福島原発事故と水俣に共通すること
http://okaiken.blog.ocn.ne.jp/060607/2014/09/post_67bb.html
2014/09/15 そりゃおかしいゼ
ネット上で、なるほどと思われる、皮肉たっぷりの指摘を見た。色々な人がシェアーしているので、出所が判らないが、どんどん拡散してくれということなので、拡散します。
【水俣と福島に共通する10の手口】
(1) 誰も責任を取らない/縦割り組織を利用する
(2) 被害者や世論を混乱させ「賛否両論」に持ち込む
(3) 被害者同士を対立させる
(4) データを取らない/証拠を残さない
(5) ひたすら時間稼ぎをする
(6) 被害を過小評価するような調査をする
(7) 被害者を疲労させ、あきらめさせる
(8) 認定制度を作り、被害者数を絞り込む
(9) 海外に情報を発信しない
(10) 御用学者を呼び、国際会議を開く
これで十分であるが、これは何も水俣と福島に限ったことではない。本ブログでも同様の指摘をしている。広島・長崎の原爆も同じである。誰も責任取らないし、情報を公開しないし、過小評価する。原爆の必要性を強調して被害者をあきらめさせる。認定制度はやっと3年前に出来上がった。ハンセン病も同じである。この場合ははもっと悲惨である。早期に社会的に隔離したから、御用学者のやりたい放題である。
カネミ油症も同じである。この場合は被害者が少ないため、障害が継代することさえ否定され、被害者は認定の外に置かれる。
地震は天災であるから、やむを得ないところはある。しかし、原発事故は人災である。そして被害者がいる以上、加害者が必ず存在する。法治国家は加害者を、裁かなければならない。
こんな簡単なことさえ、日本では行われないのである。
これらの共通項は、官僚が責任を取らずに幕引きを図る手法そのものである。