代替エネルギーどうするんでしょ。
産経新聞から
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140626-00000106-san-bus_all
関電株主総会 橋下氏、大声上げ退出 10分以上まくし立て
産経新聞 6月26日(木)14時59分配信
「壇上のみなさんは経営陣失格」。26日の関西電力の株主総会に出席した筆頭株主・大阪市の橋下徹市長(日本維新の会共同代表)は株式売却をちらつかせ、経営陣の総退陣や原発推進の方針撤回を迫った。「全力を尽くしている」などと経営方針に理解を求める関電側の答弁が続く中、大声を上げながら退出。橋下市長の“最後通牒(つうちょう)”に会場はどよめいた。
「すぐに交代してください」。神戸市中央区の「ワールド記念ホール」で行われた株主総会。橋下市長は質疑の冒頭からヒートアップしていた。脱原発で温度差があった石原慎太郎・維新共同代表とたもとを分かち、原点回帰した橋下市長はほかの株主の怒号、やじが重なる中、いすから身を乗り出すような姿勢で矢継ぎ早に質問を繰り出した。
「いつ原発が動くと想定しているのか。(大飯原発の再稼働差し止めを命じた)福井地裁の判決が覆ると思っているのか」
持ち時間の3分間を大幅に超過し「手短に」と議長から何度も制止されながら10分以上まくし立て、壇上で表情をこわばらせていた経営陣に「答弁によっては、本日をもって大阪市は物言う株主に株式を売却する」と強く迫った。
関電の八木誠社長は原発再稼働の見通しについて「原子力規制委員会に審査をお願いし、全力を尽くしている」と答弁。続いてほかの役員が説明を始めたが、橋下市長は席を立って経営陣に向かって大声を上げ、警護の警察官に挟まれながら会場を後にした。
会場前では「なくせ原発」と横断幕を掲げる市民らが集まり、警察官との小競り合いに。一方、株主の奈良市の無職男性は「代替エネルギーがあればいいが、当面は無理だ。原発は再稼働しないと仕方がない」と話していた。
<参考リンク>
★関電株主総会 「大阪市は関電全株売却」橋下氏、経営陣を批判 産経
http://www.iza.ne.jp/kiji/economy/news/140626/ecn14062615370018-n1.html
関西電力は26日、「ワールド記念ホール」(神戸市中央区)で株主総会を開催した。大飯(おおい)、高浜原子力発電所(福井県)の再稼働が見通せず財政難に陥る中、株主からは経営陣の責任を問う声が相次いだ。筆頭株主として脱原発や経営改革を求めてきた大阪市からは橋下徹市長が2年ぶりに出席し、「経営陣は失格。答弁次第では大阪市は全株式を売却したい」とまで言及して批判した。
関電にとって、今回は管内で原発稼働ゼロの夏を迎える初の株主総会となった。出席者数は正午現在で807人と平成25年の1269人を下回った。総会では、原発停止に伴う火力用燃料費の増加などにより、26年3月期連結決算で3期連続赤字、2期連続で無配に陥った財務状況の悪化が報告された。関電の森詳介会長は「収支状況は厳しく、先行きについても経営環境は不透明。無配とさせていただくことを深くおわび申しあげる」と陳謝した。
また、大阪市、京都市が脱原発や経営の透明性向上などを共同提案。経営悪化に備えた別途積立金1500億円を全額取り崩す会社側からの提案なども合わせ計28議案が討議された。