フィリピンのエイズ感染者数、年末までに3万2379人に 5年間で5倍増―中国メディア
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140824-00000015-xinhua-cn
XINHUA.JP 8月24日(日)23時38分配信
中国メディア・新華網は19日、フィリピン国内のエイズウイルス感染者数が今年末に3万2379人に達する見込みであると同国衛生省が発表したことを報じた。
この予測は、同省のエンリケ・タヤグ次官補は19日に同国国会の公聴会で明らかにしたもの。未報告の感染者も含まれるという。
同次官補はまた、2008年から13年のあいだに同国内のエイズウイルス感染者が532%増加、今年上半期だけで新たに2814人が感染したと説明した。
データによると、麻薬注射経験者が主な感染者群となっており、中部都市における感染率は07年の0.4%から13年には52.3%まで高まった。また、男性どうしの性行為による感染率も0.3%から3.5%に増加している。
同省が提出した15年のエイズ予防予算は3億800万ペソ(約7億2500万円)にのぼり、そのうち1100万ペソ(約2590万円)がコンドームの購入費用に充てられるという。
(編集翻訳 城山俊樹)