人類が他の惑星や衛星を探索し
生物のDNAを解析し
細胞から生物個体を再生し(?)
巨大な加速器で未知の力を探求する
そんな巨額の資金と設備・機器がないとやっていけないバブリーなビッグサイエンスだらけの科学・科学技術の世の中で、こんなホノボノとしたスモールサイエンスがあるなんてホッとします。
子供の頃見た映画で、連合軍(独軍かも?)パイロットがアフリカの砂漠に不時着、飲み水も無い中でパラシュートの繊維を使い、昼と朝の寒暖差をりようした結露水を集めて生き延びていた映画がりました。
なかなかカシコイ方法だと感心してことがありました。
シューマヒャーも大喜び! まさに「スモール・イズ・ビューティフル」、デザイン的にも美しい。
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電力不要で低コスト。大気中の水を集める大型給水塔が果たす役割 (wired)
http://wired.jp/2014/04/06/warka-water-africa/
大気中から、1日25ガロンの水を集める給水塔。-「WarkaWater」
「この給水塔は、ふたつの部分から構成される。まずは、イグサ(もしくは竹)を編んだ格子風の外骨格があり、その内側に、オレンジを入れるようなブラスティック製の網が入っている。ナイロンとポリプロピレンの繊維でできたこの網で、大気中の水分をとらえるのだ。網についた露の水滴は繊維を伝い、給水塔の土台部分にあるボウルに集まるという」
「水不足といえば井戸を掘ることを考えるかもしれないが、岩盤でできたエチオピアの台地に深さ450mもの穴を開けるにはあまりにもコストがかかる。WarkaWaterの場合、給水塔の製作費用は1基あたりおよそ550ドルで、4人で作業すれば1週間以内で完成させることができる。ヴィットリ氏は、エチオピアに自生する樹木である『ワカ』の木からヒントを得て、この給水塔を考えた」
「(こうしたシステムは)世界で最も乾燥した地域で空気中の水分を集めて生き延びている特殊な植物や昆虫からヒントを得た技術だ。普通の網は、薄い霧に含まれる水分の約2%しか集められないが、MITの研究チームは、網目の細かな網であれば、同様の霧から10%以上の水分を引き出すことができること、さらに、複数のネットを重ねることでより多くの水分を集められることを示した」
- WIRED | 電力不要で低コスト。大気中の水を集める大型給水塔が果たす役割 http://bit.ly/1e0FoSF
http://www.asyura2.com/14/genpatu37/msg/517.html