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2014年12月18日00時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK176] 「世界情勢が安倍首相の「わがまま」を許さなくなってきていることを知るべきです:森田実氏」
「世界情勢が安倍首相の「わがまま」を許さなくなってきていることを知るべきです:森田実氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/16116.html
2014/12/18 晴耕雨読


https://twitter.com/minorumorita

最近、政治家や政治ジャーナリストの中に「安倍政権は今後4年間は安泰。問題は2020年の東京オリンピックまでやるかどうかが問題」などと語る者が見受けられますが、このような「安倍長期政権確実論」には、世界の動きへの無理解があるのではないか、と感じます。

世界のことを知らないためではないか、と気になりました。

安倍政権を取り巻く世界の状況は、かなり厳しくなっています。

楽観できない状況があります。

中国と韓国は、衆院選に勝った安倍首相は、「戦後レジームからの脱却」、「歴史修正主義」の動きを強めるのではないか、と警戒しています。

もしも安倍首相が、調子づいて靖国参拝を強行すれば、安倍政権は世界の孤児になるでしょう。

世界情勢が安倍首相の「わがまま」を許さなくなってきていることを知るべきです。

日米関係も難しくなりつつあります。

それに経済情勢は楽観できません。

安倍長期政権確実論は楽観的すぎます。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/556.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 「地方の民意を無視して、どうして地方創生ができるか?:金子勝氏」
「地方の民意を無視して、どうして地方創生ができるか?:金子勝氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/16109.html
2014/12/17 晴耕雨読


https://twitter.com/masaru_kaneko

沖縄の4選挙区で自民が敗れた。

こういう時代がやがてやってくることもあるのだ。

沖縄は、人間が人間として扱われないことへの怒り、嘘をつかれても諦めないのを基本に、全ての勢力がまとまることの大切さを教えてくれる。

これからが正念場です。 http://goo.gl/5xrpwh

沖縄県で公約破りの自民全滅でも、安倍首相が普天間基地の「辺野古への移設が唯一の解決策という考えに変わりはない」と発言した。

翁長沖縄県知事は「そういう発言をしたなら、大変残念だ」と表明。

地方の民意を無視して、どうして地方創生ができるか? http://goo.gl/Zm9n2E

【制御できない安全無視】福島第1原発では、廃炉作業に伴い、建屋のがれきや地上タンク建設のために伐採した樹木など高線量汚染のごみが構内で増え続けています。

2027年までその量は56万トンになるという。

問題は地下水だけではない。 http://goo.gl/TUrZH4

科学者がいない原子力規制委員会は、17日の定例会合で、九電と共に原発依存で経営が苦しい関電の高浜原発3、4号機について、新規制基準適合の「審査書」案を公表する。

こういう政治的な安全性無視が事故を引き起した。 http://goo.gl/mmzQhp

経産省は、最大の既得権益=原子力村の言うがまま、再エネの固定価格買取制度を改悪し「全量買取」の義務付けを外そうとしている。

日本の産業の国際競争力をこれほどまでに低下させた経産省の罪は重い。

経済産業妨害省です。 http://goo.gl/LNSDUT

アベノミクスは、早速、介護報酬引き下げで再スタートです。

職員の賃金を確保し正規化を促進するのはいいが、介護報酬引き下げはない。

そもそも消費税を法人税減税や公共事業に使っておいて、10%引き上げができなかったことは理由にならない。 http://goo.gl/RDfmSJ

小泉時代と同じく、「アベノミクス」というワンフレーズ・ポリティクスに騙され、再び愚かな選択が行われたが、これから小泉時代と同じく、格差と貧困という痛みだけが人々を襲い、産業の国際競争力が著しく低下していくだろう。

メディアの反省のなさは深刻だが、まもなく騙されたことに気づきます。


http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/558.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 田原総一朗:まんまと乗せられた野党とメディア、安倍首相の本当の狙いは何か(nikkei BPnet)
田原総一朗:まんまと乗せられた野党とメディア、安倍首相の本当の狙いは何か
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141217-00000002-fukkou-bus_all
nikkei BPnet 12月17日(水)23時57分配信


 今回の衆院選は、野党もマスメディアも、まんまと安倍自民党の戦略にしてやられたといった感じだ。

■「アベノミクスの是非を問う」で乗せられた

 安倍晋三首相は解散・総選挙の理由として消費再増税の延期を挙げた。2015年10月から消費税率を10%へ引き上げる予定だったが、今年7〜9月期の国民総生産(GDP)速報値が年率換算で前期比マイナス1.6%と予想外に悪かったからだ(その後、改定値でマイナス1.9%に下方修正)。

 経済が腰折れしており、今年4月に消費税率を8%へ引き上げたことが大きく影響していると判断し、安倍首相は消費再増税を18カ月先延ばしにすることを表明した。そして、消費再増税の延期はとても重大なことであるから「国民に信を問う」として解散・総選挙に踏み切ったのである。

 これに乗せられた野党とマスメディアは、選挙の主な争点は経済問題であると捉え、「アベノミクスの是非を問う」と位置づけた。だが、野党はアベノミクスを批判するものの、対案を出せない。

 その結果、自民党291議席、公明は35議席、あわせて326議席となり、定数の3分の2を超える与党の圧勝に終わった。

■本音は「戦後レジームからの脱却」

 安倍首相の解散・総選挙の狙いは、実は経済問題ではなかった。今後4年間、政権の座にいることを確保したかったのである。

 与党が3分の2を超える議席を獲得したことから、来年9月の自民党総裁選では早くも安倍さんの再選を確実視する声もあり、このままいけば首相を続投することになる。

 では安倍首相にとって、なぜ今後4年間、政権の座にいる必要があるのか。それは、第1次政権の所信表明演説(2007年9月)で明言した「戦後レジームからの脱却」を実現したいからだ。

 安倍首相は第2次政権になってから「戦後レジームからの脱却」を口にするのはできるだけ控えてきた。このフレーズには国民に少なからず「危ない」と思わせる部分があるからで、代わりにアベノミクスによる日本経済再生についてもっぱら言及してきたのだ。

 しかし、本音は「戦後レジームからの脱却」なのである。

 安倍首相が考えている「戦後レジーム」、つまり戦後体制を形づくってきた柱は4本ある。これについては前回の本コラムで書いたが、私は今こそこの問題が重要だと思うので、もう一度考えてみたい。

■「東京裁判史観」からの脱却

 一つは極東国際軍事裁判(東京裁判)である。いわゆる「東京裁判史観」というものから脱却したいのだ。東京裁判では、日本の昭和の戦争は侵略戦争であり、A級戦犯25人が有罪となり、そのうち7人が死刑判決を受け絞首刑に処された。

 日本の昭和の戦争が侵略戦争ならば、米国が戦ったベトナム戦争やイラク戦争はどうなのか。旧ソ連が第二次世界大戦でポーランドなどの国に侵攻したのはどうなのか。いずれも侵略戦争なのに米国も旧ソ連も罰せられていない。この点を念頭に置いているのではないか。

 戦前戦中の日本の行為がすべて「悪」とする米国占領政策によって植えつけられた東京裁判史観なるものを、安倍首相はくつがえしたいのであろう。

 そして、それは靖国参拝問題へとつながる。東京裁判史観をくつがえさないとA級戦犯が合祀されている靖国神社には参拝しにくい。安倍首相は靖国参拝を正当化するために東京裁判史観をくつがえしたいと考えているのだろう。

■日本弱体化のための憲法を改正、対米従属からの脱却

 二つ目は憲法改正だ。現在の日本国憲法は、連合国軍総司令部(GHQ)の占領下で米国に押し付けられた、いわば日本弱体化のための憲法だとの捉え方がある。日本を民主主義の国にしようと考え、国民主権、言論の自由、基本的人権などを認めた点はすばらしい内容である。

 しかし、憲法第9条によって日本は弱体化されたとされ、戦後の自民党は自分たちの手でもう一度つくり直したいと考え、憲法改正を主張してきた。現実には自民党は憲法をうまく使いこなしてきたのだが、今後はその方針を変えたいのである。

 三つ目は対米従属からの脱却だ。日米安保条約では、米国は日本に危機が訪れたときに助けてくれるが、米国が危機のとき日本は手助けすることはできない。いわゆる片務条約である。片務条約であるために日本の外交はすべて米国に従う。これが対米従属だ。

 安倍首相は日米関係をもう少し対等に近い形に持っていきたい。それには日本の自立が必要であり、そのきっかけの一つが集団的自衛権であろう。来年以降の国会で関連法案が審議されることになる。

■第二の関門は2016年7月の参院選

 四つ目の柱は教育改革である。国民の個人としての権利や自由は重視されているが、国や公共、家族に対する「義務」や「責任」が弱いと考えている。そこで教育基本法の改正や道徳の教科化を行うことがすでに始まっている。

 安倍首相はこれら4本の柱について今後4年間で改革を実現したいと考えている。しかし、まだおおっぴらには発言していない。

 2016年7月に参院選がある。そこでもし与党が3分の2の議席を獲得すれば、憲法改正が具体化してくる。今回の衆院選での3分の2獲得を第一の関門とすれば、次の参院選は第二の関門となる。

 その第二の関門を突破するまでは、「戦後レジームからの脱却」はあまり大きな声で言うわけにはいかない。それまではなるべくそっとしておいて、日本経済再生を訴えていくだろう。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/559.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 民意を反映できない民主主義というシステム(そりゃおかしいゼ第二章)
民意を反映できない民主主義というシステム
http://blog.goo.ne.jp/fotvet9099/e/69083e69a549529701da7ce2b2bf1586
2014年12月17日 そりゃおかしいゼ第二章


沖縄の今回の選挙のように、巨大与党に協力して選挙が出来ないかと思ってみた。辺野古基地建設反対の一点で、沖縄の4つの小選挙区は知事選の熱が冷めやらぬまま、総選挙戦に突入した。民主党を除く野党の共闘は、見事に自民党を打ち破った。

ところが、敗北した4人の自民党候補は全員比例区で復活している。自民党が、保険として比例区の上位に、沖縄の候補者を置いた。比例区では下地ですら当選した。

結果として、沖縄4区で選挙戦を戦った9人全員が、衆議院議員になった。沖縄小選挙区で勝利した4人は、早速辺野古に向かい反対で座り込む人たちを激励に訪れた。

比例区とはいえ小選挙区の敗北者の自民党議員は、大手を振ってこれまで以上に辺野古基地建設へ動くことになるであろう。

こう見ると、民意どころか選挙結果は何の意味も持たないのでないかと疑いたくなる。逆に、自民党が小選挙区ですべて勝利したことを考えれば、今回の勝利は意味があるとは思うが、それでも釈然としない結果と言える。小選挙区もおかしいが、比例区についても掲げられた理念と異なり、小選挙区候補者のセーフガードになっているのである。

更に、政党投票となる比例区の動向の意味が理解できない。2009年、2012年、2014年の総選挙で自民党はそれぞれ1881万票で55議席、1662万票で57議席、1765万票で68議席とほとんど得票も議席数も変化がない。国民の移民党という政党に対する評価にはほとんど変化がないのである。

同じく民主党は2984万票で87議席、962万票で30議席、977万票で35議席であるが、これは鳩山党首の時の勝利を除けば、この2回の選挙結果に変化はない。むしる増えているのである。自民勝利も民主敗北もない。

もっと不思議なのは、日本共産党であるが前回の369万票から606万票へ、倍に近い得票ながらも、8議席を21議席に2.6倍に伸ばした。21のうちい議席は沖縄の小選挙区であるから、実質的に全員が比例区当選である。

戦後最低の投票率を、実数で評価するのはおかしい面もあるが、議席数は得票数に関係なく与えられる。短期決戦で泡沫候補が少なかったこともある。それにしても、民意は正当に評価されているとは思えない。

選挙後の世論調査でも主要な政策の多くは国民が反対か疑義を抱いている。集団的自衛権行使容認については60%の人が懸念を持っている。原発は70%が反対か慎重な姿勢を持っている。消費増税は60%が反対か疑念を抱いている。アベノミクスと称する経済対策についても成功すると思っている人は20%程度しかいない。

民主主義というシステムに完璧はないと言われている。しかし、民主主義の理念と矛盾することがあれば、その都度でも訂正するべきである。訂正するのが政治家自身であるから、腰が重くなる。定数削減や報酬の見直しなどはその典型である。それでも、民意を反映できない制度は修正されるべきである。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/560.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 「野党再編を念頭に置いた小沢戦略」(EJ第3939号) Electronic Journal
                小沢潰しを仕掛ける安倍首相


「野党再編を念頭に置いた小沢戦略」(EJ第3939号)
http://electronic-journal.seesaa.net/article/410785116.html
2014年12月18日 Electronic Journal


 今回の衆院選は、メディアは伝えないものの、はっきりとした
「ある特徴」が見られます。それは野党再編と深く関係していま
す。さらに民主党の海江田代表が落選したことで、民主党では代
表選が行われますが、これにも深い関係があるのです。

 それは、小沢一郎生活の党代表と亀井静香衆院議員が水面下で
仕掛けている野党再編の動きです。この動きを安倍官邸は掴んで
おり、今回の解散・総選挙は、それが大きく動く前に潰す目的も
あって行われたのです。

 それだけに、安倍首相はこの選挙で小沢代表を落選に追い込む
計画を立て、実行に移しています。それに全面協力したと思われ
るのが、産経新聞と夕刊フジです。とくに夕刊フジにいたっては
公示日前から連日「小沢落選危機」を報道し続け、そのネガティ
ブ報道は、選挙の終わった現在でもなお続いています。

 12月8日には、菅官房長官が小沢氏の地元である岩手4区に
入り、続く9日には安倍首相、11日には小泉進次郎氏も入って
自民党公認候補の藤原崇候補を持ち上げるというよりも「小沢の
時代を終わらせよう!」と徹底的な小沢攻撃を行っています。こ
のように選挙の対抗相手を罵倒するアジ演説は実に見苦しいもの
であり、自民党の体質を如実に物語っています。

 「小沢苦戦!」「大接戦!」「藤原氏追い上げ!」「小沢屈辱
のドブ板選挙!」「小沢王国崩壊!」とメディアが報道しました
が、結果は次のように小沢氏の勝利に終わっています。

―――――――――――――――――――――――――――――

   ≪岩手4区≫
    【当】小沢一郎(生活の党)  75293
   【比当】藤原 崇 (自民党)  57824
       高橋綱記 (共産党)  24421

―――――――――――――――――――――――――――――

 小沢氏は往時に比べれば票は伸びなくなっているものの、それ
でも1万7000票以上の票差はあり、苦戦とはいえないでしょ
う。今回の選挙に当たって、小沢氏はある決断をしています。彼
の目的は、政権交代可能な2大政党の実現です。そのため、少な
くとも100人を超える野党を作る必要があります。

 当初小沢氏は、民主党を中心に野党再編を仕掛けようとしたの
ですが、民主党には根強い小沢アレルギーがあり、どうしても民
主党の枠にこだわったので断念した経緯は既に述べています。

 しかし、民主党は小沢氏とともに民主党を離脱した議員のうち
本人が復帰を希望する場合は、一定の条件はあるものの復帰を認
め、公認を与えることと、選挙区候補者については、共倒れを防
ぐ候補者調整には同意しています。小沢氏は民主党と同様なこと
を維新の党との間でも話をつけています。

 そのうえで小沢氏は、生活の党に所属する議員が希望する党が
あれば離党し、その党の公認として生き残りを図るよう勧めたの
です。これは今回の選挙には間に合わなくても、野党再編は不可
避であると読んでおり、そのとき結集できればよいと考えたから
こそ、そういう決断をしたのです。これについて小沢氏は次のよ
うに生活の党所属議員に話しています。

―――――――――――――――――――――――――――――

 今回は生き残ることを優先したらよい。生き残っていれば、
 いずれまた一緒にできる。     ──小沢生活の党代表

―――――――――――――――――――――――――――――

 その成果は、次の通りです。かつての小沢氏の側近は党は違っ
ても、ほとんど当選しています。これを見ると、維新の党が多く
の生活の党の議員を受け入れています。

 生活の党のような小さい政党では、比例はあまり集まらないの
で、民主党や維新の党に移れば、もともと選挙は弱くないので、
比例復活できる可能性は高くなるのです。実に巧妙な小沢戦略で
あるといえます。

―――――――――――――――――――――――――――――

 【比当】松木 謙公(維新) (北海道2区) 56375
 【比当】太田 和美(維新)  (千葉8区) 69667
 【比当】木内 孝胤(維新)  (東京9区) 65809
 【比当】初鹿 明博(維新) (東京16区) 56701
 【比当】牧  義夫(維新)  (愛知4区) 47291
 【比当】小宮山泰子(民主)  (埼玉7区) 73513
 【比当】鈴木 克昌(民主) (埼玉14区) 62103

―――――――――――――――――――――――――――――

 安倍政権にとって一番落選させたかった小沢一郎氏と亀井静香
氏の2人を選挙区で勝利させたことは、自民党にとっては彼らが
次の野党再編の核になって動く可能性があり、痛恨の極みであっ
たといえます。

 海江田民主党代表が落選させることに貢献したのは、東京21
区で、自民党の小田原潔氏が民主党の長島昭久元防衛副大臣と大
接戦を演じて、1600票差で勝ったことが原因なのです。長島
氏が選挙区で当選していれば、海江田代表は最後の当選者として
比例復活していたのです。比例順位と惜敗率は次の通りです。

―――――――――――――――――――――――――――――

    長島 昭久 (東京21区) 惜敗率 98%
    松原  仁  (東京3区) 惜敗率 96%
    菅  直人 (東京18区) 惜敗率 84%
    海江田万里  (東京1区) 惜敗率 83%

―――――――――――――――――――――――――――――

 海江田代表が落選したことによって、民主党は代表選をやるこ
とになります。今のところ、岡田克也氏、細野豪志氏、前原誠司
氏が出馬するものと思われています。岡田氏は「自主再建派」で
あり、細野、前原両氏は「野党再編派」です。

 自主再建とは、あくまで労組系議員を中心とする独自再建であ
り、野党再編は維新の党などとの合併による野党再編です。そう
すると、最悪の場合、民主党はまた分裂する可能性が出てくるの
です。         ─── [検証!アベノミクス/21]

≪画像および関連情報≫
 ●民主党の代表選はどうなるか/時事ドットコム

  ―――――――――――――――――――――――――――

  民主党次期代表をめぐって同党は、与党圧勝を許した衆院選
  結果を踏まえ、自主再建か野党再編か、党の在り方を左右す
  る選択を迫られる見通しだ。自民党の「1強」体制が続く中
  維新の党には民主党の一部と連携した野党再編を主張する声
  があり、野党陣営の立て直しと絡み、民主党の次のリーダー
  選びが活発化しそうだ。辞任する海江田万里代表は、労組系
  議員に支えられていたこともあり、維新などとの野党再編に
  はかねて否定的だった。衆院解散前、再編に前向きな姿勢を
  示す前原誠司元外相らが第三極との新党結成を求めてきたが
  取り合わなかった経緯もある。他党からこぼれてきた個別議
  員は積極的に受け入れたが、「民主党中心」の路線は変えな
  かった。これに連なるのが、岡田克也代表代行や枝野幸男幹
  事長ら執行部メンバーだ。最大の支持団体である連合を置き
  去りにし、維新などと新党を旗揚げして有権者の目先を変え
  たところで、展望はないというのが岡田氏らの状況認識だ。
  幹部の一人は15日、維新の橋下徹共同代表が民主党の一部
  と組んだ新党に言及したことついて、「そういう『瞬間芸』
  に付き合う必要はない。民主党が自分より小さい政党と一緒
  になる必要があるのか」と一蹴。党内には岡田氏や枝野氏を
  次期代表に据え、党の再建を委ねたいとの声がある。
                   http://bit.ly/1wVDBqU



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/561.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 北星学園大、いわゆる従軍慰安婦捏造報道に携わった元朝日新聞・植村隆記者の雇用継続を正式発表
「31:名無しさん@0新周年@\(^o^)/:2014/12/17(水) 22:44:10.16 ID:Gjya1Mb10.net
従軍慰安婦大学と呼ばれるのか 」

☆彡☆彡

北星学園は韓国系キリスト教組織の系列で、何故か、アイヌのNPOもある。
辺野古反対から反原発と幅位広い運動を行う組織のようです。

植村記者の背後関係がよく分かります。

朝日新聞はイギリスで逮捕歴のある人間を「原爆の語り部」と持ち上げていましたが、マスコミがその気になれば、「加害者」や「犯罪者」が「悲劇のヒロイン」になるんですね。


保守速報から
http://hosyusokuhou.jp/archives/41866112.html

北星学園大、いわゆる従軍慰安婦捏造報道に携わった元朝日新聞・植村隆記者の雇用継続を正式発表

1: ◆HeartexiTw @胸のときめきφ ★@\(^o^)/:2014/12/17(水) 22:36:08.12 ID:???0.net
いわゆる従軍慰安婦報道に携わった元朝日新聞記者(56)が
非常勤講師を務める北星学園大(札幌市厚別区)の田村信一学長らは
17日、記者会見し、来年度も元記者を非常勤講師として雇用すると正式に発表した。

田村信一学長
dly1410310018-p1

http://www.yomiuri.co.jp/national/20141217-OYT1T50149.html

AT-M Ad

7:名無しさん@0新周年@\(^o^)/:2014/12/17(水) 22:39:08.25 ID:YrPCZSUi0.net
そんなグレーな人雇ってて学生不安に思わないのかなぁ。。


51:名無しさん@0新周年@\(^o^)/:2014/12/17(水) 22:47:51.22 ID:Cpkyoc3n0.net
植村大学に名称変更


56:名無しさん@0新周年@\(^o^)/:2014/12/17(水) 22:49:19.26 ID:D5Fh7GG80.net
詐欺師を講師に何を学ぶ?


59:名無しさん@0新周年@\(^o^)/:2014/12/17(水) 22:50:22.01 ID:R51rv5pT0.net
捏造大学www


9:名無しさん@0新周年@\(^o^)/:2014/12/17(水) 22:39:13.70 ID:EOAF9aUO0.net
元記者は会見もしないのかよ


70:名無しさん@0新周年@\(^o^)/:2014/12/17(水) 22:53:16.26 ID:q6uc3R9t0.net
>>9
負けるな北星!の会 - マケルナ会:
12/20 植村隆さんの講演ほかーマケルナ会第2回シンポジウム開催
http://makerunakai.blogspot.com/2014/12/2.html

20141217232122_70_1


75:名無しさん@0新周年@\(^o^)/:2014/12/17(水) 22:54:18.33 ID:q6uc3R9t0.net
>>70
渦中の植村隆さんご本人の講演「屈するわけにはいかない」のほか、

日本の草の根保守運動の研究者・山口智美さん(モンタナ州立大学)、
北星問題を熱心に取材し、月刊誌「世界」などにルポを書いている記者・長谷川綾さん
(北海道新聞)の講演、後半には質疑応答も予定しています。ぜひ、ご参集ください。

■2014年12月20日(土)午後1時20分〜4時10分(開場12時30分)
■北大学術交流会館・講堂北8条西5丁目(北大正門入って左側)
地下鉄札幌駅または北12条駅から徒歩5分〜7分

■参加費800円
■予約不要。直接会場へ。


80:名無しさん@0新周年@\(^o^)/:2014/12/17(水) 22:55:19.90 ID:q6uc3R9t0.net
>>75
マケルナ会シンポが近づいてきました。当日のプログラムを紹介します。
夜の宴会が入っていても間に合います。

■13:20
第1部開会
@講演「『慰安婦』問題はなぜ叩かれるのか?」山口智美さん(40分)
A講演「屈するわけにはいかない」植村隆さん(60分)

■15:00休憩

■15:10第2部開会
B報告「北星問題の経過」長谷川綾さん(20分)
C質疑
■16:10閉会予定


100:名無しさん@0新周年@\(^o^)/:2014/12/17(水) 22:58:45.95 ID:ajw68uJ80.net
>>70
講演で無くて会見。


104:名無しさん@0新周年@\(^o^)/:2014/12/17(水) 22:59:44.89 ID:q6uc3R9t0.net
>>100
誰でも行けるし質疑応答はあるよ。


111:名無しさん@0新周年@\(^o^)/:2014/12/17(水) 23:02:53.33 ID:+Y1WJLoC0.net
>>70
「一部では記事はねつ造だと騒がれた」「屈するわけにはいかない」って
全然反省してないどころか慰安婦が存在したと広める気満々じゃねーか。


118:名無しさん@0新周年@\(^o^)/:2014/12/17(水) 23:04:19.73 ID:8HeYiTJ20.net
>>70
こいつ反省してないな
最低!


14:名無しさん@0新周年@\(^o^)/:2014/12/17(水) 22:40:57.45 ID:21GjP1Sf0.net
火中の栗を拾った馬鹿な学園w

こんな大学の学生を雇うとかブラック社員を雇うようなものだなw


16:名無しさん@0新周年@\(^o^)/:2014/12/17(水) 22:41:08.74 ID:d3NeEInv0.net
もうさ、私学助成停止でいいんじゃね?


28:名無しさん@0新周年@\(^o^)/:2014/12/17(水) 22:43:39.82 ID:RPHn1ida0.net
入学者が減る上、卒業生は売国奴扱いw
自業自得だけどなww


31:名無しさん@0新周年@\(^o^)/:2014/12/17(水) 22:44:10.16 ID:Gjya1Mb10.net
従軍慰安婦大学と呼ばれるのか
・・・



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/562.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 大阪市職員への入れ墨調査 調査拒否したバス運転手がネットで中核派だとバレる
中核派が犯行声明を出していた、北九州の瓦礫受け入れ妨害も、マスコミは市民団体とかいってましたが、マスコミには中核派や中国・北朝鮮の工作員が大勢入り込んでいるようです。

☆彡☆彡
大阪市が行った入れ墨の調査を拒否して戒告処分などとされた職員が、
違法として取り消しなどを求めた訴訟の判決が17日、大阪地裁であった。

中垣内健治裁判長は、入れ墨調査について「差別を生む恐れのある
個人情報の収集を禁じた市条例に違反する」として処分を取り消し、
110万円の支払いを市に命じた。

訴えていたのは大阪市交通局所属のバス運転手安田匡さん(56)。
市は2012年、教育委員会を除く全職員を対象に、入れ墨の有無や部位を問う調査を
実施し、回答書を提出しなかった安田さんら6人を戒告とした。

中垣内裁判長は「運転手らは乗務前に身だしなみを点検し、職務に支障が生じたことはない」
などと指摘した。藤本昌信市交通局長の話 判決内容を精査し、今後の対応を検討したい。

(2014/12/17-15:06)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2014121700564

☆彡☆彡
安田匡
http://www.zenshin-s.org/zenshin-s/f-kiji/2013/photo/f2608_4_2.jpg

前進社サイトで紹介

橋下のキャンペーンは捏造(ねつぞう)された事実から始まります。
大阪市交通局職員の労働組合が市長選挙に関係した証拠という名簿を捏造し、
職員に対し政治活動調査アンケートを実施しました。

アンケートは破棄されましたが、今度は大阪市の施設で働く職員が児童に入れ墨を見せて脅したと
捏造しました。実際にはその事実はなかった。私の裁判で大阪市がそれを認めています。

橋下の無責任なコメントをマスコミが垂れ流していたのです。  

入れ墨調査では私を含め6名の回答拒否者がいますが、この6人は協力し合って橋下と闘っていきたい。  
私は交通局長を提訴したけしからん運転手ということで、事務部門に配転させられています。
交通局の、現場の意見も聞かず責任もとらず安全を顧みない無責任さは、JRと同じです。  
橋下と松井は道頓堀にはまっとれ!  
ここにお呼びいただき元気の出る話のできることに感謝しています。
http://www.zenshin-s.org/zenshin-s/f-kiji/2013/11/260841.html

Wiki
前進社(ぜんしんしゃ)は日本の出版社。
革命的共産主義者同盟全国委員会(通称「中核派」)の公然事務所を兼ねる。


<参考リンク>

■中核派が北九州瓦礫受け入れ妨害行為への関与を宣言
http://matome.naver.jp/odai/2134637431516389301

石井孝明@ishiitakaaki
↓zenshin-s.org/zenshin-s/soku… 中核派前進社のHP。瓦礫搬入阻止は自分たちが関与と。原発にどのような考えを持つのも自由ですしレッテル貼り嫌いですが、善意の方は政治がらみ闘争に巻き込まれるのは警戒した方がいいです。民間企業就職?の山本メロリンがまた登場。#放射能


Hira@hhhira
フォローする
中核派が北九州の騒動への関与を明言。何が「市民グループ」だっての。 ow.ly/b9oWP #原発 #脱原発 #放射能


■希望の牧場 吉沢正巳さんの訴え 再稼働阻止へ連帯を! 牛と共に浪江に生きる 前進
http://www.zenshin-s.org/zenshin-s/f-kiji/2013/09/260055.html

http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/563.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 海江田落選でトホホな民主代表選 イラ菅は復活、伸子夫人直撃〈週刊朝日〉
海江田落選でトホホな民主代表選 イラ菅は復活、伸子夫人直撃〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141218-00000005-sasahi-pol
週刊朝日  2014年12月26日号


 15日午後、党本部で記者会見し、衆院選での落選を受けて代表を辞任すると正式に表明した民主党代表の海江田万里氏(65)。比例復活も果たせず「完全落選」。元首相の菅直人氏(68)は最後の475人目で滑り込み。全体での議席を少し伸ばしたとはいえ、東京で小選挙区当選は長妻昭氏(54)のみで、首都圏は壊滅状態だった。海江田氏の落選で、ようやく党代表選のゴングが弱々しく鳴った。

 海江田氏は公示日、「党の仲間のために、全国を回ります。自分のことは考えません」と強気だったが、中盤の情勢調査で、自民の山田美樹氏(40)になんと10??近く負けていることが発覚すると、「仲間」のことはほったらかしにして、連日、自らの選挙区に入った。商店街で、「自民党が勝つと、安倍さんに白紙委任を与えてしまうことになる。集団的自衛権、特定秘密保護法、もっと議論をしなければならない!」と拳を振り上げた。

 しかし、地元は冷ややかだった。通りかかった男性会社員は「お前が言うな、ですね」と苦笑い。買い物中だった女性からは「うるさーい」と言われるなどカリスマ性はゼロ。党代表が比例復活もできない前代未聞の事態となった。

 党本部で会見した海江田氏は当初、「私は党のことを考えて一生懸命やってきた」と無表情で語り、進退を問われると、「さあ、どうでしょうかねぇ」と逃げるように席を立った。落選が決まり、ようやく代表辞任を表明したものの、その男気のなさで詰めかけた報道陣を呆れさせた。

 一方、菅氏も元首相とは思えない戦いぶりだった。公示前、元幹事長の細野豪志氏(43)に「鳩山・菅さんの政党ではない」と公言され、応援弁士もごくわずか。街頭に立てば、「お前が戦犯だ。うるせー」と、震災後の不手際に怒る辛辣なヤジが飛ばされた。

 ようやく当確が出たのは15日午前3時過ぎ。よろよろと事務所に現れた菅氏は「申し訳ない」と頭を下げたが、「有権者の反応をどのように受け止めるか」と問われると、「どういう意味ですか」と報道陣に対し、懲りずにイラつく場面も。バンザイなしで早々に会見を打ち切った。このとき事務所に来なかった伸子夫人に、翌朝直撃すると、

「スリルよ。いよいよダメと覚悟はしていました。もう68歳だし“やれやれ”という気持ちもあったのですが(笑)。私は早く寝て、2時ごろ目覚めたら菅は『まだわからない』と冷静。私はもう疲れたから『もう行かない』と言って、また寝ちゃったんですよ(笑)」

 海江田時代がようやく終わり、党内はすでに代表選モード。日本大学の岩渕美克教授(政治学)は、民主党にこう注文をつける。

「多くの人が与野党拮抗の中で政治が行われることを望んでいます」



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/564.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 崩れ落ちた渡辺50年王国に 泣きっ面に蜂の家宅捜索〈週刊朝日〉
崩れ落ちた渡辺50年王国に 泣きっ面に蜂の家宅捜索〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141218-00000006-sasahi-pol
週刊朝日  2014年12月26日号


「私が不器用であったために、問題が大きくなり、心から反省しています」

 高倉健を思わせる“不器用男”フレーズで敗戦の弁を述べた渡辺喜美氏(62)。隣では、不仲説が報道されながらも、二人三脚で選挙区を回ったまゆみ夫人がうつむいて涙を流していた。父である故・美智雄氏が、1963年に初当選してから築き上げてきた渡辺王国が崩れ落ちた瞬間だった。

 不器用な男の迷走が表面化したのは今年4月。化粧品会社会長から8億円を借り入れていた問題で、みんなの党の代表を辞任。安倍政権との協力路線も反発を招き、党は空中分解した。さらに、落選翌日には渡辺氏の事務所を東京地検特捜部が家宅捜索していたことも報道された。

 ただ、自民党内には渡辺氏を落とすことに消極的な声もあったという。その代表格が安倍晋三首相だ。ある自民党職員がこう言う。

「総理は盟友の喜美さんを落選させたくないのか、栃木3区に入るとは一切言わなかった」

 渡辺氏は金融緩和推進派で、安倍首相と政策の考え方が近い。街頭演説でも、

「安倍さんが首相になって自民党は改革する政党に戻った」(渡辺氏)

 と、戦う相手の自民党をベタ褒めしていたほどだ。

 だが、苦しい時期の自民党を見捨てて離党したことから、党内では今でも「渡辺許すまじ」の声は大きい。

「栃木5区の茂木敏充選対委員長がやたら張り切って、3区の応援に入っていた。茂木と喜美は昔から犬猿の仲。『喜美を落選させる!』と息巻いていたよ」(前出の自民党職員)

 一方、みんなの党のかつての同志である浅尾慶一郎氏(50)は余裕の当選を決めた。解党のドタバタは選挙戦に影響しなかった。長年、浅尾氏を応援してきた神奈川県議は、「こんなに反応がいいのは、小泉進次郎と浅尾ぐらい」と笑う。渡辺氏とは違い、有権者の支持は揺るがなかった。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/565.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 自民全敗で沸騰した沖縄の怒り 辺野古ノーで移設に赤信号〈週刊朝日〉
自民全敗で沸騰した沖縄の怒り 辺野古ノーで移設に赤信号〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141218-00000000-sasahi-pol
週刊朝日  2014年12月26日号


 沖縄の四つの小選挙区で自民党候補が全敗。1区では共産党候補が18年ぶりに小選挙区で議席獲得──。米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に、あらためて「ノー」が示された。

 この結果は決して想定外ではない。前哨戦となった11月16日の県知事選では、保守・革新の対立を超えて支持された翁長雄志氏(64)が圧勝。自民党全敗の予感は、この時にすでに漂っていた。当選直後、翁長選対の本部長はこう宣言していた。

「今度は、基地推進の自民党国会議員が総選挙で審判を受ける番だ。また明日から選対会議だ!」

 その言葉どおり、沖縄では「打倒自民党」を目標に選挙区調整が奏功する。2〜4区では、全選挙区に候補者を立てることが基本方針の共産党が擁立を見送り、“野党統一戦線”が築かれた。勝利が得られたことで、

「保守、リベラル、左派までが一堂に結集するモデルになった」(地元記者)

 翁長知事は、早期に訪米する意向も明らかにしている。移設計画に反対していることを米国に直接伝えるためだ。沸騰する沖縄県民の“怒り”は、安倍政権のアキレス腱になりつつある。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/566.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 選挙終わり弱者イジメ再開…安倍政権が進める「介護崩壊」(日刊ゲンダイ)
           やりたい放題/(C)日刊ゲンダイ


選挙終わり弱者イジメ再開…安倍政権が進める「介護崩壊」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155851
2014年12月18日 日刊ゲンダイ


 選挙が終わった途端、弱者イジメだ。安倍政権が、介護サービス事業者に支払われる「介護報酬」を15年度から引き下げる方針を固めた。下げ幅は2〜3%が軸になるという。

 介護職員の平均賃金は月22万円弱。ただでさえ、他業種に比べて10万円も低いのに、さらに賃金が低くなれば、働き手はほとんどいなくなるだろう。
 政府は職員の人件費は下げない措置を取ると打ち出しているが、どこまで実現するか疑問だ。
 現状でも、有効求人倍率(10月)は2.41倍と、慢性的な人手不足状態だ。働く人が集まらなければ、結果としてサービスの質が低下し、高齢者の側も、満足な介護を受けられなくなる。

■介護スタッフの多くがワーキングプア

「崩壊する介護現場」の著者で、ルポライターの中村淳彦氏はこう言う。

「現在、介護の現場で働く多くがワーキングプアに陥っています。介護報酬を下げれば、サービスの質の低下どころでは済みません。将来的に事業者の半数が破綻し、職員の多くが路頭に迷うことになる。自殺者も出るかもしれません。高齢化が進み、2025年にはさらに100万人の介護人材が必要になるというのに、全く逆行した政策です。介護業界はトドメを刺されるようなものです」

 そもそも、消費税率アップは、福祉を充実させるために行われたはずだ。「社会保障と税の一体改革」という謳い文句だった。なのに、安倍首相は介護報酬を引き下げようというのだから、国民だましもいいところだ。そのくせ、消費税増税で得た税収で大企業の法人税を引き下げようとしている。しかも、法人税減税の恩恵を受ける大企業は、その見返りとして安倍自民党に巨額な政治献金をしている。

 こんなことが許されていいのか。総選挙で自民党を大勝させた国民は、よく考えるべきだ。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/567.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 民主党 次期代表候補のダークホース「玉木雄一郎」って誰?(日刊ゲンダイ)
           本人のHPから


民主党 次期代表候補のダークホース「玉木雄一郎」って誰?
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155850
2014年12月18日 日刊ゲンダイ


 岡田、前原、細野……民主党の次期代表候補に毎度おなじみの名前しか出てこない中、耳慣れぬ“ダークホース”が浮上だ。若手議員を中心に、当選3回の玉木雄一郎・政調副会長(45)を推す声が高まっている。世間的には「タマキって誰?」だろうが、一体どんな人物なのか。

 民主党内では数少ない若手のホープ。なかなかのイケメンで弁も立つ。解散直前には「非自民勢力」の結集を目指して奔走。野党の比例統一名簿の作成を求める会合の呼びかけ人となり、超党派の中堅・若手約50人を集めた。

 この動きに呼応したのが、生活の党の小沢一郎代表だ。一時は野党結集を水面下で画策。「小沢さんは玉木を党首に据えた新党結成まで模索した」(野党関係者)ともいわれている。

「党内では細野豪志元幹事長と関係が近い。選挙中も細野氏は玉木の地元入り。出席した総決起集会で<民主党の星、いや野党の星だ!>と玉木氏を持ち上げていました」(民主党関係者)

■東大法学部から旧大蔵省へ

 経歴はピカピカだ。作家の菊池寛や西鉄黄金時代の三原脩監督らを輩出した香川県立高松高から東大法学部に進学。東大陸上部に所属したスポーツマンで、卒業後は旧大蔵省へ。官費でハーバード大のケネディスクールに留学し、外務省への出向経験もある。

「初出馬は05年。郵政選挙の3週間前に主計局主査の職を捨て、香川2区から立候補したが、自民候補に3万票差で敗れた。09年にリベンジするまで選挙資金を稼ぐため、都内のベンチャー企業で働いていました。実家が農家で、祖父が地元農協の組合長だった縁で農協票をバッチリ固めています」(地元関係者)

 12年の逆風下でも選挙区で勝利。今回は自民が重点区に指定し、安倍首相以下、閣僚級の大物を連日、自民候補の応援に送り込んだが、2万票差で蹴散らした。

「09年も12年も選挙後の初登院で常に一番乗りを目指し、日の出前から国会の正門前に並んでいました。目立ちたがり屋なのか、自身のツイッターにも“男前の写真”をガンガン公開しています」(民主党関係者)

 カラオケの十八番は「あずさ2号」。玉木氏が代表選に出て野党結集を強く訴えれば、新党結成の起爆剤となるかもしれない。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/568.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 誰が新代表になっても民主党の再建は容易ではない 永田町の裏を読む/高野孟(日刊ゲンダイ)
誰が新代表になっても民主党の再建は容易ではない 永田町の裏を読む/高野孟
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155834
2014年12月18日 日刊ゲンダイ


 史上最低の投票率ということは、史上最高の政治不信と同義であり、自公合わせて3分の2議席を超える安倍政権の圧勝とは、実はこの政治不信の深さの裏返しでしかない。こうした事態を招いた元凶は、もちろん、あらゆる虚言と詐術を用いて有権者を攪乱してきた安倍晋三首相自身であるけれども、それに対してきっぱりとした対抗軸を立てることを怠った民主党の罪も、同じくらい重い。

 民主党政権は未熟きわまりないものであったが、それでも鳩山由紀夫元首相は沖縄県民の心に寄り添って辺野古基地の「県外」移設に、菅直人元首相は自然エネルギー拡充による原発ゼロへの転換に、それぞれ政治生命をかけて挑戦した。もし民主党が全党を挙げてこのトップの挑戦を支え抜いて闘っていれば、少なくとも、その2つの国の命運にかかわる重要課題については明確に保守VSリベラルの対抗軸が形成され、今度の選挙も全然違う図式となったはずだ。しかし、民主党はそうしなかったばかりか、2人をトップの座から引き下ろすことを選択した。野田佳彦元首相にいたっては、対抗軸どころか、原発再稼働、消費増税、TPP推進、尖閣で中国挑発など、自民党が喜びそうなことばかりやって民主党を瓦解させ、ついでに、せっかく芽を出したばかりの2大政党制の可能性をも破壊した。

 その後始末を引き受けた海江田万里代表にとってはいかにしてリベラル理念の再建と党の再生を図るかが使命であり、そのためには、野田をはじめ自民党の“トロイの馬”のような連中を叩き切ってでも前へ進もうとする蛮勇が必要だったろう。しかし実際には彼は、「この2年間、党の団結に心を配ってきた」という本人の言葉が示すように、理念や政策の議論をしないことで、ちんまりと現有勢力を維持することだけに腐心してきた。敗北の総括も1年半が過ぎてようやく出てきたけれども、それは「穏健中道の国民政党」をめざすというお粗末なものだった。

「中道」というのは、左と右が対立している時代にその中間で是々非々の態度をとるという、55年体制下の旧民社党のようなことを言うのであり、左右対決図式が壊れた今こそ保守VSリベラルの座標軸が必要になっているということをまるで理解していない。


 海江田が辞任して「次は誰だ」「自主再建か野党再編か」などと取り沙汰されているが、誰がなっても、高い理念と強い対抗戦略で全党が一致しなければ、再建も再編もありえない。

▽〈たかの・はじめ〉1944年生まれ。「インサイダー」「THEJOURNAL」などを主宰。「沖縄に海兵隊はいらない!」ほか著書多数。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/569.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 海外メディアも疑問視した、ニッポンの“解散総選挙”は異常?(週プレNEWS)
海外メディアも疑問視した、ニッポンの“解散総選挙”は異常?
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141218-00040817-playboyz-pol
週プレNEWS 12月18日(木)6時0分配信


前回の総選挙からまだ約2年。衆議院の任期は半分残っていて、内閣不信任案が出されたわけでも重要法案が通らなかったわけでもない。今回、投票所に足を運んだ人でさえ、多くは「ピンとこないまま選挙が終わった」んじゃないだろうか?

野党がバラバラなうちに衆院選をやり、政権の寿命を延ばすための“今のうち解散”。そんなのありか?という疑問もわいてくるが、少なくとも法的には「あり」だ。政治学者の飯尾潤氏が解説する。

「日本国憲法69条には、『内閣不信任案が可決されたときは、衆議院を解散しない限り内閣総辞職しないといけない』ということが書いてあります。憲法で解散の状況を規定しているのはここだけ。ただ、それと別に7条には、内閣の助言と承認のもとに行なわれる『天皇の国事行為』の3番目に『衆議院を解散する』と書いてあります。

内閣が助言すると書いてあるから、内閣の思惑でなんでもできるという解釈もできるし、69条にわざわざ不信任案のことが書いてあるんだから、それしか解散はできないという解釈も学説としてはあります。しかし戦後、不信任案可決の場合以外でも何度も解散が決行されたことで、なんとなく『あり』なこととして定着した。“憲法慣習”という位置づけですね」

事実上、日本の首相は“フリー解散権”を保持しているわけだ。では、諸外国ではどうだろうか?

アメリカには解散制度自体がなく、フランスやドイツも厳しい制限がかけられている。もともとはフリーハンドだったイギリスも、2010年に新たな法律が成立し、「簡単に解散できない」制度へと転換した。

主な先進国の中で比較的、解散が行なわれやすいのはイタリアとカナダだが、イタリアでは内閣ではなく大統領の専権事項となっており、日本とは性質が異なる。カナダにしても、07年に「基本的には4年ごとに総選挙を行なう」という法律が制定され、解散を極力少なくする方向へ進んでいる。

「一般的に、西洋の議院内閣制の国では解散はまれで、あっても多くは任期満了に近づいてからです。なぜなら、政権公約は時間をかけないと成果が上がらないし、早く解散すると途中で投げ出したと見られてしまう。

例外は、与党内の造反で議会の過半数を確保できないとか、政権が絶対に通したい法律が通せないなど、『解散しないと状況が打開できない』時です。だから、今回の日本の解散は珍しいケース。海外のメディアからも『どういう理屈か?』と聞かれました」(飯尾氏)

ちなみに今回の解散は、いわゆる55年体制以降、3番目の早さ。ただ、最も早かった80年の「ハプニング解散」では内閣不信任、2番目にあたる05年の「郵政解散」では法案の参院否決というわかりやすい理由があった。

諸外国から見ただけでなく、日本だけで考えても、やはり、特に争点がわかりにくかった今回の解散は、異例の事態といっていいのだ。

■週刊プレイボーイ52号(12月17日発売)「日本の“お気楽解散”って、そもそも世界的に異常なのか調べてみた」より(本誌では、さらにその背景を詳説!)



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/570.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 2014年12月衆院選で絶対多数を維持したばかりの安倍首相や自民党と会食した、安倍自民御用達のプロパガンダ業者の名簿
2014年12月衆院選で絶対多数を維持したばかりの安倍首相や自民党と会食した、安倍自民御用達のプロパガンダ業者の名簿
村野瀬玲奈の秘書課広報室
2014/12/18(木) 01:00:00


安倍がマスコミの誰と会食したかというのはまだ隠されるべき特定秘密ではないらしく、今も報道、公開されています。ですので、安倍の利益を考えて働く報道機関、もとい、独裁政権御用達プロパガンダ業従事者の名簿としてメモ。



●朝日新聞
首相動静―12月16日
http://www.asahi.com/articles/ASGDJ5HHGGDJUTFK00H.html
2014年12月16日22時26分

【午前】9時33分、官邸。42分、犯罪対策閣僚会議。10時、高市早苗総務相。4分、閣議。28分、政労使会議。50分、西村康稔内閣府副大臣。52分、宮沢洋一経済産業相、上田隆之資源エネルギー庁長官。

【午後】0時44分、平松賢司外務省総合外交政策局長。55分、アボット豪首相と電話会談。加藤勝信、世耕弘成両官房副長官同席。1時57分、麻生太郎財務相、財務省の香川俊介事務次官、佐藤慎一主税局長。3時4分、斎木昭隆外務事務次官。40分、大西倉雄山口県長門市長。5時2分、谷内正太郎国家安全保障局長、北村滋内閣情報官、佐藤雄二海上保安庁長官。12分、佐藤氏出る。13分、谷内氏出る。36分、北村氏出る。37分、礒崎陽輔首相補佐官。47分、衛藤晟一首相補佐官。6時59分、東京・西新橋のすし店「しまだ鮨」。時事通信の田崎史郎解説委員、朝日新聞の曽我豪編集委員、毎日新聞の山田孝男特別編集委員、読売新聞の小田尚論説主幹、日本経済新聞の石川一郎常務、NHKの島田敏男解説委員、日本テレビの粕谷賢之解説委員長と食事。9時37分、東京・富ケ谷の自宅。


(転載ここまで)









福島県の報道機関を応援する気がなくなる出来事です。立場上安倍や自民党に誘われれば断れないのかもしれませんが、嫌々会食に出席しているとも思えません。こういう「報道機関」から出てくる「報道」にはいつも気をつける必要があると改めて思います。



今のところは安倍が誰と会食しているかというのは公開されているわけですが、これがもっとはっきりと隠されるようになる日がくることを恐れます。


http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-6203.html


http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/571.html
記事 [政治・選挙・NHK176] 「野垂れ死に」の宿命に直面する安倍晋三首相(生き生き箕面通信)
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/4627e9d08713d90b3e11975cf238fa9f
2014-12-18 07:42:00


 「自民圧勝」の高揚感を隠しきれない安倍晋三氏です。官邸記者会のカメラの放列の前を通り過ぎる姿も、肩で風を切って颯爽と歩いているようにみえました。


 しかし、アベノミクスがみじめに破たんするという宿命を最もよく見通しているのは、安倍氏ご本人ではないでしょうか。


 開票結果が判明した直後の各テレビのインタビューで、少し突っ込まれると、イライラを隠せませんでした。安倍氏にしてみれば、「有権者が、『アベノミクスを推進して経済を良くしてくれ』と要望している選挙結果が出たのに、なぜ、ケチをつけるような質問をするのだ」というイライラなのでしょう。


 そうした反応が出るのは、「本当はアベノミクスは失敗する」という厳然たる事実が心の片隅ひっかかっているためではないかと思われます。


 それに、「自民圧勝」という声はかかるものの、事実は自民党は当選者数を減らしています。選挙前には「自民単独で300議席超も」の予想が大々的に報じられましたが、ふたを開けてみれば、前回獲得数から4議席減の290どまり。これで、「なぜ、圧勝と騒ぐの?」


 それでも、首相周辺は、「アベノミクスが争点として闘い、それが評価された」と喧伝しています。


 朝日新聞は本日12月18日朝刊で、「自民大勝の理由」を探る全国世論調査の結果を掲載しましたが、それによると、「野党に魅力なし」が72%にも及びました。つまり、野党がだらしなかったから、自民党はしょうがなく勝たせてもらったに過ぎなかったのです。


 アベノミクスを中心とする「安倍首相の政策を評価」はわずか11%。有権者の方が、「アベノミクスはどこか胡散臭いぞ」と、とっくに見抜いているといえます。


 この傾向は、前日の17日朝刊で報じた読売新聞の世論調査結果でも同じでした。自民が勝ったのは、「他党よりまし」が65%で、「経済政策」を評価した回答はわずか7%。”安倍ちょうちん新聞”とやゆされるほどの読売の調査ですら、アベノミクスは評価されていないのです。


 アベノミクスの破たんは、すでに消費税を18か月延期せざるを得なかったところに如実に表われています。一の矢、二の矢、三の矢と切れ目なく打つ経済政策で、日本経済はすでに成長路線に乗っているはずが、実態はどうにも思うようにならない。
 これからどうするか。また、じゃぶじゃぶカネをばらまくのか。そうすればたしかに、株だけは上がるでしょう。ほかにカネを持っていくところがないから、マネーゲームに回すしかない。


 そして、バブル。そして、破たん。これが、これから日本経済がたどる道だといえそうです。安倍首相には、それが分かっている。だから、イライラが隠せない。


 安倍首相がイライラしている頃、沖縄ではイライラがひととき解消される風景が見られました。自民党候補の4人をすべて蹴散らした「辺野古を守る当選4人組」が、米軍キャンプ・シュワブのゲート前で座り込む市民の前にそろって姿を見せ、勝利を祝いあったのです。


 以下引用


 選挙区当選の4氏がゲート前訪問 辺野古


 2014年12月16日 12:46



 ゲート前で座り込みをする市民らと腕を組み、「沖縄を返せ」を歌う衆院選で当選した(左2人目から)仲里利信、玉城デニー、照屋寛徳、赤嶺政賢の4氏=16日午前11時40分、名護市辺野古


 【名護】衆院選で沖縄の四つの小選挙区で当選した、赤嶺政賢氏(66)、照屋寛徳氏(69)、玉城デニー氏(55)、仲里利信氏(77)が16日、そろって名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前を訪れた。
 ゲート前の市民ら約70人に拍手で迎えられた4氏は、市民らとがっちり握手。4氏それぞれが「新基地建設反対に向けこれからも共に頑張りましょう」とあいさつすると、市民らは指笛やカチャーシーで喜んだ。


 以上引用おわり


 沖縄には、「連帯」による勝利の喜びがあります。「統一体」で闘えば勝利できるという「勝利の方程式」が実存します。


 連帯し統一体をつくって闘えば、安倍首相の「野垂れ死にの宿命」を早めることができます。




http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/572.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 日本政治最大の問題は民意と議席配分の「ねじれ」(植草一秀の『知られざる真実』)
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2014/12/post-7274.html
2014年12月18日

安倍政権が仕組んだ大義なき解散総選挙の狙いは見事に的中した。

安倍首相は次の構図を狙った。

1.選挙の投票率が限りなく低くなること

2.野党の戦闘体制が整わないこと

3.衆院多数勢力を確保して、主権者の過半数が反対する施策を強行すること

この狙いが見事に的中したのである。

投票率は戦後最低記録を大幅に塗り替える52.66%になった。

狙い通りの低投票率になった。

低投票率がもたらされた理由は三つある。

第一に、寒波の襲来。日本海側の多数の県で投票率が5割を下回った。

暴風雪が襲うことは、総選挙への棄権強要である。

この効果を期待して、見事に期待通りの現実が生じた。

第二に、メディアが自公圧勝予想を流布して、自公政権に反対の主張を有する主権者が「あきらめの棄権」の行動を取った。

第三は、多数の主権者にとって投票したい候補者が不在である選挙区が多数発生したことである。

潜在的には投票意思を持つ主権者であっても、選挙区に自分が一票を投じたいと思う候補者が立候補していなければ、投票所に行くこと自体をやめてしまうことが考えられる。

この三つ目の事情については、野党の選挙準備が整わぬうちに選挙を打てば打つほど、より色濃い状況になる。


かつて、森喜朗首相は、選挙演説で

「無党派層は寝ていてくれればいい」

と発言したが、これは森氏が正直に本心を吐露したものである。

安倍氏は口には出さないが、本音はまったく同じであると推察される。

このことを考えて、あえて、投票率が最も低下すると予測される時期を選んで選挙を仕掛けたのだろう。

選挙結果に最大の影響を与えた事情は、野党の戦闘体制が整わない時期に選挙を打ったことである。

いわゆる「逆桶狭間」と呼ばれている奇襲作戦だ。

しかし、解散総選挙は首相の権利ではない。

私利私欲のために解散総選挙を行うのは権力の濫用であり、本物のリーダーなら決して実行しないだろう。

しかし、権力者の多数は私利私欲、個利個略が勝るから、こうした解散総選挙が挙行されることになる。


自公が全面協力して候補者を擁立し、共産党が候補を立てたら、他の野党が勝利するのは至難の業だ。

非自公、非共産の候補者が一本化されれば、まだ勝利の可能性が生まれるが、このなかで複数候補が立候補すれば、野党候補に勝ち目はほとんどなくなる。

選挙前の共同通信社世論調査で安倍内閣支持率が不支持率を下回った。

安倍政権は実は国民多数に支持されていないのである。

それでも、共産党がほぼ全選挙区に候補を擁立し、非自公および非共産の野党が多数の選挙区で複数候補を擁立するなら、安倍政権が支持されていなくても、自公が圧勝してしまうのだ。

この状況を呼んで安倍氏は選挙に突き進んだ。

ここで選挙をやってしまえば、2016年夏までの1年半、選挙の呪縛から離れて政策を運営できる。

主権者過半数が反対する政策を、容易に強行突破できることになる。

この構図を構築するために解散総選挙が強行された。

だが、懸念要因がないわけではなかった。

円高、株安が加速すれば、選挙で思わぬ苦戦をする可能性があった。

この事情を背景に、10月31日、日銀が追加金融緩和を決定し、GPIFの株式資金配分が拡大されたのである。


選挙結果を見ると、かねてより説明している図式がそのまま現実化した。

その図式とは、

投票率が5割で、選挙に行った者のうち、5割が自公に入れると、議席の7割を自公が占有する、というものだ。


今回の選挙の投票率は52.66%。

比例代表での得票率は、自民が33.1%で、公明が13.7%。

自公合わせて46.8%だった。

その自公の議席占有率は325/475で、68.4%だった。

しかし、全有権者のなかで自公に投票した者の比率は、

0.5266*0.468=0.246

25%なのだ。25%の民意が日本政治を支配する。

この状況が続く。

主権者の意思と国会議席配分が「ねじれ」ている。

この「ねじれ」こそ、日本の議会制民主主義の最大の問題点である。

この「ねじれ」を是正するには、「自公」と真正面から対決する政治勢力が出現する必要がある。

「主権者の党」を創設して、これが共産党と連携する。

「自公」に対して「主共」が対決する。

こうなると、常に政権交代が生じる状況が生まれる。

これを実現するべきだ。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/573.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 「野党、魅力なし」72% 衆院選、自民が大勝の理由 朝日新聞社世論調査
 衆院選の結果を受けて、朝日新聞社は15、16日に全国世論調査(電話)を実施した。自民が290議席を獲得し、大勝した理由として「安倍首相の政策が評価されたから」を選んだ人は11%にとどまったのに対し、「野党に魅力がなかったから」を選んだ人は72%にのぼった。今後、首相が進める政策については「期待の方が大きい」は31%で、「不安の方が大きい」の52%が上回った。

 ■自公3分の2超 「多すぎる」59%

 自民、公明の与党が合わせて3分の2を超える325議席を得たことについては、59%が「多すぎる」と答え、「ちょうどよい」21%、「少なすぎる」5%を大きく上回った。有権者の多くが、与党が勝ちすぎたと感じていることをうかがわせる。比例区で与党に投票した人でも、「多すぎる」が最多の43%で、「ちょうどよい」37%、「少なすぎる」7%だった。

 調査結果からは、有権者の大半が、野党のひ弱さが与党の大勝をもたらしたとみている状況も浮き彫りになった。自民大勝の理由について「野党に魅力がなかったから」を選んだ人は、自民投票層、安倍内閣支持層でも6割を超えた。

 野党の中で政権を任せられる党が「ある」と答えた人は、全体のわずか8%で、「ない」は78%にも達した。政権を任せられる野党として、民主、維新を挙げた人はそれぞれ3%で、共産は1%だった。

 野党投票層でさえも72%が、政権を任せられる党が「ない」と答えた。2年前まで政権に就いていた民主に投票した層でも、政権を任せられる党として民主を挙げた人はたった15%。議席を倍増させた共産への投票層でも、共産を選んだ人は10%にとどまった。

 投票率が戦後最低の52%となった理由については、「投票しても政治は変わらないから」が43%、「投票したい政党や候補者がいなかったから」が18%、「投票日の時期が悪かったから」が14%、「身近な争点がなかったから」が12%だった。「投票に行かなかった」という人の回答をみると、「身近な争点がなかったから」は5%と少なめで、「投票したい政党や候補者がいなかったから」が27%と多めだった。

 ■首相の政策 「不安」52%、「期待」31%

 安倍首相が今後進める政策については「不安の方が大きい」と答えた人は過半数を占めた。1年半前の参院選直後の調査で、「自民党が進める政策」について聞いた時は、「期待の方が大きい」が41%、「不安の方が大きい」が39%と拮抗(きっこう)していた。質問文が少し異なるので単純比較はできないものの、選挙戦で首相が「この道しかない」と繰り返し、首相の「1強体制」がさらに強まった今回の方が、有権者の不安が増しているといえる。

 今回比例区で自民に投票した層も、安倍内閣支持層も、「期待」を選んだのは59%で、24%が「不安」を選んだ。公明投票層では「期待」が44%、「不安」が38%と接近している。

 今後、首相に一番力を入れてほしい政策を6択で選んでもらったところ、「社会保障」と「景気・雇用」が3割ほどで、「原発・エネルギー」「教育」「外交・安全保障」が各1割程度。「憲法改正」は3%だった。

 首相の政策に「期待」を選んだ人の中では、力を入れてほしい政策に「景気・雇用」を選んだ人が37%で、全体と比べて多めだった。「不安」を選んだ層では「社会保障」が最多で、33%だった。

 安倍内閣の支持率は43%。衆院解散表明後の11月中下旬に実施した3回の調査で、第2次安倍内閣発足以降最低の39〜40%で推移していたのに比べると、少し上がった。しかし、解散表明前の11月上旬の42%からはほとんど変わっていない。

 ■質問と回答

 (数字は%。小数点以下は四捨五入。質問文と回答は一部省略。◆は全員への質問。◇は枝分かれ質問で該当する回答者の中での比率。〈 〉内の数字は全体に対する比率。丸カッコ内の数字は11月29、30日の調査結果)

◆安倍内閣を支持しますか。支持しませんか。

 支持する  43(40)

 支持しない 34(39)

◆今、どの政党を支持していますか。

 自民35(27)▽民主7(7)▽維新4(3)▽公明4(4)▽共産4(4)▽次世代0(0)▽社民1(0)▽生活0(0)▽改革0(0)▽その他の政党0(1)▽支持政党なし33(40)▽答えない・分からない12(14)

◆今回の衆議院選挙で投票に行きましたか。投票に行きませんでしたか。

 投票に行った    79

 投票に行かなかった 21

◇(「投票に行った」と答えた79%の人に)比例区では、どの政党に入れましたか。政党名でお答えください。

 自民36〈29〉▽民主14〈11〉▽維新11〈9〉▽公明8〈7〉▽共産10〈8〉▽次世代1〈1〉▽社民2〈2〉▽生活2〈1〉▽改革0〈0〉▽その他の政党0〈0〉▽白票3〈2〉▽答えない・分からない13〈9〉

◆今回の衆議院選挙の投票率は52%で戦後最低になりました。投票率が低かったのはどうしてだと思いますか。(選択肢から一つ選ぶ=択一)

 身近な争点がなかったから        12

 投票したい政党や候補者がいなかったから 18

 投票しても政治は変わらないから     43

 投票日の時期が悪かったから       14

◆今回の選挙で、与党である自民党と公明党は、定数の3分の2を超える325議席を得ました。与党の議席数はちょうどよいと思いますか。多すぎると思いますか。少なすぎると思いますか。

 ちょうどよい 21

 多すぎる   59

 少なすぎる   5

◆今回の選挙で、自民党は過半数を大きく超える議席を得ました。このことは、安倍首相の政策が評価されたからだと思いますか。野党に魅力がなかったからだと思いますか。

 安倍首相の政策が評価されたから 11

 野党に魅力がなかったから    72

◆今の野党の中で、政権を任せられる政党があると思いますか。ないと思いますか。

 ある  8

 ない 78

◇(「ある」と答えた8%の人に)政権を任せられると思う野党の名前を一つだけあげてください。

 民主33〈3〉▽維新30〈3〉▽共産13〈1〉▽次世代1〈0〉▽社民1〈0〉▽生活2〈0〉▽改革0〈0〉▽その他の政党0〈0〉▽答えない・分からない20〈1〉

◆今後、安倍首相が進める政策について、期待の方が大きいですか。不安の方が大きいですか。

 期待の方が大きい 31

 不安の方が大きい 52

◆安倍首相に一番力を入れてほしい政策は何ですか。(択一)

 景気・雇用    30

 社会保障     33

 原発・エネルギー  9

 教育        9

 外交・安全保障   8

 憲法改正      3

◆この2年間の安倍首相の経済政策は、全体として成功だと思いますか。失敗だと思いますか。

 成功だ 41(37)

 失敗だ 28(30)

※一般に世論調査で「投票に行きましたか。投票に行きませんでしたか」と聞くと、「投票に行った」という回答が多くなる傾向がある。

 <調査方法> 15日夜から16日夜にかけて、コンピューターで無作為に作成した番号に調査員が電話をかける「朝日RDD」方式で、全国の有権者を対象に調査した(福島県の一部を除く)。世帯用と判明した番号は2355件、有効回答は1166人。回答率50%。


http://digital.asahi.com/articles/DA3S11512634.html
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/574.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 12月14日投票日にNHKは、どのようにでも言い訳のできるよう、巧妙に仕組んで「反共攻撃」放映をおこなった。




NHKアーカイブス 冷戦終結25年 ヘイ・ジュード 自由への歌(12月14日 放映)



わざわざ投票日をねらっている。どのようにでも言い訳のできるよう巧妙に意図して、NHKが「反共攻撃」アーカイブ映像を流したとしか思えない。

http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/575.html

記事 [政治・選挙・NHK176] ウソの反論をさせられる外務官僚は気の毒だが同情はしない  天木直人
ウソの反論をさせられる外務官僚は気の毒だが同情はしない 
http://www.amakiblog.com/archives/2014/12/18/#003043
2014年12月18日 天木直人のブログ


 批判されたらすぐに反論するのが安倍流の外交らしい。

 いわゆる情報発信の強化というやつだ。

 私が外務省にいたときは、つまらない批判なんかにいちいち反論などしなかったが、いまはそうしないと怒られるらしい。

 きょう12月18日の産経新聞が小さく報じていた。

 安倍政権を批判した米紙に註NY総領事が反論したと。

 私は知らなかったのだが、12月4日のニューヨーク・タイムズ紙はその社説で安倍政権を「戦時史の粉飾を要求する人々に迎合する」と批判していたらしい。

 それに対して10日もたった今頃になって、草賀純男註ニューヨーク日本総領事が12月15日付の同紙に次のような反論を投稿したというのだ。

 「安倍首相は歴史に謙虚に向き合わなければならないと繰り返し述べている」と。

 安倍首相のウソ発言を書いて反論してどうする。

 安倍首相が国会やインタビューでそう繰り返し述べていることは知っている。

 しかし、彼はいつものように、ウソを繰り返しているのだ。

 歴史に謙虚に向かい合っているのならあんな馬鹿な歴史認識を持つはずがない。

 歴史に謙虚に向かい合っているならとっくに中国や韓国との関係は改善されている。

 何よりも米国政府に警戒されず、ニューヨーク・タイムズにこんな社説を書かれることはない。

 反論にならないウソの反論を書かされる外務官僚は気の毒だが同情はしない。

 安倍首相の言いなりになって保身を図ろうとするならそれぐらいは我慢しなければならない。

 もっとも、その結果、日本の地位を貶めることになるから、その責任はきっちり取ってもらわなくてはいけない(了)



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/576.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 民主党代表選に、細野が出馬表明&岡田も有力。維新と100%合流予定の前原はどうする?(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/22658297/
2014-12-18 09:16

 これは『海江田辞職を喜ぶハイエナ+リベラル民主党を守った海江田を評価&この体制を守りたいhttp://mewrun7.exblog.jp/22654033/』の続報になるのだが・・・。

 民主党は海江田代表の辞任表明を受けて、が昨日17日に両院議員総会を開き、来年1月半ばに本格的な代表選を行なうことに決めた。代表選は1月7日に告示、18日に投開票で、党員・サポーターも郵便で投票できるようにするという。(・・)

 先に言えば、この代表選は単に一つの中規模の野党の党首を決める選挙でも、党内の「自主再建派vs.野党再編派」の争いではない。それどころか、ある意味では、今後の日本の政界、国のあり方を大きく左右する選挙だと言っていいだろう。(**)

 というのも、もし今回、民主党の結党の精神(平和&リベラル志向の中道民主政党であること)を重んじて、同党の再建&同党中心の野党再編を目指す人が新たな党首になるのであれば、日本の政界は今後、「保守vs.リベラル」の二大政党制の構築を目指すことになるのだけど・・・。

 もし今回、民主党が維新の党(とりわけ橋下維新)と合流して自民党の対抗勢力を作ることや、保守勢力を結集して野党再編を進めることを重んじる人が新たな党首になった場合には、日本は保守二大政党制への道を歩むことになるおそれが大きいからだ。(-"-)

 尚、mewは、日本は、多様な国民の意思を反映するために「保守vs.中道(平和・リベラル)」の二大政党制+αであるべきだと考えるので、民主党が中道リベラル政党として再建し、自民党に対峙する勢力を結集すべきだと強く思っている。(++)

 逆に言えば、民主党が維新の党、とりわけ橋下維新と合流して、保守新党を作ることには大反対なわけで。今回の件も、そのような視点から書いて行きたい。(・・)

* * * * *

 民主党では、海江田代表の辞任表明を受けて、代表選に向けた動きが本格化。メディアでは次期代表候補として、岡田克也氏(61・元副総理)、細野豪志氏(43・元幹事長)、前原誠司氏(52・元代表、元外相)などの名が挙がっているのであるが。

 昨日、まず細野豪志氏が先手を打って、代表選に出馬する意向を表明。細野氏は会見で、出馬を決意した理由について、次のように述べたという。<後日、改めて出馬会見を開く予定らしい。>

『日本の国の民主主義を守っていくためには、野党が再生をしなければならないと。その中心は民主党しかないという思いがありますので、私自身が代表選に出馬をして、その任にあたるべく挑戦をすることを決意しました。』

『一番の決め手は、安倍晋三政権に対抗し得る勢力が今、国会にはないと。今回の衆院選でもそこを示せなかったということに対しての非常に国民に申し訳ないという思いがあります。』

『民主党として理念、政策の旗印をもう一度明確に掲げる必要があると思う。その旗を私としてはこう考えるというところを示したい。それは内政もそうですし、外交も含めてもう一度、政権政党として国民の皆さんに見ていただくためには、相当しっかりとした旗を掲げないといけないと思いますので、代表選で一番問われるのはその部分だと思います』

 また、野党再編に関しては、『今の国会で野党としてしっかりと対抗しうるのは民主党と私は考えている。まずは民主党として、こういう旗を掲げていくべきだということを鮮明にしていきたいと思います。その上で、その旗のもとに結集できるメンバーが野党の中にいるのであれば、それは結集を目指すというのも従来言っていることですので』と、再編先にありきでないことを強調していたという。(以上、発言部分は産経新聞14年12月17日より)

* * * * *

『細野氏は当選6回の43歳。民主党政権への支持が低迷する中、行われた2012年9月の代表選では、若手を中心に推す声が高まったが出馬を見送った。その際、地元支持者に「3年後、『細野やれ』と言われたときには『分かりました』と言える政治家になりたい」と伝え、15年9月の代表選に狙いを定める考えを示していた。
 代表選出馬は細野氏の想定より1年早まったが、衆院選の結果、党立て直しには「もはや待ったなし」との思いが同氏の中で強まったのは間違いない。

 若手らには、1998年の結党以来のメンバーらが党運営を仕切ってきたことへの不満が強かった。細野氏には、世代交代をアピールし、来春の統一地方選や16年参院選で「党の顔」を担うことへの期待がある。

 一方、細野氏はかねて維新の党などとの野党再編に積極姿勢を示してきた。ただ、維新の橋下徹共同代表はこれまで、民主党の支持組織である労組批判を展開してきた。細野氏が橋下氏と連携すれば、党分裂につながりかねないとの懸念は、労組系議員の多い参院側を中心にくすぶっている。組合出身のある参院議員は17日、「維新と再編するというなら、絶対に応援できない」と言い切った。(時事通信14年12月17日)』

<どうせなら12年9月の代表選に出て欲しかったな。もしあそこで細野氏が代表になっていたら、解散時期も変わっていただろうし。民主党の負けも、もうチョイ少なくて済んでいたかも知れないのに。(-"-)>

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 また、細野氏は、もともと前原Gの一員だったこともあって、両者は近いように見られがちなのだが。細野氏は、以前から前原氏と距離を置くようになっており、昨年には、ついに正式に前原Gを離れて、自分のグループ(自誓会)を立ち上げることに。(・・)

 野党再編に関しても、前原氏が維新の橋下徹氏らと深く関わっているのに対して、細野氏は同じ維新でも江田憲司氏や松野頼久氏らと接触して、今後の連携や合流に関して協議を行なって来た。
<13年の参院選当日に、細野氏がライバル政党の江田&松野氏とお茶をしていることが発覚して、問題視されたこともあったりして。^^;>
 
 ただ、もし前原氏が先に代表選に出馬する意向を明言した場合には、あとから立ちにくくなるおそれもあるので、昨日、いわば先手を打つ形で、先に出馬表明をすることにしたのではないかと察する。^^;

『出馬表明に先立ち、細野氏は、同じく野党再編に積極的な前原元代表らと会談、「チャレンジさせてください」と述べて、代表選での支援を要請したということです。(ANN14年12月17日)』

『17日午後の前原誠司元外相の衆院議員会館の事務所。姿を現したのは細野氏だった。同席したのは細野氏を支持する松本剛明元外相と長島昭久元防衛副大臣。細野氏はすでに前原氏に協力要請をしているが、そのときは前原氏が即答を避けたため、改めて協力を求めたようだ。産経新聞14年12月18日)』

『細野氏は17日、前原誠司元外相に会い出馬の意向を伝えた。しかし、前原氏は細野氏の決意表明を聞き流していたという。これを見ていた同席者の一人は「前原氏も出るつもりだ」と予測してみせた。(時事通信14年12月17日)』

〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 

 他方、前原誠司氏は、昨日、細野氏らの党内の保守派や自分のグループの議員と会って、代表選への対応を協議していたのだが。
 昨日の段階では「(立候補については)全く白紙です。仲間と相談して決めたいと思います」と述べるにとどまったという。(・・)

『再編派からは、維新の党の橋下徹代表と近い前原氏もグループの所属議員約10人を集めた。夜には、自身に近い議員と協議。周辺は「前原氏は立候補の意思があるが、グループ内にも異論がある」と述べ、立候補できるかどうかは不透明だ。(朝日新聞14年12月17日)』

『前原氏は最終的には細野氏を支援するとの見方が強いが、同氏の協力要請に対してなかなか首を縦に振ろうとしないのは、グループ内に主戦論があるためだ。
 4者会談に先立ち、前原グループ(凌雲会)は都内の中華料理店で会合を開き対応を協議。約10人が出席する中、渡辺周・元防衛副大臣が「前原氏は出馬すべきだ。そのための凌雲会だ」と訴えるなど、約半数が主戦論を唱えた。凌雲会としてキャスチングボートを握りたいとの思惑も見え隠れする。(産経新聞14年12月18日)』

『凌雲会の会合後、前原氏は記者団に自らの出馬に関し「全く白紙だ」としたが、その一方で、ふさわしい次期代表像について「首相になる覚悟のある人だ」と語り、細野氏に高いハードルを突き付けた。(同上)』

* * * * *

 前原氏は、昔から民主党の保守化や、保守勢力結集による野党再編を実現することを目指していて。12年末に民主党が下野した後には、以前から懇意にしている維新の橋下徹氏と連絡をとって、維新との連携、合流に関して協議し続けて来た。
 それこそ、今年5月に維新が次世代と分裂を決めた時にも、前原氏は橋下氏と一緒にいた様子。その後、TVに出演した際に、橋下維新と合流する可能性について質問され、「(確率は)100%」と答えていたほどだ。(@@)
(関連記事『前原が維新と100%合流する意向+焦る橋下が、民主党分裂を煽るhttp://mewrun7.exblog.jp/22091025/』)

 この辺りは改めて書きたいのであるが。前原氏と橋下氏は、戦前志向の超保守派ではないところや(前原氏は新保守タカ派、橋下氏はふつーの保守)、小さな政府を目指す新自由主義的な考えが合う面があるので、早く一緒にやりたくて仕方ないのである。<だから、早く維新に移ればいいのにって思うんだけどね〜。(~_~;)>

『前原氏は維新の橋下徹共同代表(大阪市長)と定期的に会合を開いている。代表時代、「労組に依存する党の体質が問題だ」と連合との関係見直しに言及したこともあり、民主党の非官公労系との合流を目指す維新側と思惑が一致する。

 政治評論家の小林吉弥氏は「前原氏が代表になった場合、まずは統一会派を組むなどの形で維新と連携し、機が熟せば合流を模索するだろう。どうしてもまとまらない場合は党を割ってでも一緒になるはず。細野氏もほぼ同様の行動をとるだろう。岡田氏の場合は合流にまでは至らないのではないか」と分析する。(産経新聞14年12月15日)』

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 ただ、党内では、もともと中道左派系、労組系などを中心に、アンチ前原の議員が少なくないし。しかも、今回は、前原氏主導の野党再編を潰そうと躍起になっている人たちが多いとのこと。(@@)

『野党再編はそう容易ではない。民主党最大の支持団体である連合は、維新の党共同代表(大阪市長)の橋下徹と対立しており、維新との合流に反対しているからだ。ある労組系議員はこう息巻く。
 「前原、細野が代表選に出たら党は分裂してしまう。あいつらが代表選に出るんだったら絶対潰す!」

 野党再編を唱える一派は保守系が多く、安保・外交に一家言を持つ者も多い。それだけに官公労や旧社会党の系譜を引く議員らは嫌悪感を隠さない。
 しかも来年の通常国会は、安倍が執念を燃やす安保関連法制が最大の焦点となる。旧社会党系は「断固阻止」と息巻いており、一部でも同調しかねない前原らの代表就任を承伏するはずもない。(産経新聞14年12月16日)』

 また、党内の保守派の中には、もし前原氏と細野氏が同時に出馬したら、保守票(維新との合流希望派の票)が割れて2人とも落選するのではないかと危惧している人もいる様子。^^;

 前原氏の場合は、11年の代表選で4人中3位で決選投票にも残れずに惨敗しているし。 もしこの代表選に出馬して、また失敗するようなことがあれば、もう党代表や首相になるチャンスはなくなるおそれがあるだけに、代表選&党運営に関して、よほど勝算がない限り、出馬を決意することはできないかもな〜と思ったりもする。_(。。)_

<尚、真偽のほどは不明だが。前原氏は、自民党か保守系メディアに大きなスキャンダル・ネタを握られているとのウワサもあるしね。^^;>
 
〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜
  
 そんな中、有力候補として名前が浮上しているのが、岡田克也氏なのだ。(・・)

 海江田代表も、岡田氏が後任代表になって、民主党再建を担うことを望んでいるらしい。

『党関係者は、海江田氏らの意中にあるのは「岡田氏だ」と話す。細野氏らが衆院選公示前に、維新の党との新党結成に踏み切るよう、海江田、岡田両氏に直談判したが応じなかったことも「岡田氏への信頼につながっている」という。(スポーツ報知14年12月16日)』

 また、いわゆる自主再建派、保守新党合流に反対する労組系や中道左派からも、岡田氏に期待する声が多いという。

『自主再建派の筆頭格と目される岡田氏はこの日、記者団から候補として名前があがっていることを問われ「光栄なことだ」と述べるにとどめた。重鎮議員は「自主再建派はみんな岡田氏だろう。数が多い」と語り、再建派の議員たちが推すとみている。(朝日新聞14年12月17日)』

『労組系が擁立を模索しているのが岡田氏だ。どこの派閥・グループにも属していないが、当選9回で選挙にめっぽう強く、通産官僚出身で党内屈指の政策通でもある。安倍晋三首相率いる自民党への対抗意識も強い。
 民主党の次期代表はどうなりそうか?
 政治評論家の浅川博忠氏は「岡田氏と細野氏の二者択一になる公算が大きい」といい、続ける。

 「中堅以上は『党再生には豊富なキャリアが必要』などの理由から岡田氏を支持する声が強い。一方、若手は『代表経験者が選ばれれば、人材不足を印象づける』として細野氏を推す声がある。前者と後者の割合はおおむね6対4だ」(産経新聞14年12月16日)』

『大畠章宏前幹事長率いるグループ(素交会)も国会内で会合を開いた。事務局長の篠原孝・元農林水産副大臣は会合後、記者団に「昔の名前ばかりではダメだ」と述べ、新しい顔ぶれで代表選を行うべきだと強調した。
 もっとも、大畠氏は海江田氏に近く、海江田氏は党再建派だった。篠原氏は「党の再建を行い、分裂回避を模索している人(がいい)」とも語っており、海江田氏と同じく党の再建に軸足を置く岡田氏が出馬した場合、岡田氏の支援に回る可能性は高い。(産経新聞14年12月18日)』

『赤松広隆前衆院副議長も海江田氏を支えた一人。ただ、その赤松グループ(サンクチュアリ)は、まずは独自候補の擁立を目指す。自らのグループを高く売る狙いがちらつく。
 社会保障・税一体改革を岡田氏と成し遂げた野田佳彦前首相のグループ(花斉会)も、岡田氏の支援に回りそうだが、静観している。(同上)』

* * * * *

 また、前回の代表選で海江田氏に負けた馬淵澄夫氏(選対委員長)が出馬に意欲を示しているほか、若手を中心に当選3回の玉木雄一郎政調副会長を推す動きもあるとのこと。<玉木氏の場合は、将来を睨んでの動きでしょうね。>
 党内には、知名度や発信力を買って、枝野幹事長の出馬を期待する人もいるという。<個人的には長妻昭氏にも出て欲しいんだけど。党首向きではないのかしら?(~_~;)>

 どうせ代表選をやるならベテランから若手まで4〜5人が出馬して、党内外に民主党の存在や考え方がアピールできるといいと思うのだけど・・・。

 ただ、日本の民主政や平和で平穏な生活を守るためにも、人数を増やしたいがためだけにor保守勢力を結集したいがために、安易に維新と合流しようとする候補だけは絶対に選んで欲しくないと、強く思っているmewなのだった。(@@)

                       THANKS


http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/577.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 衆院選は、信長の野望世代にすると、レトロで、低速で、低レベルで、胡散臭かったとみくじの開票に映る筈です。
プロレスに例えると、世襲馬鹿は、試合を嫌って、ボディビルのポージングみたいのだけで当選するようなもので、だから入場料を勝手に使って退場になった成城マスクがそのまんま東みたいに早稲田マスクを被って当選してきてしまうし、亀田の猫パンチボクシングみたいな関学マスクも小沢とガチンコは嫌だが、いない時を見計らって岩手入りして、お前の母さん出べそーと言って帰ってきて、横須賀でどんなもんじゃーいと大日本八百長プロレス協会のエースとか持ち上げられて、だんだんその気になってしまうし、成蹊マスクも一人じゃ怖いから大勢で海江田を潰しに行くとか発想が中学生の不良グループと同じです。
今はラインがあるのだから、もったいつけて少ししかしない党首討論も年中無休二十四時間営業で外遊中でもどこでもできるのに逃げまくるから、国民から馬鹿にされる訳です。
そして、議員もラインで落選者や挑戦者とラインでスパーリングをすればいいのに、ファンとの握手会ばかりして、脳みそのヒンズースクワットも全然やらないから、馬鹿のままな訳です。
これは、事務次官や局長にも言えて、彼らも国民から直接チェックを受けられるのに密室でコチョコチョやるから、尊敬されず、馬鹿ではないがズルい奴らと軽蔑される訳で、お互いに不幸です。
ネット以前は、物理的に無理だった事が技術的に可能になったのに実施しないで逃げていると、いつまでも馬鹿にされたままで、これは米国にも同じことが言えます。
いい加減、小沢がネット以前から言ってきたフリー・フェア・オープンを実行すべきです。

http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/578.html
記事 [政治・選挙・NHK176] 安倍首相を震え上がらせたオバマ大統領からの祝電  天木直人
安倍首相を震え上がらせたオバマ大統領からの祝電
http://www.amakiblog.com/archives/2014/12/18/#003044
2014年12月18日 天木直人のブログ


 きょう12月18日の各紙が同じように一段の小さな記事で書いている。

 きのう17日に日米首脳電話会談があったと。

 電話首脳会談と言えば大げさだが、要するにオバマ大統領から15分の電話がかかって来ただけの話だ。

 どのような電話だったのか。

 本当のところはその電話に立ち会った安倍首相と外務省関係しかわからない。

 それを、安倍政権に都合の良いように外務省がメディアに教えて、メディアがそれを流すのだ。

 読売と産経は、衆院選挙の勝利に対してオバマ大統領から祝意が述べられたと見出しを掲げてこれを報じている。
 
 しかし、その他は対「イスラム国」対策などで日米連携を確認したと報じている。

 どちらも間違いではないがどちらも正しくない。

 これを要するに、「目覚ましい勝利に感銘を受けた。引き続きシンゾウと一緒に働くことを楽しみにしている」(産経新聞)などと持ち上げて、TPPについても新防衛ガイドラインについても米国の要求に応えろ、大勝したのだからできるだろう、と言って来たのだ。

 もちろんその一方で対ロ外交でも、歴史認識問題でも、日米同盟を揺るがすような外交はするなと釘をさしたに違いない。

 さぞかし安倍首相は震え上がったことだろう。

 ないしろ、俺はレイムダックのオバマとは違う。

 オバマは後二年でいなくなるが俺は長期政権だ、次の米国の新政権とも一緒にやる。

 対ロ、対中、韓、北朝鮮外交で独自外交をして見せる

 などと思っているからだ。

 そのオバマ大統領の米国は経済制裁や石油価格下落策でプーチンを追い込んでいる。

 米大統領経済諮問委員会のファトマン委員長はルーブルの下落について、ロシアが国際ルールに従わなかったためだ、自ら招いた結果だ、とまで突き放している(12月18日毎日)。

 もはやオバマ・プーチン関係は悪化の一途だ。

 そんな時に安倍首相が独自外交をしようものなら、今度こそ米国は怒り出す。

 オバマからかけて来た総選挙尾対象を祝う電話は安倍首相にとってこれ以上なく高くついた祝電だったということである(了)



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/579.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 橋下はもう違法行為の総合商社。思想調査アンケート、労組事務所退去、入れ墨調査、全て違法。あんたホントに弁護士?!











http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/580.html
記事 [政治・選挙・NHK176] 「野党、魅力なし」72% 衆院選、自民が大勝の理由 朝日新聞社世論調査 自公3分の2超 「多すぎる」59%
http://www.asahi.com/articles/DA3S11512634.html
2014年12月18日05時00分


 衆院選の結果を受けて、朝日新聞社は15、16日に全国世論調査(電話)を実施した。自民が290議席を獲得し、大勝した理由として「安倍首相の政策が評価されたから」を選んだ人は11%にとどまったのに対し、「野党に魅力がなかったから」を選んだ人は72%にのぼった。今後、首相が進める政策については「期待の方が大きい」は31%で、「不安の方が大きい」の52%が上回った。

 ■自公3分の2超 「多すぎる」59%

 自民、公明の与党が合わせて3分の2を超える325議席を得たことについては、59%が「多すぎる」と答え、「ちょうどよい」21%、「少なすぎる」5%を大きく上回った。有権者の多くが、与党が勝ちすぎたと感じていることをうかがわせる。比例区で与党に投票した人でも、「多すぎる」が最多の43%で、「ちょうどよい」37%、「少なすぎる」7%だった。

 調査結果からは、有権者の大半が、野党のひ弱さが与党の大勝をもたらしたとみている状況も浮き彫りになった。自民大勝の理由について「野党に魅力がなかったから」を選んだ人は、自民投票層、安倍内閣支持層でも6割を超えた。

 野党の中で政権を任せられる党が「ある」と答えた人は、全体のわずか8%で、「ない」は78%にも達した。政権を任せられる野党として、民主、維新を挙げた人はそれぞれ3%で、共産は1%だった。

 野党投票層でさえも72%が、政権を任せられる党が「ない」と答えた。2年前まで政権に就いていた民主に投票した層でも、政権を任せられる党として民主を挙げた人はたった15%。議席を倍増させた共産への投票層でも、共産を選んだ人は10%にとどまった。

 投票率が戦後最低の52%となった理由については、「投票しても政治は変わらないから」が43%、「投票したい政党や候補者がいなかったから」が18%、「投票日の時期が悪かったから」が14%、「身近な争点がなかったから」が12%だった。「投票に行かなかった」という人の回答をみると、「身近な争点がなかったから」は5%と少なめで、「投票したい政党や候補者がいなかったから」が27%と多めだった。

 ■首相の政策 「不安」52%、「期待」31%

 安倍首相が今後進める政策については「不安の方が大きい」と答えた人は過半数を占めた。1年半前の参院選直後の調査で、「自民党が進める政策」について聞いた時は、「期待の方が大きい」が41%、「不安の方が大きい」が39%と拮抗(きっこう)していた。質問文が少し異なるので単純比較はできないものの、選挙戦で首相が「この道しかない」と繰り返し、首相の「1強体制」がさらに強まった今回の方が、有権者の不安が増しているといえる。

 今回比例区で自民に投票した層も、安倍内閣支持層も、「期待」を選んだのは59%で、24%が「不安」を選んだ。公明投票層では「期待」が44%、「不安」が38%と接近している。

 今後、首相に一番力を入れてほしい政策を6択で選んでもらったところ、「社会保障」と「景気・雇用」が3割ほどで、「原発・エネルギー」「教育」「外交・安全保障」が各1割程度。「憲法改正」は3%だった。

 首相の政策に「期待」を選んだ人の中では、力を入れてほしい政策に「景気・雇用」を選んだ人が37%で、全体と比べて多めだった。「不安」を選んだ層では「社会保障」が最多で、33%だった。

 安倍内閣の支持率は43%。衆院解散表明後の11月中下旬に実施した3回の調査で、第2次安倍内閣発足以降最低の39〜40%で推移していたのに比べると、少し上がった。しかし、解散表明前の11月上旬の42%からはほとんど変わっていない。

 ■質問と回答

 (数字は%。小数点以下は四捨五入。質問文と回答は一部省略。◆は全員への質問。◇は枝分かれ質問で該当する回答者の中での比率。〈 〉内の数字は全体に対する比率。丸カッコ内の数字は11月29、30日の調査結果)

◆安倍内閣を支持しますか。支持しませんか。

 支持する  43(40)

 支持しない 34(39)

◆今、どの政党を支持していますか。

 自民35(27)▽民主7(7)▽維新4(3)▽公明4(4)▽共産4(4)▽次世代0(0)▽社民1(0)▽生活0(0)▽改革0(0)▽その他の政党0(1)▽支持政党なし33(40)▽答えない・分からない12(14)

◆今回の衆議院選挙で投票に行きましたか。投票に行きませんでしたか。

 投票に行った    79

 投票に行かなかった 21

◇(「投票に行った」と答えた79%の人に)比例区では、どの政党に入れましたか。政党名でお答えください。

 自民36〈29〉▽民主14〈11〉▽維新11〈9〉▽公明8〈7〉▽共産10〈8〉▽次世代1〈1〉▽社民2〈2〉▽生活2〈1〉▽改革0〈0〉▽その他の政党0〈0〉▽白票3〈2〉▽答えない・分からない13〈9〉

◆今回の衆議院選挙の投票率は52%で戦後最低になりました。投票率が低かったのはどうしてだと思いますか。(選択肢から一つ選ぶ=択一)

 身近な争点がなかったから        12

 投票したい政党や候補者がいなかったから 18

 投票しても政治は変わらないから     43

 投票日の時期が悪かったから       14

◆今回の選挙で、与党である自民党と公明党は、定数の3分の2を超える325議席を得ました。与党の議席数はちょうどよいと思いますか。多すぎると思いますか。少なすぎると思いますか。

 ちょうどよい 21

 多すぎる   59

 少なすぎる   5

◆今回の選挙で、自民党は過半数を大きく超える議席を得ました。このことは、安倍首相の政策が評価されたからだと思いますか。野党に魅力がなかったからだと思いますか。

 安倍首相の政策が評価されたから 11

 野党に魅力がなかったから    72

◆今の野党の中で、政権を任せられる政党があると思いますか。ないと思いますか。

 ある  8

 ない 78

◇(「ある」と答えた8%の人に)政権を任せられると思う野党の名前を一つだけあげてください。

 民主33〈3〉▽維新30〈3〉▽共産13〈1〉▽次世代1〈0〉▽社民1〈0〉▽生活2〈0〉▽改革0〈0〉▽その他の政党0〈0〉▽答えない・分からない20〈1〉

◆今後、安倍首相が進める政策について、期待の方が大きいですか。不安の方が大きいですか。

 期待の方が大きい 31

 不安の方が大きい 52

◆安倍首相に一番力を入れてほしい政策は何ですか。(択一)

 景気・雇用    30

 社会保障     33

 原発・エネルギー  9

 教育        9

 外交・安全保障   8

 憲法改正      3

◆この2年間の安倍首相の経済政策は、全体として成功だと思いますか。失敗だと思いますか。

 成功だ 41(37)

 失敗だ 28(30)

※一般に世論調査で「投票に行きましたか。投票に行きませんでしたか」と聞くと、「投票に行った」という回答が多くなる傾向がある。

 <調査方法> 15日夜から16日夜にかけて、コンピューターで無作為に作成した番号に調査員が電話をかける「朝日RDD」方式で、全国の有権者を対象に調査した(福島県の一部を除く)。世帯用と判明した番号は2355件、有効回答は1166人。回答率50%。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/581.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 「最高裁をただす市民の会」が小沢検審の架空議決疑惑で、会計検査院に調査を要請(MEDIA KOKUSYO)
「最高裁をただす市民の会」が小沢検審の架空議決疑惑で、会計検査院に調査を要請
http://www.kokusyo.jp/%E3%80%8C%E6%9C%80%E9%AB%98%E8%A3%81%E3%82%92%E3%81%9F%E3%81%A0%E3%81%99%E5%B8%82%E6%B0%91%E3%81%AE%E4%BC%9A%E3%80%8D%E3%81%8C%E5%B0%8F%E6%B2%A2%E6%A4%9C%E5%AF%A9%E3%81%AE%E6%9E%B6%E7%A9%BA%E8%AD%B0/
2014年12月18日 MEDIA KOKUSYO


小沢一郎議員(当時は民主党)に対する検察審査会(以下、小沢検審)による起訴相当議決(2010年9月14日)が、最高裁事務総局による架空議決だったのではないかとの策略疑惑が浮上して約4年になる。

この問題は、当初、週刊誌が盛んに報じていたので、記憶している読者も多いと思うが、実は現在も調査は続いている。わたしも会員になっている「最高裁をただす市民の会」(志岐武彦代表)は、9日、会計監査院に対して、調査を求める要望書を提出した。調査項目は、以下の2点。

@小沢検審には、本当に審査員はいたか?

A経理書類の再検証。

「市民の会」は、小沢検審が架空であったと推論するに十分な裏付けを入手している。そのなかで、経理上のさまざまな疑惑も浮上している。

なぜ、経理疑惑なのか?
架空議決を行うには、審査員も架空にしなければならない。しかし、帳簿上は、架空の審査員に対しても、旅費や日当を支給する必要が生じる。その結果、架空審査員には、必然的に不正経理が連動してしまうのだ。

◇事件の背景

発端は、小沢一郎氏が2010年に東京第5検察審査会(以下、第5検審)の議決により、強制起訴に追い込まれ、最終的には無罪になった件である。メディアでも大きく報道され、喜びを露呈した小沢氏の映像はわれわれの記憶に新しい。

ところが第5検審の起訴議決には、当初から不可解な点があった。起訴議決を行った日が、小沢氏が立候補していた民主党代表選の投票日と重複したのだ。故意なのか、偶然なのか、いずれにしても不自然さを払拭できない。

そのために、何者かが「小沢排除」をたくらみ、なんらかの裏工作を行ったのではないか、という噂が広がったのだ。特に小沢氏の支持者の間で、第小沢検審に対する漠然とした不信感が広がった。

ちなみに検察審査会は、「検察」という名前を付しているが、検察の組織ではなく、文字通り「検察」を「審査」する最高裁事務総局の機関である。 従って小沢氏の支援者らが抱いた不信感は、最高裁事務総局に向けられたものだった。

調査の先頭に立ったのは、志岐武彦氏、石川克子氏(市民オンブズマンいばらぎ)、それに森裕子議員だった。が、見解の相違から、森氏は志岐・石川の両氏と決別した。しかし、ある時期まで協力関係を維持して、3氏が調査の成果を上げたことは紛れのない事実である。

◇どのような疑惑があるのか?

調査では、次のような疑惑が浮上した。

@有権者から審査員を選ぶPC上のくじ引きソフトが、デタラメだった。検察審査会の事務局が手動で審査員候補を入力したり、削除できる仕組みになっていた。しかも、PC上のくじ引きが終わった後、データの跡を残さないシステムになっていた。

架空審査員の設定を可能にする仕組みが構築されていたのである。これは森氏が議員の職権を使って調査した結果だ。森氏の『検察の罠』に詳しい。

A検察審査会が議決を下す前には、担当検察官が、みずからの意見を述べる機会を与えるルールになっている。(検察審査会法41条)しかし、担当検察官の出張記録を情報公開制度を利用して入手し、検証したが議決前に担当検察官が出張した記録は見当たらなかった。

B情報公開制度を利用して審査員の旅費支払いの実態などを調べたところ、小沢検審では、検審当日ではなく、後日にまとめて経理処理が行われていたケースが複数あることが分かった。これについて経理を担当した東京地裁を追及したところ、「資金がショートしたから」と返答している。常識的にはあり得ないことである。

 本当に審査員がいれば、できないはずの経理処理である。

C2012年7月30日、森議員は国会で、小沢検審には本当に審査員が存在したのかどうかを問うた。森議員の質問に応じて、会計検査院が調査に着手した。

会計検査院は、全国11の検察審査会の会議に「平成二十三年(2011年)5月から7月までに出頭したとして旅費等が支払われている189人に調書を直送」し、旅費の受け取りの有無を確認した。

1年後に結果が出た。回答は146人からあった。これを根拠に会計検査院は、審査員は存在していたと結論づけたのである。

ところが後に調査上の重大、かつ滑稽(こっけい)なミスが発覚する。確かに会計検査院は、調査を実施したが、小沢検審の時期は調査対象から外していたのである。この事実を石川克子氏が、資料の精読で発見した。

小沢検審が疑惑の対象になり、小沢検審についての調査を求められていながら、肝心の小沢検審は除外して調査し、「問題ない」としたのである。

なお、疑惑はほかにもある。次のPDFが疑惑をまとめたのもである。

 調査報告「小沢検察審査会」架空議決の8つの根拠
 http://urx2.nu/fl7J

◇鳩山検審でも裏金疑惑

今回、「市民の会」が提出した要望書は、上記「B」と「C」の調査を求めたものである。全文は次の通りである。

会計審査員に対する要望書の全文PDF
http://urx2.nu/fl7G

なお、鳩山検審でも裏金疑惑を推論するに十分な証拠が見つかっている。これについても、調査を求める要望書が提出された。

参考記事:鳩山検審に架空審査会の疑惑、いわくつきの請求書で浮上した裏金づくりの舞台裏、志岐武彦氏が新事実を指摘
http://urx2.nu/fl7C


http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/582.html

記事 [政治・選挙・NHK176] ウソをついてまで取材拒否の民放局……衆院選“自民党の恫喝”は、どれだけ効いていたか? - 日刊サイゾー
ウソをついてまで取材拒否の民放局……衆院選“自民党の恫喝”は、どれだけ効いていたか?
日刊サイゾー 2014.12.15


「“自民党の恫喝”はかなり効いていたようで、テレビは萎縮しっ放し。それどころか、いよいよ自主規制で、メディアにあるまじき“事件”が起きました」

 週刊誌やビジネス誌で政治記事を中心に執筆活動をしているジャーナリストのA氏は、衆院選終盤の12月13日、憤まんやるかたない表情でこう語った。

 A氏が週刊誌で企画した有識者による政局を問う誌上座談会の出演者に対し、テレビ局から自主規制としか思えない“待った”がかかったというのだ。

 企画の内容はこうだ。14日の衆院選の結果を受けて、深夜に各氏に電話インタビューをし、それを座談会形式でまとめ、12月第3週に発売する号に滑り込ませるというもの。

 A氏の企画に各氏は快く了承したものの、そのうちの一人、B氏は「念のために、局の広報に連絡してくれないか」と、A氏に伝えた。B氏はキー局を定年退職し、キャリアスタッフとして同局に籍を置いている。「ジャーナリスト」の肩書で局のワイドショーにも出演している身だ。A氏はその言葉通り11日、広報に連絡し、取材申込書をFAXで送った。

 ところが翌12日に届いた広報からの返事は、信じられないものだった。「B氏は体調を崩したので、今回は辞退したい」。A氏は、あきれてものも言えなかったと振り返る。というのも実は、A氏は11日夕、局の知り合いを通じ、B氏の状況の変化を察知していたからだという。

「B氏の所属するセクションの上司が『この時期、露出するのは控えてもらいたい』と、B氏に圧力をかけてきたようです。B氏は『選挙後の情勢を話すだけなので問題ない』と突っぱねたようですが、局側は『自民党を刺激したくない』の一点張りだったようです」(A氏)

 しかも、ある地方の候補者の選挙スタッフからは「今日(12日)、B氏に取材に来ていただきました。お元気でしたよ」と証言を得た。局広報のいう「B氏は体調を崩した」との理由が当てはまるとは、到底思えない。

 どうして局は、このような“ウソ”をついてまで取材拒否をしてきたのか。それは、冒頭の“自民党の恫喝”が効いていたとの見方がある。自民党は、解散前日の11月20日付で「選挙時期における報道の公平中立ならびに公正の確保についてのお願い」(同党筆頭副幹事長・萩生田光一氏および報道局長・福井照氏の連名)という要望書をNHKおよび在京民放テレビ局に渡していた。

 その内容は「出演者の発言回数や時間」「ゲスト出演者の選定」「テーマ選び」「街頭インタビューや資料映像の使い方」などで、要は「自民党に不利な報道をするな」(民放プロデューサー)というもの。

 その効果は、民放のワイドショーを見れば一目瞭然だった。劇場型と呼ばれた小泉政権以降、選挙はワイドショーの新たなコンテンツとして報道されていたが、今回の選挙では政策比較などの特集は皆無。すっかり萎縮し、ニュース番組でも慎重な取り扱いに終始している。

 しかし選挙後に、局に籍を置くB氏による週刊誌での自民党批判を避けようとするのは、あまりにも過剰反応、自主規制の極みだ。この局は、プライムタイムのニュース番組で高視聴率を稼ぎ、近年ではドラマでもヒット作を出すようになり、視聴率争いでも他局と競るようになってきた局であるが、選挙が終わった後も自民党に気遣うこの姿勢は、もはやメディアの“あるべき姿”ではないと言えるだろう。

http://www.cyzo.com/2014/12/post_19855.html


http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/583.html
記事 [政治・選挙・NHK176] 暴漢にも負けず! 逆風が吹きまくっていた大阪10区・辻本清美が1位当選できた涙の同情票(週プレNEWS)
暴漢にも負けず! 逆風が吹きまくっていた大阪10区・辻本清美が1位当選できた涙の同情票
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141218-00040761-playboyz-pol
週プレNEWS 12月18日(木)6時0分配信


今回の総選挙は、投票前から報道では「自公有利」と伝えられ、実際に圧勝で終わった。しかし自民党は、実際には議席数をわずかに減らしている。つまり、決して“楽勝”ではなかったのだ。

そのことを端的に表しているのが、自民、民主、維新が三つ巴の戦いを繰り広げた、大阪10区(高槻市・三島郡島本町)である。

街頭演説で「ケンタ! ケンタ!」とオバチャンに人気の維新・松浪健太氏に、知名度抜群の民主・辻元清美氏。そこに早稲田大学創設者、大隈重信のやしゃごである自民・大隈和英氏が加わり、横一線となった最激戦区ーー。

「日付が変わる時間になるまで誰にも当確が出ないだろう」(自民関係者)と混戦が予想されていたが、午後10時5分に「辻元清美・当確」の第一報が入った。

「こんなに早く決まるとは……」と、驚いた様子の辻元氏が今回の選挙戦を振り返る。

「正直、維新の人は眼中になかった。自民の人も下の名前を知りません。私にとって今回の選挙は首相官邸との戦いやったんです」

というのも、大隈氏には安倍首相、麻生財務相、石破地方創生担当相、谷垣幹事長ら自民の大物たちが日替わりで現地入りしていたのだ。しかし、辻元氏はそれを逆手にとるかのように街頭演説でこう訴え続けた。

「なんで毎日毎日、総理や大臣を送り込んでくるかというたら、安倍政権がなんとしても辻元を落とそうと必死やからです。集団的自衛権の行使や、憲法9条の改正に体を張って立ちはだかる議員やから、辻元は消しとけと。皆さん、私を守ってください!」続けて、選挙終盤の演説中には、聴衆のひとりから「北朝鮮の手先!」「中国のスパイ!」と殴りかかられて警備員に間一髪で救われたエピソードを披露。涙ながらに、

「こんな世の中に誰がしたんですか? 私ね、今の安倍政権に体を張って立ち向かってると思います、ホンマに……」

すると、それまで静観していた沿道からは辻元氏の涙の訴えに「頑張れ」「負けるな!」との声援が上がった。自民関係者がため息交じりにこう話す。

「辻元さんの同情を誘う演説は見事というしかないですね。浮動票の多くが同情票として彼女に流れてしまったと思います…」

辻元氏の眼中になかった松浪氏も「普通の候補者が相手なら勝てていたはずですが…」と、素直に負けを認めて愚痴るしかなかった。

自公が有利と伝えられていても、首相や大臣たちの応援があっても負けるときは負けるのが選挙。大阪10区の結果は、そんな当たり前のことを思い出させてくれた。

しかし、結果的には敗れた大隈氏も松浪氏も比例で復活当選。なんだかなあ……。

■週刊プレーボーイ52号(12月17日発売)「史上最低投票率でも燃えたぎった沸騰選挙区13の開票日ドラマ」より(本誌ではこの他、話題の注目選挙区を総ざらい!)



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/584.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 武器輸出に支援金…安倍政権が「戦争できる日本」へ本格始動(日刊ゲンダイ)
          自衛隊航空観閲式に参加する安倍首相/(C)日刊ゲンダイ


武器輸出に支援金…安倍政権が「戦争できる日本」へ本格始動
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155885
2014年12月18日 日刊ゲンダイ


 安倍政権が日本の“軍国主義化”に向かって動き出した。海外に武器を輸出する日本企業に支援金制度を創設するのだ。防衛省は18日にも有識者による検討会を立ち上げ、今後は財政投融資などを活用した資金援助制度を創設。武器輸出企業に長期で低利融資するという。

 さらに経産省と連携し、防衛産業振興のための補助金制度の創設なども検討する。武器を輸出するだけでなく、整備や補修、訓練支援なども含めたパッケージとして販売するというから、日本は本格的な武器輸出国家に変貌するわけだ。

 いまに始まった話ではない。4月1日、政府は武器輸出三原則に代わる「防衛装備移転三原則」を閣議決定した。武器輸出の原則禁止から“輸出できる国”に方向転換を決めたのだ。

「日本の武器技術は世界のトップクラスです。とくにセンサーやロボット、誘導ミサイル装置、戦車のエンジン、リチウムイオン電池は注目の的。インドは海自の救難飛行艇を2、3機欲しがっているし、オーストラリアはそうりゅう型潜水艦を12隻発注したいと打診しています。潜水艦は1隻800億〜900億円だから、1兆円を超える取引。これまで三菱重工や川崎重工など兵器を手がける企業は政府が本気なのか疑心暗鬼でしたが、安倍首相は堂々とお墨付きを与えたことになります」(軍事評論家の神浦元彰氏)

 衆院選の期間中は武器輸出の「ぶ」の字も言わず、大勝ちした途端に「武器を売れ」と号令するとは、いかにも安倍首相らしい姑息なやり方ではないか。

「日本は『死の商人』になってしまいます」と危惧するのは埼玉大名誉教授の鎌倉孝夫氏だ。

「アベノミクスの成長戦略には兵器の輸出がしっかり組み込まれているのです。今後は途上国へのODAも自衛隊が使うことになるでしょう。国民の税金で殺人兵器の開発を活発化させても国民の生活にプラスにならない。それどころか財政をさらに逼迫させます。忘れてならないのは兵器を売ることで日本が世界に戦争の火だねをばらまいてしまうこと。ところが三菱重工などの労組は武器輸出に反対するどころか、会社に協力しているありさまです。このままでは安倍首相によって、日本は戦前のような、戦争ができる国に作り変えられてしまいます」

 米国やイスラエルに武器を売れば、日本は彼らと敵対する国の敵となり、テロの標的にされかねない。安倍自民党のバカ勝ちで国民は怯えながら暮らすことになる。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/585.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 保坂展人さん「あきらめた時、民主主義は錆びついていく」 /衆議院の会派における19、20、21議席をめぐる大きな差



あきらめた時、民主主義は錆びついていく


文 保坂展人
2014年12月16日
http://www.asahi.com/and_w/life/SDI2014121627511.html?iref=andw_kijili


 安倍晋三首相の「奇襲戦法」は功を奏し、長期政権の足場を築いたことは間違いないでしょう。総選挙で自民党は291議席を獲得し、公明党の35議席とあわせて326議席と、衆議院で3分の2を占める巨大与党になりました。ただ、結果から読み取れるのは、それだけではありません。


 まず、史上最低の投票率52.66%。有権者の半数しか投票に行かなかったという現実です。事前の世論調査で「与党圧勝」が伝えられたことも影響したのか、「自分ひとりが投票しても何も変わらないと思った」「政治は誰がやっても変わらないから、行く気にならなかった」という棄権者の声が伝えられています。これが2014年特有の現象に止まるのか、投票率のさらなる低下への入り口なのかは、これからの政治とメディア、そして有権者が決めることです。


 投票率が低下したことで、自民党の比例区の得票はどう変わったのでしょうか。民主党が政権交代を実現させた2009年の総選挙で、大敗した自民党が獲得したのは1881万票でした。これに対して、自民党が政権を取り戻した2012年の選挙では逆に1662万票へと票を減らしたことはかねて指摘されてきました。今回は1765万票。前回から100万票を積み増したものの、09年には及びませんでした。


 今回の総選挙を振り返ってみると、「自民党の圧勝」というより、「野党のひとり負け」だったということになるかと思います。民主党は選挙準備ができておらず、奇襲をはねかえすことができませんでした。「第三極」といえば、みんなの党は分裂して再編したものの解党してしまい、維新の党も分裂・再編を経て、民主党と「すみわけ」をはかりました。次世代は激減、社民は現状維持でした。唯一、21議席を確保した共産党の健闘が際立っています。与党側の議席にはほとんど変動がなく、野党内の議席が再配分されたような印象があります。


 私は、「自由党21議席」「共産党20議席」「社民党19議席」となった2000年の総選挙を思い出しました。たかが1議席の差ではないかと思われるかもしれませんが、衆議院の会派において、この三つの数字はじつは、大きな差となって現れてくるのです。


 20議席を確保できると「院内交渉会派」として認定され、国会の運営を議論する議院運営委員会で正式メンバーとなることができます。19人だと、正式メンバーの了承を得ればオブザーバーとして会議に参加することはできますが、発言には制約があります。


 なにより、20人と21人の差が大きいのです。21議席あると、法案提出権を得ることができます。


 国会は立法府と呼ばれ、法律案を審議して制定する権限を持っています。国会に提出される法案の多くは、各省庁が作成して内閣法制局の審査の上で閣議決定される「閣法」です。これに対して、国会議員が衆参両院の法制局と共に法案を作成する「議員立法」というものがあります。私も過去に、超党派の議員連盟の会合を重ねながら、「児童虐待防止法」を作成した経験があります。


 この議員立法を出すのは国会の大きな役割でありながら、21人という壁があるのです。20議席だと会派としては認められても、ほかの会派の協力を得なければ法案を提出できません。それが21人なら、単独でできるのです。その意味で、共産党が獲得した21議席の意味は小さくないでしょう。


 野党にとって、今回の総選挙の教訓は「解散は不意にやってくる」ということでしょう。とすれば、早ければ1年半後の2016年夏に参院選とのダブル選挙も十分ありえる、と今から考えておくべきではないでしょうか。それまでに、与党との政策的差異を明確にし、有権者が政権選択をできる構図をつくり上げるのは簡単ではないでしょうが、そうしなければ、投票率はさらに下がるでしょう。


 安倍政権にとっては、経済・外交・社会保障など、すべての政策に重い責任を負うことになります。なによりも、国会での論戦を国民にわかりやすく展開し、スキャンダル合戦から政策論争へと高めてもらいたいと願います。「原発再稼働」「憲法改正」など、国民の間で意見の分かれている政治課題こそ丁寧に掘り下げ、問題点を明らかにしながら解決の方向を探るべきだと思います。


 私も自治体の現場から、これからの永田町で何が起きるのかを冷静に見続け、必要と感じた時には遠慮なく意見を表明したいと考えています。あきらめた時、何を言っても無駄だと口を閉ざした時、民主主義は錆びついて動かなくなり、社会は急速に劣化します。その責任は私自身にもあることを忘れずにいたいと思います。

http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/586.html

記事 [政治・選挙・NHK176] そもそも総研 「秘密保護法施行 本当に問題はないの?」



【関連記事】

【社説】
特定秘密保護法施行 権力が暴走しないか
東京新聞 2014年12月10日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2014121002000126.html


 特定秘密保護法が十日に施行された。「安全保障」の名が付けば、国が恣意(しい)的に重要情報を隠蔽(いんぺい)できる。権力が暴走を始めないか、懸念を強く持つ。
  国家の安全保障にかかわる重要情報は厳重に管理すべきだ−。そのように単純に考えてはならない。本当に秘匿すべき重要情報なのかどうか、確かめられる方策がないからだ。公正なチェックが働くかは極めて怪しい。
  特定秘密とは知らずに、情報を得ようとしただけで処罰されることはないのか。むしろ、公務員側が過度に萎縮して、秘密でない一般情報までも囲い込み、国民に知らせなくなる心配は強い。


◆立法の必要性は「弱い」

  公務員らが国家の不正を知った場合、その情報の要約を通報できる制度はあるが、失敗すれば、過失漏えい罪で処罰される危険にさらされる。事実上、通報させないようにする仕組みなのだ。
  この法律はさまざまな問題点を抱えたまま動きだす。だが、そもそも法律をつくる、どんな理由があったのだろうか。立法事実と呼ばれる問題だ。実は、この必要性が弱いと政府内部でも考えられていたことがわかっている。
  内閣情報調査室(内調)が二〇一一年に特定秘密保護法の素案を作り始めたとき、内閣法制局から、法律の必要性を示す根拠が「弱い」と指摘されていたのだ。
  「ネットという新たな漏えい形態に対応する必要がある」との内調の説明に対しても、法制局は消極的な答えだった。
  重罰化の根拠となる事例もなかったのが実情だ。内調が列挙した八件中で実刑だったのは、〇〇年のボガチョンコフ事件のみだ。海上自衛隊の三佐が在日ロシア大使館の駐在武官に内部資料を提供したとして、自衛隊法違反容疑で逮捕された。だが、この事件でも「懲役十月」である。


◆軍機保護法の過去が

  〇一年には自衛隊法が改正され秘匿度の高い情報を「防衛秘密」と指定し、漏えい罪の罰則を五年以下の懲役に引き上げている。その後、どんな重大な情報漏えい事件が起きただろうか。
  昨年の国会で安倍晋三首相は「過去十五年間で情報漏えい事件を五件把握している」と答弁した。だが、起訴猶予か、執行猶予付きの判決で終わっているものばかりなのだ。その中で特定秘密に当たるとされるのは一件のみで、〇八年に中国潜水艦が火災を起こしているとの事故情報を新聞記者に漏らした事件だ。
  このケースでも、一等空佐は書類送検されたものの、起訴猶予で終わっている。「防衛秘密制度を設けた後の漏えい事件が少なく、あっても起訴猶予のため、重罰化の論拠になりにくい」と法制局が考えたのも当然である。
  一〇年には沖縄県・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件の映像流出事件があった。これについても、法制局は「秘密に該当するのかわからない」と見解を示した。刑事責任を問うには、形式的に秘密としているだけではなく、実質的に秘密として保護するに値する内容でなければならない。
  こうした種類の情報すら、秘密保護法は恣意的に秘密扱いにしてしまうのではないか。
  さらに、国家が情報をコントロールし、国民監視を強める結果にならないか。それを危惧する。
  戦前戦中にあった「軍機保護法」がその先例である。軍機は固く保護されねばならない−。そう単純に考えられない。実態はこの法律を国家は自在に使い、国民を縛り上げるのに使ったからだ。
  「宮沢・レーン事件」が有名だ。一九四一年に北海道帝国大の学生宮沢弘幸さんと英語教師のハロルド・レーン夫妻が軍機保護法などの違反容疑で逮捕された。「ある北大生の受難」(上田誠吉著)によれば、旅行好きだった宮沢さんは千島列島に旅した帰りに、汽車で根室の海軍飛行場について乗客が話すのを聞いた。それを帰宅した後、レーン夫妻に話した。
  そんな容疑事実で逮捕された。根室の海軍飛行場に関する情報の探知漏えいにあたるというのだ。宮沢さんは激しい拷問の末、懲役十五年の実刑を受けた。網走刑務所に送られ、重度の栄養失調と結核を患った。敗戦で釈放されたが、一年四カ月後に病死した。


◆国民を統制する道具




 では、この海軍飛行場の存在は本当に秘密にあたるのだろうか。実は三一年に米国のリンドバーグが着陸しており、世間には広く知られていた。罪に問うべき秘密などなかったのだ。法律は国民を統制する道具として機能した。
  果たして遠い昔の話なのか。一般国民とは無関係な法なのか。無関心のままでいると、いつの間にか、プライバシーも「知る権利」も侵食されていく。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/587.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 姑息! 自公の軽減税率導入は詐欺だった!(simatyan2のブログ)
姑息! 自公の軽減税率導入は詐欺だった!
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-11966116803.html
2014-12-18 17:07:56NEW ! simatyan2のブログ


今回の選挙では公明党の山口代表が言った、

「アベノミクスは道半ばです。
 わが公明党は連立与党として、自民党に必ず軽減税率を
 約束させます。
 アベノミクスで景気が上がり、給料が上がり、軽減税率導入で
 皆さんの暮らしが良くなるのです。
 成功させるためにも今一度わたしたちに任せてください」

という言葉を信じて投票した人も多かったんじゃないでしょうか。

はじめから自公を信じていない人は別として、無党派で揺れ動い
ていた人など、つい信じて票を入れた人はいると思います。

15日、安倍総理と公明党の山口代表は党首会談を行い、自公
連立政権で軽減税率について「消費税率10%時に導入する」と
明記したそうです。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141214/k10013964991000.html
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20141216-00000000-ann-pol

確かに軽減税率導入は明記したようですが、導入時期は、

・消費税率10%になってから導入されるのであって、導入時に
 適用されるのではない
 10%になってから決めるので5年先か10年先かは未定

・軽減税率導入と言っても生活必需品が非課税になるのではなく、
 商品別にあくまで8%の据え置き

ということです。

つまり軽減税率が導入されるといっても、適用商品が8%の据え
置きになるというだけで、安くなるのではないということです。
http://mainichi.jp/select/news/20141205k0000m010124000c.html

だから生活必需品が非課税になると思っていた人は大間違いです。

それを、

「みなさん軽減税率で消費税は安くなるんですよ」

と8%据え置きを減税のように勘違いさせてるだけです。

しかも何が据え置かれるのかは確定していないのです。

さらに言えば議員定数削減を約束していながら、いまだに削減
していない政権が約束を守るかどうかも定かではありません。

それでも騙される人は出されるんですね。

日本国内はすでに

10月の自動車8社 国内生産10月7.1%減 輸出も2.6%減 
   増税後マイナス幅最大
10月の百貨店売上 2.2%減
10月のデジタル家電出荷、17%減
10月の新設住宅着工、前年比12.3%減 8カ月連続減少
10月の首都圏マンション低調続く 発売戸数10.9%減 9か月
   連続

だというのに・・・。

他にも減税マジックがあります。

消費税10%になれば自動車取得税無くすそうですが、無くす
代わりに自動車税を上げることになりそうです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131018-00000006-wordleaf-bus_all

取得税は購入時に1回だったのに対し、自動車税は毎年だから
実質増税になるのに減税だと言ってます。

とにかく増税になった時に一部分だけ据え置くことを減税だなどと
言う詐欺組織が自民党なのです。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/588.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 12月18日(木) 史上最低の投票率を生み出した責任の一端は維新の党にもある(五十嵐仁の転成仁語)
12月18日(木) 史上最低の投票率を生み出した責任の一端は維新の党にもある
http://igajin.blog.so-net.ne.jp/2014-12-18

  投票率がこんなに低くて、国民の信任を得たと言えるのだろうか。衆院選の結果を見た人の多くが、そう思ったことでしょう。



 だって、選挙での投票率は小選挙区で52.66%、比例代表で52.65%にすぎず、有権者の半分弱は投票所に向かわなかったのですから。その結果、小選挙区で自民党が222議席を得たにもかかわらず有権者内での割合(絶対投票率)は24.5%、68議席を獲得して11議席も増やした比例代表にいたっては、たったの17.0%にすぎませんでした。

 つまり、有権者の4分の1、4人に1人以下の投票で自民党は過半数を越える多数議席を獲得したことになります。「こんなのインチキじゃないか」と、多くの人がそう思ったことでしょう。

 このような投票率の低さと、その報道に“ぶち切れ” たのが橋下徹大阪市長です。自分が選ばれた大阪市長選では投票率の低さが散々問題にされたのに、今度の総選挙での投票率の低さについての批判が弱いと、次のように文句を言ったそうです。



 「投票率のところの報道が弱い。メディア
過去最低の投票率だった出直し市長選を『意味がない』と散々批判したのだから、今回も、もっと批判するべきだ」と持論を展開。記者団とのやり取りでヒートアップしていき、「(衆院選は意味がないと)言えよ」と迫った。記者団から「出直し市長選について『意味がない』とは言っていない」との声が上がると、「じゃあ、出直し市長選について『意味がある』と断言しろよ」と怒りをあらわにした。やりとりをしていた記者が「(断言)しません」と返すと、橋下氏は「終わり」と “ぶち切れ” 記者団に取材を打ち切り、足早に立ち去った。



 選挙の投票率が低いことについてもっと問題にすべきであり、批判的な報道が少なすぎるという点については、私もそう思います。しかし、そのことを批判する資格が橋下さんにあるのでしょうか。

 というのは、この投票率の低さを生み出した原因の一端を、橋下さん自身も負うべき立場にあるからです。共同代表を務めている維新の党など「第三極」の凋落と不振が、今回の投票率の低下の重要な一因でした。

 今回の選挙では、前回の選挙と比べて有権者の投票数が小選挙区で488万票(6.66ポイント)、比例代表で544万票(6.66ポイント)減少しています。他方で「第三極」は、前回と比べて小選挙区で710万票、比例代表で1013万票も減らしています。



 このうち、維新の党は小選挙区で262万票、比例代表で388万票の減少です。どちらも、今回票を減らした政党の中では最大となっています(ただし、次世代の党については前回と比較できません)。

 これらの減少分がすべて棄権に回ったとは限りませんが、そのかなりの部分を占めているとの推測も一概には否定できません。前回の総選挙で期待を集めて大躍進した日本維新の会をはじめとした「第三極」が、その後有権者の期待を裏切ったために選挙に嫌気がさして投票所に足を運ばなかったことは十分に考えられるからです。



 前回の総選挙後、日本維新の会は共同代表を務めていた橋下さんによる従軍慰安婦肯定発言などを機に凋落し、もう一人の石原共同代表や平沼さんなどの極右勢力が分裂して次世代の党を結成しました。この次世代の党が支持を集められなかったことが、棄権増大の一因であったかもしれません。

 また、前回の総選挙で健闘し、小選挙区で4議席281万票、比例代表で14議席524万票を獲得したみんなの党も、今回の選挙では姿を消してしまいました。みんなの党から分かれた江田元幹事長らは結いの党を結成して日本維新の会に合流し、江田さんは橋下さんとともに維新の党の共同代表となりました。

 残った人々はみんなの党を解党して散り散りとなり、元代表の渡辺喜美さんは落選しています。まことに無残な末路ですが、そのために投票先を失って棄権してしまった支持者も少なくなかったことでしょう。



 というような事情を考えれば、橋下さんの発言は「天に唾する」ものだと言うべきです。棄権の増大と低投票率を生み出した原因の一つを自ら作っているかもしれないのに、その問題点を報道することが少なすぎると文句を言っているのですから……。

 この橋下さんの批判に応えて、ぜひメディアの皆さんには投票率がなぜこのように低くなったのか、その原因や背景を究明する報道に努めていただきたいものです。そうすれば、旧日本維新の会と現維新の党の共同代表であった橋下さん自身の責任も、自ずと浮かび上がってくるにちがいありませんから……。

http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/589.html
記事 [政治・選挙・NHK176] 知っておきたい日本の仕組み(1)ー(8)NET IB NEWS


<はじめに>


竹原信一・元阿久根市長 「あれをしろ!これをするな!」。おとなは子どもに指図します。おとなが言う通りにすれば、また指図されます。言いなりになれば褒められるかもしれません。言われる通りにしていれば幸せになれるでしょうか?
 でも、おとなたちは幸せそうではありません。おとなのほとんどが、あの状態のまま人生の最後を迎えるのです。そして、死の間際に人生を振り返る。そのときの後悔には同じものがとても多いそうです。以下は、死を間近に控えた人々が多く口にする後悔です。


1.「自分自身に忠実に生きれば良かった」
2.「あんなに一生懸命働かなくても良かった」
3.「もっと自分の気持ちを表す勇気を持てば良かった」
4.「友人関係を続けていれば良かった」
5.「自分をもっと幸せにしてあげればよかった」


 ほとんどのおとなは『自分を幸せにする方法』を知りません。『幸せが何か』さえ知りません。快感や、快楽を追いかけ続けるのを幸せと思い込んでいたりします。実を言えば、幸せは、自分で気付く直感のようなもので、努力したり獲得するものではありません。『幸せはいつもそこにあって、気付かれるのをそっと待っている』。そういうものです。ですから本当は、みんないつも幸せなのです。幸せだけど気付いていない。多くは、「自分が不幸側に居る」と思い込み、「別のところにあるはず」と思い込んだ幸せ探しゲームをやっているのです。ほんとうの仕組みがわかっていると、後悔が少なくて済むのでお得な人生になります。
 人間の体は、この世界で生き残りができるように作られています。感情はそのために与えられた反応です。思考と体のつなぎ役をします。好きなものに近づき、危険からはすぐに逃げる。感情は、思考と体の両方に対するすばやい反応が特徴ですが、しょっちゅうまちがいます。幸・不幸は感情問題だと考えられていますが、それもまちがいです。痛みや悲しみ、快楽などは、単純にからだと思考の作用であり、ほんとうの幸・不幸とは違うものです。


 おかねに代表される快楽を『幸せ』だと思い込んでいる人たちが大半なので、世界や国の仕組みがまちがったものになり、それが環境破壊や戦争など、とても悲惨な状況を作っています。
 幸せは獲得するものではなく、気付くもの。『気付き』は人それぞれの責任であり、冒険です。幸せこそが命の真実です。そこのところをまちがえる感情人間には自分がありません。「生き残りのため」という感情の原理に突き動かされて何でもやってしまうのです。その場しのぎの方法で感情を守ろうとします。その時に使う道具が『主義』や『きまり』、『理想』そして『恩』や『義理』です。これらの道具は、道義的な責任やこころの冒険を放棄させます。たいへん便利ですが、勇気や良心に対してはまったく不誠実です。


 この国は、『義理』などで固めたヌケガラです。多くの国民は、『義理におびえながら、義理にすがりつく』というありさま。もはや自分の真実をあきらめているかのようです。


 ほんとうの幸福は直感であり、気付きです。決して壊すことの出来ない、そこにあるもの。それは常に動いていて、変化しながら自立しています。やがて、皆さんは「幸福が生きている。幸福が自分だ」とわかる時がくると思います。それには、嘘の掃除が必要です。自分の心は自分で掃除するしかありません。わたしたちは国の嘘を見抜き、権威を掃除する事で気付きの力をつけることができます。


 これからお話しする事は、調べれば確認できる事です。学校では、国のほんとうの仕組みを教えてはくれません。知らないのです。おとなたちが知らず、気付かず、教えない、でも、人びとをつき動かしているこの国のしくみをお話しします。皆さんの人生が後悔の少ないものになる事と、『幸せの気付き』が早まる事を期待して。
 知ることで、せつない気持ちになったら思い出してください。「幸せは気付き、すべては失うことのできない幸せでできている」。


<日本の歴史>


 日本の歴史を確認しましょう。
 教科書には、江戸時代、鎖国していた本当の理由が書かれていません。430年ほど前に書かれた、秀吉朝鮮出兵従軍記者の見聞録をご覧ください。


 『キリシタン大名、小名、豪族たちが、火薬がほしいばかりに女たちを南蛮船に運び、獣のごとく縛って船内に押し込むゆえに、女たちが泣き叫ぴ、わめくさま地獄のごとし』。


 天正少年使節団の報告書にもあります。


asia 『行く先々で日本女性がどこまでいっても沢山 目につく。ヨーロッパ各地で50万という。肌白く、みめよき日本の娘たちが秘所まるだしにつながれ、もてあそばれ、奴隷らの国にまで転売されていくのを正視できない。鉄の伽をはめられ、同国人をかかる遠い地に売り払う徒への憤りも、もともとなれど、白人文明でありながら、何故同じ人間を奴隷にいたす。ポルトガル人の教会や師父が硝石(火薬の原料)と交換し、インドやアフリカまで売っている』


 世界中で奴隷商売をやっているバテレン(西洋人)とキリスト教の脅威を知った豊臣秀吉は1587年に「バテレン追放令」を、徳川家康は1612年、キリスト教を禁止し、西洋に対する鎖国を命じました。それから約240年後、アメリカ人ペリーが日本に黒船でやって来て開国をせまりました。はじめは、いくつかの藩が戦いましたが、勝てないと知ってからは、進んで彼らの手先になりました。
 キリスト教宣教師は古くから、植民地づくりのスパイ役を担ってきました。ひかえめに言っても、キリスト教が戦争を止める力になったことはありません。4世紀にはローマ帝国軍に従軍牧師がいました。今でも米軍にはキリスト教従軍牧師がいます。ちなみに最近では、アメリカはイスラム教徒に対して「テロリスト」と言いがかりをつけ、石油を目当てに戦争を仕掛けたりしています。


 日本の開国に成功した西洋人は、それが謀略だと気付かせないように、複数の窓口を使って、幕府側にも倒幕側にも大量の武器を売って、日本人同士の戦争を仕組みました。これが明治維新です。西洋人たちは、渡す武器の量やタイミングを加減する事で、おかねもうけをしながら、言いなりになる日本を作るのに成功しました。明治政府はあやつられるまま、キリスト教を解禁して、仏教を排斥しました。


 西洋人に教育された人々が権力につきました。西洋人を嫌った36歳の孝明天皇が不自然な死に方をしました。あと継ぎの明治天皇即位は15歳、いまなら中学3年生です。日本の政治はずっと、『代理人が国民に命令する』というやり方です。国を動かしているのは本当は誰なのか? そこが国民に見えないようにしてあります。「疑うのは天皇陛下に対して失礼!」というのが代理人の言い分です。


 日本は西洋人にあやつられて戦争をしてきました。日露戦争では、多額の借金をさせられたうえ、多くの国民を傷つけ、死なせてきました。しかし、国民の誰も「誰が戦争させたのか?いったいなぜ戦争が起こるのか?」をわかっていません。すべての戦争は明治維新と同様、おかねもうけの謀略です。『代理人が勝手に命令する』という国の仕組みによって、国民には何もわからないようになっているので、国民は繰り返しだまされ、奪い合い、殺し、殺されてきました。まったく残念な事ですが、これが真相です。

<権力の状況>


siryou 日本国民は国を疑わず、言いなりに動くよう育てられてきました。この国のシステムは犯罪組織と同じですが、それを自覚できないようにしてあります。憲法はあっても機能しないし、裁判所はあっても裁判官が良心に従うことができないようになっています。警察・検察は国家の犯罪を隠す。別の犯罪のでっち上げなどでカモフラージュする。要するに犯罪国家です。作業を割り当てられた公務員はそれらを当然のこととしてやっています。道理がよくわからず、しつけられた通り何でもやる。結果的には、国の不正を守る作業員です。


 日本は国民に対して何でも隠し、ことごとく嘘を言う国ですが、アメリカの極秘文書公開や内部告発者の証言などによって本当の仕組みが明らかになってきました。それによると、日本のしくみは次のような形になっています。一番上にあるのは米軍(条約や密約)。次に官僚・公務員の都合、それを支える国家公務員法、そして、その他の法律です。実際のところ、憲法は、絵に描いた餅、法治国家を偽装する飾りです。司法の正義はまったくの見せかけです。
 国民とおなじで、政治家もほとんどだまされています。選挙芸人にすぎません。この国の政治家は、国のほんとうの仕組みも、法律もほとんど何もわかっていないのです。知識がなく、自覚が無いので自分が国から何をされているのか、しているのかさえわかっていません。すこしばかり程度のよい人は、大臣になったりした時に、はじめて国家の現実を知って驚きます。そこでうっかり、「国民のために」などと頑張れば失脚したり殺される。そうでない者は国民に対する嘘つき芸人を続ける。「自分は政治芸人」と割り切ってしまえば、これまでの流れを変えないので騒ぎにはならない。結局、嘘つきに限ってマスコミの評判が致命的なものにならず、長く地位に留まれるというまったく情けない状態なのです。


<戦争>


広島原爆ドーム いまの状況を知るには、昭和天皇を知ることが役立ちます。研究者がほぼ一致しているのは、昭和天皇は非常に頭脳明晰で意志も強い、国家戦略に長けた人物だったということです。そしてその周辺には、きわめて優秀で忠誠心に富んだ側近グループがありました。


 アメリカと戦った太平洋戦争のとき、国民は「天皇陛下の御為(おんため)」と教えられました。日本が敗戦を確信し、終戦の申し入れを始めてから、アメリカは二種類の原子爆弾(ウランタイプとプルトニウムタイプ)を落とし、日本人の非戦闘員30万人以上が亡くなりました。そのとき日本政府は、原爆機が近づいているという情報を知りながら、迎撃せずに、空襲警報さえ出さず国民を被爆させたのです。二度ともです。そのうえ、原爆を落としたアメリカに提供するために、被災者の救済に優先して、人体への影響調査に励みました。調査開始は原爆投下のわずか2日後、終戦の7日前です。つまり、日本政府は原爆を使った人体実験の手伝いをしたのです。30万の日本人は政府に殺されたも同じです。


 政府は、原爆被害の調査結果を国民に隠してアメリカに渡しました。もちろん、その調査が被爆者の救済に使われる事もありませんでした。これはアメリカの公文書から明らかになったことです。今もそうですが、日本政府には、公文書を隠したり捨てたりして、歴史を偽造する癖があります。決まりを守りません。だから、歴史教科書では真相がわからないようになっています。また、10万人以上が死んだ東京大空襲を指揮したカーチス・ルメイ将軍には、後に勲一等旭日章の叙勲がありました。恐ろしく、とても悲しいことですが、日本政府が国民に対してやってきた、一連の事実は認めるしかありません。


 アメリカは最初から勝利を確信していました。当時、国力に10倍もの開きがあるので当然です。日本政府は負けの決まった戦争を始めたのです。アメリカは4年に渡る戦争の始まった、その翌年から天皇を利用して日本国民をあやつる計画を作りました。敗戦後、昭和天皇はその計画に乗りました。そうするしかなかったのでしょう。天皇の人間宣言も日本国憲法も原文は英語です。
 米軍の日本支配に協力した多くの日本人が、歴史を書き変えました。それは、「日本は、明治時代から民主主義の国であり、アメリカなどと戦争した昭和初期だけが間違った時代だった。これからの日本は民主主義を強調した天皇中心の明治体制に戻すだけ」としたのです。米軍の後ろ盾を得たことで、代理人である『天皇の官吏』が力を持ちました。そして、憲法制定の翌年(昭和22年)には憲法違反の国家公務員法を制定ました。あわせて、積極的に米軍や、米軍の手下(政府役人)と手をつなぐ人たちが政治家や新聞社、テレビ局、大企業などのトップにつきました。


<憲法違反の国家公務員法と米軍>


 日本国憲法では、「国民に主権があり、普通選挙で選ばれた者が公務員として国民全体に奉仕する。憲法が最高法規」としてあります。ところが、国家公務員法で職員を公務員にしてしまいました。それから、職員自身の福祉と利益確保を職務目的にした上、国家公務員法を最高法規にしました。公務員が国民から搾取する仕組みです。


国家公務員法の条文要約 第一条


・「国家公務員たる職員」が「職員について適用すべき各般の根本基準(職員の福祉及び利益を保護するための適切な措置を含む。)を確立」する。
・「この法律(国家公務員法)の規定が、従前の法律又はこれに基く法令と矛盾し又はてい触する場合には、この法律の規定が、優先する」


 米軍による日本占領は6年半におよびました。占領後も公務員が米軍の守り手になるように条約、密約を決めました。次は1957年2月、在日アメリカ大使館から本国に送られた秘密報告書です。


【在日米軍基地に関する秘密報告書】


 日本国内におけるアメリカの軍事行動のきわだった特徴は、その規模の大きさと、アメリカにあたえられた基地に関する権利の大きさにある。 安保条約のもとでは、日本政府とのいかなる相談もなしに米軍を使うことができる。数多くのアメリカの諜報活動機関(略)の要員が、なんの妨げも受けず日本中で活動している。米軍の部隊や装備(略)なども、地元とのいかなる取り決めもなしに、また地元当局への事前連絡さえなしに、日本への出入りを自由におこなう権限が与えられている。


usa_america2 この状態は敗戦から約70年後の今も、まったく同じです。元外交官の天木直人さんの告白よると、外務省内のマニュアルには、日米安保については、「疑念をもつこと自体、アメリカに対して失礼である」と書かれています。
 憲法違反の国家公務員法で、公務員による国民の搾取(さくしゅ)が合法化され、おまけに、外交官が「米軍を疑うのは失礼である」とされていて、米軍の無制限な自由が許される。このような国は、法治国家でもなんでもない。それどころか、国と呼ぶにあたいしないと言うべきでしょう。ほとんどのおとなは歴史の真相も、自分たちが置かれている状況もわかっていません。こんな状態ですから、「おとなには正体が無い」と感じる皆さんは多いはずです。


<日米合同委員会>


 日本を直接的にあやつっているのは米軍です。毎月2回、日米合同委員会というものが開かれています。そこでは、米軍が日本のエリート官僚たちに直接指示をしています。今も、日本を米軍が占領しているのです。官僚は国会がまったくの無能・無力であるのをよくわかっています。国会や裁判所よりも、米軍からの指図の方が強いのです。官僚の中でも、日本国民に対して、特に無慈悲で無責任な人間が米軍に評価されて官僚トップの事務次官や、検察庁長官、最高裁判所の長官などになります。このような事実を普通の国民は知りません。


<日本の教育>


 日本の官僚組織全体は東京大学卒の派閥に握られています。最近、ようやく、東大の精神性が非常に危険であるという事が知られるようになり、本当に優秀な学生は他の大学や海外に出るようになりました。たいへんに有名な東大教授が東大の状況を教えてくれました。


 東京大学の安冨歩教授のメールをご紹介します。


 (前略)ここ(東京大学)の人々は、他の大学に比べて、利己的ということを隠す技術が、飛び抜けて高いのです。どんな状況においても、直ちに自分に都合が良くて、しかも他人を納得させる屁理屈を直ちにヒネリ出すことが、東大関係者の得意中の得意です。彼らの屁理屈を聞かされると、こっちがおかしいのだ、と思って、罪悪感を覚えさせられてしまいます。その技芸の高さは、ホレボレする程です。こういった人々が日本中にエリートとして送り出され、そういった人々を模範として社会が運営されるので、とんでもないことになるのだ、と私は考えています。
 阿久根市役所の職員の皆様におかれましては、そういう人間を決して尊敬しないように、自分たちの模範だと思わないように、そういう人間が優秀なのだなどと決して思わないように、とお伝えください。みなさまお一人お一人の良心(惻隱の情)にこそ、社会の秩序と住民の幸福が守られるかどうかが掛かっているのであり、それを大切にしてくださるよう、心からお願い申し上げます。
 竹原さんのご苦労には頭が下がりますが、この闘いは、正面から行くと、石井議員のように殺されます。たとえ自治労がひどかろうと、マスコミがひどかろうと、どうぞ、植木等のようにスチャラカと無責任に戦って下さい。阿久根市の運命が日本の運命を決めるといっても過言ではないと思います。
 本当に東大は怖いところです。あまりに怖いので、添付のようなものを何年か前に書いてしまいました。


 添付のようなものとは、次の「東京大学讃歌」のことです。




 東京大学讃歌
      (作・東京大学 安冨歩教授)


 おお、東京大学よ。
 魂のアウシュビッツよ。
 傷の深さで選び出された血まみれの魂を迎え入れ、
 念入りにその傷に塩をすり込み、
 何も感じないようにして送り出す。


 特に傷の深い者を選んで、
 「大学院」という名のガス室に送り込む。
 魂がピクリとも動かなくなったのを確認すると、
 東京大学博士という戒名を与え、
 安田講堂に集め、
 ガウンを纏わせて埋葬する。


 おお、東京大学よ。
 魂の七三一部隊よ。
 そこには世界のあらゆるものを、
 生きたまま切り刻み、
 「専門」に分割してみせる、
 白衣の研究者が巣喰っている。


 自らの生み出す言葉が、
 真理を含まぬように注意深くより分け、
 意味不明のたわごとだけを陳列する。
 そしてマルタの魂から搾り取った真っ赤な血を、
 ペンキの替わりに用いて、赤門を塗り立てる。


 おお、東京大学よ。
 魂のチェルノブイリよ。
 そこは知識と霊感を生み出し、
 人々に配信する発電所として建設された。
 しかし、各人の頭脳に、
 思考の制御棒を急速に挿入した結果、
 炉心が溶解し、
 放射能を垂れ流す死の石棺と化した。


 そこから生み出されるのは、
 知識ではなく単なる情報であり、
 チェルノブイリ(にがよもぎ)
 の汁で印刷されるのは、
 世の人に劣等感を抱かせるための矛盾した言葉。


 自らの権威を人間の選別によって確保し、
 学歴コンプレックスという死の灰を撒き散らす。
 そして意味の通じる言葉を話す世の人々を、
 心の底から軽蔑し、「アッカンベー」をしてみせる。


【東京大学ロゴマーク】
東京大学ロゴマーク




 日本の教育成功のシンボルはいまだに東京大学です。
東京大学 赤門 この国は自分と仲間の利益のために何でも言う、何でもやるという人間作りをやってきました。思考と良心がつながった人間に育たないよう、教科や教科書を増やして、早く覚える競争させ、じっくりと取り組むことができないようにしてあります。例えば、英語の教科書を毎年変えるので、一冊も分からないまま中学、高校、大学を卒業する。教科書を無駄づかいする事は、公務員の退職後の天下り先確保につながるし、英語塾や教材業界が儲かるようになる。それを経済効果と呼ぶ。
 このように、まったく教育的ではない動機で教育の仕組みが作られています。すべてがこの調子だから皆さんは無意味な勉強競争に苦しむのです。


 東大教授のメールは福島原発事故が起こる約一年前です。政府は原発事故でも嘘を言い続けました。ほんとうに苦しい人びとを放置して、被災を公務員の利権につなげています。いまだに放射能の垂れ流しを続けていますが、予想された通り、子ども達に癌の集団発生が確認されても、それを隠し、原発の再稼動を進めています。もう、日本政府がこのような態度をする原因がわかりますね。
 政府には少しも良心がありません。430年前、火薬を得るために女たちを奴隷商人に売り渡した。70年前は、自分たちだけ有利に生き延びようと、国民を原爆で焼き殺す人体実験に加担した。同じ精神性が続いているのです。


良心がないのは地位を得た政治家や官僚組織だけではありません。次は40年前、原発のお金に群がったおとなたちの様子です。


【1983年の「原発講演会」での高木孝一敦賀(つるが)市長の講演。(福井県)】
 「そりゃあもうまったくタナボタ式の街づくりができるんじゃなかろうか、と、そういうことで私は皆さんに(原発を)お薦めしたい。これは(私は)信念を持っとる、信念!
……えー、その代わりに100年経って片輪が生まれてくるやら、50年後に生まれた子どもが全部片輪になるやら、それはわかりませんよ。わかりませんけど、今の段階では(原発を)おやりになった方がよいのではなかろうか…。こいうふうに思っております。どうもありがとうございました。(会場、大拍手)。


 「(会場、大拍手)」には呆れます。呆れるけれども、このような国民が、今も、けっして少なくないというのを私も体験してきました。ほんとうに、なんということでしょう。
 次は、戦争時代を生きた方の証言です。戦争の反省も嘘だとわかります。




戦争責任者の問題 伊丹万作


 今度の戦争で 皆がみな 口を揃えてだまされていたという。 私の知っている範囲では おれがだましたのだ といった人間は まだ一人もいない。 いくら何でも、わずか一人や二人の智慧で一億の人間がだませるわけのものではない。 だましていた人間の数は、一般に考えられているよりもはるかに多かったにちがいないのである。日本人全体が 夢中になつて互いに だましたりだまされたりしていたのだろうと思う。
 戦争中の 末端行政の現われ方や、新聞報道の愚劣さや、ラジオのばかばかしさや、さては、町会、隣組、警防団、婦人会といったような民間の組織が いかに熱心に かつ自発的にだます側に協力していたかを 思い出してみれば すぐにわかることである。 たとえば、最も手近な服装の問題にしても、 ゲートルを巻かなければ門から一歩も出られないようなこっけいなことにしてしまったのは、 政府でも官庁でもなく、むしろ国民自身だつたのである。
 私のような病人は、ついに一度もあの醜い戦闘帽というものを持たずにすんだが、たまに外出するとき、普通のあり合わせの帽子をかぶって出ると、たちまち国賊を見つけたような憎悪の眼を光らせたのは、だれでもない、親愛なる同胞諸君であつたことを私は忘れない。彼らは眉を逆立てて憤慨(ふんがい)するか、ないしは、眉を逆立てる演技をして見せることによつて、自分の立場の補強につとめていたのであろう。
 少なくとも戦争の期間を通じて、だれが一番直接に、そして連続的に我々を圧迫しつづけたか、苦しめつづけたかということを考えるとき、 だれの記憶にも すぐ蘇(よみがえ)ってくるのは、 …すぐ近所の小商人の顔であり、隣組長や町会長の顔であり、あるいは郊外の百姓の顔であり、あるいは区役所や郵便局や交通機関や配給機関などの 小役人や雇員や労働者であり、あるいは学校の先生であり… といったように、我々が日常的な生活を営むうえにおいて いやでも接触しなければならない、あらゆる身近な人々であつた。
 ……だますものだけでは戦争は起らない。だます者とだまされる者とがそろわなければ 戦争は起らない…… ということになると、戦争の責任もまた(たとえ軽重の差はあるにしても) 当然両方にあるものと考えるほかはないのである。
 だまされた者の罪は、ただ単にだまされたという事実そのものの中にあるのではなく、あんなにも造作なくだまされるほど 批判力を失い、思考力を失い、信念を失い、家畜的な盲従に 自己の一切をゆだねるようになつてしまつていた 国民全体の文化的無気力、無自覚、無反省、無責任などが悪の本体なのである。
 このことは、過去の日本が、外国の力なしには封建制度も鎖国制度も独力で 打破することができなかつた事実、 個人の基本的人権さえも自力で つかみ得なかつた事実と まったくその本質を等しくするものである。 そして、このことはまた、同時に あのような専横と圧制を支配者にゆるした 国民の奴隷根性とも密接につながるものである。それは少なくとも個人の尊厳の冒涜(ぼうとく)、すなわち自我の放棄であり人間性への裏切りである。また、悪を憤る精神の欠如であり、道徳的無感覚である。 ひいては国民大衆、すなわち被支配階級全体に対する不忠である。 我々は、はからずも、いま政治的には一応解放された。
 しかし今まで 奴隷状態を存続せしめた責任を軍や警察や官僚にのみ負担させて、 彼らの跳梁(ちょうりょう)を許した 自分たちの罪を真剣に反省しなかったならば、 日本の国民というものは永久に救われるときはないであろう。「だまされていた」という一語の持つ便利な効果におぼれて、 一切の責任から解放された気でいる多くの人々の 安易きわまる態度を見るとき、 私は日本国民の将来に対して暗澹たる不安を感ぜざるを得ない。
 「だまされていた」と言って 平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でもだまされるだろう。 いや、現在でもすでに 別のうそによつてだまされ始めているにちがいないのである。


<心の闇の正体>


 アメリカ政府は日本を占領するに当たり、ルース・ベネディクトという女性の文化人類学者に日本人の分析をさせました。その内容は『菊と刀』というタイトルで出版され、日本人分析の名著として知られています。彼女は日本人特有のこころの闇を解き明かしました。
 以下、要約して抜粋します。




 日本人兵は捕虜だけではなく、彼らの同胞に対しても虐待の罪を犯した。負傷兵については、捕虜であるアメリカ兵の方が日本兵よりもましな手当てを受けた。日本兵の名誉とは死にいたるまで戦う事。降伏せずに自決する事。万一、傷つき、気を失い捕虜になった場合でも、彼は「日本へ帰ったら顔をあげて歩けない」 あるものは殺してくれと頼んだ。「けれども、もしあなたがたの習慣がそれを許さないというのならば、私は模範的な捕虜になりましょう」と言うのであった。長い間、極端な国家主義者であった彼らは、弾薬集積所の位置を教え、日本軍の兵力配備を綿密に説明し、わが軍の宣伝文を書き、わが軍の爆撃機に同乗して軍事目的に誘導した。


 日本人にとって「各人が自分にふさわしい位置を占める」ということの意味は身分制度に従うのを意味する。それはまず、家庭の中で習得される。価値観が体験によって作り上げられ、その倫理体系と礼式の中に形式化されている。特権の境界を踏み越えるのはけしからぬこととされている。国政においては「国民の世論」のための位置は与えられていない。国家は、アメリカで感じられているような、やむをえない害悪ではなく、日本人から見れば、国家は至高善に近いものである。「すべてのものをあるべき場所に置く」というのが、日本のモットーである。日本人の「恩」は返済しきることのできない債務、「徳」は積極的に報恩行為に身を捧げること。アメリカ人の自尊心は自分の事は自分で処理するという態度によるが、日本では恩を受けたと考える人に恩返しをするということに依存している。


 世間体や立場に対する「義理」は日本では非常にきびしい。知らなくても知ったふりをせねばならない。知らないのを認めるわけにはゆかない。人間と仕事の極端な同一視が見られる。行為もしくは能力に対する批判は、自動的に人間そのものに対する批判となるので、日本人は自己防衛に汲々(きゅうきゅう)とする。本来の仕事に専念するかわりに、注意を相手との関係に向ける。日本人は、『人を汚辱(おじょく)するのは他人の言動ではなく、当人から出てくるものだけである』、というあたりまえの倫理を持っていない。
 日本人は猛烈な努力と、無気力の間を大きく気分が揺れ動く。何事によらずあなたまかせの態度を取る事が安全な道であると考える。日本人の目標は世間の評価である。そのため、その場の事情にあわせて態度を一変させる。態度変更を道徳問題とは考えない。日本人から見れば、自分の属している世界で尊敬されれば、それでもう十分な報いである。彼らは人間堕落の教えを説かない。「人情」は非難してはならない。強さは義理に服従する事で示されると考える。ただ定められた掟(おきて)を遂行することに矛盾葛藤を感じない。


 日本では名に対する「義理の掟」を徳行と考える。それが、いじめの習慣をはなはだしいものにしていると同時に、次の拷問者を作るのにつながっている。


 親は子どもの無作法は責めるが、子供が『自分に対する正しさ』のために立ち上がる勇気を欠いた事は責めない。罪の大きさよりも恥の重大さに重きを置いている。日本人特有の問題は、掟(おきて)を守って行動しさえすれば認められるという安心感をたよりとして生活するように育てられてきたということである。


 一度、アメリカに住んで、固苦しくない行動の規則を受け入れた日本人には、日本で送った窮屈な生活を再びくり返すなどということはとうてい考えられない。箱庭の盆栽仕立ての松は芸術品だったが、ひとたびじかに大地に移し植えられた松はけっしてかえすことはできない。あの庭園の装飾にはなれないと感じる。彼らは二度と日本社会の要求に応ずる事はできない。


<自分への正しさでつながる世界>


hinomaru わたし達は、国家のとてつもない卑怯と嘘、無能を確認しました。国家の不正を見ないようにしてきたのは国民です。自分の評判に対する恐怖心で目隠しをしてきました。この恐怖のタネは家庭や集団での、からかい、いじめによって植えつけられ、『恩』や、繊細すぎるこころ遣いの『義理』によって育てられます。常に他人の希望を感じるよう気遣いする。これを日本では、和、秩序、団結、ルール、マナー、美、徳、お行儀などと呼んでいます。そこにあるのは、周囲の気づかいに抱かれた人が、理性や正義感を停止させ、『死んだ気に』なって、とにかく頑張るのが良い事という、とんでもない常識です。


 『死んだ気』の人間がやる事はまったくの無責任です。そこを指摘しないのが『人情』ですから、政府のあらゆる組織には不正が蔓延しています。不正を拒否すれば『体面の破壊者』あるいは『裏切り者』『恥さらし』の烙印を押されてしまいます。こうして、ほとんどの日本人は、『自分に対する正しさ』のために立ち上がる勇気をくじかれています。


 なんとなさけない事でしょう。わたし達は、恩や義理でつながれた世間体におびえ、集団の不正を感じないように習慣づけられ、国家の嘘に加担しています。これでは破滅するしかありません。日本では若い世代の自殺がたいへん多いのですが、その原因も世間体です。悲惨を繰り返さないためにも、箱庭の恩や義理とは決別しなければいけません。


 すべての原因は単純に因習です。アメリカの固苦しくない行動の規則を受け入れだけで、すっかり意識が開かれてしまう例を見ればわかるように、これは心の病です。たいした痛みを感じることなく治療できます。まず、自分についての見方を変えましょう。持ち物や立場、職業はけっして本人そのものではありません。やがては、すべての財産、借金、名誉、地位など何も持たずにみんな死ぬ。そして忘れ去られる。それがわたし達です。


 世間体におびえるという心の病を治し、『自分に対する正しさ』のために立ち上がる勇気を持ちましょう。どのみち、人生はほんのひとときです。世界の人びとは、日本人が持ち物や世間体からの自立を遂げ、ほんとうの友人になってくれるのを待ち望んでいます。


(了)


<プロフィール>
竹原 信一 (たけはら しんいち)竹原 信一 (たけはら しんいち)
前阿久根市長。1959年、鹿児島県生まれ。元航空自衛官(88年退官)。阿久根市議を経て2008年、阿久根市長選で初当選。ブログでの情報発信や市職員の給与明細全面公開など数々の”掟破り”の手法で市政改革に取り組んだ。11年、市長リコールにともなう出直し選挙において864票差で敗れ失職。同年、鹿児島県議選に出馬するも落選。
知っておきたい日本の仕組み(1)ー(8)NET IB NEWS
元阿久根市長 竹原 信一
http://www.data-max.co.jp/politics_and_society/2014/12/24558/1204_ib_tk01/

http://www.data-max.co.jp/politics_and_society/2014/12/24558/1204_ib_tk08/



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/590.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 失望はしない:2014年総選挙の結果を受けて 2014年12月15日 古村治彦の酔生夢死日記
http://suinikki.blog.jp/archives/18758332.html


古村治彦です。



 昨日、2014年12月14日、総選挙の投開票が行われました。投票率は52。66%(前回から6.66%減)と戦後最低、単純に比較はできませんが、明治時代からこれまで47回行われてきた総選挙の中で最低を記録しました。日本各地で冬本番を迎え氷点下まで冷え込み、雪も降るという悪条件の中でありましたが、有権者の過半数の方々が投票されたということになります(期日前投票は前回よりも多くなったという報道もありました)。



 結果は皆さんがご承知のように、自民党と公明党の与党が326議席(自民党:291議席;公明党:35)を獲得しました。今回議員定数が5減らされて総数が475(小選挙区295;比例区:180)となりましたので、3分の2(317議席)を9議席超えることになりました。自民党は公示前から2議席減らし、公明党は4議席増やすということで、「圧勝」と表現するメディアもありました。



 民主党は公示前が62議席だったものを73議席に伸ばし、維新の党は42議席から41議席へとほぼ横ばい、次世代の党は公示前19議席から2議席へと大幅に減らし、社民は2議席で変わらず、生活の党は公示前5議席から2議席へと後退しました。共産党は小選挙区で議席を獲得し、比例でも20議席を獲得し、公示前8議席から大きく躍進し、21議席となりました。



 選挙戦の早い段階から、自民党が単独で300議席を超えるとか、自民党の機関紙と成り下がっている、自称・全国紙の産経新聞などは、自民党だけで3分の2を超える317議席に迫る勢いなんて嬉々として報じていましたが、蓋を開けてみれば291議席となりました。確かに過半数も絶対安定多数も超えましたが、300議席を与えなかったところに日本国民の絶妙なバランス感覚を見たように思います。そして、これは「憲法改正にはノーだ」という意思表示であると思います。公明党が31議席から35議席に増えたのも、与党内で一定のブレーキ役を果たして欲しいという国民の願いが反映されたものと思います。



お訴えばかりで聞く耳を持たないある政治家


 民主党は海江田万里代表が比例復活もできずに落選するという結果になってしまいました。海江田氏は党の代表を辞任すると発表しました。また、菅直人氏が475番目に当選を決めるという体たらくでしたが、何とか議席を増やすことができました。しかし、民主党には気を引き締めてもらいたいと思います。財務省の口車に乗せられたアホである皆さん方が当選できたのは、積極的な支援があったからではありません。「鼻をつまんで」「煮え湯を飲む」覚悟で涙を流しながら、戦略的な投票のために皆さんに投票した多くの方がの意向をしっかりと胸に刻んで国家に登院してもらいたいと思います。もしこれから変な動きをしたら次はもうありません。維新の党は最後持ち直したという感じですが、橋下徹共同代表の「ゆ党」的な態度では限界がありますし、大阪と東京と両方に本部があって、大阪ウィングと東京ウィングでは全く別の感じがします。維新の党の動きが野党再編の口火を切ることになると思います。



 今回、野党側は選挙協力を行いました。維新と社民が選挙協力をしたところもありましたし、民主党と維新の党の選挙協力は完全ではありませんでしたが、かなり行われました。その結果の検証はこれからなされねばなりませんが、一定の成果を得たのではないかと思います。その意味で、海江田氏は大きな仕事を成し遂げたと思います。



生活の党は、小沢一郎代表と玉城デニー氏が維新の党に移籍した太田和美氏、木内孝胤氏、初鹿明博氏、牧義夫氏、民主党に移った小宮山泰子氏、鈴木克昌氏がそれぞれ比例復活を果たしました。生活の党は3名の議員が落選となりましたが、小沢氏に近い政治家たちはうまく生き残ることができました。これから野党再編そして再建に向けて重要な役割を果たしてもらいたいと思います。



 次世代の党については、私は「政界における在特会」のような存在だとツイッターなどで書いてきましたが、この勢力が比例で140万票を獲得しながら、議席を獲得できなかったことに安堵しています。また、19議席から盤石の選挙基盤を持つ2名のヴェテラン政治家たちだけが当選ということで、次世代の党はほぼ壊滅状態で、自民党に合流させてもらうしかないのではないかと思います。それでも140万票を獲得したという事実は重いものです。それだけ現状に不満を持ち、排外主義的な主張に共感する人々が増えているのだろうと思います。



 共産党は大躍進でした。投票率が下がる中、前回よりも得票数を伸ばし、オール沖縄態勢で小選挙区で1議席を確保し、各比例ブロックで議席を獲得しました。ヴェテラン党員という人から、こう言うと大変失礼ですが、これまでの共産党の候補とはイメージが違う若い人まで候補者の多様性が有権者に受けたのではないかと思います。また、アベノミクスに対する批判票の受け皿にもなったと言えるでしょう。気になったのは、小選挙区での得票数が約703万票で、比例では約603万票と100万票の差があるという点です。小選挙区で共産党の候補に投票した有権者が比例区でどの党に投票したのか気になるところです。これは私の推測ですが、共産党の支持者の方々で一定数の皆さんが、「自主的に」野党共闘で民主党や社民党に投票されたのではないかと思います。



 私が比例で投票した社民党ですが、2議席を守り切ったという感じですが、照屋氏と吉川氏とともに九州・沖縄の議員となります。沖縄の票に支えられた政党であり、地域政党に近い感じになっています。社民党は次の参議院議員選挙でしっかりと3議席以上を確保していってもらいたいと思います。吉田党首のキャラクターと国会での質問に期待したいと思います。



 私は今回の選挙について、「中間層(middle-class)の減少によって、二極化が進んだために、自共が勝利を収めた」と考えます。比較政治学の研究では、中間層という概念は民主政治体制にとって重要なものであるとされています。中間層の定義はいろいろとありますが、取得の額よりも、教育や職業に重きを置いた定義となっていて、教師や会社員、自営業者などが含まれます。


 中間層が増えていくと、民主政治制度に移行することが多くなるし(因果関係はまだ証明されておらず、相関関係の身です)、民主政治制度に移行した後、それが後退することは少なると言われています。オバマ大統領の演説を聞いていると、「分厚い中間層を作る」とか「中間層を助ける」という言葉がよく出てきますが、それほど民主政治体制にとって中間層の存在は重要なのです。



 日本は1980年代には8割以上の国民が「自分は中間層だ」と考える国でした。今の中国などを見ていると分かりますが、急速な経済発展にはどうしても経済格差の拡大が付き物なのですが、日本は比較的平等な社会を実現しつつ、10%以上の経済成長を成し遂げました。これを世界は「奇跡(economic miracle)」と賞賛したのです。そのために、社会不安もなく、社会主義的だと揶揄されながらですが、穏やかに暮らすことができました。



しかし、2000年代以降の自民党政治と現在のアベノミクスで日本の中間層は壊されています。その多くが上昇していくなら結構なことなのですが、現状はそうではないようです。そうなると、中間層から脱落したり、現状に不満を持ったりする人々が多くなります。そういう人たちから、自民党や次世代の党の排外主義的、攻撃的な政策を支持する人々と、全く逆でより進んだ所得の再分配を求めて共産党の政策に賛同する人たちが出てきます。



 私はこの中間層の減少が、日本の民主政治体制にとって深刻な影響を与えるのではないかと危惧しています。しかし、私は失望していません。今回の選挙では自民党と与党が勝ちましたが、衆議院での改憲の発議は難しいでしょうし、参議院では改憲勢力が3分の2を押さえている訳ではありません。次の参議院議員選挙(2016年)で国民が再び絶妙のバランス感覚を発揮すれば改憲の発議はできないでしょう。



 ですから今回の選挙結果を残念には思っても、失望することはありません。まだまだ続いていく物語の序章に過ぎません。


 
 では最後に1曲。Heatwaveで「Still Burning」。


 (終わり)

http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/591.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 晩節を汚すとはこういうことだ:石原慎太郎氏の政界引退 2014年12月17日 古村治彦の酔生夢死日記
http://suinikki.blog.jp/archives/18848887.html

 古村治彦です。

 昨日、石原慎太郎氏が記者会見で政界引退を表明しました。

 石原慎太郎氏は、1968年から1972年まで参議院議員、1972年から1995年まで衆議院議員、1999年から2012年まで東京都知事、2012年から2014年まで再び衆議院議員、その間に環境庁長官や運輸大臣を務めました。昭和の大俳優・石原裕次郎との兄として、若くして芥川賞を受賞した作家として、華やかな生涯であったと言えましょう。

 彼は1995年に「日本の政治に失望した」として衆議院議員を辞職しました。そして、1999年に「裕次郎の兄です」という言葉と共に東京都知事選に立候補し、衆議院議員時代よりも政界における存在感を増しました。東京都知事時代は、排ガス規制や外形標準課税などの政策で注目されました。

 2000年代以降の石原氏の動きはおかしなものでした。排外的、ナショナリスティックな発言が過激さを増し、一言で言えば「だんだんおかしくなっていった」と言うことになると思います。

 その最たる例が2012年4月に尖閣諸島を東京都が購入するという発表をアメリカの首都ワシントンにあるヘリテージ財団で行ったことです。これによって、当時の野田佳彦総理大臣は、政府による買い上げで「国有化」を行わざるを得なくなり、中国との関係を一気に悪化させることになりました。ヘリテージ財団に関しては、アメリカ国内でも「あのシンクタンクはおかしい。昔は良かったが、今は変な動きをしている」という声が上がっています。そのことは本ブログ内でも紹介しました。この時、尖閣諸島の購入資金で寄付に応じてきたと思うのですが、そのお金はどこに行ったのか、石原氏はきちんと説明する義務があると思います。

 そして、昨日の会見ですが、最後っ屁とばかりに、日本維新の会で共同代表を務めていた橋下徹・大阪市長を未来の総理候補と持ち上げ、「演説がうまい、若い時のヒトラー」みたいだと発言しました。これは石原氏なりの皮肉と間接的な攻撃、褒め殺しなのだと思いますが、先進国の、民主国家の政治家を務め、その国の首都の知事を務めた政治家の見識としては最低のものだと思います。

 石原慎太郎氏、1995年に衆議院議員を辞職した段階で公職に就かず、作家として発言しているだけであれば良かったのですが、公職に就いて、最後の最後で日中関係を悪化させるという国益を損なう行為を行い、また、民主国家の政治家としてはあるまじき発言で政界を去っていくことになりました。彼の存在は日本の政治のトリックスター、プロレスで言うと、ギミックということになると思います。

 決して本流にもなれず、かといって真面目にもなれず(プロレスのギミックはまじめでストイックです)、あの若い時からのヘラヘラ顔のまま50年近くを政治の世界で過ごしてきたのです。最後の最後で、次世代の党の方々と一緒に「討ち死」しましたが、それが日本政治に彼が行った貢献と言えなくもなりません。

 晩節を汚すという言葉があります。若き日の石原氏も恐らく、人生の先輩たちのことで、「晩節を汚した」という批判をしてきたことでしょう。人間、引き際が見事であるということは大変に難しいことなのだと思います。だから、年下の人間から「晩節を汚した」という批判を受けるのは、年上の人間の仕事なのかもしれません。「老兵は死なず、ただ消え去るのみ(Old soldiers never die, but fade away)」というマッカーサーの言葉を考えると、あのヘラヘラ顔のままで去っていく石原慎太郎氏、ある意味で憐れな人であったと今は思います。

(テレビ・新聞記事転載貼り付けはじめ)

●「石原氏が政界引退会見」

2014年12月16日 テレビ東京

http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/mplus/news/post_80911/

半世紀近くにわたった政治家人生に別れを告げました。衆議院選挙に出馬し落選した次世代の党の石原最高顧問は先ほど会見を開き、政界から引退すると正式に表明しました。自主憲法の制定を掲げた次世代の党が選挙で大敗したことについては「国民の関心は憲法にない」と淡々とした表情で語りました。また将来の総理大臣候補として維新の党の橋下共同代表をあげ「彼ほど演説の上手い人はいない。若いときのヒトラーだ」と語るなど独特の石原節でエールを送りました。

●「石原慎太郎氏が引退表明=「悔いなし、晴れ晴れ」」

時事通信 12月16日(火)18時30分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141216-00000127-jij-pol

 衆院選で落選した次世代の党の石原慎太郎最高顧問(82)は16日、日本記者クラブで会見し、政界引退を表明した。「仲間の若い武士たちのために一緒に戦って討ち死にした。肉体的にひびが入り、国会議員の中で最高齢になった」と説明した。選挙を機に引退する意向だった石原氏は、次世代の比例代表東京ブロック名簿の最下位に登載されていた。

 石原氏は「悔いはない。晴れ晴れとした気持ち」と強調。旧日本維新の会でともに共同代表を務めた橋下徹大阪市長について「彼は天才だ。再登場すると思うし、させなければいけない」と期待を示した。橋下氏に衆院選出馬をぎりぎりまで働き掛けていたことも明かした。

 今後は若手芸術家の育成などに携わる考えを示し、「言いたいことを言ってやりたいことをやって、人から憎まれて死にたい」と語った。「中国は嫌いだ。共産党の独裁を壊滅させなければ駄目だ」と持論を展開する場面もあった。

(テレビ・新聞記事転載貼り付け終わり)

(終わり)
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/592.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 卑怯卑劣極まりない安倍晋三自民党総裁(とその仲間たち):「立憲主義」を軸にした野党の結集を求める 古村治彦の酔生夢死日記
http://suinikki.blog.jp/archives/18888841.html


2014年12月18日


  古村治彦です。



 2014年12月14日の総選挙が終わり、政治の世界は今のところ静かです。平均株価が下落し、円高に振れていますが、これは選挙期間中の市場が「選挙相場」であったことが推察されます。



 選挙直後、安倍晋三自由民主党総裁は以下のように発言しました。まずは、下に貼り付けた新聞記事をお読みください。



(新聞記事転載貼り付けはじめ)



●「安倍首相:憲法改正に意欲 集団的自衛権などは理解得た」



毎日新聞 2014年12月15日 20時20分(最終更新 12月17日 07時54分)


http://mainichi.jp/select/news/20141216k0000m010056000c.html


http://mainichi.jp/select/news/20141216k0000m010056000c2.html



 安倍晋三首相(自民党総裁)は15日、衆院選を受け、自民党本部で記者会見した。自民、公明両党で憲法改正の発議に必要な3分の2(317議席)以上を確保したことを踏まえ、「最も重要なことは国民投票で過半数の支持を得なければならない。国民の理解と支持を深め、広げていくために、自民党総裁として努力したい」と述べ、憲法改正に重ねて意欲を示した。



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 首相は7月に閣議決定した集団的自衛権の行使容認を含む安全保障法制の整備について「しっかり公約にも明記し、街頭でも必要性を訴えた」と語り、有権者の理解を得られたとの認識を強調。「支持をいただいたわけだから、実行していくのは政権としての使命だ」と述べ、来年の通常国会で関連法案の成立を期す考えを強調した。



 また、衆院解散・総選挙を振り返り、「(解散)当初はさまざまな批判があり、大変、厳しい選挙戦になるとの覚悟で戦い抜いた」と語った。自民党が291議席、与党で326議席を得た結果については、「引き続き安定した政治を進めよと、国民が大きな期待を寄せてくれた」と歓迎。一方で「数におごり、謙虚さを忘れてしまったら支持は一瞬で失われる。緊張感を持って政権運営に取り組みたい」と語った。



 また経済政策では、16日に労働界、経済界の代表を招いた「政労使会議」を開き、引き続き賃上げを要請する考えを明らかにした。「アベノミクスを前進させよとの声をいただいた。三本の矢の経済政策をさらに強く大胆に実施する」とも語り、規制改革を柱とする成長戦略の実現や、経済対策の取りまとめに全力を挙げる考えを示した。



 世論に反対論の強い原発再稼働を巡っては、「徹底的な省エネ、再生エネルギーの導入で原発依存度を低減させていく方針に変わりはない」と強調。そのうえで「安全性を確認した原発については、地元の理解を得つつ再稼働を進めていく」との方針を改めて示し、国民の理解を求めた。



 衆院選で与党が堅調を維持する中、沖縄県の4小選挙区で自民党候補が全敗したことについては「大変残念な結果で、真摯(しんし)に受け止めたい」と発言。その上で米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題について「固定化は断固としてあってはならない」と強調し、日米合意通りの名護市辺野古への移設が「唯一の解決策」として引き続き作業を推進する考えを示した。



 首相は会見に先立つ党役員会で、谷垣禎一幹事長らに対して続投を指示。閣僚についても全員を再任する意向を固めた。会見では「大詰めの予算編成や経済対策の取りまとめを考えた時に、あまり時間的な余裕はない」と述べ、政策遂行を優先する考えを示した。【影山哲也】



(新聞記事転載貼り付け終わり)


 安倍晋三首相は、たしか衆議院を解散するときに、「アベノミクスの是非」「消費税増税の是非」を問うと言っていました。海外の新聞では、「今回の選挙は、アベノミクスに対する国民投票(referendum)だ」と書いているところもありました。実際、選挙期間中、自民党は、ひたすら経済のことを訴えていました。しかし、選挙が終わってみたら、ほとんど言及してこなかった「集団的自衛権」や「憲法改正」について、しれっと言い出したのです。



 私は、安倍晋三首相のこの卑怯卑劣な憲法改正に向けた動きは大変危険であると考えます。安倍氏は民主政治体制下の政治家であるにもかかわらず、憲法を殺そうとしています。それは、2012年に自民党が発表した「憲法改正草案」に明らかです。この草案については、以下に挙げたいくつかの著作を読んでいただきたいのですが、自民党の草案の一番の問題点は、「立憲主義の否定」です。この問題については、以下の方々がそれぞれ指摘しています。



弁護士で、司法試験受験のための予備校を主宰している伊藤真氏は、小林節氏との共著『自民党憲法改正草案にダメ出しを食らわす!』(合同出版、2013年)の中で、次のように述べています。「憲法は、そこに守るべき価値を定めて国家権力に守らせ、それにより個人の尊重という憲法の究極の価値を実現するための装置です。これが立憲主義です。現行憲法(引用者註:日本国憲法)は、『守るべき価値』として人権尊重主義、平和主義、国民主権主義を書き留めています」(133ページ)。



慶応義塾大学名誉教授の小林節氏は『「憲法」改正と改悪』(時事通信社、2012年)の中で、次のように述べています。「民法、刑法といった法律が、国家が国民を規律する法であるのに対して、憲法は、唯一、向きが違うものだ。つまり、憲法は国家権力を統制し、国民の人権を守り、国民の幸福を支える規範である。規範が向けられた方向はあくまで国家権力者であって、国民には向いていない」(5ページ)。



現在の東京都知事である舛添要一氏は『憲法改正のオモテとウラ』(講談社現代新書、2014年)の中で次のように書いています。「憲法とは、国家権力から個人の基本的人権を守るために、主権者である国民が制定するものである。近代立憲主義憲法は、個人の権利・自由を確保するために国家権力を制限することを目的とする。『人の支配』(国家権力の支配)ではなく、『法の支配』である。つまり、法によって権力を拘束するのである。(中略)『第二次草案』をまとめたと言われている自民党議員は東大法学部の湿疹であるが、母校の憲法の授業で立憲主義について教わったことがないと言ったという。それを聞いたら、憲法講義の冒頭に立憲主義を教えたはずの故芦部信喜教授が、何と言うであろうか」(3−4ページ)。


 舛添氏は武士の情けで名前を出していませんが、立憲主義を知らないと堂々と言い放った、恥ずかしい議員の名前は、礒崎陽輔氏です。「礒崎陽輔参議院議員 立憲主義」で検索すると出てくる話です(またはこのアドレスを参照してみてください→http://togetter.com/li/311536?page=1)。「立憲主義という意味不明な言葉」と書く議員が、自由民主党憲法改正推進本部起草委員会の委員兼事務局長にして、安倍晋三総理大臣の補佐官である現状は、国民の一人として、冷水を浴びせられたかのような、「うすら寒い、ヒヤッとした」感覚を持ってしまいます。そして、官僚養成機関である東京大学法学部では、憲法についてきちんと教えられていないのだろうという推測が成り立ちます。「憲法なんか勉強したって意味がない。俺たちが何でも好きにできるんだからな」と明治時代以来ずっとやって来たんでしょう。試験問題を作るのも東大法学部の先生、試験を受けるのも東大法学部の学生たち、試験に受かるのも東大法学部の学生たち、これのおかしさが分からない人は、「日本の試験地獄(examination hell)」で脱落したと劣等感を植え付けられた人でしょう。



 話がそれてしまいましたが、自民党が立憲主義を否定するのなら、それに対抗するには、立憲主義を掲げて結集することです。私は、2016年の参議院議員選挙まで、この立憲主義が重要になると考えます。日本の国の形をどうするのか、簡単な護憲や改憲では済まない問題だと思います。



 私は、野党勢力で自民党と対抗するために、それぞれが「解党的」出直しをし、立憲主義を軸にまとまり、「立憲民主党」「立憲自由党」の設立まで進むことを願っています。「立憲」とつくと、古臭い感じがするかもしれませんが(立憲政友会とか立憲民政党とか歴史の時間で習いましたからね)、今こそこの言葉が重要なのだと考えます。


 


(終わり)

http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/593.html

記事 [政治・選挙・NHK176] マイク・ホンダ下院議員、安倍政権批判 慰安婦強制疑問視「ナンセンス」(ZAKZAK)
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20141218/frn1412181709012-n1.htm
2014.12.18


 韓国訪問中の米民主党マイク・ホンダ下院議員は18日、旧日本軍の従軍慰安婦問題で、安倍政権が河野洋平官房長官談話の検証などを行ったことを挙げ、慰安婦動員時の強制性に疑問を挟むことは「ナンセンスだ」と述べ、安倍政権を批判した。

 ソウルで韓国記者団に話したと聯合ニュースが報じた。ホンダ議員は、2007年に従軍慰安婦問題で日本政府に謝罪を求めた米議会の決議の提案者。

 ホンダ議員は、オバマ大統領が4月の訪韓時に慰安婦問題を「甚だしい人権侵害だ」と非難したことについて「日本政府が過去を振り返り、正しい道へ進むよう大統領として求める必要性を感じたためだ」と指摘した。

 ホンダ議員はソウル郊外の元慰安婦女性らが共に暮らす施設を20日に訪問する予定という。(共同)



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/594.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 「>「悪びれずに死の商人を奨励する国家」いつから日本はこんな国になったんでしょうか?:m TAKANO氏」
「>「悪びれずに死の商人を奨励する国家」いつから日本はこんな国になったんでしょうか?:m TAKANO氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/16122.html
2014/12/18 晴耕雨読


https://twitter.com/mt3678mt


賃上げへの政府介入。


東京新聞が指摘するように「アベノミクスの効果を示すため、なりふり構わず賃上げムードを演出しようとする政権の姿勢が透けて見える」。


狙いは政権のイメージアップに他ならない。


【東京新聞:来春の賃上げ協調 政労使が合意】http://t.co/ahcPTAXpFl


田母神が落選してこんな発言をする自衛官がいるとは、呆れるばかりだ。


=>大規模な災害が発生しても心情的には積極的に自衛隊として動きたくありませんね。


こんなわからず屋の国民相手に我々は命を張れませんよ


【次世代の党惨敗 現役自衛官が憤り】 http://t.co/HbAbFpTnBM


> なんて事言うんですかね。こんな連中、たとえ戦争やったって勝てる訳がない!


御意!


辺野古新基地建設強行の安倍首相の姿勢について「中国政府がウイグル自治区やチベットでしてきたこと、最近の香港で行ったことと何が変わるのか」という琉球新報の指摘は正鵠を射ている。


【「オール沖縄」全勝 犠牲強要を拒む意思表示】琉球新報社説 http://t.co/T50wdo7OT6


「輸出企業に国の資金で低利で融資」「武器輸出の相手国に訓練や修繕・管理を支援」。


武器輸出パッケージの整備促進策だ。


平和国家の看板に泥を塗るに等しい安倍政権の愚行である。


【東京新聞:国が企業向け促進策検討 武器輸出に資金援助】 http://t.co/3025EthVGs


武器輸出に拍車がかかる。


忘れてならないのは、武器輸出三原則の“緩和”を行ったのは野田首相である。


この前提があったが故に、安倍首相は難なく三原則の廃止ができたのである。


野田の罪は大きい。


【国が企業向け促進策検討 武器輸出に資金援助】 http://t.co/3025EthVGs


確かに。


誰か国会で質問してくれないかな?“@tomstarharash: @mt3678mt 「武器輸出」という事実は総理の描く「道徳教育」ではどのように説明するのか聞いてみたいです。”


御意。


外国に売られた武器がその後どこへどう流れるかは保証できません。


テロ国家に渡ることもありえますから。


“@NationalKid2: @mt3678mt @tomstarharash それに武器輸出すれば、集団的自衛権行使で自分達が売った武器で攻撃される事になるでしょう。”


> 既にトヨタの車両は世界中で兵員輸送に使われています。


武器輸出企業に国の資金で低利で融資する制度を新設して、武器輸出を政府が後押しするという。


国家社会主義の匂いがする政策だ。


安倍政権の下で日本という国は正気からどんどん遠ざかっていく。


> 「輸出した武器を相手国が使いこなせるよう訓練や修繕・管理を支援」これは日本が本当に死の商人なろうという恐ろしいことだと思います。武器の使い方支援=人の殺し方の支援です。私たちの国は、これほど堕ちてはなりません。


安倍晋三の考える「美しい国」です。


“@tomstarharash: @mt3678mt 「悪びれずに死の商人を奨励する国家」いつから日本はこんな国になったんでしょうか?「国のかたち」を変えるとはこのことか。”


> そして「美しい国」とは、異物の一切ない国でもあるんでしょう。我々みたいな異なる思想・意見の持ち主は排斥されるんですよ。


昼は産経を読み、夜はネトウヨたちの安部礼賛の書き込みを読んで悦に入っている安倍首相。


これでは批判耐性もなくなり、キャスターのごく普通の質問にもキレるのだろう。


【安倍首相「選挙特番」でお怒りモードに キャスターの質問にイヤホン外す】 http://t.co/mnHZpY4Ddv


原発は経済的にも引き合わない。


それでも安倍政権が続けたい理由は二つ。


原発が自民党の重要な資金源であることと、核兵器開発の技術を保持することだ。


【原発の発電コスト】原発の電力、風力より高い 太陽光とも同レベル 米企業系調査機関が試算 http://t.co/jXKmCVKCUS


川内原発の立地地域住民で再稼働賛成、容認の立場をとる人たちは「川内原発で事故が起きた場合、政府、九州電力と連帯して責任を負います」という誓約書を出すべきではないか。


それができないというなら、再稼働賛成、容認の立場をとる資格はなかろう。


これは、全ての原発に当てはまることだ。


ルールは仮にあったとしても無視するのが安倍政権だ。


国の最高のルールである憲法をさえ、無視しているのだから。


【高浜原発「合格証」 橋下氏「ルールない中 再稼働は反対」】(産経新聞) - Y!ニュース http://t.co/jAuY4JnCPh


「アベノミクスは全く当てにならない」というゲンダイの指摘はその通り。


アホノミクスなどと揶揄されてきたアベノミクス。


この道以外の道を見つけねば、日本は危うい。


【日刊ゲンダイ高値から1200円の急落 とうとう始まったアベノミクス崩壊】http://t.co/M824k8lW2l


安倍首相は要点を絞って簡潔に話すことができないようだ。


只管、言いたいことを喋っているだけ。


酷い。


【安倍首相vs村尾キャスター ニュースZERO 『アベノミクスは限界か?』の問いかけにイヤホン外しフル無視対応】 - YouTube https://t.co/XOpXacFspl


そういう政治家を独裁者と言います。


“@taekwonflyer: @mt3678mt 安倍は自分がルールだと思ってますね...”


「与党3分の2」の意味を国民の多くはまだ理解していない。


=>与党が3分の2以上の議席を得た結果が「よかった」との回答は27・4%で「よくなかった」の27・1%と評価が割れた。


【東京新聞:安保政策不支持55% 衆院選結果評価割れる】 http://t.co/xkDILpXV8K


重く、深いメルケル。


軽く、浅い安倍。


“@riko0058: “靖國にわ参拝してまっせ@tsghoh: この違い。言わずもがな。 "@shimachan196905: ドイツと日本。 ””




安倍晋三、凡庸にして将たる器にあらず。


【安倍晋三首相は、将帥が具備すべき資性のうち「至誠高邁なる品性、全責任を担当する勇気」が欠如している】 - 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」 http://t.co/Ynvp2bZLUA



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/595.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 「こういう小児的な人に、いつまでも政権を任せておいていいとは、到底、考えられないがなあ:松井計氏」
「こういう小児的な人に、いつまでも政権を任せておいていいとは、到底、考えられないがなあ:松井計氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/16102.html
2014/12/18 晴耕雨読


https://twitter.com/matsuikei


バカ殿でもね、三太夫がしっかりしてれば、ま、取り返しのつかないことにはなりにくいものなんですよね。


ところが最近は、三太夫がまた、殿に輪をかけて……みたいなケースが多くてね。


その代わり、お庭番はしっかりしてるゾみたいな。


こういう小児的な人に、いつまでも政権を任せておいていいとは、到底、考えられないがなあ……


⇒安倍首相vs村尾キャスター ニュースZERO 『アベノミクスは限界か?』の問いかけにイヤホン外し…: http://youtu.be/Xvp0f8GWbCE



> 三宅雪子 さっきすごい映像見た。人の言葉を遮えぎる人は国会議員に多く散見されるが、テレビ中継でイヤホンを取り、切れ目なく話したいことを話し続けている総理って。今まで目にしたことのないやりとり?である。(企業に倒産件数については、なぜ統計がすでにでているのに減ったと述べているのか謎である)


> 三宅雪子 この映像を見た後に、「国民の意見にしっかり耳を傾ける」と言われても、信じていいのかどうか。厳しい質問は全て「批判」とされ、怒りだす。これでは、インタビューにならない。村尾キャスターが気の毒だった。


> 三宅雪子 あれでは、キャスターは何も質問できない。褒め言葉以外は、全て「批判」だと逆ギレされてしまう。周囲が落ち着かせるべき。なんか怖い。


> 山口一臣 こんなことを心配される総理大臣も珍しいんじゃないか。“@mainichijpnews: 安倍首相:一言…恩師「周囲に、いさめてくれる人物を」 http://bit.ly/1yQFjon ”


> 山口一臣 でも、枝野さん当選だもんね。“@magosaki_ukeru: 安倍首相:こういう人間だ。15日産経「枝野の地元を日の丸で埋め尽くせ。ありったけ日の丸の小旗用意しろ。過激派の支援を受ける枝野(民主党幹事長)の地元に日の丸をはためかせるんだ。8日深夜、首相安倍のこんな指示が、


総理、<民主党はあの混迷の時代に戻そうと言っている>って、戦後レジームから脱却し、戦前に戻そうてんだから、それはそちら様の政策の事じゃありませんか?(^^;


⇒衆院選 首相が本気の民主潰し、「大物」狙い撃ちを徹底(産経新聞) http://t.co/ZlnLfdwSd1




http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/596.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 電力の自由化どころか、国家お墨付きの原発電力の押し売りである。(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201412/article_17.html
2014/12/18 22:17

原発はクリーンで安全で一番安い電力だということが、ことごとく間違っていた。というか、嘘を言っていたことになる。

今まで、一番安い電力と言っていたが、以下の政府方針で、真赤な嘘であることを自ら認めたことになる。別に認めるのはいいが、その負担を、私のように原発は止めろというものにまで強いる。

これでは、原発電力に国家的お墨付きを与え、強制的に押し売りしていると言わざるを得ない。一基廃炉にするためには、数百億円は掛る。しかも、廃炉にした場合、猛烈な放射能の廃棄物を保管する場所さえない。

電力自由化になれば、原発からの電力は買いたくないので、多少高くても再生エネルギーの電力を買おうと思っていたが、それすらも出来ないようにするという。望んでもいない原発の再稼働の負担を強いられるというのだ。

「自由化後も全ての利用者に負担させる」という。これでは消費者の選択の自由、意志はない。ある意味、国家レベルの談合規定である。裁判が起こるのは目に見えている。再生エネルギーを売る会社にも負担を求めるという。それはないだろう。とんでもない論理である。安くしようと努力した企業が、分厚い原発保護の負担を負わさわれることになる。

廃炉は40、50年後しなければならないことは電力会社は知っているはずだ。それを、一番安い、一番安全、一番クリーンと嘘を言ってきた。クリーンなら、どこの地域でも最終処分場として受け入れるはずだ。全く正反対だから、どこにも決まらないのだ。

私から言わせれば、自公に投票した有権者がその負担を支払えといいたい。私などは、一貫して原発に反対してきたのだから。原発のツケを希望もしていない者が支払わされる。憤懣やるかたない。いい加減にしろ言いたい。

廃炉費用転嫁を容認 全利用者が負担
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2014121802000156.html

〇2016年4月の電力小売り全面自由化御も、全ての利者者に廃炉費用を負担してもらう

〇新規参入の電力小売会社の利用者にも負担を求める

〇廃炉費用は送電線の利用料(宅送料)に上乗せして徴集する。

〇原発のタービンなど発電設備にも廃炉に備えて減価償却の対象に加える。


 原発の廃炉会計制度見直しに関する経済産業省の有識者会議は十七日、二〇一六年四月の電力小売り全面自由化後も、大手電力会社の原発廃炉費用を電気料金に転嫁する方針を決めた。全ての電力利用者に負担してもらう経産省案を大筋で認めた。大手電力が老朽原発の廃炉を円滑に進められるよう、確実に費用を回収できるようにする。

 有識者会議は、転嫁の方針を盛り込んだ報告書を来年一月に取りまとめる予定だ。原発を持たない新規参入の電力小売会社の利用者も費用を負担することになり、反発も予想される。経産省は今後、例外を設けるかどうか議論する。

 現在の制度は、大手電力がコストを電気料金の原価に算入する「総括原価方式」により、廃炉費用を電気料金に織り込んで徴収している。電力小売りの全面自由化によって料金競争が激しくなれば、廃炉費用の上乗せが難しくなると予想されるため、新しい仕組みをつくる。

 電力自由化では、一八〜二〇年をめどに実施される「発送電分離」により、大手電力から分離して送配電会社ができる。

 電力小売会社は大手電力のグループ会社である送配電会社に送電線の利用料(託送料)を支払う。経産省は託送料に廃炉費用をプラスし、回収できるようにする考えだ。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/597.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 《これは酷い》 大敗した次世代の党の支持者、相次いで不正選挙を叫ぶ!安倍首相の太鼓持ちも参戦!選挙意欲を削ぐ為か?
【これは酷い】大敗した次世代の党の支持者、相次いで不正選挙を叫ぶ!安倍首相の太鼓持ちも参戦!選挙意欲を削ぐ為か?
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-4867.html
2014/12/18 Thu. 22:00:59 真実を探すブログ



衆議院総選挙で19議席が2議席に激減した右翼系の「次世代の党」ですが、その党の支持者たちが相次いで「不正選挙だ」と叫んでいます。彼らが根拠としているのは京都で1500票の誤集計や開票所で怪しい行為があったという情報で、遂には安倍首相の太鼓持ちである青山繁晴氏も参戦しました。
次世代の党の支持者等の主張を見てみると、「次世代の党が共産党に流れた!」「公明党と戦った田母神氏が潰された」「民主党に票を奪われた」という事を言っている方が多いです。


そこで、問題となっている不正選挙の証拠とされている動画と実際の開票作業を合わせて分析してみました。次世代の党の支持者らが不正選挙の証拠としているのは、『手品?トランプ??いいえ、開票所の「開票スタッフの手元」です!』という動画です。


この動画は既に60万回以上も再生されるほどの反響を呼んでいます。問題の部分は票の集計作業をしている方が、次世代の党の田母神俊雄氏の票に、公明党の太田昭宏候補や共産党の池内さおり候補等の票を重ねている部分です。これを見た次世代の党の支持者らが、「田母神さんの票が隠された」と騒いでいます。


☆青山繁晴、次世代の党を不正選挙が狙い撃ちを暴露!得票数操作の衝撃映像!田母神落選、売国奴の真の狙いとは?

*青山氏は安倍首相と連絡を取ることが出来るほどの政府系の人間


☆手品?トランプ??いいえ、開票所の「開票スタッフの手元」です!


確かにこの部分だけを見ると不正に感じるかもしれませんが、開票作業というのは複数の段階に分かれているので、これだけで不正と断言することは不可能です。そもそも、最初の開票作業では候補者の票を数百票単位で大雑把に分別します。その時は明確に分別する必要はなく、候補者が被っていてもそのまま束ねて次の分別作業に任させることが多いです。


更に言えば、機械で票の分別作業をする前に、その場で判断できない票(疑問票)や何も書かれていない票(白票)の抜き出しも行なわれます。映像だけではどの部分を撮影したのか判断が難しい上に、後で確認作業も有ることを考えると、不正があったとは考えられ難いです。


尚且つ、一般市民や他の関係者も自由に見ることが出来る開票所で不正をする意味が分かりません。普通に考えれば、投票する前の段階でやった方が効率的です。開票所では黙らせる必要がある人数も増えますし、実際に動画投稿者の方はその場で撮影をしています。


私は「不正選挙がない」とは言いませんが、不正選挙を公の場で言うのならば、もっとちゃんとした証拠と根拠を揃えるべきです。2012年の衆議院総選挙でも未来の党の関係者が「不正選挙」とか言っていましたが、調査をしてみると選挙で大敗するのは当然という結果ばかりが出て、今では殆どの方が触れなくなりました。


不正選挙があってもなくても関係無く、次世代の党が勝利する事は無かったでしょう。私の知り合いには「不正選挙だから選挙に行かない」とか言っている人が居ましたが、安倍首相の太鼓持ちまで不正選挙を言い出した状態を見ると、新手の投票率低下作戦のように感じられます。


↓検索すると次世代の党は・・・



☆開票の流れ
URL http://www.city.higashimatsushima.miyagi.jp/senkyo/shikumi-02.html
引用:
「開票の様子を見たい!」


開票所における開票の様子は、一般の方々に公開されています。
開票所内に「参観人席」を設けていますので、その場所の範囲の中で開票の様子を静かに見守ってください。
なお、開票所では、大声を出したり開票作業への支障があると認められる場合などは、退室を命じることがあります。
開票の流れ


それでは、実際の開票の流れを見ながら、一緒に開票事務に携わる人たちの仕事についても見ていきましょう。


1.市内各投票所から投票箱と投票録等各種書類が、開票所に届きます。
『総括係』が投票録をはじめとする各種書類をチェックし,投票箱を受け取ります。


2.『開票管理者』と『開票立会人』が、市内各投票所から集められたすべての投票箱があること確認し、『開票管理者』が開票の開始を宣言します。


3.宣言と同時に『開票係』がすべての投票箱を開錠し,開票台の上に投票用紙を取り出します。
その際、開票台の上に取り出された投票用紙を、偏りのないように十分に混ぜられます。
また、投票箱の中に投票用紙の取り残しが無いことを、『開票管理者』と『開票立会人』が確認します。


4.取り出した投票用紙を、『開票係』が候補者(政党等)ごとに分類します。
また、『読取分類係』が大量の投票用紙を読み取って分類することができる機械を使っての分類も行います。
なお、候補者(政党等)がその場で判断できない票(疑問票)や何も書かれていない票(白票)等も抜き出されます。


5.『開票係』が分類した票を、『点検係』が同一候補者(政党等)の票かどうか、一枚ずつ確認します。


6.『点検係』が確認した票は、『第1計算係』が枚数計算機を使用して同じ票を2人でそれぞれ数え、『第2計算係』が候補者(政党等)ごとに集計します。


7.『開票係』で抜き出された票(疑問票・無効票等)については、『審査係』が審査を行い,有効,無効に分類します。


8.すべての票の分類が終わると、候補者(政党等)ごとの得票を『得票係』が得票台に並べます。
また、開票の状況や候補者(政党等)ごとの得票状況は、その都度 『速報係』や『連絡係』が県選挙管理委員会やマスコミ各社、参観人へお知らせします。


9.『開票管理者』・『開票立会人』がすべての候補者(政党等)ごとの得票を点検したうえで、得票の確定を行います。
『開票管理者』は,投票の点検終了後に各候補者の得票数を再確認して,開票録を作成します。
点検した投票用紙は、有効・無効票に区別して封印され、任期期間中保管されます。


10.開票所で作成された開票録は,選挙会にかけられ,正式な当選人が決定します。


開票所には、開票事務に関わる方がおります。


・開票管理者
開票所で、公正な開票が行われ、また適正に事務執行が行われるように、開票所を管理する方です。


・開票立会人
開票には「開票立会人」が必要です。立会人は,その開票区の「選挙人名簿」に登録された方がなります。開票立会人は、開票管理者と一緒に、公正な開票が行われ、また適正に事務執行が行われているかを見守る方です。


・輸送整理係
各投票所から集められた投票箱や書類などを輸送し整理する係の方です。


※市の選挙の場合、開票管理者は選挙長に、開票立会人は選挙立会人になって、開票事務のほか、当選人の決定までを行います。
:引用終了


↓次世代の党の不正という話題に釣られている方々

























http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/598.html

記事 [政治・選挙・NHK176] リニアモーターカーは最も不必要な、電力企業とJRと原子力ムラの欲望が凝り固まったもの
https://twitter.com/touyoui/status/545503241791098880
https://www.facebook.com/satoru.utsumi/posts/734994236584332

リニアモーターカーは最も不必要な、電力企業とJRと原子力ムラの欲望が凝り固まったものに過ぎない。リニアモーターカーは消費者連盟も問題だらけと指摘しており、乗った人には6000mG〜40000mGの電磁波、高い料金、乗車率は見込めず途中で破たん、移動時間を含めてると時間短縮の価値がない、ゼネコンが喜ぶだけ、多くの自然破壊を誘発、そして沿線の近隣市民が被曝してさらに病気発生と、国民がこうむる恩恵など何一つ生じないことが予想される。

そのうえリニアの運行には原発数基の電力が必要と試算されており、JR東海の葛西敬之会長は、2011 年 5 月 24 日の産経新聞で「原発を速やかに再稼働させるべき」と述べている。これを実現するために電通を使ってウソの洗脳を垂れ流し、電事連や原子力ムラの献金をもとにして政治家はリニアの導入を進める。しかし現実として料金は10万円でも足りないといわれており、新幹線でさえ乗車率が50%ほどなのに、バイパスラインとしての存在価値など微塵も存在しない。

山梨県立大学学長の伊藤洋氏は、リニアは「高速度を実現・達成するために初速度を非常に高く 取ろうとします。そうしないと磁気浮上しないからです。そのためには出発時の電気容量を相当高く取 らないと実現できない」と指摘している。そしてドイツの常電導磁気浮上式リニアから換算して、 320 万KW=原発 3 基 分の電力が必要と提言している。また路線区間の 80%は大深度トンネルが必要といわれており、巨大なゼネコンビジネスとなるがその負担は最終的に国民へまわってくる。

それだけでなく安全性が担保されていないとする研究者もいる。1991 年、宮崎実験線では車両が全焼する事故が起きたが、これは車両を軽くするために強化プラスチックを使っていたからだといわれている。しかし金属に変えればより重量が重くなり電気の使用量が増えることになる。冷却装置も重くなるのでますます費用対効果は望めないというが、マスメディア=電通支配の為このようなことは一切国民には知らされていない。

ちなみに電磁波は4mGの慢性被曝を超えると、小児がんや白血病のリスクが何倍にも増えることが指摘されている。そのため海外では電磁波の慢性被曝には全て法律が整備されており、おおよそ2mG〜3mGが基準として採用されている。そのような法律がない奴隷国家はやはり日本のみであり、そのような法律がもし適応されれば、多くの土地で解体その他の処置を施さねばならなくなる。何十年も前から日本人は豚であり羊であり、それ以上の価値は認められていないと感じられるかどうかだ。
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/599.html

   

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