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2014年4月27日00時02分 〜
記事 [政治・選挙・NHK164] <安倍&オバマ共同記者会見>「そんな事言ったっけ?」室井佑月4/25大竹まことのゴールデンラジオ(文字起こし)
<安倍&オバマ共同記者会見>「そんな事言ったっけ?」室井佑月4/25大竹まことのゴールデンラジオ(文字起こし)
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3685.html
2014-04-26(11:39) みんな楽しくHappy♡がいい♪


オバマと安倍の会見を見ていてそしてその後の報道の在り方を見ていて、
私が感じた事と全く同じ事を室井さんが話して下さっていたので、文字起こししておく事にしました。


オバマは安倍に「言葉による挑発は避けろ」と言い、
「アメリカは中国が大切だからお互いに協力して平和的に解決しろ」と言っています。
「尖閣諸島の問題に関して事態がエスカレートするのは正しくない」
そしてオバマは「尖閣諸島のため武力を行使する」とは一言も言っていません。
「安倍はこれ以上問題を起こさないで中国と仲良くしろ」と言っていると私は受け取りました。
が、テレビを見ているとどうもオバマが
「尖閣諸島に中国が来たらアメリカが日本を助けてやる」と言ったという様な
論調になっているのが気になっていました。


もう一言付け加えておけば、
数回しか会った事がないのに妙に親しげに安倍が「バラク」「バラク」って会見の場で何度も連呼するのは、
相手に対して礼儀のない大変失礼な行為だと私は思いました。


大竹まことのゴールデンラジオ
2014年4月25日


文字起こし部分のYoutube→http://youtu.be/x5O_D2ExLVg?t=5m57s


大竹まこと:
えーっと、昨日はあれだね、
もう警備でオバマさんでもう大変だったね。


室井佑月:
大変だったっていうか、もうすごいよね、あんまり盛り上がってなかったじゃん。
だけど盛り上げようと必死感がすごくテレビから漂ってきたね。


大竹まこと:漂ってきた


室井佑月:うん。


大竹まこと:ちょっと太田さんに記事を先に紹介してもらおうかな。


太田英明:
アメリカのオバマ大統領が日本を離れてからようやく共同声明を発表するという、
今までのパターンとは違う順番になってしまったという事なんですけれども、


大竹まこと:共同声明はそれでも発表されたの?


太田英明:
一応発表されました。オバマさんが日本を離れてから発表されました。
日刊スポーツの記事をご紹介したいと思うんですけれども、
昨日、日米首脳会談後の記者会見、安倍さんとオバマ大統領両方出席して行われましたけれども、
安倍さん、当初は小浜さんのファーストネームの「バラク」って呼び掛けていたんですね。
親密さをアピールしようという事だったんですけれども、
ただ、前の日の23日の夜のお寿司屋さんの会談では「シンゾウ」と呼んでいたオバマ大統領が、
会見では最後まで「安倍総理」というふうな呼び方を変えなかったので、
ちょっとやっぱりビミョ〜な距離感が出てきてしまったと。
で、会談直後の記者会見では、安倍さんは時折右隣のオバマ大統領に身体を向けて
にこやかに「バラク」と胸襟を開いて話し合いを行ったとファーストネームで呼び掛けたんですけれども、
しばらくしてオバマさんが「シンゾウ」と呼ばない事に気が付いたので、
途中から「オバマ大統領」と呼び方を変えたということで、
でかでかとニッカンスポーツに見出しには
バラク、なぜ「シンゾウ」って呼んでくれないの?というふうに書いてあります。


大竹まこと:
これはあの、良く分かりませんけれども「バラク」っていうのはたとえば、
大竹まことナラ「マコト」みたいな、


太田英明:そういうことですよね


室井佑月:なんか結構会見の時に安倍さんが「バラク」「バラク」って連呼してたんだよね。


大竹まこと:あ、そう。「ヘイ!バラク」って言ってた?


室井佑月:
「ヘイ!バラク」とは言っていないけど、
「バラクが」「バラクが」「バラクが」って、けっこう連呼してたよね。


大竹まこと:ああ、そうなんだ。へぇ〜〜


太田英明:中曽根さんとレーガンさんのように「ロイ・ヤス」関係になりたいとかという気持ちがあったのかも


室井佑月:
いやぁ〜、わたしはそれで、もう笑っちゃったのがさ、
ほら、前の日にお寿司を食べに行ったじゃない。
それで「今まで生まれてから食べたので一番おいしい寿司だ」とか何とか、
オバマさんがリップサービスで言ったじゃない。
「あれはすごい意味があるんだ」って、評論家が言い出して、政治評論家が。


大竹まこと:どんな意味があるんだ?あれに。


室井佑月:
「今までちょっと二人の関係が固かったけど、あの寿司会談で上手くいったんだ」っていう意味だっていうんだけど、
私は「本当に美味しかっただけ」なんじゃないかなと思って。


太田英明:笑(つ∀`*)っ))⌒☆ハハハッハ


大竹まこと:なるほどねぇ。


室井佑月:
だから会見もね、見てからワイドショーで答えたんだけど、
会談の中でね、尖閣諸島の事とかって、やっぱり手を上げて質問する記者がいたりしたの。
もう最初からその質問だった、ガンガン出てね。
で、そこもなんかオバマさんは「日米同盟があるから」とかは言うんだけど、
絶対に「対話での解決」とか言うけれど、結局私が受け取った印象っていうのはさ、
「余計なことしないでくれ」っていうふうに私は受け取ったんだけど、
でもその評論家の人からすると、
「『日本が窮地に陥ったら助けてくれる』っていう事をハッキリとオバマさんの口から言わせたのは大きい」
っていうんだけど、
そんな事言ったっけ?みたいな。
同じ物を見ていて、同じ風に考えているはずなのに、
同じ物なのに違うふうに考えるってすごいことだと思わない?


大竹まこと:なるほどね。


室井佑月:同じ会見を見てたのに。


大竹まこと:
あの、冷たい言い方だけど、日米安保に書いてあるんだからな。
そうでしょ?


太田英明:そうですね。第5条の中に書いてあります。


室井佑月:しかもちょっとなんか、オバマさん、嫌味みたいなのも言ってたよね。


大竹まこと:なんて?


室井佑月:
「日米安保なんて自分が生まれる前からあったものだから」
だけどさ、その事を「結構言うな」と思ったけれど、誰もあんまり取り上げないね。


大竹まこと:うん。
でもまァ、会談には共同声明が遅れたりしている、っていう意味は、3つ位の内容があって、
TPPもその一つで、TPPに至っては最後の最後までなんかまだ、
まだあれだよね、閣僚級で話しあってるというのかね。


太田英明:そうですね、最終的に共同声明の中にも「TPPの妥結にはまだ作業が残っている」という、


大竹まこと:
そういう書き方なんだ、共同声明は。
いや、だからその3つの課題をね、全部クリアしたいという思いは両国にあるだろうし。
ま、でもあれだね、尖閣の問題は、…でも、言ってくれたっていう事は「ありがたい」みたいな捉え方だろ?
「あたりまえ」


室井佑月:
でも、そんなハッキリと、
「日本になにかあった時にはアメリカが守る」ってハッキリ言った訳じゃないんだよ。
すごいそこだけ「オバマさんの口から言ってもらった事はすごい」っていうふうに、
こっちが解釈を大きくしてみんなで喜んでいるだけに見えたけどね、私はね。


大竹まこと:別の新聞では太田さん、もうひとつ評価があったね。


太田英明:そうです。
東京新聞の記事の中で、山口大学の教授の纐纈 厚(こうけつ あつし)さんという方が、
日米首脳会談についての見方を書いてらっしゃるというか、インタビューにお答えになってらっしゃるんですけれども、
結局今回のオバマさんと安倍さんの会談というのは、
「TPPで要求を飲ませたいアメリカと、
それから尖閣諸島が日米安保条約の適用の範囲だという発言を引き出したい日本とのバーターだ」
ということなんですね。
で、日米安全保障条約というのは、これまで
日本を「楯(たて)」、専守防衛守るだけ。
アメリカを「鉾(ほこ)」、武器、前面に立って戦ってくれる人。
これに例えて役割を分担していて、日本は専守防衛に徹してきたんですけれども、
今回の日米首脳会談を契機に
「日本が鉾」日本が武器を持って戦うんだと、
「アメリカが楯」後方でバックアップしますよという役割にひっくり返ったと。逆転したと。
で、「アメリカは中国と直接ぶつかるつもりは毛頭ない」と。
日本の集団的自衛権の行使容認を後押しして、バックアップして、
尖閣では安保条約が適用されると強調してて、
で、日本を中国に対して前面に出させる、そういう思惑がアメリカにはあるんだと、
集団的自衛権を行使するという事は、アメリカと敵対する国とも日本は敵対関係になるということなので、
同盟を強化する程的を増やしていくことになると。
日本の安全は周辺国と友好がなければ立ち行かないけれども、
今のところ安倍政権は緊張を高める政策を進めて行っているところが心配だと。


室井佑月:
そうそうそう!
わたしそうだ、その事言うの忘れてた。
集団的自衛権は完全に安倍さんは
「アメリカから望まれているんだ」というふうに持っていこうというふうにしてたよね。


太田英明:そうですね、その方が世論や公明党を説得しやすくなるからですね。


室井佑月:
そういうふうに見えた。
「日本だけでそういうふうに言っているんじゃなくて、世界からの声である」
というふうに持っていきたがっているように見えた。


大竹まこと:
ま、世界からの声っていうより、アメリカもね、自分だけで楯の役割はちょっとできなくなってきて、
勝手にやって欲しいという思いも。
そこの思いは合致しているだろうね。
だけどもこれは日本国の憲法だからね。


室井佑月:
でもやっぱりそれは卑怯だよ。
日本で最初に話し合いをして、集団的自衛権ってどういうふうに思うか?ってしてない前に、
「いや、世界からも望まれているから」って言いだすのはちょっとおかしくない?


大竹まこと:
そうだね。
この後は韓国に行くんでしょ?


太田英明:そうですね、韓国に向けて日本を離れていますね。


室井佑月:韓国に行ってさ、「生まれて初めてこんなにおいしい焼肉食べた」とか言ったら(笑)どうする〜?


大竹まこと:一部の新聞では、もともと韓国料理は大好きらしいよ。


室井佑月:ほんとう?


大竹まこと:うん。それで、アメリカにいる時にもなんか、そういうのを食べてたっていう報道もあったよ。


室井佑月:へぇ〜。
そう言えば、中国はさ、奥さんミッシェルさんも一緒に行ってるしね、子どもも連れてね。


太田英明:そうですね、今回ミッシェルさんはいらっしゃらなかったですね。


室井佑月:
どうなの?TPPの事で激しく交渉って知らなきゃいけないのにさ、
「1泊2日を2泊3日でお願いします」って言っちゃったらさ、
ちょっと、交渉の土台からして負けちゃうんじゃないの?
意味があった?2泊3日にしてもらって。


大竹まこと:迎賓館に泊ってくれなかったしなぁ。


太田英明:なんか2泊3日にしないと国賓にならないっていう事らしいですけどね。


室井佑月:
それでさ、
「日本は1泊じゃないんだよ、2泊3日だからどうよ!どうよ!」って他の国に言ったらさ、
「いや、さすがアメリカさんと仲良くしてらっしゃいますから」って思う国があると思う?
「共同声明も出してくれない」って言っててさ、どうなの?なかみじゃないの?そっちより。


大竹まこと:
まァね、バラクさんにも、
オバマ・バラクさんにも、いろんな引っ掛かりがありながらの交渉っていう事なんだろうね、
日本とはね。
ま、上手くいってね、この後もいい関係を続けて欲しいとはそれはもう誰もが思っている事だけどね。


室井佑月:そうだ、そうだ。


大竹まこと:
ただ俺ね、これ素人の、そんなあんまりニュースも見ないでね、
あんまり見ていなかったんだけど、ここでさ、なんか、
バラクさん、「バラクとシンゾウと呼びあえる仲」っていうのがさ、
そもそもさぁ、日常で考えてだよ、25年つき合っている純次(高田純次)が俺の事「大竹」って言うからね。
( ´艸`)★。、::。.::・'゜あのぉ…別に呼び捨て二途中からなったぐらいで、
そのなんか、ま、「ロイ・ヤス」とかいろんな事言ってるけどさ、
これ、そんな、親友っていうかさ、ないよね。
今まで何回会ったのよ。
俺は純次と2週間に1回ぐらいずーっと会ってるよ、だって。


室井佑月:あと名前も、その名前が呼びやすいかどうかもあると思わない?


大竹まこと:「バラク」ってねぇ、ね、ね。


室井佑月:苗字なんだか名前なんだか、ちょっとピンとこないもんね。


大竹まこと:この、「呼び合う関係をアピールする」っていう事自体がさ、


室井佑月:外国でもすごい事なの?ファーストネームで呼び合うって。


大竹まこと:
知らないけど、
なんかよく映画の中の恋人同士だとかなんかがさ、最初知りあって話しているうちに
「なんとかって呼んでくれ」みたいな事って言うじゃない。


太田英明:ファーストネームで呼んでくれみたいな。


大竹まこと:
「ジョン」って呼んでくれみたいな。
日本でさ、ファーストネームで呼び合う習慣っていうのは、なんか、あるの?


室井佑月:ないなぁ。


大竹まこと:
純次は純次だけどね、って呼ぶけど、俺は大竹さんは沢山いるけど、俺は大竹じゃない、ね。
なんかさ、「シンゾウ」ってさ、呼び合ってるやつ


室井佑月:いないよ


大竹まこと:
じゃあ聞くけど、シンゾウさんの本当の友達がいたとしてだよ、
「シンゾウ」って呼んでいるか?


室井佑月:呼んでない、呼んでないよ。


大竹まこと:
それを新聞の見出しになる様にね、「シンゾウ」って呼んでくれなかったって。
あの、本当に普通の感想だよ、呼ばないよ、絶対に。


室井佑月:そうだよ、下の名前で呼び合っている奴ってあんまり見ないわ。


大竹まこと:太田さんとオレ8年やっているけど「ヒデアキ」って呼ばないよな(笑)19:31


20:40
下の名前呼ぶってね、よっぽどだよ。
なんか下の名前呼ぶってね、「この人と仲がいいですよアピール」なんだよ。



↓続きを読むに日刊スポーツの記事と共同会見の文字起こし(一部)あり。


なぜ「シンゾウ」と呼んでくれないの
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20140425-1290466.html
日刊スポーツ 2014年4月25日


 安倍晋三首相(59)は24日の日米首脳会談後の記者会見で、オバマ大統領(52)をファーストネームの「バラク」と呼び、親密さをアピールした。しかし、前日23日夜のすし会談で「シンゾウ」と呼んでいたオバマ大統領は、一夜明けの会見では最後まで「安倍首相」と呼び、2人の微妙な距離感を浮き彫りにした。難航する環太平洋連携協定(TPP)では共同声明を出せず、25日以降に先送りとなった。日米関係の今後に不安が残った。


 「バラクと胸襟を開いて話し合いを行った」。安倍首相によるファーストネームでの呼び掛けは、空振りに終わった。会談直後の記者会見。安倍首相は時折、右隣のオバマ大統領に体を向けてにこやかに話し掛けた。しかし、しばらくしてオバマ氏が「シンゾウ」と呼ばないことに気付いたのか、途中から「オバマ大統領」と呼び方を変えた。


 23日夜に都内のすし店で会食した際は、オバマ氏は出迎えた首相に「シンゾウ」と声を掛けていた。しかし、「ビジネスライク」とされるオバマ氏はTPPをめぐる激しい日米の攻防戦を踏まえ、記者会見でファーストネームを呼び合うことは好ましくないと判断したものとみられる。


 24日午前、東京・元赤坂の迎賓館。TPP交渉をめぐりオバマ氏が「成果を出せなければ、ワシントンで今回の訪日は失敗したと言われる。このままでは共同声明は出せない」と、テーブルをはさんで向き合った首相に譲歩を迫った。


 だが、首相は農産物の関税撤廃について、国会決議を盾に1歩も引かず、約1時間半の議論は平行線をたどった。会談直後に予定されていた声明発表の先送りが、決まった。オバマ氏は「私が日本を出発するのは明日だ」と通告。日本側出席者は「25日までに合意しなければ声明発表を取りやめるとの意味だ」(外務省幹部)と受け止めたほど、緊迫したムードが漂った。


 2人の神経戦は、23日夜の東京・銀座の高級すし店での非公式夕食会でも繰り広げられた。決断を促すオバマ氏に、さりげなく「日米のTPP担当閣僚が今も議論を続けている。推移を見守ろう」とかわした。


 首相は今回の首脳会談で、自らの靖国神社参拝で変調をきたした日米関係の修復に乗り出すつもりだった。初日はオバマ氏が大好きなすしでもてなし、トップ同士の結束を演出。日本と中国が領有権を主張する尖閣諸島については、オバマ氏から「日米安全保障条約の適用範囲にある」とコメントを引き出した。しかし、TPPで決着がつかない状態で、オバマ氏が「シンゾウ」と呼ぶ心境にはならなかったようだ。TPP協議が難航して合意に至らなかったため、24日中に予定していた共同声明の発表は先送りされた。同盟強化の道は依然険しいままだ。


 オバマ氏は2泊3日の来日日程を終え、今日午前に韓国へ向かう。


 [2014年4月25日9時24分 紙面から]



安倍首相とオバマ米大統領の共同記者会見起こし
http://www.twitlonger.com/show/n_1s1gsam
(2014年4月24日、仮起こし=赤旗政治記者J オバマ大統領の発言は、通訳による日本語訳です)


ー(上記下記起こしより一部、番組内での話になった部分転記します)ー


「バラク」と馴れ馴れしく呼ぶ安倍(計9回)


安倍 
 国賓として来日したバラク・オバマ大統領に対して、日本国民を代表して心から歓迎の意を表したいと思います。バラクと私がホワイトハウスで初めて会ったのは昨年の2月であります。ありとあらゆるテーマについて忌憚なく話し合い、私たちが同じ問題意識を持ち、同じ目的をシェアしていることを確認いたしました。日米同盟は力強く復活をいたしました。そのことを内外に示すことができた会談でありました。
 あの時バラクはこう語ってくれました。「アジア太平洋地域に大きな経済圏をつくることは、日本にとっても、アメリカにとっても、他のアジアの国々にとっても大きな利益になる」と。まさにTPPは国家百年の計。そして、バラクとの真摯なやり取りの結果、日本は、TPP交渉への参加という次なるステージに移ることができました。
 あれから1年ほどが経過し、いまや日本は米国とともにTPP交渉を大きくリードしています。今回の日米首脳会談を一つの節目として、日米間の懸案を解決すべく甘利大臣とフロマン通商代表との間で精力的かつ真摯な交渉を継続することとしました。
 私とバラクから両閣僚に対し、残された作業を決着させ、TPP交渉全体を早期に妥結させるよう指示を出しました。これから、今日、この後も、両国の閣僚で交渉が続けられます。したがって、共同声明の発表は、その結果を見て適切に行うことといたします。
 日本と米国は、自由、民主主義、基本的人権、法の支配といった基本的価値を共有し、そして戦略的利益を共有するグローバルなパートナーであります。そのパートナーシップを有する両国の強固な日米同盟は、アジア太平洋地域の平和で繁栄の礎となっています。日本が掲げる積極的平和主義と米国の進めるアジア太平洋重視政策は、ともに地域の平和と安定に貢献するものであり、互いに評価し、歓迎しました。
 そしてその上で、今回、バラクとの間で、平和で繁栄するアジア太平洋を確実にするための日米同盟の主導的役割を確認することができたことを申し上げたいと思います。
 安全保障に関しては、日米防衛ガイドラインの見直しをはじめ、幅広い安全保障、防衛協力を推進していくことで一致いたしました。
 在日米軍再編については、在沖縄海兵隊のグアム移転や普天間飛行場の移設を含め着実に進めていく、その決意をお互いに改めて確認しあいました。
 普天間飛行場の5年以内の運用停止をはじめ、仲井真沖縄県知事からの要望についても、私からオバマ大統領に説明をし、沖縄の負担軽減に向けて米国のさらなる協力を要請いたしました。
 国際社会が直面している諸課題についても、胸襟を開いてバラクと話し合いを行いました。
 ウクライナ情勢については、力を背景とする現状変更は許されないことを改めて確認をし、ウクライナ支援の重要性と、引き続き日本やG7で連携していくことで一致いたしました。
 中国については、法の支配に基づいて、自由で開かれたアジア太平洋地域を発展させ、そこに中国を関与させていくため連携していくことで合意いたしました。
 そして、力による現状変更の動きに対しては明確に反対していくことで一致いたしました。今後とも対中政策に関して、日米で緊密に連携していくことも確認しました。
 北朝鮮問題に関しては、引き続き日米韓3カ国の連携が重要であることを確認いたしました。また、今回、バラクが横田さん夫妻と飯塚さんと対話する時間をつくってくれましたが、首脳会談でも私から、拉致問題の解決に向けて引き続き理解と協力を要請し、大統領から支持を表明していただきました。
 さて、ケネディー大使とは、今月すでに3度にわたってご一緒させていただきました。宇宙、そしてリニア、さらに文化交流、日米の協力関係がいかに幅広いかを物語るものであります。
 首脳会談では、米国へのマグレブ技術の導入について私から改めて提案をいたしました。
 エネルギー協力についても意見交換を行いました。そして、女性の輝く世界の実現をはじめ、グローバルな課題に協力して取り組んでいくことで合意をいたしました。
 いまや、日米友好の象徴的な絆として、大活躍されているケネディー大使とも、さらに緊密な連携をとりながら、日米の協力関係を一層深めていきたいと考えています。
 日米同盟の今後の発展を支えるのは両国の若者たちです。若者たちの交流を一層強化するため、今年度6000人の留学生を米国に送るプランを伝え、大統領も高く評価してくれました。
 日米同盟はかつてないほど磐石であります。
 バラク、あなたは昨夜のお寿司を人生の中で一番おいしかったと評価していただきました。私たちは胸襟を開いて、1時間半にわたり、日本とアメリカの課題、世界の課題について語り合いました。それは日米の絆と役割を確認し、日米関係のさらなる可能性について語り合う非常に充実した時間でありました。
 私にとっても、昨夜の寿司がこれまでの人生のなかで一番おいしく食べることができたお寿司であったということは間違いありません。ぜひ、バラクと私で、これまで一番良好な日米関係を築いていきたいと思います。
 私からは以上です。ありがとうございました。


オバマ 
こんにちは。皆様こんにちは。安倍総理が温かい言葉で歓迎をしてくださいましたことを感謝いたします。また、おいしいお寿司とお酒を昨夜振舞ってくださったことを感謝します。
 また、日本に戻ってくることができてうれしく思います。今回が3度目の来日ですけれども、ほぼ20年ぶりにアメリカ大統領が国賓として日本を訪れることができ、今回、天皇皇后両陛下にお迎えをいただきましたことを感謝しております。日本国民のおもてなしに感謝しております。
 これまで何度も申し上げてきましたが、アメリカはいまもこれからも太平洋国家です。アメリカの安全保障と繁栄はこの地域とは不可避であります。離すことはできません。そして、このアジア太平洋地域において、この経済発展において日米同盟は土台、礎となっております。
 安倍総理、われわれの同盟に対して、非常に力強いコミットメントをしていただいたことを感謝しております。日本がさらに多くの世界の平和に貢献してくださることをアメリカは歓迎いたします。
 昨夜、われわれは、さまざまな問題に関して議論することができました。これからも、日米の安全保障における協力を深化させ、この沖縄も含めて、アジア太平洋地域において米軍を強化し、そして地元への負担を軽減し、日本は非常な軍事的な能力をもっておられます。また、日米はともに、この地域の紛争に対処していきます。この海洋紛争も平和的に対話を通じて解決していきたいと思います。
 そして基本的な原則、航行の自由、そして国際法の順守を求めていきます。
 繰り返しますが、われわれは日米安全保障に対してコミットメントをしております。そしてこの日本の施政下にある領土、尖閣諸島も含めて日米安全保障条約の第5条の適用対象となります。
 また、北朝鮮、また朝鮮半島の核に関しても北朝鮮の挑発に対して対抗していきます。また、北朝鮮による日本国民の拉致問題に対しても対処していきます。
 北東アジアを越えて、経済的、また外交的にもASEANと協力していきたいと思います。
 私たちはグローバルなパートナーとして協力を深化していきます。去年のフィリピンの台風の後の対応から、ロシアのウクライナに対する軍事侵攻まで協力をしております。
 そして、TPP=環太平洋パートナーシップ協定でも前進をしました。アメリカの政調と雇用の増加を促進し、そして日本でも経済の再活性化を推進していきます。また、自動車や農業の分野で交渉を行っています。私は明確に正直に申し上げました。アメリカのメーカーと農家は、TPPに含まれる日本も含む試乗へのアクセスが必要です。これによってアメリカにとって、アメリカの家族にとって、消費者にとって、そして企業にとってもよいこととなります。それが重要なことです。
 そして同時に安倍総理は、日本経済の再生に深く関与していらっしゃいます。安倍総理にお話したように、日本にはTPPで主要な役割を果たすチャンスがあります。この世紀のアジア太平洋において大きな役割を果たすチャンスがあるのです。ですから、大胆な措置をとって包括的な合意に達することができると信じています。
 そして、私たちの国は、すべての市民の才能を生かしたときに、最大の能力を発揮できるということを信じています。ですから、女性の能力を活用しようとする安倍総理の行動を賞賛したいと思います。そしてエネルギー安全保障、そしてクリーンな代替エネルギーの開発も国内、そして海外で協力していきます。また気候変動にも取り組んでいきます。
 そして最後に、私たちの国民の絆、とくに若者の間の絆を強化していきたいと思います。私は今日、若者にこの後会うことになっています。新しいプログラムを開始し、日本の留学生がアメリカにくるのを増やしたいと考えています。英語のスキルを改善し、そして貴重な経験をアメリカの組織や企業で働くことで得てほしいと思います。2020年までに、日米留学生の交流を2倍にしたいと考えています。
 安倍総理、あなたの友情、パートナーシップ、そして一緒に行った進歩に感謝したいと思います。そして、あなた方、そして日本国民の方に感謝をしたいと思います。私たちが協力すれば多くのことを達成できると考えています。がんばりましょう。


 (質疑応答)
(朝日 安全保障について。安部総理に聞く。オバマ大統領はいま、尖閣諸島の防衛について、日米安保条約にもとづく防衛義務を明言した。受けとめを。集団的自衛権について、会談でどのような説明をしたのか。理解を得られたのか。オバマ大統領に聞く。いま言った日米安保条約に基づく尖閣諸島の防衛義務は、米大統領として初の言及だ。なぜここで言及したのか、その趣旨、意味を教えてほしい)


安倍 えー…。オバマ大統領との会談を通じまして、
(安倍はこれ以降一度も「バラク」と呼んでいません)
さきほど、大統領からも冒頭の発言があったとおりでありますが、日米安全保障条約のもとでのコミットメントを果たすため、全ての必要な能力を提供している、このコミットメントは尖閣諸島を含め、日本の施政下にあるすべての領域に及ぶ。米国は尖閣諸島に対する日本の施政を損なおうとするいかなる一方的な行動にも反対するとの考えで一致をいたしました。
 
また、集団的自衛権の行使については、えー…ま、現在、日本において、えー、安全保障の法的基盤を整備するための議論を行っていること、そしてそれは、日本や地域の平和と安定のために、さらにはまた日米同盟を有効に機能させ、地域の平和と安定に貢献…そして寄与できるようにするために…検討を行っているという説明をしたところでありますが、この日本の検討について、日本が検討を行っていることについて、えー…歓迎し、支持するとの立場から、えー、オバマ大統領より示されました。


オバマ 
私たちの立場は新しいものではありません。ヘーゲル国防長官が、日本を訪れたときも、ケリー国務長官がこちらを訪れたときも、両方ともわれわれは一貫してこの立場をとっております。
 
領有権に関しての決定的な立場は示しません。けれども、一方的な変更をすべきではないと思っています。これまでも一貫して述べきたのは、われわれの日米同盟が、この、つまり日米安保条約は、日本の施政下のすべの領域に当てはまるということであって、これはなにも新しい立場ではありません。これまで一貫して述べてきたことです。
 
議論において私は強調しましたのは、この問題を平和的に解決するということの重要性です。言葉による挑発を避け、どのように日本と中国がお互いに協力をしていくことができるかを決めるべきです。


そして対極的な見方をしますと、われわれアメリカは、中国とも非常に緊密な関係を保っています。中国はこの地域だけでなく、世界にとって非常に重要な国であります。人口も増えています。非常に多くの人口を抱え、中国が平和的に台頭することをアメリカも支持しています。
 
貿易、気候変動、開発…中国に関してもこのような分野でかかわってほしいと思いますし、また同時に、このアジア歴訪を通じて強調したい点があります。それは、われわれ全てがこの国際的な秩序と法を守る、維持する責任があります。大きな国も小さな国も、すべて正当で公正なルールに従う必要があります。平和的に問題を解決する必要があります。これが、中国に対しても直接私が伝えたいメッセージです。という意味で中国に関しては、これからも成功していってほしいという点で一貫しています。
 
大国が、たとえばアメリカのような大国、あるいは中国のような、ロシアのような大国が一方的に行動を起こすことができると思うような状況になってしまいますと、小さな国にとって不利になります。そういった国際秩序であっては、繁栄した、長期的に繁栄をすることはできません。ですから、国際的な秩序に従う必要があります。それは、あらゆる問題に適用されます。海洋の問題もそうです。ですから、これかも中国がわれわれと関与し、そのほかの地域に、地域の国々に関与し、とくにこの領有権、ある土地の領有権だけでなく、すべての国々が基本的な国際的な手順を踏んで紛争を解決することを望んでいます。
 
中国が成功するだけでなく、中国には非常に大きな日中の強力の可能性があります。ベトナムと中国の可能性もあります。フィリピンと中国の協力の可能性もあります。すべて、この地域の人々に恩恵をもたらすでしょう。


(CNN 大統領、総理、ありがとうございました。尖閣諸島についてだが、明確にお聞きしたいが、アメリカは中国が軍事侵攻を尖閣諸島に行った場合には、武力を行使するということなのか。そして、これも越えてはならない一線というのはどこになるのか。この信頼性をかけて、シリアも同じ、ロシアも同じだったが、この越えてはならない一線をどこに引くことになるのか。北朝鮮に対して核実験を行うべきではないと安倍総理との間で警告をする話はしたか。安倍総理に聞くが、アメリカとヨーロッパがロシアのウクライナへの侵攻を止めることができない場合にはどうしたらいいのか)


オバマ 
いくつか予断に基づいた質問ということがいえるとおもうんですけれども、そしてそれに私は同意できないところもあります。アメリカと日本の条約は、わたしが生まれる前に結ばれたものです。ですから、私が越えてはならない一線を引いたわけではありません。


これは、標準的な解釈をいくつもの政権が行ってきたわけです。この同盟に関してです。日本の施政下にある領土は、すべて安全保障条約の適用範囲に含まれているわけです。そしてデッドライン、越えてはならない一線は引かれていません。そして、同時に安倍総理に申し上げましたが、この問題について、事態がエスカレートし続けるのは正しくないということです。日本と中国は信頼醸成措置を取るべきでしょう。そして、できる限りのことを外交的に、私たちも協力していきたいと思います。
 
そして、もう一つの問題についてですが、私たちの立場、アメリカの立場というのは、国は国際法に従わなければならないということです。国際法や規範が侵害されたりするわけです、このほかの国の領土を侵略した場合にはです。こうした規範に反した国が出てくるたびに、アメリカは戦争しなければならない、武力を行使しなければならないというわけではないわけです。そうでなければ、私たちは真剣に、そうした規範を信じていないということではないわけです。このシリアの化学兵器の87%は、すでにシリアから国外に移送されています。残っているのは13%です。アメリカの指導力の賜物だといえるでしょう。実際、私たちはミサイルを発射せずにそれを達成することができました。こうした国際的規範が守られた、成功を収めたわけです。完全な成功ではありません。最後の13%を国外に移送するまではです。
 
ロシアとウクライナについてですが、私たちははっきりと、この問題に対する軍事的な解決はないと申し上げてきました。しかし、すでに制裁を行っています。そして、ロシア経済に影響がすでに表れています。そして、われわれは今後もこの問題を外交的に解決しようとします。ロシアがより懸命な道をとるという可能性もあります。ジュネーブの合意にです。このジュネーブの合意に反する行動をとらないでほしいと願っていましたが、民兵や武装勢力が政府庁舎を占拠し、自分たちと意見が違う人たちに嫌がらせをしています。そしてこの地域を不安定化しています。そしれロシアがこれを阻止しようとする動きは見られていません。そしてウクライナは恩赦法を導入するなど具体的な措置をとってきました。そして、一連の改革を憲法について提案しています。ジュネーブの合意に沿った行動をウクライナはとっているわけです。ですから、ふたたびロシアがジュネーブの合意の精神と文言に違反するのであれば、さらに追加制裁を行うことになるでしょう。
 
だからといって、すぐに問題が解決するという意味ではありません。これらは難しい問題です。しかし、私たちが何を信じているか、どのような立場をとっているかというのは明確にします。そして、こうした価値観、規範、理想にもとづいて行動をとるということを申し上げたいと思います。


(北朝鮮に対して核実験を行わないよう警告するか)


オバマ 
北朝鮮は挑発的な行為を行ってきました。過去数十年にわたってです。国際的な舞台において、ここ数十年にわたって、無責任な行為者だったわけです。ですから、北朝鮮に対するメッセージは一貫したものです。世界でもっとも孤立した国が北朝鮮です。
 
そして、国際的な制裁や非難を世界のどの国よりも受けています。その結果として国民が苦しんでいるのです。そのほかの人々と同じようにです。ですから、北朝鮮が普通の国であるということについて、まじめに取り組むのであれば、行為を変えなければなりません。朝鮮半島の非核化を進めていかなければならないのです。戦略的な変更が北朝鮮の態度にあるかと考えれば、それはないかもしれません。


しかし私が自信を持って言えるのは、日本と協力し、韓国と協力し、そして中国と協力することで、そしてそのほかの関係国と協力することで、今後もより多くのプレッシャーを北朝鮮にかけていきたいと思います。なんらかの時点において、北朝鮮が進路を変えるかもしれません。その間、北朝鮮は危険です。そして、私たちは、北朝鮮の挑発行為がいきすぎないように、慎重に対応する必要があります。だからこそ同盟関係が非常に重要なわけです。
 
しかし、北朝鮮が無責任な行為を行っても驚きません。それは数十年間続いてきたわけです。ですから今後もそれを封じ込め、こうした行為によるダメージを軽減し、そしてプレッシャーをかけ続けていきます。これによって北朝鮮の進路が変わることを望んでいます。
 
中国が、北朝鮮に進路を変えるよう圧力をかけることも極めて重要です。そうしたチャンスがあるだけでなく、中国の安全保障の国益、そして幅広い国益にもかなったものだと思います。一世代にわたって対立が続き、アジア太平洋地域でもっとも危険で不安定化を招く事態だと思います。


安倍 
まず最初に申し上げたいことは、かけがえのない日米同盟はゆるぎないということでありまして、ー略ー


(テレ朝 TPPについて二人に聞く。安倍総理は、TPPは継続協議だというが、現時点では具体的にどこまで進展し、何がいま残された課題なのか。国会では、重要5品目の段階的関税撤廃も認めないと決議しているが、こうした状況のなかで合意にこぎつけられるとお考えか。オバマ大統領に聞く。日本側はコメや麦のほか、牛肉、豚肉についても関税を引き下げることに慎重だ。そういった事態をどのようにみるか。日米合意に向け、農産品の関税は具体的にどのように妥結するのが望ましいと大統領は考えるか)


安倍 
えー…TPPはですね、ー略ー
 ま、今後残された課題を早急にですね、克服をして、TPP交渉全体の妥結に向けて、一致協力してさらなるリーダーシップを発揮することが、私とオバマ大統領に課せられた責任であろうと、このように思いますし、まさに大きな観点から、オバマ大統領とともに判断をしていきたいと考えています。
ー略ー
 
オバマ 
交渉の詳しいことは交渉担当者に任せたいと思います。
 
ただ、私から言いたいのは、ある一部の分野、日本経済において、農産品、自動車といった分野、市場の開放度が制限されています。これはアメリカの消費者に対するマーケットアクセスに比べると限られています。こういった問題はみなよく分かっている問題です。そして解決されなければなりません。いまこそその解決すべきときだと思います。安倍総理は、勇気を持って認めてくださいました。日本は、これからも世界経済において経済大国であり続けたいということです。
 
これまで、日本の経済の成長は少し鈍化しました。もし日本が21世紀においてさらに前進したいと思うのであれば、いろいろな改革を実施していかなければなりません。


ー略ー


全文はこちらです→安倍首相とオバマ米大統領の共同記者会見起こし
http://www.twitlonger.com/show/n_1s1gsam



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/665.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 「TPPはほぼ決まった。すでに安倍晋三は十分に国をたたき売っている。:兵頭正俊氏」(晴耕雨読)
「TPPはほぼ決まった。すでに安倍晋三は十分に国をたたき売っている。:兵頭正俊氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/14023.html
2014/4/27 晴耕雨読


https://twitter.com/hyodo_masatoshi

今回のオバマの来日に関して、TPPで安倍晋三がよく頑張ったというバカげた声がある。

安倍晋三はTPP参加賛成で、すでに十分国を売っている。

何も頑張ってなどいない。

人を評価するときは、時間的には過去を、空間的には全体を見るべきだ。

日本の政治は、宗主国に金(税金)を貢いで、その見返りとして植民地での既得権益を保護してもらう。

売国と交換に既得権益をむさぼるという政治である。

TPPはほぼ決まった。

すでに安倍晋三は十分に国をたたき売っている。

いまさら国益などいっても笑い話である。

安倍晋三が、いかに抵抗したかの演出に、今回は時間をかけたようだ。

やたらと御用メディアが、甘利の苦労ぶりを報道したのが、決まった証拠である。

難しい日本語。

甘利の、「もう一度この担当大臣をやりたいかといえば、やりたくないです」は、「丸呑みだけなので、楽でした。何度でもやりたいです。あんまり楽だったので、最後だけ頑張ったふりをさせてもらいました」という意味だ。

寿司屋で、オバマが半分残して、TPPの話で安倍晋三に詰め寄ったという話。

あんな話は信じてはダメですよ。

厳しい緘口令が敷かれた超一流の店から、オバマの話が漏れ出る筈がない。

普通の一般客の会話も、絶対に漏らさない。

話は、安倍晋三がTPPで頑張った、という物語に仕えているのがミソ。


昨日の大笑いは、理研の論文不正問題で調査委員長を務める石井俊輔の破廉恥ぶりだろう。

ネット上で、論文の切り貼りが暴露。

「改竄ではない」が、辞任。

小保方晴子が画像を取り違えたら「捏造で不正」、しかし自分がやったら捏造でも不正でもない。

それだったら辞める必要はないではないか。

石井の論文は平成20年に英学術誌に発表。

遺伝子を調べる実験結果の画像の一部を入れ替えて改竄した。

理研の調査委員会は、結局、詐欺師が仕切っていたことになる。

しきりに小保方晴子「ひとり」と強調したわけがわかった。

トカゲのしっぽ切りは、わが身を守るためだったわけだ。

理研の石井俊輔は「オリジナルのデータがあり、不正な改竄ではない」と。

どこかで聞いたようなセリフだ。

正しいのなら、小保方晴子のように闘え。

「疑義を指摘された以上、その部分を突かれると理研や委員会に迷惑をかける」と。

そんなおためごかしは通用しない。

まずは記者会見を開いて説明すべきだ。

理研の調査委員会の石井俊輔。

「調査委員長がこのような隙を作ってはいけない」と。

「隙」ではない。

「不正」の嫌疑であり、石井は説明しなければならない。

「慰留されても意志は固い」のではない。

不正の可能性が「固」いから、逃亡を謀ったのである。

このように幼稚なバカ専門が実に増えている。

膨大なデータをパソコンに保存する専門家のなかでは、酷似した画像の取り違えは起きるのである。

それを素人が、わかりやすいモラルを振りかざして、叩いたのが、小保方晴子バッシング祭りの正体だった。

バッシングする者たちには、モラルが欠けていた。

その象徴的な人物が石井俊輔だったのである。

小保方晴子バッシング祭り。

こういう幼稚なことをやるのは日本だけだ。

前提に無知がある。

想像力の欠如がある。

棄民があまりにきつくて、より弱い立場の者をバッシングする劣情を生んでいる。

強きを助け、弱きをくじく、になっている。

消費税増税、法人税減税はその象徴だ。

>武田邦彦bot 自然科学者は「人間の所有権、個人の名誉」などは「自然を明らかにすること」に比べてとても小さいという感覚を持っている。自然が嫌いで、名誉やお金が欲しい人が自然科学をするから、ややこしい。


http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/667.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 「田岡氏「米国にとって、親中であることは親米であり、反中であることは反米なのです。」:岩上安身氏」
「田岡氏「米国にとって、親中であることは親米であり、反中であることは反米なのです。」:岩上安身氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/14021.html
2014/4/27 晴耕雨読


https://twitter.com/iwakamiyasumi

4月25日(金)「岩上安身と軍事ジャーナリスト・田岡俊次氏が、大マスコミによる日米首脳会談を巡る報道を斬る!」の模様を実況します。

岩上「オバマ大統領が来日し、日米首脳会談が行われました。こうした最新の状況も含め、集団的自衛権の問題、ウクライナの状況など、田岡俊次さんにお話をおうかがいしたいと思います」

「前回のインタビューはソチ五輪の前で、ウクライナで一連の騒乱が起きる前のことでした。田岡さんはソチで何か起きるとおっしゃっていましたね」

田岡氏「ヤヌコビッチ大統領が逃げ出したのが閉会式の前日だったんですね」

田岡氏「ヤヌコビッチはEUとの協定を結ぶぎりぎりの所までいっていました。しかしそれが駄目になった。また、協定の条件として前首相のティモシェンコを釈放する条件まで入っていた。そこで協定に入れないような状況に追い込まれたと言えます」

田岡氏「ヤヌコビッチとしてはやむを得ない行動だったと思います。大統領制のはずだから、議会は彼を追い出すことはできないはず。プーチンにしてみれば『しまった!』という感じでしょう。企んでやったとはとても思えません」

岩上「まずはオバマ大統領の来日について。日米共同声明で、集団的自衛権に関する事項について日本が検討していることを米国は支持する、と」

田岡氏「日本は尖閣が安保適用だと喜んでいますが、そんなことは以前から言われていたこと」

田岡氏「昨年、安倍総理の訪米時の米国の扱いは大変に非礼なものでした。今回は、突っ張っている日本の頭をオバマが撫でにきたという感じです」

岩上「オバマ訪日の直前にアーミテージ氏が『集団的自衛権を急ぐ必要はない』と発言したと報じられています」

田岡氏「安倍総理の訪米時には、集団的自衛権行使容認を米国が認めると、日本の対中国脅威論のプロパガンダにされると米国側は思ったんでしょう。今回、外務省が、集団的自衛権は対中国ではなく対北朝鮮なんだと米国側を説得したのでしょう」

田岡氏「米国側は尖閣について『領有権については中立だ』と言っています。しかも日中両国に対して『現状変更に反対する』と言っています。日本と中国、両方にいい顔をするという米国の戦略がすけて見えます」

岩上「尖閣への安保適用は、ヒラリー前国務長官が言っていたことです。今回、何も新しいことが言われているわけではありません」

田岡氏「米国は、尖閣で日中の衝突は起きないだろうし起こさせない、とふんだのでしょう」

田岡氏「米国は日中両方にいい顔をしています。昨年は本当に安倍さんに冷淡でしたが、今回は頭を撫でてご機嫌取りをしにきた、というところでしょう」

田岡氏「同盟というのは共通の敵が存在してこそはじめて機能するものです。例えば日英同盟。あれはロシアが共通の敵でしたが、日露戦争で日本が勝ったのでいらなくなった。そこで改訂して、仮想敵をインドにするとなりました。今の集団的自衛権と似ている」

田岡氏「米国としては、日米同盟が中国を仮想敵としたものではないということを、中国側に伝えたいのだと思います」

岩上「覇権国の米国は、2位の中国といかに敵対しないようにしているか、ということですね」

田岡氏「日本は第2次大戦で負けて、戦前の領土が2割になった。しかしそのことによって、日本は経済大国になりました。領土を失うことは、なんら経済的損失ではないのです。満州も朝鮮半島も植民地は赤字経営でした。石橋湛山の言うことが正しかった」

岩上「日本は中国を仮想敵にしようとしている。安倍総理をはじめ日本の保守は、かつて日本が反共の砦だったという古い考えを今も引きずっている。これは国を誤るのではないでしょうか」

田岡氏「今の中国は共産主義じゃないですよね。実質的に資本主義」

田岡氏「米中関係において、日本が邪魔になると米国が判断すれば、日本はすぐに切られますよ。例えば台湾の陳水扁政権。彼は反大陸でしたが、ホワイトハウスはことあるごとに批判をしていました。北京よりも行動が早いくらいでした」

岩上「今回の共同声明、尖閣に関して武力行使のレッドラインの設定をしませんでした」

田岡氏「米国は尖閣問題の平和的解決を望む、と言っています。これは、棚上げ論をもう一度、ということです」

田岡氏「安全保障で重要なのは、極力敵を減らすことです。中国を敵にしないことが重要です」

岩上「日米が中国を共通敵にしているという誤解だけはしてはいけない、ということですよね」

田岡氏「経済的に考えると、米国の金融市場の一番のお得意様が中国です。軍需産業でも同様。米国のボーイングが、中国で毎年150機売れています。米国にとって、中国は最大のお得意先です。中国の機嫌を損ねることなど考えられない」

岩上「石原慎太郎さんの尖閣購入発言をきっかけに、中国における日本の市場はかなり失われました。石原さんはどこの国の国益のために動いているのか」

田岡氏「石原さんはガソリンを撒いて火をつけたようなもの」

岩上「集団的自衛権を提言しているのが安保法制懇です」

田岡氏「あれは安倍総理の私的懇談会。しかしNHKと読売新聞は『政府の』と報じています。公私混同の典型です。これはいけない。朝日と毎日は私的諮問機関と書きますが」

田岡氏「高村正彦さんが言っていることはおかしい。第1次安保条約で、国連に規定されている集団的自衛権の行使をもって米国に基地提供するとしている。日本に米軍基地があることは集団的自衛権に他ならない。いけないのは、武力行使の容認なのです」

田岡氏「これをやるというなら、安保改定をやる、という話になります。憲法の話はもちろんですが、国際法である安保条約との兼ね合いが生じてきます。こんな無茶苦茶な話はありません」

岩上「安保法制懇は、日本周辺の安全保障環境が悪化している、と主張しています」

田岡氏「安保条約が結ばれた時は、朝鮮戦争をやっていたのですよ。核の使用まで取りざたされていました。あの頃と比べて、悪化していると言えるでしょうか?」

田岡氏「1960年の第2次安保の時は、米ソ冷戦のまっただ中でした。相互に1億トンの爆薬を作っているというような、想像を絶するような危険な状態でした。その頃と今を比べて、日本の戦略環境が悪化していると言えるでしょうか」

岩上「当時は、本当の中国共産党でした。しかし今は共産党も変質しています」

田岡氏「米中は相互依存関係にありますからね。一点、状況が悪くなっているのは北朝鮮。しかし今でも、十分抑止力が働いていると言えます」

田岡氏「冷戦時代、日本が軍事的にサービスをすると米国は喜んでくれました。今は、日本が米国の経済的に邪魔をすると、日本が切られてしまうということになります」

岩上「安保法制懇・座長代理の北岡伸一さんについて。この方、本当に詭弁が過ぎるんですが。国際紛争を、『日本が当事者である国際紛争』に拡大解釈する、と」

田岡氏「わざわざよその戦争に巻き込まれにいくということです」

田岡氏「シーレーン防衛について。海上自衛隊の最大の任務ですね。これは、パナマとか香港とか、外国籍の船を守っています。これを個別的自衛権でやっている。なぜ米国籍の船を守ることが集団的自衛権ということになるのでしょうか」

田岡氏「米国にとっては、中国の海軍が伸びているといっても、脅威でもなんでもないんです。遼寧という空母が就航しましたが、カタパルトがひとつしかないので、多くの戦闘機を飛ばすことができません」

田岡氏「米海軍の圧倒的な軍事的覇権は揺るぎません。現実的な戦争は、海軍で決まります。空母と潜水艦。中国に対潜水艦能力はほとんどないでしょう」

岩上「中国の軍事力といっても、陸軍と海軍とで分ける必要がありますよね。また、外に打って出た時と守っている時とも分けないといけない」

田岡氏「陸軍では、間違いなく防御のほうが有利です。しかし海軍では優勝劣敗がはっきりとする」

田岡氏「集団的自衛権で何を達成しようとしているのが分からない。安全保障で重要なのは、軍事力を増強するのではなく、敵を減らすこと。米中が接近し、米国は中国と和解しろと言っているのだから、和解すればいいのです」

田岡氏「米国が日本に助けてくれ、と言ってくることはまずありません。韓国も北朝鮮より圧倒的に軍事力が強いわけだから、自衛隊を頼るなんてことはあり得ないでしょう」

岩上「安保法制懇の4類型と5事例というのがありますね」

田岡氏「船舶への強制検査というのがありますが、日米安保で全く想定されていないことだし、国際法に違反する疑いがあります。その国に喧嘩を売るような話です」

岩上「国連決議に基づく多国籍軍への参加、というものもあります」

田岡氏「これはPKOであり、集団的自衛権と関係がないことです。他の事例も、個別的自衛権の範疇で、まったく集団的自衛権と関係がありません。何を考えているのか分かりません」

岩上「米国に向かう北朝鮮のミサイルは北極圏を通るんですよね。これは撃ち落とせんるんですか」

田岡氏「無理ですね。むしろそうじゃないものは日本に向かう可能性がある。それなら個別的自衛権でやれる話です」

岩上「北岡さんは『宇宙だってどこだって行く』とまで言っています。『武力の行使』と『武器の使用』は異なる概念だとも言っています」

田岡氏「なんですか、それは?異なる概念だとは言えません」

岩上「ここから、ウクライナ東部のお話に移りたいと思います。クリミアの独立とロシアへの編入が国際的に批難されています。しかし田岡さんは、円満な分離独立を主張されています」

田岡氏「今回は住民投票をしていますね」

田岡氏「ヒラリー・クリントンが、これはナチスのズデーテン併合と同じだと言いますが、違うと思います。ロシアは軍を出して占領したわけではありません。そもそも、住民投票をさせる軍事行動なんて無理な話です」

田岡氏「ロシアが軍を出すには、セヴァストーポリの軍港に20隻くらいの船団を出さないといけません。しかしあそこは、今はマスコミも入れています。ロシア軍が進出していった形跡はありません」

田岡氏「クリミアに出没している謎の兵隊について、米国のデンプシー大将が『ロシア軍である証拠はない』と言っています。せいぜい、情報収集のための部隊が入っている程度ではないでしょうか」

岩上「ウクライナ軍がいるなかで、ロシアがどうやって軍を出して住民投票までさせたのか。そんかことが出来る訳がありません。これがナチスのズデーテン併合と同じであるはずがありません。そうというなら、根拠を示してほしい」

田岡氏「もはやジュネーブ4者協議でも、クリミアの話は出ていません。欧米も、あれは歴史的にロシア領だと考え始めています。次の焦点は、ドネツクやハリコフといった東部の都市の動きです。これの分離運動には、ウクライナ軍は動かざるをえないでしょう」

岩上「ドネツクには炭田があり、ハリコフは大工業地帯です。東部が独立というかたちになると、ウクライナはますます経済的に冷え込むことになります。しかしなぜキエフは言語的な浄化政策をしたのでしょうか」

田岡氏「あれは一部議員の跳ね上がりがやったこと」

岩上「先日、IWJとして核安全保障サミットを取材しました。ウクライナの交渉には、IWJとチェコの記者くらいしかいませんでした。するとウクライナの補佐官が、『うちの外相は本物じゃないよ』と言ったんですよ」

田岡氏「仮にロシアがドネツクなど東部を取ったとしても、血が流れればプーチン政権は持たないでしょう。ウクライナがドニエプル川の水門を閉めるかもしれない。かつてソ連がアフガニスタンで失敗したのと同じ事態になりかねません」

岩上「ウクライナはNATOに加盟していません。しかし西側は大急ぎで入れて、NATO軍の基地を配置し、ロシアに対する最前線にしようとしているのではないでしょうか。CIA長官がキエフまで行っている。米国はなんのためにこんなことをしているのか」

田岡氏「4者協議では、米国はロシアに親露派の行動を抑えろ、と言った。しかし、ロシアが意図的に分離独立させようとしているわけではないので、抑えるもなにもないのです」

岩上「ウクライナがNATOに入れば、ほとんどロシアが包囲されてしまう。冷戦後、NATOの東方拡大がどんどん進んでいます。西側は、ロシアを過剰に敵視しているのでは」

田岡氏「大阪城の外堀を埋めているようなものですね」

田岡氏「しかし今、ロシアを屈服させることになんの意味があるのでしょうか」

岩上「昨年、シリア問題でロシアが英米の武力介入を止めたという経緯があります。それの逆襲をしようとしているのでは」

田岡氏「しかし今、米国がロシアをひっくり返して何の益があるかな…。オボマ大統領も意外と冷静な政治家ですから。中国と比べれば、ロシアはもう大国とは言えませんからね」

岩上「米国はシェールガスを高値で売りつけるために、ロシアを叩こうとしているんじゃないですか?」

田岡氏「経済制裁なんかしたって、ロシアは痛くもかゆくもないでしょう。ペーパードライバーに免停を宣言するようなもの。国内向けパフォーマンスです」

岩上「ウクライナ東部鎮圧にPMCが入っているという話があります」

田岡氏「グルジアには入っていましたね。しかし米国が傭兵を入れて、何のメリットがありますかね…。何の益もありませんからね」

岩上「アーミテージらは、ロシアのガス輸入をやめて米国のシェールガスを買え、と言ってきています」

田岡氏「ロシア封じ込めで世界中が大混乱になれば、米国の金融資本が一番打撃を受けるのではないでしょうか」

岩上「日本とEUがババを引かされて、米国と中国はつながっているのではないでしょうか」

田岡氏「今回、中国は非常にうまく立ち回りました。日本はウクライナに1500億円の支援を表明。今回の尖閣の件は、そのことの見返りなんじゃないですか」

岩上「今回、台湾とウクライナで同じような事態となりましたが、台湾は平和的に収束し、ウクライナでは血が流れるという、対照的な結果となりました」

田岡氏「日本はいつも台湾の報道が足りないですよね」

田岡氏「今回、サービス貿易協定を進めた馬英九総統は、親中国派です。それを米国はずっと支援しています。馬英九は、台湾ではアメリカ人と言われるような人物。ニューヨークで弁護士の資格も取得しています。米国のことは熟知している」

田岡氏「馬英九は米国の永住権まで持っています。米国にとって、親中であることは親米であり、反中であることは反米なのです。安倍総理は反中だから米国から釘を刺されている」

岩上「日本の右派は、そのことがまったく分かっていないですね」

田岡氏「中国は今、中産階級が爆発的に拡大しています。自動車とインターネットの普及。だからこそ米国はそこに食い込もうとするのです」

岩上「シカゴ大学のミアシャイマー教授が『台湾にさよならを言おう』という論文を出しています。米国における台湾放棄論です」

田岡氏「米国が望んでいるのは、中台の平和的統一です。中国が国連に復帰した頃からの一貫した政策です」

岩上「台湾で民進党が出来る時、かなりCIAが協力をしたと聞いています」

田岡氏「そうでしょうね。米国は蒋経国をよく思っていませんでした。彼はロシア系ですから」

岩上「ミアシャイマーが言うような台湾放棄論は、日本と似ているのではないでしょうか。日本放棄論というものが出てきたらどうすればよいのでしょう」

田岡氏「今でも、ジャパン・ナッシングということが言われていますよ」

岩上「今後、日本はどうすればよいのでしょうか?」

田岡氏「簡単なことです。米国が言う通り、中国と仲良くすることです。尖閣は棚上げ。石原さんが作ったこの騒動を安倍総理が収めれば、彼は大手柄ですよ」

田岡氏「安倍総理は戦後レジームからの脱却と言っていますが、あれはよくない。ポツダム宣言を否定する、ということです。百田さんの問題発言がありますが、米国はNHKのことを非常に気にしていますよ」

田岡氏「今回の日米首脳会談について、BBCは『オバマ大統領は微妙な橋を渡った』と報じています。中国にいい顔をし、日本にもご機嫌を取ると。しかし日本のメディアは、そういったことを報じていません」

以上で「岩上安身による軍事ジャーナリスト・田岡俊次氏インタビュー」

の実況を終了します。動画アーカイブは、準備が整い次第、IWJのホームページにアップいたします。http://iwj.co.jp/ @iwakamiyasumi



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/668.html

記事 [政治・選挙・NHK164] アメリカの中国重視がより鮮明になったオバマ訪日 インタビュー:孫崎享氏(元外務省国際情報局長)
アメリカの中国重視がより鮮明になったオバマ訪日 インタビュー:孫崎享氏(元外務省国際情報局長)
http://www.videonews.com/interviews/001999/003271.php
2014年04月25日 インタビューズ ビデオニュース・ドットコム



 オバマ大統領が4月23日〜25日、国賓として訪日した。安倍晋三首相との首脳会談の場で、日中間で緊張が高まっている尖閣諸島は日米安全保障条約の適用対象であることを明言するなど、日本側は訪日の成果を強調するが、元外務省国際情報局長で外交評論家の孫崎享氏は、今回の大統領の訪日でアメリカの対東アジア外交の日本離れがより鮮明になったと指摘する。
 政府がオバマ訪日の最大の成果としてしきりと喧伝する、オバマ氏による「尖閣は安保条約の対象」発言についても、政府は発言の意味を曲解して説明し、マスメディアもそれに従っていると指摘する孫崎氏に、ジャーナリストの神保哲生が、オバマ訪日と日米首脳会談の評価を聞いた。


プロフィール
孫崎 享まごさき うける
(元外務省国際情報局長)
1943年満州・鞍山生まれ。1966年東京大学法学部中退。同年外務省入省。駐ウズベキスタン大使、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大学校教授などを歴任の後、09年定年退官。著書に『戦後史の正体』、『日本の国境問題−尖閣・竹島・北方領土』『日米同盟の正体』、『日本人が知らないウィキリークス』など。



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/669.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 独立自尊のかけらもない国を世界にさらした安倍外交  田中 良紹 
独立自尊のかけらもない国を世界にさらした安倍外交
http://bylines.news.yahoo.co.jp/tanakayoshitsugu/20140426-00034827/
2014年4月26日 19時12分 田中 良紹 | ジャーナリスト


安倍総理は日米首脳会談で、オバマ大統領に「尖閣諸島に安保条約を適用する」と言わせる事に執着し、そのため足元を見られてTPPで攻め込まれた。これを外国から見れば、自分の国を自分で守る気概のない国の「土下座外交」に見えると思う。

大統領が望んでもいないのに国賓として迎え、天皇のお客様として国家総動員で最大級のおもてなしをした結果、日本は独立自尊のかけらもない国である事を世界にさらしたのである。

報道によれば、中東のテレビ局アルジャジ−ラは「日本は安全保障の大部分を米国に依存しており、尖閣諸島を守ると大統領が約束してくれたことを喜んでいる」と伝えた。

自国の領土を守るのに外国に支援や協力を仰ぐことはある。しかし今回の振る舞いは「足らない所を協力してほしい」というのではない。「お願いだから守ると言ってくれ」という卑屈な姿勢を見せたのである。
そもそも日本が「安保条約適用」の念押しをする様は、日本が「安保適用」に確信を持っていない事を示している。だから最大級のおもてなしをして疑念を払しょくしようとした。そして大統領の「お言葉」を頂き、日本は「満額回答」を得たと喜んだ。会談の成果を安倍総理は「画期的」と言ったが、世界は誰も「画期的」とは思っていない。

ロイターは、尖閣の安保適用について「従来の立場と変わらないと大統領は繰り返した」として、アメリカが軍事介入する気がない事を伝えている。BBCも「予想された通り大統領はバランスを取った」として、日中が対話の努力をする必要があることを指摘した。

しかし困ったことに、安倍政権には独自に対話に持ち込む外交能力がない。韓国との間では見るに見かねてオバマ大統領が仲介の労を取った。全く恥ずかしい話である。隣国同士であるのに、第三国からの助けで、初めて首脳同士が同席した。私なら仲介など断り、独力で解決の道を探る。他人の助けを借りれば、借りが大きな要求となって跳ね返ってくる。それが外交のセオリーというものだ。

アメリカから見れば、安倍政権は自分の事を自分で出来ないため次々に頼ってくる。そしてそのためのお土産として、アメリカの要求である日本版NSCの創設や、集団的自衛権行使や、労働市場の規制緩和をやる姿勢を見せてアメリカのご機嫌を取る。

ところが困るのは、それらがいずれもアメリカの考えとズレているのである。日本版NSCは議事録を作らない。それではアメリカのNSCと原理が異なる。日本版NSCは民主主義とは思えない官僚主導の組織である。

アメリカの不満を感じ取ったのか、安倍政権はオバマ来日の直前に閣議の議事録を公開し、閣議だけでなく日本版NSCの議事録も作成・公開する事を表明した。しかし横の連携がないままの発表だったらしく、菅官房長官はすぐさま公開に慎重な姿勢を見せた。

集団的自衛権行使も国民の理解が十分でないままやろうとするからアメリカを困らせる。様々なパイプを通して拙速な進め方に注文を付けてきた。「アメリカが変わった」と解説したメディアもあったが、アメリカが変わったのではない、安倍政権の無能なやり方にむしろ困惑しているのである。

大統領来日の前日、安倍総理は労働時間の規制緩和を検討するよう関係閣僚に指示した。これも大統領に対するおもてなしの一環である。しかし安倍総理は大統領の方ばかり向いて、国内の根回しをしていないため、野党と労働界から早速反発が出た。今後、政治問題化すればどうなるか分からない。

国賓待遇にこだわり、自らのパフォーマンスに利用しようとした日米首脳会談を、安倍総理が失敗と認める訳にはいかない。虚しくとも「日米同盟は強化された」と胸を張るパフォーマンスを続けるしかない。しかし腹の中はオバマ大統領に対する怒りで煮えくり返っているのではないか。

それを代弁するかのように、麻生財務大臣が記者会見で口をへの字に曲げながら「オバマに国内をまとめる力なんかない」と外交儀礼上問題となる発言を行った。オバマ大統領はアメリカ合衆国の元首である。アメリカの財務長官が日本の天皇を記者会見の場で批判したらどうなるか。

おそらく麻生氏は共和党がオバマに反対してTPPはまとまらないと言いたいのだろうが、TPP交渉でアメリカが日本から利益を得る話に党派性などあるはずがない。共和党が反対すればするほど日本に対するハードルは高くなる。そして交渉が決裂すればアメリカは日本を見捨てるだけの話だ。

TPPの最終的な狙いは中国をアメリカ流の市場に取り込む事である。そのための先兵として日本を利用しようとしている。日本が言う事を聞かなければアメリカは直接中国と交渉するだけの話になる。アメリカは日本が思うほど日本の事など考えていない。それを日本は認識する必要がある。

麻生氏のオバマ批判は、日本にとって日米首脳会談がうまくいかなかったことの証左である。しかしこの発言を見て、政治家とは思えないほど本音を漏らす麻生氏の総理再登板はありえない話になったと私は思った。

昨年の4月28日、連合軍の占領支配から独立した記念日に、安倍総理は天皇・皇后両陛下の出席を仰ぎ、政府主催で「主権回復記念式典」を大々的に行った。しかし今年は式典を開催しない。去年の力の入れようとは様変わりである。

日本の主権がいまだ回復されていない事にようやく気付いたのなら良いが、そうでなくとも独立自尊の精神を回復しなければ、形だけの独立を祝ったところで何の意味もない。むしろアメリカにすり寄り、日本の伝統的価値観を破壊する側に回る政権こそ、主権回復を阻む壁である事を国民は知るべきである。


田中 良紹
ジャーナリスト

「1969年TBS入社。ドキュメンタリー・ディレクターや放送記者としてロッキード事件、日米摩擦、自民党などを取材。89年 米国の政治専門テレビ局C−SPANの配給権を取得し(株)シー・ネットを設立。日本に米国議会情報を紹介しながら国会の映像公開を提案。98年からCS放送で「国会TV」を放送。07年退職し現在はブログを執筆しながら政治塾を主宰」


http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/670.html

記事 [政治・選挙・NHK164] それでも米中は必ず衝突する  地政学者・奥山真司
 今回の米中首脳会談を受けて、オバマ政権は日本の頭越しに中国と手を結ぶだろうといった主張が行われているが、それは間違っている。アメリカは表面的には中国と仲良くするだろうが、完全に手を結ぶことはない。
 もちろん、アメリカが完全に日本側に立つこともないだろう。アメリカはアメリカの国益に基づいて、日本とも中国とも付き合っていく。ただそれだけの話である。
 それ故、ことさら「アメリカと中国が野合している」などと喚くのは、あまりにも国際社会の常識が見えていないと言わざるを得ない。感情的な反米論は感情的な反中論と同じくらい、日本の国益を毀損するものである。
 ここでは、地政学者の奥山真司氏のインタビューを紹介したい。リアリズムの観点から米中関係を分析しており、非常に参考になる。

『月刊日本』編集部ブログより
http://ameblo.jp/gekkannippon/entry-11834239114.html


それでも米中は必ず衝突する

―― アメリカの対中政策に対する不満から、日本では「アメリカは中国の言いなりだ」、「アメリカと中国は野合している」といった議論も行われています。
【奥山】 それは当たっている部分もあると思いますが、必ずしもそうとは言い切れません。というのも、大国同士は必ず衝突するものだからです。
 この点については、アメリカのリアリスト、ジョン・ミアシャイマーの『大国政治の悲劇』の議論が参考になります。ミアシャイマーの議論で重要なポイントは、「大国は必ず地域覇権を目指す」という点です。どういうことか。以下、手短に説明します。
 国際社会はアナーキーであり、国家は常に他国の潜在的脅威にさらされています。それ故、国家は自国の生き残りを図るべく、他国よりも国力をつけようと努力します。しかし、ライバル国に比べてどれほど力をつければ安全であるかを正確に計算することはできません。他国の2倍の力を持てば安全というわけではないからです。
 それ故、国家は国際社会における唯一の大国になること、すなわち覇権を達成しようとします。他の全ての国家を支配できるほどの大国になって初めて、国家は安心することができるのです。
 もっとも、現実には他の全ての国家を支配する「グローバル覇権」を達成することは不可能です。そこで大国は、ある特定の地理的領域を支配する「地域覇権」を目指すことになります。
 地域覇権国というものは、他の大国が地域覇権を目指すことを許しません。他にも地域覇権国が存在すれば、自国が安全だとは言えないからです。それ故、大国は他の大国が地域覇権を握ろうとする時、必ずそれを潰そうとします。
 実際、かつて大日本帝国が東アジアで覇権を握ろうとした際、アメリカはそれを潰しにかかりました。現在中国が同じように東アジアで覇権を握ろうとしていますが、アメリカは必ずこれも抑えにかかります。ただ、アメリカは自ら抑え込むのではなく、代わりに日本を中国にぶつけるといった方法をとるでしょう。
 こうしたところからもわかるように、大国政治は基本的にゼロサム・ゲームです。バランス・オブ・パワーを自国にとって有利な方向へ変化させようと争っている以上、ウィン・ウィンの関係はあり得ません。
 「米中は経済的に互恵関係にあるから衝突することはない」といった議論もありますが、それは間違いです。大国政治においては、安全保障の方が経済よりも圧倒的に重要です。経済的に親密な関係にあるからといって衝突が起きないとは言えません。もちろんこれは現在のドイツとロシアについても言えることです。
 これがミアシャイマーの重視する国際社会の「構造」です。いかなる国家であろうとも、この構造から逃れることはできません。
 中国が覇権を目指すのも、それは中国が「大国」だからであって、中国が「悪い国」だからではありません。米中衝突が避けられないのも、それは米中が「大国」だからであって、オバマ大統領と習近平主席が個人的にどのような意図を持っているかとは関係ありません。もし仮に二人の間に強い信頼関係があったとしても、米中衝突は起こる時には起こってしまうのです。だからミアシャイマーは大国政治を「悲劇」だと言っているわけです。
 もちろん、現実の国際政治を見れば、国家のリーダーの意図が大きな影響を与えていることは否定できません。そうした観点を無視するわけにはいかないのです。
 しかし、日本ではとかく国際社会の「構造」という側面が見落とされがちなので、この点は強調しておいた方がいいと思います。
―― 近い内に米中軍事衝突が起こるということですか。
【奥山】 そうではありません。ミアシャイマーの言っている米中衝突とは、必ず米中戦争が起こるということではありません。大国が覇権を求める存在である以上、常に衝突の可能性があるということです。これはあくまでも可能性の話であって、実際に戦争が起こるかどうかはまた別の問題です。
 もし仮に米中衝突が起こったとしても、米中は核兵器を持っているので全面戦争に至ることはないでしょう。しかし、尖閣諸島や南シナ海、台湾、あるいは朝鮮半島をめぐる制限戦争の可能性は十分にあります。少なくとも米中間で激しい安全保障競争が行われることは間違いありません。
 ある人が面白い表現をしていましたが、米中はテーブルの下で手を結ぼうとしているが、その手の中には画鋲がある。これが現在の米中をめぐる状況です。(以下略)
http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/671.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 安倍晋三首相 : 今年も「ニコニコ超会議」に来場 「私た­ちの美しい海、領土、領空を守っていく」と叫ぶ
ニコニコ超会議の自民党ブースで、宣伝車の上で演説する安倍晋三首相(中央上)=26日午後、千葉市美浜区の幕張メッセ、内田光撮影 :朝日新聞


安倍晋三首相 : 今年も「ニコニコ超会議」に来場


公開日: 2014/04/26
安倍晋三首相が26日、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催中の動画配信サイト「ニコニ­コ動画(ニコ動)」の大規模イベント「ニコニコ超会議3」にサプライズで登場した。安­倍首相は自民党ブースの宣伝車の上に乗り「熱気を感じている。ニコニコ超会議は3回目­で、だんだんよくなっている。日本の経済も年々確実によくなっている」と話し、「私た­ちの美しい海、領土、領空を守っていく。日本の誇りを守っていく」と叫ぶと、10〜3­0代を中心とした来場者から歓声が上がった。


 ニコニコ超会議は"ニコニコのすべて(だいたい)を地上に再現する"をコンセプトに、­音楽やアニメ、ゲーム、政治、スポーツなどさまざまなジャンルを網羅したイベント。催­しは動画で中継される。安倍首相は昨年も登場した。


 今年は、白鵬関らが登場する「大相撲 超会議場所」が開催されるほか、深海生物・ダイオウグソクムシや陸上自衛隊のヘリコプ­ター「AH 64D アパッチ・ロングボウ」、海上自衛隊「DDG-172 護衛艦 しまかぜ」の模擬演習ができる設備などを展示。アニメ「進撃の巨人」「メカクシティア­クターズ」やゲーム「艦隊これくしょん−艦これ−」などの展示も行われている。


ニコニコ超会議3 安倍首相シーン!


              ◇


安倍首相、「痛車」の上から演説 ニコ動イベントに出演
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140426-00000035-asahi-pol
朝日新聞デジタル 4月26日(土)17時59分配信


 安倍晋三首相は26日、千葉・幕張メッセで、動画共有サイト「ニコニコ動画」の運営会社が主催するイベントに出演した。アニメキャラ風の絵が描かれた自民党の宣伝車の上から日米首脳会談やアベノミクスの成果を演説した。


 首相は、首脳会談の共同声明で尖閣諸島が日米安保条約の適用対象と明記されたことや、オバマ米大統領が集団的自衛権の行使容認の検討を支持、歓迎したことを紹介。「地域はますます安定したものになる」と成果を強調した。


 首相が「私たちの日本人としての誇りを断固として守っていく」と声を上げると、自民党ブースに集まった来場者らが日の丸の小旗を振って声援を送った。(藤原慎一)



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/672.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 安倍晋三首相 : 今年も「ニコニコ超会議」に来場 「私たちの美しい海、領土、領空を守っていく」と叫ぶ
ニコニコ超会議の自民党ブースで、宣伝車の上で演説する安倍晋三首相(中央上)=26日午後、千葉市美浜区の幕張メッセ、内田光撮影 :朝日新聞


安倍晋三首相 : 今年も「ニコニコ超会議」に来場


公開日: 2014/04/26
安倍晋三首相が26日、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催中の動画配信サイト「ニコニ­コ動画(ニコ動)」の大規模イベント「ニコニコ超会議3」にサプライズで登場した。安­倍首相は自民党ブースの宣伝車の上に乗り「熱気を感じている。ニコニコ超会議は3回目­で、だんだんよくなっている。日本の経済も年々確実によくなっている」と話し、「私た­ちの美しい海、領土、領空を守っていく。日本の誇りを守っていく」と叫ぶと、10〜3­0代を中心とした来場者から歓声が上がった。


 ニコニコ超会議は"ニコニコのすべて(だいたい)を地上に再現する"をコンセプトに、­音楽やアニメ、ゲーム、政治、スポーツなどさまざまなジャンルを網羅したイベント。催­しは動画で中継される。安倍首相は昨年も登場した。


 今年は、白鵬関らが登場する「大相撲 超会議場所」が開催されるほか、深海生物・ダイオウグソクムシや陸上自衛隊のヘリコプ­ター「AH 64D アパッチ・ロングボウ」、海上自衛隊「DDG-172 護衛艦 しまかぜ」の模擬演習ができる設備などを展示。アニメ「進撃の巨人」「メカクシティア­クターズ」やゲーム「艦隊これくしょん−艦これ−」などの展示も行われている。


ニコニコ超会議3 安倍首相シーン!


              ◇


安倍首相、「痛車」の上から演説 ニコ動イベントに出演
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140426-00000035-asahi-pol
朝日新聞デジタル 4月26日(土)17時59分配信


 安倍晋三首相は26日、千葉・幕張メッセで、動画共有サイト「ニコニコ動画」の運営会社が主催するイベントに出演した。アニメキャラ風の絵が描かれた自民党の宣伝車の上から日米首脳会談やアベノミクスの成果を演説した。


 首相は、首脳会談の共同声明で尖閣諸島が日米安保条約の適用対象と明記されたことや、オバマ米大統領が集団的自衛権の行使容認の検討を支持、歓迎したことを紹介。「地域はますます安定したものになる」と成果を強調した。


 首相が「私たちの日本人としての誇りを断固として守っていく」と声を上げると、自民党ブースに集まった来場者らが日の丸の小旗を振って声援を送った。(藤原慎一)



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/673.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 「いまや裸の王様」と米国内でバカにされているオバマ大統領は遂に、安倍晋三首相と打ち解けなかった(板垣 英憲)
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/6bf467906e2addbe910b686876ff8126
2014年04月27日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆「どのみち11月の(米国の)中間選挙まで答えは出ない。国内でオバマが全部まとめきれるほどの力はないだろう」と麻生太郎副総理兼財務相が25日午前の閣議後会見で、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉について発言し、安倍晋三首相周辺を慌てさせた。それは、ズバリ、正鵠を射ていたからである。

 オバマ大統領が、ワシントンD.C、ホワイトハウスを留守にしている間、「鬼の居ぬ間の洗濯」ならぬ「鬼の居ぬ間のクーデター」まがいの「オバマ大統領外し」の陰謀が渦巻いているという。実権は、すでに「バイデン副大統領」が掌握しており、オバマ大統領は、とっくの昔に「裸の王様」になっている。外交はケリー国務長官、軍部はヘーゲル国防長官が、それぞれ独占状態にあると言われているのだ。

 ミッシェル夫人とは、事実上の離婚状態にあるうえに、政権内でも閣僚たちから見放されているとなれば、オバマ大統領の権威は、ガタ落ち。

 麻生太郎副総理兼財務相は、オバマ大統領の力がひどく低下している現実を直視しており、外交関係の非礼を百も承知でズバリ「本当のこと」を言ったのである。

◆オバマ大統領は、安倍晋三首相のことをどうも「信用していない」のではないかと疑問視されていたけれど、これは事実であった。共同記者会見のとき、安倍晋三首相が、「バラク」「バラク」とファーストネイムで呼びかけていたのに、オバマ大統領は、一度も「晋三」とは言わなかった。「プラスムミニスター安倍」と応えていた。レーガン大統領と中曽根康弘首相とが、「ロン・ヤス」と言い合っていたのと比べると、雲泥の差だ。

 オバマ大統領が、安倍晋三首相と打ち解けなかったのは、安倍晋三首相の背後にロシアのプーチン大統領の姿がチラついていたからであろう。ロシアとは、未だに日ロ平和友好条約が締結されておらず、法的には「戦争状態」にあり、北方領土問題すら解決していないにもかかわらず、「ウラジミール・晋三」という親密な関係が続いている。

 オバマ大統領は、ウクライナ・クリミア問題で、ロシアに対する経済制裁の強化を主張し、安倍晋三首相も、これに同調する姿勢を示しているものの、「本腰」が入っていない。オバマ大統領は、自らの「大失態」を棚に上げて、安倍晋三首相が本気になって味方をしてくれないことが不満なのだ。

その腹いせを韓国に行って晴らしている。4月16日、韓国南部で大型旅客船「セウォル号」沈没事件(これまでに修学旅行中だった高校生など187人の死亡が確認され、今なお115人の安否不明)により、韓国全体が「沈鬱化」しているせいもあって、同情せざるを得ない状況下での訪韓であった。それが影響していたのか、「慰安婦問題」について、朴槿恵大統領に同情し、まるで機嫌を取るかのような言い方をして、安倍晋三首相らを「失望」させている。オバマ大統領は、海外に出かけて、相手が女性首相であったり、首脳であったりすると、途端に歓心を得ようとして優しく言い寄る言動が目立ち、これがミシェル夫人の逆鱗に触れてきた。その結果の離婚話であった。日本にいるときは、キャロライン・ケネディ駐日米大使をファースト・レディ同然に寄り添わせていたかと思えば、韓国を訪れると朴槿恵大統領に甘い言動だ。

◆そのオバマ大統領は就任以来、初めて尖閣諸島問題について、「尖閣諸島は日米安全保障条約の対象だ」と発言し、中国人民解放軍が攻めてきた場合、いかにも米軍が日本のために守るかのような素振りをして見せた。

 だが、オバマ大統領が、どこまで本気発言をしているかは、疑わしい。このため、日本の与野党の間では、「オバマ大統領に騙されているのではないか」という声が広がっている。

【参考引用】朝日新聞デジタルが4月26日午前0時30分、「麻生氏のオバマ大統領めぐる発言、官房長官すぐ火消し」という見出しをつけて、以下のように配信した。

「麻生太郎副総理兼財務相が25日午前の閣議後会見で、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉について、『どのみち11月の(米国の)中間選挙まで答えは出ない。国内でオバマが全部まとめきれるほどの力はないだろう』と述べた。麻生氏が発言したのはオバマ氏が日本を離れる前だった。外交上の礼儀を欠いたと取られかねない内容で、菅義偉官房長官は25日午後の記者会見で『私の会見が日本政府を代表する全てだ』と火消しに回った。菅氏は麻生氏の発言の詳細を確認した上で『問題ない』とした。菅氏は『オバマ大統領といえども、選挙も控える難しい政治状況の中で、いかに交渉が難しいかと麻生さん流に説明したんだろう』とも述べ、麻生氏をかばった」



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/674.html

記事 [政治・選挙・NHK164] TPP詐欺強行対米隷属政権の強制退場急務(植草一秀の『知られざる真実』)
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2014/04/post-3b6a.html
2014年4月27日

日米首脳会談で大筋合意を成立できなかったTPP交渉であるが、交渉課題の8割について着地し、大筋合意まで残す課題はわずかになったとの報道が示されている。

最終的に残された論点は豚肉の関税と日本の自動車輸入に関する規制基準などであるとされている。

これらの残された問題を処理すれば大筋合意にたどり着けると伝えられている。

豚肉関税については現在のキロ当たり400円の関税水準を米国がゼロまで引き下げることを求めているのに対して、両者の中間で決着させることが想定されている。

自動車輸入の安全基準等の規制については、日本側が特例を設けることで決着するという。


4月27日には鹿児島県で衆院補選が実施される。

鹿児島県は豚肉の産地として著名である。

鹿児島の衆院補選への影響を考慮して大筋合意としなかったとの見方も出ている。

他方、米国のオバマ大統領は議会から包括交渉権を得ていない。

政府間の合意が成立しても、米国議会がこれを承認するのかどうか、不透明な部分も残されている。

しかし、5月の閣僚会合で大筋合意が成立するとなると、日本がTPPに組み込まれる可能性は格段に上昇することになる。


メディアは関税を残存させる聖域について、当初5品目と表現していたが、途上から、この表現を5項目に変えた。

その理由は、自民党が主権者に約束した項目が6項目存在し、この6項目の公約をクリアすることが、日本のTPP参加のハードルとされていたためである。

しかし、現実には、6項目の自民党公約は木端微塵に粉砕されつつある。

6項目の公約を遵守することが、日本のTPP参加のハードルだとすると、日本のTPP参加はあり得なくなる。

そこで、この6項目を闇に葬る動きが生じたのである。

6項目の公約を闇に葬り、もとより、そのような公約など存在しなかったかの如く、ストーリーが書き換えられた。

そして、6項目の公約の代わりに、5項目(5品目)の関税聖域が強調されるようになった。


自民党が主権者と交わした公約6項目を改めて提示する。

1.特定5品目の関税を維持する

2.食の安全・安心の基準を守る

3.自動車等について数値目標を受け入れない

4.国民皆保険制度を守る

5.主権を損なうISD条項を受け入れない

6.政府調達・金融サービス等は、わが国の特性を踏まえる

この6項目の公約が完全に守られて、初めて日本のTPP参加が検討可能なテーマになる。


安倍晋三自民党は2012年の総選挙で、

「ウソつかない。
TPP断固反対。
 ブレない。
 日本を耕す!!自民党」

のポスターを貼り巡らせた政党である。

この公約を遵守する責務を負っている。


しかし、この6項目の公約が木端微塵に破壊されているのである。

最も根源的な問題はISD条項である。

ISD条項が盛り込まれれば、日本は主権を失うことになる。

日本の諸制度でありながら、日本に最終決定権がない状況が生み出される。

誰の意向が反映されるのかといえば、それは、グローバルに活動を展開する世界の巨大資本である。

「資本の論理」が日本の諸制度を決定する最終決定権者になるのである。


日本がTPPに参加する延長上に、公的保険制度の崩壊がはっきりと見えている。

すべての国民が公的保険によってカバーされる「国民皆保険」制度が維持されたとしても、その保険の内容が著しく劣化するのである。

十分な医療を受けるためには、公的医療保険以外に、各自が民間医療保険に加入することが必要になる。

保険料は高額になる。

この高額の民間医療保険に加入できない庶民は、十分な医療を受けることができなくなる。

実質的な国民皆保険制度の崩壊である。


日本がTPPに参加すれば、日本の食の安心・安全を確保するための諸規制が破壊されることになる。

例えば、遺伝子組み換え食品に関する事実の表示義務が廃止されると、日本の国民は食の安心と安全を確保することが不可能になる。

米国が日本で自動車を販売しやすいように、どうして、自動車の安全基準等を米国車に適用しないでよいことになるのか。

TPP交渉と並行して進められてきた日米事前協議で、日本は米国車の輸入台数の数値目標を設定させられた。

米国に強要されて数値目標を定めたのではないと言い逃れるために、日本が率先して数値目標を定めたこととされているが、こんな詭弁を誰も信用しない。

日米共同声明に尖閣諸島を含むすべての日本施政下にある地域が日米安保条約の適用範囲であることを明記してもらうことと引き換えに、安倍政権が全面譲歩したことがはっきりと見て取れる。

安倍政権の本質は、小泉政権の焼き直しであり、完全なる売国政権である。



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/675.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 渡辺の借入疑惑、調査で拡大も、安倍陣営はみんなに固執+維新と結い合流の行方(日本がアブナイ!)
http://mewrun7.exblog.jp/21933549/
2014年 04月 27日

 どうやら世間では、昨日からGWが始まっているそうで。(・・)

 GW期間中、全国各地で地方競馬を開催しているので、お時間のある方は是非。m(__)m
 ちなみに4月28日(月)、高知競馬では「第5回福永洋一記念」、29日(火)には名古屋で「かきつばた記念」が行なわれるです。(**)

でもって、久々に、南関の話を少し。

 今月16日、川崎競馬で行なわれた3歳重賞「クラウンカップ」で、的場文男さまonワタリキングオーが優勝。地方競馬の最高齢重賞勝利(57歳7ヶ月9日)を達成した。(*^^)v祝

<ちなみに、これまでの記録は、海方昭三元騎手(上山)と佐々木竹見元騎手(川崎)のともに57歳4カ月19日。(日にちまで一緒なのね。(・・))竹見さまは鉄人と呼ばれているのだけど、的場さまはもう超人の域かも?(@@)>

 クラウンカップは、東京ダービーTR。「ってことは、ついに的場さまにダービー制覇のチャンスが! (・o・)」と知人と一瞬、ぬか喜びしちゃったmewなのだけど。
「あ〜、でも、今年は森田のとこにあのバカ強い道営馬が来てるからな〜」とすぐに期待が萎えてしまうことに。(-"-)

 そうなのだ。昨年、北海道&全日本2歳優駿で、JRA馬に楽勝したハッピースプリントが、ドバイ遠征はやめて、南関のクラシックに参戦するために大井競馬(森田厩舎)に一時転入。<ごヒイキだったアッミラーレの子だし。応援しているんだけどね。>
 先週23日、大井競馬で行なわれたクラシック第一戦「羽田盃」では、こちらも南関重賞の日は一時転入(?)して来る吉原寛人騎手(金沢)を背に、楽々3番手でついて行って、直線、最後だけ「とりあえずチョット気合をつけてみた」ところ、5馬身差をつけてあっさりと勝利。(*^^)v祝

<昨年、平和賞で強い勝ち方をしたナイトバロン&本田コンビも楽しみにしていたのだけど。羽田盃は熱発で棄権することに。ダービーは出られるのかな〜。(・・)>
 
 う〜ん。競馬に絶対はないと言うけど。あの走りを見ちゃうと、ハッピースプリントに限っては、絶対に近いものを感じてしまうとこが。(@@)
 でも、今年の南関クラシックは、色々な意味で楽しみが多いものになりそうだ。"^_^" 
 
〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜

 先週、気になった政治系のニュースを・・・。

 先週24日、オバマ来日の報道一色だった中、みんなの党の浅尾代表が記者会見を開き、渡辺前代表の8億円借り入れ問題に関する調査結果を報告。「違法性はない」との判断を示した。^^;

 ただ、調査チームは銀行の通帳などの提出を受け、資金の移動は確認したものの、クレジット・カードの明細などは提出されなかったことから、消えた9千万円の使途は明らかにできず。何に使ったかわからないのに、何故、違法性がないと断言できるのか疑問に思うこところが。(@@)

 また、渡辺氏は会見で、「妻の口座に5億円残っている」と説明していたのだが。一部メディアで報じられていたように、渡辺氏は妻と離婚していたことが判明。しかも、12年末の衆院選前にDHC会長から5億円借りた直後に、妻と離婚していたこともわかった。<で、その5億円が離婚の前後に元妻の口座に移されていたのよね。^^;>

 渡辺氏はその後は、元妻と事実婚状態にあるとのことで。元妻はそのまま党首夫人として活動している(党運営にもクチを出している?)ようなのだけど。この元妻との間の資金移動に関しても、様々な疑念が呈されているようだ。(~_~;)

* * * * *
 
『みんなの党は24日、渡辺喜美前代表が化粧品会社ディーエイチシー(DHC)の吉田嘉明会長から借り入れた8億円に関する党内調査の報告書を公表し、「公職選挙法違反、政治資金規正法違反の事実は認められなかった」と結論付けた。渡辺氏の主張通り、5億円が妻の口座に移され、今年4月時点で4億6500万円が保管されていたと説明する一方、渡辺氏と妻が約9000万円を飲食会合費や旅費などに使っていたことも明らかになった。

 報告書は、借入金が渡辺氏自身の選挙費用に使用された事実はなく、「渡辺氏から党に、供託金(2回の国政選挙で計3億5400万円)等の選挙資金として貸し付けられた」とし、公職選挙法違反にはならないとした。さらに「政治団体ではなく渡辺氏個人に対する融資と確認した」との理由で、政治資金規正法違反にも当たらないとした。

 渡辺氏が「妻の口座に5億円近くがそっくり残っていた」とした点については、「2012年から13年に計5億円が渡辺氏の口座から妻の口座に移動」と説明。「投資や運用はされず、普通預金口座のまま」と指摘し、「政界再編に備えたという渡辺氏の説明を裏付ける事実」とした。

 そのうえで、渡辺氏が3年10カ月間で約5500万円、妻は1年4カ月間に約3500万円を使ったと明らかにした。渡辺氏は使途を「党首と党首夫人として、党勢拡大のための活動に関連して、会合や情報収集で使用した」と説明したが、利用明細書の入手は一部にとどまったという。

 また、渡辺氏は吉田氏以外の複数の第三者から計6億1500万円を借り入れ、うち1億4500万円が未返済であることも判明した。渡辺氏の意向で第三者の名前は明らかになっていない。

 渡辺氏は24日夜、「法的にも社会的・道義的にも問題ないとの判断をいただいた」とのコメントを発表した。(毎日新聞14年4月24日)』

<尚、渡辺氏は第三者からの借り入れを、DHC会長への未返納分の返済、党への貸付に充てたと説明しているようだ。>

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

『報告書によると2012年11月20日に夫婦ゲンカをし、12月5日に離婚届を提出。受理されたものの、翌13年1月に仲直りし、今は“事実婚状態”となっていると詳細に説明されていた。
 渡辺氏は離婚について吉田嘉明DHC会長に相談しており、仲直り後にこんな恥ずかしいメールを送っていた。「大変お世話になりました。危機を乗り越え仲直りができました。60を過ぎて新婚気分を味わえるとは思いませんでした。会長のおかげです」(中略)

 5億円を渡辺氏はまゆみ夫人の口座へ3回に分けて移していた。理由について、渡辺氏は手元にあると浪費しかねないから信頼できる同志である夫人に預けたと調査チームに話している。しかし、この資金移動の時期と離婚の時期がかぶっており「慰謝料じゃないのか」との疑惑が浮上。

 会見では多くの質問が飛んだが、さらに別の疑惑に集中した。借りた8億円のうち渡辺夫妻は約9000万円を使っていた。吉田氏への利払いをのぞけば、クレジットカードの決済代金に使われたという。「一体、何に使ったのかはっきりさせないのか」と追及がやまなかったのだ。

 外部から調査チームに参加した和田衛弁護士は「要請はしていたが、残念ながら明細書を入手できず、使途の解明には至らなかった。とはいえ調査報告を延ばすより、大きな資金の流れを解明できたということで報告になった」と説明。渡辺氏は夫婦とも「党勢拡大のための会合等で使用した」と話しているという。(東スポWeb14年4月25日)』

『民主党の榛葉賀津也参院国対委員長は25日の記者会見で、みんなの党が渡辺喜美前代表の借入金問題の調査報告書を発表したことに関し、「辛辣(しんらつ)に他党のカネの問題を切ってきた渡辺氏だから、しっかり説明することが本人と国会のためになる」と述べ、渡辺氏に説明責任を尽くすよう求めた。結いの党の小野次郎幹事長も会見で「極めて中途半端な調査だ」と批判、「渡辺氏もみんなの党も、もっと説明責任を果たすべきだ」と語った。

 一方、みんなの浅尾慶一郎代表は25日の会見で、借入金の使途などを解明し切れなかったことについて「任意の調査だから強制的な権限はない。やれることはやった」と強調。渡辺氏に衆院政治倫理審査会での弁明を求める声には「(政倫審は)本人が申請して開かれるものだ」と、渡辺氏の判断に委ねる考えを示した。(時事通信14年4月25日)』

〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜

 渡辺氏の8億円借り入れ問題に関しては、市民団体が検察に告発しているのだが。検察が受理したか否かに関しては、何の報道も出ていないので、わからない状態だ。(~_~;)

 しかも、民主党や結いの党、社民、共産党などの野党は、みんなの党や渡辺代表の説明は不十分だとして、衆院政治倫理審査会への出席やさらなる説明を求めているのだけど。
 驚いたことに、このような問題が生じても尚、安倍内閣&自民党主流派や維新の会は、みんなの党との連携(取り込み?)に期待を寄せているようで。この2党がみんなの党の批判を控えているため、与野党全体で渡辺氏を追及しようという感じにはならず。
 下手すると、このまま事態が沈静化してしまうおそれもある。(-"-)

 実際、菅官房長官は今月10日、今後もみんなの党との協調に期待を示していたとのこと。

『菅義偉官房長官は10日午後の記者会見で、みんなの党の代表選に関し「代表が代わったところで基本的な考え方は、渡辺(喜美前)代表の一存ではなくて、党の考え方だ。どなたがなられても、そこは継承していただけるだろう」と述べ、新代表が引き続き安倍政権との協調姿勢を取ることに期待を示した。(時事通信14年4月10日)』

 また、維新の会が結いの党との合流計画を進める中、石原代表は今でもみんなの党との合流にこだわっており、昨日の党役員会でも『石原氏は「維新の会と結いの党はともに支持率が低く合流しても効果はない。より大きな政党にするためにも、自分が直接、みんなの党との合流に向けた交渉に当たりたい」』と述べていたという。^^; (NHK14年4月26日)』

 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜

 安倍陣営は、ここから集団的自衛権の行使容認や憲法改正などの安倍カラー政策を推進して行くことを考えているのだが。
 連立政権を組む公明党がそれらに慎重な姿勢を示していることから、いざとなれば、公明党との連立解消することも考えて(or連立を維持した場合には、その影響力を低下させることを考えて)、自分たちと考えが合う維新の会やみんなの党と連携することを計画。(~_~;)
 
 安倍首相は、昨年11〜12月にみんなの党の渡辺代表(当時)や、維新の石原代表&平沼国会代表の太陽族コンビ、橋下代表&松井幹事長の大阪維新コンビと直接会って、安倍カラー政策への協力を要請。菅官房長官をはじめ、首相周辺がそれぞれと連絡をとり続けているという。(・・)

* * * * *

 安倍陣営がみんなの党に大きな期待を寄せる理由の一つに、同党が結いとの分裂後も、参院で13議席(衆院は9)を確保していることにある。^^;
 自民党は衆院では単独過半数を確保しているものの、参院では115議席しかなく、過半数には7議席足りないため、その点でも公明党に頼らざるを得ない部分があるのだが。
 でも、みんなの党と連立を組めば、公明党抜きでも、参院で過半数を確保することが可能になるわけで。公明党の影響力を弱めることができる上、いざという時は連立解消をしても、衆参過半数の安定政権が維持できるのである。(**)

 さらに言えば、渡辺喜美氏は、あまりそのような面をオモテに出さないのだが、実は日本会議系の超保守派(戦前志向&国家主義的な保守思想を持つグループ)のひとりで。かつては安倍氏&超保守仲間たちと「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」で活動していたこともあるほど。^^;
 また、06〜7年の安倍一次内閣にも入閣しており、安倍氏のお友達閣僚(特に政策新人類?)とは今でも近しい関係にあるため、1〜2年前から自民党への復党やみんなの党との連立を求める声が出ていたという。<渡辺氏の元妻が、小さな野党の党首を続けるより、自民党に復党して閣僚や首相を目指して欲しいとハッパをかけていたという話も。(~_~;)>

 安倍首相は、この夏に行なう予定の内閣改造で、渡辺氏の入閣を検討していた&渡辺氏もその気になっていたようなので、今回の8億円借り入れ問題は、両者にとってかなり痛いものだったのではないかと察するのだが。
 安倍陣営にとっては、みんなの党の議席数は、安倍カラー政策を推進するために重要な要素になるだけに、みんなの党との関係はキープするつもりでいるらしい。(・・)
 
☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 他方、維新の会の場合は、石原&平沼太陽族と橋下&大阪維新系とは、今後の方針に対する考え方に差異がある。^^;

 維新の平沼赳夫氏(国会代表)は、自民党時代から日本会議系の超保守派のリーダー&安倍首相のアニキ分として顕著な活動をしていて。今でも安倍氏が会長、平沼氏が最高顧問を務める「創生日本」なる超保守議連の政治活動に他の太陽族と共に参加して、安倍カラー政策の実現をアシストしている。(・・) 
<安倍首相は、この議連から閣僚や官邸スタッフ、党役員などを多数起用。副大臣や政務官、首相補佐官などを含めたら、20人以上いるんだよね。(-"-)>

 石原代表も、日本会議所属の超保守思想の持ち主ゆえ、安倍首相の考えと共通する部分が多く、憲法改正や安保軍事強化を1日も早く実現するために、安倍政権に積極的に協力したいと考えているし。また、自民党はすぐにでも公明党と連立解消すべきだとも主張している。(~_~;)

 ただ、これは昨年4月にアップした『民主党潰し&アブナイ保守二大政党制をもくろむ維新と自民に警戒を』という記事などにも書いたのだが。http://mewrun7.exblog.jp/20044960
 平沼氏らの保守派議員は、かねてより日本に保守二大政党制を築きたいという大きな目標も有していることから、すぐに自民党と連立を組むことは考えず。まずは、維新が中心になって、野党側の(超)保守勢力を結集し、自民党と並ぶ保守政党を作ることを目指している様子。(>_<)
 石原代表が、ハト派が多い結いの党よりも、みんなの党との合流を望んでいるのも、「より大きな政党を作る」と主張しているのもそのためだ。(-"-) 

<与野党とも大きな保守政党が国会を占めていれば、憲法改正の発議や安保軍事強化に関する法案(超保守的な教育施策に関する法案もかな)などをバンバン通せるようになるし。彼らが忌み嫌っているサヨク的な勢力を壊滅状態に追い込むことも可能になるしね。(-_-;)>

* * * * *

 他方、大阪維新系の方はチョット複雑な状態にある。(@@)
  
 松井幹事長(大阪府知事)や、早くから大阪維新の活動に参加している山田宏氏、中田宏氏、またその仲間たちは日本会議orその他の系列の超保守派ゆえ、安倍首相や石原&平沼氏らの主張に共感する部分も多々あるのだけど。

 橋下代表(大阪市長)は、彼らほどのコアな超保守派ではなく、ふつ〜の保守派ゆえ、安倍首相や石原&平沼氏らとは国家観や憲法観などに違いがあって。超保守派のように戦後体制を否定して、戦前の日本に戻したいという考えはないし。憲法改正や安保軍事強化などへの思いも、そこまでは強くはない。^^;

 橋下氏はむしろ、今、大阪市長として懸命に取り組んでいる「大阪都構想」もそうなのだが、国全体の統治機構(特に行政)の改革、地方分権などの実現に意欲を抱いていて。その理解者である結いの党の江田憲司氏らと早く合流して、野党再編の軸を作りたいと。
 そして、同じような考えの議員を民主党やみんなの党、それこそ自民党などからも集めて、自民党に対峙する勢力を築きたいと考えを持っている。(・・)

 結いの江田代表らも、超保守派の思想は好まず。昨日も、こんな話をしていたという。

『江田氏は「結いの党は、国家主義的、国粋主義的な政党とは相いれないので、維新の会には、ぜひ、統治機構改革を目指すという原点に戻ってもらいたい」と述べました。(NHK14年4月26日)』

* * * * *

 おそらく江田氏としては、維新の会が東西分裂して、石原太陽族抜きの橋下維新と合流したいところなのであるが。維新の会には、それ相当の議員数(勢力)がいるし、党の組織や資金も拡充されつつあるだけに、石原氏らも簡単にそれを手放す気はない様子。^^;

 橋下代表や江田代表らは、2党の合流を加速させるべく動いており、25日には維新と結いで参院統一会派を組むことを決定。26日に行なわれた維新の執行役員会では、この夏までに2党合流の道筋をつける方針を決めたのだが。石原代表が、そうはさせじと、彼らの前に立ちはだかろうとしているような感じがある。(~_~;)

<原発推進派の石原氏は、維新と結いが「脱原発」を目指す政策で一致していることも、めっちゃ不満なのよね。^^;>

『日本維新の会と結いの党は25日、参院での統一会派結成を参院事務局に届けた。新会派の名称は「日本維新の会・結いの党」。計14議席(維新9議席、結い5議席)となり、民主党に次ぐ野党第2勢力となった。(中略)
 結いの江田憲司代表は国会内で講演し、維新との合流を念頭に「国粋主義的な色彩は取り払ってもらいたい」と石原氏を牽制(けんせい)。石原氏も、みんなの党の浅尾慶一郎代表に「江田氏とは組まない」と明言し、合流が見通せない状態が続いている。(産経新聞14年4月25日)』

『日本維新の会は執行役員会を開き、結いの党との合流を含めた野党再編について、夏までに道筋をつける方針を確認しました。
 役員会では、合流に向けて結いの党と進めている政策協議がまとまり次第、新党結成に向けたプロセスを開始することを確認しました。その上で、来年4月の統一地方選を見据えて、合流の具体的な時期を今年の夏までに固めるとしています。一方で、結いの党との合流に消極的な石原共同代表は、合流に向けた方針に「異論はない」としつつも、みんなの党との合流も模索するべきと強調しました。
 日本維新の会・石原慎太郎代表:「憲法の問題でも集団的自衛権の問題でも、譲れるところ譲れないところあるんだから、それは確認してやろうってことで、みんなの党と僕が交渉して考えますよ」(ANN14年4月26日)』
 
『石原共同代表「(支持率が)1%を切る政党(結いの党)と合流しても何の迫力にもならない。数を増やせばいいってもんじゃない」(NNN14年4月26日)』
 
* * * * *
 
 究極の選択をするなら、超保守派の「石原太陽+みんな」が野党再編の軸になるよりは、ふつ〜の保守の「橋下維新+結い」が軸になった方がまだマシかな〜と思うところはあるのだけど。^^;
<維新は集団的自衛権の解釈改憲に賛成、結いは反対の立場なので、結いが維新に取り込まれるのではないかと心配で。 (ノ_-。)>

 でも、mew個人としても、また日本がバランスのとれた民主主義国家であるためにも、保守二大政党制ではなく、「保守vs.平和&リベラル志向」の二大政党+αの政治体制が確立する方が望ましいわけで。
 早く野党の平和&リベラル勢力を結集しないと「日本がアブナくなっちゃうよ〜」と、ある種の焦りや危惧感が募るばかりのmewなのだった。(@@) 

                                       THANKS


http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/676.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 「独善的な安倍政権が支持される理由 民主主義よりカネが大事な日本人:内田樹氏 」(晴耕雨読)
「独善的な安倍政権が支持される理由 民主主義よりカネが大事な日本人:内田樹氏 」
http://sun.ap.teacup.com/souun/14027.html
2014/4/27 晴耕雨読


watanabe氏のツイートより。
https://twitter.com/penewax

週刊金曜日4/17臨時増刊号 独善的な安倍政権が支持される理由 民主主義よりカネが大事な日本人

内田樹氏:
 
安倍晋三首相の一番の危うさは、その独善性にあると思います。

感情的に激しやすく、考えの違う相手と対話を通じて意見をすり合せ、折れるところは折れて、合意を形成する能力が乏しい

独善的な安倍政権が支持される理由

民主主義よりカネが大事な日本人

立場の違う相手の身になって考え、相手の側の言い分にも主観的合理性があるのではないか、それは何かと想像力を働かせることができないこういう合意形成能力の欠けた政治家はかつての自民党であれば、総理大臣になれたはずがない。

それがなれるという点に今日の危機があります。

何が変わったのか

左派は安倍首相の改憲志向や秘密保護法制定、集団的自衛権の行使を右傾化・軍国主義化というふうに復古的な動きととらえているようですが、それでは外交的失敗にもかかわらず高止まりしている支持率は説明できない

国民は安倍首相のいったい何を気に入っているのか。

国民国家の株式会社化という政策の方向が40代男性を中心とした国民層を惹きつけているのだろうと思います

つまり、株式会社と同じく、経済成長がそのまま唯一無二の国家目標に掲げられる。

社会制度はすべて経済成長に資するかどうか、平たく言えばカネ儲けしやすい制度であるかどうかを基準にしてその適否が判定される

民主主義的制度が目指す対話による合意形成、少数意見の尊重、弱者救済、富の公平な配分などはいずれも効率的な意思決定・効率的なカネ儲けにとって障害となります

だったら、そんなもの止めてしまえ。

それよりトップに権限も情報も資本も集中して、上意下達で効果的に政策を起案し、実現してゆく方がいい。

決められる政治やねじれ解消にあれほどメディアがうるさく言い立てたのは、民主的な合意形成システムはもう止めようという国民的気分が現に存在しているからです。

有権者が反民主主義的政策に対して強い抵抗を示さなかったのは、トップが全部決めて、下はそれに従うだけという仕組みが彼らの多くが現にそこに身を置いている株式会社のシステムそのままだったからです


http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/677.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 5・26 田原総一朗氏・竹中平蔵氏らが「万年野党“結党”大会」を開催する 高橋 亮平(現代ビジネス)
5・26 田原総一朗氏・竹中平蔵氏らが「万年野党“結党”大会」を開催する
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/39123
2014年04月27日(日) 高橋 亮平 現代ビジネス


■いよいよ「万年野党“結党”大会」を開催

会長を務めるジャーナリストの田原総一朗氏をはじめ、宮内義彦・オリックス会長、竹中平蔵・慶応義塾大学教授、高橋洋一・嘉悦大学教授、磯山友幸・経済ジャーナリスト、原英史・株式会社政策工房社長の他、万年野党関係者、与野党から政策通と言われる国会議員なども集まり、5月26日、東京タワー(スターライズタワー)で、万年野党の“結党”大会を行う。

万年野党は、今年1月の設立以来、シンポジウムやイベントの開催など様々な政策の提示や評価などを行ってきた。先日の国家戦略特区における養父市の農業特区シンポジウムにおいても、140人しか座れない会場に200数十人が集まった。お断りした方々も含めれば、300人近い方々に関心を持っていただいた。

万年野党では、任意団体時代から改革を促進していくために、「国家公務員制度改革」、「会社法改正」、「若者政治参加特区(被選挙権年齢引き下げ)」、「薬事法改正」、「タクシー規制改革」、「東電処理」といくつもの政策提言説明会を行ってきた。

政府や与党の政策が様々なシガラミ等の中で、改革が骨抜きになっていかないよう、本来あるべき改革の姿を政策として具体的に提示し続けて行くというのが、万年野党の一つの意義だ。


万年野党役員(2014年4月時点)
 会長:   田原総一朗  ジャーナリスト
 理事長:  宮内 義彦  オリックス会長・グループCEO
 アドバイザリーボード:
       帯野久美子  株式会社インターアクト・ジャパン代表取締役
       草刈 隆郎  日本郵船株式会社相談役
       古賀 茂明  古賀茂明政策ラボ代表
       橋 洋一  嘉悦大学教授
       竹中 平蔵  慶応義塾大学グローバルセキュリティ研究所所長
       冨山 和彦  経営共創基盤代表取締役CEO
       野村 修也  中央大学法科大学院教授
       八田 達夫  大阪大学招聘教授
       八代 尚宏  国際基督教大学客員教授
 理事:   岸  博幸  慶應義塾大学教授
       磯山 友幸  経済ジャーナリスト
       原  英史  株式会社政策工房代表取締役社長
 事務局長: 高橋 亮平
 監事:   浜村 浩幸  グラントソントン太陽ASG税理士法人代表社員

■「国会リストラ会議」で、これからの国会のあり方を問う

NPO法人万年野党は、国会において野党が本来果たすべき役割が果たされていないことを憂い、これを担おうと創設された。

“結党”大会では、会長(田原総一朗)、理事長(宮内義彦)ほか関係者が集まり、この万年野党の活動を通じて、国会や政治をいかにリストラ(再構築)していくのか、今後の展望について討論していきたいと思っている。

万年野党では、これまでも、国会の監視という立場からも様々な評価を行ってきた。

代表的なのが、国会議員の質問回数や議員立法提案回数、質問主意書の提出数など、データにおける国会議員の活動量をレストランガイドの様に三ツ星で評価した『国会議員三ツ星データブック』の発行だ。

先日出版した昨年7月から12月の間に行われた国会を対象にした最新の『184.185国会版 国会議員三ツ星データブック』は、Amazonでの販売が開始されたほか、国会にお越しの際等には、衆議院第一議員会館・第二議員会館の売店でも販売している。図書館流通センターからもストックブックに採用されたとの通知もいただいたので、是非みなさまには最寄りの図書館に取り寄せの働きかけなどについてもしてもらえればと思う。個人的には、こうしたものは中学・高校などの公民・現代社会などの教科や模擬選挙などの参考資料などでも使ってもらえないものかとも思っている。

こうしたデータで国会議員の活動を見ると、必ずしも多くの人が「一流」だと思っている国会議員が活躍しているわけではない事も分かる。国会議員の中には、有権者に選ばれ、国会に送り出されていながら、任期中にほとんど国会で発言していない議員もいる。こんな事がそもそもこの『国会議員三ツ星データブック』の作成を始めたキッカケだった。『国会議員三ツ星データブック』については、また回を改めてより詳しく書こうと思うが、万年野党では、こうしたデータを元にした国会議員の評価の他にも、国会議員の質問の質を多角的に評価しようと、同僚国会議員、官僚(元官僚)、政策専門家、有権者など多様な視点から評価した『国会議員質問力評価』なども行っている。こちらは、4月末まで実施しているので、是非、今からでも評価に参加してもらいたい。

今回5月26日に行う「国会リストラ会議」では、田原氏、宮内氏らによる討論の他、こうしたこれまでの国会議員評価の上位者を会場にお招きし、アカデミー賞ではないが、優秀な国会議員であるとした「国会議員表彰」も行う。

有権者の中には、まだまだ「テレビに出ている議員が一流」とステレオタイプに思っている人が多い。その意味でも、こうした多様な評価をする事で、国会内で真剣に活動している国会議員にスポットライトが当たるとともに、評価の高かった議員が、世間的にも評価されていくキッカケになればと思っている。

今回評価されるような政策通の議員や、国会内で真剣に働く議員達とはどんな議員なのかと、実際に見てもらう機会にもなる事を期待している。

■同時開催で「政策カフェ@東京タワー」も実施

さらにこの日は、二階建てでもう一つのイベント「政策カフェ@東京タワー」を企画している。

万年野党では、国会議員や政策に関わる専門家(研究者・ジャーナリスト・官僚等)、政策に関心を有する経営者・ビジネスマン等が、党派や立場を超えて、ドリンクを片手に、料理をつつきながら、政策談義・意見交換をできる「政策カフェ」を運営することにしている。6月以降は丸の内にて月1回定期開催予定だが、今回は、こうした関係者が一同に集結して東京タワーにて開催する。

前述した様な政策通国会議員達やいつもは舞台の上からの話を聞くだけだった政策専門達と、実際に肩を並べて、政策議論を交わしてもらいたい。

5月26日に行う、万年野党“結党”大会「国会リストラ会議」と「政策カフェ@東京タワー」。

NPO法人「万年野党」の大きな一歩であると共に、この国の政策形成や政治、民主主義の仕組みを創り直すキッカケにしていくためにも、興味を持っていただいた方々から、さらにそのお知り合いをと、一人でも多くの方々にお集まりいただければと思う。


NPO法人万年野党 設立記念イベント 
○日時: 2014年5月26日(月)18時から
      第一部 18:00−19:00 万年野党“結党”大会「国会リストラ会議」
      第二部 19:00−20:30 「政策カフェ@東京タワー」
○場所: スターライズタワー
     〒105-0011 東京都港区芝公園4-4-7 東京タワーメディアセンター内
○参加予定者(4月23日時点)
  田原総一朗 ジャーナリスト <NPO法人万年野党会長>
  宮内 義彦 オリックス会長・グループCEO <NPO法人万年野党理事長>
  竹中 平蔵 慶応義塾大学グローバルセキュリティ研究所所長
  橋 洋一 嘉悦大学教授
  磯山 友幸 経済ジャーナリスト
  原  英史 政策工房代表取締役
  ※このほか、万年野党関係者、国会議員、その他多くの方々の参加を予定しています。
○参加料金: 3,000円(万年野党会員)、 8,000円(一般参加)
 (第一部と第二部の両方に参加できます。第二部でのドリンク・料理の代金を含みます。)
○参加申込およびお問合せ先
  5月7日(水)までは、会員の方限定で優先参加申込を受け付けます。
  申込またはお問合せは、メールアドレス<mannen.setsuritsukinen@gmail.com>宛にご連絡ください。
  詳細は、万年野党ホームページ参照


特定非営利活動法人「万年野党」http://yatoojp.com
Facebook: /yatoojp
Twitter:  @yatoojp
事務局長 高橋亮平



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/678.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 第七十七回 もはや、戦後ではない、かも? 魚住 昭(週刊現代)
第七十七回 もはや、戦後ではない、かも?
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/38966
2014年04月27日(日) 魚住 昭 週刊現代


おととい、娘(7歳)のクラスメートのIちゃんが家に遊びにきた。私はいなかったが、妻の話では、庭でしばらく遊んだ後、近くの小さな公園に行ったそうだ。

その公園には満開の桜の木が2本あって、薄桃色の花びらがひらひら宙に舞っていた。
Iちゃんと娘はそれを手でキャッチしようと夢中で追い駆けた。でも、なかなかつかめない。

ふたりは一計を案じ、自転車で桜の下をぐるぐる走った。車輪を回せば風が巻き起こって花びらがもっと散ると考えたからである。

でも、風は吹かない。それがわかったので、今度は着ているパーカーを脱ぎ、頭上の桜の枝に向けてパタパタ扇いだ。が、風はそよともしない。とうとうふたりは大声でワーッと叫びだした。どうやら声が風になって桜の枝を揺らしてくれると考えたらしい。

「もう、大騒ぎ。子供って次から次へといろんなことを思いつくのよね。ああ、楽しかった」

夕方、帰宅するなり、妻は晴れやかな笑顔で言った。その顔を見て私も幸せな気分になった。心配事はたくさんあるが、とりあえずいま、わが家は平和である。

と思いつつ夕刊を開くと「武器輸出新三原則を閣議決定」という見出しが目に入った。政府が原則禁止していた武器輸出を事実上解禁するという。

東京新聞は「日本の武器を世界に売り込む考えだが、憲法九条の『戦争の放棄』の理念は崩れ、戦後積み上げてきた平和主義の信頼感に基づく外交力を失うことになりかねない」と批判していた。

そう。平和主義の崩壊と言っていい。でも、輸出解禁の狙いは単に国産武器を外国に売りつけることだけだろうか。引っかかりを感じたので元航空幕僚長の田母神俊雄さんの本を取り出した。

安倍首相の真意を知るにはタモちゃん本を読むのが一番だ。ふたりの考え方は、歴史認識から核武装に至るまで双子のように似ている。しかも田母神さんは首相の本音を明け透けに語ってくれる。

まず昨夏発売の『安倍晋三論』(ワニブックス刊)である。田母神さんによれば、自衛隊は防御に偏り、攻撃力が極端に低い。なぜなら自衛隊は専守防衛で、日本が攻撃されたら米国に反撃してもらうことになっているからだ。

米国に守ってもらっていれば、最終的には米国の言いなりになり「国策の自由が奪われた」国に住み続けなければならない。

その米国の狙いは日本の弱体化だ。20年前、日本の国民1人当たり名目GDPは米国を抜いて世界一になろうとしていたのに、今ではずいぶん落ちこんでいる。

これは米国の圧力に屈して「改革」「自由化」を進めた結果、終身雇用や年功序列の「日本式経営システム」が機能しなくなったからだ(この辺りはあくまで経済の専門家ではない田母神さんの自説である。念のため)。

この状態から抜け出すには軍事的に自立するしかない。では、そのために何をしなければならぬのか。そう問いかけたうえで、彼はちょっと意外な結論を導き出す。

「憲法改正? いや、違う。憲法改正ができればそれに越したことはないが、今すぐにでもできることがある。それは『武器輸出解禁』である」

なぜかというと日本では、武器は自衛隊にしか売れない。逆に言うと、企業は自衛隊の発注なしに作れない。だから企業は武器開発に先行投資しない。将来自衛隊が買ってくれる保証がないからだ。

だが、と彼は言う。もし外国に武器が売れるなら先行投資ができ、もっと高性能の武器を大量生産できるようになる。「お下がり」のような米国製戦闘機を言い値で買わされることもなくなり、国産に換えられる。

軍艦、ミサイルなども国産化すれば大きな公共事業になり、数多の企業を潤す。戦闘機の開発生産だけで6000社以上の会社の参画が見込まれ、早ければ10年後に自衛隊はほとんど国産装備の軍≠ノ生まれ変われるという。

彼は『日本核武装計画』(祥伝社刊)にもこう書いている。
何しろ戦闘機や護衛艦など主力兵器は単価がバカ高い。それを作ったら売れるぞとなったら、三菱重工や川崎重工、富士重工だけでなく、東芝やNECなどの電機・IT機器メーカー、機体や船体の素材や部品の製造技術を持つメーカーも色めき立つ。

「各社は競って先行投資をし、同時に営業マンを海外出張させるだろう。もともと70年前にゼロファイター(零戦)で世界を驚嘆させた日本の技術力である。(中略)世界が驚くような凄いものを短期間でつくってみせるはずだ」

つまり、武器輸出解禁で自衛隊の装備は米国製から純国産化の方向に転換し、従来よりはるかに巨大で裾野が広い軍需産業が日本に出現するというのである。

田母神さんによれば、もうひとつ、武器輸出には大きな利点がある。輸出相手国への影響力の拡大だ。ある国が武器を買えば、部品の供給や技術支援に武器生産国の協力が必要になる。だから武器生産国は相手国の軍事能力・国策に影響力を行使できるようになる。

現状だと日本は絶対に米国と喧嘩できない。米国の技術支援がないと戦闘機を飛ばせないからである。武器を売った米国は日本から万が一にも攻撃されず、しかも日本に対し絶対的優位に立てる。

「このように国産の武器を海外に売ることは自主防衛への道であると同時に、国は安全になり、外交交渉でも有利になり、おまけに儲かる。いいこと尽くめ」なのだと田母神さんは説いている。

安倍政権の狙いもたぶん同じだろう。武器輸出で日本は再び軍事国家になり、将来的には米国の手を借りずとも国際的な「富と資源の分捕り合戦=v(『安倍晋三論』)に自力で参加できるようになる。集団的自衛権の行使という免罪符さえあれば、いつでもどこでも戦争ができる国になる。

何とも勇ましくおぞましい話である。彼らの眼中には先の戦争で死んだ人々の無念と、残された家族の悲しみはまったくないらしい。あるのは、他国に舐められてたまるかといった夜郎自大な国家意識だ。この分だと核開発に踏み切る時期もそう遠くないだろう。

田母神さんや安倍首相の言動を見るにつけ、私はハーメルンの笛吹き男の伝承を思い浮かべる。13世紀ドイツの街ハーメルンに現れた男が子供らを笛の音で誘い、何処かへと連れ去った事件である。

一説には、130人の子が男について洞窟に入り、戻らなかったという話の起源は、子供らが戦争に駆り出された辛い記憶だという。

同じような未来が子供たちを待っているのかもしれない。もう戦後ではなく戦前だ。これから動乱の時代が始まると思う。私が子供にしてやれるのは、いまの平和を存分に楽しませてやることぐらいしかないのだろうか。わが身の非力さに歯噛みする思いだ。

『週刊現代』2014年4月26日号より



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/679.html

記事 [政治・選挙・NHK164] TPP交渉というのはいつから数字の話になったんだ。「ウソつかない。TPP断固反対。ブレない」・・・息を吐くように嘘をつく
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2014/04/post-6c86.html
2014年4月27日 くろねこの短語


TPP交渉というのはいつから数字の話になったんだ。「ウソつかない。TPP断固反対。ブレない」・・・息を吐くように嘘をつくってのは本当ですね。これじゃ、オバマに見透かされるわけだ。


 昨日から、何かと言やあ「ゴールデンウイークの初日」ってなフレーズがTVから流れてくる。大きなお世話というか、今年はどう見たって大型連休とは呼べないようなカレンダーなんだから、誰もが大企業の社員みたいに錯覚する与太飛ばさないでほしいもんだ。

 そういえば、民主党政権の高速道路無料化に賛否両論あった時に、ゴールデンウイーク期間中に高速が渋滞して大変だなんてほとんどデマとしか思えないニュース垂れ流してたのを思い出した。民主党バッシングってのは、もう政権交代直後に始まってたんだなあ、とつくづく感じる今日この頃なのだ。

 政権交代の夢だけは見せてやって、でも実際にはこんなにひどいことになるんだぜ、だからいままでの方がよかっただろう、ってことでより強固な従米政権を打ち立てるのが狙いだったんだろうね。で、まずは小鳩の人格破壊をすることで民主党の土台を崩すが手始めで、これは小沢狂想曲がその集大成となって、大成功をおさめたわけです。で、次のスッカラ菅を消費税増税で取り込んでってやってるうちに、3.11が起きて、これはおそらく民主党政権を骨抜きにしようと画策していた連中にとっては絶妙のタイミングだったのだと思う。敢えて言えば、そうした勢力にとっては津波も原発事故も願ってもないことで、それが民主党政権になって起きたってのは、なんとも歴史の皮肉ですね。

 もうそれからは、一気呵成に民主党は腐っちまって、もっと腐っていた自民党がその臭気を上手にカモフラージュして、レレレのシンゾーのようなゾンビ政権が誕生しちまった・・・なんて妄想にふける日曜の朝である。

 でもって、そのゾンビ政権は、どうやらTPPで実質合意ってのが真相のようですね。昨夜のTBS『報道特集』でも言ってたんだが、布袋頭の甘利君が、「7、8合目くらいで、9合目までは行かない」ってコメントしたそうだからね。

・TPP交渉「7、8合目」 甘利氏、TBS番組で示す
 http://www.asahi.com/articles/ASG4V3CQFG4VULFA001.html

 でも、牛・豚肉の関税が焦点のような報道が流れ、何%で折り合うかなんて数字の話になってるのはまったくおかしな話なんだね。そもそもは、自民党の方針では、「聖域なき関税撤廃」だったら席を立つことになってたはずでなのに、いつのまにか数字の話になっちゃって、こういうのをインチキと言います。

さらに、TPPにあたっては、

1.特定5品目の関税を維持する

2.食の安全・安心の基準を守る

3.自動車等について数値目標を受け入れない

4.国民皆保険制度を守る

5.主権を損なうISD条項を受け入れない

6.政府調達・金融サービス等は、わが国の特性を踏まえる

 というのが自民党の公約で、ここのところは、植草一秀氏がブログで改めて指摘しているので、是非ご一読を。

・植草一秀の『知られざる信実』
TPP詐欺強行対米隷属政権の強制退場急務
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2014/04/post-3b6a.html

 「仕事の話ばかり」ってレレレのシンゾーが愚痴ったというけど、そんな甘っちょろい世襲政治屋だもん、自分の面子のためなら平気で国を売るわけです。



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/680.html

記事 [政治・選挙・NHK164] オバマの尖閣発言は日本の外交勝利と言えるのか インタビュー:孫崎享氏(ニュース・コメンタリー)
オバマの尖閣発言は日本の外交勝利と言えるのか インタビュー:孫崎享氏(元外務省国際情報局長)
http://www.videonews.com/news-commentary/0001_3/003269.php
ニュース・コメンタリー (2014年04月26日) ビデオニュース・ドットコム



 国賓として来日中のオバマ大統領が4月24日の安倍晋三首相との首脳会談の場で、日中間で緊張が高まっている尖閣諸島は日米安全保障条約の適用対象であることを明言したことについて、日本では外交上の大きな成果だったとの評価が広く喧伝されている。


 米政府のそうした立場はこれまでも閣僚レベルでは確認されていたものだが、何と言っても大統領自身がそのことに言及したことに一定の政治的な意味があることは確かかもしれない。


 しかし、この発言を「尖閣でいざ中国が武力に訴えてきた場合、米軍が出動して守ってくれる」という意味で受け止めたとすれば、それは安直に過ぎると言わざるを得ない。


 首脳会談後に安倍首相と並んでのぞんだ記者会見でオバマ氏は「日本の施政下にある領域は、尖閣諸島も含め日米安全保障の適用対象になる」と述べた。また、共同声明にも同様の文言が含まれている。しかし、この文面は実は日米安保条約の5条をそのまま読み上げたに過ぎない。


 日米安保条約の第5条にはこう書かれている。


第5条
 各締約国は、日本国の施政の下にある領域における、いずれか一方に対する武力攻撃が、自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国の憲法上の規定及び手続に従つて共通の危険に対処するように行動することを宣言する。
 (後略)


 今回のオバマ訪日で、アメリカの対東アジア外交がこれまでの日本一辺倒から、より中国に配慮した外交スタンスにシフトしていることが明確になったと指摘する元外務省国際情報局長で外交評論家の孫崎享氏は、特にこの条文の中の「日本の施政権の下にある」の部分「自国の憲法に従って」の二ヵ所の重要性を指摘する。


 尖閣諸島は現在日本が実効支配しており、日本の施政権下にある。だから、現状では他国が尖閣で武力行使をした場合は、この第5条の対象になるのは当然のことだ。しかし、オバマ氏は今回尖閣の領有権については一切言及していない。つまり、アメリカは尖閣が日本の領土であるとの立場は取っていないのだ。ということは、もし中国が軍隊を投入し尖閣の実効支配権を日本から奪ってしまえば、その瞬間に尖閣は中国の施政権下に置かれた領域となる。


 「尖閣は台湾から至近距離にある。実際に中国のあの海域の軍事力を念頭に置くと、そうなる可能性は高い」と孫崎氏は言う。


 また、NATO条約(北大西洋条約)で、同盟内の一国が他国から武力攻撃を受けた場合「直ちに」武力を行使することが明確に謳われていることと比較すると、日米安保条約は米軍の武力行使に「施政権下にあること」という留保条件が課せられていると考えるのが妥当だと孫崎氏は言う。


 また、安保条約5条には、これもまたNATO条約には含まれていない「自国の憲法の規定に従って」の条文がつけられている。それぞれの国が自国の憲法に則って行動するのはある意味では当たり前のことだが、これをあえて武力行使をする条件を定める条項の中で謳ったのは、アメリカ政府は憲法に則り議会の承認を求め、議会が承認をしなければ武力行使は行わないという選択肢、すなわち武力行使をするかしないかについてのフリーハンドを持っておきたい意図があったと読むべきだと孫崎氏は言う。


 今回のオバマ発言はそのような制約が課された安保条約第5条の条文をそのまま確認したもので、そこから半歩たりとも前進したものではない。オバマ氏は「尖閣有事の際には米軍を投入する意思がある」とは言わず「日本の施政下にある領域は、尖閣諸島も含め日米安全保障の適用対象になる」と、あえて安保条約の条文通りの回りくどい表現を用いた。これをコップに半分水があることを確認した発言と見るか、半分は空であることを強調した発言と見るかはそれぞれの判断だろうが、少なくともこの発言を持ってして、尖閣は米軍が守ってくれることが確認されたとするのは、あまりにも日本にとって虫の良すぎる解釈と言わねばならないだろう。


 そもそも日米間では1997年の日米防衛ガイドラインで日本の防衛には自衛隊がPrimary responsibility(主体的責任)を負っていることが明記されている。また、日米の防衛上の役割分担を定めた2005年の「日米同盟:未来のための変革と再編」には、日本の島嶼防衛は日本の自衛隊が当たることも明記されている。つまり、元々実務レベルでは尖閣諸島は日本が自らの手で守ることが前提になっており、大統領が大局的な意味で「安保の対象」と発言したとしても、政治的、あるいは精神的な意味はともかく、実務面ではほとんど影響がないと考えるのが妥当だ。


 結局、大統領発言の有無あるいはその内容に関わらず、尖閣は日本が自力で守らなければならない領域であることが、既に日米間で繰り返し確認されており、自衛隊がそれを守り切れず中国に実効支配を奪われれば、そもそも安保条約の対象でさえなくなってしまうというのが、現在の日米安保の枠組みということになる。


 その意味で、今回のオバマ発言については安倍首相や外務省、そして主要メディアが喧伝しているような手放しの評価は大いに疑問だ。しかし、その一方で、オバマ大統領が首脳会談後の会見で「米国は今もこれからも太平洋国家」であることを明言した上で、「力による現状の変更には反対」の意思を明確に示したことは特筆に値する。これはウクライナ情勢を念頭に置いたロシアに対する警告の意味合いも含まれていたと思われるが、同時に中国に対する警告の意味も明確に含んでいた。尖閣の領有権が日中どちらにあるかについてはあえて言及を避けたオバマ氏ではあったが、現在日本の施政権下にある尖閣を中国が軍事力で奪うことに米国は反対していることが明確に表明されたことの意味は大きい。


 この発言と「安保の適用対象」発言とを併せて聞いた時に、初めてオバマ発言は一定の意味を持っていると解するべきだろう。ただし、繰り返しになるが、今回のオバマ発言が、尖閣はアメリカが守る意思を表明したものではないことだけは、厳しく認識しておく必要があるだろう。


 孫崎氏のインタビューを参照しつつ、オバマ「尖閣」発言の意味とマスメディアの御用報道ぶりについて、ジャーナリストの神保哲生と社会学者の宮台真司が議論した。



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/681.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 貧困連鎖社会「女性たちを襲う危機」――NHKスペシャルのお勧め(生き生き箕面通信)
貧困連鎖社会「女性たちを襲う危機」――NHKスペシャルのお勧め
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/670cfc2df4c4f1780e8883e1a3d7edab
2014-04-27 10:06:50

貧困にあえぐ若者が増えています。貧困から抜け出そうと日々、懸命に努力しても、そんな仕事を見つけられない。所持金が5万円を切ったら、すぐおカネが手に入る日雇いの仕事につくしかない。すぐに雇ってくれる仕事先は、ブラック企業。

 そこで働き続けると、無理が重なり、精神がおかしくなり心が壊れてくる。心身ともに異常を抱えることになり、まともな仕事につくことはほとんど不可能になる。

 貧困に陥ったら、ますます貧困にならざるを得ない「貧困の罠」、あるいは貧困の連鎖。

 安倍政権は、生活保護予算を削りました。昨年8月から生活保護費は引き下げられましたが、この措置は3年がかりだから、今年も、来年も削られます。年金も引き下げられました。医療費は値上げされました。

 安倍首相は昨日4月26日の中央メーデーに出席し、「働くみなさんが景気回復を実感できるように全力をつくす」と挨拶しました。あいかわらず、しゃあしゃあと口から出まかせです。その場に心地いい言葉を吐き散らす。自分が約束したことを守る気などさらさらない。実際にやっていることは、ますます格差が広がる政策ではありませんか。この男の異能は、平気でうそをつけることだと言えます。

 貧困層家庭の子どもの高校中退が増えているそうです。通学の交通費が払えない。いじめによる不登校、ひきこもりも増える傾向だそうです。

 NHKスペシャルで本日夜9時から、「緊急ルポ 貧困連鎖社会」が放映されます。ラ・テ欄では、「女性たちを襲う危機 一日一食――姉妹はなぜ▽”出稼ぎ少女”の夢」と紹介されていました。

 内容は見ておりませんが、NHKはこういうルポ、あるいはドキュメンタリーにこそ力を入れるべきだと思います。それでこそ、「みなさまのNHK」といえるのであり、それが「公共放送」のあるべき姿ですよね。

 安倍首相は強い思いをもって、異常人格とおぼしき人物をNHK会長にもってきました。NHKは政府の大本営発表機関にされつつあります。そうしたなかで、いい番組には率直に「拍手」を送りたいものです。そうした支持が多ければ多いほど、異常会長に対しても、対抗できる力になるはずです。私たちが受信料を払って(私は現在は不払い措置を取っていますが)支えている公共放送は、私たちの力で育てる必要があるのだと思います。

 今晩は、9時からの「Nスペ」をお勧めします。



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/682.html

記事 [政治・選挙・NHK164] メーデーに参加した安倍首相とこれを受け入れた連合  天木直人 
メーデーに参加した安倍首相とこれを受け入れた連合
http://www.amakiblog.com/archives/2014/04/27/#002958
2014年04月27日 天木直人のブログ


 およそ労働者の敵であるような政策ばかりを強行する安倍首相がなぜ連合主催のメーデーに参加したのか。

 労働者を守るための連合が、なぜ労働者の敵であるような政策を強行する安倍首相のメーデー参加を許し、演説までさせたのか。

 この疑問にきょう4月27日の朝日新聞のメーデー記事が見事に答えてくれている。

 なぜ安倍首相はメーデーに参加したか。

 安倍首相は経済界の代表を説得して連合では出来ない賃上げを勝ち取った。その成果をひっさげて、今度は経済界が求める労働規制緩和への理解を得ようとするアメとムチの使い分け戦略であると。

 加えて民主党と連合の間にくさびを打つ狙いもあると。すなわち民主党が頼りにならない状況のなかで連合が政権にすがりたくなる事を見せつけるためであると。

 なぜ連合は安倍首相をメーデーに迎え入れたのか。

 連合加盟の組合員は減る一方で、政府に対する影響力を失うばかりだ。ここで安倍政権と対決姿勢をとれば政労使の協議の枠組みから外され、ますます影響力を失う。

 だからと言って安倍政権と協調すればますます労働者から見放される。この矛盾を象徴するかのように連合は「労働者保護ルールの改悪に断固反対する」という特別決議の採択は、安倍首相や山口公明党代表らが会場を去ってから自分たちだけで行ったのだと。

 安倍首相をメーデーに迎えたのは腰の定まらない連合の苦渋の選択であったのだと。

 要するに安倍首相に連合はいいようにやられているということだ。

 朝日は書いている。

  「誇る(安倍)首相 冷めたメーデー」だったと。

  野党がなくなり、政治がつまらなくなるはずである。

  戦う事を止めた連合の責任はあまりにも大きい(了)



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/683.html

記事 [政治・選挙・NHK164] シバキ隊・野間易通氏、仏像盗難や生活保護不正事件を批判され「さっさとアイスピックで刺してこい!」と教唆
原発デモ、反秘密保護法デモ、反安倍デモ、マリファナ合法化デモなど、
日本における在日による政治活動をリードしてきた野間易通さん。

仲間が生活保護を貰いながら、政治デモをしていたそうですが、
「さっさとアイスピックで刺してこい!」はまずいでしょう。


アルファモザイクから
http://alfalfalfa.com/archives/7228522.html


シバキ隊・野間易通氏、仏像盗難や生活保護不正事件を批判され「さっさとアイスピックで刺してこい!」と教唆

1 ぱぐたZφ◆FdDsU0B5ivx5 :2014/04/26(土)21:08:52 ID:a9yQ2rngx

野間易通@kdxn
リベラリズムが流行れば世の中は多少よくなり、レイシズムやファシズムが流行れば崩壊します。
すべて流行如何。
https://twitter.com/kdxn/status/459219977711517696

とぐさ@gamakun_uc
仲良くしようぜがナンセンス。
こっちが恩と思っても仇で返されてるから。
対馬の寺の仏像盗みから生活保護不正受給まで幅広いからさ。
在日にしろ韓国人にしろ限度超えてるんだよね。
https://twitter.com/gamakun_uc/status/459621893067132928

野間易通@kdxn
で、何をやったんだよ。
https://twitter.com/kdxn/status/459635033087565824

野間易通@kdxn
さっさとアイスピックで刺してこい。
https://twitter.com/kdxn/status/459635208489160704

野間易通@kdxn
クソみたいな論評たれやがって。
https://twitter.com/kdxn/status/459635317176168449

■ソース:Twitterアカウント
野間易通@kdxn
https://twitter.com/kdxn

 * * *
■プロフィール
野間 易通(のま やすみち、1966年−)は日本の雑誌編集者。
2011年4月、TwitNoNukesのスタッフとなり、金曜官邸前抗議を主催する
首都圏反原発連合の立ち上げに参画した。
2013年1月、 「レイシストをしばき隊」を結成するも、同年9月30日解散。
2013年10月、しばき隊の後継団体となるC.R.A.C.(Counter-Racist Action Collective)を結成した。
在学中の1987年に大阪のへヴィーロックバンド「花電車」に初代ギタリストとして参加。
現在はi ZooM i Rockersというロックバンドでキーボードを担当している。

★関連
【社会】関西のシバキ隊団体(通称・友達守る団)・元代表の林啓一容疑者(52)=大阪市西成区橘=逮捕!!! 生活保護費を不正受給疑い[04/15]
http://uni.open2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1397551963/l50
【社会】逮捕された関西のシバキ隊団体元代表が日米ハーフの日本人に対してヘイト発言をしていた?その実態は「在日特権を守る在日の会」か[04/17]
http://uni.open2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1397711163/l50
【在日】民団新聞記者「朴大統領は『しばき隊』ら日本の良心派と連携し韓日不信に歯止めを」[04/09]?
http://uni.open2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1397043793/l50
【社会】シバキ隊・野間易通、艦これ叩きの次はガンダム叩きを開始「私のアニメおたく嫌いはガンダムから始まった。中学時代、ガンダム見てる同級生を幼稚だとバカにした」[4/13]
http://uni.open2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1397369915/l50


<参考リンク>

■生活保護で政治活動 しばき隊の活動資金は生活保護
http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/315.html


■「レイシストをしばき隊」と「首都圏脱原発連合」の首謀者「野間易通」とは何者なのか?
http://www.asyura2.com/13/cult11/msg/163.html


■<しばき隊?のりこえねっと?>日本と韓国と朝鮮の友好をすすめる「日朝協会」のHPから日本のマイノリティ支配を分析してみる
http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/803.html


■「安倍死!安倍晋三は辞めていいとも!今の安倍が敵じゃなくてなんだってんだ?安倍を倒せ!」民主党・有田芳生グループ
http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/493.html


■『笑っていいとも!』に安部首相が出演 → 新宿アルタ前に抗議する人は在日・しばき隊だったことが判明!
http://www.asyura2.com/14/senkyo163/msg/233.html


■有田芳生議員が支持する [レイシストしばき隊] の正体は 「在日韓国青年同盟」(memo)
http://www.asyura2.com/13/cult11/msg/158.html


■プンムルで血が騒ぐ!反原発と反秘密保護法と沖縄米軍基地反対の工作員がもろだぶる。
http://www.asyura2.com/13/cult12/msg/723.html

http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/684.html

記事 [政治・選挙・NHK164] <安倍首相>GW欧州歴訪 アベノミクスをアピールへ(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140427-00000005-mai-pol
毎日新聞 4月27日(日)8時36分配信


 安倍晋三首相は29日、欧州6カ国歴訪に出発する。日程は5月8日までの10日間。「目玉」の一つは、フランスで開かれる経済協力開発機構(OECD)閣僚理事会での基調講演。首相は対日投資を呼び込むため、安倍政権の経済政策「アベノミクス」を売り込む予定だ。ドイツや英国など各国首脳との会談では、中国の台頭で緊迫する東アジア情勢に理解を求める。

 OECDは欧州を中心に34カ国が加盟。首相は基調講演で各国の閣僚に「日本経済の再生」を訴えるほか「アベノミクスを通じた世界経済への貢献をアピールする」(政府関係者)。消費増税で日本経済の先行きに不安も広がっているため、ドイツや英国などでは企業や投資家が参加するセミナーに出席し、懸念の払拭(ふっしょく)を狙う。

 ◇「歴史認識」疑念解消も

 欧州歴訪の皮切りをドイツにしたのは、メルケル首相がロシアと良好な関係を保っていることも大きい。日独はウクライナ情勢を巡って「ロシアとの対話重視」で一致しており、6月の先進7カ国(G7)首脳会議に向け連携を強める狙いがある。また一連の首脳会談を通じ、自身の「歴史認識」に対する疑念も解消したい考えだ。【念佛明奈】



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/685.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 党にも関与 渡辺喜美“元夫人”と伊勢谷友介との濃密な関係(日刊ゲンダイ)
党にも関与 渡辺喜美“元夫人”と伊勢谷友介との濃密な関係
http://gendai.net/articles/view/geino/149785
2014年4月26日 日刊ゲンダイ



髪形だけ真似ても…/(C)日刊ゲンダイ


 24日、みんなの党が行った渡辺喜美前代表(62)の8億円借り入れ問題の調査報告会。オバマ来日のドサクサに紛れ、DHCの吉田会長とは別に5者から計6億円強を借りていたことにもア然だが、渡辺が1年前に離婚して今も元妻と事実婚状態というから、二度驚いた。


 そんな不思議な関係の“元妻”まゆみ夫人(55)と渡辺の口座で保管していた計9000万円が“使途不明”になっている。


 9000万円の使途について、調査チームは「主にクレジットカードの決済代金に使われた」と説明したが、渡辺前代表が「個人のプライバシー」を盾に利用明細書を黒塗りにして提出したため、大半が裏付けを取れなかった。


「飲食や旅館の宿泊代に使ったことになっていますが、使途を真っ黒に塗りつぶせばバレちゃマズイ金と疑われる。まゆみ夫人は人気俳優をひいきにしていただけに、まさかタニマチ気分でカネを渡してないよな、とさえ言われています」(政界関係者)


■まさかタニマチ気分で・・・


 まゆみ夫人がゾッコンの人気俳優とは伊勢谷友介(37)だ。かつて広末涼子との交際を報じられ、最近は長澤まさみとの破局報道が流れた“マルチなモテ男”だが、伊勢谷はみんなの党と発足当初から、濃厚な関係を築いてきた。


「まゆみ夫人が伊勢谷の大ファンなのは、党内では有名な話。『ゆくゆくは(渡辺前代表に)パーマをかけさせ、伊勢谷友介風にしてみようかな』とうれしそうに話していたこともある。夫の洋服選びを任せているのも、伊勢谷が代表を務める事務所『リバース・プロジェクト』所属のスタイリスト。こうした縁で、伊勢谷も所属議員のタウンミーティングに出席していました」(みんなの党関係者)


 リバース・プロジェクトの担当者は「まゆみ夫人には弊社の活動に賛同していただいており、各種イベントにも来場してもらっています。ただ、彼女から金銭的な支援を受けたことはありません」とし、「伊勢谷個人とまゆみ夫人との関係は把握する立場にない」と語った。


 9000万円が離婚の“手切れ金”だった線も捨て切れない。いずれにせよ、政治家の妻にもホレられた伊勢谷にとっては迷惑な話である。



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/686.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 麻生氏のKY発言に周囲は真っ青(東スポ)
麻生氏のKY発言に周囲は真っ青
http://news.livedoor.com/article/detail/8779426/
東スポWeb 2014年04月27日11時00分


 麻生太郎副総理兼財務相(73)が25日、TPP交渉の日米合意の先送りを受け「オバマが(TPPを)国内でまとめきれる力はない」と発言。バラク・オバマ米大統領(52)を国賓で迎えているさなかのナンバー2の発言だけに、官邸や外務省は肝を冷やすハメとなった。

 麻生発言が飛び出したのは、25日の閣議後会見の席上。前日に安倍晋三首相(59)とオバマ大統領との間で行われた日米首脳会談でTPP交渉はまとまらず、この日、朝まで交渉は継続されたが、大筋合意に至ることはなかった。

 感想を求められた麻生氏は前述したように「オバマが国内でまとめきれる力は今ないだろう」とバッサリ。11月に米中間選挙を控え、米国内事情を挙げたうえで「(TPPの)協議がまとまったとしても米国の議会で通る保証はない。継続していく話ということ」と指摘した。

 麻生氏の発言は的を射ていた。TPPでオバマ大統領が全権を握っていると思われがちだが、実際には米議会は貿易促進権限を大統領に付与してはいない。「オバマが何か日本と約束しても議会の承認がない限り、合意はないに等しい。その米議会では、身内の民主党からもTPPは反対されている状況です」とは、米市民団体「パブリックシチズン」のロリー・ワラック氏。

 もっとも、正論とはいえ、一報が伝わるや関係者は青ざめた。菅義偉官房長官(65)は麻生発言の議事録全文を取り寄せたうえで「日米ともに極めて難しい政治状況があり、オバマ大統領といえ、選挙も控えている。そういう中で麻生流の説明をしたんだろう。我が国の正式な見解は私が申していることに尽きる」と必死に取り繕った。

 国賓に対し、最後にとんだ赤っ恥をかかせたと勘違いされそうな発言だけに、日米間の今後の禍根となりかねない。



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/687.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 安倍のヘタレぶり、中国脅威でオバマに縋る 米国、尖閣防衛の義務なし(世相を斬る あいば達也)
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/ed6dc3e543c6835b44b82009294355bb
2014年04月27日

 売国報道に徹する日本のマスメディアは異様だ。外務省のレクチャーより一歩踏み出し、アメリカ大統領様が直々にお口になされた「日米安保に尖閣含む」で大はしゃぎ。特に嘘を報道しているわけではないが、安保5条をオバマが読み上げたからといって、日米安保の条文の適用範囲が変わるはずもない。昔から、オバマの言った通りで、何にも変わってはいない。

 日米安保において、アメリカ様は「「日本の施政権の下にある領域」と謳っているわけ。日本が実効支配出来ている領域の防衛に参加できる、と云うことであり、「実効支配がなくなれば、何もしません」と言っている。あまりにも、言い古されたくらいの話なので、書きたくもないが、新聞テレビの報じ方は、明らかにミスリードしているので、またまた執拗に書くことになる。その上、アメリカ様は「自国の憲法に従って」、つまり、議会の承認が得られれば同盟国として助ける、と云う話なので、二重の扉のある軍事同盟なのである。

 日米安保と云うもの、馬鹿馬鹿しいくらいの不平等軍事同盟なのだ。アメリカ様の両手は全くのフリーハンドなので、助けるも助けないも、俺たちの気分しだいと云う軍事同盟。結んでいること自体が不自然なのである。結局、沖縄に米海兵隊基地が必要なのは、中国の現実的脅威に対応するためと印象づけられているが、一義的にも二義的にも、尖閣は日本が守るしかないと云うことだ。ちなみに、NATOの軍事同盟では、「施政権の下にある領域」もヘッタくれもなく、侵略があれば、ただちに、他の国は共同で敵に立ち向かうとなっている。

 こんな体たらくな平和ボケな話で大はしゃぎする日本と云う国を観察している中国は、どのように思うだろう。もしかすると、改めて、日米安保における米国の責任範囲を確認し、なんだ!軍事同盟じゃないんだ。尖閣くらい取りに行っても、出てくるのは日本だけなんだ。施政権下でなくなれば、米軍はそっぽ向くということだな」。しかし、日本のメディアはオバマが直接SENKAKUに言及したと大喜び「呆れるくらい日本の安倍は俺たちの力を怖れているのか」。そんな風に解釈する可能性さえあるオバマの尖閣への言及だった。予定調和な外交手段で、中国外務省は批判するだろうが、あくまでポーズに過ぎない。どちらかと言えば、虻蜂取らずのオバマ発言だった印象が強く残る。

 このような日米安保の為に、沖縄を中心とする米軍基地周辺の人々の日常的被害だけではなく、日本国民は、どれだけの経済的被害を蒙っているのだろう。ざざっと勘定してみたが、表向き言われる「思いやり予算」が1,900億円弱。基地周辺対策費等々が3,700億円、それに米軍再編関係費が1,100億円なので、合計で6,700億円以上の経費を米軍に貢いでいる。米軍駐留経費の70%以上を日本が負担している。海外の米軍基地では、日本の負担金は突出しており、他の米同盟国26か国の負担金合計よりも多い額を日本は払わされている。これだけの金を負担させられて、挙句に「守るか守らないかは気分次第だぜ!」もう完璧なバカである。まぁ、これも共産圏が強く存在した東西冷戦構造時であるなら、多少の納得もいくが、現在の潜在的脅威は中国くらいのものである。

 この中国の潜在的脅威も、日本のマスメディアが騒ぎ立てるほどの脅威であるかどうか、充分な検証がなされているとは言い難い。中国の脅威は凄まじい、と言ってみたり、中国海軍なんて張子の虎だとか言う輩もいるわけで、軍隊としてどれだけの実力があるかも判らない。ロシアの老朽空母を買うくらいなのだから、近代化がどこまで進んでいるのか定かではない。軍事オタクではないので、深く考えるつもりはない。ただ、想像しているよりも軍事行動を実際に行った場合、破壊力が人民軍のどの程度備わっているか疑問だ。グローバル経済の恩恵を一番受けて経済成長を遂げている中国が、その枠から尖閣や与那国島、石垣島、宮古島などを取りに来ると言うのだろうか、酷く不自然な行動だ。

 中国が脅威になる一番の理由は、対中外交が行きづまっているから、そのような幻覚に捉われている可能性は強いだろう。無論、グローバル経済のお陰で、めざましい経済発展を遂げている中国が、実力以上に自信をつけ、居丈高になりつつあるのは事実だが、GDPの範疇の経済発展の話であり、21世紀模様の近代化があらゆる面でなされているわけではない。人口が13億5000万人で国土が960万平方キロなのだから、GDPが大きくなるのは当たり前で、驚くに値しない。ちなみに日本は人口が1億2700万人、国土は38万平方キロだと云うことを頭に入れて考えよう。一人当たりのGDP比でみると、中国は6,747ドル、日本は38,491ドルなのだ。つまり、中国の中身は未だスカスカで、発展途上国の実情であることも理解しておこう。

 世界の表向きで見える部分に集中的に社会資本を投じている中国だが、長期間の忍耐戦略に耐えうる体力は保持していないので、本気で軍事力を行使する可能性は酷く低い。ただし、表向きなメンツに拘る民族的傾向もあるので、戦争が出来ることを証明したい欲望は持っているだろう。故に、そのような気が起こらない外交スタンスを取るのは当然のことで、深く考える事さえ不要だ。このように中国という国を見ると、日本の外交は完全に間違っていると言って良いだろう。安倍の姿勢は、明らかに中国をライバル視している。総量で勝つか、実質で勝つか、価値観の違いだ。

 中国の潜在的脅威が顕在的脅威に変わる可能性がゼロだと言い切れる人はいない。現在の中国の大国化がグローバル経済の大波に乗れた影響下にあることから、日米韓ロ欧と敢えてことを起こす意味合いはないと断言も出来ない。今までの国家概念から考えれば、自国の安全保障の為であれば、経済的不利益を無視してでも地政学的安全を優先し、覇権に拘ることもあるだろう。しかし、最近の国家概念は、資本というグローバル企業の意向に沿うかたちで運営されつつあるので、地政学覇権優位論が、21世紀も有効かどうか疑問点も多い。既に米国は企業が国家を支配する傾向が強いが、中国の場合多くのメインプレヤーが国営なので、地政学覇権優位論は生きているかもしれない。

 いずれにせよ、我国の安倍自民党の外交姿勢を見ていると、上述のような次元の議論などなく、対中では尖閣と云う岩礁を巡っていがみ合い、韓国とは慰安婦でいがみ合い、アメリカとはTPP貿易問題で鍔迫り合いをし、参拝を避けろと言う靖国に参拝し、どや顔で大見えを切る。その安倍の金魚の糞政治家も、どさくさの勢いに乗って靖国参拝に精を出す。これでは、孤高の国を目指しているような勘違いまで起こしてしまう。無論、孤高に徹する日本は、筆者の理想とする姿だが、安倍晋三の孤高は慌てふためきながら、強い国を目指している。オバマの一言で舞い上がるような外交防衛姿勢で「孤高」はないのだが、間違いなく「孤立」には向かっている。

 TPPで米国のヤラズぼったくりにつき合う必要はないわけだが、読売などは、素晴らしき集団自衛権の確認であり、TPPも原則合意で、意義深いオバマ大統領訪日であった、と論評しているが、どちらの評価も誤謬だらけで、開いた口が塞がらない。この新聞が嘘かホントか1千万部売れているというのだから、日本と云う国の民族の質が問われるのは必定だ。このような流れが継続すると、真剣な不安として、世界における日本の「孤立」が際立ってくるかもしれない。怖ろしいことは、安倍官邸や外務省は、外交はそこそこ上手く行っている、と思い込んでいるところだ。アベノミクスは殆ど大失敗。日米安保も大失敗、対中、対韓外交も大失敗。ロシアとの蜜月もウクライナ問題で、自然消滅の危機である。どのくらいの日本人がヤバイ現実を理解しているのだろうか。1割もいないかもしれない。なにせ、読売新聞が1千万部なのだから……。



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/688.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 橋下氏「大阪で勝手に」…新党へ石原氏押し切る(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140427-00050037-yom-pol
読売新聞 4月27日(日)13時32分配信


 日本維新の会は26日の執行役員会で、結いの党との政策協議が調えば、今年夏までに合流し、新党結成を目指す方針を決めた。

 両党が合流すると、衆院では野党第1党となる。橋下共同代表が来春の統一地方選をにらんで合流を強く主張、慎重だった石原共同代表らを押し切った。

 維新の会は今後、結いの党との政策協議で大筋合意している61項目について、憲法や原発政策など7項目に絞って最終調整し、協議が調えば、新党準備協議会を設立する。

 この日の執行役員会は、大阪の党本部と東京の国会議員団本部をインターネットでつないで行われ、25日に参院で統一会派を結成した結いの党との合流が、議題となった。出席者によると、石原氏と平沼赳夫代表代行が、憲法改正などで考えの異なる結いの党との合流に慎重な考えを示し、「合流するなら吸収合併すべきだ」と主張したという。これに対し、橋下氏が「夏までにまとまらなければ、大阪で勝手に動く」と反発、「分党」を盾に新党結成を迫り、松井幹事長も「国会議員は地方議員を見捨てるのか」と声を荒らげた。結局、橋下氏らに押される形で、「新党」が了承された。


http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/689.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 今の安倍政治のままでいいのか?政治を変えたかの選挙である。見識を示してほしい。(かっちの言い分)
http://31634308.at.webry.info/201404/article_27.html
2014/04/27 15:08

オバマ大統領と安倍首相のパフォーマンスによって、鹿児島2区の補欠選挙のことが全く話題にも上らない。11時現在で17%程度だから、出足も芳しくない。

消費税増税、TPP妥結、尖閣安保、集団的自衛権の問題、原発再稼働、川内原発再稼働と、選挙の争点は、逆に有りすぎて困るぐらいである。さらに言えば、金権政治も争点に挙げられる。

これだけあれば、自民党一党独裁の弊害は目に見えているが、選挙結果はどう出るだろうか?

自公推薦の自民党新人の前県議会議長・金子万寿夫氏が大差を付けて勝利すれば、日本の行く末は、また旧来の自民党政治に戻ってしまうことが決まったようなものである。

前々回の総選挙で民主党が政権を取ったことが、夢物語の世界になる。ただ、もし、自民党が圧勝なら、その最大の立役者が民主党であることは、皮肉である。もう民主党的政治はコリゴリという抗体を作ってしまったことになる。人間の体の中にその抗体が出来ると、そのひとが死ぬまで抗体は消えない。困ったものである。あと、数十年はこのままになってしまう。

民主、維新、結い、生活が推薦する無所属の前民主党県連代表・打越明司氏が勝てば、自民党政治に対する批判票と受け止めることが出来る。これが足元にも及ばなかったら、住民は徳田氏の件もチャラにして、現状維持を是認することになる。

山本太郎氏が推す新党ひとりひとり党員・有川美子氏が川内原発再稼働で訴えて、どこまで原発の批判票を獲得するかも注目される。共産党候補者とどちらが勝か注目される。もっと上位にいけば大善戦である。

投票率があまり上がってこないような気がする。そうなると組織票をもつ自公が強い。もともと保守が強いところである。現状逆転が起これば、政治にまた新しい風が導入されるが、どうも悲観が先に立ってしまう。このブログを読むことろには、大勢が判明して、読む価値もなくなるが、心は現状打破を願って筆を置く。



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/690.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 安倍昭恵氏 女性に支持される理由は偉い夫に委縮しないから(NEWS ポストセブン)
安倍昭恵氏 女性に支持される理由は偉い夫に委縮しないから
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140427-00000014-pseven-soci
NEWS ポストセブン 4月27日(日)16時6分配信


 長年の友人だという作家・林真理子さん(60才)と、ファーストレディー・安倍昭恵さん(51才)。そんなふたりがスペシャル対談を行った。

林:地元・山口県でもすごいんでしょ、アッキー人気って。総理がお立場上、いろいろ言われるのはしょうがないことだけど、昭恵さんの悪口って私の周りでも、聞いたことがないですよね。

安倍:いえいえ、批判されている部分もあるし、いろいろ書かれますから。

林:第1次内閣(2006年9月〜2007年9月)のときは、「主人の足を引っ張らないようにと、とにかくそのことばかり考えていたけれども、今回は、自分が心から正しいと思うことはある程度批判されてもやっていきたい、自分の好きなことをやっていきたい」とおっしゃってましたよね。

安倍:そうですね。最初のときとは違い、私も50才を過ぎて、ちょっと貫禄もつくというか、変わりましたので。

林:だから今、生き生きしている。すごく楽しそう。アッキー人気の大きさもわかるなぁ。

安倍:そんなことないです。

林:日本で今、いちばん偉いご主人がいるのに、全然萎縮したりせず、自分の仕事と使命を持って、生き生きやってらっしゃる姿を、世の中の奥さんたちは支持しているんだと思いますよ。

安倍:そう言っていただくと、すごくうれしいです。

林:この前、お米をいただきましたけれど、農業のほうも楽しそうですよね、コスプレして。

安倍:コスプレじゃないですよ!(笑い)

林:だって、本を拝見したら、もんぺを着て、にっこり笑ってトラクターに乗ってらした。かわいいなと思って。

安倍:いつもの農作業着で、絣(かすり)なんです。

林:失礼しました(笑い)。経営なさっている居酒屋「UZU」で、そのお米を出していらっしゃるんでしょ? 私も行ったことがありますけど、山口県の食品、野菜を紹介するためにもお作りになったアンテナショップですよね。

安倍:でも、今は忙しくて、私があまりかかわれなくなっていますし、すべてが山口県産でもないんです。国産で無農薬、無化学肥料、無添加、露地物にこだわって、自分の家族に作るような栄養のある一皿を出しているんです。

林:今、すごく流行っているんですってね。

安倍:そんなことはないですよ。予約がとれないとか、噂では言われてますけど…。

※女性セブン2014年5月8・15日号

http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/691.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 「安倍首相はドレイモンになってどこでも派兵ドアを開けようとしてる」アーサービナードさん(かばさわ洋平 BLOG)
「安倍首相はドレイモンになってどこでも派兵ドアを開けようとしてる」アーサービナードさん
http://ameblo.jp/takumiuna/entry-11834837136.html
April 27, 2014 かばさわ洋平 BLOG


さすがです。かなりわかりやすい表現で日本政府の戦争できる国づくりを伝えてます。


「どこでも派兵ドア」開くな!
詩人アーサー・ビナードさん



日本政府が集団的自衛権の行使をするということは自衛隊がますますアメリカ国防省の下請け軍に成り下がる流れです。もっと言えばペンタゴン奴隷軍と化すことです。


「ドラえもん」には悪いけど、安倍晋三首相は「ドレイモン」になって、「どこでも派兵ドア」を開けようとしてます。日本が攻撃を受けなくても、世界中どこへでも行って、米軍にくっついて戦争ができるようにするものです。


日本の憲法は自衛隊が米政府の下請け軍として海外で侵略に加担することを食い止めてます。だからアメリカ国防省にとって扱いにくい。


特定秘密保護法の強行も、武器輸出三原則のポイ捨ても、閣議決定による集団的自衛権の行使容認も、憲法の制約を取り払って思惑通りに国を操るためのものです。操り人形の日本の権力者が前々からやりたかったことを安倍政権は国会の数を頼みに一気にやってしまおうとしてます。もちろんその背景には米政府の意向もひそんでいます。



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/692.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 4月26日(!)連合中央メーデー。安倍晋三に抗議コールした労働者は官憲に排除(!)され・・・

4月26日(!)連合中央メーデー。安倍晋三に抗議コールした労働者は官憲に排除(!)され・・・

http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/b8a57baa7b4adbf257326e34c3163d9a

安倍晋三を ただしく野次った労働者は官憲に排除され

主催者は 抗議の声を上げることも無く

安倍晋三への 拍手を促した



(見てるだけの参加者。安倍に拍手するロードーシャ)



恥ずかしくないのか、労働者諸君。

4月26日(!)連合中央メーデー






https://twitter.com/toukyouyunion/status/459868114998411264





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以下は、レイバーネットMLから 



 安倍首相が来るというので、連合メーデーに行ってきました。以下、速報です。

「全国ユニオン」が抗議の横断幕を出したようですが、現場では気がつきませんでした。

(すいません)。

それにしても政権与党がずらり並んだ「オールジャパン」は異様でした。

激しいヤジがありましたが、私の知る限りでは、NHK・朝日は無視で、「毎日」「東京」「ウォールストリートジャーナル」などが記事で触れているようです。



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●「残業代ゼロ絶対反対!」〜連合メーデー安倍首相に抗議コール



4月26日、東京・代々木公園の連合メーデー。

ひな壇には安倍首相・田村厚労大臣・山口公明党代表など政権メンバーがずらり。

維新の会も来ている。

古賀連合会長は主催者挨拶で「働く声をしっかり受け止めてほしいので広く各政党に声をかけた」とまず説明。

その上で「労働者保護ルールの改悪に断固反対。派遣村を再現させないために派遣法改悪の抜本的再考を求める」など政府への対決姿勢を明確にした。

続いて安倍首相が登壇し発言を始めると突然「残業代ゼロ絶対反対」のコールが起こった。

数名だったが演壇近くにいたため声はよく響く。

公安らしき人間がすぐにかれらを取り押さえ(写真)、強制的に会場外に排除した。

コールした男性(46歳)は「個人で来た。安倍のファッショ的国政運営を批判したかった。

周りがあまりに静かで驚いたが、恵まれた組織労働者にこそ声を上げてほしい」と語っていた。(М)



↓写真速報

http://www.labornetjp.org/news/2014/0426shasin

↓動画(4分・野次当事者のインタビューあり)

http://youtu.be/OUprSlqjjpE






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 松原 明 mgg01231@nifty.ne.jp

  http://vpress.la.coocan.jp/ ビデオプレス

  http://www.labornetjp.org/ レイバーネット

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レイバーネットMLから



ヤジが上がってよかった!!



「朝日新聞」4月27日朝刊2面でもヤジの記事はありました。

一応、朝日の名誉(?)のため。



小見出しに<「残業代ゼロ」に非難>

本文に



<安倍首相のあいさつ中は「『残業代ゼロ』反対」「中小企業はどうなる」などのヤジが相次ぎ上がった。>



安倍晋三「企業の収益が賃金につながることが大切だ。働くみなさんが景気回復を実感できるように全力をつくす」

多くの働き手の反応は冷めていた。押されっぱなしの連合にも、いらだちの声が上がった。



中小企業に勤める川崎市の男性(44)は「ベアはなかった。労働者ルールを改悪する首相がここにいるのは違和感がある」。



 安倍首相のあいさつ中には「『残業代ゼロ』反対」「中小企業はどうなる」などのヤジが相次ぎ上がった。



「押し込まれる現状に「政権にすり寄ってしまえば、ものが言えなくなる」(連合傘下の産業別労組の幹部)と心配する声もあるが、別の産別幹部は「政労使の枠組みから外されないように、慎重に政権とつきあう必要がある」と



連合は派遣法改正案について真正面から廃案を求めず、「修正など」と言葉を濁している。



「労組というのは正社員中心の組織。仕方がない」。非正社員からは、そんなあきらめの声も漏れる。

http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/693.html
記事 [政治・選挙・NHK164] 〈朝日新聞研究〉89年“サンゴ落書き捏造”記事に見る「虐日偽善」の姿(ZAKZAK)
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20140427/dms1404270830004-n1.htm
2014.04.27

★(5)

 最近、慰安婦問題に対する朝日新聞の責任について、新聞や週刊誌が批判記事を掲載している。今から25年前、やはり朝日の記事に対して、日本中が激しい怒りを覚えたことがあった。1989年4月20日、夕刊1面に、大きなカラー写真付きの記事が掲載された。沖縄・西表島のサンゴを傷つける日本人のモラルのなさを、厳しく告発したものだった。

 ところが、間もなく写真に疑問がもたれ、朝日のカメラマンが自分で意図的に傷をつけた、捏造写真であることが判明した。そのため、カメラマンは解雇になり、当時の一柳東一郎(ひとつやなぎ・とういちろう)社長は引責辞任した。

 この事件では写真の捏造ばかりが問題になったが、実は、記事の文章も「極めて悪質」と言わざるを得ない。その末尾は次のようになっていた。

 「日本人は、落書きにかけて今や世界に冠たる民族かもしれない。だけどこれは、将来の人たちが見たら、八〇年代日本人の記念碑になるに違いない。百年単位で育ってきたものを、瞬時に傷つけて恥じない、精神の貧しさの、すさんだ心の…。にしても、一体『K・Y』ってだれだ」

 仮に写真が本物であったとしても、この文章は二重の意味で明らかに間違っている。

 第1に、犯人はまったく不明なのだから、日本人の犯行と断定することはできない。アルファベットのイニシャルだから、外国人の可能性も十分考えられる。

 第2に、犯人が日本人だとしても、一部の人間の行為を日本人全体の犯罪として糾弾し、モラルなき悪質民族と決めつけるのは、誠に異様である。それは、「世界に冠たる民族」「八〇年代日本人の記念碑」といった極端な表現に現れている。

 ではなぜ、こんな発想が出てくるのか。

 日本人を悪者として貶めたい欲求があるからではないのか。日本や日本人を「悪」と決めつけて糾弾することで、自分自身は正義の側に立つことができる。他を貶めることで自分を美化し、道徳的優越感を享受したいのであれば、それは根本的に偽善である。日本や日本人同胞を虐げる偽善だから「虐日偽善」と表現すべきである。

 こうした「虐日偽善」のイデオロギーは、戦後、日本社会に広く行き渡った。日本人は自国の歴史に誇りを持てず、まともな国家意識・民族意識を喪失している。

 英誌『エコノミスト』が2009年10月に発表した調査結果によると、主要33カ国中、自国に対する誇りが最も高い国はオーストラリアで、最も低い国は日本だった。

 慰安婦問題などを話し合う日韓局長級協議が16日、ソウルで開かれた。朝日新聞は18日、「関係改善の足がかりに」と題する社説を掲載した。そこには「慰安婦問題で日韓がもっとも対立するのは日本の『責任』をどこまで認めるかだ」とは書かれていたが、自社の責任については、1行も触れられていなかった。 =おわり

 ■酒井信彦(さかい・のぶひこ) 元東京大学教授。1943年、神奈川県生まれ。70年3月、東大大学院人文科学研究科修士課程修了。同年4月、東大史料編纂所に勤務し、「大日本史料」(11編・10編)の編纂に従事する一方、アジアの民族問題などを中心に研究する。現在、月刊誌などでコラムを執筆する。著書に「虐日偽善に狂う朝日新聞」(日新報道)など。



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/694.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 離婚していた!渡辺喜美前代表「事実婚」「恥メール」公開は失敗だった?(東スポ)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140425-00000038-tospoweb-ent
東スポWeb 4月25日(金)16時13分配信


 60過ぎて新婚気分って何だ? みんなの党は24日、渡辺喜美前代表(62)の辞任理由となった、大手化粧品会社・DHC会長からの8億円借り入れ問題について調査報告を行い、渡辺氏の秘密を暴露した。法律に触れるような点はなかったと結論づけたが、渡辺氏が離婚していたことをさりげなく明記。本人が送った恥ずかしすぎるメールも公にされた。潔白を証明するためのなりふり構わぬ情報公開だが、疑問噴出の事態を招き、問題の幕引きとはなりそうもない。

 報告書で目を引いたのは、渡辺夫妻の離婚のくだりだった。過去に離婚疑惑を報じられたことはあったが、当時、渡辺氏は「離婚はしておりません。夫婦ゲンカはしましたが、婚姻関係は継続中です」と声明を出していた。ところが、報告書によると2012年11月20日に夫婦ゲンカをし、12月5日に離婚届を提出。受理されたものの、翌13年1月に仲直りし、今は“事実婚状態”となっていると詳細に説明されていた。

 渡辺氏は離婚について吉田嘉明DHC会長に相談しており、仲直り後にこんな恥ずかしいメールを送っていた。

「大変お世話になりました。危機を乗り越え仲直りができました。60を過ぎて新婚気分を味わえるとは思いませんでした。会長のおかげです」

“新婚気分”が何を指すのか不明だが、ずいぶんと艶っぽい文面だ。だが、なぜこんな恥ずかしいメールが報告書に記載されたのか。実は新たな疑惑の種があったからだ。

 8億円は3億円と5億円に分けて吉田氏から送金されている。

 このうちの5億円を渡辺氏はまゆみ夫人の口座へ3回に分けて移していた。理由について、渡辺氏は手元にあると浪費しかねないから信頼できる同志である夫人に預けたと調査チームに話している。しかし、この資金移動の時期と離婚の時期がかぶっており「慰謝料じゃないのか」との疑惑が浮上。

 調査チームの座長を務めた三谷英弘衆院議員(37)は「最初にまゆみ夫人の口座へ入金された2億円は夫婦ゲンカ後とはいえ、離婚届を出す前のこと。次の1億円は確かに届け出後です。しかし、その次の2億円は翌年の5月ごろで、仲直りしている。普通の人なら大金が手に入ったら定期預金を組んだり、投資をしたりするでしょうが、まゆみ夫人は普通口座に入れたままでした。これらのことから離婚給付(慰謝料)ではなく預かったものと納得しています」と説明した。

 この説明の肝は、夫婦が仲直りしていること。これを強調するために恥メールの暴露となったわけだ。

 会見では多くの質問が飛んだが、さらに別の疑惑に集中した。借りた8億円のうち渡辺夫妻は約9000万円を使っていた。吉田氏への利払いをのぞけば、クレジットカードの決済代金に使われたという。「一体、何に使ったのかはっきりさせないのか」と追及がやまなかったのだ。

 外部から調査チームに参加した和田衛弁護士は「要請はしていたが、残念ながら明細書を入手できず、使途の解明には至らなかった。とはいえ調査報告を延ばすより、大きな資金の流れを解明できたということで報告になった」と説明。渡辺氏は夫婦とも「党勢拡大のための会合等で使用した」と話しているという。

 疑惑を晴らすために離婚やメールを明らかにしたのにもかかわらず、使途不明金の方に関心が集中。これなら恥メールは公開しなくてもよかったのではないか。

 みんなの党関係者は「まあ、かわいいじゃないですか」と胸中複雑だった。



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/695.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 衆院鹿児島2区補選 自民・金子氏が当確(NHK)
衆院鹿児島2区補選 自民・金子氏が当確
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140427/j64198710000.html
4月27日 20時00分 NHK


去年夏の参議院選挙後、初めての国政選挙となる衆議院鹿児島2区の補欠選挙は27日に投票が行われ、自民党の新人で公明党が推薦する元鹿児島県議会議員の金子万寿夫氏の初めての当選が確実となりました。

衆議院鹿児島2区の補欠選挙の開票は、ほとんどの開票所で午後8時から始まっています。開票状況について選挙管理委員会の発表はまだありませんが、NHKの情勢取材や投票を済ませた有権者を対象に行った出口調査などで、自民党の新人で公明党が推薦する金子万寿夫氏が、無所属の元衆議院議員で民主党、日本維新の会、結いの党、生活の党が推薦する打越明司氏らを引き離し、今後順調に票を伸ばすと見込まれることから、金子氏の初めての当選が確実になりました。

金子氏は67歳。

衆議院議員の秘書を経て鹿児島県議会議員を6期務め、この間、県議会議長も務めました。今回の補欠選挙は、大手医療法人「徳洲会」グループの選挙違反事件に関連して、自民党を離党した徳田毅前衆議院議員が辞職したことに伴って行われました。去年夏の参議院選挙後初めての国政選挙となり、各党は、安倍政権の評価を問う選挙と位置づけ、激しい選挙戦を繰り広げました。金子氏は、安倍政権の経済政策=アベノミクスの効果を地方の隅々にまで行き渡らせるなどと訴え、自民党の支持層や推薦を受けた公明党の支持層を固め、初めての当選を確実にしました。



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/696.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 慰安婦問題「胸痛む」=安倍首相(時事通信)ーオバマ大統領の「慰安婦は甚だしい人権侵害」発言について問われての返答
「慰安婦問題「胸痛む」=安倍首相
時事通信 4月27日(日)15時42分配信
 安倍晋三首相は27日午後、オバマ米大統領が朴槿恵韓国大統領との会談後に旧日本軍の従軍慰安婦問題を「甚だしい人権侵害」と発言したことについて、「筆舌に尽くし難い思いをされた慰安婦の方々のことを思うと本当に胸が痛む思いだ」と述べた。その上で「今後とも日本の考え方、取り組みを説明してまいりたい」と語り、両国をはじめ国際社会の理解を得られるよう努める考えを示した。
 首相は「20世紀は女性をはじめ多くの人権が侵害された世紀だ。21世紀はそうしたことが起こらない世紀にするため、日本も大きな貢献をしていきたい」と強調した。視察先の岩手県岩泉町で記者団の質問に答えた。」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140427-00000029-jij-pol

関連
《ネトウヨ発狂》オバマ大統領、米韓首脳会議で慰安婦問題を「おぞましい人権侵害」と批判!日本に牽制も!
http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/651.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 4 月 26 日 13:32:38: igsppGRN/E9PQ
http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/697.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 「(TPPについて)オバマ大統領に国内をまとめる力が今のところない」のは本当のこと。議会の7割が反対だから。
麻生財務相の「(TPPを)オバマ大統領にまとめる力がない」発言が物議をかもしているようだが、この発言は何も根拠がないわけではない。
>麻生副総理は「(答えを)出せるほど、国内でオバマ大統領が全部まとめきれるほど今は力がないだろう。甘利明TPP担当相とフロマン米通商代表部(USTR)代表でまとまっても、アメリカの議会で通る保証はない」と述べ、交渉がまとまらない背景について米国側の事情を指摘した。

<参照>
麻生副総理、TPP交渉で「オバマにまとめる力ない」 官房長官、火消しに追われる(J-CAST)
http://www.j-cast.com/2014/04/25203289.html





http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/698.html
記事 [政治・選挙・NHK164] 強気の安倍氏と背水オバマ氏 幻の「サシ会談」(日経)
すし店での夕食も米側の要請で6人になった(23日、東京・銀座)=ロイター


強気の安倍氏と背水オバマ氏 幻の「サシ会談」
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS2600T_W4A420C1PE8000/
2014/4/27 2:00日本経済新聞


 オバマ米大統領の離日直前まで環太平洋経済連携協定(TPP)交渉が続いた日米首脳会談。その舞台裏を振り返ると、11月の中間選挙を前に業界団体の圧力で背水の陣を敷くオバマ氏と、高い支持率を背景に強気の姿勢を崩さなかった安倍晋三首相の姿が浮かび上がる。日本側は大人数の首脳会談とは別に一対一による「サシ会談」を米側に提案し、首脳間の強固な絆の演出にこだわったようだが、幻に終わった。

 ■安倍氏、強い「絆」演出へ打診

 「すし店ではなく、ホテルで夕食をとりながら話し合ってはどうか」。大統領の来日が23日夜と決まってからも、米側は度々、日本側を困惑させた。東京・銀座の高級すし店で首相が大統領をもてなす形の会食を提案した日本側に対し、米側は実務的な会食を主張していた。

 日本側は当初、首脳同士とケネディ駐日大使、佐々江賢一郎駐米大使の計4人での会食を想定していた。ところが土壇場で米側から、オバマ氏の側近で日本への厳しい姿勢で知られるライス大統領補佐官を加えてほしいとの要請があり、日本側のカウンターパートである谷内正太郎国家安全保障局長を呼び、通訳を除いて計6人となった。

 支持率が4割台に低迷し、国内では早くもレームダック(死に体)と指摘されるオバマ氏。最も避けたいのは11月の中間選挙で敗北し、残る任期で何もなし遂げられなくなることだった。シリアやウクライナ情勢などへの対応で威信が低下したオバマ氏にとって最後の成果となり得るのがTPP。来日でその道筋をつけることへの強いこだわりがあった。

 「米国の豚肉業界は日本と違って政治的に本当に強力だ」「自動車産業を敵に回しては米国では選挙はできない」。23日夜のすし店での会合。オバマ氏は側近のライス氏の顔を見ながら時折、弱気な嘆願調になったという。場を和ませようとして首相が「ケネディ大使は日本では人気が高い」と水を向けても、オバマ氏は「日本で人気でも選挙の票にはならない」とにべもなかった。

 ■オバマ氏、TPPへの影響恐れ

 すし店での会合後、日本側は24日の首脳会談で「短時間でも二人きりになれないか」と非公式に打診したが、米側は共同記者会見の時間などを理由に断ったとされる。

 2009年、当時の鳩山由紀夫首相が日米首脳会談の際に「二人だけで話せないか」と突如、オバマ氏とのサシ会談を提案し、米側が約10分間のサシ会談を受け入れた。このため日本側には「TPPという機微に触れるテーマがある時ほど、二人きりの話し合いに応じてもらえる」と期待する向きもあったが、米側の態度は硬かった。

 日本側はあきらめず、オバマ氏の視察などに首相が同行する案を急きょ検討。02年に当時の小泉純一郎首相とブッシュ米大統領が明治神宮で流鏑馬(やぶさめ)を楽しんだことがあり、「安倍首相も今回、流鏑馬の見学に同行できないか」と米側に打診したが、これも拒否されたという。

 首脳同士が二人きりになれば事務レベルや閣僚レベルではできない本音の話ができると踏んだ日本側。TPPを単なる通商交渉ではなく、日米同盟の柱として首脳同士の信頼関係に望みを託そうとしたが、オバマ氏は最後まで二人きりで腹を割って話す場を避けた。

 甘利明経済財政・再生相とフロマン米通商代表部(USTR)代表によるTPP交渉が大詰めを迎えていたため、オバマ氏は一対一の頭越しの首脳決着が、交渉に何らかの影響を与えてしまうと懸念したようだ。

 オバマ氏が羽田空港を飛び立ったのを見た日本政府関係者はこうつぶやいた。「アボット豪首相にトルコのエルドアン首相……。個人の信頼関係に基づく外交を築くのが安倍首相のやり方。オバマ氏ともそうなれれば良かったのだが」



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/699.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 未来の党はどうなったの?みどりの風は?衆院選では未来の党だった生活の党は?○○党は候補を下ろせと言ってた人は?
























http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/700.html
記事 [政治・選挙・NHK164] 寿司屋の件でまたまた馬鹿を晒したネトウヨ!(simatyan2のブログ)
寿司屋の件でまたまた馬鹿を晒したネトウヨ!
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-11835173851.html
2014-04-27 16:55:44NEW ! simatyan2のブログ


オバマ大統領が安倍総理の案内した銀座の高級寿司屋すきやばし
次郎、そこで半分も残したことがネトウヨには余程堪えてるのに、また
更に発狂させるような情報が出ています。

オバマ大統領が安倍総理と次郎で寿司を食べる前に、同じ銀座の
高級寿司店「銀座久兵衛」に寿司の出前を頼んでいたというのです。

http://www.lifeshot.jp/files/photos/1306059992/1398584339_o.jpg

twitterのソースからTBSが取材を入れてわかったそうです。

TBSですから多少引いて見なければなりませんが、「久兵衛」も
ミシュランから星を貰ってる高級寿司店ですから嘘を言うはずもなく、
実際、伝票も残っていて番組内で見せていたそうですね。

このオバマの行動には様々な憶測が出来ると思いますが、要するに
安倍晋三と楽しく語らいながら食事をしたくなかったと言うことです。

いわゆる日本、特に安倍流の「おもてなし」が通用しなかったという
ことになります。

つまりオバマは最初っから安倍総理との会談は事務的に処理する
つもりだったとともいえます。

また駆け足で日本で安倍総理との会談を済ませたオバマは韓国に
行き、朴槿恵大統領との会談で、

「慰安婦問題は、おぞましい人権侵害である」

と表明しています。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20140425-00000071-nnn-int

このオバマの安倍への仕打ちについて、前回同様ネトウヨたちは、

・はい、オバマアウトw

・戦慄する頭の悪さだな。このアメリカ大統領

・次郎に行かれた事が悔しかったんだろうけど、客の事情をペラペラ
 喋るようじゃ、久兵衛はもうVIPから信用されないね

・店の作りやら周囲の環境やら色んなものも考慮にいれるのに
 「二郎の方が安い店だからうちは選ばれなかった」とか公言しちゃう
 のってマジで思考停止だと思うわこの店
 国賓待遇で招待した相手に数万程度の差なんて気にするわけない
 のに 意味不明なリークもしまくってるしどんな恥ずかしい土人が経営
 してんのここ

・数年前までは銀座久兵衛デデン!って感じだったのに
 次郎にミシュランで負けたり嫉妬で憤死寸前なんだと思う

・口の固さも値段に入ってんじゃねえのか?
 これじゃ弁当屋じゃん

・オバマ小物すぎwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

・客のマイナスにしかならんことを言うとは…チェーン店のバイト
 店員と変わらないな。

・寿司食おうが食うまいが、もうオバマは駄目
 観光で来るなら歓迎だが政治家としてはもう無能過ぎる
 もう一般人に戻るべきだ

・こんな国賓の話しをペラペラ喋る店は下品な印象だわ。
 しかも明らかにジロウをディスるとか人間性も低過ぎる。

など「久兵衛」とオバマへの恨みたらたらの半狂乱ですね。

しかしこの連中は「久兵衛」をけなすことがブーメランのように
安倍晋三に跳ね返ってくると言うことがわかってないようです。

この「銀座久兵衛」と言えば安倍総理御用達、安倍晋三の行きつけ
の店だからです。
http://gendai.net/articles/view/news/149719

安倍晋三お気に入りの店を悪く言うことがどういうことか・・・。



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/701.html

記事 [政治・選挙・NHK164] 「実際は、TPPは20以上の分野があり、そこですでに売国は終わっている:兵頭正俊氏」(晴耕雨読)
「実際は、TPPは20以上の分野があり、そこですでに売国は終わっている:兵頭正俊氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/14032.html
2014/4/28 晴耕雨読


https://twitter.com/hyodo_masatoshi

TPPは、いずれ参加が決まるだろう。

これまでの安倍晋三の政策をみると、国家戦略特区はまさにTPPの先取りだから。

宗主国にいわれたことを、格好つけて、自主的にやっているのが実際である。

売国を、もっとも歴史修正主義者の安倍晋三がやるところに、この国の政治の劣化が極まっている。

今回のオバマ訪日では、TPP参加の終幕で、自民党は票田の農家のために頑張った、という物語が作られた。

ということは、TPPは決まるということだ。

実際は、TPPは20以上の分野があり、そこですでに売国は終わっている。

よくも豚肉、車でごまかされるものだ。

言葉(プログラム)に間違いを許さぬなど、現実を知らない者たちの暴走である。

国語辞典の編集者やプログラマーでさえ、最後は間違い(バグ)の存在を確信しながら、完璧はないという判断で、最終稿とする。

後は指摘される度に、修正の作業になる。

理研の石井俊輔には、モラルが欠けている。

理研の石井俊輔は、自分がやれていないことを小保方晴子には強制して断罪した。

ひどいものだ。

ただ、こういう教師は、うじゃうじゃいる。

石井は「10年前のルールでは(切り張りは)問題ないと判断していた」と。

よくいうよ。

どこまで傲慢なのか。

モラルなきシニアがモラルでジュニアを斬っている。

理研の石井俊輔の不正。

これは前代未聞なのではない。

日常茶飯事なのだ。

石井は、自分がやっていることを隠して小保方晴子をバッシングしたので、ひどいことになった。

こういう手違いはよく起きること、で現実に立脚したらよかったのである。

ほんとうにモラルのない、愚かな男である。

小保方晴子バッシング祭り。

誰もが理解しやすいモラルを神輿に乗せる。

ネットでたきつけ、祭りをやって、フォロワーやアクセス数獲得に狂奔した。

祭りを煽った連中が、しきりに数字を自慢するのはその目的のためだ。

つまり神輿を担いだ連中に、もっともモラルが欠けていたのである。

「切り張りは研究者を錯覚させる危険性がある」。

これは理研調査委員会の石井俊輔の、小保方晴子を不正と決めつけた言葉だ。

自分の非は差し置いて、他人はどのようにも厳しく指弾できる。

これは、石井に哲学的に、さらに思想的に物事を深く考える時代がなかったことを物語る。

理研改革委員会の岸輝雄委員長は、「脇が甘いと取られても仕方がない。

不正または問題ありと認定されれば、調査委の権威にかかわる大問題だ」。

「脇が甘い」ではない。

現実を隠すからおかしなことになるのだ。

小保方晴子は騒がれる前に自主的に取り違えを申告したが、石井は騒がれてからだった。

「おれたちは偉いんだ」。

空虚で権威主義的な建て前ばかりでやるから、人を裁く資格もないくせに裁き、職まで奪おうとする。

現実を見られなくなっている。

武田邦彦は、現実から出発した科学論を展開している。

モノが違う、という感じだ。

優れた科学者には宗教も哲学も文学も備わっている。



http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/702.html

   

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