9月22日(ブルームバーグ):
ソフトバンク はメキシコの携帯電話会社グルポ・イウサセルへの投資を検討していると、事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。実現すれば、ソフトバンクにとって急速に成長する中南米ワイヤレス市場への初参入となる。
ソフトバンクは米スプリント を傘下に置く。投資検討のプロセスが非公開であるため匿名を条件に語った関係者によると、ソフトバンクは現在、イウサセルの資産査定でかなり進んだ段階に入っている。イウサセルのオーナーであるリカルド・サリナス氏は今月、同社の新しい「世界級の戦略相手」を近く発表すると述べていた。同氏はメキシコで4番目の富豪。
放送局のグルポ・テレビサは今月、イウサセルの株式半数をサリナス氏に7億1700万ドル(約780億円)で売却することで合意。テレビサは3年前に同社株式を16億ドルで取得していた。
中南米で携帯電話サービスを手掛けるアメリカ・モビルは、メキシコ東海岸の資産の売却準備を進める中、 AT&Tやソフトバンクを含む買い手候補に接触したと、事情に詳しい 複数の関係者が先週明らかにした。売却資産の価値は最大で175億ドルに上る可能性があるという。
原題:SoftBank Said to Weigh Investment in Iusacell Assets inMexico(抜粋)
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更新日時: 2014/09/23 04:36 JST
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