件名:ロシア連邦による人道支援物資供与の試みに関するウクライナ外務省談話
日時:20140815
媒体:在日ウクライナ大使館
引用:http://japan.mfa.gov.ua/ja/press-center/comments/2161-zajava-mzs-ukrajini-shhodo-namagany-rf-postaviti-gumanitarnu-dopomogu
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ウクライナに対し人道支援を送ろうとするロシア連邦の試みに関し,ロシア連邦に対しては,ウクライナ法及び国際法により規定されるかかるモダリティーに関するウクライナの立場が伝達された。
挑発行為を避けることを目的として,ロシア側の行為をウクライナ並びに国際機関,特に国際赤十字委員会(ICRC)及びOSCEにより定められ,管理される枠組みへ組み込むことを可能とする一連の技術的合意が達成された。
特に,国境及び税関管理,またウクライナ法に従った人道支援物資の然るべき申告は,ICRC及びOSCEの支援とモニタリングを受けて,ウクライナの関連機関により実施される。
ロシアの人道支援を積載するものも含むあらゆる人道支援関連車輛は,テロリストの作戦管理下にある目的地までICRCのみにより届けられる。同委員会はまた,支援物資の保管及び配給に関するあらゆるロジスティック上の側面も確保することとなる。
ウクライナは,違法な武装グループが管理する域内での人道支援物資を積載する車輛の具体的通過ルート,また安全面での調整においては,ウクライナ政府が確保するものも含め,3者コンタクト・グループが重要な役割を演ずることになると考える。
ロシア連邦は,ルハンスク州の民間人の住民の必要に応じた国際人道支援ミッションというウクライナ大統領によるイニシアティブに対し,またミッション実施中のICRC要員に対し,ルハンスク州の一定地域の状況を作戦管理するテロリストが如何なる挑発行為も行わないよう,あらゆる責任を負う。
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//memo
*ロシア連邦に対しては,ウクライナ法及び国際法により規定されるかかるモダリティーに関するウクライナの立場が伝達された。
*挑発行為を避けることを目的として,ロシア側の行為をウクライナ並びに国際機関,特に国際赤十字委員会(ICRC)及びOSCEにより定められ,管理される枠組みへ組み込む
*ロシア連邦は,ルハンスク州の民間人の住民の必要に応じた国際人道支援ミッションというウクライナ大統領によるイニシアティブに対し,またミッション実施中のICRC要員に対し,ルハンスク州の一定地域の状況を作戦管理するテロリストが如何なる挑発行為も行わないよう,あらゆる責任を負う。
http://www.asyura2.com/14/warb13/msg/880.html