ヨーロッパ経済(異常事態)
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4707898.html
2014年07月11日 NEVADAブログ
ヨーロッパで相次いで銀行株が急落していますが、その背景には不良債権拡大懸念があります。
景気が拡大している、順調に行っているとECB等は強気のコメントを出していましたが、以下の数字をご覧ください。
5月の鉱工業生産
フランス −1.7%(事前予想 +0.2%)
イタリア −1.2%(事前予想 +0.2%)
先般、発表されましたドイツも−1.8%となっており、主要国の鉱工業生産が大幅に減少していることが明らかになっているのです。
しかも事前予想は<プラス>となっており、アナリストが如何に景気の判断を誤っているか分かります。
今、ヨーロッパの首脳が中国詣でをして、何とか景気浮揚につながるような仕事を中国から貰おうと必死になっていますが、肝心の中国は、自国経済がふらついており、とても他国を助ける余裕はありません。
それどころか、株先物市場等で、「売り仕掛」けを「ロシア」と組んでやっていると見られており、ヨーロッパ首脳から経済の苦境具合を直接聞き出して、今頃は「ヨーロッパは手にはまった」と思っているかも知れません。
世界経済はヨーロッパから崩れることになるのが確実となり、後は株が暴落し機能停止に追い込まれる銀行が
いつ出てくるかとなります。