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2014年12月15日00時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK176] 「ほら、こんなんべ。アベノミクスの審判だと言ってたのにさ:松井計氏」
「ほら、こんなんべ。アベノミクスの審判だと言ってたのにさ:松井計氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/16088.html
2014/12/15 晴耕雨読


https://twitter.com/matsuikei

●選挙権の歩み 1889年(明治22年)  満25歳以上の男性、直接国税納税額15円以上

1900年(明治33年)  納税額変更10円以上

1919年(大正8年)  納税額変更3円以上

1925年(大正14年)  満25歳以上の男性

1945年(昭和20年)  満20歳以上の男女 

選挙権を、国民としての義務、大人の責任を果たすべし、と迫ったところで、選挙にいく習慣のない人に、投票したいと思う動機付けはできませんよ。

やはり、選挙権は義務ではなく権利ですよ。

自分の意見を政治に反映させ、社会すら大きく変えることができる巨大な権利。

そこを強調すべきだと思うなあ。

野球で言えば、18対0で勝つのと、2対1でやっとこさサヨナラ勝ちするのとでは意味が違うわけですよ。

仮に投票した候補が当選しなくても、投票しておけば、必ず威力を発揮する。

目先だけにとらわれてはいけないですよね。

無意味な投票なんかない。

物言う国民だ、て事を明らかにするだけでも大きい。

投票しても何も変わらないから投票しない、てのも奇妙な理屈だな。

実際に何も変わらないのかどうかは別にするとしても、だからといって、投票しなきゃ世の中が変わるわけでもあるまいに。

まことに奇妙だ。

自民、300とか3分の2とかいう話にはならないみたいだね。

ほぼ横ばいくらいに収まりそうだね。

各社の出口調査、自民は横ばいかやや減、で揃ったみたいだね。

戦前の予想通りだ。

その後の、300、3分の2て威勢のいい報道が、やはり異常だったのだな。

各社、自公が大勝てな感じで出口調査の結果を報じてるけど、これ、正しくは自民、予想議席を下回る、ですよ。

数字だけ見ると。

公明は圧勝に近いけどね。

自公が過半数を維持しますが、悪くない選挙結果です。

あたかも規定事実かのように報じられてた300、3分の2を退けられそうなことだけでも、良識が働いた選挙だと思う。

次世代の得票をみても。

海江田が選挙区で落ちたか。

ま、比例復活はするんだろうけど、これでまた党内がぎくしゃくしなきゃいいね。

今回、野党が伸び悩んでるのも、野党の準備不足、統一候補作戦の失敗が大きいんだからね。

選挙後はすぐに、2年後の参院選を目指して、政界再編に入んなきゃいけないんだから。

揉めてる暇ない。

今回の選挙、受け皿がないと言われたけど、私の選挙区なんかその典型。

これほど困った選挙ない。

私ははっきりと、民、維、生の統一候補作戦は失敗だったと思う。

獲得議席の問題ではくコンセプトとしてね。

ま、昨日、橋下さんがトンデモ発言をしたから民、生の人も今後はよく考えてくれるとは思うけど。

沖縄はすごいことになりましたね。

日本政府は、沖縄のこの意思を、しっかりと受け止めなきゃいけないと思いますよ。

石原慎太郎問題、池上さん、よくいった。

私は氏ははっきりと、晩節を汚したと思うよ。

平沼さんがいうみたいな、男の美学なんて話じゃない。

んなもんが美学でどうすんですか。

私の選挙区だと、野党統一候補には嫌悪感しか抱かなかった。

小田急線経堂駅前における握手問題といい、その後の、京王線下高井戸駅前における『本人ですよー』問題といい。

その前でも、京王線八幡山駅前での桃太郎の時、私はスタッフに声をかけたが、その時のスタッフの見下したような応対……。

石井紘基、小宮山洋子、保坂展人を国会に送ってきたこの選挙区が、何故あってああいう人物を野党統一候補にしなければならなかったのか。

しかも、氏は前回選挙では5候補中のケツ2、民主、生活首脳部のセンスの悪さを感じました。

次回はこのようなことのないように願います。

しかも、国防政策を見ると、集団的自衛権行使には反対だが、個別的自衛権の範囲を広げるべし、なんぞと書いてる。

何故、そういう人が野党統一候補になったのか。

責任者、出てこーい(^^;

沖縄はね、独立すべしという声もあるけど、そうではない。

その前に、日本国の意志として、沖縄の人たちにきちんとした答えを出す必要がある。

日本国として、責任をもって。

仮に独立があるにしても、そのあとです。

日本国として、きちんとしなきゃいけませんよ。

絶対に。

>三宅雪子 支持者の皆さんに申し訳ないという気持ち。今回は、自分の党の候補を当選させるというより「落としたい候補」を集中攻撃という選挙戦だった。小沢さんは踏ん張った。枝野さんも底力を見せた。自民党選挙対策委員長の山井さんへの「救急車」発言は酷かったが、あれが逆に巻き返しに繋がっている。

三宅さんね、そこがやっぱり、今回の野党の戦術ミスなんですよ。

誰それを落とすてのはね、なかなか大衆の支持は得られないんですよ。

あくまでも、誰それを通す、国会に送る、でないと。

結果は同じことだとしても、訴求力が違うんです。

>三宅雪子 あ、私は与党のことを言ったんですよ。野党の戦術、そう見えました?私の意見は逆です。候補をまとめることに力を注ぎすぎて一番大事な「勝つこと」までいかなかったなと。

あ、すみません、間違えてますね。

与党が、落とすためになりふり構わずやった、てことですか。

すみません。

野党統一候補戦術に、似たようなものを感じてましたので、勘違いしました。

ごめんなさい。

>三宅雪子 ちょっと待って。連立は別として、選挙前と選挙後の予想獲得議席が数議席しか変わらないのって、「圧勝?」普通は「横ばい」というのではないの?野党が大敗ならわかりますよ。

同感です。

で、自民は予想をはるかに下回るわけですから、惨敗ですよ。

ただ、今回思った。

各候補やスタッフに声をかけてみたけど、与党の方が対応が上手いわ。

丁重だし。

野党だと、なんだ、こいつ、みたいな態度をとる奴が多い。

私、自分の選挙区だけでなく、色んな所で試してみたけどね。

対応がいいのは、与党か共産。

この辺は、中道野党も学ぶべきだぞ。

選挙戦術として。

ただ、ま、報道各社も自民300と報じたから、なかなか辛いところだな。

わざわざ自公で300をうかがう、なんて見出を打った所もある。

おかしな意地を張らず、では何故、予測が外れたかの分析をしてくれた方が、こちらとしては参考になるし、それこそがメディアの役割なんじゃないかと思いますよ。

>三宅雪子 私見です。途中から「野党共闘」や「政権交代」に対する熱意や本気度に各党間で温度差を感じました。生活の党に関しては、そういう意味では、譲り過ぎだとのご意見もありました。

維新と組んだのが間違いですよ。

東京6区、生活の党三宅雪子なら、私も悩まなかったし、仮に自民、三宅さん、維新、共産と並んでも勝機はあったと思いますよ。

そもそも、野党票を足したら自民を越える、じゃどの党でも…てのは有権者を甘くみてたのかも知れない。

>三宅雪子 前にもツイートしましたが、1+1+1=3とはなりません。2年前には闘った敵同士なわけですから。それでもいくつかの選挙区では効果がでていますから、全く無駄ではなかったと思います。

今回の選挙の結果、出口調査に従えば、戦前に週刊文春と週刊朝日が立てた予測と、ほぼ同じなんですよ。

私も、その前後のトレンド調査から、そんな感じだろうと考えてた。

となると疑問は、その後の、自民300、自民だけで3分の2も、の煽りだよ。

あれはなんだったんだ。

意図を疑いたくなるぞ。

ほら、こんなんべ。

アベノミクスの審判だと言ってたのにさ。

⇒"@47news: 速報:安倍首相は集団的自衛権について「それを加味した上での選挙」と述べ、国民の理解が得られたとの認識を示す。 http://bit.ly/17n4iz "


http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/403.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 第47回衆院選挙について(在野のアナリスト)
第47回衆院選挙について
http://blog.livedoor.jp/analyst_zaiya777/archives/52669167.html
2014年12月14日 在野のアナリスト

第47回衆議院選挙が行われました。当ブログを書いているときはまだ半ばで、結果は予測が雑じることをお断りしておきます。各社の出口調査で、自民300、公明35、民主70、維新30、共産20、次世代10程度、と出ています。自民、公明、民主が微増、維新、次世代が減、共産が倍増、ということになりますが、自民はこの結果を圧勝として捉えています。ゆり戻しがなかった、という意味ではその通りですが、わずか2年で行われた選挙で、ゆり戻しがない、と喜べるのかどうか? またさらに戦後最低を更新した投票率に対し、何の責任も感じないのか? 自民が低投票率でしか勝てない政党に成り下がった、という意味で、本当に国民の支持が得られているといえるのか? 様々な問題を投げかける選挙、ということにもなるのでしょう。

まず野党は、この結果をうけて党執行部への不満が爆発するでしょう。かといって、執行部を刷新したぐらいで、流れを変えることもできません。民主はマニフェストをとり上げたときにも述べましたが、対抗勢力をめざす、という海江田代表の志の低さからして問題がありました。選挙協力をとりつける目的で、過半数の候補を立てなかったこともありますが、政権をとるためにどういう戦略を立てるか? それこそ日々検討していれば、突然の解散に焦ることもなかったはずです。その怠慢もさることながら、目標設定の低さが士気を下げる、これが致命的です。

維新は橋下共同代表が「民主とは組まない」と発言、それでは維新に投票しても意味がない、と野党候補一本化を台無しにしたことが問題です。選挙期間中、露骨なバラマキを主張しましたが、財源問題はクリアしているものの、実行性については民主党政権に交代したときで、国民は懲りています。それに対して大阪府、市の実績をアピールしますが、仮に橋下氏が選挙に出て「私はこういう実績があります」と言うならまだしも、そうでないなら意味がありません。橋下氏の我の強さが、悪い方に、悪い方にと転がっている印象が強く残ります。

次世代は存在意義すら問われました。悪目立ちばかりで、田母上氏の離婚問題、公明排除発言から始まり、偽者選挙応援まで。共産は逆に、自民も嫌、民主もダメ、維新も選びたくない、という層からの票を集めた。逆に存在意義を認められた形です。永田町は国民に占める割合とは大きく異なり、右系が多くなっていますが、共産がその対立軸になったのです。また低投票率で基礎票の強さも影響したでしょう。ただ、共産の候補は高齢者が多く、それはこれまで落選しても出馬し続けたことの裏返しでもありますが、これからが大変そうではあります。

与党ですが、中盤戦では自民単独で3分の2、ともされたときから大分押し返されました。しかも低投票率でしか勝てない、となると風が吹けば一気にオセロの駒はひっくり返される。安倍首相が自分のやりたいこと、国民の意見を無視し続ければ、それこそ魅力的な政党がでてきた時点で、自民は大きく議席を減らす。この失敗を教訓に、野党は4年後などといわず、すぐにでも再編にむけて動きだすでしょうから、次の選挙に勝てる自信はなくなります。それこそ、その頃には安倍ノミクスで日本は大きな苦境にたたされているでしょうから、尚更危機感も高まります。それは公明も同じ、基礎票しかとれない政党は風に弱いのですから、トカゲの尻尾はいつもびくびくと怯えなければなりません。風のない選挙が今後もつづくなら、公明不要論も出てきます。

公選法違反が問われる候補も当選していますが、自民党政権がつづけば検察は不起訴、審査会でも、補助の弁護士が不起訴誘導することが確実です。それで安泰、ということならこの国は中国を笑えないほど、腐敗が蔓延っていることの証左にもなります。腐敗と政治の貧困が語られる韓国でさえ、国民の怒りで検察が動くというのに、です。大雪や寒波も与党有利に働きましたが、この国でもっとも風を避け、国民が風邪をひいているぐらいがいい、と思っていたのが官邸だったなら、ビタミンC不足の解消にはウルトラCぐらいないと、この国の政治は変わらないのかもしれませんね。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/404.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 「吉田照美:安倍首相が壁ドンで迫っている絵、こういう才能が日本では、皆怖くて生かせない:孫崎 享氏」
「吉田照美:安倍首相が壁ドンで迫っている絵、こういう才能が日本では、皆怖くて生かせない:孫崎 享氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/16076.html
2014/12/15 晴耕雨読


https://twitter.com/magosaki_ukeru


何だ。


世界の物笑い。


9日朝日、「核爆発認識「悲観的過ぎる」 日本の佐野軍縮大使が発言。


核兵器の爆発時には「対応できないほど悲惨な結果を招く」との見方について、「悲観的過ぎる。少し前向きに見てほしい」」


米国などの核保有国の論理を、本来唯一被爆国として館論しなければならないのに。


何故、日本軍縮大使が「核爆発認識「悲観的過ぎる」という醜い発言をするか。


米国隷属の典型。


米国はCONPLAN8022等で非核保有国に対する核兵器攻撃を行う方針を持つ。


詳細『日米同盟の正体』。


だから被爆国日本が米国に隷属。


集団的自衛権:今日、米国で日系4世の方が来られて話。


「集団的自衛権で日本では巻き込まれ論があるけれども米軍と一緒に殺しに行くのです。殺される前に現地の人を殺すシステムに入るのです。何故そのことを言わないのですか」


日米関係:米国4世の方、昨日私の家に来られて話。


中で「戦後史の正体読みました。日本が米国に隷属する惨めな姿をよく書いて下さいました。これまで日本はこの点で沈黙してきました。アメリカの地方紙ですら「戦後史の正体」のことについて報道有りました」


日本では醜い朝日新聞の書評位でしたが。


Ted Rall Editorial Cartoon on http://GoComics.com : http://www.gocomics.com/tedrall/2014/12/11#.VIoc2qvzPhE.twitter


> ニューズ油絵「安倍ドン」 http://t.co/mBg6Robny0 @tim1134 #飛べサル


ニューズ油絵『安倍ドン』


吉田照美:米国の政治風刺漫画(editorial cartoon)レベルの才能は吉田照美氏にある。


安倍首相が壁ドンで迫っている絵を見たが、こういう才能が日本では、皆怖くて生かせない。


私は各国の政治風刺漫画で、各国政治意識の成熟度合を見ている。


日本は滅茶苦茶低い。


自民党がNHKと在京民放五社に選挙報道で「公平」求める文書送付問題で、原元共同通信論説主幹ら七名が発起人、放送の表現の自由や放送が民主主義の発達に資することが危機に瀕するとの声明を発表。


これを朝日三五面で紹介。


多分誰も読まない紙面。


公平欠く人出すなという通達と説明なきゃ解らない 選挙・報道。


日本の新聞TVがこういう報道姿勢なら今回の選挙は全く違った展開になってたでしょう。


日本を壊しているのがNHK,読売を筆頭とする大手マスコミ。


12日ウオール・ストリート紙「安倍首相支持、過去最高益のトヨタのお膝元でも盛り上がらず」。


選挙後中期的に安倍支持は多分降下する 自民党の方々へ。


貴方方は圧力かけ、民主主義の根本を崩すのを何とも思わないのか。


どういう政治理念を持っているのだ。


権力亡者か。


京都新聞「滋賀前知事でびわこ成蹊スポーツ大の嘉田学長が、民主党候補者支援に、自民党滋賀県連が「教育の政治的中立を大きく損なう」と抗議文書を同大学に送付。


安倍首相、「景気回復この道しかない」とおっしゃいますが、国民は@7─9月期実質GDP2次速報は下方修正、年率1.9%減A国際的には「日本は経済が景気後退に入ったとみなされている(2四半期連続してマイナスの時は景気後退とみなされるを知っているでしょうか。


NHK@プライム時報じない


若い芸能人や知識人、故菅原文太氏や美輪明宏氏に恥ずかしくないですか。


金儲けが全てか。


美輪明宏氏「今回の総選挙ですが、おかしいない? 何故消費税10%を問う?裏に日本の将来を揺るがしかねない重要な争点隠匿「集団的自衛権」



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/405.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 衆院選  有権者の観覧を事実上禁止する開票所 許されるのは記者クラブ(田中龍作ジャーナル)
【衆院選】 有権者の観覧を事実上禁止する開票所 許されるのは記者クラブ
http://tanakaryusaku.jp/2014/12/00010459
2014年12月15日 00:10 田中龍作ジャーナル



制服警察官を伴った選挙管理委員会の職員(左)は有権者の男性に「ロープの外から出て行くよう」迫った。=14日夜、都内開票所 写真:筆者=


 この国では自分の選挙権が正確に行使されているのかを確認できないことがあるようだ。


 筆者は14日夜、自分が選挙人名簿に記載されていて、自分が投票した東京都内のある開票所を参観しようとした。


 開票所の玄関で、氏名、住所、生年月日を書いて入場し、開票作業の観覧席のある4階に行った。


 ところが前方にはロープが張られていて『立入り禁止』の大きな札が懸かっていた。後ろから見るしかない。


 傾斜のついている観覧席があれば、双眼鏡で投票用紙を見ることができる。ところがこの開票所の観覧スペースは平板だった。これでは肝心の投票用紙が見えない。


 投票用紙の処理をめぐっては疑念が絶えない。コンピューター処理されるため、実際の投票数とコンピューターが弾き出す数字が違うのではないか、などだ。


 有権者が投じた票が正しく処理されているか。それを確認するのは当然の権利だ。公職選挙法(第69条)によれば、開票の参観を求めることができる。


 筆者はロープの内側に入った。ある記者クラブメディアの男性記者が筆者を けげん な目で見ていた。


 男性記者の姿が消えて1〜2分もしないうちに選挙管理委員会の職員が制服警察官を伴ってやってきた。



ロープが張られ「立入り禁止」「報道機関以外・撮影禁止」の札が。=14日夜、都内開票所 写真:筆者=


 職員は「ロープの内側に入らないで下さい。入れるのは報道機関(記者クラブ)だけです」と、事務的に告げた。さも当然のような口調だった。


 ここの住民ではない記者クラブ員は入れて、税金を払い選挙権のある住民が入れない。あまりに理不尽だ。
  
 「有権者がロープの内側に入れないのは、何の法律に基づくのですか?」。筆者は問い質した。


 選挙管理委員会の職員は「一般の方は外側で観て頂くことになっております」の一点張りだ。


 筆者と同じように観覧に来た男性がいて、同様に職員から「ロープの外に出るよう」強く要請された。


 彼も「法的根拠のない退去要請には応じられない」として、ロープの内側に居続けて、ビデオカメラを回し続けた。


 記者クラブが権力の一角を占めていることは、疑いようのない事実だ。事実上、記者クラブ以外の観覧を認めないというのであれば、不正選挙はやり放題となる。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/406.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 安倍政権の暴走が加速する(そりゃおかしいゼ第二章)
安倍政権の暴走が加速する
http://blog.goo.ne.jp/fotvet9099/e/4bbf3e19c9d7e737699bff6a21ceeed7
2014年12月14日 そりゃおかしいゼ第二章


今回の総選挙で自民党が圧勝した。単独で300議席は越え、絶対多数も単独で確保しそうな勢いである。しかし、中身を見てみると敵失の様相がつい。もしくは協力政党が作り出した結果とも言える。

民主党政権のふがいなさが、今日の自民党の暴走の根拠であるが、第三極として登場した政党がことごとく、この選挙で壊滅応対になっている。民主党は海江田代表や菅元首相が落選するなどしてはいるが、議席は延ばしているのである。

分裂や脱党や分派だたり、離散集合を繰り返してきた政党、生活の党、結の党や次世代の党などはほとんど消滅し、それに現実解党したみんなの党、維新の会(党)も半減の様相を呈している。つまりほとんどが、これらの泡沫政党を窮して自民党が現状を維持し、さらに上乗せしているのである。

ほぼ全選挙区に候補を立てた共産党は、比例区の票を起こす結果となり、さらには不意打ち選挙には組織力の強さを示した形となって、議席を倍増する結果となった。唯一野党の中で実質伸びた政党と言える。しかし、自共対決と自認する現実とは程遠い議席である。

それにしてもこの結果を受けて、安倍政権は継続するだけではなく、これまで以上の暴走をすることになるだろう。安倍首相の総選挙の意味はここにあり、最大の政治主題である憲法改定へと動くことになる。

とりあえずは好戦的な法案を連発することになるだろうし、原発再稼働もTPP参入も行われ、食糧自給率は落ち込み、地方は疲弊して格差社会はより一層進行することになるだろう。
財政規律は見直されることなく、消費税は15%も視野に入ることになる。安倍自民党政権の暴走を止める手立てはなかったのか?

ヒントは今回の沖縄選挙区が取り組んだ選挙協力が参考になる。準備のととわない野党を見て安倍首相は、解散して不意打ち総選挙でに踏み切った。しかし、沖縄では知事選挙の熱が冷めていなかったのであった。

反自民で結束、具体的には辺野古移転阻止の一点で協力し合った。その結果、選挙区で自民とは全敗したのである。

小選挙区制度が残っている限り、それを逆手に取った選挙協力しかない。多くの野党が寛容で、その後のあるだろう自民党の切り崩しに堪えられればの話である。

自民党の最右翼の安倍晋三が登場した時に、今日の状況を予測したものは少なくはない。安倍晋三は経済対策を隠れ蓑に、極右政権をを作り始めたのである。それにしても恐ろしい時代に突入したものである。


http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/407.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 民主・海江田代表が落選 年内にも党代表選:非力な政治家だが、野田・前原・岡田・枝野といった諸氏よりはましなのに

民主・海江田代表が落選 年内にも党代表選[日経新聞]
2014/12/15 2:24

 民主党の海江田万里代表の落選が確実になった。東京1区で自民候補に敗れ、比例代表での復活当選もならなかった。海江田氏は代表を辞任する見通しで、15日に記者会見する予定だ。民主党は早ければ年内にも代表選を実施する。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFK14H3M_U4A211C1000000/?dg=1


http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/408.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 自・公 3分の2上回り325議席に 自民290 公明35 民主73 維新41 共産21 海江田代表、辞任を表明
自・公 3分の2上回り325議席に
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141215/t10013969501000.html
12月15日 2時06分 NHK


自民・公明両党は、衆議院のすべての議席の3分の2に当たる317議席を上回って、前回、2年前の衆議院選挙で獲得した325議席に達しました。

安倍総理大臣は、NHKの開票速報番組で「経済最優先で取り組みながら、日本の地位を高める経済外交も展開していきたい」と述べ、引き続き経済や外交・安全保障など幅広い政策課題に全力で取り組む考えを示しました。

一方、民主党は、選挙前の62議席を上回っていますが、海江田代表は、議席を失うことが確実になり、NHKの取材に対し、「きょう記者会見して、民主党代表を辞任することを表明する。党のために頑張ってきたが、みずからの議席を確保できなかったので、代表を辞任する」と述べました。

衆議院選挙の開票は進み、これまでに定数475のうち470を超える議席が固まり、自民・公明両党は、法案の再可決や、憲法改正の発議に必要な、3分の2の317議席を上回って、前回・2年前の衆議院選挙で獲得した325議席に達しました。

安倍総理大臣は、NHKの開票速報番組で、「まず、経済最優先で取り組んでいく。それと同時に、地球儀をふかんする戦略的な外交を進めるなかにおいて、日本の地位を高め、国益を守り、経済外交も展開していきたい。同時に、切れ目のない安全保障の法整備、国民の命と幸せな暮らしを守るための安全保障法制を、次の通常国会でしっかりと成立させ、整備していきたい」と述べ、経済や外交・安全保障など幅広い政策課題に引き続き全力で取り組む考えを示しました。

また、安倍総理大臣は、第3次安倍内閣の組閣や、自民党の役員人事について質問されたのに対し、「今の段階では、全く白紙だ。選挙結果が確定していくなかにおいて、今晩ゆっくり考えたいと思っている」と述べました。

一方、民主党は、選挙前の62議席を上回っていますが、海江田代表が、小選挙区の東京1区で議席を確保できず、重複立候補した比例代表の東京ブロックでも惜敗率で及ばす、議席を失うことが確実になりました。

海江田代表は、議席を失うことが確実になったことを受けて、NHKの取材に対し、「きょう記者会見して、民主党代表を辞任することを表明する。党のために頑張ってきたが、みずからの議席を確保できなかったので、代表を辞任する」と述べました。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/409.html

記事 [政治・選挙・NHK176] ではどうするか(反戦な家づくり)
ではどうするか
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-1373.html
2014-12-15 反戦な家づくり


ほぼ下馬評通りの結果になった。

2年前は衝撃から立ち直るのに6ヶ月かかったが、今回は6時間くらいで明日の朝には立ち直っているだろう。
あのときの円形脱毛は10円より大きかったが、今回は1円より小さいし。

詳しい分析は後の話。
いま言う言葉は  「ではどうするか」

生活の党は政党要件を満たせないことがほぼ確実になった。
だれか入ってくれる人がいれば延命するかも知れないが、とにかく現在の実力はそういうことだ。

「ではどうするか」 のまえに 「私たちはなぜ負けるのか」を深く深くふり返る必要がある。
そこには長い歴史があるはずだ。その軛から逃れる策を考えなければ、同じことの繰り返しになる。

逆に、なぜ勝てるのかも謙虚に学ぶべきだ。
近畿でも、辻元清美、山井和宣など民主党議員は小選挙区を勝ち抜いている。
また、沖縄はなぜ勝てるのか。単に保革連合という図式だけでなく、もっと深く学ばなければならない。

投票率は戦後最低だそうだが、あの候補選択の状況で、よく半分以上の人が投票に行ったものだとおもう。これまでの流れならば、50%切るのではないかと思っていたが、さすがにマズイと思う人がいたということだ。

また、一つ象徴的な選挙区は大阪3区だ。なんと公明と共産だけ。
ここの共産党候補は、負けはしたけれどもなんと42%も得票している。小選挙区を勝ち抜いた沖縄1区の赤嶺政賢よりも多いのである。
これは、本当に信頼に足る選択肢があれば勝てるということだ。

逆に言うと、なぜ信頼に足る選択肢を用意できないのか、という問題だ。
日本の政治全体として、なぜできないのか。
また、生活の党として、なぜなれなかったのか。それぞれ別個に総括する必要がある。

今回の選挙は、ひと言で言えば 野党が勝たなかった 選挙だ。
勝てなかったのではなく 勝たなかった。

自民党はわずかながら議席を減らすことになる。新聞が一斉に報じたような300議席にはならなかった。
無所属から潜り込むのがいるから、結果的にはやや増えるかも知れないが、選挙戦としては減らすことになる。
公明党は微増しているが、まあ大勢に影響はない。

次世代と無所属が減らした分を、民主と共産が増やしているので、趨勢としては必ずしも惨敗という結果でもない。
生活ではないけれども、鈴木、小宮山、木内、松木 などの候補は復活当選した。
にもかかわらず、なんだか惨敗したような気になるのは、はじめから選択肢を準備できず、勝てる勝負をわざわざ降りてしまったからだ。

とにもかくにも、生活の党がこのまま無くなったとしても、私たちの生活はなくならない。
考えよう、「ではどうするか」
考えることを止めるときが、本当に負けるときだ。


ああ、それにしても、返す返すも、2010年6月、鳩山由紀夫が小沢氏を巻き沿い辞任に追い込み、民主党の金庫の鍵を奪われたのが、痛かったなあ・・・・ (愚痴)



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/410.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 池上さん今回も無双! 安倍首相におじいちゃんコンプレックスを直撃(リテラ)
         テレビ東京『池上彰の総選挙ライブ』番組HPより


池上さん今回も無双! 安倍首相におじいちゃんコンプレックスを直撃
http://lite-ra.com/2014/12/post-707.html
2014.12.15. リテラ


「池上さん無双、再び!」「池上彰のやりたい放題に改名すべきw」「池上彰オンステージ」……。

 予想通り自民党圧勝で終わった総選挙だが、テレビの選挙特番も同じように“池上無双”が人気を集めた。テレビ東京の『池上彰の総選挙ライブ』だ。

 たとえば、東京1区で“海江田追い落とし”のために閣僚をはじめ大物議員を応援に投入した自民党の戦法を指して、池上氏は茂木敏充選対委員長に「えげつない戦い方するもんなんですねえ」と一刺ししたかと思えば、同じく自民党の谷垣禎一幹事長には「(自民党圧勝で)安倍さんこれからやりたい放題だ、怖いなあと言う声もありますが」「(安倍首相の政策にブレーキをかける人がおらず)言いたいことも言えない雰囲気があるように思うんですが」とグサリ。次世代の党・平沼赳夫党首には「この選挙で引退すると言っている石原さんを比例に入れるのは有権者に失礼なんじゃないですか?」とツッコみ、平沼氏が「それは男の美学」と言うと、すかさず「なるほど、政策とはまったく違うところで出てきているんですね」と話を括った。

 このほかにも、国土交通省大臣である公明党・太田昭宏氏には、旅行代理店大手のJTBが公明党支持を要請する文書をグループ会社に流していたという報道を取り上げ、“JTBが国土交通省の管轄”であることを指摘。「いかがなものですか?」と詰め寄ったり、自民党の開票センターで谷垣幹事長が「硬い表情で(いろ)」と指示されていたことを現場レポーターから聞かされると、“「勝っていい気になってるなー」と思われないようにしている”と解説。ポスト安倍として注目される小泉進次郎氏にも、川内原発の再稼働や憲法改正について問いつめ「自民党の方針に従っていくということですね。自身の考えが見えてこないんですけど」と鋭く詰め寄った。

 また、自民党・平沢勝栄氏の選挙区を訪問したVTRでは、平沢氏の政治資金収支報告書を本人の目の前でチェックし、460万円のレンタカー代に「買ったほうが安いのでは?」。同行した女子アナが149万円の会場借り上げ費を発見すると秘書があわてて登場したり、平沢も「(コンパニオン代は)料理を運んでくれる人なんです」とオタオタする場面も。さらに、民主党・福山哲郎政調会長が敗因に突然の選挙だったことを挙げると、「急な選挙と言いますけど、野党は政権を取り戻す準備をしておくべきでは?」と一蹴した。

 もちろん、こうした池上節は安倍首相にも向けられた。まず、低い投票率のなかでの圧勝は“自慢できるものではない”としながら、

「総理大臣になった以上、一度は解散総選挙をしたいものだとみなさん思っているとよく言われます。おじいさまの岸総理大臣も解散総選挙を成し遂げました。やはり、一度は解散総選挙を自分の手で、という思いをお持ちだったのでしょうか?」

 と、解散の理由はもしや安倍首相の“おじいちゃんコンプレックス”だったのでは?と質問。集団的自衛権をめぐる憲法解釈の問題についても、安倍首相が“私の考え方に反対するのであれば次の選挙で政権を変えてくれればいいじゃないか”と言ったことを挙げ、「そのわりには今回の選挙でアベノミクスのことはずいぶんお訴えになったんですけど、集団的自衛権の憲法解釈、こういうことをあまりおっしゃっていなかったと思うんですけど」と投げかけた。すると、安倍首相の返答は「そんなことありません」。このとき、安倍首相は笑いつつも明らかにムッとしたようすだった。ちなみに「安倍政権いつまで続いてほしいか」という番組アンケートの結果は「すぐに終わってほしい」がダントツのトップ。番組の最後、池上氏が訴えたのは"この低い投票率で安倍政権が信任されたと言えるのか"ということだった。

 またしても“池上無双”──このような白熱したネット上の人気に対し、しかし当の池上氏はいたって平静。著書『聞かないマスコミ 答えない政治家』(ホーム社)では、〈党首や候補者への私のインタビューは、ジャーナリストとして当然のことをしたまでで、これに関する高い評価は面映ゆいものがあります〉と打ち明けている。これくらいのことは、アメリカの政治番組では当たり前だからだ。

 もちろん、他局のキャスターと政治家の“馴れ合い中継”に対しても、不信感をあらわにする。

〈「当選おめでとうございます。いまのお気持ちは?」
 これではスポーツ選手に対するヒーローインタビューと同じではありませんか。このレベルの質問をしていては、政治家の答えも容易に予想できます。(中略)日本の選挙特番では、政治ジャーナリストがキャスターを務めることはめったにありません。政治取材の経験がないアナウンサーやお笑いタレントがメインのキャスターを務めることが多いのは、不思議なことです。政治のことを深く知らない出演者に、「いい質問」ができるのでしょうか〉

 そもそも、“池上無双”のスタートは、2012年12月の総選挙にさかのぼる。選挙特番として池上氏をメインキャスターに抜擢した『総選挙ライブ』は、放送後に再放送とDVD化を求める視聴者の声が殺到。選挙特番としては異例の「第50回ギャラクシー賞」優秀賞まで受賞した。

 その理由は、わかりやすい番組構成・解説、そして前述したような政治家への歯に衣着せぬ鋭いツッコミにある。たとえば前回の総選挙時の放送では、石原慎太郎氏の諸外国に対する差別的な発言に対して「そんなこと言うから暴走老人と言われるんですよ」と切り返し、中継相手が池上氏だと知るや否や石原氏が態度を急変させると、「石原さん、相手によって態度を変えるようですね」。“ブラック池上”の面目躍如である。

 また、今回もネット上では公明党への創価学会を絡めたツッコミが「タブーへの挑戦」と称賛された。公明党本部に訪問し「公明党の職員はみなさん創価学会?」と質問したり、山口那津男代表との中継でも『大衆とともに 公明党50周年の歩み』(公明出版サービス)という先日発売された書籍を広げ、冒頭にでかでかと池田大作が登場することを指摘して「(この本を読むと)公明党って池田大作さんの党なんだって思うんですが、どうなんですか?」と追及していたが、しかし、これを“タブー破り”と称されることは池上氏にいわせると「誤解」なのだという。

 というのも、政治に詳しいスタッフにとって〈創価学会が公明党の選挙運動をしてきたことは、自明のこと〉だから、わざわざ紹介してこなかったというのだ。しかし、池上氏がこの番組で実践したのは〈基礎の基礎から政治を解説する〉ということ。よってタブー破りなどではない、と池上氏は感じているようだ。だが、逆にいえば、他局の特番は視聴者のほうを見ていない、ということでもあるだろう。

 視聴者のほうを見ていない……選挙特番のみならず、ふだんの報道でもそうなってしまうのは、「政治部記者」という存在の弊害だ。本書の“池上解説”によれば、政治部記者には「自分は選ばれたエリート」と勘違いする者も多く、「有権者から選ばれた特別な存在」と思っている政治家と親和性を高め、食い込んでいるうちに〈いつしかミイラとりがミイラになって、政治家に取り込まれていく〉のだという。結果、〈その政治家や派閥のためなら、特ダネなどは書きません〉という状態に。ついには派閥のトップを「うちのおやじ」などと呼ぶようになるらしい。

 これではテレビや新聞が、政治を正しく伝えることなどできるわけがない。そして、政党からの離脱者や有力政治家同士の対立といった「政局報道」に終始し、肝心の「政策」が見えなくなっていくのだ。

 日本の政治家のレベルが低い理由には、〈政治家と真剣勝負をしてこなかった日本の政治ジャーナリズム〉にも責任がある。──そう感じてきたからこそ、池上氏は『選挙ライブ』でこれまでの選挙報道に風穴を空けた。そして、その人気にあやかろうとしたのか、今回の選挙特番は各局とも鋭い質問を投げかけていたようにも思えた(ただし宮根誠司と安藤裕子がキャスターを務めたフジテレビを除く)。こうした“総池上化”によって、政治家も少しは賢くなるのだろうか……?

(水井多賀子)



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/411.html

記事 [政治・選挙・NHK176] “大山鳴動して鼠一匹”かも !? (永田町徒然草)
“大山鳴動して鼠一匹”かも !?
http://www.liberal-shirakawa.net/tsurezuregusa/index.php?itemid=1662
14年12月15日 永田町徒然草


平成26年12月15日午前2時過ぎ、今回の総選挙で争われた495議席のすべてが決まった。開票速報が始まってわずか6時間余りだが、この1ヶ月間の解散・総選挙を巡る動きを国民がどのように捉えて行動したか、が実にクリアに感じることができる時間であった。ひとつの壮大な合戦が見える、貴重にして緊張した数時間であった。

この1ヶ月近く、私はいろいろな角度から今回の解散・総選挙について論じてきた。日々進行していた政治現象に、私は非常な危機感をもっていた。そして警鐘乱打してきた。開票速報を見ていると、私の警鐘は決して杞憂ではなかったが、多くの国民がその危険性を見抜き、賢明な判断をした結果が次々と明らかになり、私には意を強くするものもあった。

マスコミは、安倍・自公"合体"体制の大々的な勝利と報じているが、私にはそんな気がしないのである。意外に“大山鳴動して鼠一匹”だったのではないか、と私は思っている。安倍・自公"合体"体制側が得たものは意外に小さく、これに反対する側が得たものは、意外に大きかったと思われる。悲観も楽観もする必要はない。この戦いを通じて明らかになったことを大切にすることが重要なのだ。

今回の戦いを通じて顕現したことを幅広く分析し、次の戦いに生かすことを考えなければならない。次の戦いに備え、できることから早速実行しなければならないのだ。それにしても、流石(さすが)に疲れた。今日私が感じたことは、これからまたこの永田町徒然草で順次述べていくつもりだ。読者諸氏には長い間熱心にアクセスして頂いたこと、この場を借りて感謝する次第である。

今日はこのくらいにしておこう。それでは、また。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/412.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 寡頭制の鉄則とはまさに安倍政権の事だ。
皆さんは寡頭制の鉄則と言う言葉をお知りですか?
これはまさに今の安倍政権であると私は思うのです。
『あー、こういうのもあるんだ。』程度に思っていただければ幸いです。
wikipediaより記載しました。

〜〜〜〜〜

寡頭制の鉄則とは一定規模以上の社会集団において、少数者による多数者に対する支配が必然的に実現されるというもので、ドイツの社会学者ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)によって提唱された概念である。

あらゆる組織・集団(共同体、団体)は、規模が拡大すれば必ず少数の指導者による支配が実現される。

組織・集団は、目的を実現するために多数の成員を集め、社会における発言権を強化しようとする。

成員が増加して規模が拡大していくにつれて、巨大な組織・集団の運営が複雑化・専門化していく(官僚制化)。

一般の成員は、複雑化・専門化した組織・集団を管理する技能を持たないため、少数の指導者たちに運営を任せ、依存するようになる。

このことが少数の指導者たちが強大な権限を確保させ、一般成員の支配を可能とする。

そして指導者たちは、地位を保持するために、自らを批判する者たちを排除しようとする(このことをミヒェルスはボナパルティズムと呼んでいる)。

指導者らは、自らが一般の成員から選ばれたことを根拠にして、自らが民主制に則っていると主張する。

そのうえで、批判する者を「反民主的」ないし「反体制的」「社会転覆を画策している」などのように中傷する。

さらに一般成員からの批判に対しては、指導者が辞意を表明して組織崩壊を暗示させることにより批判をねじ伏せ、その地位を強化していく。

たとえ、一般成員の批判によって既存の指導者たちが辞任に追い込まれても、結局は指導部が入れ替わるだけで、本質的に寡頭制のしくみ自体は変わることがない。

以上の事柄は、巨大化した組織・集団が目的を実現するためには強い団結と統一した集団行動が必要不可欠となり、その結果一般成員(大衆)は、少数の指導者に強大な権限を与え、それに服従しなければならなくなるということを示している。
つまり、民主主義・平等社会実現のために、組織・集団内において民主主義・平等主義を捨て去らねばならないということである。

したがって、少数者による支配はあらゆる組織・集団において貫徹される不可避の鉄則となるというのが、ミヒェルスの寡頭制理論の概要である。

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どうでしたか?News23以降に政権批判を封殺した安倍政権。
今後は政権批判するものをスパイだとか裏切り者だとか言うでしょう。
私達は自ら考え、そして冷静に分析する時が来ているのではないでしょうか。

http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/413.html

記事 [政治・選挙・NHK176] これが民意 与党圧勝、3分の2以上の議席獲得 中国とマスゴミが怖れる改憲への一里塚
民主主義では議席が民意。

経済を活発にし、国民生活を安定させ、国民の安全を守る。

政府の責務はこれに尽きます。

犯罪者や外国人の生活を守ることではありません。

日本がアメリカに二度と楯突けないように押し付けた「GHQ憲法」と「自虐史観」に洗脳されたマスコミは、最近は「チャイナマネー」に転んだようで、今後、中国と連動して「数の横暴」と大騒ぎしそうです。

中国やアメリカには軍隊はありませんか?

中国やアメリカにはスパイを防止する法律はありませんか?

中国やアメリカには原発はありませんか?

よく考えてみてください。


★衆院選 中国 新華社通信が速報、批判的分析も
産経新聞 12月14日(日)21時6分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141214-00000581-san-cn

 【北京=川越一】中国国営新華社通信は14日の衆院選投票締め切り直後に、出口調査の結果として「自公連立与党が300議席以上を獲得する見通しだ」と速報するなど、高い関心を示した。

 共産党筋は投票前、「自民党が圧勝すれば、安倍政権は長く続きそうだ。対日政策を練り直す必要があるかもしれない」と指摘していた。同通信は与党が過半数獲得を確実にし、「勝利は、安倍晋三首相に2018年まで国家指導者の任期を与える」と伝えた。

 一方、中国の華僑向け通信社、中国新聞社は安倍首相の狙いを、「政権の長期安定化を実現し、首相の座を保つことで、執政の核心理念である憲法改正の道を開くため」などと批判的に分析。さらに、「自民党が大勝しても、投票率が極めて低ければ、真に民意を反映しているとはいえない」との見方を示した。


★<衆院選>与党圧勝、3分の2以上の議席獲得=自民党の選挙戦略奏功―投票率過去最低
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141214-00000027-rcdc-cn&pos=2

Record China 12月14日(日)20時58分配信

2014年12月14日、第47回衆院選が投開票され、自民、公明の与党が圧勝、合わせて3分の2(317議席)を上回る326議席を獲得した。衆院で可決された法案が、参院で否決するか、60日以内に議決しない場合、再議決し成立させることが可能となる。投票率は52.67%と戦後最低だった前回の衆院選(59.32%)を大きく下回った。

各党の獲得議席数は自民党が追加公認1人を含め291(選挙前295)、民主党73(62)、維新の党41(42)、公明党35(31)、共産党21(8)の順。選挙前に比べ民主党、共産党が二桁増となった。

自民党は選挙戦で、雇用や賃金面の指標改善をアベノミクスの実績とし、経済再生とデフレ脱却に向けた政策路線の継続を呼びかけた。公明党は消費税率10%への引き上げ時の軽減税率の導入を掲げ、支持を訴えた。

野党第一党の民主党はアベノミクスの効果は地方や中小企業に及んでおらず、実質賃金も上がっていないと主張した。維新の党は健全な野党勢力が安倍政権に歯止めをかけるべきだと力説。共産党は安倍政権の暴走阻止を訴えた。

自民党は政治資金を巡る閣僚らの相次ぐ不祥事をリセットするととともに、来年以降、不人気の集団的自衛権や原発再稼働などの審議で予想される失速を回避するため、解散総選挙で先手を打ったといわれる。同党の「今のうち抜き打ち解散」戦略が功を奏した格好だ。(取材・編集/SK)
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/414.html

記事 [政治・選挙・NHK176] オバマ大統領、安倍総裁に祝意「緊密な連携を」←カルトオブヤスクニと騒いだ人は憤死しそうです。
オバマ大統領が、安倍総裁に祝意を表しました。

アメリカはアベを見放したとか、「カルトオブヤスクニ」と騒いだ人は憤死しそうです。

単純に考えて、アメリカの覇権を脅かす中国を牽制するには、アメリカにとっても安倍政権は必要。

「識者」も自分の願望でアメリカが安倍政権下しをしているようなことを言ってはいけません。

アメリカは単純に「日韓離反に気をつけろ」と警告しているのだと思いますよ。


★オバマ大統領、安倍総裁に祝意「緊密な連携を」(読売)
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2012/news/world/20121217-OYT1T00618.htm

ワシントン=中島健太郎】オバマ米大統領は16日、日本の衆院選について声明を発表し、自民党の安倍総裁に祝意を表した。

 大統領は「日米同盟はアジア太平洋地域の平和と繁栄の礎だ」とした上で、「次の政権とも2国間、地球規模の幅広い課題での緊密な連携を期待している」と日米同盟強化を呼びかけた。声明は民主党の野田首相にも言及し「日米関係への多くの貢献に感謝したい」とした。

(2012年12月17日10時15分 読売新聞)

http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/415.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 比例復活含め9氏全員当選 衆院沖縄[沖縄タイムス] / 「県民は怒っている」 沖縄の全選挙区で自民が敗北[産経ニュース]
比例復活含め9氏全員当選 衆院沖縄
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=94769

 第47回衆院選は14日投開票され、沖縄選挙区は1区で共産前職の赤嶺政賢氏(66)、2区で社民前職の照屋寛徳氏(69)、3区で生活前職の玉城デニー氏(55)、4区で無所属新人の仲里利信氏(77)が当選した。4氏は県内で争点となった米軍普天間飛行場返還問題で名護市辺野古への新基地建設に反対を主張し、各区で自民公認候補を破った。11月知事選に続き、衆院選でも県内有権者が辺野古反対の民意を安倍晋三政権に突きつけた。選挙結果が普天間問題に影響を与えるのは必至だ。

 選挙区で敗れた自民前職の国場幸之助氏(41)=公明推薦、宮崎政久氏(49)=同、比嘉奈津美氏(56)=同、西銘恒三郎氏(60)=同、維新元職の下地幹郎氏(53)の5氏は、比例代表の九州ブロックで、いずれも復活当選した。

 県内選挙区に出馬した全候補が比例復活を含めて当選するのは、1996年の小選挙区比例代表並列制が導入されて以降初めて。

 県全体の投票率は52・36%で前回56・02%を3・66ポイント下回り、70年の国政参加以降、最低となった。

[沖縄タイムス 2014/12/15]

 ◇

「県民は怒っている」 沖縄の全選挙区で自民が敗北
http://www.sankei.com/politics/news/141215/plt1412150027-n1.html

「政府の押し付けに県民は怒っている」。沖縄県は4選挙区でいずれも自民候補が敗北し、与党が議席数を伸ばした全国的な流れとは逆の結果となった。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画が大きな影響を及ぼし、1区で当選した共産前職の赤嶺政賢氏(66)は「(移設計画の)白紙撤回を首相に突きつける」と意気込んだ。

 那覇市の事務所で開票結果を見守った赤嶺氏。当選確実をテレビが報じると、笑顔を見せて手をたたいた。共産党が選挙区で勝利したのは18年ぶり。「感動でいっぱいだ」と喜んだ。

 支持者とともに沖縄の伝統的な手踊り「カチャーシー」を舞い、ガッツポーズを繰り返した。

 選挙戦では、自民党前職が2年前の前回選挙で県外移設を公約に掲げて当選しながら、昨年11月に辺野古移設容認に転じた姿勢を、赤嶺氏が「公約違反で裏切りだ」と批判し続けた。

[産経ニュース 2014/12/15]
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/416.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 自公3分の2超!安倍首相、改憲“レリゴー”強行採決可能 他[スポニチ・SANSPO.COM・スポーツ報知]
自公3分の2超!安倍首相、改憲“レリゴー”強行採決可能
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2014/12/15/kiji/K20141215009462360.html

 アベノミクスの是非を問う衆院選で、自民、公明両党が定数の3分の2となる317議席を獲得した。安倍晋三首相は国民の理解が得られたとして、長期政権も視野に入れる。この国をどの方向に導くのか。特別国会は24日に召集される。

 午後8時の投票締め切りと同時に大勝が報じられた自民党。同40分すぎ、党本部の開票センターに姿を現した安倍晋三首相は、党幹部らに笑顔で迎えられ、谷垣禎一幹事長や茂木敏充選挙対策委員長らとがっちり握手を交わし勝利を祝った。

 安倍首相はNHKや民放番組に出演。選挙結果を受け「2年間の安倍政権に信任を頂いた」と感謝の気持ちを示した。スタジオとの中継では集団的自衛権に関して聞かれ「7月1日に憲法解釈を変更する閣議決定をした。それを加味した上での選挙だった」と行使容認について前向きな姿勢を示した。さらに、長年の“悲願”としている憲法改正については「国民の理解が得られることが極めて重要だ。改正の必要性を訴えていきたい」と話した。

 自民、公明両党は合わせて3分の2を上回る317議席を確保することが確実となったほか、自民党は単独で国会運営を主導できる「絶対安定多数」(266議席)を上回った。安倍首相は24日にも特別国会で第97代首相に指名され、第3次安倍内閣が発足する運びだ。

 政権で317議席に到達したことで、重要法案を次々に強行採決することが可能となり「安倍首相の思うままの政権運営ができる」(永田町関係者)。数の力で異論を寄せ付けぬ、巨大な政権となる可能性がある。

 今選挙では反発を招きかねない改憲を訴えるより、経済政策の成果を前面に打ち出して議席を確保し、安定した政権基盤を築くことに主眼を置いた。徹底した“争点ぼかし”が功を奏し、安倍首相が描く日本の未来図は一歩目から見事に成功した格好だ。

 強い求心力を保ったまま、来年4月に実施される統一地方選や16年夏の参院選でも有利な展開を目指す。安倍首相は来年9月の総裁選で再選する公算。任期は3年で、18年9月まで党総裁の座にいられることになり、政権の長期化が可能になった。ただ、17年4月には消費税引き上げを迎える。国民の関心事項である経済対策の遅れや憲法改正で自衛隊の「国防軍」化などの懸念もあり、政権への不満が一気に膨らむ可能性は残っている。

 ▽安定多数と絶対安定多数 国会の各委員会で野党による政府提出法案の否決を防ぎ、与党が安定的に国会運営を進めるために必要な議席数。衆院での現在の安定多数は249で、絶対安定多数は266。法律上の常設機関である17の常任委員会の委員長職を独占し、全常任委員会で野党と同数以上の委員を確保できるのが安定多数。全常任委員長ポストを押さえ、過半数の委員も送り込めるのが絶対安定多数。いずれの場合も実際には議席数に応じて野党に委員長を割り振るのが慣例。

[スポニチ 2014/12/15]

 ◇

議席317超!安倍首相、自公圧勝で長期政権へ「信任を得た」
http://www.sanspo.com/geino/news/20141215/pol14121505040010-n1.html

 第47回衆院選は14日に投票、即日開票された。自民、公明両党は定数475議席の3分の2(317)を上回り、安倍政権の継続が決まった。自民党は単独で国会運営を主導できる「絶対安定多数」(266)も超えた。自民党総裁の安倍晋三首相(60)は24日にも特別国会で第97代首相に指名され、第3次安倍内閣が発足する運び。民主党は公示前の62議席から上積みし、維新の党は同42議席の確保が微妙な情勢。

 穏やかな笑みを浮かべた安倍晋三首相は、居並ぶ自民党幹部らとがっちりと握手を交わした。勝利に沸いた東京の自民党本部。候補者の名前が並ぶボードは、勝利を象徴する赤いバラで埋め尽くされた。

 紺色のスーツに黄色いネクタイ姿で現れた安倍首相。東京1区で民主党の海江田万里代表を抑えて当選した山田美樹氏(40)の名前にバラを付ける際には、うれしそうに「おー」と声を上げ、白い歯をのぞかせた。

 首相が掲げる経済政策「アベノミクス」をはじめ、約2年にわたる政権運営が信任された。自公連立政権が最長で4年間継続する道がひらかれた。首相は「政権の信任を得たと思っている。慢心せず、国民に丁寧に説明しながら政策を進めたい」と自信を見せた。

 北海道から九州まで25都道府県で応援演説に駆け回った。民主の海江田代表や枝野幸男幹事長ら野党幹部との激戦となっていた選挙区に重点を置き、自ら乗り込んで勝利をもぎ取ろうとする執念を見せた。13日夜に首相が最後に演説した東京・秋葉原では、若者ら約3000人を前にアピール。その存在感は各党党首の中で際立っていた。

 首相は24日召集予定の特別国会で第97代首相に指名され、同日中にも公明党との連立による第3次内閣が発足する運びだが、閣僚と谷垣禎一幹事長ら自民党主要幹部を続投する方針を固めた。

 先の臨時国会では「政治とカネ」を中心とした閣僚のスキャンダルが追及された。しかし、第2次改造内閣は今年9月に発足してからまだ約3カ月しかたっていないことや、衆院選の自民党大勝を受けて閣僚のスキャンダル追及は沈静化するという見方もある。来年秋には自民党総裁選も控えるが、安倍首相による長期政権が現実味を帯びてきた。


安定多数と絶対安定多数

 国会の各委員会で野党による政府提出法案の否決を防ぎ、与党が安定的に国会運営を進めるために必要な議席数。衆院での現在の安定多数は249で、絶対安定多数は266。法律上の常設機関である17の常任委員会の委員長職を独占し、全常任委員会で野党と同数以上の委員を確保できるのが安定多数。全常任委員長ポストを押さえ、過半数の委員も送り込めるのが絶対安定多数。

[SANSPO.COM 2014/12/15]

 ◇

安倍首相無敵!自公で3分の2上回る公算、長期政権へ
http://www.hochi.co.jp/topics/20141215-OHT1T50100.html

 風が吹かない選挙に勝ったのは、安倍自民だった。単独過半数、そして公明との連立政権で3分の2(317議席以上)を上回る公算で、群馬5区・小渕優子前経産相(41)、東京14区・松島みどり前法相(58)ら「政治とカネ」問題のスキャンダルに揺れた閣僚、元閣僚に早々と当確がともる圧勝劇となった。信を問い、信を得た安倍首相が長期政権へと走り始めた。

 午後9時40分、党本部の開票センターに姿を見せた安倍首相は、係員から「東京1区、山田美樹、当選確実」と告げられると「オオーッ」と声を上げた。民主・海江田万里代表(65)を小選挙区で敗北に追い込んだことを示す当確だ。真っ赤なバラを渡されると、公認候補の名前が並ぶボードの空欄に添えてポーズ。報道陣のフラッシュを浴びた。

 「2年間の安倍政権に信任を得たと思っています」。勝利宣言も、表情は厳しい。テレビ各局の収録の合間には自らのガラケーで開票速報に目を光らせた。

 序盤から優勢が報じられた選挙戦だったが、安倍首相は北海道から九州まで25都道府県を駆け回った。最終盤は菅義偉官房長官に「一つでも多く取る。私と2人で徹底的にやろう」と告げ、野党幹部との激戦区に重点を置き、自ら乗り込んで勝利をもぎ取ろうとする執念を見せた。

 今後注目される組閣については「選挙結果が確定する今夜から考えたい」とし、早くも着手を宣言。15日にも公明党の山口那津男代表と会談し、連立政権維持を確認する。特別国会は今月24日にも召集され、同日中に第3次安倍政権が発足する。

 国政選挙3連勝の実績により、再選が濃厚とみられる来秋の党総裁選の際に「総裁は2期まで」という党則を改正するのでは、との臆測も出始めている。実現すれば、18年の総裁選で3選を果たし、19年の参院選に臨んだ後に20年東京五輪を首相として迎えるという青写真も見えてくる。祖父の岸信介元首相の在任日数を来春に超えることは確実で、長期政権を築いていく上で今回の勝利が持つ意味は大きい。

 党本部4階の開票センターには熱気が充満し続けた。室内の体感温度を下げたのは、高さ約160センチにもなる巨大送風機だった。大勝を予想した党本部が「熱気対策」として事前に発注。選挙戦には起きなかった「風」が勝利の現場に吹いていた。

[スポーツ報知 2014/12/15]
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/417.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 民主・海江田氏落選!野党第1党党首では49年片山元首相以来の屈辱[スポーツ報知・スポニチ]
民主・海江田氏落選!野党第1党党首では49年片山元首相以来の屈辱
http://www.hochi.co.jp/topics/20141215-OHT1T50128.html

 第47回衆院選は14日に投票、即日開票された。自民、公明両党は定数475議席の3分の2(317)を上回って325議席となった。安倍晋三首相(60、自民党総裁)は24日に特別国会で第97代首相に指名され、第3次安倍内閣が発足する運びだ。民主党は公示前の62議席から73に上積みしたが、海江田万里代表(65)は東京1区で前回に続き自民党前職の山田美樹氏(40)に敗北。比例復活もならず、議席を失った。野党第1党党首が落選したのは、1949年衆院選で社会党の片山哲委員長が落選して以来。

 党の顔だったはずの海江田氏は選挙区で敗れ、比例復活もかなわなかった。党代表ながら、議席を失う異例の事態。海江田氏は「党のために頑張ってきたが、代表を辞任する」と表明。野党第1党の党首が落選するのは、1996年に現行の小選挙区比例代表並立制となってからは初めて。

 “完全落選”が決まる約1時間前。日付が変わった15日午前0時30分から党本部で会見したが、質問はわずか3問、約7分で打ち切った。代表続投に意欲を示しつつ「来年4月の統一地方選に向け、1月17日の党大会で体制を整えたい」とやる気満々だった。ただ、進退について問われると、「まだ結果を見ているので…」と言葉を濁した。党職員から会見打ち切りが告げられ、報道陣から「短すぎる」との指摘が出ると、海江田氏は「みなさんも締め切りがあるでしょう」と言い残し、席を立った。完全落選の一報が伝わったのは、その1時間後だった。

 経済産業相などを歴任して知名度も高い海江田氏。だが、民主は13年の都議選で惨敗。地元の都議が1人もいなくなり、地盤が揺らいでいた。今衆院選でも党代表として各地に応援に出向いたが、劣勢が判明すると、地元にとんぼ返り。だが、都市部に多い無党派層の“神風”が吹くことはなかった。

 民主党代表の敗北は、党勢低迷の象徴となった。午後8時。本部の開票センターには福山哲郎政調会長だけが姿を見せた。前髪を気にするなどしていたが、“第一声”を発したのは、約15分後のテレビインタビュー。長い沈黙が続いていた。

 民主はこれまで全候補者の名札を並べ、当選者名の上にバラをつけていた。だが、今選挙から当選者の名前の入ったボードを並べる方法に変更した。2012年衆院選では自民にひっくり返され、当選者が激減。当時、バラのつかない真っ白なボードが話題になり、「惨めだからやめよう」との声が出ていた。

 民主では、維新の党などと野党再編を求める勢力と、労組系に依存する議員が混在する。野党再編派で、当選した細野豪志元幹事長(静岡5区)はこの日、「野党結集の責任を果たす」などと述べた。代表まで落選する大惨敗を受け、今後、党が分裂する可能性も出てきた。

[スポーツ報知 2014/12/15]

 ◇

海江田氏敗戦、野党第1党党首では65年ぶり…辞任表明へ
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2014/12/15/kiji/K20141215009462170.html

 民主党は公示前勢力の62議席を上回ることが確実になった。ただ、海江田万里代表が東京1区で自民党の前職・山田美樹氏に敗れ、比例での復活も果たせず落選。党の顔が消えるという、衝撃の結果となった。海江田代表は15日未明、党代表を辞任する考えを周辺に示した。同日中に正式表明する見通し。

 野党第1党党首が落選したのは、1949年衆院選で社会党の片山哲委員長が落選して以来。支持者らが集まった東京都新宿区の選挙事務所で、海江田代表は「議席を失い残念。支持してくれた人には、ありがとうと言いたい」と力なく話した。
 東京18区では、菅直人元首相も敗れた。党の“ツートップ”の相次ぐ敗北に、議席増も党内の喜びは控えめだった。

 野党転落から2年。安倍内閣で不祥事が相次ぐ中での選挙戦だったが、追い風はほとんど吹かなかった。海江田代表の「確かに自民は議席を伸ばした。だが民主も伸ばした」という強がりがむなしく響いた。東京都千代田区の党本部の開票センターは静まり返った。

 広がらぬ支持に、最大支持基盤の連合の関係者から「民主党が政権時代の不信感を拭うにはあと30年くらいかかるんじゃないか」との指摘も。ある労働組合の幹部は「この2年間何をしていたんだ」と吐き捨てるように言った。

[スポニチ 2014/12/15]
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/418.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 不毛だった総選挙と安倍政権打倒の二つの道筋(植草一秀の『知られざる真実』)
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2014/12/post-fee3.html
2014年12月15日

総選挙が実施され、議席配分が決まった。

与野党の議席配分はほとんど変わらなかった。

変化が生じたのは、「次世代」が議席を激減させて、「共産」と「民主」の議席が増えたことくらいだ。

最大の特徴は、投票率が52%と、戦後最低を記録したことだ。

つまり、この時期に、700億円もの費用を投下して、実施する必要のあった選挙だったのかとの疑問が、改めて鮮明になる選挙であった。

自公は325の議席を確保したが、最大のポイントは、小選挙区で圧勝したことだ。

比例代表の定数180に対して、自公が確保した議席は自民68、公明26だった。

つまり、自公合わせて94議席である。

比例代表ではぎりぎり過半数越えというのが選挙結果だった。

これが本当の民意である。

小選挙区では1位の候補者だけが当選する。

与党が盤石の選挙協力を実施した一方、野党勢力は候補者が乱立したため、小選挙区で自公勢力が圧勝したのである。

要約すると、二つの特殊要因が自公多数議席をもたらす原因になったことを指摘できる。

第一は、主権者の半数が選挙を棄権したこと。

安倍政権は寒波が到来する時期をわざわざ選んで選挙を実施した。

悪天候で投票率が低下することを期待したのである。

この戦術がぴたりと的中して、日本海側では投票率が5割を切った都道府県が続出した。

主権者の半分しか参加しない選挙という現実に日本政治の深刻な現実がある。

第二は、与党の自公が盤石の選挙協力を実行したのに対して、野党勢力の力の結集が実現しなかった。

このことが、自公を圧勝させる原因になった。

自公の日本政治支配、自公による独裁政治、自公政治の暴走を防ぐには、小選挙区制の特性を踏まえた、主権者の戦略的対応が必要不可欠である。


野党勢力の選挙結果には、二つの特徴がある。

ひとつは、共産党が躍進したことである。

原発・憲法・消費税・TPP・沖縄・格差

の主要六大問題について、自民党に明確に対峙する主張を、もっとも鮮明に示したのが共産党である。

安倍政権の政策に反対する主権者の投票をかなりの程度吸引したと考えられる。

もうひとつの特徴は、比例戦を中心に、維新の党が事前のメディア報道に比べれば、多数の投票を獲得したことである。

関西圏では橋下徹氏の影響を受けてのことか、維新が得票を伸ばしたが、首都圏を中心とする他の地域でも一定の支持を得たことが観察される。

その背景に、官僚機構と政治家集団が「我が身を切る改革」を実行していないことに対する主権者の厳しい判断がある。

この二つの特徴を反映して、とりわけ比例代表選挙において、共産党と維新の党が多数の議席を獲得した。

維新が30議席、共産が20議席を獲得したのである。


日本政治を刷新するには、自公勢力に対抗できる大きな勢力を確立することが必要不可欠である。

この対立図式の描き方が、今後の最大の焦点になる。

選挙結果で示された議席配分だけを見ると、民主と維新が軸になり、自公に対抗する野党第一勢力を構築する方向に進んでしまいがちになる。

しかし、この図式では、政権交代を引き起こすことは非常に難しくなるのではないか。


55年体制は、政党を担当する自民党と万年野党第一党の社会党という対立図式であったが、この図式に陥る可能性が極めて高いからである。

反自公勢力が共産党とそれ以外の二本立てのなる限り、自公を圧倒する力は、生じにくいのである。

突風が吹けば別だが、突風が吹かない限り、野党は万年野党に陥る可能性が高い。

したがって、自公とは明確に路線を異にする、主権者政党を確立し、この主権者の党が、共産党と連携して、自公と真正面から対立する図式を描くべきであると考える。

個別の小選挙区の得票状況を詳細に分析するなら、共産党との連携なしに、自公勢力を打倒することは困難であることが鮮明になるのだ。

維新が唱える、「我が身を切る改革」の主張は、主権者の声を代弁するものである。

この声は尊重するべきだが、それを踏まえて、

原発・憲法・消費税・TPP・基地・格差

の各問題に対して、安倍政権に正面から対峙する主権者政党を創設し、この主権者の党が共産党と連携して、政権を樹立する構図を描くことが必要であると思われる。

現有議席数だけに目を奪われると、民主、維新を軸とする野党再編に目が向きがちになるが、現有議席は主権者の半分しか参加しなかった選挙結果を反映するものであり、全員参加型の選挙を前提とすると、構図がまったく変化するはずなのだ。

「主権者の党」を創設し、「主」と「共」が共闘する体制の構築を目指すべきであると考える。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/419.html

記事 [政治・選挙・NHK176] この選挙結果は国民が選択したモノであっても許容し難い。(日々雑感)
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-4535.html
2014/12/15 06:19

 野党の自分勝手とだらしなさが自公圧勝をもたらした。自公で衆議院の2/3を超える議席を与えたということは、安倍自公政権に「独裁」の許可を与えたに等しい。安倍政権が二年間にやったことを考えれば当然自公政権に2/3はもとより、過半数を与えてはならなかった。

 しかし政権の受け皿となるべき野党第一党の民主党が第二自民党のままなら、民主党が躍進したところで何にもならない。安倍政権最大の悪政・消費増税は民主党が提唱した「野合三党合意」で決めたことだったのだ。維新の党は完全なる自民党補完政党だ。愚にもつかない「大阪都構想」を掲げて、消費増税でも自公政権を後押ししている。こうした野党を見ていれば、国民は安倍政権でも野党でも大して変わらないと判断したのだろうか。

 これで近隣諸国の「反日」国家に対して安倍氏の大人げない、幼児じみた頑なな外交が続くのだろう。なぜ机の下で蹴りあっていても、表面ではにこやかに握手が出来ないのだろうか。それが外交というものだが、熾烈な国益を賭けた話し合いの場に臨まないのなら、国益も何も始まらない。

 これで集団的自衛権関連の実施法関係も参議院に関係なく成立することになる。憲法改正の正式な手続きを踏むことなく、閣議による解釈改憲により憲法を変質させることは立憲主義を葬り去る暴挙だが、それを暴挙と感じない国民が多いということなのだろうか。憲法の条文に明らかに異なる法律を施行する国家に対して、世界の信用が大きく揺らぐと、なぜ考えないのだろうか。

 デフレ脱却と言いつつ、増税するという真逆な政策遂行するナンデモアリ狂気政権を国民は向こう四年は戴くことになる。1%に奉仕し99%の国民を分断し孤立化させ、国民ではなく労働力としかみなさない新自由主義者たちの跋扈する国家へと日本は突き進むことになる。

 それは自己責任という言葉を政治家が至らない政治の責任から逃れる免罪符に使う社会だ。それは60万人のヒキコモリやニートをもう一度社会に参加させる社会ではなく、安価な外国人労働者を移民させる社会だ。全ては自己責任で、政治家は「おらシラネ」と見向きもしない社会だ。

 未来への投資もしないで、子育てをする専業主婦を家庭から引き剥がして労働力の一つに数える社会だ。国内産業が空洞化しようがなんであろうが、当期企業収益の最大化のためには何でもやって良いという社会だ。

 安倍氏の「日本を取り戻す」という日本は1%のための日本という意味だ。99%の国民はむしろ搾取される側に立つことを自覚すべきだ。もちろん1%の手先として働く官僚たちは1%の側に立っている。だから財政破綻を増税の口実にしつつ平気で自分たちの報酬を引き上げ、対前年比増の予算を組み続けるのだ。

 しかし既に中国は経済崩壊を始めているし、中国に寄り掛かっていた韓国も経済は崩壊しつつある。隣国の異常事態にいかにして備えるのか、そうした隣国の首脳と安倍政権は腹を割って話し合うチャンネルを有しているのか。

 心もとない瞬間湯沸かし器の首相を、この国の有権者は信認しこの国を託した。その結果は国民が負うしかないが、その結果が出る前に野党政治家諸氏は真の野党を結集して組織化しなければならない。既に次の選挙へ向けて、心ある政治家諸氏は走り出さなければならない。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/420.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 安倍自民大勝 「別の道」示さなかった民主や維新ら野党に責任(週刊ポスト)
安倍自民大勝 「別の道」示さなかった民主や維新ら野党に責任
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141215-00000006-pseven-soci
週刊ポスト2014年12月26日号


 総選挙は「この道しかない」と掲げた安倍自民党が大勝し、第3極政党をはじめ野党は壊滅状態となった。国民の熱気や期待は薄く、不思議な選挙戦だった。

 開票本部で「バラ」をつける役の自民党幹部たちも、選挙中から違和感を覚えていたようだ。谷垣禎一・幹事長は、

「今回は追い風でも向かい風でもない。こういう選挙は怖い。誰かが変な失言をして『何だ』となると、パタパタとやられる」と党内引き締めを通達した。

 すると、図ったようにその途端に麻生太郎・副総理が「(アベノミクスで利益を)出していないのはよほど運が悪いか、経営者に能力がないからだ」「(社会保障費の増加は)子供を産まないのが問題」といった失言を連発した。

 それでも有権者の怒りに火が点くことはなく、自民党勝利の流れは変わらなかった。なぜだろう。安倍首相は選挙戦序盤、有権者にこう問いかけた。

「他に道があるなら教えてほしい」

 有権者も投票所で思ったのではないか。「他に選択肢があるなら教えてほしい」と。多くの有権者にとって、アベノミクスで生活が楽になったという実感はなくても、現実的な選択肢が「この道」しか与えられていなかった選挙でもあった。その点は、党利党略にこだわって「別の道」を示さなかった民主、維新ほか野党に責任がある。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/421.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 新入閣有力候補・世耕弘成氏に近畿大ルートで4つの疑惑噴出(NEWS ポストセブン)
新入閣有力候補・世耕弘成氏に近畿大ルートで4つの疑惑噴出
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141215-00000005-pseven-soci
NEWS ポストセブン 12月15日(月)7時6分配信


 総選挙後の内閣改造で「新閣僚の最有力候補」として名前が挙がっている「首相の側近中の側近」こと、世耕弘成・官房副長官の政治資金疑惑を12月15日発売の週刊ポストが報じている。

 疑惑の舞台は世耕氏の祖父が創立者で自身も4代目総長を務めた近畿大学だ。同誌によれば、世耕氏の近大ルート疑惑は4つあり、まず1つ目が、近大の取引先業者からの「企業献金疑惑」だ。大学の清掃業務を請け負う業者の幹部らから巨額献金を受けているというもの。なお、この人物は近大の出資で設立されたベンチャー企業の監査役に就いている。

 2つ目は、同大教授からの不自然な献金。3つ目は、世耕氏が代表を務める「自民党和歌山県参議院選挙区第1支部」の事務所費に関するものだ。家賃を払った人物が世耕氏の資金管理団体に献金しており、資金環流の疑いがあるという。

 4つ目の疑惑は、和歌山・新宮市にあった世耕氏の旧後援会事務所の大家が近大だったことだ。

 これらの疑惑について同誌は世耕氏の事務所に問い質している。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/422.html

記事 [政治・選挙・NHK176] いよいよあらたな政治が必要になってくる時がやって来る  天木直人
いよいよあらたな政治が必要になってくる時がやって来る
http://www.amakiblog.com/archives/2014/12/15/#003040
2014年12月15日 天木直人のブログ


 なにもかも私が書いてきたとおりだ。

 選挙の結果も、それを分析するメディアの凡庸ぶりも、そして今後の政治の動きを予測する政治評論家のデタラメさ加減も。

 裏を返せば今度の選挙後の動きもまた、私の言う通りになるということだ。

 それはどういうことか。

 安倍自公政権では日本の直面する問題は解決できないということだ。

 いくら安倍首相に権力が集中しても、安倍首相である限りうまく行かない。

 第三次安倍政権は早晩行き詰ることになる。

 そして今度こそ同じ手口は二度と使えない。

 病気に逃げ込むことも、大義なき解散もできない。

 本物の内閣総辞職、解散・総選挙が、遅くとも参院選がある2年以内に必ずやってくるのだ。

 しかし、既存の政治、政治家では何も変わらない。

 彼らの生き残りのための選挙をいくら繰り返しても何も変わらない。

 今度の総選挙の結果を受けて、与党も野党も、手垢のついた政治屋たちが政界再編の動きを見せるだろう。

 しかし、そのような既存の政治の枠組みからは何も生まれてこない。

 税金は無駄に使われ、彼らの利権や生き残りに消え、国民生活は何もよくならない。

 国民の「支持政党なし」は極限に達するだろう。

 その時こそ、私が唱えてきたインターネット政党の出番が来るのだ。

 もうひとつの政治であり、もうひとつの日本づくりの動きである。

 それは文字通り、「私はあなただ、あなたは私だ」、という全員参加の政治である・・・

 (以下メールマガジンに続く)



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/423.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 自民圧勝後の野党は、どう対抗軸を立てれば生き残れるか?(現代ビジネス)
        自民党圧勝


自民圧勝後の野党は、どう対抗軸を立てれば生き残れるか?
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/41433
2014年12月15日(月) 高橋 洋一「ニュースの深層」 現代ビジネス


■自民党圧勝の理由はベースの経済政策の差


大方の予想通り、自民党が圧勝した。筆者が先週の本コラムで書いたとおり、経済政策の中の金融政策について、自民党と他党ではまったく勝負にならないことが野党の敗因である。


これだけベースの経済政策に差があると、アベノミクスと非アベノミクスにはそのパフォーマンスに決定的な差が出てしまう。


先週は雇用の就業者数の差のグラフを出したが、企業倒産にも差がある(下図)。



野党の金融政策オンチを物語る話として、金融政策について株価を釣り上げる手段くらいにしか思っていないことがある。現に野党は、金融政策について株を持っている金持ち優遇という言い方をする。


金融政策は広範な分野に効く、強力な政策手段である。金融緩和は、株価上昇も就業者増加も同時に起こしてしまう。


その証拠が、以下の図だ。これは、日経平均と6ヵ月先の就業者数が連動していることを示している。金融緩和で、実質金利が下がると、一方で株価が上昇するとともに、半年後には実物経済がよくなって就業者数も増やしているのだ。これは、金融緩和は、金持ちだけでなく、職のない弱者にも恩恵を与えていることを示す。



■アベノミクス継続は日本経済にいいこと


こう考えてくると、今回の総選挙で「アベノミクス」が継続されるのは、日本経済にいいことだ。安倍首相の最大の貢献は、金融政策という世界の標準ツールを日本にも導入したことだ。これまで、経済政策というと、財政政策や個別産業のミクロ政策しかなかった。


雇用にも関係する金融政策が重要だと、気がついた首相は安倍首相が初めてである。そして、それを活用して雇用を生み出した。未だに、金融政策が理解できずにいる政治家は多い。残念であるが、本来雇用確保の政策のために、金融政策を主張すべきである左派政党の党首がまったく金融政策を理解できないのであるから、選挙の勝負はやる前からついているのである。


それでは、衆院選後、民主党や維新の党など野党はどのように党勢を立て直し、存在意義を発揮することができるのだろうか。


今回の総選挙で、有力な第三極は苦しかった。大阪では、維新の党は逆風の中、かろうじて踏みとどまった。しかし、次回の総選挙で展開が開けたとは言いがたい。



■自民党の対抗軸はリベラルの結集しかない


政治学の理論でデュベルジェの法則がある。これは経済学のゲーム理論からも、かなり緻密に扱われているもので、一つの選挙区でn人の議員を選ぶという制度の場合、n+1の政党しか長期的には存続し得ないというものだ。


そのロジックは、たとえばn=1の小選挙区制だと、候補者が3人の場合、有権者の支持率が2番目の候補者はちょっとしたきっかけで1番目に勝てるかもしれないが、3番目の候補者の当選確率は、他の2人に比べてがたんと落ちる。


一番手でもなく二番手でもない第三極の政党は、もともと小選挙区制では存続するのは難しい。



もっとも、今の小選挙区制は完全なものではなく、小選挙区比例代表並立制なので、第三極の余地はある。それを踏まえて、政権可能性のある二つ政党以外で、あり得るパターンは、自民党の連立パートナーになる公明党タイプか、比例区狙いの共産党タイプしかない。


新しくできた政党の場合には現実は厳しい。この20年間で20以上の政党が誕生してきたが、そのうち衆参に議席があり、衆院任期の4年以上存続している政党は民主党しかない。要するに、比例狙いで細々と生きるのでなければ、民主党や維新の党など野党は、集結して自民党へ対抗軸になるか、または対抗軸にならずに自民党との連立を目指すしか、基本的には存続の可能性は少ないといわざるを得ない。


自民党の対抗軸としては、野党としてリベラルの結集がもっとも素直だ。もし保守系スタンスであれば、自民党との連立を目指したほうがいい。民主党にはこの路線しかない。この意味で、維新の党は、正念場になっている。保守系スタンスなのかリベラルで行くのかの決断が迫られる。


リベラルでは、労働者をコアな支持層とし、所得再分配について政府の介入度を高める方向となる。今の自民党との差別化でいえば、金融政策を重要視して日銀法改正でインフレ目標と雇用義務を加えること、歳入庁を創設し税・社会保険料を一体徴収し、不公平をなくし所得累進課税を強化する方向がいい。


所得再分配の強弱は、最高の累進課税税率の高低や資産課税の取り組みでみてもいい。自由貿易、規制緩和では、労働者の権利保護に配慮して、自由化一辺倒でない是々非々路線になる。エネルギー政策では、労働者の立場から、脱原発の方向で再稼働には慎重スタンス。外交防衛では、安全保障コストを下げるために集団的自衛権を限定容認しつつも、行使には何重もの条件を付して平和主義を追求するのもいいだろう。


■「成長重視」は共通、与野党の対立軸は別に


今、格差問題は世界的な流行になっている。例えば、世界中で100万部を超える異例のベストセラーとなっているフランスの経済学者トマ・ ピケティの「LE CAPITAL AU XXIe SIECLE」が『21世紀の資本』(山形浩生他訳、 みすず書房)として、日本でも出版されて、話題になっている。


ピケティ氏は、各国のデータから、資本収益率(ほぼ4〜5%)が所得成長率(ほぼ1%前後)よりも高いことを示した。このため、高所得者と高資産保有者がますます富んで、多くの国での格差拡大を説明したのである。


これへの対処としては、二通りある。所得成長率を高めるか、資本収益率を下げるかである。ピケティ氏は、資本収益率を下げることが有効と考え、資本課税の強化を主張しているようだ。


日本の現状では、所得成長率が低く、資本収益率も低いのが実情だ。サッチャー氏の「金持ちを貧乏人にしたところで、貧乏人が金持ちになるわけでない」という言葉があるが、1990年代以降、日本の経済成長率が世界でビリであることを考慮すれば、まず、求められるのは成長の底上げだ。


これまでの和製リベラルでは、成長はもう要らないという路線であった。戦後の左系知識人がしばしばこれに陥ったが、世界的な基準から見れば、ここ20年間程度の低い成長率に甘んじるというのであれば、社会保障を含めた経済社会の諸問題は解決できない。


何よりも、所得再分配政策を行うにしても、パイが大きくないとそもそも分けられなくなる。実質2%、名目4%程度の経済成長がないと、諸施策の自由度がなくなってしまう。


経済問題では保守もリベラルも大差がなく成長重視が望ましい。その上で、規制緩和、エネルギー政策、安全保障などで見解の相違をぶつけるようになれば、国民にとって、よい対立軸の提供になって、いいライバル関係になるだろう。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/424.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 安倍首相vs村尾キャスター ニュースZERO 『アベノミクスは限界か?』の問いかけにイヤホン外しフル無視対応









http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/425.html
記事 [政治・選挙・NHK176] 与党圧勝が何ものぞ。安倍政権は高転びに転ぶ。闘いはこれからだ(生き生き箕面通信)
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/47555393b03e47ede669bc6bbaafaa51
2014-12-15 07:24:20

 NHKが昨夜から、「自民圧勝。与党圧勝」と繰り返しており、耳障りです。衆院の議席減があったとはいえ、自民党は3議席減らしたわけだし、公明と合わせた与党全体でみてもわずか1議席増えただけ。選挙前とほとんど変わっていないのに、「圧勝、圧勝」と騒ぎ立てるなど、笑止千万。見苦しい。

 沖縄では、「自民党は全滅」という惨憺たるありさまです。

 それにしても、野党がだらしなさすぎた。「非常に厳しい選挙だ」といいつつ、野党候補の一本化すら実現できないていたらく。まさに危機感の欠如でした。「のほほん選挙」だったと言っても言い過ぎではないでしょう。「準備不足だった。安倍首相にしてやられた」などと、情けない。安倍晋三という男に政権を奪い返されてからの2年間、民主党は一体何をやっていたのか。

 今回の選挙結果を振り返ると、主権者の思いは、「安倍政権は危なっかしいけど、アベノミクスなどといって経済に力を入れている。民主党よりもまだましか。今回は仕方ない、自民党に入れておくか」といったところでしょうか。

 どうしても自民党に入れたくなかった人のかなりの部分が、共産党に流れたともいえます。「共産党に入れたところで、安倍の暴走を止められるわけではないが、共産党に入れることで、せめてもの意地を表したい」という、これも野党のだらしなさの表現のひとつです。

 安倍政治は、これからの政権運営で必ず行き詰ると予測できます。第一に、経済政策は失敗がさらにあらわになり、消費増税を強行すれば、私たちの生活はさらにボロボロになります。

 もっとも今回の選挙結果をみれば、有権者の多くが自ら「生活がボロボロになる道」を進んで選んだわけです。そのとがめは、みずから潔く引き受ければいい。ボロボロになるのは仕方ない。

 安倍政権が、さらに共謀罪の制定に走り、憲法改定に動き出せば、日本列島を黒い雲がおおい、「おもてなしの国」は見る影もない。残念ながら、落ちるところまで落ちるほかない。

 落ちるところまで落ちながらも、反転攻勢の芽を育てたい。逆境の中で育つ芽こそが、本物に育つ。本物の野党の力を結集しましょう。「連帯」する芽を育てましょう。「連帯」できれば、日本の明るい未来に向かって歩き出すことができます。

 今回は、神様、仏様から日本人に与えられた試練です。試練を乗り越えられるかどうか、どうしたら乗り越えられるか、それが今、一生懸命に考えることではないでしょうか。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/426.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 安倍晋三首相と小沢一郎代表「合作」、自民党が2議席減、「公明党切り」が失敗、血税631億円がムダに(板垣 英憲)
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/d13f7cdac248761984980fbbc844e8fe
2014年12月15日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話

◆総選挙は12月14日投開票され、自民党が予想通り大圧勝したものの、公示前勢力から2議席減らし、しかもマスメディアが予測していた「単独300超〜320議席」に及ばなかった。自民党は、沖縄県の4選挙区とも議席を失った。生活の党の小沢一郎代表は、当選した。
しかし、公明党が公示前勢力31議席から35議席へ4議席増やした。共産党が公示前勢力8議席から21議席を獲得し倍増以上の勢力となり躍進した。低投票率が組織政党に対して、プラスに働いた。一方で、維新の党は公示前勢力42議席を1議席減らして41議席となり、勢力減退。次世代の党は公示前勢力19議席から2議席となり、17議席も減らして惨敗した。投票率は52%(前回比7%減)で戦後最低を記録した。

◆今回の総選挙は、「2015年10月1日から消費税増税の1年半延長決定」「アベノミクス政策の評価」を国民有権者に問うことが大義とされ、争点とされたけれど、「白紙委任総選挙」の色彩を濃厚にしていた。しかし、実は、まったく別の目的があった。それは、一口で言えば「公明党切り」ということであった。

 自民・公明は公示前勢力324議席(自民293議席+公明31議席)で、憲法改正発議要件である「3分の2」(317議席)を7議席上回る勢力を持っていた。総選挙の結果、
自民・公明は326議席(自民291議席+31議席)で「3分の2」を9議席上回る勢力となった。

 だが、公明党は、自民党の日本国憲法改正草案(2012年4月27日決定)が、第9条に「国防軍創設」を明記していることから、この草案には反対の姿勢を示しているので、自民・公明だけで憲法改正発議は難しい。

安倍晋三首相は、7月1日に「集団的自衛権行使容認・憲法解釈変更・閣議決定」を強行した。ところが、その内容は「平和の党」を標榜する公明党により「換骨奪胎」されてしまったことから、安倍晋三首相は、失望するとともに、公明党と連立を組んでいたのでは、憲法改正は難しくなると痛感させられた。

 このため、安倍晋三首相は、自民・公明連立を解消し、安倍晋三政権から、公明党を切り離す目的で、奇襲攻撃的に今回の総選挙を断行した。これは、小沢一郎代表から「公明党が総選挙態勢を整える前に行うのがよい」というアドバイスを受けて行われたので、安倍晋三首相と小沢一郎代表との「合作」と言われた。総選挙の結果、自民・公明は「3分の2」を超える326議席を獲得したものの、自民・公明連立政権の公明党の存在感を低下させる目的は、達成されず、「合作」は失敗した。公示日12月2日直前の11月27日付け朝刊「4面」に「創価学会と平和主義」(佐藤優著、朝日新聞出版刊)の全5段広告が掲載され、公明党・創価学会が、今回の総選挙の目的「公明党切り」を見破っていることを印象づけた。この意味で、安倍晋三首相と小沢一郎代表との「合作」は、すでに失敗していた。

◆自民党は、参院で113議席を持っている。だが、過半数121議席に9議席不足するので、公明党(20議席)と連立してきた。しかし、「公明党切り」して、維新の党11議席、次世代の党7議席、生活の党の2議席と連立の組み替えを行っても過半数は確保できる。憲法改正発議に必要な「3分の2」(162議席)を確保するには、小沢一郎代表が親密にしている輿石東参院副議長が押さえている民主党参院議員58議席が魅力的だ。これと手を組めれば、参院からの発議要件を充たすことが可能となる。しかし、単独で「3分の2議席」を獲得するには、2016年7月の参院議員選挙で大圧勝するしかない。

 安倍晋三首相は12月14日に出演したテレビ、ラジオ番組で「憲法改正」について、以下のように述べた。

 「憲法改正は、自民党の悲願であり、立党の目的であった。私の大きな目標であり、信念だ。(改正発議に必要な)衆参両院で3分の2という高いハードルの勢力形成に向けて努力していく。国民的な理解を深めるためにリーダーシップを発揮したい。2分の1の国民の理解が得られることが極めて重要だ。改正の必要性を訴えていきたい」

 安倍晋三首相は、「単独300超〜320議席」に及ばなかったものの、過半数(238議席)を53議席上回る291議席を獲得して、現状をほぼ維持できたことから表向きホッとした表情だったが、解散総選挙の本当の目的を達成できず、失敗したため、心底から喜んでいる感はなかった。「年の瀬やめでたさも中くらいなり、わが世の春」といったところだった。総選挙に費やされた血税631億円をムダにしたという憾みが残る。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/427.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 亀井静香氏が当選、「悪政正す一揆を全国に」(高橋清隆の文書館)
当選を決め、支持者に挨拶する亀井氏(2014.12.14)
元記事
http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/1845357.html

 衆院広島6区で亀井静香(78)が13回連続の当選を決めた。自民党の小島敏文(64)と共産党の寺田明充(63)を引き離した。

早い当確、「今日は原点」

 投票締め切りの午後8時、地元民放テレビが当確を伝えると、庄原市内にある選挙事務所では、詰めかけた支援者らが歓声を上げた。2年前の選挙は当確が出たのが10時すぎだっただけに、緊張の張り詰める時間なく喜びに沸き立った。

 「一揆だ!!」の鉢巻きを着けた通称「亀女(かめじょ)」こと亀井静香後援会婦人部の面々が「万歳」を叫ぶ。後援会の役員や詰めかけた支持者らが、誰彼構わず握手し、肩をたたき合う。倉庫を利用した事務所内は、熱気に包まれた。

 午後8時半、亀井氏が選挙事務所に姿を見せると、大きな拍手で迎えられた。小林秀矩広島県議に手を引かれ壇上に立った亀井氏は、「ありがとうございます。ありがとうございます」と四方に頭を下げる。

 「これが皆さん、一揆なんです。悪代官をやっつける。今この悪政をこの地から正していく一揆をやった。皆さん方がやったんだ」とお礼を述べた。

 「日本はこんな国だったのか。地方を良くし、国を良くし、みんなが幸せになっていく国に持っていく、まさに今日は原点。全国に先駆けて一揆をやった。これを全国でやれば、日本は変わる。頑張ります。皆さん、やりましょう。子や孫のためにも」と呼び掛けた。

地元民は地域の立て直しを期待

 亀井氏当確の報を受け、選挙事務所で各人に声を聞いた。

 北部選挙本部の住田鉄也代表代行は「最高の気持ち」と表現。「弱者のために政治はあるという先生の信念が有権者に共感を呼び、大きなうねりになったのが 一番の勝因。県北は農林関係の産業が多く、限界集落もある。先生の一揆の精神に共鳴し、先生を支えなければという思いが高まってきた」と分析。今後の亀井 氏には「信念を貫いて、新しい日本を創っていただきたい」と期待を寄せる。

 同市内で農業を営む70代の男性は「ほっとしている。『若干優位』と報じられていたが、こんなに早くて」と顔をほころばせた。亀井氏への期待として、 「農業問題をしっかりやり、人口が少なくなっていることに歯止めを掛けてほしい。TPPや農業改革で、このままではもたないから」と話す。

 府中市内から駆け付けた70代の男性は、「中山間地域の代表として、期待している。彼ならやってくれると思う。今の農業はTPPで大変なことになってい る。中山間地は農業でしか生きられず、生活がかかっている。田舎が駄目になったら、都会も駄目になる。それが分かる人だ」と信頼を置く。

マスコミが完全アウェイの庄原

 選挙事務所に凱旋(がいせん)した亀井氏に報道各社がインタビューした。国民を不幸にしか導かないマスコミに手厳しい亀井氏は希有な政治家だが、庄原市内の選挙事務所では、全員が味方である。

 テレビ局の記者が「今回は初めて無所属で臨んだ選挙戦だったが」と向けると、「俺は無所属じゃない」と声を荒げた。詰め掛けた支援者たちに手をやり、「みんなと一緒なんだよ」と叫ぶ。場内から「そうだ」「亀井党だ」とヤジが飛び、拍手が鳴る。

 「今回、接戦だったが」と向けると、「下らない質問すんな」と亀井氏。「選挙戦のポイントは」とただすと、「一揆だと言ったろ」と一蹴。そこら中で「ワハハ」と笑いが起きた。

 「無所属という立場でしたが」と重ねると、「亀井党だと言ったろ」。「国を良くしたいと言っていたが、どういう立場で変えていきたいか」と問われると、 「全国に一揆を起こすんだ。聞いておけよ、ちゃんと。何のために挨拶したんだ」と返答。会場中から「ワハハ」と嘲笑の声が上がり、「マスコミしっかりし ろ」「あほう」とヤジが飛んだ。

 「今後は新たな政党に入ったり、新党を創ったりするつもりは」と尋ねると、「亀井党に属してる」ときっぱり。大きな拍手と罵声の中、各社インタビューは終了した。

「ミスター郵政」の稲村公望氏も参戦

 日本郵便前副会長で中央大学客員教授の稲村公望氏も同選挙事務所に駆け付けた。旧日本郵政公社理事時代に郵政民営化に反対した、亀井氏の同志だ。

 稲村氏は今回の広島6区の戦いを、次のように位置付ける。

 「グローバル化とナショナリズムのバランスをどうするかということ。05年に堀江貴文が出て亀井氏を落とそうとする動きがあったが、同じ動きが再燃して いることを懸念した。それを押し返し、早々に当確を出したのは意味がある。広島県だけの話でも、国内だけの話でなく、世界の大きな潮流の中で注目を受ける 選挙区だったと思う」

 選挙結果については「自民党が『保守』と称しながら、実際は新自由主義の政策を実行していることへの反発が出たのではないか」と分析する。


http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/35966.jpg当確の第1報を聞き、歓喜に湧く選挙事務所(2014.12.14)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/35964.jpg亀井静香後援会婦人部こと別称「亀女(かめじょ)」(2014.12.14)
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/35963.jpg支援者とともに万歳する稲村氏(2014.12.14)

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記事 [政治・選挙・NHK176] 安倍首相がZERO村尾にブチギレ完無視!古舘は口封じ状態!大荒れ選挙特番(リテラ)
          どの道むしかい。(自民党2014衆院選特設サイトより)


安倍首相がZERO村尾にブチギレ完無視!古舘は口封じ状態!大荒れ選挙特番
http://lite-ra.com/2014/12/post-708.html
2014.12.15. リテラ


 自民党の圧勝に終わった衆院選。安倍首相は、してやったりでご機嫌かと思いきや、当日の選挙特番でキレまくっていた。

 既報のとおり公示前に自民党がテレビ局に圧力をかけた影響か、選挙期間中の選挙報道の時間が、2年前の総選挙の3分の1になるという体たらく。早くから自民党圧勝が予測されたなか、選挙特番も期待できるのは、“池上無双”のテレ東か、古舘のテレ朝くらいのものだろうと思われていた。

 解散発表当日、テレビ各局のニュース番組にハシゴ出演した安倍首相は、テレビ朝日の『報道ステーション』にだけは出演しなかった。本サイトで以前報じたが、これは、批判的なスタンスの古舘に対し、テレ朝上層部があまり厳しい質問をしないよう釘を刺したため、古舘が安倍の出演を拒否したからだといわれている。そんな経緯から、古舘が安倍と一戦交えるのではないか、そんな予想があった。

 しかし、テレビ朝日の『選挙ステーション』は、古舘の口封じシフトを敷いていた。番組中に選挙とはなんの関係もないフィギュアスケートグランプリファイナル関連の映像を何度も挿入するのだ。この日のテレ朝は、選挙特番の直前まで、早朝に行われ羽生弓弦が見事優勝した男子シングルのフリーを録画放送。特番と同時間帯に行われていたグランプリファイナルのエキシビションは特番後の11時半から録画放映する予定になっていた。ところが、選挙特番中にも、さっき放送したばかりの羽生のフリー演技に、エキシビションの生中継、羽生のインタビュー、羽生のシーズンふりかえり、とやたらフィギュアを入れてくるのだ。安倍首相インタビューの直後には、試合すら地上波放送していないペアのエキシビションの生中継を入れるという、徹底した口封じぶりだった。羽生選手の登場ぶりは「羽生くん当確」と錯覚するほどで、ついには古舘も「またフィギュアですか!?」と驚きの声をあげていた。

 そして、意外なことに安倍と全面対決となったのは、身内のはずの日テレ『ZERO×選挙』のキャスター・村尾信尚だった。

 といっても、村尾がとくだん辛辣な質問を浴びせたわけではない。まず、アベノミクスに関連して女性の活用について、具体的な数字を示していただきたいと村尾が訊いたのに対し、安倍首相はイラッとしながら「できもしない数字をあげるのは、民主党のやったこと!」と関係ない民主党ディスで返す。さらに、村尾が実質賃金が下がっていることを指摘すると、突如キレ始め「実質賃金が減っていることに意味はない」「ボーナスは増えている」などと強弁。あげく、スタジオからの音声を届けるイヤホンを外してしまい、とうとうと自説をまくし立て始め、ムッとした村尾が「安倍さん、安倍さん!」と呼びかけても、無視し続けたのである。

 自分の話に一段落ついたところで安倍首相はイヤホンを再びつけたのだが、さらに村尾が「働く人の7割は中小企業に勤めているんですよ! 中小企業に賃上げする余裕はあるんですか?」と問いかけると、完全にキレて再びイヤホンを外して持論をぶち、しまいには「村尾さんのように批判しているだけでは変わらない」などと村尾を批判した。これに村尾は「私は批判していません! プラス成長の可否をきいているんです」と反論を叫ぶも、安倍はまたもや完無視。最後は日テレの報道局解説主幹の粕谷賢之がアベノミクス以外の目標を質問するが、安倍首相は「そちらの音がうるさい」などと言いながらイヤホンを外したまま終了してしまった。中継を切られた『ZERO』のスタジオはお通夜状態に。普段は天然な雰囲気を漂わせている村尾も珍しく、怒りを露わにしていた。

「アベノミクスは限界か?」というテロップは打っていたが、解散の意義や低投票率を厳しく追及したわけでも、集団的自衛権や改憲問題などにツッコんだわけでもない。アベノミクスについても村尾自身が言っていたように決して批判的だったわけでなく、今後の具体策を問うただけのこと。総理大臣として訊かれて当然の質問である。にもかかわらず、なぜ、一国の総理大臣である安倍が「アーアー聞こえなーい!」と都合の悪いことに耳を塞ぐ小学生のような醜態をさらしたのか。実は、これには伏線があった。

 この夜22時ころから、安倍首相は各局のインタビューを自民党本部から中継で順番に受けた。古舘によるとくじ引きで順番を決めたらしいのだが、まずトップバッターはテレ朝だった。インタビュー冒頭に「極秘調査で手ごたえを得たから、解散に踏み切ったってことなんですか?」と古舘がぶつけ、安倍首相がドギマギしたり、最後に「今度スタジオに来てゆっくりインタビューさせてください。政治部長を通じて依頼しますんで」などと先述の因縁を思わせる発言をするなどの場面はあったものの、安倍首相も「古舘さん手強いんですが、よろしくお願いします」などと余裕の返しをしていた。

 しかし、次に出演したTBSあたりから雲行きが変わる。TBSといえば、例の圧力文書のきっかけになったといわれる『NEWS23』を擁する局。解散発表当日の『NEWS23』で景気回復の実感について街の声を紹介したところ、6人中5人が「実感ない」という声だったため、番組中に「偏った意見を選んでる!」などと生出演していた安倍がイチャモンをつけたあの一件だ。その『23』のキャスターも務める膳場貴子アナが、「以前番組に出演いただいた際、『実感ない』という街の声に対しておかしいと反論されていましたが、実際に全国まわってみて実感はどうでしたか?」と因縁の一件をチクリと質したのである。これに安倍はイラッとしながら「あのときは、街の声が偏っていた」などと言い張った。
 
 3番目に出演したのは無双・池上彰をキャスターに立てるテレ東。池上彰の無双ぶりの詳細については既報だが、もちろん安倍首相に対しても発揮された。「集団的自衛権などについてはあまり話していなかったのではないか?」と問われた安倍は、「そんなことないですよ! テレビの討論も何回もやってる!」とこの夜はじめて声を荒げたのである。

 次に出演したNHKではイヤな質問もなく、無難に終わる。その次のフジでも、宮根誠司、安藤優子もたいしてツッコんだ質問をすることもなかったのだが、各局で解散の意義や低投票率について繰り返し問われることにうっぷんがたまってきたのか。延期した2017年4月には景気が悪くても消費税率を10%に上げるのか?とごく普通の質問をされただけなのに、「景気よくなっている、賃金もあがっている、来年再来年さらにあがる」とまくし立てたのである。不機嫌なとき、余裕のないときの、例の早口口調で。

 そして、最後に出演したのが、問題の日テレだったというわけである。

 たしかにどの局も、毎回評判になる池上さんの無双ぶりに引っ張られたのか、公示前の圧力に対する反発なのか、予想よりはツッコんだ質問をしていた。しかしそこまで厳しい質問ではなく、総理大臣であれば耳を傾け答えてしかるべきことばかりだ。もしかして、自民・公明で3分の2を確保し圧勝と言われているが、選挙戦途中に報じられた自民300議席超、自民単独3分の2には及ばず、現有議席割れという結果に、実のところ安倍首相は不満で余裕をなくしていたのだろうか。当初自民党が流していた「50議席は減るかも」などの悲観的な見立てはやはりダミー情報で、「議席増見込める」「300議席超える」という極秘調査のほうを当て込んでいたが外れたといったところか。解散時は勝敗ラインを「自公で過半数」と低めに設定していたが、安倍の皮算用では“本音の勝敗ライン”はもっと高かったのだろう。

 あるいは、批判的な意見は「偏向」「捏造」とブロックしまくり、自身を絶賛するネトサポ、ネトウヨの声ばかりをきいている安倍首相、批判耐性がますます弱くなっているのかもしれない。

(酒井まど)



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/429.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 福井県立大教授・服部茂幸氏 アベノミクスの“手口”を暴く(日刊ゲンダイ)
            本人提供


福井県立大教授・服部茂幸氏 アベノミクスの“手口”を暴く
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155717
2014年12月15日 日刊ゲンダイ


■円安政策はマイナス効果の方が大きい

 アベノミクスのゴマカシはいろいろあるが、「アベノミクスの終焉」(岩波新書)で有無も言わせぬ数字を突きつけたのが、この人だ。服部氏の著書の中にはアベノミクスを雨乞いに例えた話が出てくる。根拠のない雨乞いをして、本当に雨が降ってくれば、自分の手柄にする。降らなければ、雨乞いが足りないと言う。まさしく、安倍・自民党の手口である。アベノミクスで雨など降るはずがないのである。

――安倍政権は「アベノミクスの是非を問う」ということで、衆院を解散しました。安倍首相は「この道しかない」と言って、自民は圧勝しました。どう思われますか?

 10月31日に日銀が追加緩和をしました。続いて安倍首相は10%への消費増税を1年半、先送りにすることを表明しました。普通の人が見れば、アベノミクスがうまくいかなかったと認めたことになると思います。

――だけど、日銀も政府も失敗を認めていませんよ。

 景気が落ち込んでいるのは4月の消費増税の反動のせいである。円安にしても輸出が増えないのは世界経済が悪いからだと。こういう主張ですね。つまり、アベノミクス自体はうまくいっている。景気が落ち込んでいるのは別の理由であると。

――詭弁ですよね?

 消費税を上げれば、消費が落ち込むというのは、一般論としてはそうです。でも総務省の資料では、家計消費の落ち込みは、1997年に消費税を3%から5%に上げたときには、0・5%くらいでした。今年は5%くらい落ち込んでいてケタ違いです。景気の落ち込みは消費増税だけのせいではないのです。

――異次元緩和をどうお考えですか?

 日銀は2%の物価上昇を目標にして異次元緩和を続けています。しかし、IMFが為替の影響を受けない品目で物価動向を調べたところ、日本の物価はまったく上がっていなかった。私の本でも書いたように、現在の消費者物価の上昇は、輸入インフレの結果にすぎないのです。

――円安が日本経済のためになるのかどうか?

 何のための円安政策なのでしょう? 輸出は増えず、輸入が増加し、貿易赤字は拡大した。輸出企業は利益を得たが、国内産業と家計は損失を被った。利益と損失を比べれば、マイナス効果の方が大きいでしょう。

――10月末の追加緩和後、その円安がさらに進んでいますね。

 初めのうちは経団連に属するような大企業は円安を歓迎していました。しかし、日銀が追加緩和を決めたときに産業界出身の政策委員が反対しました。産業界でも現在の過度の円安は歓迎していないのです。

――安倍政権はアベノミクスの成果で株が上がった、雇用が改善したと威張っていますね。

 確かに株は上がりましたが、その原因がアベノミクスであるかは微妙です。株高は年金資金の買い増しや外国人投資家の動向によります。有効求人倍率も改善しましたが、実は2009年半ばから改善していて、とくに新規求人数は2010年に急増しています。アベノミクスの前から雇用環境は良くなってきていたのです。

――アベノミクスの出だしは良かったように見えますが?

 確かに2013年の前半は高成長でした。しかし、安倍首相が首相になったのは2012年12月で、景気の底は2012年の11月です。アベノミクスに効果があったとしても、その効果が出るためには、半年くらいかかります。単に安倍首相はタイミングが良かっただけです。

――消費増税でボロボロになり、今年度はマイナス成長必至ですね。

 そもそも、2013年の経済がうまくいっていたというのが、間違いです。2013年の後半の経済を支えていたのは政府支出と、消費増税前の駆け込み需要で急増した民間住宅投資、耐久消費財の需要です。それを省くとマイナス成長となっていたことは、私が本で書いた通りです。したがって、増税後の景気減速は想定内ともいえます。私が本の原稿を書き終わった時、政府・日銀だけでなく、企業、マスコミも含めて、消費増税の反動減は小さいと言っていました。彼らが何を根拠にそう言っていたのか私には理解できません。

■危機が露呈するまで隠蔽し失敗の責任は押し付ける

――そうなると、アベノミクスの成果は何一つない。というか、2012年末からの景気回復を勝手に自分の手柄にしただけで、その後はボロボロ。アベノミクスで一時的に景気が良くなったかのように喧伝しているのはインチキ、詐欺的な話になりますね?

 まあ、そうです。

――だとすると、トリクルダウンも起こらない?

 将来のことは不確実だという意味で、起こらないとは言い切れませんが、普通に考えると起こりません。日本経済はずっと沈んでいるように見えますが、2002年から戦後最長のいざなみ景気がありました。支えたのは輸出の拡大で、製造業の大企業は利益を急増させました。アベノミクスの円安で、製造業の輸出産業が利益を得たのと同じ構造です。ところが、この間、雇用者報酬はほとんど増加せず、1人当たりの実質賃金はむしろ低下したのです。米国でも同じで、1970年代半ば以降、男子フルタイム労働者(中位)の実質給与は増えていません。米国経済は1990年代以降、リーマン・ショックまでは好調だったとされますが、好調だったのは1%のスーパーリッチだけで、一般の労働者には恩恵がないのです。アベノミクスでトリクルダウンが起こると信じる根拠はありません。

――そもそも、問題は日本企業の競争力がないところにあるのではないですか? 新自由主義者のリフレ派が言うように、金融政策と規制緩和で手品のごとく、景気が回復するとは思えませんよ。

 日本の輸入が増えて貿易収支が劇的に悪化していますが、少なくとも昨年度に関しては、原発が止まったことによる鉱物性燃料の輸入が増えたせいではありません。輸入増加の3分の2を占めるのは製品輸入で、かつて日本企業の輸出の中心だった一般機械や電気機器、輸送用機器の輸入が25%も増えているのです。それも中国、ASEANからの輸入です。円安にもかかわらず、日本の輸出はあまり増えず、逆に、日本の主力輸出品だったモノの輸入が急増しているのはなぜなのか。米国はプラザ合意で通貨を切り下げたが、貿易赤字は改善しませんでした。すでに米国の製造業は空洞化していて、一方、日本の製造業の競争力が強力だったからです。これと同じ現象が日本とアジアの間で起きているのです。

――それなのに、安倍政権は「この道しかない」とやっている。著書の「アベノミクスの終焉」では、米国で金融危機を引き起こした経済学がアベノミクスでゾンビのように復活したと指摘されている。金融緩和をして市場に任せておけば、トリクルダウンが起こるという経済学です。なぜ、こうした過ちが繰り返されるのでしょうか?

 危機が本当に明らかになるまで危機を否定し、隠蔽する。失敗しても、失敗の責任は他に押し付け、成果だけを自分の手柄にしてしまう。失敗を犯しても、多数派の力で自らの責任を免責する。政治が有力集団と結びつき、その利益を擁護する。米国同様、日本でも、こういうことが今も行われているからだと思います。大多数の国民はアベノミクスの恩恵はないと答えていますが、成果が出るまで「時間がかかる」といって、失敗を認めません。現在の不況にしても、アベノミクスがうまくいかないのではなくて、消費増税のためにしてしまう。安倍政権の周辺のリフレ派の学者たちも、こうやって自分たちの失敗を免責し、間違った政策が続いていく。経済学と経済政策はさまざまな失敗を繰り返してきました。その都度、警告も繰り返されていたにもかかわらずです。それは失敗した人々が失敗を隠蔽し、ゴマカし、記憶を忘却させるからです。

▽はっとり・しげゆき 1964年、大阪生まれ。京大卒。「新自由主義の帰結」(岩波新書)など著書多数。「アベノミクスの終焉」(同)は大きな話題に。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/430.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 選挙特番 池上彰氏、安倍首相に容赦なし! 「改憲の野望を隠そうとはしない」〈dot.〉
選挙特番 池上彰氏、安倍首相に容赦なし! 「改憲の野望を隠そうとはしない」〈dot.〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141215-00000008-sasahi-pol
dot. 12月15日(月)10時33分配信


 アベノミクスの成否を問う今回の総選挙。結果は自民党の圧勝だったが、選挙特番はそれをどう伝えたのだろうか。

 注目はテレビ東京の「池上彰の総選挙ライブ」(12月14日19時50分〜24時)。ジャーナリストの池上彰氏が各党の幹部クラスに鋭い質問を浴びせ、タブーに斬り込んでいく姿勢は他局にはなく、これまでも高い評価を得ている。今年はどうだったのか。

 番組はまず、投票が締め切られた20時に、出口調査から各党の当選者数を割り出した。その時点の予測では、自民党は303議席(実際は291)、民主党は69議席(同73)と、自民圧勝の予測をした。その直後、自民党・茂木敏充選対委員長と中継をつなぎ、早くも池上節が全開になった。

「東京1区で有名閣僚などが続々と応援に来て、(民主党代表の)海江田さんをつぶそうという戦術が見えたんですけど、なかなかえげつない戦い方するもんなんですねえ」

 民主党・福山哲郎政調会長には、「民主党、前回はあまりにも負けすぎた。今回もあまり増えそうもないですね」と、容赦なくその不甲斐なさを指摘する。「急な選挙だったので」との返答には、「野党はいつでも政権を狙えるよう準備すべきでは」。

 政治家としての資質を問うたのは、民主党の鈴木貴子氏に対して。横にはなぜか父・鈴木宗男氏(新党大地代表)の姿があった。

「一人前の政治家として親離れしていないのでは」とまずは、誰もが感じるところに切り込む。さらに、貴子氏への質問に対し、宗男氏が答えるや、「本当に父親譲り。本人が答えるところ、またお父さんが答えた」と容赦しなかった。

 同じように、次世代の党・平沼赳夫党首にも遠慮がない。石原慎太郎氏について、引退する人を候補者にするのは国民に失礼ではないかとの問いに、平沼氏はこう気色ばむ。

「だから(比例の)最下位にしたんだ。失礼ではない。男の美学だ」

 これに対し池上氏はこう疑問を呈した。
「日本の政治、選挙は政策とは違うところで動いているんですね」

 鈴木貴子氏は親子の情を前面に出し、石原氏は男の美学。日本の選挙は情に訴えるのが有利ということか。

 池上氏の選挙特番といえば、バスツアーで関係先をまわる恒例のコーナーがある。選挙活動中の自民党・小泉進次郎氏をコンビニで発見し直撃。まるで週刊誌取材の現場のようである。単独インタビューには応じないことで有名な小泉氏だが、店内で交渉するとOK。将来の総理候補と水を向けると、

「狙ってなれるものではないので……」

 という小泉氏だが、池上氏は「ということは、なれるものならなりたいと受け取りました」と突っ込んだ解釈をした。

 圧巻は安部晋三首相が登場したとき。舌鋒鋭く、こう本心を引き出していった。

――街でも「今回なんで選挙するのか分からない。関心がない」という声が多かった。低い投票率での勝利は、あまり自慢できないのでは。
「しっかりと信頼を獲得するように努力したい」

――今回の選挙で、集団的自衛権の解釈についてあまりおっしゃっていなかったが。
「そんなことありませんよ。これまでテレビの討論会で何回も議論した」

――これだけの議席を確保すると、安部総理の悲願である憲法改正が視野に入ってくると思うが、ご本人の手で成し遂げたい?
「国民的なご理解が必要です。国民投票で過半数の支持を得なければいけません。理解を深めるところから進めていきたい」

――憲法改正に向けて一歩一歩進んでいく、ということですね。
「そういうことですね」

 中継後、池上氏は安部首相の話を次ぎのようにまとめた。
「憲法改正の熱意、野望をまったく隠そうとされなかった」

 その後も、落選が決まった民主党の海江田万里代表に「代表でいられるのか」と迫り、同じく民主党の細野豪志氏にも「自民党に替わる政党がない。民主党の責任は大きいですよね」と、手を抜くことはなかった。

 今回の投票率は、前回の総選挙より7ポイント下がって52%あまりとなる見込みだ。衆院選としては戦後最低の数字だが、池上氏の突っ込みにもやや鋭さがなかったように感じられた。中継数が多く、収録済みの企画モノも盛り沢山で、各々の政治家と十分な対話ができなかったのが原因か。やや策に溺れてしまった感は否めない選挙特番だった。(ジャーナリスト・青柳雄介)



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/431.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 菅直人は比例代表当選を辞すべきだ
菅直人が滑り込みで比例代表で当選したようだ。落ちぶれてもゾンビ的なところだけは健在なようだ。しかし、今まで自分がしたことと民主党のことを思えば当選を辞退して当然ではないか?

そもそも民主党の凋落、というより崩落の原因を作ったのはこの人物ではないか。稚拙な原発事故処理、唐突な消費税増税、おまけに震災に救われたが外国人献金問題。この人物が民主党を率いていなければ、多分ここまでの惨状はなかったはずだ。

さらに今回は民主党の再生にそれなりの努力をしてきた海江田氏を僅差で出し抜いての比例代表当選である。菅直人が民主党に居座るだけでまた民主党は菅政権時代の負の遺産を引きずることになる。

まあ、こう言ってもほとんど境界型人格障害者だから絶対にやめないだろうが、民主党のためには当選辞退すべきである。

しかし、こんな人間が何度も何度も当選するなど世も末である。

http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/432.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 渡辺喜美氏事務所を家宅捜索 政治資金規正法違反容疑、特捜部(共同通信)




渡辺喜美氏事務所を家宅捜索 政治資金規正法違反容疑、特捜部

http://www.47news.jp/CN/201412/CN2014121401002163.html


 元みんなの党代表の渡辺喜美氏(62)の政治資金問題で、東京地検特捜部が政治資金規正法違反の疑いで、宇都宮
市にある渡辺氏の事務所などを9月に家宅捜索していたことが14日、関係者への取材で分かった。特捜部は今後、渡辺氏本人から事情を聴き、同容疑での関係
者の立件を検討する。


 4月に公表された党の調査報告書は、2010年の参院選前後に渡辺氏が9千万円を借り入れ、返済していた先を匿名の「A」としていたが、特捜部の調べで政治団体「渡辺美智雄政治経済研究所」(同市)に関連する個人名義の口座だったと分かった。


 政治団体の収支報告書に出入りの記載はなかった。


2014/12/15 05:00 【共同通信】


http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/433.html
記事 [政治・選挙・NHK176] なにが、圧勝だ。あのね。投票率がほぼ同じだった、昨年の参議院選挙の比例得票数と比べると自公合わせて、マイナス105万票。





宮本徹さん、ご当選おめでとうございます(比例 東京ブロック)。あなたのお父さんの司法書士事務所が私の家から歩いて10分ほどのところにあります。事務所前を通るたびにあなたの当選を心密かに祈っていました。ご活躍を期待しています。

http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/434.html
記事 [政治・選挙・NHK176] 国民が政治に背を向けた日 投票率戦後史上最悪を記録(世相を斬る あいば達也)
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/ef5fe37d8f05644d79466e6324f90981
2014年12月15日

 衆議院選の選挙結果が確定した。想像通りで、特に選挙結果にコメントを差し挟む気は毛頭ない。言論封殺、恫喝選挙に参加するなど、恥ずかしくて出来るわけがないのだから、真面目に選挙運動された人々には失礼だが、筆者は、そこまでピュアでもないし、アーネスティさもない。

 しかし、マスメディアの報道を見ていると、どこもかしこも、自公合計の獲得議席を大々的に報じている。ゆえに、2/3議席獲得の文字がネットサイトで踊るし、明日の紙面も踊りまくるのだろう。しかし、自民党単独では、たったの291議席に過ぎない。むしろ、勝つ為になら、何でもしようと心に誓った割には、たいしたことはない。威張れるほどの勝利ではないので、自公合計、与党合計で結果を表示しろと、官邸から強い要望があったと推測できる。

 安倍自民が、最も実行しなければならないのは、集団的自衛権行使が実際上運営できる法案の数々を国会通過させなければ、右翼、全体主義者が政権を握っている意味はない。それをするには、是が非でも、自民単独で2/3議席の獲得が必須なのである。勿論、憲法改正をもしたいのであれば、もっとハードルは高くなる。維新と次世代合わせても、維新のすべてを飲み込めず、やはり一枚岩の奇妙な宗教政党と一緒にやってくしかなのだ。

 創価学会は、マルチ商法にお熱になった集団躁状態に信者を追いつめるので、商品を売りまくり、仏からのご利益を多くとる競争心理に誘導されているわけだが、選挙中の彼らを見ていると、信心そのものが選挙に勝利することと同義になっているようだ。このような岩盤票田を捨てて、あっちだかこっちだか判らない、維新と組むわけにはいかない。つまり、公明党が、事実上安倍国粋主義政治の歯止めと云う、怖ろしく怖い状況なのである。

 アベノミクスとかいう経済情勢も、安倍さん曰く、「これからどんどん給料は上がって行く。今年も、来年も、次の年も」その嘘八百を信じる以外に選択肢がなかった人もいるだろう。はじめから、政治が自分たちの生活を好くするはずなどないと思い込んでいる人も多いだろうし、何ひとつ、政治に期待を持たない、関わりも持たない人々もいるだろう。後者の二つの群が5割いたのだから、見事である。日本人ってのは、やっぱり、怖いもの知らずで潔し(笑)。

 まあ、安倍晋三さんの、経済好転の腕前を、是非、潔い日本人にみせつけ、安倍ファンになるようにして貰いたいものである。安倍晋三さんが首相になって、好転したのは、株価と輸出大企業の業績だけだからね。それで、税収が増えたのなら悦ばしいが、税収は消費税還付を込々で計算すると、減少傾向になっている。無論、GDPなんてのはガタ落ちで、財政赤字率はうなぎ登りなんだからね(笑)。

 それでも、国民の半分の6割が、安倍晋三さんを信じたのだから、その期待に背いてはイカンのだと思う。精々頑張って、生活費だけインフレになる経済政策に邁進して、国民をヒ〜ヒ〜言わせて欲しいものである。1年半後の日本国民の中には、やっぱり嘘だったと思う人や、もう耐えきれない、滅茶苦茶になってしまえという人々で溢れかえるような政治をやったら、イカンのです。3割の人々に支持されたとしても、信任には違いない(笑)。この際、彼らの希望を絶対に叶えることです。途中で腹痛などはもってのほか、裏声で、声ひっくり返して、一応勝利の夜だけでも、チアーしておこうではないか。

 ありゃ、海江田代表国会に戻ってこられないんだね、気の毒に。菅直人が比例で拾われたのだから、特に気の毒だ。それにしても、党勢立て直しっていって、誰が代表になるんだ?岡田、前原が本命で、細野がダークホース。穴で枝野幸男かな?まさか、野田佳彦の再登場ってのはないと思いたいが、どうなのだろう?最近の民主党のことはさっぱり判らん。

PS:ご祝儀相場ならぬ、不祝儀相場に東京証券取引所は見舞われているようだ。まあ、先週末のNYが大きく下がった影響だろうが、公的資金出動も一服だろうから、株高景気で好景気演出も、そろそろ限界だろう。350円くらい下がりそうだったが、200円しか下がっていない。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/435.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 菅直人が辞職すれば名簿4位の海江田氏は繰上当選に
今回の衆議院比例代表の東京ブロックにおいては、民主党は3議席獲得。菅直人が惜敗率で3位、海江田氏が4位なので、菅直人が辞任すれば海江田氏は繰上当選になる。
念のため。

http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/436.html
記事 [政治・選挙・NHK176] 投票率は52%、参院選比例得票比較、自民−80万、公明−25万、民主+26万、共産+90万、生活+8万、社民+6万です。
得票と議席数が一致しない事は文句を言うつもりはないが、公明が議席増で喜べる立場ではないし、生活・社民が議席減を恥じる必要はありません。
そして、戦後最低の投票率を更新したという事になっている今回は、とうとう52%となり、選挙の正統性が問われる事態になっています。
これらの数字から分かる事は、自公の票だけでは小選挙区で勝てないから、共産の票を活用して、芸術的に票割りした存在がいる事がうかがわれ、それはハンドでは無理だし、3党をまとめられる存在というと、霞が関かその上の存在の米国という事になりますし、オバマが間髪もいれずに祝意を示したのもブッシュが小泉にした時と同じで、米国の為の解散だった事が分かります。
そして、米国ニーズによる選挙だったのならば、当然と米国でゴアやケリーが勝者だったのに機械でブッシュを勝たせた事を日本でもやると考えるのが自然です。
いずれにせよ、実力以上の議席を与えられた自公は、昨日の各局とのやり取りでもボロを出していたようですが、実力相応の行き詰まりを見せる事になる筈です。

http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/437.html
記事 [政治・選挙・NHK176] 自民圧勝も、安倍の野望はかなわず。民主潰しによる改憲推進を阻止して、早期退陣を迫ろう(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/22651139/
2014-12-15 13:42

14日に投開票が行なわれた衆院選では、自民党が290議席(+追加後任1議席)を獲得。
 当初、予測されていたほどには議席が伸ばせず、300議席台には及ばなかった&現有議席を5つ減らしたものの、絶対安定多数(266議席)を確保して「一強体制」を守った。(・・)

 連立政権を組む公明党が4議席伸ばして、自民党の議席減少分をカバー。自公合わせると、連立与党で326議席に達し、衆院の2/3を超える議席を占めることになる。(++)

 この衆院選の結果や今後の安倍官邸&自民党政権の政治に関しては、これからゆっくり書いて行きたいのであるが・・・。

 安倍首相が、今回、解散総選挙に打って出た最大の目的は「あと4年間、自らの政権を延命して、憲法改正を含む安倍カラー(超保守)政策の実現(戦後体制の破壊&戦前のような教育&富国強兵策などを推進)すること」にあったわけで。<安倍首相は、昨日も早速、TV各局のインタビューで憲法改正への意欲を示していたもんね。^^;>
 安倍陣営としては、とりあえず第一目標であった「安倍政権の(形式的な)信任を獲得&政権延命の基盤を構築」を達成することができたと言っていいかも知れない。<ただし、実際に政権をあと4年間も延ばせるかどうかは、「???」だと思うけどね。(@@)>

* * * * *

 でも、圧勝したにもかかわらず、安倍首相にはほとんど笑みがなかったことに気づいた人も多かったのではないだろうか?(・・) <本当に嬉しそうにしたのは、東京1区で自民党候補が民主党の海江田代表に勝ったとわかった時ぐらいだったかも。^^;>
 
 というのは、今回の選挙は戦後の憲政史上最低投票率に終わった&盛り上がりにも欠けたため、安倍政治が本当に信任されたとは言いがたいものがあるし。
 しかも、安倍首相には、その憲法改正などの超保守政策を実現するに当たって、もう一つ「民主党&サヨク潰し」&「保守勢力による野党再編のアシスト」という大きな目標があったのだが。この目標も十分に達成することができなかったからだ。(~_~;)

(関連記事・『安倍陣営が民主党潰し、海江田・枝野・菅潰しに動く&サヨク排除と保守二大政党制を目指す安倍』『悪いのは民主党。いいことは安倍のお陰と国民に刷り込み+官邸の危機管理はお留守も、批判なし』)

 民主党は、大目標だった100議席には遠く及ばなかったものの、議席を11伸ばすことができたし。しかも、安倍氏が率いる超保守議連の仲間がそろう最も右側の次世代が大惨敗。で、最も左側の共産党が大躍進したことから、野党内の勢力としては中道左派が増加することにつながったし。

 また、安倍陣営が、落選させようと狙い撃ちした海江田代表、枝野幹事長、菅直人元首相の3人のうち、残念ながら、海江田代表は、小選挙区で敗北した上に比例復活もかなわず、現職の党首ながら落選することになってしまったのだが。<この次の党首が誰になるかで、今後の日本の国や政治のあり方が大きく左右されると言っていいかも。^^;>
 枝野氏は、小選挙区での接戦を制して当選。(同じく狙い撃たれた長妻昭氏も小選挙区で当選。)そして、菅直人氏は小選挙区では負けたものの、最後の最後に比例復活を遂げることに。(++)

 土俵際で抵抗を示した彼らに、mewは大きな拍手を送りたいと思うし。(久々に選挙速報を見ながらドキドキ・ワクワクさせられちゃったよ。)
 mew的には 「そんな風に、何でもかんでも、おまえらの思うとおりにはならないんだぞ」という結果をちょこっと見せつけやることができたこと(『安倍陣営が民主党潰し・・・』のラスト参照)には、「ざまあ」と言いたいと同時に、未来に向けて小さな希望の光が見出せるような感じがあった。(・・)

* * * * *

 どうやら産経新聞も、安倍首相の民主党潰し&(超)保守勢力の拡大が成功しなかったことには、ガッカリしている様子。(~_~;)

『衆院選は自民党が勝利を収めたが、安倍には忸怩(じくじ)たる思いが残る。
 安倍が年末の電撃解散で狙ったのは、自民党を勝たせるのはもちろんだが、むしろ自民党を含めた改憲勢力を増やし、護憲勢力を退潮させることに重きを置いていたからだ。』

『「自民党に吹いたのは、民主党や第三極に失望し、行き場を失った有権者の消極的な支持だった…」
 確かに日経平均株価は2年前に比べて2倍になった。雇用も改善した。だが、景気回復の実感は乏しい。今回の衆院選はそんな複雑な国民感情を反映したようにも見える』

 ・・・などと記し、自民党の圧勝を心から喜んではいないようにも感じられる。^^;

 というわけで、その産経新聞の記事をアップしておこう。(++)

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆


『「枝野の地元を日の丸で埋め尽くせ!」 首相、本気の民主潰し 菅直人元首相らを次々狙い撃ち

 「ありったけ日の丸の小旗を用意しろ。過激派の支援を受ける枝野幸男(民主党幹事長)の地元に日の丸をはためかせるんだ…」

 8日深夜、首相(自民党総裁)、安倍晋三のこんな指示が、東京・永田町の自民党本部4階の幹事長室に降りた。

 翌9日夕、埼玉5区のJR大宮駅前は、日の丸の小旗を手にした聴衆約4500人(自民党発表)で埋め尽くされていた。選挙カーの上で安倍は満足そうな笑みを浮かべた。

 「この選挙は日本が前進するか、後退するかを決める選挙です。でも民主党はあの混迷の時代に戻そうと言っている。その代表格が枝野さんだ。確かに弁舌さわやか。菅直人首相の下で官房長官を務めた華麗な経歴。でも果たして結果は出たでしょうか。残ったのは混乱だけだった」

 安倍がこう訴えると日の丸の小旗が一斉にはためいた。街頭で小旗の回収係を務めていた若手党職員はこう思った。「首相は本気で民主党を潰すつもりだ…」

× × ×

 衆院選は自民党が勝利を収めたが、安倍には忸怩(じくじ)たる思いが残る。

 安倍が年末の電撃解散で狙ったのは、自民党を勝たせるのはもちろんだが、むしろ自民党を含めた改憲勢力を増やし、護憲勢力を退潮させることに重きを置いていたからだ。

■参院で「改憲勢力3分の2超」狙う

 見据えているのは平成28年夏の参院選だ。参院で自民党単独で3分の2超となるには、改選121議席中97議席以上獲得せねばならず、ほぼ不可能といえる。それならば維新の党や次世代の党など第三極にもっと実力を付けてもらい、参院での「改憲勢力3分の2超」を狙うしかない−。安倍はこう考えていたのだ。

 だが、みんなの党は選挙前に解党してしまい、維新や次世代などはいずれも苦戦が伝えられた。逆に民主党は議席を増やし、共産党は議席倍増の勢い。安倍は周囲にこう漏らした。

 「なぜ維新と次世代は分裂してしまったんだ。多少不満があっても党を割ったらおしまいだろ。平沼赳夫(次世代の党党首)さんは郵政解散での失敗をまた繰り返してしまったな…」

× × ×

 そうなると取り得る戦術は一つしかない。民主党幹部の「狙い撃ち」だ。

 8日午後9時ごろ、安倍は自民党本部4階の総裁応接室に副総裁の高村正彦、幹事長の谷垣禎一、選対委員長の茂木敏充ら党執行部を招集した。終盤戦の方針を決める選対会議だった。
 配られたのは、3回にわたる自民党の世論調査結果と、重点区に位置付けた35選挙区の一覧だった。

 民主党代表、海江田万里(東京1区)▽枝野(埼玉5区)▽選対委員長、馬淵澄夫(奈良1区)▽国対委員長の川端達夫(滋賀1区)−。いずれも自民党候補に苦戦していた。

 「あと一歩のところまで来ているな…」

■もっと引き締めないと…

 民主党の議席が増えるのはもはや仕方がない。ならば党執行部を軒並み選挙区で落選させ、求心力を一気に低下させるしかない−。そう思っていた安倍は、調査結果を見て突然顔をしかめた。東京1区は、過去2回の調査で自民党候補の山田美樹が、海江田を大きく引き離していたが、僅差に縮められていたからだ。

 「やっぱり油断しているところは追い上げられているな。もっと引き締めないとダメだ…」

(下につづく)

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 安倍は紙に書をしたため、全自民党候補の事務所に送付するよう命じた。文面はこうだった。

 「油断大敵

  最後まで

  必死に訴えよ!

  弛(ゆる)んだら

  勝利はない!

    安倍晋三」

 X X X
   

 安倍の民主党大物の「狙い撃ち」は徹底していた。

 官房長官の菅義偉と手分けして、海江田や枝野、馬淵ら党執行部だけでなく、元首相の菅直人(東京18区)、元衆院議長の横路孝弘(北海道1区)、元厚生労働相の長妻昭(東京7区)、元外相の前原誠司(京都2区)−らの地元で民主党批判を続けた。

 歴代首相も衆院選では全国遊説を行い、各地で票を掘り起こしてきたが、これほど露骨に野党大物を集中攻撃した首相はいない。自民党幹部は「競ってる選挙区を選ぶとたまたま民主党の大物議員の選挙区だった」と語るが、それならば、圧倒的強さを見せる代表代行の岡田克也(三重3区)の地元まで足を運んだことに理由がつかない。

■野党再編の動きをもにらむ

 安倍は、尊敬する高杉晋作に自らを重ね、自分が敵陣に切り込み、闘志を見せることで自民党の士気を鼓舞しようとしたのだった。

 ところが、不思議なことに民主党でも元首相の野田佳彦ら保守色の強い議員の地元には踏み込んでいない。もしかすると安倍は、すでに総選挙後の野党再編の動きをにらんでいるのかもしれない。

× × ×
   
 「静かな選挙戦だった。追い風も向かい風も感じなかった」

 高村は選挙戦をこう振り返った。地方創生担当相の石破茂も「2年前のような高揚感はなかった」。多くの自民党候補も同じ思いだろう。投票率の低さがこれを如実に裏付けている。

 にもかかわらず各種情勢調査が「自民圧勝」を伝えたのはなぜか。ある党幹部はこう分析する。

 「自民党に吹いたのは、民主党や第三極に失望し、行き場を失った有権者の消極的な支持だった…」

 確かに日経平均株価は2年前に比べて2倍になった。雇用も改善した。だが、景気回復の実感は乏しい。今回の衆院選はそんな複雑な国民感情を反映したようにも見える。(産経新聞14年12月15日)』

* * * * *

 おそらく安倍首相&仲間たちも、自民党幹部も、野党各党もメディアも、この総選挙で、安倍政権or安倍政治が本当に国民から信任を得たわけではないということがわかっているし。
 来年にはいっても、なかなか国民が景気回復を実感しない状況が続き、アベノミクス失敗をきちんと認識するようになれば、安倍政権への支持は足下から一気に崩れて行くことも覚悟しているのではないかと察する。(・・)

 そこで、mewとしては、民主党や野党各党が今回の選挙準備不足や、中途半端な政策&戦略を立てた反省を活かして、来年の春の統一地方選までに、しっかりと体制を建て直すことが何より重要なのではないかと考えているのだけど。<共産党みたいに「確かな野党」として、正面から安倍自民党と対峙する形で、わかりやすい主張をしないとだわ。(++)>

 そのためにも、どうか安倍首相&保守陣営が目論む保守勢力結集による野党再編ではなく、あくまでも中道左派(+穏健な保守までOK)が中心となった民主党の立て直し&平和、リベラル勢力の結集による野党再編が進むようにと、切に願っているmewなのだった。(@@)

                        THANKS



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/438.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 沖縄で全敗した自民党 辺野古移設を強行すれば“血の雨”も(日刊ゲンダイ)
       カチャーシーで祝う赤嶺政賢氏の事務所/(C)日刊ゲンダイ


沖縄で全敗した自民党 辺野古移設を強行すれば“血の雨”も
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155765
2014年12月15日 日刊ゲンダイ


 全国で自民が圧勝する中、気を吐いたのが沖縄だ。「安倍政権ノー」を明確に突きつけ、4つある小選挙区で自民を全敗に追い込んだ。しかも、1区で勝ったのは共産党。小選挙区で18年ぶりに議席を復活した。

「オール野党で支援した翁長さんが11月の沖縄県知事選で勝利した勢いが、衆院選でも続いた結果です。県知事選の投開票当日、翁長選対の幹部たちは<明日からは衆院選で自民党を落とす戦いだ>と気勢を上げました。1〜4区のすべてで共産党を含めたオール野党体制を敷き、自民との対決構図を作り上げた結果の勝利です」(ジャーナリスト・横田一氏)

 前回の衆院選後、沖縄選出の自民党議員は“辺野古移設反対”の公約をほごにして寝返った。今回、沖縄県民は「それを絶対に許さない」という強い意思表示をしたのだ。

■名護市長選、沖縄県知事選に続く3連敗

 自民はこの1年で、名護市長選、県知事選、衆院選と3連敗だ。ここまで反基地の民意が出ているのに、安倍政権は今まで通り辺野古移設をゴリ押しするのか。強行すれば県民と衝突するのは確実だ。血の雨が降りかねない。

「10日に就任した翁長知事は、環境アセスのデタラメなどを再検証し、訪米して沖縄県の民意を伝えに行く計画です。米政府は沖縄県民と敵対してまで基地を造るのかどうか」(前出の横田一氏)

 実際、元米国防次官補のジョセフ・ナイ氏は今月8日付けの朝日新聞で、辺野古移設について「長期的な解決にはならない」と答えていた。米政府は沖縄で流血騒ぎが起きることを望んでいない。沖縄全敗の選挙結果は、安倍政権を窮地に立たせることになる。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/439.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 「自民圧勝」垂れ流し…大新聞が仕組んだ“戦後最低”投票率(日刊ゲンダイ)
           あきらめムード蔓延/(C)日刊ゲンダイ


「自民圧勝」垂れ流し…大新聞が仕組んだ“戦後最低”投票率
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155766
2014年12月15日 日刊ゲンダイ


「自民単独で300議席超える勢い」――。大手メディアによる事前の自民圧勝予測は何だったのか。大新聞は公示日の2日後から世論調査を踏まえた衆院選の情勢を伝えた。どこもかしこも「自民300議席超え」を書き立て、「比例区では80議席に迫る」と報じた全国紙もあった。

 ところが、いざ投票箱のフタを開けると、自民の獲得議席は「291」と公示前勢力を下回り、比例区も「68議席」にとどまったのだから、メディアの分析もいい加減なものだ。有権者の「揺り戻し」が働いた選挙結果なら、この国の民意もまだ捨てたものではないのだが、野党の議席も伸びず、投票率は戦後最低を更新して52・66%では褒められた話ではない。

「戦後最低の投票率は、主要紙が序盤情勢で有権者の投票意欲を失わせた結果ですよ。自民300議席超の圧勝観測をタレ流し、『選挙に行っても、この国の政治は変わらない』とあきらめムードを蔓延させたのです」(評論家・川崎泰資氏)

 低投票率によって、救われたのは安倍自民党で、公明と合わせて衆院の3分の2議席超をキープした。有権者が選挙に関心を持ち、投票率があと10%高ければ、自民党はもっと議席を減らしていたはずだ。

 大手メディアの自民圧勝観測は、やはり時の政権との“選挙協力”だったとしか思えない。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/440.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 子供のごとく横暴な安倍晋三と社会に無関心な驚くべき若者(simatyan2のブログ)
子供のごとく横暴な安倍晋三と社会に無関心な驚くべき若者
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-11964917305.html
2014-12-15 15:36:49NEW !  simatyan2のブログ


昨日の開票速報は各テレビ局が悲喜こもごもの映像を映し出し
ていましたが、圧勝した気の緩みか、早くも独裁者になった
つもりなのか安倍晋三の横暴さが出た番組がありました。


ここではキャスターに一言も喋る機会を与えず、ペラペラと
矢継ぎ早に持論を話まくる安倍晋三の姿があります。


途中からイヤホンを取り去り、ひたすら喋ることに没頭してる
ようです。


安倍首相vs村尾キャスター ニュースZERO 『アベノミクスは限界か?』の問いかけにイヤホン外しフル無視対応 選挙2014


嫌ですね、こういうのが国のトップとして今後4年間も君臨
するんですよ。


もっとも、すでに瀕死の国民が4年間持てばの話ですが・・・。


それにしても小選挙区制というのは怖いですね。


これだけ安倍自民が圧勝したのだから、さぞかし国民が自民党
に期待してるのかと思いきや、同じ日の池上彰の特番で、


「安倍政権がいつまで続いて欲しいか?」


の1000人アンケートでは下のような結果が出ているのです。



「すぐに終わって欲しい」が1位ですよ。


一体どうなってるんですか?


これが小選挙区制のインチキということですね。


つまり圧勝したからと言って民意とはいえないんです安倍政権。


しかも52%程度の投票率ですから、有権者の半分は自民党を
認めてるわけじゃないんですね。


辛うじて組織票で勝ったのが圧勝のように見えるだけです。


もし90%程度の投票率があれば、自民党は確実に過半数以下
になっていると思います。


だからマスコミを使って投票率が下がるような演出ばかりして
いるんですね。


これは何も今に始まったことじゃなく、以前からテレビで国民
の低レベル作戦ともいうべき戦略を行ってきました。


ターゲットは比較的テレビを見る時間の長い、幼児から高校生
までと高齢者です。


お笑い芸人や人気タレントを使えば容易に出来ますね。


高校生までの間に洗脳しておけば、卒業して社会人になっても
影響は続きます。


昨日の池上彰の特番で、高校生や専門学校生に日本の人口を
聞いたところ、下のような返答が返ってました。




5億だとか、63億だとか、俄かには信じがたい答えを発して
いる人を見ると、ここまで来たかという印象を持ちます。


もっともこれが仕込みじゃないとしたら、ですけどね。


ただありえなさそうで、でも今の時代ならもしかして有り?


と思えてくるのが怖いです。


そして学校を卒業して社会人になると、テレビを見る時間は
減りますが、ブラック企業などで考える時間も与えないほど
労働させればいいんですから。


朝から晩まで働いて家に帰れば政治のことなんかどうでも良く
なるんです。


それより空いた時間は余暇を楽しむだけで精一杯なんです。


現代社会は欲望を刺激することは山のようにありますからね。


多少我に返って、これでいいのか?と疑問を持ってネットで
調べようとしても、今度はネトウヨの洗礼を受けます。


「ボヤボヤしてると中国や韓国が攻めてくるぞ」


「日本人なら特定秘密保護法を嫌がるはずないじゃん」


「スパイだらけの国になってもいいのか?」


「日本を守るためには自民党でなきゃダメだし税金も必要だ」


「増税したところで105円が110円になるだけだろ」


と、まあこういう囁きが聞こえて来るんですね。


もっと深く追求したいけど日々の生活があるので諦めます。


色んな病気の恐怖も日々テレビから発信されてきます。


デング、エボラ、インフルエンザ、メタボ、ガン・・・。


病気にかからないようにするためには厚生労働省の言うことを
聞かなくちゃならないんですね。


テレビではすぐ、お医者さんに相談だ、って言ってますね。


またテレビは詐欺が横行して油断すると大金を巻き上げられると
言います。


あるいは一歩外へ出るといつ自分が巻き込まれるわからないよう
な事件や事故が多発しています。


そして複雑な人間関係。


とても政府に疑問を持つどころじゃないんですね。


例えそれが嘘だったとしても一般人には知る由もありません。


かくして日本国民は大きな羊の群れとして化していくのです。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/441.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 公共対決の大阪3・5区、無効票率が突出 15%前後  朝日新聞
 白票や候補者名以外が記載されたなどの無効票が大阪府内の小選挙区で合計17万4618票となり、投票総数に占める割合(無効票率)は4・84%だった。全国で2番目に無効票率が高かった前回2012年の4・62%を上回る。急な衆院選で候補者が少なく、選択肢を失ったことが背景にあるとみられる。

 とりわけ公明党と共産党の一騎打ちになった3区が15・25%(前回10・83%)、5区が14・90%(同10・20%)と突出。両党に生活の党を加えた6区も11・31%(同11・14%)だった。公明、共産対決となった兵庫8区も10・41%(同4・15%)と高かった。

 大阪5区で当選した公明の国重徹氏(40)は、無効票率の高さに「公明、共産両党以外を支持する人の受け皿になりきれなかった」と振り返った。(西山良太、山中由睦)


http://digital.asahi.com/articles/ASGDH1QJJGDHPTIL003.html?iref=comtop_6_01
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/442.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 野党再編の起爆剤に? 生き残った「元小沢グループ」の面々(日刊ゲンダイ)
          生活の党は2議席に半減した/(C)日刊ゲンダイ


野党再編の起爆剤に? 生き残った「元小沢グループ」の面々
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155761
2014年12月15日 日刊ゲンダイ


 公示前勢力の5議席から今回2議席まで減らした生活の党。大マスコミは、小沢一郎代表の約30年ぶりとなった地元での“ドブ板選挙”ばかり取り上げていたが、意外な事実を見落としている。民主党政権時代に「小沢グループ」に所属、浪人中だった元同僚5人が、今度の選挙で政界に返り咲いた。

 かつて「小沢の側近」と呼ばれた松木謙公氏は、維新公認で北海道2区から出馬。比例復活に救われた。同じく維新の比例で元小沢グループの太田和美氏(千葉8区)、木内孝胤氏(東京9区)、初鹿明博氏(東京16区)、牧義夫氏(愛知4区)が復活当選を果たした。

 解散直前に民主党に移った前職の小宮山泰子氏(埼玉7区)、鈴木克昌氏(愛知14区)もそれぞれ比例で復活当選。

 解散前に小沢氏は党所属議員に「今回は生き残ることを優先したらいい。生き残っていれば、いずれまた一緒にできる」と告げ、離党・移籍をうながしたという。政界に帰ってきた、かつての仲間たちが今後の野党再編の起爆剤となるかもしれない。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/443.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 「支持政党なし」党、10万票獲得 比例区北海道:社民党を上回る得票

「支持政党なし」党、10万票獲得 比例区北海道[朝日新聞]
2014年12月15日11時32分

 衆院選に比例区北海道ブロックから立候補した政党「支持政党なし」(佐野秀光代表)が約10万票を獲得し、社民や次世代を大きく上回った。佐野代表は「アンケートで言えば賛成でも反対でもない『どちらでもない』という選択肢を示せたのでは」と話している。

 「支持政党なし」の候補者は佐野代表とその義母。党本部は都内だが、佐野代表は2日、北海道ブロックでの届け出について「(北海道の風土は)外部の文化や人を受け入れやすい」と述べていた。

 札幌市や北海道旭川市の選挙管理委員会によると、投票用紙に「支持なし」や「政党なし」と記載されていた場合、「支持政党なし」の有効票になる。

 佐野代表ら2人は2009年衆院選でも同ブロックから「新党本質」として立候補し、その時の得票は7399票だった。

http://www.asahi.com/articles/ASGDH2GVFGDHUTIL007.html?ref=yahoo


※参考

「支持政党なしのポリシー」
http://withnews.jp/article/f0141215001qq000000000000000G0010101qq000011268A#


http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/444.html

記事 [政治・選挙・NHK176] Re: 小沢一郎という政治家はもはや過去の人であることを認識すべきでしょう
今回の選挙で小沢一郎氏率いる生活の党はどういう結果でしたか?
国民の支持など得られていないのです。

小沢王国はどういう結果でしたか?
昔の栄華は見る影もありません。

こういう人からのアドバイスを真に受ける安倍首相もどうかしているのではないでしょうか?
大自民党に対向する野党勢力は必要ですが、小沢氏がキーマンにはなり得ないということにいい加減に気づきましょう。
小沢氏は「壊し屋」です。何かを創造することはできないのです。

もう一度確認してみましょう。

今回の選挙で小沢一郎氏率いる生活の党はどういう結果でしたか?
国民の支持など得られていないのです。

小沢王国はどういう結果でしたか?
昔の栄華は見る影もありません。
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/445.html

記事 [政治・選挙・NHK176] Re: この人達は小沢一郎という政治家を捨てた人々ですよ。
この10人はどうして小沢氏率いる「生活の党」から立候補しなかったのでしょうか?
なぜ「生活の党」の当選者は2人だったのでしょうか?

それは、「生活の党」が国民の支持を得られない政党であるということなのです。
黒い噂が絶えない金権体質を持つ政治家、旧自民党的腐臭を放つ政治家、というイメージでは国民の支持を得られるはずもありません。
しかも民主党を放り出してからいったい何をしたというのでしょうか。
震災直後現地に入ることもせず、かつては小沢王国と言われた地元でさえ批判する人も少なくない。
こういうことでは国会議員であり続ける意義を見出すことは難しいのです。

もう一度問いたい。

この10人はどうして小沢氏率いる「生活の党」から立候補しなかったのでしょうか?
なぜ「生活の党」の当選者は2人だったのでしょうか?
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/446.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 衆院選:沖縄の民意は一つ 非自民の4人「辺野古断念を」 (毎日新聞)



衆院選:沖縄の民意は一つ 非自民の4人「辺野古断念を」

毎日新聞 2014年12月15日 14時06分(最終更新 12月15日 16時40分)
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141215k0000e010408000c.html
毎日新聞 2014年12月15日 西部夕刊
http://mainichi.jp/area/news/20141215ddg041010003000c.html

沖縄で当選した(左から)4区の仲里利信さん、2区の照屋寛徳さん、1区の赤嶺政賢さん、3区の玉城デニーさん=那覇市で2014年12月15日午前10時3分、野田武撮影

 14日の衆院選で躍進した共産党。全国の小選挙区で18年ぶりに当選した沖縄1区の前職を含め、1996年の小選挙区比例代表並立制導入後初めて
九州で3議席を獲得した。沖縄では残る3選挙区でも米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設に反対する非自民の候補が自民前職を破った。安倍
晋三首相が移設推進の姿勢を崩していないことについて一夜明けた15日、4人は「沖縄の民意を理解すべきだ」と改めて求めた。



 沖縄1区の共産前職、赤嶺政賢さん(66)は那覇市の自宅で取材に応じ「県民が米軍基地の過重な負担に
耐えられなくなり、そのマグマが国政に移設反対を訴えようと大きな力として働いた」と勝因を分析。18年ぶりの議席獲得には「一点で共闘すれば勝てるとい
うことが示せた」と喜び、「民意を得られていない移設は米国も困惑するだろう」と日米両政府をけん制した。



 赤嶺さんを含め、翁長雄志(おなが・たけし)知事を誕生させた保革共闘グループが支援した非自民の4人
はこの日、地元紙の当選者座談会などの日程を忙しくこなした。4区の無所属新人、仲里利信さん(77)は「夢の一夜みたいだ」と初当選を喜んだ後、「知事
選から流れがぶれなかった。沖縄の民意を国民に知ってもらうことが必要だ」と表情を引き締めた。



 2区で5選を果たした社民前職の照屋寛徳さん(69)は「翁長知事と一緒に日米両政府に民意を具体的に
訴えたい」と意気込みを語り、3区で3選した生活前職の玉城デニーさん(55)は自民前職4人全員が小選挙区で敗れた選挙結果について「移設反対を実現し
てほしいという県民の声と安倍政権に対する批判の結果だ」と話した。



 一方、翁長知事は報道陣の取材に「沖縄の四つの選挙区で辺野古に新基地を造らせないという衆院議員が誕
生した。粛々と埋め立てができるかというと大変厳しいと思う」と改めて述べた。翁長知事は年内にも上京し、政府に移設反対の民意を伝えたいとの考えを示し
ている。【鈴木一生、山本太一、比嘉洋】


◇共産、比例九州2議席−−11年ぶり


 共産党は比例九州ブロックで田村貴昭さん(53)と真島省三さん(51)が初当選し、2003年に1議席となって以来、11年ぶりに2議席を獲得した。2人は15日朝、福岡市のJR博多駅前でそろって街頭に立った。


 元北九州市議で、比例名簿単独2位で05年の衆院選以来4度目の挑戦で国政の切符をつかんだ田村さんは「今日の青空のようにすがすがしい気持ち。暮らしや経営を圧迫する消費税をストップさせる」と語った。


 元県議で福岡9区と重複立候補し、比例復活した真島さんは白い息を弾ませながら「安倍政権に対抗できるのは共産党だけ」と力強く訴えた。




http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/447.html
記事 [政治・選挙・NHK176] 民主党代表海江田万里氏落選の不思議
http://blogs.yahoo.co.jp/taked4700/12311801.html
民主党代表海江田万里氏落選の不思議

 東京都第1区(千代田区・港区・新宿区)で民主党党首の海江田氏が落選された。基本的にどの選挙区でも選挙前に動向調査のようなものをやる。今回、準備期間が短かったために事前調査が出来なかった可能性がないとは言えないが、党首の落選は党のイメージ低下に直結するのでどの党も党首の選挙区で事前調査をやらないことはまずないはずだと思う。

 今回の選挙で民主党はもともとかなり劣勢を意識していたはずだ。その証拠に大部分の幹部が比例と重複立候補していた。自民党候補に得票数で2倍以上の差をつけて当選した岡田克也副党首でさえ重複立候補だった。民主党は東京選挙区で比例1位を19名に付けている。つまり、同じ比例順位なら惜敗率が高い方から当選ということなので、党首は特別待遇で比例順位を単独1位にしておくこともできた。まず、この点が疑問だと思う。比例順位で1位が一人だけとなっている政党はかなりあるからだ。

 次に、選挙運動中、海江田氏はあまり自分の選挙区に居なかった様子。党首として他の候補の応援に回っていた。短期決戦の場合、候補者本人が選挙区に居るか居ないかでかなり差が出やすい。このことも選挙では常識と言っていいことで、この意味でも今回の海江田氏の日程は疑問がある。

 かなりの方が指摘されているが、今回、民主党は立候補者が少ない。維新との協力と言っているが、維新も民主も出ていない選挙区はかなりある。このことが、ある意味、自民の批判票の受け皿に共産党がなり、共産党躍進のきっかけを作った。もっとも、共産党がはっきりと反原発とか反TPPを打ち出していたことが躍進の最大の理由だろうが。

 ただ、民主党候補が居なかったことが、比例票の伸びを抑えたのは確実であり、例えば、比例九州では鹿児島県内の民主党候補は川内氏だけで、しかも維新の党の候補とかち合ってしまった。鹿児島一区で当選された自民党候補の得票を川内氏と維新の党の候補の得票合計は上回ったのだから、維新との話し合いがどうされたのか、それを知りたいものだ。

 しかも、比例九州で民主党は1位を佐賀二区の大串氏一人に与えていて、比例2位が14人もいた。佐賀二区の自民党候補は現職の佐賀県知事で落選するはずがないし、玄海原発再稼働に積極的な候補者だった。この人を相手に戦うのは大変だから比例で優遇しようという考え方もあるかも知れないが、反面、比例で優遇するからあまり頑張るなというメッセージにもなる。実際、佐賀二区では当選が11万4千票であり、二位が8万2千票で比較的差は大きくなかった。九州で民主党から比例順位1位を単独でもらえれば、選挙運動をしなくても当選は確実だから、候補者本人は別にしても選挙運動の現場は気が緩む。それだけ、玄海原発再稼働に積極的な候補者の得票を多くする効果があったはずだ。

 民主党の国政選挙担当副代表は岡田克也氏だ。彼は2011年の福島第一原発事故直後に大間原発工事続行を最初に言い出していた。

 大間原発は世界初の全量MOX燃料の原子炉で、出力は他の原子炉と比べても最大規模の138万キロワットだ。しかも最新型の改良型沸騰水型原子炉をほぼそのまま使う様子。本来なら、実験用として出力の小さな全量MOX燃料の原子炉を造ってから試行してから、大型のものへと進むべきだと思うが、最初から現行で最大出力の138万キロワットの原子炉でやろうとしている。普通のウラン燃料はその使用済み燃料を5年程度水冷すればあとは乾式キャスクに移すことが出来るが、MOX燃料は、使用後、少なくとも数十年は水冷が必要だとされる。それだけ発熱量が大きいし、中性子を出し続ける期間が長いのだ。中性子は水で遮蔽するしかなく、中性子が多く出ているものを乾式キャスクに移すことはほぼ不可能だ。一説によると使用済みMOX燃料は500年間水冷が必要だという。青森県庁の資料ではこの水冷期間の長さのことは触れられていない。

2014年12月15日20時55分 武田信弘
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/448.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 特捜は渡辺喜美氏を調べるなら小渕氏もしっかり調べろ。そうでないと検察は信用出来ない。(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201412/article_14.html
2014/12/15 21:46

弱り目に祟り目である。渡辺喜美氏の落選を待っていたかのように、地検特捜部が渡辺事務所の家宅捜査に入ったという。もう、議員でないものは、怖くはないと言わんばかりである。8億円の熊手を買ったという訳のわからぬ説明であった。お金を渡した方がばらしたのであるから、逃れようがない。

しかし、特捜も不公平である。群馬の小渕氏の事件はどうなったのかと言いたい。秘書が特捜で事情聴取されているはずであるが、その後の動きは出て来ない。マスコミが調べた話を聞いているだけでも、明らかに渡辺氏と同じ政治資金規正法に違反しているようである。

小沢氏の場合、毎週のように不正をしたかような報道がなされた。今回の生活の惨敗は、小沢=悪・不正というようなイメージが払しょくされていないからのように思える。

小渕氏が国会に出ても、民主などの野党から追及されるだろう。群馬の民度も大したものである。あたかも不正は、当選させればチャラになると思っているようである。しかし、世の中そうはいかない。そうならなければ、自民党と検察はやはり通じていると思わざるを得ない。


渡辺喜美氏事務所を家宅捜索 政治資金規正法違反容疑、特捜部
http://www.47news.jp/CN/201412/CN2014121401002163.html

 元みんなの党代表の渡辺喜美氏(62)の政治資金問題で、東京地検特捜部が政治資金規正法違反の疑いで、宇都宮市にある渡辺氏の事務所などを9月に家宅捜索していたことが14日、関係者への取材で分かった。特捜部は今後、渡辺氏本人から事情を聴き、同容疑での関係者の立件を検討する。



http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/449.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 憲法改正、当選者の84%が賛成 集団的自衛権容認69%  共同通信
 共同通信社は15日、衆院選当選者(475人)のうち、立候補者アンケートで回答を寄せていた458人について回答内容を分析した。憲法改正に賛成との回答は84・9%に当たる389人で、改憲の国会発議に必要な3分の2(317)を大きく上回っていることが分かった。集団的自衛権の行使容認には「どちらかといえば」を含め計69・4%が賛成した。

 憲法改正を掲げる自民党が衆院選で290議席を獲得し、改憲賛成論を押し上げた形だ。共同通信社が衆院選に合わせて実施した全国電話世論調査(トレンド調査)では改憲反対が賛成を上回っており、国民の意識とは異なる可能性もある。


http://www.47news.jp/CN/201412/CN2014121501002379.html
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/450.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 総選挙特番、池上彰氏のテレ東が好視聴率を取る!創価学会などへの突入取材が人気に!池上氏「公明党の職員は創価学会
総選挙特番、池上彰氏のテレ東が好視聴率を取る!創価学会などへの突入取材が人気に!池上氏「公明党の職員は創価学会
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-4835.html
2014/12/15 Mon. 22:00:24 真実を探すブログ



*池田大作氏との関係を尋ねる池上氏。
12月14日に放送された選挙特集番組の中で、テレビ東京の「池上彰の総選挙ライブ」が視聴率を11.6%も獲得していた事が判明しました。池上彰の総選挙ライブはネット上での注目度も断トツのトップで、他の番組とは異なっている番組内容が多くの視聴者に好評だったと見られています。
特に公明党や自民党を支援している創価学会への切り込みは凄く、公明党の山口代表に対して創価学会の創設者である池田大作氏との関係をぶつけました。他にも公明党や創価学会の本部に突撃取材をしたりと、普通の番組としてもかなり面白い構成になっています。


私は開票速報ばかり見ていたので、「池上彰の総選挙ライブ」はリアルタイムで見ることは出来ませんでしたが、それでもネット上の各地から「面白い」という声は聞こえていました。やはり、大手のテレビ局がタブー視している創価学会と政治の関係についてズバズバと切り込んでいるのが凄く、後から録画を見ても非常に面白いです。
最近のテレビ東京は他のTV局とくらべて急成長していますが、この番組を見るとそれも納得することが出来ます。是非とも他の番組も見習って欲しいところです。


↓公明党と創価学会に切り込む池上彰氏







☆池上彰氏のテレ東「選挙特番」が今回も好視聴率
URL http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141215-00000301-oric-ent
引用:
『第47回衆議院選挙』の投開票が行われた14日、テレビ各局では開票速報番組を編成したが、ジャーナリスト・池上彰氏擁するテレビ東京『池上彰の総選挙ライブ』(※BSジャパンでも放送)が【後7:50〜10:00】で11・6%、【後10:00〜11:54】で8.5%、番組平均視聴10.1%を獲得したことが15日、わかった。視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区。


今回も池上氏の無双ぶりは健在だった。番組開始と同時に自民党圧勝が報じられる中、池上氏が始めたのは「どこよりも早く占うポスト安倍」。池上氏発案の特製模型が登場し、総理大臣の椅子を頂上にした山を作り、今回の選挙結果を踏まえながら政治を解説。他とは一線を画した選挙特番を放送した。
:引用終了


☆★池上彰&テレ東女子アナ隊  信濃町・公明党本部を訪問


☆池上彰が創価学会本部に殴りこみ! 公明党山口党首との激論も!総選挙ライブ 2014年12月14日































http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/451.html

記事 [政治・選挙・NHK176] 野党共闘していたら27選挙区で勝利!? (JanJanの復活を待つ〜市民記者のページ)
野党共闘していたら27選挙区で勝利!?  成瀬裕史
http://shiminkisha.wiki.fc2.com/
JanJanの復活を待つ〜市民記者のページ

 全くもって下馬評どおりだった衆院選結果…。


 せめて、(共産党を除く)野党共闘が出来ていたなら、自民党に勝てた27選挙区を並べておく…。


 まあ、それでも[与党298 対 野党177]なのだが…。

(カッコ内は野党の組み合わせ(得票順、野党系無所属を含む))


1.北海道2区(維・無(民推))
2.群馬1区(無(元維)・民)
3.埼玉12区(次・民)
4.千葉9区(民・次)
5.神奈川6区(維・民)
6.神奈川12区(民・次)
7.神奈川18区(次・維・生)
8.東京1区(民・次)
9.東京5区(民・無(元み))
10.東京19区(民・次)
11.東京23区(民・維)
12.新潟2区(民・社)
13.長野2区(民・維)
14.静岡1区(維・民)
15.愛知4区(維・民)
16.滋賀4区(維・民)
17.京都3区(民・維)
18.京都4区(民・維)
19.大阪4区(維・無(元民))
20.大阪8区(維・社)
21.大阪9区(維・無(元民))
22.大阪11区(民・維)
23.大阪12区(民・維)
24.兵庫3区(維・民・次)
25.兵庫7区(維・民)
26.愛媛4区(次・維)
27.鹿児島1区(民・維)

http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/452.html

   

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