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2014年5月12日01時29分 〜
記事 [政治・選挙・NHK165] 日本が集団的自衛権で忠誠を誓っても、米国は最後に中国の肩を持つ!  小笠原 誠治 
日本が集団的自衛権で忠誠を誓っても、米国は最後に中国の肩を持つ!
http://bylines.news.yahoo.co.jp/ogasawaraseiji/20140511-00035208/
2014年5月11日 11時35分 小笠原 誠治 | 経済コラムニスト


日曜日にも拘わらずブログを読んで下さってありがとうございます。

さて、集団的自衛権が相変わらず注目を集めていますが、貴方は現政権のやり方をどう思いますか?

憲法の解釈の仕方によって集団的自衛権の行使が認められているように読めると思いますか?

私は、憲法9条をどのように読めば、そんなことが認められると読めるのか全然理解ができません。

そして、そのことについては歴代の自民党政権も同じような考えであったのです。つまり、集団的自衛権までは認められない、と。

しかし、ご承知のように今の安倍政権は、読み方によっては集団的自衛権が認められると言います。

安倍総理にお願いしたい!

そこまで言うのであれば、たっぷりと時間をとって国民に分かり易く説明して頂きたいと思うのです。果たして、どれほどの数の国民が理解してくれるか、と。

そもそも安倍総理でさえも、当初は、集団的自衛権を行使するには憲法を改正する必要があると考えていた筈なのです。そして、だからこそ安倍さんは憲法改正にずっと拘っていたのです。

しか〜し、現実問題として憲法改正は至難の技。その一方で、集団的自衛権を行使することができるようにしたいとの思いは募る一方。だから憲法の解釈を変更するという筋悪な方法を思いついたのです。

これでも法治国家なのか、と言いたい。こんなへんてこりんな憲法解釈が許されるとしたら、何のための憲法か、と。

そうでしょう?

でも、その一方で、世の中には集団的自衛権の発動を認めるべきだという意見があるのも私は承知をしています。

では、安倍総理や安倍総理を支持する人々は、何故集団的自衛権に拘るのか?

こうした人々の共通した考えは、そうでもしないとその軍事力が益々巨大化し、そして他国の領土にちょっかいをかける中国に対抗できないから、というものなのです。

中国は尖閣を奪おうとしているではないか、と。中国は、ベトナムやフィリピン等と領土問題で揉めているだけでなく、現に南シナ海でベトナムと衝突しているではないか、と。

私は、そのような事実認識がおかしいというつもりはありません。中国に対しては、何らかの対抗策が必要であるでしょう。

しかし、それでも憲法9条は、国際紛争を戦争で解決することはしないという考えを打ち出しているではありませんか? その9条が現実に合っていないというのであれば、9条を改正するしかないのです。

それを、解釈でごまかそうだなんて。どう考えてもおかしい!

但し、私などが何と言おうとも、そのうちに我が国が集団的自衛権を発動させる日が来るかもしれません。

私は、皆さんに問いたいと思います。

そうやって日本が米軍と共に敵に立ち向かっていくような時代が来たときに、米国は日本を中国の脅威から救ってくれると信じていいのか?

如何でしょう? 

もし、土壇場で米国が中国に遠慮するような行動に出たら、もう目も当てられません。米国は、確かに尖閣は現在日本の施政下にあると言ってくれています。しかし、尖閣が日本の領土であるとまでは言っていないのです。どこの領土であるか、米国は判断しない、と。

ということは、竹島が韓国に事実上占拠されてしまったように、もし、尖閣が中国に占拠されてしまえば‥米国は、そのときには尖閣は中国の施政下にあるなんて言うのではないでしょうか?

いずれにしても、オバマ大統領は、尖閣のことを島だなんて思ってはいないのです。彼は先日訪日したときも、岩だと言ったのです。

恐らく米国としては、最後の土壇場になれば、中国を敵にして戦うよりも日本を説得して尖閣を諦めさせようとするかもしれません。

私、思うのですが‥もし、そのような事態になったら、今、集団的自衛権の必要性を強く主張している人ほど米国に裏切られたという思いが募って、今度は反対に米国を敵視するようになるのではないか、と。だって、日米同盟の大切さをあれほど説いていた米国が、土壇場で中国の肩を持つ訳ですから。

そうなると、日本は一層軍国主義の道を歩むようになり‥そして、米国や中国との距離感が広がり、国際的に孤立化してしまう恐れがあるのです。

でも、そうだとしたら、日米同盟は維持しつつも、集団的自衛権を発動したいなんて考えない方がマシというものなのです。

どうして米国は土壇場になると中国の肩を持つのかって、ですか?

それは、中国は米国債の世界一の保有国であるからです。金額にして百数十兆円。

もちろん、日本も中国に次いで米国債を沢山保有していますが‥日本は、米国を困らせるようなことをしないと米国は高を括っているのです。

慰安婦問題は、とんでもない人権侵害だと言ったオバマ大統領です。日本は、戦前や戦争中に中国に酷いことをしたではないか‥尖閣なんか諦めろよ、と言いかねない可能性があるのです。

以上



http://www.asyura2.com/14/senkyo165/msg/363.html

記事 [政治・選挙・NHK165] ああ、属国根性、文科省、省内会議に英語導入 (RPE北野幸伯)

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【嗚呼属国根性】★文科省、省内会議に英語導入

全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!


北野です。


<文科省、省内会議に英語導入 「まず自分達から」


英語教育をめぐる議論を活発化させる目的で、文部科学省が省内の
幹部会議の一部を英語で行う方針を決めたことが30日、分かった。


民間企業で英語の社内公用語化に携わった人物を新たに採用して
「英語会議」を担当させる。中央省庁が省内会議に英語を導入するの
は異例。>


どうですか、これ???

▼ウクライナ「言語戦争」

RPEで最初から予想していたとおり、内戦になってしまったウク
ライナ。


人口は、4543万人。


そのうち二割、約910万人はロシア人。

(正確な用語を使えば、ロシア系ウクライナ人。しかし、ここでは
わかりやすく「ロシア人」とします。)


で、ロシア人は、東部に多い。


ウクライナ、東はロシアに接していますから当然ですね。


そして、「なぜ西と東でわかれて戦ってるの?」ということ。


これいろいろあるのですが、その一つ。


親欧米の新政府が、「ロシア語の使用を禁止しようとしている」こ
とが大きいのです。


東部のロシア人たちは、生まれてからずっとロシア語を話してき
た。


それを禁止されたら、「たまったもんじゃない!」と怒っている。


ロシア国営放送「ロシアの声」HPに、こんな記事が出ていました。

http://japanese.ruvr.ru/2014_03_04/268044483/


ウクライナ新政権の言語政策に関して。


<誰にも選ばれることなく政権の座についた者たちが最初にとった
決定のひとつが、


ウクライナでロシア語の使用を禁止することだった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

これはロシア人が人口の半数以上を占めるクリミア自治共和国お
よびウクライナ南東部で激しい怒りを招いた。


これらの地域は新政権を承認することを 拒否した。


これを受けてキエフの急進主義の政治家らはウクライナ全土を統
べる政権を武力で樹立することを約束したのだった。>


では、なぜ親欧米新政府は、「ロシア語を禁止しよう!」としてい
るの?


これ、歴史と関係があるんです。


1991年末に崩壊したソ連。


ソ連には15の共和国があり、建前は「みんな平等だ!」とされて
いた。


ところが、実際は、やはり「ロシア」が圧倒的なパワーをもってい
た。


その証拠に、ソ連の共通語は、「ロシア語」だったのです。


ちなみにウクライナ人はいまだにロシア語をぺらぺら話します。


そして、ロシア以外の旧ソ連諸国には、「結局、俺たちはロシアの植
民地だった」という恨みがある。


恨みがもっとも強いのが、バルト三国。


そして、ウクライナ西部の人にも、そういう意識が強い。


旧植民地が独立を達成した。


それで、「旧宗主国の言語を禁止し、自国語を使おう!」というの
は、ごく普通に行われるプロセスです。


たとえば、韓国は、もと日本の植民地。


日本の敗戦で独立を達成した。


そしたら、韓国は、その後も日本語を使いつづけるでしょうか?


もちろん、「みんな韓国語ではなそう!」となるに決まっています
し、実際そうなりました。


旧ソ連諸国も、独立達成後、自国語の復興政策を行いました。


旧ソ連諸国、上の世代はみんなロシア語を話す。


しかし、若い世代は話せなくなってきています。


モスクワには、中央アジアやコーカサスからの出稼ぎが多い。


年が上の人はロシア語を流腸に話しますが、若い人たちはロシア
語をほとんど話せない人が多いのです。


ある植民地が独立を達成した。


そのときまず着手するのが、「自国語」の復活です。


なぜ?


「言葉が人間を作る」から。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

変な話。


日本語を勉強しているロシア人。


性格まで日本人みたくなってしまいます。


だから、ある国がどこかの国を植民地にした場合、「言語政策」が
もっとも重要な「同化政策」なのです。

さっきの話。


ウクライナ人(特に西部の)は、「ソ連時代、俺たちはロシアの植
民地だった!」という意識が強い。


そして、「ロシア語」を話すと「植民地時代」「属国時代」を思い出す。


だから、「ロシア語を禁止しよう!」となる。


一方、ウクライナ東部に住むロシア人たちは、「俺たちがウクライナ
語だけ使うようになれば、ロシア人ではなくウクライナ人になってし
まう!」と恐れる。


そして、それはまったくそのとおりなのです。

こういう視点で、「文科省、省内会議に英語導入」を考えてみましょ
う。


これは要するに、「日本をアメリカの属国化する政策」といえます。

誤解のないように書いておきます。


「英語」にかぎらず、外国語が使えることは、とても有益です。


私だってロシア語のおかげで「クレムリン情報ピラミッド」の情報を
皆さんにお伝えできる。


しかし、日本政府の役人さんたちが、「英語で会議をする」というの
は、まさに「属国根性」なのです。


ちなみに、「日本人がみんな英語を使えれば繁栄する!」というの
は誤解です。

>>


(私のコメント)
全くその通りです。日本人のアイデンテイテイは日本語にあります。文科省は正しい日本語を教えることこそ必要です。小学校から英語を教えてもモノになるのか疑問であるし国籍不明の人間を造るだけでしょう。米英の属国でいることが日本人のためだとは思はないね。

http://www.asyura2.com/14/senkyo165/msg/364.html

記事 [政治・選挙・NHK165] 「1%が99%の富を収奪する仕組」(EJ第3787号) (Electronic Journal)
「1%が99%の富を収奪する仕組」(EJ第3787号)
http://electronic-journal.seesaa.net/article/396756105.html
2014年05月12日 Electronic Journal


 この4ヶ月間経済の問題を書いてきて感じたことがあります。
この世の中は、どんなにあがいてもある方向に強引にもって行か
れようとしているように感じるのです。
 この動きは日本だけでなく、世界中で起こっている現象です。
デフレ、構造改革、金融緩和、規制緩和・撤廃、法人税減税、所
得格差拡大、TPPなどの各種通商協定などなど──こういうこ
とは世界中でいわれていることなのです。
 昔の話ですが、次のような話を聞いたことがあります。「80
対20の原則」に関する話です。
―――――――――――――――――――――――――――――
   世の中のお金の80%は20%の富裕層が握っている
―――――――――――――――――――――――――――――
 この場合、20%の人たちとはユダヤ人であるということだっ
たと思います。ごく最近になって似たような言葉を発見したので
す。それも複数の本からです。
―――――――――――――――――――――――――――――
        1%が99%の富を収奪する
―――――――――――――――――――――――――――――
 これは「世の中のお金の99%は1%の富裕層が握っている」
ということを意味しています。収奪をする比率が大幅に上がって
います。この「1%」論争に火を点けたのは、ノーベル賞受賞経
済学者のジョセフ・スティグリッツ教授です。それは、スティグ
リッツ教授の次の論文からはじまったのです。
―――――――――――――――――――――――――――――
      「1%の1%による1%のための」
       Of the 1%,by the 1%.for the 1%
―――――――――――――――――――――――――――――
 この恐るべき富の収奪システムと深く関係するのが、新自由主
義なのです。新自由主義には賛否両論がありますが、経済評論家
の上念司氏は、新自由主義について次のように述べています。
―――――――――――――――――――――――――――――
 新自由主義とは国家が強力な権力を持って一部の資本家だけが
 有利になるように市場に介入し、さまざまなルールをつくりか
 えてしまう体制のことだそうです。経済分野において、新自由
 主義は国家全体の経済厚生を犠牲にしてでも大企業に有利な参
 入規制や税金免除、補助金、労働規制緩和、労働組合活動の弱
 体化などを行い、一部の特権階級に儲けを差し出すように国家
 が介入するしくみです。
    ──上念司著『アベノミクスを阻む「7つの敵」/消費
   増税と「トンデモ経済学」を論破する』/イーストプレス
―――――――――――――――――――――――――――――
 上念司氏の定義によると、新自由主義とは、現在の安倍政権の
やろうとしていることに酷似しています。自民党は意識してそう
しているというよりも、とくに意識しないでひたすらその方向を
目指しているような気がします。
 2014年4月27日(日)に放送されたNHKスペシャルを
ご覧になったでしょうか。
―――――――――――――――――――――――――――――
 ◎NHKスペシャル
 調査報告:女性たちの貧困/“新たな連鎖”の衝撃
 2014年4月27日(日)/午後9時00分〜9時49分
―――――――――――――――――――――――――――――
 母親と娘2人の家族が、母親が非正規雇用の低賃金のため、ア
パートの家賃が払えなくなり、ネットカフェで、3人別々の部屋
で暮らすようになるのです。姉は進学をあきらめ、母親と一日中
アルバイトをするのですが、3人が食べるのがやっとの生活を過
ごしているのです。
 労働規制緩和による非正規雇用の悲惨さ、いくら働いても最貧
の生活から脱出できない毎日の暮らし。今や親の貧困が子供に連
鎖しているのです。これが世界第3位の経済大国の庶民の生活な
のです。偶然この番組を見て衝撃を受けました。これが新自由主
義なるもののもたらす一面なのです。
 NHKによると、放送後番組サイトが、異例のページビューを
記録したそうです。通常8千程度のページビューが、60万を超
えたのです。そして、寄せられたのは「他人事では決してない」
という切実な声だったといいます。
 私はこの番組を見て、国民にそういう暮らしをもたらす新自由
主義なるものにメスを入れ、多くの人に知ってもらう必要がある
と考えたのです。
 そういうわけで、EJの2014年の第2のテーマを次のよう
に設定して今日から連載していくことにします。
―――――――――――――――――――――――――――――
   1%を豊かにする悪魔の正体/新自由主義とは何か
     ─ どうすれば悪魔を阻止できるか ─
―――――――――――――――――――――――――――――
 たかが経済学の「考え方」ではないかという人がいます。しか
し、その「考え方」が恐ろしいのです。共産主義も1848年に
カール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスが著した『共産党
宣言』という国の統治の「考え方」が、1922年に共産主義の
実験国家ソビエト連邦を誕生させているのです。
 しかし、ソビエト連邦は国民経済の供給能力不足と国内の格差
拡大により、1991年末に崩壊します。その約70年もの間、
それは一部の共産官僚やノーメンクラツーラ(赤い貴族)をのぞ
く旧ソ連邦に居住する多くの市民を不幸にし、恐怖と貧困のどん
底に突き落とし苦しめたのです。たかが「共産主義」という「考
え方」がそうさせたのです。現在深刻化しつつあるウクライナ問
題もその一環であるといえます。
 新自由主義とはどのような考え方なのか。1%の富裕層とは何
者なのか──明日のEJから考えていくことにします。
               ──[新自由主義の正体/01]


≪画像および関連情報≫
 ●資本主義はなぜ自壊したか/ひまじんさろん
  ―――――――――――――――――――――――――――
  NHKニュースを観ていたら『資本主義はなぜ自壊したのか
  〜「日本」再生への提言』という中谷巌という経済学者の本
  と著者を紹介していた。「新自由主義経済学」は悪魔の思想
  だとして、歴代内閣でその「新自由主義経済学」を提言し、
  推進させてきたご本人が、真っ向から自分のこれまでの実績
  (?)を否定する本を出版した。不本意ながら入手し、彼の
  言い分を検証紹介してみよう。まず本の帯、これはこの本が
  なにを主張したいのかのキャッチフレーズのようなものだ。
  「リーマンショック、格差社会、無差別殺人、医療の崩壊、
  食品偽装。すべての元凶は「市場原理」だった」。「新自由
  主義経済学」は悪魔の思想だ!!広がる格差、止めどない環
  境破壊、迫り来る資源不足、そして金融危機―すべての元凶
  は、資本主義にあった!「構造改革」の急先鋒と言われてい
  た著者が、いま、悔恨を込めて書く警告の書。という内容は
  これまでも中谷氏や竹中平蔵氏の路線を批判してきた経済学
  者や週刊誌などがずいぶん前から主張してきた内容だ。しか
  し、その元凶の牽引車だった中谷巌がこういってしまったら
  あれほど熱狂させた小泉改革はいったいなんだったのという
  ことになる。           http://bit.ly/1kRG5NX
  ―――――――――――――――――――――――――――


 



http://www.asyura2.com/14/senkyo165/msg/365.html

記事 [政治・選挙・NHK165] 国民投票法は、徴兵制と憲法改正とセットになってる感じはしますね。でも日本の政党は皆賛成。不思議だ。
現状の安倍政権の矢継ぎ早の政策は、中国を封じ込めるアメリカの政策に相乗りしているもので、このお陰で「カルト オブ ヤスクニ」とアメリカに嫌われた安倍総理が復活した理由だろう。

日本でも「憲法改正を問う国民投票の際の投票年齢を18歳以上に引き下げる改正案が、5月9日に衆院を通過した。今国会で成立する見通し」だが、政党はこぞって賛成している。

投票年齢引き下げは、明らかに徴兵制と憲法改正とセットになってる感じがするが、その辺が議論にならないようだ。

結局、中国と関連が深い共産党以外は、内心憲法改正を望んでいるということでしょう。


BLOGOSから
http://blogos.com/news/Referendum_Act/?utm_content=buffer8ba2e&utm_medium=social&utm_source=plus.google.com&utm_campaign=buffer


国民投票法
憲法改正を問う国民投票の際の投票年齢を18歳以上に引き下げる改正案が、5月9日に衆院を通過した。今国会で成立する見通し。

衆院を通過、今国会で成立へ


自民、公明、民主など与野党7党が提出していた憲法改正の手続きを定めた国民投票法改正案が、5月8日、衆院憲法審査会で可決された。9日の衆院本会議でも可決され、12日以降の参院の審議を経て今国会で成立する見通し。

改正案は施行から4年後に投票年齢を「20歳以上」から「18歳以上」に引き下げることを柱としている。


<参考リンク>

■最近の集団的自衛権も改憲もTPPもアメリカの中国封じ込め政策の一環。ドイツの反安倍デモの背後には中国・北朝鮮がいる。
http://www.asyura2.com/14/senkyo165/msg/117.html


■日本が武器輸出三原則を見直し、警戒の声高まる=中国版ツイッター(サーチナ)
http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/833.html

http://www.asyura2.com/14/senkyo165/msg/366.html

記事 [政治・選挙・NHK165] 日本の憲法の番人はタイのそれ以下か。(日々雑感)
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-4068.html
2014/05/11 12:03

 タイは首相が失職するという政変に揺れているが、少なくとも日本の最高裁よりもタイの最高裁の方が優れているようだ。なぜなら<タイ憲法裁判所は7日、インラック政権下で実施された2011年の政府高官の更迭が公務員人事に対する不当な介入だったとして、違憲判決を下した。これによりインラック首相と、当時の決定に関わった閣僚9人が即時失職した>(以上『毎日新聞』引用)

 違憲判決を受ければ閣僚や首相といえども失職する、というのは憲法制度国家として当然のことだ。何人も憲法の下では平等と定められているから、憲法に反することを行えば処罰を受けるのは当たり前だ。

 しかし日本では摩訶不思議な最高裁判決が立て続けに出されている。それは選挙制度に関する判決で、一票の格差が2倍を超えるのは憲法に定める法の下の平等に反するのではないかという提訴に対する『違憲判決』だ。相次いで出された違憲判決は、しかし『違憲であるが選挙結果を無効とするものではない』などと意味不明な判決を下している。それでは行政の府が司法の府を馬鹿にするのは当たり前だ。

 その馬鹿にした挙句に『解釈改憲』などという言葉がこの国のマスメディアで踊っている。最高裁判所はついに憲法の番人たる『違憲立法審査権』という伝家の宝刀まで奪われたようだ。それでは最高裁判所も単なる行政機関の一つという法的な地位を変更するしかないだろう。そういえば最高裁判所は奇しくも高村副総裁が『解釈で集団的自衛権は容認されている』と拡大解釈も天体望遠鏡で拡大するような夢想的拡大解釈をして見せた『砂川判決』で米軍の国内駐留を『現実的な解釈』により9条に反しないと容認してしまった。最高裁判所の迎合主義はその当時からの伝統のようだ。だから安倍政権は『解釈改憲』しても最高裁判所から『違憲判決』を受けることなど一顧だにしていない。舐められたものだ。

 タイは憲法裁判所により首相の違憲と失職を言い渡された。事実関係に誤りがなければ立憲国家として至極当然なことだ。さて、日本ではどうだろうか。しかし日本のどのマスメディアも最高裁判所により『解釈改憲による集団的自衛権容認』は『違憲だ』と裁定されるとはいささかも思っていない。想像すらしていない。あとは政治家の数合わせにより解釈改憲は時間の問題だと思っている。憲法の番人も舐められたものだ。


http://www.asyura2.com/14/senkyo165/msg/367.html

記事 [政治・選挙・NHK165] ボコハラムと安倍らの超保守派の思想、施策の共通性〜西洋思想を排除して、戦前の日本に(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/21984373/
2014年 05月 12日

ナイジェリアのイスラム過激派組織「ボコ・ハラム」が、女子生徒200人以上の拉致事件や爆破テロ事件、自分たちの思想に従わぬ住民の虐殺事件などを相次いで起こし、国際的な問題になっている。(-"-)

 「ボコ・ハラム」とは、ナイジェリア北部の言葉で「西洋の教育を禁止する」という意味であるとのこと。
 イスラム原理主義を説く組織で、西洋のキリスト教文明やそれに基づく思想や教育を否定。ナイジェリアに西欧の文明が広がったことが、国や国民を堕落させたとして、西洋の教育を廃止すべきだと主張しているという。<ナイジェリア政府が急速に西欧化した経済・社会政策をとっていること&職業や貧富の差が拡大していることに不満を抱いて、反発を示している部分もあるらしい。>

 コアなイスラム原理主義の組織の中には、「女性は男性の所有物であり、夫や家族に奉仕すべきものだ」として、女性には人権や教育の必要性を認めず。髪や手足だけでなく顔も隠すことを強いたり、暴力により支配したりすることも許容するものがある。<アフガンを占拠していたタリバンもそうだった。>
 ボコ・ハラムが今回、学校を襲撃し、女子生徒を200人も拉致し、隣国に妻や奴隷として売り飛ばしたと発言しているのも、女性に教育を与える必要はなく、奉仕することが務めであることをアピールするためだったと言われている。(~_~;)

 国連安全保障理事会は9日、ナイジェリアで女子生徒ら200人以上が拉致されたことを強く非難すると共に、少女たちの無条件での即時解放を求める声明を発表。
 また米国のオバマ大統領も、この拉致行為を強く批判し、少女たちの救済のために、米国として司法省と連邦捜査局(FBI)などの専門家を派遣することを決定。<オバマ夫人も、異例の演説を行ない早期の解放を要求。>また、英仏など欧州の国々も、救済支援を行なう意向を示している。(・・)

 アジアの一部地域では、イスラム過激派が女性のレイプしたり、学校に通う女性に暴行や銃撃を行なったりする事件も横行しているし。(-"-)
<パキスタンでタリバンに銃撃され、英国での治療で奇跡的に命をとりとめ、回復をしたことで世界的に有名になったマララさんもそのひとり。>
 これはイスラムに限らないことだが、アフリカで内戦が起きている地域では、これまでも多くの少年少女が誘拐され、兵士として戦うことを強いられたり、性的な行為を含めて奴隷のように扱われたりしており問題視されている。(ーー)

 それぞれの民族や地域には、伝統的な宗教や思想、文化があるし。それを大切にしたいという考えも理解できないわけではないのだが。
 しかし、だからと言って、人間の命や身体、人格や権利、尊厳が否定されていいというものではないわけで。mewは、それがもともとは欧米の思想に始まったものであれ、どこの思想に起因するものであれ、世界中で尊重して行かなければならないと考えている。(・・)

 そして、今はナイジェリアで拉致された女子生徒も含め、世界中で誘拐された戦いや奉仕を強いられている少年少女が、どうか1日も早く救済されることを祈るばかりだ。(-人-)

〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜

 ところで、mewに最初に「ボコ・ハラムは、『欧米の教育を禁じる』という意味で、欧米の人権思想やそれに基づく教育が、イスラム社会をダメにしたと主張しているらしい」と教えてくれた知人が、「何か安倍たちの主張と共通するものがあるよな」と付言していたのだけど・・・。
 思わず「確かに」と思ってしまったところがあった。(~_~;)

 もちろん安倍首相らの超保守派にも、様々な考えの人がいるし。まあ、少なくとも、今の時代において、女性に教育はいらないとか、暴力で服従させてもいいと主張する人はいないと思うのだけど。<安倍晋三氏個人は、妻を含め、女性をそれなりに尊重するタイプだと思うしね。>

 ただ、安倍首相&超保守仲間たちが、戦後、GHQによって日本の憲法や教育が変えられ(押し付けられ)、「個人の尊重」や「人権重視、平等」の思想が植えつけられたことが、戦前の本来あるべき日本を失わせ、日本のダメにしたと主張しているのは事実だし。
「戦後レジームからの脱却」をスローガンにして、欧米のキリスト教思想に基づく日本の戦後体制(憲法、教育、国や社会の仕組みなど)を戦前に近いものに戻そうとしているからだ。(~_~;)

<安倍首相は、今年2月20日の衆院予算委員会でも、「教育基本法は(第2次大戦後の)占領時代につくられ、長い間、改正されなかったが、そうしたマインドコントロールから抜け出す必要がある」「憲法や教育制度を私たちの手で変えていくことこそが、戦後体制からの脱却になる」「(戦後の)占領時代につくられ、時代に合わない仕組みもある。不磨の大典ではない」と主張していたです。^^;>

* * * * *

 mewはたまに、安倍氏らの超保守派の思想は、「神国原理主義」とも呼ぶべき宗教に近いものを感じることがある。^^;

 安倍氏らは、今でも日本は神の子孫である天皇が作った国(神の国)だと。そして、天皇を国体(国の中枢)にして、国民が敬愛する天皇やその国の繁栄のために貢献するような国づくり&教育をすべきだと考えている。^^; <戦前は、天皇自身が「現人神」だと教え込んでいたしね。>
 また、日本はある意味で、天皇を父とする家族であって。国民はまずは自分の家族に尽くし、同時に父なる天皇に尽くすべきだという考えも有している。(・・)
 そして、国や家族に尽くす時は、「滅私奉公」で「私」や「個」を捨て、公のために貢献しなければならないのだ。(~_~;) 

 他方、GHQが現憲法や教育方針のベースにした欧米のキリスト教思想では、「神」(キリスト)の前では、人は全て「個人」として扱われ、生まれながらにして自由や平等を享受していて、国家権力は基本的にそれを制限してはならないと考えられている。
 でも、このような「個の尊重」や天賦人権思想は、安倍氏らの考えとは合わないわけで。安倍氏らは、そのような思想を排除して、戦前に近い形の日本に戻そうとしているのである。 (ノ_-。)

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 安倍氏らのそのような考え方は、自民党が12年に発表した改憲草案にもあらわれている。(@@)
 
 この改憲草案の前文には「日本国は、長い歴史と固有の文化を持ち、国民統合の象徴である天皇を戴く国家であって」という一文から始まり、「日本国民は、国と郷土を誇りと気概を持って自ら守り、基本的人権を尊重するとともに、和を尊び、家族や社会全体が互いに助け合って国家を形成する」という彼らの国家観を書き込んでいるし。

 しかも、現12条の基本的人権の享有の条項は「国民の責務」と題されて、「自由及び権利には責任及び義務が伴うことを自覚し、常に公益及び公の秩序に反してはならない」と規定。
<何と現21条の「表現の自由」に関しても、わざわざ「公益及び公の秩序を害することを目的とした活動を行い、並びにそれを目的として結社をすることは、認められない」という項が付け加えられているのよね。 (・o・)>

 現13条の「すべて国民は、個人として尊重される」の「個人」は「人」に換えられているし。現憲法にはない「家族の尊重、相互扶助義務」が新設されているのである。(~_~;)

 この他にも、細かいことを書けばキリがないのであるが・・・。
 安倍首相羅賀、とりあえず国民主権や基本的人権の尊重は維持するものの、西洋の天賦人権思想をできるだけ排除し、明治憲法同様、「個人」を認めず、国益のためには人権を大幅に制限できるような憲法に換えようとしているのは明らかだろう。(~_~;)

* * * * *

 そして、このような彼らの理想とする国を作るために、安倍首相は、前政権でも今政権でも、「教育再生」を目標に掲げて、学校教育の改変(改悪)に取り組んでいるのだ。(~_~;)

 安倍首相は、前政権の06年には教育基本法を改正し、「愛国心」を教育目標に書き込むことに成功。
 今政権では、「第1次安倍内閣で教育基本法を改正し、日本の伝統と文化や、愛国心、郷土愛というものを尊重することを書いたが、残念ながら、教科書の検定基準には改正教育基本法の精神が生かされていない」として、教科書検定の基準の見直しを行なうことに。<愛国心をの尊重する姿勢が見られないものや、政府の歴史認識を記していないものは、検定で不合格になっちゃうかも知れないのよね。(-"-)>、
 
 また、道徳を正式に教科化することも決まったのだけど。安倍氏らは、オモテ向きは、いじめの防止などのために人間としての教育をすべく道徳を強化すべきだと主張しているものの、彼らの真の目的は、道徳教育を通じて、小さい頃から日本の国民のあり方や日本の伝統文化を子供たちに刷り込み、天皇や国に対する敬愛心、忠誠心を持って、国に貢献する国民に育て上げることにあるのだ。^^;

* * * * *

 今、安倍氏の古くからの盟友&ある意味で、安倍氏以上に超保守的な下村博文氏が文科大臣を務めていて、道徳教育の改変に意欲的に取り組んでいるのだけど。
 文科省が、来年度のから配布する教材の内容にも、彼らの思想、目的が色濃く反映されている。(・・)

『文部科学省が来年度から小中学生に配布する道徳用の新教材「私たちの道徳」には、いじめ問題への対応などのほか、「日本人としての自覚」を深める記述も数多く盛り込まれた
 分かりやすい物語で、日本人が昔から大切にしてきた“美しい心”とは何かを考えさせる内容だ。(産経新聞14年2月14日)』

 小学校1・2年生用の教材には、祇園祭の練習に取り組む子供に、父親が「みんな、そうやって千年も続く祇園祭を守って来ているんだ」と励ます話が。
 小学校3・4年生の教材には、「伝とう文化を大切に」というテーマで、和服、和食、和室、風呂敷などについて写真付きで説明。また端午の節句や七夕などの日本の伝統行事も紹介しているという。
 小学校5〜6年生の教材には、剣道を習っている少年が、上級生が試合に負けたあとでも立派な態度で礼をする姿に心を打たれ、《美しい》と感じ、先生から「日本人が昔から大切にして来た『礼』、相手を思いやる精神を我々が受けついでいかなければならない」と教えられるという話が載っているらしい。(以上、産経新聞の記事や表から、mewが編集)

 mewも、自国の伝統文化や精神を学ぶことは大事なことだと考えているのだけど。(でも「道徳」ではなくて、「社会」や「総合学習」で扱うべきだと思う。>
 果たして、「日本人としての自覚」「日本人の美しい心」を学校の道徳教育の中で教えることが望ましいのかどうかは「???」だし。このような教材は、やはり日本人としてのあり方、価値観を子供たちに植えつけることを目的に作られたのではないかと感じてしまうところがある。(-"-)

* * * * *

 また、昨日も、下村文科大臣が、教育勅語を参考にした人格教育を検討する議員連盟を発足させるというニュースが報じられていた。(・・)

『人格教育の重要性を訴える超党派の「人格教育向上議員連盟(仮称)」(会長・下村博文文部科学相)が6月上旬にも発足することが10日、分かった。明治23年に発布された教育勅語を参考として教育のあり方を根本から見つめ直し、政府内にある道徳の教科化の動きを後押しする狙いだ。
 議連には下村氏のほか、民主党の笠浩史元文科副大臣、日本維新の会の中田宏国対委員長代理らが参加する。13日にも準備会合を開き、教育問題に精通した保守系議員を中心に100人規模での発足を目指している。

 政府は今年2月の中央教育審議会(中教審)総会で、道徳の授業を小中学校の正式な教科にするよう諮問しており、秋までに答申が出る見通しだ。議連発起人の一人は「子供のときは、知識の詰め込みよりも人格、教養を高めていくべきだ」として、道徳の教科化の必要性を訴えている。
 議連が着目するのは、教育勅語に記されている「兄弟・姉妹は仲良くしましょう」「人格の向上に努めましょう」などの12の徳目。下村氏は「今でも十分に通用し、中身は普遍性がある」と語っている。議連では教育勅語の精神を道徳教育にどう生かすについても議論する考えだ。(産経新聞14年5月11日)』

 安倍内閣は、道徳を正式な教科にすることを決め、検定教科書を作る準備が始まりつつあるのだが。超保守派は、以前から、明治時代から戦前にかけて行なわれていた「修身」の授業内容や「教育勅語」を取り入れることを目指しており、様々な活動を行なっているのである。(~_~;)

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 確かに、「教育勅語」には、それぞれのパーツを見る限り、「父母に孝行し、兄弟仲良くし、夫婦は仲むつまじく、友達とは互いに信じあい」と、今の世でも大事なことが色々と記されているのであるが。(現代語訳を*1にアップしておくです)

 ただ、ここで留意すべきことは、教育勅語というのは、明治天皇が自分の臣民(君主に支配されている国民)に与えた「教え」&「守るべき義務」であって。「もし危急の事態が生じたら、正義心から勇気を持って公のために奉仕し、それによって永遠に続く皇室の運命を助けるように」と、皇室とお国のために戦うことも命じているものだということだ。(-"-)

 おそらくその部分はカットするとは思うのだけど。でも、下村氏らが「教育勅語」を道徳教育に取り入れようとしている根底には、「先祖代々伝わる天皇の教えを子供たちに学ばせるべきだ」という考えあるわけで。
 ここにも神国原理主義を少しでも教育に入れ込もうとする意図があるのだ。(-"-)

〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜

 女性の教育、あり方に関して言えば、戦前の日本では、女性は家庭や仕事の労働力、出産&子育てをするための存在であって。教育は不要だと思われていたし。<今、NHKの「花子とアン」でやっているけど。富裕層でさえ、十代後半になれば「高等教育よりも結婚」だったし。^^;>
民法上、契約などができない無能力者として扱われ、中には奉公に出されたり、実質的に売られたりして、性的なものも含めて、奴隷的な苦役を強いられるケースも少なからずあったのが実情だ。(-"-)

<戦後は、GHQのお陰で(?)小中学校が義務教育化されたものの、60年代までは女子の高校進学率は低く、やはり労働力や出産の道具として扱われる感じがあったし。86年に男女雇用機会均等法が施行されるまでは、女性は25歳ぐらいまでに退職し、結婚、出産すべきという風潮が強く、「クリスマス・ケーキ」(25日(25歳)を過ぎると、売れ残りで、安く売るか処分するしかない)と言われることもあったりして。(~_~;)>

 安倍首相は、労働人口の低減を補う意図もあって、女性をもっと活用すべきだと提言。「2020年までに指導的女性リーダーを30%以上に」との目標を掲げたりもしているのだけど。
 他方で、安倍首相の超保守仲間の中には、少子化&人口減対策のために、また子供の教育のために、女性は(少なくとも3年は?)家庭にはいって、出産や子育てに専念すべきだと主張する人も少なくないし。国や自治体が主導して、母親の子育ての仕方を教えるべきだと唱えている人もいる。(~_~;)

* * * * *

 安倍首相が百田尚樹氏らと共にNHK経営委員に任命された長谷川三千子氏(哲学者)は、今年1月に産経新聞に、女性は2〜3人子供を産むために家庭にはいるべきだと投稿していたことがあったし・・・。^^;

『日本の若い男女の大多数がしかるべき年齢のうちに結婚し、2、3人の子供を生み育てるようになれば、それで解決です。』『「性別役割分担」は、哺乳動物の一員である人間にとって、きわめて自然なものなのです。妊娠、出産、育児は圧倒的に女性の方に負担がかかりますから、生活の糧をかせぐ仕事は男性が主役となるのが合理的です。』

<また超保守派の中には、女性が社会進出するようになったため、国に余計な費用負担がかかるようになったと批判する人も。女性が家族の世話をするのが重要な役割分担だと自覚し、家庭で子育てや高齢者介護に従事すれば、保育園や介護関連の財政負担が減って、国益に資すると言ってたのをきいたことがあるです。^^;>

* * * * *

 また下村大臣の作る議連では、『「親のモラル低下も最近の教育問題の一つ」(議連関係者)として、規範意識を親世代にも浸透させるために道徳教育への親の参加の是非などに関しても意見交換する予定だ』と記されていたのだが。(産経新聞14年5月11日)

 安倍氏らの超保守派は「親学」なる教育理論+αを信奉しているのだが。<「親学」は教育の仕方が悪いと、社会的に問題がある子や(科学的に誤りなのだけど)発達障害の子に育つと唱えていたりするのよね。>
 何とかその子育て法を国や自治体の施策に取り入れるチャンスを狙っているもするのだ。(~_~;)

 安倍首相が、今政権で女性が育児休暇を3年とれるようにしたいとの施策を提案し、「3年間、抱っこし放題」とアピールしていたのだが。このフレーズにも、親学の影響が及んでいるし。^^;

 安倍前政権で、首相補佐官(教育再生担当)を務めていた山谷えり子氏は、官邸に設置した「教育再生会議」で「子守歌を聞かせ、母乳で育児」「授乳中はテレビをつけない」などの「親学に関する緊急提言」を発表しようとしていたし。<ただし、政府与党からも慎重論が出たので、正式発表は控えることに。^^;>
 12年には、超保守派の地方議員が多い大阪維新の会は、親学の提唱者の考え盛り込んだ「家庭教育支援条例」案を大阪市議会に提出したことがある。<でも、橋下市長を含め、周辺から批判を受けたため撤回。^^;>

 この他にも、mewから見たら、アンビリバボ〜な主張や事例が多々あるのだけど。

 このように、安倍首相らの超保守派は、欧米的な思想や教育をできるだけ排除して、自分たちの思想に基づく「日本人のあり方」「女性や親のあり方」を、国の施策として国民や子供たちに教え込んで、戦前のような日本に戻そうとしているわけで。<やっぱ「ボコ・ハラム」の主張と共通するものがあるでしょ?^^;>

 もし安倍首相や超保守派系の政治家の政権が続いたら、海外からも異端視されるような日本は前近代的なアブナイ国になって、海外からもしまうのではないかと憂慮しているし。
 早く日本の国民の多くが、そのことに気づいて欲しいと願っているmewなのだった。(@@)
                        THANKS 



http://www.asyura2.com/14/senkyo165/msg/368.html

記事 [政治・選挙・NHK165] 国会議員の給料 5月分から月額26万円、年間421万円引き上げ(週刊ポスト)
国会議員の給料 5月分から月額26万円、年間421万円引き上げ
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140512-00000007-pseven-soci
週刊ポスト 2014年5月23日号


 この4月から、国民への大増税とは逆に、国家公務員と国会議員の“賃上げラッシュ”が始まった。国家公務員の給料は平均8%引き上げられ、行政職平均のモデルケースでは月額約2万9000円、ボーナスを含めた年収では約51万円のアップだ。国会議員の歳費(給料)はもっと増え、5月分から月額約26万円アップ、年間421万円もの引き上げになる。

 こうした大盤振る舞いは、「震災復興のために国民と痛みを分かち合う」と2012年から2年間の時限立法で実施されていた議員と公務員の給料削減を安倍政権が打ち切ったからだ。

 手取りが1割近く減っていたという中央官庁の課長クラスは、「子供の教育費は削れないし、給料カットはきつかった。これで一息つける」とホッとした表情で語り、歳費削減後に当選した自民党若手議員は、給料が純増になるとあって「いい時計でも買おうかな」と笑いが止まらない様子だ。

 政治家や官僚の言い分は「われわれは2年間も痛みに耐えた。減らされていた給料を法律通り元に戻してどこが悪い」というものだが、震災復興にあてるという給料削減の目的を考えると筋が通らない。

 それというのも、復興予算が全く足りないからだ。政府は東日本大震災の被害総額を16兆9000億円と試算し、5年間で19兆円の震災復興予算を組んで復興を終わらせる計画を立てていた。ところが、復興は遅々として進んでいない。にもかかわらず、19兆円のカネは2年あまりで底を尽き、安倍政権は新たに6兆円の国民負担を積み増しした。

 原因はシロアリ官僚たちが被災地とは関係ない天下り先への補助金や庁舎の補修、無駄な公共事業などの官僚利権を太らせるために復興予算を流用したからである。流用額は判明しただけでも2兆円を超える。

 ならば、そのカネは国家公務員の給料カットの継続で穴埋めすべきではないか。8%賃下げで捻出できる財源は年間およそ2700億円。彼らが流用した2兆円を穴埋めさせるために、あと7〜8年、給与カットを続けるのが理の当然だろう。



http://www.asyura2.com/14/senkyo165/msg/369.html

記事 [政治・選挙・NHK165] 日本人の出生率回復政策は自民の高齢者偏重福祉政策転換意味(NEWS ポストセブン)
日本人の出生率回復政策は自民の高齢者偏重福祉政策転換意味
hthttp://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140512-00000001-pseven-soci
NEWS ポストセブン 5月12日(月)7時6分配信


 政府は、激減する労働力の穴埋め策として、移民の大量受け入れについて検討に入った。内閣府は毎年20万人の移民を受け入れることで、人口減を避けられるとの試算を発表している。政府・自民党は日本が今後、人口減少社会になり、国力を維持できなくなるからだと説明しているが、それは方便だ。

 実際には、東北復興や景気対策の公共事業、さらに東京五輪特需も重なって建設業界で人手が不足し、業界団体から政府・自民党に「外国人労働者を入れてほしい」というロビー活動があったからだ。

 一方で、政府・自民党が方便に使った人口減少と国力衰退という未来予測は紛れもない事実である。これまで何もしてこなかったことのほうがおかしい。

 外国人の流入に批判的な一部の保守派らは降ってわいた移民論に激しく反発し、「外国人に国を占領されるより、日本人の出生率を高めればいいじゃないか」と言い始めた。出生率の回復は間違いなく必要だが、それは20年以上も前から指摘されていながら、出産や子育てを支える仕組みが作られてこなかった。

 子ども手当や高校無償化など、かろうじて民主党政権の時代にそれまでと異なる政策が出てきたが、それをバラ撒きと批判して潰したのは現在騒いでいる保守派たちである。今からでも出産・子育て支援はやるべきだが、それには年寄り偏重の福祉政策を転換する(つまり自民党の支持母体である高齢者層の既得権を奪う)覚悟が必要であり、しかも効果が現われる(その結果生まれた日本人が労働力年齢に達する)のは早くて20年後である。本当にそれが出来る保証もない。

 移民が多くの問題を招くことは間違いない。しかし、他の先進国で移民を拒否して繁栄を維持できた例はない。アメリカの好調な経済と国力増進を支えているのが大量の移民であることは誰も否定できない。いくら軋轢があっても、移民をやめるという先進国が1つも出てこないのは、メリットとデメリットを比べれば圧倒的にメリットが大きいからだ。

 不純な動機で移民を受け入れようとする今の流れは非常に危険だ。しかし将来の国の形として、移民なしの未来図はまずあり得ないだろう。誤った移民論が出てきた今こそ、その功罪を冷静に分析、検証し、本当にあるべき移民国家ニッポンの姿を考えるべきだ。

※SAPIO2014年6月号



http://www.asyura2.com/14/senkyo165/msg/370.html

記事 [政治・選挙・NHK165] 年金受給年齢75歳!?。そのうち平均寿命超えちゃいますよ。ったく&アベノミクスの株価操作のために年金を株で運用…
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/post-0d2e.html
2014年5月12日 くろねこの短語


年金受給年齢75歳!?。そのうち平均寿命超えちゃいますよ。ったく&アベノミクスの株価操作のために年金を株で運用しようなんてのはふてぇ話だ。


 GWにヨーロッパ物見遊山と洒落こんだレレレのシンゾーは、行く先々でアベノミクスを自画自賛。デフレから脱却しつつあるし、整腸戦略じゃなかった成長戦略にも取り組むし、給料も上がって、社会保障もまかしとけ、ってなことを大言壮語しとりました。

 で、「アンダーコントロール」もかくやの嘘八百を並べ立てたその舌の根も乾かないうちに、基礎年金の受給年齢先延ばしなんて話が出てきちゃいました。なんでも、75歳受給を検討するんだとか。とりあえず、選択制というのが建前ってんだが、いえいえ腹の中では一律引き下げを狙ってますね。

・「選択制で75歳程度まで」年金支給開始繰り下げ検討
 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140511/k10014361721000.html

 しかし、平均寿命が女性86歳、男性で79歳くらいなんだから、そうなったら年金というのはやらずぶったくりですね。これまでもさんざん年金を好き勝手に使って目減りさせたのはどこのどいつだ。そのツケをすべて国民に回そうってわけです。

 でもって、ひょっとこ麻生なんかは、「GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の動きが6月以降出てくる」って発言している。これって、年金が原資である運用資金約129兆円を株式で運用していきますよってことを意味してるんだね。当然、ハイリスク・ハイリターンっていうことになるわけで、運用に失敗すれば年金が破綻するってことも十分に考えられる。

 国民の年金をそんなリスキーな方法で運用しようなんてスットコドッコイもはなはだしいんだが、なんとこの発言で14000円を割り込んでいた日経平均株価は一気に急上昇。これでわかることは、アベノミクスというのはしょせんは株価だのみの蜃気楼で、株価を高値安定させるために年金使おうって魂胆なんだね。こんなのは禁じ手です。ここで頭にくるのは、公務員の共済年金なんかはまっく手付かずってことなんだね。なきを見るのは一般大衆労働者諸君だけってことです。

・年金 積極運用へ舵 政権 目先の株高狙い?
 http://www.tokyo-np.co.jp/article/kakushin/list/CK2014051102000137.html

 2007年の参議院選で、レレレのシンゾーは「「(消えた年金記録は)最後のお一人にいたるまできちんと年金をお支払いしていく」って喚いたのを忘れちゃいけない。それが、いまやお支払いするどころか、株価操作のために利用しようとしているんだから、どこまで国民を舐めめつもりなんでしょう。それもこれも、こんな愚かな世襲政治屋に票を与えた国民にも責任の一端があるかと思うと、情けなくって今日もまた夜も眠れずに昼寝するのであった。



http://www.asyura2.com/14/senkyo165/msg/371.html

記事 [政治・選挙・NHK165] ハルペリン氏日弁連で講演〜秘密保護法も集団的自衛権容認も米国からの強圧ではなかった!(レイバーネット日本)
秘密保護法も集団的自衛権容認も米国からの強圧ではなかった!
http://www.labornetjp.org/news/2014/0510shasin

http://www.labornetjp.org/news/2014/0510shasin


 5月7日に来日したモートン・ハルペリン氏は3日連続、都内で講演したが、10日の日弁連主催「秘密保護法国際シンポジウム」では、元毎日新聞記者西山太吉氏と対談した。


 1969年の沖縄返還密約に深く関わったニクソン政権の高官と密約を暴露して逮捕された記者が初めて直接会うという歴史的な瞬間に、400人が詰めかけた会場は緊張に包まれた。


http://www.labornetjp.org/news/2014/0510shasin


 しかし、立場の全く異なる二人から共通する発言が飛び出した。それは、秘密保護法は米国からの強い要請によって日本政府が法案化したのではなく、それを装ったいわば安倍政権の「偽装」であったということだ。


 西山氏はさらに、集団的自衛権についても同様と、日本政府の自作自演であると強調した。


 ハルペリン氏の東京での3回の講演を通して明らかになったのは、秘密保護法が民主的国家の中では最悪の法律であること、安倍政権が国際的な基準も国内世論も野党の意見も聞かずに強行したこと、そして米国からの圧力によるという偽装を行ったことだ。(白石孝)









http://www.asyura2.com/14/senkyo165/msg/372.html
記事 [政治・選挙・NHK165] 安倍内閣支持率、2か月ぶりに6割台回復 TPP参加、賛成が55% 憲法改正が必要55%(TBS)
安倍内閣支持率、2か月ぶりに6割台回復
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2199013.html


 安倍内閣の支持率は前の月より3.2ポイント増え62.5%と、2か月ぶりに6割台に回復したことがJNNの世論調査で明らかになりました。


 調査は今月10日・11日に行いました。まず安倍内閣の支持率ですが、前の月より3.2ポイント増え62.5%と2か月ぶりに6割台に回復しました。一方、不支持は2.7ポイント減り36.5%でした。


 次に先月下旬に行われた日米首脳会談後の共同宣言で、「沖縄県の尖閣諸島に日米安保条約を適用すること」が明記されたことについて、「評価する」が69%で、「評価しない」を大きく上回りました。


 また日米首脳会談で大詰めの協議が行われたTPP=環太平洋パートナーシップ協定について、日本の参加の是非を尋ねたところ、賛成が55%と過半数を占めました。TPPを巡っては、牛肉や豚肉の関税が大幅に引き下がる見通しとなっていますが、「国内の生産者に影響が出るので反対」とした人は33%で、「影響が出るがやむを得ない」と「消費者にメリットがあるので賛成」の肯定的な評価が6割を超えました。


 次に安倍総理が強い意欲を示している集団的自衛権の行使を憲法解釈の変更で認めることについては、「解釈変更だけでなく憲法改正が必要」と答えた人が前の月よりも6ポイント増え55%と半数を超えました。


 憲法解釈の変更による行使容認については、自民党と連立を組む公明党が慎重ですが、与党協議が不調な場合、連立を解消すべきかどうかを尋ねたところ、「連立を解消すべき」が46%で、「解消すべきでない」を上回りました。


 このほか消費税増税に関連して、「買いたいものを買い控えたことがあったか」尋ねたところ、「以前と同じように買い物をしている」が74%で、「買い控えた」を大きく上回り、消費増税が実際の消費行動に与えた影響は限定的だったことが明らかになりました。


 政党支持率は、公明党が大幅に増えたほかは前の月とほぼ同じ水準でした。(12日02:07)



http://www.asyura2.com/14/senkyo165/msg/373.html

記事 [政治・選挙・NHK165] 2014.05.12  取材も報道もしない報道機関―ここまできたNHK―(リベラル21)
2014.05.12
 取材も報道もしない報道機関

―ここまできたNHK―

半澤健市 (元金融機関勤務)
http://lib21.blog96.fc2.com/blog-entry-2776.html

 これがNHKである。私はショックを受けた。
一つの雑誌記事を紹介する。雑誌は『月刊マスコミ市民』の2014年5月号。記事タイトルは「事実を報道しなくなったNHKローカル局―籾井新体制の影響か」。筆者は田嶋義介氏(島根県立大学名誉教授)である。

《過去最大の参加者が集まる》
 内容は明快だ。
二つの反原発集会を、NHK地方支局が、報道はおろか取材もしなかったというものだ。

つは、2014年3月8日に行われた「上関原発を建てさせない山口県民大集会」である。県内の50を超える脱原発市民団体が大同団結し山口市の維新記念公園で大会は開かれた。過去最大の約7千人(主催者発表)が集まった。民放各社は夕方からのローカルニュース番組で報道し、翌朝の新聞各紙も紙面を割いた。
「ところが、NHK山口放送局は取材も報道もしなかった」のである。不満をもった実行委は、「報道についての要望と質問」をNHK山口放送局長に提出した。放送法第四条二項の「政治的に公平であること」、四項の「意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること」に反する行為ではないか、というのが質問の主眼である。NHKの回答は、「個別ニュースの編集判断については答えない」とし、「放送法違反ではないか、との指摘には反論せず、取材もしなかった理由も明らかにしていない」という。この対応に反発した「原発いらん!山口ネットワーク」は代表が350人の会員に受信料支払いの一時停止を呼びかけたという。

《他の取材項目等を総合的に判断した結果》
 二つは、3月16日に行われた鹿児島市の九州電力川内(せんだい)原発の再稼働阻止を掲げての「さよなら原発かごしまパレード」である。県内80団体の呼びかけで、鹿児島市中央公園に、過去最高の約6千人(主催者発表)が集ったのち市内の繁華街を練り歩いて再稼働反対を訴えた。民放、新聞各社は報道したが、NHK鹿児島放送局は取材もしなかった。HPを通じての問い合わせに、NHKは「当日の他の取材項目等を総合的に判断した結果、取材しておりません」と返
答した。「今夏にも再稼働かと全国的に注目されている川内原発をめぐる県民6千人の意思表示より優先すべき取材項目があり、取材しなかったというわけだ」と田嶋氏は書いている。

昨13年12月1日には、伊方原発(愛媛県伊方町)の再稼働に反対する「NO NUKES えひめ」集会に、四国の脱原発運動史上最高の約8千人(主催者発表)が松山市の城山公園に詰めかけた。この時にはNHK松山放送局は取材、報道した。
昨年末には報道したのに、今年3月に報道しなくなったのはなぜか。NHK上層部の指示か、現場の自主規制なのかはわからない。この間に起こった変化は今年の1月25日に籾井会長の就任である。田嶋氏はNHKが事実隠しを続ければ、報道機関とはいえなくなるのではないだろうか」と結んでいる。

《「それがどうした」という読者がいても》
 以上は半澤による田嶋記事の要約である。「それがどうした」という読者もいるだろう。
「リベラル21」には一日約1000件のアクセスがある。しかし「ここまできたNHK」を知る読者は1割もいないだろう。そう思って私はこの紹介を書いた。本稿の目的はそれだけである。



 ■短 信■

保阪正康氏講演会(3月5日既報)の会場が確定しました

☆日 時 2014年5月24日(土)午後2時―4時
☆場 所 文化学園大学C館5階051教室
☆テーマ 「いま、昭和史から学ぶ」
☆講 師 保阪正康氏(ノンフィクション作家、昭和史研究家)
☆司 会 半澤健市氏(日曜クラブ世話人)
*直接会場へお越し下さい。
*文化学園大学へのアクセスhttp://bwu.bunka.ac.jp/access/access.php
*「日曜クラブ」のHP http://nichiyoclub.com/contents/clube.html
 

http://www.asyura2.com/14/senkyo165/msg/374.html
記事 [政治・選挙・NHK165] 漫画「美味しんぼ」が、フクシマ原発事故による鼻血症状を連載し、福島県が抗議(生き生き箕面通信)
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/c53f0e7cb12cb5a645021ef7a3fc131f
2014-05-12 10:24:05

 漫画週刊誌ビッグコミックスピリッツに連載されている「美味しんぼ」が、石原伸晃・環境相や福島県当局から遺憾の意や抗議を受け、一種の事件になっています。

 「美味しんぼ」(雁屋哲・作、花咲アキラ・画)は、福島県で鼻血を出す人が大勢出ており、対策が必要であるにもかかわらず、関係当局はできるだけ知らぬ顔で通そうとしている実態を浮かび上がらせるものだそうです。

 美味しんぼは4月28日、5月12日号に連載され、5月19日号までフクシマ原発のことが描かれることになっていますが、実はぼくは読んでいません。 だから、この「箕面通信」で取り上げることは無責任のそしりは免れませんが、あえてこの際、触れることにしました。

 「美味しんぼ」の中で登場する、双葉町の井戸川克隆・前町長は、自身も鼻血が出ている姿で描かれ、「今の福島に住んではいけない」と話しているそうです。

 お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志は昨日5月11日のフジテレビ・ワイドショウ(午前10時)で、「作者が描く内容を叩いて変更させようとするような批判の仕方は疑問」と語ったとか。

 石原環境相は、「風評被害を引き起こすようなことがあってはならない」と、美味しんぼの内容を批判。福島県も本日のホームページに、「(美味しんぼは)本件への風評被害を助長するものとして断固容認できず、きわめて遺憾であります」とコメントを出しました。

 要するに体制側は、「臭いものにフタ」をして取り繕うとしている意図がありありです。

 ボクは以前にも「、フクシマの子どもたちは全員、被ばくしていないか、被ばくしているとしたらどう対応するのか、全身検査をし、国あるいは県が実態を明らかにすべき「と書きました。フクシマの子どもたちが今も日々、被ばくし続けていることは明らかであるにもかかわらず、県も国もあえて放置しています。本当なら、フクシマの子どもたちは、全員疎開させるべきだという意見がありますが、この意見に賛同します。何年後かには、甲状腺がんなどの子どもが続出する事態が心配です。

 コミック誌を批判する暇があるなら、一人でも多く、子どもたちの健康診断をすべきではないでしょうか。

 放射能の影響は、実は東京にも日々、影響をもたらしていることが確実視されています。2020年の東京オリンピック開催があやぶまれる事態も想定されます。安倍首相はオリンピック誘致のために、「放射能は完全にコントロールしている」と、世界に向かってウソのスピーチをしました。フクシマの鼻血も「なかったことにする」ようです。

 

http://www.asyura2.com/14/senkyo165/msg/375.html

記事 [政治・選挙・NHK165] ハンセン病違憲国賠訴訟全国原告団協議会会長で元患者の差別解消を訴えた谺雄二さん(82)が肺がんで死去。





<関連>

 47年8月、参院補欠選の遊説に後の衆院議員・伊藤憲一ら党員たちが楽泉園を訪れます。重監房の存在や患者作業などの問題を知り患者代表と懇談。患者たちは重監房の撤廃、最低生活保障などを求めて立ちあがります。党は国会でも追及。重監房は廃止されます。


 ハンセン病患者の朗報は治療薬プロミンの開発でした。不治の病がプロミンの投与によって治るようになりました。「全患者にプロミンを」と患者はハンストをして訴えます。ところが政府は、それに見合う予算(49年度)を組みません。伊藤、土橋一吉ら国会議員は患者と当時の池田勇人大蔵大臣に要求、予算復活を約束させました。

ハンセン病問題 日本共産党の過去・現在の対応は?から


議員控え室を訴えてまわったときのことを谺雄二さんはこう語っている。

「ハンセン病患者が室内に入ると共産党以外の議員は例外なくぎくっとして私たちをよう正視しなかった。だが伊藤憲一さんら共産党議員は私たち患者に正面から向き合って話を聞き、政府交渉に立ち会い、要求実現に真摯に取り組んでくれた。だから私は伊藤憲一さんの勧めに応じて日本共産党員になった」

谺さんが人権集会の講演に来られた際、私が運転する送迎自動車の中で聞いた話である。





http://www.asyura2.com/14/senkyo165/msg/376.html
記事 [政治・選挙・NHK165] 集団的自衛権、行使容認71%…読売世論調査ーちゃんとどういう質問だったか確認しないといけない例
本日の読売新聞の一面記事がこれでした。
「集団的自衛権、行使容認71%…読売世論調査
読売新聞 5月12日(月)8時48分配信

 政府が目指す集団的自衛権の行使に関して、「必要最小限の範囲で使えるようにすべきだ」とした「限定容認論」を支持する人は63%に上ることが、読売新聞社の全国世論調査で分かった。

 「全面的に使えるようにすべきだ」と答えた8%と合わせて計71%が行使を容認する考えを示した。行使容認論の国民への広がりが鮮明となり、近く本格化する集団的自衛権を巡る与党協議にも影響を与えそうだ。

 9〜11日に実施した世論調査では、限定容認論を選んだ人が前回調査(4月11〜13日)より4ポイント上昇した。一方、「使えるようにする必要はない」と答えた人は25%で、前回より2ポイント下がった。

 支持政党別にみると、限定容認論への支持は、自民支持層で7割を超えた。公明党は集団的自衛権の行使容認に慎重だが、限定容認論を選んだ同党支持層は7割近くに上り、党と支持者の間で考え方に隔たりがあった。民主支持層と無党派層でも、限定容認論はいずれも6割近くに上った。

最終更新:5月12日(月)8時55分」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140512-00050017-yom-pol
ただし質問と回答の詳細はなんと十三面で、しかも一面にくらべずっと小さな記事になっています。そして、そこを見るとこうなっていました。
「日本と密接な関係がある国が攻撃を受けた時、日本への攻撃とみなして反撃する権利を「集団的自衛権」と言います。政府はこれまで、憲法上この権利を使う事はできないとしていました。この集団的自衛権について、あなたの考えにもっとも近いものを一つ選んでください
全面的に使えるようにすべきだ 8%
必要最小限の範囲で使えるようにすべきだ 63%
使えるようにする必要は無い 25%
その他 0%
答えない 4%」
まず「集団的自衛権」の定義が非常に大雑把ですし、「必要最小限」の内容も曖昧です。何より選択肢が「全面的」の次がいきなり「必要最小限」です。誘導性を感じるのは私だけでしょうか?
さらに今回の世論調査ではこのような設問もあったのですが、読売新聞はこの結果は全く記事にしていません。
「消費税率の引き上げに伴う負担増を、どの程度かんじていますか。あなたの気持ちに近いものを一つ選んでください。
非常に感じている 24%
多少は感じている 54%
あまり感じていない 17%
ほとんど感じていない 5%
答えない 0%」
さんざん、「消費税の影響は限定的」と報道していたはずなのに、「影響を感じている」と答えた人が78%です。また次の設問も記事にしていません。
「安倍内閣は、安全性を確認した原子力発電所の運転を再開する方針です。この方針に、賛成ですか、反対ですか。
賛成 39%
反対 54%
答えない 7%」
原発再稼働を煽っている読売新聞の調査にも関わらず、反対が過半数です。
日頃の論調と違う調査結果は記事にしない、という誘導のやり方もあるのですね。
http://www.asyura2.com/14/senkyo165/msg/377.html

記事 [政治・選挙・NHK165] 元CIA職員入手の「内部資料」出版へ(NHKニュース)/日本も通信傍受の対象になっていた
元CIA職員入手の「内部資料」出版へ(NHKニュース)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140512/k10014370571000.html




http://ecx.images-amazon.com/images/I/51jJ9t9JCFL._SL500_AA300_.jpgアメリカのCIA=中央情報局の元職員、エドワード・スノーデン容疑者が入手したアメリカの情報機関の内部資料をまとめたとされる本が、今月、出版されることになり、日本も通信傍受の対象になっていたことなどが書かれていて、今後、波紋を呼びそうです。


この本は、イギリスの新聞「ガーディアン」でスノーデン容疑者の告発を報じた、フリーのジャーナリスト、グレン・グリーンウォルド氏が、スノーデン容疑者から提供を受けたという資料をまとめ、今月、出版するもので、日本では「暴露」というタイトルになっています。
それによりますと、スノーデン容疑者は平成21年から23年にかけてアメリカの大手パソコンメーカーの社員として日本国内に滞在し、アメリカのNSA=国家安全保障局の情報活動に当たっていたものの、NSAの活動に疑問を感じ、自分がアクセスできる資料をひそかにダウンロードしていたということです。

このうち、平成22年9月10日の日付が記された資料は、NSAが通信を傍受していたとする各国の施設の一覧があり、日本の欄には、「NewYork」「UN」と書いてあり、ニューヨークにある日本政府の国連代表部が、ターゲットになっていることを示しているとみられます。
さらに諜報活動の手段として、「コンピューター画面の情報収集」などと記されていて、国連代表部のパソコンの画面の情報がそのまま傍受されていた可能性もあります。
アメリカ政府は、去年11月にNHKの取材に対して、NSAが日本国内に通信傍受の施設を設けて活動していることを明らかにしていましたが、具体的な内容は不明で、この本の内容が今後、波紋を呼びそうです。

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http://www.asyura2.com/14/senkyo165/msg/378.html

記事 [政治・選挙・NHK165] 3週に1度ペース…なぜ安倍首相はゴルフに狂っているのか(日刊ゲンダイ)
3週に1度ペース…なぜ安倍首相はゴルフに狂っているのか
http://gendai.net/articles/view/news/150111
2014年5月12日 日刊ゲンダイ



土日連チャンでラウンド/(C)日刊ゲンダイ


 ムキになっているのか、それとも反省ができないのか。鳥インフルエンザの発生後もゴルフを続け批判された安倍首相が、10、11日と連チャンでラウンドした。10日の夜には番記者に焼きそばを振る舞い、普段なら「国家機密だ」とケムに巻くスコアまで披露。「きょうはよかった。最後43だからね。前半は49だったから、92か」「最初の2オン? ああいうのをテレビで使ってくれるといいんだけどね」とお気楽に話したのだ。


 第2次政権下でのゴルフはこれで21回になる。記者に「外遊の回数を超えた」と教えられると、「シャングリラ(シャングリラ・ダイアローグ=アジア安全保障会議・シンガポール=5月末)とG7(ブリュッセル=6月)で挽回する」と強調。「でも、その前にゴルフを入れちゃったらダメだね」と軽口をたたくのだから、まだまだコースに出続ける気らしい。


「第1次政権の失敗後、安倍首相は中曽根元首相をまねて、気づいたことをノートに書き留めるようになりました。そこには、首相にカムバックした際の“課題”もまとめてあり、月イチでやるべきこととして(1)外遊(2)福島(被災地)視察(3)地方視察に加え、(4)ゴルフを入れた。外遊や視察は、マスコミを通じて動いている姿を国民に見せるため。ゴルフは健康管理が目的でしょう。病に倒れた失態を再び演じたくないのです」(政治評論家・有馬晴海氏)


 いやはや、なんとも自分勝手な男である。課題はすべて自分にプラスとなるものばかりだ。国民のことを第一に考えたテーマは皆無である。


 百歩譲って、外遊や視察の人気取りパフォーマンスは政治活動だとしても、ゴルフまで入れる感覚が分からない。しかも、外遊回数を超えたことでも分かるように、4つの課題で最も積極的に取り組んでいるのもゴルフである。なにせ月イチどころか、3週間に1度のハイペース。まるで半分リタイアした中小企業のオーナーみたいだ。


 第1次政権でのラウンドは、昭恵夫人との1回だけ。それが今回はタガが外れたようである。本人は「やった方がいいと気づいたんだよ。やっぱり気分転換になるね」と説明しているが、政権を放り出したのはゴルフをやらなかったせいではないはずだ。知恵も力もないのにトップに祭り上げられ、幼稚な政権運営を続けた揚げ句、自滅したのである。


 前回の失敗を理由にしてまでやりたいのなら、一日も早く引退してゴルフ三昧の日々を送ればいいだろう。国民はだれも困らない。むしろ大歓迎である。



http://www.asyura2.com/14/senkyo165/msg/379.html

記事 [政治・選挙・NHK165] 「美味しんぼ」の問題に関する個人的見解(きっこのブログ)
「美味しんぼ」の問題に関する個人的見解
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2014/05/post-6515.html
2014.05.12 きっこのブログ


小学館の漫画週刊誌「ビッグコミックスピリッツ」に連載中の「美味しんぼ」(作・雁屋哲、画・花咲アキラ)の「福島の真実編」の内容が波紋を広げてるので、いろんな人が取り上げてるけど、あたしも取り上げることにした。それは、どうしても納得できない点があるからだ。

詳しい内容については、いろんな媒体に取り上げられてるから、ここではいちいち繰り返さないけど、現在の状況をザックリと説明すると、「美味しんぼ」の原作者の雁屋哲氏の主張は、以下の通りだ。

「私は自分が福島を2年かけて取材をして、しっかりとすくい取った真実をありのままに書くことがどうして批判されなければならないのか分からない。真実には目をつぶり、誰かさんたちに都合の良い嘘を書けというのだろうか。「福島は安全」「福島は大丈夫」「福島の復興は前進している」などと書けばみんな喜んだのかも知れない。今度の「美味しんぼ」の副題は「福島の真実」である。私は真実しか書けない。自己欺瞞は私の一番嫌う物である。きれい事、耳にあたりの良い言葉を読み、聞きたければ、他のメディアでいくらでも流されている。今の日本の社会は「自分たちに不都合な真実を嫌い」「心地の良い嘘を求める」空気に包まれている。「美味しんぼ」が気にいらなければ、そのような「心地の良い」話を読むことをおすすめする。」
http://kariyatetsu.com/blog/1685.php

また、「美味しんぼ」に実名で登場している双葉町の前町長の井戸川克隆氏は、「私も鼻血が出ます」「福島では同じ症状の人が大勢いますよ。言わないだけです」「福島に鼻血が出たり、ひどい疲労感で苦しむ人が大勢います」「(鼻血は)被ばくしたからです」「今の福島に住んではいけないと言いたい」などの発言をしている。同じく実名で登場している福島大の荒木田岳准教授は、「福島を広域に除染して人が住めるようにするなんて、できないと思います」と発言している。

これらの内容に対して、これまで「福島は安全だ」と主張し続けてきた人たちは、いっせいに噛みついた。双葉町は「風評被害を増長させる」として小学館に抗議をし、石原伸晃環境相は「原発事故による被曝と鼻血には因果関係はないという評価が専門家から出ている」として「風評被害を引き起こすことはあってはならない」と批判した。そして、この発言を受けて、今度は井戸川克隆氏が「実際、鼻血が出る人の話を多く聞いている。私自身、毎日鼻血が出て、特に朝がひどい。発言の撤回はありえない」と反論して、自分が鼻血を出している写真まで公開した。
http://livedoor.blogimg.jp/hoshusokho/imgs/5/e/5e6dcce2.png

すると今度は、福島県が「週刊ビッグコミックスピリッツ「美味しんぼ」に関する本県の対応について」として反論を展開。
http://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/01010d/20140512.html
「本県への不安感を増長させるものであり、総じて本県への風評被害を助長するものとして断固容認できず、極めて遺憾であります。」と厳しく批判した‥‥ってなワケで、今日は「いかがお過ごしですか?」は割愛して先へ進むけど、フランク・ザッパにマトメると、井戸川氏側の主張は「福島県では鼻血を出したり、ひどい疲労感に苦しんでいる人がたくさんいる」「これは原発事故による被曝が原因だ」というもので、雁屋氏は井戸川氏を始めとした綿密な取材に基づいて書いている、というもの。

一方、反論や批判には2種類あって、1つは「福島県に鼻血を出す人がたくさんいるという事実はない」というもので、もう1つは「鼻血を出す人はいるが、原発事故とは何の因果関係もない」というもの。あたしの個人的な意見としては、後者はともかく、前者はあまりにもメチャクチャだと思う。だって、原発事故の直後から、ツイッターでは「鼻血が止まらない」というツイートがたくさん流れて来たし、「自分の子どもの鼻血が止らなくなったから避難を決意した」という若いお母さんのツイートも覚えてる。

こうした鼻血に関するツイートは、10や20じゃなかったし、何ヶ月後かに福島を取材に行ったジャーナリストも「未だに鼻血が出る」という話をたくさん聞いたと証言してる。だから、「現時点では原発事故と因果関係があるかどうかは分からない」というのならともかく、「福島県に鼻血を出す人がたくさんいるという事実はない」というのは事実を捻じ曲げた物言いだと思う。

‥‥そんなワケで、話はクルリンパと戻るけど、あたしが冒頭で「どうしても納得できない点がある」と書いたのは、自民党のスタンス、そして、福島県のスタンスについてだ。それは、原発事故後の民主党政権下で、当時、野党だった自民党の議員が、国会で、「子どもたちがたくさん鼻血を出している。これでも安全だと言えるのか?」と民主党に詰め寄ったり、当時の双葉町町長だった井戸川氏の鼻血の例を挙げて、民主党政権の原発事故対応を批判していたからだ。具体的に言うと、2012年3月14日の参院予算委員会で、自民党の参議院議員の熊谷大(ゆたか)氏は、民主党政権に対して、次のように質疑をしている。

「(大臣や官房長官は)大きな不安はないと言っていますが、これは(宮城県の)県南のある小学校の保健便りです。4月から7月22日までの保健室利用状況では、内科的症状で延べ人数469名に頭痛、腹痛、鼻出血が出ているんです。こういう結果が出ているのに、それでも本当に不安はないと言えるのですか?」

そして、自民党の熊谷大氏は、翌週3月22日の文教科学委員会でも、次のように質疑している。

「(多くの子どもたちが体調を崩している)そういった状況で、(当時の枝野幸男)官房長官は『人体には影響はない』と繰り返し発表していました。この前の予算委員会でも紹介しましたが、宮城県の南部のある小学校の保健便りを見ると、4月から7月22日までの保健室利用状況では、内科的症状で延べ469名が利用し、頭痛、腹痛、鼻出血の順に多かったのです。平野(博文文部科学)大臣、この事実をどのようにお考えになりますか?」

そして、翌月4月25日の憲法審査会では、自民党の参議院議員の山谷えり子氏が、次のように質疑している。

「(双葉町の)井戸川町長が雑誌のインタビューでこんなことを言っています。『国や東電は、止める、冷やす、閉じ込めると言い張って絶対に安全だと言ってきたが、このような結果になり我々は住むところも追われてしまった。放射能のために学校も病院も職場も全て奪われて崩壊してしまった。私は脱毛しているし毎日鼻血が出ている。この前、東京のある病院に被曝しているので血液検査をしてもらえますかとお願いしたら、調べられないと断られましたよ。我々は被曝させられたのに、その対策もない検査もしてもらえない』、これは本当に重い発言だと思います」

また、6月14日の東日本大震災復興特別委員会では、自民党の参議院議員の森まさこ氏が、次のように質疑している。

「(将来的に子どもたちが原発事故が原因で病気になった場合)被害者の方が、子どもたちの方が、この病気は原発事故によるものだということを立証しなければならない。これはほとんど無理なのです。(中略)具体的には、こんな心配の声も聞いています。子どもが鼻血を出した、これは被曝による影響じゃないかと心配で、診察してもらった、検査してもらった、そのお金はどうなるんですか?ということです」

‥‥そんなワケで、これらの自民党議員の質疑を見れば分かるように、今から2年前の民主党政権下では、自民党は、「原発事故による被曝の影響で、周辺地域では子どもたちに鼻血などの症状が多発している」として、当時の民主党政権の事故対応を批判していたのだ。「安全だ」「直ちに健康に影響はない」と言っていた事故当時の枝野幸男官房長官や、後の平野博文文部科学相を批判していたのだ。

これって、おかしくない?だって、今は自民党のほうが「安全だ」「鼻血は原発事故とは因果関係はない」と言って、実際に鼻血が止まらないと言っている多くの人たちのことを批判してるんだよ。2年間も取材して原作を書いてる人のことを批判してるんだよ。双葉町にしたって、福島県にしたって、今回の「美味しんぼ」の内容を批判するのなら、どうしてこの時は自民党のことを批判しなかったの?複数の自民党議員たちが、これだけハッキリと「多くの子どもたちが鼻血を出している」「原発事故による被曝が原因じゃないのか」と国会で連呼してたのに、どうして「風評被害だ!」って騒がなかったの?

少なくとも、自民党は、当時の双葉町町長だった井戸川氏の鼻血の例を挙げて民主党政権を批判したのだから、今になって井戸川氏の主張を否定するのは、絶対に筋が通らないと思う。これじゃあ、敵対する政権や政党を攻撃する材料に、井戸川氏を利用してただけじゃん、福島の子どもたちを利用してただけじゃん。TPPでも、選挙の前と後とで言ってることが正反対になったけど、自民党のやり方って、あまりにも国民をバカにしてると思う。そして、何よりもかわいそうなのが、こんな政権に利用され続けてる福島の人たち、原発事故の被害者たちだ。

‥‥そんなワケで、「ビッグコミックスピリッツ」の最新号に掲載されている「美味しんぼ」の中の井戸川克隆前町長と主人公たちのやり取りを紹介して、今回は終わりにしようと思う今日この頃なのだ。


井戸川前町長 「今までの対応から、東電と国の言うことを信じてはいけない」

井戸川前町長 「前町長として双葉町の町民に福島県に住むなと言っている」

井戸川前町長 「私はとにかく、今の福島に住んではいけないと言いたい。どんな獣でも鳥でも自分の子供を守るために全力を尽くす。どうして人間にできないんですか。子供の命が大事でしょう。」

海原雄山 「私が福島を回るあいだに感じていたことを井戸川さんに明確に言っていただいて、胸のつかえが下りました」

山岡士郎 「しかし、真実を言うと町長を辞めさせられるこの日本という国は‥‥」



http://www.asyura2.com/14/senkyo165/msg/380.html

記事 [政治・選挙・NHK165] 「日本はまだ憲法が理想とする国家を完成してない、ということこそ問題にすべき:松井計氏」(晴耕雨読)
「日本はまだ憲法が理想とする国家を完成してない、ということこそ問題にすべき:松井計氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/14156.html
2014/5/12 晴耕雨読


https://twitter.com/matsuikei

東京ドームができたのが88年。

その年には青函トンネルと瀬戸大橋も開通してるんですね。

この3つが同じ年にできたてのは失念していましたよ。

さすがはバブル期ですね。

国債残高の件で、国民一人につきいくらの借金だと報道されるのは、<それなら増税も仕方がないなあ>という空気を作るための地均しというか、感情操作のように感じられて仕方がないね。

民主主義下の報道てものを逸脱してるように思いますよ。

中央銀行による国債引き受けをやるとインフレになる、というけど、それだけではなく通貨が信用を失い、為替レートが下がる。

ま、円が弱くなるわけですよね。

ところが、現政権は円安が良いことのように主張してるから、そうなった場合ですら、政策の成功だと言い出しかねないですよね。

恐ろしい。

未だに日本は加工貿易の国、なんてことをいう人があって魂消ますな。

それは日本の特徴でもなんでもなく、高度成長期における産業政策でしょう?経済を発展させる為の方策ですよね。

となれば、経済発展を遂げた今、同じ政策でやれるはずがないんで、ここはまず産業構造を変えるべきだと思いますけどね。

総理が遊んでるのがニュースになるなんてなあ。

独裁国家や後進国の話みたいだね。

それにしても、焼そばにタバスコ!B級グルメ番組に毒されてるね。

それにしても好みの薄っぺらな人なんだなあ。

⇒安倍総理が焼きそば振る舞う 隠し味にはビールなど http://t.co/SyEGY2Ao7P

焼きそばには和辛子だろう。

総理は価値観を同じくする欧州と言うけど少なくともドイツとは価値観を同じくはしてないやね。

ドイツは敗戦前の国体を否定してるが、総理は戦後レジーム(サンフランシスコ体制)から脱却して戦前の日本をトレモロすと言ってるんだから真逆の価値観。

とてもではないが価値観を同じくする国ではないよ。

『美味しんぼ』を読んできた。

潰せのリンチのと言うべき内容かしら?

きちんと両論併記になってますしね。

まあ、山岡が鼻血を出すのは現実的ではないにしろ、彼が主人公である以上、これは漫画的表現の1つということになるのでは?

一方に『いちえふ』があり、片や『美味しんぼ』がある、でよいのでは?

現行憲法を70年近く変えてないのはおかしい、なんて議論があるけど、不思議な話だね。

それだけ歴史に耐えうる憲法だということでしょう?

問題はそこにあるのではなく、日本はまだ憲法が理想とする国家を完成してない、ということこそ問題にすべきなのでは?

まずはそういう国作りから始めましょうよ。



http://www.asyura2.com/14/senkyo165/msg/381.html

記事 [政治・選挙・NHK165] 欧米の“猿真似”で進んだ日本の近代化 魂なき制度の脆弱性(世相を斬る あいば達也)
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/9c96f0dc94346a3906b643ba17a04b8b
2014年05月12日

 筆者の個人的感想だが、日本民族には、欧米型の民主主義や自由主義な思想に基づく社会制度は馴染まないのではないか、と云う疑念の証拠が次々と表れている。ここ数年の記憶を呼び起こすだけでも、その疑念の色は濃くなるばかりだ。 先進諸国中最悪といわれる、基本的人権無視の司法制度にしても、女性の社会進出の自由度にしても、憲法で保証された権利の平等(一票の格差問題)にしても、特定秘密保護法なども、見よう見真似で欧米近代化の張りぼてを作ったに過ぎない国家だと云うことが良くわかる。中国海軍の空母を張り子の虎と揶揄するのも悪くないが、わが国の社会制度こそ、民主主義と自由主義の張り子の虎なのである。

 以下の「週刊現代」に掲載された税徴収のシステムにしても、霞が関官僚(お上)が正しいこと(国益に資する)をする前提で、任せる税の徴収体系になっている。“権利は常に腐敗する、政府は常に嘘をつく”を踏まえた監視の目が、自由と民主主義な社会制度には欠かせない構成要件なのである。この自由と民主主義を行う国家の国民の心構えがスッポリ抜け落ちている国に、自由と民主主義の社会制度を持つことは、そのメリットは得られず、デメリットは最大化され、国民に襲い掛かるのである。

 自由と民主主義においては、そこにおける政治を任せる連中への国民目線は、常に懐疑的である必要がある。人を疑い、その為政や言動を監視し、時に糾弾する行為には、前提として、常に任せない政治への姿勢が国民に求められている。しかし、政治にせよ、行政にせよ、司法にせよ、任せることで事足りてきた日本固有の歴史や島国の孤立した国家においては、民族的に、その必要性は皆無だったに違いない。この島国は古墳時代から庶民は統治される民族として生きてきたわけで、かたちだけで見ても、1700年間は為政者の心配りを頼りに、支配されるだけの時間を過ごしてきている。

 このような歴史を持つ民族が、掛け声ひとつで、自由と民主主義の権利や義務。そして、その制度が有効に作用するための国民の側の心構えなど、自然発生するわけがない。啓蒙教育に力を注げば、そのような国民に育つ保証もない。彼らは、先祖代々の慣わしに従って生活してきただけの国民なのだから、馴染むべき素養を身につけていない。素養のなさが悪いわけではない。誤っているのは、国民に馴染まない制度を“泥縄式”で輸入した明治維新の人々の努力にある、と云うのだから、なんとも虚しい話だ。しかし、おそらく事実だろう。

 欧米文化には、欧米の歴史や宗教的背景があったからこそ馴染む社会制度であったわけで、日本に輸入する場合は、日本仕様に作り替える必要があったのだろう。その作り替えが、自由と民主主義制度のメリットの極小化、デメリットの最大化に繋がっているのだろう。統治されることに慣れ親しみ、その間隙を縫うように生きてきた強かな民族性を無視した近代化そのものが錯誤であった事を、先ずは認め、改めて、日本における社会制度は如何にあるべきか、問う時代がが来ているのだと思う。統治されるだけの封建制度ではなく、馴染のない欧米民主主義でもない日本独自の社会制度の思想が生まれないと、いずれにせよ、日本の混沌は永遠化する。


≪ 財務省が隠したがる「徴収漏れ」

安倍政権が法人税減税を進めようと躍起だが、財務省やその息のかかった自民税調は「代替財源」の確保を条件に議論を加速させている。租税特別措置を抜本的に見直すとか、繰越欠損金の制度を見直すなどの案が出ているが、果たしてどうするのが正しいのか。

そもそも法人税減税は、小泉政権や民主党政権時代から再三政策課題としていわれていることだが、なかなか「財務省の壁」をやぶれないという経緯がある。 たとえば経済界が法人税減税の理由として「国際競争力の確保」を主張、法人税率引き下げの代替措置として消費税増税を唱えてきたが、これはまさに財務省の思うつぼである。財務省としては法人税減税というエサを経済界の目の前につるしておけば、経済界が勝手に消費税増税の運動をしてくれる・・・・・・ という形で利用されてきたわけだ。

本来であれば、法人税減税のための正しいロジックとは「二重課税の排除」となる。

これはノーベル経済学賞受賞者のフリードマン教授が主張しているもので、法人は個人の集合体であるため、個人ベースで完全に課税が行われれば、法人 税自体が不要となる。その上で、法人の利益は、株主配当、役員報酬、従業員給与と内部留保になるため、前3者については、株主、役員、従業員の所得税で課 税。内部留保は、企業価値の高まりになるので、株主の資産増となって資産税で課税する。いずれにしても、法人段階の法人税で課税することはないというロ ジックである。

しかし、現実の税務執行では、個人の所得・資産は十分に捕捉できないため、やむを得ず法人課税をしている。各国で法人税の減税をしているのは、個人の所得・資産の捕捉が十分になった=二重課税の排除の結果なのである。

この意味で、日本の法人税率が高いのは、納税者番号が先進国の中では徹底しておらず、個人の資産・所得把握が不十分な結果ともいえる。この観点から 見ると、納税者番号の導入や国税庁と社会保険料徴収機関を統合する歳入庁を作ることが先決といえる。言うまでもなく、これらは税制の問題ではなく、それ以 前の税の執行の問題である。

日本では、納税者番号制はやっと取りかかったばかりだが、歳入庁は手つかずで個人の所得捕捉ができていない。これらを先進国並みに整備した上で、二重課税排除の観点から法人税減税をすべきなのだ。

浅尾慶一郎・みんなの党代表がしばしば国会で質問してきたが、歳入庁がないことによる社会保険料の徴収漏れは「年間10兆円」にものぼるという。政府の答弁はそんなに大きくないというものだが、「徴収漏れ」については否定できていない。ましてそれを改善するために、欧米先進国や旧共産圏の東欧諸国でも当たり前に設けられている歳入庁を作らない理由はない。納税者番号制や歳入庁による代替財源は10兆円以上なので、大幅な法人税減税ができるはずなのだ が。 民主党はかつてマニフェストに歳入庁設置を掲げていたが、政権をとると財務省からの横やりなのか、まったく手をつけずに終わってしまった。財務省は、国税庁を政界工作やマスコミ工作に使っていると噂されており、国税庁に対する影響力が低下する歳入庁は絶対反対のようだ。

安倍政権にしても財務省を崩せないと、租税特別措置や繰越欠損金の見直しに手を付けるだけで、せいぜい3兆円程度のシャビーな法人税減税に終わってしまうだろう。 ≪現代ビジネス:ドクターZは知っている 『週刊現代』2014年5月10・17日号より≫



http://www.asyura2.com/14/senkyo165/msg/382.html

記事 [政治・選挙・NHK165] 「人生の本舞台は常に将来に在り」とは小泉純一郎氏が好んで使う尾崎行雄氏の言葉だ。(日々雑感)
http://okitahidehito.blog.fc2.com/blog-entry-4069.html
2014/05/12 06:32

 小泉純一郎氏が『脱原発』を合言葉に細川護熙氏を担いで東京都知事選に参戦したのは記憶に新しい。ただ結果は残念なことに第三位と惨敗したが、それに挫けることなく小泉氏は『脱原発』の志を貫こうとしている。その志や賞賛に値する。

 そのために財界が用意した政界引退後の座り心地の良いシンクタンク顧問の椅子から降りたという。他に二人の顧問(元トヨタ社長の奥田氏と評論家田中直樹氏)と三頭立てのシンクタンクとして報酬は年1000万円だったという。なるほど財界はこのようにして在任期間中に自分たちに奉仕した政治家や評論家たちを厚遇することによって、現役の政治家たちに見せ付けて骨抜きにしているのだろう。

 憲政の神様といわれた尾崎行雄氏は「人生の本舞台は常に将来に在り」と警句を発して、政治家が目先の利益に惑わされることを戒めていた。官僚や政治家が権力をほしいままに行使して議会を蔑ろにしてはならない。国民の代表として国民に負託された権利の行使をすべき場所は議会にある、というのが尾崎行雄氏の『憲政の神様』たる所以だ。

 当然、先の衆・参国政選挙で時期は明言しなかったものの野党と同様に『脱原発』を掲げていた自民党が突如として原発を基礎的な発電装置だと主張して原発再稼動に方針転換した。その背後には原発をこのまま再稼動しなければ原発は廃炉しなければならず、当然未償却算を一括減価償却しなければならない。それが企業会計原則に基づく会計処理だが、電力各社はまったく非常識な『総括原価主義』を採用しているため、廃炉を決定しても直ちに電力各社が債務超過に陥ることはないかも知れないが、それでも原子力ムラを飼う必要がなくなった電力各社による原子力推進機関や幇間・政治家や文化人たちを厚遇し続ける必要がなくなる。彼らにとって重要なのは未来の地球環境ではなく、生きているうちの目先十年単位の自分のポケットに入る利益だけだ。

 年金支給開始時期に関して75才も選択肢に入れよう、との議論が浮上しているという。そうすれば早くから受給している人たちよりも40%以上も年間受給年金額を引き上げようというのだ。しかし75才からの年金受給を選択できる人たちとは一体どんな人たちなのだろうか。

 現役退職後も一定額以上の高給を保障されている人たちだろう。それも75才まで保障されているとなると民間企業では無理だ。小泉氏がいたようなシンクタンクでペラペラと口から出任せの御信託を垂れて、それを聴衆が有難く拝聴する講演会を年間何回かこなす『特殊法人』か、それこそシンクタンクなどの顧問の椅子が用意されている特別な人たちだろう。そうした椅子を卒業した後に手厚い年金を手にできる新制度は特別な人たちにとって有難い制度だろう。さすがは官僚たちの思いつく話だけはある。

 年金などの社会保障は『負担は応能で、支給は一律』というのが大原則だ。だから支給開始時期をこれ以上引き上げる必要はない。ただ年金とそれ以外の所得が年間勤労者平均給与を超えたら、その越えた部分の年金をカットすれば良い。

 高齢者に高給は必要ない。すでに子育ても終わり住宅ローンも終わっている。医療費は1割り自己負担で済む。勤労者の平均年収ほどもあれば過分ではないだろうか。年金受給者が毎月のように海外旅行している、というのは異常だ。海外旅行は若い人たちにこそ行って、視野を広げて頂きたい。そうした留学の機会を広げる方向に高給年金は一部カットして廻すべきだ。この国はジリ貧に陥っているにも拘らず、そうした深刻な事態が徐々にしか広がらないから気付かないのだろうが、こうした閉塞の打破には未来への投資こそが必要だ。国家にとって未来への投資とは出生率を引き上げる子供手当てや各分野で国家を担う若者の育成に予算を投入することだ。国家が未来への投資を怠ると衰退するしかない。それは企業にとっても同じことだ。派遣やパートへの切り替えは短期的に人件費の削減になっても、長期的には企業内人材の枯渇に繋がる。やはり未来への投資を忘れた目先の経営に明るい未来は拓けない。竹中氏たちの新自由主義者たちの世迷い言葉に騙されてはならない。日本は終身雇用制度の時期に高度経済成長を実現したことを忘れてはならない。


http://www.asyura2.com/14/senkyo165/msg/383.html

記事 [政治・選挙・NHK165] 大橋巨泉インタビュー(下) 「日本のマスコミは機能不全」(日刊ゲンダイ)
大橋巨泉インタビュー(下) 「日本のマスコミは機能不全」
http://gendai.net/articles/view/geino/150102
2014年5月11日 日刊ゲンダイ



写真=本人提供


「僕は、ポピュリズムの権化のような安倍首相をまったく信用しない。アベノミクスとかいって、やれ3本の矢だ、やれ成長戦略だとあおっているけど、動機が不純なんだよ。彼が心から景気回復を目指そうとしているなら反対しません。だけど彼にとって、経済はムードをあおる手段に過ぎず、本当にやりたいのは憲法改正であり、日本を『戦争ができる国』に変えることでしょう。実際、ニコニコして、口当たりの良いフレーズを並べておきながら、国民の過半数が反対した特定秘密保護法を強引に通してしまった。法衣の下に鎧(よろい)を隠しているような男の言動にだまされてはいけません」


■「すっこんでろ、このジジイ」と言われるくらいが健全


 アベノミクスを正面から批判しないマスコミも同罪だという。


「日銀に大量に札を刷らせた人為的な円安によって、日本の生活必需品の値段は上がり、悪い面が次々と出始めている。それなのに、日本のマスコミは『春闘で給料上がった』とかチョーチン記事を書いてヨイショを続けているから、本当に愚かだと思う。企業をドーカツして賃上げさせる統制経済みたいなまねを批判するのが、メディアの仕事じゃないのか? 日本のマスコミは機能不全に陥っていると思う」


 今の日本を覆う「空気」も危ないという。


「こう言うと『巨泉は左だから』と片付けようとする人がいるけど、競馬やマージャンをテレビで推奨した男のどこが左だっていうんだよ。日本の軸が大きく右にブレたから、僕が左に見えるだけ。それは違う、おかしい、というマトモな批判さえ許さない戦前みたいな“空気”を今の日本に感じる。大体、病気で出ない声を振り絞って、僕が『安倍は危ない』と言わなきゃならないこの世の中がどうかしている。本当だったら、『おい巨泉、おまえの言っていることなんざ分かってるよ。すっこんでろ、このジジイ』と言われるくらいの社会が健全なんだよ」


 そんな巨泉氏が期待するのは細川護煕(76)、小泉純一郎(72)両元首相の動向だという。東京都知事選で敗北しながらも政府の原発推進の動きに危機感を募らせ、今月7日、一般社団法人「自然エネルギー推進会議」を設立。再びタッグを組んで「脱原発」に向けて動き始めた。


「僕は小泉君が米国の尻馬に乗ってグローバル経済に突き進むのを阻止しようとして、13年前、民主党から出馬したわけだけど、今の小泉君たちが掲げる脱原発の思いは本物だと思う。でなければ、功成り名を遂げた2人が、老体にムチ打ってあの極寒の中、都知事選の街頭に立てるはずないもん。大体、日本の電気代が世界中でダントツに高いのは原発のランニングコストが高いからだし、再稼働が極めて危険なのも事実でしょう。現実主義、実存主義の立場からも、僕は彼らを応援したい」


 がんは完治に向かっている。これからの目標はあるのか。


「とりあえず快気祝いとボクの80回目の誕生日、傘寿の祝いを兼ねたパーティーを今月やるの。あとは週1ペースでゴルフができるくらいまで体力を回復させたい。先日、『それでも僕は前を向く』という本を集英社から出したばかりだけど、安倍政権の右傾化に警鐘乱打するような原稿をドンドン書き続けるよ」


 このエネルギーには頭が下がる。


▽おおはし・きょせん 1934年、東京生まれ。早稲田大学政経学部新聞学科中退。放送作家などを経て、「11PM」「クイズダービー」などの司会者として活躍。01年に民主党から参院選に出馬、当選するが、わずか6カ月で辞職した。


大橋巨泉インタビュー(上) 壮絶ながん闘病「賭けに勝った」
http://gendai.net/articles/view/geino/150103



http://www.asyura2.com/14/senkyo165/msg/384.html

記事 [政治・選挙・NHK165] 外から攻撃され、内から浸食されている現状に気付く日本人(Darkness)
外から攻撃され、内から浸食されている現状に気付く日本人
http://www.bllackz.com/2014/05/blog-post_12.html
2014年5月12日 Darkness - ダークネス


托卵(たくらん)という言葉を聞いたことがあるだろうか。


鳥の中には、自分で子供を育てず、他の鳥の巣に卵を産んで仮親にそれを育てさせる習性がある。これを托卵と言う。たとえば、カッコウはそういった托卵の習性を持っており、ウグイスやツバメの巣に自分の卵を産み落としていく。


要するに、「なりすまし」の卵を置いていくのである。その「なりすまし」の卵は他の卵よりも早く孵(かえ)り、なりすましのヒナは他の卵を巣から落として、その巣を乗っ取って行く。


そして、「なりすまし」と「乗っ取り」を済ませたヒナは、仮の親からエサを独占して大きくなっていく。そして、飛べるようになったら、さっさと飛んで消えていく。


信じられないほど悪辣な行為だが、こういった托卵(たくらん)は自然界では珍しいことではない。人間もまた自然界の一部なのであれば、当然のことながら、人間の世界にも「なりすまし」と「乗っ取り」は起きる。


たとえば日本人は、もしかしたら「なりすまし」と「乗っ取り」で食い殺されているのかもしれない。


■日本人の大きな利点は、逆に大きな弱点になる


韓国は異様な国家であるということが誰の目にも明らかになっている。この国は、激しい勢いで日本を憎み、日本をけなし、日本を乗っ取ろうとしている。


「日本を乗っ取る」というのは、常識的に考えれば不可能のように思われていたが、最近はそれが難しくないというのが理解されるようになりつつある。


日本人は和を好み、協調に生きる民族なので、組織に入ったら必ずトップやリーダーの言うことを聞く。それが極端なまでに徹底されているのが日本の特徴である。


その組織の結束力は、まさに世界でも最高峰であると断言できる。だから、トップが有能であれば、日本の組織は世界有数の集団になれる。一致団結して、目的に邁進するのである。


ところが、この日本人の大きな利点は、逆に大きな弱点になってしまう。


話は簡単だ。トップが間違えてしまったら、歯止めが効かなくなって、全員玉砕になってしまうのである。


それだけではない。トップが乗っ取られてしまったら、その組織の上から下までが、日本にとって有害な組織として機能してしまうのである。


政治が乗っ取られたら、その政治家が日本人に牙を剥く。
宗教が乗っ取られたら、その信者が日本人に牙を剥く。
経営が乗っ取られたら、その経営者が日本人に牙を剥く。
市政が乗っ取られたら、その市長が日本人に牙を剥く。
教育が乗っ取られたら、その教師が日本人に牙を剥く。
報道が乗っ取られたら、その新聞が日本人に牙を剥く。


■トップを乗っ取れば、日本を乗っ取ることが可能


反日国家の人間が日本の組織のトップを取ったら、どうなるのか。その組織自体が反日化してしまう。今までそうでなくても、これからそうなっていくのは間違いない。


トップを乗っ取れば、場合によっては日本全体を乗っ取ることが可能になっていく。


そうなると、日本に住んでいながら、組織で動くのを信条としている日本人は、まったく手も足も出ないことになる。


韓国の反日で日本人はイライラしている。それに対抗しようとしても、あらゆる組織のトップまで乗っ取られていたら、もうなすがままになってしまうのだ。


今まで、日本人は自分たちの所属する組織、たとえば会社や区役所や政治やマスコミが乗っ取られるということを想定していなかった。そんなことはあり得ないと信じ込んでいた。


ところが、中国・韓国の反日が、ほとんどの日本人が認識するようになり、日本社会の中でもこれらの国のスパイが暗躍しているということに日本人は気付いた。


北朝鮮のスパイが勝手に入り込んで背乗り(はいのり)のような犯罪が起きている。戸籍が次々と乗っ取られている事件が起きているのだ。


韓国人ロビーから献金を受けて黙っていた菅直人のような政治家もいる。民主党はそういった政治家の巣窟になっていて日本人を唖然とさせた。


マスコミも、ずっと韓流を持ち上げ続け、日本を貶しながら韓国を崇拝している。日本人が吐き気を催しているというのに、ありもしない韓流をごり押しし続けてきた。


日本社会全体が、「乗っ取られている」ことに、鈍い日本人も気づくようになってきているのである。


■日本を守るためにどうするのかという問題


今、日本人は外部から韓国の反日で攻撃され続け、内部からは組織を乗っ取られて浸食され続け、居場所を失いつつある状態なのだ。


日本人は自分たちを守ってくれる組織が皆無であることに気づき、呆然としているところなのである。


不幸中の幸いは、日本人が日本を乗っ取られつつあるということに「気付いた」ということであり、気付いたからには日本人の多くがこう考えるようになる。


「何とか体制を立て直さなければならない」
「日本の国益を優先する組織を生み出さなければならない」


これは、政治の問題ではない。日本人として日本を守るためにどうするのかという問題である。日本人である私たちがどう生き残るのかという問題なのだ。


政治界・財界・宗教界・教育界・報道界のすべてが乗っ取られようとしている今、日本人がどのようにこれを転換させることができるのか。


まだ気付いていない人に、私たちひとりひとりが全力で「こんな状況になっている」というのをまわりに教えていかなければならないし、ひとりひとりが日本人の誇りを守るために行動しなければならない時期に来ている。


すでに既存の組織が信用できないものになっているので、あらゆる分野で、信用できる組織を新しく設立するか、既存の組織の中で戦いを挑むかしなければならない。


乗っ取られた組織を取り返す必要もあるし、二度と乗っ取られないように対策を打つ必要もある。その上で、反日攻撃を仕掛ける国家に対抗しなければならないのである。


日本は、目覚めるのだろうか。それは、あなたが今の状況に危機感を覚え、行動できるかどうかにかかっている。



左は巣を乗っ取ったカッコウのヒナ。右はウグイスの親。
巣を乗っ取られたことに気付かず、自分の子供だと思うウグイスが哀れだ。




http://www.asyura2.com/14/senkyo165/msg/385.html

記事 [政治・選挙・NHK165] 日中韓対立における米国の責任(兵頭に訊こう)
日中韓対立における米国の責任
http://m-hyodo.com/usa-40/
2014年05月12日 兵頭正俊 兵頭に訊こう


東アジアの日中韓の3か国は、歴史問題で対立を深めている。


とはいっても、正確にいえば日本と、他の中国・韓国との2国間関係が険悪になっている。中韓関係は、経済関係を含めて良好に推移している。


日中、日韓との関係は、それぞれ歴史問題と領土問題を抱えているので、簡単には修復しないだろう。


ただ、最近のわが国の、中韓との険悪化で忘れてならないのは、日本側の人為的なものによって作られたということだ。


最近の中国との険悪化は、民主党の前原誠司の反中、都知事だった石原慎太郎の火遊びで準備され、総理だった野田佳彦の外交音痴(尖閣国有化)によって作られたものである。


野田は「重大なことになる」という胡錦濤の警告を無視して、胡錦濤警告の2日後に尖閣購入の閣議決定をやった。ここには政治も外交もない。国会でやっている問答無用の独裁を中国に当てはめただけだった。



韓国との険悪化は、野田佳彦と安倍晋三という、ふたりの総理によって作られたものだ。


どちらにも野田佳彦が深く関与している。野田は、あまりにも小物の政治家なので、今ではほとんど取り上げられることもないが、消費税増税もこの男がやったのである。


その意味では民主党政治家の未熟さ、政治力量のなさからくる罪は大きい。かれらは、米国・自民党・官僚の意のままに操られ、小沢一郎を代表に選出することさえできなかった。


逆に、与党でありながら、自民党補完勢力に成り下がり、野田佳彦にいたっては、総理でありながら「自民党野田派」と揶揄される体たらくであった。


野田佳彦は、少数野党無視、国民無視、米国・官僚・財界隷属の、実質的な大政翼賛会を作ってしまい、自爆解散のおまけまでつけて、民主党政権の終わりの幕を引いた。


日本を取り巻く中国・韓国との関係悪化が、人為的に作られたものなので、少なくとも中国との関係修復は、中国に信頼されている政治家が総理に就くことで、可能である。


しかしながら、もっとも深い根の部分では、太平洋戦争という歴史が関わっているので、簡単にはいかない。このスケールで日中韓を考えるときには、4番目の国が必然的に絡んでくる。戦勝国の米国である。


スタンフォード大学(社会学)のギウク・シンと、スタンフォード大学アジア太平洋研究センターアソシエート・ディレクターのダニエル・C・シュナイダーは、共同執筆した「北東アジアにおける歴史戦争―アメリカの関与がなぜ必要か」のなかで、次のように書いている。


「『東アジアの歴史問題へのアメリカの責任はない』。しばしば表明されるこの認識はご都合主義の虚構にすぎない。アメリカは、現在の論争の背景を作り出した一連の決定を戦後に下している。


アメリカは天皇の戦争責任を問わないことを決断し、安倍首相の祖父で、戦時の日本で商工大臣として軍事産業を統括した岸信介を含む、ナショナリストの保守派を復権させ、日本における左派志向を抑え込んだ。


これらの決定のすべてが過去と明確に決別しようとする日本国内での流れを遮断してしまった。


一方、尖閣諸島をめぐる中国との対立にはじまり、北方領土問題をめぐるロシアとの論争にいたるまで、日本と近隣諸国との関係を悪化させている問題のすべては、アメリカの戦後処理の一貫して下された決定に派生している。


1965年の日韓基本条約の際には、ワシントンは日本の立場に配慮し、韓国に対して日本の占領支配への賠償、戦時の韓国人動員については棚上げにするようにソウルに働きかけた。ソビエトや中国の共産主義者との戦いが至上命題だった冷戦の文脈では、こうしたアメリカの決定も合理的だった。


しかし、アメリカはそのまま状況を放置してしまった。この意味で、アメリカには、歴史問題をめぐる紛糾を地域的和解と向かわせる義務を負っている」(『Foreign Affairs Report』2014 NO.5)


この論攷は、非常に新しく、かつ状況的である。こういった優れた知識人のいることが、米国の強みであろう。「アメリカには、歴史問題をめぐる紛糾を地域的和解と向かわせる義務を負っている」。つい先頃も、オランダのハーグで、安倍首相、オバマ大統領、朴槿恵大統領の3者会談が開かれたばかりだ。


これはオバマの肝いりで開かれたものである。米国は東アジアの歴史問題に本腰を入れ始めたのかもしれない。


ただ、安倍が韓国語で朴大統領に挨拶したのに対して、朴が無視するなど、この会談の日本での評判はあまりよくなかった。



議題も、慰安婦や歴史認識を注意深く避け、北朝鮮問題を中心とした東アジアの安全保障に限定するなど、逆に日韓関係の難しさをあぶり出す結果となった。


韓国がもっとも会談でやりたかったのは、従軍慰安婦の問題である。しかし、それに蓋をしなければ、オバマさえ日韓の首脳会談を実現できなかったわけだ。日本としては、この問題はすでに日韓基本条約で解決済みとの認識だ。


会談後には、北朝鮮問題で、3か国の緊密な協力の必要性が確認されたり、北朝鮮の非核化の実現に、中国の役割の重要さが指摘されたり、どれもこれまでいわれてきたことの繰り返しだった。


考えてみると、隣国の首脳が会ったことが収穫といった、異常さを浮き彫りにした会談だったのである。


米国が知らねばならないのは、米国が3か国で会おうといえば、米国の顔を立てて日韓とも応じるが、それは日韓両国にとって必然性のあるものではないということだ。


さて、ここでギウク・シンとダニエル・C・シュナイダーの論攷の、最大の問題点を2点指摘しておこう。


1点目は、米国が、とりわけ米国の軍産複合体とジャパンハンドラーは、日中の和解を望んでいないということだ。


この点について、ふたりは楽天的すぎる。


米国の悪夢とは何か。それは日中が手を握り、米国抜きの経済的共同体を東アジアに確立することである。


つまりTPPへの日本参加巻き込みの、米国の真の狙いは、日中間にくさびを打ち込み、先にTPPに日本を取り込み、アジアに権益を持ち続けることだ。これを国家戦略と呼ばずに、謀略論という者は米国のエージェントにすぎない。


日中を競わせ、アジアを分割統治する。この戦略は日中が接近することで崩れるので、米国は決してそれを許さない。情けないのは、反中で、米国の戦略に媚びる政治家が、わが国にいることだ。


現在、日本の政治家で、中国との和解を押し進められる政治家は小沢一郎しかいないように思われる。小沢なら、中国は耳を傾ける。これははっきりしている。どの世界でもそうだが、政治家同士に信頼感がなければ、交渉にはならないのだ。


だが、日中を対立させ、アジアを分割統治したい米国は、小沢を警戒し、民主党の政権時代に菅直人・岡田克也らを使って小沢を排除し、総理のポストにつかせなかった。


小沢一郎を捨てさせられ、細川護熙を捨てさせられ、わが国では次々と国民の側に立つ政治家は捨てさせられる。これが植民地の宿命であり、既得権益支配層の狙いだ。それを、わが国では司法官僚が裁判で、マスメディアと共産党が選挙で実現してゆく。



http://www.asyura2.com/14/senkyo165/msg/386.html

記事 [政治・選挙・NHK165] 政府は、辺野古を第二の成田にする気か? これをやれば国が法を犯す。(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201405/article_12.html
2014/05/12 22:18

国が辺野古の工事申請を辺野古市に提出しているが、書類不備として中々承認されない。それに業を煮やしたのか、辺野古湾の工事を強行すると述べている。これはおかしい。市が書類不備と言っていることに対して、それを無視して工事を進めることは、法治国家として有り得ない。

昔、成田空港の工事のとき、工事に反対していた住民を強制排除し、強行突破して工事を進めた。この時は、辺野古の工事の状況と全く異なる。成田の時には工事の認可は手順に則ていたが、辺野古の場合は、辺野古市の承認を得ていないのに、工事を強行すると述べている。これには、稲嶺市長も「有り得ない」と述べている。国が、規則を率先して破ると述べている。こんなことがまかり通るなら、法治国家ではない。国民主権の否定であり、もし、工事の強行で怪我人、死人でも出れば、国が犯罪人として処罰されないとおかしい。


辺野古の前倒し着工 稲嶺名護市長「あり得ない」2014年5月12日
http://ryukyushimpo.jp/news/asyuracom-225199-storytopic-53.html

工事だけ先に進むのはあり得ない」と批判する稲嶺進市長=12日、名護市役所

 【名護】政府が米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設を年内にも着工する考えを示していることに対し、稲嶺進市長は12日、市役所での記者団の取材に対し、沖縄防衛局との辺野古漁港占有許可申請などの手続きがまとまっていないとして「工事だけ先に進むのはあり得ない」と批判した。
 防衛局は来年7月以降に占有を計画している辺野古漁港の使用許可など計6件の申請文書を市に提出している。防衛局は法的根拠のないまま回答期限を12日と設定しており、市から回答がない場合はそのまま処理する考えを示している。
 名護市は防衛局の申請書類に不備が多く様式を満たしていないとして補正文書の提出を求めている。
 稲嶺市長は「行政機関のトップである国が文書の体をなさない書類を出してもいい話にはならない」と批判した。回答期限が過ぎた後の対応については「どういう形になるのか想定できない」と述べた。【琉球新報電子版】



http://www.asyura2.com/14/senkyo165/msg/387.html

記事 [政治・選挙・NHK165] 「監視社会がとうとう漫画の内容にまで干渉して変えようと動き始めた:兵頭正俊氏」(晴耕雨読)
「監視社会がとうとう漫画の内容にまで干渉して変えようと動き始めた:兵頭正俊氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/14163.html
2014/5/13 晴耕雨読


https://twitter.com/hyodo_masatoshi

『美味しんぼ』は、雁屋哲の自己表現。

監視社会がとうとう漫画の内容にまで干渉して変えようと動き始めた。

これでまた、日本が世界からバカにされる材料がひとつ増えた。

もはや福島はタブーだね。

権力の失政を、「福島安全神話」でごまかし、国民を犠牲にするわけだ。

漫画も小説も、せっかく書くなら真実しか書けない。

虚構を通じて嘘に行くなら、筆を折らなければならない。

『美味しんぼ』の雁屋哲も、そこで福島を書いた。

おバカたちは、これは信念の人と見て、本人には行かずに出版社をいじめる。

この構造が日本中に蔓延している。

『美味しんぼ』問題。

出版社に抗議などするんじゃない。

雁屋哲の自己表現として批判したらいいのだ。

批判できなかったら、読まなかったらいい。

ただ、騒げば騒ぐほど雑誌は売れる。

「風評」とやらは広がる。

これが資本主義の原則だ。

それくらい知った上で騒ぐがいい。

 田村厚生労働大臣が、年金支給開始繰り下げで、「75歳程度まで拡大検討」と。

これなら1円も受け取らずに死ぬ人がたくさん出てくる。

もはや個人的にため込んで、定年退職後に使った方が利口である。

それにしても2年間は選挙がないために、自民党は悪政の限りを尽くすつもりだ。

田村厚生労働大臣が、年金支給開始繰り下げで、「75歳程度まで拡大検討」と。

結局、自民党に投票した人びとは、自分で自分の首を絞めることになった。

票は99%から、当選後に尽くすのは1%のため。

これが自・公の与党に、「民・みんな・維新」ら自民党補完勢力の正体である。

田村厚生労働大臣が、年金支給開始繰り下げで、「75歳程度まで拡大検討」と。

日本の年金は、官僚と自民党、外国金融マフィアへの献金なのである。

これから年金は株に投資され、大損することは目に見えている。

1%は、税金を使い込んだが勝ち。

99%は、早く死んだが勝ち。

これが日本の政治だ。

集団的自衛権のアンケートで、「必要最小限の範囲で使えるようにすべきだ」との「限定容認論」は、悪質な引っかけである。

これの逆は、「必要最小限でも使うべきではない」となる。

つまり賛成せざるをえないように誘導して、時間とともに最大限に使ってゆくモチーフのアンケートだ。

下村博文文部科学相が会長の、人格教育の重要性を訴える超党派の「人格教育向上議員連盟(仮称)が、)が6月上旬にも発足する。

もっとも人格のない政界が、「人格教育向上」を目論むのは、奴隷意識の向上にほかならない。

端的にいうと、支配層のために、上官の命令で敵に突撃する「人格」である。

武田邦彦が計算したのは三重県のデータ。

2015年4月1日になると、三重県には住めなくなる。

関西がダメになるということは、日本がほぼ住めなくなる、ということ。 http://bit.ly/1lnk0qF

日本に原発を持ち込んだのは自民党。

安全神話を振りまいて、対策を放置してきたのも自民党。

それで、国民の怒りが向かってくるのを怖れている。

それが根本にあるな。

外部(直下型大地震やオリンピック、尖閣)に国民の関心を向けようと必死。

かれらの反日(反国民)のお陰で日本は滅びそうだ。


http://www.asyura2.com/14/senkyo165/msg/388.html

   

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