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2014年12月17日00時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK176] 総選挙後に分かったこと(在野のアナリスト)
総選挙後に分かったこと
http://blog.livedoor.jp/analyst_zaiya777/archives/52669343.html
2014年12月16日 在野のアナリスト


昨日、コメントにも記載しましたが、ここ3回の比例投票先をみる限り、自民1700万、公明700万、民主950万というのが、各政党のもつ基礎票で、ここからほぼ動いていません。そうなると自民は国民の20〜25%程度しか、投票先として選ばれなかったということです。事前の世論調査では、安倍政権の支持率が50%近かったことから考えても、かなり違和感のある数字と言えるでしょう。これは世論調査が間違っているか、自民圧勝の流れで支持母体の動きも鈍ったか、その両方か、というところですが、3回の数字に変化がないことからも世論調査の側に疑義が生じています。

世論調査が、ランダムで電話をかけているものなら、結果は変動が大きくなるはずです。何しろ、国民の半数以上が無党派なのですから。無党派で安倍政権支持、という人も中にはいるでしょうが、自民支持でも安倍政権は嫌い、という人も合わせると、50%に近い政権支持率は異常な数字です。無党派層が、圧倒的に政権を支持していることになってしまうからです。一方で、政党支持率でみると自民30%、民主8%、公明5%ぐらいを平均とすると、この得票率とも合致しません。自民の数字に合わせると、凡そ民主14%、公明9%近い支持率がなければなりません。メディアのとる世論調査と、実態との乖離は、単なる議席数とは異なる形で、如実に示されたといえるのでしょう。

民主は海江田代表が落選、代表選のやり方でもめていますが、上記の数字を考えなければなりません。民主は3回の選挙でほぼ同数の得票なのですから、このままでは自民には未来永劫、勝てません。基礎票が二倍近く差をつけられているのですから、浮動票を集めなければいけないのに、出てくる名前は昔、杵柄すらとれなかったメンバーです。野田氏、岡田氏、玄葉氏、安住氏、前原氏、枝野氏を並べてNO GAMEと称していますが、これでは戦いにならない。浮動票にどう訴求し、自民との基礎票の差を埋めるしか政権への道はないのですが、まだそれを間違えています。

間違えているのは、安倍氏も同じ。安倍ノミクスが支持された、としますが、安倍ノミクスの前、2012年の総選挙に比べ、100万票しか上積みできませんでした。これは支持母体がもどった部分であり、浮動票はまったく乗っていない。つまり国民の支持はありません。年内に経済対策…というのも、経済政策が成功しているなら、こんなことにはなっていません。しかも安全で低廉なエネルギーを…と語りますが、原油安によって火力の存在感が増しました。つまりもっとも安全で、低廉なエネルギーが火力に置き換わったのであり、高リスク、高コストの原発を慌てて動かす大義はありません。むしろ原油安のメリットをもっとも受けるのが火力発電なのですから、それを享受せず、あえて原発を動かすことはデメリットでしかありません。

総選挙後、市場は2日続きの大幅下落です。原油安に伴う海外要因も大きいですが、最大は日本の買い材料がなくなった。安倍ノミクス推進、とは言いますが、構造改革や規制改革について、安倍氏は何も言及していません。一方、憲法改正など自分がやりたいこと、恐らくそれを始めたら、日本はそれ一色になることを前のめりに語りました。これで外国人投資家も見切りをつけ始めたのです。コモディティ関連の損失を日本株の売りでカバー、というばかりでなく、17000円を超えても日銀、GPIFは大量の買いを見せた。また自社株買いも増えた。逆にここから大きく売りこめば、減損処理が必要となり、日本株崩しという戦略もここからは想定できてしまうのです。

つまり日銀は国債の利子を、これまで国庫に返納してきました。しかし損失を抱えればそれもできなくなり、財政ファイナンスの循環が崩れます。そうなると景気対策に使う予算も減り、緊縮財政を迫られ…と、日本が悪循環に陥ることにもなる。再びETF買いを始めた日銀の危機感は、相当なものなのでしょう。今回の選挙、自民大勝というばかりでない、様々なことが判明したという意味で、実は安倍氏にとって今後のマイナス面が増えることともなりました。議席数だけではない、裏の意味。それを知ると外国人投資家も売りたくなる。日本から逃げ出したくなる。政労使会議で、2年つづけて政府が賃上げ要請するような国で、事業をしたくない、となるのです。安倍氏が殊更にこだわった「安定した政治」を崩すのは、実は今回の解散によって暴かれた数字、それを知って動く様々な勢力、ということになるのかもしれませんね。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/504.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 「私も映像を見たけど、心身に故障のある人にしか見えなかったものね。イヤホン外し反論封殺:松井計氏」
「私も映像を見たけど、心身に故障のある人にしか見えなかったものね。イヤホン外し反論封殺:松井計氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/16106.html
2014/12/17 晴耕雨読


https://twitter.com/matsuikei

んー、しかし、自民に投票してしまうと、個々の政策は進むことになるから、こういう考え方なのなら、投票先にも一考の余地があったと思うなあ。

それと、シンゾノミクスの評価が意外。

⇒衆院選:「白紙委任していない」自民に投票100人アンケ毎日新聞 http://t.co/uUgVrsynvD

> 田中秀臣 なぜに次の戦場が、憲法改正の国民投票になるのか?? 自公の議席数もたいして変わらず、むしろウルトラ右翼政党の次世代の党が壊滅し、ブラック企業型の維新も大失速。他方で民主が微増で共産躍進。沖縄は完全に反自民で結集。どう割り引いても憲法改正は改選前と同じ情勢か、一歩後退にみえるけど?

憲法が<権力の限界>を定めたものである以上、為政者は潜在的に改憲への欲望を持つものですよ。

自分の権力は大きい方が、いいに決まってるからね。

国民がわざわざ、それに乗ることない。

他国では改憲してるというけど、自民案みたいな逆ベクトルの改憲は、先進国では1度もないですよ。

権力の限界というけど、憲法には国民の義務も書いてあるじゃないか、という人もある。

それは違うので、国民の義務も、あくまでも権力の限界として書いてある。

つまり、<権力はここまでなら国民に義務付けることができる>という意味。

国民に憲法の遵守を求める自民案は狂気の沙汰。

自虐史観、自虐史観と口にする人って面白いんだよな。

『平和憲法は日本の経済成長に大きく寄与した』なんていうと、目を吊り上げて、『違う!それはアメリカのおかげ』なんて言ってくる。

そっちのほうが、ずっと自虐的ではないのかしら?

最初の陰謀論の人、二等海尉といえば昔の海軍中尉だよね。

ちょっと国防が心配になるな。

しかも、<災害が起きても12区には行きたくない>となると、もう……

⇒【次世代の党惨敗】現役自衛官が「今回の選挙結果は捏造」と憤る http://t.co/M6dV1Y3eIT #dmmnews

今<アベノミクス>て言葉が平気で使われるけど、これは経済用語でもなんでもない。

現政権の経済政策のキャッチフレーズでしょ?しかもメディアが発案し自然発生的に使い始めたものでもない。

ならばこの言葉を使うこと自体が、現政権の宣伝に協力してることになるかもね。

<経済政策>でいいんですよ。

または、<いわゆるアベノミクス>とするか、あるいは『アベノミクス』と括弧で閉じるとかね。

でもなあ、人口1億2708万人(2014年11月1日現在概算値)の国で、有権者数が1億425万人だというのも、ちょっと怖くなる数字ではあるね。

少子化は深刻だ。

これもおかしな話だな。

これじゃ官製春闘で自由主義社会だとは思えない。

賃上げを求めるなら、最低賃金のUPとか法人税率のUPとか、賃上げを促すような政策を執るのが政府の役割で、労使に介入するのが役割じゃないよ。

⇒政労使会議賃上げ努力で合意 http://t.co/9Ezd7xBsJ8

リベラル勢力を売国奴、反日と罵り、民主主義を鼻で笑う人たちが、Liberal Democratic Partyを熱狂的に支持してるとは、こりゃまたいったい、どういうわけだ?

> 速報:共同通信社の世論調査で、「アベノミクス」で今後景気よくなると思うかを聞くと、「思わない」が62・8%。 http://bit.ly/17n4iz

> 速報:共同通信社の世論調査、集団的自衛権行使容認など安倍政権の安保政策、「支持しない」が55・1%の過半数。 http://bit.ly/17n4iz

ゲンダイはこういうこともきちんと報じるから、大切なメディアですよね。

私も映像を見たけど、心身に故障のある人にしか見えなかったものね。

おっそろしいこった。

⇒日刊ゲンダイ|イヤホン外し反論封殺…またTVでキレた安倍首相の幼児性 http://t.co/4t0Q58M1uW

総理のイヤホン外し。

雑音が酷いとか、自分の声も反響するから仕方がないという声もある。

でもね、仮にそうだったとしても『え?ごめんなさい、上手く聴こえなくて。

すみませんがもっぺん言ってもらえませんか?』と訊くべきなんであってね、てめえの言いたいことだけ喋ればいいという話にはならない。

そもそも、夕刊紙や週刊誌てのは口が悪いものでね。

メディアの特質として、それでいいんだと私は思うんですよ。

でも、それが権力の側から、あるいは権力の庇護に基づいて、庶民を強面に罵倒するような口の悪さになっちゃちゃあ、メディアとしての特質を失ってると考えざるを得なくなりますよね。

おい、おい、おい、参院選は再来年だぜ。

今の時期に、どこにこういうシミュレーションをやる意味があるての?

よくて数字のお遊び、悪くとれば政治的意図アリ、てことになりゃしませんか?

⇒"@47news: 参院選、自民単独過半数の可能性 http://bit.ly/1ABtGUA "

なんだか毒気が抜けちゃったな。

<若い頃のヒトラー>に僅かにその気配が残ってるくらいで。

引退とはこういうものか……。

ま、ムリクリな出馬は晩節を汚しましたよ。

⇒<石原慎太郎氏>自主憲法制定「関心低い」…引退を正式表明 http://t.co/k3wjvthYHU

でも、石原さんが超大物みたいに扱われ始めたのって都知事になってからだよね。

文学者としても、政治家としても、それまでは傍流の人で、ま、弟が裕次郎さんだてこともあって、一種のトリックスターの扱いだったのにね。

都知事になってから、突然、ポジションが変わった。

私も含めた都民の責任かもね。

戦後の一時期、若い文化人が、若者であるという点を高く評価され、当時の財界人なんかも、そういう若者に援助を惜しまなかった時期があるんですよね。

その当時に世に出て、若者である特権を大いに生かしたのが、石原慎太郎、浅利慶太、小澤征爾といった人たちだったわけですね。

戦後文化史的に。

だけど、考えてみりゃあ、<何を言ってもOK>てのは、頑是ない子供に対する接し方なんだよなあ。

その意味では、石原さんは<若者>として世に出たときから、ついぞ大人として扱われなかった人なのかもしれない。

それはそれで気の毒な話だとは感じますね。

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http://t.co/4t0Q58M1uW
イヤホン外し反論封殺…またTVでキレた安倍首相の幼児性

2014年12月16日


テレビでキャスターの言葉を“封殺”/(C)日刊ゲンダイ

「安倍も駄目だなこりゃ。印象最悪やん」
「一国の首相の対応じゃないだろ」

 衆院選投開票の夜、テレビで相手の言葉を“封殺”した安倍首相に、ネット上で非難の声が上がった。

 問題になったのは、日本テレビ系「NEWS ZERO」の選挙特番でのやりとり。安倍首相は党本部からの中継で、選挙戦同様、今春の2%賃上げをアピールした。これに対し、村尾信尚キャスターが「安倍さん、中小企業のみなさんは賃上げの余力があるんですか?」と質問すると、安倍首相はいきなりイヤホンを外した。そして質問には答えず、「再来年の春も上がっていきます」と一方的にまくしたてたのだ。

 ひと通りしゃべると再びイヤホンをつけたが、「村尾さんみたいに批判しているだけでは何も変わらない」といちゃもん。村尾氏が「私は批判していません」と言うと、またもイヤホンを外して語り続けた。反論は無視して、言いたいことだけ言うという態度だったのだ。

 先月、TBS系の「NEWS23」で街頭インタビューを見たときと同じ、ブチ切れだった。都合の悪い質問には耳をふさぐ――。子供っぽいったらありゃしないが、選挙期間中、もうひとつ安倍首相には子供じみた言動があった。

 民主党の枝野幸男幹事長をターゲットに、「ありったけの日の丸の小旗を用意しろ。過激派の支援を受ける枝野幸男の地元に日の丸をはためかせるんだ」と幹事長室に命令したというのだ。枝野氏が過去に「国旗・国歌法案」に反対し、革マル派と関係する団体から献金を受けたことに執着する安倍首相は、偏狭なナショナリズムでつぶしにかかったのだろう。

「お坊ちゃんの安倍さんは大学時代に議論した経験が少ないのでしょう。だからコミュニケーション能力が低い。一方、枝野さんは弁護士だから議論がうまく、相手の批判を巧みにかわすことができる。安倍さんはそんな枝野さんが憎い。だけど口ではかなわない。だから相手の弱点ともいえる日の丸で威圧しようとしたのです」(明大講師の関修氏=心理学)

 まるで子供の腹いせだ。今回の選挙の結果、こんな人物が長期政権に近づくのだから、どうしようもない。


http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/507.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 消された民意・このあまりに理不尽な事実を見よ!(simatyan2のブログ)
消された民意・このあまりに理不尽な事実を見よ!
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-11965401005.html
2014-12-16 20:25:36NEW ! simatyan2のブログ


今回の衆院選は想定内の結果だったとは言え、投票率の低さは
思った以上で、やはり組織票の強い自公の強さをこれでもかと
見せつけられたような選挙でした。


しかし、


しかしですよ、


やっぱり日本人は怒っていたのだ、という事実があるのです。
下の表を見てください。


党派別得票数と獲得議席数


小選挙区で共産は7039791票も獲得しているんですね。


この数は自民、民主についで3番目です。


つまり票数は700万票で野党第2党なるんですね。


しかし議席は1議席しかないのです。


一方、維新は400万票なのに11議席獲得しています。


公明などは共産の10分の一の票数なのに9議席も獲得です。


次世代も共産の7分の1なのに2議席あります。


これはどう見てもおかしいでしょう。


小選挙区で共産党を選んだ人が700万人もいるのに1議席
とは、全く民意が反映されてないじゃないですか。


700万人と言えば全国民全有権者の10数人に一人ですよ。


それだけ今回は国民は本気だったという証拠ですね。


全国民の半分しか投票してない中での700万人ですから、
いかに自民への怒りが大きいかがわかります。


投票に行った9人に1人弱は共産に入れてる計算ですからね。


それがですよ、これだけの人が票を入れながら、たった1議席
とは騙されたも同然じゃないですか。


この計算だと、維新はゼロじゃなきゃおかしいし、共産の3倍
の票を得た自民は3議席しか獲得できないはずです。


逆に自民に合わせるなら共産は70議席獲得しなきゃおかしい
わけです。


一番ひどいのは有権者の25%しか自民に投票していないのに
これで過半数の議席を獲得したって事です。


どう考えても変ですよね。


前回に書いたように、多くの人は安倍自民に長く政権を任せる
気はないのです。



1000人中、500人近くが半年以内で終わって欲しいと
言っているのです。


確かに小選挙区制のシステムで、共産のように戦略を考えずに
候補者を立てたから死票が増えたのかもしれません。


逆に自民や公明はそのあたりの戦略がうまかったんでしょう。


でも有権者の多くは戦略なんて考えずに投票するんですよ。


つまり自分の選んだ人と党に票を入れる、これだけなんですね。


有権者はこれ以外、何を考える必要があると言うんですか?


選んだ人や党に票が集まらず議席が減るのは仕方がないとして、
票が集まった党の議席が増えないシステムは明らかに欠陥で
しかないでしょう。


だから元の中選挙区制に戻すか、全議席比例にするしか本来の
民意を反映させる方法はないんじゃないでしょうか?


もし中選挙区制にしたら、今の共産ならかなり議席を確保する
はずです。


ここで間違ってもらっては困るのは、何も共産が良いと言って
わけじゃないんですよ。


与党が酷くて選びたくないときに、野党に入れた票が反映され
ないことが問題だと言ってるんです。


自民党などは、地方と世襲と宗教と老人、そしてネトウヨを除いたら
カッスカスになるのはわかっています。


わかってるから制度変更は絶対やらないんですね。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/508.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 自民党は改憲草案で拷問容認へ 「ニューズ・オプエド」選挙特番の視聴者が指摘(NO BORDER)
自民党は改憲草案で拷問容認へ 「ニューズ・オプエド」選挙特番の視聴者が指摘
http://no-border.co.jp/archives/29824/
2014年12月16日(火)【大貫 康雄】 NO BORDER


 14日「ニューズ・オプエド」の選挙特番では相当意識の高い質問が幾つも寄せられた。その中で自民党が改憲草案で“拷問を認めているが?”との質問があったので付記しておく。

 この質問はアメリカ上院の委員会が出したCIAの「テロ容疑者への拷問」報告に関し、“自民党が憲法改正草案で拷問を認めているが、どう思うか?”というものだった。
 番組の中では「自民党の改憲案は国民個人が主体でなく国家という得体の知れないものが国民の上にたつようになっており、(そのまま改正されれば)国連拷問条約に違反する」、などとお答えした。

*この視聴者の質問は、現憲法の特に36条が「公務員による拷問及び残虐な刑罰は、絶対にこれを禁ずる」となっているのに対し、自民党の改憲草案は「(拷問及び残虐な刑罰の禁止)公務員による拷問及び残虐な刑罰は、禁止する」と“絶対に”が削除されていることを指摘している。

 視聴者の指摘通り、憲法学者の間では“絶対に禁ずる”のでなければ、拷問の可能性があると解釈することは可能、との説が一般的だ。

*憲法学者の中では更に、36条の解釈では、現憲法の12条と13条に関して自民党改憲案がいう「公益及び公共の秩序」で拷問が起き得る危険性を指摘する。

 現憲法12条は「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない。また国民はこれを濫用してはならないのであって、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負う」という。

 これを自民党の改憲案12条(国民の責務)は「自由及び権利には責任及び義務が伴うことを自覚し、常に公益及び公共の秩序に反してはならない」と変え、更に現憲法13条が謳う「常に公共の福祉のためにこれ利用する責務を負う」との個所を、自民党改憲案13条(人としての尊重など)は「生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公益及び公共の秩序に反しない限り、立法その他の国政の上で最大限に尊重されなければならない」と加えている点を挙げ、“自民党改憲案は36条で拷問の禁止が絶対的でなくしておき、公益及び公共の秩序が勝れば拷問され得る、としているのが本音だ”、と指摘する。

 このように自民党改憲案は注意して現憲法との違いを読んでいくと、普遍的な価値観を軽視するように、世界の潮流に逆行するような案になっている。

 一方、国連は「拷問およびその他の残酷な、非人間的な、或いは品位を傷つける扱いや刑罰の禁止を定める条約」、略称「拷問禁止条約」(Convention against Torture and Other Cruel, Inhuman or Degrading Treatment or Punishment)を採択し、1987年6月26日発効している。
日本は12年も遅れて1999年6月29日に加入、7月29日に発効している。

 自民党改憲案が現実のものとなれば、当然、この国際条約に反することになり、国際的な論議を巻き起こすことは必至だ。
 安倍・自民党は今回の選挙で、幾つもの重要な問題と共に、この改憲案も口に出さなかった。
 また主要テレビ局は、こうした諸問題があることをきちんと伝えず、安倍・自民党は圧勝した。

 マスコミが頼りにならない以上、一人でも多くの読者が、現憲法と自民党改憲案を比較されることをお薦めしたい。

(大貫康雄)
画像:ニューズ・オプエドより



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/509.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 消費税増税派の誰もが回答に窮する質問から逃げた安倍首相

 事前に調整した質問事項以外の質問に即座にきちんと答えられる政治家は限られている。

 村尾氏の「安倍さん、中小企業のみなさんは賃上げの余力があるんですか?」は、安倍首相ならずとも消費税増税派の政治家はすべて回答に窮する問いである。

 なぜなら、消費税(付加価値税)は主として「給与支払い税」(付加価値の60%から70%は給与に充当)であり、消費税が増税されても負担(損失)ではなく逆により大きな利益を受けることになるグローバル企業以外はどこも、賃上げどころか、賃下げ圧力を受けることになるからである。

 安倍首相としては、消費税増税でメリット受ける大企業が賃上げをすれば、給与所得者の15%ほどで購買力が増加するので、いつになるかは言えないがいつかは中小企業も賃上げができるようになるというレベルでしか答えられないだろう。


http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/510.html

記事 [政治・選挙・NHK176] これが安倍首相の冒頭挨拶 首相「賃上げ、下請けにも浸透を」 政労使会議
松井計 ‏@matsuikei 14時間14時間前
これもおかしな話だな。これじゃ官製春闘で自由主義社会だとは思えない。賃上げを求めるなら、最低賃金のUPとか法人税率のUPとか、賃上げを促すような政策を執るのが政府の役割で、労使に介入するのが役割じゃないよ。⇒政労使会議賃上げ努力で合意 http://mainichi.jp/select/news/20141216k0000e010173000c.html

うどん食べても批判する人たち・・・・
左翼の存在価値はあるのでしょうか?

☆彡☆彡
平成26年12月16日、安倍総理は、総理大臣官邸で平成26年度第4回「経済の好循環実現に向けた政労使会議」に出席しました。

 会議では、経済の好循環の継続に向けた政労使の取組について、議論が行われました。

 総理は、冒頭の挨拶で次のように述べました。

 「私からは、経済界の皆さんに、来年春の賃上げについて、最大限の努力を図っていただけるよう、要請したいと思います。今般の合意に沿って取組をお願いしたいと思います。賃上げの流れを来年、再来年と続けていき、全国津々浦々にアベノミクスの効果を浸透させていきたいと思います。

 そのためにも、特に円安のメリットを受けて高収益の企業については、賃上げ・設備投資に加え、下請企業に支払う価格についても配慮を求めたいと考えております。

 今回の取りまとめで、取引企業の仕入れ価格の上昇を踏まえて、価格転嫁などに経済界が総合的に取り組むと合意した意義は大きなものであると思います。

 賃金体系については、与えられた仕事内容・貢献度を重視し、子育て世代への配分を高めるよう見直す案を提示いたしました。

正規化に意欲を持つ非正規労働者や、育児休職の取得者などにハンディのない賃金体系となるよう、労使で十分に議論していただきたいと思います。

 休み方・働き方改革については、個人の創造性を発揮するため、様々な働き方があってしかるべきと考えます。地域や仕事に応じて、個人の時間を豊かにする働き方を議論し、ワーク・ライフ・バランスを実現したいと思います。

 政府としては、豊富な経験を持つ大企業の熟年層が、地方でも活躍の機会を得られるよう、民間の力も借りて、受け皿となる地域の中小企業に支援をしていく考えでございます。

 立場・御意見の違いがある中、大所高所の立場に立って、政労使の取りまとめに合意いただいたことに、感謝を申し上げます。

 好循環を力強く回し続けることで、全国津々浦々に至るまで景気回復を実感いただくことを国民にお約束したところであります。そのためには、政労使一丸となって、本日の合意を実行することが不可欠であり、皆さんには、引き続き、よろしくお願いしたいと思います。」


<参考リンク>

◆安倍首相、政労使会議で賃上げ要求へ 地方、中小へ波及目指す(zakzak)
http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20141216/ecn1412161206006-n1.htm


◆自公圧勝に中韓“落胆と戦慄” 安倍政権長期化は最悪の結果(zakzak)
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20141216/frn1412161140001-n1.htm

http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/511.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 石原慎太郎氏 毒吐き“らしく”引退「人から憎まれて死にたい」 他[スポニチ・SANSPO.COM・スポーツ報知]
石原慎太郎氏 毒吐き“らしく”引退「人から憎まれて死にたい」http://www.sponichi.co.jp/society/news/2014/12/17/kiji/K20141217009473440.html

 衆院選で比例代表の東京ブロックで落選した次世代の党の石原慎太郎最高顧問(82)が16日、都内で記者会見し、政界からの引退を正式に表明した。作家として芥川賞を受賞後、35歳で政界入りして40年余り。「晴れ晴れとした気持ちで政界を去れる」と述べた。今後はヨットレースへの出場や、若い芸術家の育成に力を入れるという。

 衆院選落選から2日。石原氏は内幸町の日本記者クラブで会見し「キャリアの中で歴史の十字路に何度か自分の身をさらして立つことができたことは、うれしい経験だった。晴れ晴れとした気持ちで政界を去れる」とサバサバとした様子で政治生活を振り返った。

 公示前には「老兵は去るのみ」といったん引退を表明したものの、党内の若手に促され前言を撤回。比例東京ブロック最下位の9位で立候補した。同党は獲得議席も19から2と大幅減となった。

 心残りについては「憲法が一字も変わらなかった」。次世代の党の敗北には「政党の名前としては問題がある。浸透しにくい名前だった。時間がなかった」と分析した。

 日本維新の会をともに立ち上げた、維新の党の橋下徹共同代表について質問すると「彼は天才だ。あんなに演説がうまい人を見たことがない。うまさは若い時の田中角栄だし、迫力はヒトラー」とベタ褒め。「彼は再登場すると思うし、させなきゃいけない」と持ち上げた。

 また、中国メディアから中国は嫌いかと聞かれると「嫌い!あんた方がチベットをなくしたんだ」などと気色ばんだものの、以前のような歯に衣(きぬ)着せぬ石原節をサク裂させることはなかった。

 今後は「国内外の若い芸術家を育てる仕事をしたい」と述べるなど、新しい芸術に力を注ぐ方針で、体調面には問題ないとばかりに「元気ならヨットレースに出たい」と意欲を示した。ラストメッセージには「もうすぐ死ぬんでしょうけど、言いたいことを言って、やりたいことをやって、人から憎まれて死にたい」と締めくくり、ようやく“らしさ”を見せた。

 ≪一筆「光天充」≫日本記者クラブでは、会見した人は色紙に揮毫(きごう)する慣例がある。終了後、控室に戻った石原氏は「光天充(ひかりてんにみつる)」と記した。事務所によると、中国の詩人、白楽天の詩句にあり、昔から記している言葉という。

 ▼政治評論家浅川博忠氏 政界入りした石原さんは、高い人気から首相になる野心を持っていたものの、下積みを知らないままだったので党内に仲間をつくれず、国政では成功できなかった。批判されても、米国や中国に物申す強さはあった。心のよりどころは、都知事として一国一城の主となったこと。首相の夢を託した長男・伸晃氏も総裁選で敗れてしまい、その後は惰性で政治家をやっていたのではないだろうか。

[スポニチ 2014/12/17]

 ◇

石原慎太郎氏、「晴れ晴れ」政界引退会見「橋下氏は総理になる」
http://www.sanspo.com/geino/news/20141217/pol14121705030002-n1.html

 次世代の党の石原慎太郎最高顧問(82)は16日、東京都千代田区の日本記者クラブで記者会見し「晴れ晴れとした気持ちで政界を去れる」と、衆院選で落選したのを受け政界引退を表明した。心残りを問われ「憲法が一字も変わらなかった」と述べ、「死ぬまでは言いたいこと言って、やりたいことをやって、人から憎まれて死にたいと思います」と“慎太郎節”で締めくくった。

 芥川賞作家から1968年に政界に転身、以来舌鋒鋭く世論を刺激してきた石原氏。「キャリアの中で歴史の十字路に何度か立つことができたのはうれしい経験だった」と政治生活を振り返った。

 政界引退は衆院解散時に「見回すと国会議員の最高齢者になっていた」と決意。次世代の党の若手議員に懇願され、比例の東京ブロックで名簿最下位で出馬したが、党は改選前の19議席から2議席と惨敗した。

 敗因について石原氏は「党名が浸透しにくい名前だった。私は『新党ヤマト』でいけばよかったと思ったが、過ぎたことだから愚痴でしかない」と指摘。「名簿の最初に石原さんの名前があったら票数も違った。という人がいたが、それは分からない。もう選挙の結果はいいでしょう」と衆院選の話題を打ち切った。

 それでも、2012年の前回衆院選で組んだ橋下徹氏(45)については「私の人生の中で、彼と知己を得たのは快事の一つ。総理になると思う。彼のように演説がうまい人は見たことがない」と評価。「国会で内閣を動かさなければ、大阪は持ち上がってこない」と述べ、国政進出に期待感を示した。

 今後は「内外の若い芸術家を育てる仕事をしたい」と話した石原氏。会見では尖閣問題で突っ込んできた中国メディアに「けんかをしかけているのは向こうだ。頭を冷やした方がいいよ、シナの人は」とやり返す一幕もあった。引退はしたが、今後も“ご意見番”として大いに活躍してくれそうだ。

[SANSPO.COM 2014/12/17]

 ◇

最後まで慎太郎節!政界引退会見で「橋下は若い時の田中角栄、ヒトラーだ」
http://www.hochi.co.jp/topics/20141216-OHT1T50197.html


 衆院選比例東京ブロックで落選した次世代の党・石原慎太郎最高顧問(82)が16日、東京都千代田区の日本記者クラブで会見し、政界引退を正式表明した。1968年の参院初当選から46年にわたる政治家人生に終止符を打った心境を「死ぬまで言いたいこと言って、人から憎まれて死にたい」と吐露するなど、最後まで“慎太郎節”を炸裂(さくれつ)させた。

 足元を気にしながら、ヨロヨロと登壇する姿が引退の真実を物語っていた。冒頭、慎太郎氏は「50年以上も政治に携わって参りました(実際には初当選から46年)が、今度の選挙でああいう結果になって引退の決心を致しました」と思いを語った。

 最高顧問として率いる次世代の党が19議席から2議席に減らす大惨敗を喫した衆院選から2日。自らも立候補したが、比例最下位での出馬は事実上の引退宣言だった。「仲間に対する最低限の義理は果たせました。落選という形で討ち死にするのも一つの宿命」と殊勝に語りつつ、敗因を問われると「党名が浸透しなかった。『新党富士』とか『新党ヤマト』が良かったけど、富士はリンゴがあって、ヤマトは『宇宙戦艦ヤマト』で重複するとかで」と笑った。

 1968年に参院議員として政界入りして46年。歯に衣着せぬ物言いで物議を醸し続けてきたが、やはり最後まで慎太郎節を炸裂。中国メディアから「中国嫌いですか?」と問われると「嫌い!」と即答し「共産中国、好きな人はいない。あんたがたがチベットなくしたんだ!」とカミついた。

 一方、分党前に共闘した維新の党・橋下徹共同代表については「彼は天才。あんなに演説がうまい人はいない。若い時の田中角栄、若い時のヒトラーだね」とビミョーな表現で絶賛。そして「(今選挙は)出るべきだった。前日まで電話して口説いたけど『風呂敷を広げすぎたので畳みます』と言うから『君は大阪という井戸を出て国会から日本という大海を見ろよ』と言った」と舞台裏を明かした。

 別れ際に「間もなく死ぬんでしょうけど、死ぬまで言いたいこと言って、やりたいことやって、人から憎まれて死にたい」と言い残した82歳。今後について「生きてて元気なら、来年もヨットレースをしたい。好きな海ですから」と笑顔も見せていた。

 【石原慎太郎氏の政界での足跡】

 ▼1968年 参院選全国区に出馬し、史上初の300万票を獲得してトップ当選

 ▼72年 くら替えし、衆院選旧東京2区で当選

 ▼75年 衆院議員を辞職し、東京都知事選に出馬するも落選

 ▼76年 衆院選で当選し国政復帰。福田赳夫内閣で環境庁長官(当時)に就任。竹下登内閣では運輸大臣を務めた

 ▼95年 衆院議員を再び辞職

 ▼99年 都知事選に出馬し当選。以降4選

 ▼2012年 都知事を辞職し、太陽の党結成。直後に日本維新の会に合流して共同代表に。衆院選比例東京ブロックで当選し、国政に復帰

 ▼14年 日本維新の会を分党して次世代の党結成。衆院選比例東京ブロックで落選し、政界引退

[スポーツ報知 2014/12/17]
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/512.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 中国メディア、安倍首相の「猛威」を警戒―自民党圧勝受け(WSJ)
WSJから
http://jp.wsj.com/articles/SB11133530172994754599304580338584175284898

 安倍晋三首相は14日の総選挙で圧勝し、権力基盤を固めた。だが、安倍氏の国家主義的な政策に強い不信感を持つ中国では、一部メディアが安倍氏の勝利に冷淡な反応を示した。

 人民日報系の大衆紙、京華時報(Beijing Times)は「安倍氏が引き続き猛威を振るうのか」と問いかけた。

 同紙の特別解説者が執筆した記事は「安倍氏が権力の座にいる限り、歴史修正主義と軍備の再調整が政治を動かす主要エンジンとなり続けるだろう」とし、14日の選挙が「安倍氏にとって長期政権の基盤を築き(中略)安倍氏が引き続き『猛威を振るう』新たな火種となった」と述べた。

 この記事は「安全保障と防衛政策、憲法改正を押し進める過程で、安倍政権は(日本)市民の間に危機意識と緊張感を生み出し続ける必要がある」とし、「これは安倍氏が緊張とぜい弱な中日関係を操作し続ける可能性を意味し、二国間関係が安倍氏の政治的野心の道具になるという事態に中国が警戒を続ける必要性を意味する」と指摘した。

 国営通信社の中国新聞社は専門家のコメントを引用し、選挙に勝利したことで、平和憲法を改正して自衛隊の役割を高めるなど国家主義的な目標を追求する安倍氏の権力が一段と強まり、日本が「より危険」になるとの見方を示した。

 同社はまた、「彼(安倍氏)は最近の政治的な苦境を乗り越えて国会に『新たな血を注入した』」とする半面、「もう一方で過半数の議席を獲得し、『平和憲法』を改正して骨抜きにするという政治的目標を実現することができる」と論じた。

 国営新華社通信は安倍氏の評価について、同氏が「トリックを使って」選挙での支持を固めた「マジシャン」だと形容した。

 同社は15日付のオピニオン記事の中で「安倍氏の『マジック』の目玉は『アベノミクス』だ」と指摘し、財政政策と金融緩和、構造改革をひとまとめにした同氏肝いりの経済政策プラットホームに触れた。一方、「輝かしいレトリックや、株価指標を押し上げることが中心目標のアベノミクスでは、日本経済の停滞を覆い隠すことはできない」と述べている。

 また、新華社は安倍氏が2013年に「侵略」の定義が学問的に定まっていないと述べたことや、日本の防衛政策や慰安婦問題に対する過去の発言に言及し、安倍氏の「言葉の魔術」を批判した。

 新華社は「予想通り、安倍氏は長い間持ち続けてきた『日本再生』という野心を追求するため、観客の目を引きつけるあらゆる新型トリックを用いた『マジック』を国内外で披露することに専念し続けるだろう」とし、「安倍氏のマジックのタネが暴露されたとき、『マジシャン』を待ち受けるのはやじの嵐だろう」と述べた。

 中国政府は安倍氏の勝利について正式なコメントを出していない。ただ、習国家主席は13日、1937年に起きた南京事件の犠牲者を追悼する式典で日本の保守派をあからさまにけん制。「南京大虐殺の事実を否定しようとしても、30万の犠牲者と13億の中国人民、平和と正義を愛する世界の人々が許さない」としたうえで、「侵略戦争の歴史をあざむくすべての態度や侵略戦争を賛美するあらゆる試みは、何回繰り返されようが、いかに華々しく描写されようが、人間の平和と正義の脅威になる」と述べた。


<参考リンク>

◆「サンゴ密漁中国船団」日中首脳会談後“急減”の「やっぱり政治的」…今はゼロ、中国当局が帰港命令か
http://www.sankei.com/premium/news/141211/prm1412110003-n1.html


◆安倍政権「憲法改正へ加速」 中国紙報道 朝日新聞
http://www.asahi.com/articles/ASGDH3DY4GDHUHBI00R.html


http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/513.html

記事 [政治・選挙・NHK176] NHK 〈学長が「来年度は(元朝日記者)講師を雇用しない」としていた方針を転換、「雇用の継続を決めた」と学内会議で報告>



<参照>

「しんぶん赤旗」 2014年12月2日(火)

次世代の党公約/改憲・時代逆行のオンパレード/「日本版ネオナチ」むきだし
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-12-02/2014120202_04_1.html

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【関連記事】

【政治】赤旗にネオナチと書かれた次世代の党、共産党に抗議と公開討論の申し入れ 共産党側は討論を拒否
日経新聞 2014/12/09(火) 20:59:20.00
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS09H2L_Z01C14A2PP8000/ 

 次世代の党の山田宏幹事長は9日、共産党が機関紙「しんぶん赤旗」のホームページ上で次世代の党について「日本版ネオナチ」との表現を用いて批判していることについて、共産党の山下芳生書記局長に抗議し、公開討論を申し入れたと発表した。山下氏は「抗議は赤旗が受ける」と回答し、討論を拒否した。
 
 争点となったのは赤旗が2日付で掲載した次世代の公約についての記事。従軍慰安婦問題をめぐる「河野談話」を撤回するよう求めていることについて「歴史偽造の急先鋒(せんぽう)=『日本版ネオナチ』としての本性をむき出しにした」とした。 山田氏は「歴史の偽造を明らかにしてきたのがわが党だ」と反論した。
 

次世代“旧世代”だけ残る 田母神氏、山田幹事長らが落選

夕刊フジ 2014.12.15
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20141215/plt1412151207015-n1.htm

 公示前の20議席から小選挙区当選の2議席へと大幅に勢力を減らしたのが次世代の党。当選したのも75歳の平沼赳夫党首(岡山3区)と72歳の園田博之氏(熊本4区)という“旧世代”だけで、他党の草刈り場になった形だ。

 山田宏幹事長や中田宏国対委員長、桜内文城政調会長、田母神俊雄副代表らが軒並み敗れた。比例では1議席も取れず、政界を引退する意向の石原慎太郎最高顧問のほか、藤井孝男総務会長、中山成彬氏両院議員総会長も落選した。

 
8月の結党から間もなく、党の認知度が低いことが響いた。平沼氏は15日未明の記者会見で「急な解散で知名度が不足していた」と敗因を分析。園田氏は「自民党に近いところで仕事をしたいと申し上げている。(次世代の党の)皆さんと相談しなければならない」と述べ、離党と自民党への復党を検討していることを示唆した。

http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/514.html
記事 [政治・選挙・NHK176] あれだけ第三極を持ち上げたマスメディアが、いまは衆院選で現状維持しただけの安倍政権を「自公圧勝」と持ち上げている。
いずれアベノミクスがさらに破綻すれば、マスメディアの報道姿勢への不信が高まるのは必定だろう。











http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/515.html
記事 [政治・選挙・NHK176] >あれだけ第三極を持ち上げたマスメディアが、いまは衆院選で現状維持しただけの安倍政権を「自公圧勝」と持ち上げている。
いずれアベノミクスがさらに破綻すれば、マスメディアの報道姿勢への不信が高まるのは必定だろう。









http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/516.html
記事 [政治・選挙・NHK176] 晩節を汚した石原慎太郎 次世代より息子を優先〈週刊朝日〉
晩節を汚した石原慎太郎 次世代より息子を優先〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141217-00000002-sasahi-pol
週刊朝日 2014年12月26日号


の一室で渋い顔で言った。

「お相撲さんの世界を見ても、最初はぶつかり稽古で地面にたたかれても、そこから成長があります。われわれもそこからです」

 党幹事長の山田宏氏(56=東京19区)は落選。「打倒公明党」を掲げ、太田昭宏前代表のいる東京12区から出馬した目玉候補、元航空幕僚長の田母神俊雄氏(66)もあっけなく落ちた。

「私も空軍ですので一度飛び上がったら燃料がなくなるまで飛び続けるしかない」

 と、田母神氏。

 そんな危機的状況だが、最高顧問の石原慎太郎氏(82)は開票日、姿を現さなかった。選挙戦初日、JR新宿駅前での街頭演説では、

「みんなで本当に次世代、子や孫のために頑張ろうな」

 と、熱く力強く聴衆に呼びかけたが、選挙戦早々に政界引退を示唆した。

 党関係者は不満げだ。

「石原さんを推す人の票も『やる気がないのなら……』と離れてしまった。せめて、引退示唆は選挙後にしてほしかった。積極的にもっと応援に来てくれたら変わった気がするのに」

 石原氏は最終日、山田氏の応援に駆けつけた。山田氏は以前、東京8区である杉並区長を務めており、同区での人気は高い。だが、石原氏の長男・伸晃氏(57)の選挙区のため、同区からの出馬に石原氏が反対したという。

「山田さんの応援に来たのは、後ろめたさがあったからでしょう」(同)

 だが、その応援では、自らの政治生活について話し、

「一番したいことはシナと戦争をして勝つこと」

 などと語り、大きな拍手を浴びた。さながら個人演説会だった。

 また、伸晃氏と三男・宏高氏(50)の当選には、公明党の後ろ盾が不可欠。仲がよい田母神氏の応援に訪れなかったのは、このためと言われている。公明党の太田氏の応援には、伸晃氏が訪れていた。

 一方、党首の平沼氏は当選。ただ、寒空の下、コートも羽織らず直立する姿はさすがの風格だが、手すりを両手でつかまないと選挙カーの階段を下りられない。

「平沼さんまで引退したら党の顔がいなくなってしまう。次を担える人材が育っていないのに……」(同)

 石原氏は党の次世代(後継者)より石原家の次世代(息子)が大事だったのか。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/517.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 告発団体も「裏金あった」 渡辺喜美氏“転落人生”のこれから(日刊ゲンダイ)
          すべて失った/(C)日刊ゲンダイ


告発団体も「裏金あった」 渡辺喜美氏“転落人生”のこれから
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155818
2014年12月17日 日刊ゲンダイ


「政界引退」にとどまらず、手が後ろに回るのも時間の問題になってきたのが、みんなの党代表だった渡辺喜美だ。父の故・美智雄元副総理の代から半世紀続いた「渡辺王国」を瓦解させたと思ったら、間髪入れず、東京地検特捜部が9月に宇都宮市の渡辺事務所に政治資金規正法違反容疑で家宅捜索に入っていたことが報じられた。

 特捜部は今後、渡辺本人から事情聴取し、立件の可否を検討する方針だが、状況は限りなく「クロ」だ。

「DHC会長から借りた8億円疑惑も論外ですが、疑惑はまだある。とくに特捜部が注目しているのが2010年の収支です。渡辺は自分が代表を務める政治団体『渡辺美智雄政治経済研究所』から9000万円を借り入れ、返済したのですが、この団体の収支報告書には記載がない。明らかな規正法違反(不記載)に当たると見ているのです」(司法ジャーナリスト)

 国会議員なら特捜部も手を出しにくかっただろうが、“タダの人”なら問題ない。落選した途端、捜査状況が報道されるのは特捜部のヤル気の表れだ。

「渡辺の団体は、団体名義の口座と出納担当者名を記した2つの口座を持っています。渡辺は出納者名の口座でカネを出し入れしていた。それをもって『団体のカネじゃない』と釈明し、規正法違反を否定していますが、“表のカネ”は団体名義で、“裏のカネ”は出納者名義で、と使い分けているように見える。こんな言い訳が通用するかどうかです」(前出の司法ジャーナリスト)

 6月に渡辺を政治資金規正法違反容疑で告発した市民団体のひとりで、神戸学院大大学院の上脇博之教授もこう言う。

「我々は『裏金づくりがあった』と見ています。当然、(入出金の不記載が)政治資金規正法違反に当たる可能性は高いと思います」

 地盤も看板もカネも失った男を待つのは検察の本格捜査だけだ。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/518.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 小選挙区落選 西川農水相が本誌に逆ギレ 小渕前経産相、お詫び行脚の合間にフレンチ〈週刊朝日〉
小選挙区落選 西川農水相が本誌に逆ギレ 小渕前経産相、お詫び行脚の合間にフレンチ〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141217-00000001-sasahi-pol
週刊朝日 2014年12月26日号


“自公当選バブル”にわく中、選挙区で負けた唯一の閣僚となり、よほど悔しかったのだろう。比例復活を受けての万歳三唱を促されても、西川公也農林水産相(71)はかたくなに断った。

 会見では本誌記者になぜか、逆ギレ。

「あんたはなんだ。悪口ばっかり書いているとこか」

 ちなみに本誌は書いていない。親族会社からの物品購入疑惑が選挙に影響したのではと聞いてみると、こう開き直った。

「安く買って、確実に届いて、それがどうだこうだと言うほうが悪い」

 そもそも西川氏は前回の総選挙ではTPP反対を掲げて当選した。それがあっさりとTPP推進派に変節したために、農水相でありながら、農業関係者にすこぶる評判が悪い。

「言うこととやってることが百八十度ちがうから信じられない」(選挙区の農家)

「あの人は落としたほうがいいよ」(農協幹部)

 短い会見を終え、西川氏がそそくさと出ていった事務所には、片目のままのダルマが残されていた。

 一方、数々の疑惑にまみれながらも、早々に当確を決めた小渕優子前経済産業相(41)。今回は、地元・群馬での“おわび行脚”に徹した。

 雨が降る中、頭を深々と90度ほど下げ、聴衆に駆け寄って握手する。その姿は猛省しているように見えたが、本誌は見てしまった。

 投票日の3日前、小渕氏を乗せた選挙カーがランチに向かった先は、渋川市内で名店として知られる、おしゃれなレストランだった。小渕氏が食べたのはフレンチの「スズキと海老のソテー、彩り野菜添え」。約10人の選対関係者と50分間もランチを楽しんだ。

「私自身経験のないほどの苦しい戦いでありました」

 という謙虚な言葉とは裏腹な、余裕の圧勝だった。

 もう一人の辞任大臣、松島みどり前法相(58)も危なげない勝利だった。

 選挙期間中、選対関係者は、松島氏へのこんな不安を漏らしていた。

「週刊誌なんかに、松島は反省していないって書いてあったけど、そのとおりだなって思います。もっと本人が真剣に考えなきゃいけない。前回とちがって反応が悪いです」

 松島氏が駅でチラシを配っても受け取る人はパラパラ。だが、本人は「寒いとね、ポケットに手を入れてるから受け取ってくれないのよね」と至ってポジティブシンキングだ。
 当選会見では懲りずにこう開き直った。

「野党に指摘されたような、法律をおかしたという認識はありません」

「政治とカネ」の問題が指摘された江渡聡徳防衛相(59)、望月義夫環境相(67)も盤石の選挙で勝った。

“スキャンダル閣僚”たちがそろってまた議員バッジをつける。すべて「みそぎ」になってしまうのか……。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/519.html

記事 [政治・選挙・NHK176] アベノミクスは来春にも崩壊する、それを一番知っているのは安倍首相自身だ!(週プレNEWS)
アベノミクスは来春にも崩壊する、それを一番知っているのは安倍首相自身だ!
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141217-00040757-playboyz-bus_all
週プレNEWS 12月17日(水)6時0分配信


自公合わせて3分の2の議席を獲得し、アベノミクスをより推進させるべく意気込む安倍政権。しかし、ジャーナリストの須田慎一郎氏は、そのアベノミクスにこそ政権崩壊の危険が潜んでいると指摘する。

***
大勝した自民も高笑いをしてばかりはいられない。ひとつ間違えれば、つるべ落としに支持率が下がり、安倍退陣につながりかねない落とし穴が待ち構えている。

それはアベノミクスの行方が極めて厳しいということ。日本経済の先行きは楽観を許さず、景気が上向く気配は感じられない。

安倍政権の高支持率はアベノミクスによって景気がよくなるという有権者の先行き期待感に支えられている。ところが、実際にはそうなっていないということを、安倍首相自身がよくわかっている。

例えば、選挙戦最後の遊説となった東京・秋葉原での首相演説。このとき、首相は15分間ほどのスピーチで、経済のことしかしゃべらなかった。そして、そのキーワードは小規模事業者対策と地方創生のふたつだった。

これはアベノミクスによって、大企業の業績は上向いているが、中小零細企業や地方の個人には景気がよくなったと実感できるほどの恩恵は及んでいないということを、首相が自覚している証左でもある。

高い支持率を維持するためには、なんとしてでも、アベノミクスによる好景気を中小零細企業や地方にもたらす必要がある。しかし、それはなかなか難しい。
今年7−9月期のGDP成長率は年率でマイナス1.9%という衝撃的なものだった。この数値は経済的に見れば、立派なリセッション、景気後退と呼ぶべきものだ。

しかも、アベノミクスによって急激に円安が進み、今1ドル117〜118円となっている。ただ、これはあくまでも名目レートで、実際の円の対外価値に換算すれば、1ドル300円前後となっているのだ。

これだけ実質的に円の価値が下落しているのだから、輸入品の価格は大幅アップとなる。当然、庶民の受ける痛みは大きい。

安倍政権にとってラッキーなのは、原油価格の値下がりによって、その痛みが表面化せずに済んでいるということ。もしそれがなければ、国民はもっと深刻な生活苦を感じているはずだ。

日銀の異次元の金融緩和もアベノミクスの前途を危うくしている。確かに今は日銀が後先考えずに、めったやたらに日本国債を買い支えているから株も上がり、長期金利の上昇や国債価格暴落の懸念は少ない。

しかし、今の日銀は麻薬中毒者のようなもの。金融緩和をやめたとき、日本経済がどんな危機に見舞われるか? それを想像すると怖いから金融引き締めができない。そんな日銀の姿は、破滅するのがわかっていても禁断症状が出るのが怖いからと覚せい剤を打ち続ける中毒者そのものだ。
アベノミクスはごく近い未来に行き詰まるだろう。そして、その最初の兆候が出るのは来年春頃と予測している。このとき、中小零細企業の賃上げがなく、個人消費が落ち込んで景気減速という事態になればアベノミクスへの期待は急速に萎(しぼ)む。

国民の8割が景気がよくなった実感はないと感じているにもかかわらず、この選挙で4割近い人が安倍自民に投票するという矛盾めいた動きが起きたのは「アベノミクスで景気がよくなるかも」「安倍さんだったら、なんとかしてくれるはず」という先行期待を多くの人々が抱いているからだ。

その期待がついえた時点で、安倍政権は急速に失速することになる。この総選挙で大勝し長期安定政権になると目されている安倍政権だが、その足元は決して盤石ではない。


■週刊プレーボーイ52号(12月17日発売)「選挙期間中は書けなかった話、これからどうなるかの話」より(本誌では、メディア統制や憲法改正についても詳説!)



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/520.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 倒産件数減少を、「アベノミクスの効果」というのはおかしくないか(現代ビジネス)
倒産件数で経済政策の優劣を決められるのか?    photo Getty Images


倒産件数減少を、「アベノミクスの効果」というのはおかしくないか
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/41468
2014年12月17日(水) 磯山 友幸「経済ニュースの裏側」 現代ビジネス


東京商工リサーチが発表した11月の全国企業倒産件数は736件と、11月としては24年ぶりに800件を下回った。1年前の2013年11月は826件だったので、14.6%も減ったことになる。

■銀行の支援で生き延びる企業が増えただけ

24年前といえば1990年。まさにバブルの絶頂期だった頃である。好景気によって企業収益が上がり、倒産する企業がどんどん減った。では、今回の倒産減少もアベノミクスによって景気が回復した結果なのか。バブル期を上回るほど、経済環境は好転しているというのだろうか。

「倒産件数は24年間で最低です」

「民主党政権時代よりも2割、倒産を減らしました」

12月14日に投開票が行われた衆議院選挙の遊説中、安倍晋三首相はこう繰り返した。つまり、倒産件数が減ったのは、自らが主導してきたアベノミクスの効果だというのである。アベノミクスによって「行き過ぎた円高」が是正されたことから、企業業績が好転。その結果として倒産が減ったというわけである。

だが、現実は少し違うようだ。アベノミクスによってデフレから脱却しつつあることで、企業業績が好転しているのは確かだ。輸出型企業も円安によって大幅に利益を増やしている。確かに、アベノミクスによって倒産の危機を免れた企業もあるに違いない。しかし、東京商工リサーチは、倒産件数が減少した理由として次のように分析している。

「金融機関が中小企業のリスケ要請に応じていることや、景気対策として実施された公共事業の前倒し発注などが抑制効果を高めた」

つまり、倒産が少なかったのは、企業に貸し込んでいる銀行などが、支払いの期日や金額などの見直し、いわゆるリスケに応じていることが大きいと見ているのである。本来なら倒産してもおかしくない企業を金融機関が支えているというわけだ。地域の金融機関がそんな事ができるのは金融緩和の結果、潤沢な資金が市場に供給されているからで、その意味ではアベノミクスの効果と言うこともできるかもしれない。

だが、本来ならば市場原理で淘汰されるべき企業が、銀行の支援で生き残ることで、いわゆるゾンビ企業が増え続けているという指摘もある。

■アベノミクス以前から倒産は減り続けている

現在の倒産件数の激減が、アベノミクスの結果ではないと言える、もう1つの理由は、民主党からの政権交代で、倒産件数のトレンドが変わったわけではないことだ。民主党が政権を握っている間も、倒産件数は減り続けてきた。

企業の倒産件数はリーマンショック後の2009年3月に1537件とピークを付けたのち、減少を続けてきた。民主党政権が発足した直後の2009年9月に1155件と1200件を割り込んだあと、東日本大震災前の2011年2月には987件と1000件の大台を下回った。民主党が政権を手放した2012年12月は890件だったから、単純に計算すると民主党政権期間中に倒産件数は23%も減ったことになる。

リーマンショック後に猛烈な円高となり、電機メーカーなどが軒並み赤字に転落する中で、なぜ倒産件数は減少したのか。

民主党政権下で金融担当相に就いた亀井静香・国民新党代表(当時)が導入した中小企業金融円滑化法の効果だった。「亀井モラトリアム法」と呼ばれた中小企業救済策だ。

中小企業などが求めた場合、金融機関はできる限り貸付条件の変更に応じるようにと定めた法律で、実質的に破綻状態にあった企業まで資金繰りを助ける結果となり、目に見えて倒産件数は減少した。

当初はリーマン・ショックに対応するための緊急措置ということで導入されたが、東日本大震災もあって2度にわたって延長され、結局、廃止されたのは安倍政権になった後の2013年3月末だった。

■亀井モラトリアム法は

2009年12月の法律施行から2013年3月末の廃止までの間に、条件変更が行われた融資の件数はのべ401万9733件。見直し対象になった融資金額は111兆7424億円にのぼった。

アベノミクスを打ち出した安倍政権は、潰れるべき企業を潰さない「亀井モラトリアム」に当初は批判的だった。安倍首相の肝煎りで発足した産業競争力会議では民間議員から、ゾンビ企業を作らず、新陳代謝を促進することが重要だという意見が出された。

本来なら倒産して市場から退出すべき企業を無理やり支えて生き残らせると、市場で過当な価格競争を繰り広げるため、本来は勝ち組だったはずの優良企業の足を引っ張ることになる。つまり死者が生者を食っていく「ゾンビ化」が進行してしまう。それを避けるには、負け組企業をきちんと退出させることが不可欠だというのである。

日本では倒産する企業が少ない分、新規に開業する企業も少ない。古い企業が市場に残っているため、新規参入が起きないのである。これが、日本市場全体の生産性の低さに結びついている、としたのだ。

安倍内閣は2013年6月に閣議決定した成長戦略「日本再興戦略」の中で、「中小企業・小規模事業者の新陳代謝の促進」という一文が盛り込まれた。そこには、「開業率・廃業率が米国・英国レベル(10%台)になることを目指す」という数値目標まで示された。日本では開業率も廃業率も5%程度なので、10%という目標は、倒産件数や企業件数を倍増させることを意味していた。

ところがである。安倍内閣の方針にもかかわらず、「亀井モラトリアム法」が廃止された2013年4月以降も倒産件数が減り続けたのである。

法律廃止前後に金融庁が中小企業庁などと中小企業向けに配布したチラシには、こう書かれていた。

「円滑化法の終了後も、円滑化法と同等の内容を法律(地域経済活性化支援機構法)や監督指針・検査マニュアルに明記し、金融機関が法の終了前と変わらず貸付条件の変更等や円滑な資金供給に努めます」

■新陳代謝より、企業のゾンビ化

つまり、法律が廃止されても、廃止前同様に融資条件の見直しなどを金融機関に行わせる方針を示したのである。そこにアベノミクスの1本目の矢である大胆な金融緩和による資金供給が加わり、ゾンビ企業にもどんどん資金が流れる結果となった。

さらにアベノミクスの2本目の矢である機動的な財政出動によって積み増された公共事業によって、地方企業に仕事が回ったこともあり、倒産件数が一気に減少したのである。

新陳代謝という言葉が新聞に踊った2013年の夏にはいったん倒産件数が1000件を超える月もあったが、その後は800件台が定着。2014年8月には727件にまで減少したのである。安倍政権発足時の2012年12月の890件と比べれば18.3%の減少である。これをもって安倍首相は民主党政権時代よりも2割減らした、と主張したわけである。

選挙戦のためとはいえ、安倍首相の主張には矛盾がある。アベノミクスで目指してきたのは新陳代謝だったはずなのに、いつの間にか倒産件数減少を成果として胸を張るように変化してしまった。倒産件数は少なければ少ないほど良いという風に宗旨替えしたのであろうか。これは理解に苦しむ。

金融政策や公共事業、金融庁の指導によって中小企業を潰さないことがアベノミクスの目的だとすれば、いくら成長戦略や構造改革を掲げてみたところで、実現できるはずはない。

「アベノミクスを問う」とした解散総選挙で、与党は定数の三分の二を占め、大勝を収めた。安倍首相は記者会見で、「アベノミクスをさらに前進させよとの国民の声をいただくことができた」と語った。国民の信任を得たとして安倍首相が前進させようというアベノミクスとはいったい何なのか。有権者は厳しく検証していく必要がありそうだ。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/521.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 共産党に議案提案権 「さらに注目される」/米紙(=ウォール・ストリート・ジャーナル)
共産党に議案提案権 「さらに注目される」/米紙
しんぶん赤旗 2014年12月17日 日刊紙2面

 【ワシントン=洞口昇幸】米経済紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は15日、「日本の共産党にとって赤い文字の日(記念日の意)」と題した記事を掲載しました。総選挙で野党勢力が議席増に苦労する中、「例外は日本共産党だった」と指摘。8から21議席の躍進で議案提案権を得たことは「日本共産党がさらに注目されることを意味する」と論評し、党の歴史などを紹介しています。

 同紙は日本共産党が18年ぶりに小選挙区で当選者を出し、当選者21人のうち6人が女性で、政党のなかで女性当選者の比率が最も高いとしています。

 日本共産党が1922年に創立され、日本の侵略戦争に当時、日本の政党で唯一反対したこと、旧ソ連や中国の共産党に依存しない自主独立の党であることも紹介しています。

 総選挙の全体の結果を伝える別の記事では、「代案を探す有権者の多くが日本共産党に目を向けた」としています。

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ウォール・ストリート・ジャーナルの英文記事はこちら ⇒

For Japan’s Communists, It’s a Red-Letter Day
The Wall Street Journal   9:02 pm JST Dec 15, 2014
http://blogs.wsj.com/japanrealtime/2014/12/15/for-japans-communists-its-a-red-letter-day/?KEYWORDS=red+letter++++communist



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/522.html
記事 [政治・選挙・NHK176] 安倍晋三首相は、将帥が具備すべき資性のうち「至誠高邁なる品性、全責任を担当する勇気」が欠如している(板垣 英憲)
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/bfcd29ed371dbae33516948587a848a5
2014年12月17日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆「自民党の圧勝に終わった衆院選。安倍首相は、してやったりでご機嫌かと思いきや、当日の選挙特番でキレまくっていた。既報のとおり公示前に自民党がテレビ局に圧力をかけた影響か、選挙期間中の選挙報道の時間が、2年前の総選挙の3分の1になるという体たらく」−lite−raが12月15日、「安倍首相がZERO村尾にブチギレ完無視!古舘は口封じ状態!大荒れ選挙特番」という見出しをつけて報じている。

 今回総選挙(12月14日)の開票が午後8時始まった途端、自民党が大圧勝の結果予測が報じられ、最終的に「自民・公明3分の2突破=326議席獲得」となった。

 安倍晋三首相「高笑い」の様子が報道されているとだれもが思ったはずであった。ところが、豈はからんや、テレビ報道のキャスターとのやりとりで、大喜びどころか、「不機嫌、イラつき、激怒、当たりチラシ」と常軌を失した異常反応ぶりを示していた。安倍晋三首相の「病状」と「総選挙の真の目的」を知っている有権者たちは、「きついステロイドの飲み過ぎによるひどい副作用の仕業」と理解と同情の念を示していたけれど、知らない有権者のなかには、キャスターの質問ぶりを追及して、丸で悪者扱いする向きも少なくなかった。

◆安倍晋三首相は、総選挙結果予想について、マスメディアが「300超」、自民党選挙対策本部が「320」を打ち出していたのに、フタを開けてみると「291」(それも1は、無所属候補者を追加公認)と公示前勢力295を下回っていたので、「当てが外れた」とガッカリしたのかも知れなかった。だが、公示前には、「自民党単独で過半数(238)取れば、責任を問われない」と公言していたハズだったので、「300」に迫っただけでも十分誇れる。だから、不機嫌になったのは、別の理由と見るのが順当だ。

 マスメディア各社は、「自民単独で過半数超え」を報道するよりも、「自民・公明で3分の2(317)突破」の方に重点を置いていた。憲法改正発議要件(3分の2)をクリアして、安倍晋三首相が、いよいよ本腰を入れて憲法改正に取り組むつもりであるかのような報道ぶりであった。

数字上は、確かにその通りだが、「平和の党」公明党は、安倍晋三首相にとっては、「疫病神」にしか見えていない。安倍晋三首相が思い描いている「国防軍創設」に猛烈反対してブレーキをかけてくるのは目に見えているからだ。

 その不満を公示前の31議席から35議席へと4議席増やした公明党が、憎くてたまらない。腹の中は煮えくり返っていたに違いない。その怒りを公明党にぶつけられないので、テレビ・キャスターに当たり散らした。中国の言葉で言えば「指桑罵槐」(本来の相手ではない別の相手を批判し、間接的に人心をコントロールする)ということだ。

◆こんなみっともない言動とあられもない姿を見せつけられたのでは、安倍晋三首相を「本物の将帥」とは認められない。尊崇する国家最高指導者と仰ぎ見ることは、到底できない。

 大日本帝国陸軍の士官学校が教えていた「統帥綱領」は、将帥としての条件や、あるべき姿を以下のように示している。

 「将帥の具備すべき資性としては、堅確強烈なる意志及びその実行力を第一とし、至誠高邁なる品性、全責任を担当する勇気、熟慮ある大胆、先見洞察の機眼、人を見る明識、他人より優越しありとの自信、非凡なる戦略的識見、卓越せる想像力、適切なる総合力を必要とす」

 「将帥は事務の圏外に立ち、超然として、つねに大勢の推移を達観し、心を策按と大局の指導に集中し、適時適切なる決心をなさざるべからず。これをなし得ると否とは、実に将帥その人の自覚と信念に関す」

 「将帥の決心を準備し、これを実行に移すための事務は幕僚以下の職務にして、将帥は幕僚を信任して、その局に当らしむるを要す」

 「将帥の真価は実に難局に際して発揮せられる」

 これらの指針に照らしてみると、安倍晋三首相は、将帥が具備すべき不可欠な資性のなかでも特に根本的な「至誠高邁なる品性、全責任を担当する勇気」が欠如しているのが、だれの目にも明らかである。言うなれば、「総理大臣=首相の座」に就いていること自体が、大きな間違いなのである。「大器」でもない凡庸な人物が、国家最高の指導者になっているとその国家は、間違いなく道を誤り、必ず滅亡する。その前に、国家最高の指導者に相応しくない人物は、その座にいて精神を病み、国民を不幸のどん底に陥れる。

【参考引用】lite−raが12月15日、「安倍首相がZERO村尾にブチギレ完無視!古舘は口封じ状態!大荒れ選挙特番」という見出しをつけて、以下のように報じて、インターネット上で議論百出している。

 自民党の圧勝に終わった衆院選。安倍首相は、してやったりでご機嫌かと思いきや、当日の選挙特番でキレまくっていた。既報のとおり公示前に自民党がテレビ局に圧力をかけた影響か、選挙期間中の選挙報道の時間が、2年前の総選挙の3分の1になるという体たらく。早くから自民党圧勝が予測されたなか、選挙特番も期待できるのは、“池上無双”のテレ東か、古舘のテレ朝くらいのものだろうと思われていた。

 解散発表当日、テレビ各局のニュース番組にハシゴ出演した安倍首相は、テレビ朝日の『報道ステーション』にだけは出演しなかった。本サイトで以前報じたが、これは、批判的なスタンスの古舘に対し、テレ朝上層部があまり厳しい質問をしないよう釘を刺したため、古舘が安倍の出演を拒否したからだといわれている。そんな経緯から、古舘が安倍と一戦交えるのではないか、そんな予想があった。

 しかし、テレビ朝日の『選挙ステーション』は、古舘の口封じシフトを敷いていた。番組中に選挙とはなんの関係もないフィギュアスケートグランプリファイナル関連の映像を何度も挿入するのだ。この日のテレ朝は、選挙特番の直前まで、早朝に行われ羽生結弦が見事優勝した男子シングルのフリーを録画放送。特番と同時間帯に行われていたグランプリファイナルのエキシビションは特番後の11時半から録画放映する予定になっていた。ところが、選挙特番中にも、さっき放送したばかりの羽生のフリー演技に、エキシビションの生中継、羽生のインタビュー、羽生のシーズンふりかえり、とやたらフィギュアを入れてくるのだ。安倍首相インタビューの直後には、試合すら地上波放送していないペアのエキシビションの生中継を入れるという、徹底した口封じぶりだった。羽生選手の登場ぶりは「羽生くん当確」と錯覚するほどで、ついには古舘も「またフィギュアですか!?」と驚きの声をあげていた。

 そして、意外なことに安倍と全面対決となったのは、身内のはずの日テレ『ZERO×選挙』のキャスター・村尾信尚だった。といっても、村尾がとくだん辛辣な質問を浴びせたわけではない。まず、アベノミクスに関連して女性の活用について、具体的な数字を示していただきたいと村尾が訊いたのに対し、安倍首相はイラッとしながら「できもしない数字をあげるのは、民主党のやったこと!」と関係ない民主党ディスで返す。さらに、村尾が実質賃金が下がっていることを指摘すると、突如キレ始め「実質賃金が減っていることに意味はない」「ボーナスは増えている」などと強弁。あげく、スタジオからの音声を届けるイヤホンを外してしまい、とうとうと自説をまくし立て始め、ムッとした村尾が「安倍さん、安倍さん!」と呼びかけても、無視し続けたのである。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/523.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 不正謎めく2つの報道 〜 ヒアリングにより見えた新たな不正の闇(先住民族末裔の反乱)
不正謎めく2つの報道 〜 ヒアリングにより見えた新たな不正の闇
http://blogs.yahoo.co.jp/nothigcat2000/26784711.html
2014/12/16(火) 午後 7:35 先住民族末裔の反乱


 今日はまず、昨日お伝えした「上天草市」の投票に関して、例年の倍にあたる無効票について詳細データを集めているので、分かり次第、本ブログで紹介したい。
 また自主「出口調査」を実施されたジブリルさんから連絡を頂き、調査結果をご報告いただけるとのこと。これも入手次第、紹介したいと思う。
 出口調査に関連して、投票率の低偽装疑惑追及だが、これに関して初級の統計学手法を用いて、投票操作があったことは立証できるので、開示方法等を検討の上、今後も追及を続けていくことをお約束する。なお平成24年については検証済みで操作の事実は裏づけがとれている。なおこのことをあるジャーナリストに伝えたが無視されたので、今後は一切門前払いとしたい。

 ところで2つに奇怪な報道がなされたことをご存知であろうか。

 一つ目は、長崎と沖縄で発覚した「投票総数が投票者数を上回る事件」である。
 まずは報道の内容から追ってみよう。


投票総数が投票者上回る=長崎と沖縄でミス【14衆院選】

時事通信 12月15日(月)3時46分配信

 長崎県諫早市選挙管理委員会は15日、衆院選比例代表の開票作業で、投票者数と投票総数が一致しないミスが生じたと発表した。投票者数が5万7482人だったのに対し、投票総数が5万7488票で6票多かった。
 沖縄県選管も同日、伊平屋村の衆院選小選挙区の投票総数が637票で、投票者数636人を上回ったと発表した。同村選管が複数回数え直したが、原因は不明という。

 共同が意図的に流した情報で、従来から私が主張するように“小事で大事を誤魔化す”手口で、チョッとしたうっかりミスで大事を隠蔽するものであろう。本来、開票作業において投票数と用指数が合わないはずはなく、少なくとも過去にこういう事例が報道された記憶がない。投票ゼロで物議を醸し出した高松の事案を思い出して欲しい。検察の説明によれば、投票総数に比して投票用紙が300余りが足らず、過年度の白票を用いてバーコードで追加入力したことが問題の発端とされたのである。要するにこのようなことは各開票所で頻繁に起きていたが隠蔽されてきたに過ぎないのである。また「不透明な投票用紙」が紛れ込んでいても、それをチェックできない程度の杜撰な選挙態勢及び制度であることが露呈したのである。日本は発展途上国レベルの選挙の精度しか持ち合わせていない現状が明らかになったのであり、国民も過大な幻想を捨て、それを認識する必要がある。

 次にこちらの記事、これは非常に不可解な事件である。
 先に要約すると、京都伏見区において開票作業官僚後、京都府の選管より送られた比例区のうち次世代の得票が少ないのではないかとクレームがつき、再度数え直したところ、共産党に誤って1500票が積み増しされていたというもの。


次世代票を共産票に誤集計 京都・伏見区
12月15日 12時37分 NHKニュース

京都市伏見区の選挙管理委員会が、衆議院選挙の比例代表で「次世代の党」に投じられた1500票を、「共産党」の票として誤って集計していたことが分かりました。
選挙管理委員会はいったん、開票作業を終えていましたが、京都府の選挙管理委員会から指摘を受け、集計をやり直したということです。
京都市の伏見区選挙管理委員会は衆議院選挙の比例代表で「次世代の党」の票を381票と集計し、京都市選挙管理委員会に報告しました。
これに対し、京都府の選挙管理委員会から「極端に少ないのではないか」という指摘が寄せられ、区の選挙管理委員会は開票作業を終えていたものの、職員や立会人などを再び集めて午前5時すぎから票の確認を行いました。
その結果、「次世代の党」に投じられた500票の束3つ、合わせて1500票が、誤って「共産党」の票として集計されていたことが分かり、集計し直した結果を改めて報告しました。
伏見区選挙管理委員会によりますと、集計ミスの原因は次世代の党と共産党の票の集計を同じ職員が担当していたため、混同したとみられるということで、内山修書記長は「多くの方々に迷惑をかけ申し訳ない」と話しています。

 これは得票数電信に絡む不正の可能性を追求する上で重要な意義を有すると判断し、直接、京都市役所及び伏見区役所選挙管理委員会に確認してみた。そのヒアリング内容から事の流れを追うと、

・各区からシステム(PC)入力され、京都市に送られたデータを基に結了報告書を作成し京都府にファックスで送信
・その後、府より「他区より伏見区の次世代の得票数が少ないので再度確認して欲しい」との連絡
・伏見区で再調査したところ、次世代の党の得票が共産党の比例表に紛れ込み、誤った数字を報告したことが発覚

 ここで確認しておくべき事項は、
1.入力作業は各区役所で行い、そのデータは市役所に送信されること
2. 市役所は各区から送られたデータを所定様式の結了報告書に書き写し、京都府にfaxで送信
3. 京都府は各市から送られた同報告書を元に、数字の是正、再調査を行い、総務省に送る

 因みに伏見区の開業作業では、開票直後の比例格闘の仕分けにのみ派遣社員を導入し、読み取り機は使用せず。ムサシが関係したのは計数機(数をk添え500に束ねる)のみで開票所で控えていた。得票入力は選管職員のみで目視チェックし、直接パソコンに手入力していったのだという。よって問題のバーコードは用いられていないというのである。
 ここで疑問に思うのは、複数でチェックしたはずの候補者、政党ごとの得票の混入に誰も気づかず入力を終えたのか、という点、それに加えてその場の選管職員が共犯すれば、如何様にも数字を置き換え入力することが可能との制度上の欠陥が露呈したこと。さらに府(都道府県)選管が他の区との得票比較から再調査を指示できること自体が不可解で、本来は報告数字の調整すら権限の愉越にあたるはずである。この証拠として、明らかにおかしい「高松市ゼロ票」に香川県はクレームなく数字を国に報告している。仮に誤りがあろうと、恣意的操作を懸念されないよう、都道府県は市町村の数字をまとめ報告するにすぎないはずである。でなければ後に問題が発覚した際、都道府県選管が責任を問われることとなり、公務員の性格上、それは絶対に避けるはずなのである。
だとすれば、京都府選管の手元には、予め作成された結果が存在したのではないかとの疑問が生じる。其の齟齬を訂正させた可能性は否定できないのである。
因みに市・区の各担当者に私が、「都道府県が市の送った得票数にクレームをつけ再調査を強いる権限はあるのか」と問い質すと、両者とも絶句し言葉が続かなかった。やはりこの話には矛盾がある。まして報じたのが第一政府広報のNHKとなれば、なおさら勘繰りたくもなる。

 いずれにせよ、バーコード送信せず手入力の選管も存在すること、そしてそこでは選管以外誰も立ち入れない密室で何の監視もなく得票が送信されていることが判明した。なお、何故、混入の誤りがおきたかは現在調査中とのことであるらしいが、これを切欠に現行の投開票システムが杜撰で、選管さえ丸め込めれば不正はフリーとなる実状を再認識して欲しい。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/524.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 《衆院選》 沖縄の自民党全敗について政府がコメント!防衛省「全敗は想定外」安倍首相「移転は変更しない」
【衆院選】沖縄の自民党全敗について政府がコメント!防衛省「全敗は想定外」安倍首相「移転は変更しない」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-4842.html
2014/12/17 Wed. 06:00:10 真実を探すブログ



衆議院総選挙で沖縄の自民党候補者が全滅した件について、政府側がコメントを発表しました。防衛省は「全区で落とすのは想定外だった」と述べ、辺野古基地移設の方針は変えないとしながらも、選挙結果にはかなり驚いているようです。また、自民党総裁の安倍首相は会見で「残念な結果だった。真摯に受け止める。辺野古移設が唯一の解決策との考えに変化はない」と強調し、今後も辺野古移設を推進すると表明しました。


流石は自民党です。知事選と衆議院総選挙のダブルで民意が示されたのにも関わらず、辺野古移設の方針を転換しないというのは問題だと私は思います。普通に考えて、県単位で地元民たちが「NO」と言っているのならば、それに従うのが民主主義です。
ここで安倍首相が考えを変えたら少しは見直しましたが、民主主義を知らない彼には無理ということなのかもしれませんね(苦笑)。


☆衆院選:防衛省「全敗は想定外」
URL http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=94770
引用:
 【東京】沖縄の全4選挙区で自民党候補者が敗れた結果に対し、政府内からは米軍普天間飛行場の辺野古移設をめぐる沖縄への対応に懸念を示す声が上がった。


 一方で普天間問題への賛否両方の民意があるとして、政府方針の堅持は変わらないとの姿勢も見せる。


 防衛省幹部は「沖縄選挙区で自民が厳しい情勢は知っていたが、全区で落とすのは想定外だった」と率直に驚きを隠さない。
:引用終了


☆首相「辺野古、考え変わらず」 沖縄4選挙区全敗で
URL http://www.nikkei.com/article/DGXLASDE15H0K_V11C14A2PP8000/
引用:
安倍晋三首相は15日の記者会見で、自民党が衆院選の沖縄県の4選挙区で全敗したことに関して「残念な結果だった。真摯に受け止める」と語った。その上で「米軍普天間基地の固定化は断固としてあってはならない。辺野古移設が唯一の解決策との考えに変化はない」との認識を示した。外務省幹部は「今まで以上に地元説明をして理解を得る努力をするというのに尽きる」と指摘した。
 首相発言に沖縄側は反発している。翁長雄志知事は県庁で記者団に「大変残念だ。県民の民意を受け止めてほしい」と表明。
:引用終了


☆首相、沖縄小選挙区全敗も辺野古移設の考え


☆RBC THE NEWS「衆院選 沖縄全選挙区で”辺野古反対”候補が当選」2014/12/15



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/525.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 「おっと、どっこい、生きてるぞ」の小沢一郎――野党再編の起爆剤へ(生き生き箕面通信)
「おっと、どっこい、生きてるぞ」の小沢一郎――野党再編の起爆剤へ
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/8ddd0ce89c43d9022d93c017b33ac8c1
2014-12-17 09:51:34 生き生き箕面通信


 選挙の結果が明らかになった直後の日刊ゲンダイにこんな記事が載っていたと、ウェブにアップされました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 以下引用

日刊ゲンダイ|野党再編の起爆剤に?
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155761

 かつて「小沢の側近」と呼ばれた松木謙公氏は、維新公認で北海道2区から出馬。比例復活に救われた。同じく維新の比例で元小沢グループの太田和美氏(千葉8区)、木内孝胤氏(東京9区)、初鹿明博氏(東京16区)、牧義夫氏(愛知4区)が復活当選を果たした。

 解散直前に民主党に移った前職の小宮山泰子氏(埼玉7区)、鈴木克昌氏(愛知14区)もそれぞれ比例で復活当選。

 解散前に小沢氏は党所属議員に「今回は生き残ることを優先したらいい。生き残っていれば、いずれまた一緒にできる」と告げ、離党・移籍をうながしたという。政界に帰ってきた、かつての仲間たちが今後の野党再編の起爆剤となるかもしれない。

 以上、引用おわり

 小沢氏は選挙後のメディアのインタビューに対し、こう繰り返しています。「日本に真の民主主義を根付かせるために小選挙区制を導入した。今回、生活の党はさらに小さな政党になったけれど、野党再編の努力をし、民主主義が定着するようにがんばりたい。その際、ボクがいない方がまとまるようなら、ボクは外にいてもいい」と。

 野党各会派の面々は、今度こそ身に染みたのではないでしょうか。野党がバラバラでは何もできない。安倍政権の思うとおりにされてしまう。

 野党第一党の民主党は、代表選びを年越しにしました。年越しにしたところで、上がってくる名前は岡田克也、前原誠司、枝野幸男、細野豪志氏あたりで、自薦で馬淵澄夫師が名乗り出るのでしょうか。

 このなかで相対的にまだましなタマは、細野豪志氏あたりということになりそうです。

 しかし、この男にしても、小沢氏とくらべると、やはり核が違う。世界を仕切る感覚のスケール、時代を見切るセンス、先を見て手を打つスピードがあまりにも異なります。

 最も大事なのは、日本が世界に伍していくうえで欠かせない、世界のリーダーからの信用度です。中国の周近平氏はもちろん、アメリカのオバマ、ロシアのプーチンの各氏がきちんとしたリーダーとして認めています。

 世界のリーダーとしての信用度は、人間としてのインテグリティで見られます。インテグリティとは、言動の首尾一貫性とでもいいましょうか。その場、その場で耳触りのいいポジショントークをしないことです。

 その点、わが安倍晋三氏は、インテグリティの無さでは天下一品、世界最高級といえるでしょう。

 日本の政界は、せっかくのタマを無駄にしないようにしてもらいたい。菅原文太もいいました。「タマは残ってるぜ」。

 年明け直ぐには、統一地方選があります。再来年には参院選が控えています。野党再編にもたもたしている時間はありません。

 何よりも日本が壊れて行きます。

 こんどこそ、小沢氏がいう「統一体」を作り上げ、安倍政権としっかり対峙してもらいたいものです。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/526.html

記事 [政治・選挙・NHK176] (安倍政治 その先に)どう語ったか 批判メディアに警戒心 ネット・FBは積極活用  朝日新聞
 衆院選で自公政権が大勝した14日夜。安倍晋三首相は、自民党本部からテレビ各局の報道番組にはしご出演した。

 日本テレビで、村尾信尚キャスターから「アベノミクスでも実質賃金は減っている」などと問われると、色をなして反論した。村尾氏がさらに質問しようとすると、イヤホンを外して一方的に話し続けた。

 「私たちの政策によって雇用をつくり、仕事の場を守っている。村尾さんのように批判しているだけでは何も変わらない」

 しゃべり終わるとイヤホンをつけ直したが、「ちょっと音がうるさい」と再び外した。生中継はそのまま時間切れとなった。

 安倍政権は、テレビや新聞の機能である要約や論評に鋭く目を光らせる。

 公示前、自民党は選挙報道の「公平中立」を求める文書をNHKと在京キー局に送った。

 1日、日本記者クラブの会見で毎日新聞の倉重篤郎専門編集委員が「これは過去になかった話で、外国でも聞かない。政権政党が圧力とも取られることをするべきなのか」と問うと、首相は切り返した。

 「米国のテレビにはフェアネス・ドクトリン(公平原則)はないが、日本には(「不偏不党」を明記した)放送法があるから米国とは全然違う。公平公正にやれば全然問題はない」

 既存メディアへの警戒心の高さと対照的なのが、ネットメディアへの接近だ。

 14日、首相はテレビ各局の中継を終えると、動画サイト「ニコニコ動画」に出演。「ニコニコユーザーの声はまさに直接私に響いてくる。そういう声にしっかりと私も耳を傾けていきたい」と笑顔を見せた。

 フェイスブック(FB)での発信も積極的だ。公示前、NPO代表の大学生が小学生を称し「どうして解散するんですか」というウェブサイトを立ち上げると、首相はFBで、「最も卑劣な行為だ」と非難した。日本記者クラブでの会見で、FBでの発信について読売新聞の橋本五郎特別編集委員が「一国の首相がやることなのか」と疑問を呈したが、首相は「時代の変化だ」とかわした。

 ネットを「生の声を市井に届ける場」と位置づける首相は、一般から批判や賛同を直接受ける点を強調する。ただ、ネットは、記者やキャスターが質問をぶつける取材とは異質なものだ。衆院選の大勝を受け、首相の一強体制が進むなか、指摘や批判をどう受け止めていくかが、一層重要になる。

 ■演説の半数超、安保触れず

 発信の方法だけではない。首相が発した「言葉」のみならず、逆に語らなかったことからも政権の性格がうかがえる。

 14日のテレビ中継。テレビ東京で、ジャーナリストの池上彰氏が「今回の選挙でアベノミクスはずいぶん訴えたが、集団的自衛権の憲法解釈をあまりおっしゃらなかった」と指摘。すると首相は「そんなことはありません。街頭演説は限られている時間の中でも、私は7〜8割は安全保障について話をしているはずですよ」と即座に反論した。

 だが、首相の発言は正確ではない。

 2日の公示後、首相は全国で74回の演説をこなした。朝日新聞の取材では、安全保障政策に触れたのは31回で、全体の半分に満たない=表。この31回を詳しくみると、「集団的自衛権」という言葉を使ったのは13回。選挙戦後半の5日間は一度も使っておらず、代わりに「切れ目のない安全保障法制を来年の通常国会で進める」という言い回しが目立つようになった。

 連立相手の公明党候補の応援で街頭演説に8回立ったが、安保は語らなかった。在日米軍基地の4分の3を抱える沖縄県には、入ることすらなかった。

 首相の悲願であるはずの憲法改正にも、街頭では一度も触れなかった。第1次政権時の2007年参院選で「国民の力で新しい憲法をつくっていく」と踏み込んだ姿とは対照的だ。

 原発をめぐる発言も少なかった。再稼働を控える九州電力川内(せんだい)原発の地元、鹿児島県薩摩川内市では「低廉で安定的なエネルギー供給は国民生活と雇用を守っていくために必要」と語ったが、「原発」の表現は避けた。選挙区内に東京電力柏崎刈羽原発のある新潟県柏崎市や九電玄海原発のある佐賀県小城市でも、エネルギーに触れなかった。

 大勝翌日の15日。首相は再び自民党本部で記者会見した。安保法制の整備には「ご支持をいただいた」、原発も「地元の理解を得つつ再稼働を進める」と明言した。「全ての公約が信認を得たと思うか」と問われると、こう言った。

 「我々は政権公約を示している。政権を取った以上、中身について進めていく責任がある」

 (冨名腰隆、笹川翔平)


http://digital.asahi.com/articles/DA3S11510804.html
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/527.html

記事 [政治・選挙・NHK176] はやくも失望させられた総選挙後の安倍外交  天木直人
はやくも失望させられた総選挙後の安倍外交
http://www.amakiblog.com/archives/2014/12/17/#003042
2014年12月17日 天木直人のブログ


 私は一人勝手に安倍首相の助言して来た。

 勝ちっぷりを良くするためにはこれまでの政策を一転させて、世間をあっと言わせてみろと。

 安倍批判の連中を参ったと言わせてみろと。

 すべてを反省する必要はない。
 
 ひとつでもいいから安倍批判に耳を傾けてその政策を変えてみたらどうかと。

 どうやらそれは、少なくとも外交に限っては通じないようだ。

 きょう12日の産経新聞が報じていた。

 安倍首相が年明け早々にも中東を歴訪する方向で具体的調整に入ったことが政府関係者の話で16日わかったと。

 長期政権の足場を固めた安倍首相は中東訪問を皮切りに来年も地球儀俯瞰外交を積極的に展開していきたい考えだと。

 まだこんな外遊を繰り返すのか。

 そう思っていたら、きょう12月17日発売のサンデー毎日12月26日号に、鳴海崇記者の手になる「米中が激怒する安倍『唯我独尊』外交」という要旨次のような記事を見つけた。

 すなわち中東訪問やロシアの電撃訪問、さらには日朝国交化正常化に向けた独自外交を進めるというのだ。

 中間選挙で負けたオバマ大統領に総選挙で勝った自分が必要以上に気を使う必要はない、経済立て直しで頭がいっぱいの中国に対し、対中強硬外交を辞さない構えだ、というのだ。

 これが本当なら確かに度しがたい傲慢外交だ。

 サンデー毎日のその記事で注目すべきは、斉木次官が安倍外交対策のために幹部を集めて極秘会合を開いたと書かれていることだ。

 これ以上米中との関係を悪くしてはいけない。

 それは外務官僚の総意だろう。

 しかし安倍首相には逆らえない。

 困ったということだ。

 安倍第三次内閣の外交で外務官僚は試されることになる。

 問題は安倍外交に関わって来た外務省OBの谷内正太郎NSC事務局長の名前がこの記事に一切出て来ないことだ。

 もともと1年限りの約束でNSC事務局長を引き受けたと言われる谷内氏だ。

 約束通り来年早々に交代すると噂されている。

 斎木事務次官もまた7月には定期異動で次官を去ると言われている。

 この斎木、谷内両名の人事は注目だ。

 もし両名が交代すると、安倍唯我独尊外交はますます嵩じる。

 もし両名が引き続きとどまれば、安倍唯我独尊外交の弊害を少しでも食い止めようとごまかしの外交を続けることになる。

 どっちに転んでも安倍外交は危うい。

 事態の悪化をわずかばかり食い止めるか、破局に突き進むかのどちらかだ。

 いっそのこと破局になったほうが安倍首相の目が覚めるかもしれない。

 斎木、谷内人事の帰趨は、総選挙後の安倍外交を占う最大の注目点なのである(了)



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/528.html

記事 [政治・選挙・NHK176] ネトウヨに見離された田母神の敗北 次世代の党の壊滅


今回の選挙、実は、印象と実態は大違いである。


自民が2議席減らす中、民主は10議席以上増やしている。
維新は、1議席減らしただけで、自民よりもロストは少ない。
民主は、党首の海江田氏が落選したことで、敗北感が色濃くなった。
維新も、橋下氏が立たなかったのと、
敗北宣言をしたため、惨敗、のイメージがある。


一方で、
維新の石原慎太郎分裂組の次世代の党が、目も当てられない崩壊の仕方をした。
20議席近く(19議席)あったものが、ほぼ10分の一の2議席にまで、減った。
(最高顧問の比例一位の石原慎太郎氏は、比例で結局1議席も取れない中、落選したのである。)


敗北を喫したのは、石原慎太郎氏の次世代の党である。
石原慎太郎氏は、比例一位であったが、1議席も取れなかった。


田母神氏も、敗北したが、何と戦って、敗北したのか?
公明党にチャレンジし、敗北したのである。


国民の明確なNO!は、右傾化に鮮明に現れた。
右傾化への警戒感は、明らかに存在している。


右傾化のラインを進める上での最大のボトルネックは、実は、公明党である。
そのことを十分に認識した田母神氏が、惨敗したのだ。


本来の目論見であれば、今回の選挙の真の目標値は、単独で2/3である。
与党で憲法改正発議出来るとは言え、平和主義を謳う公明党との調整は至難である。
まだ、維新の方がマシ、次世代こそが、真の姿に近い。
その(右傾化の)未来像を体現している、次世代の党が、惨敗した。
19議席あったものが、実に2議席にまで減ったのだ。これは、完ぺきな、NO!!である。


次世代の党は旧太陽の党の田母神俊雄、西村眞悟の両氏を公認し、
さらに一時引退も噂された石原慎太郎氏も比例擁立したが、結果、比例で一議席も獲得することが出来ず、
わずかに小選挙区で、元来地盤のある平沼(岡山)・園田(熊本)の両2名が当選したにとどまった。


何が起こったのか?
「若い人たちは新聞やテレビよりも、インターネットでニュースを得ていると思う。
我が党はネットでの人気は野党第1党だ。ネットでは若い人たちの保守化傾向は強い。
従って次世代の党の支持も高いと思う「ネットでの人気は野党第1党だ」 次世代・山田幹事長


事実として、田母神はネトウヨに見離されたのだ。


「圧勝」したはずの、自民安倍晋三が、
一貫して、不機嫌に見えたのも、


右傾化路線に対する国民のNO!!が、
はっきりと見えたから、というのもあるのではないだろうか。


北川 高嗣FBより

http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/529.html

記事 [政治・選挙・NHK176] アイドルや重鎮を投入 共産党勝機逃さずに躍進〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141217-00000005-sasahi-pol
週刊朝日 2014年12月26日号


 自民党が300議席に迫る大勝を収めた陰で、共産党が大きく躍進した。議席を公示前の8から21へと大幅に増やしたのに加え、小選挙区で実に18年ぶりの議席を沖縄1区で勝ち取った。

 開票作業が進む14日夜、渋谷区代々木にある共産党本部は、かつてないほどの盛り上がりを見せた。午後8時20分過ぎ、早くも次々と当確をテレビが報じると、小池晃副委員長(54)が「おっ!」と興奮気味に声を上げた。会場には、ハート形うちわを手にした支援者に囲まれるほどの人気者で、党のアイドル“きらちゃん”こと吉良佳子参院議員(32)も姿を見せ、おなじみのスマイルで拍手を送った。

 お堅いイメージが強い志位和夫委員長(60)は終始上機嫌で、嬉しさを隠しきれない様子。北陸信越ブロックでの当確が伝わると「11年ぶりです。ここで勝たないとねぇ」と白い歯を見せてニッコリし、ジャーナリストの池上彰氏(64)とのテレビ中継では「(党本部への)赤旗の購読申し込みが過去最高になった」とさりげなくアピール。山形3区で当選した自民党・加藤紘一元幹事長の三女鮎子氏(35)がテレビに映ると「(お父さんと)似てるなぁ」とリラックスムードで幹部に語りかけていた。

 武器輸出3原則の見直しや集団的自衛権、特定秘密保護法など、右傾化を強める安倍首相への不満の受け皿となって、存在感を増していった共産党。選挙戦では応援弁士に御年84の不破哲三元党委員長を引っ張り出すなど、“したたかさ”も見せた。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/530.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 首の皮一枚で生き残った重鎮 小沢、亀井新党の現実味〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141217-00000006-sasahi-pol
週刊朝日 2014年12月26日号


 最終日も地元入りするドブ板選挙でかろうじて勝った小沢一郎・生活の党代表(72=岩手4区)。

 投開票日は党本部の会見にも現れず、得意の雲隠れ。記者団から「説明責任を果たせていない」とブーイングが上がった。

 今回、生活の党で当選したのは小沢氏と玉城デニー氏(55=沖縄3区)のみ。 比例で議席は取れず、小沢ガールズと呼ばれた森ゆうこ氏(58=新潟5区)や青木愛氏(49=東京12区)らもあえなく落選した。

 青木氏の応援に駆け付けた小沢氏が「私と同じで口下手ですが誠心誠意仕事をする政治家。国政には青木くんが必要だ」と訴えると、感極まり涙を浮かべた青木氏だったが、落選会見ではサバサバしていた。

 対照的に民主党に戻った鈴木克昌氏(71=愛知14区)、維新に移った太田和美氏(35=千葉8区)、松木謙公氏(55=北海道2区)ら今回、小沢氏を見限った側近らは当選している。参議院と合わせて生活の党に所属する国会議員は、現在4人。国会議員が5人以上という政党要件を満たさないため、政党助成金を得られない危機に。そこで、小沢氏は選挙前からある秘策を練っているという。

「それは、無所属で当選した亀井静香氏(78=広島6区)との新党結成です。亀井氏は前回の衆院選で、日本未来の党で出馬し、小沢氏とタッグを組みましたが、惨敗し、党は分裂。亀井氏は無所属となり、小沢氏と袂を分かちました。何としても政党にしたい小沢サイドは必死で秋波を送っています」(生活の党関係者)

 自民党の元重鎮で広島では圧倒的な強さを誇る亀井氏だけに、13回目の当選も危なげなく決めた。

「演歌歌手の藤あや子や女優の三田佳子らが応援に駆け付け、美熟女たちの援護で、なんとか逃げ切った。対抗馬の自民党の小島敏文氏は公明党から推薦を得られず、票を伸ばせなかった」(後援会幹部)

 万歳の後、亀井氏に小沢氏との新党結成の可能性について直撃すると、ムッとした表情でこう一喝した。

「何を言っておるんだ! 俺のしゃべったこと、聞いてないのか。どこの社だ」

 週刊朝日でした。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/531.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 自民圧勝「他党よりまし」65%…読売世論調査
読売新聞社が行った選挙結果に関する世論調査は、国民有権者の中に根強く残る民主党への不信を表している。
読売という媒体の特性を差し引いても、一面の真実を表していると思われる。

民主党政権時に、当時の民主党幹部は何をしていたか。経済政策も、国民生活者のための政策もそっちのけで、党内の権力争いに終始していただけだった。
唯一まともな政治家である小沢氏の冤罪に悪乗りし、自分たちの権力欲を満たす機会として利用することしか考えていなかった。国民不在の政治だった。
その挙句、消費税増税と原発維持・再稼働だけを置き土産にし、安倍極右政権の復活に道を開いた。

民主党よりも自民党の方がマシという意見は、とりわけ経済界や株式市場において強い。それは有産者の意見だから当然ではあるが、アメリカがトヨタ叩きをしたときにも民主党政権が何の対応もしなかったことは記憶に新しい。アメリカは自国産業のためには、他国にどういう言い掛かりでもつけてくる国だ。アメリカや国際金融資本から日本の産業(日本人の食い扶持)を守ろうとすらしなかったのだ。

その当時の民主党政権の幹部たちが、今も民主党の顔として居座っている。
いったい、どういう神経をしているのかと思う。自分たちが有権者を遠ざけていることに気づかないのだろうか。

民主党である必要はない。日本が主権国家となり、国民生活を守る政党の結成を期待したい。民主党でもなく、自民党でもなく、共産・公明のようなカルト政党、弱者を食い物にする政党でもなく、普通のリベラルな、自由と人権を重視する政党ができてほしい。


(以下、転載)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141216-00050123-yom-pol


 読売新聞社は15〜16日、衆院選結果に関する緊急全国世論調査を実施した。

 与党の自民、公明両党が圧勝した選挙結果を「よくなかった」と思う人は46%で、「よかった」の38%を上回った。自民党の獲得議席数については「もっと少ない方がよかった」が55%と過半数を占め、勝ち過ぎだと見る人が多かった。

 自民党が圧勝した理由は、「ほかの政党よりましだと思われた」が65%と最も多く、民主党など野党の力不足によるものだとの見方が強かった。争点となった経済政策が「評価された」との回答は7%にとどまった。

 民主党の議席については「もっと多い方がよかった」が45%。民主党が伸び悩んだ理由は「信頼が回復していなかった」が61%で最多だった。維新の党など第3極の政党が議席を伸ばせなかったことを「よくなかった」とする人は62%。自民党に対抗できる野党が「必要だ」とする人は82%に上った。「1強多弱」の政治状況が続くことは好ましくないとする声が強く表れた。

(転載終わり)

http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/532.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 維新・小沢幹事長が辞任 当選確実な「特等席」に党内から批判の嵐(ZAKZAK)
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20141217/plt1412171204006-n1.htm
2014.12.17


 維新の党の小沢鋭仁国会議員団幹事長は16日の役員会で、幹事長職の辞任を申し出た。今回の衆院選で比例近畿ブロックの単独1位で優遇されたことに対する、党内からの反発に配慮した。

 小沢氏は2012年衆院選には山梨1区から出馬したが、今回は「他党との交渉役として国政に残す」として比例単独に移った。山梨1区は自民、民主両党が競り合う激戦区で、当選は難しいとの判断からだ。

 ただ、維新の場合、近畿1位はほぼ当選確実な「特等席」であり、重複立候補者らは執行部に猛抗議していた。メディアにも「逃げ足はセウォル号の船長の如く」(「週刊新潮」)などと揶揄(やゆ)され、要職に居座るのは針のむしろだったようだ。

 江田憲司共同代表は「諸般の事情を総合的に判断されたと理解している」と述べ、申し出を認める考えを示した。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/533.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 沖縄小選挙区で勝利した赤嶺政賢、照屋寛徳、玉城デニー、仲里利信の4氏が辺野古座り込みの人達と「沖縄を返せ」をうたった。


沖縄4区で当選した仲里利信氏(無所属)は安倍総理の「辺野古移設が唯一の解決策という考えに変わりはない」という発言に対して「沖縄には民主主義も適用しません。沖縄には主権もありませんと言っている」と厳しく批判した。







http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/534.html
記事 [政治・選挙・NHK176] 日本共産党への警戒を緩めるな --- 長谷川 良
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141217-00010003-agora-pol
アゴラ 12月17日(水)10時48分配信


日本で12月14日、総選挙の投開票が行われ、大方の予想通り、安倍晋三首相が率いる自民党が議席291、公明党と合わせて与党326議席と3分の2以上の議席を獲得して圧勝した。総選挙の結果を受け、第3次安倍政権がスタートする。

安倍首相の早期議会解散、総選挙の実施は大きな賭けだったが、成功したわけだ。アルプスの小国オーストリアでも14日夜、日本の総選挙結果を報道し、安倍首相の笑顔を映し出していた。オーストリア通信は「弱い野党勢力が与党自民党の大勝利の主因」と分析する記事を発信していた。

民主党は議席を微増させたが、自民党を脅かすには余りにも貧弱だった。維新も前回ほどの勢いがなかった。同党は分裂後、党の態勢立て直しができないまま、選挙戦に突入してしまった。橋下徹共同代表が指摘していたように、準備不足は明らかだった。

総選挙結果で驚いたのは共産党の躍進だ。8議席から21議席と大きく議席を伸ばした。同党の躍進について、「共産党は国民の政府批判票の受け皿となった」という。肝心の民主党が伸び悩み、代表の海江田万里氏は落選。維新は党分裂後の混乱が続いた一方、共産党は他の野党陣営のゴタゴタに助けられた感じだ。

自民党への批判票が共産党へ流れたことに戸惑いを感じる。民主党はその政治信条では自民党と余り変わらないが、共産党は共産主義というイデオロギーに基づく世界観を有した政党だ。イデオロギー色は少なくなったが、同党が共産主義思想を破棄したとは聞かない。

日本の有権者は共産主義の実態を理解しているのだろうか、と懸念する。冷戦時代、東西両欧州の架け橋的な位置にあったオーストリアは共産主義諸国の実態を間近に目撃してきた。連日、旧ソ連・東欧共産政権から人々が命がけで逃げてきた。オーストリアは冷戦時代、200万人の政治難民を収容した。だから、大多数の国民は共産主義が間違った思想であり、国民を幸福にしないことを教えられなくても知っている。

オーストリアにも共産党は政党として存在するが、国民議会で戦後、議席を獲得したことがない。国民は共産党を信頼しないからだ。一方、日本はどうだろうか。共産党が政権への批判の受け皿になった、ということは何を意味するのだろうか。繰り返すが、共産党の歴史観、世界観、人間観が人間を幸せにしないことは実証済みだ。

多分、日本の有権者の中には、共産党イデオロギーを支持はしないが、与党批判の声として票を投じた国民が多くいたのだろう。冷戦を身近に体験してきた当方は日本の共産党が正式にその思想から決別するまで警戒を解くべきではないと考えている。


編集部より:このブログは「ウィーン発『コンフィデンシャル』」2014年12月16日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はウィーン発『コンフィデンシャル』(http://blog.livedoor.jp/wien2006/)をご覧ください。

長谷川 良



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/535.html

記事 [政治・選挙・NHK176] いつでも、ひっくり返る勝者と敗者、破れたり安倍晋三のコア(世相を斬る あいば達也)
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/44994cc06a33abd39d74799ef13ceb93
2014年12月17日

以下の東京新聞の選挙分析を読んでいて、そうか、そういう事かと思った。世の中上手く出来ていると云うか、民意には、隠れたメッセージが籠められているのかもしれないと、今さらのように感心した。まずは、熟読していただきたい。


≪ 首相は「公約支持」というが 議席数 「改憲」減 「脱原発」増

 政権の継続が決まった衆院選を受け、安倍晋三首相は十五日に記者会見し、自ら争点に設定した経済政策「アベノミクス」だけでなく、政権公約に盛り込んだ改憲や原発再稼働の推進も支持を得たとの考えを示した。だが、今回は九条改憲や原発再稼働に前向きな勢力は数を減らしている。改憲や再稼働を進める 首相の路線に有権者が全面的に賛同したとは言い難い。(上野実輝彦)

 首相は会見で、集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈変更の閣議決定に関し「(今回選挙で)支持を頂いた」と明言した。改憲も「国民的理解と支持を深め広げていく」と強調。原発についても「安定した低廉なエネルギーを供 給していく責任がある」と述べた。こうした政策を公約に盛り込んだことに触れ「約束を進めていく義務がある」との姿勢を示した。

 だが、九条改憲に積極的な自民党と次世代の党を合わせた議席は、公示前は衆院での改憲発議に必要な定数の三分の二に迫る三百十四あったが、二百九十二に減った。

 九条改憲を公約には入れなかったが道州制導入など統治機構改革の改憲を位置づけた維新の党も含め、改憲に前向きな勢力は総じて後退した。

  原発再稼働をめぐっても、前回衆院選では超党派議員でつくる「原発ゼロの会」などに属した脱原発派の約百二十人の七割が落選・引退したが、今回は民主党などから九人が返り咲いて議席を得た。脱原発を明確にする共産党も議席を八から二十一まで伸ばし、社民党も公示前を維持した。

 再稼働で与党と歩調を合わせる次世代を除き、慎重・反対を唱える野党の勢力は公示前の百十九議席から百三十九議席に増えた。

 いずれも多数を形成するには至っていないが、改憲や再稼働論議に与える影響が注目される。

  安倍首相が公約全体に理解を得られたとの認識を示したことについて、早稲田大の田中愛治教授(投票行動論)は「自民党の獲得議席は多かったものの、投票率 が52・66%で(自民の)得票率が五割に満たなかったことを考えると、すべての政策に信任を受けたとおごれば落とし穴があり得る。多様な民意に耳を傾け ことが大事だ」と話した。 ≫(東京新聞)

 今回の選挙の比例区の党派別得票の率を見てみると、自民党33.11%、民主党18.33%、維新の党15.72%、公明党13.71%、共産党11.37%、次世代の党2.65%、社民党2.46%、生活の党1.93%、その他となっている。自公の合計が概ね47%ある点を見ると、公明党が如何に自民党、もっと言えば安倍政権の独裁を許していると見ることも出来るし、独裁の歯止めとして機能していると嘯く理屈は一応ある事が理解できる。

 しかし、そのような計算式が成り立つのなら、民主、維新、共産、社民、生活を合算すれば49.8%あるのだから、一概に安倍自民の独走が万全のかたちで機能すると云う愕然たるものではないのだろう。安倍自民の集団的自衛権容認や原発再稼働への驀進は、必ず命取りになりそうな勢力図でもある。また、一部で候補者調整などが起きたので、民主党、維新の支持はもう少し多いのかもしれない。逆に共産は多めな率が出ていると言えるだろう。

 また、生活はちょっと見では、破たん的状況を呈しているが、日刊ゲンダイの記事でも触れているように、隠れ小沢派閥が、それなりに隠れ蓑を通じて議席を獲得している部分にも注目しておいた方が良いだろう。生活の党は表向き5議席から2議席まで減り、政党助成金を得る政党要件を失っただけに、小沢嫌いなマスメディア、週刊誌、識者、反小沢の人々は大いに喜んでいるようだが、内容はかなり違う。

 テレビは、どぶ板選挙運動をする小沢一郎の映像を垂れ流し、悦に入っていたようだが、その霊験もあり、見事に小沢は選挙区で当選した。選挙に強くなければ、良い政治家になれない面を体現してみせた。小沢一郎は予てより、生活の党が大切なわけではなく、対自民勢力の結集がすべてであると公言していた。その所為かどうかは別にして、今回の選挙では、流れをくむ政治家の、議員として生命維持に注力した。その結果、浪人中だった元同僚5人が、今度の選挙で政界に返り咲いた。松木謙公などは好例である。太田和美氏(千葉8区)、木内孝胤氏(東京9区)、初鹿明博氏(東京16区)、牧義夫氏(愛知4区)がいずれも維新で復活当選した。直前に電撃的に民主党に移った小宮山泰子氏(埼玉7区)、鈴木克昌氏(愛知14区)もそれぞれ比例で復活当選した。「身を捨てて、仁を為す」を体現したことと、選挙情勢の分析力は、いまだ衰えずと云う面をみせつけた。

 東京新聞の記事で主張しているように、集団的自衛権行使容認課題や原発再稼働課題などは、いつでも火を噴く土壌があるし、辺野古新基地埋め立て工事の強行は、安倍の命取りになる可能性は十分ある。それだけに、本土の人々も、もう少し沖縄県民の味方になる必要があるのだろう。安倍隷属プロパガンダ新聞と化した読売でさえ、内閣支持率こそ、晋三を怒らせては拙いと、下駄を穿かせて51%で横ばいとしたが、自民党支持率は正直に5%ダウンの36%と正直な数値を報道している。支持する理由も「他の政党よりマシ」と云うもので、積極的支持は15%くらいなのだと思われる。

 上述した点を考慮に入れると、安倍自民党がメディアが報道するほど1強の大政党というわけではない。未だに、詳細な経済指標等をチェックしていない国民からは、株価上昇と輸出大企業の業績回復を鵜呑みにしているようだが、この鵜呑みにしている、経済指標が、国家経済の力を減少させるだけだった気づく瞬間は来年の2.3月には表面化するので、安倍晋三が強弁し、居直ろうとしても、晋三並みの雲霞な政治屋が色気を出し、安倍自民を、まず崩壊に導くだろう。その先は、まだ筆者にも見えていない。国民の曇った目から“自民党よりマシ”に見える政党の形がどのようなものが適切なのか、この辺が、今後頭を使わなければならない部分なのだと思う。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/536.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 石原慎太郎が引退会見でも憲法の“てにをは”を攻撃!悪文のお前が言うなの声(リテラ)
          さらば!(石原慎太郎公式サイト「宣戦布告.net」より)


石原慎太郎が引退会見でも憲法の“てにをは”を攻撃!悪文のお前が言うなの声
http://lite-ra.com/2014/12/post-714.html
2014.12.17. リテラ


 次世代の党・最高顧問の石原慎太郎が16日、正式に政界を引退すると会見で語った。会見では、「『次世代の党』でなく『新党ヤマト』の名前にしたかった」と次世代の党への不満を語ったり、「橋下ほど演説の上手い人はいない。若いときのヒトラーだ」などと珍エールを送ったりと、相変わらずの言いたい放題ぶり。本サイトで既報の「野望は支那と戦争して勝つこと」発言について問われた際も、あらためて発言を認め「私が首相なら(尖閣諸島の中国船を)追っ払う」「けんか仕掛けているのは向こうだ」などと言い放った。

 なかでも心残りとして慎太郎が語ったのが、憲法改正だ。「心残りは憲法の一字も変わらないことだ」と切り出し、「あの醜い前文ひとつを見ても、間違いが非常に多い」「言葉には助詞、動詞、形容詞、いろいろあり、助詞も非常に大事な要素だ。この助詞の間違いが前文にたくさんある」などと憲法全文の“てにをは”が間違っていると、あげつらった。そして10月の国会で安倍首相に一文字改憲を迫った際に語った「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」というくだりについて「人にお金を貸すとき、『あなたに信頼してお金を貸します』とは言わない。やっぱり『信義を信頼』だ」と主張した。

 ちなみに石原以外にも「アメリカに押しつけられた憲法だから日本語が美しくない」などと主張する政治家もいるが、憲法前文と憲法9条までは『心に太陽を持て』『路傍の石』などで知られる作家の山本有三が口語化にかかわっており、その指摘は必ずしもあたらない。

 憲法の“てにをは”をあげつらう慎太郎に対し、本サイトではそもそも「慎太郎も“てにをは”がおかしい」「慎太郎の悪文は有名」との記事を掲載した。以下に再録するので、一読いただきたい。
(編集部)

……………………………………………………………

「日本国憲法は日本語として明らかに間違っている!」

 相次ぐ閣僚のスキャンダルで荒れる国会だが、30日の衆院予算委員会で次世代の党の最高顧問である石原慎太郎がこんな理屈で安倍晋三首相に“改憲”を迫った。

 石原が問題にしたのは、前文にある「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」というくだり。石原によれば、この「信義に」は文法的に間違いで、「信義を」が正しいのだという。「助詞の『に』の使い方が明らかに間違いだ。おかしな日本語は日本に厄介な問題をもたらす9条につながっている」という論理を展開。「間違った助詞の一字だけでも変えたい。それがアリの一穴となり、自主憲法の制定につながる」と言い出した。96条の先行改正ならぬ、一文字先行改正ということらしい。

 これに対し安倍首相は「文学者である石原先生らしい指摘」「中学時代に丸暗記させられたが、すっと入らなかったことを思い出した」などと同調。「一字であっても変えるには憲法改正が伴う。『に』の一字だが、どうか『忍』の一字で…」と冗談まじりに答え、あたかも憲法改正のハードルが高すぎると言わんばかりの言い草で議員たちの笑いをとっていた。

 しかし、あの石原慎太郎が日本語の間違いを指摘とは、「お前が言うな!」と失笑した文壇関係者も少なくなかっただろう。というのも、文壇では石原の文章は悪文として有名で、それこそ「“てにをは”の使い方がおかしい」「日本語がヘン」といわれているからだ。

 たとえば、弟・石原裕次郎の思い出について書き下ろした『弟』(幻冬舎/1996年)。100万部を超える大ベストセラーとなった『弟』だが、書評などでも数カ所にわたって日本語の間違いを指摘されているのだ。

 いくつか例をあげてみよう。 

〈弟という男がいったいその芯の芯に何を備えていたのかを知れずにいたといえる〉

「知れずに」は、「知らずに」か「知ることができずに」ではないだろうか。「人知れず」とでも混同してしまったのか。

〈帰りは支流の分岐点までのべつなく船を引き摺って歩いた〉

「のべつなく」という言葉はなく、「のべつまくなし」あるいは「のべつ」のまちがいでは。と思っていたら、現在の文庫版では「のべつ」に修正してあった。

〈母が手にした白い琺瑯引きの洗面器に溢れるほど、たった今医者が瀉血した血がたわわに揺れていた〉

「たわわ」というのは、実の重さなどで木の枝や棒がしなっている様子に使うのが一般的だが、まるで実のように血がいっぱいだったということだろうか。

〈私には、弟のやがての相手の方が弟らしくも見えたし〉

 裕次郎がはじめて家に連れてきた恋人が意外とふつうの女の子で「らしくない」と思ったというくだりなので、「やがての相手」というのは「やがて出会う相手」「やがて結ばれる相手」という意味なのだろう。しかし「やがて」は副詞なので、後ろに「の」をつけるこの表現は一般的とはいえない。

〈それに拍車をかけたのが、学生ながらの弟の放蕩だった〉

「学生ながらの」。言いたいことはわかるが、「ながら」の後はふつう「の」でなく「に」ではないだろうか。

『弟』が、国会議員を辞職し25年ぶりに書き下ろした長編だったから、筆が衰えていたというわけではない。慎太郎はデビュー当時から、その悪文ぶりを、ほうぼうから指摘されているのだ。

 たとえば初期の短編「奪われぬもの」にはこんな表現がある。

〈少なくとも試合の中の行為に彼はいかなる些細な意味合いも持たしたことがあっただろうか〉

〈そして行為が結果と言う形でいかなる意味を持つかは、果して彼自身にも本当に理解できるところではない〉

 一読しただけでは、意味が“すっと入ってこない”のではないだろうか。当時東京新聞の匿名コラム「大波小波」は、この石原の文章について「変な言葉遣い」とし「一体に近ごろの若い作家の文章を見ると、係り結びが崩れてきているようだ」と批判している。

 三島由紀夫も慎太郎の悪文をたびたび指摘しているひとりだ。石原の最初の純文学長編「亀裂」について当時の「新潮」でこんなことを書いている。

〈女から離れると何か骨のシンから出て来たような口をすぼめる一人笑いで明は歩いた〉
という一文について、「『骨のシンから出て来たような口』とはいかなる口かと思い惑ふが、「骨のシンから出て来たような」は、実は「一人笑い」にかかるのである。句読点なしで出まかせに続けられるこんな無秩序な語序、品詞の破天荒な排列」──。

 いかに慎太郎の文法がデタラメであるか、事細かに指摘しているのだ。しかし三島は決して慎太郎の文学そのものを批判しているわけではなく、この悪文ゆえにギリギリのところで通俗性から逃れていると褒めているのである。

 三島は自身の文章論について書いた『文章読本』のなかでも、『源氏物語』や井原西鶴、横光利一の作品と並んで、慎太郎の「亀裂」を文章の見本として引用し、以下のように評している。

〈ここでは、日本語はいったん完全に解体されて、語順も文法もばらばらにされて、不思議なグロテスクな組み合わせによって、異常な効果を出しています。〉

 文章のうまさ、読みやすさが、必ずしも文学的価値と比例するわけではない。石原慎太郎は悪文ではあるが、それが石原の小説に“異常な効果”をもたらす美点でもある、というのが三島の石原評だ。(そして、今日も石原文学を評価する数少ない評論家も同じような意見だろう)

 しかし、石原自身にはおそらく悪文の自覚はないと思われる。石原が自分の日本語力を棚に上げて他人の日本語の細かい表現をあげつらうのは、憲法前文だけではない。芥川賞の選考委員をしていたときも、候補作について「日本語がなってない」などとしょっちゅう批判し、豊崎由美、大森望のメッタ斬りコンビから「お前が言うな!」と突っ込まれていた。

 ふつうは使わない表現でも、一見まちがって見える日本語でも、その表現でしか伝えられないものがあったり、それが作品の個性になったりする。そういう繊細さを慎太郎はわかっていない。だから「とりあえず助詞の一字だけでも変えたい」というようなことが言えるのだ。

 たった一文字でも変われば、意味が変わることもある。たとえば9条の「国の交戦権は、これを認めない。」を「これを認める。」に変えても、文字数にすればたった二文字だが、まったく逆の意味だ。それを「とりあえず一文字だけでもいいから」とは、およそ文学者の言葉とは思えない。

 そして「中学時代に丸暗記させられたが、すっと入らなかったことを思い出した」などと自分の記憶力と文学的教養のなさを、憲法のせいにする安倍首相。

 こんな人たちに、一文字たりとも憲法改正などされたくないものである。


(酒井まど)


関連記事
石原慎太郎がヤバすぎる!ついに「支那と戦争して勝つ」と明言!
http://lite-ra.com/2014/08/post-334.html



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/537.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 大学脅迫問題 元朝日記者の雇用継続へ
大学脅迫問題 元朝日記者の雇用継続へ
北海道の私立大学が「元朝日新聞記者の非常勤講師を辞めさせないと学生に危害を加える」と脅迫を受けていた問題で、学長が「来年度は講師を雇用しない」としていたこれまでの方針を転換し、「雇用の継続を決めた」と16日夜に開かれた学内の会議で報告したことが関係者への取材で分かりました。


◆国際交流特別科目の非常勤講師との次年度契約について → 報告書


札幌市の北星学園大学ではことし5月以降、「いわゆる従軍慰安婦の問題の取材に関わった朝日新聞の元記者の非常勤講師を辞めさせなければ学生に危害を加える」という内容の脅迫が相次ぎ、大学は10月、学生の安全や入試への影響などを理由に、来年度は講師を雇用しない方針を表明しました。


これに対し、大学の内外から「暴力的な脅迫で講師の人事が左右されれば、憲法で保障された学問の自由が損なわれる」という批判の声が寄せられ、大学が理事会などの場で改めて検討していました。


これについて北星学園大学は16日夜、学部長らを集めた会議を開き、関係者によりますと、田村信一学長がこれまでの方針を転換し、「来年度も講師の雇用を続けることを決めた」と報告したということです。
大学では17日、記者会見して詳しく説明するとしています。


http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141216/k10014031631000.html

http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/538.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 最低投票率も安倍陣営の戦略&メディアの責任も大+支持者以外の声をきく気がない安倍(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/22656556/


総務省の発表によれば、今回の衆院選の投票率は52.66%(小選挙区)だったとのこと。これは、前回の衆院選をさらに下回る戦後最低の投票率だったという。(@@)

『総務省は15日、衆院選の投票率が小選挙区52・66%、比例代表52・65%で確定したと発表した。戦後最低だった2012年の前回衆院選(小選挙区59・32%、比例代表59・31%)をともに6・66ポイント下回り、最低記録を更新した。(中略)
 野党第1党の民主党が定数の半分以下の候補しか擁立できず、自民党と政権を争う構図にならなかったため、有権者の関心が盛り上がらなかったことなどが背景にあるとみられる。北日本から西日本の日本海側を中心に大雪が降るなど悪天候が影響した可能性もある。(スポニチ14年12月15日)』

 つまり、安倍自民党は、前回に続いて、いや前回にも増して今回も低投票率の総選挙で勝利して政権を掌握したわけで。投票率X得票率で考えると、全有権者の1/4ぐらいしか支持を得ていないし。しかも、低投票率&悪天候の場合は、自公を支援する組織の票がものを言うことになるので、一般国民から得た支持票の率は、ますます低いのではないかと思ったりもするのだけど・・・。
<mew的に言えば、「史上最低投票率の史上最低内閣」って感じ?(>_<)>

 でも、実のところ、安倍自民党にとっては、投票率がどうであろうと、国会の勢力さえしっかり押さえられる議席数をとって、形式的に国民の信任を得たということになれば、それでいいわけで。
 結果として、自民党は単独で6割以上の議席を獲得をして、絶対安定多数も軽々とクリアしているし。(絶対安定多数→衆院の17の常任委員会すべてで委員長を独占。さらに全常任委で委員長を除いても過半数を確保できる議席数)
、自公与党で衆院の2/3の議席をとれたことで、それなりに満足しているのではないかと思われる。(・・) 

<安倍首相&仲間たちとしては、本当は、自民単独でor自民+次世代、みんなで2/3とりたかったのだろうけど。(@@)zama〜 その話はまたいずれ。>

* * * * *

 それに後述するように、安倍首相&仲間たちは、「自分たちの思想、考えが正しい」&「この道しかない」と思い込んでいて、自分たちの思想や考えを理解、共感しない一般国民の意見に耳を傾ける気などないので、有権者全体の投票率、支持率なんて、どうでもいいのである。(>_<) 

 安倍首相は、14日夜、自民党の圧勝を受けて報道陣の質問に応じて、投票率に関して、「2年前の衆院選も戦後最低の投票率だった。投票率を上げる努力に与党も野党もない。わかりやすく政策を説明したい。同時に投票所に足を運んでいただいた皆様に敬意を表したい」と語っていたのだけど・・・。

 mewは、ふと、かつて森元首相が、選挙前に「まだ(投票先を)決めていない人(有権者)が40%ぐらいある。そのまま(選挙に)関心がないといって寝てしまってくれれば、それでいいんですけれども」と発言して、ヒンシュクを買ったことを思い出してしまったとこがあった。
 要は、彼らにとっては、自分に関心、共感する有権者だけが積極的に投票に参加してくれればいいわけで。安倍首相も、内心では、自分のために投票所に行ってくれた人に感謝と敬意を抱いていたのではないかと察する。^^;

* * * * *

 というか、そもそも安倍陣営は、今回の解散総選挙は、低投票率を狙ったのではないかと思われるところさえあるのだ。(~_~;)
 
 まず、12月という一般ピープルが仕事や生活で最も忙しい時期に、また寒さが厳しい時期に選挙を行なうこと自体、投票率を低下させる大きな要因になるし。<前回、史上最低を記録した衆院選も12月だったのよね。^^;noda no obaka>
しかも、今回の選挙は、これぞという争点がない「大義なき解散総選挙」である上、政権交代がかかっているわけでもないことから、国民の関心は当初から低いこともわかっていたことだろう。^^;

 おまけに安倍陣営は、TV各局に圧力をかけるような要望書を出して、選挙報道をけん制。ニュース&ワイド・ショー番組の選挙に関する報道を1/3に激減させて、一般国民の選挙や様々な争点、問題点への関心を押さえることにもつながったわけで。これも、投票率を低下させるための戦略だったと言えるのかも知れない。(・・)

(関連記事・『TVが選挙ネタを逃げる〜何と放送時間が前回の1/3に激減&安倍自民の監視、支配に屈する』)

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 尚、このテレビの選挙報道激減の問題については、先週11日になって一部のジャーナリストが、「テレビの報道現場では、かつてない萎縮ムードがまんえんしている」などと訴えていたとのこと。

『自民党が在京テレビ各局に衆院選報道の公平性を求めた文書を出したことを受けて、ジャーナリストらが11日、「『表現の自由』と報道を考える会合」を東京都千代田区で開き、
 会合の発起人は砂川浩慶・立教大准教授、岩崎貞明「放送レポート」編集長ら7人。
 会場で発表した緊急メッセージでは「放送局は、政治的な圧力を恐れる自主規制によって、必要な議論や批判を避けてはならない」とし、政治家にも「放送を通じて堂々と政策を議論すべきだ」と注文を付けた。(共同・東京新聞14年12月11日)』 

 まあ、何も言わないよりはずっとマシなので、その点は評価したいけど。でも、正直なところ、mewから見ると、「時、既に遅し」だったようにも思うし。
 本来ならTVに関わっている著名なジャーナリスト、コメンテーターも含め、もっと多くの人たちが総動員で、早い段階で強いメッセージを出すべきだったのではないかと思っている。(-"-)

<秘密保護法の時しかり、集団的自衛権の解釈改憲の時もしかりで。最近、ジャーナリストの動きがめっちゃ遅い&どこか弱腰っぽい感じがするし。それがますます日本の国政、民主政を劣化させているように思うです。(`´)>

* * * * *

 でもって、何だか民放TV各局の報道番組の司会をしたキャスターたちは、よほど鬱憤(うっぷん)やストレスが溜まっていたのか、選挙が終わってから&安倍自民党の圧勝が確定してから、安倍首相に厳しい質問を投げかけたりしていたのだけど・・・。

 mewがビックラしたのは、安倍首相が「ZERO」の村尾キャスターが批判めいた質問を行なった時に、イアホンを外して、きかないそぶりを見せたことだった。 (・o・)
<村尾氏は選挙前に安倍首相にかなりツッコンだ質問をして、ムッとさせていたのよね。^^;>

 実は、mewはもしかして自分の勘違いかな〜と思っていたのだけど。どうやら、日刊ゲンダイの記者もそれに気づいたようで、こんな記事を出していたです。(・・)

『『イヤホン外し反論封殺…またTVでキレた安倍首相の幼児性

「安倍も駄目だなこりゃ。印象最悪やん」
「一国の首相の対応じゃないだろ」

 衆院選投開票の夜、テレビで相手の言葉を“封殺”した安倍首相に、ネット上で非難の声が上がった。

 問題になったのは、日本テレビ系「NEWS ZERO」の選挙特番でのやりとり。安倍首相は党本部からの中継で、選挙戦同様、今春の2%賃上げをアピールした。これに対し、村尾信尚キャスターが「安倍さん、中小企業のみなさんは賃上げの余力があるんですか?」と質問すると、安倍首相はいきなりイヤホンを外した。そして質問には答えず、「再来年の春も上がっていきます」と一方的にまくしたてたのだ。

 ひと通りしゃべると再びイヤホンをつけたが、「村尾さんみたいに批判しているだけでは何も変わらない」といちゃもん。村尾氏が「私は批判していません」と言うと、またもイヤホンを外して語り続けた。反論は無視して、言いたいことだけ言うという態度だったのだ。

 先月、TBS系の「NEWS23」で街頭インタビューを見たときと同じ、ブチ切れだった。都合の悪い質問には耳をふさぐ――。子供っぽいったらありゃしないが、選挙期間中、もうひとつ安倍首相には子供じみた言動があった。

 民主党の枝野幸男幹事長をターゲットに、「ありったけの日の丸の小旗を用意しろ。過激派の支援を受ける枝野幸男の地元に日の丸をはためかせるんだ」と幹事長室に命令したというのだ。枝野氏が過去に「国旗・国歌法案」に反対し、革マル派と関係する団体から献金を受けたことに執着する安倍首相は、偏狭なナショナリズムでつぶしにかかったのだろう。

「お坊ちゃんの安倍さんは大学時代に議論した経験が少ないのでしょう。だからコミュニケーション能力が低い。一方、枝野さんは弁護士だから議論がうまく、相手の批判を巧みにかわすことができる。安倍さんはそんな枝野さんが憎い。だけど口ではかなわない。だから相手の弱点ともいえる日の丸で威圧しようとしたのです」(明大講師の関修氏=心理学)

 まるで子供の腹いせだ。今回の選挙の結果、こんな人物が長期政権に近づくのだから、どうしようもない。(日刊ゲンダイ14年12月16日)』

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 上の記事に、安倍首相が、枝野氏を敵視しているという話が出ていたのだが。
 首相は10月の衆院予算委員会で、枝野氏の厳しい質問を受けた際に逆ギレして、答弁の場を利用して、突然、枝野氏個人への攻撃を開始。<殺人も犯す革マル派と関わりがあるとか。>その後、フェイスブックでも枝野攻撃を続行。で、枝野落選を狙い、選挙でも日の丸を持って同氏に選挙区区に出陣!子供じみたというよりも、ストーカーにも近いような執念深さを見せていたです。^^; 

 関連記事『トチ狂った安倍?、FBで枝野攻撃+百田のデマ・ツイート&田母神もトンデモ持論http://mewrun7.exblog.jp/22534437/』『安倍陣営が民主党潰し、海江田・枝野・菅潰しに動く・・・http://mewrun7.exblog.jp/22645224/』日の丸攻撃の話は『自民圧勝も、安倍の野望はかなわず。民主潰しによる改憲推進を阻止して、早期退陣を迫ろうhttp://mewrun7.exblog.jp/22651139/』に。>


* * * * *

 また、mewから見ても、安倍首相は、政策に関して議論する能力がかなり低いのであるが。
 でも、安倍首相は、コミュニケーションや議論の能力が劣る分、めっちゃ努力をしているようで。
自分の考えや政策をアピールするために、細かい数字も含めて、原稿やフレーズ、想定問答集を丸暗記するのだけど。<それはもう録音を繰り返してきいているのかと思うくらいに、気持ち悪いくらいに見事に丸暗記しているのよ。出て来る例示や数字もほぼ全て一緒。(@@)>

 でも、想定したものと異なるor超える質問や反論があると、困惑してたじろいでしまうとこがあって。そうなると、何とか相手を威圧してペースを握らせまいと思うのか、どんどn早口でまくし立てるようになったり、急に「最高責任者はわたしだ」とかわけのわからないセリフが飛び出したりするのである。(~_~;)

* * * * *

 今回の総選挙の特別番組でも、池上彰氏が司会を務めたテレビ東京の『池上彰の総選挙ライブ』が平均10%を超える高視聴率をゲットしたようだが・・・。
 その番組でも、安倍首相は池上氏に鋭い突っ込みを入れられて、早口でまくし立てていたという。

『今回も池上氏の無双ぶりは健在だった。番組開始と同時に自民党圧勝が報じられる中、池上氏が始めたのは「どこよりも早く占うポスト安倍」。池上氏発案の特製模型が登場し、総理大臣の椅子を頂上にした山を作り、今回の選挙結果を踏まえながら政治を解説。他とは一線を画した選挙特番を放送した。

 各党の幹部と生中継では鋭い質問を次々と浴びせた。安倍首相との直接対決では、投票率が過去最低(14日午後8時現在52.32%)だったことを挙げて「低い投票率の中での勝利、自慢できないのでは?」とグサリ。集団的自衛権をめぐる憲法解釈について、「(街頭演説などで)あまりおっしゃっていなかったのでは?」とツッコむと、安倍首相は「そんなことありませんよ!」と声色が変わり、「街頭演説時間限られていますし、テレビ討論では何回も申し上げている」と早口で反論。

 今回の選挙で自民・公明両党を合わせた獲得議席は追加公認を含めると326議席となり、法案の再可決や、憲法改正の発議に必要な3分の2(317議席)を上回った。池上氏は「悲願である憲法改正を成し遂げたいということですね?」「憲法改正に向けて一歩一歩進めていくということですね」と切り込み、安倍首相が「そういうことです」と認めると、「野望を全く隠そうとしなかった」と話を括った。(オリコン14年12月15日)』

* * * * *

 ちょっと時間がなくなってしまったので、中途半端ながら、ここでこの記事を終わりにしたいのだけど・・・。

 mewが懸念しているのは、安倍首相&仲間たちが、この選挙の勝利を経て、国民の信任を得たと完全に開き直って。今後、ますます一般国民の声を軽視、無視して、安倍カラー政策を強行して行くのではないかと。 自分と異なる考えや批判は、イアホンを外すようにして耳に入れず。一方的に持論を早口でまくし立てて、どんどん実行に移しちゃうんじゃないかということなのだ。(ーー)

<菅官房長官は、選挙前に、集団的自衛権の行使は争点じゃないと言っていたのだけど。安倍首相は案の定、「集団的自衛権のことは街頭演説やテレビでも訴えて、支持を受けた」とか言ってるし。憲法改正も含めて、公約に記してあることを強調して、国民に理解を得ているかのような言い方もしてたしね〜。(>_<)>

 でも、まだ集団的自衛権の行使の法制化は行なわれていないので(来年の通常国会で行なう予定)、今なら間に合うし。原発再稼動も憲法改正も、アベノミクスの是正も、まだまだ十分に間に合うので、心あるメディア(特にTV)関係者やジャーナリストは、国民の関心を喚起すべく、この最後のチャンスにしっかりと自分たちの役割を果たして欲しいと願っているし。
 そうしなければ、日本の戦後の民主政は、戦前志向の安倍陣営の思惑通り、崩壊してしまうのではないかとマジで危惧しているmewなのだった。(@@)

                       THANKS



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/539.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 民主党再生にふさわしいのは? 岡田、細野、前原の有力3氏徹底比較(ZAKZAK)
          民主党・有力3氏徹底比較


http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20141217/plt1412171534008-n1.htm
2014.12.17


 民主党は17日、両院議員懇談会を開き、海江田万里代表の辞任表明に伴う代表選の実施時期について、年内は見送り、党員・サポーターが参加する形で来年1月に行う方針を確認する。岡田克也代表代行や細野豪志元幹事長、前原誠司元外相らの名前が取り沙汰されているが、満身創痍(そうい)の野党第1党の立て直し役にふさわしいのは、果たして誰か。

 新代表候補と目される3氏の経歴などは別表の通りだ。東大、または京大の法学部卒業という高学歴ぞろい。岡田氏は官僚、細野氏は民間シンクタンク、前原氏は松下政経塾から地方議員という、三者三様の前歴を持つ。

 野党再編に対しては、岡田氏が党再生を優先すべきだというスタンスとされ、細野、前原両氏は維新の党との合流も視野に入れている。

 とりわけ、前原氏は維新の橋下徹共同代表(大阪市長)と定期的に会合を開いている。代表時代、「労組に依存する党の体質が問題だ」と連合との関係見直しに言及したこともあり、民主党の非官公労系との合流を目指す維新側と思惑が一致する。

 政治評論家の小林吉弥氏は「前原氏が代表になった場合、まずは統一会派を組むなどの形で維新と連携し、機が熟せば合流を模索するだろう。どうしてもまとまらない場合は党を割ってでも一緒になるはず。細野氏もほぼ同様の行動をとるだろう。岡田氏の場合は合流にまでは至らないのではないか」と分析する。

 ただ、岡田氏と残る2人のいずれかが代表を争うことになった場合、日教組出身の輿石東参院副議長らは岡田氏に味方する公算が大きく、「参院民主を握る輿石氏が推す方に勝算がある」(小林氏)とみる。

 一方、求心力に関して、小林氏は「岡田氏は『原理主義者』的に見られる部分がある。前原氏はリベラル派から面白く思われていない。細野氏は党内根回しの手腕が、まだ未熟だ」といい、いずれも黄信号がともる。

 3氏の共通点を挙げるなら選挙に強いことだ。

 与党が圧勝した今回の選挙でも、各氏とも自民党候補に数万票の差をつけ選挙区を制した。野党第1党トップの落選という不名誉を挽回するには欠かせない要素だろう。

 細野氏に至っては「比例のイスは若手に空ける」として重複立候補を辞退した。比例復活に救われて「最後の1議席」に滑り込み、「安倍晋三政権へ『ノー』という思いの1議席だ」と浮かれる菅直人元首相は、自身を省みてはどうだろう。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/540.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 権力を批判する「ジャーナリスト」が何度も総理大臣と会食をするとは何事だ。 祝勝会のつもりか!噂では貸切料金200万円?







http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/541.html
記事 [政治・選挙・NHK176] “ただの人”渡辺喜美氏「8億円問題」本格捜査ついに始まる(日刊ゲンダイ)
        年内にケリか/(C)日刊ゲンダイ


“ただの人”渡辺喜美氏「8億円問題」本格捜査ついに始まる
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155848
2014年12月17日 日刊ゲンダイ


 衆院選で落選した渡辺喜美氏(62)の政治資金問題で、いよいよ東京地検特捜部の捜査が本格的に始まった。特捜部は渡辺氏に対し任意の事情聴取を求めたという。渡辺氏側は要請に応じる方針で、聴取は今週後半にも行われる見通し。

 捜査の“入り口”は政治資金規正法違反の疑いになりそうだ。2010年の参院選前に、自身の政治団体に関連する口座から9000万円を借り入れ、その後、返済したが、収支報告書に賃借の記載がなかったことが分かっている。特捜部は今年9月に宇都宮市の事務所など関係先を家宅捜査し、元秘書らから複数回、事情を聴いたという。

 さらに、特捜部には渡辺氏がDHCの吉田嘉明会長から巨額資金を借り入れた「8億円問題」でも告発状が出されている。国税庁が8億円のうち借用書のなかった5億円を贈与とみなし、贈与税を脱税したとして告発することもあり得るという。

 選挙に落ちて“ただの人”になった途端、本格的に始まった特捜部の捜査。年内にケリがつくか。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/542.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 久米宏氏、衆院選の低投票率は「安倍の陰謀」 会見で批判

フリーアナウンサーの久米宏(70)が12日16日、都内で会見し、14日に投開票された衆院選の投票率が戦後最低だったことについて「ミスター安倍の陰謀」と安倍晋三首相を批判した。

久米が問題視したのは衆院選を12月に敢行したこと。衆院選の投票率(小選挙区52.66%、比例代表52.65%)は戦後最低だった。日刊スポーツなどが報じた。

「自民党の陰謀。あんな時期にやったら、(投票率が)低いに決まっている。北海道なんて選挙に寒くて行けませんし、雪で選挙運動もできない」と語気を強めた。事実、低投票率は、無党派層が選挙に足を運ばず、後援会など強固な支持基盤を持つ自民党候補や前職に有利に働くとされている。「ミスター安倍の陰謀じゃないですか。12月半ばに選挙をやるなんて非常識極まりない」。その上で「政治は未来を考えること」として、若者の投票参加を切望した。

(久米宏、低投票率は「安倍の陰謀」と激怒 - 日刊スポーツ

http://m.huffpost.com/jp/entry/6338170?ncid=fcbklnkjphpmg00000001

http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/543.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 細野氏、出馬表明詳報「民主主義守るために野党再生」(産経新聞)
民主党の代表選立候補を表明する細野豪志元幹事長=17日午後、衆院第1議員会館(酒巻俊介撮影)(写真:産経新聞)


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141217-00000574-san-pol
産経新聞 12月17日(水)18時43分配信

 民主党の細野豪志元幹事長は17日、国会内で記者団に対し、党代表選(来年1月7日告示−18日投開票)に出馬する意向を表明した。詳細は次の通り。

 「今日両院議員総会で年明けの代表選が決まりました。これまで仲間といろいろなことを話をしてきましたが、ここは非常に民主党にとっては厳しい局面ではありますが、日本の国の民主主義を守っていくためには、野党が再生をしなければならないと。その中心は民主党しかないという思いがありますので、私自身が代表選に出馬をして、その任にあたるべく挑戦をすることを決意しました。具体的な政策の中身とか、私が代表選に臨む気持ちについては、改めて記者会見で皆さんにお示しをしたいと思います」

 −−出馬を決断した理由は

 「一番の決め手は、安倍晋三政権に対抗し得る勢力が今、国会にはないと。今回の衆院選でもそこを示せなかったということに対しての非常に国民に申し訳ないという思いがあります。私自身、若輩ではありますが、その核を今は何としても作らなければならないと。その役をやらせていただきたいという思いですね」

 −−民主党のどこが問題で、どう変えたいか

 「私の思いというのは非常に具体的に思うところはあるが、そこは少し中途半端に話すよりは具体的に会見の場所でお知らせをした方がいいと思うので、場を改めて」

 −−記者会見はいつ行うのか

 「まだそこは決めていない。仲間と相談をして決めたい」

 −−代表選を通じて一番訴えたいことは

 「民主党として理念、政策の旗印をもう一度明確に掲げる必要があると思う。その旗を私としてはこう考えるというところを示したい。それは内政もそうですし、外交も含めてもう一度、政権政党として国民の皆さんに見ていただくためには、相当しっかりとした旗を掲げないといけないと思いますので、代表選で一番問われるのはその部分だと思います」

 −−維新の党など他の野党との関係は

 「これも私、繰り返し申し上げているが、今の国会で野党としてしっかりと対抗しうるのは民主党と私は考えている。まずは民主党として、こういう旗を掲げていくべきだということを鮮明にしていきたいと思います。その上で、その旗のもとに結集できるメンバーが野党の中にいるのであれば、それは結集を目指すというのも従来言っていることですので。今回は民主党の代表選ですから、民主党として掲げるべき旗というのを明確にしていくことが最も重要だと思っています」

 −−推薦人20人のめどは

 「そこもこれから。自誓会(細野派)のメンバーはここ数年ずっといろいろなことを相談して、いろいろな苦しいことを乗り越えてきた仲間ですので、その仲間を信頼しているので、しっかりと集めることができると思っている」

 −−前原誠司元外相と会っていたが

 「そこは両院議員総会、両院議員懇談会について情報共有をするということだったので、私もそこは必要だろうということで行きました。代表選についてはあまり具体的なことはそこでしていません」



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/544.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 生活の党・小沢代表「野党が受け皿を作れば300議席取れる」(DAILY NOBORDER)
生活の党・小沢代表「野党が受け皿を作れば300議席取れる」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141217-00010004-noborder-pol
DAILY NOBORDER 12月17日(水)14時12分配信


 今回の総選挙で衆議院の議席数を2に減らした生活の党の小沢一郎代表は、15日に会見を開き、「現有の党は小さくなったが、それぞれの政党にかなり数の仲間がいる。野党がきちんとした受け皿を作れば、300議席はいつでもこちらの議席に移る。間違いない」と述べた。

 野党統一が上手くいかなかったことについては、「一回できなかったからといって諦める必要はない。何度でもやって、日本に本当の民主主義が定着するように政権担当能力のある受け皿を作っていく」と話し、自身が政治生命をかける二大政党制の実現に向けて改めて意欲を示した。

DAILY NOBORDER編集部


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日本に本当の民主主義が定着するよう、全力を挙げたい 小沢一郎代表 記者会見要旨
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/497.html



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記事 [政治・選挙・NHK176] 高値から1200円の急落 とうとう始まったアベノミクス崩壊(日刊ゲンダイ) :経済板リンク
高値から1200円の急落 とうとう始まったアベノミクス崩壊(日刊ゲンダイ)

http://www.asyura2.com/14/hasan92/msg/314.html



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/546.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 安倍の狙い―やっぱり「白紙委任」だった!! ペテンもここまで来れば詐欺!! 手を貸したのが産経、読売の御用新聞だった
安倍の狙い―やっぱり「白紙委任」だった
HUNTER 2014年12月17日 09:55


 ペテンもここまで来れば詐欺と呼んで差し支えあるまい。15日、総選挙の開票結果を受けて会見に臨んだ安倍晋三首相が、有権者の信任を得たとして憲法改正や原発再稼働を進める意向を示した。
 選挙中、アベノミクスの是非を問う選挙だと主張し、改憲や集団的自衛権、原発再稼働にほとんど触れなかった安倍が与党大勝で本性を剥き出しにした形。政治不信の原因は、希代の独裁者による詐欺的政治手法にある。


大勝を受けて会見

 14日に投開票が行われた衆議院議員選挙。公示前から4議席減らしたとはいえ、自民党は291議席を獲得し、政権基盤を強化した。争点隠しに成功した安倍首相だが、謙虚な姿勢を装いながら、早くも強権ぶりを発揮しはじめている。

 15日、党本部で記者会見に臨んだ安倍は、今回の選挙について談話を発表。経済重視の考えを強調している。その冒頭部分はこうだ。

 今回の総選挙は、アベノミクスを成功させるため、来年の消費税2%さらなる引き上げを1年半延期するという税制上の大きな変更について国民に信を問う解散でありました。いわば「アベノミクス解散」であったと思います。
中略
 他方で、今後より一層厳しい目線が私たちに対して注がれる。そのことをすべての自民党議員が意識をしなければなりません。私たちが、数におごり、そして謙虚さを忘れてしまったら、国民の支持は一瞬にして失われる。政権運営にあたっては、このような緊張感を持って取り組んでまいりたいと考えています。
中略
 15年苦しんだデフレからの脱却を確かなものとするため、消費税の引き上げを延期する。同時に景気判断条項を削除し、平成29年4月から消費税を10%へと引き上げる判断が解散のきっかけでした。同時にその大前提として、日本経済を、国民生活をどのようにして豊かにしていくのか、経済政策のかじ取りが今回の選挙において最大の論点・争点になったと言えると思います。そして昨日、「アベノミクスをさらに前進せよ」という声を国民の皆さまからいただくことができました。三本の矢の経済政策をさらに強く大胆に実施してまいります。

 安倍自ら、「アベノミクス解散」であり、「経済政策のかじ取りが今回の選挙において最大の論点・争点」だったと明言している。その上で、「謙虚さを忘れてしまったら、国民の支持は一瞬にして失われる」とも語っている。たしかに、ここまでは選挙戦を通じて安倍が訴えた内容に合致しており、文句を言う筋合いではない。しかし、このあとの談話の中で安倍は、一番やりたいことをサラリと表現する。

 経済だけではありません。東日本大震災からの復興も、また教育の再生についても、あるいは外交・安全保障の立て直しも、まだ道半ばであります。しかし、「この道しかない」。選挙戦を通じて、こう訴えてまいりました。今回国民の皆様からいただいたこの力強いご支援を胸に刻み、私は国民の皆様とともにこの道をぶれることなくしっかりとまっすぐに進んでまいる考えです。(後略)

 安倍が言う「外交・安全保障の立て直し」とは、集団的自衛権の行使容認でもわかる通り、日本を“戦争のできる国”にすることだ。悲願とする憲法改正は、その障壁を取り除くことであって、安倍の最終目標ではない。この政治家の特徴でもあるが、きれいごとを並べながら、チラリと本音を漏らす。後々への伏線である。記者団とのやりとりでは、そのことがはっきりと出てくる。


産経との猿芝居―増えた争点

 産経新聞と首相の猿芝居だと見たが、同紙記者はこう聞いた。
 ――アベノミクスの他、集団的自衛権の行使容認や憲法改正、原発の再稼働も争点になりました。この選挙結果を受けて、来年の通常国会に提出する安全保障法制の整備に向けた関連法案は、どのように審議を進めていくお考えでしょうか。
 また、憲法改正についてどのような取り組みをしたいと考えておられるかということと、最後に原発再稼働についもお考えを改めてお聞かせください。

 安倍が会見冒頭で述べたように、残念ながら今回の総選挙は「アベノミクス解散」。集団的自衛権の行使容認や憲法改正、原発の再稼働は、争点だったとは言えない。与党の狙いが、経済以外の争点を隠すことだったことは明らかだ。産経の記者は、自民大勝を受けて、安倍に白紙委任状を持たせるためのものだった。案の定、産経のやらせ質問に対し、安倍は次のように答えている。

 アベノミクス解散でもありましたが、7月1日の閣議決定を踏まえての選挙でもありました。このことは、公約にも明記しています。また、街頭演説においても数多くのテレビの討論会においても、その必要性、日本の国土、領空を守っていく、国民の命と安全な国民の暮らしを守っていくための法整備の必要性、閣議決定を基にした法整備の必要性をですね、集団的自衛権の一部容認を含めた閣議決定に基ずく法整備、これを来年の通常国会で行っていく。これを訴えて参りました。このことについても、ご支持をいただいたわけでございまして、当然、約束したことを実行していく、これは政権政党としての使命であろうと思います。

 このあと安倍は、憲法改正や原発再稼働も進める意向を示している。まさにペテン。詐欺と言っても過言であるまい。安倍の街頭演説やテレビ討論での話を、どれほどの国民が聞いたというのか?安倍が選挙を通じて訴えたのは、アベノミクスの推進であって、集団的自衛権の行使容認や憲法改正、原発の再稼働ではあるまい。会見冒頭、自分でもそう断言している。だが安倍は、集団的自衛権の行使容認について「ご支持をいただいた」と言う。意図的に隠した別の課題を、「争点」だったとするのは強弁に過ぎまい。終わった途端に争点をすり替える姿勢に、驚いた有権者は少なくないはずだ。

 政治不信を招いてきた原因の一つが、政治家の二枚舌にあることは言うまでもない。言行不一致、嘘、ごまかし……。安倍の政治手法は、まさにこの極致。「美しい国」だの「戦後レジームからの脱却」などと訳のわからない言葉を並べ立て、戦争への道を切り拓いてきたのが現実だ。今回の総選挙で見せた経済重視の姿勢も、安倍にとっては隠れ蓑でしかない。アベノミクス選挙と言いながら、じつは白紙委任を取り付けることが、初めからの狙いだったのである。手を貸したのが産経、読売の御用新聞だったことは、言うまでもない。政治不信は高まるばかりだ。

http://hunter-investigate.jp/news/2014/12/15-1501801.html


http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/547.html
記事 [政治・選挙・NHK176] 選挙戦最中にコンサートデートしていた 三原じゅん子女性局長(週刊文春)
                 金八先生の不良少女役で人気に


http://shukan.bunshun.jp/articles/-/4661
週刊文春 2014年12月25日号


 12日間に及んだ衆院選。序盤で優勢が伝えられた自民党は、激戦区に人気弁士を集中投入した。

「安倍晋三首相、石破茂地方創生相、小泉進次郎復興政務官には要請が殺到。地方への移動も多く、早朝から深夜まで分刻みの過酷な日程をこなしていました」(自民党関係者)

 3人に次ぐ人気だったのが、2期連続で女性局長を務める三原じゅん子参院議員(50)だ。

「小渕優子氏が金銭スキャンダルで失脚したため、いまや女性弁士としては人気ナンバーワンです」(同前)

 だが、選挙戦も大詰めの10日の夜、意外な場所に三原議員の姿があった。

「キレイな女性がいるなと思ってよく見たら、三原さんでした。彼女よりも若そうな男性と一緒で楽しそうでしたね」(目撃した女性)

 三原氏が目撃されたのは、東京国際フォーラム。そこでは小室哲哉らのバンド『TM NETWORK』のコンサートが行われていたのだ。

 この日の三原氏は、夕方まで山梨県で、女性局次長の堀内詔子氏を応援。この選挙区は、堀内氏が無所属の長崎幸太郎氏と死闘を繰り広げる全国屈指の激戦区だ。だが、三原氏はコンサートに間に合わせるため、大急ぎで帰京。

「全国から応援要請がきていますが、スケジュールを理由に断っているところも結構あるようですね」(政治部記者)

 目撃者の証言によると、一緒にいた男性は11歳年下の恋人の私設秘書・山口智之氏。

「元々は公設第一秘書でしたが、配偶者は公設秘書になることを禁じられています。写真誌などに度々同棲と報じられたことから、批判をかわすために私設に替えたようです。最近では議員会館でもほとんど姿を見ませんね」(同前)

 かつては三原氏のバックバンドメンバーだった山口氏。最近では『マージーロケッツ』というインディーズバンドでの活動のほうが忙しいようだ。12日には高円寺でライブを行っているが、バンドのフェイスブックには三原氏が、

〈間に合えば行きたいな〜〉

 とコメントしている。

 大阪で応援に回っていたこの日はさすがに駆け付けられなかった模様だが、コンサート鑑賞は定番のデートコースのようで、今年夏にも人気歌手JUJUのライブに一緒に来たところをフライデーされている。オンナの部分を大事にする女性局長なのだ。

 バンドの応援もいいけど、自民党緩みの象徴と言われないよう、お気を付けを。


http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/548.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 安倍さん、ワーキングプアの住宅事情を知ってますか(田中龍作ジャーナル)
安倍さん、ワーキングプアの住宅事情を知ってますか
http://tanakaryusaku.jp/2014/12/00010467
2014年12月17日 19:51 田中龍作ジャーナル



少ない収入から家賃を引くとほとんどカネは残らない。マイナスになることも。生き延びるためには食費を削るしかない。=都内 写真:筆者=


 収入が低いため親と同居しなければホームレスになる。結婚なんて夢のまた夢・・・


 民間団体の調査でワーキングプアの生活実態が住宅事情を通して くっきり と浮かび上がった。(主催:認定NPO法人 ビッグイシュー基金)


 同基金の住宅政策提案・検討委員会は「20〜39歳」「未婚」「年収200万円未満」を条件に、インターネットで広範なアンケート調査をした。1,767人から回答があった。


  〜4人に3人以上が親と同居〜


 先ず驚くのは「親との同居」が77・4%(4人のうち3人以上)もいることだ。そうならざるを得ない実態を示すのが以下のデータだ―


 手取り月収は
「なし」が18・5%
「15万円未満」が57%


 収入に占める住居費(家賃)の割合は
「30%以上」が57・4%
「50%以上」が30・1%


 収入から住居費(家賃)を引くと
「マイナス」が27・8%
「10万円未満」が49・9% 
 この数字が示すのは、「2人に1人は家賃のために働いている」「4人に1人以上が自分の収入では家賃さえも賄えない」ということだ。


 労働者の収入は低く、世の家賃は高いということである。親の家に住まなければ路上に弾き出される。その実態には慄然とする。



あるワーキングプアの家は部屋が狭いため玄関が洋服置場となっていた。=都内 写真:筆者=


 生活環境の劣悪さは結婚観に表れる。
「結婚したいとは思わない」…34・1%
「結婚できるか分からない」…20・3%
「結婚したいができないと思う」…18・8%


 4人のうち3人が結婚をあきらめているのである。


 今や20歳〜30歳の有職者のうち30%が年収200万円未満だ。(総務省・就業構造基本調査=2012年)


 20歳〜39歳の未婚者の14・3%は無職。(国勢調査=2010年)


 ワーキングプアの生活実態調査は決して偏った数字ではない。国の調査からも裏付けられているのだ。


 ホームレスの居住支援に取組む「NPO法人・もやい」の稲葉剛代表は、ワーキングプアの住宅事情を「社会に仕組まれた時限爆弾」と危惧する。


 調査にあたった神戸大学の平山洋介教授は日本の住宅政策のお粗末さを指摘する。「政府が家賃補助をせずに会社が家賃補助してきた。家賃補助は先進国中、最低だ」。


 雇用者の36・7%を占める非正規労働者は家賃補助など望むべくもない。


 平山教授は「社会で家賃補助をする仕組みを作るべき」と提案する。


 労働者全体のうちワーキングプアは40%を占める。4人に3人が結婚をあきらめているようでは、人口は減る一方だ。


 安倍さん、最も効果ある少子化対策は非正規社員を減らし、住宅政策を充実させることです。




http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/549.html

記事 [政治・選挙・NHK176] “職場放棄”の小沢氏にブーイング(livedoor NEWS)・・・もはや人としてどうなのか?という段階では
“職場放棄”の小沢氏にブーイング

 落選危機に直面していた岩手4区、「生活の党」の小沢一郎代表(72)が16回連続の当選を果たしたのにもかかわらず、「党代表としての職務を放棄した」と大ブーイングを受けている。

 2009年まで安定して12万票以上の得票数を維持してきた小沢氏は、前回2012年で約7万8000票にまで減少。今回は約7万5000票まで落ち込んだ。今年11月には離婚していたことも発覚し、公示直前には離党者が相次ぐなど、厳しい選挙戦だった。

 同党の会見場には、小沢氏目当ての報道陣が約80人も集まったが、広報担当者は午後7時過ぎ、「代表がこちらに来ることは現時点で決まっておりません。副代表が会見だけを予定しています」とアナウンス。その後も、「副代表会見の後に代表が来て会見をするかもしれないし、しないかも…」など、はっきりしない情報に報道陣は振り回され続けた。

 結局、午後10時半に副代表の主浜了(しゅはま・りょう)参院議員(64)が“代表”として会見を開いた。

「とにかく厳しい結果であると受け止めている。(公認候補が出馬した小選挙区)13のうち5つの選挙区で(ほかの野党との)すみ分けがうまくいっていなかった」と振り返ったが、記者からの質問は小沢代表に集中。

「なぜ代表自ら説明しないのか?」との質問に、主浜副代表は「まだ直接お話しておりません。比例(の結果)がはっきりしてないので、期待しているのでは…」とたじろぐばかり。

 会見を行わない旨を伝える電話も、小沢代表ではなく、党事務総長の川島智太郎元衆院議員(50)が代理でかけており、主浜氏は小沢氏と一切会話しないまま会見に臨んだのだ。

 衆参合わせて所属議員が4人は、政党要件に関わる危機的事態。かろうじて当選したものの、小沢氏が進む道は厳しくなるばかりだ。
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/550.html

記事 [政治・選挙・NHK176] <政党交付金>自民党172億9600万円、一党で過去最高 民主党77億9200万円(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141217-00000079-mai-pol
毎日新聞 12月17日(水)19時29分配信


 ◇15年分の配分額を毎日新聞社が試算

 毎日新聞社は17日、衆院選を受けて2015年分の政党交付金の配分額を試算した。交付総額は320億1400万円。自民党は14年と比べ15億1200万円(9.6%)増の172億9600万円になり、1995年の制度開始以来、一つの党への配分額では過去最高となった。

 みんなの党の解党や生活の党が交付要件を満たさなくなるなど、交付を申請する政党数が減少する影響で、いずれの党も交付額が増える。

 自民党は291議席を得たが、交付額は無所属で公示後に追加公認された井上貴博氏(福岡1区)を除く290議席で試算した。民主党は77億9200万円で11億円(16.4%)増となったが、政権時代の10年の172億9700万円と比べると半額以下にとどまった。

 公明党は4億700万円(15.7%)増の30億700万円となった。維新の党は27億1000万円で、次世代の党6億2000万円▽社民党4億7900万円▽新党改革1億600万円−−が続いた。共産党は制度に反対して申請しないため除外した。

 政党交付金は政党助成法に基づき「国会議員が5人以上」か「国会議員が1人以上所属し、直近の国政選挙の得票率2%以上」を満たす政党に交付される。1月1日現在の国会議員数と直近の国政選挙での得票率に基づき算定する。【小田中大】

 ◇2015年分の政党交付金の交付見込み額

政党       15年見込み額  14年からの増減額

自民党   172億9600万円  15億1200万円

民主党    77億9200万円  11億円     

公明党    30億 700万円   4億 700万円

維新の党   27億1000万円     −−−−  

次世代の党   6億2000万円     −−−−  

社民党     4億7900万円     5000万円

新党改革    1億 600万円      400万円

※100万円未満は切り捨て。維新と次世代は今年8月に設立されたため、前年との比較はない。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/551.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 共産党が大躍進を遂げた2つの理由とは?日本人はノーと言える政党を求めている/ピーター・エニス :東洋経済特約記者(在NY
http://toyokeizai.net/articles/-/56082
http://toyokeizai.net/articles/-/56082?page=2

エラ・スミス(Sheila Smith)●外交問題評議会 (CFR) の日本研究部の上級研究員。2007年から2008年には慶応大学で客員教授を務め、中国に対する日本の外交政策を研究。日本の外交・安全保障に関する2つの重要なシンクタンク (日本国際問題研究所および平和・安全保障研究所)、ならびに東京大学および琉球大学で客員研究員を務めた。ジョージタウン大学のアジア学科では非常勤教授として教鞭を執り、同大学のアジア問題ジャーナルで理事を務めた。コロンビア大学で政治学の修士号と博士号を取得。


――今回の総選挙で自民党は数議席を失いました。安倍首相は選挙からどのような利益を得たのでしょうか。

狙いは、自民・公明が政権を握っている期間を延長することで、その点で安倍首相は成功しました。それは同党が今後の数年間 は選挙のことを考えなくてよくなることも意味します。連立与党は、来春の次回地方選挙まで政策の優先課題に集中できます。解散時に非常に低い目標を設定したことで、解散前と同じ程度の勢力を獲得したに過ぎないのに、大勝利の印象を作ることに成功しました。

――12月に入ってから自民党が相当数を獲得する予測があったことを考慮すると、同党が数議席を失ったことに何らかの意味があるでしょうか。

解散時点では、多くの人が、自民党はもっと多くの議席を失うと考えていました。選挙のタイミングに皆が驚き、この解散総選挙が当初、消費税に関連して行われたことを考えればリスキーでした。でも選挙は、いつかは行われたはずであり、その時期だけが問題でした。春では地方選挙とぶつかり、それより後になれば自民党、そして安倍首相にとってさらに具合が悪かったかもしれません。首相は早期に選挙を実施し、その計算は当たりました。今や自民党と公明党は、今後4年間の政権を手中にしました。

公明党は自信を深めた

――公明党が数議席を増やしたことで、集団的自衛権や原発再稼働のような、論争の余地がある問題に対する、連立政権の対処の仕方を複雑にするでしょうか。

公明党は今や、連立における自らの役割に自信を深めたはずです。集団的自衛権について公明党はすでに成果を出しています。全般的に、再解釈を行える幅が制限されるように物事を設定しました。来年、この法律が再検討される間、公明党がその役割を果たし続けるでしょう。
同じように、公明党は地方の問題に対処することでも重要な役割を果たすことになります。公明党は沖縄問題でも注目されます。公明党の支援なしには誰も知事選で当選できません。したがって公明党の翁長雄志知事との関係も注目されます。

――公明党は政権内における実質的野党なのでしょうか。

いいえ、典型的な連立政権の役割を果たすと思います。政権を運営するうえで、公明党の影響力が、より大きな自民党の政策上の優先課題で力を及ぼすことはありません。しかし、公明党に配慮する必要はあり、この1年間に集団的自衛権に関して見られたとおり、公明党はその暗黙的な拒否権を通して、意思形成において大きな力を発揮できます。

その真の力はもちろん選挙における価値にあります。自民党と公明党の共益関係は選挙時に発揮され、今回の選挙のタイミングに関する駆け引きは、来春の地方選挙とかち合うことを避けたい公明党の考えを反映していました。小選挙区の自民党候補のほとんどが今日、公明党とその関係団体の創価学会の動員能力に大きく頼っています。難しい局面では、勝つために公明党の助けが必要です。とてもではないが自民党は公明党から離れられません。あまりに互いに依存し合っているからです。

――日本共産党が大きく躍進しました。

理由は2つあります。1つは、政府の方針に対 する信頼できるブレーキという新しい役割への期待です。そのことは東京知事選においても見てとれました。多くの日本人が、民主党をはじめとする野党が自ら 主張を行い、強力な存在となった自民党と対抗できないでいることに失望していました。しかし、共産党は、原発再稼働に対しても、消費税に対しても、集団的 自衛権に対しても、明確にノーと言えます。

第2に、選挙における戦術的な問題です。共産党は、ほとんどの小選挙区で候補者を立てることによ り、今回の選挙で重要な役割を果たしました。つまり、本当に張り合えたわけでないにしても、自民党に反対を表明したい人たちの票の受け皿になったのです。 その結果、同党は小選挙区で初めて勝利を収め、比例代表選では20議席も獲得しました。

共産党は議席を大幅に伸ばし、今や同党単独で国会に法案を提出できるようになりました。衆議院においては、実質的な反対勢力として期待されます。

――その一方で次世代の党が壊滅的な敗北をしました。

これは今回の選挙結果でもっとも興味深いこと です。その名称とは反対に、実際のところ、同党は革新的というより非常に時代錯誤的でした。小さな政党で、日本について特異なビジョンを持った若干の政治 家から構成されていました。今回の選挙で、同党が日本の世論から非常にかけ離れていることが明らかになりました。

民主党ブランドは死んでいない

――民主党の課題は?

民主党は今回の選挙で立派な成果を収めましたと思います。しかし主要メンバーの何人かは落選しました。海江田万里氏の落選は、象徴的な重要性を持ちますが、党代表選への道を拓きました。今後、民主党がとる方向を確認するためには、党代表選を見守らなければなりません。民主党内で、党のアイデンティティについて活発な議論が行われることを期待します。

つまり、民主党とは何か、何になりたいのか、回復するために、その野心をどう一元化したらよいかです。民主党ブランドはあまりに落ちぶれたと考える人たちもいますが、私はそうは思いません。今こそ気を取り直して、理想のために闘うときだと思います。そのためには、集中すること、とりわけ目標を一致させることが必要です。したがって、党代表選挙は極めて重要です。

――記録的な低投票率は、何らかの悪影響を与えると思いますか。

これは自民・公明の大勝利の主張に水を差す事態です。勝利したとはいえ、有権者の半数しか意見を表明しなかった事実は考慮されなくてはなりません。自民・公明連立政権は52%の投票率の一部しか獲得できなかったのであり、日本国民の大部分は政府のリーダーシップを明確に支持しているわけでありません。

――原発再稼働は前進すると思いますか。

日本のリーダーの誰一人として一気に推進できるとは思えません。原子力に関しては、新しい規制機関、安倍政権および各地域の間で議論が行われるでしょう。それは漸進的なプロセスであり、実証可能な安全性の向上を求める国民の当然の要求のために、慎重に進められるはずです。

――日本政府は沖縄に対するアプローチを変えるでしょうか、それとも辺野古の普天間代替施設の案をそのまま推し進めるでしょうか。

予想するのが非常に難しい問題です。日本政府が方針を変えるとは思えませんから、すべての関心は翁長知事、そして今回の選挙が知事のアプローチにどう影響を与えるかに集まることになります。知事は辺野古埋め立て承認の撤回を求めるかを決める必要があります。知事選を通じて沖縄の方針は変化しましたが、政府の計画が実行されるかを決めるという点で、重要なのは知事だと思います。安倍内閣と知事の話し合いでは、引き続き菅義偉官房長官が重要な役割を果たすでしょう。
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/552.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 自民若手 役人が作った法案通す委員会数合わせの採決要員に(週刊ポスト)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141217-00000010-pseven-soci
週刊ポスト2014年12月26日号


 現在の国会の仕組みと議員の能力では、自民党が巨大化するほど政治の能力は下がっていく。わかりやすいデータで示そう。

 NPO法人「万年野党」の発表によると、今年の通常国会での自民党衆院議員295人の平均質問回数はわずかに1.1回だった。議員数が増えすぎたために150日間の会期中に、質問の機会が1回しか回ってこないのである。そのうち質問も議員立法の提出もしていない議員が46人いた(政府役職者、委員長の職にあった者は除く)。

 自民党には国会経験の浅い若手が多いが、これまで2年間の任期で2〜3回しか質問に立てなかったことになる。

 彼らが国会で何をしているかというと、国会対策委員会からの指示に従って毎日、定足数を満たす数合わせのために委員会に出席し、役人が作った内閣提出の法案に賛成するだけの採決要員と化している。自民党町村派の議員OBが語る。

「自民党には1回生から政調の部会に所属し、先輩議員との法案審査や税制改正での議論を通じて政策力をつける仕組みがあった。法律の条文が1行変わるだけで関連業界や企業に数十億円の影響を及ぼすというリアルな政策の意味は、法律を学んだだけでは絶対にわからない。当選3回になると部会長の役目を与えられ、役所と折衝する力がなければ党内発言力を認められなかった。

 しかし、いまや部会が官邸の指示通りに政策を追認する機関となり、若手の国会質問の機会もほとんどない。これでは、当選回数を重ねても政策力はつかないし、役所にものが言える政治家は育たない」



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/553.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 「恥ずかしげもなく鮨食いに行く、安倍に飼われる隷属軍団:孫崎 享氏」
「恥ずかしげもなく鮨食いに行く、安倍に飼われる隷属軍団:孫崎 享氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/16114.html
2014/12/18 晴耕雨読


https://twitter.com/magosaki_ukeru


朝日新聞、原発、憲法など安倍政権推進報道。


他方東京新聞は選挙で実は反対勢力増になった分析、東京新聞「 九条改憲に積極的な自民党と次世代の党合計議席は、公示前定数三分の二に迫る314、今回で292に減った。反原発も増」


総選挙協力功労賞:すしでご馳走します。


17日首相動静、夜すし店しまだ、時事・田崎論説委、朝日・曽我編集委員、毎日・山田編集委員、読売小田論説主幹、日経石川常務、NHK島田解説委員、日テレ粕谷解説委員長。


米国ではまずない現象。


恥ずかしげもなく鮨食いに行く、安倍に飼われる隷属軍団。


記者が首相に鮨ご馳走されて何が悪いか?:民主主義国家でメディアの責任は権力監視。


米国等は権力との癒着はメディアの信頼性喪失につながる。


従って権力からの饗応に応じないとの内部規定。


首相の饗応に躊躇なく応ずるのは国民の目を全く気にせず、権力者に好まれることを最優先していると言うこと。


政治漫画:風刺漫画は権力批判の最先端が通例。


それで今日の朝日新聞をみると、安倍首相に横綱まわしをつけさせて、安倍氏に「相撲で言うならば」「一筆加えて」と白鳳の白に自。


風刺漫画家ですら安倍首相へのごますり。


掲載の朝日新聞の安倍ゴマすりが一段と顕著に。


> テロップというのは誰が書くか知らないが、TV朝日で解説者・星浩氏の紹介で、10人ぐらいだったか「〜人の総理に仕え・・」と出た。 それは、何回も見た。番記者というのだろう。この「仕え」とは何事だ。


安倍首相による日本のジャーナリスト餌付け一覧表http://ic.twitter.com/ozvTsiC8h6 (徳永みちお氏ツイッターより)。


目をおおいたくなる惨状。


世界のジャーナリズムは権力監視の矜持をもつが、日本の大手ジャーナリストはあたかももってそうな顔をして、安倍首相の忠犬に励む。


醜い姿だ。


> 徳永みちお 懲りない連中です。



> 徳永みちお チーム鮨友。RT @kingo999: @makomelo 安倍首相と西新橋のすし店「しまだ鮨」で会食したマスコミの幹部たち(2014年12月16日) http://t.co/N0LKirpk9A




http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/554.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 自民党のエネルギー政策は、福島の犠牲を無にして日本のエネルギー政策の芽を摘むものだ。(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201412/article_16.html
2014/12/17 22:29

エネルギー政策は、資源を持たない日本にとって最も重要な課題のひとつである。毎年、数兆円の原油、LPGなど輸入しているからだ。安倍内閣になってから、急に日本の再生エネルギーの政策が後退し始めた。ドイツ、スペインの再生エネルギーの普及は、20%程度になっているという。日本はまだ高々1%程度で、送電線の能力を超えるので電源が不安定になると言って、大手企業は再生エネルギーの買い取りを制限しだした。最近、さらに家庭の再生エネルギー買い取りも制限するという。

これは、明らかに政府の意向が働いていると考えている。日本の20倍も再生エネ電力を使うことが出来るドイツが出来て、日本が出来ない訳がない。その裏には、原発を重要なベース電源と位置付ける政策があるからと思っている。

今回の選挙で自公の圧勝が分かった次の日に、大間原発を作っている電源開発(株)が稼働申請を出した。この原発は今までの原発とは違い、世界初のプルトニュウムを使うMOX燃料フル充填の原発である。制御棒が効きにくい。従来に比べて事故発生の確率は高く、MOX燃料はウランの6〜10倍の燃料費で、燃料費だけで石油よりもはるかに高く、使用前も放射能レベルが高くて機械でないと扱えない。

使用後はウラン燃料の10倍の放射能レベルとなり、核燃料プールでの冷却期間だけで100年〜500年を必要とするという。こんな原発をどうして稼働させるのか?大量の冷却水を海に放出するわけだし、大間のマグロは汚染の代名詞になることは容易に想像される。

事故を想定し、青森市が、全市民約30万人分のヨウ素剤購入したという。そこまでして発電することは狂気としか見えない。函館市が差止め訴訟をしていることは当たり前の話である。再生エネルギーの機運を失わせて、LPG、石油よりはるかに高い費用を掛け、100年、500年冷却し続けなくてはならない電力など要らない。バカに付ける薬がないというが、これを止めさせるには政権交替しかない。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/555.html

   

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