報道(世界一の貧困率:日本)
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4785721.html
2014年12月02日 NEVADAブログ
日本国債が格下げされ、上から5番目になりましたが、週刊誌では以下のような報道をしていました。
『経済規模を表すGDPこそ世界第3位の日本だが、貧困層は確実に広がっている。』
『等価可処分所得の中央値の半分の額を「貧困線」(’12年は122万円)といい、それに満たない世帯の割合を示す「相対的貧困率」は16.1%。これはOECDに加盟する34か国のなかで日本は第4位。
大人が一人(つまり母子・父子世帯)に限ってみれば貧困率は54.6%で、これは世界第1位の低水準となる』
日本は裕福な国というのは昔の話であり、今や日本は急速に貧困化が進んでいる国になっていると言えるのです。
勿論、1億円以上の金融資産を保有する富裕層は100万人程いますが、中国はこの層は1億2,000万人以上と言われているのに比べれば、1%もいないという状況になっており、比べるのがおかしい程となっています。
日本は一部の富裕層が膨大な金融資産を保有している今、政府は膨大な債務(1,000兆円以上)を消すためには富裕層が蓄えてきた金融資産に課税するか、日銀券を消滅させて、富裕層が抱える円建ての預貯金を「消滅」させて債務と相殺するしか道がない状況になってきています。
ただそれだけでは到底1,000兆円を超える債務を消すことは不可能であり、後は個人が保有します財産に課税するしかありません。
一般個人、特に若者の貧困化が猛烈な勢いで進んでいる今、政府が出来る手段は極めて限られています。