37. 2014年12月22日 00:01:14 : 3L4lXg3Kfs
>>15 素晴らしい! 貴殿こそ自民党支持者の精神構造の標本です。
こういう人が今回の選挙で投票所に足を運んだのね、脱力・・・・。
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/640.html#c37
18. 2014年12月22日 00:02:20 : kDVop4u7Ig
安倍自公政権の続投を選択したり、近隣国への増悪を表したり、すべて日本国民の御意志でしょ!
ならば、思い存分にやればいい。中東地域の様な混乱状況になれば、きっと、ご主人様も大喜びでしょう。
日本人は自己主張が出来ないじゃなくて、社会的風潮(空気)に流され易いから、自縄自縛になるだけ。
過去の歴史的事実についても、現在の国際情勢に対する認識も全くない。蛮勇的な感情で相手を虐げる。
ウクライナ問題で米国・EU(NATO)は、ロシアとの対立関係を勃発させました。
東シナ海と南シナ海の「無人島」領有問題で、日本国は「紛争の主役」になりたいのかしらね?
そもそも、国際法の基準って何だろう?「先占」だったら“航海技術”の無い国には無理じゃないのかな?
近年来の海洋国家には立派な艦船を有するけど、何百年前に遡れば、筏や小舟だと、近海しか行けよな!
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/717.html#c18
06. 2014年12月22日 00:03:37 : XVDs0TzGPI
戦後から現在まで日本を統治してきたのは米国である。
ゆえに、戦後レジーム(統治)からの脱却とは米国の支配からの脱却を意味する。
つまり、戦後から60年間続いた55年体制(対米従属)から離脱するということである。
このスローガンを提唱する安倍晋三はなんとラディカルな思想の持ち主であろうか。
米国はこのような自国にとって危険なイデオロギーを唱える者を何故野放しにしているのか
http://www.asyura2.com/14/cult13/msg/749.html#c6
07. 2014年12月22日 00:04:55 : 2xDqThxeTg
>>01
あとはやはり
日刊ゲンダイ
週刊ポスト
月刊宝島
これらを推薦します
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/669.html#c7
83. 2014年12月22日 00:07:27 : 3L4lXg3Kfs
政党助成金が政党政治を堕落させる。小沢氏は自ら蒔いた種につぶされた。
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/624.html#c83
13. 2014年12月22日 00:08:46 : jNkFXHtVhg
さあ〜皆さん!!
リニアの電磁波に打ち勝てる人類は存在するのか??
安部様ご一行 ご案内〜
おっと、リニアの前に許容被爆量が倍増された福一にご案内!!
緊急事態発令中 総責任者 アベ!
憲法違反犯罪人 アベ!
●罪人に●罰を望む!
http://www.asyura2.com/14/hasan92/msg/355.html#c13
50. 2014年12月22日 00:09:11 : P2o6941Xio
>>49です
■ 日出づる天照の民 URLを失念して居た為 貼り付けます
01. 2014年12月22日 00:10:52 : WRLQKOFqpI
竹原氏、返り咲きならず 阿久根市長選、街頭演説はせず
朝日新聞デジタル 12月21日(日)22時24分配信
鹿児島県阿久根市長選は21日投開票され、無所属現職の西平良将氏(41)が、返り咲きをめざした無所属元職の竹原信一氏(55)を破り、再選を果たした。
竹原氏は2008年の市長選で初当選後、「市役所改革」「官民格差是正」を掲げ、条例や予算を市議会に諮らずに決める専決処分を繰り返した。こうした手法への批判から、解職請求(リコール)による住民投票で10年12月に失職。翌月の出直し市長選で、解職運動を担った市民団体の役員だった西平氏に864票差で敗れた。
竹原氏は今回の市長選で街頭演説をせず、文字のみの選挙ポスターを掲示場に張って主張を展開したが、訴えは浸透しなかった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141221-00000044-asahi-pol
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/723.html#c1
01. 2014年12月22日 00:11:39 : ytIWoEzSFI
上の文章の最後の部分に、次のようなくだりがある。
★そのトヨタにせよホンダにせよ、たとえタカタが延命にこぎ着いたところで、同社との“心中”回避の道を探るのは確実。となれば米国の自動車部品メーカー、TRWの出番が到来する。★
では、アメリカの自動車部品大手、TRWについて見てみよう。
TRW
http://ja.wikipedia.org/wiki/TRW
●このTRWについては、次のようなニュースもある。
Responce
独 ZF、米 TRW を買収…世界第2位の自動車部品メーカーが誕生
http://response.jp/article/2014/09/16/232555.html
ドイツのZF(ツェット・エフ)についての解説は、こちら。
ZF (自動車部品メーカー)
http://ja.wikipedia.org/wiki/ZF_(%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A%E9%83%A8%E5%93%81%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC)
沿革に、次のように書いてあります。
★2014年 - 米国TRW社を買収。世界第2位(2013年売上高基準)のメーカーとなる。
英語版だと、次のように書いてあります。
2014: Acquires American auto parts manufacturer TRW Automotive for $13.5 billion.
●買収金額は、約1兆4400億円に及ぶ模様です。これにより、自動車部品メーカーでは、ボッシュ、コンチネンタルに次いで世界第三位に浮上します。デンソーは4位に落ちました。ちなみに上位3社は、全てドイツメーカーです。
引用元 日本経済新聞
独自動車部品ZF、米同業TRWを1兆4400億円で買収
デンソー抜き業界3位に
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFK15H1F_V10C14A9000000/
★タカタの経営体制が現在のまま残るとは思えませんねえ。いずれ世界最大の自動車部品メーカー、ボッシュが何らかの形で介入するのではないでしょうか。(タカタの現在の社長の出身メーカーなので。)
全米でリコール 殺人エアバッグでタカタが倒産危機(週刊文春)
http://www.asyura2.com/14/hasan91/msg/875.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 11 月 30 日 15:44:15: igsppGRN/E9PQ
http://www.asyura2.com/14/hasan92/msg/385.html#c1
01. 2014年12月22日 00:13:08 : CymlYrPhms
沖縄県知事翁長とSONYと共同調査。
http://blogs.yahoo.co.jp/ad
映画会社ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント(SPE)が制作した「ザ・インタビュー」
北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)天皇陛下の暗殺を題材にした映画を巡って、ソニーのアメリカにある子会社がサイバー攻撃を受けた問題で、北朝鮮は関与を否定しアメリカとの共同調査を提案した。
「共同調査を拒否するならば重大な結果がもたらされる」と述べているが、
北朝鮮が共同調査を言い出した以上、オバマに拒否する理由などないはずだ。
アメリカは北朝鮮と共同調査に乗り出さなければならない。
当たり前のことだ。
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/729.html#c1
05. 2014年12月22日 00:17:32 : jNkFXHtVhg
03さん 「警察・検察諸君」も犯罪人ですから〜
小沢事件で犯罪人 ●代は八重洲あたりの法律事務所にかくまわれています。
なんせ、悪魔の担い手 検察審査会で「不起訴は不当」と決議された、
完全犯罪人ですから〜
おい、ないとかせんか、福一3号機を爆発させた政治テロ組織、特捜部部長様
よろしくお願いします。
01. 2014年12月22日 00:18:01 : xEHx9l2CyZ
しょうもないサンケイ捏造名誉棄損記事より、こっちの方がずっと韓国の民主主義・言論の自由・結社の自由にとって重要と思うが、日本のマスコミの扱いは小さいね。
27. xyzxyz 2014年12月22日 00:21:53 : hVWJEmY6Wpyl6 : 0AwgXlhmSU
>>25
スポーツクラブのスイミングなのに、安いとこなら500円で
いける「スイミング」に対してリア充アピールと感じる生活を送ってる>>26は
とても幸せな人生をおくってることがわかりましたw
自分もスイミングにいくだけで「今、俺はリア充だぁ〜」と思えるような
高福指数が簡単に上がる人生を送りたいものですw
>で爺もよくこんなこと書いてるな。「で爺=xyzxyz」説はこんなところからも発生する
ソースも証拠もない詐話師的な陰謀論を口にする人は、牛丼チェーン店で幸福そうに
ほうばってる人と同様に500円=1コインでリア充な気分になれるとw メモメモw
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/678.html#c27
08. 2014年12月22日 00:22:38 : LBtbDXFoS6
>北朝鮮のITはハードウエアと通信インフラは劣悪な状況にあるが、ソフトウエアと軍事情報技術分野では相対的に高い水準にある。
そんなことがあり得んのかねえ?
ポンコツ車しか持ってないけど、F1レーサー並みの運転技術、みたいな話だろ?
http://www.asyura2.com/14/kokusai9/msg/679.html#c8
01. 2014年12月22日 00:24:47 : Pwt204h5bA
経団連が日本経済の長期ビジョンは、たぶん失敗する。
高度な産業は、知識の集積が必要であり、
人々が豊かに暮らせない国家で、すぐれた研究者、技術者が育たないことは
近隣の国家を見ても分かる。
08. xyzxyz 2014年12月22日 00:25:49 : hVWJEmY6Wpyl6 : 0AwgXlhmSU
>>6
米国債が米国内で循環?
まあ米国債を米国内で循環させると円安に導ける理論を>>6はもってるんでしょう
低燃費の軽自動車も減税=新車対象に―政府・与党
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141221-00000066-jij-pol
時事通信 12月21日(日)20時12分配信
政府・与党は21日、燃費の優れた軽自動車について、2015年度にも軽自動車税(市町村税)の減税制度を導入する方針を固めた。国の燃費基準を上回る普通車の自動車税(都道府県税)は既に軽減しており、これと同様の特例を設ける。二輪車を除く新車を対象とする方向で検討しており、15年度与党税制改正大綱に盛り込む。
軽自動車税や自動車税は、車の所有者が自治体に毎年支払う。自動車税に関しては現在、国が定める燃費基準を一定程度上回る車を購入した場合、翌年度に限り50%か75%を軽減している。これを参考に、低燃費の軽自動車の減税幅など具体的な内容を詰める。
軽自動車税は、15年4月以降に購入する新車を対象に、年7200円の自家用乗用車は1万800円に、同3000円の営業用貨物車は3800円に増税することなどが既に決まっている。このため自動車業界は15年度改正で、燃費の優れた軽自動車について複数年にわたり減税する制度を設けるよう要望していた。
25. 2014年12月22日 00:26:41 : X6hw3tI22I
15・23君、「にわか勉強」の根拠は?
相手のことをよく知りもしないのに勝手に相手を低位に位置付けて「いい気」になっているとしたなら、どうも論議をすべき相手とは思えなくなってきます。
「書きたまえ」なんて言い方にしても。
論議の中身や論理ではなく、言葉の投げ方でもって「相手に勝とう」なんて思われませんように。
さて、あなたは綱領を何回読んだことがありますか?
綱領以外の、共産党の時々の主張や活動など、どれほどフォローしていますか?
共産党の綱領は、一言で言えば、しごくまっとうなものだと思っています。
綱領だけでなく、政党のなんたるかを見るときに重要な実践がそれと調和しており、整合性があると思っています。
むろん、人間の組織だから、過去から遡って、「全てが完璧」だなんて非科学的なことをうつもりはありませんし、共産党自身過去にときとして誤謬があったことは言っています。
しかし、全体として、至極まっとうだし、様々な政党の中でも、最もまっとうだと思います。
上に挙げた綱領の文章も然り。
もしあなたが「綱領のここがいけない」というところがあるのなら、それを具体的に挙げて話をされた方がわかりやすいですし、説得力が出てくるかも知れません。
http://www.asyura2.com/14/cult13/msg/750.html#c25
02. 2014年12月22日 00:26:58 : CymlYrPhms
世界が知っていることだが、北朝鮮と日本は絶対天皇制である。
http://blogs.yahoo.co.jp/ad
大仏次郎が信頼をおいていた歴史家は維新研究の第一人者石井孝である。
故伊丹十三の好演で名高いNHKの「天皇の歴史」にも石井は顔を出している。
孝明天皇毒殺説を精緻な歴史的事実を積み重ねて実証したのも石井孝である。
北朝鮮に言わせれば日本の天皇制などその程度のものであるということになるだろうが、
ま、どっちもどっちである。
映画会社ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント(SPE)が制作した「ザ・インタビュー」
北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)天皇陛下の暗殺を題材にした映画を巡って、ソニーのアメリカにある子会社がサイバー攻撃を受けた問題で、北朝鮮は関与を否定しアメリカとの共同調査を提案した。
「共同調査を拒否するならば重大な結果がもたらされる」と述べているが、
北朝鮮が共同調査を言い出した以上、オバマに拒否する理由などないはずだ。
アメリカは北朝鮮と共同調査に乗り出さなければならない。
02. 2014年12月22日 00:27:56 : 0VzoaIR25g
アメリカ国債の利子も、けっこう大きい気がするが。
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/724.html#c2
07. 2014年12月22日 00:30:55 : fn1jWOIv0w
遅ればせながら、04訂正。指示→支持
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/700.html#c7
01. 2014年12月22日 00:33:47 : 2f4xqmDqnc
話は簡単なんだ。
党再建とか党内融和とか内向きな方向性を探り続けるなら永遠に野党。
>> 自民にできないこととは行政改革、構造改革、既得権益を打ち破ること
自民党を打倒すにはこれをぶち挙げてその延長上に
野党再編があるってだけだろう。
ただ岡田、前原、細野 こいつらには小賢しいだけが取り柄で
構想を作り上げていく実力も能力も感じられない。
安倍と同じで小粒感が漂うんだな。
有能なのはみんな出ていってしまったから
残ったガラでは党再建という出汁を取るのが精一杯なのか?
可能性に掛けるという点では無名でもいいから
行政改革、構造改革、既得権益を打ち破ると
大風呂敷を広げることのできる代表候補が出てこないかな。
それを期待してるんだが。
07. 2014年12月22日 00:34:03 : BzPy4ISJ1o
6君、必死だな。
http://www.asyura2.com/14/cult13/msg/753.html#c7
113. brai 2014年12月22日 00:35:28 : 2Uh5ddyYRuoMI : BRtaeCm5qA
安倍政権がいいと思う人が結構多い世の中で、つまらんことで喧嘩したがって欲望を満たす。
その意味がわかってないままに繰り返す事で、漁夫の利を得て、笑うものがいることさえ知らないまま、疲弊していく。
日本をそんな国にして、ほくそ笑んでいる人でなしがいる。
金融ユダヤとも言われているが、今の安倍政権、歴代自民党政権こそがアメポチ。
そこにやっとの思いで、民主党政権がうまれたが、小沢氏が潰され、アメポチへ。
戦争でハライセを助長され、どんどん盛り上がれば、盛り上がるほどに、潤う武器産業、武器商人。
憲法改正して、普通の国になるということに、大きな落とし穴が仕掛けられ、気づいたときには、もう雇用が出来て、抜け出ることができなくなる。
今の長崎の諫早湾干拓事業がその通りである。
あの素晴らしい干潟をギロチンで海を遮断し、自然を崩壊させた上で、農地を作らせ農業を展開させる既成事実をつくってしまい。司法の判断が下って、開門せよとの命令にも従わず、国は税金で、保証金を支払い続けている。
農地にしてしまったから、既成事実を作ってしま多から、できないというのが、言い分なのであろうが、そもそもなかったものだからね。
こんな、安倍政権、そしてそれに踊らされ支持するネットウヨ、小沢氏を批判することで、自分たちの存在を確認し、権力を感じる錯覚に陥っているだけだ。
山本太郎が、小沢氏に学び、自分の政治家としての経験を積んでいくことが、一番だと私は思う。
小沢氏を非難する方々、好きに非難するがいいが、いつか自分にいかなる形かでも、思い知らされる日がくる。
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/612.html#c113
01. 2014年12月22日 00:38:04 : lBhwik3Y0I
コノ番組を見てました。
相変わらずNHKではインチキな部分を報道してたな。
番組の冒頭で全電源損失は津波に依ってと何度もコメントしてた。
津波ではなく、地震だけ
津波の影響が及ばない地点の夜ノ森線27鉄塔と新福島変電所が倒壊したので外部電源が損失したのだ。
注)内部電源とはバッテリー電源とディーゼル発動発電機
>3月15日の午前中までの4日間の放出量は全体の25%で、むしろ、
>その後の2週間余りで全体の75%を占める大量の放出が続いていたことが分かりました。
んで、主に2号機の格納容器損傷とドライベント時のベント配管における
放射性物質を含んだ水の放出との原因考察が提示されていたが
無理もいい加減にしろよ。
2号機が大量の放射性物質を放出したことに関しては異論はないが
1号機・2号機・3号機の配管損傷を検証して無いだろう。
各種配管が健全であるとか誰が信じているんだよ。
またコレは再放送だが
さっきETVでサイエンスZERO「セシウムボール」の放送があった。
セシウムは640度で気化して大気中に放出されると大気中の水やエアロゾルと結合して
雨や雪として降下する(飯舘村はこの雪に含まれる降下物で高濃度の汚染に曝された)
だが、この放射性物質の化合物に水に溶けない非水溶性の放射性物質である
セシウムボールが発見され
放射性物質の化合物で新たなる健康被害の考察が必要になってきた。
実はこの番組2014年9月に放送されるはずだったのだ。
NHKスペシャルの番組と歩調を合せているかの如く同日放送されている。
番組の完成度としては今一つであるが、現状のNHKではこれが精一杯なのかもしれない。
http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/457.html#c1
25. 2014年12月22日 00:38:23 : 3UFAHVPTVg
本当に小沢嫌いならば、君らの出身の2Chに行けば、いくらでも一緒に小沢さんの悪口を言ってくれる人たちがいるだろうに。まるでお互いノミをとってくれるおサルさんたちがいるのに、わざわざサルが大好物の豹の群れに来てるようだな。なんのために?アゥエーに何十人(匹)(ネトウヨは5人で500人をよそおうそうだから、実質は3人ぐらいの分身のかな?)も来るのはどうしてだろう? 不思議だな〜、ぷくく(笑)
うん、新党にやたら反応したな。ってことは新党を作られることが怖いんだな。いいこと聞いたぜ。
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/707.html#c25
13. ヘドバとダビテ 2014年12月22日 00:39:35 : 2sfXYAKSxaZg2 : Mfw0wvt30w
組合活動を頑張っている人間ほど、親がボケたら施設に入れたがる傾向がある。政治や社会や組織、、仕事でそれどころではないらしい。認知が入ったら、理屈での説得なんて通用しないし、生産性の低い年寄りのわがままには時間を割いてつきあえないらしい。親を施設に入れて、たまに会いに行くのがラクで世間体もいいって本音が垣間見える。庶民派をきどるプライドの高い人たちの人生観や家族観なんてのもその程度でしかない。すべてを金で解決し、気に入らなければクレームをつける行動様式は、みんな同じだ。離婚率も高いしね。
http://www.asyura2.com/14/hasan92/msg/347.html#c13
51. 2014年12月22日 00:40:37 : P2o6941Xio
>>39
■ 拝見致しましたが 未熟なため 難解でとても理解が致しかねます
おそらく 統計学的な切り口による学術的な 不正の検証と推察致しますが
出来ましたら レベルを下げて頂き ごく庶民で理解可能な解説などを
付け加えて頂けましたら 有難いと思います
■ ベンフォードの法則などで 前回の衆院選(北海道地区)を検証した
ブログ(いい国作ろう 怒りのぶろぐ 様)が在ったように記憶しますが
出来れば スパコンで 統計学的に 検証することで 白黒をつけるような
有志の登場を期待している所ですが インテリさんは(笑) 達観されて
貝に なっちまうんでしょうか??・・・・・残念なことです!
。
18. 2014年12月22日 00:42:46 : hUZIM4T1wc
16. おじゃま一郎 2014年12月21日 22:00:26 : Oo1MUxFRAsqXk : VaH7hkKLYE
毎度のIDとええ年ぶら下げて力入ってるね。
失礼ながら拝見していて気の毒なくらい妄想が激しくなってるよ。
世界は残念ながらダイナミックに動き始めているよ。
一応阿修羅に書き込みも出来るくらいの 知能レベル? はずだからもう少し論理的になろう。
もしかして本当の放射脳にでもなってシナプスが減り始めているんでないの。
自覚出来ないようだから気をつけましょう。
チョロ書きの専門家だから若年性健忘症かあるいは会社によくいる一分か二分程足らんタイプの人間だと思っていたがひょっとしてお主はお迎えの近い糞爺いなんですか。
しかし足らん人間は所謂大会社の内勤にゾロゾロいるし都市銀行なんかでもゴロゴロいるし公務員もメッチャ多いしキャリア官僚の下の方でもワンサカいるね。
楽して暮らせるようなところによく見るとゴキブリみたいに集中しているね。
このような状態なら知らんが キャリア官僚の上の方とか宗教関係の幹部 なんかでも多いんだろうね。
こいつらがよーするに社会を悪くしている諸悪の根源のようですね。
ところでこんな面白い投稿があるから読んでみれば。
キューバと米国:国交回復協議の裏に
http://nobuyoyagi.blog16.fc2.com/blog-entry-728.html
2014-12-19 八木啓代のひとりごと
キューバと米国:国交回復協議の裏に(八木啓代のひとりごと)
http://www.asyura2.com/14/kokusai9/msg/666.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 12 月 19 日 17:49:05: igsppGRN/E9PQ
キューバと米国の国交回復に向けての協議が正式発表された。
寝耳に水、あまりに意外、と取る向きもあるだろうが、実のところは時間の問題だったと言っていい。
昨夜の報道ステーションでは、「キューバが革命後社会主義国との傾斜を強めたため、米国が反革命攻撃を行い、対立が深まった」と解説していたが、事実はそうではない。革命後、カストロ兄弟やゲバラらが真っ先に挨拶に向かったのは他ならぬ米国である。もともと、キューバ革命政権には、米国と敵対する気はなかったのである。
このキューバ革命政権側を冷遇したばかりか、訪米団の中に黒人がいるという理由でホテルまで追い出したという扱いをしたのは米国の方で、さらに、ついには、反革命派をまとめて、CIA主導でピッグス湾攻撃までが行われた。
このような米国の仕打ちの中で、フィデル・カストロが、革命を護るために出したのが、社会主義宣言とソ連東欧圏への接近だったのである。
その後、米国とキューバは犬猿の仲とされ、米国はキューバに過酷な経済制裁を科すだけではなく、米国民はキューバに行くだけで罰金や禁固刑などの制裁を科されることになっていたが、経済制裁はともかく、渡航制限の方はとっくに有名無実のものとなり、実質的にはすでに年間数千人の米国人が、文化交流や観光目的でキューバを訪れているというのが、ここ数年の現状だった。
実際には、この「雪解け」はすでに90年代後半から始まっていた。
02. 2014年12月22日 00:42:53 : 2f4xqmDqnc
白々しいとはこういうことを言うんだろうな。
NHK,お前もだ。
http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/457.html#c2
01. 2014年12月22日 00:44:16 : CymlYrPhms
派遣・バイトの若者たちが「吉良よし子さん結婚おめでとう」と言ったとき、
安倍極右カルト政府との血みどろのたたかいが始まったんだ。
2014年、師走、
たたかいは厳しかったが、極右カルトに立ち向かう若者のたちの顔は決意に満ちていた。
http://esashib.com/yamamototaro01.htm
東京大阪での吉良よし子30歳、山本太郎38歳、辰巳孝太郎36歳などの清廉で知性と行動力に溢れた若き獅子たちの登場によって、
腐敗政党自民党の2世3世議員小泉進次郎や小渕優子、石破茂、石原伸晃、石原宏高、小渕優子、日本維新の松野頼久などの、度し難い「ウスラ馬鹿振り」があらわになった。
自民党世襲議員は小汚い財界ジジに転がされている只の阿呆ガキだということがあっという間にバレてしまったのだ。
http://blogs.yahoo.co.jp/ad
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/731.html#c1
35. 2014年12月22日 00:50:15 : jRCZ8nJ72E
日本の政治は小沢対反小沢で語られているが、それは違う。本当は国民対国である。
何故国民は国と戦うのかと言えば国は国民を隷属させることによって国の支配者階層が潤うからである。
だから奴隷になりたくない国民は国と戦わなければならないのである。
国民は民主主義の為に戦うのである。戦うと云っても槍や鉄砲で戦うのではない。選挙で本当に民主主義を訴えている人に投票すれば良いのである。すごく簡単な戦いなのである。
民主主義が定着すれば国民と国とは初めて一致した方向に歩むことが出来る。素晴らしい理念である。
国を支配する階層にとっては最も都合が良いのは民主主義ではなく、国民を隷属させた国家である。それは富を独占出来るからである。国は国民の富を奪うことで栄えるのである。国の横暴を阻止できるのは民主主義だけである。
民主主義を政治信条としている小沢さんは国民の側に居るのであり、国側に居る欲ボケした偽政治家達が民主主義を阻害していることに気付いたらどうだね!小沢さんを排斥すれば日本には決して民主主義が根付かないことを知っているんだ!
小沢さんが政界を去ったなら形式的な日本の民主主義すらも有名無実になるよ!
そして今世紀中に日本は完全に衰退するね!大多数の国民は働いて働いて納税し、その税金で特定の者達は富を貪る。いつまでもそうでありたい。だから小沢さんを疎ましく思うのである。
先進国で国民が民主主義の重要性を知らない国は日本だけである。それは国から民主主義を勝ち取ったことが無いからその価値を知らないのである。
48%の国民が民主主義と云う宝を手に入れる唯一の方法である選挙に参加しないとは、進んで国の奴隷を志願したにも等しい愚行と言わざるを得ない。特に日本の若者達・・・すねてないで目を醒ませ!
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/683.html#c35
02. 2014年12月22日 00:54:40 : 2f4xqmDqnc
>>01
「あばずれ番外地」でも見てきたのか(笑)
キスしろキスしろ♪なんて挿入歌も歌っていたろ。
言葉が風を切ってるわ(笑)
03. 2014年12月22日 00:56:11 : d3xc9IQ6mM
板違いだ。
小沢内閣待望論 さん、今後は昼休み板・カルト板のみ投稿可能です。
http://www.asyura2.com/10/kanri19/msg/651.html
01. 2014年12月22日 00:58:53 : 1ioo7h1uY6
■放射性廃棄物の保管は
分散保管じゃ〜なく集中保管が正しい
盗電福島第2原発敷地が妥当である・・・!と
小出先生がおっしゃてる
私もそ〜思う!
金も保管責任も
当然盗電の責任で・・・!
これが妥当であり常識である!
03. 2014年12月22日 00:59:35 : uEEk6aHu6A
>>01
うむ。番組編成へ実に興味深い作為を感じ取れたな、笑。
どうも、NHKは放送の上では、漏れ出たホットパーティクルは、さほど大量では無いと思わせたいらしい。そのために、このNHKスペシャルでは、3月16日以降の放射性物質の放出を解き明かして、今まで、事故後の四日間で多量に放出されたとされる放射性物質は、実は全体の25%だった。を印象づけたいのだろう。
そして、続く、サイエンスZERO「セシウムボール」でNHKは、どうも「ホットパーティクル」とのお言葉が、お気に召さない様だ(笑)。海外の論文などでの通り名は使いたくないのだろう。セシウムボールと、他の核種の存在も見事に欺ける素敵な命名は流石。
どうやら、福島事故でのホットパーティクルは、かなり深刻って事なのだろう。
http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/457.html#c3
なぜ、すぐに「米国債」売却しないのか ドル高で25兆円の含み資産(日刊ゲンダイ)
09. 2014年12月22日 01:12:02 : d3xc9IQ6mM
北サイバー攻撃 米、中国に協力要請 中国のサイバー空間を経由か
2014.12.21
ソニーの米映画子会社ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)へのサイバー攻撃を北朝鮮の犯行と結論付けた米国のオバマ政権は20日までに、追加攻撃の阻止などを目的に中国に協力を要請した。米紙ニューヨーク・タイムズ電子版が同日、政権高官の話として伝えた。
米政権は今回の攻撃が中国のサイバー空間を経由したとみている。米企業にサイバー攻撃したとして中国軍当局者5人を米側が起訴した問題もあり、中国が応じるかは不明だ。数日前に要請したが、20日までに反応はない。
同紙によると、今回のサイバー攻撃は最初に中国を経由した後、シンガポール、タイ、ボリビアのコンピューターサーバーが絡んでいた。
米政権はSPEへの行為について、米国に対する大規模な国家支援によるサイバー攻撃と位置付け、オバマ大統領は「相応の」対抗措置を言明している。(共同)
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20141221/frn1412211116004-n1.htm
http://www.asyura2.com/14/kokusai9/msg/679.html#c9
111. 中川隆 2014年12月22日 01:14:21 : 3bF/xW6Ehzs4I : b5JdkWvGxs
ぼくの装置は、
スピーカーは QUAD ESL57とグッドマンAXIOM80、それとタンノイのイートンです。
プリアンプがマランツ7 パワーアンプがラックスのKT88PPで3700のキットです。
工夫はしたのですが、例えばイートンが箱鳴りが気になるので平面バッフルにしたら良くなりました。
僕は3男ですが、次男の兄のカタミのAXIOM80の指定箱も加わりました。しかし気に入らず、
平面バッフルに付け替えたら、ピアノは良くなったが、ヴァイオリン系がダメで、
余ってるイートンの箱に80をつけたら、小編成の四重奏などは良くなったけど、オーケストラはダメ、、ただしイートン入りの80は、無伴奏ヴァイオリンならESLよりも良く鳴っています。
三機種のトータル評価ではESLがベターですが、さらに研究中で、AXIOM80をよくしたいです。
AXIOM80は瀬川冬樹さんの記事で45のシングルアンプが良いというので45のシングルを自分で組みました。管球王国に紹介されていたキットで作ったのですが、配線図に整流管の記載配線ミスがあり手間取りましたがなんとか、、。
45はトランスドライブが良いと思います。
モガミ2497を使ったり、無酸素銅線にエンパイヤチューブ熱処理した自作ケーブルを使っています。
http://blog.sawada-audio.com/?eid=1252&PHPSESSID=2b30428454794133145ea16ec60bb865
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/436.html#c111
26. 2014年12月22日 01:20:24 : fn1jWOIv0w
悪たれを言いたい売国奴には言わしとけ!
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/707.html#c26
27. 2014年12月22日 01:21:02 : CdxLl8Z7kA
勝手に思い込むな
単に馬鹿にしているだけ。
そうして、一番馬鹿にしているのは
あんたたち
信者なのだよ。
2チャンを馬鹿にしているようだが
阿修羅の小沢信者こそ
信じられない
特異種であるのだ、
2チャンの住人にも笑われているだろう。
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/707.html#c27
26. 2014年12月22日 01:24:01 : yiLf4NJXK2
確か2009年に、共産党の議員秘書か誰かが、共産党は企業献金を貰っているという告発をしたはずですよ。
http://www.asyura2.com/14/cult13/msg/750.html#c26
07. 2014年12月22日 01:27:50 : h59VCp7N5Q
トーキングブルース面白かった
http://www.asyura2.com/13/hihyo14/msg/517.html#c7
28. 中川隆 2014年12月22日 01:29:25 : 3bF/xW6Ehzs4I : b5JdkWvGxs
RR円形平面バッフル8インチSP用難有品ペア
2014-11-22(10:32) : 処分品コーナー :
http://blog-imgs-62-origin.fc2.com/r/r/l/rrltd/RR8inch_convert_20141122102617.jpg
箱鳴り、板鳴りを排除してSpユニットの音を楽器として鳴らす究極の平面バッフルです。
調音は励磁型テレフンケン8”で行っておりますが、歴代の銘ユニット、AXIOM80、LE8T、TRUSONIC, GRUNDIG8”などでも好結果が得られております。
本品は、会津で漆塗りの際ベース板にわずかですが凹凸があったことから、漆下塗りで終わってしまい、ベース板一枚が色違いとなっている欠陥がある処分品です。
材質はカナダ産硬質メイプル無垢で35〜45mmベースの板から切り出しています。バッフルはRRにて響板加工をして4年間乾燥させたものです。塗装すると乾燥はとまるのでいままで無塗装で保管しました。
部品をとりつけたネジ穴の跡がありますが、中古品ではありません。
塗装をご希望の方は別途3万円で承ります。
価格 ¥95,000/ペア 税込み 送料別 (送料は送付先を明記の上お問い合わせ下さい)
http://rrltd.blog129.fc2.com/blog-entry-81.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/437.html#c28
29. 中川隆 2014年12月22日 01:31:54 : 3bF/xW6Ehzs4I : b5JdkWvGxs
ぼくの装置は、
・スピーカーは QUAD ESL57とグッドマンAXIOM80、それとタンノイのイートンです。
・プリアンプがマランツ7
・パワーアンプがラックスのKT88PPで3700のキットです。
工夫はしたのですが、例えばイートンが箱鳴りが気になるので平面バッフルにしたら良くなりました。
僕は3男ですが、次男の兄のカタミの AXIOM80 の指定箱も加わりました。
しかし気に入らず、
・平面バッフルに付け替えたら、ピアノは良くなったが、ヴァイオリン系がダメで、
・余ってるイートンの箱に80をつけたら、小編成の四重奏などは良くなったけど、オーケストラはダメ、、
・ただしイートン入りの80は、無伴奏ヴァイオリンならESLよりも良く鳴っています。
三機種のトータル評価ではESLがベターですが、さらに研究中で、AXIOM80をよくしたいです。
AXIOM80は瀬川冬樹さんの記事で45のシングルアンプが良いというので45のシングルを自分で組みました。管球王国に紹介されていたキットで作ったのですが、配線図に整流管の記載配線ミスがあり手間取りましたがなんとか、、。
45はトランスドライブが良いと思います。
モガミ2497を使ったり、無酸素銅線にエンパイヤチューブ熱処理した自作ケーブルを使っています。
・http://blog.sawada-audio.com/?eid=1252&PHPSESSID=2b30428454794133145ea16ec60bb865
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/437.html#c29
07. 2014年12月22日 01:36:35 : 6uFgfWwteg
>>本文
日本は、二千兆円ぐらい米国に貸しこんでいるそうです
いやいや、今年の2月まで4半期ごとに起きていた
アメリカのデフォルト騒ぎのたびに、日本政府は
手持ち米国債の「債権放棄」をしてあげて残高減らしてるよ。
アメリカがいつまでも日本に対して、満額の借金持ち続けるわけないだろう。w
「何のための」デフォルト詐欺だと思ってたの?
ただ、面白おかしく騒ぎたてるだけで、誰も肝心なことが見えてない。
あの時もIMFが中にたって日本やほかの債権国に帳簿提出させて、とくに
大量保有の日本には、ここまで債権放棄しなさいって調停やってるんだよ。
どのくらい踏み倒されたか、想像するだに恐ろしいわ。
ユダヤルーツの「金融法」体系を甘く見すぎ。
http://www.asyura2.com/14/cult13/msg/749.html#c7
112. 2014年12月22日 01:40:14 : b5JdkWvGxs
箱に入っているスピーカーを後面開放にしたり、平面バッフルの面積を小さくすると、低域のレベルが下がります。
そうした場合には、密閉箱の容積を変えたり、バスレフのダクトをいじったりした場合に比べて低域のレベルがダラ下がりになる事はあってもあまりディップやピークが出来る事は少ないと思っていたのですが、必ずしもそうばかりには行かないようです。
むき出しに近い形で使っているウーハーの低域はレベルは低くてもあまり大きなデコボコは出来ないのではないか、あんなに低音が出て困るぐらいだから一概に低域不足とは言えない、という二つの矛盾した期待は甘かったのかも知れません。
サキソフォンコロッサスや、ヘレンメリルのYou`d be so nice to come home toで、低音がやたらに大きな音で、のたうち回るのに手を焼いています。特にレコードが酷い。
途中まで迷惑な程うるさかったベースラインがパタっと聞こえない所があるのは、周波数特性に大きなデコボコがあると考えるのが適当でしょう。
今回小さな平面バッフルを付けても、こうした事情にはほとんど変化がありませんでした。
ジャズやブルースではほとんど差に気が付きません。
ただクラシックのコントラバスのラインが随分分かりやすくなりました。コントラバスの弓の動きが少し見えて来たようにも思えます。(勿論これは今までに比べて少しマシといった程度の話しです。)チェロの下半分、ひょっとするとビオラも少し良くなったかも知れない。
スピーカーフレームの両側に何の補強も無しに付けたバッフルが盛大に振動している事も分かりました。
両側のウィングに補強を入れるか、どうせなら平面バッフルの奥往き方向に板を廻して後面開放型にした方が良いか、或はバッフルとフレームの間にスポンジか何かの緩衝材を入れてバッフルとユニットの縁を切るか。
改善案はいくつかあって悩みどころです。
ひとまず、現状の確認の為このまま少し聴き込んでみます。
PS
箱に入れると、低音の量は増えるけれど、その質は落ちる。
平面バッフルと箱に入れたスピーカーを比べて、低音の質と量はトレードオフの関係にある様な気がしていました。
同じ平面バッフル同士でも平面バッフルが大きい程、低音の量が増える。
小さなバッフルでは低音の量は減るけれど低音の質に関しては必ずしも悪くはならないと思っていました。
ある部分では困る程の低音が出ること、逆に出て欲しいのに出ていない周波数特性上のディップが低音にあることは、バッフルの有無であまり違いがありませんでした。
ただベースラインは以前に比べれば良く分かる様になりました。低音に量的というよりは質的な変化があったのは本当に不思議です。
クラシック以外では気付かなかった変化が最近はジャズでも少し分かる様になって来ました。
接着剤を使わず木ねじだけで作ったバッフルにも組み立て時のストレスが内部応力として残っていたのが鳴らして行くうちに、振動でストレスが抜けて来たなんてことはありえるでしょうか?
http://kawa.weblogs.jp/things/2008/02/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/436.html#c112
北朝鮮をテロ国家「再指定検討」 米、サイバー攻撃で
http://www.asahi.com/articles/ASGDP7GZCGDPUHBI02X.html
2014年12月22日00時48分 朝日新聞
オバマ米大統領は21日に放送された米CNNテレビのインタビューで、北朝鮮が大規模なサイバー攻撃をしたと米政府が断定したことを受け、北朝鮮をテロ支援国家に再指定することを検討していると語った。同指定はブッシュ前政権の2008年に解除されていた。
オバマ氏は、米ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)への行為が戦争行為に当たるかと聞かれ、「サイバー破壊行為だ。これはとても高い代償を伴う」と語った。その上で、オバマ氏は「(米国は)極めて深刻に受け止めており、相応の対応策をとる」と強調した。
オバマ氏はさらに、テロ支援国家の指定について「すでに(再指定に向けた)見直し作業に着手している。(指定には)明確な基準があり、事実に基づいて判断する」とも語った。同指定は国際テロへの支援を繰り返す国を対象にするもので、武器の輸出・販売の禁止、国際金融機関の融資に対する反対などの制裁を科す根拠としている。米国は、北朝鮮工作員による大韓航空機爆破事件後の88年に指定したものの、ブッシュ前政権時代に核問題をめぐる6者協議の進展を優先し解除していた。
米議会には再指定を求める声も出ており、上院外交委員会のメネンデス委員長(民主)は19日、ケリー国務長官に「北朝鮮をテロ支援国家に再指定するよう促す」とする書簡を提出。大勢の市民が訪れる映画館を攻撃すると脅す行為はテロ行為に当たるとし、「サイバー攻撃を通じて多くの国際企業に経済的損害を与える」と警告していた。米議会では、北朝鮮への金融制裁を強化するよう求める意見も出ている。
日本は拉致被害を受けたことなどから、そもそも08年の指定解除に反対してきた経緯もある。日本の外務省幹部は「まずは米国、北朝鮮それぞれの動向を注視し、情報収集に努める」と話した。
一方、朝鮮中央通信によると、北朝鮮の国防委員会政策局は21日に声明を出し、サイバー攻撃への関与を改めて否定。オバマ大統領が「対抗措置」に言及したことについて「サイバー戦を含むすべての戦争で、米国と対決する万端の準備を整えている。我々の超強硬対応戦はホワイトハウスとペンタゴン、米本土全体を狙って果敢に行われる」などと警告した。(奥寺淳=ワシントン、貝瀬秋彦=ソウル、松井望美)
南相馬の避難勧奨、28日解除へ 最後の指定地点
http://www.asahi.com/articles/ASGDP4PTYGDPUGTB008.html
2014年12月22日00時05分 朝日新聞
東京電力福島第一原発事故で局地的に放射線量が高い「特定避難勧奨地点」に指定された福島県南相馬市の152世帯に対し、国は21日、住民説明会を開き、28日に指定を解除することを通告した。国は「線量が指定の基準を下回った」として10月末に解除する方針だったが、「不安だ」などと住民が強く反発、解除は一時延期されていた。
原発事故による避難指示区域外で年間積算放射線量が20ミリシーベルトを超える恐れのある地点の世帯を指定し、子どもや妊婦を中心に注意を呼びかけた特定避難勧奨地点は、同県伊達市や川内村でも計129世帯が指定されていたが、既に解除されており、28日で同地点はなくなることになった。
この日の説明会では「測定地点以外に線量が高い場所は多い」「健康被害が出たら責任は持てるのか」など、解除延期を求める声が相次いで紛糾、終了時間を大幅に超過した。
しかし、政府の原子力災害現地対策本部長の高木陽介経済産業副大臣は、「住民側の要望に応じて再除染に代わる清掃を続ける」「現線量でも健康影響は考えにくいが、不安には相談窓口で対応する」などと説明。最後に「風評被害からの脱却、復興への第一歩と考えてほしい」と通告した。
国側は指定世帯への1人あたり月10万円の慰謝料は指定解除後約3カ月間、今年度末まで支払うとの方針も表明。解除後も避難生活からの復帰を支援する、などと説明した。
60. 2014年12月22日 01:46:42 : Xd67bw4aec
よく使う板の「掲示板一覧→」に、カンパ2013が表示されず
毎回、ここまで飛ぶのが大変なので表示させてくれませんか。
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/148.html#c60
28. 2014年12月22日 01:49:01 : xni5yVaf3k
>>04
中国は成長率を下げ、経済が思わしくないことを示している。
お邪魔さんは、タチの悪い立論をするね。
経済規模が大きくなれば、成長率が低下するの当たり前。率は低下しても、成長分の絶対値は拡大している。
タメにする屁理屈は止めたらどう?
それとも、算数ができないの?
ゆゑに涙した。
己の宿命に。
【プーチン大統領モンゴルを訪問】モンゴル軍が演奏するロシア国歌を聞いて泣き出す - 時ネタ/話題
持ち上げといて〜貶す。
原油價格高騰でスーパーパワーとして膨らまし
そして破裂させ暴走させる。
/⌒ヽ
⊂( ^ω^)⊃
⊂c ノ__ ノ
/⌒ヽ | .| | .| /⌒ヽ
( ^ν^) i i二 .ノ _( ^ν^) il|
(´ 二二二 ノ (´ \ \|il |il il|
/ /: / \. \ノ\. \il| |il|
i===ロ==/ i===ロ== ヘ. \. i|!l !l\il|
ノ:::::::::::::::::ヽ ノ:::::::::::::::::ヽ \ ヽη /')/')
/:::::::::::へ:::::::::ヽ /:::::::::::へ:::::::::ヽ ヽ_,,..) /
/::::::_/ \:::::::) /::::::_/ \:::::::) ) ( / /
/::_ '´ |::::| /::_ '´ |::::| ⊂(v )⊃
レ しつ レ しつ`) \ 〆 (´ ̄
/⌒Y⌒ヽ⌒\
ISISとは何か?
“最初の世界戰爭はイルミナテイに露西亞でツアーの力を轉覆
させ、其の國を無b論的共産主義の砦に作り上げる事を可能
にする爲に齎されねば成らぬ。
其の紛爭は英獨兩帝國の間のイルミナテイの工作員に據つ
て齎され、此の戰爭を煽動するのに用ゐられるだらう。
其の戰爭が終はつた後、共産主義が打ち建てられ、他の政
治體制を破壞し、あらゆる宗教を弱體化させる爲に用ゐられ
るだらう。”
“2囘目の世界戰爭はフアシスト達と政治的シオニスト達の間
の紛爭を利用して煽動されねば成らぬ。
此の戰爭はナチズムが破壞される樣に、そして政治的シオ
ニズムがパレスチナに獨立國としてのイスラエルを設けるに
十分な程、強くなる樣に齎されねば成らぬ。
2囘目の世界戰爭の間を通じて國際的共産主義は基督教徒
に均衡する爲に十分に強く成らねば成らぬ、そして其れは我
々が最終的な社會的大變動で必要とするまで抑壓され管理さ
れるであらう。”
“3囘目の世界戰爭は政治的シオニスト達とイスラム世界の指
導者達との間のイルミナテイの工作員によつて齎される紛爭
を利用して煽動されねば成らぬ。
其の戰爭はイスラム(イスラム教徒のアラビア世界)と政
治的シオニズム(イスラエル國家)が相互に破壞し合ふ樣に
指揮されねば成らぬ。其の間に他の國々は、此の點からまう
一度分割され、物理的にも、道椏Iにも、精b的にも、そし
て經濟的にも消耗し盡くす樣に、無理強いして戰はされるだ
らう... 我々は暴力革命主義者達と無b論者達とを斷固とし
て解き放つ、そして我々は兇暴性と最も殘虐な騷動の源であ
る絶對的無b論の效果として其れ等の國々に於いて其のあら
ん限りの恐怖が明確に表されるであらう、恐るべき社會的大
變動を斷固として煽動する。其れから到る所で市民達は世界
の少數派の革命黨員達から自身を防衞する事を餘儀無くされ
其れ等の文明の破壞者達を根絶するだらう、そして基督教に
幻滅した大勢の自然b教的魂は、其の時からさまやうだらう
理想を切望して、然し考へもせずに崇拜するものに捧げ、最
終的に公衆の眼前に齎されるルシフアー(譯注:惡魔大王)
の純粹な教義である、宇宙の靈魂の顯現を通じて本物の光を
受けるだらう。此の靈魂の顯現は、兩者、同じ時に征服され
根絶される、基督教と無b論の破壞へと續く、全般的な叛動
的動きから齎されるだらう。”
シオニストとブレジンスキー
「ヘブライの館2」4F - 東欧ユダヤ研究室 - 元ソ連外交官が語る「ロシア−ユダヤ闘争史」の全貌
ユーラシアの地政學 ― 「ユーロ・アトランテイツク」形成の條件
ユーラシアの地政學 ― 露西亞の課題
猶太閥最強の隱し玉。ウラジミール・プーチン露西亞聯邦共和國大統領と云ふ視點
「パンドラの箱を開けたのは誰だ」CNNのプーチン首相独占インタビュー 【暗いニュースリンク】
ドンメイ 世界を地獄へと引き摺り込むまう一方の主役
ROCKWAY EXPRESS プーチン大統領:欧米がシリアを攻撃すれば、サウジを攻撃する?
ROCKWAY EXPRESS シリア大使:サウジのバンダル王子がアルカイダの実際のリーダー
「イスラム国家」、チェチェン、カフカスを解放とプーチン大統領を脅迫 - News - 政治 - The Voice of Russia
コラム:サウジが仕掛ける「石油戦争」、制御不能リスクも ロイター
ロシアが破綻寸前 政策金利17%に引き上げ 98年ルーブル危機の再来 木村 正人
焦点:ルーブル危機、「プーチン帝国」崩壊への序曲か(ロイター)
ロシア大統領補佐官がISISの兵士を軍事訓練しているモサドを批判。ISISの存在はイスラエルの安全保障にとって好都合
すでにエドワード・スノーデンのNSA最高機密文書によってISISの背後にイスラエルがいることを暴露されている。
イスラエルがロシアに頼る?〜「国際戦略を米国だけに依存するのは危険だ」と発言/田中 宇(2014年11月21日)
スーパーパワーとして奴等が育成した露西亞に結集するであらう
雙頭の鷲を國璽として掲げるフリーメーソン國家露西亞 フリーメーソン國家米國と露西亞 或いはプーチンとメドヴエージエフ
舊約聖書と露西亞 「ロシ」と云ふ記述は、本來のエゼキエル書には記述されてゐるのかゐないのか?
露西亞を使つて破滅に導かんとする存在あり 其の名は欺くもの「アルコン」である
「裏ヘブライの館」 地下資料室(地下3F)日本に興味を示すユダヤ老修行僧
プーチン大統領・2014年10月24日ヴァルダイ国際討論クラブでの演説 ― 世界秩序: 新たなルールかルールなきゲームか
[2014年10月24日、ソチで開催されたヴァルダイ國際討論倶樂部第11セッションの最終本會議における、ウラジミール・プーチンの演説と質疑應答のトランスクリプトから抜粹]
ヴァルダイ國際討論倶樂部會議
議題 「世界秩序: 新たなルールかルール無きゲームか」
本年は、海外25カ國からの62人を含む108人の專門家、歴史家、政治アナリストが參加した。本會議では、現在の國際法の制度・規範のシステムを侵食する要因の分析に專念する3日間にわたる討論の結果が總轄された。
ウラジミール・プーチン: 同僚、紳士、淑女、友人の方々、皆さんをヴァルダイ國際討論倶樂部第11セッションにお迎え出來ました事を嬉しく存じます。
先程言はれたやうに、今年は倶樂部を共催する諸團體にロシアの非政府組織、專門家グループ、一流大學等が新たに參加しています。討論の範圍を廣げてロシア其れ自體に關聯する問題だけでなく、グローバル・ポリティックス [=地球規模の政治] と經濟を含めると云ふ發想も提起されました。
組織と内容が此のやうに變更された事に據り、專門家に據る指導的な公開討論の場としての此の倶樂部の影響力は強まる事でせう。 同時に「ヴァルダイlb」ともいへる、此の自由で開かれた雰圍氣と、所有種類の全く異なる率直な意見を表明する機會が、今後とも存續する事を希望しております。
此の點に關する限りでは、私も皆さんの期待を裏切らず直裁率直に意見を發言するとの旨を申し述べさせて下さい。 私が申す事には少し手嚴し過ぎると思はれるものがあるかも知れません。とはいえ、眞つ直ぐ正直に實際に思つてゐる事について話すのでなければ、此のやうにして會合を開いてもメリットは殆どありません。若しさうでなければ、外交的會合の趣旨に從つて誰もが本當に意味のある事を言はない方が良いと云ふ事になり、皆さんは有名な外交官の言葉を思ひ出して、外交で言葉を遣うのは眞實を語らない爲だと思ひ到る譯です。
私達には會合を開く別の理由があり、お互ひに率直に語り合ふ爲に集まつています。今日私達が直裁で單刀直入になる必要があるのは、辛辣な言葉の應酬を行ふ爲ではなく、現に世界で起こつてゐる事柄の眞相を究明し、世界が更に安全な場所ではなくなり、予測不可能性が増してゐる理由、私達の周圍の到る所でリスクが高まつてゐる理由を理解する試みの爲なのです。
今日の討論は 「世界秩序: 新たなルールかルール無きゲームか」と云ふテーマのもとで行はれました。私の考へでは、此のテーマは今日私達が迎えた歴史的轉機と私達の全てが直面する選擇を正確に言ひあらわしてゐると思ひます。 現在世界が非常に急速に變化しつつあると云ふ理解には勿論何ら新しいものはありません。 私は此れが今日の討論で語られてゐた事柄である事を承知しています。 グローバルな政治、經濟、國民の生活に於いて、また産業技術、IT、社會工學の分野に於いて、人は劇的な轉換が起つてゐる事に氣附かない譯にはいきません。
今、私の發言が、結局討論に參加した方々の一部が既に述べた事の繰り返しになるとしてもお許しを願ひます。此れを避ける事は事實上不可能です。既に詳細な論議が行はれましたが、私の觀點を提示しませう。此れは他の參加者の見解とある點で一致し、他の點では異なる事でせう。
現在の状況の分析を行ふ際に、私達は歴史の諸々の教訓を忘れないやうにしたいものです。まず第一に、過去に於いて世界秩序の轉換 ― 今日私達が目にしてゐる出來事は世界的規模のものです ― は、世界規模での戰爭や紛爭か、さうでなければ地域レベルの激しい紛爭の聯鎖を伴うのが通例でした。第二に、グローバルな政治、地球規模の政治とは、何はさておき、經濟的リーダーシップ、戰爭と平和の問題、人權を含む人道的次元に關はるものです。
今日、世界は矛盾に滿ちています。私達は信頼出來るセーフティネットを整備してゐるかどうか、互ひに率直に尋ね合ふ必要があります。不幸にも、現在の大域的及び地域的な安全保障體制が、激動から私達を守る事が出來ると云ふ保證も確實性もありません。此の體制は著しく弱體化し、斷片化、變形されています。國際的・地域的な政治機關、經濟機關、文化協力機關もまた困難な時期を經驗しつつあります。
さうです、世界秩序を保證する仕組みの多くは、今では相當久しい昔、とりわけ第二次世界大戰直後の時期に創られたのです。私が強調したいのは、創立が當時にまで遡る此の體制の堅固さが、戰勝國の間の勢力均衡と諸權利に基づくだけではなく、此の體制の「創立の父達」がお互ひを尊重し合ひ、他に對して壓力をかけやうとせず、合意を達成しやうとした、と云ふ事實に基づいてゐた點なのです。
最も重要なのは、此の體制が發展する必要があり、其の樣々な缺陷にも關らず少なくとも世界で起こつてゐる諸問題を一定の限度に留め、諸國間の自然な競爭の強度を調整出來る事が必要だと云ふ點です。
時に非常な努力と困難を伴つて私達が過去數十年にわたり築ゐた此の抑制と均衡のメカニズムを、代はりになるものを何も築く事無く、單に壞してバラバラにして仕舞ふ事は出來ないと私は確信しています。さもなければ私達には暴力以外に何も手段が殘されない事になるでせう。
私達に必要だつたのは、合理的な再建を行ひ、此れを國際關係のシステムの新たな現實に適合させる事だつたのです。
所がアメリカ合衆國は自らを冷戰の勝者と宣言して後、此れを必要とは認めませんでした。秩序と安定を維持する爲に絶對に缺く事の出來ない諸國間の新たな力の均衡を確立する代はりに、此のシステムをはつきりと大幅な不均衡に陷れる措置をとつたのです。
冷戰は終結しましたが、既存のルールの尊重、或いは新たなルールと基準の創出についての明確で透明な合意に基づいて、平和條約が調印される事は結局ありませんでした。此の爲冷戰の所謂「勝者」が、自らの必要事項と利害に諸々の出來事が適合するやう壓力を加え、世界を作り直す事を決定したとの印象が生まれました。既存の國際關係のシステム、國際法、實施される抑制と均衡が、此れ等の狙ひの妨げになつた場合は、此のシステムは價値が無く、時代遲れで、即座に廢止する必要があると宣言されました。
たとえをお許し頂くなら、此の場合、新興成金が突然巨額の財産を世界の主導權と世界支配と云ふ形で手に入れる結果となつた譯で、此れは其の際の彼等の振る舞ひ方なのです。自らの富を、勿論自分自身の利益の爲にも賢明に管理する代はりに、彼等は多數の愚行を犯したと私は思ひます。
現在私達が迎えてゐる時代は、世界の政治で異なる解釋が行はれ、故意に沈默が守られてゐる歴史上のある時期なのです。國際法は、壓倒的な法律無視に據つて再三再四撤退を強いられて來ました。客觀性と正義は政治的ご都合主義の下で犠牲にされ、合法的な規範が恣意的な解釋と偏嚮した評價に取つて代はられました。同時に、世界的なマスメディアを完全に支配する事に據つて、望む時に白を黒、黒を白に描く事が出來るやうに成りました。
一國と其の同盟國、と云ふよりも寧ろ衞星國ですが、此れ等の國々が優勢だつた状況では、世界的規模での解決への模索が、自國の處方箋を世界共通のものとして課そうとする試みに轉じる事が屡々でした。此のグループの野望が非常に大きくなつた結果、彼等のロビー、權力の囘廊で決められた方針が國際社會全體の見解であるかのやうに提示され始めました。所が實際には、さうではなかつたのです。
まさに「國家主權」と云ふ概念が大半の國々にとつて相對的な價値となりました。 本當のところ、此の時畫策されてゐた常套手段は、世界の唯一の權力の中樞に對する忠誠の度合ひが大きい程、然々の統治體制の正統性も大きくなる、と云ふお決まりの定式だつた譯です。
後程自由討論が行はれますから、私は皆さんの質問に喜んでお答えし、皆さんに質問する自分の權利も用ゐたいと思ひます。間もなく行はれる此の討論の際に、たつた今私が提示した立論を誰かに反證させてみませう。
服從を拒んだ者達に對する措置はよく知られており、幾度もの試みに耐えてきたものです。此れ等の措置には、武力行使、經濟的壓力やプロパガンダに據る壓力、内政干渉、また然々の紛爭への非合法的介入や不都合な政權の轉覆を正當化する必要がある場合には、一種の「超法規的」正當性に訴える事が含まれます。此處最近、世界の多くの指導者に對してあからさまな脅迫が用ゐられて來たと云ふ證據も増えています。自らに最も近しい同盟國を含めて世界中を監視下に置く爲、所謂 『ビッグ・ブラザー』 が何十億ドルの費用を使つてゐるのは故あつての事なのです。
私達は自らに問うてみませう。 「自分達は此れに對して安心していられるだらうか。此の世界に生きる事はどの程度安全で幸福なのか。世界はどれ程公正で合理的になつたかと。若しかすると、心配したり、議論したり、氣まずい質問をしたりする理由は、本當は無いのかも知れません。若しかすると、アメリカ合衆國の例外的な立場と主導權を發揮する遣り方は、本當は私達皆にとつて喜ぶべき事柄であり、世界中の出來事への此の國の干渉に據つて平和、繁榮、進歩、成長、そして民主主義が齎されてゐるのでせうか。また若しかすると私達はただリラックスして、此れ等全てを享受するのがよいのでせうか。
私に言はせれば、其れは眞實では無いのです。絶對に違ひます。
一方的な強權政策と自分達のモデルの押し附けをすると、逆の結果が生まれ、紛爭は解決される代はりに結局更に激化する事になります。 安定した主權國家に代はつて混沌が廣がり、民主主義の代はりに、あからさまなネオファシストからイスラム過激派に到る大變怪しげな層が支持されます。
何故彼等は此のやうな人々を支持するのでせう。其れは彼等が自分達の目標を達成する途上で此れ等の人々を道具として使用する事に決め、次いで指を火傷しては後ずさりするからなのです。ロシアの言ひ囘しで言ふと、私達のパートナーは相變はらず同じ熊手の上を踏みつけて仕舞ふ。詰り何度となく同じ過ちを犯すのですが、私は其の遣り方には絶えずあきれさせられます。
曾て彼等はソ聯と戰う爲にイスラム過激派運動の資金援助を行ひました。此れ等の過激派グループはアフガニスタンで戰鬪を經驗し、後にタリバンとアルカイダを誕生させました。國際テロリストに據るロシアの侵略 (私達は此れを忘れてはいません) と中央アジア地域諸國の侵略に對して、西側諸國は此れを支援したとは言はないまでも少なくとも目を瞑り、私ならかう申しますが、情報提供と政治的・財政的援助を行つたのでした。アメリカ合衆國は、テロリストに據るゾッとするやうな攻撃が國土其のものに加えられて、初めてテロリズムと云ふ共通の脅威に目覺めました。念の爲に申しますが、其の當時アメリカ國民を支援し、9.11の恐ろしい悲劇に對して友人として、またパートナーとして對處した最初の國が私達だつたのです。
アメリカとヨーロッパの指導者達との話し合ひの際、私はいつも世界規模の課題として共にテロリズムと戰う必要について語りました。私達は此の脅威を甘受して此れを受け入れる事は出來ませんし、ダブル・スタンダードを使つていくつもの別箇の部分に切り分ける事も出來ません。私達のパートナーは合意を表明しましたが、少し時間が經つと私達は結局振り出しに戻つて仕舞ひました。軍事行動がまずイラクで、次いでリビアで行はれ、リビアは崩壞の瀬戸際にまで追ひやられました。何故リビアは此の状況に追ひ込まれたのでせうか。今日ではリビアはバラバラになる危險にさらされた國で、テロリスト達の訓練場と成つています。
エジプトの現在の指導者層の決意と英知だけが、アラブの此の主要國を混沌と過激主義者の跳梁跋扈から救ひました。合衆國と其の同盟國は、過去におけると同樣、シリアでも直接叛政府勢力への資金と武器の供給を行ひ、此の勢力が樣々な國からの傭兵に據つて諸階位を充當する事を可能にし始めました。此れ等の叛亂分子達はどこで資金、武器、軍事專門家を調達してゐるのかお尋ねします。此れ等全てはどこから入手するのでせう。惡名高いISILは、どのやうにしてとても強力な戰鬪集團、實質的に本物の軍隊となる事が出來たのでせうか。
財源はどうかと言へば、今日、資金は麻藥から得られるばかりではありません。麻藥の製造量は、アフガニスタンに國際合同軍が駐留するやうになつて以來、單に數パーセント増に留まらず何倍にも増えました。皆さんは此れをご承知です。テロリスト達は石油の販賣からも資金を得てゐるのです。石油は彼等の支配地域で生産されており、彼等は此れをダンピング價格で販賣し、製造と輸送を行ふのです。けれども誰かが此の石油を買つて再販し利益を得ても、早晩自分達の國にやつて來て破壞を廣める事も有り得る聯中にかうして資金を與へてゐる事實については考へないのです。
テロリスト達はどこから新兵を補充してゐるのでせうか。イラクでは、サダム・フセインが打倒された後、軍隊を含む國家の機關は荒廢したまま放置されました。其の當時私達は、細心の用心をするやうにと申しました。あなた方は人々を路頭に追ひやつてゐるけれど、此の人達は其處で何をするのでせう。彼等は正しかろうと正しくなかろうと地域大國のリーダーの地位にあつたのを忘れないで下さいよ。此れから此の人達をどのやうな職業の人間にするのですか、と。
其の結果どうなつたでせう。數萬人の兵士、士官、前バース黨活動家が路頭に追ひやられ、現在では叛政府勢力の序列に加わつています。恐らく此れに據つて、イスラム國グループが非常に實働的であると判明した理由が説明されるでせう。軍事的觀點からとても實働的に行動しており、一部に大變プロフェッショナルな人々がいます。ロシアは繰り返し、一國に據る一方的な軍事行動、主權國家の内政への干渉、過激主義者・急進主義者にちょつかいを出す危險について警告を行ひました。 私達は、此れ等のグループにテロリスト組織のリストに載つてゐる中央シリア政府、とりわけイスラム國に對抗させておく事を主張したのです。 其れに對して何か成果が見られたかと言へば、此のアピールは無駄に終はりました。
時として、私達の同僚・友人達は自らの政策の歸結と絶えず鬪つており、自ら作り出した危險に對處する事に全ての努力を投入しますます大きな代償を支拂つてゐる、との印象を私達は受けます。
同僚の皆さん、現在の一極支配の時代は、たつた一つの權力の中樞があるだけでは世界全體の諸々のプロセスを管理する事が出來ない、と云ふ事を疑ふ餘地無く證明しました。其れどころか其のやうな不安定な構造物は、地域紛爭、テロリズム、麻藥取引、宗教的狂信、盲目的愛國心、ネオナチズムのやうな現實の脅威に對抗出來ない事が明らかになりました。また同時に此れは、慢心した愛國の誇り、世論操作や、強者が弱者をいじめ、抑壓するのを放置する事に、大きく道を開いて仕舞ひました。
本質的に、一極世界はただ人々と國々に對する專制權力を正當化する手段であると云ふ他ありません。リーダーを自稱する人にとつてさえ、一極世界は餘りに不愉快で、重苦しく手に負えない負担だと云ふ事がわかつたのです。此の討論の場で少し前に此の關心の方嚮に沿つたコメントが加えられましたが、私も全く此れに賛成です。此れが、此の新たな歴史の段階で、アメリカの主導權を永續させる都合の良いモデルとして僞の二極世界の外見を再び作り出さうとする諸々の試みが見られる理由なのです。アメリカの政治的プロパガンダで、曾て主要な敵であつたソビエト聯邦の地位に代はるのが誰なのか、誰が惡の中樞にされやうと大差はありません。條件が合へば、此れは核技術を我が物としやうとする國としてのイラン、世界最大の經濟大國としての中國、核超大國としてのロシアでも有り得るのです。
今日、世界を寸斷し、新たな分割線を引き、何かの爲では無く、誰か(誰でも)に對抗する爲に聯立を企てやうとする新たな努力が見られます。其れは、曾ての冷戰期のやうに敵のイメージを作り出し、此の主導權、或いはお望みなら、一方的強權政策を行使する權利を得やうとする努力なのです。冷戰の際は此のやうな状況の見せ方が行はれていました。私達は皆此れを理解しますし、知つております。アメリカ合衆國は同盟諸國にいつも言ひました。「私達には共通の敵がゐる。恐ろしい仇で惡の中樞だ。私達は同盟國であるあなた方を此の敵から守つてゐる。だから私達にはあなた方にあれ此れ命令し、此の集團防衞の爲に自分達の政治・經濟的利害を犠牲にして應分の代償を支拂うやう強制する權利がある。だが勿論、其の全てを管理するのは私達なのだ。」 要するに、今日、變化しつつある新しい世界でグローバル・マネージメントのお馴染みのモデルを再生産しやうとする試みが見られる譯ですが、其の全てはアメリカ合衆國の例外的な地位を保證し、政治・經濟的な分け前を受け取る爲のものだと云ふ譯です。
然し此れ等の試みは現實からますます乖離し、世界の多樣性と兩立しなくなつています。此の種の措置のせいで對立と對抗手段が生まれるのは避けがたく、望まれる目標とは逆の効果が生じます。政治が性急に經濟に干渉し合理的決定の論理が對決の論理に取つて代はられると、何が起こるのかを私達は目にしています。對決の論理では、事業の國益を含めて自らの經濟的地位・利益は損害を蒙るばかりです。
合同經濟プロジェクトと共同投資を行なえば、國々は客觀的に一層緊密に結びつけられ、國家間の關係で生じる目下の諸問題を片附ける助けになります。然し今日、グローバル企業のコミュニティーは、西側諸國政府からの先例の無い壓力に直面しています。私達は 「祖國が危機に瀕してゐる」、「自由主義世界が脅威に曝されてゐる」、「民主主義が危うくなつてゐる」といつたスローガンを耳にする時、どのやうな事業、經濟的便宜とプラグマティズムについて語る事が出來るでせうか。其處で誰もが動員される必要があります。其れが現實の動員政策の有樣なのです。
諸々の制裁は、既に世界貿易の基礎、WTOルールと私有財産の不可侵の原則を弱體化させつつあります。此れ等は、指摘すればそもそもまさに西側諸國の利益となつたモデルである、市場、自由、競爭に基づく自由主義のグローバル化のモデルに打撃を與へてゐるのです。かうして今や、西側諸國はグローバル化のリーダーとしての信用を失ふ危險を冒しています。此れが何故必要だつたか、私達は自問しなければなりません。結局のところ、アメリカ合衆國の繁榮は、投資家と海外のドル・米國債劵保有者の信用に大きく依存しています。明らかに此の信用が現在弱體化しつつあり、今ではグローバル化に據つて得られた成果に對する失望の氣配が多くの國々に見られます。
よく知られてゐるキプロスの前例と政治的動機に據る制裁は、經濟的・財政的主權や、外壓のリスクから自らを守る方法を見いだしたいと云ふ國々、または其れ等の地域グループの望みを、支援しやうとする傾嚮を強めたにすぎません。ますます多くの國がドルへの依存度を輕減する方法を搜しており、此れに代はる金融・決濟システムと準備通貨の準備を行つてゐる事が既に私達には分かつています。アメリカの友人達は、今まさに自らが座つてゐる木の枝を切り落そうとしてゐるところなのだと私は思ひます。政治と經濟を混同してはいけないのですが、所が其れが今起こつてゐる事なのです。 私はいつも、政治的動機に據る制裁はあらゆる人に損害を與へる過ちだと思つていましたし、今もさう思つています。 私達は後程きつと此の主題を再び取り上げる事と思ひます。
此れ等の決定がどのやうに行はれたか、誰が壓力をかけてゐたかを私達は知つています。けれどもロシアは感情的になつて氣分を害したり、誰かの住處に物乞いに行く積もりはない事を強く主張したいと思ひます。 ロシアは自給自足出來る國なのです。私達は、既に形成されてゐる海外經濟環境の内側で取り組みを行ひ、國内生産と科學技術を發展させ一層の決斷力を持つて行動する事でせう。過去に諸々の出來事が起きた時さうであつたやうに、外壓は私達の社會を強固にし、常に油斷無く主要な開發目標に全力を注がせるだけなのです。
勿論制裁は障害となるものです。彼等は此れに據つて私達に痛手を負わせ、發展を阻み政治・經濟・文化的に孤立させやうとしてゐる。言ひ換えれば、強いて私達を後進的な地位に置こうとしてゐるのです。 けれども更にまう一度申しませう。今日、世界は以前とは非常に異なる場所となつてゐるのだと。 私達には、誰かと縁を切つて自らを隔離し、經濟自立國家として生きやうとして、一種の閉ざされた開發の道筋を選ぶ積もりはありません。經濟・政治的關係の正常化を含め、對話に對して私達は常に開かれています。此處で期待されるのは、先進國の商工團體のプラグマティックな [=理論據りも實際の經驗・觀察に導かれた] 取り組みと立場なのです。
此の頃ロシアはヨーロッパに背を嚮けてゐるやうだ ― 今囘の討論でも恐らく既に其のやうな發言がありました ―、新しいビジネス・パートナーを殊にアジアで探してゐるやうだ、と一部で言はれています。此れについては、其のやうな事は全く無いと申しませう。 アジア太平洋地域での私達の積極方針は、昨日始まつたばかりのものでも制裁に對應したものでも無く、既に相當の年月の間踏襲されて來た政策です。 西洋諸國を含む他の多くの國々と同樣、私達が經驗したのは、アジアが世界の經濟と政治でますます大きな役割を果たしており、不利益を蒙らずに此れ等の發展を見過ごす餘裕は全く無いと云ふ事なのです。
再度申しますが、此れは現在誰もが行つてゐる事ですし、我が國は地理的に多くの部分がアジアにあるのですから、其れだけ一層私達もそうする事でせう。 此の地域で私達が競爭上の優位性を活用しない、等と云ふ事があるでせうか。若しさうしないのならば、餘程先見の明が無いと云ふ事に成つて仕舞ひます。
アジアの國々との經濟的な結び附きを發展させ、共同統合プロジェクトを實施すれば、我が國の國内の發展の爲の大きなインセンティブが生まれます。今日の新たな人口統計、經濟、文化の動嚮の全ては、唯一の超大國への依存が客觀的に減少するであらう事を示唆しています。此れについては、此れまで歐米の專門家達が議論を行ひ、著作を著して來ました。
恐らくグローバルな政治に於ける諸發展は、グローバル經濟で私達が目にしてゐる諸發展、即ち個別のニッチを巡る激しい競爭や特定の地域にみられる頻繁な指導者の交代を反映する事でせう。 此れは全く起こりうる事柄です。
グローバルな競爭では、教育、科學、健康管理、文化のやうな人道的要素が一層大きな役割を果たす事は疑ひがありません。また此の事は國際關係にも大きな影響を及ぼします。其の理由の一部を擧げると、此れ等の「ソフト・パワー」の力は、巧妙なプロパガンダの詐術據りも、人的資本の開發に掛る實際の功績に大きく依存すると云ふ事情があるのです。
同時に、所謂多極的世界の形成は(私は同僚の皆さんに此の點にもご注意願ゐたいと思ひます)、其れ自體としては安定性を改善するものではありません。其れどころか、逆のケースとなる可能性が一層高いのです。世界が平衡に達すると云ふ目標は、多くの未知數を含む方程式として、かなり難しい問題に變はつて來てゐるのです。
ですから、たとえ嚴格で不都合な事があるとしてもルールに從つて行動する事を選ぶと云ふのでは無く、寧ろ全くルール無しに行動する事を選ぶとすれば、私達の將來はだうなるでせうか。然も此の筋書きは全くありうる話で、世界情勢の緊張を考慮に入れると、此れを除外する事は出來ません。現在の動嚮を考慮して既に多くの予測を行ふ事が可能ですが、其れ等は樂觀的なものではありません。私達が互ひの誓約と合意の明確なシステムを創らず、危機的状況の管理と解決の爲の仕組みを築かないならば、世界全體が無政府状態に陷る兆候が擴大する事は避けられないでせう。
今日既に私達は、世界の主要國が直接または間接に參加して一聯の暴力的衝突が起こる可能性が、急激に高まつてゐるのを目にしています。しかも危險因子としては、從來の多國間の紛爭の他、個々の國家の内部での不安定があり、此れは特に主要國の間で地政學的利害が交差する地點や文化、歴史、經濟的な文明大陸の境界地帯にある國 [/民族] に當て嵌まります。
ウクライナについては詳細な討論が行はれ、更に幾らか討論が行はれる事と思ひますが、此れは國際的な勢力均衡に影響を及ぼすやうな種類の紛爭の一例で、此れが最後の紛爭に成らない事は確かだと私は考へます。此處から、軍縮協定の現行システムを破壞する其の次の本物の脅威が生じます。此の危險なプロセスは、2002年にアメリカ合衆國が彈道彈迎撃ミサイル制限條約を一方的に破棄し、次いでグローバル・ミサイル防衞システムの創出を活發に追究し始めた際アメリカに據つて開始され、今日まで繼續されてゐるのです。
同僚、友人の皆さん、
此の危險なプロセスを開始したのは私達ではなかつた事を私は指摘したいと思ひます。再び私達は、諸國家が直接衝突するのを防ぐものが、利害の均衡と相互の保證である代はりに、恐怖と相互絶滅の均衡である時代に陷ろうとしています。 法的・政治的手段が無い爲、武器が再び世界的議題の焦點になりつつあり、國聯安全保障理事會の承認が全く無くても場所と方法を問はず武器が使用されています。また安全保障理事會が其のやうな決定を下す事を拒む場合には、時代遲れの無能な機關であると即座に宣言されます。
多くの國家には、自ら核爆彈を調達する以外に主權を確保する方法が分かりません。此れは極めて危險です。私達は協議の繼續を強く要求し、協議を支持するばかりで無く、核兵器保有量の削減に嚮けた協議の繼續をあくまでも求めます。核兵器は世界で少なくなれば少なくなる程良いのです。 また私達には、一切のダブル・スタンダードを排して本氣で協議を行ふ場合に限り、核軍縮について非常に眞劍に具體的に話し合ふ用意があります。
今私が言おうとしてゐるのはどのやうな事なのでせうか。多くの種類の高l度兵器は、性能の點で既に大量破壞兵器に近附いています。 核兵器を全面的に放棄するか、其の濳在量を大幅に削減する場合、高l度システムの開發・製造で先進的な地位にある國家が明らかに軍事的に優位に立つでせう。戰略的均衡が破れると不安定に成る可能性が高くなります。所謂世界規模での最初の先制攻撃の使用の誘惑に驅られる可能性があり、要するにリスクは減るのでは無く、強まるのです。
次に明らかに脅威となるのは、民族・宗教・社會的な紛爭が一層深刻化する事です。此のやうな紛爭は、其れ自體危險であるばかりで無く、無政府状態、無法状態、カオス [混沌] の状態にある地帯を周邊に作り出す爲危險です。此れ等の場所はテロリストや犯罪者達には快適で、海賊的行爲、人身賣買、麻藥取引が蔓延します。
ちなみに、當時私達の同僚 [=米國側] は何らかの形で此れ等のプロセスを操り、地域紛爭を利用して「カラー革命」を自らの利害に適うやう企てやうとしたのですが、此れは取り返しのつかない大きな變化を齎す事と成りました。 制御されたカオスの理論の創案者達自身にもカオスをだう取り扱えば良いかは分からないらしく、彼等の足竝みは亂れています。
私達は、支配エリートと專門家コミュニティの兩者に據つて行はれる討論を綿密に追跡しています。此れは昨年一年間の西洋諸國の報道出版物の記事の見出しを見れば十分なのですが、同じ人々が民主主義の鬪志と呼ばれており、イスラム教徒についても同樣です。まず革命について記事が書かれ、次いで此れが叛亂・政治的社會的動亂と呼ばれます。結果は明白で、更に地球規模でカオスが擴大する事になります。
同僚の皆さん、此の地球規模の状況を考へると、今や物事の基本となる事柄について合意が始まる時が來ています。此れは途方も無く重要かつ必要な事であつて、自分の陣營に戻るよりも遙かに良い事なのです。 私達は皆、共通の問題を直視する程運命を共にしてゐる事に氣附きます。此の状況から脱出する爲の論理的な方法は、國々や社會が協力を行ひ、増大する諸課題に對して共同で答えを見附け、共同でリスク管理を行ふ事です。確かに私達のパートナーの一部には、ある理由から其の事を思ひ出すのは自らの利害に適う場合に限ると云ふ者達もあるのですが。
實際的經驗は、課題に對する共同の解決策が萬能藥と成らない事を教えており、私達は此れを理解する必要があります。其れに大半のケースでは、其のやうな解決策に達する事は困難です。 國益の相異、樣々なアプローチの主觀性を克服する事は容易では無く、特に文化・歴史的傳統が異なる國々の事と成ると容易ではありません。然し其れにも關らず、私達には、共通の目標を持ち同じ基準に基づいて行動し、共に實際に成功を遂げた諸々の實例があるのです。
シリアの化學兵器の問題の解決と、イランの核開發プログラムに關する實質的な對話、また同樣に、ある程度前嚮きの結果を得た北朝鮮問題への私達の取り組みについて皆さんに想起してゐただきたいと思ひます。將來、私達が此の經驗を地域的・大域的な課題の解決の爲に用ゐる事が出來ないと云ふ事があるでせうか。
安定と安全を可能にする一方で、健全な競爭を促進し、發展を妨げる新たな獨占の形成を許さない新しい世界秩序 ― 此の秩序の法的・政治的・經濟的根據と成り得るのは何でせうか。誰かが今すぐに餘す所無く包括的な既成の解決方法を提供出來る、と云ふ事は到底有り得ません。私達は幅廣く諸政府、グローバル企業、市民社會、此の討論倶樂部のやうな專門家の討論の場から參加者を得て、大規模な作業を行ふ必要があるでせう。
とはいえ成功と本物の成果が得られるのは、ただ國際情勢に參加する主要な國々が利害の調和、道理に適つた自制について合意する事が出來、積極的で責任あるリーダーシップの模範を示しうる場合だけである事は明らかです。私達は一國に據る一方的な行動の限度をはつきりと見定めなければならず、多國間で機能する仕組みを利用する必要があります。また國際法の實効性の改善の一環として、安全と人權、國家主權の原則と所有國に對する内政不干渉の原則を保證する爲に國際社會の諸行動の間のジレンマを解決しなければなりません。
まさに此れ等の行動の衝突の爲に、複雑な國内のプロセスに對し外部から恣意的な干渉が加えられる事が増々多くなつています。此の爲幾度となく世界の主要プレーヤーの間に危險な對立が誘發されるのです。主權の維持と云ふ課題は、世界の安定の維持と強化にあたつて殆ど最優先の課題となります。
明らかに、外部からの力の使用の基準を議論する事は極めて困難であり、此れを個々の國々[/國民、民族] の利害と切り離す事は實際には不可能です。とはいえ誰にとつても明らか合意事項が無く、必要な合法的干渉について明確な條件が定められないと、危險は遙かに高まります。
國際關係は國際法に基づかなければならず、國際法其のものは正義、平等、眞理等の道梃エ理に基づくべきである事を補足として附け加えませう。 たぶん最も重要なのは、自分のパートナー達と彼等の利害に對する尊重です。此れは疑ふ餘地の無い決まり文句ですが、ただ此れに從ふだけで世界の情勢が抜本的に變はりうるのです。
國際機關・地域機關の實効性を囘復する事は、私達に其の意思があれば可能である、と私は確信します。殊に第二次世界大戰後つくられた諸機關は全く世界共通のもので、現在の情勢を管理するのに十分な最新の實質を與へる事が可能ですから、何も一から新たに築く必要も無い。 此れは 「未開發地域」 では無いのです。
此れは、かけがえのない中心的な役割を果たす國際聯合の取り組みの改善についてもいへる事ですし、また過去40年のうちに歐洲大西洋地域の安全と協力の確保に必要な仕組みである事が分かつた歐洲安全保障協力機構についても同樣です。今も尚南東ウクライナの危機を解決する試みに際して、此の機構は非常に積極的な役割を果たしてゐると言はなければ成りません。
ますます制御不能となり、樣々な脅威を伴う國際的環境の根本的變化を踏まえ、私達は責任の重い諸大國の新たな世界的コンセンサスを必要としています。此れは、古典的な外交のlbに據る何らかの地域的な取決め若しくは強國の勢力範圍の分割、または誰かが地球を完全に支配する事に關はるものではありません。私達が必要とするのは新しい型の相互依存だと私は考へます。私達は此れを恐れるべきでは無く、其れどころか此れは諸々の立場を調和させる望ましい手段なのです。
地球上の一定の諸地域が強くなり成長する事を考へると、特に此れは實際上重要です。此の強化と成長のプロセスでは、此れ等の新たな複數の極を組織化して影響力のある地域組織を創出すると共に、此れ等の地域組織の相互作用のルールを發達させる事が客觀的に必要と成ります。 此れ等の中樞間の協力に據つて世界全體の安全保障と政策・經濟の安定性は著しく増大される事に成るでせう。 けれども [地域組織=中樞間の] 其のやうな對話を確立する爲には、互ひが相補的に振る舞ひ、誰もわざと爭ひや對立を強ゐる事が出來ないやう、所有地域の中樞と其の周圍に形成される統合の爲の諸々のプロジェクトが互ひに等しく發達の權利を有する必要がある、との前提條件から出發する必要があります。さもなければ、其のやうな破壞的な行動に據つて國家間の絆が破綻する事に成り、諸國家自らが極度の苦境に曝されるか、事に據ると全面的に破壞されて仕舞ふでせう。
昨年の出來事を皆さんに思ひ出してゐただきたいと思ひます。私達はアメリカとヨーロッパのパートナー達に、例えばウクライナの歐洲聯合加盟を性急に祕密裏に決定する事は經濟への深刻なリスクを孕んでゐると傳へました。私達は政治については何も言はず、ただ經濟について考へを傳へ 「事前の準備無く其のやうな措置を取れば、ウクライナの主な貿易パートナーであるロシアを含めて他の多くの國々の利害に抵觸する、「多數の人が話合ひに加わる事が必要である」と意見を述べました。ちなみに此の件については、私は皆さんに例えばロシアのWTOへの加入交渉が19年間續ゐた事を想起してゐただきたいと思ひます。此れは非常に困難な作業でしたが、一定のコンセンサスに達しました。
何故私は此の事を持ち出すのでせうか。其の理由は、私どものパートナー達がウクライナのEU加入プロジェクトを實行する際、いわば裏口を通つて自分達の商品とサービスを携え私達のところにやつて來やうとしたからなのです。私達は此れに同意しませんでしたが、此の點については誰も私達に質問をしませんでした。私達はウクライナのEU加盟に關聯する所有論題について、實に粘り強く話し合ひを行ひました。けれども私は強調したいのですが、此れは全く禮儀正しい仕方で行はれ、起こりうる問題を示して、疑ふ餘地の無い論據と首尾一貫した論理に據つて論證を行つたのです。 誰も私達の言ふ事に耳を傾ける事を望みませんでしたし、話し合ゐたいと望む事もありませんでした。 彼等はただ、此れはあなた方とは全く關はりの無い事だと言ふばかりで、後は何の言葉も無く話し合ひは其れでお仕舞ひだつたのです。かうして包括的ではあるが ― 此の點を私は強調しますが ― 文明化された、禮儀正しい對話の代はりに、結局政府が轉覆される羽目に成りました。彼等は此の國を、經濟破綻と社會の崩壞、膨大な死傷者を伴う内戰と云ふカオスの眞つ只中に陷れたのです。
一體此れは何故なのでせう。 私が同僚の人々に理由を尋ねると、答えは最早無く、誰も何も言ひません。まさに其れが答えで、誰もが途方に暮れており、其れを言ひあらわすと此のやうな結果になつたのです。此れ等の行動は勢い附けるべきではなかつたのですが、さうしていればかうした結果には成らなかつた事でせう。 結局のところ (此れについては既にお話ししましたが) ヤヌコヴィッチ前ウクライナ大統領は一切について署名を行ひ、一切について同意しました。何故さうするのか。此れにはどのやうな意味があつたのでせう。此れは文明人が問題を解決する方法でせうか。革命に必要なものを急いで寄せ集め絶えず新たな「カラー革命」をでつちあげる者達は、自らを 「才氣あふれる藝術家」 とみなして留まる事を全く知りません。
統合された諸聯合の爲の取り組み、地域組織の協力は、透明で明快な根據に基づいて築かれるべきであると私は確信しています。ユーラシア經濟聯合が形成されたプロセスが、此のやうな透明性の良い例です。此のプロジェクトの當事者である國々は前もつて自らの計劃をパートナー達に傳へ、WTOルールと完全に調和する聯合のパラメータ、此の取り組みの諸原則が定められました。
附言すれば、私達はユーラシア聯合とヨーロッパ聯合の具體的な對話が開始される事も歡迎してゐた事でせう。ちなみに、彼等は此れも同樣に完全に拒絶したのですが、此れまた理由がはつきりしません。何をそんなに恐れてゐるのでせう。
また勿論、此のやうな共同の取り組みでは、經濟的・人道的協力の爲大西洋から太平洋にかけて遙かに廣がる共通のスペースを創出する必要について對話を行ふ必要があると考へられます (此れについて私は何度も話をし、少なくともヨーロッパでは、西洋の私達のパートナーの多くが賛成すると述べるのを聞きました)。
同僚の皆さん、ロシアは選擇を行ひました。私達の優先事項は、自らの民主的で開かれた經濟組織を更に改善する事、國内の發展を加速する事、世界の所有有益な最新の傾嚮を考慮に入れる事、そして傳統的な價値と愛國心に基づいて社會を統合・強化する事なのです。
私達には統合を志嚮する積極的、平和的な基本方針・政治日程があり、現在、ユーラシア經濟聯合、上海協力機構、BRICS、其の他のパートナー諸國の同僚達と共に積極的に作業を行つてゐるところです。此の政策の狙ひは諸政府間の絆を發展させる事で、此れ等を斷ち切る事ではありません。 私達は何かのブロックを急いで纏めやうと企ててゐるのではありませんし、打撃の應酬に參加しやうとしてゐる譯でもありません。
ロシアが何らかの帝國を樹立し、近隣諸國の主權を侵そうとしてゐるとの申し立てや言明には根據がありません。ロシアは、世界で如何なる特別の、排他的な立場をも必要とはしていない ― 此の事を私は強調したいと思ひます。私達は他者の利害を尊重すると共に、ただ自らの利害が考慮され、自らの立場が尊重される事を望むばかりなのです。
私達は、世界が變化と世界規模の轉換の時代に入り、此の時代にあつて皆が格別の用心、輕率な措置を避ける能力を必要としてゐる事をよく承知しています。冷戰後の時期、世界規模の政治への參加者達は、幾分此れ等の資質を失ひました。今、私達は彼等に思ひ出させる必要があります。さもなければ平和な安定した發展への希望は危險な幻想となり、今日の混亂は、ただ世界秩序崩壞の前觸れの役割を果たすに過ぎない事になるでせう。
さうです、勿論私は既に申しました。一層安定した世界を築く事は難しい課題だと。 私達が今話してゐるのは、長い困難な取り組みの事なのです。私達は第二次世界大戰後、[國々、地域組織の] 相互作用のルールを發達させる事が出來ました。また1970年代には、ヘルシンキで一つの合意に達する事が出來ました。私達の共通の責務は、現在の新たな發展段階で、此の根本的な課題を解決する事なのです。
ご清聽ありがとうございました。
http://www.asyura2.com/14/test30/msg/876.html
19. xyzxyz 2014年12月22日 01:50:33 : hVWJEmY6Wpyl6 : 0AwgXlhmSU
未だに証拠が一つも無いのに、従軍慰安婦はあったんだ!あったんだ!と騒いでる
一部の人達こそが、日本人の韓国にたいするヘイトを最大限まで引き上げた
戦犯だろうね。韓国では日本人が持ち込んだ売国ビジネスとメディアが伝えてるようです。
韓国人の為に証拠が一つもない従軍慰安婦問題を、人権意識の欠片もない冤罪上等の
ファッショ検察の如くになってでも肯定した見返りが、「売国ビジネス」というレッテルw
生活の党議員は東アジア共生の先を見据えて、河野談話撤回や、国会で河野洋平国会招致を
提案している先見性のある政党です。それに比べて自民党は日韓の対立を煽る為に
河野洋平さんの国会招致は絶対にせず、この問題を長引かそうと画策しています。
韓国大好きな自民党の犬、言論弾圧好きの冤罪上等ファッショ集団=従軍慰安婦肯定派を徹底的に
論破して、人権のなんたるかを脳に刻みつけてやりましょう。日本でみえみえの冤罪なんか起こさせないぞ。
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/717.html#c19
02. 2014年12月22日 01:55:08 : 1ioo7h1uY6
■検察は藤井市長の
何が気に入らないか
どこがど〜気に入らないのか
私にゃ893屋さんの
いちゃもんにしか聞こえませんが・・・?
検察は今まで意図して何人冤罪製造したのか?
数え切れないほどやってるだろう!
36. 2014年12月22日 01:58:37 : MQarWXR7ks
国民に寄り添いながら、東アジアそして海外とのパワーバランスに
敏感なリアリストである政治家が、今の日本に果たして何人いるか。
あれだけの不当なバッシングを受けながら、信念を貫き通して、
訴訟などに頼らず、生き延びた政治家がいたか。
小沢さんには、申し訳ないがまだまだ頑張ってほしい。
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/683.html#c36
02. 2014年12月22日 02:02:11 : FizrI8QgvE
>・ 気候をコントロールする方法の開発。
なんだこれw 1qmOy4Hy0U
http://www.asyura2.com/14/jisin20/msg/342.html#c2
05. 2014年12月22日 02:03:27 : Fg4tg1weJ2
原油安は、物価押上効果アリ、と日銀黒田。
頭おかしいのと違うだろうか?
日銀は、お先危うい気がする。
http://www.asyura2.com/14/hasan92/msg/388.html#c5
03. 2014年12月22日 02:04:37 : 9sah5Qw7TY
ジェラルト・カーティスが蠢きだして安倍自民党政権を批判しました。http://iwj.co.jp/wj/open/archives/213837
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/716.html#c3
04. 2014年12月22日 02:04:56 : CM3dFV3fWc
NHKサイエンスゼロでセシウムボールという放射性セシウムをガラス状の微球体に高濃度で検出される物質の発見に関しての報道がなされた。
この物質は2011年3月14日から15日の間に外気が吸引されたフィルター上にのみ存在しているとの報道だ。
この間は、福島原発3号機の核爆発状のきのこ雲が、目撃された時期と重なり合う。
特殊な高温がこのセシウムボールの形成に不可欠のようであり、生成が3号機の爆発によるものであれば、核爆発状のきのこ雲がとても高温であったと言う逆方向の証拠の一つになると言えよう。
15. 2014年12月22日 02:07:26 : Ui3OcjppsY
甘かった! これは、ダメかも。
> @nikkeiK【#お金の奴隷システム】を説明すれば
> 洗脳が解けると 期待したんですが…
> そこから先を考えない人が ほとんどです。
> お金に価値が無い ⇒何の為に生まれて来た?
> ⇒ これで良いのか?
> って、発展しない様ですね。
>
> 【#考えないロボット化】が加速しています。
ここ阿修羅は まともな人は、阿修羅を逃げ出した - るいネット:http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=259377
と云われるほど、レベルが 物凄く低いんですが。。。
お金に価値は無い!
価値が在る様に仕組んで 支配する道具にしているだけ!
を理解できますかね??
宗教をやって無い人なら 理解できるようですが。。。
ただ、それも その先を考えてくれないんです。
http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/451.html#c15
03. 2014年12月22日 02:10:41 : 9sah5Qw7TY
世界の常識はこれを汚職と言う。
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/703.html#c3
02. 2014年12月22日 02:17:26 : Fg4tg1weJ2
人望もない部下をも持たない岡田が、出馬し勝てるのか?
あ、一人いた、、目玉の玄葉が。。。。
岡田は、野ブタ同様自民党協力者である事、みなさんお忘れなきように。
野ブタは、自民党以上の国民いじめ、亡国政策を行ったこと忘れるでないぞ。
消費税10%を決めたのは、野田だ。
尖閣諸島国有化したのは、野田だ。
辺野古移転決めたのは、野田だ。
岡田は、野田同様な政治家であります。
この様な民主党だから、党は伸びません!
国民は賢い。
松下政経塾政治家は、ネオコン(新自由主義)なんです。
弱肉強食なんですよ。
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/728.html#c2
27. 2014年12月22日 02:23:31 : 9FGYBWUoVE
その法案は小沢さんが音頭を取って呼びかけて、議員立法した方がいいですよ。
その方が存在感の薄くなった、そして、これから益々存在感が薄くなりそうな
生活党に、少数でも国会で気を吐いていると光明をもたらす物ですし、
小沢一郎ここにありとアピールできますし、どうせ与党に否決される法案ですから、
小沢さんの存在アピールに使った方が有効でしょう。
http://www.asyura2.com/14/cult13/msg/750.html#c27
14. 2014年12月22日 02:24:41 : F7hNsHKxku
リニアはいいから、その前に儲け過ぎの
運賃を2割くらい下げなさいよ、東海さん!!!
http://www.asyura2.com/14/hasan92/msg/355.html#c14
ほんとうに北朝鮮機関によるハッキングだったら、ソニー・ピクチャーズが、映画の公開中止を決定することはなかったはずである。
誰からも罰を与えられない米国政府機関とは違い、北朝鮮政府(労働党)が、つまらない行為の代償として滅びの道を選択するほど愚か者ではないことくらいわかっている。
(北なら、「ソウルを火の海にする!」と変わらない言葉だけが勇ましい言動だとすぐわかる。現実として怖いのは、テロリズムを政策遂行手段にしている米国機関や煽られて舞い上がっているテロリストである)
北朝鮮のハッキング能力が米国機関やセキュリティ機能を超えるほど本当に高ければ、“痕跡”を残すこともなく、誰の仕業か“推測”で語るだけになる。
※ 関連参照投稿
「米政府 サイバー攻撃は北朝鮮関与と発表:ソニー・ピクチャーズが映画の公開を中止するよう北朝鮮に代わり米国機関がハッキング」
http://www.asyura2.com/14/kokusai9/msg/670.html
============================================================================================
「米と対決へ万端準備」 北朝鮮国防委が声明[日経新聞]
2014/12/21 23:08
【ソウル=加藤宏一】北朝鮮の国防委員会は21日、ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)に対するサイバー攻撃を北朝鮮の犯行と断定し、対抗措置を明言したオバマ米政権に対し、「米帝国主義の牙城を粉砕するため、サイバー戦を含むすべての戦争で米国と対決する万端の準備を整えている」とする声明を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。
サイバー攻撃への関与は改めて否定した。「米国は自らの悪行を顧みて、わが人民と世界の人類に謝罪すべきだ」「これ以上他人に言い掛かりをつけてはならない」などと主張した。
01. 2014年12月22日 02:31:15 : Et7sFZwsNj
それは、やったらあかんことやろ。
いじめとちゃうか。
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/732.html#c1
16. 2014年12月22日 02:32:23 : Ui3OcjppsY
阿修羅は 重要な事でも 一度しか書けない、変なサイトだから 困るなww
それほど 変な掲示板に 堕ちた。。
お金が増えている 物価は上がって無い!!
明治の一円=二万円以上の価値
⇒http://manabow.com/zatsugaku/column06/
各国は、物価上昇で前年の財政赤字を消して来た。
物価が上がったのではなく お金が二万倍以上に増え お金の価値が下がった。
数字のマジックに騙されてます。 これも逆。
仮に
サラリーマンの給料が 一斉に 二倍になったとします。
お金が増え、貰った方は喜びますが
時間が経つと、出回る お金が増えるので
お金の価値が急速に下がって、物価が上がった様になります。
逆。物価は、上がって無いんです。
これは、貯蓄の金利が上がるのも同じ事。
一斉に、貯蓄金利が増えると お金が増えて行きます。
貸出金利が、上がるのも同じで、お金が増える。
価値が下がり、物価が上がった様に見える。
このイカサマを
メガバンクの上層部は熟知 しているので
突かれるのを嫌いツイッターをやって無いんだと思う。
http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/451.html#c16
03. 2014年12月22日 02:34:28 : Et7sFZwsNj
まず、官僚支配から脱却せな。
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/728.html#c3
プーチン 世界の惡役を一身に背負ひ演じねば成らぬ宿命と成りし者
ゆゑに涙した。
己の宿命に。
【プーチン大統領モンゴルを訪問】モンゴル軍が演奏するロシア国歌を聞いて泣き出す - 時ネタ/話題
持ち上げといて〜貶す。
原油價格高騰でスーパーパワーとして膨らまし
原油價格暴落とルーブル暴落で破裂させ暴走させる。
/⌒ヽ
⊂( ^ω^)⊃
⊂c ノ__ ノ
/⌒ヽ | .| | .| /⌒ヽ
( ^ν^) i i二 .ノ _( ^ν^) il|
(´ 二二二 ノ (´ \ \|il |il il|
/ /: / \. \ノ\. \il| |il|
i===ロ==/ i===ロ== ヘ. \. i|!l !l\il|
ノ:::::::::::::::::ヽ ノ:::::::::::::::::ヽ \ ヽη /')/')
/:::::::::::へ:::::::::ヽ /:::::::::::へ:::::::::ヽ ヽ_,,..) /
/::::::_/ \:::::::) /::::::_/ \:::::::) ) ( / /
/::_ '´ |::::| /::_ '´ |::::| ⊂(v )⊃
レ しつ レ しつ`) \ 〆 (´ ̄
/⌒Y⌒ヽ⌒\
ISISとは何か?
荒らす憎むべき者、立つてはならぬ所に立つ(新約聖書マルコ傳福音書第13章14節)
荒らす忌むべき者が翼に現はれる(舊約聖書ダニエル書第9章27節)
『大なるユウフラテ川の邊に繋がれをる四人の御使を解放て』
“最初の世界戰爭はイルミナテイに露西亞でツアーの力を轉覆
させ、其の國を無b論的共産主義の砦に作り上げる事を可能
にする爲に齎されねば成らぬ。
其の紛爭は英獨兩帝國の間のイルミナテイの工作員に據つ
て齎され、此の戰爭を煽動するのに用ゐられるだらう。
其の戰爭が終はつた後、共産主義が打ち建てられ、他の政
治體制を破壞し、あらゆる宗教を弱體化させる爲に用ゐられ
るだらう。”
“2囘目の世界戰爭はフアシスト達と政治的シオニスト達の間
の紛爭を利用して煽動されねば成らぬ。
此の戰爭はナチズムが破壞される樣に、そして政治的シオ
ニズムがパレスチナに獨立國としてのイスラエルを設けるに
十分な程、強くなる樣に齎されねば成らぬ。
2囘目の世界戰爭の間を通じて國際的共産主義は基督教徒
に均衡する爲に十分に強く成らねば成らぬ、そして其れは我
々が最終的な社會的大變動で必要とするまで抑壓され管理さ
れるであらう。”
“3囘目の世界戰爭は政治的シオニスト達とイスラム世界の指
導者達との間のイルミナテイの工作員によつて齎される紛爭
を利用して煽動されねば成らぬ。
其の戰爭はイスラム(イスラム教徒のアラビア世界)と政
治的シオニズム(イスラエル國家)が相互に破壞し合ふ樣に
指揮されねば成らぬ。其の間に他の國々は、此の點からまう
一度分割され、物理的にも、道椏Iにも、精b的にも、そし
て經濟的にも消耗し盡くす樣に、無理強いして戰はされるだ
らう... 我々は暴力革命主義者達と無b論者達とを斷固とし
て解き放つ、そして我々は兇暴性と最も殘虐な騷動の源であ
る絶對的無b論の效果として其れ等の國々に於いて其のあら
ん限りの恐怖が明確に表されるであらう、恐るべき社會的大
變動を斷固として煽動する。其れから到る所で市民達は世界
の少數派の革命黨員達から自身を防衞する事を餘儀無くされ
其れ等の文明の破壞者達を根絶するだらう、そして基督教に
幻滅した大勢の自然b教的魂は、其の時からさまやうだらう
理想を切望して、然し考へもせずに崇拜するものに捧げ、最
終的に公衆の眼前に齎されるルシフアー(譯注:惡魔大王)
の純粹な教義である、宇宙の靈魂の顯現を通じて本物の光を
受けるだらう。此の靈魂の顯現は、兩者、同じ時に征服され
根絶される、基督教と無b論の破壞へと續く、全般的な叛動
的動きから齎されるだらう。”
シオニストとブレジンスキー
「ヘブライの館2」4F - 東欧ユダヤ研究室 - 元ソ連外交官が語る「ロシア−ユダヤ闘争史」の全貌
ユーラシアの地政學 ― 「ユーロ・アトランテイツク」形成の條件
ユーラシアの地政學 ― 露西亞の課題
猶太閥最強の隱し玉。ウラジミール・プーチン露西亞聯邦共和國大統領と云ふ視點
「パンドラの箱を開けたのは誰だ」CNNのプーチン首相独占インタビュー 【暗いニュースリンク】
ROCKWAY EXPRESS プーチン大統領:欧米がシリアを攻撃すれば、サウジを攻撃する?
ROCKWAY EXPRESS シリア大使:サウジのバンダル王子がアルカイダの実際のリーダー
「イスラム国家」、チェチェン、カフカスを解放とプーチン大統領を脅迫 - News - 政治 - The Voice of Russia
コラム:サウジが仕掛ける「石油戦争」、制御不能リスクも ロイター
ロシアが破綻寸前 政策金利17%に引き上げ 98年ルーブル危機の再来 木村 正人
焦点:ルーブル危機、「プーチン帝国」崩壊への序曲か(ロイター)
ロシア大統領補佐官がISISの兵士を軍事訓練しているモサドを批判。ISISの存在はイスラエルの安全保障にとって好都合
すでにエドワード・スノーデンのNSA最高機密文書によってISISの背後にイスラエルがいることを暴露されている。
イスラエルがロシアに頼る?〜「国際戦略を米国だけに依存するのは危険だ」と発言/田中 宇(2014年11月21日)
シーア派とスンニ派の對立 サウジアラビアはイスラエルに附く
中東TODAY: NO・708エバンジュリカンと距離を置くチーフ・ラビ
中東TODAY: NO・1586プリンスが語るサウジ王家の危機
ドンメイ=ユダヤ(改宗イスラムのユダヤ人)
ドンメイ 世界を地獄へと引き摺り込むまう一方の主役
スーパーパワーとして奴等が育成した露西亞に結集するであらう
雙頭の鷲を國璽として掲げるフリーメーソン國家露西亞 フリーメーソン國家米國と露西亞 或いはプーチンとメドヴエージエフ
舊約聖書と露西亞 「ロシ」と云ふ記述は、本來のエゼキエル書には記述されてゐるのかゐないのか?
エルサレムのイスラム教聖地を完全封鎖:朝日新聞デジタル 陰暦九月八日、白山ククリ姫のほどける日。
露西亞を使つて破滅に導かんとする存在あり 其の名は欺くもの「アルコン」である
「裏ヘブライの館」 地下資料室(地下3F)日本に興味を示すユダヤ老修行僧
プーチン大統領・2014年10月24日ヴァルダイ国際討論クラブでの演説 ― 世界秩序: 新たなルールかルールなきゲームか
[2014年10月24日、ソチで開催されたヴァルダイ國際討論倶樂部第11セッションの最終本會議における、ウラジミール・プーチンの演説と質疑應答のトランスクリプトから抜粹]
ヴァルダイ國際討論倶樂部會議
議題 「世界秩序: 新たなルールかルール無きゲームか」
本年は、海外25カ國からの62人を含む108人の專門家、歴史家、政治アナリストが參加した。本會議では、現在の國際法の制度・規範のシステムを侵食する要因の分析に專念する3日間にわたる討論の結果が總轄された。
ウラジミール・プーチン: 同僚、紳士、淑女、友人の方々、皆さんをヴァルダイ國際討論倶樂部第11セッションにお迎え出來ました事を嬉しく存じます。
先程言はれたやうに、今年は倶樂部を共催する諸團體にロシアの非政府組織、專門家グループ、一流大學等が新たに參加しています。討論の範圍を廣げてロシア其れ自體に關聯する問題だけでなく、グローバル・ポリティックス [=地球規模の政治] と經濟を含めると云ふ發想も提起されました。
組織と内容が此のやうに變更された事に據り、專門家に據る指導的な公開討論の場としての此の倶樂部の影響力は強まる事でせう。 同時に「ヴァルダイlb」ともいへる、此の自由で開かれた雰圍氣と、所有種類の全く異なる率直な意見を表明する機會が、今後とも存續する事を希望しております。
此の點に關する限りでは、私も皆さんの期待を裏切らず直裁率直に意見を發言するとの旨を申し述べさせて下さい。 私が申す事には少し手嚴し過ぎると思はれるものがあるかも知れません。とはいえ、眞つ直ぐ正直に實際に思つてゐる事について話すのでなければ、此のやうにして會合を開いてもメリットは殆どありません。若しさうでなければ、外交的會合の趣旨に從つて誰もが本當に意味のある事を言はない方が良いと云ふ事になり、皆さんは有名な外交官の言葉を思ひ出して、外交で言葉を遣うのは眞實を語らない爲だと思ひ到る譯です。
私達には會合を開く別の理由があり、お互ひに率直に語り合ふ爲に集まつています。今日私達が直裁で單刀直入になる必要があるのは、辛辣な言葉の應酬を行ふ爲ではなく、現に世界で起こつてゐる事柄の眞相を究明し、世界が更に安全な場所ではなくなり、予測不可能性が増してゐる理由、私達の周圍の到る所でリスクが高まつてゐる理由を理解する試みの爲なのです。
今日の討論は 「世界秩序: 新たなルールかルール無きゲームか」と云ふテーマのもとで行はれました。私の考へでは、此のテーマは今日私達が迎えた歴史的轉機と私達の全てが直面する選擇を正確に言ひあらわしてゐると思ひます。 現在世界が非常に急速に變化しつつあると云ふ理解には勿論何ら新しいものはありません。 私は此れが今日の討論で語られてゐた事柄である事を承知しています。 グローバルな政治、經濟、國民の生活に於いて、また産業技術、IT、社會工學の分野に於いて、人は劇的な轉換が起つてゐる事に氣附かない譯にはいきません。
今、私の發言が、結局討論に參加した方々の一部が既に述べた事の繰り返しになるとしてもお許しを願ひます。此れを避ける事は事實上不可能です。既に詳細な論議が行はれましたが、私の觀點を提示しませう。此れは他の參加者の見解とある點で一致し、他の點では異なる事でせう。
現在の状況の分析を行ふ際に、私達は歴史の諸々の教訓を忘れないやうにしたいものです。まず第一に、過去に於いて世界秩序の轉換 ― 今日私達が目にしてゐる出來事は世界的規模のものです ― は、世界規模での戰爭や紛爭か、さうでなければ地域レベルの激しい紛爭の聯鎖を伴うのが通例でした。第二に、グローバルな政治、地球規模の政治とは、何はさておき、經濟的リーダーシップ、戰爭と平和の問題、人權を含む人道的次元に關はるものです。
今日、世界は矛盾に滿ちています。私達は信頼出來るセーフティネットを整備してゐるかどうか、互ひに率直に尋ね合ふ必要があります。不幸にも、現在の大域的及び地域的な安全保障體制が、激動から私達を守る事が出來ると云ふ保證も確實性もありません。此の體制は著しく弱體化し、斷片化、變形されています。國際的・地域的な政治機關、經濟機關、文化協力機關もまた困難な時期を經驗しつつあります。
さうです、世界秩序を保證する仕組みの多くは、今では相當久しい昔、とりわけ第二次世界大戰直後の時期に創られたのです。私が強調したいのは、創立が當時にまで遡る此の體制の堅固さが、戰勝國の間の勢力均衡と諸權利に基づくだけではなく、此の體制の「創立の父達」がお互ひを尊重し合ひ、他に對して壓力をかけやうとせず、合意を達成しやうとした、と云ふ事實に基づいてゐた點なのです。
最も重要なのは、此の體制が發展する必要があり、其の樣々な缺陷にも關らず少なくとも世界で起こつてゐる諸問題を一定の限度に留め、諸國間の自然な競爭の強度を調整出來る事が必要だと云ふ點です。
時に非常な努力と困難を伴つて私達が過去數十年にわたり築ゐた此の抑制と均衡のメカニズムを、代はりになるものを何も築く事無く、單に壞してバラバラにして仕舞ふ事は出來ないと私は確信しています。さもなければ私達には暴力以外に何も手段が殘されない事になるでせう。
私達に必要だつたのは、合理的な再建を行ひ、此れを國際關係のシステムの新たな現實に適合させる事だつたのです。
所がアメリカ合衆國は自らを冷戰の勝者と宣言して後、此れを必要とは認めませんでした。秩序と安定を維持する爲に絶對に缺く事の出來ない諸國間の新たな力の均衡を確立する代はりに、此のシステムをはつきりと大幅な不均衡に陷れる措置をとつたのです。
冷戰は終結しましたが、既存のルールの尊重、或いは新たなルールと基準の創出についての明確で透明な合意に基づいて、平和條約が調印される事は結局ありませんでした。此の爲冷戰の所謂「勝者」が、自らの必要事項と利害に諸々の出來事が適合するやう壓力を加え、世界を作り直す事を決定したとの印象が生まれました。既存の國際關係のシステム、國際法、實施される抑制と均衡が、此れ等の狙ひの妨げになつた場合は、此のシステムは價値が無く、時代遲れで、即座に廢止する必要があると宣言されました。
たとえをお許し頂くなら、此の場合、新興成金が突然巨額の財産を世界の主導權と世界支配と云ふ形で手に入れる結果となつた譯で、此れは其の際の彼等の振る舞ひ方なのです。自らの富を、勿論自分自身の利益の爲にも賢明に管理する代はりに、彼等は多數の愚行を犯したと私は思ひます。
現在私達が迎えてゐる時代は、世界の政治で異なる解釋が行はれ、故意に沈默が守られてゐる歴史上のある時期なのです。國際法は、壓倒的な法律無視に據つて再三再四撤退を強いられて來ました。客觀性と正義は政治的ご都合主義の下で犠牲にされ、合法的な規範が恣意的な解釋と偏嚮した評價に取つて代はられました。同時に、世界的なマスメディアを完全に支配する事に據つて、望む時に白を黒、黒を白に描く事が出來るやうに成りました。
一國と其の同盟國、と云ふよりも寧ろ衞星國ですが、此れ等の國々が優勢だつた状況では、世界的規模での解決への模索が、自國の處方箋を世界共通のものとして課そうとする試みに轉じる事が屡々でした。此のグループの野望が非常に大きくなつた結果、彼等のロビー、權力の囘廊で決められた方針が國際社會全體の見解であるかのやうに提示され始めました。所が實際には、さうではなかつたのです。
まさに「國家主權」と云ふ概念が大半の國々にとつて相對的な價値となりました。 本當のところ、此の時畫策されてゐた常套手段は、世界の唯一の權力の中樞に對する忠誠の度合ひが大きい程、然々の統治體制の正統性も大きくなる、と云ふお決まりの定式だつた譯です。
後程自由討論が行はれますから、私は皆さんの質問に喜んでお答えし、皆さんに質問する自分の權利も用ゐたいと思ひます。間もなく行はれる此の討論の際に、たつた今私が提示した立論を誰かに反證させてみませう。
服從を拒んだ者達に對する措置はよく知られており、幾度もの試みに耐えてきたものです。此れ等の措置には、武力行使、經濟的壓力やプロパガンダに據る壓力、内政干渉、また然々の紛爭への非合法的介入や不都合な政權の轉覆を正當化する必要がある場合には、一種の「超法規的」正當性に訴える事が含まれます。此處最近、世界の多くの指導者に對してあからさまな脅迫が用ゐられて來たと云ふ證據も増えています。自らに最も近しい同盟國を含めて世界中を監視下に置く爲、所謂 『ビッグ・ブラザー』 が何十億ドルの費用を使つてゐるのは故あつての事なのです。
私達は自らに問うてみませう。 「自分達は此れに對して安心していられるだらうか。此の世界に生きる事はどの程度安全で幸福なのか。世界はどれ程公正で合理的になつたかと。若しかすると、心配したり、議論したり、氣まずい質問をしたりする理由は、本當は無いのかも知れません。若しかすると、アメリカ合衆國の例外的な立場と主導權を發揮する遣り方は、本當は私達皆にとつて喜ぶべき事柄であり、世界中の出來事への此の國の干渉に據つて平和、繁榮、進歩、成長、そして民主主義が齎されてゐるのでせうか。また若しかすると私達はただリラックスして、此れ等全てを享受するのがよいのでせうか。
私に言はせれば、其れは眞實では無いのです。絶對に違ひます。
一方的な強權政策と自分達のモデルの押し附けをすると、逆の結果が生まれ、紛爭は解決される代はりに結局更に激化する事になります。 安定した主權國家に代はつて混沌が廣がり、民主主義の代はりに、あからさまなネオファシストからイスラム過激派に到る大變怪しげな層が支持されます。
何故彼等は此のやうな人々を支持するのでせう。其れは彼等が自分達の目標を達成する途上で此れ等の人々を道具として使用する事に決め、次いで指を火傷しては後ずさりするからなのです。ロシアの言ひ囘しで言ふと、私達のパートナーは相變はらず同じ熊手の上を踏みつけて仕舞ふ。詰り何度となく同じ過ちを犯すのですが、私は其の遣り方には絶えずあきれさせられます。
曾て彼等はソ聯と戰う爲にイスラム過激派運動の資金援助を行ひました。此れ等の過激派グループはアフガニスタンで戰鬪を經驗し、後にタリバンとアルカイダを誕生させました。國際テロリストに據るロシアの侵略 (私達は此れを忘れてはいません) と中央アジア地域諸國の侵略に對して、西側諸國は此れを支援したとは言はないまでも少なくとも目を瞑り、私ならかう申しますが、情報提供と政治的・財政的援助を行つたのでした。アメリカ合衆國は、テロリストに據るゾッとするやうな攻撃が國土其のものに加えられて、初めてテロリズムと云ふ共通の脅威に目覺めました。念の爲に申しますが、其の當時アメリカ國民を支援し、9.11の恐ろしい悲劇に對して友人として、またパートナーとして對處した最初の國が私達だつたのです。
アメリカとヨーロッパの指導者達との話し合ひの際、私はいつも世界規模の課題として共にテロリズムと戰う必要について語りました。私達は此の脅威を甘受して此れを受け入れる事は出來ませんし、ダブル・スタンダードを使つていくつもの別箇の部分に切り分ける事も出來ません。私達のパートナーは合意を表明しましたが、少し時間が經つと私達は結局振り出しに戻つて仕舞ひました。軍事行動がまずイラクで、次いでリビアで行はれ、リビアは崩壞の瀬戸際にまで追ひやられました。何故リビアは此の状況に追ひ込まれたのでせうか。今日ではリビアはバラバラになる危險にさらされた國で、テロリスト達の訓練場と成つています。
エジプトの現在の指導者層の決意と英知だけが、アラブの此の主要國を混沌と過激主義者の跳梁跋扈から救ひました。合衆國と其の同盟國は、過去におけると同樣、シリアでも直接叛政府勢力への資金と武器の供給を行ひ、此の勢力が樣々な國からの傭兵に據つて諸階位を充當する事を可能にし始めました。此れ等の叛亂分子達はどこで資金、武器、軍事專門家を調達してゐるのかお尋ねします。此れ等全てはどこから入手するのでせう。惡名高いISILは、どのやうにしてとても強力な戰鬪集團、實質的に本物の軍隊となる事が出來たのでせうか。
財源はどうかと言へば、今日、資金は麻藥から得られるばかりではありません。麻藥の製造量は、アフガニスタンに國際合同軍が駐留するやうになつて以來、單に數パーセント増に留まらず何倍にも増えました。皆さんは此れをご承知です。テロリスト達は石油の販賣からも資金を得てゐるのです。石油は彼等の支配地域で生産されており、彼等は此れをダンピング價格で販賣し、製造と輸送を行ふのです。けれども誰かが此の石油を買つて再販し利益を得ても、早晩自分達の國にやつて來て破壞を廣める事も有り得る聯中にかうして資金を與へてゐる事實については考へないのです。
テロリスト達はどこから新兵を補充してゐるのでせうか。イラクでは、サダム・フセインが打倒された後、軍隊を含む國家の機關は荒廢したまま放置されました。其の當時私達は、細心の用心をするやうにと申しました。あなた方は人々を路頭に追ひやつてゐるけれど、此の人達は其處で何をするのでせう。彼等は正しかろうと正しくなかろうと地域大國のリーダーの地位にあつたのを忘れないで下さいよ。此れから此の人達をどのやうな職業の人間にするのですか、と。
其の結果どうなつたでせう。數萬人の兵士、士官、前バース黨活動家が路頭に追ひやられ、現在では叛政府勢力の序列に加わつています。恐らく此れに據つて、イスラム國グループが非常に實働的であると判明した理由が説明されるでせう。軍事的觀點からとても實働的に行動しており、一部に大變プロフェッショナルな人々がいます。ロシアは繰り返し、一國に據る一方的な軍事行動、主權國家の内政への干渉、過激主義者・急進主義者にちょつかいを出す危險について警告を行ひました。 私達は、此れ等のグループにテロリスト組織のリストに載つてゐる中央シリア政府、とりわけイスラム國に對抗させておく事を主張したのです。 其れに對して何か成果が見られたかと言へば、此のアピールは無駄に終はりました。
時として、私達の同僚・友人達は自らの政策の歸結と絶えず鬪つており、自ら作り出した危險に對處する事に全ての努力を投入しますます大きな代償を支拂つてゐる、との印象を私達は受けます。
同僚の皆さん、現在の一極支配の時代は、たつた一つの權力の中樞があるだけでは世界全體の諸々のプロセスを管理する事が出來ない、と云ふ事を疑ふ餘地無く證明しました。其れどころか其のやうな不安定な構造物は、地域紛爭、テロリズム、麻藥取引、宗教的狂信、盲目的愛國心、ネオナチズムのやうな現實の脅威に對抗出來ない事が明らかになりました。また同時に此れは、慢心した愛國の誇り、世論操作や、強者が弱者をいじめ、抑壓するのを放置する事に、大きく道を開いて仕舞ひました。
本質的に、一極世界はただ人々と國々に對する專制權力を正當化する手段であると云ふ他ありません。リーダーを自稱する人にとつてさえ、一極世界は餘りに不愉快で、重苦しく手に負えない負担だと云ふ事がわかつたのです。此の討論の場で少し前に此の關心の方嚮に沿つたコメントが加えられましたが、私も全く此れに賛成です。此れが、此の新たな歴史の段階で、アメリカの主導權を永續させる都合の良いモデルとして僞の二極世界の外見を再び作り出さうとする諸々の試みが見られる理由なのです。アメリカの政治的プロパガンダで、曾て主要な敵であつたソビエト聯邦の地位に代はるのが誰なのか、誰が惡の中樞にされやうと大差はありません。條件が合へば、此れは核技術を我が物としやうとする國としてのイラン、世界最大の經濟大國としての中國、核超大國としてのロシアでも有り得るのです。
今日、世界を寸斷し、新たな分割線を引き、何かの爲では無く、誰か(誰でも)に對抗する爲に聯立を企てやうとする新たな努力が見られます。其れは、曾ての冷戰期のやうに敵のイメージを作り出し、此の主導權、或いはお望みなら、一方的強權政策を行使する權利を得やうとする努力なのです。冷戰の際は此のやうな状況の見せ方が行はれていました。私達は皆此れを理解しますし、知つております。アメリカ合衆國は同盟諸國にいつも言ひました。「私達には共通の敵がゐる。恐ろしい仇で惡の中樞だ。私達は同盟國であるあなた方を此の敵から守つてゐる。だから私達にはあなた方にあれ此れ命令し、此の集團防衞の爲に自分達の政治・經濟的利害を犠牲にして應分の代償を支拂うやう強制する權利がある。だが勿論、其の全てを管理するのは私達なのだ。」 要するに、今日、變化しつつある新しい世界でグローバル・マネージメントのお馴染みのモデルを再生産しやうとする試みが見られる譯ですが、其の全てはアメリカ合衆國の例外的な地位を保證し、政治・經濟的な分け前を受け取る爲のものだと云ふ譯です。
然し此れ等の試みは現實からますます乖離し、世界の多樣性と兩立しなくなつています。此の種の措置のせいで對立と對抗手段が生まれるのは避けがたく、望まれる目標とは逆の効果が生じます。政治が性急に經濟に干渉し合理的決定の論理が對決の論理に取つて代はられると、何が起こるのかを私達は目にしています。對決の論理では、事業の國益を含めて自らの經濟的地位・利益は損害を蒙るばかりです。
合同經濟プロジェクトと共同投資を行なえば、國々は客觀的に一層緊密に結びつけられ、國家間の關係で生じる目下の諸問題を片附ける助けになります。然し今日、グローバル企業のコミュニティーは、西側諸國政府からの先例の無い壓力に直面しています。私達は 「祖國が危機に瀕してゐる」、「自由主義世界が脅威に曝されてゐる」、「民主主義が危うくなつてゐる」といつたスローガンを耳にする時、どのやうな事業、經濟的便宜とプラグマティズムについて語る事が出來るでせうか。其處で誰もが動員される必要があります。其れが現實の動員政策の有樣なのです。
諸々の制裁は、既に世界貿易の基礎、WTOルールと私有財産の不可侵の原則を弱體化させつつあります。此れ等は、指摘すればそもそもまさに西側諸國の利益となつたモデルである、市場、自由、競爭に基づく自由主義のグローバル化のモデルに打撃を與へてゐるのです。かうして今や、西側諸國はグローバル化のリーダーとしての信用を失ふ危險を冒しています。此れが何故必要だつたか、私達は自問しなければなりません。結局のところ、アメリカ合衆國の繁榮は、投資家と海外のドル・米國債劵保有者の信用に大きく依存しています。明らかに此の信用が現在弱體化しつつあり、今ではグローバル化に據つて得られた成果に對する失望の氣配が多くの國々に見られます。
よく知られてゐるキプロスの前例と政治的動機に據る制裁は、經濟的・財政的主權や、外壓のリスクから自らを守る方法を見いだしたいと云ふ國々、または其れ等の地域グループの望みを、支援しやうとする傾嚮を強めたにすぎません。ますます多くの國がドルへの依存度を輕減する方法を搜しており、此れに代はる金融・決濟システムと準備通貨の準備を行つてゐる事が既に私達には分かつています。アメリカの友人達は、今まさに自らが座つてゐる木の枝を切り落そうとしてゐるところなのだと私は思ひます。政治と經濟を混同してはいけないのですが、所が其れが今起こつてゐる事なのです。 私はいつも、政治的動機に據る制裁はあらゆる人に損害を與へる過ちだと思つていましたし、今もさう思つています。 私達は後程きつと此の主題を再び取り上げる事と思ひます。
此れ等の決定がどのやうに行はれたか、誰が壓力をかけてゐたかを私達は知つています。けれどもロシアは感情的になつて氣分を害したり、誰かの住處に物乞いに行く積もりはない事を強く主張したいと思ひます。 ロシアは自給自足出來る國なのです。私達は、既に形成されてゐる海外經濟環境の内側で取り組みを行ひ、國内生産と科學技術を發展させ一層の決斷力を持つて行動する事でせう。過去に諸々の出來事が起きた時さうであつたやうに、外壓は私達の社會を強固にし、常に油斷無く主要な開發目標に全力を注がせるだけなのです。
勿論制裁は障害となるものです。彼等は此れに據つて私達に痛手を負わせ、發展を阻み政治・經濟・文化的に孤立させやうとしてゐる。言ひ換えれば、強いて私達を後進的な地位に置こうとしてゐるのです。 けれども更にまう一度申しませう。今日、世界は以前とは非常に異なる場所となつてゐるのだと。 私達には、誰かと縁を切つて自らを隔離し、經濟自立國家として生きやうとして、一種の閉ざされた開發の道筋を選ぶ積もりはありません。經濟・政治的關係の正常化を含め、對話に對して私達は常に開かれています。此處で期待されるのは、先進國の商工團體のプラグマティックな [=理論據りも實際の經驗・觀察に導かれた] 取り組みと立場なのです。
此の頃ロシアはヨーロッパに背を嚮けてゐるやうだ ― 今囘の討論でも恐らく既に其のやうな發言がありました ―、新しいビジネス・パートナーを殊にアジアで探してゐるやうだ、と一部で言はれています。此れについては、其のやうな事は全く無いと申しませう。 アジア太平洋地域での私達の積極方針は、昨日始まつたばかりのものでも制裁に對應したものでも無く、既に相當の年月の間踏襲されて來た政策です。 西洋諸國を含む他の多くの國々と同樣、私達が經驗したのは、アジアが世界の經濟と政治でますます大きな役割を果たしており、不利益を蒙らずに此れ等の發展を見過ごす餘裕は全く無いと云ふ事なのです。
再度申しますが、此れは現在誰もが行つてゐる事ですし、我が國は地理的に多くの部分がアジアにあるのですから、其れだけ一層私達もそうする事でせう。 此の地域で私達が競爭上の優位性を活用しない、等と云ふ事があるでせうか。若しさうしないのならば、餘程先見の明が無いと云ふ事に成つて仕舞ひます。
アジアの國々との經濟的な結び附きを發展させ、共同統合プロジェクトを實施すれば、我が國の國内の發展の爲の大きなインセンティブが生まれます。今日の新たな人口統計、經濟、文化の動嚮の全ては、唯一の超大國への依存が客觀的に減少するであらう事を示唆しています。此れについては、此れまで歐米の專門家達が議論を行ひ、著作を著して來ました。
恐らくグローバルな政治に於ける諸發展は、グローバル經濟で私達が目にしてゐる諸發展、即ち個別のニッチを巡る激しい競爭や特定の地域にみられる頻繁な指導者の交代を反映する事でせう。 此れは全く起こりうる事柄です。
グローバルな競爭では、教育、科學、健康管理、文化のやうな人道的要素が一層大きな役割を果たす事は疑ひがありません。また此の事は國際關係にも大きな影響を及ぼします。其の理由の一部を擧げると、此れ等の「ソフト・パワー」の力は、巧妙なプロパガンダの詐術據りも、人的資本の開發に掛る實際の功績に大きく依存すると云ふ事情があるのです。
同時に、所謂多極的世界の形成は(私は同僚の皆さんに此の點にもご注意願ゐたいと思ひます)、其れ自體としては安定性を改善するものではありません。其れどころか、逆のケースとなる可能性が一層高いのです。世界が平衡に達すると云ふ目標は、多くの未知數を含む方程式として、かなり難しい問題に變はつて來てゐるのです。
ですから、たとえ嚴格で不都合な事があるとしてもルールに從つて行動する事を選ぶと云ふのでは無く、寧ろ全くルール無しに行動する事を選ぶとすれば、私達の將來はだうなるでせうか。然も此の筋書きは全くありうる話で、世界情勢の緊張を考慮に入れると、此れを除外する事は出來ません。現在の動嚮を考慮して既に多くの予測を行ふ事が可能ですが、其れ等は樂觀的なものではありません。私達が互ひの誓約と合意の明確なシステムを創らず、危機的状況の管理と解決の爲の仕組みを築かないならば、世界全體が無政府状態に陷る兆候が擴大する事は避けられないでせう。
今日既に私達は、世界の主要國が直接または間接に參加して一聯の暴力的衝突が起こる可能性が、急激に高まつてゐるのを目にしています。しかも危險因子としては、從來の多國間の紛爭の他、個々の國家の内部での不安定があり、此れは特に主要國の間で地政學的利害が交差する地點や文化、歴史、經濟的な文明大陸の境界地帯にある國 [/民族] に當て嵌まります。
ウクライナについては詳細な討論が行はれ、更に幾らか討論が行はれる事と思ひますが、此れは國際的な勢力均衡に影響を及ぼすやうな種類の紛爭の一例で、此れが最後の紛爭に成らない事は確かだと私は考へます。此處から、軍縮協定の現行システムを破壞する其の次の本物の脅威が生じます。此の危險なプロセスは、2002年にアメリカ合衆國が彈道彈迎撃ミサイル制限條約を一方的に破棄し、次いでグローバル・ミサイル防衞システムの創出を活發に追究し始めた際アメリカに據つて開始され、今日まで繼續されてゐるのです。
同僚、友人の皆さん、
此の危險なプロセスを開始したのは私達ではなかつた事を私は指摘したいと思ひます。再び私達は、諸國家が直接衝突するのを防ぐものが、利害の均衡と相互の保證である代はりに、恐怖と相互絶滅の均衡である時代に陷ろうとしています。 法的・政治的手段が無い爲、武器が再び世界的議題の焦點になりつつあり、國聯安全保障理事會の承認が全く無くても場所と方法を問はず武器が使用されています。また安全保障理事會が其のやうな決定を下す事を拒む場合には、時代遲れの無能な機關であると即座に宣言されます。
多くの國家には、自ら核爆彈を調達する以外に主權を確保する方法が分かりません。此れは極めて危險です。私達は協議の繼續を強く要求し、協議を支持するばかりで無く、核兵器保有量の削減に嚮けた協議の繼續をあくまでも求めます。核兵器は世界で少なくなれば少なくなる程良いのです。 また私達には、一切のダブル・スタンダードを排して本氣で協議を行ふ場合に限り、核軍縮について非常に眞劍に具體的に話し合ふ用意があります。
今私が言おうとしてゐるのはどのやうな事なのでせうか。多くの種類の高l度兵器は、性能の點で既に大量破壞兵器に近附いています。 核兵器を全面的に放棄するか、其の濳在量を大幅に削減する場合、高l度システムの開發・製造で先進的な地位にある國家が明らかに軍事的に優位に立つでせう。戰略的均衡が破れると不安定に成る可能性が高くなります。所謂世界規模での最初の先制攻撃の使用の誘惑に驅られる可能性があり、要するにリスクは減るのでは無く、強まるのです。
次に明らかに脅威となるのは、民族・宗教・社會的な紛爭が一層深刻化する事です。此のやうな紛爭は、其れ自體危險であるばかりで無く、無政府状態、無法状態、カオス [混沌] の状態にある地帯を周邊に作り出す爲危險です。此れ等の場所はテロリストや犯罪者達には快適で、海賊的行爲、人身賣買、麻藥取引が蔓延します。
ちなみに、當時私達の同僚 [=米國側] は何らかの形で此れ等のプロセスを操り、地域紛爭を利用して「カラー革命」を自らの利害に適うやう企てやうとしたのですが、此れは取り返しのつかない大きな變化を齎す事と成りました。 制御されたカオスの理論の創案者達自身にもカオスをだう取り扱えば良いかは分からないらしく、彼等の足竝みは亂れています。
私達は、支配エリートと專門家コミュニティの兩者に據つて行はれる討論を綿密に追跡しています。此れは昨年一年間の西洋諸國の報道出版物の記事の見出しを見れば十分なのですが、同じ人々が民主主義の鬪志と呼ばれており、イスラム教徒についても同樣です。まず革命について記事が書かれ、次いで此れが叛亂・政治的社會的動亂と呼ばれます。結果は明白で、更に地球規模でカオスが擴大する事になります。
同僚の皆さん、此の地球規模の状況を考へると、今や物事の基本となる事柄について合意が始まる時が來ています。此れは途方も無く重要かつ必要な事であつて、自分の陣營に戻るよりも遙かに良い事なのです。 私達は皆、共通の問題を直視する程運命を共にしてゐる事に氣附きます。此の状況から脱出する爲の論理的な方法は、國々や社會が協力を行ひ、増大する諸課題に對して共同で答えを見附け、共同でリスク管理を行ふ事です。確かに私達のパートナーの一部には、ある理由から其の事を思ひ出すのは自らの利害に適う場合に限ると云ふ者達もあるのですが。
實際的經驗は、課題に對する共同の解決策が萬能藥と成らない事を教えており、私達は此れを理解する必要があります。其れに大半のケースでは、其のやうな解決策に達する事は困難です。 國益の相異、樣々なアプローチの主觀性を克服する事は容易では無く、特に文化・歴史的傳統が異なる國々の事と成ると容易ではありません。然し其れにも關らず、私達には、共通の目標を持ち同じ基準に基づいて行動し、共に實際に成功を遂げた諸々の實例があるのです。
シリアの化學兵器の問題の解決と、イランの核開發プログラムに關する實質的な對話、また同樣に、ある程度前嚮きの結果を得た北朝鮮問題への私達の取り組みについて皆さんに想起してゐただきたいと思ひます。將來、私達が此の經驗を地域的・大域的な課題の解決の爲に用ゐる事が出來ないと云ふ事があるでせうか。
安定と安全を可能にする一方で、健全な競爭を促進し、發展を妨げる新たな獨占の形成を許さない新しい世界秩序 ― 此の秩序の法的・政治的・經濟的根據と成り得るのは何でせうか。誰かが今すぐに餘す所無く包括的な既成の解決方法を提供出來る、と云ふ事は到底有り得ません。私達は幅廣く諸政府、グローバル企業、市民社會、此の討論倶樂部のやうな專門家の討論の場から參加者を得て、大規模な作業を行ふ必要があるでせう。
とはいえ成功と本物の成果が得られるのは、ただ國際情勢に參加する主要な國々が利害の調和、道理に適つた自制について合意する事が出來、積極的で責任あるリーダーシップの模範を示しうる場合だけである事は明らかです。私達は一國に據る一方的な行動の限度をはつきりと見定めなければならず、多國間で機能する仕組みを利用する必要があります。また國際法の實効性の改善の一環として、安全と人權、國家主權の原則と所有國に對する内政不干渉の原則を保證する爲に國際社會の諸行動の間のジレンマを解決しなければなりません。
まさに此れ等の行動の衝突の爲に、複雑な國内のプロセスに對し外部から恣意的な干渉が加えられる事が増々多くなつています。此の爲幾度となく世界の主要プレーヤーの間に危險な對立が誘發されるのです。主權の維持と云ふ課題は、世界の安定の維持と強化にあたつて殆ど最優先の課題となります。
明らかに、外部からの力の使用の基準を議論する事は極めて困難であり、此れを個々の國々[/國民、民族] の利害と切り離す事は實際には不可能です。とはいえ誰にとつても明らか合意事項が無く、必要な合法的干渉について明確な條件が定められないと、危險は遙かに高まります。
國際關係は國際法に基づかなければならず、國際法其のものは正義、平等、眞理等の道梃エ理に基づくべきである事を補足として附け加えませう。 たぶん最も重要なのは、自分のパートナー達と彼等の利害に對する尊重です。此れは疑ふ餘地の無い決まり文句ですが、ただ此れに從ふだけで世界の情勢が抜本的に變はりうるのです。
國際機關・地域機關の實効性を囘復する事は、私達に其の意思があれば可能である、と私は確信します。殊に第二次世界大戰後つくられた諸機關は全く世界共通のもので、現在の情勢を管理するのに十分な最新の實質を與へる事が可能ですから、何も一から新たに築く必要も無い。 此れは 「未開發地域」 では無いのです。
此れは、かけがえのない中心的な役割を果たす國際聯合の取り組みの改善についてもいへる事ですし、また過去40年のうちに歐洲大西洋地域の安全と協力の確保に必要な仕組みである事が分かつた歐洲安全保障協力機構についても同樣です。今も尚南東ウクライナの危機を解決する試みに際して、此の機構は非常に積極的な役割を果たしてゐると言はなければ成りません。
ますます制御不能となり、樣々な脅威を伴う國際的環境の根本的變化を踏まえ、私達は責任の重い諸大國の新たな世界的コンセンサスを必要としています。此れは、古典的な外交のlbに據る何らかの地域的な取決め若しくは強國の勢力範圍の分割、または誰かが地球を完全に支配する事に關はるものではありません。私達が必要とするのは新しい型の相互依存だと私は考へます。私達は此れを恐れるべきでは無く、其れどころか此れは諸々の立場を調和させる望ましい手段なのです。
地球上の一定の諸地域が強くなり成長する事を考へると、特に此れは實際上重要です。此の強化と成長のプロセスでは、此れ等の新たな複數の極を組織化して影響力のある地域組織を創出すると共に、此れ等の地域組織の相互作用のルールを發達させる事が客觀的に必要と成ります。 此れ等の中樞間の協力に據つて世界全體の安全保障と政策・經濟の安定性は著しく増大される事に成るでせう。 けれども [地域組織=中樞間の] 其のやうな對話を確立する爲には、互ひが相補的に振る舞ひ、誰もわざと爭ひや對立を強ゐる事が出來ないやう、所有地域の中樞と其の周圍に形成される統合の爲の諸々のプロジェクトが互ひに等しく發達の權利を有する必要がある、との前提條件から出發する必要があります。さもなければ、其のやうな破壞的な行動に據つて國家間の絆が破綻する事に成り、諸國家自らが極度の苦境に曝されるか、事に據ると全面的に破壞されて仕舞ふでせう。
昨年の出來事を皆さんに思ひ出してゐただきたいと思ひます。私達はアメリカとヨーロッパのパートナー達に、例えばウクライナの歐洲聯合加盟を性急に祕密裏に決定する事は經濟への深刻なリスクを孕んでゐると傳へました。私達は政治については何も言はず、ただ經濟について考へを傳へ 「事前の準備無く其のやうな措置を取れば、ウクライナの主な貿易パートナーであるロシアを含めて他の多くの國々の利害に抵觸する、「多數の人が話合ひに加わる事が必要である」と意見を述べました。ちなみに此の件については、私は皆さんに例えばロシアのWTOへの加入交渉が19年間續ゐた事を想起してゐただきたいと思ひます。此れは非常に困難な作業でしたが、一定のコンセンサスに達しました。
何故私は此の事を持ち出すのでせうか。其の理由は、私どものパートナー達がウクライナのEU加入プロジェクトを實行する際、いわば裏口を通つて自分達の商品とサービスを携え私達のところにやつて來やうとしたからなのです。私達は此れに同意しませんでしたが、此の點については誰も私達に質問をしませんでした。私達はウクライナのEU加盟に關聯する所有論題について、實に粘り強く話し合ひを行ひました。けれども私は強調したいのですが、此れは全く禮儀正しい仕方で行はれ、起こりうる問題を示して、疑ふ餘地の無い論據と首尾一貫した論理に據つて論證を行つたのです。 誰も私達の言ふ事に耳を傾ける事を望みませんでしたし、話し合ゐたいと望む事もありませんでした。 彼等はただ、此れはあなた方とは全く關はりの無い事だと言ふばかりで、後は何の言葉も無く話し合ひは其れでお仕舞ひだつたのです。かうして包括的ではあるが ― 此の點を私は強調しますが ― 文明化された、禮儀正しい對話の代はりに、結局政府が轉覆される羽目に成りました。彼等は此の國を、經濟破綻と社會の崩壞、膨大な死傷者を伴う内戰と云ふカオスの眞つ只中に陷れたのです。
一體此れは何故なのでせう。 私が同僚の人々に理由を尋ねると、答えは最早無く、誰も何も言ひません。まさに其れが答えで、誰もが途方に暮れており、其れを言ひあらわすと此のやうな結果になつたのです。此れ等の行動は勢い附けるべきではなかつたのですが、さうしていればかうした結果には成らなかつた事でせう。 結局のところ (此れについては既にお話ししましたが) ヤヌコヴィッチ前ウクライナ大統領は一切について署名を行ひ、一切について同意しました。何故さうするのか。此れにはどのやうな意味があつたのでせう。此れは文明人が問題を解決する方法でせうか。革命に必要なものを急いで寄せ集め絶えず新たな「カラー革命」をでつちあげる者達は、自らを 「才氣あふれる藝術家」 とみなして留まる事を全く知りません。
統合された諸聯合の爲の取り組み、地域組織の協力は、透明で明快な根據に基づいて築かれるべきであると私は確信しています。ユーラシア經濟聯合が形成されたプロセスが、此のやうな透明性の良い例です。此のプロジェクトの當事者である國々は前もつて自らの計劃をパートナー達に傳へ、WTOルールと完全に調和する聯合のパラメータ、此の取り組みの諸原則が定められました。
附言すれば、私達はユーラシア聯合とヨーロッパ聯合の具體的な對話が開始される事も歡迎してゐた事でせう。ちなみに、彼等は此れも同樣に完全に拒絶したのですが、此れまた理由がはつきりしません。何をそんなに恐れてゐるのでせう。
また勿論、此のやうな共同の取り組みでは、經濟的・人道的協力の爲大西洋から太平洋にかけて遙かに廣がる共通のスペースを創出する必要について對話を行ふ必要があると考へられます (此れについて私は何度も話をし、少なくともヨーロッパでは、西洋の私達のパートナーの多くが賛成すると述べるのを聞きました)。
同僚の皆さん、ロシアは選擇を行ひました。私達の優先事項は、自らの民主的で開かれた經濟組織を更に改善する事、國内の發展を加速する事、世界の所有有益な最新の傾嚮を考慮に入れる事、そして傳統的な價値と愛國心に基づいて社會を統合・強化する事なのです。
私達には統合を志嚮する積極的、平和的な基本方針・政治日程があり、現在、ユーラシア經濟聯合、上海協力機構、BRICS、其の他のパートナー諸國の同僚達と共に積極的に作業を行つてゐるところです。此の政策の狙ひは諸政府間の絆を發展させる事で、此れ等を斷ち切る事ではありません。 私達は何かのブロックを急いで纏めやうと企ててゐるのではありませんし、打撃の應酬に參加しやうとしてゐる譯でもありません。
ロシアが何らかの帝國を樹立し、近隣諸國の主權を侵そうとしてゐるとの申し立てや言明には根據がありません。ロシアは、世界で如何なる特別の、排他的な立場をも必要とはしていない ― 此の事を私は強調したいと思ひます。私達は他者の利害を尊重すると共に、ただ自らの利害が考慮され、自らの立場が尊重される事を望むばかりなのです。
私達は、世界が變化と世界規模の轉換の時代に入り、此の時代にあつて皆が格別の用心、輕率な措置を避ける能力を必要としてゐる事をよく承知しています。冷戰後の時期、世界規模の政治への參加者達は、幾分此れ等の資質を失ひました。今、私達は彼等に思ひ出させる必要があります。さもなければ平和な安定した發展への希望は危險な幻想となり、今日の混亂は、ただ世界秩序崩壞の前觸れの役割を果たすに過ぎない事になるでせう。
さうです、勿論私は既に申しました。一層安定した世界を築く事は難しい課題だと。 私達が今話してゐるのは、長い困難な取り組みの事なのです。私達は第二次世界大戰後、[國々、地域組織の] 相互作用のルールを發達させる事が出來ました。また1970年代には、ヘルシンキで一つの合意に達する事が出來ました。私達の共通の責務は、現在の新たな發展段階で、此の根本的な課題を解決する事なのです。
ご清聽ありがとうございました。
http://www.asyura2.com/14/test30/msg/877.html
02. 2014年12月22日 02:37:00 : BjZRaMIibM
最後は金目でしょ
http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/453.html#c2
02. 2014年12月22日 02:45:28 : tlM2UDts3Y
>>1
北朝鮮以下の異常な国。
核武装のためのプルトニウムは大量に持ってるはずなのに。
水爆の輸出でもするつもりなのか?
http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/444.html#c2
48. 2014年12月22日 02:47:22 : aiMZAOJQqY
お手数をおかけしますが、荒らし、誹謗中傷書き込みの削除をお願いいたします。
http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/305.html#c57
魑魅魍魎男とaiMのマルチハンドルより変動IDのほうがマシだよ。
http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/305.html#c58
魑魅魍魎男の名前で小出批判者を陥れる投稿をし、小出批判の投稿どころかaiM(自分)や知る大切さ批判の書き込みの削除依頼を出しまくっていた魑魅魍魎男。
http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/325.html#c17
大人は食べろの助教の呪いの効果が現れてきた
http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/207.html#c65
てめえら小出の言うように大人なら汚染食品食べろよ。
http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/325.html#c7
武田真理教や広瀬真理教の信者ならなってもいいが、小出真理教の信者にだけはなりたくない。
小出裕章は原子力村のゴールキーパー。
http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/320.html#c19
福島の一次産業を守れと言い触らした小出助教のせいで汚染食品に対する警戒心が薄められてしまっている。
http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/325.html#c11
汚染食品を食べろと言わないだけ小出や山下よりはるかに良心的だ。
http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/360.html#c2
原発や汚染食品に不安を持つ人に大人は汚染食品を食べろと吹き込む係が、原子力村が祭り上げた反対派のカリスマ小出裕章。
http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/366.html#c1
いちいち質の低い投稿をするのはやめてください。
http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/366.html#c6
知る大切さは魑魅魍魎男の投稿100回読んでから投稿しろ。
程度が低すぎるんだよ。
http://www.asyura2.com/14/genpatu37/msg/274.html#c34
小出真理教で唯一頭脳が優秀なのがaiM=魑魅魍魎男。
http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/191.html#c43
阿修羅のレベルが低下の一途なのは知る大切さたち小出真理教が暴れまくってるからだな。
http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/392.html#c1
セシウムだけにきをつけろと言い放つ小出は御用か?
http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/451.html#c12
このデマ野郎は相当の粘着性質なんだな。精神病の一種だわ。
早く精神病院で受診して来いデマじじい。
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/346.html#c48
受取配当、1000億円増税 持ち株比率5%未満8割課税[日経新聞]
2014/12/22 2:00
政府・与党は21日、企業が受け取る株式配当への課税を2015年度から強化する方針を固めた。持ち株比率5%未満の会社の配当は現在の5割課税から8割課税に、25%以上33.3%未満の会社の配当は非課税から5割課税にする。約1000億円の増税とし法人実効税率の引き下げ財源に充てる。取引先の少数株主になっている金融業界などに影響が出そうだ。
株式配当は法人税を納めた後の利益を原資に支払う。配当を受け取る側にも課税すると二重課税だとの批判があり、非課税措置を設けている。
現在は持ち株比率が25%未満の株式は配当の5割に課税し、25%以上の株式は非課税にしている。政府・与党は来年度から、持ち株比率が5%未満は8割課税、5〜33.3%未満は5割課税とし、33.3%以上を非課税にする方針だ。
出資が原則5%以下に制限されている銀行などへの影響は大きい。持ち株比率25%未満の会社から受け取る配当への非課税額のうち35%が金融業界だ。上場企業では3割前後を出資して別の上場企業をグループ会社にしている事例も多く、従来は非課税だっただけに負担感も強まりそうだ。
30日にまとめる与党税制改正大綱に明記する。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS21H3E_R21C14A2MM8000/?n_cid=TPRN0003
06. 2014年12月22日 02:53:20 : F6DWHWrVos
戊辰戦争で新政府に抵抗したのが長岡と会津。
会津藩士が流されたのが六ヶ所村。
わかりやすい。
http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/449.html#c6
29. 2014年12月22日 02:53:22 : F7hNsHKxku
>>11
この人の出ている日の文化放送とかMXを視聴してみぃ〜
結構きついよ、この人!
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/633.html#c29
05. 2014年12月22日 02:56:55 : aiMZAOJQqY
>>03
神様じゃあるまいし、未来のことを正確に予言できる人間はいない。
だが、ちょっと考えて起きるだろうと思ったことは必ず起きる。
反原発を唱えていた人たちは、日本の原発は大地震に耐えられないと主張していたが、
その通りになった。
航空機の墜落もしかり。現に伊方や六ヶ所村のすぐ近くで墜落している。
もはや大事故になるのは時間の問題だろう。
http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/448.html#c5
銀行の稼ぐ力、消失の危機 異次元緩和で「逆ざや」11行に[日経新聞]
2014/12/22 2:00
銀行の稼ぐ力が落ちている。国内での収益力の目安である「総資金利ざや」は2014年9月中間期で全国112行のうち11行が逆ざやになった。資金需要が伸び悩むなか、日銀の異次元金融緩和で貸出金利や国債利回りが急低下し、住宅ローンなどの顧客獲得競争も薄利に拍車をかける。地域の人口減と並び、収益力の低下は地方銀行に再編を促している。(奥田宏二、小川和広)
総資金利ざやは、貸出金利と国債など有価証券の運用利回りから、預金金利や経費などの資金調達原価を差し引く。資金運用で得る収益は企業の売上高に相当する経常収益の約6割を占める。マイナスは銀行が本業で損をする「逆ざや」になっていることを示す。
東京商工リサーチの調べでは14年3月期時点で逆ざやだったのは8行。9月中間期に3行増えた。総資金利ざやが同年3月期から低下した銀行も約7割に達した。
利ざや悪化の最大の要因は、資金運用利回りの低下だ。全国銀行協会の調べでは、13年度の資金運用利回りは1.10%。5年前から0.55%低下した。金融緩和で預金金利がほぼゼロに張り付く一方、貸出金や国債など資金運用利回りの低下幅の方が大きいためだ。
もう1つの要因は「薄利多売」の競争にある。かつて高い利回りを期待できた住宅ローンも、主流の変動金利の相場は0.7%台後半。13年度の資金調達原価(0.96%)を大きく下回る。さらに高収入など条件の良い個人客の争奪戦では相場より金利が低くなる。首都圏の住宅メーカーによると「今年になって0.6%台前半を提示する銀行があった」という。
県境を越える地銀の競争も激しい。日銀によると地域外での貸出比率は過去10年で約5%上昇し、30%に迫る。域外の貸出金利は本拠地の貸出金利を下回っており、地銀が互いに越境して利ざやを削り合う構図だ。全国の銀行の貸し出しは11月末まで39カ月連続で増えているが、収益改善にはつながっていない。
逆ざや11行のうち、最もマイナス幅が大きいのはあおぞら銀行だ。資金運用利回りの低下に加え、事務部門の経費が重く収益の足を引っ張る。
一方、総資金利ざやが1.30%と最も高いスルガ銀行は、9月中間期の貸出金利回りが3.46%と平均の2倍以上だ。外国人や独身女性など、他行では借りにくい個人にも比較的高い金利で住宅ローンを提供し、厚い利ざやを確保している。
3メガ銀行では三菱東京UFJ銀行とみずほ銀行は逆ざやで、「下期も金利低下を伴う利ざやの縮小を想定する必要がある」(三菱UFJフィナンシャル・グループの平野信行社長)。運用利回りに反映されない手数料ビジネスなどの経費が資金調達原価に含まれることも影響している。
一方、三井住友銀行は9月中間期で0.61%の総資金利ざやを確保した。同行は大企業よりも高めの貸出金利を確保できる中小企業融資の比率が他のメガより高い。
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO81183680R21C14A2NN1000/?n_cid=TPRN0003
03. 2014年12月22日 02:59:29 : jRCZ8nJ72E
犯人かどうかはどうでもよくて、被告を有罪に出来るかどうかが検事の能力であるようだね?そう検事とは被告を有罪にすることが仕事なのですね。
仮に冤罪だったとしても出世に悪影響を及ぼすことはなく、寧ろ無罪の者まで有罪に出来る能力ある検事として高い評価を受けるが、無罪になれば検事としての能力に欠けるとして出世に影響するのでしょう。
だから何が何でも有罪にする。
検事になったら、ゴキブリを金槌で潰し、蠅は爪で押し潰し、ミミズは足で踏み潰す訓練でもするのかな?
私は出来ないな・・・日本の検事という仕事は!
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/721.html#c3
05. 2014年12月22日 02:59:33 : amjnT34W5Q
プルトニウムは放送禁止用語か?
http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/457.html#c5
18. 2014年12月22日 02:59:51 : w3M1BHSquE
呆れたもんですねえ 陰謀そのものを存在しないと否定してる訳では無いと
何度言ったら判るんでしょうかね カラス頭でしょうか
そして例によって例の如く 誰が作ったのか判らん怪しげな動画をリンクさせる割には
マトモなリンクは一切貼らない 信頼できるソースなど持ってきた試しが無い ┐(−、−)┌
http://www.asyura2.com/14/jisin20/msg/336.html#c18
欧州「デフレ突入」懸念 長期金利、一段と低下[日経新聞]
2014/12/22 2:00
【ロンドン=黄田和宏】急速な原油安の進行を受け、早ければ12月内にもユーロ圏のインフレ率がマイナスに転じる可能性が出てきた。金融市場は「デフレ」突入を意識しており、欧州各国の長期金利は一段と低下している。市場では欧州中央銀行(ECB)が来年1月の理事会で、国債の購入を含む追加緩和策に踏み切らざるを得なくなるとの見方が増えている。
原油安やロシアを巡る金融市場の混乱で、欧州の債券市場では長期金利の低下に拍車がかかっている。ドイツの10年物国債利回りは先週に初めて0.6%を割り込んだ。スペインの長期金利は19日に一時1.6%台と過去最低を更新した。国際指標の北海ブレント原油が5年半ぶりに一時1バレル60ドル割れとなり、原油安が欧州の物価に与える影響が焦点となっている。
年明けの1月7日に発表される今年12月のユーロ圏の消費者物価指数(速報値)に市場関係者の注目が集まる。11月は前年同月比0.3%の上昇と、10月から上昇率が0.1ポイント低下した。
シティグループのエコノミスト、ギヨーム・ムニュエ氏は「12月には0.1%のマイナス、1月は0.2%にマイナス幅が拡大する」と予想する。物価が下落に転じれば、2009年10月以来、約5年ぶりだ。
世界金融危機後の09年には物価がマイナスの期間が5カ月続き、一時0.6%まで下落した。当時も急激な原油安が一因となったが、石油輸出国機構(OPEC)の減産で原油価格が反発すると、しばらくして物価も上昇に転じた。
今回はOPECが現在の生産量の維持を貫く構えを見せており、原油安が長期化する可能性がある。英ロイズ・バンクの試算では、原油価格が1バレル40ドルに下落すれば、ユーロ圏の物価下落率は1%に達する。
ECBは市場からユーロ圏の国債を大量に買い入れる量的緩和策の導入に向け、準備を進めている。市場では来年3月までに緩和策に踏み切るとの見方が支配的だが、「デフレ」の脅威が差し迫ったため、1月22日の次回の理事会で導入せざるを得なくなるとの見方が増えてきた。一時的でも物価が下がることで、消費者にデフレ心理が生まれることを回避するとの読みだ。
ドラギ総裁はデフレ阻止に向けて、12年時点の3兆ユーロまで資産規模を増やすことを目標としており、現状よりも1兆ユーロ程度増やす必要がある。
バンクオブアメリカ・メリルリンチは15年に最大で発行額の4割にあたる3600億ユーロの国債を購入すると予想する。同社のジル・モエック欧州担当エコノミストは「量的緩和をいつ実施するのかという段階から、国債をいくら購入するのかに市場の関心は移った」と指摘する。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM19H7C_R21C14A2FF8000/?n_cid=TPRN0005
13. 2014年12月22日 03:07:44 : 6VEhHW5kIU
膨大とか猛烈とか東電に返すとか、居酒屋の親父レベルだな。
具体的数値やデータで話をしろよ。
汚染灰は東電に返せ、と言っていたのに、なぜかコンパクトにして管理されてることになっている。
自分の発言による汚染灰による環境汚染の拡大の責任は完全回避か。
http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/450.html#c13
21. 2014年12月22日 03:08:03 : aiMZAOJQqY
>>20
情報の精度を上げることは不可能。
政府、東電、マスゴミの情報がウソ、デタラメだらけなのだから、信じられるものは何もない。
「ソースはNHKです。NHKがこう言っています」と言ったところで、いったい誰がそれを信じるのか。
全く情報の精度が上がったことにはならない。
政府、東電、マスゴミの言うことは正しく、ネットで流れている情報はデマばかり、
という決めつけがあるからこそ、情報の精度にこだわるわけだ。
情報の真偽については各自判断するしかない。
http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/435.html#c21
01. 2014年12月22日 03:15:10 : euH06fUwbs
総理の膵臓のガン細胞に期待
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/726.html#c1
01. 2014年12月22日 03:18:55 : FUFrrFrmuY
中性子線を浴びたらどうなるかというデータが欲しいだけだろう。
http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/455.html#c1
01. 2014年12月22日 03:27:53 : LwnVgkgtYU
諸悪の原因は東大
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/725.html#c1
28. 2014年12月22日 03:29:10 : DCqUl75Bdk
誰の目にも明らかです。
共産党が全議席立候補しなければ、多くの野党が当選したはずです。
小選挙区は自民48%公明1%共産13%その他38%
比例は自民33%共産11%公明14%その他42%
東京だけでも相当な人数の野党が当選しています。
明らかに、共産党は第二自民党と言われてもしょうがないですね。
野党つぶしの共産党。
国政は判りませんが、地域では、露骨に自民と組んで、取引しています。
http://www.asyura2.com/14/cult13/msg/750.html#c28
16. 2014年12月22日 03:30:25 : aiMZAOJQqY
いくら国や自治体が拒否しようとも、民間団体が測定を行なって、
ひどい放射能汚染があることが判明する。
無駄な悪あがきだね。
不誠実な自治体は信用を失って、やがてどんどん住民が流出するだろう。
http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/436.html#c16
09. 2014年12月22日 03:36:23 : 6uFgfWwteg
今年の春まで続いた、アメリカのデフォルト詐欺の最中にIMFの調停に応じて
保有米国債の大量債権放棄はしてやってが、売却などはできるはずもない。
今年3月末時点のデータw
古すぎ。
あれから、円安進展と同時にどれくらいの米国債を新規に買い上げてきたんだ。
購入コストだって、だいぶ上がったろうw
含み益など出てるかどうかも怪しいものだ。
10. 2014年12月22日 03:41:01 : oNThxD2cg2
いったい何を勘違いしているのだ。米国債は債権ではない。敗戦賠償金である。売る事など出来るわけがない。日本人の自尊心を保たせるために表面上は債権の形を取っているだけだ。戦争に負けるとは、こういう事である。
プーチン 世界の惡役を一身に背負ひ演じねば成らぬ宿命と成りし者
ゆゑに涙した。
己の宿命に。
【プーチン大統領モンゴルを訪問】モンゴル軍が演奏するロシア国歌を聞いて泣き出す - 時ネタ/話題
Constantine Kerry の違ひは有るが共に『John』
Hello, John.
John, hello.
You're the one soul...
..I would come up here to collect myself.
「ヘブライの館 2」 6F - WAR研究室 イスラエル建国の謎 〜「シオニズム問題」の実態〜 ユダヤ教徒の「カバラ」と「メシア運動」の歴史 第6章:フランク派ユダヤ人の倒錯的なメシア運動
ヤコブ・フランクとBones Manのジヨン・ケリーがそつくりな件 其の壹
ヤコブ・フランクとBones Manのジヨン・ケリーがそつくりな件 其の貳
持ち上げといて〜貶す。
原油價格高騰でスーパーパワーとして膨らまし
原油價格暴落とルーブル暴落で破裂させ暴走させる。
/⌒ヽ
⊂( ^ω^)⊃
⊂c ノ__ ノ
/⌒ヽ | .| | .| /⌒ヽ
( ^ν^) i i二 .ノ _( ^ν^) il|
(´ 二二二 ノ (´ \ \|il |il il|
/ /: / \. \ノ\. \il| |il|
i===ロ==/ i===ロ== ヘ. \. i|!l !l\il|
ノ:::::::::::::::::ヽ ノ:::::::::::::::::ヽ \ ヽη /')/')
/:::::::::::へ:::::::::ヽ /:::::::::::へ:::::::::ヽ ヽ_,,..) /
/::::::_/ \:::::::) /::::::_/ \:::::::) ) ( / /
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レ しつ レ しつ`) \ 〆 (´ ̄
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ISISとは何か?
荒らす憎むべき者、立つてはならぬ所に立つ(新約聖書マルコ傳福音書第13章14節)
荒らす忌むべき者が翼に現はれる(舊約聖書ダニエル書第9章27節)
『大なるユウフラテ川の邊に繋がれをる四人の御使を解放て』(新約聖書ヨハネ默示祿第9章14節)
“最初の世界戰爭はイルミナテイに露西亞でツアーの力を轉覆
させ、其の國を無b論的共産主義の砦に作り上げる事を可能
にする爲に齎されねば成らぬ。
其の紛爭は英獨兩帝國の間のイルミナテイの工作員に據つ
て齎され、此の戰爭を煽動するのに用ゐられるだらう。
其の戰爭が終はつた後、共産主義が打ち建てられ、他の政
治體制を破壞し、あらゆる宗教を弱體化させる爲に用ゐられ
るだらう。”
“2囘目の世界戰爭はフアシスト達と政治的シオニスト達の間
の紛爭を利用して煽動されねば成らぬ。
此の戰爭はナチズムが破壞される樣に、そして政治的シオ
ニズムがパレスチナに獨立國としてのイスラエルを設けるに
十分な程、強くなる樣に齎されねば成らぬ。
2囘目の世界戰爭の間を通じて國際的共産主義は基督教徒
に均衡する爲に十分に強く成らねば成らぬ、そして其れは我
々が最終的な社會的大變動で必要とするまで抑壓され管理さ
れるであらう。”
“3囘目の世界戰爭は政治的シオニスト達とイスラム世界の指
導者達との間のイルミナテイの工作員によつて齎される紛爭
を利用して煽動されねば成らぬ。
其の戰爭はイスラム(イスラム教徒のアラビア世界)と政
治的シオニズム(イスラエル國家)が相互に破壞し合ふ樣に
指揮されねば成らぬ。其の間に他の國々は、此の點からまう
一度分割され、物理的にも、道椏Iにも、精b的にも、そし
て經濟的にも消耗し盡くす樣に、無理強いして戰はされるだ
らう... 我々は暴力革命主義者達と無b論者達とを斷固とし
て解き放つ、そして我々は兇暴性と最も殘虐な騷動の源であ
る絶對的無b論の效果として其れ等の國々に於いて其のあら
ん限りの恐怖が明確に表されるであらう、恐るべき社會的大
變動を斷固として煽動する。其れから到る所で市民達は世界
の少數派の革命黨員達から自身を防衞する事を餘儀無くされ
其れ等の文明の破壞者達を根絶するだらう、そして基督教に
幻滅した大勢の自然b教的魂は、其の時からさまやうだらう
理想を切望して、然し考へもせずに崇拜するものに捧げ、最
終的に公衆の眼前に齎されるルシフアー(譯注:惡魔大王)
の純粹な教義である、宇宙の靈魂の顯現を通じて本物の光を
受けるだらう。此の靈魂の顯現は、兩者、同じ時に征服され
根絶される、基督教と無b論の破壞へと續く、全般的な叛動
的動きから齎されるだらう。”
シオニストとブレジンスキー
◯彼は、イスラエルではなくて、イスラエルをもコマの一つとして利用するイルミナテイ
(三百人委員會)の奧の院に直結する戰略家である。
◯イスラエル第一主義者は、イラク戰爭の泥沼に亞米利加を引きずり込んだのみでない。
◯彼らは、亞米利加をイランに對する戰爭に驅り立てようとして居る。
◯倫敦の意嚮を代辯するブレジンスキーは、此の方嚮に叛對である、と。
「ヘブライの館2」4F - 東欧ユダヤ研究室 - 元ソ連外交官が語る「ロシア−ユダヤ闘争史」の全貌
ユーラシアの地政學 ― 「ユーロ・アトランテイツク」形成の條件
ユーラシアの地政學 ― 露西亞の課題
猶太閥最強の隱し玉。ウラジミール・プーチン露西亞聯邦共和國大統領と云ふ視點
「パンドラの箱を開けたのは誰だ」CNNのプーチン首相独占インタビュー 【暗いニュースリンク】
ROCKWAY EXPRESS プーチン大統領:欧米がシリアを攻撃すれば、サウジを攻撃する?
ROCKWAY EXPRESS シリア大使:サウジのバンダル王子がアルカイダの実際のリーダー
「イスラム国家」、チェチェン、カフカスを解放とプーチン大統領を脅迫 - News - 政治 - The Voice of Russia
コラム:サウジが仕掛ける「石油戦争」、制御不能リスクも ロイター
ロシアが破綻寸前 政策金利17%に引き上げ 98年ルーブル危機の再来 木村 正人
焦点:ルーブル危機、「プーチン帝国」崩壊への序曲か(ロイター)
ロシア大統領補佐官がISISの兵士を軍事訓練しているモサドを批判。ISISの存在はイスラエルの安全保障にとって好都合
すでにエドワード・スノーデンのNSA最高機密文書によってISISの背後にイスラエルがいることを暴露されている。
鐵則 此の事實に據つて尤も得をするのは誰か? 偶然は有り得ない ドナルド・フランチシエク・トウスクとは何者か?
EU大統領にトゥスク氏就任、対ロ制裁強化など課題 :日本経済新聞
米とEU大統領が電話会談 「ロシアのウクライナ撤退が重要」 :日本経済新聞
トゥスク新EU大統領、首脳会議の運営一新 議長総括など簡素化 | Reuters
「米国キリスト教右派」とは、キリスト教的シオニスト、即ち、「核戦争(ハルマゲドン)を待望する人々」(週刊日本新聞)【太田龍の時事寸評】
イスラエルがロシアに頼る?〜「国際戦略を米国だけに依存するのは危険だ」と発言/田中 宇(2014年11月21日)
シーア派とスンニ派の對立 サウジアラビアはイスラエルに附く
中東TODAY: NO・708エバンジュリカンと距離を置くチーフ・ラビ
中東TODAY: NO・1586プリンスが語るサウジ王家の危機
ドンメイ=ユダヤ(改宗イスラムのユダヤ人)
ドンメイ 世界を地獄へと引き摺り込むまう一方の主役
スーパーパワーとして奴等が育成した露西亞に結集するであらう
雙頭の鷲を國璽として掲げるフリーメーソン國家露西亞 フリーメーソン國家米國と露西亞 或いはプーチンとメドヴエージエフ
舊約聖書と露西亞 「ロシ」と云ふ記述は、本來のエゼキエル書には記述されてゐるのかゐないのか?
エルサレムのイスラム教聖地を完全封鎖:朝日新聞デジタル 陰暦九月八日、白山ククリ姫のほどける日。
露西亞を使つて破滅に導かんとする存在あり 其の名は欺くもの「アルコン」である
「裏ヘブライの館」 地下資料室(地下3F)日本に興味を示すユダヤ老修行僧
プーチン大統領・2014年10月24日ヴァルダイ国際討論クラブでの演説 ― 世界秩序: 新たなルールかルールなきゲームか
[2014年10月24日、ソチで開催されたヴァルダイ國際討論倶樂部第11セッションの最終本會議における、ウラジミール・プーチンの演説と質疑應答のトランスクリプトから抜粹]
ヴァルダイ國際討論倶樂部會議
議題 「世界秩序: 新たなルールかルール無きゲームか」
本年は、海外25カ國からの62人を含む108人の專門家、歴史家、政治アナリストが參加した。本會議では、現在の國際法の制度・規範のシステムを侵食する要因の分析に專念する3日間にわたる討論の結果が總轄された。
ウラジミール・プーチン: 同僚、紳士、淑女、友人の方々、皆さんをヴァルダイ國際討論倶樂部第11セッションにお迎え出來ました事を嬉しく存じます。
先程言はれたやうに、今年は倶樂部を共催する諸團體にロシアの非政府組織、專門家グループ、一流大學等が新たに參加しています。討論の範圍を廣げてロシア其れ自體に關聯する問題だけでなく、グローバル・ポリティックス [=地球規模の政治] と經濟を含めると云ふ發想も提起されました。
組織と内容が此のやうに變更された事に據り、專門家に據る指導的な公開討論の場としての此の倶樂部の影響力は強まる事でせう。 同時に「ヴァルダイlb」ともいへる、此の自由で開かれた雰圍氣と、所有種類の全く異なる率直な意見を表明する機會が、今後とも存續する事を希望しております。
此の點に關する限りでは、私も皆さんの期待を裏切らず直裁率直に意見を發言するとの旨を申し述べさせて下さい。 私が申す事には少し手嚴し過ぎると思はれるものがあるかも知れません。とはいえ、眞つ直ぐ正直に實際に思つてゐる事について話すのでなければ、此のやうにして會合を開いてもメリットは殆どありません。若しさうでなければ、外交的會合の趣旨に從つて誰もが本當に意味のある事を言はない方が良いと云ふ事になり、皆さんは有名な外交官の言葉を思ひ出して、外交で言葉を遣うのは眞實を語らない爲だと思ひ到る譯です。
私達には會合を開く別の理由があり、お互ひに率直に語り合ふ爲に集まつています。今日私達が直裁で單刀直入になる必要があるのは、辛辣な言葉の應酬を行ふ爲ではなく、現に世界で起こつてゐる事柄の眞相を究明し、世界が更に安全な場所ではなくなり、予測不可能性が増してゐる理由、私達の周圍の到る所でリスクが高まつてゐる理由を理解する試みの爲なのです。
今日の討論は 「世界秩序: 新たなルールかルール無きゲームか」と云ふテーマのもとで行はれました。私の考へでは、此のテーマは今日私達が迎えた歴史的轉機と私達の全てが直面する選擇を正確に言ひあらわしてゐると思ひます。 現在世界が非常に急速に變化しつつあると云ふ理解には勿論何ら新しいものはありません。 私は此れが今日の討論で語られてゐた事柄である事を承知しています。 グローバルな政治、經濟、國民の生活に於いて、また産業技術、IT、社會工學の分野に於いて、人は劇的な轉換が起つてゐる事に氣附かない譯にはいきません。
今、私の發言が、結局討論に參加した方々の一部が既に述べた事の繰り返しになるとしてもお許しを願ひます。此れを避ける事は事實上不可能です。既に詳細な論議が行はれましたが、私の觀點を提示しませう。此れは他の參加者の見解とある點で一致し、他の點では異なる事でせう。
現在の状況の分析を行ふ際に、私達は歴史の諸々の教訓を忘れないやうにしたいものです。まず第一に、過去に於いて世界秩序の轉換 ― 今日私達が目にしてゐる出來事は世界的規模のものです ― は、世界規模での戰爭や紛爭か、さうでなければ地域レベルの激しい紛爭の聯鎖を伴うのが通例でした。第二に、グローバルな政治、地球規模の政治とは、何はさておき、經濟的リーダーシップ、戰爭と平和の問題、人權を含む人道的次元に關はるものです。
今日、世界は矛盾に滿ちています。私達は信頼出來るセーフティネットを整備してゐるかどうか、互ひに率直に尋ね合ふ必要があります。不幸にも、現在の大域的及び地域的な安全保障體制が、激動から私達を守る事が出來ると云ふ保證も確實性もありません。此の體制は著しく弱體化し、斷片化、變形されています。國際的・地域的な政治機關、經濟機關、文化協力機關もまた困難な時期を經驗しつつあります。
さうです、世界秩序を保證する仕組みの多くは、今では相當久しい昔、とりわけ第二次世界大戰直後の時期に創られたのです。私が強調したいのは、創立が當時にまで遡る此の體制の堅固さが、戰勝國の間の勢力均衡と諸權利に基づくだけではなく、此の體制の「創立の父達」がお互ひを尊重し合ひ、他に對して壓力をかけやうとせず、合意を達成しやうとした、と云ふ事實に基づいてゐた點なのです。
最も重要なのは、此の體制が發展する必要があり、其の樣々な缺陷にも關らず少なくとも世界で起こつてゐる諸問題を一定の限度に留め、諸國間の自然な競爭の強度を調整出來る事が必要だと云ふ點です。
時に非常な努力と困難を伴つて私達が過去數十年にわたり築ゐた此の抑制と均衡のメカニズムを、代はりになるものを何も築く事無く、單に壞してバラバラにして仕舞ふ事は出來ないと私は確信しています。さもなければ私達には暴力以外に何も手段が殘されない事になるでせう。
私達に必要だつたのは、合理的な再建を行ひ、此れを國際關係のシステムの新たな現實に適合させる事だつたのです。
所がアメリカ合衆國は自らを冷戰の勝者と宣言して後、此れを必要とは認めませんでした。秩序と安定を維持する爲に絶對に缺く事の出來ない諸國間の新たな力の均衡を確立する代はりに、此のシステムをはつきりと大幅な不均衡に陷れる措置をとつたのです。
冷戰は終結しましたが、既存のルールの尊重、或いは新たなルールと基準の創出についての明確で透明な合意に基づいて、平和條約が調印される事は結局ありませんでした。此の爲冷戰の所謂「勝者」が、自らの必要事項と利害に諸々の出來事が適合するやう壓力を加え、世界を作り直す事を決定したとの印象が生まれました。既存の國際關係のシステム、國際法、實施される抑制と均衡が、此れ等の狙ひの妨げになつた場合は、此のシステムは價値が無く、時代遲れで、即座に廢止する必要があると宣言されました。
たとえをお許し頂くなら、此の場合、新興成金が突然巨額の財産を世界の主導權と世界支配と云ふ形で手に入れる結果となつた譯で、此れは其の際の彼等の振る舞ひ方なのです。自らの富を、勿論自分自身の利益の爲にも賢明に管理する代はりに、彼等は多數の愚行を犯したと私は思ひます。
現在私達が迎えてゐる時代は、世界の政治で異なる解釋が行はれ、故意に沈默が守られてゐる歴史上のある時期なのです。國際法は、壓倒的な法律無視に據つて再三再四撤退を強いられて來ました。客觀性と正義は政治的ご都合主義の下で犠牲にされ、合法的な規範が恣意的な解釋と偏嚮した評價に取つて代はられました。同時に、世界的なマスメディアを完全に支配する事に據つて、望む時に白を黒、黒を白に描く事が出來るやうに成りました。
一國と其の同盟國、と云ふよりも寧ろ衞星國ですが、此れ等の國々が優勢だつた状況では、世界的規模での解決への模索が、自國の處方箋を世界共通のものとして課そうとする試みに轉じる事が屡々でした。此のグループの野望が非常に大きくなつた結果、彼等のロビー、權力の囘廊で決められた方針が國際社會全體の見解であるかのやうに提示され始めました。所が實際には、さうではなかつたのです。
まさに「國家主權」と云ふ概念が大半の國々にとつて相對的な價値となりました。 本當のところ、此の時畫策されてゐた常套手段は、世界の唯一の權力の中樞に對する忠誠の度合ひが大きい程、然々の統治體制の正統性も大きくなる、と云ふお決まりの定式だつた譯です。
後程自由討論が行はれますから、私は皆さんの質問に喜んでお答えし、皆さんに質問する自分の權利も用ゐたいと思ひます。間もなく行はれる此の討論の際に、たつた今私が提示した立論を誰かに反證させてみませう。
服從を拒んだ者達に對する措置はよく知られており、幾度もの試みに耐えてきたものです。此れ等の措置には、武力行使、經濟的壓力やプロパガンダに據る壓力、内政干渉、また然々の紛爭への非合法的介入や不都合な政權の轉覆を正當化する必要がある場合には、一種の「超法規的」正當性に訴える事が含まれます。此處最近、世界の多くの指導者に對してあからさまな脅迫が用ゐられて來たと云ふ證據も増えています。自らに最も近しい同盟國を含めて世界中を監視下に置く爲、所謂 『ビッグ・ブラザー』 が何十億ドルの費用を使つてゐるのは故あつての事なのです。
私達は自らに問うてみませう。 「自分達は此れに對して安心していられるだらうか。此の世界に生きる事はどの程度安全で幸福なのか。世界はどれ程公正で合理的になつたかと。若しかすると、心配したり、議論したり、氣まずい質問をしたりする理由は、本當は無いのかも知れません。若しかすると、アメリカ合衆國の例外的な立場と主導權を發揮する遣り方は、本當は私達皆にとつて喜ぶべき事柄であり、世界中の出來事への此の國の干渉に據つて平和、繁榮、進歩、成長、そして民主主義が齎されてゐるのでせうか。また若しかすると私達はただリラックスして、此れ等全てを享受するのがよいのでせうか。
私に言はせれば、其れは眞實では無いのです。絶對に違ひます。
一方的な強權政策と自分達のモデルの押し附けをすると、逆の結果が生まれ、紛爭は解決される代はりに結局更に激化する事になります。 安定した主權國家に代はつて混沌が廣がり、民主主義の代はりに、あからさまなネオファシストからイスラム過激派に到る大變怪しげな層が支持されます。
何故彼等は此のやうな人々を支持するのでせう。其れは彼等が自分達の目標を達成する途上で此れ等の人々を道具として使用する事に決め、次いで指を火傷しては後ずさりするからなのです。ロシアの言ひ囘しで言ふと、私達のパートナーは相變はらず同じ熊手の上を踏みつけて仕舞ふ。詰り何度となく同じ過ちを犯すのですが、私は其の遣り方には絶えずあきれさせられます。
曾て彼等はソ聯と戰う爲にイスラム過激派運動の資金援助を行ひました。此れ等の過激派グループはアフガニスタンで戰鬪を經驗し、後にタリバンとアルカイダを誕生させました。國際テロリストに據るロシアの侵略 (私達は此れを忘れてはいません) と中央アジア地域諸國の侵略に對して、西側諸國は此れを支援したとは言はないまでも少なくとも目を瞑り、私ならかう申しますが、情報提供と政治的・財政的援助を行つたのでした。アメリカ合衆國は、テロリストに據るゾッとするやうな攻撃が國土其のものに加えられて、初めてテロリズムと云ふ共通の脅威に目覺めました。念の爲に申しますが、其の當時アメリカ國民を支援し、9.11の恐ろしい悲劇に對して友人として、またパートナーとして對處した最初の國が私達だつたのです。
アメリカとヨーロッパの指導者達との話し合ひの際、私はいつも世界規模の課題として共にテロリズムと戰う必要について語りました。私達は此の脅威を甘受して此れを受け入れる事は出來ませんし、ダブル・スタンダードを使つていくつもの別箇の部分に切り分ける事も出來ません。私達のパートナーは合意を表明しましたが、少し時間が經つと私達は結局振り出しに戻つて仕舞ひました。軍事行動がまずイラクで、次いでリビアで行はれ、リビアは崩壞の瀬戸際にまで追ひやられました。何故リビアは此の状況に追ひ込まれたのでせうか。今日ではリビアはバラバラになる危險にさらされた國で、テロリスト達の訓練場と成つています。
エジプトの現在の指導者層の決意と英知だけが、アラブの此の主要國を混沌と過激主義者の跳梁跋扈から救ひました。合衆國と其の同盟國は、過去におけると同樣、シリアでも直接叛政府勢力への資金と武器の供給を行ひ、此の勢力が樣々な國からの傭兵に據つて諸階位を充當する事を可能にし始めました。此れ等の叛亂分子達はどこで資金、武器、軍事專門家を調達してゐるのかお尋ねします。此れ等全てはどこから入手するのでせう。惡名高いISILは、どのやうにしてとても強力な戰鬪集團、實質的に本物の軍隊となる事が出來たのでせうか。
財源はどうかと言へば、今日、資金は麻藥から得られるばかりではありません。麻藥の製造量は、アフガニスタンに國際合同軍が駐留するやうになつて以來、單に數パーセント増に留まらず何倍にも増えました。皆さんは此れをご承知です。テロリスト達は石油の販賣からも資金を得てゐるのです。石油は彼等の支配地域で生産されており、彼等は此れをダンピング價格で販賣し、製造と輸送を行ふのです。けれども誰かが此の石油を買つて再販し利益を得ても、早晩自分達の國にやつて來て破壞を廣める事も有り得る聯中にかうして資金を與へてゐる事實については考へないのです。
テロリスト達はどこから新兵を補充してゐるのでせうか。イラクでは、サダム・フセインが打倒された後、軍隊を含む國家の機關は荒廢したまま放置されました。其の當時私達は、細心の用心をするやうにと申しました。あなた方は人々を路頭に追ひやつてゐるけれど、此の人達は其處で何をするのでせう。彼等は正しかろうと正しくなかろうと地域大國のリーダーの地位にあつたのを忘れないで下さいよ。此れから此の人達をどのやうな職業の人間にするのですか、と。
其の結果どうなつたでせう。數萬人の兵士、士官、前バース黨活動家が路頭に追ひやられ、現在では叛政府勢力の序列に加わつています。恐らく此れに據つて、イスラム國グループが非常に實働的であると判明した理由が説明されるでせう。軍事的觀點からとても實働的に行動しており、一部に大變プロフェッショナルな人々がいます。ロシアは繰り返し、一國に據る一方的な軍事行動、主權國家の内政への干渉、過激主義者・急進主義者にちょつかいを出す危險について警告を行ひました。 私達は、此れ等のグループにテロリスト組織のリストに載つてゐる中央シリア政府、とりわけイスラム國に對抗させておく事を主張したのです。 其れに對して何か成果が見られたかと言へば、此のアピールは無駄に終はりました。
時として、私達の同僚・友人達は自らの政策の歸結と絶えず鬪つており、自ら作り出した危險に對處する事に全ての努力を投入しますます大きな代償を支拂つてゐる、との印象を私達は受けます。
同僚の皆さん、現在の一極支配の時代は、たつた一つの權力の中樞があるだけでは世界全體の諸々のプロセスを管理する事が出來ない、と云ふ事を疑ふ餘地無く證明しました。其れどころか其のやうな不安定な構造物は、地域紛爭、テロリズム、麻藥取引、宗教的狂信、盲目的愛國心、ネオナチズムのやうな現實の脅威に對抗出來ない事が明らかになりました。また同時に此れは、慢心した愛國の誇り、世論操作や、強者が弱者をいじめ、抑壓するのを放置する事に、大きく道を開いて仕舞ひました。
本質的に、一極世界はただ人々と國々に對する專制權力を正當化する手段であると云ふ他ありません。リーダーを自稱する人にとつてさえ、一極世界は餘りに不愉快で、重苦しく手に負えない負担だと云ふ事がわかつたのです。此の討論の場で少し前に此の關心の方嚮に沿つたコメントが加えられましたが、私も全く此れに賛成です。此れが、此の新たな歴史の段階で、アメリカの主導權を永續させる都合の良いモデルとして僞の二極世界の外見を再び作り出さうとする諸々の試みが見られる理由なのです。アメリカの政治的プロパガンダで、曾て主要な敵であつたソビエト聯邦の地位に代はるのが誰なのか、誰が惡の中樞にされやうと大差はありません。條件が合へば、此れは核技術を我が物としやうとする國としてのイラン、世界最大の經濟大國としての中國、核超大國としてのロシアでも有り得るのです。
今日、世界を寸斷し、新たな分割線を引き、何かの爲では無く、誰か(誰でも)に對抗する爲に聯立を企てやうとする新たな努力が見られます。其れは、曾ての冷戰期のやうに敵のイメージを作り出し、此の主導權、或いはお望みなら、一方的強權政策を行使する權利を得やうとする努力なのです。冷戰の際は此のやうな状況の見せ方が行はれていました。私達は皆此れを理解しますし、知つております。アメリカ合衆國は同盟諸國にいつも言ひました。「私達には共通の敵がゐる。恐ろしい仇で惡の中樞だ。私達は同盟國であるあなた方を此の敵から守つてゐる。だから私達にはあなた方にあれ此れ命令し、此の集團防衞の爲に自分達の政治・經濟的利害を犠牲にして應分の代償を支拂うやう強制する權利がある。だが勿論、其の全てを管理するのは私達なのだ。」 要するに、今日、變化しつつある新しい世界でグローバル・マネージメントのお馴染みのモデルを再生産しやうとする試みが見られる譯ですが、其の全てはアメリカ合衆國の例外的な地位を保證し、政治・經濟的な分け前を受け取る爲のものだと云ふ譯です。
然し此れ等の試みは現實からますます乖離し、世界の多樣性と兩立しなくなつています。此の種の措置のせいで對立と對抗手段が生まれるのは避けがたく、望まれる目標とは逆の効果が生じます。政治が性急に經濟に干渉し合理的決定の論理が對決の論理に取つて代はられると、何が起こるのかを私達は目にしています。對決の論理では、事業の國益を含めて自らの經濟的地位・利益は損害を蒙るばかりです。
合同經濟プロジェクトと共同投資を行なえば、國々は客觀的に一層緊密に結びつけられ、國家間の關係で生じる目下の諸問題を片附ける助けになります。然し今日、グローバル企業のコミュニティーは、西側諸國政府からの先例の無い壓力に直面しています。私達は 「祖國が危機に瀕してゐる」、「自由主義世界が脅威に曝されてゐる」、「民主主義が危うくなつてゐる」といつたスローガンを耳にする時、どのやうな事業、經濟的便宜とプラグマティズムについて語る事が出來るでせうか。其處で誰もが動員される必要があります。其れが現實の動員政策の有樣なのです。
諸々の制裁は、既に世界貿易の基礎、WTOルールと私有財産の不可侵の原則を弱體化させつつあります。此れ等は、指摘すればそもそもまさに西側諸國の利益となつたモデルである、市場、自由、競爭に基づく自由主義のグローバル化のモデルに打撃を與へてゐるのです。かうして今や、西側諸國はグローバル化のリーダーとしての信用を失ふ危險を冒しています。此れが何故必要だつたか、私達は自問しなければなりません。結局のところ、アメリカ合衆國の繁榮は、投資家と海外のドル・米國債劵保有者の信用に大きく依存しています。明らかに此の信用が現在弱體化しつつあり、今ではグローバル化に據つて得られた成果に對する失望の氣配が多くの國々に見られます。
よく知られてゐるキプロスの前例と政治的動機に據る制裁は、經濟的・財政的主權や、外壓のリスクから自らを守る方法を見いだしたいと云ふ國々、または其れ等の地域グループの望みを、支援しやうとする傾嚮を強めたにすぎません。ますます多くの國がドルへの依存度を輕減する方法を搜しており、此れに代はる金融・決濟システムと準備通貨の準備を行つてゐる事が既に私達には分かつています。アメリカの友人達は、今まさに自らが座つてゐる木の枝を切り落そうとしてゐるところなのだと私は思ひます。政治と經濟を混同してはいけないのですが、所が其れが今起こつてゐる事なのです。 私はいつも、政治的動機に據る制裁はあらゆる人に損害を與へる過ちだと思つていましたし、今もさう思つています。 私達は後程きつと此の主題を再び取り上げる事と思ひます。
此れ等の決定がどのやうに行はれたか、誰が壓力をかけてゐたかを私達は知つています。けれどもロシアは感情的になつて氣分を害したり、誰かの住處に物乞いに行く積もりはない事を強く主張したいと思ひます。 ロシアは自給自足出來る國なのです。私達は、既に形成されてゐる海外經濟環境の内側で取り組みを行ひ、國内生産と科學技術を發展させ一層の決斷力を持つて行動する事でせう。過去に諸々の出來事が起きた時さうであつたやうに、外壓は私達の社會を強固にし、常に油斷無く主要な開發目標に全力を注がせるだけなのです。
勿論制裁は障害となるものです。彼等は此れに據つて私達に痛手を負わせ、發展を阻み政治・經濟・文化的に孤立させやうとしてゐる。言ひ換えれば、強いて私達を後進的な地位に置こうとしてゐるのです。 けれども更にまう一度申しませう。今日、世界は以前とは非常に異なる場所となつてゐるのだと。 私達には、誰かと縁を切つて自らを隔離し、經濟自立國家として生きやうとして、一種の閉ざされた開發の道筋を選ぶ積もりはありません。經濟・政治的關係の正常化を含め、對話に對して私達は常に開かれています。此處で期待されるのは、先進國の商工團體のプラグマティックな [=理論據りも實際の經驗・觀察に導かれた] 取り組みと立場なのです。
此の頃ロシアはヨーロッパに背を嚮けてゐるやうだ ― 今囘の討論でも恐らく既に其のやうな發言がありました ―、新しいビジネス・パートナーを殊にアジアで探してゐるやうだ、と一部で言はれています。此れについては、其のやうな事は全く無いと申しませう。 アジア太平洋地域での私達の積極方針は、昨日始まつたばかりのものでも制裁に對應したものでも無く、既に相當の年月の間踏襲されて來た政策です。 西洋諸國を含む他の多くの國々と同樣、私達が經驗したのは、アジアが世界の經濟と政治でますます大きな役割を果たしており、不利益を蒙らずに此れ等の發展を見過ごす餘裕は全く無いと云ふ事なのです。
再度申しますが、此れは現在誰もが行つてゐる事ですし、我が國は地理的に多くの部分がアジアにあるのですから、其れだけ一層私達もそうする事でせう。 此の地域で私達が競爭上の優位性を活用しない、等と云ふ事があるでせうか。若しさうしないのならば、餘程先見の明が無いと云ふ事に成つて仕舞ひます。
アジアの國々との經濟的な結び附きを發展させ、共同統合プロジェクトを實施すれば、我が國の國内の發展の爲の大きなインセンティブが生まれます。今日の新たな人口統計、經濟、文化の動嚮の全ては、唯一の超大國への依存が客觀的に減少するであらう事を示唆しています。此れについては、此れまで歐米の專門家達が議論を行ひ、著作を著して來ました。
恐らくグローバルな政治に於ける諸發展は、グローバル經濟で私達が目にしてゐる諸發展、即ち個別のニッチを巡る激しい競爭や特定の地域にみられる頻繁な指導者の交代を反映する事でせう。 此れは全く起こりうる事柄です。
グローバルな競爭では、教育、科學、健康管理、文化のやうな人道的要素が一層大きな役割を果たす事は疑ひがありません。また此の事は國際關係にも大きな影響を及ぼします。其の理由の一部を擧げると、此れ等の「ソフト・パワー」の力は、巧妙なプロパガンダの詐術據りも、人的資本の開發に掛る實際の功績に大きく依存すると云ふ事情があるのです。
同時に、所謂多極的世界の形成は(私は同僚の皆さんに此の點にもご注意願ゐたいと思ひます)、其れ自體としては安定性を改善するものではありません。其れどころか、逆のケースとなる可能性が一層高いのです。世界が平衡に達すると云ふ目標は、多くの未知數を含む方程式として、かなり難しい問題に變はつて來てゐるのです。
ですから、たとえ嚴格で不都合な事があるとしてもルールに從つて行動する事を選ぶと云ふのでは無く、寧ろ全くルール無しに行動する事を選ぶとすれば、私達の將來はだうなるでせうか。然も此の筋書きは全くありうる話で、世界情勢の緊張を考慮に入れると、此れを除外する事は出來ません。現在の動嚮を考慮して既に多くの予測を行ふ事が可能ですが、其れ等は樂觀的なものではありません。私達が互ひの誓約と合意の明確なシステムを創らず、危機的状況の管理と解決の爲の仕組みを築かないならば、世界全體が無政府状態に陷る兆候が擴大する事は避けられないでせう。
今日既に私達は、世界の主要國が直接または間接に參加して一聯の暴力的衝突が起こる可能性が、急激に高まつてゐるのを目にしています。しかも危險因子としては、從來の多國間の紛爭の他、個々の國家の内部での不安定があり、此れは特に主要國の間で地政學的利害が交差する地點や文化、歴史、經濟的な文明大陸の境界地帯にある國 [/民族] に當て嵌まります。
ウクライナについては詳細な討論が行はれ、更に幾らか討論が行はれる事と思ひますが、此れは國際的な勢力均衡に影響を及ぼすやうな種類の紛爭の一例で、此れが最後の紛爭に成らない事は確かだと私は考へます。此處から、軍縮協定の現行システムを破壞する其の次の本物の脅威が生じます。此の危險なプロセスは、2002年にアメリカ合衆國が彈道彈迎撃ミサイル制限條約を一方的に破棄し、次いでグローバル・ミサイル防衞システムの創出を活發に追究し始めた際アメリカに據つて開始され、今日まで繼續されてゐるのです。
同僚、友人の皆さん、
此の危險なプロセスを開始したのは私達ではなかつた事を私は指摘したいと思ひます。再び私達は、諸國家が直接衝突するのを防ぐものが、利害の均衡と相互の保證である代はりに、恐怖と相互絶滅の均衡である時代に陷ろうとしています。 法的・政治的手段が無い爲、武器が再び世界的議題の焦點になりつつあり、國聯安全保障理事會の承認が全く無くても場所と方法を問はず武器が使用されています。また安全保障理事會が其のやうな決定を下す事を拒む場合には、時代遲れの無能な機關であると即座に宣言されます。
多くの國家には、自ら核爆彈を調達する以外に主權を確保する方法が分かりません。此れは極めて危險です。私達は協議の繼續を強く要求し、協議を支持するばかりで無く、核兵器保有量の削減に嚮けた協議の繼續をあくまでも求めます。核兵器は世界で少なくなれば少なくなる程良いのです。 また私達には、一切のダブル・スタンダードを排して本氣で協議を行ふ場合に限り、核軍縮について非常に眞劍に具體的に話し合ふ用意があります。
今私が言おうとしてゐるのはどのやうな事なのでせうか。多くの種類の高l度兵器は、性能の點で既に大量破壞兵器に近附いています。 核兵器を全面的に放棄するか、其の濳在量を大幅に削減する場合、高l度システムの開發・製造で先進的な地位にある國家が明らかに軍事的に優位に立つでせう。戰略的均衡が破れると不安定に成る可能性が高くなります。所謂世界規模での最初の先制攻撃の使用の誘惑に驅られる可能性があり、要するにリスクは減るのでは無く、強まるのです。
次に明らかに脅威となるのは、民族・宗教・社會的な紛爭が一層深刻化する事です。此のやうな紛爭は、其れ自體危險であるばかりで無く、無政府状態、無法状態、カオス [混沌] の状態にある地帯を周邊に作り出す爲危險です。此れ等の場所はテロリストや犯罪者達には快適で、海賊的行爲、人身賣買、麻藥取引が蔓延します。
ちなみに、當時私達の同僚 [=米國側] は何らかの形で此れ等のプロセスを操り、地域紛爭を利用して「カラー革命」を自らの利害に適うやう企てやうとしたのですが、此れは取り返しのつかない大きな變化を齎す事と成りました。 制御されたカオスの理論の創案者達自身にもカオスをだう取り扱えば良いかは分からないらしく、彼等の足竝みは亂れています。
私達は、支配エリートと專門家コミュニティの兩者に據つて行はれる討論を綿密に追跡しています。此れは昨年一年間の西洋諸國の報道出版物の記事の見出しを見れば十分なのですが、同じ人々が民主主義の鬪志と呼ばれており、イスラム教徒についても同樣です。まず革命について記事が書かれ、次いで此れが叛亂・政治的社會的動亂と呼ばれます。結果は明白で、更に地球規模でカオスが擴大する事になります。
同僚の皆さん、此の地球規模の状況を考へると、今や物事の基本となる事柄について合意が始まる時が來ています。此れは途方も無く重要かつ必要な事であつて、自分の陣營に戻るよりも遙かに良い事なのです。 私達は皆、共通の問題を直視する程運命を共にしてゐる事に氣附きます。此の状況から脱出する爲の論理的な方法は、國々や社會が協力を行ひ、増大する諸課題に對して共同で答えを見附け、共同でリスク管理を行ふ事です。確かに私達のパートナーの一部には、ある理由から其の事を思ひ出すのは自らの利害に適う場合に限ると云ふ者達もあるのですが。
實際的經驗は、課題に對する共同の解決策が萬能藥と成らない事を教えており、私達は此れを理解する必要があります。其れに大半のケースでは、其のやうな解決策に達する事は困難です。 國益の相異、樣々なアプローチの主觀性を克服する事は容易では無く、特に文化・歴史的傳統が異なる國々の事と成ると容易ではありません。然し其れにも關らず、私達には、共通の目標を持ち同じ基準に基づいて行動し、共に實際に成功を遂げた諸々の實例があるのです。
シリアの化學兵器の問題の解決と、イランの核開發プログラムに關する實質的な對話、また同樣に、ある程度前嚮きの結果を得た北朝鮮問題への私達の取り組みについて皆さんに想起してゐただきたいと思ひます。將來、私達が此の經驗を地域的・大域的な課題の解決の爲に用ゐる事が出來ないと云ふ事があるでせうか。
安定と安全を可能にする一方で、健全な競爭を促進し、發展を妨げる新たな獨占の形成を許さない新しい世界秩序 ― 此の秩序の法的・政治的・經濟的根據と成り得るのは何でせうか。誰かが今すぐに餘す所無く包括的な既成の解決方法を提供出來る、と云ふ事は到底有り得ません。私達は幅廣く諸政府、グローバル企業、市民社會、此の討論倶樂部のやうな專門家の討論の場から參加者を得て、大規模な作業を行ふ必要があるでせう。
とはいえ成功と本物の成果が得られるのは、ただ國際情勢に參加する主要な國々が利害の調和、道理に適つた自制について合意する事が出來、積極的で責任あるリーダーシップの模範を示しうる場合だけである事は明らかです。私達は一國に據る一方的な行動の限度をはつきりと見定めなければならず、多國間で機能する仕組みを利用する必要があります。また國際法の實効性の改善の一環として、安全と人權、國家主權の原則と所有國に對する内政不干渉の原則を保證する爲に國際社會の諸行動の間のジレンマを解決しなければなりません。
まさに此れ等の行動の衝突の爲に、複雑な國内のプロセスに對し外部から恣意的な干渉が加えられる事が増々多くなつています。此の爲幾度となく世界の主要プレーヤーの間に危險な對立が誘發されるのです。主權の維持と云ふ課題は、世界の安定の維持と強化にあたつて殆ど最優先の課題となります。
明らかに、外部からの力の使用の基準を議論する事は極めて困難であり、此れを個々の國々[/國民、民族] の利害と切り離す事は實際には不可能です。とはいえ誰にとつても明らか合意事項が無く、必要な合法的干渉について明確な條件が定められないと、危險は遙かに高まります。
國際關係は國際法に基づかなければならず、國際法其のものは正義、平等、眞理等の道梃エ理に基づくべきである事を補足として附け加えませう。 たぶん最も重要なのは、自分のパートナー達と彼等の利害に對する尊重です。此れは疑ふ餘地の無い決まり文句ですが、ただ此れに從ふだけで世界の情勢が抜本的に變はりうるのです。
國際機關・地域機關の實効性を囘復する事は、私達に其の意思があれば可能である、と私は確信します。殊に第二次世界大戰後つくられた諸機關は全く世界共通のもので、現在の情勢を管理するのに十分な最新の實質を與へる事が可能ですから、何も一から新たに築く必要も無い。 此れは 「未開發地域」 では無いのです。
此れは、かけがえのない中心的な役割を果たす國際聯合の取り組みの改善についてもいへる事ですし、また過去40年のうちに歐洲大西洋地域の安全と協力の確保に必要な仕組みである事が分かつた歐洲安全保障協力機構についても同樣です。今も尚南東ウクライナの危機を解決する試みに際して、此の機構は非常に積極的な役割を果たしてゐると言はなければ成りません。
ますます制御不能となり、樣々な脅威を伴う國際的環境の根本的變化を踏まえ、私達は責任の重い諸大國の新たな世界的コンセンサスを必要としています。此れは、古典的な外交のlbに據る何らかの地域的な取決め若しくは強國の勢力範圍の分割、または誰かが地球を完全に支配する事に關はるものではありません。私達が必要とするのは新しい型の相互依存だと私は考へます。私達は此れを恐れるべきでは無く、其れどころか此れは諸々の立場を調和させる望ましい手段なのです。
地球上の一定の諸地域が強くなり成長する事を考へると、特に此れは實際上重要です。此の強化と成長のプロセスでは、此れ等の新たな複數の極を組織化して影響力のある地域組織を創出すると共に、此れ等の地域組織の相互作用のルールを發達させる事が客觀的に必要と成ります。 此れ等の中樞間の協力に據つて世界全體の安全保障と政策・經濟の安定性は著しく増大される事に成るでせう。 けれども [地域組織=中樞間の] 其のやうな對話を確立する爲には、互ひが相補的に振る舞ひ、誰もわざと爭ひや對立を強ゐる事が出來ないやう、所有地域の中樞と其の周圍に形成される統合の爲の諸々のプロジェクトが互ひに等しく發達の權利を有する必要がある、との前提條件から出發する必要があります。さもなければ、其のやうな破壞的な行動に據つて國家間の絆が破綻する事に成り、諸國家自らが極度の苦境に曝されるか、事に據ると全面的に破壞されて仕舞ふでせう。
昨年の出來事を皆さんに思ひ出してゐただきたいと思ひます。私達はアメリカとヨーロッパのパートナー達に、例えばウクライナの歐洲聯合加盟を性急に祕密裏に決定する事は經濟への深刻なリスクを孕んでゐると傳へました。私達は政治については何も言はず、ただ經濟について考へを傳へ 「事前の準備無く其のやうな措置を取れば、ウクライナの主な貿易パートナーであるロシアを含めて他の多くの國々の利害に抵觸する、「多數の人が話合ひに加わる事が必要である」と意見を述べました。ちなみに此の件については、私は皆さんに例えばロシアのWTOへの加入交渉が19年間續ゐた事を想起してゐただきたいと思ひます。此れは非常に困難な作業でしたが、一定のコンセンサスに達しました。
何故私は此の事を持ち出すのでせうか。其の理由は、私どものパートナー達がウクライナのEU加入プロジェクトを實行する際、いわば裏口を通つて自分達の商品とサービスを携え私達のところにやつて來やうとしたからなのです。私達は此れに同意しませんでしたが、此の點については誰も私達に質問をしませんでした。私達はウクライナのEU加盟に關聯する所有論題について、實に粘り強く話し合ひを行ひました。けれども私は強調したいのですが、此れは全く禮儀正しい仕方で行はれ、起こりうる問題を示して、疑ふ餘地の無い論據と首尾一貫した論理に據つて論證を行つたのです。 誰も私達の言ふ事に耳を傾ける事を望みませんでしたし、話し合ゐたいと望む事もありませんでした。 彼等はただ、此れはあなた方とは全く關はりの無い事だと言ふばかりで、後は何の言葉も無く話し合ひは其れでお仕舞ひだつたのです。かうして包括的ではあるが ― 此の點を私は強調しますが ― 文明化された、禮儀正しい對話の代はりに、結局政府が轉覆される羽目に成りました。彼等は此の國を、經濟破綻と社會の崩壞、膨大な死傷者を伴う内戰と云ふカオスの眞つ只中に陷れたのです。
一體此れは何故なのでせう。 私が同僚の人々に理由を尋ねると、答えは最早無く、誰も何も言ひません。まさに其れが答えで、誰もが途方に暮れており、其れを言ひあらわすと此のやうな結果になつたのです。此れ等の行動は勢い附けるべきではなかつたのですが、さうしていればかうした結果には成らなかつた事でせう。 結局のところ (此れについては既にお話ししましたが) ヤヌコヴィッチ前ウクライナ大統領は一切について署名を行ひ、一切について同意しました。何故さうするのか。此れにはどのやうな意味があつたのでせう。此れは文明人が問題を解決する方法でせうか。革命に必要なものを急いで寄せ集め絶えず新たな「カラー革命」をでつちあげる者達は、自らを 「才氣あふれる藝術家」 とみなして留まる事を全く知りません。
統合された諸聯合の爲の取り組み、地域組織の協力は、透明で明快な根據に基づいて築かれるべきであると私は確信しています。ユーラシア經濟聯合が形成されたプロセスが、此のやうな透明性の良い例です。此のプロジェクトの當事者である國々は前もつて自らの計劃をパートナー達に傳へ、WTOルールと完全に調和する聯合のパラメータ、此の取り組みの諸原則が定められました。
附言すれば、私達はユーラシア聯合とヨーロッパ聯合の具體的な對話が開始される事も歡迎してゐた事でせう。ちなみに、彼等は此れも同樣に完全に拒絶したのですが、此れまた理由がはつきりしません。何をそんなに恐れてゐるのでせう。
また勿論、此のやうな共同の取り組みでは、經濟的・人道的協力の爲大西洋から太平洋にかけて遙かに廣がる共通のスペースを創出する必要について對話を行ふ必要があると考へられます (此れについて私は何度も話をし、少なくともヨーロッパでは、西洋の私達のパートナーの多くが賛成すると述べるのを聞きました)。
同僚の皆さん、ロシアは選擇を行ひました。私達の優先事項は、自らの民主的で開かれた經濟組織を更に改善する事、國内の發展を加速する事、世界の所有有益な最新の傾嚮を考慮に入れる事、そして傳統的な價値と愛國心に基づいて社會を統合・強化する事なのです。
私達には統合を志嚮する積極的、平和的な基本方針・政治日程があり、現在、ユーラシア經濟聯合、上海協力機構、BRICS、其の他のパートナー諸國の同僚達と共に積極的に作業を行つてゐるところです。此の政策の狙ひは諸政府間の絆を發展させる事で、此れ等を斷ち切る事ではありません。 私達は何かのブロックを急いで纏めやうと企ててゐるのではありませんし、打撃の應酬に參加しやうとしてゐる譯でもありません。
ロシアが何らかの帝國を樹立し、近隣諸國の主權を侵そうとしてゐるとの申し立てや言明には根據がありません。ロシアは、世界で如何なる特別の、排他的な立場をも必要とはしていない ― 此の事を私は強調したいと思ひます。私達は他者の利害を尊重すると共に、ただ自らの利害が考慮され、自らの立場が尊重される事を望むばかりなのです。
私達は、世界が變化と世界規模の轉換の時代に入り、此の時代にあつて皆が格別の用心、輕率な措置を避ける能力を必要としてゐる事をよく承知しています。冷戰後の時期、世界規模の政治への參加者達は、幾分此れ等の資質を失ひました。今、私達は彼等に思ひ出させる必要があります。さもなければ平和な安定した發展への希望は危險な幻想となり、今日の混亂は、ただ世界秩序崩壞の前觸れの役割を果たすに過ぎない事になるでせう。
さうです、勿論私は既に申しました。一層安定した世界を築く事は難しい課題だと。 私達が今話してゐるのは、長い困難な取り組みの事なのです。私達は第二次世界大戰後、[國々、地域組織の] 相互作用のルールを發達させる事が出來ました。また1970年代には、ヘルシンキで一つの合意に達する事が出來ました。私達の共通の責務は、現在の新たな發展段階で、此の根本的な課題を解決する事なのです。
ご清聽ありがとうございました。
http://www.asyura2.com/14/test30/msg/878.html
04. 2014年12月22日 03:56:15 : 1kh2gPoGw2
03の人
中国はこれまでいきなりあちこちに戦争を仕掛けてますけど?
歴史くらい調べようね
世界からバカにされる?そんなもん抑止力にならねーよ
http://www.asyura2.com/14/warb14/msg/676.html#c4
01. 茶色のうさぎ 2014年12月22日 03:57:11 : qtmOTsgWNIsK2 : SiHKXw1moU
福島・南相馬市の特定避難勧奨地点 住民に12月中の解除方針伝達(14/12/21)高木陽介経済産業副大臣
https://www.youtube.com/watch?v=uab1Qz2MKcw
>国は「線量が指定の基準を下回った」・・・通告した。
↑ って、当初の年間1ミリが、今後は年間20ミリシーベルトが当然の法律だってことかな。?
つまり、除染は空間線量0.23μSv/hが、今後は3.8μSv/h以上でないとやらないよーってことか。?
まー、まだ法律でなく、伝達や通告の段階だから変更と見直しは当然だね。! 日本全国に影響するね。!
南相馬は東大児玉と坪倉や自民党と共産党が応援しているから反対運動なんかないんでしょな。!
帰還、除染、復旧、復興、食べて応援、病気になって応援、死んで応援、。! がんばれー南相馬。!
ほんとうに、バカな連中だね、早く死ねってさ。! 福島棄民政策でみんな喜んでるよー。!あきれてるよ。!
南相馬の米と野菜は出荷しないで下さいねー。! 南相馬の反対運動なんて聞いた覚えがないねー。!アホ。!
http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/458.html#c1
06. 2014年12月22日 04:01:52 : rO4ke6ikI2
原子炉時限爆弾とはよく言ったものだよな。
テレビで出てくる時限爆弾との違いは、残り時間が分かるか分からないかということだけ。
50年後かもしれないし、10年後かもしれないし、明日かもしれない。
国の地震予測が話題になってるよね。浜岡のとこ真っ赤じゃん。浜岡は南海トラフに耐えられるのか?
http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/448.html#c6
17. 2014年12月22日 04:13:55 : Ui3OcjppsY
【お金の無い社会とは??】
お金とは無くても経済は成立します。
お金に代わって、相対比較する何かの管理システムが在れば OKです。
ネットが普及したので
家が欲しければ、注文すると、ただで手に入る。
相対比較管理システムツール に基づき それに相当する仕事をすれば良いと云う事。
【今の貨幣経済で 景気を回復させるには??】
景気を回復させるのは簡単なんですよ。
まず
お金だけでは 増減しないようにし お金の価値を無くす。
利息は 絶対に付けない。
為替相場は、固定。
株価も固定。
資金調達は、皇族資金や日銀からの無償供与を充てる。
お金を 物やサービスを循環させる道具 にする。
価値が在るのは、物やサービス です。
洗脳で 騙されているんです。 解釈が逆です。
価値の無い御金を価値が在る様に仕組んで
お金が無いと 何も出来ない様に
雁字搦めにして お金で支配しているんです。
お金には、普遍の価値なんて無いんですよ。
http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/451.html#c17
06. 2014年12月22日 04:20:04 : kiWL8VFdm2
問題はセシウムボールにせよホットパーティクルにせよ、放出後の動きが追跡されていないこと。
超微粒子なのだから、普通の質量の物質とは挙動が違うことが考え得る。
どの時点でどの場所で、呼吸による内部被曝が起こりやすかったかをしっかり解明するべきである。
http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/457.html#c6
07. 茶色のうさぎ 2014年12月22日 04:42:45 : qtmOTsgWNIsK2 : SiHKXw1moU
おもしろいのがいるなー。! ペッ。! いまは、へいせい26ねん。! まやくづけか。?
ばぶる、も、こうふきん、も、ぜいたく、も、けいけん。! やはり、びんぼうにん、だね、! こころが。!
ほんとうの、あいづはん、は、しもきたはんとう、で、せいかい、ですね。! またねー。!
メシアよ來れ!! プーチン 世界の惡役を一身に背負ひ演じねば成らぬ宿命と成りし者
彼は領つてゐる。ゆゑに涙した。
己の宿命に。
【プーチン大統領モンゴルを訪問】モンゴル軍が演奏するロシア国歌を聞いて泣き出す - 時ネタ/話題
Constantine Kerry の違ひは有るが共に『John』
Hello, John.
John, hello.
You're the one soul...
..I would come up here to collect myself.
「ヘブライの館 2」 6F - WAR研究室 イスラエル建国の謎 〜「シオニズム問題」の実態〜 ユダヤ教徒の「カバラ」と「メシア運動」の歴史 第6章:フランク派ユダヤ人の倒錯的なメシア運動
ヤコブ・フランクとBones Manのジヨン・ケリーがそつくりな件 其の壹
ヤコブ・フランクとBones Manのジヨン・ケリーがそつくりな件 其の貳
持ち上げといて〜貶す。
原油價格高騰でスーパーパワーとして膨らまし
原油價格暴落とルーブル暴落で破裂させ暴走させる。
/⌒ヽ
⊂( ^ω^)⊃
⊂c ノ__ ノ
/⌒ヽ | .| | .| /⌒ヽ
( ^ν^) i i二 .ノ _( ^ν^) il|
(´ 二二二 ノ (´ \ \|il |il il|
/ /: / \. \ノ\. \il| |il|
i===ロ==/ i===ロ== ヘ. \. i|!l !l\il|
ノ:::::::::::::::::ヽ ノ:::::::::::::::::ヽ \ ヽη /')/')
/:::::::::::へ:::::::::ヽ /:::::::::::へ:::::::::ヽ ヽ_,,..) /
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/::_ '´ |::::| /::_ '´ |::::| ⊂(v )⊃
レ しつ レ しつ`) \ 〆 (´ ̄
/⌒Y⌒ヽ⌒\
ISISとは何か?
荒らす憎むべき者、立つてはならぬ所に立つ(新約聖書マルコ傳福音書第13章14節)
荒らす忌むべき者が翼に現はれる(舊約聖書ダニエル書第9章27節)
『大なるユウフラテ川の邊に繋がれをる四人の御使を解放て』(新約聖書ヨハネ默示祿第9章14節)
“最初の世界戰爭はイルミナテイに露西亞でツアーの力を轉覆
させ、其の國を無b論的共産主義の砦に作り上げる事を可能
にする爲に齎されねば成らぬ。
其の紛爭は英獨兩帝國の間のイルミナテイの工作員に據つ
て齎され、此の戰爭を煽動するのに用ゐられるだらう。
其の戰爭が終はつた後、共産主義が打ち建てられ、他の政
治體制を破壞し、あらゆる宗教を弱體化させる爲に用ゐられ
るだらう。”
“2囘目の世界戰爭はフアシスト達と政治的シオニスト達の間
の紛爭を利用して煽動されねば成らぬ。
此の戰爭はナチズムが破壞される樣に、そして政治的シオ
ニズムがパレスチナに獨立國としてのイスラエルを設けるに
十分な程、強くなる樣に齎されねば成らぬ。
2囘目の世界戰爭の間を通じて國際的共産主義は基督教徒
に均衡する爲に十分に強く成らねば成らぬ、そして其れは我
々が最終的な社會的大變動で必要とするまで抑壓され管理さ
れるであらう。”
“3囘目の世界戰爭は政治的シオニスト達とイスラム世界の指
導者達との間のイルミナテイの工作員によつて齎される紛爭
を利用して煽動されねば成らぬ。
其の戰爭はイスラム(イスラム教徒のアラビア世界)と政
治的シオニズム(イスラエル國家)が相互に破壞し合ふ樣に
指揮されねば成らぬ。其の間に他の國々は、此の點からまう
一度分割され、物理的にも、道椏Iにも、精b的にも、そし
て經濟的にも消耗し盡くす樣に、無理強いして戰はされるだ
らう... 我々は暴力革命主義者達と無b論者達とを斷固とし
て解き放つ、そして我々は兇暴性と最も殘虐な騷動の源であ
る絶對的無b論の效果として其れ等の國々に於いて其のあら
ん限りの恐怖が明確に表されるであらう、恐るべき社會的大
變動を斷固として煽動する。其れから到る所で市民達は世界
の少數派の革命黨員達から自身を防衞する事を餘儀無くされ
其れ等の文明の破壞者達を根絶するだらう、そして基督教に
幻滅した大勢の自然b教的魂は、其の時からさまやうだらう
理想を切望して、然し考へもせずに崇拜するものに捧げ、最
終的に公衆の眼前に齎されるルシフアー(譯注:惡魔大王)
の純粹な教義である、宇宙の靈魂の顯現を通じて本物の光を
受けるだらう。此の靈魂の顯現は、兩者、同じ時に征服され
根絶される、基督教と無b論の破壞へと續く、全般的な叛動
的動きから齎されるだらう。”
シオニストとブレジンスキー
◯彼は、イスラエルではなくて、イスラエルをもコマの一つとして利用するイルミナテイ
(三百人委員會)の奧の院に直結する戰略家である。
◯イスラエル第一主義者は、イラク戰爭の泥沼に亞米利加を引きずり込んだのみでない。
◯彼らは、亞米利加をイランに對する戰爭に驅り立てようとして居る。
◯倫敦の意嚮を代辯するブレジンスキーは、此の方嚮に叛對である、と。
「ヘブライの館2」4F - 東欧ユダヤ研究室 - 元ソ連外交官が語る「ロシア−ユダヤ闘争史」の全貌
ユーラシアの地政學 ― 「ユーロ・アトランテイツク」形成の條件
ユーラシアの地政學 ― 露西亞の課題
猶太閥最強の隱し玉。ウラジミール・プーチン露西亞聯邦共和國大統領と云ふ視點
「パンドラの箱を開けたのは誰だ」CNNのプーチン首相独占インタビュー 【暗いニュースリンク】
ROCKWAY EXPRESS プーチン大統領:欧米がシリアを攻撃すれば、サウジを攻撃する?
ROCKWAY EXPRESS シリア大使:サウジのバンダル王子がアルカイダの実際のリーダー
「イスラム国家」、チェチェン、カフカスを解放とプーチン大統領を脅迫 - News - 政治 - The Voice of Russia
コラム:サウジが仕掛ける「石油戦争」、制御不能リスクも ロイター
ロシアが破綻寸前 政策金利17%に引き上げ 98年ルーブル危機の再来 木村 正人
焦点:ルーブル危機、「プーチン帝国」崩壊への序曲か(ロイター)
ロシア大統領補佐官がISISの兵士を軍事訓練しているモサドを批判。ISISの存在はイスラエルの安全保障にとって好都合
すでにエドワード・スノーデンのNSA最高機密文書によってISISの背後にイスラエルがいることを暴露されている。
鐵則 此の事實に據つて尤も得をするのは誰か? 偶然は有り得ない ドナルド・フランチシエク・トウスクとは何者か?
EU大統領にトゥスク氏就任、対ロ制裁強化など課題 :日本経済新聞
米とEU大統領が電話会談 「ロシアのウクライナ撤退が重要」 :日本経済新聞
トゥスク新EU大統領、首脳会議の運営一新 議長総括など簡素化 | Reuters
「米国キリスト教右派」とは、キリスト教的シオニスト、即ち、「核戦争(ハルマゲドン)を待望する人々」(週刊日本新聞)【太田龍の時事寸評】
イスラエルがロシアに頼る?〜「国際戦略を米国だけに依存するのは危険だ」と発言/田中 宇(2014年11月21日)
シーア派とスンニ派の對立 サウジアラビアはイスラエルに附く
中東TODAY: NO・708エバンジュリカンと距離を置くチーフ・ラビ
中東TODAY: NO・1586プリンスが語るサウジ王家の危機
ドンメイ=ユダヤ(改宗イスラムのユダヤ人)
ドンメイ 世界を地獄へと引き摺り込むまう一方の主役
「裏ヘブライの館」 地下資料室(地下3F)メシアニズム イスラエル国内でメシア待望の気運が上がっている
スーパーパワーとして奴等が育成した露西亞に結集するであらう
雙頭の鷲を國璽として掲げるフリーメーソン國家露西亞 フリーメーソン國家米國と露西亞 或いはプーチンとメドヴエージエフ
舊約聖書と露西亞 「ロシ」と云ふ記述は、本來のエゼキエル書には記述されてゐるのかゐないのか?
エルサレムのイスラム教聖地を完全封鎖:朝日新聞デジタル 陰暦九月八日、白山ククリ姫のほどける日。
露西亞を使つて破滅に導かんとする存在あり 其の名は欺くもの「アルコン」である
「裏ヘブライの館」 地下資料室(地下3F)日本に興味を示すユダヤ老修行僧
プーチン大統領・2014年10月24日ヴァルダイ国際討論クラブでの演説 ― 世界秩序: 新たなルールかルールなきゲームか
[2014年10月24日、ソチで開催されたヴァルダイ國際討論倶樂部第11セッションの最終本會議における、ウラジミール・プーチンの演説と質疑應答のトランスクリプトから抜粹]
ヴァルダイ國際討論倶樂部會議
議題 「世界秩序: 新たなルールかルール無きゲームか」
本年は、海外25カ國からの62人を含む108人の專門家、歴史家、政治アナリストが參加した。本會議では、現在の國際法の制度・規範のシステムを侵食する要因の分析に專念する3日間にわたる討論の結果が總轄された。
ウラジミール・プーチン: 同僚、紳士、淑女、友人の方々、皆さんをヴァルダイ國際討論倶樂部第11セッションにお迎え出來ました事を嬉しく存じます。
先程言はれたやうに、今年は倶樂部を共催する諸團體にロシアの非政府組織、專門家グループ、一流大學等が新たに參加しています。討論の範圍を廣げてロシア其れ自體に關聯する問題だけでなく、グローバル・ポリティックス [=地球規模の政治] と經濟を含めると云ふ發想も提起されました。
組織と内容が此のやうに變更された事に據り、專門家に據る指導的な公開討論の場としての此の倶樂部の影響力は強まる事でせう。 同時に「ヴァルダイlb」ともいへる、此の自由で開かれた雰圍氣と、所有種類の全く異なる率直な意見を表明する機會が、今後とも存續する事を希望しております。
此の點に關する限りでは、私も皆さんの期待を裏切らず直裁率直に意見を發言するとの旨を申し述べさせて下さい。 私が申す事には少し手嚴し過ぎると思はれるものがあるかも知れません。とはいえ、眞つ直ぐ正直に實際に思つてゐる事について話すのでなければ、此のやうにして會合を開いてもメリットは殆どありません。若しさうでなければ、外交的會合の趣旨に從つて誰もが本當に意味のある事を言はない方が良いと云ふ事になり、皆さんは有名な外交官の言葉を思ひ出して、外交で言葉を遣うのは眞實を語らない爲だと思ひ到る譯です。
私達には會合を開く別の理由があり、お互ひに率直に語り合ふ爲に集まつています。今日私達が直裁で單刀直入になる必要があるのは、辛辣な言葉の應酬を行ふ爲ではなく、現に世界で起こつてゐる事柄の眞相を究明し、世界が更に安全な場所ではなくなり、予測不可能性が増してゐる理由、私達の周圍の到る所でリスクが高まつてゐる理由を理解する試みの爲なのです。
今日の討論は 「世界秩序: 新たなルールかルール無きゲームか」と云ふテーマのもとで行はれました。私の考へでは、此のテーマは今日私達が迎えた歴史的轉機と私達の全てが直面する選擇を正確に言ひあらわしてゐると思ひます。 現在世界が非常に急速に變化しつつあると云ふ理解には勿論何ら新しいものはありません。 私は此れが今日の討論で語られてゐた事柄である事を承知しています。 グローバルな政治、經濟、國民の生活に於いて、また産業技術、IT、社會工學の分野に於いて、人は劇的な轉換が起つてゐる事に氣附かない譯にはいきません。
今、私の發言が、結局討論に參加した方々の一部が既に述べた事の繰り返しになるとしてもお許しを願ひます。此れを避ける事は事實上不可能です。既に詳細な論議が行はれましたが、私の觀點を提示しませう。此れは他の參加者の見解とある點で一致し、他の點では異なる事でせう。
現在の状況の分析を行ふ際に、私達は歴史の諸々の教訓を忘れないやうにしたいものです。まず第一に、過去に於いて世界秩序の轉換 ― 今日私達が目にしてゐる出來事は世界的規模のものです ― は、世界規模での戰爭や紛爭か、さうでなければ地域レベルの激しい紛爭の聯鎖を伴うのが通例でした。第二に、グローバルな政治、地球規模の政治とは、何はさておき、經濟的リーダーシップ、戰爭と平和の問題、人權を含む人道的次元に關はるものです。
今日、世界は矛盾に滿ちています。私達は信頼出來るセーフティネットを整備してゐるかどうか、互ひに率直に尋ね合ふ必要があります。不幸にも、現在の大域的及び地域的な安全保障體制が、激動から私達を守る事が出來ると云ふ保證も確實性もありません。此の體制は著しく弱體化し、斷片化、變形されています。國際的・地域的な政治機關、經濟機關、文化協力機關もまた困難な時期を經驗しつつあります。
さうです、世界秩序を保證する仕組みの多くは、今では相當久しい昔、とりわけ第二次世界大戰直後の時期に創られたのです。私が強調したいのは、創立が當時にまで遡る此の體制の堅固さが、戰勝國の間の勢力均衡と諸權利に基づくだけではなく、此の體制の「創立の父達」がお互ひを尊重し合ひ、他に對して壓力をかけやうとせず、合意を達成しやうとした、と云ふ事實に基づいてゐた點なのです。
最も重要なのは、此の體制が發展する必要があり、其の樣々な缺陷にも關らず少なくとも世界で起こつてゐる諸問題を一定の限度に留め、諸國間の自然な競爭の強度を調整出來る事が必要だと云ふ點です。
時に非常な努力と困難を伴つて私達が過去數十年にわたり築ゐた此の抑制と均衡のメカニズムを、代はりになるものを何も築く事無く、單に壞してバラバラにして仕舞ふ事は出來ないと私は確信しています。さもなければ私達には暴力以外に何も手段が殘されない事になるでせう。
私達に必要だつたのは、合理的な再建を行ひ、此れを國際關係のシステムの新たな現實に適合させる事だつたのです。
所がアメリカ合衆國は自らを冷戰の勝者と宣言して後、此れを必要とは認めませんでした。秩序と安定を維持する爲に絶對に缺く事の出來ない諸國間の新たな力の均衡を確立する代はりに、此のシステムをはつきりと大幅な不均衡に陷れる措置をとつたのです。
冷戰は終結しましたが、既存のルールの尊重、或いは新たなルールと基準の創出についての明確で透明な合意に基づいて、平和條約が調印される事は結局ありませんでした。此の爲冷戰の所謂「勝者」が、自らの必要事項と利害に諸々の出來事が適合するやう壓力を加え、世界を作り直す事を決定したとの印象が生まれました。既存の國際關係のシステム、國際法、實施される抑制と均衡が、此れ等の狙ひの妨げになつた場合は、此のシステムは價値が無く、時代遲れで、即座に廢止する必要があると宣言されました。
たとえをお許し頂くなら、此の場合、新興成金が突然巨額の財産を世界の主導權と世界支配と云ふ形で手に入れる結果となつた譯で、此れは其の際の彼等の振る舞ひ方なのです。自らの富を、勿論自分自身の利益の爲にも賢明に管理する代はりに、彼等は多數の愚行を犯したと私は思ひます。
現在私達が迎えてゐる時代は、世界の政治で異なる解釋が行はれ、故意に沈默が守られてゐる歴史上のある時期なのです。國際法は、壓倒的な法律無視に據つて再三再四撤退を強いられて來ました。客觀性と正義は政治的ご都合主義の下で犠牲にされ、合法的な規範が恣意的な解釋と偏嚮した評價に取つて代はられました。同時に、世界的なマスメディアを完全に支配する事に據つて、望む時に白を黒、黒を白に描く事が出來るやうに成りました。
一國と其の同盟國、と云ふよりも寧ろ衞星國ですが、此れ等の國々が優勢だつた状況では、世界的規模での解決への模索が、自國の處方箋を世界共通のものとして課そうとする試みに轉じる事が屡々でした。此のグループの野望が非常に大きくなつた結果、彼等のロビー、權力の囘廊で決められた方針が國際社會全體の見解であるかのやうに提示され始めました。所が實際には、さうではなかつたのです。
まさに「國家主權」と云ふ概念が大半の國々にとつて相對的な價値となりました。 本當のところ、此の時畫策されてゐた常套手段は、世界の唯一の權力の中樞に對する忠誠の度合ひが大きい程、然々の統治體制の正統性も大きくなる、と云ふお決まりの定式だつた譯です。
後程自由討論が行はれますから、私は皆さんの質問に喜んでお答えし、皆さんに質問する自分の權利も用ゐたいと思ひます。間もなく行はれる此の討論の際に、たつた今私が提示した立論を誰かに反證させてみませう。
服從を拒んだ者達に對する措置はよく知られており、幾度もの試みに耐えてきたものです。此れ等の措置には、武力行使、經濟的壓力やプロパガンダに據る壓力、内政干渉、また然々の紛爭への非合法的介入や不都合な政權の轉覆を正當化する必要がある場合には、一種の「超法規的」正當性に訴える事が含まれます。此處最近、世界の多くの指導者に對してあからさまな脅迫が用ゐられて來たと云ふ證據も増えています。自らに最も近しい同盟國を含めて世界中を監視下に置く爲、所謂 『ビッグ・ブラザー』 が何十億ドルの費用を使つてゐるのは故あつての事なのです。
私達は自らに問うてみませう。 「自分達は此れに對して安心していられるだらうか。此の世界に生きる事はどの程度安全で幸福なのか。世界はどれ程公正で合理的になつたかと。若しかすると、心配したり、議論したり、氣まずい質問をしたりする理由は、本當は無いのかも知れません。若しかすると、アメリカ合衆國の例外的な立場と主導權を發揮する遣り方は、本當は私達皆にとつて喜ぶべき事柄であり、世界中の出來事への此の國の干渉に據つて平和、繁榮、進歩、成長、そして民主主義が齎されてゐるのでせうか。また若しかすると私達はただリラックスして、此れ等全てを享受するのがよいのでせうか。
私に言はせれば、其れは眞實では無いのです。絶對に違ひます。
一方的な強權政策と自分達のモデルの押し附けをすると、逆の結果が生まれ、紛爭は解決される代はりに結局更に激化する事になります。 安定した主權國家に代はつて混沌が廣がり、民主主義の代はりに、あからさまなネオファシストからイスラム過激派に到る大變怪しげな層が支持されます。
何故彼等は此のやうな人々を支持するのでせう。其れは彼等が自分達の目標を達成する途上で此れ等の人々を道具として使用する事に決め、次いで指を火傷しては後ずさりするからなのです。ロシアの言ひ囘しで言ふと、私達のパートナーは相變はらず同じ熊手の上を踏みつけて仕舞ふ。詰り何度となく同じ過ちを犯すのですが、私は其の遣り方には絶えずあきれさせられます。
曾て彼等はソ聯と戰う爲にイスラム過激派運動の資金援助を行ひました。此れ等の過激派グループはアフガニスタンで戰鬪を經驗し、後にタリバンとアルカイダを誕生させました。國際テロリストに據るロシアの侵略 (私達は此れを忘れてはいません) と中央アジア地域諸國の侵略に對して、西側諸國は此れを支援したとは言はないまでも少なくとも目を瞑り、私ならかう申しますが、情報提供と政治的・財政的援助を行つたのでした。アメリカ合衆國は、テロリストに據るゾッとするやうな攻撃が國土其のものに加えられて、初めてテロリズムと云ふ共通の脅威に目覺めました。念の爲に申しますが、其の當時アメリカ國民を支援し、9.11の恐ろしい悲劇に對して友人として、またパートナーとして對處した最初の國が私達だつたのです。
アメリカとヨーロッパの指導者達との話し合ひの際、私はいつも世界規模の課題として共にテロリズムと戰う必要について語りました。私達は此の脅威を甘受して此れを受け入れる事は出來ませんし、ダブル・スタンダードを使つていくつもの別箇の部分に切り分ける事も出來ません。私達のパートナーは合意を表明しましたが、少し時間が經つと私達は結局振り出しに戻つて仕舞ひました。軍事行動がまずイラクで、次いでリビアで行はれ、リビアは崩壞の瀬戸際にまで追ひやられました。何故リビアは此の状況に追ひ込まれたのでせうか。今日ではリビアはバラバラになる危險にさらされた國で、テロリスト達の訓練場と成つています。
エジプトの現在の指導者層の決意と英知だけが、アラブの此の主要國を混沌と過激主義者の跳梁跋扈から救ひました。合衆國と其の同盟國は、過去におけると同樣、シリアでも直接叛政府勢力への資金と武器の供給を行ひ、此の勢力が樣々な國からの傭兵に據つて諸階位を充當する事を可能にし始めました。此れ等の叛亂分子達はどこで資金、武器、軍事專門家を調達してゐるのかお尋ねします。此れ等全てはどこから入手するのでせう。惡名高いISILは、どのやうにしてとても強力な戰鬪集團、實質的に本物の軍隊となる事が出來たのでせうか。
財源はどうかと言へば、今日、資金は麻藥から得られるばかりではありません。麻藥の製造量は、アフガニスタンに國際合同軍が駐留するやうになつて以來、單に數パーセント増に留まらず何倍にも増えました。皆さんは此れをご承知です。テロリスト達は石油の販賣からも資金を得てゐるのです。石油は彼等の支配地域で生産されており、彼等は此れをダンピング價格で販賣し、製造と輸送を行ふのです。けれども誰かが此の石油を買つて再販し利益を得ても、早晩自分達の國にやつて來て破壞を廣める事も有り得る聯中にかうして資金を與へてゐる事實については考へないのです。
テロリスト達はどこから新兵を補充してゐるのでせうか。イラクでは、サダム・フセインが打倒された後、軍隊を含む國家の機關は荒廢したまま放置されました。其の當時私達は、細心の用心をするやうにと申しました。あなた方は人々を路頭に追ひやつてゐるけれど、此の人達は其處で何をするのでせう。彼等は正しかろうと正しくなかろうと地域大國のリーダーの地位にあつたのを忘れないで下さいよ。此れから此の人達をどのやうな職業の人間にするのですか、と。
其の結果どうなつたでせう。數萬人の兵士、士官、前バース黨活動家が路頭に追ひやられ、現在では叛政府勢力の序列に加わつています。恐らく此れに據つて、イスラム國グループが非常に實働的であると判明した理由が説明されるでせう。軍事的觀點からとても實働的に行動しており、一部に大變プロフェッショナルな人々がいます。ロシアは繰り返し、一國に據る一方的な軍事行動、主權國家の内政への干渉、過激主義者・急進主義者にちょつかいを出す危險について警告を行ひました。 私達は、此れ等のグループにテロリスト組織のリストに載つてゐる中央シリア政府、とりわけイスラム國に對抗させておく事を主張したのです。 其れに對して何か成果が見られたかと言へば、此のアピールは無駄に終はりました。
時として、私達の同僚・友人達は自らの政策の歸結と絶えず鬪つており、自ら作り出した危險に對處する事に全ての努力を投入しますます大きな代償を支拂つてゐる、との印象を私達は受けます。
同僚の皆さん、現在の一極支配の時代は、たつた一つの權力の中樞があるだけでは世界全體の諸々のプロセスを管理する事が出來ない、と云ふ事を疑ふ餘地無く證明しました。其れどころか其のやうな不安定な構造物は、地域紛爭、テロリズム、麻藥取引、宗教的狂信、盲目的愛國心、ネオナチズムのやうな現實の脅威に對抗出來ない事が明らかになりました。また同時に此れは、慢心した愛國の誇り、世論操作や、強者が弱者をいじめ、抑壓するのを放置する事に、大きく道を開いて仕舞ひました。
本質的に、一極世界はただ人々と國々に對する專制權力を正當化する手段であると云ふ他ありません。リーダーを自稱する人にとつてさえ、一極世界は餘りに不愉快で、重苦しく手に負えない負担だと云ふ事がわかつたのです。此の討論の場で少し前に此の關心の方嚮に沿つたコメントが加えられましたが、私も全く此れに賛成です。此れが、此の新たな歴史の段階で、アメリカの主導權を永續させる都合の良いモデルとして僞の二極世界の外見を再び作り出さうとする諸々の試みが見られる理由なのです。アメリカの政治的プロパガンダで、曾て主要な敵であつたソビエト聯邦の地位に代はるのが誰なのか、誰が惡の中樞にされやうと大差はありません。條件が合へば、此れは核技術を我が物としやうとする國としてのイラン、世界最大の經濟大國としての中國、核超大國としてのロシアでも有り得るのです。
今日、世界を寸斷し、新たな分割線を引き、何かの爲では無く、誰か(誰でも)に對抗する爲に聯立を企てやうとする新たな努力が見られます。其れは、曾ての冷戰期のやうに敵のイメージを作り出し、此の主導權、或いはお望みなら、一方的強權政策を行使する權利を得やうとする努力なのです。冷戰の際は此のやうな状況の見せ方が行はれていました。私達は皆此れを理解しますし、知つております。アメリカ合衆國は同盟諸國にいつも言ひました。「私達には共通の敵がゐる。恐ろしい仇で惡の中樞だ。私達は同盟國であるあなた方を此の敵から守つてゐる。だから私達にはあなた方にあれ此れ命令し、此の集團防衞の爲に自分達の政治・經濟的利害を犠牲にして應分の代償を支拂うやう強制する權利がある。だが勿論、其の全てを管理するのは私達なのだ。」 要するに、今日、變化しつつある新しい世界でグローバル・マネージメントのお馴染みのモデルを再生産しやうとする試みが見られる譯ですが、其の全てはアメリカ合衆國の例外的な地位を保證し、政治・經濟的な分け前を受け取る爲のものだと云ふ譯です。
然し此れ等の試みは現實からますます乖離し、世界の多樣性と兩立しなくなつています。此の種の措置のせいで對立と對抗手段が生まれるのは避けがたく、望まれる目標とは逆の効果が生じます。政治が性急に經濟に干渉し合理的決定の論理が對決の論理に取つて代はられると、何が起こるのかを私達は目にしています。對決の論理では、事業の國益を含めて自らの經濟的地位・利益は損害を蒙るばかりです。
合同經濟プロジェクトと共同投資を行なえば、國々は客觀的に一層緊密に結びつけられ、國家間の關係で生じる目下の諸問題を片附ける助けになります。然し今日、グローバル企業のコミュニティーは、西側諸國政府からの先例の無い壓力に直面しています。私達は 「祖國が危機に瀕してゐる」、「自由主義世界が脅威に曝されてゐる」、「民主主義が危うくなつてゐる」といつたスローガンを耳にする時、どのやうな事業、經濟的便宜とプラグマティズムについて語る事が出來るでせうか。其處で誰もが動員される必要があります。其れが現實の動員政策の有樣なのです。
諸々の制裁は、既に世界貿易の基礎、WTOルールと私有財産の不可侵の原則を弱體化させつつあります。此れ等は、指摘すればそもそもまさに西側諸國の利益となつたモデルである、市場、自由、競爭に基づく自由主義のグローバル化のモデルに打撃を與へてゐるのです。かうして今や、西側諸國はグローバル化のリーダーとしての信用を失ふ危險を冒しています。此れが何故必要だつたか、私達は自問しなければなりません。結局のところ、アメリカ合衆國の繁榮は、投資家と海外のドル・米國債劵保有者の信用に大きく依存しています。明らかに此の信用が現在弱體化しつつあり、今ではグローバル化に據つて得られた成果に對する失望の氣配が多くの國々に見られます。
よく知られてゐるキプロスの前例と政治的動機に據る制裁は、經濟的・財政的主權や、外壓のリスクから自らを守る方法を見いだしたいと云ふ國々、または其れ等の地域グループの望みを、支援しやうとする傾嚮を強めたにすぎません。ますます多くの國がドルへの依存度を輕減する方法を搜しており、此れに代はる金融・決濟システムと準備通貨の準備を行つてゐる事が既に私達には分かつています。アメリカの友人達は、今まさに自らが座つてゐる木の枝を切り落そうとしてゐるところなのだと私は思ひます。政治と經濟を混同してはいけないのですが、所が其れが今起こつてゐる事なのです。 私はいつも、政治的動機に據る制裁はあらゆる人に損害を與へる過ちだと思つていましたし、今もさう思つています。 私達は後程きつと此の主題を再び取り上げる事と思ひます。
此れ等の決定がどのやうに行はれたか、誰が壓力をかけてゐたかを私達は知つています。けれどもロシアは感情的になつて氣分を害したり、誰かの住處に物乞いに行く積もりはない事を強く主張したいと思ひます。 ロシアは自給自足出來る國なのです。私達は、既に形成されてゐる海外經濟環境の内側で取り組みを行ひ、國内生産と科學技術を發展させ一層の決斷力を持つて行動する事でせう。過去に諸々の出來事が起きた時さうであつたやうに、外壓は私達の社會を強固にし、常に油斷無く主要な開發目標に全力を注がせるだけなのです。
勿論制裁は障害となるものです。彼等は此れに據つて私達に痛手を負わせ、發展を阻み政治・經濟・文化的に孤立させやうとしてゐる。言ひ換えれば、強いて私達を後進的な地位に置こうとしてゐるのです。 けれども更にまう一度申しませう。今日、世界は以前とは非常に異なる場所となつてゐるのだと。 私達には、誰かと縁を切つて自らを隔離し、經濟自立國家として生きやうとして、一種の閉ざされた開發の道筋を選ぶ積もりはありません。經濟・政治的關係の正常化を含め、對話に對して私達は常に開かれています。此處で期待されるのは、先進國の商工團體のプラグマティックな [=理論據りも實際の經驗・觀察に導かれた] 取り組みと立場なのです。
此の頃ロシアはヨーロッパに背を嚮けてゐるやうだ ― 今囘の討論でも恐らく既に其のやうな發言がありました ―、新しいビジネス・パートナーを殊にアジアで探してゐるやうだ、と一部で言はれています。此れについては、其のやうな事は全く無いと申しませう。 アジア太平洋地域での私達の積極方針は、昨日始まつたばかりのものでも制裁に對應したものでも無く、既に相當の年月の間踏襲されて來た政策です。 西洋諸國を含む他の多くの國々と同樣、私達が經驗したのは、アジアが世界の經濟と政治でますます大きな役割を果たしており、不利益を蒙らずに此れ等の發展を見過ごす餘裕は全く無いと云ふ事なのです。
再度申しますが、此れは現在誰もが行つてゐる事ですし、我が國は地理的に多くの部分がアジアにあるのですから、其れだけ一層私達もそうする事でせう。 此の地域で私達が競爭上の優位性を活用しない、等と云ふ事があるでせうか。若しさうしないのならば、餘程先見の明が無いと云ふ事に成つて仕舞ひます。
アジアの國々との經濟的な結び附きを發展させ、共同統合プロジェクトを實施すれば、我が國の國内の發展の爲の大きなインセンティブが生まれます。今日の新たな人口統計、經濟、文化の動嚮の全ては、唯一の超大國への依存が客觀的に減少するであらう事を示唆しています。此れについては、此れまで歐米の專門家達が議論を行ひ、著作を著して來ました。
恐らくグローバルな政治に於ける諸發展は、グローバル經濟で私達が目にしてゐる諸發展、即ち個別のニッチを巡る激しい競爭や特定の地域にみられる頻繁な指導者の交代を反映する事でせう。 此れは全く起こりうる事柄です。
グローバルな競爭では、教育、科學、健康管理、文化のやうな人道的要素が一層大きな役割を果たす事は疑ひがありません。また此の事は國際關係にも大きな影響を及ぼします。其の理由の一部を擧げると、此れ等の「ソフト・パワー」の力は、巧妙なプロパガンダの詐術據りも、人的資本の開發に掛る實際の功績に大きく依存すると云ふ事情があるのです。
同時に、所謂多極的世界の形成は(私は同僚の皆さんに此の點にもご注意願ゐたいと思ひます)、其れ自體としては安定性を改善するものではありません。其れどころか、逆のケースとなる可能性が一層高いのです。世界が平衡に達すると云ふ目標は、多くの未知數を含む方程式として、かなり難しい問題に變はつて來てゐるのです。
ですから、たとえ嚴格で不都合な事があるとしてもルールに從つて行動する事を選ぶと云ふのでは無く、寧ろ全くルール無しに行動する事を選ぶとすれば、私達の將來はだうなるでせうか。然も此の筋書きは全くありうる話で、世界情勢の緊張を考慮に入れると、此れを除外する事は出來ません。現在の動嚮を考慮して既に多くの予測を行ふ事が可能ですが、其れ等は樂觀的なものではありません。私達が互ひの誓約と合意の明確なシステムを創らず、危機的状況の管理と解決の爲の仕組みを築かないならば、世界全體が無政府状態に陷る兆候が擴大する事は避けられないでせう。
今日既に私達は、世界の主要國が直接または間接に參加して一聯の暴力的衝突が起こる可能性が、急激に高まつてゐるのを目にしています。しかも危險因子としては、從來の多國間の紛爭の他、個々の國家の内部での不安定があり、此れは特に主要國の間で地政學的利害が交差する地點や文化、歴史、經濟的な文明大陸の境界地帯にある國 [/民族] に當て嵌まります。
ウクライナについては詳細な討論が行はれ、更に幾らか討論が行はれる事と思ひますが、此れは國際的な勢力均衡に影響を及ぼすやうな種類の紛爭の一例で、此れが最後の紛爭に成らない事は確かだと私は考へます。此處から、軍縮協定の現行システムを破壞する其の次の本物の脅威が生じます。此の危險なプロセスは、2002年にアメリカ合衆國が彈道彈迎撃ミサイル制限條約を一方的に破棄し、次いでグローバル・ミサイル防衞システムの創出を活發に追究し始めた際アメリカに據つて開始され、今日まで繼續されてゐるのです。
同僚、友人の皆さん、
此の危險なプロセスを開始したのは私達ではなかつた事を私は指摘したいと思ひます。再び私達は、諸國家が直接衝突するのを防ぐものが、利害の均衡と相互の保證である代はりに、恐怖と相互絶滅の均衡である時代に陷ろうとしています。 法的・政治的手段が無い爲、武器が再び世界的議題の焦點になりつつあり、國聯安全保障理事會の承認が全く無くても場所と方法を問はず武器が使用されています。また安全保障理事會が其のやうな決定を下す事を拒む場合には、時代遲れの無能な機關であると即座に宣言されます。
多くの國家には、自ら核爆彈を調達する以外に主權を確保する方法が分かりません。此れは極めて危險です。私達は協議の繼續を強く要求し、協議を支持するばかりで無く、核兵器保有量の削減に嚮けた協議の繼續をあくまでも求めます。核兵器は世界で少なくなれば少なくなる程良いのです。 また私達には、一切のダブル・スタンダードを排して本氣で協議を行ふ場合に限り、核軍縮について非常に眞劍に具體的に話し合ふ用意があります。
今私が言おうとしてゐるのはどのやうな事なのでせうか。多くの種類の高l度兵器は、性能の點で既に大量破壞兵器に近附いています。 核兵器を全面的に放棄するか、其の濳在量を大幅に削減する場合、高l度システムの開發・製造で先進的な地位にある國家が明らかに軍事的に優位に立つでせう。戰略的均衡が破れると不安定に成る可能性が高くなります。所謂世界規模での最初の先制攻撃の使用の誘惑に驅られる可能性があり、要するにリスクは減るのでは無く、強まるのです。
次に明らかに脅威となるのは、民族・宗教・社會的な紛爭が一層深刻化する事です。此のやうな紛爭は、其れ自體危險であるばかりで無く、無政府状態、無法状態、カオス [混沌] の状態にある地帯を周邊に作り出す爲危險です。此れ等の場所はテロリストや犯罪者達には快適で、海賊的行爲、人身賣買、麻藥取引が蔓延します。
ちなみに、當時私達の同僚 [=米國側] は何らかの形で此れ等のプロセスを操り、地域紛爭を利用して「カラー革命」を自らの利害に適うやう企てやうとしたのですが、此れは取り返しのつかない大きな變化を齎す事と成りました。 制御されたカオスの理論の創案者達自身にもカオスをだう取り扱えば良いかは分からないらしく、彼等の足竝みは亂れています。
私達は、支配エリートと專門家コミュニティの兩者に據つて行はれる討論を綿密に追跡しています。此れは昨年一年間の西洋諸國の報道出版物の記事の見出しを見れば十分なのですが、同じ人々が民主主義の鬪志と呼ばれており、イスラム教徒についても同樣です。まず革命について記事が書かれ、次いで此れが叛亂・政治的社會的動亂と呼ばれます。結果は明白で、更に地球規模でカオスが擴大する事になります。
同僚の皆さん、此の地球規模の状況を考へると、今や物事の基本となる事柄について合意が始まる時が來ています。此れは途方も無く重要かつ必要な事であつて、自分の陣營に戻るよりも遙かに良い事なのです。 私達は皆、共通の問題を直視する程運命を共にしてゐる事に氣附きます。此の状況から脱出する爲の論理的な方法は、國々や社會が協力を行ひ、増大する諸課題に對して共同で答えを見附け、共同でリスク管理を行ふ事です。確かに私達のパートナーの一部には、ある理由から其の事を思ひ出すのは自らの利害に適う場合に限ると云ふ者達もあるのですが。
實際的經驗は、課題に對する共同の解決策が萬能藥と成らない事を教えており、私達は此れを理解する必要があります。其れに大半のケースでは、其のやうな解決策に達する事は困難です。 國益の相異、樣々なアプローチの主觀性を克服する事は容易では無く、特に文化・歴史的傳統が異なる國々の事と成ると容易ではありません。然し其れにも關らず、私達には、共通の目標を持ち同じ基準に基づいて行動し、共に實際に成功を遂げた諸々の實例があるのです。
シリアの化學兵器の問題の解決と、イランの核開發プログラムに關する實質的な對話、また同樣に、ある程度前嚮きの結果を得た北朝鮮問題への私達の取り組みについて皆さんに想起してゐただきたいと思ひます。將來、私達が此の經驗を地域的・大域的な課題の解決の爲に用ゐる事が出來ないと云ふ事があるでせうか。
安定と安全を可能にする一方で、健全な競爭を促進し、發展を妨げる新たな獨占の形成を許さない新しい世界秩序 ― 此の秩序の法的・政治的・經濟的根據と成り得るのは何でせうか。誰かが今すぐに餘す所無く包括的な既成の解決方法を提供出來る、と云ふ事は到底有り得ません。私達は幅廣く諸政府、グローバル企業、市民社會、此の討論倶樂部のやうな專門家の討論の場から參加者を得て、大規模な作業を行ふ必要があるでせう。
とはいえ成功と本物の成果が得られるのは、ただ國際情勢に參加する主要な國々が利害の調和、道理に適つた自制について合意する事が出來、積極的で責任あるリーダーシップの模範を示しうる場合だけである事は明らかです。私達は一國に據る一方的な行動の限度をはつきりと見定めなければならず、多國間で機能する仕組みを利用する必要があります。また國際法の實効性の改善の一環として、安全と人權、國家主權の原則と所有國に對する内政不干渉の原則を保證する爲に國際社會の諸行動の間のジレンマを解決しなければなりません。
まさに此れ等の行動の衝突の爲に、複雑な國内のプロセスに對し外部から恣意的な干渉が加えられる事が増々多くなつています。此の爲幾度となく世界の主要プレーヤーの間に危險な對立が誘發されるのです。主權の維持と云ふ課題は、世界の安定の維持と強化にあたつて殆ど最優先の課題となります。
明らかに、外部からの力の使用の基準を議論する事は極めて困難であり、此れを個々の國々[/國民、民族] の利害と切り離す事は實際には不可能です。とはいえ誰にとつても明らか合意事項が無く、必要な合法的干渉について明確な條件が定められないと、危險は遙かに高まります。
國際關係は國際法に基づかなければならず、國際法其のものは正義、平等、眞理等の道梃エ理に基づくべきである事を補足として附け加えませう。 たぶん最も重要なのは、自分のパートナー達と彼等の利害に對する尊重です。此れは疑ふ餘地の無い決まり文句ですが、ただ此れに從ふだけで世界の情勢が抜本的に變はりうるのです。
國際機關・地域機關の實効性を囘復する事は、私達に其の意思があれば可能である、と私は確信します。殊に第二次世界大戰後つくられた諸機關は全く世界共通のもので、現在の情勢を管理するのに十分な最新の實質を與へる事が可能ですから、何も一から新たに築く必要も無い。 此れは 「未開發地域」 では無いのです。
此れは、かけがえのない中心的な役割を果たす國際聯合の取り組みの改善についてもいへる事ですし、また過去40年のうちに歐洲大西洋地域の安全と協力の確保に必要な仕組みである事が分かつた歐洲安全保障協力機構についても同樣です。今も尚南東ウクライナの危機を解決する試みに際して、此の機構は非常に積極的な役割を果たしてゐると言はなければ成りません。
ますます制御不能となり、樣々な脅威を伴う國際的環境の根本的變化を踏まえ、私達は責任の重い諸大國の新たな世界的コンセンサスを必要としています。此れは、古典的な外交のlbに據る何らかの地域的な取決め若しくは強國の勢力範圍の分割、または誰かが地球を完全に支配する事に關はるものではありません。私達が必要とするのは新しい型の相互依存だと私は考へます。私達は此れを恐れるべきでは無く、其れどころか此れは諸々の立場を調和させる望ましい手段なのです。
地球上の一定の諸地域が強くなり成長する事を考へると、特に此れは實際上重要です。此の強化と成長のプロセスでは、此れ等の新たな複數の極を組織化して影響力のある地域組織を創出すると共に、此れ等の地域組織の相互作用のルールを發達させる事が客觀的に必要と成ります。 此れ等の中樞間の協力に據つて世界全體の安全保障と政策・經濟の安定性は著しく増大される事に成るでせう。 けれども [地域組織=中樞間の] 其のやうな對話を確立する爲には、互ひが相補的に振る舞ひ、誰もわざと爭ひや對立を強ゐる事が出來ないやう、所有地域の中樞と其の周圍に形成される統合の爲の諸々のプロジェクトが互ひに等しく發達の權利を有する必要がある、との前提條件から出發する必要があります。さもなければ、其のやうな破壞的な行動に據つて國家間の絆が破綻する事に成り、諸國家自らが極度の苦境に曝されるか、事に據ると全面的に破壞されて仕舞ふでせう。
昨年の出來事を皆さんに思ひ出してゐただきたいと思ひます。私達はアメリカとヨーロッパのパートナー達に、例えばウクライナの歐洲聯合加盟を性急に祕密裏に決定する事は經濟への深刻なリスクを孕んでゐると傳へました。私達は政治については何も言はず、ただ經濟について考へを傳へ 「事前の準備無く其のやうな措置を取れば、ウクライナの主な貿易パートナーであるロシアを含めて他の多くの國々の利害に抵觸する、「多數の人が話合ひに加わる事が必要である」と意見を述べました。ちなみに此の件については、私は皆さんに例えばロシアのWTOへの加入交渉が19年間續ゐた事を想起してゐただきたいと思ひます。此れは非常に困難な作業でしたが、一定のコンセンサスに達しました。
何故私は此の事を持ち出すのでせうか。其の理由は、私どものパートナー達がウクライナのEU加入プロジェクトを實行する際、いわば裏口を通つて自分達の商品とサービスを携え私達のところにやつて來やうとしたからなのです。私達は此れに同意しませんでしたが、此の點については誰も私達に質問をしませんでした。私達はウクライナのEU加盟に關聯する所有論題について、實に粘り強く話し合ひを行ひました。けれども私は強調したいのですが、此れは全く禮儀正しい仕方で行はれ、起こりうる問題を示して、疑ふ餘地の無い論據と首尾一貫した論理に據つて論證を行つたのです。 誰も私達の言ふ事に耳を傾ける事を望みませんでしたし、話し合ゐたいと望む事もありませんでした。 彼等はただ、此れはあなた方とは全く關はりの無い事だと言ふばかりで、後は何の言葉も無く話し合ひは其れでお仕舞ひだつたのです。かうして包括的ではあるが ― 此の點を私は強調しますが ― 文明化された、禮儀正しい對話の代はりに、結局政府が轉覆される羽目に成りました。彼等は此の國を、經濟破綻と社會の崩壞、膨大な死傷者を伴う内戰と云ふカオスの眞つ只中に陷れたのです。
一體此れは何故なのでせう。 私が同僚の人々に理由を尋ねると、答えは最早無く、誰も何も言ひません。まさに其れが答えで、誰もが途方に暮れており、其れを言ひあらわすと此のやうな結果になつたのです。此れ等の行動は勢い附けるべきではなかつたのですが、さうしていればかうした結果には成らなかつた事でせう。 結局のところ (此れについては既にお話ししましたが) ヤヌコヴィッチ前ウクライナ大統領は一切について署名を行ひ、一切について同意しました。何故さうするのか。此れにはどのやうな意味があつたのでせう。此れは文明人が問題を解決する方法でせうか。革命に必要なものを急いで寄せ集め絶えず新たな「カラー革命」をでつちあげる者達は、自らを 「才氣あふれる藝術家」 とみなして留まる事を全く知りません。
統合された諸聯合の爲の取り組み、地域組織の協力は、透明で明快な根據に基づいて築かれるべきであると私は確信しています。ユーラシア經濟聯合が形成されたプロセスが、此のやうな透明性の良い例です。此のプロジェクトの當事者である國々は前もつて自らの計劃をパートナー達に傳へ、WTOルールと完全に調和する聯合のパラメータ、此の取り組みの諸原則が定められました。
附言すれば、私達はユーラシア聯合とヨーロッパ聯合の具體的な對話が開始される事も歡迎してゐた事でせう。ちなみに、彼等は此れも同樣に完全に拒絶したのですが、此れまた理由がはつきりしません。何をそんなに恐れてゐるのでせう。
また勿論、此のやうな共同の取り組みでは、經濟的・人道的協力の爲大西洋から太平洋にかけて遙かに廣がる共通のスペースを創出する必要について對話を行ふ必要があると考へられます (此れについて私は何度も話をし、少なくともヨーロッパでは、西洋の私達のパートナーの多くが賛成すると述べるのを聞きました)。
同僚の皆さん、ロシアは選擇を行ひました。私達の優先事項は、自らの民主的で開かれた經濟組織を更に改善する事、國内の發展を加速する事、世界の所有有益な最新の傾嚮を考慮に入れる事、そして傳統的な價値と愛國心に基づいて社會を統合・強化する事なのです。
私達には統合を志嚮する積極的、平和的な基本方針・政治日程があり、現在、ユーラシア經濟聯合、上海協力機構、BRICS、其の他のパートナー諸國の同僚達と共に積極的に作業を行つてゐるところです。此の政策の狙ひは諸政府間の絆を發展させる事で、此れ等を斷ち切る事ではありません。 私達は何かのブロックを急いで纏めやうと企ててゐるのではありませんし、打撃の應酬に參加しやうとしてゐる譯でもありません。
ロシアが何らかの帝國を樹立し、近隣諸國の主權を侵そうとしてゐるとの申し立てや言明には根據がありません。ロシアは、世界で如何なる特別の、排他的な立場をも必要とはしていない ― 此の事を私は強調したいと思ひます。私達は他者の利害を尊重すると共に、ただ自らの利害が考慮され、自らの立場が尊重される事を望むばかりなのです。
私達は、世界が變化と世界規模の轉換の時代に入り、此の時代にあつて皆が格別の用心、輕率な措置を避ける能力を必要としてゐる事をよく承知しています。冷戰後の時期、世界規模の政治への參加者達は、幾分此れ等の資質を失ひました。今、私達は彼等に思ひ出させる必要があります。さもなければ平和な安定した發展への希望は危險な幻想となり、今日の混亂は、ただ世界秩序崩壞の前觸れの役割を果たすに過ぎない事になるでせう。
さうです、勿論私は既に申しました。一層安定した世界を築く事は難しい課題だと。 私達が今話してゐるのは、長い困難な取り組みの事なのです。私達は第二次世界大戰後、[國々、地域組織の] 相互作用のルールを發達させる事が出來ました。また1970年代には、ヘルシンキで一つの合意に達する事が出來ました。私達の共通の責務は、現在の新たな發展段階で、此の根本的な課題を解決する事なのです。
ご清聽ありがとうございました。
http://www.asyura2.com/14/test30/msg/879.html
08. 2014年12月22日 04:56:15 : i0gPRWN3ZM
あべ包囲網を潰そう!
「次世代」が一つ、荒井何たらの「あべよいしょ党」もそれ、次はやっぱり「橋下」。アンケート阻止から。
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/696.html#c8
08. 2014年12月22日 05:00:46 : gvQUXYe9tw
投稿者に同感です。小沢の顔がもう一つ知的で話し方が上手かったら誤解されずもっと上手く行っただろうに、神様って意地悪ですね。勇気ある賢帝、首相、大統領の居る国は幸せです。その反対が今の日本でしょう。天皇も今の状態ではねえ。
http://www.asyura2.com/14/cult13/msg/749.html#c8
01. 2014年12月22日 05:03:25 : Q1AShcAlNU
TPPに参加したら、このような副作用のある薬の使用中止もできなくなる。使用中止を叫んで日本の裁判で勝利を得ても、この薬を開発した米企業は反対に日本政府を”企業利益を阻害する法律が悪い”と訴えることができる。
この裁判は、ニューヨーク市のIMF内にあり、裁判官は全て米国企業と利害関係がある民間人5人から成る。判決は100%米企業の勝ちと決まっている。その結果、日本政府は○○○億ドルの膨大な賠償金を払うはめになるばかりか、その米企業の利益を阻害している日本の法律を変えられるのだ。何しろTPPのISD条項がこのプロセスを許している。
子宮頸がんワクチンも深刻な副作用で問題になっているが、いずれもTPP参入前に解決しないと、日本国民の命が危ない。
http://www.asyura2.com/14/iryo4/msg/355.html#c1
188. 国本勝 2014年12月22日 05:07:05 : 5bSCIcezlZt6g : ftk9wSjAfw
平成26年12月22日
法治国家でない日本!!
元、現、国会議員各位832件、報道各位119件、関係各位915件に配信
送信元、公共問題市民調査委員会(略、PCR委員会)代表 国本 勝
安倍晋三 総理大臣 殿 国会議員 各位 最高裁 御中
最高検 御中 警察庁 御中 公安員会 御中
質問団体 公共問題市民調査委員会(告発会員、平成26年12月現在344名)代表〒299-5211 千葉県勝浦市松野578 国本 勝
全文はhttp://masaru-kunimoto.com/26-12-22houchi.html に掲載。
公共問題市民調査委員会(略、PCR委員会)代表 国本 勝
事務所&自宅 〒299-5211 千葉県勝浦市松野578
自宅 電話/0470-77-1064 Fax/0470-77-1527
携帯/090-4737-1910
メール/masaru.k@ray.ocn.ne.jp http://masaru-kunimoto.com/
http://www.asyura2.com/12/senkyo129/msg/228.html#c188
彼は領つてゐる。ゆゑに涙した。
己の宿命に。
【プーチン大統領モンゴルを訪問】モンゴル軍が演奏するロシア国歌を聞いて泣き出す - 時ネタ/話題
Constantine Kerry の違ひは有るが共に『John』
Hello, John.
John, hello.
You're the one soul...
..I would come up here to collect myself.
「ヘブライの館 2」 6F - WAR研究室 イスラエル建国の謎 〜「シオニズム問題」の実態〜 ユダヤ教徒の「カバラ」と「メシア運動」の歴史 第6章:フランク派ユダヤ人の倒錯的なメシア運動
ヤコブ・フランクとBones Manのジヨン・ケリーがそつくりな件 其の壹
ヤコブ・フランクとBones Manのジヨン・ケリーがそつくりな件 其の貳
持ち上げといて〜貶す。
原油價格高騰でスーパーパワーとして膨らまし
原油價格暴落とルーブル暴落で破裂させ暴走させる。
/⌒ヽ
⊂( ^ω^)⊃
⊂c ノ__ ノ
/⌒ヽ | .| | .| /⌒ヽ
( ^ν^) i i二 .ノ _( ^ν^) il|
(´ 二二二 ノ (´ \ \|il |il il|
/ /: / \. \ノ\. \il| |il|
i===ロ==/ i===ロ== ヘ. \. i|!l !l\il|
ノ:::::::::::::::::ヽ ノ:::::::::::::::::ヽ \ ヽη /')/')
/:::::::::::へ:::::::::ヽ /:::::::::::へ:::::::::ヽ ヽ_,,..) /
/::::::_/ \:::::::) /::::::_/ \:::::::) ) ( / /
/::_ '´ |::::| /::_ '´ |::::| ⊂(v )⊃
レ しつ レ しつ`) \ 〆 (´ ̄
/⌒Y⌒ヽ⌒\
ISISとは何か?
荒らす憎むべき者、立つてはならぬ所に立つ(新約聖書マルコ傳福音書第13章14節)
荒らす忌むべき者が翼に現はれる(舊約聖書ダニエル書第9章27節)
『大なるユウフラテ川の邊に繋がれをる四人の御使を解放て』(新約聖書ヨハネ默示祿第9章14節)
“最初の世界戰爭はイルミナテイに露西亞でツアーの力を轉覆
させ、其の國を無b論的共産主義の砦に作り上げる事を可能
にする爲に齎されねば成らぬ。
其の紛爭は英獨兩帝國の間のイルミナテイの工作員に據つ
て齎され、此の戰爭を煽動するのに用ゐられるだらう。
其の戰爭が終はつた後、共産主義が打ち建てられ、他の政
治體制を破壞し、あらゆる宗教を弱體化させる爲に用ゐられ
るだらう。”
“2囘目の世界戰爭はフアシスト達と政治的シオニスト達の間
の紛爭を利用して煽動されねば成らぬ。
此の戰爭はナチズムが破壞される樣に、そして政治的シオ
ニズムがパレスチナに獨立國としてのイスラエルを設けるに
十分な程、強くなる樣に齎されねば成らぬ。
2囘目の世界戰爭の間を通じて國際的共産主義は基督教徒
に均衡する爲に十分に強く成らねば成らぬ、そして其れは我
々が最終的な社會的大變動で必要とするまで抑壓され管理さ
れるであらう。”
“3囘目の世界戰爭は政治的シオニスト達とイスラム世界の指
導者達との間のイルミナテイの工作員によつて齎される紛爭
を利用して煽動されねば成らぬ。
其の戰爭はイスラム(イスラム教徒のアラビア世界)と政
治的シオニズム(イスラエル國家)が相互に破壞し合ふ樣に
指揮されねば成らぬ。其の間に他の國々は、此の點からまう
一度分割され、物理的にも、道椏Iにも、精b的にも、そし
て經濟的にも消耗し盡くす樣に、無理強いして戰はされるだ
らう... 我々は暴力革命主義者達と無b論者達とを斷固とし
て解き放つ、そして我々は兇暴性と最も殘虐な騷動の源であ
る絶對的無b論の效果として其れ等の國々に於いて其のあら
ん限りの恐怖が明確に表されるであらう、恐るべき社會的大
變動を斷固として煽動する。其れから到る所で市民達は世界
の少數派の革命黨員達から自身を防衞する事を餘儀無くされ
其れ等の文明の破壞者達を根絶するだらう、そして基督教に
幻滅した大勢の自然b教的魂は、其の時からさまやうだらう
理想を切望して、然し考へもせずに崇拜するものに捧げ、最
終的に公衆の眼前に齎されるルシフアー(譯注:惡魔大王)
の純粹な教義である、宇宙の靈魂の顯現を通じて本物の光を
受けるだらう。此の靈魂の顯現は、兩者、同じ時に征服され
根絶される、基督教と無b論の破壞へと續く、全般的な叛動
的動きから齎されるだらう。”
シオニストとブレジンスキー
◯彼は、イスラエルではなくて、イスラエルをもコマの一つとして利用するイルミナテイ
(三百人委員會)の奧の院に直結する戰略家である。
◯イスラエル第一主義者は、イラク戰爭の泥沼に亞米利加を引きずり込んだのみでない。
◯彼らは、亞米利加をイランに對する戰爭に驅り立てようとして居る。
◯倫敦の意嚮を代辯するブレジンスキーは、此の方嚮に叛對である、と。
「ヘブライの館2」4F - 東欧ユダヤ研究室 - 元ソ連外交官が語る「ロシア−ユダヤ闘争史」の全貌
ユーラシアの地政學 ― 「ユーロ・アトランテイツク」形成の條件
ユーラシアの地政學 ― 露西亞の課題
猶太閥最強の隱し玉。ウラジミール・プーチン露西亞聯邦共和國大統領と云ふ視點
「パンドラの箱を開けたのは誰だ」CNNのプーチン首相独占インタビュー 【暗いニュースリンク】
ROCKWAY EXPRESS プーチン大統領:欧米がシリアを攻撃すれば、サウジを攻撃する?
ROCKWAY EXPRESS シリア大使:サウジのバンダル王子がアルカイダの実際のリーダー
「イスラム国家」、チェチェン、カフカスを解放とプーチン大統領を脅迫 - News - 政治 - The Voice of Russia
コラム:サウジが仕掛ける「石油戦争」、制御不能リスクも ロイター
ロシアが破綻寸前 政策金利17%に引き上げ 98年ルーブル危機の再来 木村 正人
焦点:ルーブル危機、「プーチン帝国」崩壊への序曲か(ロイター)
ロシア大統領補佐官がISISの兵士を軍事訓練しているモサドを批判。ISISの存在はイスラエルの安全保障にとって好都合
すでにエドワード・スノーデンのNSA最高機密文書によってISISの背後にイスラエルがいることを暴露されている。
鐵則 此の事實に據つて尤も得をするのは誰か? 偶然は有り得ない ドナルド・フランチシエク・トウスクとは何者か?
EU大統領にトゥスク氏就任、対ロ制裁強化など課題 :日本経済新聞
米とEU大統領が電話会談 「ロシアのウクライナ撤退が重要」 :日本経済新聞
トゥスク新EU大統領、首脳会議の運営一新 議長総括など簡素化 | Reuters
「米国キリスト教右派」とは、キリスト教的シオニスト、即ち、「核戦争(ハルマゲドン)を待望する人々」(週刊日本新聞)【太田龍の時事寸評】
イスラエルがロシアに頼る?〜「国際戦略を米国だけに依存するのは危険だ」と発言/田中 宇(2014年11月21日)
シーア派とスンニ派の對立 サウジアラビアはイスラエルに附く
中東TODAY: NO・708エバンジュリカンと距離を置くチーフ・ラビ
中東TODAY: NO・1586プリンスが語るサウジ王家の危機
ドンメイ=ユダヤ(改宗イスラムのユダヤ人)
ドンメイ 世界を地獄へと引き摺り込むまう一方の主役
「裏ヘブライの館」 地下資料室(地下3F)メシアニズム イスラエル国内でメシア待望の気運が上がっている
スーパーパワーとして奴等が育成した露西亞に結集するであらう
雙頭の鷲を國璽として掲げるフリーメーソン國家露西亞 フリーメーソン國家米國と露西亞 或いはプーチンとメドヴエージエフ
舊約聖書と露西亞 「ロシ」と云ふ記述は、本來のエゼキエル書には記述されてゐるのかゐないのか?
エルサレムのイスラム教聖地を完全封鎖:朝日新聞デジタル 陰暦九月八日、白山ククリ姫のほどける日。
露西亞を使つて破滅に導かんとする存在あり 其の名は欺くもの「アルコン」である
「裏ヘブライの館」 地下資料室(地下3F)日本に興味を示すユダヤ老修行僧
プーチン大統領・2014年10月24日ヴァルダイ国際討論クラブでの演説 ― 世界秩序: 新たなルールかルールなきゲームか
[2014年10月24日、ソチで開催されたヴァルダイ國際討論倶樂部第11セッションの最終本會議における、ウラジミール・プーチンの演説と質疑應答のトランスクリプトから抜粹]
ヴァルダイ國際討論倶樂部會議
議題 「世界秩序: 新たなルールかルール無きゲームか」
本年は、海外25カ國からの62人を含む108人の專門家、歴史家、政治アナリストが參加した。本會議では、現在の國際法の制度・規範のシステムを侵食する要因の分析に專念する3日間にわたる討論の結果が總轄された。
ウラジミール・プーチン: 同僚、紳士、淑女、友人の方々、皆さんをヴァルダイ國際討論倶樂部第11セッションにお迎え出來ました事を嬉しく存じます。
先程言はれたやうに、今年は倶樂部を共催する諸團體にロシアの非政府組織、專門家グループ、一流大學等が新たに參加しています。討論の範圍を廣げてロシア其れ自體に關聯する問題だけでなく、グローバル・ポリティックス [=地球規模の政治] と經濟を含めると云ふ發想も提起されました。
組織と内容が此のやうに變更された事に據り、專門家に據る指導的な公開討論の場としての此の倶樂部の影響力は強まる事でせう。 同時に「ヴァルダイlb」ともいへる、此の自由で開かれた雰圍氣と、所有種類の全く異なる率直な意見を表明する機會が、今後とも存續する事を希望しております。
此の點に關する限りでは、私も皆さんの期待を裏切らず直裁率直に意見を發言するとの旨を申し述べさせて下さい。 私が申す事には少し手嚴し過ぎると思はれるものがあるかも知れません。とはいえ、眞つ直ぐ正直に實際に思つてゐる事について話すのでなければ、此のやうにして會合を開いてもメリットは殆どありません。若しさうでなければ、外交的會合の趣旨に從つて誰もが本當に意味のある事を言はない方が良いと云ふ事になり、皆さんは有名な外交官の言葉を思ひ出して、外交で言葉を遣うのは眞實を語らない爲だと思ひ到る譯です。
私達には會合を開く別の理由があり、お互ひに率直に語り合ふ爲に集まつています。今日私達が直裁で單刀直入になる必要があるのは、辛辣な言葉の應酬を行ふ爲ではなく、現に世界で起こつてゐる事柄の眞相を究明し、世界が更に安全な場所ではなくなり、予測不可能性が増してゐる理由、私達の周圍の到る所でリスクが高まつてゐる理由を理解する試みの爲なのです。
今日の討論は 「世界秩序: 新たなルールかルール無きゲームか」と云ふテーマのもとで行はれました。私の考へでは、此のテーマは今日私達が迎えた歴史的轉機と私達の全てが直面する選擇を正確に言ひあらわしてゐると思ひます。 現在世界が非常に急速に變化しつつあると云ふ理解には勿論何ら新しいものはありません。 私は此れが今日の討論で語られてゐた事柄である事を承知しています。 グローバルな政治、經濟、國民の生活に於いて、また産業技術、IT、社會工學の分野に於いて、人は劇的な轉換が起つてゐる事に氣附かない譯にはいきません。
今、私の發言が、結局討論に參加した方々の一部が既に述べた事の繰り返しになるとしてもお許しを願ひます。此れを避ける事は事實上不可能です。既に詳細な論議が行はれましたが、私の觀點を提示しませう。此れは他の參加者の見解とある點で一致し、他の點では異なる事でせう。
現在の状況の分析を行ふ際に、私達は歴史の諸々の教訓を忘れないやうにしたいものです。まず第一に、過去に於いて世界秩序の轉換 ― 今日私達が目にしてゐる出來事は世界的規模のものです ― は、世界規模での戰爭や紛爭か、さうでなければ地域レベルの激しい紛爭の聯鎖を伴うのが通例でした。第二に、グローバルな政治、地球規模の政治とは、何はさておき、經濟的リーダーシップ、戰爭と平和の問題、人權を含む人道的次元に關はるものです。
今日、世界は矛盾に滿ちています。私達は信頼出來るセーフティネットを整備してゐるかどうか、互ひに率直に尋ね合ふ必要があります。不幸にも、現在の大域的及び地域的な安全保障體制が、激動から私達を守る事が出來ると云ふ保證も確實性もありません。此の體制は著しく弱體化し、斷片化、變形されています。國際的・地域的な政治機關、經濟機關、文化協力機關もまた困難な時期を經驗しつつあります。
さうです、世界秩序を保證する仕組みの多くは、今では相當久しい昔、とりわけ第二次世界大戰直後の時期に創られたのです。私が強調したいのは、創立が當時にまで遡る此の體制の堅固さが、戰勝國の間の勢力均衡と諸權利に基づくだけではなく、此の體制の「創立の父達」がお互ひを尊重し合ひ、他に對して壓力をかけやうとせず、合意を達成しやうとした、と云ふ事實に基づいてゐた點なのです。
最も重要なのは、此の體制が發展する必要があり、其の樣々な缺陷にも關らず少なくとも世界で起こつてゐる諸問題を一定の限度に留め、諸國間の自然な競爭の強度を調整出來る事が必要だと云ふ點です。
時に非常な努力と困難を伴つて私達が過去數十年にわたり築ゐた此の抑制と均衡のメカニズムを、代はりになるものを何も築く事無く、單に壞してバラバラにして仕舞ふ事は出來ないと私は確信しています。さもなければ私達には暴力以外に何も手段が殘されない事になるでせう。
私達に必要だつたのは、合理的な再建を行ひ、此れを國際關係のシステムの新たな現實に適合させる事だつたのです。
所がアメリカ合衆國は自らを冷戰の勝者と宣言して後、此れを必要とは認めませんでした。秩序と安定を維持する爲に絶對に缺く事の出來ない諸國間の新たな力の均衡を確立する代はりに、此のシステムをはつきりと大幅な不均衡に陷れる措置をとつたのです。
冷戰は終結しましたが、既存のルールの尊重、或いは新たなルールと基準の創出についての明確で透明な合意に基づいて、平和條約が調印される事は結局ありませんでした。此の爲冷戰の所謂「勝者」が、自らの必要事項と利害に諸々の出來事が適合するやう壓力を加え、世界を作り直す事を決定したとの印象が生まれました。既存の國際關係のシステム、國際法、實施される抑制と均衡が、此れ等の狙ひの妨げになつた場合は、此のシステムは價値が無く、時代遲れで、即座に廢止する必要があると宣言されました。
たとえをお許し頂くなら、此の場合、新興成金が突然巨額の財産を世界の主導權と世界支配と云ふ形で手に入れる結果となつた譯で、此れは其の際の彼等の振る舞ひ方なのです。自らの富を、勿論自分自身の利益の爲にも賢明に管理する代はりに、彼等は多數の愚行を犯したと私は思ひます。
現在私達が迎えてゐる時代は、世界の政治で異なる解釋が行はれ、故意に沈默が守られてゐる歴史上のある時期なのです。國際法は、壓倒的な法律無視に據つて再三再四撤退を強いられて來ました。客觀性と正義は政治的ご都合主義の下で犠牲にされ、合法的な規範が恣意的な解釋と偏嚮した評價に取つて代はられました。同時に、世界的なマスメディアを完全に支配する事に據つて、望む時に白を黒、黒を白に描く事が出來るやうに成りました。
一國と其の同盟國、と云ふよりも寧ろ衞星國ですが、此れ等の國々が優勢だつた状況では、世界的規模での解決への模索が、自國の處方箋を世界共通のものとして課そうとする試みに轉じる事が屡々でした。此のグループの野望が非常に大きくなつた結果、彼等のロビー、權力の囘廊で決められた方針が國際社會全體の見解であるかのやうに提示され始めました。所が實際には、さうではなかつたのです。
まさに「國家主權」と云ふ概念が大半の國々にとつて相對的な價値となりました。 本當のところ、此の時畫策されてゐた常套手段は、世界の唯一の權力の中樞に對する忠誠の度合ひが大きい程、然々の統治體制の正統性も大きくなる、と云ふお決まりの定式だつた譯です。
後程自由討論が行はれますから、私は皆さんの質問に喜んでお答えし、皆さんに質問する自分の權利も用ゐたいと思ひます。間もなく行はれる此の討論の際に、たつた今私が提示した立論を誰かに反證させてみませう。
服從を拒んだ者達に對する措置はよく知られており、幾度もの試みに耐えてきたものです。此れ等の措置には、武力行使、經濟的壓力やプロパガンダに據る壓力、内政干渉、また然々の紛爭への非合法的介入や不都合な政權の轉覆を正當化する必要がある場合には、一種の「超法規的」正當性に訴える事が含まれます。此處最近、世界の多くの指導者に對してあからさまな脅迫が用ゐられて來たと云ふ證據も増えています。自らに最も近しい同盟國を含めて世界中を監視下に置く爲、所謂 『ビッグ・ブラザー』 が何十億ドルの費用を使つてゐるのは故あつての事なのです。
私達は自らに問うてみませう。 「自分達は此れに對して安心していられるだらうか。此の世界に生きる事はどの程度安全で幸福なのか。世界はどれ程公正で合理的になつたかと。若しかすると、心配したり、議論したり、氣まずい質問をしたりする理由は、本當は無いのかも知れません。若しかすると、アメリカ合衆國の例外的な立場と主導權を發揮する遣り方は、本當は私達皆にとつて喜ぶべき事柄であり、世界中の出來事への此の國の干渉に據つて平和、繁榮、進歩、成長、そして民主主義が齎されてゐるのでせうか。また若しかすると私達はただリラックスして、此れ等全てを享受するのがよいのでせうか。
私に言はせれば、其れは眞實では無いのです。絶對に違ひます。
一方的な強權政策と自分達のモデルの押し附けをすると、逆の結果が生まれ、紛爭は解決される代はりに結局更に激化する事になります。 安定した主權國家に代はつて混沌が廣がり、民主主義の代はりに、あからさまなネオファシストからイスラム過激派に到る大變怪しげな層が支持されます。
何故彼等は此のやうな人々を支持するのでせう。其れは彼等が自分達の目標を達成する途上で此れ等の人々を道具として使用する事に決め、次いで指を火傷しては後ずさりするからなのです。ロシアの言ひ囘しで言ふと、私達のパートナーは相變はらず同じ熊手の上を踏みつけて仕舞ふ。詰り何度となく同じ過ちを犯すのですが、私は其の遣り方には絶えずあきれさせられます。
曾て彼等はソ聯と戰う爲にイスラム過激派運動の資金援助を行ひました。此れ等の過激派グループはアフガニスタンで戰鬪を經驗し、後にタリバンとアルカイダを誕生させました。國際テロリストに據るロシアの侵略 (私達は此れを忘れてはいません) と中央アジア地域諸國の侵略に對して、西側諸國は此れを支援したとは言はないまでも少なくとも目を瞑り、私ならかう申しますが、情報提供と政治的・財政的援助を行つたのでした。アメリカ合衆國は、テロリストに據るゾッとするやうな攻撃が國土其のものに加えられて、初めてテロリズムと云ふ共通の脅威に目覺めました。念の爲に申しますが、其の當時アメリカ國民を支援し、9.11の恐ろしい悲劇に對して友人として、またパートナーとして對處した最初の國が私達だつたのです。
アメリカとヨーロッパの指導者達との話し合ひの際、私はいつも世界規模の課題として共にテロリズムと戰う必要について語りました。私達は此の脅威を甘受して此れを受け入れる事は出來ませんし、ダブル・スタンダードを使つていくつもの別箇の部分に切り分ける事も出來ません。私達のパートナーは合意を表明しましたが、少し時間が經つと私達は結局振り出しに戻つて仕舞ひました。軍事行動がまずイラクで、次いでリビアで行はれ、リビアは崩壞の瀬戸際にまで追ひやられました。何故リビアは此の状況に追ひ込まれたのでせうか。今日ではリビアはバラバラになる危險にさらされた國で、テロリスト達の訓練場と成つています。
エジプトの現在の指導者層の決意と英知だけが、アラブの此の主要國を混沌と過激主義者の跳梁跋扈から救ひました。合衆國と其の同盟國は、過去におけると同樣、シリアでも直接叛政府勢力への資金と武器の供給を行ひ、此の勢力が樣々な國からの傭兵に據つて諸階位を充當する事を可能にし始めました。此れ等の叛亂分子達はどこで資金、武器、軍事專門家を調達してゐるのかお尋ねします。此れ等全てはどこから入手するのでせう。惡名高いISILは、どのやうにしてとても強力な戰鬪集團、實質的に本物の軍隊となる事が出來たのでせうか。
財源はどうかと言へば、今日、資金は麻藥から得られるばかりではありません。麻藥の製造量は、アフガニスタンに國際合同軍が駐留するやうになつて以來、單に數パーセント増に留まらず何倍にも増えました。皆さんは此れをご承知です。テロリスト達は石油の販賣からも資金を得てゐるのです。石油は彼等の支配地域で生産されており、彼等は此れをダンピング價格で販賣し、製造と輸送を行ふのです。けれども誰かが此の石油を買つて再販し利益を得ても、早晩自分達の國にやつて來て破壞を廣める事も有り得る聯中にかうして資金を與へてゐる事實については考へないのです。
テロリスト達はどこから新兵を補充してゐるのでせうか。イラクでは、サダム・フセインが打倒された後、軍隊を含む國家の機關は荒廢したまま放置されました。其の當時私達は、細心の用心をするやうにと申しました。あなた方は人々を路頭に追ひやつてゐるけれど、此の人達は其處で何をするのでせう。彼等は正しかろうと正しくなかろうと地域大國のリーダーの地位にあつたのを忘れないで下さいよ。此れから此の人達をどのやうな職業の人間にするのですか、と。
其の結果どうなつたでせう。數萬人の兵士、士官、前バース黨活動家が路頭に追ひやられ、現在では叛政府勢力の序列に加わつています。恐らく此れに據つて、イスラム國グループが非常に實働的であると判明した理由が説明されるでせう。軍事的觀點からとても實働的に行動しており、一部に大變プロフェッショナルな人々がいます。ロシアは繰り返し、一國に據る一方的な軍事行動、主權國家の内政への干渉、過激主義者・急進主義者にちょつかいを出す危險について警告を行ひました。 私達は、此れ等のグループにテロリスト組織のリストに載つてゐる中央シリア政府、とりわけイスラム國に對抗させておく事を主張したのです。 其れに對して何か成果が見られたかと言へば、此のアピールは無駄に終はりました。
時として、私達の同僚・友人達は自らの政策の歸結と絶えず鬪つており、自ら作り出した危險に對處する事に全ての努力を投入しますます大きな代償を支拂つてゐる、との印象を私達は受けます。
同僚の皆さん、現在の一極支配の時代は、たつた一つの權力の中樞があるだけでは世界全體の諸々のプロセスを管理する事が出來ない、と云ふ事を疑ふ餘地無く證明しました。其れどころか其のやうな不安定な構造物は、地域紛爭、テロリズム、麻藥取引、宗教的狂信、盲目的愛國心、ネオナチズムのやうな現實の脅威に對抗出來ない事が明らかになりました。また同時に此れは、慢心した愛國の誇り、世論操作や、強者が弱者をいじめ、抑壓するのを放置する事に、大きく道を開いて仕舞ひました。
本質的に、一極世界はただ人々と國々に對する專制權力を正當化する手段であると云ふ他ありません。リーダーを自稱する人にとつてさえ、一極世界は餘りに不愉快で、重苦しく手に負えない負担だと云ふ事がわかつたのです。此の討論の場で少し前に此の關心の方嚮に沿つたコメントが加えられましたが、私も全く此れに賛成です。此れが、此の新たな歴史の段階で、アメリカの主導權を永續させる都合の良いモデルとして僞の二極世界の外見を再び作り出さうとする諸々の試みが見られる理由なのです。アメリカの政治的プロパガンダで、曾て主要な敵であつたソビエト聯邦の地位に代はるのが誰なのか、誰が惡の中樞にされやうと大差はありません。條件が合へば、此れは核技術を我が物としやうとする國としてのイラン、世界最大の經濟大國としての中國、核超大國としてのロシアでも有り得るのです。
今日、世界を寸斷し、新たな分割線を引き、何かの爲では無く、誰か(誰でも)に對抗する爲に聯立を企てやうとする新たな努力が見られます。其れは、曾ての冷戰期のやうに敵のイメージを作り出し、此の主導權、或いはお望みなら、一方的強權政策を行使する權利を得やうとする努力なのです。冷戰の際は此のやうな状況の見せ方が行はれていました。私達は皆此れを理解しますし、知つております。アメリカ合衆國は同盟諸國にいつも言ひました。「私達には共通の敵がゐる。恐ろしい仇で惡の中樞だ。私達は同盟國であるあなた方を此の敵から守つてゐる。だから私達にはあなた方にあれ此れ命令し、此の集團防衞の爲に自分達の政治・經濟的利害を犠牲にして應分の代償を支拂うやう強制する權利がある。だが勿論、其の全てを管理するのは私達なのだ。」 要するに、今日、變化しつつある新しい世界でグローバル・マネージメントのお馴染みのモデルを再生産しやうとする試みが見られる譯ですが、其の全てはアメリカ合衆國の例外的な地位を保證し、政治・經濟的な分け前を受け取る爲のものだと云ふ譯です。
然し此れ等の試みは現實からますます乖離し、世界の多樣性と兩立しなくなつています。此の種の措置のせいで對立と對抗手段が生まれるのは避けがたく、望まれる目標とは逆の効果が生じます。政治が性急に經濟に干渉し合理的決定の論理が對決の論理に取つて代はられると、何が起こるのかを私達は目にしています。對決の論理では、事業の國益を含めて自らの經濟的地位・利益は損害を蒙るばかりです。
合同經濟プロジェクトと共同投資を行なえば、國々は客觀的に一層緊密に結びつけられ、國家間の關係で生じる目下の諸問題を片附ける助けになります。然し今日、グローバル企業のコミュニティーは、西側諸國政府からの先例の無い壓力に直面しています。私達は 「祖國が危機に瀕してゐる」、「自由主義世界が脅威に曝されてゐる」、「民主主義が危うくなつてゐる」といつたスローガンを耳にする時、どのやうな事業、經濟的便宜とプラグマティズムについて語る事が出來るでせうか。其處で誰もが動員される必要があります。其れが現實の動員政策の有樣なのです。
諸々の制裁は、既に世界貿易の基礎、WTOルールと私有財産の不可侵の原則を弱體化させつつあります。此れ等は、指摘すればそもそもまさに西側諸國の利益となつたモデルである、市場、自由、競爭に基づく自由主義のグローバル化のモデルに打撃を與へてゐるのです。かうして今や、西側諸國はグローバル化のリーダーとしての信用を失ふ危險を冒しています。此れが何故必要だつたか、私達は自問しなければなりません。結局のところ、アメリカ合衆國の繁榮は、投資家と海外のドル・米國債劵保有者の信用に大きく依存しています。明らかに此の信用が現在弱體化しつつあり、今ではグローバル化に據つて得られた成果に對する失望の氣配が多くの國々に見られます。
よく知られてゐるキプロスの前例と政治的動機に據る制裁は、經濟的・財政的主權や、外壓のリスクから自らを守る方法を見いだしたいと云ふ國々、または其れ等の地域グループの望みを、支援しやうとする傾嚮を強めたにすぎません。ますます多くの國がドルへの依存度を輕減する方法を搜しており、此れに代はる金融・決濟システムと準備通貨の準備を行つてゐる事が既に私達には分かつています。アメリカの友人達は、今まさに自らが座つてゐる木の枝を切り落そうとしてゐるところなのだと私は思ひます。政治と經濟を混同してはいけないのですが、所が其れが今起こつてゐる事なのです。 私はいつも、政治的動機に據る制裁はあらゆる人に損害を與へる過ちだと思つていましたし、今もさう思つています。 私達は後程きつと此の主題を再び取り上げる事と思ひます。
此れ等の決定がどのやうに行はれたか、誰が壓力をかけてゐたかを私達は知つています。けれどもロシアは感情的になつて氣分を害したり、誰かの住處に物乞いに行く積もりはない事を強く主張したいと思ひます。 ロシアは自給自足出來る國なのです。私達は、既に形成されてゐる海外經濟環境の内側で取り組みを行ひ、國内生産と科學技術を發展させ一層の決斷力を持つて行動する事でせう。過去に諸々の出來事が起きた時さうであつたやうに、外壓は私達の社會を強固にし、常に油斷無く主要な開發目標に全力を注がせるだけなのです。
勿論制裁は障害となるものです。彼等は此れに據つて私達に痛手を負わせ、發展を阻み政治・經濟・文化的に孤立させやうとしてゐる。言ひ換えれば、強いて私達を後進的な地位に置こうとしてゐるのです。 けれども更にまう一度申しませう。今日、世界は以前とは非常に異なる場所となつてゐるのだと。 私達には、誰かと縁を切つて自らを隔離し、經濟自立國家として生きやうとして、一種の閉ざされた開發の道筋を選ぶ積もりはありません。經濟・政治的關係の正常化を含め、對話に對して私達は常に開かれています。此處で期待されるのは、先進國の商工團體のプラグマティックな [=理論據りも實際の經驗・觀察に導かれた] 取り組みと立場なのです。
此の頃ロシアはヨーロッパに背を嚮けてゐるやうだ ― 今囘の討論でも恐らく既に其のやうな發言がありました ―、新しいビジネス・パートナーを殊にアジアで探してゐるやうだ、と一部で言はれています。此れについては、其のやうな事は全く無いと申しませう。 アジア太平洋地域での私達の積極方針は、昨日始まつたばかりのものでも制裁に對應したものでも無く、既に相當の年月の間踏襲されて來た政策です。 西洋諸國を含む他の多くの國々と同樣、私達が經驗したのは、アジアが世界の經濟と政治でますます大きな役割を果たしており、不利益を蒙らずに此れ等の發展を見過ごす餘裕は全く無いと云ふ事なのです。
再度申しますが、此れは現在誰もが行つてゐる事ですし、我が國は地理的に多くの部分がアジアにあるのですから、其れだけ一層私達もそうする事でせう。 此の地域で私達が競爭上の優位性を活用しない、等と云ふ事があるでせうか。若しさうしないのならば、餘程先見の明が無いと云ふ事に成つて仕舞ひます。
アジアの國々との經濟的な結び附きを發展させ、共同統合プロジェクトを實施すれば、我が國の國内の發展の爲の大きなインセンティブが生まれます。今日の新たな人口統計、經濟、文化の動嚮の全ては、唯一の超大國への依存が客觀的に減少するであらう事を示唆しています。此れについては、此れまで歐米の專門家達が議論を行ひ、著作を著して來ました。
恐らくグローバルな政治に於ける諸發展は、グローバル經濟で私達が目にしてゐる諸發展、即ち個別のニッチを巡る激しい競爭や特定の地域にみられる頻繁な指導者の交代を反映する事でせう。 此れは全く起こりうる事柄です。
グローバルな競爭では、教育、科學、健康管理、文化のやうな人道的要素が一層大きな役割を果たす事は疑ひがありません。また此の事は國際關係にも大きな影響を及ぼします。其の理由の一部を擧げると、此れ等の「ソフト・パワー」の力は、巧妙なプロパガンダの詐術據りも、人的資本の開發に掛る實際の功績に大きく依存すると云ふ事情があるのです。
同時に、所謂多極的世界の形成は(私は同僚の皆さんに此の點にもご注意願ゐたいと思ひます)、其れ自體としては安定性を改善するものではありません。其れどころか、逆のケースとなる可能性が一層高いのです。世界が平衡に達すると云ふ目標は、多くの未知數を含む方程式として、かなり難しい問題に變はつて來てゐるのです。
ですから、たとえ嚴格で不都合な事があるとしてもルールに從つて行動する事を選ぶと云ふのでは無く、寧ろ全くルール無しに行動する事を選ぶとすれば、私達の將來はだうなるでせうか。然も此の筋書きは全くありうる話で、世界情勢の緊張を考慮に入れると、此れを除外する事は出來ません。現在の動嚮を考慮して既に多くの予測を行ふ事が可能ですが、其れ等は樂觀的なものではありません。私達が互ひの誓約と合意の明確なシステムを創らず、危機的状況の管理と解決の爲の仕組みを築かないならば、世界全體が無政府状態に陷る兆候が擴大する事は避けられないでせう。
今日既に私達は、世界の主要國が直接または間接に參加して一聯の暴力的衝突が起こる可能性が、急激に高まつてゐるのを目にしています。しかも危險因子としては、從來の多國間の紛爭の他、個々の國家の内部での不安定があり、此れは特に主要國の間で地政學的利害が交差する地點や文化、歴史、經濟的な文明大陸の境界地帯にある國 [/民族] に當て嵌まります。
ウクライナについては詳細な討論が行はれ、更に幾らか討論が行はれる事と思ひますが、此れは國際的な勢力均衡に影響を及ぼすやうな種類の紛爭の一例で、此れが最後の紛爭に成らない事は確かだと私は考へます。此處から、軍縮協定の現行システムを破壞する其の次の本物の脅威が生じます。此の危險なプロセスは、2002年にアメリカ合衆國が彈道彈迎撃ミサイル制限條約を一方的に破棄し、次いでグローバル・ミサイル防衞システムの創出を活發に追究し始めた際アメリカに據つて開始され、今日まで繼續されてゐるのです。
同僚、友人の皆さん、
此の危險なプロセスを開始したのは私達ではなかつた事を私は指摘したいと思ひます。再び私達は、諸國家が直接衝突するのを防ぐものが、利害の均衡と相互の保證である代はりに、恐怖と相互絶滅の均衡である時代に陷ろうとしています。 法的・政治的手段が無い爲、武器が再び世界的議題の焦點になりつつあり、國聯安全保障理事會の承認が全く無くても場所と方法を問はず武器が使用されています。また安全保障理事會が其のやうな決定を下す事を拒む場合には、時代遲れの無能な機關であると即座に宣言されます。
多くの國家には、自ら核爆彈を調達する以外に主權を確保する方法が分かりません。此れは極めて危險です。私達は協議の繼續を強く要求し、協議を支持するばかりで無く、核兵器保有量の削減に嚮けた協議の繼續をあくまでも求めます。核兵器は世界で少なくなれば少なくなる程良いのです。 また私達には、一切のダブル・スタンダードを排して本氣で協議を行ふ場合に限り、核軍縮について非常に眞劍に具體的に話し合ふ用意があります。
今私が言おうとしてゐるのはどのやうな事なのでせうか。多くの種類の高l度兵器は、性能の點で既に大量破壞兵器に近附いています。 核兵器を全面的に放棄するか、其の濳在量を大幅に削減する場合、高l度システムの開發・製造で先進的な地位にある國家が明らかに軍事的に優位に立つでせう。戰略的均衡が破れると不安定に成る可能性が高くなります。所謂世界規模での最初の先制攻撃の使用の誘惑に驅られる可能性があり、要するにリスクは減るのでは無く、強まるのです。
次に明らかに脅威となるのは、民族・宗教・社會的な紛爭が一層深刻化する事です。此のやうな紛爭は、其れ自體危險であるばかりで無く、無政府状態、無法状態、カオス [混沌] の状態にある地帯を周邊に作り出す爲危險です。此れ等の場所はテロリストや犯罪者達には快適で、海賊的行爲、人身賣買、麻藥取引が蔓延します。
ちなみに、當時私達の同僚 [=米國側] は何らかの形で此れ等のプロセスを操り、地域紛爭を利用して「カラー革命」を自らの利害に適うやう企てやうとしたのですが、此れは取り返しのつかない大きな變化を齎す事と成りました。 制御されたカオスの理論の創案者達自身にもカオスをだう取り扱えば良いかは分からないらしく、彼等の足竝みは亂れています。
私達は、支配エリートと專門家コミュニティの兩者に據つて行はれる討論を綿密に追跡しています。此れは昨年一年間の西洋諸國の報道出版物の記事の見出しを見れば十分なのですが、同じ人々が民主主義の鬪志と呼ばれており、イスラム教徒についても同樣です。まず革命について記事が書かれ、次いで此れが叛亂・政治的社會的動亂と呼ばれます。結果は明白で、更に地球規模でカオスが擴大する事になります。
同僚の皆さん、此の地球規模の状況を考へると、今や物事の基本となる事柄について合意が始まる時が來ています。此れは途方も無く重要かつ必要な事であつて、自分の陣營に戻るよりも遙かに良い事なのです。 私達は皆、共通の問題を直視する程運命を共にしてゐる事に氣附きます。此の状況から脱出する爲の論理的な方法は、國々や社會が協力を行ひ、増大する諸課題に對して共同で答えを見附け、共同でリスク管理を行ふ事です。確かに私達のパートナーの一部には、ある理由から其の事を思ひ出すのは自らの利害に適う場合に限ると云ふ者達もあるのですが。
實際的經驗は、課題に對する共同の解決策が萬能藥と成らない事を教えており、私達は此れを理解する必要があります。其れに大半のケースでは、其のやうな解決策に達する事は困難です。 國益の相異、樣々なアプローチの主觀性を克服する事は容易では無く、特に文化・歴史的傳統が異なる國々の事と成ると容易ではありません。然し其れにも關らず、私達には、共通の目標を持ち同じ基準に基づいて行動し、共に實際に成功を遂げた諸々の實例があるのです。
シリアの化學兵器の問題の解決と、イランの核開發プログラムに關する實質的な對話、また同樣に、ある程度前嚮きの結果を得た北朝鮮問題への私達の取り組みについて皆さんに想起してゐただきたいと思ひます。將來、私達が此の經驗を地域的・大域的な課題の解決の爲に用ゐる事が出來ないと云ふ事があるでせうか。
安定と安全を可能にする一方で、健全な競爭を促進し、發展を妨げる新たな獨占の形成を許さない新しい世界秩序 ― 此の秩序の法的・政治的・經濟的根據と成り得るのは何でせうか。誰かが今すぐに餘す所無く包括的な既成の解決方法を提供出來る、と云ふ事は到底有り得ません。私達は幅廣く諸政府、グローバル企業、市民社會、此の討論倶樂部のやうな專門家の討論の場から參加者を得て、大規模な作業を行ふ必要があるでせう。
とはいえ成功と本物の成果が得られるのは、ただ國際情勢に參加する主要な國々が利害の調和、道理に適つた自制について合意する事が出來、積極的で責任あるリーダーシップの模範を示しうる場合だけである事は明らかです。私達は一國に據る一方的な行動の限度をはつきりと見定めなければならず、多國間で機能する仕組みを利用する必要があります。また國際法の實効性の改善の一環として、安全と人權、國家主權の原則と所有國に對する内政不干渉の原則を保證する爲に國際社會の諸行動の間のジレンマを解決しなければなりません。
まさに此れ等の行動の衝突の爲に、複雑な國内のプロセスに對し外部から恣意的な干渉が加えられる事が増々多くなつています。此の爲幾度となく世界の主要プレーヤーの間に危險な對立が誘發されるのです。主權の維持と云ふ課題は、世界の安定の維持と強化にあたつて殆ど最優先の課題となります。
明らかに、外部からの力の使用の基準を議論する事は極めて困難であり、此れを個々の國々[/國民、民族] の利害と切り離す事は實際には不可能です。とはいえ誰にとつても明らか合意事項が無く、必要な合法的干渉について明確な條件が定められないと、危險は遙かに高まります。
國際關係は國際法に基づかなければならず、國際法其のものは正義、平等、眞理等の道梃エ理に基づくべきである事を補足として附け加えませう。 たぶん最も重要なのは、自分のパートナー達と彼等の利害に對する尊重です。此れは疑ふ餘地の無い決まり文句ですが、ただ此れに從ふだけで世界の情勢が抜本的に變はりうるのです。
國際機關・地域機關の實効性を囘復する事は、私達に其の意思があれば可能である、と私は確信します。殊に第二次世界大戰後つくられた諸機關は全く世界共通のもので、現在の情勢を管理するのに十分な最新の實質を與へる事が可能ですから、何も一から新たに築く必要も無い。 此れは 「未開發地域」 では無いのです。
此れは、かけがえのない中心的な役割を果たす國際聯合の取り組みの改善についてもいへる事ですし、また過去40年のうちに歐洲大西洋地域の安全と協力の確保に必要な仕組みである事が分かつた歐洲安全保障協力機構についても同樣です。今も尚南東ウクライナの危機を解決する試みに際して、此の機構は非常に積極的な役割を果たしてゐると言はなければ成りません。
ますます制御不能となり、樣々な脅威を伴う國際的環境の根本的變化を踏まえ、私達は責任の重い諸大國の新たな世界的コンセンサスを必要としています。此れは、古典的な外交のlbに據る何らかの地域的な取決め若しくは強國の勢力範圍の分割、または誰かが地球を完全に支配する事に關はるものではありません。私達が必要とするのは新しい型の相互依存だと私は考へます。私達は此れを恐れるべきでは無く、其れどころか此れは諸々の立場を調和させる望ましい手段なのです。
地球上の一定の諸地域が強くなり成長する事を考へると、特に此れは實際上重要です。此の強化と成長のプロセスでは、此れ等の新たな複數の極を組織化して影響力のある地域組織を創出すると共に、此れ等の地域組織の相互作用のルールを發達させる事が客觀的に必要と成ります。 此れ等の中樞間の協力に據つて世界全體の安全保障と政策・經濟の安定性は著しく増大される事に成るでせう。 けれども [地域組織=中樞間の] 其のやうな對話を確立する爲には、互ひが相補的に振る舞ひ、誰もわざと爭ひや對立を強ゐる事が出來ないやう、所有地域の中樞と其の周圍に形成される統合の爲の諸々のプロジェクトが互ひに等しく發達の權利を有する必要がある、との前提條件から出發する必要があります。さもなければ、其のやうな破壞的な行動に據つて國家間の絆が破綻する事に成り、諸國家自らが極度の苦境に曝されるか、事に據ると全面的に破壞されて仕舞ふでせう。
昨年の出來事を皆さんに思ひ出してゐただきたいと思ひます。私達はアメリカとヨーロッパのパートナー達に、例えばウクライナの歐洲聯合加盟を性急に祕密裏に決定する事は經濟への深刻なリスクを孕んでゐると傳へました。私達は政治については何も言はず、ただ經濟について考へを傳へ 「事前の準備無く其のやうな措置を取れば、ウクライナの主な貿易パートナーであるロシアを含めて他の多くの國々の利害に抵觸する、「多數の人が話合ひに加わる事が必要である」と意見を述べました。ちなみに此の件については、私は皆さんに例えばロシアのWTOへの加入交渉が19年間續ゐた事を想起してゐただきたいと思ひます。此れは非常に困難な作業でしたが、一定のコンセンサスに達しました。
何故私は此の事を持ち出すのでせうか。其の理由は、私どものパートナー達がウクライナのEU加入プロジェクトを實行する際、いわば裏口を通つて自分達の商品とサービスを携え私達のところにやつて來やうとしたからなのです。私達は此れに同意しませんでしたが、此の點については誰も私達に質問をしませんでした。私達はウクライナのEU加盟に關聯する所有論題について、實に粘り強く話し合ひを行ひました。けれども私は強調したいのですが、此れは全く禮儀正しい仕方で行はれ、起こりうる問題を示して、疑ふ餘地の無い論據と首尾一貫した論理に據つて論證を行つたのです。 誰も私達の言ふ事に耳を傾ける事を望みませんでしたし、話し合ゐたいと望む事もありませんでした。 彼等はただ、此れはあなた方とは全く關はりの無い事だと言ふばかりで、後は何の言葉も無く話し合ひは其れでお仕舞ひだつたのです。かうして包括的ではあるが ― 此の點を私は強調しますが ― 文明化された、禮儀正しい對話の代はりに、結局政府が轉覆される羽目に成りました。彼等は此の國を、經濟破綻と社會の崩壞、膨大な死傷者を伴う内戰と云ふカオスの眞つ只中に陷れたのです。
一體此れは何故なのでせう。 私が同僚の人々に理由を尋ねると、答えは最早無く、誰も何も言ひません。まさに其れが答えで、誰もが途方に暮れており、其れを言ひあらわすと此のやうな結果になつたのです。此れ等の行動は勢い附けるべきではなかつたのですが、さうしていればかうした結果には成らなかつた事でせう。 結局のところ (此れについては既にお話ししましたが) ヤヌコヴィッチ前ウクライナ大統領は一切について署名を行ひ、一切について同意しました。何故さうするのか。此れにはどのやうな意味があつたのでせう。此れは文明人が問題を解決する方法でせうか。革命に必要なものを急いで寄せ集め絶えず新たな「カラー革命」をでつちあげる者達は、自らを 「才氣あふれる藝術家」 とみなして留まる事を全く知りません。
統合された諸聯合の爲の取り組み、地域組織の協力は、透明で明快な根據に基づいて築かれるべきであると私は確信しています。ユーラシア經濟聯合が形成されたプロセスが、此のやうな透明性の良い例です。此のプロジェクトの當事者である國々は前もつて自らの計劃をパートナー達に傳へ、WTOルールと完全に調和する聯合のパラメータ、此の取り組みの諸原則が定められました。
附言すれば、私達はユーラシア聯合とヨーロッパ聯合の具體的な對話が開始される事も歡迎してゐた事でせう。ちなみに、彼等は此れも同樣に完全に拒絶したのですが、此れまた理由がはつきりしません。何をそんなに恐れてゐるのでせう。
また勿論、此のやうな共同の取り組みでは、經濟的・人道的協力の爲大西洋から太平洋にかけて遙かに廣がる共通のスペースを創出する必要について對話を行ふ必要があると考へられます (此れについて私は何度も話をし、少なくともヨーロッパでは、西洋の私達のパートナーの多くが賛成すると述べるのを聞きました)。
同僚の皆さん、ロシアは選擇を行ひました。私達の優先事項は、自らの民主的で開かれた經濟組織を更に改善する事、國内の發展を加速する事、世界の所有有益な最新の傾嚮を考慮に入れる事、そして傳統的な價値と愛國心に基づいて社會を統合・強化する事なのです。
私達には統合を志嚮する積極的、平和的な基本方針・政治日程があり、現在、ユーラシア經濟聯合、上海協力機構、BRICS、其の他のパートナー諸國の同僚達と共に積極的に作業を行つてゐるところです。此の政策の狙ひは諸政府間の絆を發展させる事で、此れ等を斷ち切る事ではありません。 私達は何かのブロックを急いで纏めやうと企ててゐるのではありませんし、打撃の應酬に參加しやうとしてゐる譯でもありません。
ロシアが何らかの帝國を樹立し、近隣諸國の主權を侵そうとしてゐるとの申し立てや言明には根據がありません。ロシアは、世界で如何なる特別の、排他的な立場をも必要とはしていない ― 此の事を私は強調したいと思ひます。私達は他者の利害を尊重すると共に、ただ自らの利害が考慮され、自らの立場が尊重される事を望むばかりなのです。
私達は、世界が變化と世界規模の轉換の時代に入り、此の時代にあつて皆が格別の用心、輕率な措置を避ける能力を必要としてゐる事をよく承知しています。冷戰後の時期、世界規模の政治への參加者達は、幾分此れ等の資質を失ひました。今、私達は彼等に思ひ出させる必要があります。さもなければ平和な安定した發展への希望は危險な幻想となり、今日の混亂は、ただ世界秩序崩壞の前觸れの役割を果たすに過ぎない事になるでせう。
さうです、勿論私は既に申しました。一層安定した世界を築く事は難しい課題だと。 私達が今話してゐるのは、長い困難な取り組みの事なのです。私達は第二次世界大戰後、[國々、地域組織の] 相互作用のルールを發達させる事が出來ました。また1970年代には、ヘルシンキで一つの合意に達する事が出來ました。私達の共通の責務は、現在の新たな發展段階で、此の根本的な課題を解決する事なのです。
ご清聽ありがとうございました。
http://www.asyura2.com/14/test30/msg/880.html
04. 2014年12月22日 05:13:05 : Q1AShcAlNU
私は胃潰瘍で胃に大きな穴があいて貧血になりハワイの病院に2週間入院した経験がある。輸血か注射かの選択しを迫られたときに、私は迷うことなく注射を選んだ。輸血の副作用で黄疸になった人を知っていたからだ。毎朝、お尻への注射はとても痛かったことを覚ええいる。お陰で副作用もなく健康です。
http://www.asyura2.com/14/iryo4/msg/354.html#c4
彼は領つてゐる。
ゆゑに涙した。
己の宿命に。
【プーチン大統領モンゴルを訪問】モンゴル軍が演奏するロシア国歌を聞いて泣き出す - 時ネタ/話題
Constantine Kerry の違ひは有るが共に『John』
Hello, John.
John, hello.
You're the one soul...
..I would come up here to collect myself.
「ヘブライの館 2」 6F - WAR研究室 イスラエル建国の謎 〜「シオニズム問題」の実態〜 ユダヤ教徒の「カバラ」と「メシア運動」の歴史 第6章:フランク派ユダヤ人の倒錯的なメシア運動
ヤコブ・フランクとBones Manのジヨン・ケリーがそつくりな件 其の壹
ヤコブ・フランクとBones Manのジヨン・ケリーがそつくりな件 其の貳
持ち上げといて〜貶す。
原油價格高騰でスーパーパワーとして膨らまし
原油價格暴落とルーブル暴落で破裂させ暴走させる。
/⌒ヽ
⊂( ^ω^)⊃
⊂c ノ__ ノ
/⌒ヽ | .| | .| /⌒ヽ
( ^ν^) i i二 .ノ _( ^ν^) il|
(´ 二二二 ノ (´ \ \|il |il il|
/ /: / \. \ノ\. \il| |il|
i===ロ==/ i===ロ== ヘ. \. i|!l !l\il|
ノ:::::::::::::::::ヽ ノ:::::::::::::::::ヽ \ ヽη /')/')
/:::::::::::へ:::::::::ヽ /:::::::::::へ:::::::::ヽ ヽ_,,..) /
/::::::_/ \:::::::) /::::::_/ \:::::::) ) ( / /
/::_ '´ |::::| /::_ '´ |::::| ⊂(v )⊃
レ しつ レ しつ`) \ 〆 (´ ̄
/⌒Y⌒ヽ⌒\
ISISとは何か?
荒らす憎むべき者、立つてはならぬ所に立つ(新約聖書マルコ傳福音書第13章14節)
荒らす忌むべき者が翼に現はれる(舊約聖書ダニエル書第9章27節)
『大なるユウフラテ川の邊に繋がれをる四人の御使を解放て』(新約聖書ヨハネ默示祿第9章14節)
“最初の世界戰爭はイルミナテイに露西亞でツアーの力を轉覆
させ、其の國を無b論的共産主義の砦に作り上げる事を可能
にする爲に齎されねば成らぬ。
其の紛爭は英獨兩帝國の間のイルミナテイの工作員に據つ
て齎され、此の戰爭を煽動するのに用ゐられるだらう。
其の戰爭が終はつた後、共産主義が打ち建てられ、他の政
治體制を破壞し、あらゆる宗教を弱體化させる爲に用ゐられ
るだらう。”
“2囘目の世界戰爭はフアシスト達と政治的シオニスト達の間
の紛爭を利用して煽動されねば成らぬ。
此の戰爭はナチズムが破壞される樣に、そして政治的シオ
ニズムがパレスチナに獨立國としてのイスラエルを設けるに
十分な程、強くなる樣に齎されねば成らぬ。
2囘目の世界戰爭の間を通じて國際的共産主義は基督教徒
に均衡する爲に十分に強く成らねば成らぬ、そして其れは我
々が最終的な社會的大變動で必要とするまで抑壓され管理さ
れるであらう。”
“3囘目の世界戰爭は政治的シオニスト達とイスラム世界の指
導者達との間のイルミナテイの工作員によつて齎される紛爭
を利用して煽動されねば成らぬ。
其の戰爭はイスラム(イスラム教徒のアラビア世界)と政
治的シオニズム(イスラエル國家)が相互に破壞し合ふ樣に
指揮されねば成らぬ。其の間に他の國々は、此の點からまう
一度分割され、物理的にも、道椏Iにも、精b的にも、そし
て經濟的にも消耗し盡くす樣に、無理強いして戰はされるだ
らう... 我々は暴力革命主義者達と無b論者達とを斷固とし
て解き放つ、そして我々は兇暴性と最も殘虐な騷動の源であ
る絶對的無b論の效果として其れ等の國々に於いて其のあら
ん限りの恐怖が明確に表されるであらう、恐るべき社會的大
變動を斷固として煽動する。其れから到る所で市民達は世界
の少數派の革命黨員達から自身を防衞する事を餘儀無くされ
其れ等の文明の破壞者達を根絶するだらう、そして基督教に
幻滅した大勢の自然b教的魂は、其の時からさまやうだらう
理想を切望して、然し考へもせずに崇拜するものに捧げ、最
終的に公衆の眼前に齎されるルシフアー(譯注:惡魔大王)
の純粹な教義である、宇宙の靈魂の顯現を通じて本物の光を
受けるだらう。此の靈魂の顯現は、兩者、同じ時に征服され
根絶される、基督教と無b論の破壞へと續く、全般的な叛動
的動きから齎されるだらう。”
シオニストとブレジンスキー
◯彼は、イスラエルではなくて、イスラエルをもコマの一つとして利用するイルミナテイ
(三百人委員會)の奧の院に直結する戰略家である。
◯イスラエル第一主義者は、イラク戰爭の泥沼に亞米利加を引きずり込んだのみでない。
◯彼らは、亞米利加をイランに對する戰爭に驅り立てようとして居る。
◯倫敦の意嚮を代辯するブレジンスキーは、此の方嚮に叛對である、と。
「ヘブライの館2」4F - 東欧ユダヤ研究室 - 元ソ連外交官が語る「ロシア−ユダヤ闘争史」の全貌
ユーラシアの地政學 ― 「ユーロ・アトランテイツク」形成の條件
ユーラシアの地政學 ― 露西亞の課題
猶太閥最強の隱し玉。ウラジミール・プーチン露西亞聯邦共和國大統領と云ふ視點
「パンドラの箱を開けたのは誰だ」CNNのプーチン首相独占インタビュー 【暗いニュースリンク】
ROCKWAY EXPRESS プーチン大統領:欧米がシリアを攻撃すれば、サウジを攻撃する?
ROCKWAY EXPRESS シリア大使:サウジのバンダル王子がアルカイダの実際のリーダー
「イスラム国家」、チェチェン、カフカスを解放とプーチン大統領を脅迫 - News - 政治 - The Voice of Russia
コラム:サウジが仕掛ける「石油戦争」、制御不能リスクも ロイター
ロシアが破綻寸前 政策金利17%に引き上げ 98年ルーブル危機の再来 木村 正人
焦点:ルーブル危機、「プーチン帝国」崩壊への序曲か(ロイター)
ロシア大統領補佐官がISISの兵士を軍事訓練しているモサドを批判。ISISの存在はイスラエルの安全保障にとって好都合
すでにエドワード・スノーデンのNSA最高機密文書によってISISの背後にイスラエルがいることを暴露されている。
鐵則 此の事實に據つて尤も得をするのは誰か? 偶然は有り得ない ドナルド・フランチシエク・トウスクとは何者か?
EU大統領にトゥスク氏就任、対ロ制裁強化など課題 :日本経済新聞
米とEU大統領が電話会談 「ロシアのウクライナ撤退が重要」 :日本経済新聞
トゥスク新EU大統領、首脳会議の運営一新 議長総括など簡素化 | Reuters
「米国キリスト教右派」とは、キリスト教的シオニスト、即ち、「核戦争(ハルマゲドン)を待望する人々」(週刊日本新聞)【太田龍の時事寸評】
イスラエルがロシアに頼る?〜「国際戦略を米国だけに依存するのは危険だ」と発言/田中 宇(2014年11月21日)
シーア派とスンニ派の對立 サウジアラビアはイスラエルに附く
中東TODAY: NO・708エバンジュリカンと距離を置くチーフ・ラビ
中東TODAY: NO・1586プリンスが語るサウジ王家の危機
ドンメイ=ユダヤ(改宗イスラムのユダヤ人)
ドンメイ 世界を地獄へと引き摺り込むまう一方の主役
「裏ヘブライの館」 地下資料室(地下3F)メシアニズム イスラエル国内でメシア待望の気運が上がっている
スーパーパワーとして奴等が育成した露西亞に結集するであらう
雙頭の鷲を國璽として掲げるフリーメーソン國家露西亞 フリーメーソン國家米國と露西亞 或いはプーチンとメドヴエージエフ
舊約聖書と露西亞 「ロシ」と云ふ記述は、本來のエゼキエル書には記述されてゐるのかゐないのか?
エルサレムのイスラム教聖地を完全封鎖:朝日新聞デジタル 陰暦九月八日、白山ククリ姫のほどける日。
露西亞を使つて破滅に導かんとする存在あり 其の名は欺くもの「アルコン」である
「裏ヘブライの館」 地下資料室(地下3F)日本に興味を示すユダヤ老修行僧
プーチン大統領・2014年10月24日ヴァルダイ国際討論クラブでの演説 ― 世界秩序: 新たなルールかルールなきゲームか
[2014年10月24日、ソチで開催されたヴァルダイ國際討論倶樂部第11セッションの最終本會議における、ウラジミール・プーチンの演説と質疑應答のトランスクリプトから抜粹]
ヴァルダイ國際討論倶樂部會議
議題 「世界秩序: 新たなルールかルール無きゲームか」
本年は、海外25カ國からの62人を含む108人の專門家、歴史家、政治アナリストが參加した。本會議では、現在の國際法の制度・規範のシステムを侵食する要因の分析に專念する3日間にわたる討論の結果が總轄された。
ウラジミール・プーチン: 同僚、紳士、淑女、友人の方々、皆さんをヴァルダイ國際討論倶樂部第11セッションにお迎え出來ました事を嬉しく存じます。
先程言はれたやうに、今年は倶樂部を共催する諸團體にロシアの非政府組織、專門家グループ、一流大學等が新たに參加しています。討論の範圍を廣げてロシア其れ自體に關聯する問題だけでなく、グローバル・ポリティックス [=地球規模の政治] と經濟を含めると云ふ發想も提起されました。
組織と内容が此のやうに變更された事に據り、專門家に據る指導的な公開討論の場としての此の倶樂部の影響力は強まる事でせう。 同時に「ヴァルダイlb」ともいへる、此の自由で開かれた雰圍氣と、所有種類の全く異なる率直な意見を表明する機會が、今後とも存續する事を希望しております。
此の點に關する限りでは、私も皆さんの期待を裏切らず直裁率直に意見を發言するとの旨を申し述べさせて下さい。 私が申す事には少し手嚴し過ぎると思はれるものがあるかも知れません。とはいえ、眞つ直ぐ正直に實際に思つてゐる事について話すのでなければ、此のやうにして會合を開いてもメリットは殆どありません。若しさうでなければ、外交的會合の趣旨に從つて誰もが本當に意味のある事を言はない方が良いと云ふ事になり、皆さんは有名な外交官の言葉を思ひ出して、外交で言葉を遣うのは眞實を語らない爲だと思ひ到る譯です。
私達には會合を開く別の理由があり、お互ひに率直に語り合ふ爲に集まつています。今日私達が直裁で單刀直入になる必要があるのは、辛辣な言葉の應酬を行ふ爲ではなく、現に世界で起こつてゐる事柄の眞相を究明し、世界が更に安全な場所ではなくなり、予測不可能性が増してゐる理由、私達の周圍の到る所でリスクが高まつてゐる理由を理解する試みの爲なのです。
今日の討論は 「世界秩序: 新たなルールかルール無きゲームか」と云ふテーマのもとで行はれました。私の考へでは、此のテーマは今日私達が迎えた歴史的轉機と私達の全てが直面する選擇を正確に言ひあらわしてゐると思ひます。 現在世界が非常に急速に變化しつつあると云ふ理解には勿論何ら新しいものはありません。 私は此れが今日の討論で語られてゐた事柄である事を承知しています。 グローバルな政治、經濟、國民の生活に於いて、また産業技術、IT、社會工學の分野に於いて、人は劇的な轉換が起つてゐる事に氣附かない譯にはいきません。
今、私の發言が、結局討論に參加した方々の一部が既に述べた事の繰り返しになるとしてもお許しを願ひます。此れを避ける事は事實上不可能です。既に詳細な論議が行はれましたが、私の觀點を提示しませう。此れは他の參加者の見解とある點で一致し、他の點では異なる事でせう。
現在の状況の分析を行ふ際に、私達は歴史の諸々の教訓を忘れないやうにしたいものです。まず第一に、過去に於いて世界秩序の轉換 ― 今日私達が目にしてゐる出來事は世界的規模のものです ― は、世界規模での戰爭や紛爭か、さうでなければ地域レベルの激しい紛爭の聯鎖を伴うのが通例でした。第二に、グローバルな政治、地球規模の政治とは、何はさておき、經濟的リーダーシップ、戰爭と平和の問題、人權を含む人道的次元に關はるものです。
今日、世界は矛盾に滿ちています。私達は信頼出來るセーフティネットを整備してゐるかどうか、互ひに率直に尋ね合ふ必要があります。不幸にも、現在の大域的及び地域的な安全保障體制が、激動から私達を守る事が出來ると云ふ保證も確實性もありません。此の體制は著しく弱體化し、斷片化、變形されています。國際的・地域的な政治機關、經濟機關、文化協力機關もまた困難な時期を經驗しつつあります。
さうです、世界秩序を保證する仕組みの多くは、今では相當久しい昔、とりわけ第二次世界大戰直後の時期に創られたのです。私が強調したいのは、創立が當時にまで遡る此の體制の堅固さが、戰勝國の間の勢力均衡と諸權利に基づくだけではなく、此の體制の「創立の父達」がお互ひを尊重し合ひ、他に對して壓力をかけやうとせず、合意を達成しやうとした、と云ふ事實に基づいてゐた點なのです。
最も重要なのは、此の體制が發展する必要があり、其の樣々な缺陷にも關らず少なくとも世界で起こつてゐる諸問題を一定の限度に留め、諸國間の自然な競爭の強度を調整出來る事が必要だと云ふ點です。
時に非常な努力と困難を伴つて私達が過去數十年にわたり築ゐた此の抑制と均衡のメカニズムを、代はりになるものを何も築く事無く、單に壞してバラバラにして仕舞ふ事は出來ないと私は確信しています。さもなければ私達には暴力以外に何も手段が殘されない事になるでせう。
私達に必要だつたのは、合理的な再建を行ひ、此れを國際關係のシステムの新たな現實に適合させる事だつたのです。
所がアメリカ合衆國は自らを冷戰の勝者と宣言して後、此れを必要とは認めませんでした。秩序と安定を維持する爲に絶對に缺く事の出來ない諸國間の新たな力の均衡を確立する代はりに、此のシステムをはつきりと大幅な不均衡に陷れる措置をとつたのです。
冷戰は終結しましたが、既存のルールの尊重、或いは新たなルールと基準の創出についての明確で透明な合意に基づいて、平和條約が調印される事は結局ありませんでした。此の爲冷戰の所謂「勝者」が、自らの必要事項と利害に諸々の出來事が適合するやう壓力を加え、世界を作り直す事を決定したとの印象が生まれました。既存の國際關係のシステム、國際法、實施される抑制と均衡が、此れ等の狙ひの妨げになつた場合は、此のシステムは價値が無く、時代遲れで、即座に廢止する必要があると宣言されました。
たとえをお許し頂くなら、此の場合、新興成金が突然巨額の財産を世界の主導權と世界支配と云ふ形で手に入れる結果となつた譯で、此れは其の際の彼等の振る舞ひ方なのです。自らの富を、勿論自分自身の利益の爲にも賢明に管理する代はりに、彼等は多數の愚行を犯したと私は思ひます。
現在私達が迎えてゐる時代は、世界の政治で異なる解釋が行はれ、故意に沈默が守られてゐる歴史上のある時期なのです。國際法は、壓倒的な法律無視に據つて再三再四撤退を強いられて來ました。客觀性と正義は政治的ご都合主義の下で犠牲にされ、合法的な規範が恣意的な解釋と偏嚮した評價に取つて代はられました。同時に、世界的なマスメディアを完全に支配する事に據つて、望む時に白を黒、黒を白に描く事が出來るやうに成りました。
一國と其の同盟國、と云ふよりも寧ろ衞星國ですが、此れ等の國々が優勢だつた状況では、世界的規模での解決への模索が、自國の處方箋を世界共通のものとして課そうとする試みに轉じる事が屡々でした。此のグループの野望が非常に大きくなつた結果、彼等のロビー、權力の囘廊で決められた方針が國際社會全體の見解であるかのやうに提示され始めました。所が實際には、さうではなかつたのです。
まさに「國家主權」と云ふ概念が大半の國々にとつて相對的な價値となりました。 本當のところ、此の時畫策されてゐた常套手段は、世界の唯一の權力の中樞に對する忠誠の度合ひが大きい程、然々の統治體制の正統性も大きくなる、と云ふお決まりの定式だつた譯です。
後程自由討論が行はれますから、私は皆さんの質問に喜んでお答えし、皆さんに質問する自分の權利も用ゐたいと思ひます。間もなく行はれる此の討論の際に、たつた今私が提示した立論を誰かに反證させてみませう。
服從を拒んだ者達に對する措置はよく知られており、幾度もの試みに耐えてきたものです。此れ等の措置には、武力行使、經濟的壓力やプロパガンダに據る壓力、内政干渉、また然々の紛爭への非合法的介入や不都合な政權の轉覆を正當化する必要がある場合には、一種の「超法規的」正當性に訴える事が含まれます。此處最近、世界の多くの指導者に對してあからさまな脅迫が用ゐられて來たと云ふ證據も増えています。自らに最も近しい同盟國を含めて世界中を監視下に置く爲、所謂 『ビッグ・ブラザー』 が何十億ドルの費用を使つてゐるのは故あつての事なのです。
私達は自らに問うてみませう。 「自分達は此れに對して安心していられるだらうか。此の世界に生きる事はどの程度安全で幸福なのか。世界はどれ程公正で合理的になつたかと。若しかすると、心配したり、議論したり、氣まずい質問をしたりする理由は、本當は無いのかも知れません。若しかすると、アメリカ合衆國の例外的な立場と主導權を發揮する遣り方は、本當は私達皆にとつて喜ぶべき事柄であり、世界中の出來事への此の國の干渉に據つて平和、繁榮、進歩、成長、そして民主主義が齎されてゐるのでせうか。また若しかすると私達はただリラックスして、此れ等全てを享受するのがよいのでせうか。
私に言はせれば、其れは眞實では無いのです。絶對に違ひます。
一方的な強權政策と自分達のモデルの押し附けをすると、逆の結果が生まれ、紛爭は解決される代はりに結局更に激化する事になります。 安定した主權國家に代はつて混沌が廣がり、民主主義の代はりに、あからさまなネオファシストからイスラム過激派に到る大變怪しげな層が支持されます。
何故彼等は此のやうな人々を支持するのでせう。其れは彼等が自分達の目標を達成する途上で此れ等の人々を道具として使用する事に決め、次いで指を火傷しては後ずさりするからなのです。ロシアの言ひ囘しで言ふと、私達のパートナーは相變はらず同じ熊手の上を踏みつけて仕舞ふ。詰り何度となく同じ過ちを犯すのですが、私は其の遣り方には絶えずあきれさせられます。
曾て彼等はソ聯と戰う爲にイスラム過激派運動の資金援助を行ひました。此れ等の過激派グループはアフガニスタンで戰鬪を經驗し、後にタリバンとアルカイダを誕生させました。國際テロリストに據るロシアの侵略 (私達は此れを忘れてはいません) と中央アジア地域諸國の侵略に對して、西側諸國は此れを支援したとは言はないまでも少なくとも目を瞑り、私ならかう申しますが、情報提供と政治的・財政的援助を行つたのでした。アメリカ合衆國は、テロリストに據るゾッとするやうな攻撃が國土其のものに加えられて、初めてテロリズムと云ふ共通の脅威に目覺めました。念の爲に申しますが、其の當時アメリカ國民を支援し、9.11の恐ろしい悲劇に對して友人として、またパートナーとして對處した最初の國が私達だつたのです。
アメリカとヨーロッパの指導者達との話し合ひの際、私はいつも世界規模の課題として共にテロリズムと戰う必要について語りました。私達は此の脅威を甘受して此れを受け入れる事は出來ませんし、ダブル・スタンダードを使つていくつもの別箇の部分に切り分ける事も出來ません。私達のパートナーは合意を表明しましたが、少し時間が經つと私達は結局振り出しに戻つて仕舞ひました。軍事行動がまずイラクで、次いでリビアで行はれ、リビアは崩壞の瀬戸際にまで追ひやられました。何故リビアは此の状況に追ひ込まれたのでせうか。今日ではリビアはバラバラになる危險にさらされた國で、テロリスト達の訓練場と成つています。
エジプトの現在の指導者層の決意と英知だけが、アラブの此の主要國を混沌と過激主義者の跳梁跋扈から救ひました。合衆國と其の同盟國は、過去におけると同樣、シリアでも直接叛政府勢力への資金と武器の供給を行ひ、此の勢力が樣々な國からの傭兵に據つて諸階位を充當する事を可能にし始めました。此れ等の叛亂分子達はどこで資金、武器、軍事專門家を調達してゐるのかお尋ねします。此れ等全てはどこから入手するのでせう。惡名高いISILは、どのやうにしてとても強力な戰鬪集團、實質的に本物の軍隊となる事が出來たのでせうか。
財源はどうかと言へば、今日、資金は麻藥から得られるばかりではありません。麻藥の製造量は、アフガニスタンに國際合同軍が駐留するやうになつて以來、單に數パーセント増に留まらず何倍にも増えました。皆さんは此れをご承知です。テロリスト達は石油の販賣からも資金を得てゐるのです。石油は彼等の支配地域で生産されており、彼等は此れをダンピング價格で販賣し、製造と輸送を行ふのです。けれども誰かが此の石油を買つて再販し利益を得ても、早晩自分達の國にやつて來て破壞を廣める事も有り得る聯中にかうして資金を與へてゐる事實については考へないのです。
テロリスト達はどこから新兵を補充してゐるのでせうか。イラクでは、サダム・フセインが打倒された後、軍隊を含む國家の機關は荒廢したまま放置されました。其の當時私達は、細心の用心をするやうにと申しました。あなた方は人々を路頭に追ひやつてゐるけれど、此の人達は其處で何をするのでせう。彼等は正しかろうと正しくなかろうと地域大國のリーダーの地位にあつたのを忘れないで下さいよ。此れから此の人達をどのやうな職業の人間にするのですか、と。
其の結果どうなつたでせう。數萬人の兵士、士官、前バース黨活動家が路頭に追ひやられ、現在では叛政府勢力の序列に加わつています。恐らく此れに據つて、イスラム國グループが非常に實働的であると判明した理由が説明されるでせう。軍事的觀點からとても實働的に行動しており、一部に大變プロフェッショナルな人々がいます。ロシアは繰り返し、一國に據る一方的な軍事行動、主權國家の内政への干渉、過激主義者・急進主義者にちょつかいを出す危險について警告を行ひました。 私達は、此れ等のグループにテロリスト組織のリストに載つてゐる中央シリア政府、とりわけイスラム國に對抗させておく事を主張したのです。 其れに對して何か成果が見られたかと言へば、此のアピールは無駄に終はりました。
時として、私達の同僚・友人達は自らの政策の歸結と絶えず鬪つており、自ら作り出した危險に對處する事に全ての努力を投入しますます大きな代償を支拂つてゐる、との印象を私達は受けます。
同僚の皆さん、現在の一極支配の時代は、たつた一つの權力の中樞があるだけでは世界全體の諸々のプロセスを管理する事が出來ない、と云ふ事を疑ふ餘地無く證明しました。其れどころか其のやうな不安定な構造物は、地域紛爭、テロリズム、麻藥取引、宗教的狂信、盲目的愛國心、ネオナチズムのやうな現實の脅威に對抗出來ない事が明らかになりました。また同時に此れは、慢心した愛國の誇り、世論操作や、強者が弱者をいじめ、抑壓するのを放置する事に、大きく道を開いて仕舞ひました。
本質的に、一極世界はただ人々と國々に對する專制權力を正當化する手段であると云ふ他ありません。リーダーを自稱する人にとつてさえ、一極世界は餘りに不愉快で、重苦しく手に負えない負担だと云ふ事がわかつたのです。此の討論の場で少し前に此の關心の方嚮に沿つたコメントが加えられましたが、私も全く此れに賛成です。此れが、此の新たな歴史の段階で、アメリカの主導權を永續させる都合の良いモデルとして僞の二極世界の外見を再び作り出さうとする諸々の試みが見られる理由なのです。アメリカの政治的プロパガンダで、曾て主要な敵であつたソビエト聯邦の地位に代はるのが誰なのか、誰が惡の中樞にされやうと大差はありません。條件が合へば、此れは核技術を我が物としやうとする國としてのイラン、世界最大の經濟大國としての中國、核超大國としてのロシアでも有り得るのです。
今日、世界を寸斷し、新たな分割線を引き、何かの爲では無く、誰か(誰でも)に對抗する爲に聯立を企てやうとする新たな努力が見られます。其れは、曾ての冷戰期のやうに敵のイメージを作り出し、此の主導權、或いはお望みなら、一方的強權政策を行使する權利を得やうとする努力なのです。冷戰の際は此のやうな状況の見せ方が行はれていました。私達は皆此れを理解しますし、知つております。アメリカ合衆國は同盟諸國にいつも言ひました。「私達には共通の敵がゐる。恐ろしい仇で惡の中樞だ。私達は同盟國であるあなた方を此の敵から守つてゐる。だから私達にはあなた方にあれ此れ命令し、此の集團防衞の爲に自分達の政治・經濟的利害を犠牲にして應分の代償を支拂うやう強制する權利がある。だが勿論、其の全てを管理するのは私達なのだ。」 要するに、今日、變化しつつある新しい世界でグローバル・マネージメントのお馴染みのモデルを再生産しやうとする試みが見られる譯ですが、其の全てはアメリカ合衆國の例外的な地位を保證し、政治・經濟的な分け前を受け取る爲のものだと云ふ譯です。
然し此れ等の試みは現實からますます乖離し、世界の多樣性と兩立しなくなつています。此の種の措置のせいで對立と對抗手段が生まれるのは避けがたく、望まれる目標とは逆の効果が生じます。政治が性急に經濟に干渉し合理的決定の論理が對決の論理に取つて代はられると、何が起こるのかを私達は目にしています。對決の論理では、事業の國益を含めて自らの經濟的地位・利益は損害を蒙るばかりです。
合同經濟プロジェクトと共同投資を行なえば、國々は客觀的に一層緊密に結びつけられ、國家間の關係で生じる目下の諸問題を片附ける助けになります。然し今日、グローバル企業のコミュニティーは、西側諸國政府からの先例の無い壓力に直面しています。私達は 「祖國が危機に瀕してゐる」、「自由主義世界が脅威に曝されてゐる」、「民主主義が危うくなつてゐる」といつたスローガンを耳にする時、どのやうな事業、經濟的便宜とプラグマティズムについて語る事が出來るでせうか。其處で誰もが動員される必要があります。其れが現實の動員政策の有樣なのです。
諸々の制裁は、既に世界貿易の基礎、WTOルールと私有財産の不可侵の原則を弱體化させつつあります。此れ等は、指摘すればそもそもまさに西側諸國の利益となつたモデルである、市場、自由、競爭に基づく自由主義のグローバル化のモデルに打撃を與へてゐるのです。かうして今や、西側諸國はグローバル化のリーダーとしての信用を失ふ危險を冒しています。此れが何故必要だつたか、私達は自問しなければなりません。結局のところ、アメリカ合衆國の繁榮は、投資家と海外のドル・米國債劵保有者の信用に大きく依存しています。明らかに此の信用が現在弱體化しつつあり、今ではグローバル化に據つて得られた成果に對する失望の氣配が多くの國々に見られます。
よく知られてゐるキプロスの前例と政治的動機に據る制裁は、經濟的・財政的主權や、外壓のリスクから自らを守る方法を見いだしたいと云ふ國々、または其れ等の地域グループの望みを、支援しやうとする傾嚮を強めたにすぎません。ますます多くの國がドルへの依存度を輕減する方法を搜しており、此れに代はる金融・決濟システムと準備通貨の準備を行つてゐる事が既に私達には分かつています。アメリカの友人達は、今まさに自らが座つてゐる木の枝を切り落そうとしてゐるところなのだと私は思ひます。政治と經濟を混同してはいけないのですが、所が其れが今起こつてゐる事なのです。 私はいつも、政治的動機に據る制裁はあらゆる人に損害を與へる過ちだと思つていましたし、今もさう思つています。 私達は後程きつと此の主題を再び取り上げる事と思ひます。
此れ等の決定がどのやうに行はれたか、誰が壓力をかけてゐたかを私達は知つています。けれどもロシアは感情的になつて氣分を害したり、誰かの住處に物乞いに行く積もりはない事を強く主張したいと思ひます。 ロシアは自給自足出來る國なのです。私達は、既に形成されてゐる海外經濟環境の内側で取り組みを行ひ、國内生産と科學技術を發展させ一層の決斷力を持つて行動する事でせう。過去に諸々の出來事が起きた時さうであつたやうに、外壓は私達の社會を強固にし、常に油斷無く主要な開發目標に全力を注がせるだけなのです。
勿論制裁は障害となるものです。彼等は此れに據つて私達に痛手を負わせ、發展を阻み政治・經濟・文化的に孤立させやうとしてゐる。言ひ換えれば、強いて私達を後進的な地位に置こうとしてゐるのです。 けれども更にまう一度申しませう。今日、世界は以前とは非常に異なる場所となつてゐるのだと。 私達には、誰かと縁を切つて自らを隔離し、經濟自立國家として生きやうとして、一種の閉ざされた開發の道筋を選ぶ積もりはありません。經濟・政治的關係の正常化を含め、對話に對して私達は常に開かれています。此處で期待されるのは、先進國の商工團體のプラグマティックな [=理論據りも實際の經驗・觀察に導かれた] 取り組みと立場なのです。
此の頃ロシアはヨーロッパに背を嚮けてゐるやうだ ― 今囘の討論でも恐らく既に其のやうな發言がありました ―、新しいビジネス・パートナーを殊にアジアで探してゐるやうだ、と一部で言はれています。此れについては、其のやうな事は全く無いと申しませう。 アジア太平洋地域での私達の積極方針は、昨日始まつたばかりのものでも制裁に對應したものでも無く、既に相當の年月の間踏襲されて來た政策です。 西洋諸國を含む他の多くの國々と同樣、私達が經驗したのは、アジアが世界の經濟と政治でますます大きな役割を果たしており、不利益を蒙らずに此れ等の發展を見過ごす餘裕は全く無いと云ふ事なのです。
再度申しますが、此れは現在誰もが行つてゐる事ですし、我が國は地理的に多くの部分がアジアにあるのですから、其れだけ一層私達もそうする事でせう。 此の地域で私達が競爭上の優位性を活用しない、等と云ふ事があるでせうか。若しさうしないのならば、餘程先見の明が無いと云ふ事に成つて仕舞ひます。
アジアの國々との經濟的な結び附きを發展させ、共同統合プロジェクトを實施すれば、我が國の國内の發展の爲の大きなインセンティブが生まれます。今日の新たな人口統計、經濟、文化の動嚮の全ては、唯一の超大國への依存が客觀的に減少するであらう事を示唆しています。此れについては、此れまで歐米の專門家達が議論を行ひ、著作を著して來ました。
恐らくグローバルな政治に於ける諸發展は、グローバル經濟で私達が目にしてゐる諸發展、即ち個別のニッチを巡る激しい競爭や特定の地域にみられる頻繁な指導者の交代を反映する事でせう。 此れは全く起こりうる事柄です。
グローバルな競爭では、教育、科學、健康管理、文化のやうな人道的要素が一層大きな役割を果たす事は疑ひがありません。また此の事は國際關係にも大きな影響を及ぼします。其の理由の一部を擧げると、此れ等の「ソフト・パワー」の力は、巧妙なプロパガンダの詐術據りも、人的資本の開發に掛る實際の功績に大きく依存すると云ふ事情があるのです。
同時に、所謂多極的世界の形成は(私は同僚の皆さんに此の點にもご注意願ゐたいと思ひます)、其れ自體としては安定性を改善するものではありません。其れどころか、逆のケースとなる可能性が一層高いのです。世界が平衡に達すると云ふ目標は、多くの未知數を含む方程式として、かなり難しい問題に變はつて來てゐるのです。
ですから、たとえ嚴格で不都合な事があるとしてもルールに從つて行動する事を選ぶと云ふのでは無く、寧ろ全くルール無しに行動する事を選ぶとすれば、私達の將來はだうなるでせうか。然も此の筋書きは全くありうる話で、世界情勢の緊張を考慮に入れると、此れを除外する事は出來ません。現在の動嚮を考慮して既に多くの予測を行ふ事が可能ですが、其れ等は樂觀的なものではありません。私達が互ひの誓約と合意の明確なシステムを創らず、危機的状況の管理と解決の爲の仕組みを築かないならば、世界全體が無政府状態に陷る兆候が擴大する事は避けられないでせう。
今日既に私達は、世界の主要國が直接または間接に參加して一聯の暴力的衝突が起こる可能性が、急激に高まつてゐるのを目にしています。しかも危險因子としては、從來の多國間の紛爭の他、個々の國家の内部での不安定があり、此れは特に主要國の間で地政學的利害が交差する地點や文化、歴史、經濟的な文明大陸の境界地帯にある國 [/民族] に當て嵌まります。
ウクライナについては詳細な討論が行はれ、更に幾らか討論が行はれる事と思ひますが、此れは國際的な勢力均衡に影響を及ぼすやうな種類の紛爭の一例で、此れが最後の紛爭に成らない事は確かだと私は考へます。此處から、軍縮協定の現行システムを破壞する其の次の本物の脅威が生じます。此の危險なプロセスは、2002年にアメリカ合衆國が彈道彈迎撃ミサイル制限條約を一方的に破棄し、次いでグローバル・ミサイル防衞システムの創出を活發に追究し始めた際アメリカに據つて開始され、今日まで繼續されてゐるのです。
同僚、友人の皆さん、
此の危險なプロセスを開始したのは私達ではなかつた事を私は指摘したいと思ひます。再び私達は、諸國家が直接衝突するのを防ぐものが、利害の均衡と相互の保證である代はりに、恐怖と相互絶滅の均衡である時代に陷ろうとしています。 法的・政治的手段が無い爲、武器が再び世界的議題の焦點になりつつあり、國聯安全保障理事會の承認が全く無くても場所と方法を問はず武器が使用されています。また安全保障理事會が其のやうな決定を下す事を拒む場合には、時代遲れの無能な機關であると即座に宣言されます。
多くの國家には、自ら核爆彈を調達する以外に主權を確保する方法が分かりません。此れは極めて危險です。私達は協議の繼續を強く要求し、協議を支持するばかりで無く、核兵器保有量の削減に嚮けた協議の繼續をあくまでも求めます。核兵器は世界で少なくなれば少なくなる程良いのです。 また私達には、一切のダブル・スタンダードを排して本氣で協議を行ふ場合に限り、核軍縮について非常に眞劍に具體的に話し合ふ用意があります。
今私が言おうとしてゐるのはどのやうな事なのでせうか。多くの種類の高l度兵器は、性能の點で既に大量破壞兵器に近附いています。 核兵器を全面的に放棄するか、其の濳在量を大幅に削減する場合、高l度システムの開發・製造で先進的な地位にある國家が明らかに軍事的に優位に立つでせう。戰略的均衡が破れると不安定に成る可能性が高くなります。所謂世界規模での最初の先制攻撃の使用の誘惑に驅られる可能性があり、要するにリスクは減るのでは無く、強まるのです。
次に明らかに脅威となるのは、民族・宗教・社會的な紛爭が一層深刻化する事です。此のやうな紛爭は、其れ自體危險であるばかりで無く、無政府状態、無法状態、カオス [混沌] の状態にある地帯を周邊に作り出す爲危險です。此れ等の場所はテロリストや犯罪者達には快適で、海賊的行爲、人身賣買、麻藥取引が蔓延します。
ちなみに、當時私達の同僚 [=米國側] は何らかの形で此れ等のプロセスを操り、地域紛爭を利用して「カラー革命」を自らの利害に適うやう企てやうとしたのですが、此れは取り返しのつかない大きな變化を齎す事と成りました。 制御されたカオスの理論の創案者達自身にもカオスをだう取り扱えば良いかは分からないらしく、彼等の足竝みは亂れています。
私達は、支配エリートと專門家コミュニティの兩者に據つて行はれる討論を綿密に追跡しています。此れは昨年一年間の西洋諸國の報道出版物の記事の見出しを見れば十分なのですが、同じ人々が民主主義の鬪志と呼ばれており、イスラム教徒についても同樣です。まず革命について記事が書かれ、次いで此れが叛亂・政治的社會的動亂と呼ばれます。結果は明白で、更に地球規模でカオスが擴大する事になります。
同僚の皆さん、此の地球規模の状況を考へると、今や物事の基本となる事柄について合意が始まる時が來ています。此れは途方も無く重要かつ必要な事であつて、自分の陣營に戻るよりも遙かに良い事なのです。 私達は皆、共通の問題を直視する程運命を共にしてゐる事に氣附きます。此の状況から脱出する爲の論理的な方法は、國々や社會が協力を行ひ、増大する諸課題に對して共同で答えを見附け、共同でリスク管理を行ふ事です。確かに私達のパートナーの一部には、ある理由から其の事を思ひ出すのは自らの利害に適う場合に限ると云ふ者達もあるのですが。
實際的經驗は、課題に對する共同の解決策が萬能藥と成らない事を教えており、私達は此れを理解する必要があります。其れに大半のケースでは、其のやうな解決策に達する事は困難です。 國益の相異、樣々なアプローチの主觀性を克服する事は容易では無く、特に文化・歴史的傳統が異なる國々の事と成ると容易ではありません。然し其れにも關らず、私達には、共通の目標を持ち同じ基準に基づいて行動し、共に實際に成功を遂げた諸々の實例があるのです。
シリアの化學兵器の問題の解決と、イランの核開發プログラムに關する實質的な對話、また同樣に、ある程度前嚮きの結果を得た北朝鮮問題への私達の取り組みについて皆さんに想起してゐただきたいと思ひます。將來、私達が此の經驗を地域的・大域的な課題の解決の爲に用ゐる事が出來ないと云ふ事があるでせうか。
安定と安全を可能にする一方で、健全な競爭を促進し、發展を妨げる新たな獨占の形成を許さない新しい世界秩序 ― 此の秩序の法的・政治的・經濟的根據と成り得るのは何でせうか。誰かが今すぐに餘す所無く包括的な既成の解決方法を提供出來る、と云ふ事は到底有り得ません。私達は幅廣く諸政府、グローバル企業、市民社會、此の討論倶樂部のやうな專門家の討論の場から參加者を得て、大規模な作業を行ふ必要があるでせう。
とはいえ成功と本物の成果が得られるのは、ただ國際情勢に參加する主要な國々が利害の調和、道理に適つた自制について合意する事が出來、積極的で責任あるリーダーシップの模範を示しうる場合だけである事は明らかです。私達は一國に據る一方的な行動の限度をはつきりと見定めなければならず、多國間で機能する仕組みを利用する必要があります。また國際法の實効性の改善の一環として、安全と人權、國家主權の原則と所有國に對する内政不干渉の原則を保證する爲に國際社會の諸行動の間のジレンマを解決しなければなりません。
まさに此れ等の行動の衝突の爲に、複雑な國内のプロセスに對し外部から恣意的な干渉が加えられる事が増々多くなつています。此の爲幾度となく世界の主要プレーヤーの間に危險な對立が誘發されるのです。主權の維持と云ふ課題は、世界の安定の維持と強化にあたつて殆ど最優先の課題となります。
明らかに、外部からの力の使用の基準を議論する事は極めて困難であり、此れを個々の國々[/國民、民族] の利害と切り離す事は實際には不可能です。とはいえ誰にとつても明らか合意事項が無く、必要な合法的干渉について明確な條件が定められないと、危險は遙かに高まります。
國際關係は國際法に基づかなければならず、國際法其のものは正義、平等、眞理等の道梃エ理に基づくべきである事を補足として附け加えませう。 たぶん最も重要なのは、自分のパートナー達と彼等の利害に對する尊重です。此れは疑ふ餘地の無い決まり文句ですが、ただ此れに從ふだけで世界の情勢が抜本的に變はりうるのです。
國際機關・地域機關の實効性を囘復する事は、私達に其の意思があれば可能である、と私は確信します。殊に第二次世界大戰後つくられた諸機關は全く世界共通のもので、現在の情勢を管理するのに十分な最新の實質を與へる事が可能ですから、何も一から新たに築く必要も無い。 此れは 「未開發地域」 では無いのです。
此れは、かけがえのない中心的な役割を果たす國際聯合の取り組みの改善についてもいへる事ですし、また過去40年のうちに歐洲大西洋地域の安全と協力の確保に必要な仕組みである事が分かつた歐洲安全保障協力機構についても同樣です。今も尚南東ウクライナの危機を解決する試みに際して、此の機構は非常に積極的な役割を果たしてゐると言はなければ成りません。
ますます制御不能となり、樣々な脅威を伴う國際的環境の根本的變化を踏まえ、私達は責任の重い諸大國の新たな世界的コンセンサスを必要としています。此れは、古典的な外交のlbに據る何らかの地域的な取決め若しくは強國の勢力範圍の分割、または誰かが地球を完全に支配する事に關はるものではありません。私達が必要とするのは新しい型の相互依存だと私は考へます。私達は此れを恐れるべきでは無く、其れどころか此れは諸々の立場を調和させる望ましい手段なのです。
地球上の一定の諸地域が強くなり成長する事を考へると、特に此れは實際上重要です。此の強化と成長のプロセスでは、此れ等の新たな複數の極を組織化して影響力のある地域組織を創出すると共に、此れ等の地域組織の相互作用のルールを發達させる事が客觀的に必要と成ります。 此れ等の中樞間の協力に據つて世界全體の安全保障と政策・經濟の安定性は著しく増大される事に成るでせう。 けれども [地域組織=中樞間の] 其のやうな對話を確立する爲には、互ひが相補的に振る舞ひ、誰もわざと爭ひや對立を強ゐる事が出來ないやう、所有地域の中樞と其の周圍に形成される統合の爲の諸々のプロジェクトが互ひに等しく發達の權利を有する必要がある、との前提條件から出發する必要があります。さもなければ、其のやうな破壞的な行動に據つて國家間の絆が破綻する事に成り、諸國家自らが極度の苦境に曝されるか、事に據ると全面的に破壞されて仕舞ふでせう。
昨年の出來事を皆さんに思ひ出してゐただきたいと思ひます。私達はアメリカとヨーロッパのパートナー達に、例えばウクライナの歐洲聯合加盟を性急に祕密裏に決定する事は經濟への深刻なリスクを孕んでゐると傳へました。私達は政治については何も言はず、ただ經濟について考へを傳へ 「事前の準備無く其のやうな措置を取れば、ウクライナの主な貿易パートナーであるロシアを含めて他の多くの國々の利害に抵觸する、「多數の人が話合ひに加わる事が必要である」と意見を述べました。ちなみに此の件については、私は皆さんに例えばロシアのWTOへの加入交渉が19年間續ゐた事を想起してゐただきたいと思ひます。此れは非常に困難な作業でしたが、一定のコンセンサスに達しました。
何故私は此の事を持ち出すのでせうか。其の理由は、私どものパートナー達がウクライナのEU加入プロジェクトを實行する際、いわば裏口を通つて自分達の商品とサービスを携え私達のところにやつて來やうとしたからなのです。私達は此れに同意しませんでしたが、此の點については誰も私達に質問をしませんでした。私達はウクライナのEU加盟に關聯する所有論題について、實に粘り強く話し合ひを行ひました。けれども私は強調したいのですが、此れは全く禮儀正しい仕方で行はれ、起こりうる問題を示して、疑ふ餘地の無い論據と首尾一貫した論理に據つて論證を行つたのです。 誰も私達の言ふ事に耳を傾ける事を望みませんでしたし、話し合ゐたいと望む事もありませんでした。 彼等はただ、此れはあなた方とは全く關はりの無い事だと言ふばかりで、後は何の言葉も無く話し合ひは其れでお仕舞ひだつたのです。かうして包括的ではあるが ― 此の點を私は強調しますが ― 文明化された、禮儀正しい對話の代はりに、結局政府が轉覆される羽目に成りました。彼等は此の國を、經濟破綻と社會の崩壞、膨大な死傷者を伴う内戰と云ふカオスの眞つ只中に陷れたのです。
一體此れは何故なのでせう。 私が同僚の人々に理由を尋ねると、答えは最早無く、誰も何も言ひません。まさに其れが答えで、誰もが途方に暮れており、其れを言ひあらわすと此のやうな結果になつたのです。此れ等の行動は勢い附けるべきではなかつたのですが、さうしていればかうした結果には成らなかつた事でせう。 結局のところ (此れについては既にお話ししましたが) ヤヌコヴィッチ前ウクライナ大統領は一切について署名を行ひ、一切について同意しました。何故さうするのか。此れにはどのやうな意味があつたのでせう。此れは文明人が問題を解決する方法でせうか。革命に必要なものを急いで寄せ集め絶えず新たな「カラー革命」をでつちあげる者達は、自らを 「才氣あふれる藝術家」 とみなして留まる事を全く知りません。
統合された諸聯合の爲の取り組み、地域組織の協力は、透明で明快な根據に基づいて築かれるべきであると私は確信しています。ユーラシア經濟聯合が形成されたプロセスが、此のやうな透明性の良い例です。此のプロジェクトの當事者である國々は前もつて自らの計劃をパートナー達に傳へ、WTOルールと完全に調和する聯合のパラメータ、此の取り組みの諸原則が定められました。
附言すれば、私達はユーラシア聯合とヨーロッパ聯合の具體的な對話が開始される事も歡迎してゐた事でせう。ちなみに、彼等は此れも同樣に完全に拒絶したのですが、此れまた理由がはつきりしません。何をそんなに恐れてゐるのでせう。
また勿論、此のやうな共同の取り組みでは、經濟的・人道的協力の爲大西洋から太平洋にかけて遙かに廣がる共通のスペースを創出する必要について對話を行ふ必要があると考へられます (此れについて私は何度も話をし、少なくともヨーロッパでは、西洋の私達のパートナーの多くが賛成すると述べるのを聞きました)。
同僚の皆さん、ロシアは選擇を行ひました。私達の優先事項は、自らの民主的で開かれた經濟組織を更に改善する事、國内の發展を加速する事、世界の所有有益な最新の傾嚮を考慮に入れる事、そして傳統的な價値と愛國心に基づいて社會を統合・強化する事なのです。
私達には統合を志嚮する積極的、平和的な基本方針・政治日程があり、現在、ユーラシア經濟聯合、上海協力機構、BRICS、其の他のパートナー諸國の同僚達と共に積極的に作業を行つてゐるところです。此の政策の狙ひは諸政府間の絆を發展させる事で、此れ等を斷ち切る事ではありません。 私達は何かのブロックを急いで纏めやうと企ててゐるのではありませんし、打撃の應酬に參加しやうとしてゐる譯でもありません。
ロシアが何らかの帝國を樹立し、近隣諸國の主權を侵そうとしてゐるとの申し立てや言明には根據がありません。ロシアは、世界で如何なる特別の、排他的な立場をも必要とはしていない ― 此の事を私は強調したいと思ひます。私達は他者の利害を尊重すると共に、ただ自らの利害が考慮され、自らの立場が尊重される事を望むばかりなのです。
私達は、世界が變化と世界規模の轉換の時代に入り、此の時代にあつて皆が格別の用心、輕率な措置を避ける能力を必要としてゐる事をよく承知しています。冷戰後の時期、世界規模の政治への參加者達は、幾分此れ等の資質を失ひました。今、私達は彼等に思ひ出させる必要があります。さもなければ平和な安定した發展への希望は危險な幻想となり、今日の混亂は、ただ世界秩序崩壞の前觸れの役割を果たすに過ぎない事になるでせう。
さうです、勿論私は既に申しました。一層安定した世界を築く事は難しい課題だと。 私達が今話してゐるのは、長い困難な取り組みの事なのです。私達は第二次世界大戰後、[國々、地域組織の] 相互作用のルールを發達させる事が出來ました。また1970年代には、ヘルシンキで一つの合意に達する事が出來ました。私達の共通の責務は、現在の新たな發展段階で、此の根本的な課題を解決する事なのです。
ご清聽ありがとうございました。
http://www.asyura2.com/12/bd61/msg/668.html
02. 2014年12月22日 05:25:12 : Q1AShcAlNU
安倍政権は混合治療を解禁した。これから徐々に拡大していくそうだ。この意味は、国民健康保険で効く病気治療が減少していくということ。日本もアメリカのように民間の保険会社の保険に入らないと、盲腸手術に200万、250万も負担することになる。そうして、アメリカのように医療費が払えない倒産者数がダントツに一位になる。安倍亡国首相は、TPPに参加したらさらなる混合治療の拡大で、国民健康保険が効かなくこと、医療は金持ちだけのものになると教えてくれている。
http://www.asyura2.com/14/iryo4/msg/357.html#c2
37. haruyokoi 2014年12月22日 05:35:19 : elHEwMJbK4zU. : wEg412XRL2
小沢氏の評判を決定的と言っていいほど貶めたのは、代表選の間際で各議員のポストに入れられていたと言うことですが、内容は多分に個人的なことですが、その中に特に悪意を感じさせる一文が挿入されていました。「放射能が怖くて逃げ回っている」…「
本当の中に紛れ込ませた一つの嘘」信憑性として人心には強烈なインパクトを与えます。その破壊力は真実ノミの何万倍にもなります。側近は「おかしさ」に気づき、詳細の調査をしようとしたのを小沢氏はストップをかけました。政治家は本人だけでなく家族までが攻撃のターゲットになることも多く、日頃心を痛めていた奥様が弟さんのこともあり調査などできる状態で無いのをご存知でした。昔気質の母上に育てられた小沢氏は「月が綺麗ね!」という言葉に対して「馬鹿野郎、…(^_^)」としか答えられないタイプのようです。
現代は心がなくとも歯の浮くような甘い言葉が平気で言える時代です。多くが本も読まなくなり、察するはおろか伏線までも読めない時代になっています。つまり、嘘が見抜けづらいということです。無骨で実直、強面に隠された真の優しさを理解しろ…と言っても無理なんです。オレオレ詐欺があれだけ警鐘を鳴らされていても依然として引っかかる人が多くいる。それはつまり、そういう事実を踏まえた戦略が必要だということです。知識は増えても人間の質が劣化し、本当のものを見抜けず騙されてばかりいます。誠実であればあるほど生きづらい環境ですが、これからが頑張りどころだと思います。
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/683.html#c37
04. 2014年12月22日 05:45:04 : SAjrKhlWbI
一つ、疑問を感じることが有る 又、嫌な事を書き込むが
もし、自殺願望又は多額の借金が有り、自己または他人が多額の保険金を掛け
福一の現場に作業員として働いて死亡した場合
保険会社は保険金を払うのであろうか?
穢多東電、キチガイ官僚、権力者のポチ司法、真性のアホ が
原発事故の犯罪責任 を 誤摩化して 解らない様にした結果である
、
02. 米犬 2014年12月22日 05:47:59 : PUHl6PtDGaXFs : 4Q80R8Zler
>カネを取らない政治家の戦いだった。当然結果は最初から明らか。
なるほど。それでは巨大すぎる振興費はゼロでOK!
それに北朝鮮万歳か・・
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/729.html#c2
02. 2014年12月22日 05:57:23 : FUtnN1arpo
まだ「メディア」に期待するヤツなんて居るのかな?
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/712.html#c2
24. 2014年12月22日 06:03:49 : 8eioQKjpKg
ドリルで破壊なんて
群馬ヤクザらしい手
イマ時凄過ぎる手だなW
しかしこの爺ども、、無能が明らかなこの女を利用する目的はなんだろ?
考えて見れば
これは現日本の中央がやっていることの田舎バージョンなんだな
集めた税金や借金の使い道、そしてその効果も国民に公開しないだろ
税金使って債権購入の形でアメリカに幾ら貸しているのかさえ未公開だし、
消費増税の前に返せとも言わず、、、カネがない、、、増税だ福祉削減だ!
いったい何処の国の政権政党なんだよ。
国民へ未公開の基本は「国家予算の単式簿記」にある
主婦オバチャンの家計簿と同じ形でカネの流れと残高だけを記入して終わり、
カネが何に化けてさらに現在価値が幾らなのか、を問わないから効果不明
こんな会計ヤッテイルのは世界でも日本だけだ
もうムチャクチャなんだな
論理もヘッタクレも無いムチャクチャ政治行政
検察は小渕親父が経世会だから態度次第で動くだろう
政権に恭順の意を示せば、証拠を握りながらも泳がすヨ
大臣になって一発目の発言は「原発再稼動を進める」だからタブン見逃すだろう
しかし反抗したら証拠に持っているから締め上げ葬るだろうな
何時もの検察の手だよ。
この国は
アホバカカス集団を盗人ヤクザが仕切る国とみれば間違いないよ
28. 2014年12月22日 06:05:07 : FUtnN1arpo
>21 ゆえに中韓が日本人を嫌っても当然、という話に思い至らない
おいおい、クネ女史の言動を見てれば、言われなくっても「思い至る」よ。
だから最低限の付き合いだけで良いって言ってるんだが、21氏は「嫌っている相手ともお友達になれ」っての?
そういう「ご立派」なお説はクネ女史にでも言ってやってよ。
http://gabasaku.asablo.jp/blog/img/2012/02/19/1dafcf.jpg
3.11からもうすぐ4年。
「1人10万円/月」だけではない高額補償を捨ててまで帰る者などいない ―
その通りですね。
1msv除染やFITなど売国民主党のやったことがめちゃくちゃでした。
これじゃ復興するなと言っているようなものですね。
デジタルストレス王から
http://gabasaku.asablo.jp/blog/2012/02/19/6340245
「30km圏利権」という罠
■家に帰れば補償打ち切り、仕事を再開すれば補償減額
先日、某新聞社記者から電話があって、「川内村がいち早く帰村宣言をしたが、今の気持ちと村の現状を聞かせてほしい」という。
逆にその記者に、「本当のことを書けるのですか?」と訊いた。
テレビでは「除染が完全に済んでいないのに帰れない」といったことを言う「避難者」が映し出される。それを見て視聴者は「汚染された村に帰れだなんて、村長は人殺しか」などというトンチンカンなコメントをネットに書き散らす。
全然違う。
放射能汚染はもはや関係ない。最初から、村の中心部の汚染は避難先の郡山市などより低いということをここでも何度も書いている。
帰れないのは、帰ると補償金がもらえなくなるから。
非常にシンプル、かつ切実な理由からだ。
東電の「賠償金ご請求の解説」というパンフレットが僕の手元にも届いている。
そこにはこう書いてある。
避難生活等による精神的損害
1人あたり10万円/月 または 12万円/月
開始日:平成23年3月11日
終了日:賠償終期の前に帰宅された場合は、初めて帰宅された日
つまり、家に帰ればその日をもって1人あたり月10万円の賠償金が打ち切られるというのだ。
この「精神的損害賠償金」はすでに今年2月末分までは確定しているので、今も「避難している」と主張する人たちには全員120万円/年以上が支払われる。(仮払い金も含めてすでに過去の分は支払われている)
ちなみに12万円/月は、体育館などの集団避難所にいた期間について支払われる金額。仮設住宅や借り上げ住宅制度(貸し家、マンション、アパート、個人所有の別荘などを避難先として登録すると、月9万円までの家賃を出してくれる制度)が始まってもなかなか避難所を出て行こうとしなかった人たちの理由のひとつになっている。仮設や借り上げに移ると、食費光熱費がかかる上に、補償金が減らされるから移りたくない、ということだ。
この「精神的損害補償」だけで、例えば5人家族なら年600万円の支給になる。
☆彡☆彡
「1人10万円/月」だけではない高額補償
これは賠償項目の1つに過ぎない。
「就労不能損害」補償では、「事故がなければ得られた収入 - (事故後)実際に得た収入」の差額を支払うということになっている。つまり、仕事を再開しなければ事故前の収入が全額補償されるが、仕事を再開して少しでも収入を得るとその分は差し引くということだ。
例えば、月収40万円あった人は、原発事故のせいで仕事を失ったとして仕事につかなければ事故前の40万円という月収がまるまる補償されるが、頑張ってバイトを見つけ、月15万円稼ぐようになれば、その15万円は差し引かれる。仕事をしてもしなくても収入が変わらないと言われ、仕事をする人がどれだけいるだろうか。
ちなみに、これとは別に失業手当は出ているから、正規雇用者は二重に補償されている。
また、ほとんどの家は兼業農家だから、農業補償などの補償も加わっている。
「今年度も全面作付け禁止にしてほしい」と村のほうから願い出るのも、不労収入を減らしたくないという村民の「総意」を受けたものだ。
http://abukuma.us/takuki/12/img12/0216/shuro1.jpg
働いて稼いだ分だけ補償額から引くという信じがたい内容↑(クリックで拡大)
ついでに、「過去の実績給与等の証明ができない場合の賠償額」の決め方も実に奇妙だ。
3.11時点で月140時間以上勤務していて、「就労する期間が決まっていない(期間の定めがない)雇用形態」の人は15万円/月。就労する期間が決まっていた雇用形態の人は9万円/月だという。不定期就労のほうが補償額が多い。これでは、いわゆる臨時雇いやパートであっても「私は月140時間以上勤務していたが雇用期間は決まっていなかった」と申請して15万円/月を得ることになるだろう。
月140時間以下の労働時間であっても、最低補償が3万円/月もらえる。
田んぼの除染が始まると、歩くのがやっとの老人が草刈り機を手にして田んぼの脇に1日座っている光景を見たが、あれは日当をもらうための頭数増やしにかり出されたものだ。同じように、どんな内容であっても「不定期に勤労していた」と申告すれば、3万円/月が支払われるのだから、就学児以外の家族はじいさんばあさんも総動員させて「就労不能損害補償」を申請していることだろう。
精神的損害補償1人10万円/月、就労不能損害補償は3.11前の収入分の全額、失業保険は別途支給で期間も延長、たまにアルバイトしていた、あるいは近所のお手伝いで謝礼をもらっていた程度の就労実績でも申請の仕方によっては毎月定額の「就労不能損害補償」。草ぼうぼうにしている農地があればあるほど農業補償上乗せ……これだけでも、ざっと計算してみれば、総収入が1000万円/年を超える世帯が続出しているであろうことが分かる。
http://abukuma.us/takuki/12/img12/0216/shuro3.jpg
以前の給与証明ができない場合、不定期就労者のほうがなぜか補償額が大きいという不思議↑(クリックで拡大)
家に戻ればその時点で1人10万円/月がなくなる。仕事を再開して収入を得れば、その分賠償金が減らされる。
そんな腐った補償規定で村をシャブづけ状態にしておいて、復興だの再生だのがありえないことは明白ではないか。
補償金がもらえる間は極力何もしないでもらい続ける。それがいよいよ打ち切られたら、今度は「除染ビジネス」で金をもらう。放射性物質を含んだゴミ処分場建設でも金がいっぱい落ちそうだ。なるべく国有地ではなく、村有地や私有地を指定してもらえ……。
村の行政としても、村民が仕事をせず、村に戻らないことがいちばん高収入という今の状況を少しでも長く維持することが「村民の意志」「総意」であると認識して、そのように動いている。村長の苦悩はいかばかりか。
……取材を求めてきた記者さんにこんな話をしたところ、「う〜ん、やはりそれは書けませんね。私たちが考えている内容とは違うので……」と言われた。
かくして、日本中、今日もまた「一日も早く故郷へ帰りたい」「除染を急げ、住民の願いは届くのか」みたいな的外れな記事を読み、間違った福島情報を積み重ねていく。
☆彡☆彡
私は当初、東電とは闘ってきちんと賠償金をもらうつもりでいた。しかし、今はこの土俵の上に乗ることが嫌だ。
私は「緊急時避難準備区域」が解除される前から村に戻って普通に生活を再開していたが、それによって「精神的損害補償」は打ち切られたことになる。
その後、村人たちの様子がどんどんおかしくなっていくことに耐えられず、昨年末、自費で移転先を探し、今は安い中古住宅を見つけてそこに移ってきている。
川内村の自宅を失った上に、なけなしの預金をはたいての引っ越し。大変な財産損失だが、しばらくは東電への「賠償金請求」という土俵には乗らないつもりだ。今のままではシャブづけの仲間入りになってしまうからだ。
アヘン巣窟のようになってしまった村を見ているのは辛い。
放射能が怖くて帰れないのではない。人々がまともに生きる気持ちを失い、補償金の維持という一点で強く結ばれている「運命共同体」に参加したら、意味のある人生を送ることができなくなる。阿武隈で暮らす意味がない。
阿武隈の自然が壊される前に、コミュニティが──人間の心が壊されてしまった。
あそこでもう暮らすことはできないと覚悟を決めるしかない。
この悲しみと悔しさは、3.11直後のショックよりはるかに大きい。
<参考リンク>
南相馬の避難勧奨、28日解除へ 最後の指定地点
http://www.asahi.com/articles/ASGDP4PTYGDPUGTB008.html
38. haruyokoi 2014年12月22日 06:10:27 : elHEwMJbK4zU. : wEg412XRL2
尚、小選挙区制でもいいのですが今の選挙方法では国民が戦えるアイテムが不足しています。裁判官に関しては拒否権を発動できるのに議員に関してはありません。「次のの選挙で落とせばいい」ということのようですが、それでは不十分です。
「投票率が50%未満であったら、その選挙区からは議員を選出することが出来ない」くらいのことがあってもいいと思います。
投票をサボれば、自分たちの処から代表を出せず損をします。その一方で容認出来ない公約をあげている候補者を落とすことも出来ます。諦めなくていいのです。
「投票率が低ければいい」なんて言う議員もいなくなります。投票に行ってもらうのに必死になります。
そして何よりもワザワザ議員定数を減らさなくてもいいかもしれません。
低投票率で少ない票でも「入れば当選!」などと甘っちょろいことをやっているから緊張感もなく住民の意に沿わない政治をしても平然としていられるのです。政治も人間の質もある意味既に落ちる処まで落ちました。根本を変えれば物事も大きく変わります。活気も生まれます。
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/683.html#c38
09. 2014年12月22日 06:12:41 : mKxR488WKc
この前 ある講演で聞いた話しです。
現在、私設銀行である日銀を 国営にして
《 政府紙幣 》を発行する。
そうすると 国民から税金を徴収しなくてもよい国家運営になるそうです!
既に 世界で一ケ国だけ これを実行しているらしい・・・
税金なしって 羨ましい 理想的な社会
http://www.asyura2.com/14/cult13/msg/749.html#c9
52. 2014年12月22日 06:15:49 : lzrhEGtg96
国家非常事態対策委員会 2014 1213
235. 2014年12月22日 06:20:00 : pS7GGJ1JyI
■ NEIL KEENAN UPDATE | Making History & New Beginnings.
■ http://neilkeenan.com/neil-keenan-update-making-history-new-beginnings/
December 21, 2014.
http://www.asyura2.com/13/hasan79/msg/610.html#c235
22. 2014年12月22日 06:20:45 : EKqd6o9gew
体重20Kのこどもの体に排出が間に合わず毎日0.1ベクレル溜まって行くと、16年で600ベクレル(1KG当たり30ベクレル)となり、心臓梗塞がいつ起きても
ふしぎでなくなる。少なくても体調や心電図には異常が出るので、十分注意が必要だ。
毎日1ベクレル貯まると、1年半弱で様々な症状(チェルノブイリエイズやブラブラ病と呼ばれている)のが出始めるようだ。こういう情報はユーリ・バンダ・ジェフスキー教授の「放射性セシウムが人体に与える 医学的生物学的影響」という本や、内部被爆をテーマにした本に乗っているので、詳しい情報が必要な方は入手されるべきでしょう。
NETでは「内部被爆から命を守る」という本や内部被爆で検索していけば、けっこうな本が出ています。
http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/408.html#c22
14. 知る大切さ 2014年12月22日 06:27:16 : wlmZvu/t95VP. : rXmQVSTR26
>12
12さんに同意!
「茶色のうさぎ」はやはり以前と変わらない「茶色のう◯◯」の
ままですね。 またウジ虫の「愉快な仲間も」、今の負の遺産に
認定します。
数減らししないと「ヘイトスピーチ好きな阿呆」があたり前になり裸の王様(今いる)を崇める国家になる
http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/450.html#c14
04. 全てはひとつ 2014年12月22日 06:32:39 : JxYEYaRUm6CgI : HEpN63Fi5c
ライブドアブログのkasayanという気象予報士のブログ読んでみてください。
このブロガーが言うには、気象情報というのは、本来から特定秘密であり、
特定秘密保護法の施行は、気象情報の開示が特定秘密に該当することになり、
これから公共の仕事以外の人の気象についての情報開示がどうなってしまうんだろうということらしいです。
私は、知りませんでした。この方の最近の文章を参考に一言。
なんで冬場に北極が空気が限りなく冷え、赤道付近の海水が温かくてはいけないのだろう。それが自然で寒気は南下せず、偏西風は蛇行しないものだ。
不自然にそれがあるのにゴミが、気象についてなんでこうなった。
これからどうなるなんて嘘を言う。本当の不自然なことを言うとなんで不自然なことが起きてるのか触れなくてはならないからだ。
ロシアの声は、なぜ気象についてフィリピンも日本も触れるのだろう。
極東にも目を向けてるのだろうが、操作されっ放しなのは、何故なのだろう。
29. 2014年12月22日 06:42:44 : EBIkEwgh7R
>27
で、>25で指摘したようなその場しのぎのでたらめを書き込むことを常とするxyzxyzだからして、
>自分もスイミングにいくだけで「今、俺はリア充だぁ〜」と思えるような
機会がそもそも存在しているのかどうか、の時点から怪しい、という話
>安いとこなら500円で
って、xyzxyzには実はとてつもない大金でないの?とかね
>28
>クネ女史の言動を見てれば、言われなくっても「思い至る」
そんな物を見ないと「思い至」れない時点で論外、という話
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/678.html#c29
53. 2014年12月22日 06:46:40 : 8q3qeXT2cg
>>49さま 同意! 2013参院選の不正は本当に露骨でした。
>☆☆☆ 開票結果に見る 2013.7.16参院選挙の不正 ☆☆☆
http://www.asyura2.com/14/senkyo166/msg/320.html#c50
1、生活、みどり、社民〜選挙区で落選。選挙区票に比べて比例票が激減。
・青森 平山 幸司(生社ど)選挙区 76,432 − 比例区23,167 = 53,265減
・山形 舟山 康江(ど・社)選挙区252,040 − 比例区19,920 = 232,120減
・新潟 森 裕子(生活) 選挙区165,308 − 比例区45,182 = 120,126減
・島根 亀井亜紀子(ど・社)選挙区115,043 − 比例区11,108 = 103,935減
〜上記候補者を支持する有権者の比例票が、他の政党のものとしてカウントもしくは廃棄された。舟山氏の比例票は典型的な例である。選挙区票も疑わざるを得ない。とてもじゃないが信頼しろと言う方が無理である。>
これらを見れば、選挙管理委員会も立会人も不正選挙を実行するためにいるとしか言いようがない。市民の力で選挙管理委員と立会人を罷免し、市民を中心とした第3者が選挙管理の任にあたるべきである。そして投票・開票の過程を全て市民・有権者に開示するのである。検票のための集団訴訟も必要であり、海外メディアへの情報提供も必要である。国連人権委員会に提訴し、武装した国際選挙監視団の派遣も必要である。
次世代の党の陣営も「不正選挙である」とのアピールをしている。
主義主張は異なっても、「不正選挙を許さない」という点は一致できるだろう。
平沼赳夫氏を始めとした国会議員や政界関係者と積極的に連携すべきである。
インチキ選挙・撲滅!
“
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/667.html#c53
30. 2014年12月22日 06:49:44 : lXGrF7OLvM
>>25. さん お早うございます。
たしかにここのスレッド、この道はいつか来た道というテーマがメインでしょうからね。
もちろん共産党さんだけのつもりはなくて、共産党および支持者のみなさん も、でした。
どの政党であっても選挙戦に突入すれば、当落のイエス or ノーで意思の取引で有権者に押し迫る。
それでも今回の選挙、またしても民意が埋没した感があるのは否めません。
選挙にいんちき !? 、アベノミクス !? 、改憲集団的軍事戦略 !? 、・・・・
逐一それらの政治課題を共産党さんが一手に請け負って国会追求しても、どーなんでしょうかね。
あまりにも月並み論になりますが、沖縄みたいに民意が盤石な地方だけじゃなくて、全国総選挙でも 共産党さんは野党に溶け込んでほしい気がします。
共産党員の他党を攻撃するイメージ戦略的なものは、あれは自由とは言えません。
ですから恐らく、共産党組織と支持者との間に大きな軋轢があると主張したのです。
あれでは争点も民意も消費尽くして、与党に強行採決されることを想定して悲観せざるを得ません。
それが選挙に国民が満足を得なかった根本的な理由であると も、思います。
日本共産党から民意を救わなければ、政権に大きな力を結集できないのではありませんか?
01. 2014年12月22日 06:50:25 : jXbiWWJBCA
【第537回】 2014年12月22日 倉都康行 [RPテック(リサーチアンドプライシングテクノロジー)株式会社代表取締役]
原油価格急落でルーブルも暴落
「98年」ロシア危機は再来するか
――RPテック代表取締役 倉都康行
プーチン大統領は年末の年次記者会見でルーブル暴落に触れたが、対策に具体性は乏しく、市場の失望を誘った
Photo:REUTERS/AFLO
原油価格の続落を背景に、先週15日にルーブルは対ドルで60台に乗せ、16日には80ドルまでの暴落を演じて、世界の資本市場の眼をロシアに釘付けにした。株式市場への売りが強まる「リスクオフ」の嵐の中で、ドル円が一気に115円台まで下落するなど、市場には1998年のロシア危機の再来に怯えたパニックの気配も感じられた。
今日、ロシア経済は厳しい状況にある。プーチン大統領は「危機が克服されるまで最悪2年はかかる」と述べた。欧米の対ロ露制裁がすぐに緩和される見通しは乏しく、原油価格の更なる下落を予想する向きもある。やはり歴史は繰り返されるのだろうか。
ロシア国民もドル買いに走る
くらつ・やすゆき
RPテック(リサーチアンドプライシングテクノロジー)株式会社 代表取締役。1955年生まれ。東京大学経済学部卒。東京銀行、バンカーストラストを経て、チェースマンハッタンへ移籍。チェース証券取締役東京代表を経て、2001年4月に独立、現在に至る。著書に『投資銀行バブルの終焉―サブプライム問題のメカニズム』(日経BP社刊)、『12大事件でよむ現代金融入門』(ダイヤモンド社)などがある。
この「ロシア売り」は、先週突然に始まったわけではない。年初以降1ドル30ルーブル前半の水準で推移していた為替相場は、ウクライナ問題に端を発する欧米の対ロ制裁強化にはそれほど動じることは無かったが、原油価格の下落傾向が顕著になるにつれて下落し始め、10月に40台を突破するとその勢いが止まらなくなってきたのである。
10月末にはロシア中銀がルーブル安と物価上昇を抑制するために1.5%の利上げを行い、11月には通貨バスケット制度の廃止を発表して、為替介入額の上限を定め一定の相場変動を容認する姿勢を見せたが、その中途半端な策がルーブル売りを加速した印象が強い。
12月11日の1.0%の利上げも通貨防衛としての明瞭なメッセージとは言えず、昨年6月に大統領補佐官から横滑りでロシア中銀総裁に就任したナビウリナ女史の若さと未経験が露呈したようにも思われた。
その過程で、ロシア国民が自身の資産を外貨に替える動きも強まり、銀行にドルを求める人々の長い行列ができたという。ルーブル売りを主導したのは投機筋だけではなかったのだ。
原油60ドル台なら2015年はマイナス成長
もっとも、先週ルーブルが一気に暴落した理由は、1バレル50ドル台にまで急落した原油相場を背景に、海外勢のロシア政治経済に対する不安感と不信感が一気に噴出したものと見てよいだろう。ロシア中銀は15日の深夜に政策金利を10.5%から一気に17%にまで引き上げるという荒療治を行ったが、時すでに遅しの感は否めなかった。
同中銀は、2015年の資本流出は今年の1340億ドルと同程度の1200億ドルに達するとの見通しを公表すると同時に、原油価格が60ドル台で推移するならば、来年の経済成長率はマイナス4.5〜4.7%に悪化し、2016年も同0.9〜1.1%とマイナス成長が続く可能性がある、と警告している。また通貨安を背景に11月のインフレ率は中銀目標の4%を大きく上回って9.1%に上昇しており、来年初には二桁突入が確実視されている。
そしてルーブル安は、ロシア企業が抱える外貨建て債務の返済可能性への懸念も強めている。欧米の対ロ制裁により、ドル建てやユーロ建ての債務を抱える大手金融機関やエネルギー企業は、欧米資本市場から締め出されたままである。
こうした状況が、「ルーブル危機」から「ロシア危機」に至るリスクを連想させるのは当然だろう。1998年には大手ヘッジファンドのLTCMがロシア国債のデフォルトで破綻寸前に追い込まれ、世界の市場が混乱する中でドル円が130円台から110円台に急落(ドル安)するという事態が起きたことは、まだ多くの投資家の脳裏に焼き付いている。やはり歴史は繰り返されるのだろうか。
ポイントはロシアの外貨準備
昨年5月にFRBのバーナンキ議長が量的緩和の終了を示唆したことを契機に、新興国通貨売りが発生した。経常赤字や対外債務額の大きさが嫌気されて、インドやインドネシア、トルコ、ブラジル、南アフリカなどの通貨が急落したことから、市場では1997年のアジア通貨危機との相似性と相違性が話題になったことは記憶に新しい。
確かに海外資本に依存している構造や成長基盤の脆弱さなど、当時と共通する点はあったものの、新興国全体としては1990年代と比べものにならないほど、経済状況は改善していた。
具体的には、為替介入や対外債務の返済原資となる外貨準備が豊富であることや経常赤字が縮小傾向にあること、国の対外債務のうち外貨建て債務シェアが相対的に低下していること、為替が変動相場に移行していること、などが相違点として認識され、最悪の事態はひとまず回避されたのである。ちなみに昨年は、ルーブルには全くと言ってよいほど影響が及ばなかった。
だがその1年半後に、ロシアは最悪の事態を迎えることになった。ウクライナ問題を発端とする欧米の対ロ制裁には何とか耐えてきたロシアも、原油価格の急落には為す術がないように見える。そこで重要になるポイントは外貨準備だ。
プーチン大統領が就任した1999年当時、約1330億ドルに上る対外債務に対して同国の外貨準備は僅か130億ドルに過ぎなかったが、その後は石油価格の上昇にも恵まれて2008年には5000億ドル超にまで急増した。これが同大統領の「政治資本」になったと言えよう。強気の外交の裏側に「外貨準備あり」、である。
確かに数千億ドルという数字を見れば同国にはまだ余裕がありそうに見える。経常収支も黒字基調が続いており、景気後退で輸入が減少すれば黒字額が増える可能性は高い。市場には、ロシアはまだ1年程度は持ちこたえられる、といった見方も根強い。ウクライナ問題で同大統領が強硬な姿勢を貫いたのも、豊富な外貨準備で対外債務返済は何とでもなる、という思いが心の支えになっていたからだろう。
近々にロシア危機が起きる可能性は小さい
だが原油価格下落という逆風に加え、市場でのルーブル売りに対峙するためにドル売り介入を進めた結果、外貨準備は11月末時点で3736億ドルにまで減少した。その額は今月に入ってさらに縮小したはずだ。ロシア中銀は、今後も700億ドル規模の市場介入を行う方針を表明している。
また、この4000億ドル近い外貨準備がすべて危機対策に使えるわけではないことにも注意を払っておきたい。そのうち約1700億ドルは安定基金と福祉基金の二つのソブリン・ウェルス・ファンドに組み入れられて運用されており、流動資金への換金が難しい。実際に政府が機動的に使える資金は恐らく2000億ドルに満たない。
となれば、市場のルーブル売りへの反撃と、約6000億ドルと見られる民間の対外債務への支援には、必ずしも十分とは言えなくなる。ロシア中銀に拠れば、2015年の資本流出は今年の1340億ドルと同程度の1200億ドルに達する見通しであり、資本規制導入が検討されても不思議ではない状況にある。
とはいえ、近々ロシア危機が起きる可能性は小さいだろう。来年末までの民間企業・銀行における対外債務返済額は1300億ドル規模と、とりあえず管理可能な水準にあるからだ。銀行経営不安に関しては、ロシア中銀が流動性供給のコミットや保有証券時価会計の停止(含み損が表面化しない)、不良債権償却基準の緩和(貸倒引当損失が少なくなる)といった策を繰り出して、徹底サポートの姿勢を見せている。
経済の欠点が露呈し残る危機のタネ
だが今回のルーブル急落は、原油収入を上手く成長資源に使ってこなかったロシア経済の欠点を浮き彫りにした、という意味で危機のタネは残る。原油価格が70ドル台であった2007年の成長率(実質)は8.5%を記録したが、110ドル台に上昇した2012年は3.4%、13年は1.3%に止まり、資本流出も加速した。石油歳入増は賃金引き上げや年金給付増そして防衛費拡大を促したものの、エネルギー依存経済からの脱却には失敗したのである。市場はそうした経済的本質に目を向け始めている。
下落しているのはルーブルだけではない。同国10年債利回りは2007年以降で最高となる15%台に乗せ、ドル建て国債の利回りは7.5%を超えてアフリカ諸国並みの水準となっている。また同国株式市場ではズベルバンクやロスネフチなど海外市場から締め出された金融・エネルギー大手の株価が軒並み急落し、ドル建てのRTSS株価指数は年初の1390台から40%以上の大幅な下落を記録している。
理由は異なるが、通貨売りはトルコやインドネシアなど他の新興国にも波及し始めている。ロシアと同じように、資源国でありかつ成長への構造改革が遅れるなど政治的課題が山積みのブラジルなどに飛び火しないとも限らない。来年の米国利上げを契機に、ロシア発の新興国危機が起きる可能性も否定しえない。国際金融市場は、そんな混乱を何度も繰り返してきたのだ。
プーチン大統領はまだ強気を維持しているが、ルーブル暴落が同大統領の戦略的失敗を露呈したものだとすれば、市場の信認回復への第一歩として、ウクライナ問題での歩み寄りが必要になるかもしれない。もっともその選択は、同大統領の14年間にわたる独裁体制にピリオドを打つことになりかねない。
一方で欧米にも、対ロ制裁強化という史観に欠ける硬直的な外交姿勢が、自らの経済にネガティブ・フィードバックをもたらす可能性が出てきた。仮にロシア危機が発生すれば、オバマ大統領やメルケル首相に非難の矛先が向けられることも想定される。
ロシア危機再来を回避するには、国際政治が蓄積してきた妥協や打算の知恵による局面打開策が望まれる。だが、現代の政治家にどれほどの度量を期待できるのだろうか。
http://diamond.jp/articles/-/64094
【第27回】 2014年12月22日 芥田知至 [三菱UFJリサーチ&コンサルティング調査部主任研究員]
需給緩和要因が相次ぐ原油 下値模索が当面続く
原油相場の下落が続いている。国際指標であるブレント原油価格は、6月に1バレル当たり115ドル台の高値を付けた後、11月27日のOPEC(石油輸出国機構)総会の前日26日には78ドルを割った。総会後もさらに原油相場の下落は続き、12月12日の終値は62ドルを下回った。米国産のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)原油は58ドルを割り込んだ。
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OPEC総会までに、原油相場が下げた背景には、(1)イラク情勢の悪化が原油の供給障害につながるとの懸念が後退した、(2)大幅に落ち込んでいたリビアにおける原油生産が持ち直し傾向で推移した、(3)中国や欧州を中心とする世界景気の減速が原油需要を押し下げるとの観測が強まった、(4)サウジアラビアの販売価格の引き下げを受けて需給緩和観測が強まった、(5)各種報道などから原油需給が緩和する中でもOPECは減産に踏み切らないとの観測が徐々に強まった、などがある。
ベネズエラなどが減産によって原油価格の下落に歯止めをかけたい意向を示したものの、サウジアラビアなどは原油市場におけるシェアの維持を重視し、減産に対して強硬に反対したとされる。事前の予想は総会での減産決定の有無双方に分かれていたため、実際に減産の見送りが決定されると、原油相場は大幅に下落した。
総会後の急落後も、原油相場の下落には歯止めがかからなかった。12月2日のイラク政府とクルド自治政府による原油輸出についての合意も原油需給の緩和要因と目された。
その後、米紙がサウジアラビアの原油相場見通しを報じたこと(3日)、サウジアラビアが1月積みの原油販売価格を引き下げたこと(4日)、イラクが原油販売価格を引き下げたこと(8日)、などが下げを加速する要因になった。
また、10日にはOPECが、12日にはIEA(国際エネルギー機関)が、それぞれ原油需要見通しを下方修正し、売り材料となった。
原油市場では、速いテンポでの下落が続き、相場の落ち着きどころの目安が見失われている状況だ。
なお、こうした中、ブレント原油とWTI原油の価格差は縮小傾向にある。各油種間で販売競争が強まるといった市場の思惑が反映されているものと思われる。
原油市場を取り巻く環境を見ると、(1)中国や欧州を中心とした世界景気の鈍化や低燃費車の普及などによる原油需要の停滞、(2)米国のシェールオイルを中心とした原油供給の増加、(3)地政学的な諸問題の膠着、などは今後も続くと予想される。
原油相場を反転させる明確な材料が出てくることは見込みにくい。当面、原油相場は下値模索を続けるだろう。
芥田知至) (三菱UFJリサーチ&コンサルティング調査部主任研究員
http://diamond.jp/articles/-/64096
【第182回】 2014年12月22日 週刊ダイヤモンド編集部
原油安・通貨危機で水を差された安倍新政権に透ける誤算と打算
12月14日投開票の衆院選で自民党が圧勝し、安倍晋三政権は安定した政権基盤を確立した。これを受け、改革に向けてさらにアクセルを踏むことが期待される。しかし、政権内部からはある打算が透け、市場では原油安という誤算が生じている。原油安が続くようなら、長期政権に黄色信号がともりかねない。
衆院選投開票日の12月14日午後9時40分を過ぎたころ、圧勝を確実なものにした安倍晋三首相は東京・永田町の自民党本部4階の開票センターに現れた。顔には余裕の笑みをたたえていた。
しかし、メガバンクのベテランディーラーは、「総理の余裕の中に焦りも生まれたはず」と政権の先行きに早くも不安を覚えていた。選挙後の数日間で金融市場が大混乱に陥ったからだ。
今、原油価格の急激な下落によって、日本を含む世界中の金融市場が大きく揺さぶられている。特に資源国ロシアの通貨ルーブルは16日に米ドルに対して約11%も急落。一夜明けた17日には一部の銀行がルーブルから外貨への両替を停止するなど動揺が続いており、にわかに通貨危機の様相を呈している。
12月16日、原油安とロシアの通貨ルーブル急落を嫌気して、NYをはじめとする世界の株式市場が下落した Photo:REUTERS/アフロ
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原油安に端を発した混乱は資源国のみならず、アジアの新興国にも波及、さらに欧州や米国への飛び火が懸念されて世界同時株安を招き、日本も対岸の火事とはいえない事態に陥りつつあった。
日本にとって原油安は、企業や家計の負担を軽減して景気を下支えするため、恩恵は大きいはず。しかし、原油安による投資家心理の悪化で世界的にリスク回避の姿勢が強まった結果、安全資産と見なされる円を買い、さらに日本株を売る展開となっている。16日の外国為替市場は一時1ドル115円台に突入、日経平均株価も続落し、344円安で1カ月半ぶりの安値に沈んだ。
一方、電撃解散に踏み切った際、安倍首相は消費税率の10%への再引き上げを先送りして 、デフレ脱却を確実にすると語った。そのため、今回の圧勝によって成長戦略や構造改革の断行に大きくかじを切り、さらに国内経済が改善することによる株高が期待されている。
ところが、日本株で7割前後の売買シェアを握る、ヘッジファンドをはじめとした外国人投資家たちは、与党が国会運営で強い主導権を握れる絶対安定多数を確保したことに、ある疑念を強めている。
「圧勝による慢心で、経済最優先という日本株買いの大前提が崩れてしまうかもしれない」との不安が広がっているのだ。
もちろん、「選挙後の安倍首相については、即座に賃上げや法人減税の実現に向けた手を打っており、評価する外国人投資家が多い」(市場関係者)。
しかし、政権基盤がより安定したことで、安倍首相が経済優先の姿勢にブレーキをかけ、悲願である憲法改正など、安全保障政策に軸足を移すようなことがあれば、期待を裏切られた外国人投資家が一気に失望売りに転じかねない。
ヘッジファンドや年金基金など米国の大手機関投資家47社に対して、パルナッソス・インベストメント・ストラテジーズが選挙直前に実施したアンケートでも、自民党が辛勝した場合より圧勝の方が、慢心が生まれやすいために日本株を売り越しやすいとの結果が出ている。
実際、安倍首相に極めて近い政府高官は「選挙でより安定した政権基盤を確保できれば、首相は自らの信念に従って思う存分仕事ができることになる。多少支持率が落ちてもいい」と周辺に語っており、圧勝の裏に打算が透ける。
世界経済の混乱に圧勝の慢心重なれば
政権基盤にリスク
そもそも原油安のきっかけは、原油が世界的に供給過剰であったにもかかわらず、サウジアラビアなど産油国12カ国で構成される石油輸出国機構(OPEC)が11月27日の総会で、減産せずに生産目標を現行の日量3000万バレルに据え置くことを決めたことにある。
OPECの決定を受けて原油安が加速。7月下旬に1バレル100ドルを超えていた原油価格(WTI)は、ロシアのルーブル危機が深刻化した12月16日に一時54ドルを割り込んだ。
石油天然ガス・金属鉱物資源機構の野神隆之上席エコノミストは、「原油は2015年前半まで価格の上昇要因に乏しく、市場ではいよいよ1バレル40ドル台が織り込まれ始めており、上昇に転じるのは15年後半以降だろう」と原油安の長期化を指摘する。
原油安が継続した場合、企業業績へのプラス効果がある一方、今回のようなリスク回避による世界経済の減速というデメリットも出てくる。
18日にはひとまず、米連邦公開市場委員会(FOMC)後の声明が景気に配慮した内容と受け止められ、前日の米国相場が大幅上昇したことを受け、日経平均株価は3営業日ぶりに1万7000円を上回った。
ただし、憲法改正という打算に、原油安の長期化が世界経済の不透明感を増幅するという誤算が重なれば、安倍政権の土台は足元から崩れかねない。
山口圭介) (「週刊ダイヤモンド」編集部
http://diamond.jp/articles/-/64118
http://www.asyura2.com/14/hasan92/msg/383.html#c1
「シリーズ 原発事故(13) 謎の放射性粒子を追え!」
(NHK・Eテレ サイエンスZERO 2014/12/21放送)
http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp489.html
出演: 竹内薫、江崎史恵、南沢奈央
ゲスト: 森口祐一(東京大学教授)
再放送 2014/12/27 Eテレ 昼0:30 -
「togetter関連ツイートまとめ」
http://togetter.com/li/760376
以下、番組内容のメモです。
* セシウム・ボールはガラス状のものの中にいろいろな元素が均質に混じり合って
封じ込められている。ケイ素、鉄、亜鉛など原子炉構造物の材料のほか、
ウランの核分裂で生じるセシウム、ルビジウム、ジルコニウム、モリブデン、
銀、スズ、アンチモン、テルル、バリウムなど。
* セシウム・ボールが環境中に放出された時点で、燃料物や構造物が溶けて混じり合っていた。
それらが大気粉塵粒子として外部へ直接飛び出す程度に原子炉格納容器が破損していた
可能性がある。
* 3月14日から15日に水に溶けない粒子が8割を占めていた。
3月20日から21日に検出されたものはほとんどが水に溶ける粒子だった。
水に溶けない粒子の割合が今後の研究の大きなポイントの1つ。
* 気象研究所のシミュレーションでは、1Fから放出された水に溶けない微粒子は、
茨城、千葉、東京、神奈川、静岡まで南下、その後太平洋へ抜けた。
* 水溶性セシウム粒子は、ほぼすべて胃腸で消化吸収、肺にはいったものも肺液にとける。
全身に運ばれるがいずれ体外に排出される。成人なら80-100日でセシウム量が半減。
* 非水溶性のものは、消化吸収されないので便などとともに排出され、健康への影響は少ない。
ただし肺にはいると、肺胞に付着し、溶けないため、排出まで年単位かかる。
長期間留まる可能性もある。
肺の被ばく量 水溶性粒子比(Cs137)で 成人は70倍、1-7歳は180倍
* 7umのセシウムボール Cs137 66ベクレル、Cs134 66ベクレルで、肺の被ばく量は
成人 0.018mSv (50年積算) 新生児・乳児 0.031mSv (70年積算)
* 自然放射線ラドンによる肺の被ばく量は年間3mSv (日本人平均)だから、
粒子1個であればラドンによる被ばくの1%。何個も吸い込めば問題になるだろう。
* ホールボディカウンタ 高性能なものの検出限界は150ベクレル。3個以上なら検出できる。
* 長崎大学・高辻俊宏教授は、粒子のように局所的に放射性物質が集まった場合、
より大きな健康影響を与える可能性があると主張。ベータ線は5ミリ程度で止まるが、
粒子のまわりが高い線量の被ばくをし、染色体異常が起きる。
粒子状の場合のほうが、細胞あたりの異常の発生数が多いが、それが個体レベルで
必ずしもも発がん率が高くなるとは限らない。が、大きな影響がある可能性がある。
実験で確かめることが必要。
* ICRP国内メンバー曰く、「粒子状の場合 極めて高い線量を受ける
微粒子近傍の細胞はがん化よりも細胞氏の経路をたどるため
全体のリスクは低くなると考えるのが順当であろう」
* UNSCEARは、ベータ線を放つ放射性物質が高濃度の粒子状だった場合の
影響はわかっていないと述べている。
* セシウムボールが今も飛んでいる可能性については調査する必要がある。
昨夏、廃炉作業で放射性微粒子が遠くまで飛んだ。
今後の廃炉作業で飛ぶことがないか、モニタリングが必要。
* 将来にわたって検診をする。適切な医療を受けられるようにする体制が必要。
----(以下コメント)----
ようやく、NHKも少しずつ真実を報道するようになりました。
3月14日昼前に、3号機格納容器は高い内圧に耐えられず火を吹いて大爆発。
溶融燃料は非水溶性微粒子となって、外界に広範囲に放出されました。
NHKが、原子炉格納容器が破損し溶融燃料が微粒子となって放出された可能性について
言及したのは大きな進歩です。
しかし、相変わらずデタラメ、まやかしも多い内容でした。
まず、セシウムボールという名称は、まるでセシウムしか含まれないようで不適切。
はるかに危険なストロンチウム90等も含まれているのだから、地獄玉と呼ぶべき。
水溶性微粒子はすべて体外に排泄され、安全かのような説明もおかしい。
汚染地帯にいれば、呼吸や飲食で絶えず放射性物質が体内にはいって来るので、
何日で体外に排出されるという話は無意味。
セシウムは心筋に、ストロンチウムは骨や歯に蓄積されて大きなダメージを与えます。
ベクレル-シーベルト換算もデタラメ。換算係数の説明もない。
体内の臓器に付着すれば距離はゼロに近いのだから、こんなに線量が低いわけがない。
自然界に存在するラドンも決して安全ではなく、肺がんなどを引き起こすことがわかっています。
室内にラドンが滞留しないよう換気するのは常識。
ホールボディカウンタは、アルファ、ベータ線核種や、体内奥深くにあるガンマ線核種は
検出できないので、測定値が低くても安心できません。
ICRP国内メンバーのコメントに至っては、お笑い以外の何ものでもない。
発言者が名前をきちんと名乗らないのは、責任を取りたくないから。ウソである証拠です。
こんな発言を番組で取り上げること自体が非常識です。
健康への影響はこれから調査しないとわからないというのもウソ。
チェルノブイリ事故による健康被害についての知見は数え切れないほどあります。
数ミクロンの地獄玉が風に舞って浮遊しているのは100%確実。飛ばないと思うほうがおかしい。
米国の原子力専門家アーノルド・ガンダーセン氏は地獄玉について、こう言っています。
「もしこれが人体に入ったら100%必ず癌になる」
ガンダーセン氏 「この粒は80%どころの話ではないよ。ほぼ核燃料100%の粒だ」 (Meg氏ブログ)
http://www.asyura2.com/14/genpatu38/msg/492.html
これがまともな専門家の見解です。
http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/460.html
28. 2014年12月22日 06:55:47 : oYLZHdicVg
ゴミ売り新聞の報道か、
鼻紙にもならない、
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/707.html#c28
03. 2014年12月22日 06:55:56 : vlXUqmfwgk
うちは母が、ど演歌。いくらなんでも、朝からど演歌ではなー。
三橋美智也、春日八郎、村田英雄、東海林太郎、天童よしみ、島津亜矢、ちょいとソフトムードでは限界点に、藤山一郎、かな。これらだったら、終日でもよく、時間を忘れて、目が生き生きしてくる。
確かに、歌うますぎるけど、早朝からではねぇ。
美しい調べ、交響曲でも流しようものならストレスが高まって激昂されそうだ。
ヘッドホンはつけてもらえないし、家族それぞれ極端に趣味が違う場合、どうしたらいいんだろう。
39. 2014年12月22日 07:00:04 : oYLZHdicVg
民主党時代の小沢さんの公約は今でも素晴らしい、
今後もあの公約を継続してほしい、
真摯な国民に向かう、公約ですね、
今の自民を見たら、最悪な事しかしない、
自民でなく、裏で操る、官僚と黒幕、
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/683.html#c39
01. 2014年12月22日 07:00:31 : jXbiWWJBCA
利ざや悪化の原因分析の掘り下げが不足しているようだが
金融抑圧で金利の下落が続くのに加え、財政拡張と金融規制による空前の低倒産率で、本来、淘汰・整理されていた銀行(企業)が生き延び、
失業率上昇(主に正社員の解雇)が抑制されているのだから、当然、事務部門の経費抑制はできず、利鞘も下がる。
今後、中小を中心に銀行のハイリスク志向が高まっていく可能性も高いだろう。
http://www.asyura2.com/14/hasan92/msg/393.html#c1
04. 2014年12月22日 07:02:44 : w2O9BrC0qo
民主党に関する一番の誤解は、改革の政党であるということ。
彼らの目標は野党第一党で居続けること。議員でいれば、高い給料ももらい続けられるし適度な利権も享受し続けられる。
与党になんてなったらろくなことはない。官僚や利権と仲良くしたら国民から罵倒されるし、逆に彼らに逆らったら議員の地位どころか命も危ない。
このまま反対反対と言いながら一日でも長く議員で居続けるのだ。そうすると共産党と同じということか。
野党第一党がこういうていたらくだから自民党は笑いが止まらない。
民主を中心に自民に対抗する勢力を・・・なんて意見がある限り連中の思うつぼだ。
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/728.html#c4
01. 2014年12月22日 07:03:51 : Ke2uc0ClEo
避難民の恐れていることは、放射能汚染がなくなり金が貰えなくなることだ。
多数の避難民から直接聞いたことだ。間違いないことだ。反論したい奴は多数の避難民に聞いてから反論してくれ。避難民に聞けば反論などできなくなるわ。
国や東電から湯水のごとく金を貰える避難民と、それを受け入れている住民とでは軋轢が生じるのも無理もないことだ。
受け入れ先住民たちも最初は気の毒に思い助けてやろうと理解・協力・援助等してきたが、避難民の中には横暴な奴もいて避難民である事を逆手にとって受け入れ先住民に対してもわがままを言い始める奴が多数でてきた。
働きもせず日中からパチンコばかりして夜になると飲み屋に行って豪遊する。
交通事故をおこせば「俺は避難民だ」とか訳のわからないことを怒鳴り散らす。
飲み屋に行って飲み屋の接客にケチをつけ金を踏み倒す避難民もいる。まるでヤクザだな。
10. 2014年12月22日 07:04:10 : Bzu2spyzuc
私設銀行である日銀
六本木の鳥居坂クラブは日銀が持つクラブだ。
給料、福利厚生、飛び抜けている。知らぬは、税金を払い血税をむしりとられる庶民である。
http://www.asyura2.com/14/cult13/msg/749.html#c10
01. 2014年12月22日 07:07:36 : gkRcd6W3Uw
タイトルの段階からすでに意味不明なんだけど?
法主速報に入り浸っているから、そうなっちゃうの?
それともそういう人間だから保守速報に入り浸るの?
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/737.html#c1
04. 2014年12月22日 07:09:37 : obxC4lwcho
会社の接待では、饗応には必ずお車代として、幾ばくかのカネや商品券を
相手に渡すことが常識だ。官房機密費で食事の他に、多額の現金をマスコミ
サイドに渡していることは既に国民有権者皆の常識。自民から民主への政権
交代が決まったあの夜の選挙特番がお通夜のような雰囲気、演出だったこと
も自公政権下で美味い汁を吸い続けたマスコミだけのことはある。日本国民
有権者は、国民の税金で美味い汁を吸い続けるマスコミ関係者並びに、自公
政権の関係者すべてを末代まで呪う。
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/703.html#c4
01. 2014年12月22日 07:09:37 : gkRcd6W3Uw
なんで「先」になるのかその理屈がわからない。
それ以前に本文が支離滅裂だが
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/736.html#c1
02. 2014年12月22日 07:11:04 : gkRcd6W3Uw
これまでどんな政治かも「やってはいけないこと」としていたことを平気でやってしまう
人だな
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/732.html#c2
02. 2014年12月22日 07:13:48 : gLGvcQWpuQ
事故前に払った迷惑料はどうしたのか
http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/459.html#c2
15. 2014年12月22日 07:15:10 : gLGvcQWpuQ
>>14
まともに話しましょうよ。
http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/450.html#c15
02. 2014年12月22日 07:18:55 : Ke2uc0ClEo
>茶色のうさぎ
茶色のうさぎって、上から目線の嫌な奴だね。共産党の奴にこういう奴が多いんだ。
共産党はスローガンはまともだが、本心は国民を小馬鹿にしたふざけた奴らの集まりだ。
所詮、共産党などオウム真理教と大差ない反社会的集団だ。
01. 2014年12月22日 07:31:58 : jXbiWWJBCA
世界経済:過去と未来の相似
2014年12月22日(Mon) The Economist
(英エコノミスト誌 2014年12月20・27日合併号)
2015年の世界経済は、苦難が相次いだ1990年代末を彷彿させるものになりそうだ。
ロシアで金融危機が発生する。原油価格が下落し、為替はドル高傾向にある。シリコンバレーは新たなゴールドラッシュに沸き、米国経済が復活を遂げる。ドイツと日本の経済は弱含みの状況にある。ブラジルからインドネシアに至るまで、新興国通貨が急落する。ホワイトハウスの主は、苦境に立たされる民主党政権だ――。
これらの記述はいったい、2015年の世界経済の予想なのか、それとも1990年代末の状況を描いたものなのか?
1990年代末の世界経済
近年の経済史についての記述は、2008〜09年の信用収縮に塗りつぶされているため、その前の数十年間に何が起きたかは忘れられがちだ。だが、15年ほど前を振り返ることも有益と言える。その振り返りは、今後なすべきこと、逆に避けるべきことの両方ついて示唆を与えてくれる。
当時も、現在と同様に、米国は既存の価値観を覆すようなデジタル革命の最前線に立っていた。インターネットの普及によりイノベーションが花開き、米国の将来に対しても楽観的な見方が広がった。
1999年まで、米国の国内総生産(GDP)は年率4%以上と、先進国平均の2倍近いペースで成長を遂げていた。失業率も30年来の低水準である4%以下に下がった。投資家が海外から続々と参入し、ドルと株価の両方を引き上げた。S&P500株価指数の株価収益率(PER)は30倍近くにまで上昇した。特にハイテク株の急騰は著しかった。
米国経済の明るさとは対照的に、世界の他の地域は不振に苦しんでいた。これも現在と通じる部分だ。日本の経済は1997年にデフレに突入した。ドイツは当時、「欧州の病人」と呼ばれ、同国の企業は硬直化した労働市場をはじめとする高コスト構造に縛られて身動きがとれない状況だった。
飛ぶ鳥を落とす勢いだった新興国も危機に陥った。1997年から1999年にかけては、タイからブラジルに至る国々で、外国資本が流出し、ドル建て債務の返済が不能となる中で、通貨急落に見舞われた。
最終的には、米国も問題にぶち当たった。2000年初頭にハイテク株バブルが弾け、株安は他のセクターにも波及した。企業投資は特にIT分野で落ち込み、株価の下落で消費者は出費を控えるようになった。2001年初めには、米国は大多数の他の先進国と同様に、それほど深刻なものではないものの、景気後退に陥った。
米国のみに牽引された世界経済
当然のことだが、1990年代後半と現在の状況は完全に一致するわけではない。最大の相違点は中国だ。1999年にはまだ小さな存在だった中国は、いまや世界第2の経済大国となり、世界経済の成長において異常なほど大きな割合を占めている。
とはいえ、当時の世界経済を不安定化させた3つの傾向が、今回もまた働く可能性はある。
NYSEユーロネクストが始動、世界最大の証券取引所に - 米国
他の先進国と比べると、米国の強さは際立つ〔AFPBB News〕
1つ目は、成長が加速している米国と、経済が減速傾向にあるその他の大半の国々との間に存在する乖離だ。1990年代末には、当時財務副長官だったラリー・サマーズ氏が、世界経済は「たった1つのエンジンで飛行している」と警告した。
2015年に関しても、本誌(英エコノミスト)の景気予測パネルによれば、米国の経済成長率は3%と予想されるのに対し、日本とユーロ圏は1.1%という予想にとどまっている。また、中国の成長率は7%前後にまで低下する可能性がある。
ただし、米国民にとっての救いは、1990年代の終わり前後と同様に、他国との景況感の乖離がある程度確実なことだ。現在の米国では、1999年以来となる急速なペースで雇用が創出されている。安価なガソリンが個人消費を押し上げ、企業投資も上向いている。
だが、良いことばかりではない。原油価格の下落は、2015年に米国のシェールオイル開発業者の多くを破産に追い込みかねない。また、ドル高と国外経済の弱含み傾向は、15年前と同様に、米国の輸出企業にとってはマイナス要因だ。英語圏のもう1つの勝ち組である英国も、ユーロ圏の不調から打撃を受けるかもしれない。
1990年代末との気がかりな相似の2つ目は、あと2つの先進経済大国の見通しが芳しくない点だ。
ドイツと日本の弱さ
ドイツの成長率は1%前後にまで落ち込んでいるうえ、長年の過少投資や支離滅裂なエネルギー政策、緊縮財政政策などが、より深い停滞を引き起こしている。
現在のドイツ政府は、財政目標の達成にこだわるあまりに支出を過度に抑制し、有権者の反発を恐れて2003年に当時のゲルハルト・シュレーダー首相が実施したような構造改革を推進することもできない。
一方、日本は消費税の時期尚早な引き上げで経済停滞からの脱却の芽を摘むという、1997年に犯した過ちをまたしても繰り返している。
1990年代との共通点の3つ目は、新興国に潜む危険だ。1990年代末の問題は、為替の固定相場制と膨大な対外債務だった。現在は債務水準は低下し、為替相場も変動制に移行しており、大半の国々では政府が外貨準備金を積み上げている。
とはいえ、問題の兆候も高まりつつある。この傾向はロシアに顕著だが、他のコモディティー(商品)輸出国も、特にアフリカ諸国を中心に、脆弱に見える。ナイジェリアは、輸出額の95%、政府の歳入の75%を石油に頼る。ガーナは既に国際通貨基金(IMF)に支援を要請している。
その他の国々では、危険なのは企業セクターだ。ブラジルでは多くの企業が多額のドル建て債務を抱えている。企業のデフォルト(債務不履行)ラッシュが起きたとしても、各国の公的債務が危機的状況に陥った1990年代のアジア金融危機ほどの派手さはないかもしれないが、投資家を不安に陥れ、ドル相場を押し上げる要因にはなる。
1990年代末の危機の再現はあるか
これらの要素すべてを勘案すると、来たる2015年は困難な道のりとなりそうだ。弱気筋は、ドル高とユーロ圏の停滞が重なり、ここにいくつかの新興国で危機が発生すれば、米国の景気もいずれ悪化に転じると考えるだろう。
ただしプラス材料もあり、現在の株式市場には1990年代のようなバブルの兆候はない。S&P500のPERは18倍で、これは過去の平均値からそれほど上振れしていない。IT系大手企業の中には無謀なまでの投資を続けているところが多いとはいえ、大半の企業のバランスシートはそこそこ良好だ。
また、世界の金融システムも以前ほどのレバレッジはかかっておらず、それゆえ危機の波及に対する耐性は上がっている。
1998年にロシアがデフォルトに陥った際には、米国の大手ヘッジファンド、LTCM(ロング・ターム・キャピタル・マネジメント)の破綻につながった。現在の金融市場では、こうした連鎖反応が起きる可能性は低くなっている。
しかし、仮に世界経済がそれでも停滞に陥った場合に、安定性を取り戻すのは以前よりも難しくなるだろう。というのも、現在は政策立案者の対策の余地が非常に限られているからだ。
1999年当時、米連邦準備理事会(FRB)の政策金利は5%前後で、経済が減速した際にも引き下げの余地は大いに残されていた。これに対して現在では、ほぼすべての先進国で、金利がゼロに近い状況にある。
今回の方が深刻なのは政治情勢
また、政治の状況も、良くない意味で、1990年代とは異なる。1990年代末の時点では、先進国に住む人々の大半が、好況の成果を享受していた。1995〜2000年に、米国の賃金の中央値は実質7.7%上昇した。
これとは対照的に、2007年以降、賃金は米国で横ばいの状態が続いているほか、英国やユーロ圏の大部分ではマイナスに転じた。
先進諸国では全般に、有権者からの政府に対する不満の声が、現政権に異を唱える政党への投票数や支持率の上昇という形で既に表出している。来たる2015年も苦境が続くようであれば、こうした不満は怒りに転じるだろう。
2015年の経済状況は1990年代末に似ているかもしれないが、政治面では、恐らく当時よりも状況は悪くなるはずだ。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/42508
http://www.asyura2.com/14/hasan92/msg/394.html#c1
01. 2014年12月22日 07:34:13 : jXbiWWJBCA
シリア戦争とISIS台頭で350億ドルの経済損失
2014年12月22日(Mon) Financial Times
(2014年12月19日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)
シリア軍がイスラム国「首都」空爆、95人死亡 過半数が民間人
多くの地域で経済が荒廃している(写真はシリア政府軍による空爆を受けたシリア・ラッカで燃える炎)〔AFPBB News〕
世界銀行によると、シリアでの3年間の戦争と過激派組織「イラク・シリアのイスラム国(ISIS)」の台頭は地域に350億ドルの経済損失をもたらした。
世銀は調査報告で、経済統合に向かっていた国々を紛争が壊滅させたと述べた。わずか数年前には国境を越えた商取引と投資に満ちていた地域において、戦争がもたらした被害とその後の地域経済・貿易の崩壊の結果、シリアは1人当たり経済的厚生を16%、イラクは14%、レバノンはほぼ11%失った。
シリア、イラク両国の大部分を飲み込み、レバノンを巻き込む恐れがある多国にまたがる戦争は、戦闘地域に暮らす人たちに大きな経済負担を与えたが、一方では暴利をむさぼる人を生み、一部の商人に好機をもたらすことにもなった。
世銀のエコノミストのエレナ・イアンチョビチナ、マロス・イバニッチ両氏が執筆した報告書によると、地域的には、戦争とその後のISIS台頭が「巨大な人的、社会的、経済的コストをもたらし、地域貿易の統合プロセスを止め、ひいては発展を阻害し、レバント地域の将来に甚大な影響を及ぼす恐れがある」という。
しかし、戦争の直接的なコスト――執筆者たちはこれを、人命の喪失と難民流出による労働力の規模とスキルの減退、インフラの破壊、禁輸措置、腐敗と表現している――は、全体的な経済損失額と比べると見劣りする。
レバント地域6カ国が被った被害
紛争が起きる前、シリア、レバノン、トルコ、ヨルダン、エジプト、イラクの間の貿易は着実に増加していた。ところが今、これらレバント諸国6カ国では、経済の潜在力が大きく損なわれることになった。
「紛争は、地域の経済成長と多角化、雇用創出を加速するために不可欠だと見なされていた地域貿易統合プロセスを止めた」。報告書はこう書いている。「地域貿易の崩壊はレバント域内の貿易、サービスの生産性だけでなく、レバント域内でサービスを生産、輸入するコストの足を引っ張り、すべてのレバント諸国でサービスの生産高に負の影響を与える」
報告書によると、この統合の潜在的利益を考慮に入れると、戦争の総コストは2倍に膨らみ、1人当たり経済的厚生は、シリアで23%、イラクで28%、エジプトで10%、ヨルダンで8%失われたことになるという。
合算すると、6カ国の損失総額は2007年価格で約350億ドルに上るとイアンチョビチナ、イバニッチ両氏はブログで指摘し、「戦争が起きていなければ、国内総生産(GDP)で見た6カ国の累積経済規模は実際より350億ドル大きい可能性があった」と書いた。
被害の出方にはバラツキも
レバント諸国は一様に損失を被ったわけではない。すべてのシリア国民が戦争で被害を被ったものの、「安全を求めて人々が自宅と農場を捨てたため」、土地所有者が最も大きな損失を被った。レバノンとトルコでは、難民の大量流入が賃金を押し下げたため、実業家が利益を得る一方で労働者が不利益を被った。
トルコの規模のせいで、同国は地域貿易の崩壊から最も大きな打撃を受け、レバント諸国への潜在的貿易を16億ドル失った。一方、エジプトとイラクはともに、潜在輸出で約6億ドルの損失を被った。
この分析は、トルコ、レバノン、ヨルダンの難民にサービスを届けるコストを含めていない。
損失の評価額はこれよりさらに悲惨なものになりかねないと執筆者たちは指摘する。例えば、ISISがイラク南部の油田と設備を制圧するようなことがあれば、地域の損失ははるかに大きなものになるという。
By Borzou Daragahi in Cairo
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/42507
29. 2014年12月22日 07:34:54 : Rxz50wnr0k
中国をあれだけの大国に育てたのは
他ならぬアメリカのロックフェラー
マルクスに資本論を書かせたのはロスチャイルド
資本主義も共産主義も一部の金融資本家が
最大限の利益を手中に収めるために作り出された
対立事項だというのは阿修羅の常識
自公と検察とマスコミによる、小沢追い落としのため
の冤罪事件の真相を追究するどころか追い落としに
参加している時点で正体バレバレ
http://www.asyura2.com/14/cult13/msg/750.html#c29
02. 2014年12月22日 07:36:34 : qP1ruwxehg
民主党政権は円高を放置していたのではない。
効果の薄い円売りドル買い介入を何度か行なっている。
そのため、売りポジ持ちトレーダーは嫌な思いをした。
http://www.asyura2.com/14/hasan92/msg/389.html#c2
02. 2014年12月22日 07:37:22 : jXbiWWJBCA
ナッツ事件の大韓航空、オーナー支配の現況は?
韓国財閥オーナーファミリー、逆風直撃の2014年
2014年12月22日(Mon) 玉置 直司
韓国検察、大韓航空前副社長を聴取 「ナッツで激怒」問題で
12月17日、韓国ソウルの地検に出頭した大韓航空の趙顕娥(チョ・ヒョンア)前副社長〔AFPBB News〕
2014年12月5日未明(現地時間)にニューヨークのJFK空港を離陸する大韓航空86便で起きた「ナッツ・リターン事件」。大韓航空のオーナー会長の長女である前副社長が17日、ソウル西部地方検察の事情聴取を受けた。
検察当局は、事件後の証拠隠滅行為の有無なども含めて幅広く調べ、19日現在身柄の拘束なども検討中だ。
大韓航空の事件は、日本でも詳細に報じられている通りだ。12月12日には、大韓航空を傘下に置く韓進グループの趙亮鎬(チョ・ヤンホ=1949年生)会長が、本社に詰め掛けた記者団を前に「娘の教育を間違えた」と深々と頭を下げた。
韓国を代表する財閥の総帥が深々と頭を下げる姿も珍しいが、その内容が、65歳の父親が、40歳の娘について詫びるということで、韓国社会にも大きな衝撃を与えた。
不祥事に揺れる大韓航空、親会社は韓国最大の物流・輸送財閥
大韓航空を中核とする韓進グループは、韓国最大の物流・輸送財閥だ。創業者は、趙亮鎬会長の父親である趙重勲(チョ・ジュンフン=1920年〜2002年)氏。1945年、日本の植民地統治が終わるとすぐに韓進商事を仁川に設立した。トラックを手に入れて米軍関連の輸送事業で急成長し、朝鮮戦争を乗り切って韓国最大の物流・輸送業者になった。
ソウルと仁川を結ぶバス事業に進出したほか、ベトナム戦争中には韓国軍のベトナム派兵に合わせてベトナムでも輸送事業を手がけ、グループは急拡大する。
1969年には、大韓航空公社(KNA)を買収した。これが今の大韓航空(KAL)だ。ナショナルフラッグキャリアを抱える韓国を代表する財閥になった。
趙重勲氏は、朴正熙(パク・チョンヒ)政権時代にのし上がった産業人の代表格の1人だった。日本の政財界にも幅広い人脈を持ち、時に日韓間のパイプ役を果たした。
1988年のソウル五輪の誘致の際には、趙重勲会長も活躍したと言われる。
趙重勲氏が築いた韓進グループの中で、大韓航空や物流会社の韓進、ホテル、免税店など主力事業は長男の趙亮鎬氏が継承した。
韓進重工業は次男、韓進海運は3男がそれぞれ率いて独立した。3男が急死したため、韓進海運の経営を韓進グループが引き受けることに最近なった。
大韓航空会長、娘の「愚かな行動」を謝罪
大韓航空を傘下に置く韓進グループの趙亮鎬(チョ・ヤンホ)会長〔AFPBB News〕
2014年4月1日に韓国の公正取引委員会が発表した「大企業集団」の資産規模ランキングによると、韓進グループの資産規模は39兆5000億ウォン(1円=9ウォン)。
トップのサムスングループの資産規模(331兆4000億ウォン)には遠く及ばないが、ポスコ(7位)、現代重工業(8位)、GS(9位)に次いでちょうど10位の財閥だ。
趙亮鎬会長には3人の子供がいる。今回、事件を起こした趙顯娥(チョ・ヒョンア=1974年生)前副社長は長女。弟(1976年生)も大韓航空副社長、妹(1983年生)はグループ関連会社の専務だ。
趙顯娥氏は、芸術系の高校で音楽を勉強した後、米コーネル大でホテル観光学を学んだ。この分野で世界トップとの評判の大学に進んだことから、父親も本人も事業を継承するつもりだったのだろう。
3人の子供たちがそろって30代そこそこでグループ有力会社の役員に就任し、いろいろな意味で話題になった。
さすがオーナー、やはりオーナーと言うべきなのか・・・。オーナーと言うが、実際、どのくらい株を持っているのか。
今なお高いオーナー家の持ち株比率
大韓航空の筆頭株主は、「韓進カル(KAL)」だ。実は、韓進グループは、「韓進カル」という持ち株会社の下にグループ会社をぶら下げる支配構造の変更を進めているのだ。
大韓航空についても、趙亮鎬会長などが保有していた株式を2014年10月までにこの持ち株会社に譲渡している。現在、「韓進カル」は大韓航空の株式の32.24%を保有する。この他に、オーナー家関係者などが少数株主として残っており、「持ち株会社+オーナー家特殊関係人」を合わせると47.89%の株式を保有している。
では、韓進カルは誰が保有しているのか。趙亮鎬会長が15.49%、趙顯娥氏など3人の子供がそれぞれ2.48%ずつ株式を保有している。オーナー家とグループ会社を含めると31.69%を保有している。
韓国の財閥の中では、グループ企業が急成長したためオーナー家の持ち株がどんどん低下し、支配構造上は「オーナー」と呼ぶのが難しくなっている例も多い。
例えば、サムスン電子の場合、李健熙(イ・ゴンヒ=1942年生)会長の持ち株比率は3%強、長男である李在鎔(イ・ジェヨン)副会長は1%にも満たない。オーナー家関係者、グループ企業などを合わせても15%強にすぎない。
これに対して、韓進グループは、オーナー家の持ち株比率が今なお高い。
こんな支配構造も、今回の事件の背景にはあるようだ。
もっともサムスン電子の時価総額は186兆ウォンで上場企業(KOSPI)で断トツ、大韓航空は2兆8000億ウォンで76位で、単純比較はできない。ちなみに、大韓航空の株価は前副社長が12日に韓国の国土交通部の調査を受けた日から18日までの間に5%弱下落した。この間、時価総額が1400億ウォン減少したことになる。
それにしても、韓国の財閥オーナー家にとって、2014年は、厳しい1年になった。
会長入院から獄中生活まで、苦難続きの財閥オーナー家
最大手のサムスングループは、李健熙会長が5月10日に自宅で倒れた。心筋梗塞だった。すぐに自宅近くの病院で応急措置を受け、一命を取り留めたが、今もサムスン病院に入院中だ。
意識は回復せず、「会長不在経営」が続いている。
サムスングループは、稼ぎ頭のサムスン電子のスマートフォン部門に一時の勢いがなく、「次の収益源」探しに必死だ。
さらに、グループ内の再編、会長の3人の子供への経営権の継承と、大きな課題が山積している。重大事項について絶対的な決定権を持っていた会長の不在は、大きな負担だろう。
SKグループは、オーナー会長である崔泰源(チェ・テウォン=1960年生)氏が、背任や横領で有罪となり、獄中生活が続いている。
2月27日に、大法院(最高裁に相当)で刑が確定し、実弟の副会長とともに服役中だ。ナンバー1とナンバー2がそろって不在という最悪の状態だ。
SKグループにとって幸いだったのは、半導体メモリーを手がけるSKハイニックスの業績が好調なこと。それでも、エネルギーなど他の事業は不振で、経営は安泰とは言えない。
現代自動車グループは、日本車との競争激化などで自動車事業に一時の勢いが見られない。
鄭夢九(チョン・モング=1938年生)氏は70代とは思えないほど精力的に世界中を駆け巡って陣頭指揮を取っている。相変わらずの統率力だが、2014年は思わぬ批判も浴びた。
10兆ウォンを投じて、ソウル中心部の韓国電力旧本社跡地の買収を決めた。サムスングループとの一騎打ちを制したまでは良かったが、「オーナーのごり押しではないか」との声が上がり、一時、有力グループ企業の株価が急落した。
「オーナーの決断」に対する高い評価、賞賛が続いてきた鄭夢九会長にとって久々の「苦い評価」になった。
このほかにも、体調不良、刑務所暮らし、兄弟の経営権紛争、子供を巻き込んだ親子間の紛争・・・。財閥オーナー家を巡って、芳しくないニュースが相次いだ2014年だった。
経済が好調な際には、「オーナーのトップダウン型意思決定のおかげ」という賞賛が相次いだ。多少の問題があっても、大きな批判を免れた。
ところが、低成長、経済格差の拡大など経済要件の悪化で、財閥を見る国民の視線は厳しい。政府も司法も「経済犯罪には断固として対処する」方針だ。
「2代目会長の時代の終焉」、3代目の力量は?
サムスングループの李健熙会長が倒れたことは、国民の間に広く「2世(2代目)会長の時代の終焉」が近付いていることを印象付けた。
韓進グループもそうだが、創業者は、それこそゼロからスタートして必死の努力で運も味方に引き込み事業を成功させた。2代目は、創業者の厳しい「訓練」にさらされた。
では3代目はどうなのか?
経営者としての能力の検証過程を経ていない。不祥事も、資産を巡る争いも多い。未曾有の就職難、格差のさらなる拡大という憂鬱な話題が多い中で、「3代目の問題」もあちこちで耳にする。
そんな中で起きたのが、「大韓航空ナッツ・リターン劇」だった。
事件そのものは、捜査ととともに一段落するだろう。だが、「財閥のオーナー経営が今後どうなるのか」というより本質的な問題は、これからも事あるごとに問い返されるだろう。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/42505
http://www.asyura2.com/14/asia16/msg/620.html#c2
11. 2014年12月22日 07:38:30 : I1dXExxYp2
担保に積んで起債するんだよ。
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/697.html#c11
01. 2014年12月22日 07:38:48 : jXbiWWJBCA
一等地にビルを構える官僚組織、
地方活性化に自治体は必要か?
致命的に欠けている「経営」の概念
2014年12月22日(Mon) 雑賀 憲彦
地方で最も建物が大きい組織とは
現在の日本の地方都市を概観すると、たいてい一番大きな建物が県庁や市役所で、一番大きな収入と支出をしている事業体も県庁か市役所であるという。当然、従業者が一番多いのも県庁か市役所であるという。
つまり、市民の下僕たる公務員が一番大きなビルで仕事をし、一番多くのお金を扱い、一番多く税金から給与をもらっているのである。こんなことで地方活性化なんてできるのか、と思うのは当然だろう。
そもそも民間企業が稼いだ利益の一部を税金として預かり、公共に費やすのが公務員の本来の仕事である。それが民間企業を差し置いて地方で最大の事業体であること自体、本末転倒ではないか。
筆者は地方活性化の主役は民間企業であると考えている。企業の利益向上が第一であり、次いで雇用増大となり、賃金の向上という循環になり、最後に公務員が税金を徴収し、それを公共のために効果的に配分するということではないか。それなのに、自治体が前面に出て一体何ができるというのであろう。
官との関わりが深い組織は衰退する
数年前に日本航空の経営破綻があった。負債総額は2兆円を超えていたらしい。なぜ、日本を代表する歴史ある航空会社が経営破綻したのか、当時は疑問を感じる人も多かったと思う。大きな理由として、労働組合が強く、年金を含めた人件費を柔軟に削減できなかったことが挙げられた。また、歴代の経営トップの放漫経営も理由に挙げられている。
しかし、根本的な原因は、官との関係が深い企業だったからであろう。官に依頼されて地方空港の不採算路線に飛行機を飛ばしたり、日本航空が参入するという条件で、地方空港を開設し、地域ぐるみで日本航空の関連企業と事業展開したりしてきた。
つまり、官に頼り頼られるという関係の下で、採算を守るという経営の大原則が忘れられてしまったのである。
こうしたケースは日本航空に始まったことではない。昔の国鉄、日本債権銀行、住宅金融専門会社といった官との関わりが深い組織は、すべて莫大な負債を抱えて整理された。また、自治体との関わりの深い産業と言われる規制産業は、大半が国際競争に遅れた産業であったり、赤字体質の産業であったりする。例えば農林水産業や水道事業、土木建設業、通信事業などある。
経営概念の欠落した自治体
自治体には経営の概念が乏しい。その自治体が主導的な立場で関わりを持つ民間企業は、「お上が守ってくれる」という錯覚に陥り、依存体質が生まれ、経営がおろそかになる。
そもそもなぜ自治体に経営の概念が乏しいのかを指摘しなければならない。その元凶になっているのは、以下の4点と考える。
(1)国民の下僕という奉仕の精神ではなく、国民を支配するという特権階級意識が難関試験を突破したエリートに存在する。自動的に徴収される莫大な税金を自分たちの裁量で配分を決め、ある程度自由に使えるため、細かい採算など経営のことは考えなくともよいという意識に陥りやすい。
(2)国や地方の難しい公務員採用試験を経て入った者は、国家に貢献してきた分、民間企業で高い報酬を受け取っている者と同等以上の報酬を受け取る権利があると考える。そこで特殊法人を温存し、そこへ天下りして高い報酬を取り戻そうとする。そのため、特殊法人や第3セクターと呼ばれるところは、経営が優先されず、大幅な人件費赤字となっている。
(3)自治体会計が100年以上前の明治時代に誕生した制度のままで、その時の大陸(ドイツ)思想である「皇帝の代理を行う」という考えのために、経営が度外視されている。収支計算書だけのフロー会計で、資産表示する貸借対照表が義務化されていない(ストック会計がない)。そのため、経営分析や財務診断ができない。したがって正しい経営判断もできない。
(4)人事賃金制度も100年以上前から年功序列型制度であり、人事考課制度も存在しない。こんな遅れた人事制度は民間企業ではあり得ない。この組織の人たちは退廃的となり、自己防衛的となる。なぜなら、一所懸命仕事をしても手抜きばかりの仕事であっても、公平に評価されることはなく、年功で勝手に給与が上がる仕組みだからである。そのため、昔の公務員は「遅れず、休まず、仕事せず」を守っていればだんだん偉くなれたと言われていた。これでは、経営に必要な効率性や迅速性など養われるはずがない。
こうしたことから「経済は一流だが政治は三流だ」とか「日本の企業の技術は高いが、国全体としての競争力は低い」などと言われるのである。
一人ひとりの能力を封じる官僚組織
日本企業の採用の特徴は「新卒一括採用」である。戦力としてはゼロに等しい新卒を一気に大量採用し、給料を払い、教育を施す。海外の企業は基本的に即戦力と思われる人を採用し、人材育成にそこまでの投資はしない。
昨今はこの新卒一括採用のデメリットが叫ばれているが、振り返ってみれば、大量の新卒の社員に手厚く教育を施し、長い目で戦力化するという文化が、戦後の日本経済をここまで成長させてきたのである。
それに対して、難しい入職試験に合格した優秀な人材を生かし切れない組織が官僚組織である。責任回避体質になりがちな減点主義、効率性を重視しない組織風土、能力評価のない人事制度などによって、一人ひとりの能力が発揮できない仕組みになっているのだ。
マックスウェーバーは官僚制組織こそが最も合理的な組織だと指摘した。しかし同時に問題の多い組織であるということも付け加えている。それは、民主主義が発達すればする程、より広範な人々に等質なサービスを提供するために官僚組織も発達するが、同時に「被支配者集団の平均化」をますます強め、官僚支配を専制的なものにしていくからだ。
ウェーバーは、大衆の官僚への不満が頂点に達した時、カリスマ願望が呼び起こされると予言した。日本においても、大衆の不満が頂点に達した時に、初めて公務員の解体が始まるのかもしれない。逆に言えば、その時にならないと劇的な改革は期待できないということだ。
【あわせてお読みください】
・「地方創生は成功するのか?東京からは見えない地方の構造的問題とは」
( 2014.10.30、雑賀 憲彦 )
・「農業と観光で実現するほど甘くない地域経済の活性化」
( 2014.11.21、雑賀 憲彦 )
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/42502
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/734.html#c1
01. 2014年12月22日 07:40:00 : jXbiWWJBCA
「媚びる」分子が組織を亡ぼす、
批判を許さない中国共産党の自縄自縛
2014年12月22日(Mon) 柯 隆
日本の大企業では、よくこういう現象が見受けられる。部下が上司に本当のことを報告せず、上司が聞きたいグッドニュースだけを報告する。こういう媚びる社員は往々にして上司に気に入られ、出世する。それに対して、耳に痛い話を上司に報告する部下は嫌われ、子会社などに左遷させられてしまう。
「良薬は口に苦し」と言われるが、誰もが口に苦い薬を飲みたいわけではない。実はこれこそが、企業を凋落させる一番の理由である。
こういった病気は日本の大企業だけでなく、中国の社会と政治においても蔓延している。ここ十数年来、政府を批判し民主化の政治改革を求めて建設的な意見を述べる知識人が多数拘束されている。
今年、習近平国家主席は一部の文化人を集め、文学芸能のあり方について談話を発表した。その席上、水墨画家の範曾氏は習近平国家主席を「皇帝」と称える詩を発表した。招集された文化人たちは、政府が芸術創作に介入する問題点について誰も指摘しなかった。これでは中国の芸術創作はいつまで経っても政府共産党宣伝の道具のままである。
数年前に中国で大規模な反日デモが起きたとき、若者は「愛国無罪」のプラカードを掲げた。それは自分たちは愛国者であると標榜するプラカードだった。
しかし、「愛国無罪」のプラカードを掲げる若者は本当に愛国者なのだろうか。自分を愛国者と標榜する者たちは、自国民をたくさん雇用する日本企業を攻撃し、破壊した。その結果、失業した人も少なくなかった。どう見ても彼らは愛国者ではなく単なる暴徒であった。
目にあまる共産党幹部の横暴ぶり
ニューヨーク在住のある中国人画家がイタリアを訪れたときの話だ。バスの中で若い中国人カップルに出会った。白人の年寄りの乗客が乗り込んでくると、そのカップルはさっと立ち上がって席を譲った。画家はそれを見て「彼らこそ国を愛する者だ」と感銘したという。
一方、以前、中国共産党幹部の一団がパリを訪れたとき、大量の買い物をして、帰りの飛行機は席上のキャビネットが閉まらないほどだった。共産党幹部は荷物の収納をめぐって客室乗務員と大ゲンカとなり、フランス航空機から降ろされてしまった。中国人のイメージを地に落とした共産党幹部は、果たして愛国者と言えるのだろうか。
また、だいぶ前、筆者が飛行機で南京から北京に行ったときのことである。飛行機が北京の手前で天津の空港に緊急着陸した。機長のアナウンスによれば、北京の上空は雷雨なので、しばらく天津空港で待機するという。そのとき、ファーストクラスに乗り合わせた数人の中国人乗客が機長を呼び出し、「飛行機を飛ばせ」と怒鳴った。機長は「航空管制からの指示で飛べません」と説明したが、彼らは怒りが収まらない。「だったら、ドアを開けろ。俺は降りる」と続けた。
30分後、10台ほどの軍用車がやって来て、飛行機のそばに横付けした。そしてこの数人の乗客は飛行機を降りた。彼らが降りてから客室乗務員に聞いたところ、「南京軍区の司令官だ」という。筆者は「なるほど」と思ったものである。彼らが降りてから20分も経たないうちに飛行機が離陸したのは幸いだった。
批判を受け入れない「愛国者」たち
ポスト胡錦濤国家主席の座をめぐり習近平氏と競った薄煕来氏は、権力闘争に敗北し、収賄と横領の罪に問われ、無期懲役の刑が宣告された。
彼は重慶市共産党書記の時代、自分こそが愛国者であるかのように振る舞っていた。しかし、実際の行いはどうだったか。自分に協力的でない批判的な共産党幹部や企業経営者を、正規の法的手続きを経ずに次から次へと投獄した。そして、自分の息子をイギリスや米国へ留学させた。その息子はドイツの高級スポーツカーに乗り回し、贅沢三昧の生活を送っていた。留学の費用はすべて自分の息のかかった企業の経営者に出させた。こういう共産党幹部は本当に愛国者なのだろうか。
同じように、つい最近、共産党の党籍がはく奪され逮捕された元共産党中央委員会常務委員、いわゆる「チャイナセブン」の1人だった周永康氏も、巨額の賄賂を受け取り、多数の愛人がいたと報じられている。同氏は共産党の中央政治司法委員会書記であった。しかし、その歪んだ倫理観と乱れた生活はとても「法の番人」のものとは思えない。
これらの共産党幹部は愛国者の仮面をかぶり、権力を利用して私腹を肥やしていた。専門家の見方によれば、周氏は最低でも猶予付の死刑が宣告されるだろうと言われている。
もともと決して豊かでない農民の出身だった周氏は、共産党の厳格な愛国教育によって育った。それなのに、なぜここまで腐敗してしまったのだろうか。それは、周氏自身だけではなく共産党も反省しなければならない問題である。ケ小平の言葉によれば、良い制度は悪い人を良くすることができるが、悪い制度は良い人を悪くし、悪い人を悪魔にしてしまう。まったくその通りである。
中国共産党が抱える深刻な問題の1つは、外部の知識人などの批判をいっさい受け入れず、多くの場合は、批判した人が政府転覆罪に問われて投獄されてしまうことである。逆に、政府に迎合し媚びる人間が重用されている。
しかし、政府を転覆させるのは批判者ではない。迎合的で媚びる分子によって転覆させられてしまうのだ。
ある中国人の哲学者は「知識人の責務は批判すること」だと述べた。日本でも有名な魯迅先生(1988〜1936年)は政治に対する批判を生涯続けていた。
むろん、批判には「分寸」(加減)を考える必要がある。北京大学の賀衛方教授(法律)は、政府のメンツを意識して批判しないといけないという。その一線を越えると、自らが危なくなるからだ。知識人は自己防衛することが重要である。歴史に「もしも」はないが、それでも仮に魯迅先生が毛沢東時代まで生き延びた場合、おそらく毛沢東と対立し、迫害を受けていたに違いない。
媚びる分子を排除しなければ悲劇が待っている
日本の評論家の多くは、日中関係の悪化が中国の愛国教育のせいだと指摘する。しかしそれは中国政府が進める愛国教育の効果を過大評価している。
少し前に、共産党の地方機関紙「嘉興日報」の若い記者、王尭峰氏は中国のSNSで毛沢東を批判する書き込みをした。さらに、「もし中国が日本と戦争したら、私は民主主義の日本を支持する」とも書き込んだという。どう見ても共産党機関紙の記者が書く内容ではない。当然、王氏は解雇された。どうなるかは最初から分かっていたはずだ。にもかかわらず、王氏は自分の本音をSNSで吐き出した。共産党機関紙の記者であっても全員が愛国教育によって洗脳されているわけではないということだ。
もう1つの例を挙げよう。中国社会科学院の研究者、王占陽氏は保守派との論争で、「日本が軍国主義の道を歩むことはもうない」と述べた。その理由として、(1)軍国主義が戦争で敗北したから、(2)平和主義がすでに日本人の心に入り込んでいるから、(3)平和憲法が日本の平和の基礎を築き上げているから、と整理している。中国の知識人のなかにはこうした良識を持つ者もいる。
現在は共産党のなかで頭の転換ができない幹部が実権を握っている。だから彼らに迎合する「識者」が優勢のように見える。しかし、何が真理かは時間が経つにつれて明らかになるだろう。
どんな会社や組織でも権力者に媚びる分子が存在する。それを排除できるかは、指導者や経営者の眼力にかかっている。自分に迎合する発言を好んで聞き入れる指導者であれば、その先に待っているのは悲劇しかない。
【あわせてお読みください】
・「“強欲”が顔に出ている中国共産党の幹部たち」
( 2014.09.22、柯 隆 )
・「中国を支える共産党の伝統的「愚民思想」」
( 2014.08.11、筆坂 秀世 )
84. 2014年12月22日 07:40:26 : FoozYI3PZF
>79.一主婦さん
おはようございます。
流石に一主婦さんとは会話になりますね。こういった掲示板で批判合戦に陥らず会話が出来る一主婦さんは貴重な存在です。
こちらこそ今後ともよろしくお願いしますね。
しかし、民主党のあの方々の小沢アレルギーとかいう、お子様特有の好き嫌い病は一体何時になったら治るのでしょうね。
小沢氏が来なければ他の議員は受け入れるとか、未だに陸山会事件当時の小沢排除をやっていますが、結局、小沢氏を出戻りで受け入れたらこれまでの自分達の失策が明らかになってしまうし、あの件があるから小沢氏には逆らえない。
それに小沢氏の民主党の方が国民の支持を集めてしまう可能性が怖くて仕方ないのでしょうね。
今回の選挙で議席の増えた11人分をあの方達が辞めてさえくれれば丁度いいのですが、陸山会冤罪事件の間接的な加担者とも言えますので、きっとお天道様に顔向け出来ないのでしょう。
小沢氏や亀井氏、それに山本太郎氏などの国民目線の議員さん達は、限られた条件で本当に良く頑張ってくれたと思います。
そして、私や一主婦さん、それに他の大勢の国民もああするしかなかったです。
この国を良くしたいという気持ちは皆同じなのですから、そこには何らの差異もありません。
今回の選挙は狡猾な自民党にまんまとやられたという所でしょうか。
とにかく今後の動向を観察してみたいと思います。
問題だらけのこの国ですが、早く気持ちよく投票出来る選挙、それと透明性のある分かりやすい政治を行ってもらいたいものですね。
しかし、言いたい事をはっきりビシッと言ったり、そうかと思えば冷静で客観的な判断もされる一主婦さんには男ながらちょっと脱帽ですね。
私一応40過ぎの大人ですが、ビシッと言えない性格が欠点なのですよね。。少し見習おうかな 笑
02. 2014年12月22日 07:41:19 : jXbiWWJBCA
博多ラーメンを世界に売り出すのに
「官」の支援は必要か
世界市場の需要獲得を掲げるクールジャパン機構の意義と課題(前篇)
2014年12月22日(Mon) 大場 由幸
12月8日付けクールジャパン機構のプレスリリースによれば、日本文化を海外に売り込む官民ファンド、クールジャパン機構は8日、博多ラーメン店チェーン「一風堂」の運営会社、「力の源ホールディングス」(福岡市)に対し、約7億円の出資と最大13億円の融資枠を設定し、支援することを決定した。
これは、欧・米・豪においてラーメンをはじめとする日本食の普及および日本酒等の日系飲料や食材の流通経路として高い効果が期待される店舗の出店資金や、海外において他の日系外食企業も活用できるセントラルキッチンなどの設立資金とするものである。
同機構は昨年11月に設立し、すでに吉本興業などによる事業への出資などを決めており、今回が8件目の選定案件だ。「食」への投資は今回が初めてとなる。
さらに、シンガポールのオーチャード地区にて多数の日系中小外食企業の事業展開を支援する「ジャパンフードタウン事業」に対し、最大約7億円の出資を決定した。これは、これまで単独では海外進出が難しかった中小外食企業の足がかりとなるものだ(参考:同案件プレスリリース)。
官民ファンド「クールジャパン機構」の意義とは
クールジャパン推進機構発足、茂木経済産業大臣らも出席
クールジャパン機構発足パーティの様子。中央でスピーチするのは太田伸之・同機構社長〔AFPBB News〕
クールジャパン機構(資本金401億円、政府出資は財政投融資特別会計によるもの)は、そのホームページ上、同機構の業務趣旨について次のように述べている。
「日本には、コンテンツ、ファッション・日本食・住まいをはじめとする衣食住関連商品、観光、サービス、先端テクノロジー、レジャー、地域産品、伝統産品、教育などの分野で、いわゆる『クールジャパン』として外国人に評価されている財やサービスが存在しますが、これまで必ずしも十分な市場獲得に繋げられていません。
そのため、これら日本の生活文化の中で育まれた『日本の魅力』を付加価値としつつ産業として発展させ、海外需要の獲得(アウトバウンド)及び日本国内への海外需要の取り込み(インバウンド)につなげる取組を重点的に展開します。」
クールジャパン機構の登記社名は「株式会社海外需要開拓支援機構」であり、これほど分かりやすいネーミングはない。日本政府の基本方針では「成長戦略」が柱にあり、「経済成長を国民が実感できる社会を実現すべく、世界市場の需要獲得」が課題とされているのだ。
そこでは、国内の人口減少に伴う市場・需要の減少を前提として、日本企業のグローバル化を推進すべきとの政策理念が垣間見られる。
今、我々は「第2次グローバリゼーション」の時代に生きている。『通商白書2002年度版』によれば、過去、グローバリゼーションはブームとその後退という流れで、3つの期に分かれる。
すなわち、【第1期】1820年代から第一次世界大戦の前までの約1世紀にわたる第1次グローバリゼーションの時代、【第2期】2つの世界大戦を含む30年あまりの後退期を経て、【第3期】第2次世界大戦後現在に至る第2次グローバリゼーションの時代に突入しているのだ。
冷静に考えれば、いわゆる「グローバリゼーション」という言葉は、やや勇ましく、ある種、侵略的なニュアンスも感じられる。もはや内需拡大が期待できないとされる日本の企業が未来永劫に生き残って行くには「海外に打って出る」ことが不可避とされ、日頃のビジネスでも「アジアの活力を取り込む」という無粋な表現に現れる。
日本市場の内需はそれほど見込みがないのかという問題はさておき、今、そうした日本企業のグローバリゼーションを応援しようというのが重要な政策課題となっているわけだ。かつての「産業空洞化論」は息を潜めている。
よく韓国政府等の官民連携が引き合いに出され、「トップ外交」ともてはやされたりしたが、「投融資」というスキームを通じて、「クールジャパン」関連産業を担う日本企業のグローバリゼーション(海外展開)を支援するのが、この官民ファンドの意義だ。
その前提には、国内の人口減少に伴う市場・需要の減少→世界市場の需要獲得→日本の経済成長を目指す、というシナリオ仮説がある。政府がやることであるから、当然、究極の目標は日本経済の成長ということになる。平たく言えば、もはや日本は駄目だから海外市場の需要をできるだけ取り込もうというわけだ。
ただし、そうしたシナリオ仮説が本当に成り立つのかどうかは、個々の企業の業種、業態、企業規模、規制環境等によって異なる。今般、クールジャパン機構は「博多ラーメン」は世界中に潜在需要があり、この仮説が成り立つと判定したはずだ。
政策支援の理屈は「呼び水効果」
今回のような政策がニュースになると、一部の企業だけに偏った支援は政策としてはおかしいではないか、との批判があろう。
また今回のように業績が比較的順調(海外実績も有)の企業のグローバリゼーションを支援すると、「政府は優良企業の成功に乗っかっているだけだ」とも揶揄される。さらに、「民業圧迫」も典型的かつ古典的な政府批判として聞かれる。
この点、クールジャパン機構は、「勝ちパターンとなるような『成功モデル』を創出し、それの他の事業・分野への横断的な展開に積極的に取り組み、さらなる海外市場の拡大に繋げる」としている。
つまり、政府の役割は、あくまで「民業補完」に徹し、海外展開のための民間投資を促す「呼び水」としての役割を果たすこととしている。特定の企業へのえこひいきではなく、このロジックは、きわめて正しい。
そして、支援対象の事業を成功させなければ絶対に「呼び水効果」は期待できない。事業が失敗してしまえば、税金を溝に捨てたのも同然となる。「政府は優良企業の成功に乗っかっているだけだ」と揶揄されても、「官」は、絶対に勝ち馬に乗らなければならず、大きなリスクは取りにくいのだ。
一方、別の重要な論点としては、官民ファンドが登場する必要性が本当にあるのかということだ。
つまり、官民ファンドなしでは当該事業は資金調達が見込めず海外事業が頓挫してしまうのかどうか。官民ファンドによる投資が呼び水となって、将来、本当に他の民間投資を次々と促すのかどうか。すなわち、1つの成功事例によって波及効果が本当に期待できるかどうかだ。
本件、外食産業は資金力が乏しいとされる。フランチャイズによる店舗展開等で資産・担保力が弱く銀行借入れが容易ではないケースも多い。国内の信用力(=担保力)の枠の中でしか海外展開はできない。ラーメン店のスピーディーな海外展開においては、やはり資金力の壁に突き当たってしまうのだろう。
一部の企業だけに偏った支援は政策としておかしいと言う方々の中には、「選定基準」が不明瞭だとの批判もあろう。
クールジャパン機構が掲げる投資ガイドラインの「支援基準」は、(1)政策的意義(日本の魅力の海外への事業展開のためのリスクマネー供給であること)、(2)収益性確保(経営体制、リターン、EXITの蓋然性)、(3)波及効果(国内産業への裨益、企業連携、発信力、市場開拓の先駆け、共同基盤の提供)となっており、確かに判然としないかもしれない。
しかし、そもそも「投資」とは人間の総合判断によるリスクテイキング業務であり、本質的には数値等に基づく明確な「選定基準」が作れるものではない。
政策的意義や波及効果も明確な基準の策定は容易ではない。そうしたリスクマネーの供給を「官」がやるべきかという別の論点はあるが、「選定基準」が不明瞭だと批判したところで、あまり生産的な議論にはつながらない。
ただ、呼び水効果を期待する控えめな官製ファンドでは、出資比率の上限を設定する等、企業経営に対する政府関与を一定程度に抑えるような工夫も必要かもしれない。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/42452
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/734.html#c2
01. 2014年12月22日 07:41:29 : I1dXExxYp2
よほど売れないとみえる。
http://www.asyura2.com/14/hasan92/msg/390.html#c1
02. 2014年12月22日 07:43:13 : KzvqvqZdMU
拘束衣憲法を脱がせるな、ということだね
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/736.html#c2
01. 2014年12月22日 07:43:15 : jXbiWWJBCA
2015年の東アジア:戦争と平和の可能性を考える
中国、台湾、南シナ海などの情勢をどう見るか〜アメリカ空軍戦争大学で教えて(11)
2014年12月22日(Mon) 片桐 範之
2014年の東アジアは軍事的にも経済的にも、大きな目で見れば安定した1年だった。先月北京で開かれたAPEC会議では安倍晋三首相と習近平・中国国家主席との間で会談が実現し、朴槿恵・韓国大統領とも短いながらも会話が生まれ、日本の外交に一定の期待を残した。
東アジア情勢は近い将来どう変わるのだろうか。本稿では今年の進展を元に、来年注目すべき点を幾つか挙げたい。特にここ数カ月の政治・経済両面での動きは地域の安定にどう影響を与えるのかという問題に着目したい。
軍事対立は東アジアで戦争を引き起こすか
安全保障の分野で最も大切な問題の1つに、戦争の可能性がある。とりわけここ数年の間で日本を取り巻く環境は厳しくなってきており、専門家の間でも尖閣地域での日中の軍事衝突の可能性とシナリオが分析されている。冷戦中にあったソ連からの脅威は低下したぶん、北朝鮮や中国を中心とする西からの脅威が顕著になった。
中国の軍事増強を目の前に、日本の領土防衛は少しずつ不利になってきている。2013年11月の中国の防空識別圏設定から先月の小笠原諸島海域での「宝石サンゴ」の密漁漁船の問題まで、迅速で効果的な対応を見せることができなかった。
海上保安庁のデータによると、ここ数年、中国漁船の日本領海への侵入が増えている。防衛省統合幕僚監部のデータでも、ロシア軍機の次に中国軍機に対しての航空自衛隊機のスクランブルが増えている。日本の抑止力の低下と、それへの有効な対処法の欠如を示唆している。
しかし日中間の軍事衝突を起こさぬための政治・外交・軍事・経済的な措置が取られている。東京と北京を分断する根本的な問題は多く残っているが、それがすぐに戦争を意味するわけではない。
朝鮮半島も然りである。南北統一という将来の展望に関しては不明な点が多く、韓国と北朝鮮の関係の根本的な問題は解決の糸口も見えていない。しかし、北朝鮮のミサイルや核開発など時折見せる軍事活動を除き、より大きな目で見れば朝鮮半島は安定しているとも言える。
とは言っても、日韓関係で大きな発展を期待するのは難しい。もちろん、日韓間での戦争は考えにくいが、竹島問題、日本海呼称、歴史問題、対立感情を含め根本的な問題は解決されておらず長期的に進展を見守る必要がある。この点、日中韓首脳のサミットが開かれれば今後の東アジア外交の布石となるかも知れない。
板門店の非武装地帯の緊迫した状況は変わらない(2014年3月、著者撮影:以下同)今年3月、ソウルの日本大使館近くで行われた反日デモの様子
東アジアの問題は北東アジアに限らない。フィリピンではイスラム勢力による独立運動に歯止めがかかっておらず、クーデターのあったタイに加え、ミャンマーでも民主化運動の減速とロヒンギャ族などの少数民族への政府弾圧が続いている。
インドシナ半島の様々な所で水不足に関する紛争も起きており、必ずしも大規模な軍事衝突には至らないかも知れないが、今後も不安定な状態が続くだろう。
南シナ海では中国とフィリピン、そしてベトナムの対峙は続く。フィリピンとベトナムはここ数年でアメリカとの関係を強化しており、南シナ海の領土問題が米軍を巻き込んだ地域全体の戦争に発展する可能性も存在する。
また、フィリピン軍と日本の自衛隊の協力も今後数カ月のうちに進む見込みがあり、南シナ海での力学は東シナ海に一定の影響を持つと見ることもできる。
東アジア諸国の国内問題は戦争を引き起こすか
東アジア各国の内政はどうであろうか。国家の内政がどう外交に影響するか考えるにあたり、重要な要素はその国の政治形態にある。つまり、その国が民主主義かそうでないかという問題は、地域の平和に結びつく問題である。
国際関係学には「democratic peace」と呼ばれる、民主主義国家同士は戦争をしないという理論がある。
戦争の際のコストを直接払う立場にある民衆が、戦争失敗の際には政治指導者を選挙において罰するため、結果的に民主国家同士が戦争をすることを難しくする。この考えを東アジアに当てはめてみると、中国や北朝鮮などが民主化すれば、東アジア全体がより安定するのではないかという希望が生まれる。
しかしこの見方には問題が少なくとも2つある。1つ目はその現実性に乏しいことで、北朝鮮はおろか、中国が民主化するという保証はなく、仮にその方向に進んだとしてもそのためには時間がかかる。もちろん、ここ数年の中国内の地方選挙の実施はある程度の期待をもたらすが、共産党のコントロールは依然として強い。
もう1つの問題は、民主主義は結果として平和をもたらすかもしれないが、民主化の「過程」は戦争を引き起こす可能性が高いと政治学で証明されている点である。
理由はというと、民主化の過程で大衆とエリートとの間に対立が起き、既得権益を持つエリートは国内状況を「整える」ためにナショナリズムを使って外部からの脅威を誇張し、結果として対外的な紛争の可能性が高まるというものである。
ここで注目すべきは北朝鮮やミャンマーなどの非民主主義国家と、中国のように徐々に民主化の方向に向かうかもしれない国家である。
立法院占拠の2週間ほど前に台北で行われた学生デモの様子
そこで重要なのは台湾である。過去数十年で何度か一触即発の状態にあった台湾海峡であるが、今日では台北と北京の間での経済協力や観光事業が強化され、状態はある程度安定している。
しかし、台湾の政治ステータスの問題は未解決である。台湾独立に対する北京の反対は明確であり、3月に立法院の学生占拠でも見られたように、民主主義を謳歌する台湾には根本的な緊張感が存在する。
もし中国国内で民主化が進んでいるのであれば、そのプロセスは中国近辺の領海問題にどのような影響を与えるのか。中国と対立するフィリピンやベトナムとの紛争の可能性は高まるのだろうか。
現時点ではアジア回帰の枠組みで増しているアメリカのプレゼンスに抑止効果があるのは明らかだ。
しかしその一方で、もし米軍のプレゼンスが中国にとって脅威と感じられるのであれば、中国国内のナショナリズムの波と共に、南シナ海におけるフィリピン、ベトナム、そしてアメリカとの戦争の可能性が高まるかも知れない。
経済相互依存は東アジアの平和をもたらすか
安全保障の面ではある程度の安定が見られるものの、領土紛争などは基本的に解決されておらず、来年も紛争の火種として残るのではないかとみている。一方で経済面ではどうだろうか。ここ数年で顕著なのは東アジア諸国間の経済関係が強化されつつある点である。
国際関係学の中には「capitalist peace」という理論がある。これは、資本主義国家同士による相互依存関係は戦争のコストを引き上げ、結果として戦争が起きる可能性が低下するという見方である。先に述べた民主主義が起こす平和ではなく、資本主義が起こす平和である。
好例の1つは台湾海峡に見られる。馬英九政権は台湾の独立運動から距離を置き、経済協力の下での政治的な現状維持に努めている。台湾と中国の政治体制は種を異にするが、貿易や投資が形成する相互依存が安定をもたらしている。
アジア最大の経済国である中国はもちろん資本主義国家ではないが、上海などの沿岸大都市に見られる比較的オープンな経済政策はアジア地域に十分融合されている。
また、東南アジア諸国には中国経済の影響力が広まっており、それが領土紛争の可能性を低下させている。華僑の多いマレーシアやシンガポールだけでなく、マニラなどにも大量の中華資本が流れ込んでいる。
もちろん、外資産業の影響はその国内でも問題を引き起こす可能性がある。貿易・投資で儲ける者もいれば損をする人間もいるからであり、現地の景気が悪化すれば、中国資本が否定的に捉えられ関係が悪化することも考えられる。1997年のアジア財政危機の時にインドネシア各地の比較的裕福な華僑社会が地元民に攻撃された例がある。
アジアの経済協力はアジアの「地域化」と共に発展している。環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の交渉は遅れてはいるが、そもそもすぐに交渉国が合意に達する案件ではない。一方、中国は東アジア地域包括的経済連携(RCEP)を率いて東アジア諸国が中心になった地域化を図っている。
注目すべきはアメリカの役割である。中国が率先して行う「アメリカ外し」の一環としては、アジアインフラ投資銀行も注目すべきであろう。これはまさに中国の地域的指導力が生み出す新手の地域政策で、今後はこの種の投資が増え中国のソフトパワーの向上が図られるに違いない。
日本の最大貿易相手国である中国との経済関係の修復が、今後の安倍政権にとって重要になる。しかし現状では、貿易収支や知的財産、中国による断続的なサイバー攻撃などが2カ国間の不信につながっている。
日本への意味合い
ここ1年の東アジア情勢を振り返ってみると、著しい外交的な発展が見られるわけではない。ある程度の進歩が見られる一方、根本的な問題が未解決のままである。
これは日本へどのような意味を持つのか? 2つの視点が得られる。
第一に、未解決問題に関する短期間での状況改善の期待は持てないため、日本の積極的な外交努力が求められる。特にフィリピンを含む日本と安全保障面で強い共通認識を持つ国との協力体制の強化は効果が見られるかもしれない。
また、地域化を率先して推進し、少なくとも経済面での指導力を東アジア内で発揮する必要もあるだろう。加えて、安全保障の面でアメリカの抑止力に頼るのではなく、独自の軍事力の向上を継続し、様々な軍事シナリオに対応できるようヘッジ戦略を強化する必要も考えられる。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/42429
http://www.asyura2.com/14/warb14/msg/679.html#c1
16. 2014年12月22日 07:44:37 : FWXgz1JXrx
15 ↑
まともに話をしていないのは君の方。うんこウサギの仲間かね。
http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/450.html#c16
06. 2014年12月22日 07:47:31 : I1dXExxYp2
そもそもデフレという経済学上の認識が机上の空論だ。
http://www.asyura2.com/14/hasan92/msg/388.html#c6
11. 2014年12月22日 07:48:25 : EkXM3nFnp6
03
04
既に国民の多くが知るところ、感じていること。
03. 茶色のうさぎ 2014年12月22日 07:49:05 : qtmOTsgWNIsK2 : SiHKXw1moU
他力本願で自分からは何もしない、考えもしない連中、勇気もなく人の云うまま。! 福島県民だね。!笑
しょせん、自民党の云うまま、お金目当てでしょうか。? このくらいバカにされても動かないねー。!
命が大事なら自分達で、避難、移住、補償金、まで決定してみなーーって。! 選挙すりゃ自民党だね。!笑
どれだけ福島県民は日本国民に迷惑かけてるんだ。? もうすぐ4年だよ、病気も発症だね。!
バカな代表やリーダーばかりか?組合長連中を見て思ったね。! 毒バラマクなー。!アホ、早く死ねー。!
チェルノブイリのその後も知らないのか?勉強しろー。!そこは住む所では無いんだよ。!永遠に。!ペッ。!
03. 2014年12月22日 07:50:48 : I1dXExxYp2
日本人は長生きである。
この一言で議論は終わりだ。
http://www.asyura2.com/14/hasan92/msg/384.html#c3
01. 2014年12月22日 07:54:53 : KzvqvqZdMU
天木直人こそ卑劣な人間だよ
原発再稼働に賛成な国民はゴマンといる。
翁長知事当選に危惧している国民もいる。
自分の意見に反対な者に卑劣という言葉を投げつけるのは、独裁者の言うことだ。
03. 戦争とはこういう物 2014年12月22日 07:55:48 : N0qgFY7SzZrIQ : WJiCmAappI
>民主党
それでも民主党政権では、脱原発に向けようとした。不都合な情報も漏れていた。
いまは「あべっちゃま君」が金で解決、というだけ。
汚染された場所には住むべきでないのが原則。帰還しない住民に責は無い。
http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/459.html#c3
54. 2014年12月22日 07:57:50 : HsIVJsi0rs
そもそも投票用紙は「公文書」と言えるのではないのか?これを「エンピツ」で書かせること自体、全くおかしな話だ。いくらでも消したり書き変えたり捏造したりできる。大事な書類をエンピツで書くなど聞いたこともない。
これ一つ見ても、日本の選挙がどれほどいかがわしく八百長ぺてん臭いかが判る。
01. 2014年12月22日 07:58:20 : KzvqvqZdMU
負けて悔しいもんだから、なにかとイチャモンをつけるのだね。
民主選挙だ、選挙結果は国民の意思だよ、従いなさい。
02. 2014年12月22日 07:58:22 : jXbiWWJBCA
非OPEC産油国に生産削減求める−UAEエネルギー相
(ブルームバーグ):アラブ首長国連邦(UAE)のマズルーイ・エネルギー相は原油の過剰供給が市場に打撃となる中で、石油輸出国機構(OPEC)加盟国以外の産油国が「無責任」な生産を削減すべきだとの見解を明らかにした。
カタールのサダ・エネルギー・産業相は21日、アブダビで開かれた会議の際のインタビューで原油市場は日量200万バレルの供給過剰状態にあると指摘。ブルームバーグがまとめたデータによれば、OPECが2013年1月以降は日量3000万バレル程度の産油量 を維持しているのに対し、世界全体 の産油量は200万バレル余り増加し日量9360万バレルとなっている。
マズルーイ・エネルギー相は別のインタビューで、「われわれはすべての他の産油国に増産を停止するよう求める。増産が市場に打撃を与えているからだ」と述べた。
北海ブレント原油は今年に入って45%下落。OPECは先月の総会で、現行の日量3000万バレルの生産目標を維持することを決定した。財政的に困難な状況に陥っているため価格押し上げを目指すベネズエラは減産を求めていた。
マズルーイ・エネルギー相は会議で、「OPEC加盟国以外の産油国による無責任な生産が価格下落の背景だ」と指摘。その上で「時間と共に市場は改善されるだろう」と語った。
原題:Non-OPEC Producers Called on to Reduce Oil Output After Rout(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:アブダビ Mahmoud Habboush mhabboush@bloomberg.net;アブダビ Wael Mahdi wmahdi@bloomberg.net;アブダビ Anthony DiPaola adipaola@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Nayla Razzouk nrazzouk2@bloomberg.net Claudia Carpenter, Inal Ersan
更新日時: 2014/12/22 07:29 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NGY99U6K50XS01.html
スエズ危機の教訓、ロシアがIMF支援を求めない理由
(ブルームバーグ):軍事進攻が米国の逆鱗(げきりん)に触れ、通貨防衛で準備は枯渇し、ついに国際通貨基金(IMF)に支援を要請することになった。
21世紀の世界地図に描かれたロシアの青写真ではない。1956年に英国が残した足跡だ。衝突の地はウクライナではなく、スエズ運河だった。
IMF融資はロシアが入り込んでしまった金融海峡を抜け出すための明白な手段だが、プーチン大統領は当面これを求めない、求めたくてもできないのは歴史が物語っている。当時も今も、IMF融資には米国の拒否権という不吉な影が差しているからだ。
「IMFに関与を求めるべき状況に至っている」と指摘するのは、メリーランド大学のフィリップ・スウェイゲル教授。IMFと米財務省での勤務歴がある同教授は、「ロシアは助けを必要としているが、プーチン大統領が助けを求める図は想像しにくい。そんなことをすれば屈服したも同然と考えるだろう。それにロシアが支援を要請すれば、米国はそれをレバレッジとして利用する可能性がある」と分析した。
約60年前に当時のアイゼンハワー米大統領が取った行動が、まさにそうだった。
世界貿易のライフラインであったスエズ運河をエジプトのナセル大統領が強引に国有化し、同運河を運営していた企業連合を追い出した後、英国は1956年、フランスを引き連れてイスラエルに加勢し、エジプトに侵攻した。
スエズ危機、ポンド危機
ポンドが投機家の攻撃を受け、英国は窮地に追い込まれた。イングランド銀行(英中央銀行)は自国通貨の防衛で準備を取り崩すしかなかった。
英国にとって「スエズ危機は金融危機でもあった」と、IMFの歴史に詳しいジェイムズ・M・バウトン氏は2001年の研究で指摘した。
ポンド切り下げを回避するために最低限必要とされる20億ドルの準備の維持が困難をきたし、英国は助け舟を探し始めた。米国からの直接援助はなさそうだと判断し、創立から約10年のIMFに目を向けた。
英国の望みはかなえられなかった。ジョージ・ハンフリー米財務長官は英国に対し、IMFの枠組みの中でしか支援はしないと言い放った。当時のIMFは「米国に抵抗するどころか、米国寄りの姿勢にあった」。
エジプト撤退、ルーブル急降下
準備が20億ドルを割り込みそうになった英国はついに折れ、エジプトからの軍撤退を発表した。これによって13億ドルの融資を受けられるようになり、ポンドは救済された。
バウトン氏によれば、「英国が金融支援を必要としていた状況は、米国にこれ以上望みようのないレバレッジを与えた」。
今も同じことが言えるだろうか。
ウクライナに対するロシアの関与が国際的な制裁を招き、これに原油価格の急落が重なり、通貨ルーブルは急降下した。2013年末に4700億ドルあった外貨準備からは、約1000億ドルが消えた。
ブリュッセルの調査グループ、リスボン・カウンシルのチーフエコノミスト、アレッサンドロ・ライポルド氏は「IMFが関与する経済状況と政治的な現実の二つは、全く相いれないものだ」と指摘する。元IMF当局者でもある同氏は、「経済的ケースは昔から新興国にはよくあることで、教科書通りと言っても過言ではない。しかしこれがすぐに起きる政治的なリアリティというのは実際のところ、ゼロに等しい」と述べた。
原題:Cold War-Era Lesson of Suez Crisis as Russia Burns Through Cash(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:パリ Simon Kennedy skennedy4@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: James Hertling jhertling@bloomberg.net Zoe Schneeweiss
更新日時: 2014/12/22 07:00 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NGUDWY6VDKHT01.html
04. 戦争とはこういう物 2014年12月22日 08:00:03 : N0qgFY7SzZrIQ : WJiCmAappI
汚染された地域に住むべきではない、と漫画に描いても「福島の気持ちを考えない」とバッシングする政府と大マスゴミ。被害が出た時には、何と言って「関連を否定」するのか。
http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/458.html#c4