住友商事(2400億円の損失)
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4752434.html
2014年09月29日 NEVADAブログ
住友商事は、テキサス州での石油開発の失敗で総額1700億円の損失を計上すると発表していますが、その他の資源開発部門での損失も計上し、総額で2400億円の損を計上し、2015年3月期の連結純利益予想を従来の2500億円から100億円に下方修正しています。
かろうじて100億円の利益を計上するとしていますが、今後更に商品市況が悪化するのは避けられず、計上する赤字が3,000億円を超えるかも知れません。
勿論、これで経営が揺らぐ訳ではありませんが、それでも稼ぐ部門が減る訳であり、かつ投融資部門も赤字が重なれば、経営に打撃となることもあり得ます。
既報の通り、日本の金融機関、商社、損保会社等は目一杯リスクを取っていましたので、今回はその一つが表面化しただけですが、今後、とんでもない損出が表面化するとも言われており、その際には大激震が走るかも知れません。