【モスクワ時事】停戦が発効したウクライナ東部では6日深夜、政府軍が包囲されるアゾフ海沿岸のドネツク州マリウポリ一帯でガソリンスタンドが爆発、周辺で銃撃があったほか、砲撃で学校などが炎上した。地元メディアは「親ロシア派が停戦を破った」と伝え、アワコフ内相は「16回以上砲撃を受けた」と発表した。親ロ派は「政府軍の挑発から始まった」と主張しつつ、攻撃再開を認めた。
政府軍と親ロ派の停戦は5日午後6時に発効後、7日で3日目に入った。ルガンスク州では6日未明までに親ロ派が待ち伏せ攻撃を仕掛け、ウクライナ兵11人が死亡した。現場指揮官が「ロシア特殊部隊の仕業」と非難するなど、停戦合意は早くも崩壊の危機にひんしている。
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