被曝が現実に、福島、宮城、岩手の子ども体力低下、震災前を下回る(10/18 NHK)
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Sunday, October 19, 2014 東京江戸川放射線
東日本大震災で被害が大きかった岩手、宮城、福島の3県では子どもの体力の低下が心配されています。
専門家は日常的に運動量を確保することが必要だと指摘しています。
文部科学省は毎年、小学5年生と中学2年生の体力を調査しています。
調査は50メートル走や握力などで、このうち岩手、宮城、福島の3県の小学5年生の調査結果は、去年までの2年間、いずれも震災前の水準を下回りました。中でも男子のソフトボール投げは、震災前と比べ、岩手県が2メートル93センチ、宮城県が1メートル62センチ、福島県が2メートル87センチ短くなり、50メートル走のタイムも震災前よりも遅くなっています。
福島県では原発事故の影響で今も外で運動することに抵抗感が強く、また宮城県と岩手県の沿岸部では震災のあと学校の校庭に建てられた仮設住宅の撤去がほとんど進まず、外で運動できる環境が制限されています。3県の小学校では、子どもたちが運動できる機会を増やすなどして体力の向上を図っていますが、専門家は子どもたちの運動量を今後も日常的に確保しないと体力の低下が続くおそれがあると指摘しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141018/k10015511201000.html