「やはり、世襲においての政治団体への政治資金の相続(無税)を見直すべきだろう:三宅雪子氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/15640.html
2014/10/26 晴耕雨読
https://twitter.com/miyake_yukiko35
前職の私ですら、正直、信じがたい事ばかりで、桁違いの疑惑の数々に、皆さんさぞかし驚かれていることだろう。
「政治家は皆一緒」の言葉が胸に突き刺さる。
やはり、世襲においての政治団体への政治資金の相続(無税)を見直すべきだろう。
それさえなければ、さすがにこれほどの規模にはなりえない
昨日、ある野党現職議員と話していたのだが、世襲禁止は、政党毎に公約で掲げるのではなく、法律で制限をするなり条件をつけないと、禁止にした政党のみが、選挙において不利になるだけである。
世襲は、そのまま後援会を引き継げるなどメリットが大きく、禁止か否かで何議席か違ってくるのではないか。
政治団体の政治資金の相続(無税)の見直しは必要だとは思っていたが、世襲そのものには反対ではなかった。
早くから、政治に近い環境で育った有能な方も多い。
残念ながら、今回の一連の事で、その考えを変えた次第。
但し、全政党で考えなければ、意味がないと思える。
少なくても同選挙区は禁止すべき。
秘書に交際費があるかないかは、事務所によって違う。
話が錯綜しているようなので、私見を述べる。
店側は、交際費で使いやすい名目にすると予想されるので、当然領収書にSMバーなどとは書いていないと予測される。
「バー・マザン」では、議員も経理担当者も「おかしな店」と気がつきようがない。
宮沢さんの責任は、このような伝票を「交際費」として出すフトドキモノを秘書を雇っていたという雇用及び監督責任では?
「私は行っていない」「私はそういう趣味でない」と弁明されているけれど、たとえそうであっても、プライベートで自費なら私は、個人の勝手だと思う。
選挙違反等を取り締まる公職選挙法については、先日山口二郎さんが呟いていたように、なぜかとてつもなく地域差がある。
このあいだ、聞いたところによると厳しいのは宮城。
小野寺五典さん(宮城6区)は「線香セット」で書類送検、公民権停止3年となってしまった。
これが他の県だったらどうだったか。
一般国民からみても、おかしいと思うほど地域差があるのは、どうなんだろうか?
緩いとされる県では、どうしても歯止めがなくなり、最初は小さな違反でも、許されるのでどんどんエスカレートしていってしまう。
反対に、厳しいとされる県では、皆ピリピリととしながら活動をしているらしい。
この間、ツイートした(あれは冗談話ですからね)ソファーに座った「大物秘書」が、ニュースにモザイクかかって出て来て、びっくりしたっ。
モザイクって本人知っていたら、全く意味がないと実感!
それにしても、自民党王国群馬は自民党議員、その秘書、自民党県議という順列が不文律なのだった(笑)
まずい。
また、ノッテ、書きすぎたかも・・・。
(笑)昨日今日と各県の選挙違反(公職選挙法)事情を聞き、「なるほど」となる。
しかし、どこが、緩いとされているかは言えない・・・。
> 群馬では、朝、東から日が昇るのと同じくらい、選挙をやれば自民党が勝ちます。なので、自民党議員が何をやっても気にもとめない。
そ、そうですか。
そういう中でも、やはり規律は必要ですね。
本来は、歳費も単なる報酬や給与ではなく、血税から頂いていることを強く自覚し、大事に使わなければいけないのに、それ以前に政治資金の問題がこれほど出てくると、もう何といっていいのかわからない。
公私の区別をつけることがそんなに難しいのかと理解に苦しむ。
しかも、不思議なことに資金的に余裕があるだろうと思われる人ほど、公私混同が目立つのだから、おかしなものだ。
それとも、そういうスタンスだから、資金に余裕が生まれるのか。
前職の私さえもが、日々の報道に大変驚き、そして困惑している。
そこには、自分が想像だにしなかった世界がある。
まさかと絶句している。
群馬4区も同じでしょと言われる。
全く「資金力の差」を感じなかったかというとそれは嘘になるが、福田元首相(事務所)は、少なくとも、資金にものを言わせたやり方はおおっぴらにはせず(お金はあるのだろうが)、一定の節度があったように思う。
相手候補を庇いすぎと言われるが、それが私の感想だ。
もちろん、それは、ポスターを貼る必要もないぐらい「強い」ということもあるのかもしれない。
しかし、それは5区も一緒だ。
この問題を考えると、正直、胃が痛くなる。
とはいっても、人の政治資金収支報告書をじっくり見ているわけではないので、あくまでも感想というか印象にすぎないんですけどね。
10月7日に行われた「実践的な職業教育を行う新たな高等教育機関の制度化に関する有識者会議(第1回)の配付資料4(特に7P)が話題になっている。http://t.co/L6xLesgCq7
まずは、読んで頂きたいのだが、これでは、大学は完全に「職業訓練校」になってしまう。
(現段階では)あくまでも、会議に出席した一有識者の意見なのかもしれないが、ここに書いてあることは、最近の政府の方向性と合致しているように感じる。
学問とは、学び舎とはという深い議論になってしまうが、10年後の大学生が「シェークスピア?それ、誰(何)ですか?」となりそうな。
> ↓えっ、この資料、ネタだよね?あ、でも文科省のサイトに載っている…(絶句)
おかしいのは、この資料だけなぜかタイトルがないですね。
かえって、目立ちます。
> 経済学部では「簿記・会計、弥生会計ソフトの 使い方」、法学部は「道路交通法、大型第二種免許・ 大型特殊第二種免許の取得」、工学部では「TOYOTAて?使われている最新鋭 の工作機械の使い方」って…。あほか。
「即戦力になる人材を育てる」と言えば、聞こえはいい。
山崎 雅弘さん @mas__yamazakiの「現代の日本では、物理的な意味での「知識人虐殺」は行えない。しかし教育システムを矯正することで実質的に「知識人が増えないようにすること」ができる」の指摘はありうるだけに、本当に恐ろしい。
「時間はかかるが、虐殺と同じ効果を得られる」間接的な「知識人虐殺」・・・映画のような話だが、実際に「職業訓練校」的教育が主になると、分母は減っていき、増えないので、最終的には「知識人」はいなくなる。
怖い!
しかも、さらに問題なのは、では、企業で「即戦力」になる人材を大学及びそれに準ずる機関で育てたとする。
しかし、国は、正規雇用を減らし、非正規雇用を増やそう(としか見えない)という雇用政策のため、容易には就職先が見つからないと思われることだ。
かくに、多くの矛盾があると感じる。
田中秀征さん(細川政権首相特別補佐)がこう述べている。
〜「哲学なければ姿勢なく、姿勢なければ展望なく、展望なければ決断なし」政治や政治家を観察するとき、私はいつもそんな言葉を思い浮かべる。(略)昭和20年代に登場した政治家には、ほとんど例外なくそういう確固たる「志」がある〜今は?
> 三宅雪子さんが紹介する、田中秀征さんの言葉(https://t.co/erSllKgRFu)と、出版記念パーティでの藤井の爺さんの言葉(http://t.co/YZfsrIp6XH)を読み比べるにつけ、晩年に大蔵官僚に先祖返りした藤井の爺さんの自己正当化が際立つ。
> 話題の話が本当に進むという事になってしまうと、これから大学生になる人は大変だな・・。勉強して数年たったら無価値になる可能性だってあり得るものを貴重な4年間かけて勉強しなくてはならないのだから。
念のため補足です。
今回の大学の「職業訓練校」化への懸念は言うまでもなく「職業訓練校」を下位に見ている、もしくは否定しているということではありません。
各教育機関それぞれの役割があり、大学の役割が果たして、総理が言及したもの、今、有識者会議で提案されたものではないのではいうことです。
5000万を超えるお金の問題も「ささいなこと」「つまらないこと」と言ってしまう寛大な有権者がいる限り、不正(疑惑)は今後もなくならないと思う。
ただ、このことと、政治の停滞は別の話で、政倫審なり場を移して、溜まってしまった議案を粛々と進めなければいけないだろう。
小沢さんの期ズレの問題の時の「一分の間違いも許すまじ!!」と鼻息の荒かった方々の、今回の数々の不祥事に対する、うって変わった恐ろしく寛大なコメントに、戸惑う日々である。
小沢さんは、無罪判決にも関わらず「やりなおして欲しい」どころか、「黒に近い白」(すごい迷言)とまで言われた。
そういえば、弁護士さんにこう言われたんだった。
司法の世界では、判決は黒か白しかなく、「黒に近い白」や「グレー」など理論上ないそうで、その筋の方からも失笑もののコメントだったそう。
あれは、誰だったかな・・・。
SMバーへの支出がなぜ問題なのか #BLOGOS http://t.co/gQvoDdSze2
何回言ってもわかってくれない方がいるのでもう一度。
ワインも5000万を超えるお金の問題も「ささいなこと」「つまらないこと」と言ってしまう寛大な有権者がいる限り、不正(疑惑)は今後もなくならないと思う。
つまり、有権者の寛大さが意識せずして「政治とカネ」の遠因になってしまうのだ。