福島第一原発、海に放出する予定の地下水から相次いで放射能を検出!トリチウムを1600ベクレル!5ヶ所の井戸で100ベクレルを超える!
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2014/04/17 Thu. 22:00:31 真実を探すブログ
東電と政府が来月に実行する予定の「地下水バイパス計画」ですが、放出予定の地下水からは相次いで放射性物質が検出されています。東電が4月17日に発表した「福島第一地下水バイパス揚水井分析結果」によると、12ヶ所の井戸で水の汚染調査をしてみたところ、1ヶ所から基準値を超える高い濃度の放射性物質を検出したとのことです。
基準値を超えたのは最も南側にある「No.12」と呼ばれている井戸で、1リットルあたり1600ベクレルの放射性トリチウムを検出しています。また、基準値は超えていませんが、合計で5ヶ所の井戸からも100ベクレル以上の放射性物質を検出していることが明らかになりました。
今回の調査結果は改めて福島第一原発の地下水が汚染されている事を証明したと同時に、地下水バイパス計画の危険性を示したと言えるでしょう。東電は「基準値以下は放出する」と言っていたので、基準値を超えた井戸をどのように扱うのか気になるところです。
☆福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果
URL http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/2014/images/pump_well_14041701-j.pdf
☆井戸1カ所でくみ上げ停止=地下水放出、基準値超―福島第1
URL http://jp.wsj.com/article/JJ11218858799618834763017596447880578550483.html
引用:
東京電力は17日、福島第1原発で汚染前の地下水を海に放出する地下水バイパス計画について、くみ上げ用井戸のうち1カ所で15日に採取した水から、放射性物質のトリチウムが1リットル当たり1600ベクレル検出されたと発表した。放出の基準値は同1500ベクレル未満で、東電はこの井戸のくみ上げを停止し再調査する。
計画では、12カ所の井戸でくみ上げた地下水を一つのタンクにため、基準値を下回っていることを確認して海に放出する。
:引用終了
☆福島第1原発汚染水問題 東電、「地下水バイパス」開始(14/04/09)
福島第1原発で、地下水が原子炉建屋などに流れ込み、汚染水が増え続けている問題で、東京電力は、汚染される前に地下水をくみ上げ、海に放水する「地下水バイパス」を開始した。
地下水をくみ上げる井戸は、原子炉建屋4号機から300メートルほどにある。
福島第1原発では、1日400トンの地下水が原子炉建屋に流れ込んでいて、汚染水が増え続ける要因の1つとなっている。
9日に始まった地下水バイパスでは、数百トンの地下水を建屋に流れ込む前にくみ上げ、1カ月ほどかけて、水質を分析し、問題がなければ、海に放出する。
海に放出することを前提とした地下水のくみ上げは初めてとなる。 (福島テレビ)