福島・伊達市 市民の外部被ばく、年平均0.75_シーベルト 最高値は8.5_シーベルト。市民調査で判明(福島民友)
http://financegreenwatch.org/jp/?p=46362
August 29th, 2014 Finance GreenWatch
伊達市は28日、昨年7月から今年6月までの1年間実施した個人線量計(ガラスバッジ)による市民の外部被ばく線量調査の結果(速報値)を公表した。測定した1万8674人の平均は0.75ミリシーベルト。2012(平成24)年7月から13年6月までの1年間、全市民対象として5万2783人を測定した前回調査の平均0.89ミリシーベルトから低下した。
市は低下の要因について「除染の進捗(しんちょく)と放射性物質の半減期によるものと考えられる」としている。
前回調査では月舘、霊山、保原各地域の平均値が、国が長期的な目標とする年間1ミリシーベルトを上回ったが、今回は全地域で下回った。同1ミリシーベルト以上の割合も前回から8.32ポイント低下し、25.42%だった。最高値は8.5ミリシーベルトだったが、市は異常値とみている。