18日、中国衛星応用産業協会副会長兼秘書長の侯慶国(ホウ・チン・グゥオ)氏はこのほど、2015中国国際衛星応用展覧会の記者会見に出席した。資料写真。
中国の通信衛星市場、2020年に1兆2000億円規模に―中国紙
http://www.recordchina.co.jp/a99326.html
2014年12月20日 5時6分
2014年12月18日、中国衛星応用産業協会副会長兼秘書長の侯慶国(ホウ・チン・グゥオ)氏はこのほど、2015中国国際衛星応用展覧会の記者会見に出席した際に、「今後5年間、中国の通信衛星地上応用システムへの投資規模は年平均23%増となり、2020年までに投資額は少なくとも620億元(約1兆2000億円)に達する。そのうち衛星測位サービスが未来の主な成長点になる」と表明した。中国青年報が伝えた。
米衛星産業協会(SIA)のデータによると、2013年末の時点で運用中の衛星は1167基に達し、うち通信衛星が53%、商業通信衛星が40%を占めた。2013年の世界衛星産業の売上は前年比3%増の1952億ドル(約23兆2000億円)に達し、うち世界衛星サービス産業が61%の1186億ドル(約14兆1000億円)、地上設備製造業が28%の555億ドル(約6兆6000億円)、衛星製造業が8%の157億ドル(約1兆9000億円)、打ち上げサービス業が3%の54億ドル(約6400億円)となった。
侯氏は、「中国の2013年の固定衛星通信サービス利用者数(端末ベース)は4万5000人、移動・携帯型利用者数(端末ベース)は3万5000人に達した。中国市場は今後、携帯型端末とブロードバンド端末が高度成長期を迎え、2016年に10万人、2020年に約50万人の規模に達する見通しだ」と予想した。(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/武藤)