「民主党をたたき倒して、日本の政治は良くなると思いますか」と問いかける民主党の辻元清美衆院議員=JR有楽町駅前、安倍龍太郎撮影
「アベノミクスは見せかけの景気」 民主・辻元清美氏
http://www.asahi.com/articles/ASG4J6F34G4JUTFK014.html
2014年4月17日00時31分 朝日新聞
■辻元清美・民主党衆院議員
アベノミクス。私はこれは単なるバブルだけではなく、見せかけの景気だと思う。戦後六十数年間、自民党がほとんどを仕切ってきた。自民党が仕切り倒して1千兆円の借金を増やし、安倍政権になってから国債の発行が90兆円近く。借金をばらまき、株価をつり上げているのが実態だ。
たった3年3カ月、民主党が政権取って、その3年3カ月がけしからん、けしからんと言って、民主党をたたき倒して日本の政治は良くなるのか。もう一度考え直していただきたい。
私たちは特に、派遣やパートやしんどい思いをしている人、親の介護で将来不安がある人、子育てに金がかかる、家賃も高い、家のローンも払わないといけない、そんなしんどい思いをしている人たちとともに歩んでいきたい。働く人の味方は誰なのか、もう一度考え直していただきたい。(東京・有楽町駅前の街頭演説で)