この内閣は女性で崩壊する
http://okaiken.blog.ocn.ne.jp/060607/2014/09/post_cff7.html
2014/09/04 そりゃおかしいゼ
第二次安倍改造内閣が発足した。閣内に取り込んでダメにするで書いたが、前の総裁選で結構検討した石原伸晃はの派閥から誰も入閣しなかった。安倍首相の思い通りである。
今回は、面白くもおかしくもない地方創生大臣とかで、閣内にとり込んだ石破茂も、同じ道をたどることになる。組閣後の話題は何もない。仮に石破が相当頑張ってみても、成果のほどが期待できないし、見えないポストである。石破の次はなくなった。次の次もなくなった。
女性起用とかで、選んだメンバーが5人である。経験が浅くとりわけ何かに長けているわけではない。入閣お待ち組の、5回当選以上のベテラン議員は面白くはない。
小渕優子は先を見込んで経験を踏ませるとのことである。既に経験豊かな議員たちはやり場がない。小渕は失言はともかく、官僚主導のもとに置かれることははっきりしている。
山谷えり子は何度も落選を繰り返し、所属政党も民社党→民主党→保守新党→自民党と目まぐるしい。何度かの落選などを考えると、余程議員になりたかったのであろう。クリスチャンと自称しながらも、自作自演の性教育問題で失笑をかっている。竹島問題で韓国を平然と挑発する行動を繰り返す。場所が変わると異なる発言をして、統一教 会と軋轢を起こしている。
高市早苗は、歴史認識を巡る右翼発言を繰り返している。満州事変も日中戦争も日本の正当性を主張し、原発では死者は出ていないと、平然と発言する。
有村治子は、比例区当選の前歴のない女性であるが、映画YASUKUNIで、出演者に直接異議をも押し込んでいる。山谷、高市ともども、靖国大好き人物である。
松島みどりは、予算委員会でマイクを握りしめて自説を滔々とのべて、出席を禁止された経緯がある。激高的人物である。
それにしても恒例の新内閣の雛壇写真であるが、極めて異例である。首相が中央にいるが、当選回数や与党内の位置関係で場所を前から決めて行くのが通例であった。今年は、首相を5人の女性閣僚が取り囲むように並んで首相はご満悦顔である。
女性の登用がパフォーマンスであることを物語る象徴的写真である。この厚遇を受けた、実力も経験も浅い女性たちが、失言することが経歴から推察され、彼女たちの言葉がこの内閣を危うくすることになる。