急落して金に接近してきたプラチナ
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4754919.html
2014年10月04日 NEVADAブログ
《金》が急落して来ていますが、同時に《プラチナ》の下落が目立ち、今や《金》との価格差が30ドル余りになってきています。
金 1オンス 1189ドル(−23ドル)
プラチナ 1オンス 1223ドル(−44ドル)
プラチナは生産量も少なく値動きも荒く、玄人投機家には格好の売買対象になっていますが、一旦投機家が去っていけば商いも減り下落を続ける傾向があります。
今のプラチナのチャートをみれば次第に下落が加速してきているのがわかりますが、チャートからはいつ底抜けるかわからない状況にあります。
中国、香港リスクが商品市況を直撃しているものですが、【金ETFバブル】が終わりつつあり、仮に金が1オンス1000ドルを割れば、プラチナも1000ドルを割り込み、いきつくところまでいくしかない状況になります。
勿論、仮需筋が売りつくせば後は反発するでしょうが、一相場が終わっており、後はダラダラと下落を続けることになるかも知れません。
商品市況急落が示唆するこれからの世界経済は好況ではなくデフレであり、新興国経済から破綻が進むことになります。