戦争中断を要求(レイバーネット日本)
G20反対、2千人がデモ行進、「世界は商品ではない」
1%ためのG20に反対....気候変動・エボラ対処、警察暴力・戦争中断を要求(レイバーネット日本)
チョン・ウニ記者 2014.11.16 12:21
http://www.labornetjp.org/worldnews/korea/intl/1416157841958Staff
オーストラリアのブリスベンで開かれたG20首脳会議に反対し、
約2000人が「民衆のデモ行進」を行い、「私たちの世界は商品ではない」と宣言した。
11月15日(現地時間)、ブリスベン中心街のローマストリートに集まったデモ隊は、
G20首脳会議が企業主の議題を強制していると批判したとグリーンレフトウィークリーが報道した。
先住民に対する警察暴力と殺人、気候変化に対する対応、再生エネルギー支援、メキシコ学生43人の失踪など、多様な問題も提起された。
参加者たちは「活動家はテロリストではない」、
「ウクライナから手を引け」、「エボラ危機に動け」、「核禁止、化石燃料禁止」、「警察の黒人殺害をやめろ」、「戦争反対」といった文句を持って、同時代の矛盾と問題に発言した。
デモ行進の後、真っ先にマイクを持ったある先住民活動家は「オーストラリアは民族虐殺と強奪に基づいた植民国家」とオーストラリア政府を批判した。社会団体のBrisCANのアドリアン・スケリットは「富はトルクルダウンするのではなく、下から湧いてくるものだ」とし「豊かな資源が必要な人々に回るように要求しよう」と提案した。
オーストラリア当局はG20首脳会議場の周辺に6000人の警察を投入して警備した。デモ鎮圧のための放水銃と特殊装備も動員した。デモの場所に近い駅ではカバンの検問が実施され、通りでは不審検問も行われた。
G20首脳会議を控えてオーストラリア政府が出した仮面禁止措置により、2人の女性が一時拘留された。
ブリスベン・コミュニティ行動ネットワークのユアン・サンダースは「警察の目的はG20代表団の安全より大衆デモを阻止しようとしている」とし「デモを恐れるのなら、これは民主主義ではない」と話した。
オーストラリア社会運動はG20首脳会議に対して、さらに正しく持続可能な社会の展望を明らかにするために3日間の民衆会議を開いた。
民衆会議のワークショップでは「自由貿易協定、何が問題なのか」、「炭素暴力」、「同時代運動と持続可能な大衆政党」、「資本主義エコーサイド(環境破壊)に対する社会主義者返事-生態社会主義」、「ヨーロッパ社会主義とオーストラリアのギリシャ連帯」、「地球化と女性労働」といった議題が討論された。
この会議には約200人の地域活動家と共に国際労働組合総連盟(ITUC)のシャロン・バロー事務総長をはじめ、地球の友、OXFAMなどの国際団体も参加した。
翻訳/文責:安田(ゆ)
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