チョウの幼虫、1.9ベクレルの被ばくで半数が死亡!体内蓄積量が0.76ベクレルを超えると異常発生率が50%を超える!琉球大学の調査で判明!
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2014/05/17 Sat. 16:00:00 真実を探すブログ
*論文 福島原発事故のヤマトシジミへの影響http://w3.u-ryukyu.ac.jp/bcphunit/kaisetsu.html
5月15日に琉球大学の大瀧丈二准 (おおたき じょうじ)教授らが、放射能被ばくに関する最新の調査結果を発表していたのでご紹介します。大瀧教授らは福島原発事故で汚染された食品の影響を調べるために、福島原発周囲に生息している植物をチョウに与えてみたところ、体内の放射能蓄積量が1.9ベクレルに達すると死亡率が50%になることを発見しました。
また、チョウの体内に0.76ベクレルを超える放射能が蓄積されると、異常発生率が50%を超える事も判明したとのことです。
これは従来の予想されていた値よりも遥かに低い値で、放射能が少量でも大きな影響を与えることを裏付けたと言えます。あくまでもチョウなので、全てが人間に当てはまるわけではありませんが、東日本の汚染の現状や「食べて応援」等をしていることを考えると、かなりヤバイ量の被ばくをしている方が多そうです・・・。
現に被曝症状と国連も認めている白内障や甲状腺癌が福島原発事故後に急増しているわけで、これから更にとんでも無い事になると私は見ています。皆さんも出来たら、福島や茨城などの高線量地帯の食品は避けておくと良いでしょう。特に海産物は東日本の広範囲で注意が必要です。
☆福島第一周辺の植物 1.9ベクレル摂取でチョウの幼虫半数が死亡
URL http://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/5/9/5962.html
引用:
大きさ約1センチの小さなチョウの幼虫に、福島第一原発周辺のセシウムで汚染された植物を与えたところ、蓄積量が1.9ベクレルに達すると死亡率が50%になるとの論文が15日付けの科学誌サイエンス電子版の「サイエンティフィック・リポート」に掲載された。
これは琉球大学の大瀧丈二准教授らが調査したもので、福島第一原発事故の影響が最も少ないと考えられる沖縄に生息するチョウ「ヤマトシジミ」の幼虫に、同原発周辺のセシウムで汚染された植物を与え、その影響を測定したもの。
この調査によると、食物として摂取した蓄積量が1.9ベクレルを超えると死亡率が50%、0.76ベクレルを超えると異常発生率が50%を超えることが分かった。
:引用終了
☆最新論文 ヤマトシジミにおける内部被爆の影響について
URL http://w3.u-ryukyu.ac.jp/bcphunit/ronnbunn.htm
引用:
2014年5月15日にScientific Reportから出版されました。
内部被曝の生物影響を定量的に論じた世界的に稀少な論文になっていると思います。
内容
@ヤマトシジミが幼虫期に食べるエサの量を定量化し、内部被爆した線量を算出した。
A内部被爆した量と死亡率(異常率)の関係を調べ、半数のヤマトシジミが死亡する(異常が生じる)線量を算出した。
B内部被爆させた蛹(さなぎ)に含まれる放射性セシウムの線量を定量化し、体内に蓄積しているか確かめた。
Cヤマトシジミの内部被爆実験から考えられる放射能汚染の生物学的影響について考察した。
これらの実験から言える結論(ヤマトシジミにおける結論)
・低線量で影響が急激に増大する。
・広野、福島、飯舘のヤマトシジミは相当量の内部被曝を受けている。
・維持率・蓄積率は低線量ほど大きい。
オープンアクセスなのでどなたでも読むことができます。
Scientific Reports(英語版)
:引用終了