりと新たな情報も集めて、きっと閣僚の問題をビシバシ追及してくれるのではないかと期待しているです。(**)

* * * * * 

 安倍陣営としては、この政権延命策としての解散総選挙は、何とか成功したと思っているかも知れないけど。選挙で大勝したにもかかわらず、不支持率が上がっているという話もあるし。

 mewは来年になれば、他にもアレコレとボロや反発が出ると思うし。(原発再稼動も集団的自衛権も反対の方が多いのだしね。)
 何よりも、売り物のアベノミクスが一般国民にはプラスにならないこと、また国全体の経済政策としても失敗だったことが、も〜っと明らかになると思うので、彼らが期待するほど延命効果はないのではないかと見ている部分がある。^^; <小泉ネオリベ改革による格差の痛みを国民が実感するまで、何年かかかったことを考えると、そろそろかなと。(・・)>

 というわけで、プチ波乱から始まった第三次安倍内閣はそう安泰ではないぞと・・・決して安泰にはさせないぞと、ひそかに思っているmewなのだった。(@@)

p.s.  中谷元氏が新防衛大臣になった場合、同氏は防衛大卒&元自衛官&元防衛大臣で、安保軍事のエキスパートであることから、江渡氏のように安倍官邸の言うなりにはならず、自分の考えをビシバシ言ってしまうとこがあるので、頼りになる部分がある反面、安倍首相と異なる意見を述べるなど、官邸としてやりにくいとこがあるかも。^^;

                        THANKS



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/823.html

記事 [政治・選挙・NHK176] さあ、今日から安倍第3次内閣打倒に取り組みましょう(生き生き箕面通信)
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/4742b9622c56a3c053e1a0730d4a70a3
2014-12-24 09:20:52

 本日12月24日はクリスマス・イブで、ありがたくも安倍3次内閣とやらが発足するそうです。 国民のわずか17%ほどの支持票によって、日本国を乗っ取ることに成功したのが、この安倍内閣です。ボクは一日も早くこの内閣をつぶさないと、私たちのこうむる被害が大きくなるばかりだと心配しています。

 安倍晋三という男がしきりに吹聴するアベノミクスとやら。このアベノミクスは必ず行き詰まります。経済が成長するというごまかしの化けの皮がはがれるのは、時間の問題といえます。

 事実、肝心かなめの「第三の矢」が放てないではありませんか。ご存知のように、アベノミクスは3本の矢で成り立たせようとする政策です。1の矢の「ジャブジャブ異次元ばらまき金融策」、2の矢は「“臨時特別”と称するジャブジャブ水増し公共事業」、それに続くのが経済成長を確実にするという触れ込みの第3の矢なる「成長戦略」。1の矢、2の矢は、3の矢の成長戦略を打ち出すまでの時間稼ぎで、とっくに打ちました。カンフル剤は打ちました。

 ところが、年たち、2年たっても、一向に「3の矢」が打たれません。それもそのはず、日本経済をよみがえらせるパワーのある「成長策」などそう簡単に出せるものではありません。そうこうするうちに、カンフル剤の効き目が薄れてきました。

 なにしろ、日本は人口減少時代に入り、減少傾向はこの先10年、20年、いや50年先までとどまることがない。日本の人口は、50年先には8000万人台まで減ると予想され、この人口動態はほぼ確実なのです。マーケットは小さくなる一方です。

 しかも、必要なものはほぼ行きわたり、家にしろ、車やその他の電気製品にしろ、飛びつくようにして爆発的に売れるものなどそうそうはないのです。

 夢のSTAP細胞が実用化されれば、成長戦略第1号になるところだったかもしれませんが、今のところ残念な結果としかいいようがありません。

 輸出に頼ろうとしても、アジアをはじめとする新興国の工業化が進み、安い労働力を武器に市場を奪っています。最近の驚くような円安が実現しても、一向に輸出は伸びず、今年も貿易収支は赤字になります。

 私たち現代に生きるものに求められているのは、人口減少時代、資源枯渇時代に対応する「持続可能な社会」への転換です。その準備を今から早速に始めても間に合うかどうか。破局が訪れるスピードの方がはやいかもしれない。

 現代に生きる私たちはあまりにもノンキすぎるのかもしれません。危機が近づいてきているのに、その危険をさっちできず、花見酒を食らっている。それが賢いと言われる現代人の姿といえるようです。

 まず、つましい生活を覚悟しましょう。そして、自分でできるつましい生活への切り替えを具体的に始めましょう。ベランダやちょっとした空き地で、野菜などちょっとした食べ物を自給するベテランをめざしましょう。

 株が上がった。株が史上最高値を付けたなどというバブルの話に耳を取られる必要はさらさらありません。

 そんなことに耳をとられず、安倍内閣打倒に一直線がお勧めです。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/824.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 国からの給付金を断って見世物小屋で働いて国から表彰される話を載せた「はじめての道徳教科書(育鵬社刊)」
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/36424.jpg




http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/825.html
記事 [政治・選挙・NHK176] 蓮舫氏、民主代表選の出馬に意欲 推薦人の半数確保にメド(ZAKZAK)
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20141224/plt1412241204002-n1.htm
2014.12.24


 民主党の蓮舫元行政刷新担当相(47)が、来年1月の党代表選への立候補に意欲を示していることが24日までに分かった。出馬には国会議員20人の推薦人が必要だが、若手や中堅を中心に半数程度は確保できるメドが立っているという。今後、女性議員らに支持を働き掛ける方針だ。

 関係者によると、蓮舫氏は党立て直しをめぐり、自主再建派と野党再編派で党内が二分されそうな状況を懸念。民主党の原点である「癒着やしがらみのない政治」の実現を掲げ、政権交代可能な勢力の確保を訴える考えとしている。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/826.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 「維新」共同代表辞任の橋下徹氏…来年“政界引退”の可能性も(日刊ゲンダイ)
          一時は総理候補ともてはやされたが…/(C)日刊ゲンダイ


「維新」共同代表辞任の橋下徹氏…来年“政界引退”の可能性も
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155991
2014年12月24日 日刊ゲンダイ


 橋下徹が「維新の党」の共同代表を降りることが決まった。23日の執行役員会で「大阪都構想に専念したい」「当面の間、党の役職を離れたい」と表明した。

 足元の「大阪都構想」に集中し、来年4月に行われる統一地方選が終わった後“復職”する予定となっているが、もはや代表復帰はない、とみられている。

「もともと橋下さんは、共同代表の実務はやっていないから、辞めても辞めなくても負担は変わらないはず。それでも年内に辞任したのは、辞めざるを得なかったからでしょう。とにかく橋下さんに対する党内の不満が強い。いままでは誰も逆らえなかったけど、選挙後、空気が一変しています。やはり、衆院選出馬を断念したことが大きかった。あれほど“出る、出る”と自らの出馬をあおっておきながら土壇場で見送った。もし出馬していれば、維新の党はもっと勝てたはず。完全な戦略ミスです。比例復活した上西小百合は、橋下さんの不出馬を聞いて『もっと私らのことも考えて』と不満を漏らしていた。もう、橋下さんには以前のようなカリスマ性はない。代表辞任は党内の不満をガス抜きするためでしょう」(維新の党関係者)

 実際、橋下代表を慰留する声は小さかったという。むしろ“野党再編”を望んでいる国会議員は、辞任を歓迎している。民主党と敵対している橋下徹が共同代表を辞めれば、再編話も一気に進む可能性が高いからだ。

 神通力を失った橋下市長は、4月の統一地方選の後、そのまま“政界引退”する可能性も囁かれている。

「橋下さんが、わざわざ“大阪都構想に専念したい”と表明したのは、大阪での人気に陰りが出始めているからです。“大阪の市長だったら、大阪のことに集中しろ”と批判の声が強い。橋下さんが掲げる“大阪都構想”を実現するためには、統一地方選で維新の党が勝利し、大阪府議会と大阪市議会の2つで過半数を奪う必要がある。でも、どう考えても難しい。大阪都構想の実現が不可能となったら、橋下さんは進退を問われるでしょう。そのまま政界から足を洗う可能性は十分にありますよ」(政界関係者)

 一時は総理候補などともてはやされたが、結局、あだ花で終わるのか。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/827.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 人件費226億円増! 東京都職員「給与大幅アップ」の強欲(日刊ゲンダイ)
          総務省の提言を無視/(C)日刊ゲンダイ


人件費226億円増! 東京都職員「給与大幅アップ」の強欲
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/155992
2014年12月24日 日刊ゲンダイ


 総務省の有識者検討会が22日、地方公務員の給与の引き下げを求める報告書をまとめた。来年度から基本給を段階的に2%引き下げる国家公務員に準じた見直しが必要――と提言したのだが、これを完全に“無視”して給与を引き上げようとしているのが東京都だ。

 都は開会中の定例会に「職員給与条例」の改正案を提出。都職員の平均年収(41.3歳)は11万1000円増の659万6000円となる。

「アベノミクス」で民間企業の業績が上向いている――のが賃上げする理由らしいが、チョット待て。国税庁の調査(13年)では、民間企業の平均年収は414万円で、400万円以下は約6割にも達する。年収200万円以下は1119万9000人と、1949年の調査開始以来、最多だ。円安や物価高などで民間の実質賃金は16カ月連続でマイナスなのに、なぜ公務員の給料だけ上げる必要があるのか。

 しかも、国家公務員を100とした場合の地方公務員(一般行政職)の基本給水準を表すラスパイレス指数で、東京は102.5とベスト3に入る。ただでさえ、都職員の給与はバカ高い。減らすのが当然なのに、増やすなんて、あまりに都民をナメ切っている。

 都職員の給与引き上げに反対した上田令子都議(かがやけTokyo)はこう言う。

「人事委員会の勧告に従った、と説明されましたが、しょせんはお役所が決めたこと。しかも都は6兆円もの借金があるのです。給与を引き上げる前に借金を減らすべきでしょう。ただ、都議会も127人中、反対したのは我々の会派の4人だけ。お手盛り議員も問題です」

 今回の賃上げで都の人件費は226億円も増える。そんなカネがあったら、待機児童解消策などに回した方がよっぽど都民のためになる。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/828.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 「今の時代ほど、<醜>が跋扈してる時代はないんじゃないかと思えるなあ。:松井計氏」
「今の時代ほど、<醜>が跋扈してる時代はないんじゃないかと思えるなあ。:松井計氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/16170.html
2014/12/24 晴耕雨読


https://twitter.com/matsuikei

なんだかなあ、最近、政治も文化も社会状況も、垢抜けない話が多くなって、私はあまり、気に入りませんな。

垢抜けない、なんて口にすること自体が垢抜けないことではあるんだけど、その禁を敢えて犯したくなるほど、気に入らないことが増えましたよ。

なんでこうなったかね。

妙に息苦しい毎日ですよ。

私は尊皇主義者でも天皇主義者でもありませんが、最近の今上のお言葉を拝し奉ると、穏やかで安らいだ心境になりますよ。

こういう心境になるとごく自然に、皇室に対し奉り、その弥栄を念じ奉る気持ちになりますね。

これを読んだときは、恐ろしいなあ、こんな時代になるのはやだなあ、と子供心に感じたけど、反面、間違ってもこんな時代にはならないだろう、という安心感もあった。

でも、今は、その安心感が揺らぎ始めてますよ。

⇒山上たつひこ『光る風』 http://t.co/7e2HTXYMny

よくよく考えてみたら、NHKの経営委員や会長が、いくらなんでもムチャだからと、NHKに異議申し立てするために、地上波民放も、BSもCSも、全ての放送が見られないなんてのは、どう考えても理屈に合わねえ。

俺にも我慢の限度てものがあるぞ。

何が良識かを判断するのは、なかなかに難しい。

しかし、何が良識から外れているかを判断するのは、それよりもずっと容易だ。

私は、一部NHK経営委員の言動は、明らかに良識を大きく逸脱していると考える者です。

> え、百田尚樹氏は盛田隆二先生に喧嘩を売ったのかい!? もうあの人斜め上過ぎて言うことないわー。パヤオさんに喧嘩売ったのもたいがいだけど、パヤオさんはまだ異業種だからなあ…。同業の大先輩に喧嘩売るとか怖いわあ…。

> あれ、ブロックされると幸せになると噂の百田氏は、わたしのことをブロックしてくれないのか。

> 三宅雪子 議論が不利になると、いつも「悔しかったら、(俺ぐらい)本を売ってみろ」と最後勝ち誇ったように言う人がいるが、執筆業界では、本が売れている人が言うことが正しくて(発言権があり)、売れていない人は正しくないとかいう、世間とは違うルールでもあるのか?と毎回不思議に思う。

> 盛田隆二 ふぅ。百田尚樹ファンによる典型的なレスポンス。似た様な罵倒がよく飛んでくるが、どこかにテンプレでもあるんだろうか。 RT @rossimaik 失礼な書込みするから同じように返されるんだよ、一々くだらんケチつけるなよ。作家だったら百田以上の作品書いて見返せよ無理だろうけど、馬鹿メ 

> 盛田さんの作品って、だいたい百田さん以上だと思うんだけど。不思議なツッコミだなあ。

> 藤岡真 おれなんか「日本には個別的自衛権がありますよ」と助言したらブロックですもん。でも周囲にはなにもないのにいきなりブロックされた方多数。どこまで打たれ弱いんだ百田尚樹。あ、安倍晋三のことかと思った?

所詮は男と男の喧嘩は、最後は1対1なんだよ。

素のままの、人間としての力だけが頼りの1対1の喧嘩だあね。

だから、仮初めのfameやprestige、あるいはケツ持ちを持ち出してエバッてみたところで、何ほどの効果もありゃしないよ。

てめえの小ささをスピーカーで叫んでるようなもんだあね。

前から何度もツイートしてるけど、私は、<損・得>や<善・悪><正・邪>を行動規準にしたくないんだよね。

私の行動を律するものは、あくまでも<美・醜>がその基準でありたい。

その観点からいけば、今の時代ほど、<醜>が跋扈してる時代はないんじゃないかと思えるなあ。

自己はコントロールできるが、他者はコントロールできないわけですよね。

これは、ま、当たり前の話で。

なのに、ここでムリをするから、不必要な闘争が生まれる。

だからこそ、最大公約数的な良識というものが、社会には必要なのだと思いますよ。

考え方の違うもの同士が共存するための物差しが良識だ。

東京駅のSuicaの騒動なんか見るとね、金を払う立場になると居丈高になる人がいる、て見方も出来るけど、私は逆に、金を払う立場でないと自己主張できない人が増えたのではないかと感じるね。

そういう人は他の局面ではじっと我慢してるのかも。

いずれにしても、銭偏重社会のなれの果てではあるな。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/829.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 室井佑月「今の自民党とおなじくらい民主党がイヤ」〈週刊朝日〉
室井佑月「今の自民党とおなじくらい民主党がイヤ」〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141224-00000010-sasahi-pol
週刊朝日 2015年1月2‐9日号


 作家の室井佑月氏は、第2自民党のようになってしまった民主党はバラけて活動して欲しいという。

*  *  * 
 今日は12月9日。あと5日で、衆議院選挙の投票日だ。大手新聞社の調査によると、自民が300議席超えになるんだとか。

 みなさんの多くは消費税増税に反対で、憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使容認に反対で、特定秘密保護法に反対で、原発に依存しつづけるのは反対だって、ほかの調査では答えているのに。

 景気のことを考えれば、自民しかない? ほんとうにそうなのだろうか。

 12月8日付の日刊ゲンダイの記事に「1ドル120円、株価1万8000円は同じでも07年と14年こんなに違う」という記事があって、なんでも総務省の労働力調査などによると、正社員は143万人減り、平均年間給与も29万円減、1世帯あたりの金融資産の中央値(ボリュームゾーン)も100万円減少したという。なのに、物価は上がっているしな。

 少数の金持ちも増えているみたいだが、明らかに多数の庶民の生活は苦しくなっている。しかし、多くのみなさんの投票先は自民党。もうわけがわからん。

 いや、わかっていることもあるか。野党が今のままだと駄目だ。

 私事であるが、自民1強の今の政治が怖いからといって、とりあえず勝てそうな民主に入れるという選択は、非常に苦しい。だって、今の自民とおなじくらい民主党がイヤなんだもん。

 政権交代後、仲間割れをはじめ、だんだん第2自民党のようになってしまった民主党。マニフェストに書かれていない消費税増税を決行し、原発問題についても最後はぐだぐだであった。自民以上にタカ派の人間もいるし。

 今後、民主党は、党として議席を増やすことなど考えず、安倍自民に近い思想の人と、社民や共産に近い思想の人と、さっさとバラけて活動して欲しいよ。有権者として、そのほうがわかりやすいから。

 この国には、白黒どちらかというようなわかりやすい対立軸があるではないか。

 次の選挙は、原発推進、集団的自衛権の行使容認、憲法9条の改正、TPP賛成の人たちがグループAで、それらすべてに反対の人たちがグループBといった具合にわかりやすくならないもんか。

 その際、共産党もグループBと共闘して欲しい。ほんとうのグループBは我々なんです、といわれた日には、またまたわけわからなくなる。グループAじゃないからB、有権者のことを考え、とりあえずそうしてくれ。勝った後に、さらなる党の色を強調すればいい。

 A対Bにわかれれば反対か賛成かを書けばいいだけなんだから、マスコミも「中立・公平」についてイチャモンをつけられづらくなる。イチャモンの恐れがなくなったマスコミは、本気で選挙へ行くよう国民に呼びかけられるわな。

 A対Bのガチ勝負。党首討論も6時間ぐらいやって欲しい。殴り合い寸前までさ。投票率はバツグンに上がると思うけど、いかが?



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/830.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 第97代総理大臣に安倍晋三氏選出!24日夜に第3次安倍内閣を発足へ!第三次まで内閣が続いたのは僅かに7人だけ!
第97代総理大臣に安倍晋三氏選出!24日夜に第3次安倍内閣を発足へ!第三次まで内閣が続いたのは僅かに7人だけ!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-4927.html
2014/12/24 Wed. 15:57:33  真実を探すブログ



12月24日に衆議院本会議で第97代総理大臣に安倍晋三氏が選出されました。今夜にも第三次安倍内閣が発足し、本格的な政権運営が開始される予定です。戦後就任した33人の首相のうち、第3次内閣まで続いたのは僅かに6人だけで、安倍氏はこれで7人目となります。
*6人は吉田茂、鳩山一郎、池田勇人、佐藤栄作、中曽根康弘、小泉純一郎。


第三次安倍政権の大臣は第二次安倍政権のメンバーを引き継ぐ方針で、政治献金などで問題になった人だけは外すようです。江渡聡徳(あきのり)防衛相兼安全保障法制担当相は政治資金問題などから、中谷元・元防衛庁長官に交代となります。


それにしても、長期政権となった総理大臣の顔ぶれを見てみると、見事に親米派ばかりですね。日本は国と民間を合わせて、今まで1000兆円とも言われているほどの米国債を購入していました。日本の政治体制はあからさまな米国寄りで、それが外交の選択肢をかなり減らしています。
そのような意味で日本の経済と外交を縛っているのが親米派の首相たちであり、彼らが変わらない限りは、今後もこの方針は続きそうです・・・。


☆第97代総理大臣に安倍晋三氏選出
URL http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141224/k10014240561000.html
引用:
12月24日 15時13分
安倍総理大臣は、衆議院本会議と参議院本会議でそれぞれ行われた総理大臣指名選挙で、自民党と公明党などの支持を受けて、過半数を獲得し、第97代の総理大臣に選出されました。
:引用終了


☆安倍氏を首相に指名=衆議院
URL http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL3N0U62NQ20141224
引用:
[東京 24日 ロイター] - 衆議院は午後の本会議で、首相指名選挙を行い、安倍晋三首相(自民党総裁)を第97代首相に指名した。
安倍首相は参議院本会議でも指名される見通し。首相指名を受けて直ちに組閣を行い、同日中に自民党と公明党の連立による第3次安倍内閣が誕生する。安倍首相は、アベノミクス選挙と自ら位置づけた衆院選での勝利を受け、引き続き経済最優先で政策運営にあたる考えで、経済対策や来年度予算の速やかな編成、成立を図るため、第2次安倍改造内閣の閣僚を再任する方針。
:引用終了


☆長期政権樹立で改憲視野=第3次内閣は7例目−24日に首相指名
URL http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2014122300231
引用:
安倍晋三首相は24日に召集される特別国会で、衆参両院本会議での首相指名を受け、同日中に第3次安倍内閣を発足させる。2度の衆院選を乗り越えた安倍氏は長期政権樹立を見据えており、悲願の憲法改正に向けた環境整備の前面に立つ考えだ。戦後就任した33人の首相のうち、第3次内閣までこぎ着けたのは6人だけで、安倍氏は7人目となる。
:引用終了


☆第3次安倍内閣、今夜発足 防衛相に中谷氏、他は再任へ
URL http://www.asahi.com/articles/ASGDS335LGDSUTFK002.html
引用:
第188特別国会が24日、召集された。同日午後の首相指名選挙で安倍晋三首相(自民党総裁)が第97代首相に選出され、同日夜に第3次安倍内閣を発足させる。閣僚人事では、政治資金問題で野党側の追及を受けている江渡聡徳(あきのり)防衛相兼安全保障法制担当相を交代させ、中谷元・元防衛庁長官を起用する。他の閣僚は再任する方針だ。
:引用終了


☆内閣総理大臣の指名 《特別国会召集》【衆議院 国会中継】〜本会議〜


☆きょう特別国会召集 夜には第3次安倍内閣が発足(14/12/24)


☆特別国会召集 第3次安倍内閣、24日夜に発足へ(14/12/24)



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/831.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 過去の亡霊が次世代を名乗り、時代遅れの遺物がネットに頼る滑稽さ 2014年12月23日 古村治彦の酔生夢死日記
http://suinikki.blog.jp/archives/19116500.html

 古村治彦です。

 2014年12月14日に行われた総選挙で一党だけ大敗を喫した政党がありました。それは平沼赳夫氏率いる「次世代の党(The Party of Future Generations)」です。公示前には衆議院議員が19名いて、選挙には公認候補を48名擁立して、結果は小選挙区で2名の当選を出したのみで、比例区では誰も当選者を出すことができませんでした。比例区の票は全国で約141万票を獲得しましたが、その「人気」と「知名度」とは裏腹に惨敗を喫しました。

 参議院議員が6名いますので、現在でも政党要件を満たすことができますし、2016年改選議員が2名ですので、最悪当選者を出せなくても、衆参で6名の議員は確保できるので、少なくとも2019年までは何とか政党要件を満たして、政党助成金を受け取ることができます。

 大変皮肉だなと思ったのは、発信力がある議員たちが顔を揃えていながら、代表の平沼氏が「急な解散で知名度が不足していた」と総括していたことです。石原慎太郎、平沼赳夫、園田博之、藤井孝男、中山成彬、中山恭子、松沢成文、中田宏、山田宏などの大臣や地方自治体の首長を経験し、テレビや新聞などにも取り上げられる機会が多かった人々が集まっていたことを考えると、知名度不足などと言えるのだろうか、と首をかしげたくなります。これに加えて、お騒がせな人たちではありますが、田母神俊雄、西村眞吾といった人々もいた訳です。

 私は、知名度不足などではなくて、彼らの主張が全く有権者に受け入れられなかったことを素直に受け入れるべきではないかと思います。「ああいう人たちはあくまでトリックスターであるが、自分の一票を託せるような人たちではない」と多くの有権者が考えたのだと思います。ネット世論が何とも頼りないものであることを政治家たちはいつ気付くのでしょうか。加藤の乱以来、彼らは周囲が見えなくなると、ネット世論の身を盲信し、そして消え去っていきました。ネット選挙などというものは幻影に過ぎません。

 下に貼り付けた朝日新聞の記事は次世代の惨敗について詳しく分析しています。記事では、「保守の理念」に執着し、生活に密着した政策を打ち出せなかったことが惨敗につながったと分析しています。

 私は、次世代の党が「保守」なのかどうか疑問を持っています。保守という言葉の定義については語り出すときりがありません。しかし、私は次世代の党が有権者に「保守」であるとは認識されず、自民党の支持者を惹きつけることもできずに、「立ち枯れて」しまったのだと思います。また、今の自民党は政治の世界でぎりぎり許されるところまで右側に拡大しているので、自生台の党の生存できる空間は既に存在していませんでした。自民党の中に、「この人は次世代の党の方がお似合いなのに」という程度の低い政治家の数が多くなってきました。

 次世代の党の排外主義的、自民党を糺すとして公明党攻撃を始めたことに対して、有権者は警戒感を持ったのだと思います。「いくらなんでもこんな政党は面白おかしい分には構わないけど、勢力を持たせてはいけない」というバランス感覚が働いたのだと思います。多くの有権者たちが、「この人たちは、戦前、戦中に回帰しようと言っているのだ」と直感的に判断し、危険を察知して、選択肢から外したのでしょう。そうした中で140万の票を得たことは、大変なことですが、この政党を支持した有権者が140万以上もいたということは日本が衰退基調に入っていることを示しているのではないかと考えます。

 私はツイッターで「次世代の党は政界における在特会のようだ」と書いたことがありました。その在特会では、前会長の桜井誠氏が次世代の党に投じたと発表したそうです。この寮舎の共通点は、それぞれ政界と市民社会という自分たちがいたいと思う場所に自分たちの居場所がないということです。

 次世代の党に集まったのは、前回の選挙で落選すべき議員たちでした。日本維新の会を結党して、橋下徹氏の個人的な力を利用して、ゾンビのように生き返っただけの議員たちでした。今回、この橋下氏の個人的な風を起こす力を利用できなければ、結局落選するしかありませんでした。

 次世代の党は、ゾンビ議員たちが「辞世の句」を詠むための党だと言えると思います。若い議員の方々は彼らのお付き合いすることもないとは思いますが、好き好きですから仕方がありませんね。彼らの党名の英訳である「party of future generations」が何とも悲しく響いてしまいます。当選したのが70歳以上の大ヴェテランだけでしたから。

(新聞記事転載貼り付けはじめ)

次世代の党惨敗、ネット右派頼み限界 理念先行薄い政策

朝日新聞デジタル 12月20日(土)14時39分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141220-00000026-asahi-pol

 自民党の右に柱を立てる――国家や民族を重視する本格的な右派政党として衆院選に臨んだ次世代の党。インターネットで活発に発言する右派勢力などを頼りに、強い保守色を前面に出して戦った。だが、公認48人に対して当選は2人と惨敗。識者からは、保守の理念が先行し、生活に密着した政策に結びつけられなかったとの指摘が出ている。

http://livedoor.blogimg.jp/hfurumura/imgs/9/d/9dc77b3f.jpg

 選挙結果を総括した19日の次世代の党の会議。平沼赳夫党首は、落選議員らを前に「私の力が足らず、心から反省している」と頭を下げた。石原慎太郎最高顧問も「十分な応援ができなかった」と謝罪した。

 旧日本維新の会から分裂し、8月に結党した次世代の党は、平沼氏や石原氏ら自民党よりも保守的な理念を掲げる政治家の「オールスターチーム」の様相だった。衆院選では中国批判、慰安婦問題に加え、「根拠がない」との批判を浴びながらも、独自調査をもとに「在日外国人の生活保護受給率は日本人の8倍」などと訴え、「生活保護は日本人に限定」とする社会保障制度の抜本改革も公約に掲げた。

 次世代の選挙戦の象徴は、2月の東京都知事選で61万票を獲得した元自衛隊航空幕僚長の田母神俊雄氏だ。東京12区で公明党の太田昭宏国土交通相にぶつけ、支持母体の創価学会を徹底的に攻撃した。

 記者会見で田母神氏は「安倍晋三首相の足を引っ張る公明党を政権から分離させ、自民・次世代の連立政権を作らねば、日本は取り戻せない」と述べ、街頭演説でも徹底した公明党、創価学会批判を続けた。

 ネット上で発言する右派の支持を得ようと、積極的なネット戦略も展開した。「子育て犠牲にしてまでなぜ働くのか」「慰安婦問題はでっちあげ」など、「誰もが知らんふりするタブー」を斬るとして、キャラクター「タブーブタ」を一刀両断する動画を制作。動画の再生回数は30万回を超えた。

 ツイッターも自民、公明に次ぐ約1万2千フォロワーを獲得。「在日特権を許さない市民の会」(在特会)の桜井誠前会長が「期日前投票で小選挙区、比例ともに次世代に一票を投じてきました」とツイートするなど、右寄りのネット世論に浸透したようでもあった。

 しかし、ふたをあければ、わずか2議席。当選はいずれも強固な地盤を持つ平沼氏(岡山3区)と園田博之氏(熊本4区)のベテラン議員だった。目玉候補の田母神氏も東京12区で約3万9千票にとどまり、4候補中最下位。平沼党首は15日未明の会見で、「急な解散で党の知名度が不足していた」と語った。

(新聞記事転載貼り付け終わり)
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/832.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 普通の国は戦争をする国である(そりゃおかしいぜ第三章)
普通の国は戦争をする国である
http://blog.goo.ne.jp/okai1179/e/a2b905fe357cd8a0032e57ded3b9e63f
2014-12-22 そりゃおかしいぜ第三章


安倍政権が軍事政権だとか、軍事化しているいう批判に対して、政権内で戦争を望んでいる者はいないという反論がある。誰が戦争をしたいと言っているという類の反論である。先日も本ブログ対して、匿名の同質のコメントがあった。誰も戦争は望んでいない、むしろ戦争をしないために取り組んでいるというものである。

それは歴史を知らない、あるいは政治の本質を踏まえることのない発言と言える。安倍政権内の人物や、自民党の国会議員でもそう思っているに違いない。

先日本ブログで太平洋戦争の宣戦布告を紹介したが、日本は平和のために、反撃をすると宣戦布告している。米英が平和を乱しているというのである。

その当時でさえ、軍部はともかく国会議員には戦争を望む者などいなかった。少なくとも表面上であるがである。鬼畜米英何するものぞという程度か、あるいはまったくの国際情勢に無知なものが勢いづいたものである。中国と戦争状態に入った近衛文麿ですら、暴支を懲らしめるためにやむを得ないというものである。半年で終わるとまで宣言していた。中国に対する、上から目線で、教育程度に思っていた節がある。

戦後日本の憲法はこうした、権力者が暴走するのを抑えるための条文を並べたものである。私は平和主義者だと、恥ずかしくもなく公言する安倍首相は憲法が禁止しする権力者の危険性を十分すぎるほど備えている。

武力による制圧は、非人道的な悲しみと憎悪を産むに過ぎない。アメリカが、色んな意味で良い例である。銃口から平和が生まれるなら、世界最大の武力を示威するアメリカは最も平和でなくてはならない。

中国は経済成長を背景に、驚異的な軍事増強によって平和になるどころか、国内外で紛争の種をまき散らしているだけである。そして彼らはは異口同音に、相手国の非を問い自らの正当性を主張する。別の言い方をすれば、自衛のためにやむを得なかったというのである。自衛権の行使である。もう地球上では、100年以上にわたって自衛以外の戦争理由は存在していない。

軍事国家に変貌したところで、それが普通の国という主張もある。戦争や紛争は普通の国がやるのである。日本は憲法でそれを禁じている。安倍首相はそれを言葉上で言い換えて、軍事国家への道を歩もうとしているのである。戦争が出来る国に変貌させようというのである。

普通の国になるのが何が悪いというのである。普通の国は国益などを理由に戦争をするのである。戦争は殺人行為であり、さらなる武力行為の理由を産むだけである。日本はそうした国なって欲しくないのである。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/833.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 「アベノリベラル狩り」が始まった(田中龍作ジャーナル)
「アベノリベラル狩り」が始まった
http://tanakaryusaku.jp/2014/12/00010492
2014年12月24日 19:06 田中龍作ジャーナル



安倍首相。自分と異質な考えの持ち主は徹底的に排除する。独裁者特有のキャラと言えよう。=11月28日、新宿 写真:筆者= 


 「殺人団体の革マル派が浸透しているJR総連、JR東労組から枝野(幸男)議員が800万円の献金を受けている。由々しき問題ではないか」―


 10月30日、安倍首相が衆院予算委員会で絶叫した直後、総務省に民主党の田城郁参院議員(比例区)の政治団体(参院比例区第78総支部)に関する情報開示請求が出された。総務省は請求者を明らかにしていない。


 請求内容は平成23年、24年分の少額領収書についての情報開示だ。


 田城議員は安倍首相が問題視するJR東労組の組織内議員だ。保守系の週刊誌が喜んで飛びつきそうな対象である。



横領の元秘書を告訴したことについて記者会見する田城郁議員。=24日、参院会館 写真:筆者=


 11月4日、総務省から情報開示命令を受けた田城議員の政治団体が領収書を調べたところ、平成23年〜平成25年の3年間で1,100万円の業務上横領が見つかった。


 横領したのは田城議員の公設第2秘書である安川登氏(55歳)。田城議員は22日、安川秘書を業務上横領罪で東京地検に告訴した。安川氏は8月末で事務所を退職している。(以上、田城議員の記者会見による)


 安倍首相は先の選挙期間中、枝野幹事長の地元(埼玉5区)に乗り込んだ。


 産経新聞によれば前日、安倍首相は「ありったけの日の丸の小旗を用意しろ。過激派の支援を受ける枝野幸男の地元に日の丸を はためかせる んだ」と周辺に指示した。当日、大宮駅前は日の丸の小旗で埋め尽くされた。(以上、産経新聞より)


 衆院予算委員会で革マル派とからめて枝野幹事長を罵倒した直後に、JR東の出身議員に情報開示請求をする。それも少額領収書の。


 安倍首相周辺は仇敵の枝野幹事長を叩くための足場を作ろうとして、JR東出身の田城議員を叩こうとしたともとれる。


 田城議員は沖縄基地問題、広島の平和運動、ヘイトスピーチ問題などに熱心に取り組むリベラル派議員である。安倍首相にとっては気に入らないタイプの政治家だ。


 公安事件につきまといがちな こじつけ だが、保守系週刊誌や右系ネットメディアの扇動に乗せられないよう注意深く読み解く必要がある。


 開示請求は田城議員の他に原発の再稼働に反対する衆院議員などに対しても出されていた。猫の手も借りたい選挙期間中だった。




http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/834.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 小学校と中学校で習った経済知識で考えてみる  古村治彦の酔生夢死日記
http://suinikki.blog.jp/archives/19075816.html

2014年12月24日

 古村治彦です。

 今回は経済のお話を書きたいと思います。私は経済学が苦手です。大学の経済学の授業でも半分寝ていたような人間です。ですから、経済の話は避けていたのですが、今回挑戦してみたいと思います。まずは思い出話から始めたいと思います。

 私が小中高時代を過ごしたのは、1980年代から1990年代にかけてです。私は九州の地方都市で育ちました。大人たちとは全く別の子供の世界、大人たちの顔を曇らせたり、笑顔にしたりするものと言えば、テレビのニュースでした。私が小学校時代に、久米宏司会の「ニュースステーション」が始まりました。それまでのニュース番組とは何か違うな、面白いなと思って大人たちと一緒に見ていました。フィリピンの民主化や第二次天安門事件など固唾を飲んで見守っていたことを思い出します。

 そんな中で、大人たちがいつも話をしているのが景気の話でした。バブルが始まる前兆があったのでしょう。地方都市の公務員の家でも株の話が出るようになりました。「●●さんはNTTの株を買って大儲けしたらしい」なんてことを聞いていました。

 ニュース番組の最後には、東京証券取引所の平均株価、そして円ドルの為替レートがいつも流されていました。株価が上がれば大人たちは喜んでいました。それでも子供ながらに不思議なことがありました。「円安、円高」という言葉でした。「238円から237円になったのに、“円高”になったと言って大騒ぎする」大人たち。数字が小さくなっているのに「円高」ってなんなのだろうか?と思って親に聞いても、子供に分かるように説明してくれませんでした。

 それでも小学校の高学年になって少し知恵がつくと、「価値」というものが少しわかるようになり、そして、日本という国が「加工貿易」で世界の中でも豊かな国となっていると習うようになりました。時代は、日米貿易戦争で、日本製の自動車やラジオがハンマーで壊されていました。

 「日本は原材料を輸入して、それをテレビ、ラジオ、自動車、船、鉄鋼などに加工して、それを輸出してお金を稼いでいる」ということを習いました。そして、「円安だと輸出した先の国で製品が安く売れる」ということも分かりました。だから、円が少しでも高くなると、自分たちのせいではなくて製品の値段が上がるから円安が良いのだ、ということを理解できるようになりました。そして、得意げに友達にこのことを説明していました。今から考えると、汗顔の至りです。

 私たちの世代くらいまでは、「日本は加工貿易の国で、円安は良くて、円高は悪い」ということをある意味刷り込まれてきたと言えると思います。「日本は世界中に工業製品を輸出してお金を稼いでいる。輸出あってこその日本なのだ」ということを私たちは教えられてきました。確かに世界各国に行って日本人と分かれば、その国の人たちから「ソニーの製品は素晴らしいね」「トヨタの車は故障がなくて良く走るよ」と賛辞を寄せられることが多いです。自分は全く関係ないのだけれど、それは別にして嬉しくなることは事実です。

 しかし、日本はどうも「輸出主導型経済」ではなくなっているようです。1960年代からの奇跡の高度経済成長の幻影はあるのですが、日本は先進国となり、製造業ではなく、サーヴィス業がその割合をどんどん増やしているようです。

※厚生労働省の報告書のアドレス↓

http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/roudou/13/dl/13-1-4_02.pdf

※2013年10月7日付東洋経済オンライン 野口 悠紀雄(早稲田大学 ファイナンス総合研究所顧問)「輸出主導型ではなくなった日本経済 リーマンショックから5年、世界はどう変わったか」のアドレス↓

http://toyokeizai.net/articles/-/20873

 もちろん、日本の製造業がこれからも頑張ってもらいたい、海外で売れる製品を作ってもらいたい、外貨を稼いできてもらいたい、というのはそうなのですが、新興諸国の追い上げということも考えていかねばなりません。

 そうなると、「輸出(外需)主導」ではなく「内需主導」型経済ということになりそうです。ただ、内需主導経済で経済の規模が大きくなるのかということは分かりません。ですから、外需に偏っていたものを内需にしていくということなのだと思います。また、内需主導経済というのはよく分からないものです。

 それでも現在の日本は、アベノミクスで株価は上がっています。そして、円安によって企業の売り上げは良くなっていると言われています。しかし、円安によって輸入品の値段が上がり、物価はどんどん上昇しており、給料の伸びが追いついていない状況です。株価が上がっても、株式を頻繁に取引する人たち以外にはまず関係のない話です。日本国民の8割以上は株式取引をしたことがないのです。

 「円安にして輸出を増やす」ということも、今の日本では難しいです。なぜなら、1980年代から円高基調になって、各メーカーは生産拠点を海外に移しているからです。日本国内にも製造工場がありますが、日本列島全体が生産工場ということはありません。円安で輸出を増やすということはできるはずがありません。

 また、日本人の人件費も高度経済成長のおかげで伸びていきました。どんどん豊かになりました。簡単に言えば、昔は日本人の給料は世界に比べても安くて、その上高品質の製品を作ることができたので、低価格で良いものを世界中に売りまくることができました。しかし、今は人件費が上昇し、円安をいくら進めてもそこまで低価格にはできないのです。

 それでは、円安で輸出を増やすということをやるためには何が必要になるかというと、低賃金で働く人々です。アメリカにおける移民の立場はまさにそうです。しかし、日本ではなかなか移民受け入れは難しいのが現状です。そうなると低賃金層は日本国民の中に作らねばなりません。

 現在のアベノミクスがやろうとしていることは、低賃金層を生み出そうということです。お金持ちがいきなり低賃金層になることはありませんから、中間層から脱落していく人たちが増えていきます。低賃金で働かざるを得なくなる人たちが増えていきます。

 私がこの部録の記事で指摘したように、中間層は民主政治体制(デモクラシー)にとって重要な要素となります。中間層がいなくなれば、民主政治体制は脆弱になります。

 若者の非正規雇用やマイルドヤンキーといった現象はこうした中間層がいなくことを示しています。お金持ちと貧困層の二極化が進みます。そして、貧困層は政治になど関心を持たなくなります。そうなれば支配者層とつながるお金持ちたちに都合の良い支配体制となります。それが自民党の一強多弱時代です。

 マルクスの理論では、資本主義がどんどん発展していくと、格差が拡がり、労働者(プロレタリアート)階級がブルジョア階級を倒す階級闘争(クラス・ストラグル)にまでいくということになります。しかし、現在の日本では、そうした自分の状況に関心を払うことも、政治に関心を払うこともできない状況になっています。また、低賃金層の団結も妨げられ、孤立化も進んでいます。

  私は、財政の再配分機能を利用して、つまり、人々の家計にお金が直接入るような政策を行うことを支持します。

 今回の総選挙で自民党の一強時代はしばらく続きそうです。そうなれば、日本はますますお金持ちと低賃金層の二極化、中間層の脱落が進んでいくことになります。そうした状況を変えるためにも、野党勢力にはしっかりとしていただきたいと思います。

(週刊誌記事転載貼り付けはじめ)

安倍自民大勝もアベノミクスが落とし穴

(週刊朝日 2014年12月26日号掲載) 2014年12月19日(金)配信

http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/asahi-20141219-2014121700087/1.htm

http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/asahi-20141219-2014121700087/2.htm

 選挙で予想通りに大勝した自民党は、来週にも新内閣を発足させ、向こう4年間の長期政権をスタートさせる。

 憲法改正まで見据え、着々と足場を固めていく安倍首相。だが、今後の政権運営には、多くの落とし穴が待ち構えている。まずは年明けにも想定される原発再稼働だ。

 今回の衆院選で首相はあまり触れなかったが、九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県)は早ければ2月にも、再稼働する。他の原発も原子力規制委員会の基準を満たせば再稼働していく。

 今年7月の集団的自衛権行使を認めた閣議決定に沿った安全保障関連法案も来年の通常国会に提出される。自民党の高村正彦副総裁は「すぐに安保法制の大枠を作る作業に入りたい」と話しており、作業を加速させる考えだ。

 関連法案の審議の時期は統一地方選後になりそうだが、自衛隊がこれまでより危険にさらされるだけに、国会の内外で再び大きな反発が起こることも予想される。

 安倍首相が政権公約集の表紙に掲げた「景気回復」も足元は心もとない。

 選挙期間中、今年7月から9月までのGDPの改定値が発表されたが、速報値の年率マイナス1.6%からマイナス1.9%に下方修正。4月の消費税8%への増税は、結果として内需を冷え込ませ、予想以上に深刻になっている。

 自民党ベテラン議員は言う。

「アベノミクス3本目の矢の成長戦略も妙案がなく、みな困り果てています。すでに掲げた医療・雇用の規制緩和や農業改革などは、自民党の支持団体の抵抗にあってスムーズに進んでいない。

1月以降に景気回復が進まなければ、国民の期待は一気に怒りに変わるでしょう。統一地方選にも打撃となります」

 同志社大学大学院の浜矩子教授は「来年1月以降の経済はさらに厳しくなる」と予測する。

「消費や設備投資は低調で、どの指標を見ても景気上昇のきっかけが見られない。物価上昇の影響で実質所得もマイナスになっている。円安で輸入製品の価格が上がり、生活コストも上昇しています。これでは消費が伸びるはずがありません。実際に痛みを感じている中低所得者層に直接、働きかけることをしないと、経済はなかなか回復しない」

※週刊朝日  2014年12月26日号より抜粋

(週刊誌記事転載貼り付け終わり)

(終わり)
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/835.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 安倍首相が目論む戦前回帰とはウォール街が支配する天皇制国家で、昭和天皇は実際に支配者だった(櫻井ジャーナル)
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201412240000/

2014.12.24

 12月14日が投票日だった衆議院選挙の結果、自民党と公明党は圧倒的な議席を維持した。日本全体でも個別の政策に関して国民が支持しているわけではなく、投票率も戦後最低の52.66%にすぎず、比例代表で自民党が得票したのは17.44%、与党合計で24.66%であり、小選挙区の場合、自民党は25.33%、与党全体では26.09%。

 これで圧勝と呼ぶべきでないと主張する人もいる。野球で完敗したチームが、得点は圧倒されているものの、安打数では勝っていると強がるようなもので、選挙は議席数を争うものだということを忘れた議論。ともかく自民党と公明党は公示前と同じ326議席を獲得し、その議席率は68.63%に達した。「2年間の安倍政権に信任をいただいた」とは言えないが、圧勝したのだ。

 今後、その議席数を利用して安倍晋三政権は自国の経済を破綻させ、社会を破壊し、国民と国土を侵略戦争を続けるアメリカに差し出す政策を打ち出してくるだろう。第2次世界大戦の前、1932年までと似たようなことをするということだ。

 近代日本は明治維新で始まると言えるだろうが、徳川体制の転覆にイギリスが関与していることは否定できない。そのイギリスは18世紀の後半から生産の機械化を進めたものの、巨大市場だった中国で売れない。商品として魅力がなかったということだが、逆に中国の茶がイギリスで人気になって大幅な輸入超過。この危機を打開するためにイギリスは中国へ麻薬(アヘン)を売ることにしたわけだ。

 当然、中国側はアヘンの輸入を禁止しようとする。そこでイギリスは1840年に戦争を仕掛けて香港島を奪い、上海、寧波、福州、厦門、広州の港を開港させたうえ、賠償金まで払わせている。これ以降、香港はイギリスやアメリカが東アジアを侵略する重要な拠点になった。

 1856年から60年にかけてはアロー号事件(第2次アヘン戦争)を引き起こし、11港を開かせ、外国人の中国内における旅行の自由を認めさせ、九龍半島の南部も奪い、麻薬取引も公認させた。

 イギリスが行った「麻薬戦争」で大儲けしたジャーディン・マセソン商会は1859年にトーマス・グラバーを長崎へ派遣し、彼は薩摩藩や長州藩など倒幕派を支援することになる。その邸宅は武器弾薬の取り引きにも使われた。

 1863年には「長州五傑」とも呼ばれる井上聞多(馨)、遠藤謹助、山尾庸三、伊藤俊輔(博文)、野村弥吉(井上勝)が藩主の命令でロンドンに渡るが、その手配を担当したのもグラバー。渡航にはジャーディン・マセソン商会の船が利用された。こうしたイギリスを後ろ盾とする人びとが作り上げた明治体制は「現人神」の天皇を頂点とする一種の宗教組織で、当初の天皇は飾り物にすぎなかった。

 廃藩置県の後に琉球藩をでっち上げるという不自然なことをした後、日本は台湾、朝鮮半島、中国というように侵略していくが、その背後にはイギリスやアメリカの影が見え隠れする。日露戦争で日本はウォール街のジェイコブ・シッフから資金を調達、ウォール街と結びついていたシオドア・ルーズベルト大統領の仲介で何とか「勝利」している。

 関東大震災の復興資金をJPモルガンに頼った日本はウォール街の強い影響下に入るのだが、1932年にその関係が揺らぐ。この年に行われた大統領選挙でJPモルガンをはじめとするウォール街が支援していた現職のハーバート・フーバーが破れ、ニューディール政策を掲げるフランクリン・ルーズベルトを選んだのである。

 フランクリンは巨大企業の活動を規制して労働者の権利を認めようとしていただけでなく、ファシズムや植民地に反対する姿勢を見せていた。親戚だというだけでシオドアとフランクリンを同一視するのは大きな間違いだ。

 そこで、ウォール街は1933年にクーデターを準備し始めるのだが、この事実は名誉勲章を2度授与された海兵隊の伝説的な軍人、スメドリー・バトラー退役少将の告発で発覚する。計画についてバトラー少将から聞いたジャーナリストのポール・フレンチはバトラーに接触してきた人物を取材、コミュニストから国を守るためにファシスト政権をアメリカに樹立させる必要があると聞かされたという。これも議会の記録に残っている。

 皇室とウォール街を結ぶ重要なパイプだったのがジョセフ・グルー。1932年から41年まで駐日大使を務め、戦後はジャパン・ロビーの中心的な存在として日本の「右旋回」、つまり戦前回帰を主導した人物だ。

 このグルーの親戚、ジェーン・グルーはジョン・ピアポント・モルガン・ジュニア、つまりモルガン財閥総帥の妻。また彼の妻、アリス・ペリー・グルーは大正(嘉仁)天皇の妻、貞明皇后(九条節子)と華族女学校(女子学習院)で親しくなっている。言うまでもなく、昭和天皇は貞明皇后の子どもであり、昭和天皇はウォール街と結びついていたということにもなる。

 戦後、「日米同盟」の仕組みを作り上げる上で昭和天皇が重要な役割を果たしていたことを豊下楢彦教授は明らかにしたが、その背景にはこうした事情もあった。吉田茂首相とマッカーサー司令官ではなく、天皇とワシントンとの間で軍事同盟の青写真が描かれていったのである。「悪いのは全て軍部だった」で内部官僚をはじめとする役人、学者、新聞記者などは責任を回避、その結果が現在の日本につながっている。
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/836.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 維新、江田新代表主導で「民主」巻き込みか 橋下氏辞任で「100人新党」加速(ZAKZAK)
維新、江田新代表主導で「民主」巻き込みか 橋下氏辞任で「100人新党」加速
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20141224/plt1412241527004-n1.htm
2014.12.24 夕刊フジ



党役職を辞任した橋下徹氏(右)と松井一郎氏は、それぞれ最高顧問と顧問に就いた =23日午後、都内のホテル


 橋下徹大阪市長が維新の党の共同代表を辞任したことで、党内では、単独で代表を務めることになった江田憲司氏の影響力が強まりそうだ。「大阪都構想」をめぐり民主党と対立する橋下氏が国政の表舞台から退き、江田氏が思い描く民主党との合流論議が活発化する可能性も出てきた。


 「(衆院選で)国民から自民党に代わりうる選択肢だと認めていただけなかった。民主党を含めた野党全体の問題だ。政権を託すに足る政党作りに、力を合わせよう!」


 江田氏は23日の党両院議員総会で、民主党を巻き込んだ野党再編への強い意気込みを示した。


 これに先立って開かれた執行役員会で、橋下氏と松井一郎幹事長(大阪府知事)が辞任した。


 橋下氏が辞意を表明したのは、都構想に専念する姿勢を地元に示すためだが、「再編論議を加速させたい」という思惑もあった。橋下氏に近い若手は「以前から橋下氏は、民主党を巻き込んだ100人規模の新党結成を訴えていた。そのためには『代表を江田氏に一本化した方がいい』と考えたのだろう」という。


 江田氏は「(官公労以外の)民間労組にはあまり違和感はない」などと柔軟姿勢をアピールしており、今後、統一会派などの形で民主党との連携を模索するとみられる。


 維新は衆院選で、選挙前とほぼ同じ41議席を獲得したが、党内の勢力図は変化している。別表の通り、旧日本維新の会系が減り、旧維新系でも旧結いの党系でもない“党内第三極”ともいえる議員が加わった。


 橋下氏に近い議員が相対的に減ったことは、江田氏が発言力を強めるのに好都合のようだが、新勢力が誕生して党内が混乱する危険もはらむ。


 実際、衆院選直前に加わった初鹿明博氏は、都構想を「行革に反する」などとブログで批判し、大阪選出の議員から問題視する声が出ている。生活の党の小沢一郎代表に近かった「アクの強そうな面々」(旧結い系若手)が維新入りしたことも、党の体質が微妙に変化しかねないといえる。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/837.html

記事 [政治・選挙・NHK176] TBS社員のホテル代負担 自民・沖縄参院支部[産経ニュース]
TBS社員のホテル代負担 自民・沖縄参院支部
http://www.sankei.com/affairs/news/141224/afr1412240034-n1.html

 元内閣府政務官の島尻安伊子参院議員(49)が代表を務める政治団体「自民党沖縄県参院選挙区第2支部」が、取材で出張していたTBS社員の昨年6月のホテル宿泊代を、政治活動費から支出していたことが24日、政治資金収支報告書や関係者への取材で分かった。

 取材経費を政権与党が負担したことになり、TBS広報部は「不適切と判断したので、代金を24日までに支部に支払った。今後は記者教育を徹底する」と話している。

 収支報告書や情報公開請求で入手した領収書の写しによると、同支部の政治活動費の項目にある「組織活動費」に、昨年6月24日付で「記者宿泊代」として1万5千円がカヌチャベイリゾート(同県名護市)に支払われたとの記載がある。

 この日付は、安倍晋三首相や外務、防衛両相らが参加して同県糸満市で開かれた沖縄全戦没者追悼式の翌日。参院選を翌月に控えていた。

[産経ニュース 2014/12/24]
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/838.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 選挙では勝利したが、新内閣の新鮮さは全く感じられず、期待感は持てない。(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201412/article_23.html
2014/12/24 20:40

今日から、第3次安倍内閣が発足した。これから、自公に投票した国民も、自民党のやりたい放題を覚悟しなければならない。後4年間解散しなければ、小泉元首相の在職期間を超えるだろう。

消費税増税は全て国民の社会補償に充てると言っていたが、年金などの議論は国会で聞いたこともない。また野田元首相と約束した議員削減もやっていない。まず一番にやったことは、特定秘密保護法、集団的自衛権の閣議容認である。前回選挙前に言っていた、TPP反対、原発反対は全く反故にされ、法人税減税だけは着実に遂行した。

安倍内閣発足初日に、東京新聞に批判的な記事が出ている。発足を受けて、内閣支持率が発表されるが、ご祝儀相場の60%、70%の支持率は出ないように思う。選挙前の支持率は47%程度あるが、抜き打ちの解散で支持率は上がらないと思っている。解散で何か変わったかというと何も変わっていない。内閣の顔ぶれも変わらず、新鮮さはまるでない。単に、あと4年の担保を取っただけである。しかし、このままの政治を続ければ、支持率はさらに下がり、運営自体が成り立って行かなくなると考えている。


安保、再稼働不支持根強く 強気の政権もろさも
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014122402000220.html

 二十四日午後に発足する第三次安倍内閣。二年前に就任した安倍晋三首相の在任期間はこの日で七百二十九日となり、二十六日には三年目に入る。二〇〇〇年以降の歴代内閣では小泉純一郎首相に次ぐ長さで、第一次内閣を含めた通算の在任期間は千九十五日となった。第三次内閣を発足させたのも小泉氏以来だ。 

 首相本人からも強気な言動が目立つ。衆院選翌日の記者会見では「われわれが政権をとった以上、公約の中身を進めていく責任がある」「この道をぶれることなく、しっかりと真っすぐに進んでいく」と、安倍路線の加速を宣言した。

 しかし、その強さは、世論の支持を伴っておらず、もろさと背中合わせだ。

 衆院選直後、共同通信社が行った世論調査では、内閣支持率は46・9%で、不支持率の45・3%とほぼ拮抗(きっこう)。七月に集団的自衛権の行使を容認した安倍政権の安全保障政策も、不支持が55・1%で、支持の33・6%を大きく上回った。首相が「国民的理解と支持を深め広げていく」と語る改憲でも、反対(50・6%)が賛成(35・6%)を引き離す。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/839.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 安倍首相が高級寿司店で大手新聞、テレビ局の幹部たちと“祝勝会”!? (リテラ)
            マスコミ幹部との会食を重ね、メディアも牛耳る安倍首相


安倍首相が高級寿司店で大手新聞、テレビ局の幹部たちと“祝勝会”!?
http://lite-ra.com/2014/12/post-733.html
2014.12.24. リテラ


 自公圧勝の衆院選を受けて、第3次安倍内閣が発足した。特別国会は26日に閉会するが、年明け早々から集団的自衛権行使の関連法案審議や原発再稼働に向けた動きが加速するのは確実で、これまで以上に厳しい監視と追及が必要だ。

 だが、今後も新聞、テレビ等の大手マスコミには全く期待できないだろう。つい最近も、それを思い知らされるような出来事があった。

 選挙から2日後の12月16日、夜7時頃のことだ。西新橋にある寿司店の個室にご機嫌な様子の安倍首相の姿があった。周りを囲むのは自民党重鎮や側近ではない。時事通信の田崎史郎解説委員、朝日新聞の曽我豪編集委員、毎日新聞の山田孝男特別編集委員、読売新聞の小田尚論説主幹、日本経済新聞の石川一郎常務、NHKの島田敏男解説委員、日本テレビの粕谷賢之解説委員長といった、新聞紙面やニュース番組で名前や顔を見かける面々……。そう、この日、日本を代表する大手マスコミの政治報道のエキスパートたちが安倍首相に“ご招待”を受けていたのである。

 この店はひとり1万5千円かかるという高級寿司店。およそ2時間半もの間、彼らは寿司に舌鼓をうちながら会食を続けたというが、この会合を唯一批判的に取り上げた「しんぶん赤旗」(12月18日付)にはマスコミ幹部たちのこんな様子が描かれている。

「首相との会食を終えて、おみやげを持って出てきたマスメディア関係者の多くは足早にタクシーへ。
 テレビ番組のゲストでおなじみの田崎史郎時事通信解説委員が最後に出てきて、店外で待っていた記者8人に簡単なブリーフィング。(略)『完オフ』(完全なオフレコ)が条件の会食とされ、何が話し合われたかは語りませんでした」

 取材内容を一切表に出せない「完オフ」なのに、わざわざ高級な寿司店に集まり、おみやげまでもらい……。これでは、政治記者による衆院選自民党圧勝の祝勝会、いや安倍首相による「ご褒美の会」と受け取られてもしようがないだろう。

 しかも、こうした安倍首相とマスコミ幹部との会食は今回だけではない。この2年間、異常というべき回数の食事会が開かれているのだ。

 たとえば、今年の5月には同じ店で同様の顔ぶれで会食がもたれているし、昨年12月には立て続けに2回にわたって、政治部幹部や解説委員との食事会が開かれた。

 もっと多いのが、マスコミの経営トップとの会食だ。この2年間でわかっているだけでも、読売新聞の渡邉恒雄会長、産経新聞の清原武彦会長、熊坂隆光社長、日経新聞・喜多恒雄社長、毎日新聞の朝比奈豊社長、共同通信の石川聡社長(当時)、福山正喜社長、時事通信の西沢豊社長、フジテレビの日枝久会長、日本テレビの大久保好男社長、テレビ朝日の早河洋会長、吉田慎一社長、そして朝日新聞の木村伊量社長(当時)など、ほとんどの新聞、テレビトップと会食をしている。

 しかも、一度や二度ではない。読売・渡辺会長とは5回、産経・清原会長、熊坂社長とは3回、共同通信・福山社長とも3回、盟友であるフジ・日枝会長とは7回の会食にゴルフ旅行2回、合計するととにかく毎月1〜2回はマスコミ幹部と会食しているのだ。

 もちろんお店はいずれも超高級料理店。たとえば、今年1月29日にフジテレビ日枝久会長、菅官房長官、茂木経済産業相と会食した浅草の鳥料理店「野鳥 鷹匠 壽」は「週刊新潮」によれば、レアな部位を提供する高級店で、ひとり2万円前後。2013年12月に産経の清原会長、熊坂社長と会食した超高級フランス料理店「オテル・ドゥ・ミクニ」もひとり3万円が相場だといわれている。

 繰り返すが、この回数は、歴代の首相と比べて異常な多さだ。テレビ局各社への通達や、批判報道への恫喝など、メディアへの強硬姿勢ばかりがクローズアップされる安倍首相だが、裏では、こういった懐柔策でメディアをがっちり取り込んでいるのである。

 しかし、情けないのは、こうした誘いに疑問を持つどころか嬉々として応じているこの国のマスコミの体質だろう。

 改めて言うまでもないが、マスコミの最大の役割は「権力に対するチェック」にある。欧米など先進国の独立メディアは現職の大統領や首相と個人的ともいえる接触を自主的に避ける。そうでなければ報道の公平公正が保てないばかりか、権力と癒着していると読者、視聴者からの信頼を失うからだ。

 だが、日本を代表するほぼ全てのメディア幹部にとって、そんな原則は我関せず、らしい。呼ばれれば、尻尾をふって食事会に馳せ参じ、官邸の意向をくんで現場に圧力をかける。こんな幹部が居座っているわけだから、新聞やマスコミが政府の宣伝機関になってしまっているのは当然といえるだろう。

 つくづく、この先の展開がおそろしくなる。

(野尻民夫)


http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/840.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 首相指名 小沢一郎代表ら生活の党の全員が民主党の岡田代表代行に投票 亀井静香氏は次世代・平沼党首へ (時事)
 24日の衆参両院本会議での首相指名選挙で、生活の党は小沢一郎代表ら衆参4人全員が民主党の岡田克也代表代行に投票した。 

 衆院では無所属のうち、自民党への入復党を希望している山口壮、長崎幸太郎両氏が安倍晋三首相に投票。亀井静香氏は次世代の党の平沼赳夫党首に投じた。

 共産党は衆院で志位和夫委員長を含む3人が欠席した。同党によると、志位氏と塩川鉄也氏がインフルエンザにかかり、衆院選期間中にくも膜下出血の手術を受けた笠井亮氏が療養中のため。

 参院では、旧みんなの党から分かれた「無所属クラブ」の4人は全員が白票を投じ、「日本を元気にする会」の6人は、安倍氏2票、松田公太氏2票、山田太郎氏1票、白票1だった。(2014/12/24-20:03)

時事ドットコム:生活は岡田氏に投票=首相指名
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014122400853
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/841.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 安倍首相の裏の顔とマスコミとの癒着(素人から見た政治と世の中の疑問)
安倍首相の裏の顔とマスコミとの癒着
http://ameblo.jp/masashige9136/entry-11968492130.html
2014年12月24日 17時46分01秒 素人から見た政治と世の中の疑問


安倍首相は今回の総選挙で300議席以上取れなかったので、幹部に当たり散らしました。

単独で過半数をとって、自民党単独で、憲法改正を優位に進める予定が、公明党や共産党が議席を伸ばし、賛成派の次世代の党が大敗北し、情勢は不利になったので、周りにも怒鳴ったり、当たり散らしているようです。

安倍首相の大事な決断の時は必ず、お母さん(岸元首相の娘)と食事をするようです。岸元首相の思いを受け継いでいるのでしょう。

他には、時事通信の幹部や田崎氏とも選挙前には選挙対策で会食しています。

選挙前は頻繁に民放各局で、頻繁に田崎氏の安倍応援コメントや解説を聞かされたかわかりません。マスコミは政権与党がお客様です。分かりやすい仕組みです。

どのマスコミは選挙前に自民党単独で300議席以上と、大きく報道しました。

殆どの、若者や無党派の有権者が自民党政権継続確定だと思い、選挙に行かなくする戦術でした。

見事に、多くの国民はその策略にハマりました。

マスコミを鵜呑みにする国は日本だけです。

国民1人1人が政治を真剣に見るようにしないと、本当にこの国は近い将来滅んでしまいます。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/842.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 生活は岡田氏に投票=首相指名(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014122400853


 24日の衆参両院本会議での首相指名選挙で、生活の党は小沢一郎代表ら衆参4人全員が民主党の岡田克也代表代行に投票した。 
 衆院では無所属のうち、自民党への入復党を希望している山口壮、長崎幸太郎両氏が安倍晋三首相に投票。亀井静香氏は次世代の党の平沼赳夫党首に投じた。

 共産党は衆院で志位和夫委員長を含む3人が欠席した。同党によると、志位氏と塩川鉄也氏がインフルエンザにかかり、衆院選期間中にくも膜下出血の手術を受けた笠井亮氏が療養中のため。

 参院では、旧みんなの党から分かれた「無所属クラブ」の4人は全員が白票を投じ、「日本を元気にする会」の6人は、安倍氏2票、松田公太氏2票、山田太郎氏1票、白票1だった。(2014/12/24-20:03)


http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/843.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 「日本ほど大手メディアが権力と癒着し、広報機関化している国は、先進国ではありません:兵頭正俊氏」
「日本ほど大手メディアが権力と癒着し、広報機関化している国は、先進国ではありません:兵頭正俊氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/16177.html
2014/12/25 晴耕雨読


https://twitter.com/hyodo_masatoshi

首相と東京の大手メディア幹部との、投開票日の翌々日の会食。

「寿司談義」。

もしここにカメラを設置して全国に流せたら、日本のおバカ国民も一気に目覚めるだろう。

自分がいかにだまされていたか、おバカの花園に住んでいたか、わかるだろう。

腰を抜かすような話があった筈だ。


原子力規制委員会委員長の田中俊一。

よくテレビの前に出てきて喋れるな。

これほど小役人の臭味を放つ人物は珍しい。

彼のいっていることは、「わたしは原発が安全だとはいっていない。再稼働を決めるのは政府である。将来の事故に対して、わたしには責任はない」これだけだ。

早く辞めろ、といいたい。

時事通信の田崎史郎。

小物は、こうしないと政治評論で食っていけない、という典型だな。

政権ににじり寄り、リークされたガセネタを、テレビで政府広報として喋る。

それでまた政権に重宝される。

これの繰り返しだ。

テレビ出たがりの政治評論家にも、あそこまでは堕ちたくないと思われているようだ。

これまでは日本政治のお粗末さも、あまり世界に知られることもなかった。

しかし、福島第1原発事件だけはどうしようもなく広がった。

なぜなら放射能汚染を世界にばらまいたからだ。

それでお得意の棄民も対米隷属も世界に知られることになった。

しかし、日本国民だけがそれを知らない。

メディア問題は、日本では政治問題です。

日本ほど大手メディアが権力と癒着し、広報機関化している国は、先進国ではありません。

日本では、大手メディアが真実をブロックして国民に知らせません。

日本国民の民度が低いのは、大手メディアが真実を国民に知らせないからです。

新聞をすぐにも止めよう。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/844.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 憲法改正、国民投票を重視=社会保障削減やむを得ず―安倍首相(時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141224-00000138-jij-pol
時事通信 12月24日(水)21時24分配信


 安倍晋三首相は24日夜、第3次内閣の発足を受けて首相官邸で記者会見した。憲法改正について「大切なことは国民投票で過半数の支持を得ることだ」と指摘した上で、「どういう条文から国民投票を行うのか、その必要性等について国民的な理解を深める努力をしたい」と述べ、在任中の改憲に強い意欲を示した。

 改憲に関し、首相は「そう簡単なことではない」と認め、「まず3分の2の多数を衆参両院でそれぞれ構成する必要がある。その努力を進める」と表明。その上で、国民投票について「ここがまさに正念場であり、これこそが憲法改正の一番大切なポイントだ」と強調した。

 首相は、消費税率10%への引き上げを2017年4月に延期する方針を決めたことに関し、「社会保障の充実を可能な限り、予定通り実施する」と述べ、財源不足から社会保障サービスの削減はやむを得ないとの認識を示した。 



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/845.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 安倍政権のこの1年(在野のアナリスト)
安倍政権のこの1年
http://blog.livedoor.jp/analyst_zaiya777/archives/52670070.html
2014年12月24日 在野のアナリスト


昨晩発表された、米7-9月期GDPは年率換算で前期比5.0%増、と強い伸びを示し、市場はそれを好感してダウは18000$越えを果たしています。なるほど、これだけ経済が強ければシェールガスが多少影響をうけても大丈夫。露国、イスラム国対策として原油安を米国が主導した、と云われても納得がいきます。在庫投資の増加が気になりますが、前向きな投資ともみられます。

安倍氏が第97代首相に就任します。政治資金の問題があった江渡氏が辞任、防衛相に中谷氏が就きます。この1年の安倍政権の通信簿をつけてみます。まず外交、先週末から北朝鮮へのテロ支援国指定の検討が米国で始まっており、これで拉致問題は完全に暗礁に乗り上げました。従米外交をとる以上、テロ支援国となった北朝鮮との交渉を、米国に逆らって行うのは困難です。

政府も、メディアも沈黙しますが、これで北方領土、拉致問題と国民の期待を煽りに煽った結果が何も出ていません。しかも選挙の勝利で政権基盤が強まり、中韓は苦虫を噛み潰している、などの意見もありますが、外交巧者の彼らは「安倍は危険な右翼思想」などと欧米メディアに語らせ、包囲網を敷いています。外国政府は表向き、何も言いませんが、欧米の世論は確実に『安倍は危険人物』とみなしており、外交上の妥協が困難となります。つまり苦虫を噛み潰すのは安倍政権の側で、今後も外交成果を得られない状況がつくられつつあるのです。安倍政権になって、一部でロビイ活動などに力を入れる方針も出ていますが、能力も実績もない外務省に任せている時点で成果は期待できませんし、そこに安倍政権自らが政治力を発揮した形跡もない。TPP交渉も難航、外交面では唯一、豪国にもっていった手土産が好感されたぐらいで、地球儀外交も結果的に何の成果も示せていない。行った、という実績だけで、全体では赤点、落第です。

経済面では円安不況が囁かれます。安倍氏が「東京五輪まで(公共工事で)大丈夫だから、放っておいてもいい」と述べた、と伝わります。もう安倍政権にまともな経済政策、景気刺激策は期待できないのでしょう。黒田バズーカと官製相場で、NT倍率の高まりなど、先物などの指数の商いが拡大しているのが今年です。リセッションでも株価だけは高い、という異常な状況が続きます。将来に亘って改善の見込みがない、この状況が変化するときは最悪しか待っていない、という意味では点数をつける以前の話で、評価すべき点は何もありません。

政治力としては年末総選挙で4年の任期を得た、とされますが、選挙後の世論調査で内閣支持率が総じて微増。むしろ解散前からは落としています。強い政権基盤どころか、脆弱になりつつあります。前々回の総選挙の公約も達成率は数%であるように、衆院で与党3分の2の状況は何も変わらずこれですから、今回も期待はできません。むしろ公約にないことを優先すれば、ここからは支持率を落とす方向でしょう。40%を切ると危険ゾーン、来年の自民党総裁選は分かりません。

野党がだらしないから政権が磐石、安倍氏はツキがある、という言い方もされますが、メディアを駆使して世論誘導するような政治が、どういう末路を辿るかは歴史が示しています。ヒトラー然り、ムッソリーニ然り。それは夢から醒め、現実を知ると、それが如何に歪んだ状態だったか、に気づくためです。こうした偏った形は、一部で熱狂的な支持も得ますが、大多数の意見にはなりにくい。それを強引に、メディアをつかって統制するのですから、いずれにしろ歪むのです。内政、経済、外交、いずれもまったく評価できない中で、未来の評価は芳しいものとはならないのが必然です。悪名を残すことをツキ、とするなら、ついている部分からすでに歪んでいる、ということになります。歪み、という字が示すのは『不正』であり、それが安倍政権の評価、ともなるのでしょうね。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/846.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 住民出口調査の結果報告と分析、上天草追加情報(先住民族末裔の反乱)
住民出口調査の結果報告と分析、上天草追加情報
http://blogs.yahoo.co.jp/nothigcat2000/26804728.html
2014/12/24(水) 午後 9:52 先住民族末裔の反乱


 まず衆議院選挙と同時に市長選挙が実施され、71%もの高い投票率を記録した上天草市の無効票の詳細データを紹介する。

「上天草無効投票詳細」
[小選挙区]
H21無効投票率 6.93%
H24無効投票率 7.99%
H26無効投票率 11.89%
(内訳)
・候補者でない者又は候補者となることができない者の氏名を記載したもの 
H21(245票)・・H24(173票)・・H26(447票)
・2人以上の候補者の氏名を記載したもの 
H21(2票)・・・H24(8票)・・・・H26(2票)
・候補者の氏名のほか、他事を記載したもの 
H21(9票)・・・H24(2票)・・・・H26(6票)
・候補者の何人を記載したか確認し難いもの 
H21(5票)・・・H24(6票)・・・・H26(54票)
・白紙投票 
H21(169票)・・H24(469票)・・・H26(968票)
・単に雑事を記載したもの
H21(174票)・・H24(382票)・・・H26(277票)
・単に記号、符号を記載したもの
H21(39票)・・・H24(3票)・・・H26(170票)

[比例区]
・衆議院名簿届出政党等以外の政党その他の政治団体の名称又は略称を記載したもの 
H21(95票)・・・H24(16票)・・・H26(0票)
・衆議院名簿の届出要件に該当していなかった政党その他の政治団体又は一の選挙区において衆議院名簿を重ねて届け出ている政党その他の政治団体の名称又は略称を記載したもの
H21(0票)・/・・H24(21票)・・・H26(0票)
・2以上の衆議院名簿届出政党等の名称又は略称を記載したもの 
H21(3票)・/・・H24(15票)・・・H26(0票)
・衆議院名簿届出政党等の名称略及び称のほか、他事を記載したもの 
H21(12票)・・・H24(5票)・/・・H26(0票)
・衆議院名簿届出政党等のいずれを記載したかを確認し難いもの 
H21(36票)・・・H24(11票)・・・H26(561票)
・白紙投票 
H21(537票)・/・H24(620票)・/・H26(1,460票)
・単に雑記を記載したもの 
H21(594票)・/・H24(455票)・/・H26(79票)
・単に記号、符号を記載したもの 
H21(6票)・・/・H24(36票)・・・H26(148票)

[市長選]無効投票率 1.00
・2人以上の候補者に対して○の記号を記載したもの(13票)
・候補者のいずれに対して○の記号を記載したかを確認し難いもの(5票)
・白紙投票 (81票)
・所定の用紙を用いないもの(13票)
・候補者の何人を記載したかを確認し難いもの (11票)
・白紙投票 (54票)
・単に雑事を記載したもの (6票)
・単に記号、符号を記載したもの (8票)

 以上から小選挙区の白票が前回の2倍、前々回の5倍に、比例区も前回の2倍、前々回の3倍といった異常な数値を示している。これは市長選に重きを置き、衆議院選は実質棄権者が多かったともとれなくはないが、常識的には考えにくい。特に比例区に関して、次世代園田に投票した大半の層が無効票を投じるなど不可解である。
仮に白票が全て水増しした摩り替え票だと仮定しこれを除けば、実質投票率は60%となり周辺市町村や上天草市の過去の投票率と整合がとれるのである。従って、実質投票率を下げるための「白票水増しすり替え」工作がなされた可能性が高いものと考えられる。

 次に先日お約束したジブリルさんの「住民出口調査」の結果を入手し、本人の承諾を得たので、ここに公開する。

調査地:千代田区 麹町区民館
実測投票者総数:2,417人
[投票先聞き取り調査実測値]・・・・・・・・・・・・・・千代田区
「小選挙区」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公表結果(得票/投票総数)

◎海江田万里(民主党)・・・284(31.4%)・・・・・・・32.5%
◎山田みき(自民党)・・・・468(51.7%)・・・・・・・46.1%
◎渡辺徹(次世代の党)・/・・37( 4.1%)・・・・・・・・5.9%
◎富田直樹(共産党)・・/・・76( 8.4%)・・・・・・・10.6%
◎又吉光雄(無所属)・・・・・7( 0.8%)・・・・・・・・0.6%
◎野崎孝信・・・・・・・・・7( 0.8%)・・・・・・・・0.6%
◎白票・・・・・・・・/・・26( 2.9%)

「比例区政党」
○自民党・・・・・・・・・412(45.2%)・・・・・・・40.9%
○民主党・・・・・・・・・170(18.7%)・・・・・・・16.7%
○社民党・・/・・・・・・・12( 1.3%)・・・・・・・・1.8%
○生活の党・/・・・・・・・21( 2.3%)・・・・・・・・2.5%
○次世代の党/・・・・・・・51( 5.6%)・・・・・・・・6.0%
○維新の会・/・・・・・・・95(10.4%)・・・・・・・13.2%
○日本共産党・・・・・・・110(12.1%)・・・・・・・11.6%
○公明党・・/・・・・・・・26( 2.9%)・・・・・・・・5.0%
○新党改革・・・・・・・・・2( 0.2%)・・・・・・・・0.2%
○幸福実現党・・・・・・・・1( 0.1%)・・・・・・・・0.2%
○支持政党なし・・・・・・・0
○白票・・・/・・・・・・・11( 1.2%)

 まず投票率に関して、住民調査は2,417人、千代田区2,393人、その差は24人で誤差の範囲で、当日の当該投票所における投票者数は公表値と一致している。なお期日前投票分が1,075人
よって投票率は、ジブリルさんの試算によれば、
選管発表千代田区投票率59.93%
出口調査実測麹町区民館投票率42.87%
選管発表期日前投票率・・・13.89%
出口調査による投票率と
期日前投票率をプラスすると56.76%
であったが、実際は61.89%。これは期日前投票が当該投票所で19%と平均と比して高かったことに起因するものでこれを加味すればほぼ正しい結果となる。
ただしこれは期日前投票数が正しいとの前提による。加えて千代田区は2年前に比べ8%超の有権者数の像があり、前回と比して相対的に投票率が下がる原因にもなっている。
因みに前回同投票所の投票者数は3,468人、今回も不思議なことに殆ど同数の3,466人となる。
 この妙な一致に違和感を覚えたため、今回を含めた4回の投票所ごとの投票数を比較するとにした。この結果は追って報告する。
 一方、投票先結果は、発表分と比較して「当たらずとも遠からず」の近似している。しかし出口調査の対象は900名程度で全体の4割足らず。ジブリルさんによれば、拒否と手が足らず聞き取り漏れがあったらしい。統計学的には、積極的に調査に応じた有権者に偏りがあったことも懸念される。つまり積極的に答える人と拒否する人との投票傾向が大きく異なる可能性がある。組織票関係の投票者やサクラ工作員は積極的にアピールしたがる傾向は無視できない。このように母集団数が少なく、かつ選択肢が多岐に亘る場合は、サンプロングが難しく、できれば当該投票所の8割程度のデータが望ましいと言えよう。

 この出口調査結果は極めて貴重であり、今後同投票所でのサンプリングを重ねれば母集団推定、つまり結果予想にも繋がるのである。改めて寒い中、長時間にわたり調査されたジブリルさんに敬意を表したい。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/847.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 「私は戦後70年間において、これほど弱くなったアメリカを見たのは初めてです:森田実氏」
「私は戦後70年間において、これほど弱くなったアメリカを見たのは初めてです:森田実氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/16178.html
2014/12/25 晴耕雨読


https://twitter.com/minorumorita

『月刊日本』2015年1月号より http://moritasouken.com/sC3998.HTML

第三次安倍政権は多くの議席を握りましたが、安倍総理の政治基盤が盤石になったわけではありません。

彼は三つの勢力の上で不安定なバランスを保っています

三つの勢力とはすなわち、自民党の極右的勢力、自民党の中道勢力、そして公明党です。

現在のところ極右的勢力が優勢ですが、安倍総理を極右的勢力から中道勢力の側へ引き寄せていくことが重要です。

これは必ずできると思います。

なぜならアメリカの力が弱くなっているからです。

私は戦後70年間において、これほど弱くなったアメリカを見たのは初めてです。

今のアメリカには、民主党の菅・野田政権時代に、前原誠司氏や野田佳彦氏、石原慎太郎氏を裏からけしかけ、日中を対立させ、分断させたような力はありません。

今こそ日本は対米従属精神を断ち切るチャンスなのです

自然科学者や芸術家、スポーツ選手などの活躍を見ればわかるように、日本人にはまだまだ力が残っています。

我が日本国はまだまだやれます。

我々は希望を捨てず、日本再生に向けて全力を尽くすべきです。

「自民党が大勝したからといって、安倍政権が国民から支持されているというわけではないと思います。今回の選挙の特徴は「不平はあれど選択肢なし」というものです。」

「国民の不平は大きくなっていますが、その不平に応えてくれる野党が存在していないので、国民としては結果的に、安倍政権をそのまま信任するしかなかったということです。投票率の低さの原因もここにあります。」

月刊日本−必ずしも国民から支持されているわけではないにもかかわらず、自民党がこれほどの議席を占めるというのは、異常な状況だと思います。

森田「このような歪みの最大の原因は小選挙区制度にあります。前回の2012年の選挙でも、自民党は40%の得票率で80%近い議席を獲得しました」「小選挙区制度は二党制によって初めて意味を持つのですが、今や小選挙区一党制という極めて奇妙な状況が生まれてしまっています。要するに、小選挙区制の導入は完全に失敗だったということです。」

「現在のアベノミクスでは雇用という側面が軽視されています。人間は働くことで社会の一員となり、生き甲斐を持ち、自分や家族の生活を維持していきます。」

「ケインズの『雇用、利子および貨幣の一般理論』からもわかるように、経済政策において最も重視すべきは雇用です。この点にアベノミクスの欺瞞性があります。」

「もし安倍総理が軍事大国路線を歩めば、第三次安倍政権は短命に終わるでしょう。国際社会がそれを許さないからです。」

「アメリカは集団的自衛権の解釈改憲や特定秘密保護法などにより日本を軍事的下請けにしようとしていましたが、そのアメリカですら日本の軍事大国化は望んでいません。オバマ大統領にはもはや戦争を主導する力は残っていません。オバマにとって重要なのは何よりもまずアメリカ経済を回復させることです」

「アメリカ経済が復活するためには、日本経済が回復することが不可欠です。それ故、アメリカは安倍政権に対して、軍事政策よりもアベノミクスに取り組むように求めています。もし安倍政権がそのメッセージを無視して軍事大国路線を進めれば、アメリカから引導を渡される恐れがあります」



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/848.html

   

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