【カイロ時事】在英のシリア人権監視団は17日、過激組織「イスラム国」がイラクとシリアにまたがる「カリフ(預言者ムハンマドの後継者)制国家」樹立を6月下旬に宣言して以降、シリアで1429人を「処刑」したと明らかにした。AFP通信が伝えた。
このうち879人が民間人で、シリア東部デリゾール州でイスラム国の支配に抵抗したシャイタト族の人々が700人前後を占めるという。これ以外では、シリア政府軍の兵士(483人)らを殺害している。
イスラム国はイラクでも、異端視するイスラム教シーア派、少数派ヤジディ教徒らを中心に大規模な虐殺を繰り広げているが、これらの数字には含まれていない。
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014111700878
http://www.asyura2.com/14/warb14/msg/607.html