★阿修羅♪ > アーカイブ > 2014年9月 > 13日00時02分 〜
 
 
2014年9月13日00時02分 〜
記事 [政治・選挙・NHK171] 朝日誤報謝罪、他メディア記者はどうみる?誤報を生んだ“特別な”事情、社長会見に疑問の声も
朝日新聞の記事取り消しについて報じる9月12日付新聞各紙


朝日誤報謝罪、他メディア記者はどうみる?誤報を生んだ“特別な”事情、社長会見に疑問の声も
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140912-00010007-bjournal-bus_all
Business Journal 9月12日(金)19時15分配信


 9月11日、朝日新聞社の木村伊量社長は記者会見を行い、東京電力福島第1原子力発電所事故に関する政府事故調査・検証委員会による吉田昌郎元所長(昨年7月死去)への事情聴取、いわゆる「吉田調書」に基づき「所員が吉田氏の命令に違反し撤退した」などと報じた記事について、「待機命令に背いて職員が撤退したという事実はなかった」として取り消すと発表。「読者や東電関係者に深くおわびする」と謝罪するとともに、自らの進退について社内改革後に「速やかに決断する」と述べ、自身の辞任を示唆した。

 また、「済州島で慰安婦を連行した」という慰安婦問題をめぐる報道(1982年)を今年8月の点検記事で取り消した件についても、「誤った記事を掲載し、訂正が遅きに失したことを読者におわびする」と謝罪した。

 翌12日の全国紙各紙はこぞって一面トップで朝日の会見について報じ、「日本の国益を大きく損なったことを考えれば、謝罪は遅きに失した」(読売新聞)、「日本の立場や外交に深刻な影響をもたらした」(毎日新聞)などと厳しい見方を示している。中でも早い段階で朝日の「東電撤退報道」を否定する内容を報じていた産経新聞は、「自社の主張に都合のいい部分をつまみ食いし、全体像をゆがめて伝えたのではないかとの疑念は拭えない」と批判。さらに朝日が8月に掲載した慰安婦報道の点検記事について木村社長が会見で「内容には自信を持っている」と述べた点について、「本心では悪くないと考えているようにみえる」「言い訳と自己正当化に満ちた甚だ不十分な内容だったにもかかわらずだ」と論評している。

●「方向性ありき」だったのか?

 今回の一連の朝日の動きについて、大手メディア関係者はどのようにみているのであろうか。

 まず、産経関係者は11日の会見の開始時間をめぐり、次のように朝日の姿勢を問題視する。

「少なくとも前日には会見を実施することが決まっていたはずで、常識的に考えて昼間の時間帯に行うのが普通です。にもかかわらず夜7時30分という遅い開始時間となった背景には、新聞各紙に翌日の朝刊で鋭い指摘をさせないため、深夜の入稿締切まで余裕ある時間を与えなくないという意図があったのではないか。朝日としては、毎夜7時〜7時30分に放送されるNHKのニュース番組で生中継されるのを避けたい一方、夜9時や10時ではあまりに“他の新聞社対策”として露骨すぎる。そこでNHKのニュース番組終了直後の夜7時30分に設定したと思われ、姑息だと受け取られても仕方ないでしょう」

 また、別の産経関係者は、今回朝日が誤報に至った背景について、次のように話す。

「吉田調書をすべて読みましたが、一般的な国語力を持つ人であれば、朝日のような『東電撤退』というようにはとても読めません。今回取り消された記事からは、最初から決まっている方向性に合わせて、調書の部分部分をつまみ食いしてつなぎ合わせたという印象を拭えません」

 では、そのような「方向性ありき」の記事制作は、他の新聞社でも起こりうることなのであろうか。

「確かに新聞社ごとに会社としての主張の方向性があるので、そのようなことが起きる可能性は否定できません。しかし、どこの新聞社でも、特に企業不祥事関連のスクープ記事を掲載する場合、複数の人間で内容をチェックし、『こういう書き方のほうが確かにインパクトは強いけど、誤解を与えかねないのでもう少しバランスよい書き方をしたほうがよいのでは』などと議論して慎重に進めていきます。しかし朝日の場合、これまで連載『プロメテウスの罠』などで『反原発』『反東電』の一大キャンペーンを張ってきたことも影響し、とにかく『東電=悪』という方向性ありきで記事が書かれたのではないでしょうか」
 
 同関係者によれば、今回取り消された記事を中心となって取材・執筆したのは、この『プロメテウスの罠』を担当した朝日特別報道部であり、その点が朝日として誤報を防げなかった理由でもあると分析する。

「同部は『プロメテウスの罠』(2012年度)、『手抜き除染』(13年度)と2年連続で新聞協会賞を取るなど朝日社内では“特別な存在”。それゆえ、朝日社内でも『同部の記事だから大丈夫だろう』ということで、記事内容への十分なチェック機能が働かなかったのではないか」

 さらに別の産経関係者によれば、産経が朝日の東電撤退報道を否定する記事を掲載した直後、朝日から産経に抗議文が寄せられていたといい、「抗議文を送るほど自信があったにもかかわらず、一転して取り消し・謝罪とは……」と呆れた様子をみせる。

●現場レベルの意識の高さを評価する声も

 一方、テレビ局関係者の反応は、どのようなものだろうか。

 NHK局員は「多くのメディアが時間を割いて報道しているほど、局内ではそれほど大きな話題にはなっていません」と話すが、あるテレビ局ディレクターは、朝日の報道に対する批判が広がってから謝罪まで時間が空いた点について、「当初吉田調書を入手していたのが朝日のみだったため、『批判するほうが間違えている』と判断していた上層部の考え方に疑問を感じます。批判を受けた時点で、情報を精査する機能が働かなかったのだろうか」と疑問を投げかける。

 同様に別のテレビ局番組デスクも、慰安婦報道について8月に取り消して以降これまで謝罪がなかったことについて、「誤報を認めつつも謝罪しないというのは、報道に携わる者にとって受け入れがたい。そもそも、読者・視聴者の信用を得なければ報道は成立しないということを、朝日上層部は理解すべき」と語る。

 こうした批判的な声が目立つ一方、「ジャーナリスト・池上彰氏が朝日を批判する連載記事を一旦不掲載にしたことが発覚すると、内部の記者30人以上が上層部を批判するツイートを発したことには、朝日のジャーナリズムを感じた」(テレビ局記者)と現場レベルでの意識の高さを評価する声もみられた。

 いずれにせよ、メディアは一方的に朝日を批判するだけではなく、今回の騒動を契機として、同じような過ちを犯してしまわないような仕組み・体制づくりが求められているといえよう。

 11日の会見で木村社長は、問題となった記事掲載に至った理由について、「秘匿性の高い資料だったため、(吉田調書を)少数の人間の目にしか触れないようにしていた。その結果、チェックが甘くなり、検証が遅れたと反省している」と釈明。また取材の過程において「命令に背いた人がいたという思い込みがあった。職員に取材はしたが話は聞けなかった」と説明している。また、朝日としての思惑や意図があったのではないかとの指摘に対し、「意図的な記事ではない」と否定している。



http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/298.html

記事 [政治・選挙・NHK171] 「国の名誉、国の名誉と叫ぶ人の多くが、他者の名誉にはほとんど関心を払わない:松井計氏」
「国の名誉、国の名誉と叫ぶ人の多くが、他者の名誉にはほとんど関心を払わない:松井計氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/15249.html
2014/9/13 晴耕雨読


https://twitter.com/matsuikei

今日は朝、目の見えない人への攻撃の書き込みを見て呆れ、驚き、夜は夜で朝日問題への一部の人の反応に魂消、絶句した。

両者はおそらく同根なんでしょうな。

さすがに疲れる1日だった。

だけど、どこまで行っちゃうんだろうなあ。

この国……。

三月もすりゃあ秘保法も施行されるんだろうし。

恐怖を覚えますよ。

1度、メディアに対して降り下ろされた剣は、必ずまた他のメディアに降り下ろされますよ。

そしてそれはやがて、国民に向かって降り下ろされるようになる。

歴史が証明してますよ。

反朝日の人もせめて<朝日は許さない、しかし、為政者のメディアへの介入も許さない>という態度であって欲しかったなあ。

そもそも総理には、敗戦で日本が生まれ変わったという認識がないんだな。

だってそうだろう。

慰安婦問題てのは敗戦前の政府・軍部の問題で、そのことが何故、今の日本の名誉が傷つくことになるんだ。

国際社会から危惧されてんのは、まさに現政権のそういう部分でしょう?

> 犬丸治 55年生きて来て、まさか「天皇機関説」の片言隻句を執拗に攻撃誹謗し、国体明徴だ万古不易だ天壌無窮だとコトバ遊びに狂奔した、あの反知性主義の野蛮の再現を見るとは思わなかった。

気に入らない奴が病犬に噛みつかれるのを見たら、ザマミロ、と感じてすっとする人もいるかも知れない。

でも、忘れないことだよ。

病犬は誰にでも噛みつく。

NHKに電話にて以下2点を問い合わた。

1)総理のメディアへの介入を無批判に報じた意図。

2)他メディア名(ニッポン放送)を明記した異例の措置について。

回答は『答える情報を持ってないのでメールフォームからよろしく』と。

ここだね↓ https://t.co/EjGPAnFxFY

で、ですね、同じことを聞こうと思って日放労に電話してみたんだけど、誰も出ないな。

今、人がいないみたい。

こうなったら、知り合いのNHK職員の携帯を鳴らしてもいいんだけど、仕事中だろうから、取り合えず、それは控える。

> 蓮池透 朝日の謝罪は、遅きに失したが当然のこと。ただ、謝罪したから といって福島第一は収束するのか、慰安婦問題は解消されるのか。否である。朝日の負け、他者の勝ちといった勝ち負けの問題でもなかろう。朝日が廃刊したら、この国は良くなるのか。 結局「マスコミの劣化」という言葉が頭に浮かぶだけ。

> 女性が活躍してないように見えてる時点で間違いなんだよ。めっちゃくちゃ活躍してんじゃん。家でも職場でも。活躍してないんじゃなくて評価してないんじゃん。

朝日の件、ニューヨークタイムスに記事が出ましたね。

事実関係を淡々と報じてるだけだけど、リベラルと右派の構造はよく分かるようになってますね。

朝日の吉田調書の解釈の誤りなんて、国民にとっては、総理のオリンピック対策のアンダーコントロールや、事故直後の<直ちに健康に影響はない>なんかと比べたら、不利益は少ない。

にも関わらず、多くの人は、政府発言は問題にせず、朝日叩きに浮き身をやつす。

この辺、実に興味深い現象だと思うなあ。

> 3.11の翌年に「事故から3年後くらいに東京湾の汚染がピークを迎える」なんて特集してたNHKが3年後の今年、「東京湾の海の幸がうまい!」とか東京湾で子供に魚釣りさせて食べさせる特集やったりするのはどうなの?いいわけ?

昔は相手を黙らせ、思考停止に陥らせるマジカルワードはテンノーヘーカだったわけだけど、今はそれがコクエキなのかも知れないね。

前者は愚かな為政者が陛下を私し、後者はこれまた愚かな為政者が国益を私してる点でもよく似てる。

別段、国民までがお付き合いする必要はないと思うけどね。

1945年、日本はいっぺん滅びたんだてことをすっかり忘れてる人が増えてる感じですなあ。

<日本は1度も他国の支配下に置かれたことはない!>なんぞと叫んでる人まであるのか。

魂消るね。

そういう人は、<ゴジラや>でも覗いてみてはどうだろう?occupied Japanと書いてあるオモチャも置いてあるから。

だから<名誉>というものの捉え方が、大きく違ってるんだろうな。

過ちがあったことを認めるのが不名誉だとは、私はちっとも思わない。

認めるべきは認めて、改善すべきは改善する。

それこそが勇気が必要な、名誉ある行動だと思うけどね。

他者の責任にしたり強弁したりすることのどこに名誉がある?

> 朝日新聞に、批判されて然るべきいろいろな問題があることは確かだと思う。でも、「国益を損ねた」という文脈で一国の首相が一メディアを断罪するのは論外。誰が「国益」のために新聞出すか。出したらそのほうがメディアの死だよ。

まあ、国の名誉、国の名誉と叫ぶ人の多くが、他者の名誉にはほとんど関心を払わない、という傾向は見受けられるようですね。

特にネット社会では。

ツイッターに限っても、『これ、訴訟になったら、名誉毀損が成立するがなあ。

判例とか知らないのかなあ』と思えるツイートがフツーにあるもんなあ。

呑気なことだと思いますよ。


http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/301.html

記事 [政治・選挙・NHK171] 朝日謝罪会見でハシャぐ読売、産経の“トンデモ誤報”集(リテラ)
朝日叩きで勢いづく読売と産経だが……(上/産経新聞社公式HP 下/読売新聞公式HP「読売新聞へようこそ」より)


朝日謝罪会見でハシャぐ読売、産経の“トンデモ誤報”集
http://lite-ra.com/2014/09/post-454.html
2014.09.12. リテラ


 こいつら、恥というものを知らないのか。朝日新聞・木村伊量社長の謝罪会見を見ていて、思わずこんな台詞が口をついて出た。断っておくが「こいつら」というのは壇上で頭を下げていた木村社長や朝日の幹部のことではない。朝日を追及していたマスコミ、とくに読売新聞、産経新聞のことだ。

この日の2時間にわたる会見で読売、産経の記者は全質問の実に4分の1もの数の質問を商売敵の朝日に浴びせ続けた。だが、その質問のほとんどはネットスラングでいうところの“ブーメラン”というヤツだった。

 読売「御社には自発的に物事を検証する能力がないのではないか。自浄能力がないのではないか。そのことを社長はどうお考えか」
 はあ? じゃあ聞くが、渡辺恒雄会長の政界との癒着を放置し、巨人軍の裏金問題や暴力団疑惑にほおかむりし、部数水増しの“押し紙”内部告発を封じ込めてきたオタクの会社に自浄能力はあるのか。

 産経「都合のいい方にねじまげる吉田調書の報道は、慰安婦報道と同じではないのか」
 おいおい、「都合のいい方にねじまげる」常習犯はオマエたちの新聞だろう。産経は今年5月、安倍首相がアジア安全保障会議でスピーチした際、「靖国参拝発言」で会場が「拍手に包まれた」と報道した。ところが、ネットの指摘で拍手があったのは靖国発言でなく「ひたすら平和国家としての歩みを進めてまいります」という発言後だったことが発覚。政治的プロパガンダのために平気で事実をねじまげる体質が失笑をかったのではなかったか。

 別に朝日の肩を持ちたくてこんなことをいっているのではない。今回の朝日の記事は従軍慰安婦の吉田証言も、福島原発事故の吉田調書の記事も明らかな誤報だ。だが、冷静に考えてみてほしい。このレベルの誤報なら会見会場にいたすべてのマスコミがやっていることだ。もちろん読売と産経もやっている。

 たとえば、読売新聞は2012年10月、ハーバード大学研究員の森口尚史氏が「iPS細胞を使った世界初の心筋移植手術に成功」と一面で大々的に報道したが、後に研究の内容も森口氏の肩書きもすべて嘘だったことが発覚した。これなどは吉田証言に騙された朝日とそっくりではないか。

 他にも、宮崎勤事件で存在しない宮崎のアジトを発見したと報道したり、福岡の広域暴力団工藤会のガサ入れ報道で存在しない押収書類をでっちあげたり、まさに誤報の山を築いている。

 また、読売は福島原発の事故報道をめぐっても誤報をおかしたことがわかっている。2011年5月、一面トップで当時の菅直人首相が「海水注入中断」を命じ「震災翌日、55分間」の中断があったと報じたが、これを命じたのは東電の武黒フェローだったことが吉田調書から判明したのだ。しかしこの件について、読売は謝罪はおろか、何の説明もしないまま未だ無視し続けている。

 産経も同様だ。2011年7月には中国の江沢民前国家主席が死去したとの大誤報を犯している。この記事については当初から誤報の可能性が強く指摘されていたが、産経はそれを認めようとせず、10月に氏が公式行事に姿を現してようやく誤報を認めた。しかも、この時に発表した「誤報の経緯」に明らかな矛盾があり、虚偽の説明をしていたことが発覚している。
 
 2012年7月には、東京23区で行われた陸上自衛隊の総合防災演習をめぐってとんでもないでっちあげまで行っている。このとき、産経は23区のうち11区が市民グループから『自衛隊に区の施設を使わせるな』との申し入れを受けて、自衛隊を拒否していたと報道。7区の担当職員が演習に立ち会わなかったと名指しで批判した。さらに翌日の「産経抄」でもこのことに触れ、「迷彩服をなぜか受け入れられない人の存在は、承知している。まさかそんな一部の声に配慮するあまり、首都直下地震に向けた自衛隊の訓練をないがしろにする防災担当職員が、東京都内の区役所にいるとは」などと記した。

 ところが、これに対して、11区の自治体が抗議文を送り、実際には立ち入りも認めたうえで立ち会いにも応じており、報道とは異なると強く主張。産経新聞は「おわび」の記事を出すとともに、同日の産経抄でも訂正と謝罪をおこなったのだが、その文面はなかなか興味深い。

「記者生活ウン十年、これまでも数多くのミスを重ねてきた。ミスの最大の原因は『思い込み』だ。今回の場合、迷彩服姿の自衛隊員が行う訓練に対して、一部に批判的なムードがあるのは事実だから、区役所の非協力もあり得ると、納得してしまった」

 産経新聞は自衛隊への「批判的ムード」を攻撃するために存在しない“左翼市民グループ”を空想してしまったらしい。これではまるで陰謀論好きのネトウヨではないか。

 いずれにしても、とんでもない誤報を繰り返しているのは読売や産経も同じなのだ。そして、誤報発覚後もやはり朝日と同じように、その間違いをぎりぎりまで認めなかったり、認めても虚偽の経緯説明をするなど、狡猾な隠蔽工作を行っている。

 にもかかわらず、読売、産経は自分たちのことを棚に上げ、官邸や右派グループと組んで、この朝日叩きを大々的に仕掛けたのだ。

 もちろんメディアが誤報を犯したらきちんと訂正・謝罪するのは当然のことだ。しかし、この程度の誤報で「世紀の犯罪」を犯したかのように報道機関を袋だたきにして、「社長の辞任」や「過去の社員の処罰」まで求めるのは明らかにおかしい。報道には誤報がついて回るものであり、こういう過剰反応の前例をつくることは、現場を萎縮させるだけだろう。

 こういうと、「朝日の場合は国際社会で日本人の誇りを傷つけたのだから、断罪されて当然だ」という声があがるかもしれない。しかし、それなら読売、産経のほうがずっと罪は重い。なぜなら、彼らこそがあの福島原発事故を引き起こした戦犯だからだ。
 
 日本の原発導入の立役者だった正力松太郎がオーナーだった読売新聞と、財界右派の意向を受けて誕生した産経新聞は、1970 年代から原発推進の旗ふり役をつとめてきた。マスコミ各社の中でも突出した量の広告を電力会社からもらい、紙面では安全神話を喧伝し、反対運動潰しの論陣をはってきた。原発シンジケートの一角を占めていたマスコミの中でも、彼らは最大の戦犯なのだ。

 たとえば、1986年のチェルノブイリ事故の直後の読売の紙面を読んでみると、社説で主張していたのは「我が国の安全対策に変更を迫るほどのことはなかった」「資源エネルギーに恵まれない日本は、技術エネルギーの開発で、世界に貢献しようではないか」という信じられないような楽観論だった。

 また、1996年、巻町で原発住民投票が実施されることになった際、産経新聞は反対運動を「本当に「自治」を貫くなら電力会社からの送電を拒否して自前で発電設備を備えるくらいの気構えが求められる」と脅し、「反対をあおる勢力が「政府の原発政策を見直させよう」というのは日本の国際信用をおとしめる意図があるとしか思えない」と、テロリストよばわりまでしている。

 さらに、JCO東海村で日本初の臨界事故が起きた時の産経新聞の社説のタイトルは以下のようなものだった。
「初の臨界事故 徹底的に原因究明はかれ 原発否定の口実にさせるな」

 こうした安全神話垂れ流しと反対派つぶしの果てに、あの福島原発事故が起きたのだ。何十万人もの人の故郷を奪い、放射能汚染で自然環境を破壊し、何十年、いや何百年かかっても処理できないような大量の核のごみを作り出した。東電社員の退避や強制連行の有無というレベルの誤報とどちらが罪深いか、火を見るより明らかだろう。

 しかも、読売と産経は今、安倍官邸と完全にタッグを組んで、吉田調書の本質を朝日叩きの問題にすりかえようとしている。そして、朝日のシェアを奪って自社の新聞の拡販のために、従軍慰安婦問題を意図的にエスカレートさせようとしている。

 我々がほんとうに追及すべきなのはいったい誰なのか。ぜひ冷静に考えてみてほしい。

(エンジョウトオル)



http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/302.html

記事 [政治・選挙・NHK171] どれだけの大企業が政治献金に応じるかが注目 (古村治彦の酔生夢死日記)
http://suinikki.blog.jp/archives/12760363.html

2014年09月12日

 
 古村治彦です。

 日本経団連が5年ぶりに自民党への政治献金を呼びかけることになりました。以前は、経団連総務部次長、事務総長、副会長を歴任した花村仁八郎(はなむらにはちろう 1908〜1997年)が「財界政治部長」として、加盟各企業に対して献金のあっせん(金額まで決めてのほぼ命令)をしていました。それから何度か、献金のあっせんは停止されたり、再開されたりを繰り返してきました。

 下に貼り付けた記事では、経団連は安倍氏の経済政策を評価し、全面的に支持するということで、政治献金「呼びかけ」を再開したということです。呼びかけですから、従う義務はありませが、名だたる大企業が何も出さないということはこれからのこともありますから、ある程度の金額が決まっている事実上の「あっせん」なのだと思います。

 経団連は、昔は輸出大企業ばかりでしたから円安にしてもらうことが環境を整えるということで、支持しやすい政策でした。資源高や輸入品が割高になるというデメリットはありましたが、それを凌駕するほどの経済成長をしているうちはそれでも良かったのです。

しかし、現在は小売りや流通、資源輸入といった部門では円高が望ましいし、人々の生活は多く輸入に頼る中で、円安が日本全体の利益になるという単純な構図ではありません。

 更に、経団連は安倍首相を全面支持と言っていますが、それでは彼の対外政策はどうでしょうか。これからきちんと付き合っていかねばならない中韓に対する姿勢まで支持するということでしょうか。頭の悪いネット右翼まがいの元幹部自衛官が外務大臣政務官になっていますが、彼のSNSでの発言は驚くばかりです。また、早速、アメリカのユダヤ系団体が高市早苗氏や稲田朋美氏が、ネオナチ思想を喧伝する団体の長と親しげに写真を撮って、それが掲載されているという事実を掴み、懸念を表明しました。

 国民生活が良くなっているような、良くなっていないような、そんな状況、結局、消費税と物価だけ上がって、可処分所得が増えていない現状があります。そうした中で、企業に属している人が個人で、自分のお金の中から政治献金をするのはどうぞご自由に、ということになりますが、企業が自民党だけに政治献金をするというのは如何なものか、政治献金の金額などは大企業にしてみれば鼻くそくらいのものでしょうが、それでも、「あれは自分たちが懐を痛めて買った商品の利益から回っている、そんなことをするのなら、もっと別の使い方があるんじゃないのか」という気持ちを人々に持たせてしまうのではないかと思います。

 今の経団連、というか大企業経営者も考えてみれば、民僚として育てられてきた人々で、官僚たちと同じです。事なかれ主義で、減点主義、大過なく勤め上げれば主義の人々ですから、自分は民間で、政府や政治家に対して自立する、自分たちの利益と顧客の利益を体を張って守るという感じではなくて、お仲間さんとして従っているだけのことでしょう。しかし、そんな経団連、財界に未来があるのでしょうか?まぁ潰れてしまっても問題があるのだろうかと思ってしまいますが。

(新聞記事転載貼り付けはじめ)

献金呼び掛けを決定=政治と連携強化、5年ぶり−経団連

時事通信 2014年9月8日

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201409/2014090800513

経団連は8日開いた会長・副会長会議で、会員企業・団体に対し政治献金の実施を呼び掛ける方針を正式に決めた。経団連による献金への関与は5年ぶり。榊原定征会長は同日の記者会見で「今は徹底的に政治と経済が手をつないで、日本経済を立て直さないといけない」と表明。事実上、安倍政権を全面的に支持する姿勢を鮮明にした。

 榊原会長は会見の冒頭、「政策本位の政治の実現、民主主義の健全な発展を図る上でクリーンな民間寄付(献金)拡大は重要課題」と強調。2003年の奥田碩会長時代の考え方を基本的に踏襲し、経団連自らはあっせんせず、あくまで企業の自主判断に基づく献金を促す。その一方で、献金対象に関し「日本経済再生のため成長戦略を推進する健全な政党」とし、自民党を念頭に置いていることを示唆した。(2014/09/08-18:01)

(新聞記事転載貼り付け終わり)

(終わり)
http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/303.html

記事 [政治・選挙・NHK171] 「これから建設しようとしている米軍新基地が、なぜ「過去の問題」なのか:鈴木 耕氏」
「これから建設しようとしている米軍新基地が、なぜ「過去の問題」なのか:鈴木 耕氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/15233.html
2014/9/13 晴耕雨読


https://twitter.com/kou_1970

沖縄知事選で、ようやく翁長那覇市長が出馬表明。

公約は辺野古移設に反対。

これで選挙の焦点が辺野古の「米軍新基地建設」ということがはっきりした。

→(毎日新聞) - Y!ニュース http://t.co/lBW3LbLg7W

辺野古は「過去の問題」と菅官房長官が言明。

これから建設しようとしている米軍新基地が、なぜ「過去の問題」なのか。

もう仲井真敗北を見越してのアドバルーン。

セコイ政治家ども。

→(沖縄タイムス) - Y!ニュース http://t.co/ApVt1XC8Vy

新任したばかりの江渡聡徳防衛相兼安全保障担当相が、9日の会見で、仲井真沖縄県知事が約束したはずの「普天間飛行場の5年以内の運用停止」について「起点は決まっていない」と述べた。

つまり、いつから数えて5年以内か、ということは不明。

こんなデタラメがあるか。

起点がないならいつまででも…。

ついに原子力規制委員会が川内原発「新基準に適合」審査書を決定。

「安全ということではない。審査基準に適合したということ」と規制委。

噴火問題には触れないまま。

今からもう責任逃れのベールをかけている…。

→- 毎日新聞http://t.co/GqTZuYmAbP

報道しない日本メディアがおかしい→@projimsao 高市氏らが極右代表と写真 海外主要メディアも報道http://t.co/8Mob05KHWW

ホームページにナチス・ドイツの象徴「かぎ十字」やこれに似たマークを数多く掲載する、極右団体代表の男性と議員会館でツーショット 

高市早苗、稲田朋美氏らが議員会館で一緒に記念撮影した人物は「国家社会主義日本労働者党」を名乗っていたらしい。

むろん「国家社会主義」はドイツのナチスと同じ政党名。

当然、名刺交換はしていたはずだからこの団体名に気づかぬはずはない。

知っていて記念撮影したなら同調者と言われても仕方ない。

> それにしても、これは山口組系暴力団との記念写真より怖い。

ヘイトスピーチ規制を推進する高市早苗が、ヘイトスピーチの元締めと記念撮影する図。 http://t.co/uP22MM7Bs9

大臣たちはネオナチと楽しげに記念撮影。

高市大臣はデモの音量規制やNHKに政府の要請通りの放送を要求、江渡大臣は普天間の5年以内の運用停止は起点がないといい、規制委は火山の考慮せずに川内原発にゴーサインを出し、官房長官は選挙結果に関係なく辺野古工事は淡々と進めるという。

この国は…。

-----------------
http://t.co/ApVt1XC8Vy
[PR] 年収300万円時代の株式投資。27万人以上が受講した無料メール講座

沖縄
辺野古は「過去の問題」 菅官房長官が見解

沖縄タイムス 9月10日(水)13時6分配信

 【東京】菅義偉官房長官は10日午前の記者会見で、11月の沖縄県知事選に米軍普天間飛行場の辺野古移設に反対する翁長雄志那覇市長が出馬を表明したことに対し、「昨年暮れに仲井真弘多知事が埋め立てを承認し粛々と工事を進めている。この問題はもう過去の問題だ」と述べ、辺野古問題は知事選の争点にはならないとの見方を示した。
 また、知事選で移設反対の候補が勝ったとしても工事には影響はないと強調。「過去のいろんな経緯があったが、仲井真氏が承認を決めたことで一つの区切りが付いている」と述べた。
【関連記事】

翁長那覇市長、沖縄知事選出馬を表明
辺野古埋め立て変更申請 県環境部に意見照会 土木建築部
那覇市長候補 5人絞り込み 選考委、きょう公開発表
収入未済縮減求める 県監査委、意見書を提出
ハリアー出火に抗議 嘉手納町議会が意見書

最終更新:9月10日(水)13時6分

沖縄タイムス



http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/304.html

記事 [政治・選挙・NHK171] <福島知事選>相乗り戸惑う被災者 乏しい選択肢に嘆き(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140913-00000000-mai-pol
毎日新聞 9月13日(土)0時4分配信


 任期満了に伴う福島県知事選(10月9日告示、26日投開票)は、自民党と民主党などが相乗りする方向となった。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故後、初の知事選。今後の復興を左右するが、政策論争が深まらないまま政党の思惑で進む。「県民不在」の現状に、被災者からは不信の声が相次いでいる。【小林洋子、岡田英】

 「何だかよく分からない。どうなっているのか」。避難区域から同県川俣町の仮設住宅に妻と避難している渡辺直一さん(79)は戸惑いを見せた。

 自民党福島県連が8月に擁立を決め、出馬表明した元日銀福島支店長の鉢村健(たけし)氏(55)は11日、立候補を断念。7月の滋賀県知事選からの連敗を避けたい党本部が相乗りを模索したためだ。党勢が低迷する民主党も応じる姿勢を見せており、現職の佐藤雄平知事(66)の事実上の後継として内堀雅雄・前副知事(50)が同日、名乗りを上げた。

 渡辺さんは震災前、約300アールの広大な農地で、長男夫妻と葉タバコを生産。原発事故で避難を余儀なくされ、仕事も奪われた。農地も除染されないまま。これまでは農政への期待から自民党系の候補者に投票してきたが、今回は不信感が消えない。

 郡山市の薬販売業、石川秀彦さん(51)は「今の知事は国や東電にモノを言えなかった。原発事故の情報開示も不十分で信用できない」と刷新を期待した。だが、現知事の復興への姿勢を批判して独自候補擁立を目指した自民党県連が一転、事実上の後継候補を支援する動きを見せる。「顔の見えない候補者ばかりで、誰を選んでいいのか」と憤る。

 川俣町の仮設住宅に避難している大内一さん(66)は「復興が遅れる中、選挙戦でバラバラになるよりは、一致団結できる方がいい」と相乗りに理解を示すが、「一致団結できる候補者がほとんどいない」と嘆く。

 「相乗りすれば有権者の関心は薄まり、投票率はガタ落ちだ」。自民党関係者からもため息が漏れている。

 一方、新党改革は12日、元岩手県宮古市長の熊坂義裕氏(62)を支持すると発表。牧師の五十嵐義隆氏(36)も出馬表明している。



http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/305.html

記事 [政治・選挙・NHK171] 小沢一郎は、この国の政治問題の本丸に立ち向かう勇気を持っていた (udedam.com)
http://8706.teacup.com/uedam/bbs/13197

2014年 9月12日(金)00時06分34秒

(略)

小沢一郎問題、実によく整理してあるつぶやきです。
 森の人さんから。https://twitter.com/MN_hito

 * 「捨丸 @sutemaru_style ? 9月10日

@daisumatsu 小沢一郎ってこれをやろうとしたから袋叩きにあったんじゃね?
@官僚の財布、特別会計の廃止
A官僚の天下り先、独立行政法人など外郭団体の統廃合
B天下りによる官僚OBの不労所得の禁止
F消費税引上げ禁止」


 まったくその通り。
 政治家による官僚主導への反抗は、すでに占領中に始まっています。
 いまちょっと、その首相の名前を忘れました。(もちろん、吉田茂ではありません。この人は、官僚側の首相でした。)

 日本が官僚主導である限り、選挙政治家の、第一の仕事は、小沢一郎の姿です。
 安倍政権も、まったく同じ問題に直面しています。
 ところが、安倍さんには小沢一郎さんほど勇気がないので、官僚と対決できません。
 そこで、その他の政策でお茶を濁しています。

 アベノミクス、集団的自衛権、従軍慰安婦、メディア人との会食、等々。
 これらは、すべて、戦後の政治家に突きつけられた課題からの逃げです。
http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/306.html

記事 [政治・選挙・NHK171] なるほど、宮内庁版の昭和天皇実録の公開は、これからアメリカから押し寄せてくる本物の実録公開の嵐に対するブロックなのか
http://8706.teacup.com/uedam/bbs/13199

2014年 9月12日(金)21時08分2秒

(略)

シチローさんのツイッターを拝見していたら、クロダなる人物のつぶやきがありました。
 吉田調書は、黒塗りだらけ、というつぶやきです。
 https://twitter.com/shichirom

 * 「S ・Kuroda @kuroda06sayuri ? 12 時間

「チェルノブイリの1000倍の放射能汚染になる・・」部分も隠蔽ね。これも菅ちゃんの言う「国の安全に関する部分は黒塗りにする」だよ。結局は「吉田調書」を上手く利用して朝日新聞を叩き、同時に福島県知事選挙対策と放射能汚染による株価の大暴落を防衛するのが最大の目的だよ。」

 * 「S ・Kuroda @kuroda06sayuri ? 12 時間

昨日話題の「吉田調書デジタル版」、多数の隠蔽があるね。例えば吉田氏の「補助冷却装置が造られていればこんな状況にはならなかった・・」という部分は削除されているよ。第一次安倍政権下で安倍ちゃんが却下した補助冷却装置の重要問題を隠蔽ね。自民党に都合の悪い部分はすべて削除してるよ。」


 さっそく出てきたか、という感じで、私はこのつぶやきを目にしました。
 律令政府公認文書が、真実を公開するはずがないではないか、と。
 それはどうしても、プロパガンダ文書(大本営文書)になってしまう、と。

 で、クロダさんのつぶやきが面白いので、当人のツイッターを拝見することにしました。
 https://twitter.com/kuroda06sayuri

 8月21日のところまで遡ってみました。
 なかなか面白いです。
 いくつかをピックアップしてみます。

 * 「S ・Kuroda @kuroda06sayuri ? 8月21日

米軍の星条旗新聞の記事を読むと辺野古基地建設には反対の立場だよ。米軍の主流はアジアでも撤退論なの。それを「中国脅威説や反中国」メディアを拡販し、安倍ちゃん右派らが引き留めている。数兆円の辺野古利権にしがみつく自民党・右派と大企業ね」

 * 「S ・Kuroda @kuroda06sayuri ? 8月22日

米軍には毎年7000億円の思いやり予算+税金・教育費etc.免除2000億円も払っているのよ、東北援助は当然ね。しかし東北支援した米軍兵士達は「放射能被害」で賠償請求してるのよ。」

 * 「S ・Kuroda @kuroda06sayuri ? 8月22日

米軍星条旗新聞を読んでごらん!米軍自身が「もう基地は要らない」と言ってるのよ。」

 というわけで、辺野古基地問題とは、安倍政権だけの問題でした。利権です。
 そこに、中国企業も乗っている、と。

 * 「S ・Kuroda @kuroda06sayuri ? 8月22日

ハワイやグアム島へ観光に行った時に基地を見てごらん! ハワイでもグアムでも、オスプレイの飛行禁止だよ、だから日本で飛行訓練してるの。」

 戦後日本人の面目躍如です。
 みずから招いた対米従属ぶり。

 * 「S ・Kuroda @kuroda06sayuri ? 8月23日

石破ちゃんは三井住友系、安倍・田母・石原ちゃんは三菱系、利権派閥によるケンカよ。@datugennohi: New tumblr post: "「石破氏は総理にしてはいけない人」田母神俊雄氏"」

 なるほど。派閥争いですか。
 私には、安倍政権のことは、どうでもいいですが。
 しかし、そうなると、三菱のほうが勝つでしょう。明治維新以来のこの国の流れからして。

* 「S ・Kuroda @kuroda06sayuri ? 8月26日

《尖閣の海底ガス油田は採掘不可能》しかも埋蔵量は当初推計の1/20よ。尖閣付近はマントルの噴出口が多く採掘が危険な地帯だね。この2年間あまり、日本政府報道は「海底油田を狙う中国・・」と言わなくなったのは、これが原因よ。最も有力な採掘可能な油田は台湾の近海だね。」

 そうか、なかったのか。
 だったら、尖閣問題は、もう、気にする必要はないか。

 * 「S ・Kuroda @kuroda06sayuri ? 9月3日


米国GHQが持ち帰った膨大な資料(日本軍・天皇の極秘公文書類)が、戦後70年を経て徐々に公開されるよ。ネトウヨちゃんビビる事実が出てくる。すでに中国には一部が渡っている。日本は秘密保護法によって機密にされる事も中国から発信されるのよ。その時ネトウヨちゃんは叫ぶ「捏造だ!」とね。」

 * 「S ・Kuroda @kuroda06sayuri ? 9月5日


ついに東郷平八郎の末裔が閣僚になったね、有村ちゃんをはじめ閣僚の多くは、先祖・親族が旧日本軍・官憲の幹部だったよ。先祖の戦争犯罪を否定して歴史を捏造したい安倍ちゃんと同じムジナ達だね。先祖・親族達の後方には無念な亡霊達がウヨウヨしてる、彼らを支持してるのがネトウヨウヨだね。」

 * 「S ・Kuroda @kuroda06sayuri ? 9月8日


「昭和天皇実録」の策略出版ー戦後GHQが持ち帰った軍部・天皇・政府の膨大な公文書が来年より徐々に公開されるね。その事実内容の大きな食い違いをこの「偽造実録」で先行否定し、さらに機密法で隠蔽する政府・政権の策略だよ。」

 要するに、安倍さんは、単に、A級戦犯の孫、という汚名に、我慢ならなかったのか。
 だから、永遠に続きそうな「戦後日本の対米従属からの自立」など、最初から、眼中になし。
 汚名挽回、が、安倍政権の究極の目的だったのか。
 なるほど。
 それだけか。

 * 「S ・Kuroda @kuroda06sayuri ? 9月7日


中国紙「日本の放射能汚染は極めて深刻な状況になってきた。原発事故問題に女性大臣を利用し隠蔽を謀ろう安倍」「汚染を政府が認めれば首都圏でも約600兆円の不動産価値下落が起きる、そして経済の大崩壊が始まる。それを必死に機密法で隠蔽する政府・・こんな国は絶対に侵略されない・・」

 自分の国土を政府みずから放射能汚染させる国・日本。
 誰が侵略したいと思うものか。
 あの中国人でさえ。おっと失礼、かな。

 * 「S ・Kuroda @kuroda06sayuri ? 9月9日


以前も言ったけど、100回に及ぶ東京大空襲で日本銀行・財閥系銀行本店・皇居・東大が爆撃されなかった理由は、ロス・Cと天皇の金融財産処理中だったからよ。東大にはロックFの図書館があり金融処理のプロ達が検証してたよ。結局「戦争は金融の争奪戦」だね。」

 いかにも実利主義のアメリカ人の戦争でした。
 ヒトラーとは、動機が違います。

 * 「S ・Kuroda @kuroda06sayuri ? 5 時間


「日本国と日本人の名誉を傷つけた」と言う安倍ちゃん、この問題は「女性の人権侵害」であるという認識の国際世論を理解していない日本の政権の浅薄意識を露呈したね。朝日新聞の誤報よりも、安倍ちゃんの昨日の発言の方がはるかに「名誉を傷つけた」のだよ。」

 というわけで、安倍さんは、名誉を挽回したいのに、その方法が分からない人です。 だから、国際状況(コンセンサス)とは、逆のことをやってしまう、という時代オンチになっています。
 しかし、その人が、目下の日本国の首相なのですから、日本人の大部分が、今も鎖国中、ということなのでしょう。

 このクロダ・ツイッター、なかなか面白いではありませか。
http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/307.html

記事 [政治・選挙・NHK171] 高村氏、増税の必要性強調 「国債暴落に打つ手なし」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140910/stt14091017500012-n1.htm
2014.9.10 17:50 産経新聞


 自民党の高村正彦副総裁は10日、来年10月に予定する消費税率10%への引き上げを見送った場合のリスクに触れ、増税の必要性を強調した。「(財政再建に向けた)市場の信認を失い、国債が暴落すれば打つ手がほとんどない」と党本部で記者団に語った。

 同時に「増税できなければ社会保障経費を借金で賄う状況が続く。増税による経済失速にはそれなりに打つ手がある」と指摘。「増税できる経済環境を整えられるように全力で支援する」とも述べた。



http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/308.html

記事 [政治・選挙・NHK171] 朝日新聞、誤報記事に法的措置匂わせる「抗議書」 フリージャーナリストらに何度も送りつけていた(J-CASTニュース)
記者会見では一連の抗議を撤回し、謝罪する方針が明らかにされた


朝日新聞、誤報記事に法的措置匂わせる「抗議書」 フリージャーナリストらに何度も送りつけていた
http://www.j-cast.com/2014/09/12215845.html?p=all
2014/9/12 19:47 J-CASTニュース


朝日新聞の「吉田調書」をめぐる報道で特異だったのは、異論を唱える報道に対して、謝罪や訂正をしなければ「法的措置」を視野に入れるといった抗議書を次々に送りつけていたことだ。

2014年9月11日の会見では、記事の取り消しにともなって「抗議の前提となる事実が覆った」として抗議を撤回し抗議書を送った相手には別途謝罪する意向が示された。朝日新聞から複数回にわたって抗議を受けたジャーナリストの門田隆将さんは謝罪を受け入れた上で、同紙報道の論評や検証を続けていく考えを明らかにした。

■ポスト記事には「法的措置検討」、産経記事には「取材拒否」

朝日新聞が取り消した記事は5月20日朝刊の1面トップ記事として掲載されたが、門田さんは5月末の段階で報道の信ぴょう性に疑問符をつけていた。門田さんはブログで朝日新聞批判を展開したのに加えて、週刊誌に寄稿したりインタビューに応じたりする形でも自らの見解を明らかにしてきた。

だが、朝日新聞はこれらの記事に次々に抗議するという手段に出た。朝日新聞が抗議の対象にしたのは以下の3本。朝日新聞は、これらの記事について抗議書を出した事実を自社の紙面でも報じている。

「朝日新聞『吉田調書』スクープは従軍慰安婦虚報と同じだ」(週刊ポスト、6月20日号)
「『東電フクシマ所員9割逃亡』朝日新聞1面スクープのウソ」(FLASH 、6月24日号)
「朝日は事実曲げてまで日本人おとしめたいのか」(産経新聞、8月18日)

ポスト、産経記事に対する抗議書は門田さんと編集部宛て、FLASH記事への抗議書は編集部宛てだった。ポスト記事に対する抗議書では

「厳重に抗議するとともに、週刊ポスト誌上での訂正と謝罪の記事の掲載を求めます。誠実な対応をとらない場合は、法的措置をとることも検討します」

と訴訟を示唆し、産経記事に対する抗議書では

「以上、厳重に抗議するとともに、産経新聞紙上での訂正と謝罪の記事の掲載を強く求めます。なお納得のいく回答が得られるまで、貴社の取材には応じられません」

と取材拒否の姿勢を打ち出した。実際、この抗議書では、産経新聞記者が送った取材申し込みへの回答について「保留させていただきます」とある。

■「『乱発』と受け取られるかどうかは、皆さんのお感じになることで、コメントしない」

記者会見では、抗議書についても話題になった。抗議書の宛先のひとつでもある週刊ポストの記者が質すと、喜園(よしぞの)尚史執行役員(知的財産・広報・ブランド推進・環境担当)が抗議を撤回し、謝罪する意向を明らかにした。

「これまでに出した抗議は、誤った事実に基づいた抗議だということで、そこは率直に認めてその部分については撤回、お詫びしたい。実際にこちらから抗議書を出したメディアの方、ジャーナリストの方については、この後別途きちんと誠実にご説明し、対応を検討したいと思っている」

ただ、ポスト記者が、

「抗議書を乱発していることに対して、雑誌メディアの方がちょっと敏感になっている部分がある」

と、抗議書を送るという姿勢そのものに疑問を呈した点については、喜園氏は

「十分な取材をした事実だったということを書いた事実に対して、『違う』『誤報だ』ということがあれば、我々としては、そういうときにはきちっと(抗議書を)出すということをしていることは事実。それを『乱発』と受け取られるかどうかは、皆さんのお感じになることで、我々としてはコメントしない」

と述べ、朝日新聞が「事実に基づかない反論」だとみなした記事には抗議書を送るという姿勢は維持する構えだ。

■門田さん「従軍慰安婦問題で追い詰められて会見開いた」

門田さんはこの件についてJ-CASTニュースにコメントを寄せ、朝日新聞の謝罪を受け入れた上で同紙報道の論評や検証を続けていく考えを明らかにした。

(以下、コメント全文)

本日(9月12日)午前中に朝日新聞の広報部から事務所に電話が入り、抗議書の撤回の意思を伝えられ、謝罪の言葉を受けました。撤回の文書を発送した上で、直接、面会もすることになりました。当方の時間が、いろいろな締切のため、なかなかとれないので、実際にお会いするのは少し先になると思います。
私は、朝日新聞が記事を撤回し、謝罪するという意思を示しているので、そのこと自体は受け入れようと思います。しかし、今回の一連の出来事は、朝日新聞がこれまでやって来た、自分たちのイデオロギーや主張に基づく恣意的な報道が、「真実」というものから厳しい鉄槌を受けたものであり、そのことへの論評は、これからも続けさせてもらうつもりです。
あの会見を見て、いかに朝日新聞が追い詰められているかが、よくわかりました。これまでの朝日新聞では考えられないことです。自分のおこなった報道に対する異論は絶対に許さないという、非常に独善的な体質を朝日は持っています。それに基づいて、「法的措置を検討する」という抗議書を私のもとに送ってきたのです。
そこには、「言論」というものに対する尊重も、その存在意義への思いも、かけらも感じられませんでした。そして、従軍慰安婦問題で追い詰められると、途端に今回のような謝罪会見を開いたのです。
私は、今回の会見で、「日本人にとって朝日新聞とは何なのか」という本当の問題が解明されていくことを望んでいます。朝日新聞は、なぜ生と死をかけた踏ん張った原発事故現場の人間を貶めようとするのか、そして、従軍慰安婦問題でも、ありもしない「強制連行」を、どうして事実を捻じ曲げてまで報道しつづけ、「日本人は性奴隷(sex slaves)を弄んだ民族だ」と、日本人全体が国際的に指弾されるような状況をつくりだしたのか。
朝日の報道によって日韓関係は完全に破壊され、そして日中関係も破壊されています。こんな報道をつづける媒体を国民がどう検証していくのか。自分たちの「名誉と信用」を守る意味でも、「日本人にとって朝日新聞とはいったい何なのか」ということを突き詰め、恣意的に日本人を貶めようとする朝日新聞の手法の解明を徹底的にはからなければならないと思っています。



http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/309.html

記事 [政治・選挙・NHK171] 市民とは何か=ウォルフレンのレクチャー (uedam.com)
http://8706.teacup.com/uedam/bbs/13198

(略)

 2014年 9月12日(金)14時49分31秒

 世一良幸さんのツイッターから。https://twitter.com/astroecology

 * 「世一良幸 @astroecology ? 6 時間

「臣民から市民へ」を政治スローガンとして掲げる政治組織があってもいいのだが。」


 世一さんのツイッターは、いつも、私が書いたものを適切に紹介してくれる、私にはとてもありがたいツイッターです。感謝、感謝。

 で、この「臣民から市民へ」をスローガンに、というのも、グッドなアイデアです。
 このスローガンは、2009年12月の民主党政権が誕生したときの選挙のスローガン「脱官僚」よりも、より包括的です。
 日本人が市民になれば、それは、官に依存しない人たちのことですから、「脱官僚」は当然、達成されていることになります。

 そこで、ここでますます必要になるのが、臣民と市民の違いの解明です。
 きょうは、カルル・ウォルフレンの説明を見てみます。

 ウォルフレン氏は、1960年代の初期に来日して、以後、ジャーナリストの視点から、日本社会の出来事を観察していました。
 そして、1980年代末に『日本権力構造の謎』を発表しました。
 以後、1990年代の日本語言論界でのこの人の活躍には目覚しいものがありました。

 その時期の彼の代表作の一つが、『人間を幸福にしない日本というシステム』(毎日新聞社1994)です。
 見れば分かるように、題名が実に意表を突く面白いものでした。
 そして内容は、まさにこの題名を体現するものでした。

 第一章の最初のページを開いてみます。
 すると、こうあります。

 「なぜ、この国には学校嫌いの子供がこれほど多いのか?」p.13

 その通り!!
 1994年という時点でのこの素朴な疑問は、非常に新鮮でした。
 日本人の誰もが気がついているのに、文部省に遠慮してか、誰も口に出せない状況でした。

 「なぜ、この国の大学には、表情が暗く、退屈そうで、なんの理想もないとすら見える学生がこれほど多いのか?
 なぜ、この国の女性は世界一の晩婚なのか? そして、なぜ結婚しないと決めてしまった女性の数も驚くほど多いのか? また子供を産まないと決めた女性も多い。なぜか?
 これらの現象は、世界でも日本にだけひときわ目立つ現象だ。この国の人々の、顔に貼りついたような笑顔や不自然なはしゃぎかたの下に、その素顔を見てしまった外国人には、この国は《うちひしがれた人々の国》だとわかる。」p.14

 まったくこれらの文章が1994年に書かれたものだとは、私には思えません。
 たったいまの、2014年の日本社会のことではないですか。

 で、ウォルフレン氏は、60年代からの30年以上にわたる日本人観察から、以上のような疑問を提起したのですが、この人は、エライことに、問題を提起しただけではなく、解決策も示しました。
 それが、「日本人よ、市民になれ」、でした。

 「まず、本書を通じて私が最も言いたいことを手短にまとめておこう。
 よりよい人生を生きるために、あなたは日本の変革に手を貸すべきだー私はそう確信している。そして、日本を変えるなんて個人の力ではとうてい無理で途方もない話だ、といまは思われるだろうが、この本を最後まで読んでいただき、それがいま思っているほど大変ではないことをわかってほしい。」p.17

 「日本は国際社会に、より適応できるし、また、より適応する必要がある。
 日本の変革を構想するにあたって、いくつかの概念(コンセプト)を学ぶことが、大いにあなたの役に立つ。」p.17

 「その一つが、《市民の立場/シチズンシップ》という概念だ。
 《市民》、《臣民》、《国民》という三つの概念はしばしば混用されるため、多くの人が同じ意味だと思っている。しかし、《市民》には、たまたま生まれ合わせた国の名前を表示し、外国に行くときパスポートに記される《国籍》と同根の《国民》という言葉より、もっと深い意味がある。また、《市民》には、政府や君主に服従する立場にある《臣民/サブジェクト》とは、まるで違った意味がある。」p.18

 「市民とは政治的な主体だ。市民とは、身の回りの世界がどう組織されているかに自分たちの生活がかかっている、と、折にふれ、みずからに言い聞かせる人間だ。
 私は、市民としてあなたに向けて、この本を書いている。たとえ国籍がちがっていても、私たちは市民として対等である。」p.18


 以上が、ウォルフレン氏による「市民論」レクチャーのエッセンスです。
 すなわち、市民とは、丸山が述べたように、権力を担う存在、ということです。すなわち、主権者。
 臣民は、権力の対象になるだけの存在。(要するに、ゴミ)。

 これで、ヘロドトスがなぜ個人名だけの表記で、「歴史の父」と呼ばれるだけのステータスをもてたのか、私たちにもわかります。
 彼は、「市民」だったのでした。
 だから、国籍は違っても、あなたと私は対等である、と。

 律令理性人とは臣民の別名ですから、この感覚は、日本人が、日常的に実感したことがないものです。

 いまや、普通の日本人が、それを実感する時です。
 3.11以後の今は、特に。
http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/310.html

記事 [政治・選挙・NHK171] 原発事故の重要情報を伝えず、若い女性の身売りを肯定する醜悪な自分の姿に気づかないマスコミ(櫻井ジャーナル)
原発事故の重要情報を伝えず、若い女性の身売りを肯定する醜悪な自分の姿に気づかないマスコミ
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201409120001/
2014.09.13 01:32:44 櫻井ジャーナル


 むのたけじが「ジャーナリズムはとうにくたばった」と言ったのは、1991年に開かれた「新聞・放送・出版・写真・広告の分野で働く800人の団体」が主催する講演会の冒頭だった。(むのたけじ著『希望は絶望のど真ん中に』岩波新書、2011年)テレビをはじめ、新聞、雑誌、そして出版も腐敗している。アメリカの侵略戦争に関する報道を見れば明らかなように、「大本営発表」を垂れ流すという点で「右」も「左」もなく、同じ穴の狢だ。

 ところが、現在、日本では「右」と「左」が喧嘩しているらしい。原因のひとつは東電福島第一原発の事故に関する「吉田調書」、もうひとつは「慰安婦」の問題である。

 言うまでもなく、「吉田調書」とは東京電力福島第一原発の所長だった吉田昌郎を聴取した記録。その中で吉田所長は次のように語っている:

「本当は私、2Fに行けと言っていないんですよ。ここがまた伝言ゲームのあれのところで、行くとしたら2Fかという話をやっていて、退避をして、車を用意してという話をしたら、伝言した人間は、運転手に、福島第二に行けという指示をしたんです。私は、福島第一の近辺で、所内に関わらず、線量の低いようなととろに一回退避して次の指示を待てと言ったつもりなんですが、2Fに行ってしまいましたと言うんで、しょうがないなと。2Fに着いた後、連絡をして、まずGMクラスは帰ってきてくれという話をして、まずはGMから帰ってきてということになったわけです。」

 この部分を5月20日付けの朝日新聞は次のように伝えた:

「東日本大震災4日後の2011年3月15日朝、第一原発にいた所員の9割にあたる約650人が吉田氏の待機命令に違反し、10キロ南の福島第二原発へ撤退していた。その後、放射線量は急上昇しており、事故対応が不十分になった可能性がある。」

 ここで確認しておかなければならないのは、吉田所長が東京電力の幹部であり、危険性を指摘する人びとの警告を無視して原発の建設を推進した勢力の一員だということ。原発事故で大量の放射性物質を環境中に放出した責任の一端は彼にもあるということになる。

 当然、そうした立場を配慮した発言になっていることが予想でき、その発言も編集されている可能性もある。しかも、聴取したのは東京地検で検事だった加藤経将と警察庁の千葉哲。原発利権を守る「暴力装置」が送り込んできた人物だ。

 事故が起こったのは3月11日。その翌日には1号機で爆発があり、メルトダウンしていることはわかっていたはず。14日には3号機でも爆発があり、15日には2号機で「異音」が、また4号機の建屋で大きな爆発音があったとされている。

 こうした状況の中での「退避」だ。正確な「指示」を知りながら10キロ南へ逃げたとしても責められない。それほど危機的な状況だったはずだ。マスコミの人間も逃げたと言われている。

 そうした状況だったにもかかわらず、政府も東電もマスコミも情報を国民に知らせず、その結果、近くに住む人びとだけでなく、東日本の人びと、そして米空母ロナルド・レーガンの乗組員は避けられた被爆を強いられている。問題は不正確な情報を伝えたことでなく、重要な情報を隠していることにある。

 戦争の経験者が少なくなったとはいえ、いわゆる「慰安婦」が存在したことは否定できない。日本の軍人や官僚は重要書類を廃棄して証拠隠滅を図ったが、完全に消し去ることは困難。慰安婦を集めることは容易でない。身売りする人だけではなく、脅したり騙して連れ去らた人もいた。

 『日本軍は前線に淫売婦を必ず連れて行った。朝鮮の女は身体が強いと言って、朝鮮の淫売婦が多かった。ほとんどだまして連れ出したようである。日本の女もだまして南方へ連れて行った。酒保の事務員だとだまして、船に乗せ、現地へ行くと「慰安所」の女になれと脅迫する。おどろいて自殺した者もあったと聞く。自殺できない者は泣く泣く淫売婦になったのである。戦争の名の下にかかる残虐が行われていた。』(高見順著『敗戦日記』)

 『あえて言いますが、ほとんどの男は、とても自分の家族、自分の女房や子供たちに話せないようなことを、戦場でやっているんですよ。中国戦線では兵士に女性を●姦することも許し、南京では虐殺もした。そのにがい経験に懲りて、日本軍は太平洋戦争が始まると、そうしたことはやるな、と逆に戒めた。』(むのたけじ著『戦争絶滅へ、人間復活へ』岩波新書、2008年)

 『そこで、出てきたのが「慰安婦」というものです。その主体は朝鮮から来た女性たちでした。日本の女性も来ましたが、これは将校専用です。』(前掲書)

 『女性たちにここへ来た事情を聞くと、だまされた、おどされた、拉致された、というように、それは人によってさまざまだった。』(前掲書)

 『何人もの女性たちを船に乗せてインドネシアまで連れてくるためには、軍の了解が絶対に必要です。・・・やはり、慰安婦は軍部が一つの作戦としてやったことで、まったく軍の責任だった。」(前掲書)

 勿論、身売りなら問題ないということも言えない。1930年代、日本は新自由主義的な経済政策の結果、不況が深刻化して庶民は貧困化、東北地方では娘の身売りが増え、欠食児童、争議などが問題になった。そうした庶民を苦しめる政策を推進するグループを排除しようとして引き起こされたのが1932年の血盟団による井上準之助や団琢磨の暗殺、五・一五事件、そして1936年の二・二六事件だ。若い女性が身売りしなければならない状況を作ること自体が問題なのである。これを「不幸」で誤魔化そうとするのは醜悪だ。



http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/311.html

記事 [政治・選挙・NHK171] デモは政権に向けたものより、市民に向けたものがいいと思うのである。 (おっさんひとり飯)
http://ossanhitorimeshi.net/?p=11905


2014年9月12日


こないだの戦争反対のデモが居心地が良かったのは、目が政権よりも、むしろ市民に向いていたからなのだと思う。


ぼくはデモに参加したのは、このあいだ


でわずか2回め、素人も素人、超ド素人という話なのだが、素人は素人なりに、思うこともあった。一番強く思ったのは、

「デモは政権に向けたものより、市民に向けたものがいい」

ということだ。



ぼくはこれまで、デモというと、「政権に向けた抗議行動」のイメージがあった。官邸前で行われる原発反対の抗議行動などは、その代表というべきものだろう。

もちろん、それを否定するつもりは毛頭ないし、政権に抗議の声をきちんと届けるのは大事であり、そのために時間を費やすのは尊いことだと思っている。

でもそれを、例えば京都でやることに、どれだけの意味があるのかと思っていたのだ。



この間のデモにしても、200〜300人の規模である。数万人が集まるなどといえば、政権に対してそれなりのインパクトもあるだろうが、200人規模のデモを、しかも官邸前などでなく京都でやっても、政権にとっては痛くも痒くもないだろう。

それよりは、もし抗議をするなら、相手に本当にダメージを与えることを考える必要があるのではないか。

それこそ官邸に、ミサイルでも打ち込んだ方がいいのではないかと思っていた。



でもそれは、ぼくが「デモの意義」を履き違えていたからだとわかったのだ。

政権にたいする直接の意思表明は、「選挙」で行われるものだろう。選挙は国民が政治力を行使する場で、その結果によっては、政治状況は大きく変わる。

しかしデモは、それがどんなに官邸前で行われても、政権に対して直接影響を与えられる力はない。



それではデモは、何のためにあるかといえば、国民どうしの「議論」の仕方の一つということなのだろう。

国民は、日本国の主権者だ。主権者は、日本の進む方向を決めないといけないことになる。

そのためには、それなりの情報を入手して、考え、さらに国民どうしで話し合う必要があるのは言うまでもない話だろう。



言論の自由、集会の自由が憲法で保証されているのは、そのためだ。デモが警官に守られるのは、この「集会の自由」の一つの現れなのである。

そう考えると、デモを行うにあたって考えるべきことは、「それがいかに政権にダメージを与えられるか」ではないだろう。

「デモがいかに、一般の人の支持を得られるか」

こそが大事であり、この間のデモは、それが本当によく考えられていたと思うのだ。



デモのテーマが「戦争反対」だと聞いたとき、「それはちょっと、ベタすぎないか」と、ぼくは思った。

マチコちゃんは、

「だって、戦争に反対ではない人はいないでしょう?」

と言うのだけれど、ベトナム戦争の頃ならともかく、今はもっと、「集団的自衛権閣議決定反対」とか、「安倍退陣」とか、気の利いたことがあるのではないかと正直思った。

でもぼくは、このデモのことをブログに書いたとき、


マチコちゃん達がかなりよく考えていることを悟った。

「集団的自衛権」などと言うと小難しいし、「安倍退陣」だと個人攻撃みたいになり、一般の人に角を立てずに伝えるには、「戦争反対」がとてもうまい言い方だとわかったのだ。



ちなみにこれは、今回のデモがKBSや毎日新聞京都版はじめ、メディアに多数取り上げられたことにも関係していたらしい。

マスコミも、一般の人に対して記事を書くので、「戦争反対」は書きやすいのだそうだ。



デモ当日も、マチコちゃんたちは「一般の人の共感をどれだけ得られるのか」に、事細かく気を配っていた。

シュプレヒコールも、「戦争反対」に加え、「一緒に歩こう」と、デモを見る人に呼びかけるものになっている。

「サウンドデモ」という設定で、今どきのカッコイイ音楽が次々流されるようになっていて、またプラカードや横断幕も、デモにありがちの毒々しいものでなく、可愛らしく作られている。

政治のことを何も知らない、普通の女の子が参加しても、違和感ないものだったと思う。



マチコちゃん達のデモは、デモを長くやっている人にとっても、「新しさ」を感じるものだったらしい。

デモのあとの懇親会で、「共産党員歴40年」という、60くらいの人と話したのだが、

「これからは、怒りに任せて拳を振り上げるものよりも、ああいう『野外フェス』みたいな楽しいデモが、いいのかもしれないですね」

と、感心した様子で言っていた。



ぼくは、こうして一般の人の共感を得られるデモが、どんなに小規模であっても行われることに、希望を感じる。そのデモは、必ずや、人の気持ちを動かすからだ。

その結果が、具体的に何を引き起こすかは、わからない。

でも政治に無関心であったひとりの人が、もし「興味をもつ」ことになっただけでも、それ自体、「巨大な変化」だと言えるのではないだろうか。



ぼくが20代〜30代のころ、学生運動の盛り上がりはすでに終わり、あとは一部の学生や活動家が、どちらかといえば過激な活動をすることになっていた。それはそれで、気持ちはわかる。



しかし今、それとは「対極」ともいえる市民運動が、生まれつつあるのだろう。

「一般の人の共感を得ること」は、どんなこと、例えばこのブログを運営することについてだって、一番考えないといけないことでである。



市民運動が、もしそのことを中心に据えるのだとしたら、それこそがまさに「正道」であると、ぼくは思う。


(投稿者)




http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/312.html

記事 [政治・選挙・NHK171] 安倍晋三首相もいまのままでは、原発大事故が起きた場合、菅直人首相同様、無能ぶりを晒すことになる(板垣 英憲)
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/111e1f688b9146c356217612e8852e11
2014年09月13日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆朝日新聞の木村伊量社長が、東電福島第1原発大事故をめぐる「吉田昌郎所長」の「吉田調書」(政府の事故調査・検証委員会が聴取した証言)に関する記事を撤回し謝罪したことから、世間が騒然となっている。

 これは新聞ジャーナリズムに対する国民の信頼を失墜させる大問題であるけれども、日本のクウォリテイ・ペーパーの代表として見られてきた朝日新聞が「反原発=原発ゼロ」の論陣を張ってきたことから、その権威を失墜させたことで、「原発推進派」が勢いを増すという効果があるだけに、安倍晋三首相はじめ政府与党は、「ドブに落ちた犬は叩け」とばかり、これまで恨み骨髄だった朝日新聞を叩きのめそうとしている。

 菅義偉官房長官は記者会見で「報道の影響力の大きさを考えれば、誤報などないように細心の注意を払う必要がある。誤報があった場合は、個人や企業、国家の名誉や信頼に多大な影響を及ぼす重大性に鑑み、速やかにきちんと訂正し、責任をもって毀損(きそん)された名誉の回復に最善を尽くすべきだ」と述べた。朝日新聞DIGITALが9月12日14時38分、「政界から厳しい声 吉田調書巡る朝日新聞記事取り消し」という見出しをつけて配信している。

◆もちろん、多くの国民が愛読してきた朝日新聞が、廃刊に追い込まれようと、何とか生き延びようと、どちらでもよい。朝日新聞叩きに便乗して、「反原発=原発ゼロ派」まで叩かれては、安倍晋三首相はじめ政府与党の思うツボである。

 朝日新聞記者出身の細川護煕元首相とこれをバックアップしている小泉純一郎元首相らが、5月7日に設立した「反原発=原発ゼロ」を目指す一般社団法人「自然エネルギー推進会議」(代表理事:細川護煕元首相)の活動まで叩かれることになっては、甚だ迷惑な話となる。

◆しかし、安倍晋三首相はじめ政府与党は、朝日新聞の「大誤報=大チョンボ」を喜んでばかりではいられない。「吉田証言」の全面公開によって、原発が完全にはコントロールできない「危ない文明の産物」であることが、見事に証明されているからである。つまり、「吉田証言」には、「原発推進=原発再稼働派」にとっても甚だ都合の悪い証言がぎっしり詰まっており、いわゆる「もろ刃の刃」にもなっている。

 福島第1原発大事故が発生したとき、全責任が吉田昌郎所長1人の双肩にかかり、東電本社はもとより菅直人首相(当時)をはじめ政府関係者の無能ぶりが暴露されている。まったく物の役に立たなかった。むしろ、好き勝手を言い散らしていたため、現場の吉田昌郎所長にとって迷惑な存在だった。この大事故で、「原発の安全神話」を信じ切っていたがために、大事故が発生したときに東電本社がどう対処するかの危機管理体制をまったく取っていなかったうえに、首相官邸も無防備だったことが、バレてしまった。

◆実は、再稼働が認められた九電川内原発(鹿児島県)をはじめ全国17か所の原発は、安全管理体制、危機管理体制、周辺地域住民の避難体制が未だに万全とは言えない状態にある。これは、「吉田証言」に照らせば、歴然としている。「新安全神話」を信じて再稼働を推進しようとしているだけであり、万が一、大事故が発生した場合、どう対処するかのシステムが万全ではないのである。いまのままで、安倍晋三首相も菅直人首相同様、無能ぶりをさらけ出すに決まっている。にもかかわらず、朝日新聞叩きにサディスティックな快感に酔いしれ、ドサクサに紛れて、国民の多くが、原発大事故の危険と隣り合わせになっているのに、「原発推進=原発再稼働派」の思惑にまんまと引きずり込まれようとしているのである。

【参考引用】朝日新聞DIGITALが9月12日14時38分、「政界から厳しい声 吉田調書巡る朝日新聞記事取り消し」という見出しをつけて、以下のように配信した。

 朝日新聞社は11日、東京電力福島第一原発事故の政府事故調査・検証委員会が作成した故吉田昌郎(まさお)所長(昨年7月死去)の「聴取結果書」(吉田調書)に関する記事を取り消して謝罪し、慰安婦を巡る吉田清治氏(故人)の証言に関する記事を取り消したことと訂正が遅れたことを謝罪した。12日、閣僚ら政界からは厳しい声が出た。

 菅義偉官房長官は記者会見で「報道の影響力の大きさを考えれば、誤報などないように細心の注意を払う必要がある。誤報があった場合は、個人や企業、国家の名誉や信頼に多大な影響を及ぼす重大性に鑑み、速やかにきちんと訂正し、責任をもって毀損(きそん)された名誉の回復に最善を尽くすべきだ」と述べた。慰安婦を巡る報道には「誤報であるとした時点で、できるだけ速やかに謝罪すべきだった」と語った。

 岸田文雄外相は慰安婦報道について「一部報道機関の報道がこれまで国の内外において大きな反響を呼んできたことは否定できない。報道機関として自覚と責任の下に常に検証を行うことは大切だ」と話した。

 小渕優子経済産業相は吉田調書の報道について「事故の当時、我々が経験したことのない大変な現場において命をかけて立ち向かった作業員に対してしっかりと評価し、感謝は忘れてはならない」と述べた。

 山口俊一科学技術担当相は「マスコミュニケーションは幅広い影響力を持ち、色んな考え方を作るベースになる大事な役割を持っている。しっかり検証し、自身の力でぜひとも立ち直ってほしい」と話した。太田昭宏国土交通相は「報道の自由は大切だが、社会的責任の大きさに鑑みて公正で正確な報道を心がけてほしい」。塩崎恭久厚生労働相は「やはり事実に基づいて報道してもらうことに尽きる」と述べた。高市早苗総務相は「誤った記事であったら紙面などで訂正していくと思うので、それを期待している」と話した。

 自民党の稲田朋美政調会長は「吉田調書、吉田証言について謝罪したが、これによって世界中で日本の名誉が毀損され、信頼が失われていることについて回復するための措置を講じてほしい」と述べた。

 日本維新の会の橋下徹代表(大阪市長)は「言論の自由が認められている日本社会っていいんじゃないですかね。公権力が強制的に報道機関の主張を変えるのではなく、言論機関同士でやり合い、間違っていたら謝罪する。それでいいんじゃないでしょうか」と語った。次世代の党は山田宏幹事長名で「朝日新聞の慰安婦報道によって被った我が国の大きな国益の損失を鑑みれば、木村(伊量)社長の国会への参考人招致の必要性はさらに高まった」とする談話を発表した。



http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/313.html

記事 [政治・選挙・NHK171] 記者の思い込み? 朝日「吉田調書スクープ」撤回に残る疑問(日刊ゲンダイ)
         幻のスクープ


記者の思い込み? 朝日「吉田調書スクープ」撤回に残る疑問
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/newsx/153327
2014年9月13日 日刊ゲンダイ


 それにしても、まだ疑問が残る。朝日が撤回・謝罪した「吉田調書」の原発作業員の「命令違反・撤退」報道。「意図的に記事をねじ曲げたのではないか」「方向性があって都合のいい部分を引っこ抜いたのではないか」――。きのうの緊急会見で相次いだ質問に、木村社長は「記者の思い込み、チェック不足があった」との説明に終始したが、本当に理由はそれだけなのか。

 政府事故調が事故当時の吉田昌郎所長(故人)に30時間近く聴取した「吉田調書」は、それこそA4判で400ページ超にのぼる膨大な分量だ。中には、原子力安全委員会の班目春樹委員長がパニクって、「早く(原発に)水を突っ込め」とわめき散らす様子や、菅直人元首相が乗り込んで現場をかき回す様子が生々しく出てくる。

 ところが、朝日は膨大な調書の後半に着目し、震災4日後の未明に、〈第一原発にいた所員の9割にあたる約650人が吉田氏の待機命令に違反し、10キロ南の福島第二原発へ撤退していた〉と断じた。

 公開された吉田調書には当時の状況がこう記されている。

〈本当は私、2F(第二原発)に行けと言っていないんですよ。ここがまた伝言ゲームのあれのところで、行くとしたら2Fかという話をやっていて、退避をして、車を用意してという話をしたら、伝言した人間は、運転手に、福島第二に行けという指示をしたんです。私は、福島第一の近辺で、所内に関わらず、線量の低いようなところに一回避難して次の指示を待てと言ったつもりなんですが、2Fに行ってしまったと言うんで、しようがないなと〉

 その直後に吉田氏はこう証言した。

〈2号機が一番危ないわけですね。放射能というか、放射線量。ここから外れて一回退避してくれというつもりで言ったんですが。(中略)よく考えれば2Fに行った方がはるかに正しかったわけです〉

 調書を素直に読めば吉田氏に「命令違反」の認識がないことは分かる。朝日の記事は「退避」を「撤退」と言い換えてもいる。

 11日の会見後、出席した記者の間で、「朝日は本当に吉田調書を全文入手していたのだろうか」「当初入手できたのは調書の一部だったのではないか」という声があがった。何者かの“リーク”に乗っかった記事だったのでは、という疑問である。だとすれば、「記者の思い込み」という説明もツジツマが合う。

 朝日には菅元首相と今も昵懇の記者がいて、菅を擁護した回もあった看板連載「プロメテウスの罠」を担当し、今回の“スクープ”にも携わったと、最新号で週刊新潮は報じた。事故直後、現場から撤退しようとした東電と菅が陣取る官邸の間でゴタゴタはあった。

 菅直人事務所は、「吉田調書の現物又はコピーは、9月11日に公開されるまで、私自身持っていませんでした。それ故、誰にリークすることもあり得ません」と本紙の取材に回答した。

 幻のスクープの背景に何があったのか。



http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/314.html

記事 [政治・選挙・NHK171] 北朝鮮の再調査結果発表がなぜ遅れているのか  辺 真一
北朝鮮の再調査結果発表がなぜ遅れているのか
http://bylines.news.yahoo.co.jp/pyonjiniru/20140912-00039056/
2014年9月12日 15時51分 辺真一 | コリア・レポート 編集長


北朝鮮による安否不明の拉致被害者再調査結果発表が当初の予定よりも大幅に遅れている。日朝政府間合意では「8月下旬から9月初旬まで」となっていた。多少遅れても「9月の第二週までには」とみられていたが、現状では来週以降に延びそうだ。

遅延理由が北朝鮮側にあるのか、それとも日本側の事情によるものか定かではないが、産経新聞が8月7日付の「拉致報告、来月2週以降 北調査委『もう少し時間』」の見出しの記事で「北朝鮮側は北京の外交ルートを通じ、『もう少し時間がかかる』と伝達してきた」と伝えていたことから北朝鮮が再調査に手間取っているものと当初はみられていた。

ところが、北朝鮮の対日交渉責任者である宋日昊朝日国交正常化担当大使は訪朝(9月8−11日)した共同通信社代表団との会見で「いつでも結果を報告できる状況にあるが、日本側から説明を求める公式要請がない」と発言していた。この発言通りならば、北朝鮮はすでにスタンバイしているのに日本の方がまだ受け入れの準備ができていないということになる。

アントニオ猪木氏が面会(8月28日)した姜錫柱国際担当書記は今回の調査について「しっかり調査をしているので、新しい情報がある」とそれなりの「自信」を仄めかしていた。また、宋日昊大使も今回の調査は「特定分野に限定せず、すべてのことを同時並行的に科学的にかつ客観的調査活動を誠実に行っている」として、今でも日本側に伝達する内容は「充分にある」と語っていた。

極めつけは、金英南最高人民会議常任委員長の金丸康信TV社長との会見(9月8日)で発した「朝日関係は、今年、動きがあるかも知れない」との言葉である。拉致問題が進展しなければ、日朝が動かないことは百も承知の上での発言だろう。

一連の北朝鮮の要人の発言をみる限り、北朝鮮側に再調査結果を遅らせる理由はないようだ。今回はそれなりの「自信」があるのかもしれない。しかし、北朝鮮の再調査結果を採点し、合否を付けるのは、日本側である。

北朝鮮の前回の回答は「ゼロ」で日本からすれば、「不合格」「落第」だった。再調査を受験に例えるならば、今回は言わば、10年ぶりの「再受験」だ。

「安倍内閣で必ず解決する」と公約した日本としては何としてでもパスしてもらわなくては困る。従って、日本からすれば「これが最後だから、もっとよく考えてから答案用紙を出しなさい」ということなのか、あるいは事前に解答用紙を見たいのかもしれない。受験する北朝鮮よりも、採点を付ける日本のほうが心配で仕方がないようだ。

すでに知られていることだが、外務省の伊原局長が8月21日から2日間にわたって、マレーシアのクアラルンプールで北朝鮮の国家安全保衛部の幹部と協議したとの情報がある。宋大使ではなく、再調査を担当している国家安全保衛部の幹部と直接協議をしたとみられる。

さらに、今月9月6日から一泊二日の日程で訪中した伊原局長は北京で再度、北朝鮮側と接触したことが判明している。その結果、第2週に想定されていた報告時期がさらに遅れることになったとの見方が有力だ。

理由は、結果提示の見返りに北朝鮮が貨客船「万景峰」の日本入港再開など第二次制裁解除を要求し、これに日本が難色を示しているためと伝えられている。
北朝鮮が追加制裁を求めていることは宋日昊大使の共同通信との会見で新たな制裁解除への期待を表明したことからも明らかだ。しかし、「これならばよし」と日本が了承しなければ、見返りとしての第二次制裁緩和には踏み切れない。日本側が結果報告の説明を公式に求めないのは、内容を見る前に「見返り」として制裁緩和の拡大を決断できないからだ。

山谷えり子拉致問題相は9月7日のフジテレビ番組で、日本独自の制裁のうち、貨客船「万景峰号」の入港禁止の解除に関しては「まだそこまでには至っていない。全員の一日も早い帰国以外に(解除は)ない」と断言していた。

どこで折り合いを付けるのか定かではないが、北朝鮮は拉致被害者12人の再調査をほぼ終えており、一度結果を出せば修正する可能性はないだろう。

北朝鮮側は今回の調査で何が何でも拉致問題を決着させようとしている構えだが、日本はどこかで腹をくくらなければならず、今まさにその政治判断を迫られる局面に差しかかっているようだ。



http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/315.html

記事 [政治・選挙・NHK171] もう慰安婦証言の検証しかないでしょう。発言の度に変わる証言を。河野談話が有効だと言うならそこを検証して欲しい。
「河野談話」についても吉田清治の証言は参考にせずに元慰安婦の聞き取り調査を根拠としたことや、「クマラスワミ報告書」についても吉田清治の証言は数ある根拠の一つに過ぎず、元慰安婦の聞き取り調査が【慰安婦=性奴隷】の根拠としたために、共に取り消す必要がないとしている。
(報道ステーションの一場面)


☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡

報道ステーションや朝日新聞の結論としては吉田証言はでたらめだが、河野談話は有効で日本は謝罪と賠償をという立場でしょうか?
もう慰安婦証言の検証しかないでしょう。発言の度に変わる証言を。
慰安婦の証言に基づいた「河野談話」や「クマラスワミ報告書」が有効だと言うならそこを検証して欲しい。

親にキーセンに売られた金学順さんとか。

複数の経歴を持つ黄錦周さんとか。

クリスマス休暇をもらった慰安婦とか。

そして詐欺で逮捕され、福島瑞穂議員が聞取り調査した朝日新聞の植村記者の韓国人の嫁の母親梁順任と朝日新聞の報道の意図とか。


報道される慰安婦は「米軍慰安婦」が大勢い混じっているようだが、朝日新聞やテレビ朝日の立場では、朝鮮戦争時代の「米軍慰安婦」への謝罪と賠償するのは誰なんでしょう?

朝日新聞や韓国の報道見ていると

「従軍慰安婦」=「韓国人」
「従軍慰安婦」=「強制連行」

みたいな感じなんだが、本当かな?
東北の小作の娘さんは?
彼女たちもジープで連行されたの?
何で韓国人と纏足の中国人慰安婦しか名乗り出てこないの?

慰安婦報道に中国や韓国の外交的な意図はないの?


<参考>

現役朝日新聞記者の方のやりとり

plantrium ‏@plantrium 13 時間
@R_KitanoR 貴社の大誤報の放置が原因で、私たちは国連を基盤に性奴隷国家と罵られております。今すぐ、国際的社会に向け貴社広告媒体をフル活用し、誤解を解く行動を起こしてください。いわれのない屈辱は、もう沢山です。20万人と性奴隷という文言は、明らかに貴社が原因です


===========================
北野 隆一 ‏@R_KitanoR 13 時間
@plantrium お言葉を重く受け止めています。


===========================
yukiyasu ‏@RypppRy 13 時間
@R_KitanoR @plantrium 受け止めただけで、謝罪の必要はないと無い。と言うのが朝日の姿勢ですか?


===========================
北野 隆一 ‏@R_KitanoR 13 時間
@RypppRy @plantrium 朝日新聞の会社としての姿勢は、昨日の社長会見で示された通りだと思います。私個人としては昨日、「誤った記事を出して読者の信頼を裏切ってしまったことについて、読者をはじめ関係者のみなさまに申し訳なく思います」とツイートさせていただきました。


===========================
北野 隆一
‏@R_KitanoR
@41532 @RypppRy @plantrium 第三者委員会と並行して、社員としても検証していきたいと思います。


===========================

<参考リンク>

◆[土曜版 カバーストーリー] 「人身売買に遭い毎晩泣きながら米兵を受け入れた」(ハンギョレ新聞)
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/17752.html


◆【朝日新聞】冨永格「社員にとっても忘れられない『朝日の911』になりました」
http://hosyusokuhou.jp/archives/40157009.html


◆【朝日新聞】前田直人「社長会見終了。断腸の思い。悔しくてなりませんが、政権のヨイショを繰り返すような報道機関に堕すことは断じてなりません。脅しには断固負けません」
http://hosyusokuhou.jp/archives/40152078.html


◆【朝日新聞記者】小森敦司「折れてたまるか。ポッキーっじゃない。明日からまた、仕事頑張る。この会社、結構、好きだ。にしても雑音が多いなあ」
http://hosyusokuhou.jp/archives/40151710.html


◆慰安婦問題 核心は変わらず(朝日新聞)
http://www.asahi.com/articles/ASG8W4CPWG8WUTIL01N.html


◆朝日新聞慰安婦検証で下村文科相「現行教科書に訂正求めず」 吉田証言など記述なし
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140815/edc14081512520003-n1.htm

http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/316.html

記事 [政治・選挙・NHK171] これは酷い 政府が公開した「吉田調書」の中身が黒塗りだらけだと話題に!国の安全や個人情報、第三者の利益等に係る部分非公開
【これは酷い】政府が公開した「吉田調書」の中身が黒塗りだらけだと話題に!国の安全や個人情報、第三者の利益等に係る部分は非公開!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-3819.html
2014/09/13 06:00 真実を探すブログ



*政府が公開した吉田調書の表紙
9月11日に政府が福島原発事故時に所長をしていた吉田昌郎氏の調書を公開しましたが、ネット上では「この調書が黒塗りだらけ」という指摘が相次いでいます。政府によると、公開された吉田調書は国の安全や個人情報、第三者の権利・利益等に係る部分は非公開になっているとのことです。読売新聞や産経新聞はこれが完全公開されたかのように朝日新聞バッシングを繰り返していますが、このような黒塗りだらけの文章では「朝日新聞が間違っている」とも断定は出来ないと言えるでしょう。


また、朝日新聞が報道していた命令違反を明確に示す文章は確かにないですが、福島第二原発への撤退は東電の公開したテレビ会議にも映っている紛れも無い事実です。産経新聞は過去に、原爆の父として知られている癌で亡くなったオッペンハイマーの死因を自殺と報道したこともありました。偉人の死因を間違えたのに公式な謝罪は未だに無く、彼らに朝日新聞社を責める資格は無いと私は思います。
政府の公開した吉田調書も黒塗りだらけですし、吉田調書を巡る一連の流れは官僚や政府が朝日新聞をハメるために仕組んだ罠である可能性が高いです。
*朝日新聞には先日からかつて無いほどの解約依頼が殺到中。


☆政府事故調査委員会ヒアリング記録
URL http://www.cas.go.jp/jp/genpatsujiko/hearing_koukai/hearing_list.html
吉田 昌郎 事故時の状況とその対応について から






☆朝日新聞、吉田調書記事取り消し 海外メディアも相次ぎ報道(14/09/12)



























http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/317.html

記事 [政治・選挙・NHK171] 欧州なら即刻辞任 高市総務相らが「ネオナチ」とツーショット写真(東京新聞:こちら特報部)
欧州なら即刻辞任 高市総務相らが「ネオナチ」とツーショット写真
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2014091202000174.html
2014年9月11日 東京新聞:こちら特報部

http://silmarilnecktie.wordpress.com/2014/09/12/912%E6%AC%A7%E5%B7%9E%E3%81%AA%E3%82%89%E5%8D%B3%E5%88%BB%E8%BE%9E%E4%BB%BB%E3%80%80%E5%AE%89%E5%80%8D%E6%94%BF%E6%A8%A9%E3%83%8D%E3%82%AA%E3%83%8A%E3%83%81%E9%A8%92%E5%8B%95%E3%80%90%E6%9D%B1/
Silmaril Necktie 抜粋引用


高市早苗総務相や自民党の稲田朋美政調会長が、ナチス・ドイツを信奉する極右団体男性とツーショット写真を撮影していた。海外の主要メディアは「安倍政権のネオナチ関与疑惑」などと盛んに報じている。議員側は「人物像は知らなかった」と釈明するものの、もともと右翼的な言動で知られる政治家だ。日本の政界やメディアの反応は鈍いが、ナチスによるホロコースト(ユダヤ人大虐殺)の惨禍を味わった欧州の基準では、即刻辞任モノの一大スキャンダルである。 (鈴木伸幸、上田千秋)

■国際社会の信用失う 中央も地方も右翼化する政界

「ネオナチの写真が安倍晋三首相の頭痛の種」。英紙ガーディアン(電子版)が九日、こんな見出しで問題のツーショット写真を掲載した。「日本のネオナチ」を標ぼうする極右団体「国家社会主義日本労働者党」の山田一成代表と一絡に高市、稲田両氏が写っている。いずれも2011年夏に議員会館で撮影された。

高市氏の事務所によれば、雑誌の取材を受けた際に山田氏が補助員として現れ、取材後に写真撮影を求められた。稲田氏の場合も事務所によると、同様の経緯だったそうだ。両氏とも撮影時に山田氏の素性を把握しておらず、その後も接触はないという。

同党は、ナチスと同じく国家社会主義や反ユダヤ主義を掲げている。ホームページ(HP)には、ナチスのシンボル「かぎ十字」が躍る。英文の団体名は「National Sotioalist Japanese Workers Party」。「Japanese」を「German」に入れ替えればナチスそのものだ。海外でのイメージはすこぶる悪い。

ツーショット写真もHPにアップされ、今月三日の内閣改造前後からネット上で問題視された。現在は削除されている。ガーディアンは「両政治家が山田氏に共感しているかは、何の証拠もないが、安倍政権がより右傾化したという批判を勢いづけた」と論評した。

ガーディアンの記事が話題になっているが、もともと口火を切ったのはAFP通信だった。八日に配信すると、欧米を中心に世界各地で大きく報じられ、ガーディアンも引用した。AFPの小澤治美記者は「偽造でないかを確認して記事化した。国際基準からすればニュース」と説明する。

ここに来て高市氏が、ヒトラーの名前を冠した選挙指南書「ヒトラー選挙戦略」(一九九四年の出版直後に絶版)の広告に推薦文を寄せていたことも発覚。同氏の事務所は「本人が著者を知らず、推薦文について記憶がないのでコメントできない」としている。

一方、日本のメディアは、ようやくく共同通信が九日夜に配信したが、ガーディアンなど海外の報道ぶりを紹介しているにすぎない。国際基準では即刻辞任でもおかしくないスキャンダルだ。八八年には、ナチス肯定とも取れる発言で西ドイツのイエニンガー連邦議会議長が辞任している。ところが、日本のメディアの反応はすこぶる鈍い。

国際ユダヤ人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」(米ロサンゼルス)のエーブラハム・クーパー副所長は、「こちら特報部」に寄せたメールで「安倍首相はアジアで指導力を発揮しようにも、不幸な過去の歴史が邪魔をしている。今回のような事態は、日本への不信感を深めるだけだ。高市、稲田両氏はあらゆる機会を使って説明責任を果たすべきだ」と主張した。

■官房長官「責任ない」 差別・偏見広がる懸念

実は、高市、稲田両氏だけでなく、自民党自体も2000年六月の衆院選直前、山田氏との関係が取り沙汰されたことがある。自民党広報本部が各事務所などに対し、山田氏が社長を務める会社が出版した単行本の購入を指示したと共産党の機関紙「赤旗」が報じた。単行本は共産党を批判する内容で、選挙戦に活用するつもりだったようだが、自民党報道局は「資料が残っていないほか、当時の担当者も辞めていて確認できない」としている。

ツーショット写真騒動の背景には、自民党の右傾化がある。高市、稲田両氏は、右派政治家の筆頭格なのだ。日本最大の右派組織といわれる「日本会議」の国会議員懇談会の役員名簿(今年四月一日)によると、高市氏が副会長、稲田氏が政策審議副会長に就いている。

八月十五日の終戦記念日には、両氏とも靖国神社参拝を欠かさない。今年の参拝時は、稲田氏が行政改革相、高市氏が自民党政調会長の要職にあった。稲田氏は参拝の際に「今の平和で豊かな日本が、国のために命をささげた方々の積み重ねの上に成り立っているという思いで参拝した」と胸を張った。

もっと言えば、中央のみならず、政界全体で右傾化が進んでいる。ジャーナリストの安田浩一氏によると、ヘイトスピーチ(差別扇動表現)を繰り返す排外主務団体「在日特権を許さない市民の会(在特会)」などが主導するデモでは、保守系地方議員の姿を見かけることがよくあるという。

在特会とは直接関係はなくとも、同じような考え方を持つ議員は少なくない。一例を挙げれば、金子快之(やすゆき)・札幌市議はツイッツターに「私が在特会のメンバーだとの風評があるようですが、そのような事実はありません。但し、在日特権の見直しは必要だと考えます」と書きこんでいる。金子氏は「アイヌ民族なんて、いまはもういない」などのつぶやきが物議を醸し、所属していた自民党札幌市支部連合会を除名になった人物だ。

安田氏は「地減に貢献すべき議員が、地域を分断するようなデモに加わったり、考えを持ったりするのは問題があるだろう。マイノリティーに対する差別や偏見、排外主義は草の根の社会だけではなく、政治の世界にも浸透していると言わざるを得ない」と懸念を強める。

菅義偉官房長官は十一日の会見で、ツーショット写真について問われたが、高市、稲田両氏が山田氏の素性を知らなかったことを理由に「(責任は)全くないと思う」と突っぱねた。

このまま幕引きとなってしまうのか。麻生太郎副総理兼財務相が昨年七月、「ナチスの手口を学んだらどうか」という趣旨の発言をしたにもかかわらず、結局うやむやになった「先例」もある。

東京造形大の前田朗教授(刑事人権論)はこう警告する。

「国連人種差別撤廃条約は、日本を含む加盟国の政府に差別撤廃を求めているが、高市、稲田両氏は逆のことをしている。(山田氏を)知らなかったでは済まされず、欧州などでは辞任を迫られるような事案だ。政治家の持つ影響力への自覚に欠ける。第二次大戦後、国際社会が一定の共通認識のもとに平和な世界をつくる努力をしてきたのに、日本は価値観を共有していないのかと思われてしまう。このままでは国際社会の信用を失う結果になる」

<<<デスクメモ>>>
まだナチ党が弱小政党に甘んじていたころ、ヒトラーのポーズ写真を集めたポストカードセットが発売された。それを見た喜劇王チャプリンは「この顔はもはやコミカルではなく、不気味である」と言ったという(『ヒトラー演説』)。最近の日本では、不気味な面構えの「自称・保守政治家」が増殖している。(圭)


関連記事
高市、稲田両議員のネオナチ関与疑惑を一蹴した菅官房長官  天木 直人
http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/272.html



http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/318.html

記事 [政治・選挙・NHK171] 安倍・菅政権に襲い掛かる吉田調書の公開  天木 直人
   2014年5月23日 日刊ゲンダイ


安倍・菅政権に襲い掛かる吉田調書の公開
http://bylines.news.yahoo.co.jp/amakinaoto/20140913-00039069/
2014年9月13日 8時40分 天木 直人 | 外交評論家


何事にも狡猾な菅官房長官のことだ。

朝日が吉田調書をスクープした時には、あれほど狼狽し、怒って、リークの犯人探しを行おうとした菅官房長官が、ここに来て死人の気持ちを無視してまで吉田調書を公開した意図は明確だ。

それはただ一つ。慰安婦誤報問題で叩かれた朝日の息の根を止める事と、菅直人民主党政権にすべての責任を押し付けることだ。

そして、その目的は見事に達成されたかのようだ。

しかし、菅官房長官は大きな間違いを犯した。策に溺れた。パンドラの箱を開けてしまったのだ。

あの吉田調書の公開が教えてくれたことは、東電職員が逃げたか、逃げなかったかなどと言う事ではない。

フクイチの原発事故がいかに深刻であったかということだ。

ちなみに、私は逃げた職員や、逃げたいと思った職員は間違いなくいたと思うし、彼らを責めるのは筋違いだと思う。なぜならば自己犠牲を正当化できるのは自衛隊や警察のような特殊な職種に限られると思うからだ。民間企業の職員(東電職員)にそれを要求するのは、あたかも戦争で死ぬことを英雄視するのと同じだ。

この吉田調書の公開は、原発の安全確認を急いで再稼働を目論む安倍・菅政権に裏目となって襲いかかってくるだろう。

そんな事をしている場合か。もう一度あの原発事故を再検証しろ、そして事故対策をもっとまじめに進めろ。そういう被害者の怒りが沸騰するだろう。

そうなったら安倍・菅政権は終わりだ。

小渕優子経済産業大臣も進退窮まる。

だかららないように、安倍・菅政権は必死で情報工作に励むだろう。幕引きを急ぐだろう(了)


関連記事
安倍官邸が激怒! 福島原発「吉田調書」流出で“犯人捜し”(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/14/senkyo165/msg/748.html



http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/319.html

記事 [政治・選挙・NHK171] すごい標語だなオイ 「日本を自慢しよう」/嘘をつく老婆像に「従軍慰安婦はでっちあげ!南京大虐殺はなかった!」と叫ばせろ









http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/320.html
記事 [政治・選挙・NHK171] 安倍という男に代わる日本のリーダーは?(生き生き箕面通信)
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/bf20b7473a2bd00fbc38788f309c6e94
2014-09-13 08:00:39


 安倍という男を積極的に担いでいるのは、保守系政治家を筆頭に、霞が関の官僚群、財界、政権におべんちゃらする御用学者、そして読売・日経・サンケイ・NHK・民放などに代表される茶坊主メディアです。

 多くの週刊誌や月刊誌も官房機密費(国民の税金)から鼻薬を効かされて官邸にしっぽを振っています。一大勢力です。カネも、こ利口なサル知恵も持ち合わせています。それが「権力」というものの強みです。

 有権者は、権力側が矢継ぎ早に繰り出すプロパガンダ(宣伝)にまどわされ、多くの人が権力側につく候補者に投票してしまいました。

 しかし、投票行動は「自己責任」だから、投票結果は受け入れざるを得ない。つまり、誰のせいでもない、今の日本の政治があるのは、自分の責任です。

 それにしても、何とかならないか。ネット上で、自分が推すリーダーに投票してみるのはどうでしょう。

 ボクは、小沢一郎氏を推しているので、1票を投じます。近く、ネット上に投票用のブログをつくってみたいと思っています。

 それはともかく、本日9月13日(土)は、小沢一郎氏の大阪での講演会です。

  「世界の中の日本と政権交代の道のり」をテーマに、大阪市北区の北区民センターで午後6時半開演(6時開場)です。まだ少し席があります。資料代500円。ぜひご参加ください。

  名 称 小沢一郎が語る「世界の中の日本と政権交代の道のり」

  日 時 2014(平成26)年9月13日(土) 18時開場 18時半開演
  場 所 大阪市北区民センター 大阪市北区扇町2-1-27  TEL 06-6315-1500
            JR環状線天満、地下鉄堺筋線扇町 徒歩すぐ 関西テレビの北隣
  入場料 500円
  主 催 生活フォーラム関西 (事務局)吹田市江の木町9-23-306
  申 込 参加される全員のお名前、ふりがな、連絡先をメール、FAX、電話でお知らせ下さい。
        右サイドのメッセージもお使いいただけます。      
        メール:info@mei-getsu.com FAX:06-6720-8051 TEL:090-8467-8877(山岸)
        ※予約は終了いたしましたが、当日席がございますので、お早めに会場にお越し下さい。

       また、参加できない方には18:30からIWJ中継もありますのでご利用下さい。 
               http://www.ustream.tv/channel/iwj-osaka1



http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/321.html

記事 [政治・選挙・NHK171] 維新と結い、合流前から橋下コロコロ&東西対立+みんな渡辺、与党再編を主張(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/22382535/
2014年 09月 13日

 これは『前原、メッタ打ちで初回降板&維新と結い、党名決まらずで、野党再編に暗雲http://mewrun7.exblog.jp/22238300/』のつづきになるのだが・・・。

 10日、維新の会と結いの党が、合流に向けた合同両院総会を行ない、党名など重要事項について決定を行なった。^^;
 当初、今月7日には、新党結成の発表を行なう予定だったのだが。21日に延期になったという。

 ちなみに、新党名は「維新の党」に決まったのだが。この党名を決めるのには、ギリギリまでおおもめすることに。<最終的には「日本維新の会」と「結いの党」、両党の名の一部をとったということだが。「維新」+「の党」ってこと?「の党」が党名の一部って。(>_<)>

 両党は9月にはいっても尚、代表者の数や本部の場所なのでもめていたし。いまだに重要政策に関する考え方に差があることから、議員の中からは「今のうちに、合流をやめた方がいいのでは?」という声が出る始末。^^;
 維新側は今回の合流を実質的な「吸収合併」として考えており、数の力で新党の支配権を握って、押し切りたいようなのだが。結い側は、あくまでも「対等合併」としてとらえているし。同党幹部はプライドが高いことから、mewは何ヶ月もしたら、離婚話が出るおそれがあるようにも思うです。(~_~;)

 さらに、維新の橋下代表は、早くみんなの党も巻き込んで、野党再編(というか人数集め)を進めたいようで。みんなの浅尾代表などに連携を呼びかけているのだけど。
 DHC8億円献金問題以来、ナリをひそめていたみんなの党の渡辺前代表が、最近になってオモテ舞台に復帰。渡辺氏は、自民党との連携にこだわっており、みんなの党が野党再編に加わることに反対の立場を示していることから、みんなの党が再分裂する可能性も出て来た。^^;

* * * * *

 維新の橋下代表は、昨年来、結いの党に合流を呼びかけていたのであるが。以前は、「維新は完全に解体してもいい」「自分は国政政党の代表や幹部にならなくていい」と発言し、野党再編の受け皿とするために、あくまでも1から「新しい党」を作るかのような話をしていたのだ。(・・)

 そこで結いの党側は、全く新しい党名にすると共に、国政政党として国会議員を代表にして、本部を東京に置くことを提唱していたのであるが。
 しかし、維新の会、特に大阪維新系の議員たちは、維新解体に納得せず。党名に「維新」を残すこと、橋下氏を代表にすること、大阪に本部を置くことなどに強く固執したため、両者の協議は難航することに。^^;

 当初は「維新」の名にこだわらないと言っていた橋下氏も、大阪維新の議員に強く要望されたためか、7月頃から「前回の衆院選(比例代表)で約1200万人が日本維新と書いた。党名の浸透は大変なので、よく考えるべきだ」と強調するようになっており、新党名にかかわらず、地方政党の「大阪維新の会」の名称は維持する意向も表明することに。
 また今月9日には、「産経新聞社の世論調査で維新の政党支持率は6%、結いは0%。どの名前が浸透しているのか考えてもらわなければいけない」として、「維新」の名にこだわる自党の議員の後押しを行なった。^^;

<ちなみに、橋下代表は9日の会見で、党名に関する対立が続いていることにプチ切れをして。『橋下氏は名称について「こだわりは全然ない。国会議員で好きなようにしたらいい」と述べ、「安倍政権が必死で日本の外交を立て直そうとしている中で(名称でもめるなど)信じられない」と非難。「もう『あ党』でも『い党』でも『う党』でもなんでもいい。面倒くさい」といらだちをにじませ』ていたのであるが。(産経9.9)
 これに対して、結いの議員が「だったら、『あ党』とか『あいの党』にすればいい。その方が維新よりマシだ」と揶揄していたとか・・・。^^; mewもそう思う。(・・)>

* * * * *

 結いの党は、当初から旧体制的な「維新」の名を残すことに反対していて。(維新=restoration=王政復古」なんだもん。^^;>最後の最後まで、「維新」は使わず、新たな党名をつけるべきだと抵抗。
 江田代表は9日の記者会見で「『維新の会』はダメだという前提の合意だ。2つの案は新しいのか」と不満を口にした。「10日に決めなくてもいい」とも語り、“破談”をにおわせた』ほどだったのだが。 最後は、多数決で押し切られることになった。^^;

『「『維新の党』の旗印の下、一致結束して政権交代、野党再編に全力で突き進みたい」
 結いの江田憲司代表は10日、新党名決定後の記者会見でこう気勢を上げた。逆に維新の松野頼久国会議員団代表は本音を吐露した。

 「生みの苦しみということで今は乗り越えていきたい」
 両党が「『維新』を含む新しい党名」で合意したのは7日だった。そのわずか2日後の9日、「日本維新の党」「維新の会」を提案した維新に対し、江田氏ら結い側が「代わり映えがしない」と不満をぶちまけ、温厚な性格の松野氏は「ルール通りにやっている。今さら何を言っているんだ」と怒りをあらわにした。

 同日夜、維新の松井一郎幹事長(大阪府知事)と江田氏は電話で「合流は潰さない」と確認したが、党名は10日の投票にもつれ込んだ。結果は、両党名を取り込んだ「維新の党」が41票、「改革維新の会」が10票など。新党の略称は「維新」で、「維新による結いの吸収合併」の色が濃。

 国会議員は維新が38人、結いは14人で、投票の結果は見えていた。松井氏は新党名決定後、府庁で記者団に、「多数決で決するのがうちのガバナンス(統治)だ。江田氏も納得している」と強調。共同代表制採用、実質的な党本部の大阪設置と、譲歩を重ねてきた結い側には敗北感が漂う。(産経新聞14年9月10日)』

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 また代表や本部の場所などに関しても、結局、両者の意見は最後まで合わず。仕方なく全てにおいて、姑息な(=その場しのぎの)折衷案をとることになったという。

『共同代表制は結党から1年間続け、その後、1人代表制に移行する。党本部は東京と大阪に置くが、維新の会の発祥地である大阪を「主たる事務所」とする。国会議員と地方議員を同格と位置づけ、党本部は総合調整機能を担うとした。(朝日新聞14年9月7日)』

* * * * *

 維新の会は、旧石原「太陽」と合流した時も、党の体制を一元化できず。橋下氏と石原慎太郎氏の共同代表制を採用していた上、党本部は大阪に置くものの、国会議員団の本部は東京に置くことにしたのであるが。
 そのために、橋下代表&大阪維新系の国会議員や地方議員と、石原代表、平沼国会議員団代表&旧太陽系を中心にした東京の国会議員団との間で、何かにつけて対立や齟齬が生じて。いわゆる「東西対立」が激化することになった。(・・)

 結いの党は、新党でも二元体制をとれば、同様の問題が生じることを懸念していたのだが。橋下氏は、意に介していなかったようだ。^^;

『日本維新の会の橋下徹氏と結いの党の小野次郎幹事長は11日夜のBSフジの番組で、維新分党後に結成を目指す新党の執行体制をめぐり、異なる見解を示した。
 小野氏は、維新の失敗が石原慎太郎、橋下両共同代表による「二元体制」にあったと指摘し、「国政については国会議員の代表が最終的な責任を持つ仕組みにしなければいけない」と主張した。
 これに対し、橋下氏は「東京と大阪の二元構造の問題ではない」と反論。「代表の冠だけつけて、選挙になったら全国を回ってほしい、権限や責任は与えませんというなら、そんな冠になるつもりはない。大阪に専念する」と述べ 、新党でも重要事項での意思決定に関与できるよう求めた。(時事通信14年7月12日)』

* * * * *

 党名などに関して言えば、橋下氏個人は内心、さほど「維新」の名にはこだわっていなかったかも知れないし。
 橋下氏は当初は、みんなの党や民主党の議員も巻き込んで大規模な新党を作ることを前提にして、「維新解体」「完全な新党」を提唱していたのではないかと思うのだけど・・・。

 ただ、大阪都構想で苦戦している中、大阪府&大阪市の地方議員をキープすること&来年の統一地方選の準備のことなどを考えれば、「大阪維新の会」の名称を残すことは必要不可欠だし。
 しかも、年内解散説が広まっていることも考えれば、国政選挙でも「維新」の名を残した方が得策だと判断したのではないかと察する。^^;

 また、もし新党にみんなの党や民主党の議員も合流する(orその予定が明らかになっている)のであれば、橋下氏も党名や執行体制を一心して、イメージ・チェンジによる期待集めに努めた可能性があるのだけど。
 現段階では、他党からまとまった人数の議員が新党に参加するという話は出ておらず。<100%合流すると言っていた前原くんは、どうしちゃったのかしら?早く長島くんも一緒に、維新に行けばいいのに〜。(@@)>
 単に維新と結いの2党の合流にとどまるのであれば、「維新の方が数が多いのだから、結いにさほど譲る必要はない」(すぐ分裂するかも知れないし〜?)と考えた部分もあるのではないかな〜と思ったりもする。(・・)

<橋下くんは、動物的嗅覚でその場の状況や相手との力関係を察知して。よく言えば、臨機応変、悪く言えば、その場次第でコロコロと考えや発言を変える人だからね。(>_<)>

* * * * *

 さらに維新と結いは、重要政策に関しても、きちんと考えがまとまっていない様子。

 維新関係者いわく、『例えば、集団的自衛権行使の問題。維新は限定容認ですが、結いは個別的自衛権の拡大で対応すべき、と主張する。消費税増税についても、維新は増税分を地方税化するならOKの立場ですが、結いは増税前に行政のムダを省くなどやることがある、と反発。原発政策は、維新の脱原発依存に対し、結いは原発ゼロ。橋下氏が市長を務める大阪市は関西電力の株主ですから、ゼロというのは非現実的なんですよ』・・・であるとのこと。(アサ芸14年9月10日)』

 両党は21日の結党大会までに、政策を刷り合わせ、綱領も決めることになっているのだが。
 維新には超保守派や保守タカ派の議員が少なからずおり、結いの党の議員とは基本的な政治思想や理念が異なる部分があることから、政策の協議でもアレコレともめることになるのではないかと思われる。^^;

 mewは、以前からこのブログでも、江田結いの党は、橋下維新とは合わないので、合流しない方がいいと書いて来たのだけど・・・。
 結婚前から、重要な事項に関してこんなにもめてたら、一緒に暮らし始めて、秋の臨時国会を通じて議員生活を営む中で、次々と方針や考えに食い違いが出ることは必至だと思うし。(新婚旅行してたら、成田離婚かもね。(>_<)>
 
 結いの江田氏らも、年内解散説の選挙対策なども考えて、かなり妥協して合流を急いだ部分があるかも知れないのだけど。もし「やっぱ、維新とは合わない」と思ったら、とっとと家出して欲しいと願っているです。(-"-)

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 橋下氏は、早く勢力拡大をするために、みんなの党の議員にも新党への参加を期待しているのであるが。
 かつて蜜月関係にあった渡辺氏には拒否されたたため、渡辺氏の代わりに新代表になった浅尾代表と会談して、合流を呼びかけたとのこと。^^;

『日本維新の会の橋下代表が野党再編に向けて、みんなの党の取り込みに躍起になっている。
 かつて盟友関係にあったみんなの党の渡辺喜美前代表とよりを戻そうとしているが、成果はあがっていない。

 橋下氏は6日夜、みんなの党の浅尾代表らと東京都内で会談し、維新の会と結いの党が作る新党への合流を呼びかけた。
 これに先立ち、橋下氏は渡辺氏に電話し、会談を持ちかけたが、安倍内閣との連携を重視する渡辺氏は拒否した。橋下氏は渡辺氏への電話で「このままでは自民党に対抗しうる勢力ができない」と新党への合流を提案したが、渡辺氏は「維新とは組めない」と拒んだという。

 橋下、渡辺両氏は、2012年8月に維新の会とみんなの党の合併が破談して以降、関係が悪化。13年5月には橋下氏のいわゆる従軍慰安婦問題を巡る発言を受け、渡辺氏が選挙協力の解消を宣言した。橋下氏が描く野党再編について「出だしでつまずきかねない」との指摘が出ている。(読売新聞14年9月10日)』

* * * * *

 浅尾代表は、以前、民主党にいたこともあり、維新の松野国会代表らと旧知の仲。それもあってか、以前は、維新とみんなの合流に前向きな姿勢を示していたこともある。(・・)
 しかし、ここにみんなの渡辺前代表が登場し、「待った」をかけて来た。(@@)

『みんなの党の渡辺喜美前代表は10日夜、都内で山内康一国対委員長ら同党議員約10人と会食し、「野党再編に走るなら浅尾慶一郎代表には辞めていただきたい」と語った。党運営方針を問うため、秋の臨時国会前に両院議員総会の開催を求める考えも示した。
 会合後、渡辺氏は記者団に「野党再編にかじを切れば党は空中分解する」と述べ、安倍晋三政権と連携する「与党再編」を主張。日本維新の会と結いの党との新党にも「がれきが一個増えるだけだ」と批判した。

 8億円の借入金問題で4月に代表を辞任し、国会も欠席していた渡辺氏が記者団の前で語ったのは約5カ月ぶり。「代表は辞めたが、創設者の立場と誇りを捨てたわけではない」と復権への意欲をにじませた。(産経新聞14年9月10日)』

『渡辺氏は、「野党再編では政策の実現は難しい。テコの原理で安倍内閣を動かしていく。その延長線上に(与党との連携を探る)与党再編がある」と持論を繰り返した。浅尾氏が、日本維新の会の橋下代表と6日に会談したことなどに不満を示したものだ。(読売新聞14年9月11日)』

* * * * *

 浅尾代表は、この渡辺氏の発言に不快感を示し、与党再編志向も否定したとのこと。

『みんなの党の浅尾慶一郎代表は12日の記者会見で、渡辺喜美前代表が「野党再編に走るなら浅尾代表には辞めていただきたい」と発言したことについて「党運営に関することは直接言っていただくのが本来あるべき姿だ」と述べ、不快感を示した。渡辺氏が安倍晋三政権と連携する「与党再編」を志向していることに関しては「既得権擁護の動きとは一線を画していく」と明確に否定した。(産経新聞14年9月12日)』

 また、維新の松井幹事長は11日、渡辺氏の発言を痛烈に批判したという。

『松井氏は「がっちり政権を固めている与党からみたら、なんでうまくいっている与党を再編せなあかんねん、放っといてくれという話だ」と指摘した上で、「与党に入りたいからそういうメッセージを出しているんだろう」と述べた。(産経新聞14年9月11日)』

* * * * *

 みんなの渡辺代表は、自民党時代の06〜7年、安倍一次内閣の閣僚を務めており、首相とも馴染みがあるし、特に塩崎厚労大臣などのお友達閣僚と懇意の仲。自民党を離党後も、彼らと会っていて、安倍新政権が発足してからは、復党や連立の誘いを受けていたという。

 それもあって、安倍首相は昨年秋に渡辺代表と会食をして、秘密保護法案をはじめ安保、経済政策への協力を要請。水面下では、公明党に圧力をかけるため&いずれ公明党を切ることもアタマに置いて、次の内閣改造で渡辺氏を入閣させ、みんなの党と連立政権を組む話が進んでいたと言われている。(・・) 

<渡辺氏が「与党再編」と言ったのは、公明党を連立から外して、自民+みんな(+次世代)で連立政権を作ることを意味している。みんなの党は参院議員が12人いるので、公明党抜きでも自み連立すれば、参院で過半数とれるのよね。^^;>
 
 ところが今年3月に渡辺氏に「DHC8億円借り入れ問題」が発覚したことから、渡辺氏はみんなの党の代表を辞任することに。今回の内閣改造で、渡辺氏が入閣する話も立ち消えてしまったのであるが。どうやら渡辺氏は今でも、自民党との連立&与党再編にこだわっているようだ。(@@)
 
 ただ、みんなの党の大熊利昭衆院議員が11日に、維新新党に参加するために離党届を出したとのこと。<先月にはみんなの江口克彦参院議員が、次世代に移ったんだよね。^^;>
 浅尾代表や一部の議員も、維新との合流に関心が強いようであることから、もし渡辺氏が強行策をとった場合は、みんなの党が再分裂する可能性が大きくなるではないかと思われる。(**)

 しかも、この辺りのことは改めて書きたいと思うのだけど。東京地検特捜部が、「8億円借り入れ問題」に伴う政治資金収支報告書の虚偽記載に関して、複数の渡辺氏の関係者に事情聴取を行なったという報道も出始めている今日この頃・・・。
 維新と結いの新党&野党再編の行く末も、みんなの党の今後も、先行きが見えない状況にあるような感じがしているmewなのだった。(@@) mmetta-uchi mo arukana?

                           THANKS



http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/322.html

記事 [政治・選挙・NHK171] 朝日新聞「誤報」事件  秘密保護法の生け贄(街の弁護士日記)
朝日新聞「誤報」事件  秘密保護法の生け贄
http://moriyama-law.cocolog-nifty.com/machiben/2014/09/post-08e2.html#_ga=1.146534900.1371792846.1402503716
2014年9月13日 街の弁護士日記 SINCE1992at名古屋


朝日新聞の「誤報」に対するバッシングは、戦後、言論機関(朝日新聞がそう呼ぶに値するかどうかは別として)に対するものとして、かつて例をみない特異な事件に発展した。


沖縄密約を暴いた西山太一記者は女性スキャンダルにすり替えられた人格破壊によって記者生命を絶たれた。
戦後初めての本格的な政権交代を成し遂げた小沢一郎は、事実無根の金銭スキャンダルによる人格破壊によって政治生命を絶たれた(ように見える)。
朝日新聞「誤報」事件も、人格破壊の域に達した。
そして、朝日新聞は、西山氏や小沢氏と異なり、人格破壊に屈して、頭を垂れた。


朝日新聞「誤報」事件は、確実に後世の歴史に残る。
「誤報」としてではなく、「暗黒の言論統制」の時代の幕開けとして、だ。


とりあえず何が対象にされたのかを確認しておくことに意味があるだろう。
「慰安婦」の「拉致」に関する吉田清治証言に関する「誤報」は、「軍」に対するものだ。
福島第一原発事故に関する吉田調書の「誤報」は、原発に対するもので「テロ」関連で軍事に通ずる。


吉田調書に関する誤報は、「命令違反」と「撤退」に関係する。
所員が、吉田所長の意図に反して福島第二原発へ移動したことを「命令違反」とするのか否か、それが「撤退」であったのか「待避」であったのか、いずれも表現の問題であり、価値評価に関わる問題だ。
事実関係の詰めに甘さがあったとしても、報道の現場では常に起こりうる問題だろう。


何より、これを問題にするのであれば、小沢一郎の金銭スキャンダルに関する執拗な報道は、「誤報」を超えて「捏造」だったと謝罪しなければならない。
TPPについて未だに農業・畜産業の関税の問題として報道し続けているメディアは全て誤報の山を築いている。
ウクライナ政権を正統政権として報道し続けているのも国民を欺く大誤報だ(革命政権であると主張するのであれば別だが、そのような評価は見たこともない)。


吉田清治証言に関わる「誤報」は30年、短く見ても20年前のものだ。
そうした遙か過去にさかのぼる報道も猛烈な批判の対象になる。
報道回数において朝日新聞が抜きん出ていたとしても、当時の国内メディアは大半が吉田証言を事実として報道していた。


吉田清治証言を除外しても、韓国の軍「慰安婦」を「強制連行」と呼ぶか、これも価値評価の問題だ。
物理的な強制力を使えば「拉致(略取)」である。
仕事の内容を秘匿し、偽って連れ去れば「誘拐」である。
いずれも立派な刑法犯だ。


自分の娘が、仕事の内容を偽った勧誘によって外国に渡らされ、性的労働に従事させられたことを想像すればわかるだろう。
この「誘拐」を「強制連行」と呼ぶか否か、これもまた価値評価の問題だ。
現に「誘拐」を「強制連行」と評価した裁判例も存在する。


その程度の問題であり、20年以上も過去のことであっても、ある日突然、猛烈なバッシングに晒されることを今回の事件は露わにした。
どこかでGOサインが出されれば、どのメディアが狙い打ちにされるかわからないことを言論に関わる全てのメディアに知らしめた。


なぜそうした「誤報」が起きたのか。
根本的な原因は、情報が「秘密」だからだ。
吉田調書はそれ自体が「秘密」である。
吉田清治証言に関わる「誤報」がまかり通ってしまったのは、戦前の軍部全体が秘密情報の山で、多くの歴史的な証拠資料がすでに廃棄されているからだろう。


とくに吉田調書問題を見ればわかりやすいだろうが、「秘密」とされなければ、「誤報」も起こらなかったのだ。
一連の聴取結果が、国民共有の財産として公開とされ、教訓をくみ取るべく活発な議論がなされれば、このような問題は起きなかったし、議論の対象や内容も自ずから違ったものとなったはずだ。


吉田調書について、朝日新聞自身が裏付け取材が不十分であったとしている。
そもそも「秘密情報」について、裏付け取材を十分に行うなどということが可能なのか。
十分な裏付け資料がなければ報道してはならないとすれば、今後、「秘密情報」に関わる報道はできなくなる。
事実上、「秘密情報」に関わる報道は存在しなくなるだろう。


12月には秘密保護法が施行される。
政府は、取材、報道の自由を侵害しないというが、今回の事件で、報道のハードルは一挙に上がった。
十分な裏付け取材もなく、報道すれば、即、刑事処分が待っている。
誤報の後の対応が重要だ等という話では断じてない。
そして、「秘密」について、十分な裏付け取材を行うのは不可能だ。
朝日新聞は、全言論界に、秘密保護法の威力を見せつけるための、生け贄とされたのだ。


メディアは、益々、政府公認情報しか流さなくなる。
われわれは、そうした時代に入る。
それを覚悟して朝日新聞「誤報」騒動を見る必要がある。

--------------------------

朝日新聞に対しては、いい気味だという思いもある。
朝日新聞は、執拗に弁護士増員を主張し、これに反対する弁護士・弁護士会に対して、バッシングを行い、今の弁護士窮乏化政策を導いた張本人だ。
経済基盤を失った弁護士は、権力に対する批判勢力とはなり得ない。
弁護士がまともであれば、おそらく、朝日新聞バッシングに対しては、強い異議が出されただろう。
日弁連会長の抗議声明も出たに違いない。
しかし、世論の勢いに負ける日弁連から、おそらく、そんなものは出ない。
「日弁連は秘密保護法に反対」している、にも拘わらず、だ。


小沢一郎に対する朝日新聞のバッシングも異様であった。
バッシングに積極的に加担した朝日新聞が生け贄にされた。


ナチスの暴圧を対岸の火事と見過ごした、どこかの牧師の述懐が、現実となっている。
「茶色の朝」が訪れようとしている。



http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/323.html

記事 [政治・選挙・NHK171] 「吉田調書」の冒頭でバレた管官房長官のウソ、読売テレビ
 管官房長官は吉田調書の非公開の理由はは本人の上申書による としていました。
又、読売テレビの辛抱キャスターは、吉田調書は免責を理由に総てを話したものであるから、非公開が当然?と発言していました。

 しかし、事故調の聴取の冒頭で、ウソがばれています。

  吉田 昌郎 福島第一原発所長調書 1
http://www.cas.go.jp/jp/genpatsujiko/hearing_koukai/020_koukai.pdf
4p
 始めに、録音を取っていいでしょうかとお聞きして、よろしいということなので、録音を取らせていいただきます。それから、今日、いろんなことをお聞きしたいと思っていますが、仮に答えたくないとか、それは自分の思っているのと違う視点から見ているから、そういう質問は困るということがあったら、言っていただきたいと思います。そうしたら、そういう方向の質問は取りやめて、また違う視点の方向からの話しに進めたいと思っています。
 それから、もう一つは、ここでお答えいただいたことを記録に取りますが、その記録が公になるという可能性がある。何から何まで、どう出るか、それは今は分かりませんが、事と次第によっては、お話いただいた言葉がほぼそのままの形で公にされる可能性があるということをお含みいただいて、それでこのヒアリングに応じていただきたいと思います。大きなところは大体そんなことなんですが、それでよろしいでしょうか。
○回答者 結構でございます。
・・・・

 吉田調書が公になって困るのは 誰か?
少なくとも、死と直面する過酷な状況下の中で、所長の責務として、発言記録が公として残るのは本望であったでしょう。今となっては遺書ですが、
 本人の上申書が仮に有るとしても、公開を望まない意志動機は、当時の状況をオープンにされたくない東京電力や政府でしょう。
 まさか死者にむち打つような、上申書の公開まではしないでしょうね。

他の調書はhttp://www.cas.go.jp/jp/genpatsujiko/hearing_koukai/hearing_list.html
http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/324.html

記事 [政治・選挙・NHK171] 官々愕々 地方創生は地方衰退への道?古賀茂明「日本再生に挑む」(週刊現代)
官々愕々 地方創生は地方衰退への道?
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/40382
2014.09.13 古賀茂明「日本再生に挑む」 週刊現代


9月3日の内閣改造で、地方創生担当大臣に石破茂・前自民党幹事長が就任した。

来年4月の統一地方選に向けて、地方再生は安倍政権最大の課題だ。自民党は地方に強いと一般には信じられている。しかし、地方での自民党支持は必ずしも磐石とは言えない。

安倍政権の支持率が高いのは、何と言ってもアベノミクスへの高い期待ゆえだ。第一の矢の大胆な金融緩和で円安を実現し、輸出企業の利益を拡大して株価を上げた。これによって、都市部や大企業中心にボーナス増加などで所得も増え始め、景気がよくなるのではという期待が膨らんだ。

しかし、ここへ来て、物価の上昇が庶民の家計を直撃し、消費不振で景気が腰折れするのではないかという懸念が出てきた。頼みの綱が第三の矢、成長戦略なのだが、フィナンシャルタイムズ紙は、アベノミクスの三本の矢は見せかけだけで、第一の矢しかなかったと断じ、今後は第四の矢が「軍国主義の復活」にならないように願うと揶揄した。有力海外メディアも愛想を尽かすほどだから、国民が疑い始めても全く不思議ではない。

とりわけ、今回は、地方においてその懸念が大である。

普通の感覚では、東京の方が全国平均よりも物価上昇率が高いという気がする。しかし、最近は、東京よりも全国の上昇率の方が0・5%以上も高い。その原因は、ガソリンと灯油の購入額だ。この二つの消費支出に占める割合で見ると、全国平均が東京の3倍になっている。円安によって、ガソリンや灯油の価格は前年同月比で10%程度上がっているが、地方では、その影響が全国平均の3倍。冬になればさらに拡大する。

地方の賃金上昇は都市部より小さい上にガソリン・灯油の値上げがさらに追い打ちをかける。まさに踏んだりけったりの状況だ。安倍政権の支持率が下がっても不思議ではない。

さらに、7月の集団的自衛権行使容認の閣議決定は、実は、地方で評判が悪かった。全国紙と違い、地方紙はほとんどが集団的自衛権行使容認に反対だった。このままでは、地方で自民党支持率が大きく下がる怖れがある。そこで打ち出されたのが「地方創生」なのだが、今のところはっきり言って何の知恵も見られない。予算要求では、結局は公共事業のバラマキと申し訳程度の中小企業予算だけだ。

しかし、今、公共事業を拡大しても意味がない。何故なら、公共事業のバラマキはすでに2年目に入り、労働力の需要が供給能力を上回っている。これ以上増やしたところで、単価が上がるばかりで実際に工事量が増えるのはわずかだ。工事量が増えたとしても、それは、単価アップで採算が取れなくなった民間の工事がその分減っているということに過ぎない。

しかも、公共事業で橋や道路やハコモノを大量に作ると、将来その維持修繕などに莫大な費用が必要となり、地方財政破綻の原因になる。また、本来は、農業や自然エネルギー、観光など魅力ある職場を作るべきなのに、公共事業中毒になった地域ほど、自治体がそのための知恵を出せなくなる。

公共事業は数年単位のプロジェクトだ。働く人はそれを転々と移り歩く。魅力的な職場とは言えない。その結果、若者が都市に流出して地方の高齢化が進み、最終的には消滅への道が待っている。

つまり、今回も「地方創生」という名の下に確実に地方衰退の政策が実施される。もちろん、各省庁にとっては、利権拡大の絶好の機会だ。いつものようにバラマキ予算の「表紙」を替えて「新規要求」をする彼らの得意技がいたるところで見られることだろう。

『週刊現代』2014年9月20・27日号より



http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/325.html

記事 [政治・選挙・NHK171] 朝日新聞へのバッシングの裏には、権力のプロパガンダ装置と化したメディアの姿が仄見える。(くろねこの短語)
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/post-0066.html
2014年9月13日

 朝日新聞へのパッシングが止まるところを知らない。自分のことは棚に上げた産経、読売の火事場泥棒まがいの朝日攻撃は、ひょっとしたらレレレのシンゾーの代弁者としてのお墨付きがあればこそなんじゃなかろうかと疑いたくもなろうというものだ。こうした言論機関による同じ言論機関に対する罵詈雑言というのは、少なからず権力側を利するものであって、もちっと抑制的にならないと、そのうち言論統制の口実になりかねませんよ、ったく。

 なによりも、鬼の首でも取ったかのように居丈高に朝日批判する新聞・TVだって、小沢狂想曲の時の恣意的な報道を考えれば、けっして他人のことをとやかく言えた義理ではありません。吉田調書の「誤報」に比べたら、こちらの方がもっと悪質かもしれないね。なんてったって、某TBSなんかはありもしない「事実」を再現ビデオとして流してたくらいで、小沢狂想曲の渦中では「誤報」どころか「捏造」に近い記事だってさんざん垂れ流されてたんですからね。もっとも、それに朝日も加担してはいたんだが・・・。

 にしても、ここまでひとつの新聞を叩きまくるってのは、やっぱり異常だ。常軌を逸している。朝日攻撃の品格のカケラもない罵詈雑言の裏には、権力のプロパガンダ装置と化したメディアの姿がチラホラ見える今日この頃なのだ。


・街の弁護士日記 SINCE1992at名古屋 
朝日新聞「誤報」事件  秘密保護法の生け贄 
http://moriyama-law.cocolog-nifty.com/machiben/2014/09/post-08e2.html#_ga=1.146534900.1371792846.1402503716



http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/326.html

記事 [政治・選挙・NHK171] 「東国原英夫」まさかの宮崎県知事返り咲きを「どげんかせんといかん!!」〈週刊新潮〉
「東国原英夫」まさかの宮崎県知事返り咲きを「どげんかせんといかん!!」〈週刊新潮〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140913-00010000-shincho-ent
「週刊新潮」2014年9月11日号


“宮崎をどげんかせんといかん!!”のキャッチフレーズで、元お笑いタレントの東国原英夫氏(56)が宮崎県知事に当選したのは、2007年。マスコミの脚光を浴びたが、僅か1期で退任。その後、都知事選に出馬し、国政にも関わったが、ここにきて今年12月の宮崎県知事選出馬の噂が急浮上。地元からは返り咲きを“どげんかせんといかん!!”の声。

 前回の知事選では「WASEDA UNIV」のマーク入りのジャージ姿でランニングをしながら選挙戦を戦ったが、近ごろ宮崎県内のアチコチで、東国原氏のジョギング姿が目撃されている。

「最近も県内をジョギングしていましたが、車で走っていた県民が見つけて“東国原だ!”と声をかけると、笑いながら手を振ったそうですよ。とにかく週末になると、人目に付きそうな様々な場所を走っている」

 とは県政関係者。

「それだけではなく、8月24日に宮崎市内で開かれた祭りにも参加して、一般のお客さんと記念撮影なんかをしていましたね。これはもう選挙運動でしょう」

 東国原氏の知事選出馬が取り沙汰されたのは昨年10月、地元・宮崎日日新聞が、

〈東国原議員、知事選意欲〉(13年10月13日)

 と書いたのがキッカケ。

「最初は冷やかで、首を傾げる向きも多かった」

 とは県議の一人。

「ところが、彼は県内の経済団体などへの挨拶回りを始めて、どうやら本気らしい、ということになった」

■“帰ってくるな”
 支援者の一人は言う。

「今年6月頃、彼と会った時、“出馬するんでしょう”と聞いてみた。すると彼は何も答えず私の目を見てニヤニヤと笑うだけ。出馬する気がなければ否定するはずだが、それがなかった。周りの支援者は出るという印象を持っています」

 なぜ、再び知事なのか。

「一国会議員では満足できなかった。自分が中心となって物事を決めないと気が済まないのでしょう」(同)

 勝算はあるのだろうか。

「依然、女性や若者に人気は高い。観光・旅行業者などは彼が知事になった方が旨みがある」(同)

 実際、東国原知事時代は県庁に観光客が殺到し、県の名産品も飛ぶように売れた。鶏肉、マンゴー……。しかし、県民の多くが出馬を歓迎しているのかといえば、

「はっきり言って彼には帰ってきてもらいたくない」

 とはマンゴー農園主。

「彼の過剰なPRのおかげで高級品のイメージが強くなり、消費者が手を出しにくくなった。彼のやったことはマイナスの方が遥かに大きい」

 先の県政関係者も言う。

「口蹄疫の混乱からも途中で逃げ出し、畜産農家の中には彼を告発した人もいたほどです。経済界関係者は彼に出馬されたらまずい、と河野俊嗣現知事に早く出馬表明するように水を向けました」

 東国原氏本人に聞くと、

「(出馬は)あるわけない」と言うが、県内には“東国原をどげんかせんといかん!!”という声が満ちている。

「ワイド特集 朝日は昇らず」より



http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/327.html

記事 [政治・選挙・NHK171] 消費税10%、予定通りに=「上げないリスク、対処困難」―自民・谷垣幹事長(時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140913-00000036-jij-pol
時事通信 9月13日(土)12時7分配信


 自民党の谷垣禎一幹事長は13日午前のテレビ東京の番組で、消費税率10%への引き上げについて「大きな方向はあまり先送りしないでやっていかないといけない」と述べ、予定通り2015年10月に実施すべきだとの考えを示した。理由に関しては「(税率を)上げた時のリスクは、まだいろんな手で乗り越えられるが、上げない時のリスクは打つ手が難しい」と指摘した。

 谷垣氏は3日のテレビ出演で「安倍晋三首相と私は基本的に共通(認識)だ」と述べ、経済情勢を見極めながら慎重に判断すべきだとの立場を示していたが、この日は増税の立場を明確にした。 



http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/328.html

記事 [政治・選挙・NHK171] 報ステ・古舘キャスター「大きな間違い」と謝罪 川内原発報道「偏向編集」抗議で(ZAKZAK)
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20140913/dms1409131132004-n1.htm
2014.09.13


 九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県)の「合格証」交付について10日に放映したテレビ朝日系「報道ステーション」に対し、原子力規制委員会が「偏向編集だ」として抗議している問題で、古舘伊知郎キャスターは12日の番組で「大きな間違いをした」と訂正、謝罪した。

 番組では約5分間にわたって経過を説明した。10日の番組では、竜巻の審査ガイドの修正を「火山ガイドの修正」と間違って報道。ナレーターが「審査基準を修正するのならそのまま合格とせず、修正した正しい基準で再審査すべきではないのか」と主張した。

 古舘氏は「これはもう一切の言い訳などできない誤りです」と認めた。

 さらに規制委の田中俊一委員長の会見で、火山の質問に答えているにもかかわらず、番組では、別の質問に対する「答える必要がない」という回答になるよう編集。一切答える気持ちがないようにとられる印象だったため、原子力規制庁幹部は「編集権は尊重するが、今回は委員長をおとしめる中傷と考えている」と話していた。

 最後に、古舘氏は「田中委員長をはじめ関係者の方々、テレビをごらんの皆様を含めて、本当に心からおわび申し上げます」と話した。



http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/329.html

記事 [政治・選挙・NHK171] 枝野氏、民主幹事長に内定…「6人衆」の1人 (読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140913-00050025-yom-pol
読売新聞 9月13日(土)8時59分配信


 民主党の次期幹事長に12日、枝野幸男・党憲法総合調査会長が内定した。

 海江田代表は党役員人事で、大畠幹事長の後任を枝野氏に打診していたが、枝野氏は12日夕、受け入れた。

 枝野氏は12日夜、地元・さいたま市の会合で、「『民主党が立ち直らねばならない』と海江田氏から繰り返しお話をいただいた。どういう方針で、これから党を立て直すかについても(海江田氏の説明で)納得した」と述べた。

 枝野氏は、執行部と距離を置く「民主党6人衆」の1人だが、表立った執行部批判は控えてきた。海江田氏は挙党態勢を築きたい考えで、16日の両院議員総会に枝野氏を含む役員人事を示す。野党連携を進める選挙対策委員長には、同じ6人衆の岡田克也元代表の名前が挙がっている。



http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/330.html

記事 [政治・選挙・NHK171] 「石破の乱」あっけなく鎮圧 軍事マニアが失敗した長老頼み症候群(週刊実話)
「石破の乱」あっけなく鎮圧 軍事マニアが失敗した長老頼み症候群
http://wjn.jp/article/detail/2911664/
週刊実話 2014年9月18日 特大号


 “軍事マニア”を自認する石破茂幹事長が、窮地に立たされている。

 ご存じの通り、石破氏は内閣改造で安倍首相と大モメ。首相の軍門に下る形で入閣を果たすとみられている(9月1日現在)が、これが原因でその政治生命が問われ出しているのである。
 自民党議員がこう語る。

 「もともと石破派は、『集団的自衛権の関連法案で火だるまになること必至の安全保障法制担当相を押し付けるなら、入閣拒否』『次の総裁選で安倍撃破を図る!』と主戦論に傾いていた。ところが、青木幹雄元参院会長、古賀誠元幹事長、森喜朗元首相らの支援に気を良くした石破が、不用意発言をしたことで、全てパーとなってしまったからです」

 石破派議員らが挙って“痛恨”と評する「不用意発言」とは、8月25日のラジオ出演時に石破氏が行ったもの。この際に石破氏は「打診された安保担当相を受諾しない」「首相とは(心情的に)合わない」と息巻き、返す刀で「(首相は自分に)いい感情をもっていないのでは」などと口にしたのだ。

 「そのため、これを契機に“石破潰し”の総攻撃が始まったのです。菅義偉官房長官が、『発令されてもいない閣僚ポストに触れるのはいかがなものか!』と斬りつけると、首相のお目付け役である麻生太郎副総理が『(閣僚候補は)こういうタイミングでしゃべらないのが普通!』となで斬り。暗に『首相の専権事項を犯すヤツは、政治家失格』と烙印を押した。しかも、この石破潰しは急速に広まり、『石破派議員は副大臣ポストからも締め出せ』『兵糧攻めにしろ』との声が党内に渦巻いたのです」(同)

 一方、これを受けた石破派内の愛想尽かしぶりも凄まじかった。
 「『主戦論どころか、あんな戦ベタな奴と組んだら、自らの政治生命も危うい』と遁走の動きを見せる輩が続出。慌てた石破氏はこれが遠因で首相と会談。頭を下げて『好きなところへ配置してほしい』とすり寄ったのです。そのため、党内では『政治的手腕に疑問符が付いた石破は終わった』と見る者が多い。同氏主催の議連も、参加者が地滑り現象を起こすとみられているのです」(政治部記者)

 石破氏を支援した長老たちは、「いまだに『アベノミクスは早晩倒壊する』と水面下で同氏を鼓舞している」(同)というが、これも呉越同舟の利権含み。今後、イバラの道が待っていることは確実なのだ。



http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/331.html

記事 [政治・選挙・NHK171] こんな民主が野党統一の核になれるのですか。小沢さん?(世相を斬る あいば達也)
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/3cce1402789d8ca10933980f518d82aa
2014年09月13日

 小沢一郎が野党の統一(オリーブの木構想)を提唱して久しいのだが、いまだ、その芽すら見えてこない。なにも、小沢一郎が悪いわけではないのだが、世間の「空気」が、まったくもってそのようなムードになっていない。日本維新の会と結いの党、そしてみんなの党の動きを見ていると、イスラム勢力の陣取り合戦を見ているようである。それも、その争っている陣地は草木も生えない「不毛地帯」、金鉱が眠っているという話も聞かない。

 このような環境下で、「原理原則論」がまったく通用する気配も見せないことは、小沢一郎を個人的に支持している立場でも、歯痒さだけを感じてしまう。最近の異常気象のように、寒気と暖気がぶつかり合い、気圧の不安定化をもたらすような状況すらも永田町では起きていない。与党である安倍自民党勢力は、ライバルになり得る石破勢力を封殺。石原伸晃勢力などは遠島申しつけられる始末である。そういう意味では、菅官房長官以下の垂直統制システムがマスコミに至るまで、一応機能していると観察せざるを得ない。

 そのような状況にも関わらず、頼みの民主党でも、自民党と同様の勢力の抱き込み、一蓮托生方式で、今後一年間を乗り切ろうとしている。到底オリーブの木構想の核になり得る状況とは言い難い。毎日新聞が民主党人事を以下のように語っている。

≪ 民主党:幹事長に枝野氏 選対責任者は岡田氏

 民主党の 海江田万里代表は、大畠章宏幹事長を交代させ、後任に枝野幸男元官房長官を起用することを決めた。岡田克也元代表を選挙対策責任者に充てる。海江田氏と距離を置いてきた枝野、岡田両氏を執行部に取り込み、「挙党体制」をアピールする。同党は政調会長、国対委員長などを含む新役員人事を16日の両院議員総会で決定する。

 海江田氏は12日、枝野氏と東京都内で会談し、人事の調整を行った。枝野氏は11日夜に海江田氏から幹事長就任を求められ、受諾していた。

 海江田氏の任期は来年9月までだが、党再生の遅れなどを理由に「海江田降ろし」の動きが強まった。7月末の両院議員懇談会で何とか代表続投にこぎつけたが、海江田氏を支えた大畠氏の辞意は固く、党内の掌握は難しい状況だった。

 枝野、岡田両氏は、前原誠司元代表らとともに執行部と距離を置いてきたが、枝野氏は執行部批判を抑制してきた。一方、岡田氏は代表選前倒しを唱えるなど海江田氏の党運営に批判的な立場。海江田氏は、安倍政権の内閣改造、自民党役員人事を踏まえ、枝野、岡田氏というベテランを起用して党内基盤を固めにかかったといえる。

 次期衆院選を見すえた布陣でもある。枝野氏は8日のテレビ番組で「11月9日投票、12月投票もある。(衆院解散を)いつやられてもおかしくない」と発言。岡田氏も選挙区調整を「今すぐやらないといけない」と主張しており、選対責任者として早急にほかの野党との協議に着手するとみられる。

 このほか、国対委員長には川端達夫副代表の就任を検討。政調会長は桜井充政調会長の続投か、大塚耕平元副厚生労働相の起用が取りざたされている。 ≫(毎日新聞:笈田直樹、光田宗義)

 民主党の現在置かれている立場としては、こう云う人事も「空気」として妥当なもののようだが、海江田の次は枝野か岡田と云う線が濃厚になってきている。口先前原から幾分距離を置きたい枝野にしても、渡りに船の部分はあったであろう。もう前原には、ネオコンの臭いがつき過ぎ、悪臭が出る段階に入っているので、その臭いの染みつかないうちに、左翼思想を根本にもつ枝野が、前原グループから距離を置きだした点は評価できる。岡田は、正論には強いが、応用問題の処理は出来ない男なので、顧問的ポジションならこなせるだろう。メディアの論調では、もっぱら挙党体制だとしているが、前原グループを宙に浮かせる当面の戦術は一応評価できるだろう。

 安倍官邸は、野党全体の小競合いを尻目に、一気に争点隠しの解散総選挙を打って、衆参W選挙回避を目指す環境は整いつつある。野党勢力の内部調整に、これだけの時間を費やした以上、組織として動けたとして、かなりの時間が必要なのだから、年内解散総選挙は安倍晋三にチャンスを与えた面は否めない。朝日新聞が墓穴を掘り、安倍は天敵の弱体化も伝家の宝刀を抜かせる機運の一つと感じてもおかしくない状況になっている。朝日新聞が、もう少し理性的に振舞い、小沢一郎を奈落の底に落とし込むような報道を避けていれば、小沢一郎の勢力も一定の影響力を残せたのだが、今の状況まで落ち込むと、音頭取りの相談役的ポジションすら与えられそうにもない。

 仮に、年内に解散総選挙を打たれたら、どうなるのだろう?自民党には勝たせたくないが、勝てそうな野党の姿も見えてこない。維新の橋下や民主の海江田が急遽連帯するとも思えない。松野、枝野、江田の三人の顔合わせなら、何かが起きる可能性が僅かにありそうだ。しかし、彼らの妥協案に各党の議員らが素直に追随すると云うもの、想像しにくい。そんなことを考えていたら、もう完全にお手上げだ。案外、共産党や社民党が伸びるくらいで、安倍自民の大勝利と云う、ウンザリな答えが出て、10%増税までまっしぐらの絵図が見えてくる。まあ、そうなって、大不況が押し寄せ、七転八倒な国民生活到来で、参議院で与野党逆転というシナリオでも期待するしかないのか。正直、読めない。当たらずとも、予想が出来た時代が懐かしいほど、数年まえが、大昔のように思えてくる。自棄のやん八、小泉純一郎と小沢一郎、細川護煕。小泉進次郎党首で、新党でも立ち上げて欲しい荒唐無稽な願望さえ浮かんでは消える今日この頃の日本の政界だ。



http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/332.html

記事 [政治・選挙・NHK171] 朝日、誤報の“エリート集団”解体か 調査報道の花形「特報部」(ZAKZAK)
朝日新聞の木村社長は、誤報で日本を貶めた“エリート集団”を解体するのか(コラージュ)


http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20140913/dms1409131528009-n1.htm
2014.09.13


 朝日新聞が、東京電力福島第1原発事故の「吉田調書」をめぐる報道を誤報と認めたことで、関係者の処分に注目が集まっている。朝日社内では、吉田調書報道を行った「特別報道部」(特報部)幹部の更迭だけではなく、同部の解体まで浮上している。「調査報道の朝日」を掲げる同社において、特報部は各部のエース級が集まる花形部署だったが、“誤報製造機”の烙印を押されてしまった形だ。

 「吉田調書に関する処分に関しては杉浦の解任。それから、関係者の処分、処罰は厳正に行います」

 朝日の木村伊量(ただかず)社長は11日夜の記者会見で、杉浦信之取締役編集担当の解職を明らかにするとともに、吉田調書の報道に関わった関係者を「厳正に処罰」する考えを示した。

 処罰される関係者として、社内で取り沙汰されているのが特報部だ。ある朝日記者は「特報部の部長とデスクが更迭されると聞いている」と明かす。別の同社記者は「特報部の解体もあり得る。現在所属している記者は全員、もともといた部署に戻されるのではないか」と語った。

 特報部は、隠された事実を独自に発掘する調査報道の専門部署だ。2006年に「特別報道チーム」として発足し、11年に部へ昇格した。政治部や社会部など、各部署の優秀な記者20人前後が集められているという。13年には、国が福島第1原発付近で進める除染作業の手抜きをスクープし、新聞協会賞を受賞した。

 朝日関係者は、特報部の特色について「ひたすらホームランを狙う。言い訳みたいなバントヒットは狙わない」と解説する。同社のホームページでも「主体的にテーマを決め、納得のいくまで調べるオフェンス専門の記者集団です」と説明されている。

 所属記者は出社義務をほとんど課されず、自由に取材することが許される。経費も余裕があり、「京都で湯豆腐なんか食べたいね、という話になって京都で会議をやったこともある」(同部OB)という恵まれた環境だ。

 更迭が噂される特報部デスクは「手抜き除染」報道でも代表者として新聞協会賞を受賞している。政治部時代は、菅直人元首相や細野豪志元環境相に食い込み、菅氏が野党時代に衆院予算委員会で質問する前には、質問内容のアドバイスをするほどだった。

 このエリート集団が「手抜き除染」報道に続くホームランとして打ち上げたのが、吉田調書報道だった。

 今回の報道に関わった記者の人数について、前出の杉浦氏は「非常に流動的な取材班なので、何人と特定して人数をあげることはできない」と説明しているが、記事を書いた記者の署名の数をみると4、5人程度。中には福島第1原発事故時から一貫して取材に関わり、著書を出しているベテラン記者も含まれている。

 「取材にあたった記者たちは福島原発事故の取材を長く続けている、いわば専門的な知識を有する記者でした。その結果、取材班以外の記者やデスクの目に触れる機会が非常に少なく結果としてチェックが働かなかった」

 杉浦氏は11日の記者会見でこう説明した。ベテラン記者やエース記者が集まる精鋭集団であったがゆえに、編集幹部のチェックが行き届かなかったとすれば、朝日は「関東軍」の暴走を止められなかったことになる。同社全体の構造的、組織的問題が浮かび上がる。

 社長ポストに居座った木村氏は「編集部門の改革を行い、速やかに進退について判断します」と強調しているが、外部の視線は極めて厳しい。

 時事通信でワシントン支局長や外信部長などを歴任した田久保忠衛・杏林大名誉教授は「朝日をまともな新聞の原点に戻すべきだが、改革は難しい。安保闘争のころから反体制でごりごりに凝り固まってしまった。だからこそ、反原発のイデオロギーに染まって今回の誤報になった」と語る。

 朝日がその特異な体質を見直さず、特報部解体という“トカゲの尻尾切り”だけで事態を収拾しようとするなら、再生への道は絶望的だ。



http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/333.html

記事 [政治・選挙・NHK171] 朝日新聞って、反権力でしたっけ?(八木啓代のひとりごと)
朝日新聞って、反権力でしたっけ?
http://nobuyoyagi.blog16.fc2.com/blog-entry-723.html
2014-09-13 八木啓代のひとりごと


 慰安婦問題の吉田証言の件と福島原発事故の吉田調書の件で、朝日がダブル謝罪することになり、ややこしいったらありゃしません。
 いずれにしても、鬼の首を取ったように喜んでいるのは読売と産経ですが、産経はともかく、読売はジャイアンツの選手獲得での巨額契約金問題で朝日に喧嘩を売られましたから、見苦しいはしゃぎっぷりです。

 しかし、それにしても、朝日はそんなに反権力な新聞でしょうか?
 戦前や戦中の大政翼賛はともかく、一応、戦後は、リベラルを代表していた、と考えている人が多そうですが、私は実は全然そうは思ってはいません。

 それというのも、私がこの3年ほど、検察問題に関わってきた中で、朝日が、こと検察問題でまともな報道をしたことなどないからです。なにより、あの、ネットで流出した田代報告書ですが、あの一連の報告書は、朝日新聞はその前から入手していました。

 一読すれば、大問題であるはずのあの虚偽報告書を、朝日は一面トップで報道するどころか、ずっと、こっそり隠し持っていたわけです。そして、その挙げ句、ネットで報告書が流出したときも、これを産経や毎日は大きく報道しましたが、朝日はそのことすら一行も書いていません。

 (同じく報告書を事前入手していた読売は、ネット流出自体を報道こそしませんでしたが、すぐにそれを受け、すでに報告書が事実上公開されたものという前提で、他の報告書の問題点などを記事として書いていますが、朝日はそれすらやりませんでした)

(なんで、朝日と読売が流出事件を報道しなかったかというと、どっちも事前に文書を入手していただけに、記者の内部告発を疑って、社内で犯人捜しやってたとかいう噂が....。)

 いずれにしても、この、見苦しいまでの徹底した検察迎合。それが朝日の立ち位置でした。

 それは、朝日新聞編集委員村山治氏の書いた「検察―破綻した捜査モデル―(新潮新書)」という新書でも、一見、批判的に書いているように見せかけて、実際は、検察幹部と親しいことがご自慢で、結果的に検察をヨイショしているだけではなく、私たちの「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」のことも、小沢一郎氏支持団体であるかのような無定見で恥知らずで、裏取りのイロハすらやっていないような描写をしていることでもわかります。

 小沢一郎が好きか嫌いか、政治家として評価するかしないかは別として、陸山会事件がでっち上げであり、それによって検察という「第5権力」が、歴史的な政権交代を骨抜きにしたことや、挙げ句に、検察審査会を騙して強制起訴をさせるために虚偽報告書を作ったなどというのは、明らかに、検察の戦後最大の不祥事であり、必ずや後の世で歴史に審判を下されるであろう事件ですが、この事件に関して、とにかく、いじらしいほど検察リーク丸呑みで、検察に都合の悪い資料は、たとえ入手しても記事にしない、それが朝日新聞社のスタンスだったわけです。

 そのような媒体のどこが反権力であり、リベラルなのでしょうか。反権力やリベラルに失礼というものです。

 では、なんで、そんな腰抜けな朝日が、あの吉田調書に関する記事を、しかも、完全オリジナル版を入手しているわけでもないのに、軽々しくトップ記事にしたのか。
 私はこれは、リークだったからだと思います。

 内緒でリークをもらったから、特ダネをもらったうれしさで、裏なんてとらなかった。由良秀之氏の小説「司法記者」に登場する某記者みたいなものです。
 それで、嵌められた、というのが真相だと思います。

 これで、朝日はしばらく、官邸の顔色をうかがわざるを得ないでしょうからね。リーク元のほくそ笑みが目に浮かぶようです。

 朝日新聞社が開き直って、誤報は誤報として謝罪した上で、そのことと慰安婦問題や原発問題で右派を正当化することとは何の関係もないと、気合いを入れた論陣張るぐらいの根性があればいいですけどね。しょせん朝日ですから、あまり期待しない方がいいと思います。

 むろん、はしゃいでいる産経や読売(この二紙は、意外ですが、検察関係では朝日よりよほどまともな報道をしていましたが)にしても、はしゃいでいると足元が崩れますよね。すでに、産経は、小林よしのり氏主催のゴー宣道場でまで「産経卑怯新聞に朝日を責める資格はあるか?」と証拠写真あげられてボロクソです。
 こちらもリークに騙されて、思いっきり誤報飛ばした前科があるわけですから、人のことは言えませんよね。


産経卑怯新聞に朝日を責める資格はあるか?
https://www.gosen-dojo.com/index.php?action=pages_view_main&active_action=journal_view_main_detail&post_id=3852&comment_flag=1&block_id=736#_736


http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/334.html

記事 [政治・選挙・NHK171] 報ステのあまりに酷い「恣意的報道」 規制委員長が質問への回答を一切拒否したかのような編集行う(J-CASTニュース)
報ステのあまりに酷い「恣意的報道」 規制委員長が質問への回答を一切拒否したかのような編集行う
http://www.j-cast.com/2014/09/13215857.html
2014/9/13 18:20 J-CASTニュース


テレビ朝日のニュース番組「報道ステーション」は2014年9月12日、九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県)の新規制基準適合に関する報道に誤りがあったとして番組内で謝罪した。


「2点に関しまして大きな間違いを犯しました。本当に心からおわび申し上げます」――。キャスターの古舘伊知郎氏(59)は神妙な顔もちで頭を下げた。


■1人目に回答した部分は取り上げず、拒否した部分だけを放送



原子力規制員会HPではテレビ朝日からの謝罪文書も公開している(画像はHPのスクリーンショット)


誤りがあったとされたのは9月10日の放送内容だ。原子力規制員会はこの日、川内原発1、2号機が新規制基準に適合するとの審査書を正式に了承した。番組ではその後に開かれた記者会見の内容を報じていたが、その中で2つの問題点があった。


1点目は、竜巻による影響評価ガイドに関する質疑の内容を火山のものとして伝えたこと。規制委員会が火山の審査基準について一部適切でないことを認め、今後修正を検討していくと報じた上で「修正した基準で再審査すべき」と主張していた。だが、現時点で修正の検討は予定されていない。


2点目は、田中俊一委員長の発言姿勢に誤解を与える編集を行ったことだ。2人の記者が火山に関して質問する様子を連続して流した後、田中委員長が1人目に回答した部分は取り上げず、2人目に対し「答える必要がありますか?なさそうだからやめておきます」と拒否した部分だけを放送した。


古館氏は2点目について「色んな質問に対して委員長が一切答える気持ちがないようにとられてしまう印象だと思います」として、編集でカットしたことを「大きな間違い」と断じた。12日の番組では、1人目への回答部分を放送した。


番組では2人目の記者との具体的な質疑応答は放送されなかったが、「答える必要がありますか?」というコメントは同じ記者に対する3度目の回答部分だった。規制委員会が11日にホームページ上に公開した番組に対する抗議資料でその点が明らかにされている。


■「節操なさすぎ...」「誤りじゃなくて故意」


委員会は記者2人の質疑の全貌を文字起こしして、


「二人目の質問については、その直前に当該記者から行われた質問と同じ内容の質問が繰り返されたので、これに対し、田中委員長が答える必要があるか疑問を呈されているものです。当初から答える必要がないと委員長が回答したような編集は不適切です」


と問題視していた。


竜巻と火山の取り違えはともかく、回答部分のカットは「意図的」な偏向編集だ。


かねてから反原発寄りが指摘されている同番組だが、10日の放送では審査書の正式決定に「3つの疑問点がある」と打ち出し、批判色を強めた。避難計画や重要施設の完成時期について指摘した後、「さらに大きな問題がある」と火山の問題を強調。VTR後には古館氏が「ちょっと考えられないですけどね」とコメントしていた。


報道ステーションといえば、親会社である朝日新聞の慰安婦記事問題を取り上げてこなかったことで批判が高まっていた。朝日新聞が謝罪会見を開いた9月11日のタイミングで慰安婦問題を特集したが、検証記事が出てから5週間もスルーしてきたことについての具体的な説明はなく、視聴者からさらなる不満の声が噴出した。


今回の「誤り」を受け、インターネット上には


「朝日ブランドって地に落ちてますね」
「報ステは二日連続で謝っているけど、誤りじゃなくて故意だからな」


といった非難のコメントが相次ぎ寄せられている。


           ◇


9月10日放送分の報道ステーション(テレビ朝日)での報道について
http://www.nsr.go.jp/news/26/09/0911.html
平成26年9月11日
原子力規制委員会


平成26年9月10日の報道ステーションにおいて、九州電力川内原発原子力発電所の設置変更許可に関する報道がなされましたが、この報道の中で取り上げられた内容について、事実関係は以下のとおりです。


1.「火山の審査基準」に関する事実誤認について


番組では、規制委員会が「火山の審査基準」が一部適切でないことを認めており、「火山の審査基準」について、今後修正することを検討していくとされていますが、「火山の審査基準」の修正を検討することは、現時点で予定していません。また、番組で引用された記者会見における記者の指摘は、「竜巻の影響評価ガイド」についてのもので、火山に関することではなく、事実誤認に基づいた編集が行われています。


番組内の内容


ナレーター:
(中略) さらに大きな問題がある。火山に関する審査基準の一部が適切でないことを規制委員会は認めていた。今日もこの点に質問は集中した。
ナレーター:
(中略)規制委員会は、火山の審査基準そのものを今後修正することも検討している。
記者:
間違ったガイドをもとに審査をしてしまっていたということについて、やはりガイドを作る過程のチェック体制にいろいろ問題があったんじゃないのかなと。
田中委員長:
100%、100点だということを申しあげるつもりはなくて、それは速やかに直して、きちってバックフィット必要であればそういうふうにしていけばよいと。
ナレーター:
審査基準を修正するのならそのまま合格とせず、修正した正しい基準で再審査すべきではないのか。
原子力規制委員会記者会見での実際のやりとり


記者:
1点だけなのですが、今回、パブリックコメントで、竜巻のガイドについて過大評価してしまうというようなことが見つかったわけですけれども、このことについて委員長はどのようにお考えですか。
田中委員長:
詳しいことだから(管理官)から説明してください。
管理官:
安全規制管理官の市村です。今日のパブコメの回答にも書かせていただいておりますけれども、内容を非常に精査していただいた方がいて、誤りが発見されました。これは、今、精査をしておりまして、ガイドを修正するということになろうと思いますので、これは改めて委員会で御議論いただくことになろうと思います。
2.委員長の発言姿勢について誤解を与える編集について


番組では、一人目の記者の質問と二人目の記者の質問を連続させ、あたかも田中委員長が双方の質問に対して答える必要がない、と回答したように編集されています。
しかし、一人目の質問に対して委員長は回答を行っています。また、二人目の質問については、その直前に当該記者から行われた質問と同じ内容の質問が繰り返されたので、これに対し、田中委員長が答える必要があるか疑問を呈されているものです。当初から答える必要がないと委員長が回答したような編集は不適切です。


番組内の内容


記者A:
火山に対する予測であるとか、影響に関して、非常に多くの批判がありましたけれども。
記者B:
現在の科学の知見をねじ曲げて、これで審査書を出すと、これはいわゆる安全神話の復活になるということは言えないでしょうか。
田中委員長:
答える必要がありますか?なさそうだからやめておきます。
原子力規制委員会記者会見での実際のやりとり(太字部分は報道での引用箇所)


記者A:
今回、川内原発の審査書に関しては、大きく火山に対する予測であるとか、影響に関して、非常に大きな批判がございましたけれども、この辺については、当初から予測されていたものなのか、それとも全く想定外の批判であったのか。
田中委員長:
火山については、今回、新しい規制の中で初めて火山の影響というのを取り入れたわけです。それについて、きちっと評価をしていって、私どもとしては、川内については、火山の影響というものは運転期間中には及ばないという判断をしつつ、かつ、自然現象ですので、未確定というか、絶対という言い方はできませんので、モニタリングをしながら、その対応についても、安全確保の面できちっと心配のないようにしようということを取り組むことにしました。火山のことについて、いろいろ言い出されたのは、実は国会で私が質問を受けた後から、最初に質問された先生はもう納得していただいたのですが、その後からいろいろ意見が出てきたというのが正直な実感ですね。
中略
記者B:
火山についてお伺いします。東大の藤井先生や中田先生の主張に基づけば、分からないことは分からないというスタンスもとり得たのではないでしょうか。あとは判断を政治に委ねるとか、そういうこともできたように思うのですけれども、いかがでしょうか。
田中委員長:
そういうお考えの方もいるでしょうけれども、私どもとしては、判断は、今、持っている知見に基づいて行ったということです。藤井さんとか中田さんが言っている、分からないというレベルは、多分、ハマダさんが理解している、分からないということとか、予測できないということとは意味が違うのだと思います。
記者B:
いや、そんなことないです。中田先生に、川内原発運用期間中にカルデラ噴火が起きるかと聞いたら、ないと思うとおっしゃっていました。私もそう思っています、はっきり言って。だけれども、それはそれとして、科学に基づいて審査書を出すのであれば、やはりそこは分からないと言って、残余のリスクについては政治に任せるという方が、かえって原子力規制に対する信頼が増すのではないでしょうか。これは別に川内の例だけではなくて、今後の審査にも影響しかねない話だと思うので、これだけ問題になっているという点もあると思うのですけれども、いかがでしょうか。
田中委員長:
今、おっしゃったように、姶良カルデラの噴火はないということで、私どもの判断したのは、原子炉の運転期間中、今後、長くても30年でしょうということを私は申し上げているのですけれども、その間にはないだろうという判断をしたということなのです。だから、単に分からないと言っているわけではないのです。
記者B:
私も別にあると思っていないです。最後の質問にしますけれども、つまり、何でも原子力規制委員会に判断を丸投げされている現状があると思うのですね、政治から。皆さんは科学によって立つとおっしゃっていますけれども、そうは言ったって、科学で解明し切れないところの残余のリスクをどうするのかというのは、その責任は政治にしかないと思うのですね。実際に科学の知見を集めて現在の川内原発の火山の問題を考えたら、やはり分からないという部分によりストレスを置かないといけないのではないでしょうか。その上で、先程の中田先生のお言葉は非常に個人的な意見だと思うのですけれども、実際、南九州に住んでいる人たちが火山のリスクを感じているとは思わないのですね。そこは、ある種の常識で考えた判断というのがあって、そのとおりに記載すればいいのではないですか。逆に巨大噴火を事前に予測できるとか、現在の科学の知見をねじ曲げて、これで審査書を出すということになると、後々の審査にも響くのではないでしょうか。それがいわゆる安全神話の復活になるということは言えないのでしょうか。以上です。
田中委員長:
答える必要がありますか。なさそうだから、やめておきます。


           ◇


9月10日放送分の報道ステーション(テレビ朝日)での報道についてのお詫びについて
http://www.nsr.go.jp/news/26/09/0912.html
平成26年9月12日
原子力規制委員会


平成26年9月10日の報道ステーションにおける九州電力川内原子力発電所の設置変更許可に関する報道について、原子力規制庁よりテレビ朝日に対して説明を求めていましたところ、12日、テレビ朝日から添付の文書のとおり説明があり、また、同日の同番組で、放送内容についてのお詫びがありましたので、お知らせします。


(別添)放送内容についてのお詫び【PDF:35KB】
http://www.nsr.go.jp/news/data/20140912.pdf



報道ステーション 20140910 九州電力川内原発 9:10〜

housute_zenmounojoshigakuseigakerarekega... 投稿者 soekosan



報道ステーション 20140912 九州電力川内原発 お詫び、訂正 01:52〜

housute_hinankeikakuwoseifugaryousyou... 投稿者 soekosan



http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/335.html

記事 [政治・選挙・NHK171] 特定秘密保護法 基準修正案をおおむね了承 NHK 9月10日 19時05分
特定秘密の指定や解除などの統一基準について検討する政府の「情報保全諮問会議」が開かれ、法律の施行から5年後に統一基準の見直しを検討することなどを盛り込んだ、基準の修正案がおおむね了承されました。

特定秘密保護法の施行に向けて、特定秘密の指定や解除などの統一基準について検討する「情報保全諮問会議」が総理大臣官邸で開かれ、政府は、ことし7月に取りまとめた統一基準の素案に対し、国民から寄せられた意見などを反映した修正案を示しました。
修正案では、国民の知る権利について、表現の自由や民主主義社会の在り方と結びついたものとして十分に尊重されるべきで、特に報道や取材の自由については十分に配慮すると具体的に記したほか、新たに法律の施行から5年後に統一基準の見直しを検討する規定などが盛り込まれました。
一方、特定秘密の指定が適切かどうかを判断するため、内閣府に設置される「独立公文書管理監」などについて、政府から完全に独立させるよう求める意見が寄せられましたが、行政の実務にも精通している必要があるなどとして、修正案には反映されませんでした。
また、不適切な法律の運用が行われた場合の内部通報について、通報者の保護を強化するよう求める意見もありましたが、今の案で十分に対応できるなどとして、修正されませんでした。
出席した委員からは「修正案に反映されなかった意見は、今後の運用にあたって尊重してほしい」などといった指摘が出され、修正案はおおむね了承されました。
安倍総理大臣は「特定秘密保護法の施行にあたっては、万全の態勢を整備し、適正な運用を積み重ねていくことこそが国民の信頼を得るうえで最も大切だ」と述べました。
また、会議の座長を務める読売新聞グループ本社の会長兼主筆の渡辺恒雄氏は「国民の知る権利の尊重が明記されたことを非常に高く評価している。誤報やねつ造といった問題で議論があるが、政府が規制するのではなく自浄作用で克服していかなければならない」と述べました。
政府は、統一基準を来月上旬にも閣議決定することにしています。

専門家「一歩前進も微修正」

政府は広く国民から意見を募るパブリックコメントを通じ、先月下旬までに寄せられた合わせて2万3820通の意見を基に、今回27か所について、素案を修正したとしています。
これについて、情報公開制度に詳しいNPO法人情報公開クリアリングハウスの三木由希子理事長は「個人情報保護法に違反して情報収集を行うといった政府の違法行為まで特定秘密に指定することを明確に禁じた修正もあり、一歩前進と評価できる部分もある」と話しています。
一方で、三木さんは「全体としては微修正にとどまったという印象だ。秘密の範囲が広がるのではないかとか、チェック機関の独立性が保たれ、機能するかどうかなど、多くの人が心配している点については、ほとんど修正されていないのではないか」と指摘しています。そのうえで、「特定秘密の運用が始まると、外からチェックしにくくなるので、この先も最大限、修正を検討すべきだ」と話しています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140910/k10014503021000.html
http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/336.html

記事 [政治・選挙・NHK171] シングルマザーの貧困率と少子化問題(きっこのブログ)
シングルマザーの貧困率と少子化問題
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2014/09/post-89c7.html
2014.09.13 きっこのブログ


7月に厚生労働省が発表した2013年度の「国民生活基礎調査
(PDF資料 http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa13/dl/03.pdf )によると、最新の国民の「相対的貧困率」は16.1%で、これは前年の16.0%と大きくは変わらなかったんだけど、子どもの貧困率が16.3%になり、調査以来、初めて全体の貧困率を子どもの貧困率が追い抜いてしまった。厚生労働省が発表した次の表には、30年前の昭和60年(1985年)からの「貧困率」の推移が記してあるんだけど、これを見ると、全体の貧困率も子どもの貧困率もジョジョに奇妙に悪化し続けてきたことが分かる。

そして、30年前も現在も、両親がそろってる世帯と比べると、「大人が一人」のシングルマザーやシングルファザーの世帯のほうが、何倍も貧困率が高いことが分かる。たとえば、最新のデータで見ると、子どもの貧困率は16.3%だから、ザックリと言えば「6人に1人の子ともが貧困」ということになるけど、「大人が一人」のシングルマザーやシングルファザーの世帯になると、これが一気に54.6%に跳ね上がる。つまり、「2人に1人以上の子どもが貧困」ということになるのだ。

これは、30年前からまったく改善されてなくて、多少の上下はあっても、「大人が一人」の世帯は常に50%以上が「貧困」だ。一方、両親がそろってる世帯のほうは、30年前には9.6%だったものが、現在は12.4%に悪化したんだから、両親がそろっていても「貧困」と判断される子どもが増えた、と言うことになる今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


‥‥そんなワケで、日本で「少子化」が問題になって久しいけど、2013年度の出生率(1人の女性が生涯に生むとされる子供の人数)は、1.43人となり、前年の1.41人から、ホンの少しだけ改善した。でも、カンジンの「子どもを産む女性」の数が減ってるから、実際に生まれてきた子どもの数は過去最低の102万9800人、前年より7400人も減ってしまった。つまり、この出生率の微妙な改善は、日本の「子どもを産む環境」が良くなったワケじゃなくて、単に分母が減ったことによる数字上の変化ってワケだ。

そして、1年間で生まれてきた子どもの数が102万9800人なのに対して、1年間で亡くなった人の数は126万8400人、これは前年度から1万2000人も増えてる。ま、高齢化が進んでるんだから、亡くなる人の数が増えるのは自然の摂理だけど、今の状況が続けば、日本の人口は着実に減り続けることウケアイだ。このまま減り続けると、2050年には9500万人に、2100年には4700万人にまで減ってしまうと試算されてる。

あたしは、日本て人口が多すぎると思うから、少しは減って1億人くらいになるのがいいと思ってる。だけど、それは、子どもからお年寄りまで平均してて、20代から40代までが多いという理想的な人口バランスでの話であって、子どもがいなくなって高齢者ばかりになったら、国家として成り立たなくなっちゃうから困る。このまま減り続けると、2050年には9500万人になるって書いたけど、これにしたって、全年齢層が平均的に減るワケじゃない。0歳から64歳までが3000万人減り、65歳以上の高齢者は逆に増えるのだ。


‥‥そんなワケで、世界各国の出生率を見てみると、最高がニジェールの7.0人で、以下、ソマリアの6.3人、ザンビアの6.3人、アフガニスタンの6.2人、マリの6.2人、東ティモールの6.1人‥‥って感じで、上位50位くらいまでは、アフリカの国々と中東の国々、あとは東南アジアの国々が占めてる。一方、日本を始めとした先進国は軒並み100位以下で、その中でも高いのが、103位のニュージーランドの2.2人、114位のアイスランド、アイルランド、アメリカの2.1人、122位のオーストラリア、フランスの2.0人、130位のデンマーク、フィンランド、スウェーデン、イギリスの1.9人で、日本は最下位から3番目の179位だ。

ちなみに、その国の人口を維持するために必要な出生率は「2.08人」て言われてる。だから、今挙げた先進国の数々は、人口が極端には減らずに何とか横ばいしてる国ってことになる‥‥ってなワケで、これらの先進国の中で、現在2.0人のフランスは、かつては1.6人まで減少してた。現在1.9人のスウェーデンも、かつては1.5人まで減少してた。今の日本と変わらないほど低い出生率だったフランスやスウェーデンは、どうやってここまで回復させたのだろうか?

それは、婚外子を認める社会、シングルマザーが普通に暮らせる社会、同性婚を認める社会を作ったことだった。日本では、婚外子は全体の2%しかいなくて、結婚してない女性が子どもを産むということは、周りから特別な目で見られてしまう。その上、社会的な保障なども完備されていないため、女性が1人で子どもを産み、働きながら育てるということはとても難しい。だから、結婚して出産したあとに離婚してシングルマザーになってしまった女性はたくさんいるけど、最初から「結婚はしたくないが子どもは欲しい」という考え方で子どもを産む女性はほとんどいない。

でも、フランスやスウェーデンでは、結婚していないカップルやシングル女性が子どもを産んでも、同性婚のカップルが人工授精や養子縁組で子どもをもうけても、男女の夫婦に準ずる社会保障が受けられるようにした。シングルマザーが働きながら子どもを育てられる環境作りを行なった。その結果、「結婚はしたくないが子どもは欲しい」という女性たちが次々と子どもを産むようになり、結婚していない男女のカップルが次々と子どもを作るようになり、同性婚のカップルが次々と子どもをもうけるようになり、20年弱で出生率が2.0人にまで回復したってワケだ。

現在の婚外子の割合は、スウェーデンが55%、フランスが53%、つまり、2人に1人以上の子どもが婚外子なのだ。だから、婚外子だからって特別な目で見られないし、両親が結婚してる家庭よりも、両親が結婚してない家庭やシングルマザーの家庭のほうが普通みたいなもんなのだ。ちなみに、他の国を見てみると、デンマークが46%、イギリスが44%、オランダが41%、アメリカが40%、アイルランドが33%、ドイツが32%、スペインが31%、カナダが27%と続いてる。これを見れば、日本の「2%」が、いかに低いのかが分かると思う。


‥‥そんなワケで、もちろん、あたしは、男性と女性が結婚して、子どもを産み、家庭を築くことを否定してるワケじゃない。それで、男性も女性も子どももみんな幸せなら、それに越したことはないと思ってる。でも、恋愛にはいろんな形があるワケだし、人生にもいろんな人生があるワケで、男性同士や女性同士で愛し合って結婚したいと思う人たちがいて、そのカップルが子どもを欲しいと願うことも、1人の女性が結婚をせずに出産をして自分1人で子どもを育てる道を選択することも、すべては自由だと思ってる。

でも、日本の場合は、最初に挙げた厚生労働省の表を見れば分かるように、「大人が一人」の世帯では、54.6%もの家庭が「貧困」だ。この「大人が一人」の世帯には、便宜上はシングルマザーもシングルファザーも含まれてるけど、現実的には大半がシングルマザーの家庭だろう。あたしは、この54.6%という「貧困率」をゼロにしろとは言わないけど、せめて両親がそろってる世帯の12.4%と同じにして欲しいと思ってる。シングルマザーの家庭の「貧困率」が両親のそろってる家庭と同じ水準まで下がれば、女性が1人で働きながら子どもを育てていくという生活スタイルを選択肢の1つとして選べるようになる。「仕方なくシングルマザーになった」のではなく、自分の理想の生き方としてシングルマザーを選択できるようになる。

女は結婚するものだ。結婚して子どもを産むものだ。結婚もしていないのに子どもを産むなんて言語道断だ‥‥って、こんな「生きた化石」のような考え方の男が未だにウヨウヨと生息してる精神的後進国の日本だから、フィギュアスケートの安藤美姫さんが赤ちゃんをお披露目してシングルマザー宣言をした時には、「おめでとう!」じゃなくて罵声と好奇の目ばかりが集まった。「相手の男は誰だ?」と最低な記者たちが嗅ぎまわった。こんな時代遅れの男性社会なのに、形だけの女性大臣を並べて「女性の活躍」って、バッカじゃないの?


‥‥そんなワケで、マジで今の日本の少子化はヤバイと思うから、あたしがもしも総理大臣なら、国民との約束をちゃんと守って、消費税の引き上げぶんはすべて社会保障に回す。そして、シングルマザーの「貧困率」を下げるための政策を行なう。もちろん、福島第一原発の放射能汚染によって被曝し続けている子どもたちの救済や、放射能汚染食品による内部被曝から子どもたちを守るための政策も並行してやってくけど、これは今回の問題とは別の話だし、財源も別になる。今回の少子化の問題については、現実に成功したフランスやスウェーデンにならって、婚外子を認める社会、シングルマザーが普通に暮らせる社会、同性婚を認める社会を作ることこそが、あたしは、唯一の解決策だと考える今日この頃なのだ。



http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/337.html

記事 [政治・選挙・NHK171] <沖縄知事選>翁長氏が立候補表明「辺野古基地建設に反対」(毎日新聞)
「辺野古新基地建設には断固反対する」として沖縄県知事選への出馬を正式表明した翁長雄志・那覇市長=那覇市民会館で2014年9月13日、佐藤敬一撮影


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140913-00000056-mai-pol
毎日新聞 9月13日(土)20時30分配信


 那覇市の翁長雄志(おなが・たけし)市長(63)は13日記者会見し、11月16日投開票の沖縄県知事選への立候補を正式に表明した。翁長氏は「今や米軍基地は沖縄経済発展の阻害要因だ。政府が強行する辺野古新基地建設に断固反対する」と述べ、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設に反対する姿勢を改めて示した。

 那覇市で会見した翁長氏は移設工事を止める方法について「県民は埋め立て承認の撤回や取り消しを望んでいると思う。知事選に勝ってから、相談しながら撤回や取り消しのあり方を考えていきたい」と述べた。

 元自民党県連幹事長の翁長氏を、辺野古移設に反対する共産や社民などの革新政党、自民党を除名された那覇市議、経済界の一部が支援する。翁長氏は「辺野古に新基地は造らせないという固い決意で結ばれている。保守革新を乗り越えて県民が一つにならないと日米両政府を相手に沖縄が闘うのは難しい」と訴えた。

 知事選には辺野古移設推進を訴えて3選を目指す仲井真弘多(ひろかず)知事(75)と、移設問題を県民投票に問うとする下地幹郎元郵政担当相(53)も出馬を表明しており、辺野古移設を最大の争点とする保守分裂選挙の構図になる。県政与党だが辺野古移設に反対している公明党県本部は知事選の対応を保留している。

 一方、自民党の浦崎唯昭(いしょう)県議は自民党が推薦する仲井真氏を支持できないとして離党届を出し、県連は13日付で受理した。浦崎県議は翁長氏の会見に同席し、支援する姿勢を鮮明にした。【佐藤敬一】



http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/338.html

記事 [政治・選挙・NHK171] 望んでもいない案件は強権を持って進め、自分の保身に関わることは決められない国の哀れ。(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201409/article_12.html
2014/09/13 21:21

自民党は、国民の大多数が望んでもいない「原発再稼働」、「秘密保護法」、「集団的自衛権」などは、国会における絶対多数を背景に、世論を押しのけて国会で法律を通し推進している。今日、さらに国民に多大なる影響を及ぼす消費税を10%にするため、谷垣幹事長、民主党の野田元首相、山口公明党代表が集まり、増加を確認したという。その意味で、人が嫌がる施策を平気の平左でやってしまう。

既に多くのブログで取り上げられているように、高市氏、稲田市らと極右の人物とのツーショットが撮られた。民主党政権時代に、鉢呂経産相が「放射能つけた」とはしゃいで言ったことがマスコミの言葉狩りに遭って大問題となり、あえなく辞任させられてしまった。今度の高市氏、稲田氏の件は、知らなかったでは済まされない内容である。この女性陣に加えて、右翼の西田議員ともツーショットというから、極右の人物が偶々写真を撮ったものでないことは自明である。つまり、類は友を呼んで、ツーショットとなったのだ。

上記に、国民が望んでもいない案件を、数の論理で押し通すと書いたが、今日の本題に移ろう。

今日の毎日新聞社説に、一票の格差是正の参議院改革について書かれている。これは国民の誰もが賛成であるはずの案件だ。しかし、絶対多数を握っていて、野党が何を言おうが自民党の思うが儘に決められる中で、自民党内部のゲバ騒ぎで、案さえも提出出来ない状態を指摘している。

身勝手にも程があるというものである。参院選挙制度協議会の脇雅史座長(自民党)が、参院選挙区の10県を5区に合区する案を提示したが、同党の溝手顕正参院議員会長が、自民党の議席が減るという理由、つまり自分たちの利益のために嫌だと言い、脇氏を参院幹事長から更迭してしまった。怖いものなしで、どんなことでも出来る自民党が、一度自分の保身に関わることは何も決められないという体たらく。そこには国家はない。そこに住む国民に救いはない。


社説:参院選挙改革 自民の身勝手さに驚く
http://mainichi.jp/opinion/news/20140913k0000m070168000c.html

毎日新聞 2014年09月13日
 元々、合意は難しいと言われていたが、ここまで混乱するとはあきれるばかりだ。参院の選挙制度改革をめぐる自民党の話だ。
 経過はこうである。参院選挙区の「1票の格差」是正策を与野党で検討している参院選挙制度協議会の11日の会合で、脇雅史座長(自民党)が新たな案を各党に提示した。ところが足元の自民党の反発は収まらず、12日には脇氏を参院自民党幹事長から外す更迭人事を決定。協議会の座長も交代する見通しで、この結果、目標としていた年内の与野党合意は難しい状況となっている。自民党の身勝手さとやる気のなさが明らかになったといっていいだろう。



http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/339.html

記事 [政治・選挙・NHK171] 「説得できない有権者は抹殺」高市早苗推薦、自民党のヒトラー本が怖すぎる(リテラ)
抗議が殺到して僅か2ヶ月で絶版となった『ヒトラー選挙戦略』(永田書房) なんと現役閣僚も推薦文を寄せていた!


「説得できない有権者は抹殺」高市早苗推薦、自民党のヒトラー本が怖すぎる
http://lite-ra.com/2014/09/post-459.html
2014.09.13 リテラ


 安倍改造内閣に入閣した高市早苗総務大臣や、稲田朋美政調会長ら自民党議員3名が、ネオナチ団体代表とツーショット写真を撮っていたことが国内外で波紋を呼んでいる。団体の名称は「国家社会主義日本労働者党」。公式サイトに国家社会主義ドイツ労働者党(ナチス)の「かぎ十字」(ハーケンクロイツ)を掲げ、「日本民族の優秀性を確認し血の純潔を保持」「民族浄化を推進せよ!国家社会主義闘争に立ち上がれ!」などと主張する組織である。

 高市総務大臣は12日の会見で、「不可抗力だった」「思想信条が分かっていたら、会いもしなかったし、写真も撮らなかった」などと釈明した。しかし、本当にそうだろうか。少なくとも高市はナチスになんら拒否感や批判的視点をもっておらず、それどころか学ぶべきものがあるとさえ考えていたのではないか。

 というのも、一部で報道されているように、高市は過去にナチス礼賛本に推薦文を寄せていたことがあるからだ。この本は『HITLER ヒトラー選挙戦略』(小粥義雄/永田書房)。ヒトラーの選挙戦略を学ぼうという本で、94年4月に出版されたが、米ニューヨーク・タイムズ紙などから「ヒトラー称賛」と批判をうけ、ユダヤ人団体も抗議。わずか2ヶ月後に絶版回収となった“発禁本”である。ところが、この本の広告に、高市早苗がこんな推薦文を寄せていたことが判明している。

「著者の指導通り勝利への道は『強い意志』だ。国家と故郷への愛と夢を胸に、青年よ、挑戦しようよ!」

 だが、この問題は高市ひとりの責任にはできないだろう。このヒトラー礼賛本の著者・小粥義雄氏は自民党東京都支部連合の事務局広報部長(当時)。つまり、この本は自民党の候補者に向けた選挙戦略啓発本だったというわけだ。

 公党の広報部長が候補者への啓発本にヒトラーを使うというセンス自体信じられないが、もっと唖然とさせられたのはその中身だ。ユダヤ人団体の抗議には過剰対応のものも多いため、今回、この『HITLER ヒトラー選挙戦略』を実際に入手して読んでみたが、結論から言うと、これは誰がどう読んでもヒトラー礼賛といわれてもしようがないものだった。

 まず、表紙からしてすごい。ハードカバーにハーケンクロイツ。表紙をめくると、ヒトラーの肖像画と、キャラクター化したイラストがとびこんでくる。そして、最初に掲載されているのはヒトラー政治戦略研究会によるこんな“あいさつ”だ。

「私たちは短期間に国論を統一、政権を奪取して第三帝国を建設したヒトラーは、現代選挙を考えるうえで、とても重要な教えを私たちに示しているんだと思います」

 具体的には「カギ十字の統一したイメージマーク」に「ポスター、ビラ、ラジオ、映画などのマスメディアを駆使した宣伝攻勢」などが「重要な教え」にあたるという。これが「混迷の時代、大衆文化時代の今日『ピタリ』とあてはまる政治戦略」らしい。

 いきなりの“かぎ十字の肯定”。こんなことを語っている「ヒトラー政治戦略研究会」というのはなんだろうと思って、奥付をみると「編集 ヒトラー政治戦略研究会」とある。どうも、同書は自民党広報部とこの団体の合作らしい。

 本文を読み進めていくと、各章の頭に『わが闘争』など、ヒトラーやヒトラー側近の著作からの引用文を掲げ、それをフックに、著者の自民党広報部長が「現代選挙の必勝法」を述べていくという構成になっているのだが、この本文もすごい。
 
 たとえば、「勝利に一直線」という項目の冒頭には、ヒトラーの側近であったへルマン・ラシュニングの著書『永遠なるヒトラー』から、まず、こんな文章が引用されている。

《私はいかなる手段もためらいはしない。私はあらゆる手段が、正当なものとなる。私のスローガンは“敵を挑発するな!”ではなく、“非常手段に訴えて敵を殲滅せよ!”である。戦争を遂行するのは私なのだ。》

「敵を殲滅せよ!」「戦争を遂行するのは私なのだ」とか、物騒きわまりない引用だが、その引用を批判するような記述は一切ない。それどころか、著者の自民党広報部長はこれを受けて、人間全てを納得させることは不可能だから、一人が反対したら三人の賛成者を生むことが大事だと説いた後、こう檄を飛ばすのだ。

「そして、説得できない有権者は抹殺するべきです」

 自民党広報部長が殺人教唆!?と驚愕していたら、次に「この抹殺とは人を殺すことではありません。政治的活動を一切させないように工作することです」と続き、ホッと胸をなで下ろしたのだが、いやいや、考えてみると、「政治的活動を一切させないように工作」というのも相当に恐ろしい。それって、反自民党的な有権者ならびに市民団体や政治勢力を弾圧して、政治に関与させないようにする!ってことじゃないか?

 とにかく万事がこの調子で、ヒトラーの行為や政策を批判するような文言はほとんどなし、ひたすらヒトラーはすごい!というイメージを煽り、ヒトラーの独裁的政治手法やデマゴギーに満ちた宣伝戦略に学べ!とアジり続けるのだ。

 本来なら、「ヒトラー礼讃」や「ネオナチと関係」などの話が取りざたされれば国際的な非難は免れないのだから、政治家であれば十分すぎるほど気を払うべきこと。ところが、広報部長がこんな礼賛本を出版し、安倍首相の側近中の側近である高市早苗総務相がそれを「著者の指導通り勝利への道は『強い意志』だ」などと絶賛していたのだ。これがほんとうに民主主義国家の政権を担う政党なのか、疑わしくなってくる。

 しかし、考えてみれば、それも当然なのかもしれない。昨年7月には、麻生太郎副総理が、憲法改正を巡る講演で「ドイツのワイマール憲法はいつの間にかナチス憲法に変わっていた。誰も気が付かなかった。あの手口に学んだらどうかね」と発言して物議をかもしたことがあったが、この政党にはもともとナチスに対する批判的視点や拒否感が欠落しているのだ。というのも、戦前、大日本帝国はヒトラーのドイツ、ムッソリーニのイタリアという独裁主義国家と三国同盟を結んで、アメリカやイギリスなどの民主主義国家と戦争を繰り広げていたのだ。そして、安倍首相の祖父である岸信介元首相をはじめ、そのナチスドイツと日本が結びついていた時代に政権の内部にいたり官僚だった人間たちが参加してつくったのが自由民主党なのである。

 そういう意味では、敗戦と占領によってアメリカに対して恭順の意を示しているだけで、この政党の底流に流れている考え方はアメリカやイギリスなどの連合国的価値観よりも、ドイツ、イタリアなどの枢軸国的価値観に近い(とくに、安倍首相の出身派閥である清和会はその傾向が強い)。

 そして、そのDNAは安倍晋三首相や菅義偉官房長官、麻生太郎副総理、そして、高市早苗総務相や稲田朋美政調会長にも受け継がれ、ネトウヨ的な大衆の熱狂とあいまって再強化されている。今回、高市早苗や稲田朋美がなんの警戒感ももたずネオナチと接近したのも、こうした流れの延長線上に起きたことなのだ。若い世代は天皇制信仰が薄い分、古い世代よりももっとナチスとの親和性が高いといっていいだろう。

 実際、今回、高市や稲田とツーショットにいおさまっていたネオナチ団体は過去にもっとディープな形で自民党と関わりがあったこともわかっている。

 00年の衆院選の際、全国で日本共産党を攻撃するビラが大量に撒かれたことがあったのだが、このビラは、同年5月に雷韻出版という会社から出版された『誰も知らない日本共産党のホンネ』という本の“宣伝ビラ”だった。00年6月21日の『赤旗』は自民党広報本部長の名で全国の支部にあてた「通達文書」をすっぱ抜き、自民党本部がこの本を大量に買い取り、選挙に活用するよう全国に通知していたと報じている。

 ようするに選挙違反にならないよう、自民党が本の宣伝の体裁をとって共産党攻撃を仕掛けていたわけだが、問題はその本の出版元だ。先述したようにこの出版元は雷韻出版という会社だが、同社の当時の代表と今回のネオナチ団体「国家社会主義日本労働者党」の代表が同一人物だったのである。これは偶然の一致ではないだろう。

 ネットで安倍政権=自民党をナチスになぞらえると、返ってくるのは大抵「ブサヨの妄想」という嘲笑だ。筆者も妄想であってほしいと思う。だが、こういう事実を見せつけられると「こいつらもしかしたらマジなんじゃないか」という恐怖がこみ上げてくるのである。

(エンジョウトオル)



http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/340.html

記事 [政治・選挙・NHK171] 野党候補一本化を=生活・小沢氏(時事通信)
野党候補一本化を=生活・小沢氏
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140913-00000101-jij-pol
時事通信 9月13日(土)21時49分配信


 生活の党の小沢一郎代表は13日夜、次期衆院選での野党の選挙協力について「1選挙区で(与党の候補者と)1人ずつ対決すれば必ず勝てる。ぜひ実現したい」と述べ、小選挙区での野党候補者の一本化を呼び掛けた。大阪市で行った講演会の中で語った。

 小沢氏は「(野党の)第1党が旗を振るのは当然。民主党の人たちも、もう少し頑張って、みんなと力を合わせる方向になればいいと思う」と、同党が指導力を発揮するよう求めた。



http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/341.html

   

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > アーカイブ > 2014年9月

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。