国が県に、県が市に丸投げ、千葉県の放射性廃棄物の最終処分場、結局決まらず、柏市、松戸市、流山市のそれぞれで保管へ(8/4 NHK)
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Tuesday, August 05, 2014 東京江戸川放射線
原発事故の影響で出た放射性物質を含む焼却灰などの「指定廃棄物」を巡り、千葉県は、一時的な保管の期限としている来年3月までに国の最終処分場の設置が間に合わない場合、持ち込んだ市が引き取って保管するよう、関係する市に求めました。
原発事故の影響で出た放射性物質を含むごみを焼却した灰や汚泥のうち、濃度が1キロ当たり8000ベクレルを超えるものは「指定廃棄物」として国が処理することになっています。
千葉県内では国の最終処分場の候補地の選定が進んでおらず、特に発生量が多かった柏市、松戸市、流山市の合わせて526トンが県の施設で一時的に保管されています。
4日は千葉県と関係する5つの市が会合を開き、千葉県側は一時的な保管の期限である来年3月末までに最終処分場の設置が間に合わない場合、持ち込んだ市が引き取って保管するよう求めました。
これに対し各市からは反対の意見はありませんでしたが、各市での保管が続く場合には、国の財政的な支援を働きかけてほしいなどといった意見が出されました。
柏市の伊原優環境部長は「すでに市内で保管している指定廃棄物もあり、保管場所の余裕はない。1日も早く最終処分場が設置されるよう国に要望を続けたい」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140804/k10013545441000.html