アルゼンチンが中国の傘下に
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4763172.html
2014年10月20日 NEVADAブログ
アルゼンチン中央銀行のバノリ総裁は、来月11月から中国との通貨スワップ(総額110億ドル)を開始すると現地紙のインタービューに応えています。
アルゼンチンは世界的にはデフォルトに陥っていますが、原油・天然ガスはロシアが供給し、反対に穀物はアルゼンチンがロシア・中国に供給し、決済は人民元となれば、国際決済システムは必要ありません。
人民元を中心に物々交換で全てが決済できるからです。
究極の現物取引が完結することになりますが、資源や穀物を持つ新興国が≪人民元≫を決裁通貨として使い始めれば、先進国は太刀打ちできません。
中国の膨大な外貨準備高を利用すれば、新興国は資源・穀物を<物々交換>という形で現金にでき、原油・天然ガス等はロシアが供給すれば、ロシア・中国共栄圏が出来上がります。
来年1月1日にロシアがどのような発表をするか、これから年末まで陣取り合戦が活発化するでしょうが、勝負はついたかも知れません。